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110ミリ用 改造ハブ |
もう二度目になりますが、最近メールや電話にてご要望の増えてきました、ピストフレーム110ミリエンド用の改造ハブの宣伝です。![]() ピストフレームがヤフオクなんかで高値で売れる!という情報が流れているんでしょうか?ピンからキリまで、ヨーこんな値段で売れんなー?!というものが続出していますね。 フレームのブランド化が一層進んでいるようで、それはそれで手作りの良さというか、価値が見直されるという意味では大変良いことなんですが、過度のブランド化はある意味自転車の本質を見失わせてしまうかも知れない、なんて思うことがあります。 まあ、自転車にも多角的な興味の持ち方ができますので、プレミアムフレームに、しっかり磨いたレアオールドパーツかなんか付けて、ウットリ見つめながら酒を飲む、なーんていうもの一興でしょう、その気持ちたいへんよく分かります! しかし、自転車は人車一体となって走ることが、やはり本質でしょう。 人車一体、この意味は軽くありません。 車体だけでなく、人の方もとても大切なんです。 その、人というのも多角的でしょう。 レースをご覧になったことありますか? もし機会があったらレース会場に足を運んでください。 その時、選手の体、なんと美しいことか!ということに目を奪われるのではないでしょうか? その美しい体の選手が、ミリ単位で調整されたピシッとした自転車にまたがって、シャーッとクランクを高回転で回しながら目の前を通り過ぎる、一陣の風ですな。 イヤそれだけじゃない。ちょっと年配でその貫禄を品の良い衣装でまとって、シックなピストに乗っているK島さんのような紳士。着こなしと乗りこなしの両立のできている人、これにもホレますね。 まさに人車一体、車体だけでなく、人の方も合わせて磨かないと究極のアンバランスになってしまいますね。 政治家やマフィアはデカイ外車に乗っていても別に不自然ではない。イヤむしろ、彼らにこそそれらは合っているのかも知れない。それは彼らも外車も共に○○で、ある意味バランスが取れているからなんでしょう。 しかし、自転車はそうはいかない。貴奴らに自転車は似合わない、なぜなら自転車は○○だから。全くバランスとれないんです。そういう意味で自転車は人を選ぶんです。 でなんだっけ? そうか!ピストフレームの過度のブランド化の話だった。 で、何から何まで出てくる中で110ミリエンドのピストフレームもかなり出品されるようになりました。 出品されれば、買い手も付きましょう。 それで勇んでフレームを手に入れて、さて、ヴェロシティーのきれいなホイールで・・・と思いきや、ハブが合わなーい!と困惑している方々も続出しているようです。 乗ってみたい一心でフレーム購入したはいいが、対応する部品がない、というのは悲劇です。 そこで、110ミリ対応の32H ・36H改造ハブを作りました。 ![]() 削り出しの機械が高かったので、ノバテックですが工賃含めましてワンペア13000円となります。 といっても、ハブ自体が品薄なので、ほんの数ペアしかご用意できていませんが、よろしかったらご利用ください。 では! |
110ミリピストフレームのための改造ハブ |
まだまだピストフレームの高騰が続いているようですが、皆様いかがお過ごしですか? このブログを立ち上げて二ヶ月強、ありがたいことにお客さんが切れることがありません。毎日ご来店か電話またはメールでのお問い合わせが続いています。ありがたいことです。 ただ、申し上げ続けているように、適正価格でのピストフレーム入手がまだ困難なため、多くのお客さんにはご迷惑をおかけしております。申し訳ありません。 フレーム持ち込みのお客さんも数名おられます。これは楽です。その他のパーツさえ用意しておけば、うまくすればその場で組めますからね。当店としては大歓迎です! ただ・・・、中には110ミリのフレームをお持ちのお客さんも何名かおられます。もちろん対応させていただきますが、ピストフレームには120ミリと110ミリの二種類があることをご存じない方がほとんどです。そこでちょっとお節介、両フレームの違いをここで明記しておきましょう。 この両フレームの違いをごく簡単に言えば、後輪をはめるフレームのエンド幅が120ミリと110ミリという違いなのです。ほぼそれだけ。だから両者を一見して見分けることは困難です。 ですから、ヤフオクなどでピストフレームを落札される方は、出品者のコメントをよく読むしかありません。書かれていなかった場合は、出品者に質問して聞いてください。 なんでたった10ミリの違いで、そんなに騒ぐんだい?と思われるかも知れませんが、エンド幅の違いは、そのまま後輪のホイールの違い、正確には後輪ホイールの中心部であるハブの違いを反映しているからなのです。 通常、フレームとして多く流通しているのは120ミリです。従って、ハブも120ミリのハブのほうが種類もあり、安定供給されている訳なんです。こういう際にはながいものに巻かれろで、120ミリのフレームを購入したほうが無難です。 では、110ミリを購入した場合はどうなるのか?ということですが、これは110ミリ専用のハブを買わないといけません。120ミリのハブと110ミリのハブとは互換性が全くありませんから。 写真をご覧ください、10ミリの違いは結構ありますでしょう? ![]() これだけなら、スペーサーで調整すればいいと思われる、猛者もおられると思いますが、ことはもっと複雑なんです。 ![]() この写真でおわかりのように、エンド幅だけの違いではなく、エンドのスリット幅の違いでもあるんです。 そしてまだこれだけでないんです!前輪を収めるフォークもエンド幅は同じ100ミリですが、スリットは1ミリほど狭くなっているんです。 全く互換性がないということの意味は、ここまで徹底されているということなんです。 じゃあ、110ミリのハブを買えば問題ないわけ?となりますが、ある意味ではそうですが・・・。 問題があるとすれば、この110ミリのマイナーなハブには、36Hの種類しかありません。少なくとも私は見たことがない。36Hしかないということは、当然36Hのリムを探さねばならないということになります。 では、今36Hのリムはどのくらい種類があるだろうか?ということになりますが、これがほとんど無い、というのが現状です。せいぜいあってアラヤのRC540ぐらいでしょう、あとはほとんどがクロスバイクのタイヤ幅の若干太い仕様になってしまいます。 当然、様子のいいディープリムなんかはありませんし、いわんや今流行のヴェロシティーなんて夢の又夢、ということになってしまいます。 これではピストに乗りたいがため、高いお金を出して110ミリのピストフレーム落札した方が、あまりにもかわいそうですね。そこで、こんなの作ってみました。 ![]() ただのハブじゃんか!と思うには早い。 これ下の120ミリのハブと比べてみてください、そうなんです!110ミリなんですよ! ![]() しかも! ちゃんとスリットにも入っているでしょう?ハブシャフトをスリット幅に合わせて削ったんですよ。 しかもこれは32H! ![]() つまり110ミリのピストフレームにも、手に入ればヴェロシティーのディープリムのホイールがはける!ということなんです。 改造費を込みにして、13000円にて販売します! なんだ!思い切って110ミリの36Hのハブを買っちまったゼイ!というお客さん、あなたにも朗報です。 ![]() どうでしょう?ディープリムとまではいきませんが、このタイプのミドルプロファイルでよければ、WOで36Hを入荷しました。価格はご一報ください。 というわけで、痒いところに手の届く改造パーツ等を今後も考えて世に出していきたいと思います!よろしく! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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