メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |車体 ピスト tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
FC2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ストドロエンドでもピスト 固定にしてしまえ!



 このフレームは当店オリジナルのロードフレームなんですね。これを大森社長が乗っていたんですが、最近こいつにかなりのいたずらをし始めてようであります。

 何やったの?

242874175_4437152049697262_6672772371023045649_n_convert_20210924153638.jpg

 かつてはアルテグラか何かがついていた、STIだったが、なんかディズナのブレーキレバーになっていますね。ということは、シフトはどうなった?

242761290_4437152276363906_1563928736645725239_n_convert_20210924153419.jpg

 あれ、前がシングルになっている・・・、ただ右もエアロブレーキレバーになっていることを考えると、まさかリアまでも?

 242821783_4437152469697220_902329846833689880_n_convert_20210924153533.jpg

 やっぱりそうか・・・、リアまでもシングルになっている・・・。ただ当店のオリジナルロードのエンドは、ストドロエンド、ストレートエンドといって、ホイールのズレを物理的に起こらないようにする、くぼみの形式なため、仮にあるギア比でチェーンのたるみが出ないとしても、それ以外のギア比で、チェーンをピンと張ることが困難になるタイプの構造をしている。

 つまり、そのエンドの形から、ホイールを引いて、チェーンのたるみを取ることができないので、シングル化する自転車には全く向いていないタイプの形式なのだ。

 なのにあえて固定にしているのは、一つ秘密があったのだ。

242808147_4437152879697179_7123286047932112158_n_convert_20210924153516.jpg

  これはある特殊な形式のハブを使っているということなのだ。その名はホワイトインダストリーというメーカーの、エキセントリックハブというものを使っているということなのだ。

 これは好きなギア比の設定をして、チェーンをかける。たるみ部分が生じると、エキセントリックつまり楕円に動くギアの形式を使って、たるみを取るということが可能となるものなのだ。

 これを使えば、ストレートエンドのタイプの自転車も好きなギア比で固定化、シングル化することができるようになるわけであります。

 大部分の方はポカ〜ンとしているかと思われますが、好きな自転車をほぼ全てこいつで持って、好みのギア比で、シングル固定化することができるようになる、ということなのだ。

 かつてこんなこともやって遊んでいたなあ・・・と懐かしくもありますが、いま当店周りで、いい年した親父連中の固定ばやりが激しくて、近い内にこの手のエキセントリックハブなんかも飛び出してくるんじゃないか?なんて予感もしますね。

 242870634_4437151889697278_2810504517623346172_n_convert_20210924153620.jpg

 前はマビックのキシリウムか何か?ロードのフロントはほとんどのホイールがつきますから・・・。

 242851431_4437152676363866_529388711029868530_n_convert_20210924153549.jpg

 さすが大森社長、こういう嫌味にならないながらも、ニクいパーツを隠し持っているんですねえ・・・。

 242802085_4437151689697298_168947551326050636_n_convert_20210924153456.jpg

 ウーン、さすがプロだけあって、遊び方が粋ですね、シレッとロードを固定化してしまった・・・。

 地味だけど、自分のもやってほしい・・・なんて人もいるかもなあ。目立たなく遊ぶ・・・粋でございます!

スポンサーサイト



衣服の延長としての自転車?



 ピストフレームを持ち込みまして、黒に再塗装いたしました。


 219225107_4232376656841470_8606604277039628090_n_convert_20210717194242_202109111707202cb.jpg

 物自体は、モロNJSピストだったんですね。クランクも相当気合が入っていますが。その競争系の牙を少しずつ抜きながら、自分の色に染めていく人あり。

218864816_4232376963508106_2230038923799123972_n_convert_20210717194218_2021091117071814c.jpg

 このハンドル、ツーリングハンドルをわざとあしらい、外側に開く形を選択した。そしてブレーキも上引きのエイドバーがついているもの。ゆったり乗るには最適なハンドル周りかも知れない。

 あとは・・・、色々と自転車の事を勉強しながら、焦らず少しずつ、自分の成長に合わせて自転車を変えていけばいい、本当焦ることはないのであります。

 218798255_4232439183501884_2615835844809793638_n_convert_20210717201003_20210911170717d47.jpg

 ガチのピストはもう前に出たがるような妖気すらある。乗った瞬間スゲー・・・と思ったのがMAKINO!あれは妖気を超えて殺気すら感じられるほど、前に出たがる何かが宿っていた・・・。

 ところが、この車体・・・そういう意味での殺気がない。むしろ馬に手綱がついているようで、ドウドウとある乗り手に飼いならされたような趣すらある。

 もう競走馬である必要はない、乗用馬として、我とともに・・・と宥められた感のある車体となっている。

 その持ち主たるや一体どういう人物たるや?

241812980_4398152130263921_5840335398858105397_n_convert_20210911170647.jpg

 納車の際には革のブーツであったが、再塗装依頼のときには、これまた磨き上げられた革靴を履かれていた。

 身につけているものが際立っている・・・というと、見せびらかしている、華美であるという意味ではない、まったくない。実に天衣無縫なのだ。気取ってもいない、尖ってもいない、とても自然にある見地から選択されたものをサラリとまとっておられる。

 なんだろうなあ、衣服に関しては、むしろ遠ざけていた店主の琴線をピーンとはねてくるようなもの、それが何かはわからないが、これは自転車のあり方を一変してくれるかも知れない予感のようなものが走ったもんだった。

241757207_4398152090263925_6484806694013966695_n_convert_20210911170629.jpg

 例えば、これを見て何かを感じないだろうか?

 繰り返すが、店主は衣服に関しては、ほとんど関心がない、むしろ枠から外していたほうなんだが。だから、からっきし見る目もないし、分類も何も全くわからない。

 そういう店主がこの有り様に何か反応してしまう。例えば、ズボンの色と時計のバンドの色。聞くところによると、この時計は相当古い米軍の払い下げ品から選択してきたものらしい。

 全くこれみよがしではないが、尋ねるとそれなりのストーリのあるものをしれっと身につけている。

 241799408_4398152303597237_7465905380473514433_n_convert_20210911170638.jpg

 カバンも身の丈。統一感、ハイセンス・・・ウーンなんともしっくり来る言葉がないねえ。

 とは言え、

241821723_4398152230263911_2937434492683977848_n_convert_20210911170655.jpg

 そういう方が、元NJSのピストを自分なりにいじって乗りこなすと、こうなる。全く別物に車体も変身している。

 こういうのを見ると、この自転車はこの型のある意味衣服の一部、イヤ衣服の延長としての自転車、というようにも見えてくるから不思議である。

 あなたにとって自転車とは何か?野暮な質問ではあるが・・・。

 これはお客さんによって本当色々なんだな。

 それまでの発注内容やこだわりの系統が読めないで、一体どこが落としどころなんだろう?と思う方がいた。フトある時、その方にとっての自転車は、自分の部屋、自室と同じなんじゃないか?と思えた瞬間から、こちらのアドバイスが生き始めてきたことがあった。

 他にもある、ある人にとっては自転車とは個人の持ち物を越えた、街の景観の一つであると意識している人もいるようだ。時代の象徴・・・とも感じている人もいるかもしれないね。

 また人によっては自転車が、釣り竿、焚き火台、フリスビーといった外回りの玩具としてあることもありましょう。

 そして、この方にとっては自転車は衣服を中心とした、身につけるもの、身につけるものの延長・・・として表象されているやに思われます。

 さてこうなると、これは大事なのであります!!!

 もう自転車屋の出る幕はなくなります!それでいいんです!自転車を自転車屋・自転車メーカーに任していたから、この体なんでありますよ。そんなことが続けば、単なる競争道具、実用用具、移動道具に成り下がってしまうだけ・・・。

 こういう方が現れたからには、自転車屋は一歩引くのみであります。少なくとも店主は一歩どころか十歩でも引いて、こういう外から、他の分野から一体何を持ち込んでくれるのか?そしてそうした持ち込みによって、自転車のどのような側面をどのように見せてくれるのか?を楽しみに学ばせていただきたいんでありますよ。

 自転車を自転車単体でいじっているだけではもう限界がありありなんであります。もうカラッカラなんであります。そうなると隣接するものとタイアップで、ペアを組んだ他分野とどのような化学変化を起こして、どんなものへと変身していくのか?という外部との接触による刺激、スパークが必要なんだと思っているわけであります。

 少なくとも、店主にとってはそうでありますな。食と自転車、行商と自転車、衣服それも古着と自転車、マラソンと自転車、ボクシングと自転車、ボートと自転車もいいなあ・・・、など他分野とタイアップすることで、まだまだもっともっと自転車は輝くことができる、イヤ、そうした契機がない限り、自転車はもう輝かない!とすら言っていいんじゃないか?

 といっても、まあ焦らず・・・、それぞれの分野との接触をみながら、双方ともに成長していく手がかりが見つかれば大変いいんでないか?と思われますよ。

 今後とも、衣服のなんたるかと自転車のタイアップの可能性・・・、ゆっくり追っていきたいと思いますわね。

数カ月駆けての変身 ロードからピストへ



 これは・・・ジモティ・・・だったか。そのまま乗らないほうがいいね、ちょこっと整備した状態がこれだったかな?

 この距離で見ると、そこそこ・・・に見えるも、近くで見ると量産品・・・かな?という感じもする。必ずしも高価な一台ではないが、これを少しずつ手を入れて、数カ月で理想の一台にしていった男がいた。

 創作系の仕事をしている男とはいえ、そこまで強烈に自転車に酔心している、というほどではなかった。今から数年前、娘の自転車の手入れで当店にやってきたことが因縁となって、今では当店内の中間的スタッフのような動きをしてくれる。

 それが何がどうなったか、ほぼ突然だが、ピストっていいっすよね!といいだすようになった。

 うん、確かにいい年した者がピストに興味をもってもらうことはいい機会だが、何を今更だ。店内に置いてあるピスト車体など、じっくり観察しては値段を聞いてくる。

 普通の自転車屋ならまさに商機到来で、高めの値段を言っては値引きしたふりして売りつける、という技を繰り返すところだろうが、どうも店主は知己に対してものを売りつけるというのがダメだ。

 値段聞かれても、知らねえ・・・の一辺倒。早く諦めて、何か基体になる車体もってこいよ・・・と内心叫んでいたんだがとある日、もってきたのがこの車体。何だピストじゃねーじゃん・・・と。

 ところが、ここからがある意味その男と当店の真骨頂のような展開となった。

 まずはコイツを安全に乗れるようにということで、wレバーロードとして軽く再生・・・。そして乗りながら、イメージの中のピストをこいつに具現化してやろうという展開だ。

DSC_8014_convert_20210609202627_202108292012183a8.jpg

 このバンド式のWレバーもいいもんだ。着脱ができるというのはピスト系にしたあとも戻すことも可能。シングルと多段を行ったり来たりできるパーツでもある。

 もし、多段専用となって、そして手元変速になったとしても、これを起点にアウター受けをつければいいわけで、何かと便利なパーツなのだ。捨てては絶対にいけない。

 DSC_8017_convert_20210609202645_20210829201220640.jpg

 まず男が考えたのが、ホイールの整備。最初はなんか金リムないか?などと物色していたが、気の変わりの早い男なもんで、これも店主は一切無視していた、その内、何か決まったもん持ってくるだろう・・・。

 240969962_4358743054204829_7811085918898387383_n_convert_20210829200624_202108292012054da.jpg

 案の定、ミケのハブに、「Hと息子」という変なリムを持ち込んで、前ラジアルで組み付けたわけだ。

 ピスト化するにはリアホイールが重要。そこも同じリムとミケのリアハブを持ってきた。

240986632_4358742647538203_2623456772609588780_n_convert_20210829200635_202108292012071fe.jpg

 というわけなんだが、この手のWレバーロードをピスト化していく際の一番の山場は、これで終了。レレレ?ってなもんでしょ。あとは基本外していけばいいだけ・・・なのだ。

DSC_8005_convert_20210609202551_20210829201214c54.jpg

 ホイール交換して、リアディレーラーをWレバー台座とともに、外す。

 DSC_8007_convert_20210609202601_20210829201216d84.jpg

 あとシングルにしたいのなら、このクランクをシングルとして使ってもいいが、モロシングル用に交換してもよろしい、フロントメカも外す。

240829180_4358742727538195_920561679665777984_n_convert_20210829200547.jpg

 当店にあった、ジモンティ・・・、かつてはこの辺はあれば飛ぶようにでていったが、最近では棚を温めている。と同時に輸入物とが取扱をやめてしまった。手頃でそこそこの見た目でよかったんだがねえ。

 DSC_8011_convert_20210609202618_20210829201217a87.jpg

 古ターニー・・・のセンタープルブレーキ。この頃はなんか味があったような気もするが。別にこれはこれで使い続けることもできるが。

 241003624_4358742874204847_7856192995722042120_n_convert_20210829200651.jpg

 かなりグレードをあげた。ヨシガイダイアコンペもんの削り出しアルミのセンタープルに交換。

240965515_4358742837538184_8739832302499578674_n_convert_20210829200617.jpg

 まあ、高級感は上がるわね。効きも普通以上にいい。

240986632_4358742954204839_8612111097210317939_n_convert_20210829200643.jpg

 この辺まで来ると、この手のステムはもう定番だね。細細でもいかに日東さんがオヤジたちのセンスをものづくりで下支えしてくれているかが分かる・・・、ヨシガイさんもそうだが、この辺がなくなったら・・・、いかに味気ないか?本気で考えたほうがいいだろうね。

 240823536_4358742924204842_3119238814884691767_n_convert_20210829200539.jpg

 ハンドル周りもシンプルに。ちょっと前布バーテープを巻いてニス塗りをしていたが、最終採用はこいつになったらしい。

240942517_4358743017538166_489813117614395867_n_convert_20210829200602_20210829201201696.jpg

 この辺はいずれ革なんか使ってもいいかもしれないが、この形状はこの男、大部気に入っているようだ。好きにせー!

 240961874_4358742770871524_7934332126628893102_n_convert_20210829200609.jpg

 なんか変な所にチェーンの端切れが付いている。聞いてみると二十年くらい前のニューヨークで、これが流行っていたとか。サドル盗難防止を兼ねてということだ。

 そして、そんなこんなで、二ヶ月くらいか?かけて、当店というより店主ら、取り巻き、側近連中に大いにいじられ、干渉され、突かれつつも仕上がったのが、これ。

 240935568_4358742610871540_2519660186287722468_n_convert_20210829200554.jpg

 見事にどこにも売っていない、手を出して作らない限り絶対に出現しない一台の誕生なのであります。

 いい年した男が、ネット上のセコハンサイトから、完成品サイト、ピスト写真などを参考にしながら、頭の中のイメージを喚起して、付けては外しを繰り返しながら、完成させた、この男をまさに体現させる一台の完成・・・ということなのだ。

 当店はというと、場所化して、時に邪魔して困らせて、あとは組付けの工具と技術をお渡ししただけで、決して表立っていたわけではない。

 もし当店が表立っていたら、こういう形にはならなかったわけだ、だから面白い。

 一定の年を経て、ものの考え方や、生き方なんかが定まってくると、それに合わせたもの・・・というか、その生き方等が移り込んでいるようなものを持って、あるいは使用しているということが、カッコイイ・・・ということなんじゃないか?なんて思ったりする。

 カッコイイはメーカーや、広告会社によってでっち上げられるんじゃなくて、自分の内に染み込んだ何かが、内側から滲み出てくる・・・そうしたもの・イメージを元に、組み付けられるものがあるとすれば、それこそが体現であり、受肉化というとだろう。

 それを超える最強・最善なんてもんはないだろうし、あっても必要のないものだろうな。

 そういう意味で、大変良くできました!!!であろう。それは完成した自転車だけじゃなく、組付け過程にしても、当店との関わり方にしても・・・ということを付け加えておこうかな。

 DSC_7999_convert_20210609202531_20210829201211114.jpg

 ちなみにその件の男とは、彼のことである!もう骨折も完治して、今やイケイケ、今年中に再度大怪我しないか店主はヒヤヒヤなんだがな。
 


ピストがまた来た 固定じゃないが 戻り?偶然?



 当ブログで取り扱うと、ちょっとブームというほどではないが、刺激が伝わる感じで、似たような施工が続くことがあるが、今回もまたピストだよ。

 FUJIフェザーだ、こりゃ。

 出た時はもうピストは通常の自転車乗りの選択肢となっていた頃、エントリーモデルとして相当売れたんじゃないか?とおもいますね。無理なスキッドをやってロックリングがねじ切れることをFUJI病とか言われていた。

 なので、各所そんなに高価なパーツ類は当然ながら使われていないんだが。こいつは・・・

240461866_4337509129661555_2513229856266259974_n_convert_20210822191349.jpg

 どこかで見たリムだね。最近くんだな。そして

240511143_4337509239661544_2189417468584350189_n_convert_20210822191429.jpg

 なんとデュラエースのハブが付いている。わざわざ組んだんだね、しかも黒スポークで。この中身はボールベアリングから、玉押しまで全て交換できるので、ハブ内部に傷がつかない限り、大げさにいうと半永久的に使える・・・。時折のメンテが重要だよね。

 240472508_4337508879661580_7147119149234013870_n_convert_20210822191356.jpg

 スギノのクランクが付いている、これも交換したんだろうなあ。

240451910_4337508966328238_712006490356990741_n_convert_20210822191333.jpg

 BBメンテもちゃんと済んだ、ピスト本体のメンテなんてBBくらいだよね、ここの管理とチェーン管理ができるようになれば、ピストはほぼ自分で面倒見ることができる。そういう意味で、メンテに関しては初心者用の車体ともいえるね。

 240457423_4337509006328234_3291066424728736249_n_convert_20210822191342.jpg

 チェーンを交換した。

 240514408_4337509186328216_5555525582017768218_n_convert_20210822191445.jpg

 フリーも相当ダメだったんでここを交換。しかし、一時から比べるとシングルフリーのコグが高くなった、値段見てびっくりしたわ。なので、別モンなんかも探しては試してみることに。

 240507828_4337508752994926_6034161577192695346_n_convert_20210822191405.jpg

 エイドブレーキを本ブレーキとして使うというのはピストに始まったことだ。エイドブレーキメーカーとしては、あくまでも補助なんで、本気ブレーキとして取り扱わないでください、なんてマニュアルあったな。

 240508228_4337509302994871_4524423120461861592_n_convert_20210822191413.jpg

 前後ブレーキのワイヤーを交換して、シューも交換して調整。しかしピストは単純なだけに、一つ一つのメンテが最後に効いてくる、ごまかしが効かないし、改善点が見つかってもどこをいじったらいいのかわからなくなることもある、そうなると大変なのもピストなのだ。

 240509581_4337509082994893_6123286398942262514_n_convert_20210822191422.jpg

 このサドルはそろそろ交換してもいい頃かも知れないが、サドル交換は素人でもできるので、今回は予算内でこちらの施工を精一杯させてもらった。

 238733889_4337508672994934_8286608566681924208_n_convert_20210822191326.jpg

 うん、あったあった、こういう車体が多く走っていたのは十五年くらい前のことだったっけ。今後ブームがこない限り爆発的に増えることもないだろうな‥・と思うとすこし寂しくもあるが、まあ選択肢として薄かろうがそうとして残ったということはいいことだろうね。

 しつこく面倒見ますし、固定は推します!

何が起きてるの?プチピストブーム到来か?



 なんか送られてきたんで、開けてみたら、ロックバイクスが入っていた。ロックバイクスと言えば、売上には協力していないが、実は当店も取扱店舗のひとつなのだ。

 だから、受注したら、発注するということはできる、もちろん。

 まあ、ロックバイクスさんとは、別のところでの付き合いのほうが深いともいえるね、東京で会うよりもコロナ前は台中で何度かあったりしたもんな。台湾で飲んだりしたこともあったよ・・・。

 で開いてみると、

234052249_4292650017480800_4220124907234673724_n_convert_20210807185611.jpg

 なんとシングルと来ている、しかも

234151885_4292650280814107_1866337121918575800_n_convert_20210807185618.jpg

 コテッパ(固定コグ)がついている、ということは、ストリート系のピストということがわかります。これメンテして乗りたい人がいる・・・。

 あれ?なんか当店だけかも知れないが、ピスト続いていない?

 前回の、当店主催のサイクルキャンプでも、コースの影響もあったが意外と固定が多かった・・・。もしや、ピストのプチブームか?

 別にブームになる必要なんてまったくない。色々あったが、かつてのピストブーム‥・アレはブームであって、ブームでしかなかった。

 とはいえ、薄いながらも層ができる、というのが重要だ。層ができるというのは、選択肢として、ジャンルとして確立したということを意味するな。

 ピストブーム前などは、コテッパの車体なんて、一部の競技者と特化的な固定好き意外には、その存在すら知られていなかったはずだ。

 そんな中で固定ギアにしない?といっても、はあ?何それ?で終わってしまう。

 少なくとも今は、多少自転車に踏み込んだ人に同じ質問すれば、「イヤ、それはちょっと怖いなあ」「興味はあるんだけど‥・」とかの答えが返ってくるようになった、それだけでもすごい進歩だよね。それまではないに等しかったんだから。

 234767291_4292649924147476_8072163346913691635_n_convert_20210807185649.jpg

 ハンドルはフラットだ‥・それも幅が広いねえ・・・。こんなの店主が乗ったら、二十分で交換したくなるね。

234238743_4292650194147449_8386698222025787189_n_convert_20210807185640.jpg

 手首の構造がフラット向きではないのかな?横棒を握ると手がすぐに痛くなる、なので縦棒型のハンドルにしたいということになる。

 ブルホーン‥・、ドロップ・・・、プロムナード・・・、どれも前後や上下の違いはあれど、縦棒状態であることで共通している。
  
 この横棒フラットバーに、

232873081_4292650317480770_2458161157211763_n_convert_20210807185430.jpg

 こういうブレーキレバーが付くと、通常はカマキリと言われるんだが、実質的にはカマキリよりも、水中にいる昆虫のタガメの形状に近いように思うのは、店主だけかな?

 そう、こいつはタガメ号なのだ!

 234770432_4292649840814151_5295802664601981873_n_convert_20210807185657.jpg

 もちろん前輪にはキャリパーブレーキが付いている、ストリート向きピストだからね。

 ただ、一筋縄ではいかないのが、ロックバイクスだ。リアブレーキというと・・・

233821718_4292650057480796_7213498960240520177_n_convert_20210807185602.jpg

 ネ、一捻りあるでしょ?!シートステーブリッジにはついていない・・・。場所というと、自転車をひっくり返します!

233732813_4292649744147494_2799697360646991710_n_convert_20210807185439.jpg

 チェーンステーブリッジの、しかも下側に取り付けているんですね。しかもサイドプルながら、またひと味変わったブレーキがついている。

 ある意味ここは地面から近いので、ホコリや小石や砂をはさみがちで、ブレーキの位置として最適ではないかも知れないが、そういうところをあえて自社のアイコンにしてしまう、というところなんかがロックバイクスの果敢というか、お茶目なところなのであります。

 234201150_4292650137480788_8738721208958687694_n_convert_20210807185633.jpg

 というところで、まずは乗れるようにいたしました。あとは、各自乗る人が志向凝らしてああだこうだいってくれれば、こちらはそれに従って、施工し直しますよ、ということで。

 ピストというのはロードと一体となって、初めて「これぞ自転車だ!」という一組にて一なる存在だと思っているんであります。

 だから、ロード乗りなどは特に固定も合わせて乗ったらいかが?といってんだが、なかなか伝わらないし、多分通じない大半の人には何の意味も感じられない提言かも知れないが・・・。

 だからピストは、選択肢ではなく、スポーツ系の自転車に乗る人にとっての必需!とすら思うんだけどね。だからプチブームとかじゃない、自転車乗るのにホイールが必要なように、スポーツ車に関心あるなら固定は片方の靴のようなものなんだよね、と思うのよ。

 別に、NJS系のピストを購入する必要もないし、市販車の固定ギアでなくても、実用自転車改造してしまえば、固定ギアもんの自転車なんて、すぐに作れてしまうのだ。だから乗りなさい!騙されたと思って乗りなさい!と言ってんだがね。

 まあ、これからも静かにいい続けます・・・。固定ギアは選択肢じゃない、必需なのだ!とね。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター