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一癖創作自転車家 狸サイクル 杉並・阿佐ヶ谷・浜田山・荻窪・五日市街道 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 杉並・阿佐ヶ谷・浜田山・荻窪・五日市街道

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

開店宣言!
ようこそ!

ロード・ピスト系自転車に興味がありながらも、入手方がわからない、値段の相場が分からない、その他の事情により購入を躊躇されている方々に、まずは一台!実際に乗ってみませんか?を合い言葉にご提供、ご相談に乗らせていただくために開店しました。

まずは初心者の方々にメンテナンスをしながら、気長に乗っていただける自転車をご提供いたします。フレームの持ち込み、ちょっとしたメンテナンス、改造、ご相談など気軽に応じさせていただきます。

また、中級者・上級者の方々のコンポ・フレームの乗り換え、手組による決戦ホイール組みもやります!その他イベントなどのソフト、自転車保険など、色々なサービスのご提供も考えています!と、いうことで、よろしく!

ホームページはこちら!
      

遺志を継ぐもの達



 日頃の説法姿勢をかわれたか、欧州への三ヶ月の布教を認められて帰国した、高僧の卵であります。

 先日お忙しい中、半日、寄っていただきました。

 仏の国、フランスとオランダを回ってきたようです。

 ことにオランダが・・・すごかったと。すでに仏教者の姿勢としては、日本などはとうのむかしに抜かれている・・・とさえ、言い切った。

 自転車にたとえるならば、自転車競技の本場はヨーロッパかもしれないが、極東に根付いた競輪の歴史もそれなりの展開をしており、独自の自転車競技の歩みを持っている!という自信と誇りに満ちあふれ居てる・・・様なものか。

 曹洞宗の本場は日本かもしれないが、ここオランダでは、教義の上で決して負けていない質量を持っている、むしろ本場などと油断している内にそちらこそ形骸化しているのではないか?というきつい問いを突きつけられてきた・・・という。

 フランスなどは、永平寺などに連れてこられると、その荘厳な形式美に絡め取られる傾向があるとはいえ、オランダは孤高の独自路線が、何とも刺激的であったという土産話。

 店主らは、それに聞き入り刺激を受ける。

 さーて、この高僧の卵。実家大田原で檀家さん達が待つ、そして寺を継ぐという立場でありながら、今後の身の振り方をどうしていくか?もし自由が許されるならば?というこちらの質問に。

 出家の出家をしてみたい・・・と、ボソッという。むしろ座禅を広めたいがため、各地で在家でありながらも細々と座線の会を営んでおられる方々より、大いに学び、自分の行くべき道を見極めたい・・・と。

 と、もう一つ。欧州にて、他宗の日本の若い僧と交流があったそうで、自力と他力について、宗派を越えて夜通し話し合ったという。

 これら二つの話を聞いて、とりあえずは仏教者と自らを位置づける店主としては、ある一つの、とても重要な、形式以前のマグマのごとき新しい仏教の流れの予感がしてならず、うれしい。

 馬の耳に念仏というが、果たして、人の耳に念仏と化していないだろうか?つまりは、現集金システムの確立した「仏教」は人お馬と化してはいないか?ということであります。

 法事でもいい、葬式でもいい、坊さん達が恭しくお経を唱えています、その意味をご存じの方はいますか?それ以前に、どういう意味なのか?ということを疑問に思っておられる方って、どのくらい居るんでしょうか?ひたすらにありがたがっている、だけなのではないか?そして今の仏教界のほとんどがそうした状況を作り、単純再生産することでヨシとしすぎていないか?

 岩波文庫でも言い、法華経、浄土教三教なる書を開いてみて、その現代語訳を読んでみて欲しい。ちゃんと意味あるんですよ!しっかりしたメッセージがあるんです!

 でも、漢語をそのまま音読しているだけで、意味など通じるはずは、通常はありません。それで良いのでしょうか?

 店主は、この高僧の卵がまだもっと若い学僧のころから、お前こそは現代語訳で、読経するものなり、とずっといってきたんでありますが。

 それが独自の形として、結実するやもしれない。もちろんすぐできるはずもなし、そして現実的な制約も山とある、さーてどうするか?これが本当の修行なのではないか?所作と形式を覚えること以上の修行とは、現実の制約を抱えながら、一歩でも自分の理想をどのように形にしていくか?その落としどころをどこに求めていくか?様々な縁を大事にしながら、そこを確立していこうとする課程こそが、真の修業のように思うのだが・・・。

 そして、もう一人。

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 九州に渡った、片腕。

 思えば、上の高僧卵と、この篤農家。ほんの数年前では、ちょいと電話すれば、集まっては語り明かした仲であったのだが。

 二人ともに、2012年、ほぼ同時に、店主の下を離れ、高僧は名古屋へ、篤農家は九州大分へと、居を移していった。

 その喪失感たるや、両腕をもぎ取られたがごとし。

 そして、この二人、今回一週間という短い間に、非常に接近しつつも、ニアミスにて、会うことはできなかった。

 ほんの数年前には、電話一本で、集まれた仲であったのだがなあ。

 何も僧侶だけが得度するのではない、出家するのではない、のではないか?と思う。

 僧侶ならば僧侶として、農業者なら農業者として、そして自転車屋なら自転車屋として、出家することだってできるはずであるし、必要であるなばら、出家すべきなのではないだろうか?

 既存の制度や形式、あり方や展開にひとたび疑問を持ったのであれば、それらをぶちこわす!などという大それたことなど迂回して、別の層を求めて動き出す、という素朴な探求のあり方でいいと思うのだが、そうしたあり方を称して、出家とは言えないのだろうか?

 店主の若いとき大分影響された、詩人の石原吉郎の一行に「革命 ああなんたるおせっかい」というものがあった。確か卒論の後書きに引用した覚えがある。

 この言葉がずっと引っかかっている。

 人々をいやが上にも巻き込んでいくようなおせっかいな「革命」なる動きなどに殉ずる気などは一切無い。

 そんなことより、志を一緒にするものと、それまでとは違う層を求めて、勝手に動き出すこと。面白いと思ってついてくるものあれば、自ら巻き込まれたいというものは拒まず、途中でつまらんと思って出て行くものも追わないし、そしてそもそも興味が無いというものには、目も向けないような自適な動きをしていく。

 そうした動きが続いていくことで、何か起きるかもしれぬし、起きてもすぐに終わるかもしれぬし、実は主流に関しては何も起こらないかもしれないが、とにかく動きを作って行くことを志す。

 単純には、既存の枠から飛び出し別の形を求めて彷徨することをもって、出家といって良いのではないか?

 だとすれば、多くは出家を目指してもよいと思う。

 出家を目指さないものに、隙間は見えてこない。隙間が見えてこないものには、自立、共立はありえないのではない様に思う。

 今の世の中・・・などと大上段に語れるような甲斐性は今の店主にはないものの、これでよいわけはないのはわかる。もっとより良くしていかなければならない、と思う。さて、それはいかにしてか?

 かつての、革命のイメージは、ナイルのごとき大河に対して、それと同規模の運河を人為的に掘り、境を決壊させて劇的に流れを変えていく、という大それたものでありすぎたように思われる。その結果、何のことはない度しがたい常時戒厳令下の官僚国家と成り下がっていったと思う。

 そうでなくて、ある主流と思われている流れに横溝を掘って、別の小さい流れをあちこちで、起こすことなのではないか?ナイル川よりも蜘蛛の巣のごときの網の目であるアマゾン川なのではないか?すべての水が海へと流れるんではなく、ある流れは地下水へ、また別の流れへと合流していくようなそういう静かで根強いイメージなのではないか?などと夢想するのであります。

 各方面で主流といわれる流れから多くの横溝を掘っていくことで、主流と支流の区別すらできなくなっていくような動きを作ること。

 これすなわち、各分野での出家を意味するのではないか?などと思うのであります。

 僧侶は出家の出家を、篤農家は農の出家を、そして自転車屋は自転車の出家を通じて、結果として世がより良いものへとなることをねがう・・・でいいのではないか?

 ここ数日、店主の夢想が過ぎるようだ。自転車業に戻ろう、もちろん出家した自転車業にだ。

それでも乗りたい 愛着それぞれ



 声からして、ちょっとご高齢のご婦人ということがわかりました。

 色々、個別的な問題を抱えているご自分の自転車の事情を細かく、順序もバラバラに必死に訴えるようにしゃべっておられました。

 とにかく、今乗っている自転車に愛着があって、気に入っている、アッチコッチに色々と問題がありそうで、その筆頭はスタンドで、でもなかなかそうした事情を引き受けてくれる自転車屋さんもなく、欲しくもない新車をチラつかされたり、タイヤも問題ありそうだし、でもまだ走るから、変則の方が重くなっている方が問題かしら?ライトもあるんだけど、点灯するのとしないのがあって、かつては後も付いたんだけど、反射板があるからそれで良いのかしら?前知り合いのおじいさん自転車屋さんがあって、そこでは何とかなっていたんだけど、その人がやめちゃって、チェーンカバーもなおしてもらったんだけど、それはそれでいいんで、とりかえなくても・・・。

 こんな調子かな?愛着のある自転車に必死になられている様子が、何ともほほえましくも感じた次第であります。

 とりあえず、持ち込んでください、優先順位順に直していきましょう、ご予算もあることでしょうしね、ということでご来店お待ちしていたんです。

 で、持ち込んでこられたのが、この自転車。相当長く乗っておられるらしいです、すごく気に入っているんで、ずっと乗っていきたいと。なんでこの自転車に愛着を持っておられるのか?ということについては、ご本人以外は知ることはできないし、そんなことは知る必要は無い。

 とにかく、この自転車をずっと乗り続けていきたい!そのご希望だけで、自転車屋としては動けるし、少なくとも当店であれば動かざるを得ない・・・ということでしょうかね。

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 件のスタンド、一本足スタンドで、もう全体が弱くなっています。それが原因で、よく倒れる。共同駐輪場でご迷惑をかけるのが申し訳ない。確かによく倒した跡が、曲がったブレーキレバーに付いていました。

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 自転車の重さを常に支えて、前後に蹴られ続けた人生を送った一本足スタンド君。それはアルミだからか?あちこち摩耗して、締まりも無くなりますね。新しいスタンドは、これから蹴られ人生なんですが、しばらくは大丈夫だぜ!という風格。

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 ぶら下がっているミラー。これはもう使わないので、取り去ります。

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 スッキリ・・・したかな?そしてこのシフターをスプレーオイルで洗浄して、重い動きの原因を取り去っていきます。不思議・・・じゃないんだが、ちゃんと動くようになります。

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 ソケットだけのライト、これもいらないなあ・・・。ということで配線もろとも撤去ですね。

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 うん、まあ・・・、軽量化にも役立つか・・・。

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 その他、チョコチョコチェーン、ワイヤー系などもいじって、調整してみました。

 ほとんど見た目は変わらないが、乗れば、オオ・・・とわかるんじゃないかしら?

 乗り続けたいなら乗り続けられるように・・・。といっても、乗り続けるためには!と大上段に振りかざしすぎても、予算もかかるし、別にこれで日本一周するわけでもない。

 人によって、その自転車にかける愛着と予算というものもそれぞれ・・・あるんでしょう。ある意味縛りの中で、優先順位を決めていく。どうしても、それ以上の時は、予算の再考か?または次回の課題として提案させていただく。

 ある自転車に対しての愛着の話になると、その内容について、ついお尋ねしたくもなります。例えば、ご親族の形見だから・・・、亡くなった祖父からのプレゼントだから・・・。

 もちろん、なるほどねえ・・・と深く頷ける内容のものもあると同時に、ただ何となく・・・、まあ、とにかく乗り続けたい・・・、など、当たり障りのないものから、どうしてなのかこちらが理解できないものまで、本当色々あるようです。
 
 この色々あるという多様性を、そのままにして、それぞれに土足で踏み込むことなく、淡々と「乗り続けたい」というご希望に寄り添うことが、自転車屋の本分なのかな?なんて反省を込めて思うわけであります。
 
 というのも・・・。

 なんか最近、「意見」というものを持ちすぎる、公表しすぎるような傾向がありすぎやしないか?などという「意見」を店主などは持ってしまうこの頃なのであります。

 どうも今の時代は、あのルネサンスのグーテンベルグ印刷機以来の時代の転換期に来ている、という実感をどのくらいの方が共有されているのか?

 同じ書物を大量に複製して世に行き渡らせることを可能にした、情報革命を起こした印刷機の発明。

 これと同じような革命がすでに今起きている。

 この、ネットというやつであります。

 大した資産もないにもかかわらず、個人が「世界」に向けて情報発信をすることが可能となっているこの現状、これを革命といわないで何というか?

 現に、今、この店主も毎月のサーバー使用料のみで、こうした駄文をまさに「世界」に向けて発信できているんであります。ネット環境があれば、カナダでも、タイでも、イラクでも閲覧することができる・・・。

 そう、この環境が整ってしまった今の世の中では、自分の「意見」を「世界」に向かっていとも簡単に公表することができるようになった。

 そして現れた世界が、一体何だ?

 一知半解の知識や情報だけを頼りに、安っぽい浅薄な「意見」をかくも手軽に後先考えずに、無責任に、時に匿名で「世界」にむかって「公表」できるということを可能にしてしまったようなのであります。

 かつて、テレビ主流の時代が来ると喝破した大宅壮一が、状況を「一億総ハクチ化」と称したようだが、これからのネット主流の時代を「一億総○○化」と一体誰が、どう形容するのだろうか?

 日本人の二人の囚われ人を巡って、片方では「自己責任=自業自得」と一つ覚えのごとく叫び、片方では「現政権の失策」と追及するモードとなっているようで。いずれも「限られた情報の中」での判断であるという自覚を持った「意見」が一体いくつあるのだろうか?

 店主は夢を見た。自分が囚われの身である夢を。橙の袋のような服を着せられ、後ろ手に縛られながら、「斬首はたまらん」とばかり、砂漠を逃げまわった。

 普段は仏教者を気取る店主、死に際でもう少し諦めの境地にいくかと思いきや、イヤー、うろたえた・・・。自分でも苦笑しながら、ザクザクと砂漠の砂を踏みしめながら、失禁しながら逃げた。

 その内、斬首を諦めて狙撃してくるだろう、と思った、そして銃弾が頭を貫く様を想像した、即死なんてウソだ、頭蓋骨に銃弾がめり込んでくる音だって脳髄が飛び散る感覚だって、一瞬でも感じるはずだ、そして銃弾が空気を切り裂いてこちらに近づく気配を感じて、目が覚めた。

 仏教者としての修行が足りていないようであった。それより何より、今囚われている二人を思った。そして、すでに斬首された面々。

 そして、そんなことができる彼らが、一体どんな悲しみや憎しみをくぐってきたのか?そこに彼らの人間としての痕跡が見いだせないだろうか?と、寝汗を拭きながら。

 一体何の話だったか?

 そうか、自転車屋の本分の話であった。お客がその自転車にどのような愛着を持っているか?などという内容には一切土足で立ち入ることなく、「乗り続けたい!」という御意思に敬意をもって、真摯に取り組むこと・・・でしたかね。

 一知半解な情報を元に「世界」に向けて自分の「意見」を公表している暇があったら、それぞれの本分に基づく仕事をちゃんとすること・・・かな、耳を精一杯開いて、あらゆる声を聞き入れられる土台を養いながら、仕事に戻ろう!

 仕事を通じて、世の中を少しでもよくしていくこと。体がいくつかあったら、マグレブ系のフランスの若者に、レーサーを中心とした自転車整備を浸透させて、ツールを支える名メカニックはマグレブ系!といわせる流れがつくれたら、彼らは移民であろうがなんであろうがフランス市民として認められて行くであろう。

 いや、まずは膝元の日本で、まだまだできることはあるはずであろう、自転車屋として。

東京電機大学書道部・・・もとい!サイクリング部がなにやら・・・



 この若い学生さんの顔、一発でわかったとしたら、相当の当ブログカルトの方かと思います。

 といっても何度か、登場してくれていましたね。

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 例えば二年半前のこんな写真の中にいます!

 この頃はまだ一年生でしたね。

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 その翌年の五月、長岡市で行われた、タンデムボランティアに参加もしてくれて、東京電機大学を代表して、立派な挨拶もしてくれたなあ。

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 その後の、タンデムボランティアでも、率先して何周も何周も、視覚障害の皆さんを乗せてはタンデムで走ってくれました。

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 その一月後の、田麦山ロードレースでも、マラソン先導をかって出てくれて、参加者の皆さんから大好評でありました。この大会に出るために、東京から自転車にて田麦山入りしているんですから、若いエネルギーを田麦山に振りまいてくれました。OBの山本君の存在もデカいね。

 この彼が、昨年の鈴鹿のレースで落車に巻き込まれ、カーボン車体をお釈迦にしてしまった。

 だから言ったでしょ?学生の内は、カーボン車体でレースになんか出るもんじゃないってね。一発の落車で、こうなりうる・・・、やはり学生にはリスクありすぎなのであります。

 その彼が、落車から・・・学んで、次の車体に選んだのが・・・こいつであります。FUJIの戦闘機アルタミラ・・・。

 アレ?これって・・・・カーボン車体じゃない?

 そう、カーボンもカーボン、大カーボンなのであります、何せ三種類あるFUJIの戦闘機の一台なんですから、カーボンで無いはずはない。

 ってことはだ・・・、この子はまだ懲りていない・・・ということ?

 いえ、この軽量最強カーボン車体でトップを維持すれば、自分で落ちない限り、落車には巻き込まれない・・・。そういう自信に満ちあふれているんじゃないか?どうなんだろうなあ・・・・。

 この一台のために、アキボウさんと契約をむずび、FUJIからアルタミラが届いた。そしてコンポが5800の105、まあいいじゃないの。

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 当店地下で、ほったらかし状態で自分たちで組み付け、時々ポキさんや大森社長が声かけと相談に乗ったりと、まあなんやかや・・・。

 そんなこんなでできあがり。

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 53*39なんて、久々に見た、男ギアであります。なんかインナーがデカいねえ・・・。しかし、恐ろしいことに、男ギアの重さを感じない、マジカルなフレームなのでありました。

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 ホイールはキシリウムエリートというんだそうだ、もちろん当店のDT585は負けていないが、こいつも負けず堅いホイールなのよね。

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 この腕長のフロントディレラーの変則効率はいいですね。もともと5700系でもよかったんですが、また一段とよくなってますね。パシャッときまります。

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 まあ、よくぞこの値段でというくらいのレーサーのブレーキですわ。5800はちょっと別格かな?他のメーカーも、この値段では、無敵だね。スラム君バイバイ!もっとマシな代理店から、出直しな!

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 ブレーキレバーとしてもいい。もう何から何まで・・・です。

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 見た目も決まっていますな。そして、ちょいと試乗させてもらいましたが、別次元ですわ。

 錯覚。

 あたかも自分に足があるかのような錯覚を起こします。

 レースの落車が増えたというのも、わかります。平地のレースで集団内にいたら、40キロオーバーなどは何ともないでしょう。それが40キロ後半に入ったり、アタックに反応して50キロ以上出たとき、今まで自走では体感したことのないスピード域にヒョイと入ってしまう、なんだこれ!?このスピードで俺走れちゃっているよ・・・・!とそんなとき、今まで体験したことのない高速コーナーに入って・・・オットット・・・・・・、ガシャ!

 なんか見えるようだなあ、自分がそうなるか?そうなった車体に乗り入れるか?他にもパターンはあるかと思いますが、落車の原因のほとんどが、いろんな意味での錯覚によるもの・・・、そうこのフレーム・コンポは錯覚を生じさせる、イリュージョン車体なんじゃないかしら?

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 落車のショックも吹っ飛んで、千葉からサイクリングに来てくれた彼と書道部部長・・・、じゃなくてサイクリング部部長。

 彼らは来年度は四年生になるので、就活なり、論文なりと、色々と忙しくなるとは思います。重責だった部長職も来期の三年生に渡ったことだし・・・、とにもかくにも、一年生から、右も左もわからなかった時から、長岡だの、田麦山だの、チャリフェスだのと、店主らの関わるイベントで引き回わされて、非常によくやってくれました、ありがとう!

 ただ忙しそうながら、この超絶フレームを手にした彼らは、四年であることをそっちのけで、三国を超えて田麦山ロードレース30周年に駆けつけてくれそうな、雰囲気です。30周年ですからねえ、30・・・。

 本当に店主はありがたいことに、こうしたイキの良い若い子達に支えられている、わかるでしょ?店主が「近頃の若いもんは」と愚痴を言わない、言えない、ということの土台が、こうなんだからなあ・・・。

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※といっても、やはり学生でレースに出るなら・・・アルミ・・・かな?バラクーダ・・・ほぼ最適なんじゃない?

流行る!60t!小径でも踏み込んでスピードアップしたい!



 先日、小径車のギア比をデカくして、スピードアップにつなげた施工を行いましたが、60Tなんていう、ばかでかいギアを使えるのは、小径ぐらいなもんで、レーサーで使ったりしたら、特殊なトレーニング以外膝やられるだろうなあ・・・と思いますね。

 しかし、デカいギア板というのは、目を引くという効果もあるのか、そうした施工をすると続く傾向があるんですねえ。

 今回も小径でスピードアップ!60いきますよ!

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 小径の割には小さいかな?48Tだったかが付いていました。まあ、足が回りすぎて、さぞや苛ついたことかもしれません。
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 今回はクランクはそのままだったので、チェーンの長さ調整だけでよかった。しかしデカいよね・・・。

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 前回はホイールと同じくらいの大きさでしたが、今回はそれほどでもないが、でもデカい!

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 そして今回のスピードアップには、もう一つ、気合いが入っていた!

 このフラットハンドル。

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 どこから見てもフラットハンドルだが、これをより前傾のとれる、ブルホーンに変えたいということ、やる気だねえ・・・。

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 いつものやつ!といいたくなるスタイル。

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 バーコンであります。 前シングルなので、後9速のギアをこいつで引きます。

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 ブレーキは31.8のエイドブレーキ。キャノンデールって特殊な規格があるので、このステムを見たときには、ウゲーっと思いましたが、径を計ってみると大して特殊では無かった・・・ものの。でも通常の26ミリなんていうのは付きにくい・・・、シム噛ますという手もあるが、見た目がボテッとして、何ともねえ。

 ギドネットという選択肢もなくは無かったが、今回の結論はこれ、ということになりましたな。

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 やはり戦闘モードに見えますよ。体を前傾にして、上半身で下半身の力を支えて、重いギアをグイッと踏み込めば、ズーン!と前に進む!はず。あとは足です、足!

 60t、多くの小径車の持ち主が、この手があったか!と膝をたたくようでありましたら、まずはご相談まで!

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※シングルってやつは、ギア比だけで勝負するという意味では潔い。デカいギアを付ければ外すまでそれで行くしかない。ちょうど良いギアを見つけて足の回転練習、この冬やっておいたら、春は違うよ、絶対に。っていってんだけど、まだまだ定着していないなあ・・・。やればわかるのに・・・。

エンドが折れた!フレームセーフ! 原因不明・・・



 カーボンフレームのエンドが折れたようであります。

 落車ではないらしく、峠の途中、インナーを使っていて、坂の角度が緩くなったときシフトアップした際、どうもトップに入ったらしく、理由はわかりませんが、足が引っかかりそのトルクでエンドがリアディレーラーごとへしおれて、走行不能になってしまったということです。

 その話の中で、一体どういう原因が考えられるか?

 例えば、チェーンがトップギアとフレームの間に落ちてしまって挟まり動かなくなった状態を、足のトルクが上回り、エンドが折れたのか?

 だとすれば、フレームの内部にチェーンによるかなりの傷などが付くはずですが、そういう傷は見当たらない・・・。

 ちょっとそれだけの話の中と、物証をだけでは、原因究明はできない・・・ということであります。

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 矢印の部分は、折れたエンドに多少つきあったあとはありますが、ストドロの上辺りには、チェーンが引っかかって、足のトルクで引きずられたような傷跡はありません。

 とりあえず、折れたエンドを外してお渡しし、それをメーカーに問い合わせて、取り寄せるということをやっていただきます。

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 ウィリエール、そこそこの有名なメーカでよかったです。まあ、ネットの時代では、マイナーなメーカーのエンドも、送料などを負担すれば、取り寄せることも可能かもしれませんが。

 そして付いたエンド。

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 写真では不鮮明ですが、エンド金具の外側ではなくて、内側が多少欠けている、カーボンフレームへのダメージはこれだけ、ある意味最小限の被害だったと思います。

 しかし、通常のカーボンの感覚からいうと、よくまあフレーム自体に重大な損傷なく、エンドだけ折れたもんだ・・・、しかも取り付け穴にすら損傷を与えない。

 もしかしたら、相当弱くエンド金具が作られているのかもしれない、とすら思ってしまう。

 かつて、ボトルケージをとめるネジの頭が折れて、とれなくなったというものを直したことありましたが、それもネジの弱さに驚きましたな。

 ステンレスの頑丈なネジをオーバートルクで締め上げたりすると、カーボンフレーム自体がやられる可能性ありなのかもしれませんね。

 そういうわけでアルミの柔いネジ、柔いエンドを作って当てる、完全に消耗品としてそれらを考えて、母屋であるフレームを守る、ということなんでしょうか?

 とりあえず、エンドが復旧したんで、パーツを戻していく・・・。

 と、ここが太っ腹。せっかく載せ替えるなら、いっそのこと10速から11速にしてしまおうか?

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 5700系の105が付いていましたが、それをそっくり5800系に変えてしまおう、ということに。

 5700系から5800系への取り替えは、ホイールの交換を意味する場合も多いので、二の足踏まれがちかもしれませんが、性能面では、断然向上しているので、商売抜きとしても、おすすめしたいですねえ。

 今回に限っては、先回りしてリアハブと、クランクは5800系が付いているので、問題は無し!

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 変則効率もさることながら、ブレーキの引きが非常によくなった、5800系の105。これだけでも変える価値あり、とすら思えますな。
 
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 キャリパーブレーキ自身も変わっていますよ。

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 およそトップグレードのデュラエース開発で培われた技術を、素材や仕上げを多少変えただけで、惜しげも無く盛り込んだものと考えると、シマノさん105に関しては粋でございます。

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 新しいエンドに、ぴったりとくっつく5800系のリアディレーラー。

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 11速のスプロケットを装着されて、チェーンもまかれ、再度新生105を載っけての再出発。

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 未だに何が起きたかわからない中、持ち主の方は峠の真ん中で、自転車損傷・・・という瞬間、絶望を味わったかもしれませんねえ・・・。エエ、先日組んだばかりなのに、もうダメかよ!・・・て。

 なぜだかカーボンフレームの本体は折れず、エンドが折れてくれたので、部分修正で直りました。ホッとしていることでしょうな。

 さて、カーボンフレームをお持ちの皆さん!エンドのスペア金具はありますか?今は無くとも、どこに問い合わせれば、入手できるか?ぐらいは押さえて置いた方が良いでしょう。せっかくのカーボンフレームが、そんな金具一枚入手できないくらいで、乗れなくなってしまうなんて、やりきれないでしょうからね。

 そんなこんなで、焦らせてくれるよなあ・・・でもよかった!ということで、再生、また街道に戻りまっせ!


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※アオミドロ塗装という、カーボン車なんだが、中高年も恥ずかしくなく乗れてしまう、そういうつもりで作ったレーサー。これがまた走る・・・、ホイールの回りもいい・・・。カーボン車は値段じゃねーな・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて五年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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