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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

お母さんの手柄だな・・・



 元々は、これをマットブラックに塗ってもらえないか?という依頼のつもりでご来店したらしい。

 その前に自前で塗ろうかしら?という電話をいただいていたんで、このお客さんかな?と店主が勝手に勘違いしていたんですね。どうも違ったらしい。なわけで、当然自分で塗りますよね・・・という方向で話を進めていったんですが、どこか怪訝な顔をしていたんで、アレ?おかしいなあ・・・なんても思っていたんですが。

 勘違いから出た真・・・てやつ?

 モロ乗る気・・・というほどでないながらも、お母さん、セガレっ子と自家塗装をすることになりました。

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 自転車ばらして、ステッカー剥がしや洗浄、足付けのやり方を教えます。スタートは順調でした・・・。

 ところが、ほんの二十分ほどしてみると・・・

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 アレ?ガキンチョがいない!?

 フォークがほったらかしになっている・・・、どこだ?と脇を見ると・・・

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 ギャー!!!!ばれたー!!!とばかり、すでに作業に飽きたガキンチョ君が縄跳びをやっていた・・・。

 まあ、読めた展開ですね。男の子なんてこの手の作業十分もったらいい方で・・・、大抵はほったらかしで遊び始めるのが常なのであります。

 5歳児・・・、外に出てきた子狸とも遊びまくって、全く作業に戻る気配なし・・・。いいぞ、くそガキ・・・。

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 こんな感じで、お母さんの作業が黙々と続きます。こうなってくると、ちょっとコチラも手助けしたくなりますね。親子和気アイアイでやっている場合は、よほどのことがない限り、手出しはしませんがね。

 この自転車ツートーンで決めるので、今回フォークはマットブラックにしてね。

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 本体には、緑をかけて、なんとか終了です。

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 全く、自分の手柄のような顔して・・・いい気なもんだぜ・・・。これはお母さんの功績だよ。

 で、二日目は本体にマットブラックをかけるんだが、緑の部分は文字で抜きたいという・・・。これがまあ、面白く行った。

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 完成に近くなると寄ってくるという、ガキンチョの法則・・・。マスキングテープ外しは神妙にやっていた。

 で、お母さんの力作の完成!

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 かっこいいでしょ?ってなんの文字なんだ?

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 こう見るのね、一見Aにも見えますが・・・、実はRなんですね。それを上下のパイプに分けて書いてみた。ある意味チネリの方式をとりました。

 なぜRなのか?それはこのガキンチョ君の名前にリュウというのがあるので、そこからRを取ったということなんです。

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 反対から見ても、Rです。おみごとでしょ?

 そして上から見ると・・・、

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 Xなんですね、だからなんだ・・・なのですが・・・。

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 ガキンチョの希望で、緑の部分をシートステーで塗る、これはやってあげました。

 で、完成だ!

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 オオ!お母さん頑張ったねー!!!パチパチパチ!!!という感じ。

 それほど、自分からやりたかったわけではなかったらしいが、塗り終わったあとの充実感はあったんじゃないかな?と思います。完成車を見たらどう思うかな?

 まあ、ガキンチョの作業に関しては、五歳なんてこんなもんだ・・・。あとは、しっかり乗れよ!ってなもんで。

 もしまた、数年後に来たりしたら、もっと自分から作業に没頭するようになるだろう・・・、どうなるかわからないが、人の成長というものは楽しみなもんだ。

 また来いよ!
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軒先貸して 母屋で学ぶ



 子供が率先して、自分の自転車の塗装をするという企画。もう何回やってんだろう?

 システムはこう、自転車を持ってくる、コチラが解体しておく、好きな色のペイントを持ち込む。足付けの仕方を教える。自分で足付けをして、塗装する。それをコチラがまた組み付ける、以上!

 簡単にいうと、こうなります。まあ、システム自体は簡単なんだが。それを親子でやる、子供が大きいと、大方自分でやることになりますが、逆に子供が小さいと、親が実質やることになる、というのが通例ですね。

 今回は・・・、実に親子が大変協力的にことが進んでいったんであります・・・、おみごと!というくらいにね。

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 ばらしたフレームを洗浄して、ステッカー等を剥がして、足付けをしていきます。結構寒い中での水仕事、娘さんですが、テキパキとやっています。

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 今回、この軒先企画で初めてだったのが、なんとスプレー缶ではなかったことかな?

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 刷毛塗りだったんですね・・・。自転車は工業製品、なのでどうしても均一的に塗装することになっている・・・んであります。冷静に考えれば、別にそうしなくてもいいのにね。均一的に塗装する場合には、刷毛では刷毛ムラができてしまうので、スプレー缶でやるというのが定番になってきていたんですが・・・。

 今回はあえて刷毛に。しかもちょっと変わったペイントを使用しています・・・、家具にいいんじゃないの?というような雰囲気なやつです。

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 刷毛を選んだ時点で、ムラの問題はなくなったも同然、そういう選択もありだなあ・・・。こういう自分では積極的にやらないことを目の前で見られるというのも、軒先貸しはやめられません。

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 今回はフレームだけでなく、泥よけ、チェーンカバーなどの小物にまで塗りが入っています。本物の籐のカゴ、これも入念にクリアをしみこませるようにとご指導。でないと、紫外線や雨などで劣化されやすくなって、すぐにカビや変形してしまいます。

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 塗っては乾かし、塗っては日向で乾かし、それを何度か続けます。

 作業二日目にて、終了。集中力とセンスの勝利だよね、本当よくやりました!!!

 組み上がった自転車です!

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 接写で撮れているかな?ちょっとゴワゴワした感じ、見えますか?温かみがあるよ・・・。

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 これはよく見えるよね。刷毛ムラをうまく利用している。

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 丁寧に塗り分けた、その色の組み合わせも大変いいですね。暖かく、どこか落ち着きます。

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 ライトにまで、細かい配慮塗り・・・、これ確かお父さんが頑張っていたなあ・・・。お母さんはお昼ご飯を持ってきたり、いい連携していましたね。

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 クリアコーティングをしたカゴもしっかり付いていますね。

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 いい自転車になったでしょ?思わず乗ってみたくなる・・・、欲しくなるような温かい自転車だよね。

 塗料が、アメリカの古い家具をイメージして作られているらしいので、それを利用したところでもうセンスの上で、勝負は決まっていたわけであります。

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 まさに家具のような落ち着きのある自転車ですね。なるほど・・・。

 今回も大いに学びますなあ・・・。実用自転車の分野にこういうテイストは大いにありです。いかにも手で塗ったような(今回は実際に塗っていますが)一台。

 自分が乗るか乗らないかは別として、一つの世界を暗示しているようなもの、ジャンルを確立する質量のあるものなどに、大いに反応すべきなんだと思います。

 イヤー、勉強になるわ・・・、本当に作りたいものを作る!という上では、採算を考えない素人が一番怖い・・・、今回はそれに子供というのが付いた・・・という意味で最強だよね。

 素人さんから、しかも子供さんから教えてもらうこと、この軒先企画はそのための出店のようなもんであります。だから、常に開いておく。ご希望の方は、いつでもどうぞ!

自転車も二年経てばねえ・・・自分でやれ!



 変な自転車が置いてあった。
 
 確かに見たことはある、しかも、頗る当店通過の仕様、どうせメンテか何かを頼むとかいう内容だろうと、放って置いた。

 しかし、あるのは自転車だけ・・・、誰がもって来たんだ?薄々分かってはいたが・・・、でも周りを見渡しても、見当たらない。

 この日は、パンクやタイヤ交換の依頼が異常に多くて、なんか当店は自転車屋さんみたいになっていた。そういえば、みるみるパンク修理用のパッチが減ってきている。あんなもの一箱購入すると、すさまじい量のパッチが入っているんだが、それが何箱か?パッチのサイズに合わせて8箱ぐらいあって、それを購入した2、3年前には、廃業するまで使い切れないだろう・・・と高をくくっていたんだが・・・・、そろそろサイズによっては再購入となりそうなのだ。

 狸サイクルって、自転車屋もやっているんですね・・・と最近ようやく納得し始めてきた。

 実用車系のタイヤ交換も、随分と依頼を受けることになった。亀田輪業さんからの引き継ぎもあると思いますな、有難いことなんですが、あそこがブリジストン系を主に扱っていたんで、タイヤもブリジストンという名のイノアックなんですわ。

 かつてはそんなにまじめに実用車はやっておらず、扱いの量も少なかった、扱っているメーカーもキョーワ・・・とかでしたが、亀田さんの流れができて以来、当店もイノアックものを使うようになった・・・んであります。

 その減りがまた、目に見えるもので・・・、この前取ったばかりがもうワンペアしかない?なんてね。完全に自転車屋じゃない・・・。

 雨が続いて、自転車に乗らなくなって、不具合なんかも放って置かれたやつが、晴れの一日にその手の修理系が殺到することがありますが、その日もちょっとそんなゴタゴタの日なんでありました。

 なので、先ほどの自転車などには一瞥くれただけで、放って置いたんでありますが・・・。

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 その前を通る度に、なんか自転車に変化が・・・生じているんですね。チェーンがないよ・・・。

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 ダイナモライトの交換の依頼もあったなあ・・・、本当自転車屋だ。そんなこんなでまた前を通ると、今度はブレーキワイヤが抜かれている・・・。この日は、柳さんは来ない日であった・・・。大森社長は夕方以降のおいでだし・・・、店主以外にもだれかがいるな・・・。

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 んんん?!今度はバーテープもない・・・、誰だあ・・・?あいつかなあ・・・。

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 んん?!何やつ?

 後ろ姿発見!

 まあ、そんなことはどうでも良いか・・・。

 それよりも、こんなものができました!

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 外の鉄箱の上に何とも壮観な手すりというか柵ができました!

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 柳サイクルさんの工房の上にもしっかりと柵ができています。

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 夕涼みしながら、この上で缶ビール片手で・・・なんて良いでしょ?で、これは人が乗るためというよりも、ここに長らくお待たせしました!とばかりに念願の狸サイクル看板が付くんであります、あくまで予定。

 隣には二回のイベントスペースの響き床の看板もね。

 未だになんですが、「あのーここは何屋さんなんですか?」という質問が来るんですね、これだけ自転車が置いてあってもそう訊ねてくるんですから、本当一体何屋に見えているんでありましょうか?でもまあ、当の店主自身が自分の店を時に「自転車屋みたい・・・」に感じるんですから、外部の人が何屋か分からんというのもわからなくもない。

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 なんだまだいたんだ、やっぱ君だったか・・・。2年前に改造した自転車のメンテに来たんだとか、一日ではできないんで置いておくって。福祉実習とかもある変わった学校にいるらしい・・・。

 「今日は自転車のメンテとですねえ・・・、後うちの学校って、論文があるんですよ・・・ですんでその相談に・・・」

 自転車のメンテで来るのは分かるが、なんで学校の論文の相談に、当店にやって来るんだよ?

 「あのなー、うちは自転車屋なんだよ!・・・やっぱり自転車屋・・・だったんだ・・・・」

夏休みの宿題 そのお手伝い



 夏休みの自由課題に、自分の自転車を自分で整備などをやって、それをネタに仕上げていこうと、ということになりました。

 協力者はお父さんと、影の存在としての当店。
 
 三歳の時から乗っているというこの車体を三年生の男の子として、今後とも長く大事に乗っていくための作業をやっていきましょう。

 大体三日間のコースのようなものなんだが・・・、今これは面白い!と思っても、来週より学校が始まってしまう、夏休みが終わってしまうところからすると、もう少し早めに公表しておけば良かったかな?とも思いますが。

 まずは今年の夏休みの、ある少年とお父さんの奮闘ぶり、ご覧になっていただきたい。

 まずは解体だ!ほぼフレーム単体にしていこう!

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 一般工具でできる所は、自力でがんばってもらいます。

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 こちらの指導の順で、パーツ類を外していきます。よーく観察しながらね。パーツをよく見て、それらの連動もよーく見ながらな。

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 なんと、すごい、解体してしまった!お父さんはしっかり記録係に徹します。当店はあくまでも裏に・・・。

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 2日目、フレームを徹底洗浄して、足付けをしていきます。そう、再塗装をするということ。最初はオレンジ単体でやっていく、ということでしたがねえ。

 作業もちょっと年季のいる部類、手伝いのいる部類にはいっていくると、おとうさんの援軍が入ります。でもお父さんも結構楽しそう。そう、こんな事を元々から楽しもうと思う方でないと、子供にこんな宿題の提案なんてするはずがないか。

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 二人で色をかけていきます。足付けの経験は、塗装でたれたり、しじまになったりしたとき、すぐに役立ちます。失敗したら、よく乾かして、足付けすればよし、それだけなんだよね。

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 塗装完成!オレンジとブルーのツートーン。それに元のパーツを戻す・・・というより、折角フレームをかっこよくしたから、自転車自体もかっこよくしていきたいということ。

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 BMX系のハンドルを付けました。

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 長くに渡って乗れるように、大人用のピラーとサドルを付けます。

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 チェーンカバーや、泥よけなど、いらないものを外しましたよ。

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 仕上がった自転車に跨がって、ご機嫌な少年。もちろんお父さんもね・・・。

 最後の仕上がりの写真を撮って、それを現像してレポートに張って、今日店主からいわれたいくつかのポイントを整理して、作業の順序を記述して・・・、あとは乗り心地の感想でも書けば、ほぼ完璧なんじゃないかな?

 まあ、この笑顔がすべてを物語っているよね。

 今年の夏休みは終わりだが、来年はもっと大々的に、夏休みの自由研究手伝います!ってやろうかな?

 イヤイヤ、今度のこのお父さんがやりたいと言ってました、今度は自分のかな?奥さんと話をして、予算取ったら、また来ます!とのことでした。

 まあ、なんでもいいや、やりたがり屋さんいらっしゃい!ということで。

 しかし、親子の良い思い出になったんだろうなあ・・・、だったらよかった・・・よかった・・・。

新店舗でもやりまっせ!軒先自転車



 この新店舗の前の前の、その前から始まった、軒先自転車なんでありますが、新店舗でもこれは続けて参りますよ。

 お姉ちゃんが乗っていた、この自転車をその弟が乗る。ただこれじゃあ、あまりにもお古だし、女の子っぽいから、どうしようか?というご相談をお母さんからいただきました。

 なら、軒先お貸しするので、ご自分でやってみませんか?というコチラの提案に、すっかり乗っていただきまして、新店舗で第一弾となります、軒先自転車の始まり、始まり!

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 フレームとフォークとにバラして置いたものを、親子で、洗浄して、足付けして、塗装するというもの。もちろん、色んな指南はいたしますし、基本の道具などもお貸しします、もちろん場所もね。

 洗浄ができて、足付けしたら、塗装と行きましょう。

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 すぐやりたがるが、すぐ飽きる少年を中心に、お母さんが音頭を取って、お姉ちゃんはそのサポートしながら、進めていきます。よくある展開ですが、お母さんの気合いが入ってきて、施工内容にかなり細かいチェックが入ります。良い傾向・・・。

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 フォークの方もやるのよ、こうやって!とお母さんの模範吹きが始まります・・・。

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 もちろんタレが出たり、埃が付いたり、乾く前に触ってしまったり・・・・なんていうのはもう織り込み済みです。

 もし失敗しても、同じ工程を辿れば良いだけのこと。はい、乾くのを待って、ヤスリで足付けして、再度吹く・・・、それだけ。

 でもそんなことが大切なんですね。施工に自分が携わっておくと、以後使いながら、乗りながら傷が付いたとしても、へっちゃら、また足付けして、マスキングして、再度吹けば良いだけでしょ?となる。

 人にやってもらったものは、そうは行かない。アア!キズが!どうしよう!!!!となってしまう。

 今周りにあるものって、ほとんどがそういうものでしょ?技術や内容がすべてメーカーによって独占されているってことですよ。何にも携わっていないから、詳しいといってもせいぜいソフト的に詳しいだけで、中のハードに関しては全くお手上げなもんで、スマホ落として、タブレット落として、キャー!!!って狼狽えるしかない・・・。

 技術や内容をもっと身近に、自分たちで管理できるようにしていくという、時代に逆行するというのもいいもんだ・・・、たかが塗装と思うなよ・・・。

 なんかやってはすぐに飽きる息子を叱咤激励しながらも、全体的にはホノボノと作業は進んでいきました。

 お母さんとしては、どうも、ツートーン、スリートーンにしたかったようですが・・・、本人が乗りたいので、早く塗り終わろうということで、塗装終了。本当よく頑張ったよねえ、親子三人でね。

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 こんなだった、車体がね。

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 真緑になった!初めてというところからすると、大したもんだよね、全く。

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 自分で手を入れて、きれいにフレームをしていくと、それまで付いていた、汚いパーツ類はどうしても使いたくなくなってくるようで・・・、何色のサドルにする?とまた親子でバトル。まあ、結局は子供が乗るので、お母さんはいつも大人の対応でした。

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 お母さんはオレンジのサドルにしたかったようですが、子供がどうしても緑の差し色が欲しいということで、これになりました。

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 ハンドルも、男の子らしく!ということでね。

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 黒ハンドルに、黒グリップ。ブレーキレバーだって、良い物使ったんだぞ!このハンドル回りは、中学生になっても、そのまま移植できる代物だよ、だから長い目で見るとかなりやすい買い物となるはず!

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 両足スタンドの片方を切って、曲げて一本足スタンドにする。この方がスポーティー・・・だよね。

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 親子三人の力と、当店の協力でできあがった、再生子供自転車、その名を「走れ!コウタロウ!」と言います。

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 この新しい乗り手の名前が、コウタロウ君というのでね。

 フレームに輪っぱが二本とハンドル、サドル、ペダルが付いていれば、自転車って言うんだが・・・、こいつはそんじょそこらの自転車じゃあない。なんてったって、親子三人が一丸となって作り上げていった一台なんだからね。

 こういう自転車を渡す時、言うだけ無駄な一言があるんですね、それは・・・。

 「大事にしろよ!」

 んなこた、言われなくたって、オイラ分かってラー!!!!ってか。

 施工に携わると、修理することもできるし、自分の実力も分かるし、知らずに愛着もくっついてくる・・・。「ものを大切にしなさい」などと言うお小言は、物を作らなくなってきたところから出てき始めたんじゃないのか?

 なれば喜んで時代に逆行しようではないか!小言を言う以前に頭と手足を動かしておくことだよね、そしてそれでも足りないことがあるとすれば、一言添えれば良いわけだ、それは小言ではないだろう、そういうのを大言・・・って言うんじゃないかな?

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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