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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |よもやま話 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

入学おめでとう!

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 何かまたへんてこりんなのが来たなあ・・・。

 何々?

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 なぜにブルホーン?という問いには、見た目です・・・と、いうことだった。

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 これ当店内にしか通用しない俗語で、伊勢エビというんだが・・・。フラットバー用のシフター・ブレーキを縦にして使う、これが意外と人間工学上優れているんですね、シマノは多分それに気づいていない・・・でしょう。

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 BB見ればわかりますが、これ元々なんちゃって系少年マウンテンバイクだったそうだ。それを700c化している・・・、君は何物だい?

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 このあと付けフェンダーは自作ものなんだって。

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 板で挟んで、ブレーキを取り付けている・・・、やるなあ。

 何だ?もう一台あるのか?



 こちらの方はまともなんだが・・・、

 
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 Vブレーキをカンチに自分で交換したらしい・・・、何?TRP!!! 

 と、当店は!TRPの関東テクニカルショップなるぞ!頭が高い!!!!金貯めて購入して、エイヤ!とばかり取り付けたんだろうなあ・・・。

 そういえば、昨日も来ていたぞ・・・。

 保谷高校・・・なんだって?

 昨日の子は「ボク将来メカニックになりたいんです!」と言っていた。将来の自転車メカニック・・・。

 店主の考えが口から飛び出てしまった。今後のレース機材の展開は、電動にシフトしていくだろう、難しい調整だったものがどんどん簡素になっていく。壊れたら直すのではなく、交換。つまりチェンジニアだ。

 あとは・・・、自転車の洗浄だな、主な仕事は・・・。つまり、下手すれば、中学生でもできる仕事にどんどんなっていきかねない。むしろ選手のケアの方に重きが変わってくるかも知れないね・・・。

 そういう仕事に未来はあるか?という事を考えないとな。

 目先の仕事だけでなく、長い目で色んな状況を考えて、何をどうやって、どうしていきたいか?こういうことをも同時に考えていかねばならない、そのためには一体何が必要か?と問うてみた。

 本当の意味での教養だ。ひけらかし、人を見下すためのものではない、本当の教養を身につけることが大切なんだよね。つまらないことをいうようだが、基礎学力、基礎体力だよ。

 で、今日来たのは?

 同じく保谷高校のこの二人。

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※掲載許可あり・・・

 いい顔しているね。今年入学の一年生。自転車部を作りたいと言っていた。一人国語の先生を顧問候補にしているとか。その先生、自転車好きなの?いえ・・・、あまり・・・多分。

 部活の顧問がその道に精通しているとは限らない・・・。世に部活というものがあって、最近ではブラック部活といういい方も出てきている。

 ハッキリ言おう、たかが課外活動だろう?と。高校野球に典型的だが、アレはやり過ぎだ・・・、もう一度いう、たかが課外活動だろう?徐々になのかも知れないが、クラブ活動は、その道の専門家を要した、地域のクラブチームなどが外郭として、担当していく方向に向かっているのではないか?と感じるが、その方がずっと健全だと思うわね。

 知りもしない、完全に専門外の先生が、若いからという理由だけで陸上部の顧問、ボート部の顧問、自転車競技部の顧問とかやるべきではない、と思うな。危ねーよ第一。

 それに学校の先生には自分の専門をもっと高めていく必要もあるし、何より、子ども達と関わる、学生達と関わるんだったら、先生達にはもっと外で遊ぶ時間が必要だ、もっと先生達を遊ばせないとダメだ、学校から外に出すことだよ。

 自転車競技部を作りたい・・・。なら、レースなり何なりの実情を知るために、立川にある、名クラブチームの東京ヴェントスを尋ねるといいよ。本当に、レースを知っている、機材を知っている、クラブ運営を知っていル、池田さんという方がいるから、そこから学びな。

 まずは自分たちの小ささをよーく実感してから、そんな自分たちでもできる、ヒヨコの一歩が大切だ!

 アピールするために、夏休み長距離行くのもよし、テーマを設けてい走るのもよし、できる一歩を確実に踏んでいくことが大切だし、面白いことだと思う。

 メンテその他は、近いんで、当店担当でもいいし、さっさと覚えて自分たちでやれ!

 という事で、相変わらず、店主は若いもんには一切期待しないんで、適度に励め、出入りは自由とする、しかし、学問をおろそかにしては絶対にダメ、それが鉄則、イヤ、それのみを鉄則としよう!

 以上

 入学、心より、おめでとう!
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きっかけは大切に・・・と思う



 ちょいとこの数日、大塗装大会となり、数日の間にマスクのフィルターなど一体何個取り替えた?というくらいラッシュが続いていたんでありますが・・・。

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 こういうような、一本のみをしっかり塗る、というのもありましてね。柳さんのフレームですよ。

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 一部を大森研魔の社長の魔の手が伸びていたりして、ある意味店主ら界隈の総力戦ともいえたなあ。

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 これも大森研魔の魔の手がかかっているんだが、単にクリアかけると、下手するとステンレスのタオル掛け・・・になってしまいがちなんで、ちょっとスモークをかけたりね・・・。

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 この辺は工芸系を意識して、金系のアンチ成金で渋めに攻めてみる・・・。

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 さて、ここまでやると、どんなコンポ?と悩みの種をまいたようなもんなんだが、まあ、これなら黒系で統一すると、ちょっと見せられるかも・・・という気もする。

 この辺は一本塗りの勝負!という奴らなんだが・・・。今回は量産系のお仕事も・・・といっても、最大三本まとめ塗り、というすこぶる家内工業的内容なんだがね・・・、でも今まで一気にやったのは、二本までだったのに関して、三本となると、狭い塗装場ではちゃんと整えないと、最後でカチン!とフレーム干渉の傷のもとになり得るんでね。

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 3サイズのフレームを、つや消し黒、ブリティッシュグリーン、チネリブルー、白磁ホワイト、渋赤と・・・五色に塗り分けたんだが・・・、3サイズなんで、3本一色いっぺん吹きをしたいわけだ。

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 通常なら、このように塗装部屋に1本ぶら下げて、回しながらまんべんなくかける・・・というやり方なんだが・・・。3本あるとなると、残り2本をどう収納するか?という事が問題になる。

 一々外置きをすると、塗り替えのたびに、ブースの戸を開けないといけない。開閉には結構重く処理しているんで面倒だし、埃の侵入などを考えると、できれば一度入ったら、めどつくまで開けたくはないんだよね。

 でも無造作につるすと、回しながら塗装する際に、アチコチに干渉してしまう。なれば、釣るし場を作るか?という事になった。

 中途半端対応がいかに仕事の効率を下げ、精度を落とすか?今まで散々やって来たんだが、まだその癖は抜け切れていない。ただ、こうしたいつもと違う案件が出てくると、それをきっかけに向上を狙うというのは、できれば機敏にやっておいた方が、仕事の質が上がるってもんだね・・・。

 なので、釣るし場を作ることに・・・。

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 といってもこんなもんだけどね。全ネジなんで、なんとも引っかかりがいい。それを曲げて、金具で一発鉄管打ち。構想できれば一気にできるが、それまでが時間がかかる。どうしたら、ある材料で、うまく、可変性も確保しつつできるか?考えている時間がばかにならない・・・な。

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 一度吹き終わったものを、こうして、角脇に設置することで、別のフレームを回して塗装が可能になる、もちろんどう回しても、干渉しないところに、設置するわけだ。もちろん掛けやすさ、外しやすさも考慮の上ね。

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 このように2本ぶら下げてもエンド幅135ミリでも干渉はしないように作ること。それ以上だと知らないが・・・、まあそんなフレームの再塗装依頼が来るなんて大分先だろうからいいか・・・。

 塗装ブース内に、こうした掛け場を3箇所設置した。これで、最大4本一発吹きが可能となるわけだ。仕事上の進化といえば、大進化だな。こんな形式の仕事を受けない限り、自分ではこんなことはしなかっただろう。そういう意味で、仕事はできる限り、未知のものから受けておくに超したことはない、ともいえるね。

 実際、本当に吹きやすくなった・・・。そして、こうした回し掛けは、塗装にとってもいいことを再発見。回している打ちに、材料上の塗料が適度に乾燥してくれるので、のりとしても具合がいい。

 どうしても1本吹きだと、早くブースから出て、仕上げたいために、過剰塗りとなって、たれてしまう事もあるからだ。

 塗装は、待ちが大切、そのことを再実感。今後1本吹きの際には、乾きを待つためのレクリエーションでも持ち込もうかな?さて何するか?

 ちなみに、ちょっとした治具の紹介でもしてみようか?大したもんじゃなくて、笑われそうだが・・・。

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 ある意味スタンダードなS字フック。

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 ボトムブラケット用フック。お手製整形ね。

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 ヘッドチューブ用フック。この長さも秘訣のうち、返しも外れ防止でちょいと工夫あり。

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 変則フレーム用の逆さづり治具。柳さんのフレーム塗装の際には必需だね・・・。

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 スターナット打ち込み済みフォークのぶら下げ治具。

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 フォークコラムつかみ。カーボンだったら、こんなんで十分。やたらコラムの長い、重い鉄フォークだったりすると、ちょっとつかみきれないかも知れないが・・・、そうしたら、別の方法でね。

 まあ、こんな手作り治具なんかを駆使して、再塗装なんかをやっているんだが・・・。

 そうそう、もう一つあった。塗装が自転車の見せ場の重要な一部だとすると、そのバリエーションは多い方がいい。

 今まで、やって来たことはあったが、あまり好きではなかった技法に、フレーク、ラメというものがあった。一部競輪ファンなんかが、何でそこまで?というくらい好きな層があるラメ・・・。

 なんか風俗チックで店主としては・・・、だったんだが・・・。

 もう一つ、乗れない事情があったんですわ。というのも、フレーク・ラメを使うと、どうしても詰まらせないために、ノズルの太いガンを使わなければならなくなります。そのガンに、ラメ入れて、クリア入れて吹くんだが、一度に出る量が多いので、通常の3倍以上のクリアが必要になってくる、そして飛び散ったラメで、塗装ブースがプラネタリウム状態になってしまうんだな。

 確かにできたものは、いつもと違って面白い反面、勘弁してよってくらいブース内が荒れるんだよね、といって三倍の銭は取れない・・・。

 色んなフレーク加工があるのを知っていながら、お客がラメ・・・と言いそうになると、「風俗っぽいっすよ・・・」とつい牽制したくなってしまっていたんだが・・・。

 別方法をついに開拓!

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 これね、ラメ専用、フレーク専用ガンの登場なのだ。これはクリアを入れなくていいので、フレークが無駄にならず、調整もかなりできるので、偏りもなくなる。

 ドバーッとアメリカンなフレークも、パラリン・・・という少量で粋なフレークも自在にできそうなんだ、もちろん練習は必要なんだがね・・・。

 というわけで、いつも以上の仕事が来ると、それにあわせて、テンションも動く、こんなのもその一環だな。

 ちょっとエンジンがかかったみたいだわ。今後ラメ・フレークが技法として、描かせなくなってきたりしてな・・・。

 なので、仕事では、それまでと違うこと、異なる内容のものに関しては、多少無理しても対応した方が、結局は自分のためになるんじゃないか?という事なんだな。

 普段からできることばかり繰り返していると、単なるルーティーンで緊張感がなくなる、自然と質も下がるというもんだ、事に店主に関しては、それが顕著かも知れないな・・・自戒を込めてだ・・・。

 なので、苦労は買って出もした方がいい・・・、確かにそうかも知れない、若い店主から見ると、つまらん常識的なおじさん店主になったもんだが、真理はどうもそっちの方らしいなあ・・・。

 精進せい!!!

ロックバイクスアンテナショップお訪ね



 桜が散りまして、待ちに待ちました、新緑の季節ですね。

 新緑といえば、新茶・・・ちょっと飛びすぎ?でも、当店のある西東京市から、狭山茶の産地は近い。多摩湖のまわりですからね・・・。今年は狭山茶の新茶の会なんかやりますか?

 聞くところによると、狭山茶は、ブレンドに使われて、単体ではあまりないとも言われますがね。あと、狭山茶で作った紅茶もあるとか、名物は探さないと・・・。

 色々たまった仕事も一段落付いたので、ちょっと新緑サイクリングなんかもやってみました。なんと店主らしからぬ、原宿なんであります・・・、色々ありましてね。

 今回の第一目標はここです!

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 ジャーン!狸サイクル開業当時より、大変お世話になっているロックバイクスの原宿アンテナショップ!先月より開業となったようであります!

 場所や詳細につきましては、こちらをご参照ください!

 明治神宮を背に、左側、交番があって、そのちょっと先を左に入る、小学校の通りらしいんだが、そこを入って暫く行くと、あるのがこのロックバイクスのアンテナショップなんであります。

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 店内には、ロックバイクスのバイクほぼ全種類が展示されています。直販もなされているようですね。それら展示車を感じ、そして試乗することができる、というシステムらしいですね。

 そこから、直販以外にも近くのショップを紹介する・・・という事もあるようですね、その辺様々な応用のききそうなロックバイクスさんなんであります。

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 まあ、一回り見るだけで、彼らの自転車に対する、執念・・・のような遊び心が感じられますね。

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 逆光では見えませんが、色使いがすごいんだよねえ、最近のロックバイクスは。よくぞまあ、こんな色の組み合わせを選んだもんだと、感心する。

 当店のようなチッコイ店が何やろうと、驚くほどのことはない、小回りが効くんだから。当たり前といえば、当たり前なのだ。

 ところが、ロックバイクスさんはメーカーだからね・・・、これじゃんじゃん売ろうって気は無いな?スゲーニッチなところに賭けてんな?というところがわかる。だから、自転車に緊張感がある。誰でもいいわけじゃあない、君になんだよ!君に!という迫力がある。

 確かに、万人受けのものを作って、底引き網にかけるような物の売り方は既に終わっている。もちろん大手はまだそうした手法を時にはとっているんだろうが・・・。ターゲットマーケティングっていうの?場を絞って、対象を絞って、そこに向かって集中しながらものを仕掛ける、というやり方でないと、なかなかねえ。

 とはいえ、それを堂々と王道でもってどこまでできているか?というとそれもなかなか難しい・・・。自転車界でざっとみるに、そうしたターゲットシフトができてる所って、非常に少ないように思えます、ロックバイクスさんはその少ない中の白眉のように思えますね。

 だから、まだまだ未知の可能性もある、もっと知ってもらう必要がある、そういう文脈から、今回の原宿出店となったんだろうね。しかし、この原宿界隈には、各国、世界からの観光客や仕事に来ている人たちがものすごい数いる・・・、すごいアピール力があるよね。

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 シックスコンポーネントという、ロックバイクスオリジナルのパーツ類も展示ありです、直接手に持って、実感することもできます。もちろん買えます!

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 NASAの開発した糸でもってできた、ジーパン。スゲーハイテクなんだそうだ。それがまた、自転車向きの裁断ときている。こういう所がまた、このショップの窓になっている。

 店には窓はイッパイあった方がいい。そこから外がどう見えるか、ショップの者は外をうかがうといい。そして、そこから人の動きが見えるようだったら、窓を打ち壊し、そこを入り口とすればよし。同じ店でも、入り口を変えれば、入ってくる客も変わってくる。

 客がどこから来るのか?どこからが入りやすいのか?を見極める。

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 店主は興味を持ち得ないんだが・・・、衣服というのはその形式の多様性と数の多さからいって、無限に近い質量をほこる品目であるが、これと自前の商品、この場合は自転車になるが、どう合わせるか?というのは今後非常に大きな課題となるであろう、と思っている。
 
 言い換えれば、既に衣服の分野が非常に細かい細分化されたターゲットマーケティングを行い、かつ能動的に日々新たにターゲットを切り開いているのではないか?その推進力については、他の追随を許さない勢いを持っているんじゃないか?と思えるんですねえ。

 なれば、一定のモードを目指す自転車は、そこから大いに養分を吸い込んで、横目で見つつ方向性を決め、時に寄生しつつ、ちょっと引っ張りつつ、ともに歩んでいく(憑いていく?)という手は大いにありかと思うんだがなあ・・・。

 まあ、原宿という特殊な場で、ロックバイクスさん達が、どんな養分を吸い込みつつ、どういう展開していくのか?というのは、今後とも非常に楽しみなんであります。

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 工具もありで、チョコマカ近所の自転車の面倒も見ているそうで・・・。

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 しゃれた店先で、スペイン人のママチャリのパンク修理をする青木さん・・・、こういう所もやさしいロックな、ロックバイクスさんのアンテナショップなんであります。

 原宿に行く際には、是非にロックバイクスさんにお寄りください!

珍客万来



 ブルックスのサドル後ろに、S字フックのようなものが2本でています。どうするんだろう?

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 なるほど、革系のバッグをサドルの後ろに付けたいわけね・・・。とご近所さんが、工房を訪れ、万力等を使って加工を始めました。何度もご来店で、店内を熟知されていること、手仕事に慣れているなどの理由で、ご自由にと。

 あわせては、また工房内で加工して、装着してはまた微調整を繰り返します。

 たまに、万力の使い方など、店主がちょっかい出したりもしますが、基本ほったらかし。おお、徐々に進んできますなあ・・・。

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 少しずつ形になってきますが、改良に次ぐ改良なんで、ゆっくりね。そもそも既製品買えばいいじゃないか?と単純に思う人もいるが、これがまた面白いんだなあ。

 それに、自転車用に作られたものっていうのは限界がある。そんなこと全く関係ないところで作られたものの方が、自由で選択肢の幅は無限に近い。そうしたものから何かを選んで、それが自転車につきさえすればいいんだ。できれば機能的で、美しく付けられるに超したことはない。そこで工夫がいる・・・、その工夫の過程がまた面白いと来ている・・・。

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 鉄枠が広がらないように、こうして横木を入れるといいんじゃないか?と、そこまで考えて用意してきた。

 なら、木に穴開けて通せば?なんてまたちょっかい出してみる。

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 ボール盤をセッティングして、おくと自分で穴開け。こんな感じでまずは1日目は終了。

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 この木は、100円ショップの麺棒を利用。金属あわせで、パイプなんて使ってみるのもいいかも・・・、もう少し金かけて、アルミの無垢棒なんか使ったら・・・なんて次の話までして盛り上がる。

 店主も、仕事の片手間、どうなりました?ヘエ・・・そうか、・・・ならこっちの方が・・・とか、結構口出し手出し・・・。

 そうこうしているうちに・・・。

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 こんなものが登場?

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 さーて、何でしょ?

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 わかった方いるかな?たぶん多くはないね、次の角度から、なるほど!となるはず。

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 じゃーん・・・、わかりました?

 これは空母の模型なんだそうです。で、何しに?

 塗装になんです・・・、なんと・・・。

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 もちろん店主がするわけありません。ブース貸しであります。ご自分でどうぞ!

 これが空母の滑走路ですね。マスキングのあとがあって、これを剥がすと白い文字が浮き出るということね。

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 外に出して、塗りむらなどを確認。

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 吹いたあと、中で乾燥、外から様子を見る・・・。何度も繰り返していましたね。

 模型といってもタミヤのようなプラモデルでなく、ケント紙と発泡でできた素材を重ねて自分で一から作るというのが、すごいよね。

 来週もまた来られるとか。完成が楽しみであります。

 当店はこうした文化活動にはかなり寛容なんであります。ただし、誤解していただいては困るので、誰でも気軽に、というわけにはいきません。ちゃんと常識・良識をわきまえた一定レベルの技術水準のある方に限りますよ!

 という事で、当店では、物を買うだけ、修理の依頼する人だけがお客じゃないんです。こうした珍客さん達もまた、重要なお客さんなんであります。
 
 色んなご縁と情報を持ってきていただけますんでね。

 その内ですが、店主が手が動かなくなったら、日曜お父さん工作教室、貸し出し工房・・・なんてやってもいいかな?もちろん自転車中心ですが、周辺分野まで製作OKなんてね。

 ものを作ろうとする人は面白い、そして面白い人が集まることは、もっと面白い。そしてそして、楽しい仕事はそうした面白い土壌からしか産まれない。

 資料改竄して、人を人とも思わない、人を育てない、人を使い捨てるような労働を許しておいて、面白い仕事など、人を活かす仕事など出てくるはずはない!出てきようがない!魅力的なものが誕生するはずがない!

 何か間違っている、どこか大いに間違っている、大丈夫か?この国は?本当にこれでいいのかこの国は?

 まあ、甲斐性の無い人間が国など論じても無駄か?なれば、有縁を向上させるために動くしかない、それしかあるまい。この小さい工房でも、できることはある、確実に・・・。

道具調べ 実にあれこれ・・・



 先日の北京訪問の目的、その一つは工具確認、ある意味道具調べであったわけですが、改めて自分の工房を見て、必要なものって何だろう?と考えてみると、色々大変なんだというのがわかった次第なんであります。そこそこやっていると、自然にそうしたものができあがってくるという感覚なんですが、それを積極的にやろうという事になると、なかなか大変だったんだ、という事の再確認でもあります。

 例えば上に見る、人の指の握力ではかなわない状況を補強する工具ですが、まだまだありますが、ざっと集めてこんな感じ。被るものもありそうですが、ちょっとした太さや長さの違いが、状況によって使えたり使えなかったりというのが微妙にあるんですね。

 なので無駄な工具はない・・・といえるでしょう。元々所有していたものと、亀田輪業さん廃業による工具の受け継ぎもあって、そこそこそろってはいますが。

 先日の北京工房では、一週間以内で購入したものしかないので、痒いとこには当然手は届きません。そうしたものでもしっかり仕事として対応できるようになるのは、改めて大変なことなんだな、と思った次第であります。

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 これもプラスのドライバーを集めてみたものですが、こんな感じ。一番長いものは一体何に使うか?カゴ越しに取り付けねじを外すために長いんですねえ・・・。もちろんすべて平均的に使っているとはいいません、気に入っているものや、手に馴染んでいるものがありますんでね。

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 ハンマーも何種類かあります。こんなもん一本あれば十分じゃないか?と思われるかも知れませんが、イエイエ。ハンマーは大きさや重さが違う・・・というよりも、イメージとしては、各々が持っているエネルギーが違うという感じでしょうかね。なので、これほど使い分けなければならない工具もない。

 間違えると、効かないし、時に壊してしまう、という事になります。

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 プラハンマー、ゴムハンマーもしかり。どこの何をどうしたいか?を見極めて使い分ける、非常に重要ね。

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 ボスフリーや、フリーなどの着脱工具。別に集めてこうなったわけではない・・・、やっている内にこんなになってしまった・・・。中には自作系の工具、加工系の工具もありです。

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 先日での北京でのホローテックⅡの場合のように、大中小・・・が既にあるような。以上には別のメーカーのものも混じっています。この辺も力のかかるところ、プラス特殊系の工具なんで、ないと一般工具での適用もできずで、施工が止まってしまいます。ウーン、使うかどうか迷ったら、購入です。

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 そして、北京REになかった工具としては、カップアンドコーン式のこの手の工具類であります。ビンテージ系もRE発信で用意するので、この手の工具類はないと、店の施工自体が成立しないわけで、重要なリストアップの対象ですね。

 ただし、この手があったとしても、高い確率で着脱、特に脱ができない場合がほとんどといってもいい。そのくらい錆び付き焼き付きで貼り付いているといえるんですね。

 そこで、もう一つ。

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 右ワン着脱専用工具であります。当店ではホーザンと、VARの二種を所有しています。ホーザンには当店自身による得意な加工がされているので、力はかけられる・・・。その分、本当お前鍛造かよ・・・?というくらいワンを固定する部分がめくれる・・・鋳物みたい・・・。

 これに関しては、VARもあまり大したことは無い、まだ改良の余地のある工具のように思えますが・・・。それにしても、これがあるのと無いのとでは、ビンテージ系を扱うには天と地の差になります。絶対にないと!いけません!リストアップ!!!

 そもそもレンチ系の薄い工具で開く方がレアケースとさえいえる・・・、少なくとも当店ではそうですな。

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 そして、痒いところに手の届くものは必ずあるとは限らない・・・。ではどうする?加工するか作るかいずれかになります。

 上にあるのは、千枚通しをもとにして、加工して作ったものであります。

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 加工といっても大したことはしていません。先端をバーナーであぶって、狙いの位置で曲げ、フックを作っただけであります。でもこの用途に合わせてというのが需要です。

 左の短い曲がりはどこに使いと思います?英式バルブの内部に、虫ゴムのゴムがはまり込んでしまい、交換した虫ゴムが入らない場合・・・。再度そのはまり込んだゴムを撤去しないといけませんね、そのためだけの専用工具であります。他の二本では全く対応できないんです、似ていてもね。

 真ん中も曲がってはいますが、用途は全く違います。フレーム内部を通さないといけない場合など、インナーを引っ張り出すのに重宝します。

 右のものも全く違いますよ。こいつは、カンパのエルゴパワーの内部をいじる際の専用工具です。このカーブでのこの工具がないと、最後のかけ金がうまくかかりません・・・、そのために作ったものです。

 似て非なるものとはまさにこのようなことかと思います。

 かように、施工を重視することになると、工具は重要ですねえ・・・、と本日改めて思った次第であります。北京で動き始めるREの方でも、ちょっと急ぎモードで、そろえられるものに対しても、アドバイスなどをしないとなあ、と思った次第。

 そして、作業しながら、工具を加工し、工具を作るということをやることで施工するショップとしての精度を上げていく・・・、それだろうなあ、そのための環境を整えておく、そういう方面での助言なんかもしていかないとね・・・。

 実は、当店ももう少し、剛性のあるフライスや、卓上ミニ旋盤レベルのものもあれば、そうした環境が強化されるだろうなあ・・・と思っています。それに向けて、当店も動き始めようかと思いますな。

 北京に負けてはいられない!互いにがんばろうぜ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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