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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

開店宣言!
ようこそ!

ロード・ピスト系自転車に興味がありながらも、入手方がわからない、値段の相場が分からない、その他の事情により購入を躊躇されている方々に、まずは一台!実際に乗ってみませんか?を合い言葉にご提供、ご相談に乗らせていただくために開店しました。

まずは初心者の方々にメンテナンスをしながら、気長に乗っていただける自転車をご提供いたします。フレームの持ち込み、ちょっとしたメンテナンス、改造、ご相談など気軽に応じさせていただきます。

また、中級者・上級者の方々のコンポ・フレームの乗り換え、手組による決戦ホイール組みもやります!その他イベントなどのソフト、自転車保険など、色々なサービスのご提供も考えています!と、いうことで、よろしく!

ホームページはこちら!
      

10年以上の継続使用と継続メンテ 今回は気合入り



 これ今を去る十ちょっと前くらいかな?青鬼という名前で世に出した、一応当店オリジナルということになっているピスト車体なんだが、持ち主の方に非常に愛用していただいてます。

 まず継続している使用ですね、通勤とかでほぼ毎日利用してもらっている。

 そして、次が大事なんだが、二三年に一度総メンテということで、持ってきてもらえるんですねえ。

 総メンテと言っても、ピストは部品点数が少ないので、そう大したことにはならない。

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 BBのチェック、または交換。チェーンの交換といいオイルの注油。

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 ワイヤー類の交換と言っても、ブレーキワイヤー二本ぶんね。

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 ブレーキの洗浄や注油にシュー交換。

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 前後ホイールのフレ取り、

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 増し締めをして、強度を上げてみたりと言うようなことなんだが。しかし、当店がすすめたDTの名作585がまだ現役で走っているというのは、感慨深い。シューによりリムの接触面が削れているんで、今後はその進行具合もチェックしていかないと・・・なんだが、まだまだ行けそうだ。

 まあ、その辺をしっかりやると、二三年はほぼメンテフリー(タイヤ交換・チューブ交換は除く)で乗れてしまうのがピストのいいところでもある。

 通常ならそこでお返しするところだが、この方、ご自分でも自転車の要所をチェックする方で、今回はホイールの、正確にはハブの回転のガタと、スカスカ感に違和感をもって来られたんであります。

 たしかにむき出しにシールドベアリングが10年回転していたら、それはもうソロソロ来てもおかしくはない。

 では、ベアリング交換も今回は気合い入れてやることにしましょうか?

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 ナット類をすべて外して見るに、一見なんともないようなんだが、シャフトをいじるとガタがあることがわかる。手でわかるのであれば、乗ったらもうガタガタなのは想像つく。では、まずシャフトを外そうね。

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 シャフト自身の方に虫食いのような損傷があるとなると、事は面倒くさい。シャフトはハブメーカー独自のものだから、スモールパーツとしてそこから引っ張ってこないといけなくなる。

 まあ、昨今シマノじゃあるまいし、シャフト単体で出荷してくれるなんてことを他のメーカーに期待することはほぼないと見たほうがいいだろう。

 しかも、今や何処のメーカーも既存のパーツ製造でてんてこ舞い状態だろうから、工場見学でも行って、これ一本売ってください・・・とかいうウルトラCでもやらない限り、そんなことは無理でありましょう。

 でも心配はありません。虫食い等の玉押しやシャフト方面に損傷を与えるのはボールベアリングの方で、この手のシールドベアリング形式では、中々そんなことは起こりにくいんであります。そんなことが起こる前に、何処かが先に壊れるでありましょうから。

 なので、ここは一般部品であるシールドベアリングの交換で事足りるということですね。たぶん。

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 サイズを測って発注すると、一般部品として入手可能です。ただし!カンパなどが一般部品よりも一ミリ薄い規格なんて特殊なものを使い始めると、その会社から買わざるを得ない・・・。この野郎!という状況です。

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 このようにハブ側のソケットにしっかり合わせて、曲がらないように・・・


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 長ナットをスライドハンマー代わりに使って打ち込んで、

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 すべてを元に喉して、終了。回転の滑らかさを回復して、油抜きのスカスカ感もなくなって、回転だけは新品同様になったというわけです。
 
 ハブメーカーのノバテックさんも、適正価格でいいもん作ってくれています。本当このハブでのトラブルってないもんね。タンデムトラックの練習用ホイールで使って以来、その信頼は変わっていない・・・、アテネオリンピックの頃だったな。

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 オオ、しっかり収まっているね、後十年頼んだよ!

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 塗装はあちこち禿げてはいるが、まだまだ鉄フレームとしてはフレッシュで、名ホイールDTとも相まって、相変わらず伸びのある走行を実現してくれている。

 それを支えるのも、二三年に一度の総メンテにかかっているともいえると思うね。

 しかし、ありがたい!10年以上愛車として乗り続けていただいていること、そして定期的なメンテのご依頼・・・、こういうお客さんに守られて、当店も曲がりなりにも自転車屋として有り続けていられるんでしょうな、ありがたや、ありがたや!
 

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検証 お手上げパンク その後・・・



 イヤー、気合バリバリで行くはずだった、高尾の霊園であったが途中のお手上げパンクにて、中止と、臨時昼食会と、車で送られるという体たらく・・・、でありましたな。

 今までパンクの修理は・・・、そりゃ仕事の一部なんで、何千?とやってきたかとおもいますが、

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 今回はマジでお手上げでありましたわね。手も足もでない、一時間近く粘ったが解決できずじまいだった、そこでその検証というか、一体何が起こったのか?ということを残留物を手がかりに考えてみよう・・・。

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 内部パンクということで、リム内のスポーク通し穴を埋めるべく、既存のテープの上からビニールテープを巻いたんだが、その厚みがタイヤのビードを落とせなくし、結果タイヤがリムを超えられない、装着できない状況だったわけだ。

 これと同じ施工した、後輪を見てみよう。

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 タイヤチューブを撤去してリムテープを観察すると、流石に8気圧以上で押されたリムテープがスポーク通し穴を深いクレーター状態にしている。

 一つ一つのクレーターを観察してみると、

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 このように、穴を完全にカバーしきれていない状態のものがある。

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 これなど後コンマミリズレたら、その穴からチューブがより内部に侵入して餅が膨れる状態になって、破裂を起こすだろう。この辺も次のパンクの予備軍だっというわけだ。

 で、そのテープなんだが・・・、

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 剥がすとこうなっている、実はテープが二重になっているんだが、その下地になっているのが、

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 一応実用車などでは全く問題なく使えるリムテープではあるが、やはりスポーツタイプの高圧には向いていないということだろう。

 これをジグザグに穴を埋めるように貼った後、ズレないようにビニールテープで二重に止めたんだが、それをもずらす程の高圧と走行時のチューブのヨレなんだろうな、と推測できる。

 もともとこのホイールは650Cようなので、これピッタリのリムテープがなかったことに今回の事案は起因する。本来なら・・・、

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 この手の分厚く丈夫なリムテープをちょん切って使うべきだったんだろうな。なかったとはいえ・・・。反省・・・。

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 これが650C用の専用のリムテープ。こいつを装着すると、

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 強度といい、薄さといい絶妙なんだろうと思う。かつてミシュランが非常に硬いリムテープを作っていた、ほとんど伸びないプラスチック状のものだったが、あれは頑丈だったなあ・・・。はめるのは苦労したが。

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 このリムテープを入れた後、タイヤ・チューブを入れる、まあ、硬いがなんとか入る、この状態なら外でも可能だろうと確認。

 しかし、この辺のことは熟知していたと思っていたんだが・・・甘かったな。今回出発した車体で帰らないなんて前代未聞なことが起きたのも、この甘さが原因だろう・・・、再度反省。

 リムテープの重要さは知っているつもりだったが、あくまでもつもりに過ぎなかったというわけだ。再度再度反省。

 あと、カーボンリムだと、どうしても硬質プラスチックのタイヤレバーでないとダメかと思ったが、使い方次第だが、鉄のタイヤレバーも十分使えることが判明。流石にお客のはやらないかもしれないが、自らのカーボンリムだったら、鉄レバーで十分対応できるということも確認できた。

 まだまだ、学んだことより、今後学ぶことのほうが多いんだろうなあ・・・と、再度再度再度反省した次第である。

懸案の台湾一周号 フロントメカがどうにか決まってきたかな?



 先日この、台湾一周号を引っ張り出して、浅草の自転車パーツ合同展示会に行ってきたんだが、久々乗って、まだ課題のあることを実感。

 そもそもフロントメカのワイヤーを切っていなかったというのが、何時でもしっかり調整できるように、ということで懸案として残していたわけだが、やはりちゃんと走るとなると、フロントメカとチェーンの摩擦音は耳障りなもんで、こいつをやっぱりどうにかしないと、前にはすすめない・・・ということで、重い腰を上げて取り組もうということに。

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 そもそもどなたかが置いていったダホンのフレーム、もともと小径には興味のない店主からすれば、放って置いておいて、誰かがそれに気づくなりして、依頼されて不承不承何か手を付けるというのがパターンだったろうが、今回は違ってしまった。

 もし台湾を一周できるような状況が戻ってきたら、一体どんな自転車で行く?収納やその他も兼ねて、最も現実的な自転車は?となると、ダホン系の小径車って、マジで取り組めばそこそこ走るでしょ・・・。ブロンプトンは内装だったりして、ギア比が少ない・・・。

 モールトンなんて、盗難が怖くてオチオチ置いてけない。そんじょそこらの安い折りたたみなんて、車に積むこと前提で重くて、走行性のも大変低い・・・となると、ダホンぐらいしかないんじゃない?

 と、そんな思考実験していた時、ふと足元に置かれていたこのダホンフレームが目にとまった。こいつでやるか・・・ということなんだな。

 まあ、その際いろいろ課したことはあったが、まずはあのパタンと畳めるハンドルはダメ。あれ怖い、単純に怖い。勿論安全ではあるのはわかるが、店主は生理的にあれが苦手、なので折りたたみを意識した別機構でやりたい。

 そして、後は前一枚が主流の小径に、イエ!前は二枚で攻めます!と願をかけた。

 かけながらも面倒なこと課してしまったと・・・とこのあと暫く後悔することになるが、実現できればそれだけ腕が身につく、悪くはないだろう。

 ということで、暫定的完成を繰り替えしながら、なんとか形にしてきたわけなんだが・・・。

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 まず、前二枚用として設計されてはいないだろうダホンに、後から二枚にするなんていうのがもう無理な相談。でもやる。やってみることに。

 暫定的には、前二枚化は成功して、シフトも可能となったんだが、チェーンとフロントメカとの摩擦音がなんとも消えない・・・。これが神経に触るんだな・・・。

 なんとかしないと・・・と思いつつも、先延ばしにしたんだが、先日の浅草行でやはりなんとかする・・・、もし駄目なら、潔く負けを認めて前一枚にしてやる・・・という意気込みで、再調整。

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 まずはそれまで付いていた、センサーのフロントメカだが、お前は剛性がないので、今回は降りてもらうことに。

 小径はロードと比べて、リアが狭く短くできているので、チェーンのラインがなだらかでない、大変癖のあるラインを取らざるを得ないので、剛性がなく、パンタグラフの狭いセンサーはどうやっても音鳴りの解消ができないと判断。

 降板へ。そして代わりにでてきたのが・・・、

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 こいつ、旧105のフロントメカ・・・なんで?と思われるだろうが、これは単純、当店に在庫している中古のフロントメカの大半がバンド式のもの・・・、直付け台座に付けざるを得ない今回の場合には、そのバンドが不要なのわけで、そうなると結論からして、こいつしかなかったというわけ。

 剛性は上がったが・・・、やはりパンタグラフの幅が狭すぎる問題は解消できなかったので、こいつも却下・・・。

 そうなるともうお手上げ?

 いえ、パンタグラフの幅広のフロントメカは実はある!今や絶滅種に入りそうな勢いだが、確実にある。それは、前トリプル用のフロントメカ、それそのもののことだ。

 そうしたら、なんと新品で直付け用フロントメカトリプル用のものが二個も出てきたぞ!一体何考えて、店主が在庫したんだか、記憶にないが、まあ、ものが目の前にあるなら、使わないわけにはいかない。

 では、早速・・・。

 で、結論からいうとなんとか付いて、音鳴りもほぼ解消ということになったんだが・・・まあ、大変だったわね。

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 取り付け方によっては、クランクとフロントメカの肩が干渉するなんてことも起きた。狭い中にゴチャット詰め込むのでいろんなことが起きる。大体クラリスなんて、ロード向きに設計されているんだろうから。

 そういう課題を一つ一つすり抜けて・・・、

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 怪しい外付け台座のアダプターをしっかり取り付けて、そのまま立ち上げると先のクランクとの干渉になるのと、フロントメカの位置の影響で、ギアがトップに近づくとチェーンとフロントメカが側面でないところで干渉するという致命的な状況になります。

 なので、

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 更に一枚こんなアルミ金具を噛まして固定しないといけません。支点から遠ざかるとどうしても剛性が落ちる、それを鬼じめして、剛性を上げる。

 パンタグラフの幅があるので、調整は順調に進んだんだが、またしても弊害が・・・。なんと今度はフレームの一部とフロントメカの最上位が干渉、チェーンが下におちない・・・という事態に・・・。

 ま、最後まで揉めてくれるよね・・・。

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 わかるかな?仕方ないので、フロントメカの干渉部分にヤスリがけをいて、削ることに。フレームを削るわけにはいかないので、影響でない程度にフロントメカの頭部にヤスリがけして、干渉を解消、これでやっとなんとか、音鳴りの解消・・・ということになりました。

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 手間かけさせやがって・・・。これで実走して、足で体重かけてどうなるかなんて試して、再度調整なんかして、そろそろ完成かな?というところまでやってきた。

 これでハードとしての台湾一周号は実現に大分近づけた・・・。後は、このコロナってやつがどう転ぶか?というところにかかっている、一体何時実現できるやら。

 まあ、マジ手間がかかったんで、ダホンで前二枚にしたいという依頼がっても、どうしようかな・・・・と悩むかもしれないが、ここで公開した内容はいくらでもパクって頂いて構いませんから、各自頑張ってみてください、どうしてもダメ・・・というのであれば、なんとかしないとも限らない・・・。そんな程度にお考えください。

 やれやれ・・・

薪の次は煙突だった・・・



 先日は薪の話なんかをいたしましたが、薪ストーブといえば、もう一つ懸案というか、切っても切れない話があるんです、それがこの煙突なのであります。

 チムチムチェリーではないが、煙突掃除というのは、忘れがちながら、実は大変重要な作業なのであります。この作業をおろそかにすると、最悪の場合煙突内火災みたいなのが起こる。

 そこまでは極端としても、なんかストーブの周りがやけに煙くなってきたなあ・・・というと、大体煙突内に煤やら灰やらが溜まってきているという証拠なのであります。

 そろそろ来ているなあ、煙が上昇しないでこっち側にあふれてきているぞ・・・。では覗いてみるか。

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 この縦煙突は一番熱源に近いため、煤自体も焼けやすいんだろうね、大したつまりはない。ところが、

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 こちらの横煙突は、横という悪条件も重なって、ここにいろんなものが貯まるというのは昨年も経験済み、しかも熱源から遠くなればなるほど、煤や灰その他が溜まりやすくなる。

 そいつらを外して見るに、やはり奥が一番詰まっている、これなら煙も逆流するわ、しかも外の縦煙突から雨水が侵入してか、もう泥のようになっていた。

 煙突外して、それらをこそげ取ること約一時間。

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 これだけの煤が取れた、逆にこれだけ詰まっていたら、煙も行く場を失うよね。

 ということで、一見落着したかに見えた。

 火をつけて、流石に吸い込みもいいし、煙突掃除効果抜群と悦に入っていたんだが。

 その翌日・・・、なんか様子が変だぞ。煙は前にもまして逆流していくし、不思議なのは煙突の結節点から黒い水がポタポタたれ始めてきたことだ。

 こんなことは今までなかった。

 新潟のような雪国、湿気のある気候の煙突は結露を繰り返している内に、その水が煤を溶かし込んで濃い茶色の液体となって煙突から溢れてくる、それをビンにとってためておくんだな。

 それを千倍とか薄めて、農作物にかけると天然の農薬になるということは知っていたが・・・、湿気の少ない東京の冬になんで?

 その内煙の逆流も半端なくなり、これは煙突内に何かが起きている、でも昨日掃除したのに・・・、そうか!外立て煙突については手付かず仕舞いだった。

 下の煙突を動かしたことで上にも何らかの変化があったんじゃないか?

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 ここが外立て煙突の角、ちゃんとメンテナンスができるように取り外しができるようになっている、そこに厚めのビニールをかぶせてガムテープで止めて、蓋をはすしてみると、ドレ〜ッともうヘドロ化した煤が落ちてきた・・・。

 これか・・・、昨日は確認できなかったが、下を揺さぶったりしている内に、上からも時間差などでドロッと落ちてきたんだろうか・・・、まずはこの辺の回収と、営業時間中なので、中まで念入りに掃除はできないので、取れる範囲の煤を落とすことに。

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 蜘蛛男・・・さながらに煙突てっぺんまでよじ登って・・・、

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 柔らかい垂木で、変形しない程度に煙突を叩いて、中の煤を落とし試みた。

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 叩くごとにゴソッゴソッと下のビニールに煤が落ちていくのが確認できる、そして、予想外だったのが、この突先ね。

 こいつはただの雨よけ程度に考えていたんだが、ここにもまた大量の煤が溜まっていたわけだ。途中も相当あったんだろうな、そしてこの先にも大量の煤があったんじゃ、煙もたまんないね・・・。そりゃ逆流するわ・・・。

 何度も叩いている内に、

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 当店周りには人だかりができたとさ。イベントかと思って間違ってはいってきたお客もいたとか・・・。

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 で回収できた煤がこれ、昨日と同じ量だよね・・・、縦でも4メートルあるとこれだけ溜まってしまうんだ・・・ね。

 また日を改めて、ちゃんと専用たわしでもって徹底してやらないといけませんね・・・、反省です。

 で、その後なんですが、ちゃんと煙の通りも良くなって、木酢水も出なくなり、また大勢の方が我の暖を確保できる状態になりました。

 薪は入り口、煤出口・・・、薪ストーブの教訓ですね。あと二ヶ月はまだ活躍してもらうだろうから、ちゃんと面倒見てやらないとね。

祖父から孫へ シルクの行方



 お祖父様が乗っていた、シルクの鉄ロードを高校生の孫が受け継ぐ。当店の最も大事にしている内容のお仕事ですね。

 そのものの整備で・・・というわけではなく、引き継ぐ孫の意見も入れて改造メンテしましょうということに。でないと、二度手間になってしまうこともありうるからね。

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 チューブラータイヤ用のホイール、これをクリンチャー式に変えたい、まあまっとうな改造ですね。ただ、ハブを受け継ぐとなると36Hということなので、リムが二種類に限定されてしまいます。

 ロープロファイルのシルバー、レトロ的なんだが、それとミドルプロファイルの黒リムどっちがいい?というと、後者を選択。

 そして、シフトはどうする?

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 お祖父様仕様はWレバーね、時代的にもこれしかなかったんだが、お孫さんはどうする?手元変速っていう選択肢もあるよ。

 というと、じゃあ、それでということになった。

 いろんなやり方ができるなあ・・・、といろいろ考えた挙句、これで行くことに。

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 クランク、フロントメカはそのまんま。チェーンは新しいね。

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 フロントブレーキそのまんま。レバー変えると二段効きするような感じですよ。

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 リアブレーキものそまんま。こちらも二段効き・・・。

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 サドルもそのまんま。さて、ではどこが変わったか・・・

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 ホイールですね、これも孫の好みでミドルハイトの黒リムで組み直してみた。

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 前後リムとも同じ黒のミドルハイトもの。ちょっとレトロからモダン・・・?に形を変えた感じですかね。

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 実はリアディレーラーは交換してません、正確には調整中・・・でしょう。スプロケは6速から7速のボスフリーにかえました。

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 そしてシフターは、カンパ形状パクリのシフター兼ブレーキレバーを取り付けました。

 その組み合わせには、

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 シフトアップは完璧なんだが、ちょっとダウンが弱い、バネの戻りも弱くなっているのかな?とは思うが、もう少しテンションの調整でなんとかしたい。

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そしてエイドブレーキは、お孫さん直々のご希望であります。なんかこの車体で将来的には仕事にしたい、ということらしいが、細かいことはわからない。

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 ということで、まずは第一弾、お祖父様のレトロ系ロードレーサーが、孫の受け継ぎで、ちょっと好みを載せてまぜこぜ系レーサーへと変身。

 まずはこいつで乗りながら、次なり何なりを考えるのもいいだろう。

 パーツも新旧入り混じってある種メチャクチャだが、これもお祖父様と孫の合作かと思えば、大分微笑ましい。

 そう、こうやって自転車を縦関係に回していくこと、いいですねえ、ある種店主の理想であります。それにはそれを引き受けて、継続させる店なりがないといけません、そういう意味で、まだこんなちっぽけな当店がこの世にあってもいい理由なんだと、思うことにしてはいますが・・・。
 
 今後とも長いおつきあいを!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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