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一癖創作自転車家 狸サイクル 杉並・阿佐ヶ谷・浜田山・荻窪・五日市街道 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 杉並・阿佐ヶ谷・浜田山・荻窪・五日市街道

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

開店宣言!
ようこそ!

ロード・ピスト系自転車に興味がありながらも、入手方がわからない、値段の相場が分からない、その他の事情により購入を躊躇されている方々に、まずは一台!実際に乗ってみませんか?を合い言葉にご提供、ご相談に乗らせていただくために開店しました。

まずは初心者の方々にメンテナンスをしながら、気長に乗っていただける自転車をご提供いたします。フレームの持ち込み、ちょっとしたメンテナンス、改造、ご相談など気軽に応じさせていただきます。

また、中級者・上級者の方々のコンポ・フレームの乗り換え、手組による決戦ホイール組みもやります!その他イベントなどのソフト、自転車保険など、色々なサービスのご提供も考えています!と、いうことで、よろしく!

ホームページはこちら!
      

パン切り包丁のならし 隣家のソンカ



 パン切り包丁なのであります。下の波波が、硬いパンの上皮を切るのにちょうどいい、よく研いだ万能包丁で、引いても、よほど高速で前後しない限り、上滑りする感じがあるんでね。

 でこのパン切り包丁の峰に当たる部分は冷凍食品を冷凍のまま切るというもので、完全なのこぎりの状態になっています。

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 こんな感じね。ただのこぎりなんで、当然キリコが出るわけで、その分食品に無駄が出ます。それに、解凍する前に切らないといけないものって・・・、この数十年ほとんど一度もない・・・と言っていいかも知れません。

使わない刃物が峰にあるということは、そこにてをおいて両手できることができない、という不利な条件になっている。ということならいっそのこと、この刃の部分を撤去してしまうなんていうのは、いいアイデアなんではないか?とやってみる。

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 まあ、いつもの金属加工の一環ですから、そんなに難しくはない。

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 こんな感じに仕上がったのであります。こうしたはものイジリなんかもちょっとしたアルバイトになったりしてね。

 で、なんでこんなパン切り包丁に目がいったか?というと。

 かつて店主は、本ブログにおいて、マウンテンバイクと、パンとコーヒーにはどうも愛情が持てない・・・などという生意気なことを申し上げたことがありまして・・・。

 そして、その主な状況は今もさして・・・変わることない・・・と言っていいんじゃないかなあ・・・。

 まあ、愛情が持てない・・・というのは強過ぎる言い方で、無くてもいい・・・、という感じかな?

 今も真剣にマウンテンバイクを組む気にはなりませんし、仮に自分のために組んだとしても、いつまで経ってもオレの自転車にはなりそうにはない・・・。

 コーヒーもそう。これも人生に別になくてもいいものなんです。まず中毒ではない。朝飲まないと・・・ということは絶対にない。それにコーヒーのうまいとこ、というか狡いところというのは、あの香り。コーヒーを味だけで飲んでいる人はまずいない、嗅覚と味覚を総合した食品、むしろ嗅覚に味覚が占領された食品とも言えるんじゃないか?

 焦げたパンの焦げ部分をナイフで削り落とした焦げ粉を集めて、それをお湯で煎じて茶色いお焦げ水をつくって、それにコーヒーの強烈な香りをかぎながら飲んだとしても、多くの人はうまい!と思ってしまうんじゃないか?人類数千年の詐欺なんじゃないの?なーんて思ってしまったりもしなくもない・・・。

 ただ、コーヒーの名誉のためにいうと、世の中にはスゴイ水準のコーヒーというのもありまして、イルカ屋さんのあれはまあ、すごいわな・・・。もうブランデーやウィスキーのレベルにまで持って行ってしまっていたと思います。

 パンについても、かつてはそうでしたね。ある意味無くてもさして困らない食品でした。そば、うどんなどの麺類はないと寂しい。米はそういう発想以前のもの。パンはもちろんあればあったでいいんですよ、でもうまいそれを求めて、わざわざ買いに行くということはかつてはなかったですねえ。

 かつてはというと言うことは、今多少変わってきたということはあります。

 数年前、こんなことをつらつらと書き連ねたあとに、立川のパンの神様が現れたんでした。知る人ぞ知る、ゼルコバの小野さんでしたわ。

 あの鎖骨折りレーサーが回復するサイクリングに、よく一緒に行ったものです。神がかっているパン屋さん。これぞ本物!というやつでした、マア、いやいや。

 ところが、実は当店の隣家にスゴイパン屋さんが引っ越してきたんですよ。

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 「フランスパンと、ジャムとジャズ。」看板が文章になっています。

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 当店のすぐ近く、五日市街道沿いです。こういう店構え。ソンカさんという店名らしいですね。

 まあ、四の五の言う前に、パンをお見せいたしましょう。

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 こういう水準のフランスパンがなんと二百円前後なんですぜ・・・。

お店のホームページはコチラです。店を施工している間、手書きでコピーされた通信のようなものがありまして、それがまた読ませてくれます。何となくですが、一脈通じるものを感じたわけであります。

 これからお店を開きたい、いずれはお店を開きたいと思っておられる方も多いかと思いますが、その際どこに?どういう建物で?どういう間取りで?商材は?利益の分岐点は?というところに、どうしても目がいってしまいがちだと思いますが、その前に、店を出す者として、確認しておかなければならない、非常に大切なことってあると思うんですが、こちらにはそうしたものが綴られているように思われました。

 若いご夫婦で始めたばかりのお店で、これから二転三転、色々と転がって行かれると思います。

 その核となるパンといえば・・・、まあ店主にとってですが、ゼルコバ以来のショック!とでも申し上げておきましょうか?

 10月か11月に、当店二階の響き床でイベントやる際には、是非・・・こちらのパンで大展開できたらなあ・・・などと今から色々考えて参りたいと思います。

 大事なこと、それは自転車自体そのものが大事なのではありません、自転車というものを通じて・・・というところなんだと思うんですが。もちろん、その際自転車は安全でかっこよくなければなりません、パンがうまくなくてはならないのと同じように。

 当店ご来店の際にでも、一度お試しアレ!その内、パン屋のついでに来たヨー・・・なんてね。



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※コイツにリアカー付けての行商なんていうのもありかも~

FC2 Management

どうせやるなら!銭かけるなら!アッと驚きましょうよ!



 無印系の頑丈自転車でしょう。

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 BMXを彷彿とさせるハンドルに

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 ステムも完全もどき系のものですよね。

 太めの鉄パイプで、しっかり組んであるフレーム、それに26インチのタイヤを履かせて、ハンドル周りがBMX系・・・、コリャ完全にもどきでしょうな・・・。

 拡大版のBMX、まあこういうギミックもあるのかしら?

 で、これをハンドル交換して欲しい・・・と。

 何にしましょう?かつてこれでブルホーン化何てやったこと在りますなあ・・・そんなんでどうでしょ?

 イヤー、それもいいんですが・・・・、奥さんと共同で使おうかと思うんで・・・。

 なるほどねえ、旦那さんが勝手にいじりきれる車体ではないか・・・。通常に乗りたいであろう奥さんにも違和感をもたれない、そういうハンドルに・・・。

 なら交換しないで、このままでいいではないか?

 でも、もう少し速くなるようにしたい・・・。とはいえ、奥さんにも・・・。

 まあ、ちょっとした板挟みでしょうな。ではその間を行きますか?

 実用をメインに改造したい・・・ということになると、徹底的にどのような実用なのか?という点に視座をおいて、そこからできることを考えるというのが、筋かと思うんであります。

 ところが、こと速さ・・・ということになると、ある意味それへの道は決まっているところがあるので、それと背反するような条件が出てくれば、当然速さは犠牲にならざるを得なくなります。

 速さを求めて銭かけて改造しようとするも、それを自らの条件で抑えてしまう・・・、とすると、結果的にはかなり中途半端なもに落とさざるを得なくなります・・・。それではもったいない・・・折角銭をかけるなら・・・、速さを犠牲にしないあり方はないだろうか?

 そして、やっぱり銭かけて変えただけあるわ!と思っていただきたいし、それを機により自転車に愛着を持ってもらえるようにもなってもらいたい。

 では・・・。

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 ハンドルは、フラットとかではなく、やはりブルホーンにしてやって、レバーを・・・・。

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 ギドネットにする。ということは・・・?そう、ブルホーンのフラット部分を奥さんが握り、そこからも楽勝にブレーキがかけられると同時に、速さを求める旦那にはブルホーンの先端を握って、大いに前傾になってもらい、そこから小指を引っかけブレーキングというのではどうだい?

 ということにいたしました。

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 引きシロを要求してくる、Vブレーキをショートリーチに変更してみます。

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 こいつらを、お助けマンのソラVに変更します。

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 エヘヘヘ、笑いが止まりません、コイツでカッチリ効いてくれるようになります。シマノのソラVは人気があるのか、生産数が少ないのかは分からねど、前後どちらかが欠品になりがちなので、どうかお願い、安定供給路線で行って欲しいですわ。

 当店のような改造系の店には、値段と性能からして、非常にありがたいパーツなんであります。

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 チョイとぼけつつある駆動系を、エイヤ!とばかり変身させてしまう!

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 今回はこの辺でありますが、走ってみて、足が付いてくるようでありましたら、よりデカイのに・・・変えるというのもありだと思います。

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 オウ!ロバが一気に闘牛になったような印象持ちませんか?さすがにブルホーンなのであります。

 試乗は旦那さんオンリーで・・・、でも相当気に入っていただいたようであります。当初の予算よりオーバーしていたと思いますが、納得していただいたようで・・・。

 そして何よりもなんですが、傷だらけのフレームを手でなぞりながら、コイツも錆を落として、きれいに塗り替えてやったりしたら・・・と、なんかとても愛着が湧いたようなご様子で、それが何よりも嬉しい限り・・・という感じなのであります。

 つまりは、惚れ直し・・・なのであります。何だ、お前本当はすごかったんじゃない・・・、今までご免ヨー、という感じなんであります。今後はもっと大事にするんで、よろしく頼むは・・・、今度いい化粧してやるからな、それまでこれで我慢していてくれ、ナ、頼むわ。

 まあ、亭主も、女房も自転車と同じってわけですな。

 惚れたはれたの、死ぬの生きるのって、散々騒いで一緒になってほんの数年で、そんな気すら何処吹く風になってしまう、多くのご夫婦が、まあそりゃ仕方ネーや・・・と諦めているところじゃないじゃないかな?

 なんて、分かったようなことをいう店主なんであります。

 かくゆう店主らも・・・。

 多少は予想していたとはいうものの、ここまでなるとは・・・・。あんなにかわいいと思った嫁さんが、いうに事欠いて、そこまで言うか?!

 お前ねえ、それをいっちゃーお終いよ!

 なんて寅さんみたいな台詞が飛び交って、冷静な視点からはみっともねえ、大人気ねえ、と思いつつも、ツイ熱くなって低レベルの応戦なんかしてね。どこでもありそうな・・・。

 もし子がいなかったら、テメエ・・・なんて、子供を思いっきりカスガイにしきっている・・・、まだこれが効く内はいいが、その内、お互い豆腐にでもなっちまったら・・・、目も当てられない。

 仮に店主にそんな時があったりしたら、あの子狸出産の前後を思い出したりして・・・。あん時は、店主はさておき、嫁も子狸も必死だったよなあ・・・なんてね。

 店主はいい年を既にしていたもんで、そんなことになるなんてのは、織り込み済みで一緒になったようなものなのに、さーて、イザなってみると、やっぱり思う通りにゃーいかネーや・・・と諦めの境地、なのであります。

 でもね。もし実際に、仮に、夫婦や家庭環境がそうだとして、冷めちまったものは一体どうすればいいか?ということなんですよね。もうかつてのトキメキなんて、完全に何処吹く風なんですわ。日常生活でお互い醜態見せ合っているんですから・・・。そんなものを取り返すっていったって、ほぼ無理でしょ。

 だからって、トットト取り替えるわけにも行かない。

 ある意味、ここからが夫婦の力、潜在力ってもんじゃないのか?とも思うんですわ。ダメなら別れりゃいい・・・。そんなことは簡単だ。だったらそもそも夫婦になんかならなきゃいい。何かあったから、夫婦になったんだ。

 まず、その何かを思い出すってことだ。店主の場合は・・・、オットあまり披瀝しすぎるのも何だ、公開しないが、それはしっかりとどめてある。

 それと次は、この世で最も甘えているのが、相手の亭主であり、女房であるということの自覚をだな、キッチリ認めることなんじゃないか?

 その甘えというのは、当然イチャイチャのかわいい方あじゃない、最もかわいげもなく下品で配慮も欠いた甘えの方ね。こんなこと、他人様には絶対に見せられない・・・・そういう自分の最も薄汚いところを見せていること、自分の女房や亭主というのは、そういう醜態を唯一見せられる相手であるということをキッチリ認める、ということ。

 その二つを押さえた上でだ、冷え切ったものをどうやって再加熱していくか?ここなんだなあ、多分。

 この惚れ直しということを一緒にいる間なんどし合って、如何に苦境をくぐり抜けてきたか?ということが、まあいってみれば夫婦の力ということなんじゃないかと、店主は思うのであります。

 何の話でしたっけね?

 そうか、自転車の惚れ直しと夫婦の惚れ直しは一緒だってことか?まあいい、実際何処の夫婦も、半分冷えながらも、お互い別々に、再加熱のタイミングなんかを見計らっているわけだが、それがその内なんでオレだけ?私だけ?ってまた僻んじまったり、お互いの惚れ直しのタイミングがピッタリ合えばいいが、それがまたズレちゃったりして、中々うまく行かないわけだ。

 大きな天変地異かなんかで、そうした外部の事情による惚れ直しなんかが起こると、ピッタリ来ることなんかもあるんですが、まあ、むずかしい・・・。

 で、何の話でしたっけ?

 そうか、時が経てば劣化してくるも、それを上回る向上があれば、再度惚れ直しながらも、愛着なんてものがわいてくる、そういうのは自転車も人間関係も同じだ、なんていう暴論だったわけでした。

 自転車については多少分かりつつあっても、未だ女房のことなんて分かっちゃいない、ほぼ猛省の日々なんであります。なんて、ウソ!ポーズだけ・・・。

 自転車もむずかしいが、人間に比べれば、まだ簡単なのかも知れない。人間はむずかしい、だからそのむずかしい分、面白いのかも知れません。

 そう、自転車自体が面白いんじゃない、その背後に人間がいるから面白いんだ。最後は人間、最後は人、そう、これは新潟にいる菩薩様の言葉だったはず・・・、人にも自転車にも、もっと精進せねば。

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※小柄なお母さん!たまにはこれで家庭から自由になんなよ!

乗り続ける意志 エンドが折れている・・・ゼ



 ウワ、スゲーのが来た・・・とこの距離から、これだけ見ても思いますよね。

 確かにすごい乗りふるされた車体なのであります。

 通常のメンテなら、チェーン・ワイヤー交換はあたりまえで、しかも各所グリスアップ、その他消耗部品総トッカエ・・・の大騒ぎになりそうな、車体なのでありますが、そのくらいであれば、まあいつもの茶飯事なのであります、当店にとっては・・・。

 ところが!

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 これ・・・。きたねーボスフリー?チェーンもすさまじい?

 そんなもんじゃなりません、もっと致命的なんであります。

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 後輪を取り込んで支えるエンド部分に破損が見られます。ぽっきり折れて開いているのが分かるかと思います。

 大変だコリャ・・・。メカニックの集まりである店主らにはすでに手の届かないところまで、問題が進んでいるというわけなんであります。

 これはメカニックマターではなくて、ビルダーマターだと・・・。

 これ直して乗りますか?

 いくら掛かります?

 ビルダーさんに外注かけますんで、即答はできませんが・・・。
 仮にすべての修理に5、6万かかるとして、どうされますか?

 もう少し押さえられませんか?

 お気持ちは分かりますが、こういうのは本当にやってみないと分かりません。ですから、どのくらいできるかは分かりませんが、できるだけ付いていたものが使えるようであればそのまま使って、押さえていこうとすることはできますが・・・。

 いつもながら、こうした際の概算は概算すら出しにくいのであります。といっても、依頼するお客さんとしては、いくら掛かるかが死活問題・・・この辺はいつも難しい問題だなあ~と思うわけであります。

 でも・・・、もしまた乗れるようになるなら、是非乗り続けたいんです!

 まあ、この一言でしょうね。最後は意志の問題でしょう、金の問題ではなくて・・・。とは言い過ぎかと思いますが・・・、意志が重要! こういう強い意志があるのであれば、なんとか協力したいと思うものであります。

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 反対のエンドには、特に損傷はなし!とはいえ、片方だけを直すというのは、むずかしい。全く同じ形状のものがあればそれも可能かも知れないが、こうしたメーカー品と同じものをビルダーさんが所持している確率はほぼ0。

 なれば、両方のエンドを差し替えるということになります。

 登場していただけるのは、いつものヤナギサイクルさん。片方で仕事をお持ちでありながら、プライベートを削ってビルダー系の仕事もしてくれまして、何かと助かるんであります。

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 無惨にパッカリ割れてしまったエンド金具が、見事厚みを増してリッチーのエンド金具となって戻って参りました。

 途中、エンドの位置はホイールの前後に関わってくるので、ブレーキとの距離の問題など、かなり神経を使ってもらいまして、こちらとしては、何が来ても安全に乗せてやろうという気満々なんですが、一方でビルダーさんからすると、メカニックには基本的に迷惑をかけないよう、デフォルトに仕上げたい・・・。

 ちょっとした緊張感のあるやり取りが、緩くも執り行われたりと、これぞ仕事の連携!という感じで、なんか一端になったような気分なんであります。

 ボスフリーも交換。

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 チェーン交換、ワイヤー類の交換、パーツ類の内部に至までの洗浄やスモールパーツ交換など・・・イヤー、やることアリアリ。

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 ホイールの交換もします。今回はハブは流用しませんでした。

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 もちろんリアハブも・・・なんですが、よくまあボスフリーの126ミリエンドが当店に在庫していたなあ・・・。そんなんで再組み付けしています。

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 予算の関係もあり、いくら内輪とはいえ、外注にも出しているということから、今回は基本ありもの流用しつつも、要所の優先順位を考えての交換等になりまいた。

 やはり損傷していたリアエンド付近がキッパリと生き返ったように見えます。試乗しても、まあ、今後の課題は残しつつもまた暫くこれでの続けることはできる、と思います。

 もう少し定期的に、メンテしてやる気遣いさえ起きれば、鉄フレームですし、まだまだ行けると思いますよ。

 しかし・・・、お客さんの自転車でありながら失礼を承知でいうと、よく冒頭のような状況になっても、乗り続けたい!という意志が働くなあ、と思ってしまいます。

 基本当店はあまり買い換えを勧めないことをもって、国是ならぬ店是としているようなところがあるにもかかわらず、この店主すら、そう思う次第なんであります。

 店主は丁稚からたたき上げて自転車屋になったものでもなく、従いまして、まだまだ自転車というものの奥深さを予感はできても、それを把握できるような位置にいるとは思っていませんが、通常、お客さんなどにご指導なんかをしている立場上、なんか分かったような気になってしまうことって在るわけなのであります。

 自転車っていうのはね・・・などと、ついつい軽口を叩いてしまう・・・。

 仮に上の自転車を個別のA号ということにしましょうか。このA号はその上のより普遍的な「自転車」というカテゴリーに属すわけであります。自転車という一般名詞に包括されているとも言えます。

 そもそも自転車屋が語れるのはこの包括的な自転車についてのことでありまして、そこから下って、個別の自転車、特殊な自転車にどれだけ接しきることができるか?というところが勝負なのでは?と日々考えておるわけであります。

 個別対応をどこまでお客さんの立場として、且つ生業として、且つ技術屋の端くれとして、重層的に対応できうるか?そこがキモ!!!とばかり思っていましたが。

 イヤー、今回のことを通じまして、個別、または特殊には、そのまた個別中の個別、特殊中の特殊というような領域があるようで・・・、そしてそれはもうカテゴリーの域を突き抜けた個別中の個別・・・というような領域があるんじゃないか?と考えさせられるようなことがありまして・・・。

 その領域については、全くもって外部の人間は不可侵なもの、立ち入ってはいけないもの・・・というのがあるような気がして参りました。

 まあ、簡単に言えば、その自転車が親からの形見のような特殊中の特殊領域を内包するのであれば、もう例え自転車というカテゴリーに包括されるものであっても、自転車屋としてはその点に関しては不可侵・・・。

 考えてみれば、当たり前のことかもしれません、自転車屋のメカニックなど、せいぜい技術的な側面からのみ自転車という多面体に接しているに過ぎないわけでしょうから。

 まだまだ、お客さんやこうした事態というところから、学ぶことは多いようであります。この秋で店主は五十になります。そして、世間様では四十、五十はハナタレ小僧だと・・・。

 口ひげに青っぱなくっつけて何を偉そうに・・・。五十のハナタレとして、せいぜい精進いたしますわ。


※乗ることもしたいし、自転車イジリもしたい!という方にムキムキ!7万しないんだから・・・。
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これは中高生ではありません!紙加工をやってみた



 もうここまで来ると、半分くらいは不感症気味かも知れませんね。アア、またか・・・。

 ハイ、改造ママチャリなんであります。

 もうこのところ次から次へとやってくる、中学生、高校生のママチャリ改造を見てみると、徐々にその形式が見えてきているんじゃないかしら?

 そう、まずは徹底して外す。徹底して。

 それから、ホイールを残すか否か?残すとしたら、ギアの形式を見て、ハンドル形状の検討へ。

 ホイールごとドラスチックに変えるということになると、ある意味なんでもありありになっていく・・・。

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 コイツは多段なんで、シフターは・・・。

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 ブルホーンバーに直結。ひねりシフター。慣れればなんて事無し!先日の高校生もこれでやっていた。

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 ブレーキもフラット時代のものをそのまま流用。

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 ブルホーンに変えるのも、段々当たり前になりつつあります。もっと過激なハンドルを!!!と叫んでいる声が聞こえるような気がします。そろそろ隣接分野から・・・行くかな?

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 で、今回はフレームのこの紙細工の方が、画期的。自分で染めた厚めの紙をちぎっては接着させて、フレームにしっかりと密着させるなんて事やってました。

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 で、その上から、あつーくクリアをかけます。

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 かなり吹くというより、垂らすに近いくらいクリアをかけて。よく乾かす。

 クリアにコーティングされた紙がどういう経年変化をするか?これからちょいとその経過を見ていくことにしていきます。

 紙が自転車に使えれば・・・、それはそれでまた、広がる世界というものです。和紙でコーティングした自転車なんて、結構活かすかも知れませんね。

 というわけで、今回はママチャリ改造が霞むほどの紙コーティングな技なのでありました。

 この紙仕掛けをしたのは、高校生ではなくて、歴とした成人女性なんであります。しかも・・・

 今をときめくこのバンドのメンバーなのであります、紅一点。



 向かって左の女性なのだ!

また品川から?学校法人とれないかなあ・・・?



 まあ、普通の実用車なのでありますが・・・。

 変なものがついています。

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 タイラップでとめられた、箱のようなもの。何入っているの?

 電池・・・。

 なんでじゃ?

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 ア、光っている・・・、ダウンチューブ。ただそれだけなんだが、おもしろい。

 そうも、自分の持っているモノに手あかを付けていきたいタイプのようであります。そういう意味で店主と同類かな?

 また、品川から、今度は中学生が、自転車イジリにやってきました。予算をキッパリ告げて、この範囲でできること、お願いします!

 そうか、なら、・・・外せ!

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 店主らの指導の下、工具を貸しだし、何やら外し始めます。

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 特に前の泥よけなんかは、スゴイ風の抵抗を受けているんじゃないかな?

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 荷台もスタンドも使わないというから・・・、といわせた感じだが、リアの泥よけとともに外します。

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 脱力系、ハンドル。上体起こして、視界は広くなるかも知れないが、大腿四頭筋のみを使うことになるポジション故に、長距離乗るのには向きません。

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 アララ、途中から雨が降ってきた・・・。大森先生とポキ先生の指導が飛びます。

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 外すもの外して、クランクデカクしてやったぜ!

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 その辺に落ちていた、フラットハンドルに交換。もう少しステム低くしたかったなあ、まあ、雨が半端なく降ってきたので、今日はこれにて終了!

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 まあ、劇的に変わったか?といえば・・・そこそこ変わったかな?という感じですが、ギア比が変わったことで、乗り味は相当驚いたんじゃないかしら?

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 イイェイ!なんか慌ただしくて、名前も聞いていなかったなあ。中二だったっけ?品川からフラリとやってきて、さっさと外して、取り替えて、大雨の中を帰って行った・・・君は、一体誰だったんだろう?

 自転車自治国の王子さんだったのかもなあ・・・。

 しかし・・・、ママチャリ改造なんてやり始めたのは確か6、7年前頃だったかなあ。絶大な自信がありながらも、非常にコアなところにしか受けてこなかったやつらですが、ここら辺でようやく若い子供達のハートを射抜きつつあるのでしょうか?

 銭がないところで、一体どうやったら、自転車を速くすることができるか?この問いは、少年達には確かにデカイ。

 親が、いいよロードレーサー買ってあげるよ、などというご家庭はどうでもいい、買ってもらえば?

 そうではないところから、来るから面白い。銭使わないで、頭使え!縁を使え!


※こういうフラットレーサーは、大人になってからでよし!といっても、学生価格だよ!
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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて五年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒166-0015
東京都杉並区成田東3-13-26
TEL・fax03-5913-8443
携帯070-5083-6962
080-4333-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
to.ke@wcm.ne.jp

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