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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

夏休み泥棒市場・・・



 夏休みの真っ盛り、なにやら当店敷地内に、怪しげな市が開かれているのであります。

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 なにやら、この子狸一味が、チョコマカと工房内をうろついていたかと思っていたら、その内店を開き始めた。

 ねえ、これ買ってよーと営業を始めたんであります。さっきまで、なんか拾っては、こちらに持って来て見せては「これもらっていい?」といっていた奴らが、店を開いたんであります。

 最初は、アチコチに落ちているものを拾ってくるので、ちらとしては不要品は奴らにやり、そうでないものはちゃんと場所に戻せよとやっていたんだが、これがいい片付けになるとも思ってね。

 実際、床に落ちていた小物中の小物なんかはかなり片付いた、しめしめと思っていたところの開店である。

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 小物といえば、タンナスのピン、ワッシャー類、ニップル、チェーンピンなどさすがにいらないものといってやっただけあって、買おうという気の起きるものはない・・・、当たり前だが・・・。

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 しかし、眺めれば、本当いろんなものがあるなあ・・・と、店主でもつくづく思う。それを一つずつ持ってこられては、そのものの名前と用途をいって、必要な理由とそうでない理由まで話していたんだから、よくよく考えると店主もすごいもんだ・・・。

 これって、子狸の夏休みの宿題にならないかな?と思ったりもした。段ボールか何かに、拾ったものなどをくくりつけたり、テープで留めたりして、その用途を書いて提出する・・・。

 子狸としては相当の手抜きだが、作品の質量としては決して軽くはない。半分壊れているくらいのものがちょうどいい、その方が通常は見えないものの中が見えるからね。

 それなら、小学校一の自由研究にしてやる自信はあるなあ・・・。

 そんなことなんかを考えていたんだが・・・、あまりにも商売熱心で、あれ買え、これ買えでうるさいんで、ちょいと値踏みでもしてやろうかと、のぞいてみると・・・。

 なんと金目のものがありやがった・・・。

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 なんとこれ、英式バルブの芯に当たるパーツ。こいつに虫ゴムをかぶせておけば、パンク修理の際に大活躍である。しかし、こいつよくここまで探したなあ・・・。

 40本近くはある・・・。

 そこで、その金具に限り1本一円で買い取ってやるから、きれいに虫ゴム外して持ってこいと。

 小さい手だからか、結構小起用に破れた虫ゴム全部とって、持ってきた。内心結構助かるなあ・・・こいつと思う。

 しかし、無造作にも床にかなりの数落としていたんだ・・・と反省。

 金具を数えて掛けることの一円で計算したが・・・、もしかしてと取引を持ちかける。

 おまえ、外した金具に虫ゴムをちゃんとかぶせて、こちらに渡したら1本につき十円で買い取るが、どうだ?と。

 1本だけ模範を見せる。虫ゴムにディグリーサーを吹きかけ、滑りをよくしてから金具に一気にかぶせる。途中でしわになってはいけない。またちゃんと被さっていないのもダメ、その辺注意して、どのくらいできるか?を横目で見ていたんだが・・・。

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 最初の1本はちょっと時間がかかったが、要領はわかったようだ・・・。さて残り40本どこまで根気が続くかだ・・・。

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 すると、かなり熱中しているようだ。そして小さい手が実によく動く。比べちゃなんだが、ペルシャ絨毯の細かい文様を織るのには子供たちの小さい手が向いていると聞いたが、細い金具に細い虫ゴムを手早くはめる作業にも共通点はあるのか?なあなどと思ったなあ。

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 初めてにしては、かなりの早さですべて終了・・・。

 その後、それに気をよくしたのか、また工房各所を這いずり回って20本近くを探しては、すべてに虫ゴムを掛けた。

 まあ、ここまではまるとは・・・。

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約束の給金・・・。できるだけ細かくして、使いにくく・・・それともう一つ狙いがあった。

 稼いだ給金はすべて・・・。

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 台湾土産の「招財進宝」という貯金箱に収納。子狸としては、早くこいつがいっぱいになってほしいので、一円でくれ・・・などと言っていたが、その辺はまあ、ちょっと常識の範囲でということで。

 まあ、降って湧いたような、夏休み泥棒市だが、定期的な小遣いをやっていない店主としては、これはちょっといいかもなんて思ったりもした。

 家の手伝いするのに金銭を介在させるべからず、という考え方はあるだろう。もちろん基本はそうだ・・・。ただ、金はどこからやってくるのか?という出所を知っておくというのも重要なことかもしれない、もちろん程度問題だが。

 そして、この泥棒市ごっこしながら、やつもいろんなことを学ぶはずだ。最初は遊び、そしてちょっとしたお手伝い、店や周りの人に役立つことなんかを楽しんでやっていたのが、ちょっと金にばかり目が行くようになり過ぎると・・・、展開によっては、煙たがられたりすることもあるだろう・・・。

 そういう時、金儲けと人間関係の背反やら、その落としどころなどどうしたらいいのか?なんて結構複雑な関係を生きることを学ぶだろう。

 それから早々に虫ゴムはそこをつきるはずだ・・・、多少こちらも使い古しの金具など無造作に落としたりもするが、そう最初のビギナーズラックのような稼ぎはできない。そうなると、奴さんは次何が換金できるか?なんてことを考え出すんじゃないか?ね。そういう中にちょっとしたヒントとかがあったりするかもしれない。まさに、小間使いの隙間から何かを探し出すかもしれない・・・。

 それを卑しいなあ、このガキ!と思われない、へえ、そう来たか!と思わせるような視点なんか持てたら、将来は暗くないかもしれない・・・な。

 ある意味多少緩いが、店はすでに社会の一部であるから、そこで学ぶことは多いだろうねえ・・・。あくまでも程度問題の中で、遊ばせてやろうか?と思ってはいるんだが・・・。

 しかし、今日の虫ゴム捌きなんか見てみると、二年以内とかに、パンク修理なんかやっているかもしれないな・・・と思った手つきであった。

 さて、そうなったらどうするか?まあ、そうなったとき考えるか・・・。

 
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参りに参ります



 ちょっと前までは、なじみの風景が、今は少し懐かしい、となってしまった中越、稲穂の風景。今年は水が少ない、ということらしい。

 三十の後半から四十代いっぱいをお世話になった地域であります。まるまる十年強、長いようであっという間でした。その間には、米作りのまねごとなんかもさせていただきまして、今となっては人の作った米を食べるなんて「異常」事態が発生しています。

 本当今思えば四十代は中越地域、ことに田麦山付近とともにあったと言ってもいい、もっといえば、二人の菩薩の元に付いていたと言い換えてもよかったかもしれない。

 言われるところの第二の故郷なんて言葉がある。ということは第一の故郷はすでにあると言うことか。

 確かに、自分では選択不可能な時期、つまり生まれたて時期に過ごしたところが、いやも応もなく、第一の故郷と言うことになっているらしい。

 そう言うと、店主にとっては杉並の成宗の付近といことになる。ただ、面白いのが、年齢的に選択不可能な、理不尽な時期であると言うこと、言い換えると生まれてから数年という、記憶も定かでない時期でありながら、そこで過ごしたところが「故郷」なる特別な言い方で言われ、ある意味決定的な影響力を持つ土地のように語られるということである。

 もちろん、その他親族や共同体との所属の問題などもあるので、ことはそう単純ではないことわかるが・・・。ただ、地方から出てきた方々の感慨が、より文学的?歌謡曲的?演歌的?バイアスがかかって、故郷、ふるさとというものを過剰な場として演出した来たという面もあったのかもしれない、といまでは思う。

 ちょうど、中学生が学校を卒業して、故郷を出て、親元離れ東京で就職する。慣れない土地、慣れない人々と慣れない環境に放り込まれ、ホームシック的感慨がヒリヒリするような感受性の中で上乗されてきた・・・というのも多分にあろう。

 しかも、交通網が不便だった・・・。鈍行に毛の生えたような列車しかなかった・・・。そして連絡網も整備されていなかった。公衆電話に並ぶ、気まずい呼び出し電話を借りる、かつては八時以降長距離電話が安くなる・・・というその時間を待ってかけたりね。

 それが、高速バス、新幹線、飛行機と交通網の整備、そして一人一台の携帯時代、無料通話は当たり前、無料動画だって何のその・・・、海外との間でスカイプつなぎっぱなし・・・、そうした技術面でのサポートによる、望郷の念の希釈はすさまじいもんだ・・・。

 まあ、逆もあっただろうなあ・・・。故郷がいやでいやでしょうがなく、逃げるように都会に出てきた人たち、これも多かったはずだ。ほとんど帰郷しない、思い出すのもいやだった・・・・なんてね。

 望郷の念も、その逆も、一定の年齢になると、落ち着いてきた、適度の距離に落ち着いて来る、なんて言うのもまた多いだろうな。そうした時期に感じられる「故郷」もまた、冷静で、すでにどこかよそよそしさがあったりもするのかもしれない、生活のベースは別にあるんだから・・・。

 改めて故郷って何だろう?と。

 店主にとっての杉並、すでに実家も取り壊され、新しい実家は今の西東京の店舗の過ぎ近くにある。そのため、わざわざ杉並に行く必然性はなくなっている。まあ、杉並と西東京なんて地続きには違いないが、あれほど地べたにくっついていると思っていた、五十年しみこんだ杉並への思い、地元への思いが、今や日常の生活の中で確実に薄れている、いや薄れていること自体に気をつけないと気づかないくらいである。

 況んや第二の故郷とはなんだろう?

 店主にとっては結論が出ている、自分で思っている以上にネコではなく、犬だったと言うことだ。つまり土地ではなく、人に付く、タイプの人間だった・・・ということかもしれない。

 土地より縁だ。縁が本質的なようだ。これははたして店主だけだろうか?さあ・・・。

 我々は自然の機嫌のいいときにそこをちょこっと利用させてもらい、その時の重なりを歴史といい、対処の形式を伝統などと言いながら、まさに碇を打ち込むように、あたかもそこに占有権のあるかのごとき振る舞いをしながら、居着いているようだ。

 ところが、自然が機嫌をちょっとでも損ねると、そんな虫どもの意向などお構いなしで簡単にリセットなんかをかけに来ることもあるようだ。その一端をほんの少し前、われらは経験したはずだ。

 そのほんのちょっと、自分たちの生存にとってたまたま有利に働いていた時期に、母なる大地に感謝し、自然にちょっと畏敬し、慎ましやかにその生きる場を確保していく。

 その内、そこをふるさとと、特別の意味を込めて呼ぶようになり、それが故郷となり、その辺まではいいが、それが故国なんてなり始めると、一足飛びに領土となるに至っては、当初の慎みは吹っ飛び、尊大、傲慢、独善きわまれりと増大、増幅し始めるに、たちが悪くなってくる。

 原点は土地より縁ではなかったか?これは店主だけではないはずだ・・・。だから新しい縁があれば、新たな「故郷」ができるのだ。その逆ではない。このことの意味は、今後この社会ではより重要な意味を持っていくはずだ。

 排外に向かうか?それとも新たな生きる場を作っていくか?という・・・、きわめて今日的な課題と直面するに違いない・・・。

 何の話だったか?第二の故郷?でしたっけ?

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 ちょっくらご無沙汰しています、中越に重い腰を上げたんであります。上さんの方が今や中越にダンスの生徒が集中し、月に多いときは二回くらい行ってます。東京にも生徒がもっとできたらいいのにね。

 そのダンスの合宿に使った、小国のキャンプ地に行ってきました。なんと西荻の知り合いが、この地に家をもらって住み込んでは、半農と、地域振興なんかで頑張っている・・・、ばったり会ったもんで、旧交をあたためたり。

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 この施設、たぶんバブルの時にそそのかされてやっちゃった系の跡があちこちに見える。豪雪地帯なのに、なんであの形状の屋根なの?

 雪下ろしどうすんの?

 まあ、当時は名だたる建築士に頼んだんで、こうなったそうだ・・・と。

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 当然当初の維持費など確保することもできず、市が買い取り、条例に基づき、現実的な管理可能なところを伸ばし、ようやく今日の形になってきた・・・ということらしい。

 こんなところは、地方にいっぱいあるんだろうなあ。地域の内発性を無視して、企業の売り逃げ的企画の口車に乗せられてしまったパターンだ。全く罪深い・・・。

 地域の内部を力を喚起するものを育てないと決して長続きはしない・・・。
 
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 ちなみに、この地域・・・だけではないと思うが、空き家だらけだそうだ、もらってくれる人募集!ということらしい。

 豪雪地帯の冬は厳しい・・・。とはいえ、一定の機械と協力でそれを乗り越えられたとしたら、冬の数ヶ月はこもることが可能である地域。こもる仕事、こもる製作、こもる活動を主にする人・・・、そういう作家達には、向いているといえなくもないかもしれない。

 こうした人たちの移住が、新たな縁となって、新たな地域の意味を作っていくかもしれない。もちろん保守的な人はどこにでもいる。ただ、そこにも尻に火がつき始めているとも聞く。

 地域に一人も子供がいなくなった集落がある。そうなると、中年以降の実力部隊の血相が変わる。どういう共同体を作っていくか?改めて人力、関係力というものが試されてくる時がすでに来ている、面白い時期といえばそうかもしれない。

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 この風景の少し先の小高いところに、田麦山の師匠の青山あり。

 墓石の前で、手を合わせてみる。いわゆる、露骨な意味であちらからの声はなし。墓石にしみいる蝉の声のみ。

 ただただ、まだまだです・・・、まだまだ・・・、まだまだこの程度ですというこの身をさらしてくるのみでありました。

 その後、一山越えて、もう一人の師匠のところに。一時に比べだいぶ元気になってきました。隠居小屋と称する、冬場の籠り作業場なんだが、そこがいっぱいになってきたんで、脇にトラクターの収納庫を作り、空間を空けようということをやっていた。

 その屋根かけのための、足場作りを一時間ほど手伝って、バスにて戻ってきた。

 行きかい慣れた道。縁なき第二の故郷なる空間なんかを想像してみたりもした。

補償とは何だろう?



 まあ、そこそこのペースで事故車が持ち込まれてくる・・・。

 自落、自分で落ちて自分で自転車に損傷加える場合は、単に言われたとおりにしておけばいい。

 是に相手が加わると、ことが一気に絡んできてしまう。

 第三者の保険会社なんかが挟み込まれてくる。当然補償交渉に入るのだが・・・。何をもって補償となすか?ということは、難しい問題のようですな。

 車同士の事故であれば、かなり事務的に事は運ぶらしいですね。まあ、量というか、事故の件数の桁が違うでしょうから、多少は事務的に処理していかないと収拾が付かない・・・のかも知れませんな。

 その延長で、自転車も当然扱います・・・というのがかつての保険会社の方々でしたね。「自転車も五年経てば償却ですから、価値はないです・・・」というようなことを平気で言ってきた会社があった・・・。

 大体高くとも5万以内の自転車の扱いとしては、それで済んでいたのかも知れないが、スポーツ自転車というものが入ってくるや、その状況は一変したんじゃないか?と思う。

 目に見える違いは、値段・・・でしょうな。簡単な事務的処理では済まなくなってきた。と同時に、金だけの問題じゃない、愛着の問題がここに加わってくる。

 自転車を移動手段そしてしか使っていない人と、自転車を目的として使っている人とでは、自転車に対する対処の仕方がまあ真逆近いくらい違うでしょうな。

 そんなものに拘っていたら、いつまで経っても補償交渉は進まない・・・、事務的に処理・・・と行きたいところだろうが、まだそれができるほどのデータの蓄積など、保険会社にはないんでしょうな。それに自転車は生身、対車との事故では、痛い目に遭っている確率が高いこともあってか、あまり冷酷に対処することもできないのかも知れないね。するやつもいるが・・・。

 そんなこんなで、自転車を目的に乗っている人の自転車となると、事務的な物損・・・というような対応より、より複雑になってきているようであります。

 そんな中で、事故の見積もり依頼なんてものが来る。何をどこまでどう直すのか?その辺を巡って、作成していくことになるが、まずやらないのは、事故を過大に見積もってふっかける(そんな依頼は今まで一度も無いが)、仮にそういう依頼があったら、一切断るだろうな。

 できるだけ客観的に・・・というが、事故前の車体を見ていないと、その前後でどんな変化があったか?なんてことは実はわからない。

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 このように、明らかに今回の事故で損傷したとわかるものはいいが、数年乗っている車体の傷などは、それが一体事故によるものなのか?そうでないのか?の見分けは正直付かない。 

 事故の状況を聞いて、その角度から倒れたんなら、多分この辺りの傷はそうだろうなあ・・・という推測はつくが、推測は推測の域は出ない。

 そうなると、まずはもし当店で、この自転車を安全な状態にして、乗れるようになるためにはどのくらいかかるか?という視点から作っていくしかない。

 あと事故が原因か不明のものについては、例えば塗装などをするとすれば、このくらいかかる、というようなことを記述して、あとは双方で話し合ってくれ、と投げ返すことぐらいしかできない。

 そして、見積もりができて提出したあと、十中八九、保険会社から質問が来るのが、「総額でいくらくらいの自転車でしょうか?」という内容。

 昨日、トレックショップから定価の完成車を購入して、事故のあったのならいざ知らず・・・、愛好者がアチコチパーツ交換して、数年経っているものの値段など正確にわかるわけがない。保険屋さんは元の値段を上回る修繕費は出せないという原則があるようだが、それには応えられないんだから、仕方が無い。

 大体は、こういう過程を通じて、見積もりなどをたたき台に双方でやり合って、落としどころを決め、それに差し引きしながら、実際の施工をしていくという流れを取るわけだ。

 ただし、中には、補償の対象になり得るのか?と思えるような、車体もあった。そういう車体に限って、大事に乗られていた。さて、難しいのはこういう車体の補償交渉・・・だろうなあ。

 事務的な補償であれば、まあ雀の涙・・・だろうねえ。

 ただし、その方にとって、どんなに古くみすぼらしく見えようとも、その自転車は相棒で、そいつと一緒にやって来た生活があったわけだ。ただの金銭換算で片付けられ手は困る問題でもある。

 そういう時の補償というのは何を軸にしていくのだろうか?なにか下地になるような事例でもあるのだろうか?確かに年くらい前かな?・・・そんな案件があった。

 その時の補償というのは、自転車という物損・・・を越えて、その人の自転車との関係の深い日常を取り戻すには?という所に視点が変わっていったように思う。

 結局元の自転車から、つかえそうなパーツをすべて外して、整えてから、代替になるような古いフレームを探してきて、組み付けるというようなことをしたように記憶している、詳細は覚えていないが、やたらと時間のかかった案件だったことは覚えている。

 補償というのも大変だね・・・。本当人それぞれだ・・・。

 まあ、事故案件は何度も取り扱ってきたが、幸い後遺症の残るようなひどい身体的損傷を伴うものはなかったが、そこまで行かなくとも、今思えば、色々あったなあ・・・と思い出す。

 丁寧な保険会社、気の合った調査員、最低なタクシー系保険係、史上最悪な弁護士(第二弁護士会)・・・。落ち着いた人、柔和な人、常識的な人、怒り心頭な人、小狡い人・・・。

 今もいくつか抱えていますが、常に長期戦と思って付き合っています・・・、これも避けられない仕事なんだろう、と思いつつ・・・です。

遊びは境地 遊ばれるのも遊ばされるのも全く異となす

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 突然の話が盛り上がり、一泊であったが、伊豆のこちらにお邪魔した。

 内容からするとおすすめのの場所でありますね。実に緩くゆったり時間の流れるところでありました。

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上流にわさび田があるので、川の水がきれいなんでありましょう。農薬とかも使っていないんじゃないか?この時期にこのキャンプ場に蛍が発見されている、店主は見なかったが。

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 こんな人並みのことをやってきたんであります。

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 テントも車も借りましてね・・・。

 一泊でしたが、こんなレジャーなど、久々というか、ほぼ初めてに近い感覚なんであります。

 筒井康隆の初期の名作だと思うんだが、「幸福の限界」という作品があるんだが、こいつの影響はよほど強かったらしい。高度成長期のある男を中心に書かれた作品なんだが、思い当たるところ多々ありで、苦笑を通り越す。

 ある典型的なレジャーの話がある。民族大移動というような時期の車の渋滞に次ぐ渋滞。子供達は、全く動く気配のない車の間で、鬼ごっこをする始末。

 何時間も車に閉じ込められながら、たえる。このレジャーのための忍耐感とはいったい何なのか?いや、言い換えれば、レジャーなる気分を消費するためだけのこのどうに、なんとまあ忍耐強いことなんだろうか?と言い換えてもよかろう。

 実際に、遊んでいるのではない、遊ばされている、遊ばれているに過ぎないのに・・・。

 そして、人だらけの湯気の立ちそうな海岸からへと、入っていく人の群れ、みんな額に汗をし、薄笑い浮かべながら、沖への行進をやめようとはしない、その内自分がすでに溺死した死体を踏んづけて沖へ向かっていることに気づきながら、あたかもフレミングが集団自殺に向かうがごとく、薄笑いを浮かべて、沖へと人の漏れが進んでいく、というところで終わる・・・。

 さて、海に行こう。会社の保養施設が伊豆にある、みんな用意して、車に乗り込む。子供の一人が走って一時間以内に、車酔いで嘔吐する。

 イライラ運転のオヤジが、母親を怒鳴りつける。車の前半分で、夫婦げんかが始まる。車の後ろ半分で、兄弟のゲロのにおいをかぎながら・・・、今年の夏休みもまた始まったよ・・・と。

 でも子供だから、海に入ったいるするのは楽しいんだが・・・。

 本当に遊んでいるの?遊ばされていません?遊ばれていません?

 そういう疑念がずーっと、店主にはあって、なんとも決まった休み期間に、他と歩を同じくして、休んだり、どこかへ行ったいるするというのが苦手なのであった・・・。

そして、あの行楽地というか、観光地・・・。わざとらしい、映画のセッ、トのようなしつらえ、本当は名古屋か中国で作っているものをお土産という気分のために消費する。ご当地グルメとか言いつつ、なんで伊豆でサーモンなんだ?

 新潟柏崎の鮮魚センターなんだが東京からわざわざバスを仕立てて、押し寄せては鮮魚を購入しては、東京に戻るんだが・・・、その何割かはその前日、筑地からトラックに乗って運ばれてきたもので、そいつがまたバスに乗って東京に戻るに過ぎない・・・・なんて話も聞いたことがある。

 なもんで、どうせやるなら、自分たちで意味を見つけ出して、自分たちで本当に遊べるようなことでないとねえ・・・と思っていたんだが・・・。

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 そのキャンプ場から、奥に入っていくと、風車があった、正確には風力発電施設がね。これって、中部電力だろう?原発は確か一機のみ、最も原発依存率の低い会社でもあろう・・・、へえ、こうやってすでに仕掛けているのね?

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 その奥のどん付きに、三段の滝というのがある、これが面白い。

 中には、それなりの装備でダイブしている、ひともいたが・・・。

 ちょっと工夫すると、結構修行のようなこともできそうだ。

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 滝に打たれてみるのもいいかもしれないね。呼吸を整えるのが難しい、でもその代わりにいろんなことがわかるはず。

 そして、滝は風を引っ張ってくる、それも清廉な風。

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 行った人間が代わる代わる、滝壺に入ってみる・・・。
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 ここはもう少し、装備を調えると、一日遊べそうだわな。しかも、修行者ないが、清めなんたるかに接触するかもしれない。もう少しやってみる価値はありそうだ。

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伊豆なので、海にもお邪魔した。 何年ぶりで泳いだかな?

たったの一泊でずいぶん濃厚な移動ではあったが、やはり遊ばないとね。ただ、難しいのが、遊ばれているのと見分けが付きにくいことかもしれない・・・。自分たち独自の視点とアイデアと、準備が必要だ、そういう意味で、追求する価値は大いにありそうですわ。

 それが今回の遊びの収穫。もちろん、もっと自転車を絡めることも重要で・・・、仕事にしないで、いかに遊ぶか?ということも重要かもしれませんな。

 さて、今後どうなるかな?
 

町の井戸 井戸端会議 新たな井戸の可能性

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三年前、杉並からご当地に引っ越してきたんですが、今思い出すと当時も暑かった・・・。ただ、八月十日までは酷暑で、それ以降は冷夏だったように記憶します。

 こちらに来ても井戸は引き継ぐ。これにて、旧店舗、仮店舗、そして新店舗と三代目の井戸の引き継ぎでしたが・・・。三十枠、二十五種類とその気になると、かなりのバリエーションが稼げる井戸なんでありますが・・・。

 何年か前に、伊藤園以外の飲料を店主が勝手に入れていたのが発覚し、支店長とやらが血相変えて、やってきたことがあって以来、伊藤園の井戸には伊藤園の飲料・・・という当たり前の展開になって、非常に常識的・・・まああまり面白くはない展開になっていたんですね。

 じゃあ、伊藤園さんが、潤沢な選択肢を毎年用意してくれているのか?というと、???的な状況もありますね、正直なところ。何で、梅ソーダやめちゃっったのか?理解できず・・・その他、当店周りでは結構出ていたものがなくなったり、逆にあることの意味がわからないものや、完全な失敗作なんかもあったりしますね。

 半分仕方ないことも理解しつつも、敷地内でより地域に刺激的な自販機をアピールしたいものとしては、どうも地味・・・なんでありますな。

 ただ、暑い今など、汗かきかきで来たお客がまずは飲料・・・、寒い時期、到着したとたんに温かい飲料で手を温めるなんていう意味で、大変役に立っている井戸なんでありますな。

 そんな中に、ちょいと新しい顔が入ってきやんした。

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 現役の井戸の横を片付けて、再度採掘の準備に入ります。

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 オーライ!ってなもんで、グイグイと近づいてきますね。

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 なんか当店のトレードマークと、二階の響き床のマークも入っていますね。もちろん当店からの指示が生きている・・・。

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 徐々に新たな掘削位置へと設置されていきます。

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 コンクリート地に、アンカーを打って、倒れないように固定します。

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 ジャン!設置完了!

 これは、自販機設置もさることながら、これを称して看板、宣伝に重きを置くという一つの戦略というプロジェクトがありまして、当店が一枚乗ったという展開なんでありますね。

 今は、あてがいぶちの飲料が入っていますが、その内大展開していきますよ。

 自販機なんで、一定の形式をクリアすれば、何を出してもいいんです。

 あるタイプの容器に自転車のチューブを入れて、タイヤレバーを添えて売ってもいいんです。たぶん冷えたチューブはいかがですか?なんてことになるかもしれないが。

 今はまだおとなしいが、売れるものなら何でも、一定の形式に納めて、やっていこうか?と思いますよ。

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 この自販機は看板でもあるので、店の内容説明なども詳しい。

 まだ設置していないが、チラシなどを置くポケットのようなものだって、デフォルトで付いています。

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 そして、面白いのが、中央にモニターが着いていると言うこと。

 これは、USBのチップが入るので、動画や静止画、音楽などを入れておけば、それを流すこともできます。

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 今はずいぶん前の旧店舗時代の仕事が、スライド式に出てくるように設定しています。設定という位なんだから、当然な紙も変えることもできます。こうなると近所の製造作家さんとのコラボもこの場でできるようになるかもしれません。

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 当店のホームページの画像が出てきますな、これは福田画伯による天才的絵画でありますね。

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 この映像場の使い方も、これから重要になりますね、地域の掲示板と以下たちで使ってもらってもいいかもしれません。夢は広がります。

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 画像は夜の方が断然いいですね。

  飲料に関しては、ノンアル飲料もいくつかそろえようかと。また、基本18才未満用としての枠も設けたい。その他は、、自作ベーゴマキッドの売り出し、簡易凧の組み立てキッドなどの、駄菓子から延長してくる世界を飲料ではなく、おもちゃ系のものとして、売り出してもいいかな?などと考えています。

 まあ、ここは飲料の売り上げは、シャレみたいなものなので、どこまで、地域の方々に楽しんでいただけるか?なんてことを優先して中身を考えるなんて言うのもいいですね。 

 まだメイン画面はお見せしていなかったっけ?

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 此処なんですね。なんか不気味な動物がどっかり座っているようですが・・・。

 こいつは顔は、体はパンダという、キメラ野郎なんであります。イヤーこいつには苦労しました。

 なんて言っても化けそこないの狸なんだから、そのニュアンスを伝えるのは大変だったと思いますが、向こうのデザイナーさんとの再三再四に渡る折衝・交渉の末の完成であります。

 そんなこんなで、新たに来た井戸で、どういう展開していくか?ということが課題になりそうですね。

 生かすも殺すも当店次第、せっかく付いたなら、この地域のちょっとしたポイントになるまで、何らかの特徴つけて、やっていきたいと思います。

 ゆっくり計画を練って参りますよ。いろんなことを巻き込んで、楽しくこの井戸を利用していきたい!こいつの利用法についての、アイデアなども募集します!

 
 



プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
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