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あの男が一時帰国 野心にて候・・・ |
![]() 何度か本ブログにも登場した、山田氏緊急帰国中なのだ! どこからって?メキシコからだ。ウーン、一回りどころではない、三回りほど太くなって帰ってきた。デブになってきたわけではない。今30になったという・・・。彼と知り合ったのが明治の学生の頃なんで、10年近くになりますな。 当時から、こいつは面白い・・・、その頃からもう化け始めていたようだが、将来は相当大化けするだろうという予感があったが、まあ今も常におばけの連続中で、もう大変なことにすでになりつつあるね。 学生の頃、卒業論文のテーマが「日本におけるバルの研究」という内容だったと思う。日本にバルなるものが出現して、さして時間は経っていないところから、研究所のたぐいはほぼでていない、紙でないなら、歩いて集めるしかないという研究。 学生というよりもジャーナリスト的なセンスが必要だと言うことで、こいつは将来スゲー筆者になるかも、そんじょそこらのフリーライターなる雑文書きにしては勿体ないと思ったもんだった。 卒業の際、進路にちょっと悩んでいた。片山右京の自転車チームに直に掛け合って、スペイン人選手の通訳に抜擢されそうだったが、その話はチャラになった。 そうそう、学生時代にスペインのパンプローナというところに留学していて、スペイン語ペラペラだっだな。 その後メーカーとラジオ番組製作と、そしてメキシコでの通訳の仕事、どれにしようかという時、ちょっと相談に乗ったことがあった。 勿論店主としては、人間いたる所の青山あり!ってなもんで、メキシコ行きをすすめたね。それで本当にメキシコ行くことに。 今はメキシコに土地もかって、永住権も得て、八面六臂の活躍をしているということだ。 ![]() 薪ストーブを前に、まあ、色々話してもらったわ。一言面白い!講演会でもやりたいね。メキシコ話のあれこれだ。 マフィアの話、クソのメキシコ警察の話、治安の話、メキシコ人気質、メキシコアメリカ間行き来の現状、メキシコ自転車事情などなどなどなど・・・。 幾晩あっても足りないほどの話の質量だ。 そんな彼が、ある世界的イベントの日本担当になったという話を持ってきた。グラン・フォンド・ニュー・ヨークという自転車イベントがあるのだそうだ。 一言でいうと自転車レース、しかも100キロ超えのもの。参加資格は自由。マジ勝負しても、グループ参加しても、足がなくても、参加して可能。一筆書きのできるコースレイアウトできれば、そこが会場となりうる。 色々と条件はあるが、その本体との関係は良好で、後は日本の何処で開催するか?というところ。今の所、花巻、大子町当たりから交渉を始めるという。 抜き身でいって何処だけ相手にされるか?なんだが、まあ男30歳、どんどん失敗しなさい!早ければ来年秋ごろ開催予定なんだが、どうなることやらだ。 そして、目はその先を見ている。グランフォンドニューヨークはロードレースなんだが、彼の目は、グラベルの方にしっかり向いている。 というのは、メキシコ・・・、日本から比べるとかなりいい意味でも、悪い意味でもかなりハチャメチャな所、土地の所有?ハア?ってなもんで、なんかあったら、すぐ地権者が口出ししてくるどこぞの国とは全く異なって、だだっ広い土地に適当な杭と鉄条網なんかが貼ってあるんだが、そんなもん引っこ抜いて自転車で入り込んで走っている内に、地権者らしきおじさんに鉢合わせしても、ヤア!で済んでしまうお国柄。 そんな国でのグラベルが面白くないわけがない。実際今年、仲間と開催して、ちょっとした黒字を出した、開催者としても今ん所優れた腕をも持っている。 そのへんの彼のメキシコでの活躍は、こちらの記事に大変詳しい、写真もいっぱい、動画もありもで、是非見てほしいですね。 こちらも動画も、すごいねえ、臨場感!西部劇でそのまま使えそうなロケーション、ソンブレロの山賊がでてきそうなところもある、サボテンも・・・。 ![]() そうそう、冒頭の度肝抜き自転車だが、これは日本帰国時の彼の足だったんだが、致命的な割れが発生、これからどうします?形が面白いから、看板にでもしましすか? ![]() 薪ストーブの炎を見ながら、話は尽きない。講演会というのも仰々しいので、忘年会と称した宴会続きで、色々喋ってもらおうかな?なんてね。 ちょっと、ゆっくり、注目してほしい青年です、山田くんといいます、座布団は運ばないよ。 もし、自転車も、メキシコもありとあらゆる所が頓挫したら、僕はモンゴルに行きます!と豪語する。何だそりゃ?!日本に数少ない馬頭琴奏者でもある、そんな話を聞くと、頓挫しても面白そうだね。 時代は決して明るくはない・・・と思っていたが、こうした若者が溢れてくるところを見ると、将来悪くないかもな、とも思う。店主のような年寄りは、まず決して邪魔しないこと、何処まで協力できるか知らんが、それよりもむしろ機を見て、さっさと引退することだろう・・・、そのくらい老害は問題なのではないか?と思う最近である。 励め、若造! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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