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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

すさまじい伸びしろ・・・かもしれない・・・



 用件は、自落してしまい(自分でこけること、人を巻き込まない、最も健全な落車でもある)、フロントホイールを曲げてしまった、どうにかならないか?という事だったんだが。

 聞いてみると、とにかく中古値段と折り合いが付いたんで、購入。走るのも実に楽しい、そして装備に関する仕事の関係上、自転車自体に対しても、大変関心があるようだった。

 乗ることといじることの両立、つまり両方好きというのは、ロード乗りにはかつては珍しくなかったが、今はどうか知らない。

 ホホー・・・来たか。

 まずは、ホイール治さないと走ることもできない。

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 ボントレガーの変則組ホイールだったんだが、ハブは使えそうなので、摘出。それをもとに組み付けるが、なんとホール数が20という、手組にはなかなかありそうにないリムなんだが、しっかりそういうものも確保しております!

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 TNIが出しているホイールに20hなんていうのがある。それで組み直すが、その際・・・、

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 強度のことを考えて、ラジアル組にするのはやめた。4本取り(交叉)で組み直す。ただ、元々変則組用の専用ハブなので、ホールの位置が均等間隔に無いことが発覚・・・、まあ結局調整でなんとか行けたが、世話のかかる完組用ハブだよね。

 後は、これでも街道に戻せるんだが・・・。

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 きたねーぞ・・・。装備に関心があるだけに注油などはしているようだが、洗浄の仕方がわからないらしく、オイルが埃を呼び、さらにかけたオイルがさらにさらに埃を呼び既にグリス化しているではないか・・・。まあよくある話なんだが。

 装備好きなら、この辺徹底洗浄して、洗浄前後の乗り味の違いなんかをしっかり体感してもらおうじゃない・・・という事で、洗浄開始!

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 これでも風呂上がりに見えるから、それはそれはひどかった・・・。

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 このスプロケはスラム製だったな、バラけが緩い、毛足の長いブラシが必要だわな。

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 クランクからリアディレーラーのプーリーまで・・・、自分の自転車だってやらねえぞ!というくらい、大変洗い甲斐のあるはパーツ類なのであった。

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 新車とまでは行かないが、それに準ずるきれいさだぞ!

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 お互いキレイもの同士になって、食いつきもいい。ちょっといいチェーンオイルを垂らすと、回りがまるっきり違う、ギア二枚は軽くなる。

 とまあ、通常なら、これでお返しするが・・・。少しポジションをいじる。

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 なんじゃこのサドル位置は?もしマジでこうせざるを得ないなら、フレームを二回り小さいのにしないとダメじゃない?

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 まずはこの位置で、ドッシリと乗ってみよう!

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 まあ、これでハンドル位置は高いくはないが、まあ男の子だし、ちょっとこの辺もトライしてみよう!

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 大体、購入してから、そのまま乗っていただけなら、つまりギリギリ行くまでのポジションを試していないのだとすれば、このくらいの変化はもしかして、何のことはないかもしれない。今まだ大半がそうだった。多くは、アア、この方が乗りやすい・・・という展開だね。

 なので、ポジションをいじったが、ちょいとこれで試してみてくれ。

 と、普通なら、ここで返して終わりなんだが・・・。

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 2つ宿題を出しておこうか?マジで踏んでみると、このブレーキの制動ではたぶん足りないんじゃないか?と思う。見通しのいい下りで60キロは出して、ブレーキングしてみてくれ・・・。

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 あと、この型のSTI、ツーリングにならなんの不自由もないが、ひとたびレースを意識するような走りをするなら、使い続けてはいけません。

 こいつの最大の欠点を言いましょう。下ハンドル握ってからの、シフトアップができない、という致命的欠陥があります。まあ、新しい型には入っていないので、これからの人は心配することはありませんが、旧型のこれを使っている方、そういう欠陥のあるSTIですので、競技系に入るときには交換すべきか?と思います。

 という事で、この2点、検討してみてください。

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 天下のトレックのアルミですんで、組付けによってはかなりいける。なので、イロイロ調べて勉強してみてください。

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 この自転車も、乗る人も、まだまだ伸びしろがある。今後の展開は楽しみであります。どう変化していくんだろうね?元柔道選手、強靱な上半身を使った走り・・・なんて言うのもありだろうなあ・・・、ウンウン・・・。
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アームストロングの再来か?懐かしのチンバ自転車 



 自転車の神様がついているであろう、お方・・・。中心からちょっとズレたような車種がすき、というね、もう何度もこのブログに登場してくれている方なんでありますがね。

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 Wレバー仕様で組んだこの自転車なんだが・・・。

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 ご覧のようなクロスレシオなんで、実はシフティングを頻繁に行いたいんだが・・・、やはりWレバーではきつい・・・という事ですね。

 昔はみんなこれでありましたが・・・というのは本当昔の話。かつて、店主の下駄履き鉄レーサーはしっかりWレバーでありました。さして不便ではなかったんだが、子狸をのせて、保育園まで10キロ走っていたときには、さすがに手元変則が欲しくなり、交換したこともありましたね。

 子供の体重が加わるのでシフティングをもっと頻繁にやりたくなったのがきっかけでね、それとハンドルから片手を離したくなかったというのもありましてね。そして、交換したら、快適快適!そして安全でね、それ以来Wレバーは使っていません。元に戻れない・・・といってもいいかも。

 この神様付きの方も、同じ思いらしい。そこで、手元変則にしていこう・・・というのだが、もちろん普通通りには行かない訳なのであります。

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 この通常のブレーキレバー。

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 このブレーキレバーを片方残したい・・・。んんん?どういうこと?

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 こういうことだそうです。

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 なるほど、右だけSTIにして、左はそのままってことね・・・。これどこかで見たことあるよね?

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 そうそうこれね、つまりフロントはWレバー仕様で残して、右だけSTI・・・。

 覚えているかな?これって、ツールなどの山岳ステージ用の軽量自転車に使われていた仕様なのね。

 オリジナルは誰かわからないが、店主が初めて見たのが、メルカトーネに所属していたリアルクライマーのパンターニの車体。

 ビアンキアルミに、カンパレコードで組み付けられていたんだが、フロントはこのようにWレバーで、リアだけエルゴパワーで引いていた。

 ところが、さすがカンパといっていいよね、片方が単なるブレーキレバーで、もう片方がエルゴパワーなんだが、一見見た目がそろっているのだ。というのは、左レバーは、エルゴの中身を抜いた、ブレーキレバーのシェルだけのものだったんで、外見はほとんど同じ見えるわけであります。

 この形式をシマノでやった男がいます、ランス・アームストロング、一人濡れ衣着せられていル男であります。

 彼が一人が薬物で失格になったのなら、あの7連覇の記録はもちろん剥奪で、順位はすべて繰り上がりにするべきなんだがね。なぜか空位になっている。なんでだろう?繰り上げにしたら、じゃあ、こいつは薬物やっていないわけね、という事になる・・・、それには答えられないから?

 アメリカ人だからという理由で、一人濡れ衣だとすれば、くされヨーロッパだよね。

 なわけで、以来、ツールなど、プロレスと思ってみることにしている、あんなもの真剣勝負でやったら、死者出るわ。

 話は戻すが、ランスがやったのはシマノでなんだが、STIの内部抜きというのはやりにくい。なので、デュラエースに属するがエアロブレーキを左に取り付けた、そして右は正規のSTI。

 左右形状違うだろ!ダンシングするにしても握りがまったく違うんだが、本人の地の強さと薬物のお陰で、そんなところをまったく見せずに、本当に奇跡的なランス走りをやってのけた・・・。

ただやっぱりカンパから比べると喜劇的なくらいかっこわるい、当時はそう見えたね。その内、シマノはSTIに似せた、エアロブレーキ、ランススペシャルでも作るかな?と思ったが、それはなかったね。

 その内、軽量戦争も終わってい、通常コンポをフルにのせても6.8キロ以上にならないので、この形式は廃れていった。

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 さすが自転車の神様、今回の改造で、あの期間限定車体を蘇らせたというわけだ、今回もまたやってくれた。

 まあ、今見るとこのチンバも味に見えてくるのが不思議だね。短かったとはいえ、チャンピオン仕様だったわけだからかな?

 しかし、自転車レースもボディービルの大会と同じく、薬の大会とナチュラルの大会に分ければいいのにね、と皮肉の一つも言ってやりたくなる、何はともあれ、あれはアームストロング一人の問題では絶対になかったはず、やつはそれまでの他のすべての薬物選手の濡れ衣一切をすべて一人で引き受けたとしたら・・・、まるでキリストだよな、アーメン。

少年よ!軽くしようぞ!



 車から降ろそうとした、瞬間、重い~・・・とおもはず口から飛び出たんであります。子供用なんちゃってマウンテンといっていいんだが、なんでそんなに重い・・・。

 まさかそんなはずはなかろうと思って、再度持ち上げてみると、やはり重い・・・。なんでだ?パイプの中に砂でも詰めてんのか?と思うくらい重い。

 まあこのパイプ・・・、こいつで歩道の手すりを作ってもいいくらいの生鉄のパイプなんだろうか?むしろガードレールのパイプで作った・・・じゃない?と思えるくらい重い。

 実はかつて、ヒルクライムの練習用激重自転車を考えたことがあった。何のことはないチューブに砂を詰めて、自転車のパイプにまく・・・。後は、ホイールに細工する(詳細は特許申請時の際もめないように、今は極秘にしてますが・・・)、もう一つは今の看板自転車のごとくホイールにフィン加工して風力(というか風圧ね)を利用するというやり方ね。金かけないで、強くなるには金かけないで自転車を重くして、丘陵地をのぼる・・・なんてこと考えてましたな。

 話を戻して、これを軽くして、より遠くへより速く・・・とおとうさんは思うのだが・・・、その思いをくみつつ、少しでも軽くするためには・・・、やはり一つ覚え、いらんもの外しを徹底することかな?となる。

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 カゴ使うかい?という問いに、その少年は使わない!と。自分で言ったか、店主・親父連合の外してもいいよな!という無言圧力を忖度したか・・・?まあ、なら外すか・・・。

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 スッキリじゃ!

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 後はペライが、こいつも取っておくか・・・。

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 あとこのごっついタイヤ。ブロック・・・の必然性はない。重さだけではなく、走りの軽さも求めないと、土台が重たいんでね。
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 26*1.25なんて、ほぼこの手では一番細い、かつスリックで転がり抵抗を減らす・・・、これで走りの軽さは実感できるんじゃないか?とね。
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 実際走ってみると、やはり走りの軽さはかなり実感できる!

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 あと、これもまたほんの微々たるもんだが、プラのギアカバーも外した・・・。重さ対策というより、スポーツ自転車入門だな、少年よ、自転車をより遠くへより速く走らせるなら、自転車臨む姿勢も変えてもらわないといかん。ギアは電ノコの刃と同じ、ズボンの裾は靴下に入れるかとめるかだ。

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 これもちょっとしたもんだが、鉄ハンドルをアルミの安ハンドルに替えておいた、多少違うだろうな・・・。

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 あと、そうこのダイナモもね。電池式のものにすれば軽いよね、それに点灯とペダルの重さの相関関係もなくなる。

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 最初のいかにもガキ用なんちゃってマウンテンバイクが、中学生用のクロスバイクもどきには化けただろう?

 実測はしていないが、持った感じはなんか軽くも感じるぜ・・・。暫くこれでいけ!

 同じ車体でも、変えようと思えば、これだけ変えられるんだ、という実感をもってもらえれば、今回は大正解。あとは君が乗って、より遠くへ早く行けるようになること。自転車は単体では走らない、君という限られたエンジンの力をどう効率よく、距離とスピードに乗せるか?というこれから新生自転車との関係が始まるんだ!

 今の年齢で、そういう体験しておくと、この後どんな自転車が来ても、この体験を越えるものはないかもしれない・・・、だからあとは乗って乗って、乗りまくれ!親にはいえないようなところまで・・・行っておいで!

 父ちゃん達も、今だから言うが、実は親に言えないところまで行っていたんだぜ!

ガラスで 電動・・・



 メリダ、今や新城効果で売れているようでありますな。かつてはBSが入れていたもんだから、一級品はアンカーとぶつかるからか、二級品以下しかはいってこなかったらしい・・・、だからかつてのメリダといえば・・・、まあ、ねえ・・・というレベルのイメージしかなかったんだが、一級品が入ってくるとやはり違うね。

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 こいつにガラスのコーティングをした。やはりフレームからだとやりやすいね。

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 パーツが付くと、やはり外す手間が・・・かかりますんで、できればこうしたフレーム一本の方がやりやすい。コンポ載せ替えの時などに一気にガラスコーティングというのもいいんじゃないか?と思います。
 
 さて、こいつアルテグラ電動なんですね。しかもかなり洗練されている。かつては電池むき出しだったが。

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 今やここ、ピラーの内部に装着されるようになった。かつてのツーリング車だとここに発泡体などを詰めて、スペアのスポークを差しておくなんてことやっていたが、今や電動システムの電池が入る時代か。

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 こんな感じで、細いマイクのような感じ、こいつをピラーの中に装着します。

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 ほんで持って、こいつをピラーの中に戻します。当然コード類はBBソケットの方に落ちることになります。

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 ここで、STIからの指令ケーブルと前後ディレーラーと電池とがすべて接触するジョイントになります。すべてを奥までしっかり装着してから、各方面にケーブルを分けていきます。

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 カーボンフレームは内部にケーブル類を収納するタイプが多い。それらにすべて導線がついているとは限らないというところが、怖いところ。もし導線がないとすれば、あるのは入り口と出口だけ、その間はパイプの内部ということだ。大方アウターケーブルなどが簡易導線として仕込まれている場合が多いので、それを利用して各ケーブルを導いていく。

 これが無いと、まあ大変だよ・・・、小さい穴からケーブル通して、むこうの小さい穴から出す・・・なんていうのはもう神業だからね。

 古い車体扱っていると、その手の経験はいやが上にでも通過することになる。二人で声を掛け合ってやったり、頭にライトをつけて、内部を照らしたり、時に医者のような反射鏡があればなあ・・・と思ったり・・・。

 一通りつながって、動きの確認ができたら・・・、

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 ごちゃついたケーブル類をトップチューブなどに分担して収めます。でないとBB付かないからね。

 で、こんかい実にあっぱれなBBがやってきた。

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 ウィッシュボーンというのだそうだ。こいつの何が優れいているか?というと真ん中をご覧あれ。

 ちょいとピンぼけだが、雄ねじと雌ねじになっているということ、ここが大事。というのは何か?こいつを装着するとき、片方を押さえて、もう片方を回していけば、ちょうどねじが締まる要領で、ゆっくりとソケットにBBが収まるという事になるということ。

 それからもっと大事なのが、装着の逆、取り外すときなのだ。つまり、装着と逆方向に回していけば、今度はソケットからゆっくりと外れてくるということなんだが、何が大事か?というとこの「ゆっくり」外れてくれるということなのね。

 この手のカーボンフレームを扱う上で、何が一番いやか?というと、この手のオールカーボンソケットから、圧入されたBBを抜き出すときなのであります。どうするかご存じ?

 たいていの場合叩き出すんだぜ!でなければ、その逆をスライドハンマーとか使って、これも叩き出すことになる。母材がカーボンですぜ・・・。最も衝撃に弱い素材でしょ?

 そんなところに着脱するもの、圧入はいいとして、取り出しの時の工夫はもっとパーツメーカーちゃんと考えろよ!!!と思っていたところに、登場したのがこのウィッシュボーン。

 これからカーボン車体をご使用の皆さん、この手のBBは、すべて!!!すべて!!!ウィッシュボーンにいたしましょ!

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 ゆっくり装着完了!

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 ブレーキワイヤーも取り付け、実は一悶着合ったんだが・・・まあなんとかなった。シフターのところでも言ったとおり、こうしたカーボンフレーム類はワイヤー内蔵型が多いので、くれぐれも導線は大事にね。ワイヤー交換の際に無造作に、アウターインナーを一気に抜かないこと、場合と状況によって、どちらかを残して、それを導線として新しいワイヤー類を通すべし!これ鉄則だよ。

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 そして、各所の締めにはこれも重要低トルク用のトルクレンチを使用する。金属フレームの感覚で鬼締めしたら、バキっと基体にヒビが入らないとも限らない・・・。

 しかし、こうした締めにはトルクレンチ使用させるなんてデリケートなことさせる割に、BBの抜きには叩き出しかよ!と相変わらずしつこく絡んでみる。

 ちなみにカーボン車体お持ちの方は、トルクレンチは必須ですよ、持っていない、なんていうんじゃすまないよ、と言っておきます。

 とある同業者の名言です。「大体素人にトルク管理させるものなんて、メーカーさん、売っちゃダメだよ!」店主もけだし名言と思いますね。ちなみにトライアスロン部なんかの部室にトルクレンチあるのかな?

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 しっかりアルテグラのクランクが付きましたぜ!

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 付けば、あとは電動のなせる技というのは面白くはないが・・・、でも細かい調整は必須!

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 ホイールに、今はなきDT585をはいている、堅実でいいね。

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 メリダ様のお通りだい!ときた。

 乗りにくくはない車体、とらえどころは無いが、長距離乗ることで、少しずつ答えがわかってくるような車体かも知れない。本当同じカーボンでも色々あるようだよね。

 これにて載せ替え完了!

自らを知る 自転車に乗る



 このダウンチューブ、メガチューブですね・・・、という事は?アルミの磨き号かな?と普通は思うだろうな?

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 ただ、この辺の溶接が・・・アルミには見えにくい、むしろ鉄か?なんてね。

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 このなまめかしい磨きの妖しい光を放つこのメガチューブ・・・、あの溶接に・・・、パナソニックオーダー・・・と来て、もしピンとくる人がいたら・・・結構パナフェチ・・・といってもいいかもなあ・・・。

 そう、今作っているのかしら?できたときは、それそれは意欲的な作と思った記憶ありですね。

 その名をコブラ・・・と言ったと思います。

 パナソニックコブラ、その正体は・・・チタンであります。

 当時チタン愛に満ちていた・・・、実は今も嫌いではありません・・・、店主の隠れた愛車の一つはチタン車ですから。当時このコブラが出たての頃は、結構心を動かされましたね。いい物作りしているなあ・・・と思ったものです。

 展示会でパナその人に褒めたところ、当時近代ツールを出場した唯一の日本人選手に、「やわらかい」と酷評されて、「でもね、大半が選手でもない人が踏むんですよ!私もこれで琵琶湖二周しましたが、疲れなくて最高のフレームです!!!」とがんばっていたなあ。

 それが二十年の時を経て、当店にやってきた。主なご用はここ。

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 ダウンチューブと角度をほぼ同じくするステム・・・。

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 このアルミの磨きステムの作成依頼に来られたんであります。もちろん大森研魔の社長の作ですよ、見事にチタンとマッチしていますでしょ?

 この角度・・・、でもこれって、自分を知っている人のポジショニングとして、ロードもこういう乗り方がある!という好例だと思うんですよ。よくわかっていらっしゃる、ご自分自身も自転車も。

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ハンドルとサドルをほぼ同位置に持っていっている。自分の体力と、この自転車で何をしたいか?という事をしっかり把握されているからこそ・・・だと思いますな。

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 パーツを見ると、これまた見事に寄せ集め。持っているものから組みました・・・という成熟選択・・・。

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 ガクッと古い名作が付いていたり。

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 とりあえず、コイツ使えるから使っておこう・・・というものまで。

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 不思議なフォークも付いていましたね。これもチタン製・・・、ドイツものらしいですが・・・。店主もどこかで、チタンフォークを見たことあります・・・、トライスポーツあたりかな?かなりニッチな選択かと思いますが、安直にカーボンをつけないで、こうして探して選んでの姿勢に、この車体にかけるそれとない強い愛のようなものを感じますね。

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 ある意味カジュアルロードの達人・・・といってもいいでしょうな。自らがどのようなものであるか?そして自分にとって自転車とはどういうものであるか?というそのバランスを見事なところで取っている一台、こんな一台は一朝一夕では組付けはできません。

 長い時間と成熟の時を超えて、ポワッと現れる希有な一台ともいえるものかと思います。

 奥行きの深いものこそ、その奥深さを体現できる人がいないと、そのものは成立し得ません。ものの成熟は人の成熟を抜きには存在し得ない・・・。そんなことをそれとなく痛感させてくれる一台とでもいえましょうな。

 もの作りは、人作りにまで間接的に届かないと、いけません・・・と言われているような話であります。

 なるほど、また重大な課題一つですな、人作りに届くようなもの作り・・・、なるほど・・・、なるほどです・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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