メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |改造 その他 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
FC2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

静岡から音がする・・・



 パナソニックなんだが・・・、どうもこの金属の質感はなんだ?

 DSC_1509_convert_20181215234623.jpg

 ステンレス・・・というよりも、こいつはチタンだ・・・ね。パナソニックチタン。相変わらず華はないが堅実な作りのパナソニックであります。

 同じチタンでも、パナソニックが作るものと、パッソーニが作るもの・・・、同じチタンでも違ってきてしまうのは、華の有無によるものなのか?しかし、国内でカタログ以外でパッソー二を見かけたことがないというのも、実に不思議だ、カタログは立派なんだが。

 このパナソニックチタンの小径車、実は静岡県から送られてきたものなのだ。その理由は、走行中に異音がする・・・という。

 また来たよ・・・。この異音がするという指摘ものから、簡単に直ったケースがほとんどない、という例の案件なんだが・・・。

 もちろん止まっているときは音はしない、走っているときにしか音しないもんで、症状を見るに走らないといけない。ところが、座ってじっくり観察のできない、この走行チェックで患部を一発で指摘できるという、確率は大変低いんだよね。

 メンテ台の上では異音がしなくとも、体重を掛けて乗ってみないと、その有無はわからない。そして、音の出所がだ、自転車はつながっているので、ここだ、と走りながら特定することが実に難しい。あとで全くの見当違いだったことが判明することも多い。

 なので経験上音の感触からどの辺か?という見当をつけて対処していくしかないが、その対処法がまあ、碌なものがない。走っている自転車から耳を澄ませたり、乗り出してらしきところを見たり・・・、ただ走行中にそればかりに集中してはいられない。危ないからね。

 なので、複合的異音車体については、関係ありそうなところはすべて調べて、メンテ、オイル系充填、あるいわ交換しつつ、徐々にその輪を縮めていく。

 押さえるというよりなだめるに近い感覚、確信というよりも祈りに近い感覚になってくるものだ。

DSC_1514_convert_20181215234702.jpg

 ペダルを回すごとに出る音と、ただ前進しているだけで出る音とは、その出所は違う、今回はその両方。ということは前進している際に動いているところすべてがその対象になる、まずはだ・・・。

 となるとこのハブは妖しい。大森社長の執拗な追跡の結果、内部の徹底洗浄、こいつが一つ効いた。

DSC_1517_convert_20181215234745.jpg

 小径では比較的珍しいとはいえ、スポークの緩みアンバランスから来る異音。こいつも締め上げと調整で、様子を見る。

 とこんな作業に出る前に、同じサイズの別ホイールを履かせて、走らせてはその違いから、推測しつつと、まあ色々やっているわけだ。

 DSC_1513_convert_20181215234647.jpg

 今回はタイヤも黒・・・というより灰色だった。前輪はいいが、後輪がダメだ、原因はわからないが、別のタイヤにしたら消えた音があったので、これもどこかに作用したんだろう・・・、採用!

DSC_1515_convert_20181215234718.jpg

 あとはジョイントの多い小径にありがちなのが、まさにジョイント部分。締め直し、それも一階緩めてからの締め直し、各所にオイル打ちなども効くことあり。

 DSC_1516_convert_20181215234731.jpg

 これだけ締めるところがあれば、大人が全身に力を入れて踏みつける自転車なんだ、なんか音の一つも出ておかしくはない、だろう。

DSC_1519_convert_20181215234815.jpg

 それにこんなに長いピラーでこじられるフレームの身にもなってみろよ・・・とばかり、

DSC_1518_convert_20181215234800.jpg

 シートチューブの締め込み付近も締め直し点検。

 なんでここまで?と思われるかもしれないが、近代刑法の逆で、疑わしきは罰する・・・イエ、メンテするというのが、多分異音対策のコツ・・・というよりも、ヤケクソ的対処法なんだろうと思います。

 とにかくできることをすべてやって、あとは結果を待つ・・・、人事を尽くして天命を待つ・・・じゃないか。

 まさに天命を待つような気持ちになるのが、この異音対策なのだ。

 DSC_1520_convert_20181215234831.jpg

 そして、最後におまじないの極地かもしれないね。一番体重のかかるここに、お静まりください!とばかりにメンテ、もうここまで来るとお供えに近いよね。

 DSC_1505_convert_20181215234553.jpg

 何が功を奏したのか?天命が下ったようだ。まあいい、今回はこれで許してやろう・・・。普段こちらの台詞なんですけど。

 まあ、自転車閻魔様から、お許しが出たような感じ。もちろん、放って置いたら、また出すぞ・・・という感覚は伝わってくる。大事に手を掛けてやらないとね。

 今回静岡から来たんだが、静岡と当店の間に一体何件自転車屋があるか知らないが、一足飛びに当店に送られてきたというわけだ。まさに白羽の矢だ。

 これに応えないわけにはいかない、という意味で必死だった。殊に大森社長の、静かに燃える執念のようなものが、今回一番の功績だったんじゃないか?とすら思えてくる。

 大森社長は自転車だけを磨いているのではなかった・・・、何よりも自分を磨いていたということだ。

 では、また静岡にお戻りになっていただきましょう・・・。


スポンサーサイト

メンテしにくい!

DSC_1325_convert_20181214231846.jpg

 まあよく走っている子育て電動自転車ですが、一体いじってみると、まあいじりにくい、メンテしにくくできています。

 まず重いよね。電動のモーターと頑丈さを確保するためにフレームの素材も分厚く重いんでしょう。さぞや毎日お母さん達は腕力を鍛えられているんでありましょう。

 ただ重いだけで、メンテもやりにくい。製品を組み付けていく工程はしっかり考えられているとは思いますが、日々のメンテのあり方については、ほとんど考えられていない、といっていいでしょう。

 だから何か一つでも作業しようとすると、そこに到達するまで、相当掘らないと近づけない、という印象がある。作業の理屈は簡単なんだが、ちゃんとしかるべき角度から工具が入らないという、そういうイライラ式の面倒が幾重にもかかるといっていい。

 もうちょっとどうにかならないのかな?だから、メンテより、買い換えをすすめるような傾向になっていくんだろうな?とも思う。

 DSC_1327_convert_20181214231832.jpg

 今回のメインは前ブレーキ。何度か触れてきたが、こいつもいじりにくい。なんでこの形式のブレーキを使いたがるのか?わからない。また効かないんだよね。

DSC_1329_convert_20181214232021.jpg

 なんか天下の失敗作のデルタブレーキを彷彿とするね。

DSC_1330_convert_20181214231911.jpg

 別のキャリパーブレーキに交換するんだが、この長いシャフトは魅力的だ。こいつを加工して移植する。

DSC_1332_convert_20181214232001.jpg

 ボール盤に固定して簡易旋盤として使う。太さを均一にして、ねじ山立てたりと。

 DSC_1334_convert_20181214232045.jpg

 この出っ張りが邪魔だ。これではキャリパーが閉じなくなってしまう。削らないと。

 DSC_1336_convert_20181214232100.jpg

 回しながら、サンダーを当てて削っていく。
DSC_1337_convert_20181214232117.jpg

 これで良し。ただ、キャリパーが短く、リムまで届かないので、ここはいた当てをして、キャリパー自身の一を下げることに。

 DSC_1339_convert_20181214232135.jpg

 このように、表と裏からアルミいたを当てて、元穴と合わせ固定し、その下にまた穴を開けて、そこにキャリパーをかけることで、キャリパー自身の位置を下げるという作戦だ。

 DSC_1346_convert_20181214232218.jpg

 このように、取り付け完了。

 DSC_1348_convert_20181214232231.jpg

 キャリパーのボルトナットと、もう一本、計二本で支えているので、ズレることはないだろう。

 そして、変速の効率をアップするために、シフトワイヤーを交換したが・・・。

DSC_1350_convert_20181214232246.jpg

 このシフターを開けるのが大変。シフター自身については、もっとやりやすい、わかりやすい構造にすることはできるはず。これはシマノさんのお仕事かな?

DSC_1345_convert_20181214232204.jpg

 しかし、このハンドルに沿って配置する子載せ、これもメンテ性を著しく下げてくれる。ちょっとした調整に、カゴすべて下ろさないといけないなんて、まあ、あり得ないよね。

DSC_1343_convert_20181214232151.jpg

 まあ、組み付けられた製品として、いかに優れていようとも、その後のメンテがしにくいというのは、ある種欠陥だろうと思う。使い殺しの道具ならいざ知らず、自転車でしょ?

 メンテしながら乗るのが当たり前のもんに、この重層構造、ちょっと勘弁してくれよ、と思う。

 スポーツ自転車の魅力は、軽く早く走れるだけじゃあない。一瞬で後輪が外せる、チェーントラブルもブレーキ調整も、ほぼ一瞬でできるというメンテ性の良さにもあるはずだ。

 なんで、ママチャリ改造なんかをはじめてか?という理由の一つも、極力メンテ性を楽にできるとしたら・・・ということをとことん実用車で試してみたかったからだ・・・。

 まあ、製品としての完成度を上げ、壊れたら買い換える、というところで収めようとするのであれば、もうこれ以上の進化はないだろう。

 いやいや、こちらとしては、もっとメンテの意味での進化も期待したい所なんだがね。

クランク交換のはずが ちょっとした工事に・・・



 元々、ジャイアントのエントリーながら、アチコチ本気系?と思われる、さすが大手!というようなマウンテンバイクだったんですが。

 DSC_1161_convert_20181111100019.jpg

 ドロップ化したり、はてはサスペンションフォークをこのようなリジッドフォークに交換したりして、相当手間暇かけたんであります。

 サスペンションフォークは、浮き沈みのクリアランス分を多めに取るので、ハンドル位置が高かった。ところがそのサスを取ってしまったので、ハンドル位置および、フレームの前傾が相当進んでしまった訳でありますな。

 その結果・・・、今まで何度かありましたが・・・。

 DSC_1163_convert_20181111100032.jpg

 このようにクランクのスタンド化現象が起きてしまいました。こうなるとコーナーでペダルを地面にこすることも起きて、スピードによってはヒヤリとすることもある、なので、今回はここの問題を克服するために持ってこられたという訳なのだ。

 単純にクランクを短くすればよい・・・、というのは、本当ストレートな答えかと思う。

 なんとエントリーマウンテンに175のクランクがつくというのが、大手のまた不思議なところ。焦げ付き在庫などを安く買いたたいた?なんてことも想像してしまいますが・・・、まあそんな場当たり的なことはしないでしょうね、大手さんは・・・。

 で、入手しやすいもので、短いものということで、探してみたら、灯台もと暗しであった。

DSC_1164_convert_20181111100043.jpg

 これ定番中の定番、定番過ぎて面白くないくらいの定番、105のクランクでしょ?

DSC_1166_convert_20181111100055.jpg

160ミリとあります。つまり新作なのね。

 さすが・・・。他は追随どころか・・・考えもしなかったかもなあ・・・。イタリアの老舗メーカーは、その界隈ではせいぜい足が長いんでしょうな、170をスタンダードに、165は確かコーラスレベルで1種類しかなかったように思いますね。

 女性にカンパが浸透して行きにくい状況を作っていますね。

 この160ミリで、やはりポジションを大事にするショップは、こいつに飛びつくでありましょう。なんせ、160センチ前後の方々が沢山居る国なんですからね。

 たったの5ミリ短くするんだって、大手さんは大変でしょう、この火を消さないように、クランク長の身長の約十分の一説を守ってセッティングに使っていきましょうじゃありませんか・・・。

 さて、ものが決まったら交換だ。

DSC_1177_convert_20181111100123.jpg

 BBから交換ね。

 そして、一抹の不安・・・。マウンテンフレームとロードのクランクの相性は・・・よくはない。マウンテンは小さめのチェーンリンクを使います。逆に、ロードはデカイチェーンリンクを取り付ける。そこでチェーンステーの開きなどで、互換性が取れないことなどはよくあることなのだ・・・。

 DSC_1178_convert_20181111100138.jpg

 この悪い予感が大当たり。クランクはやはり、シートステート干渉してしまった・・・。

 スクエアテーパーものだったら簡単だ。軸長の長いものに交換すればいい、クランクを外に逃がして、干渉を避けるというやり方ね、ところが、こいつはホローテックⅡなんていう、やっかいな代物なのだ。

 DSC_1179_convert_20181111100152.jpg

 まずぶつからなくなるところまで、BBにスペーサーを入れて、外にずらす。見えにくいが、フレーム本体とBBとの間に2ミリほどのスペーサーをかましている。

 これで、クランクとチェーンステートの干渉は回避できたが、増やした2ミリ分、反対を削らないと左クランクの噛みシロがなくなってしまう。

 DSC_1181_convert_20181111100207.jpg

 フェイシング工具で2ミリ削るが、アルミだと簡単だね。むしろ削りすぎないようにしないと・・・。

DSC_1182_convert_20181111100220.jpg

 68ミリから66ミリへ・・・、なんとか完成。

 ただし、施工というのは・・・、現物合わせというのは、ミリ単位で合わせてもなんかの具合で、ズレることもありますね、特に足の力のかかるこの辺なんかは、しっかり合わせても金属のたわみなどで、再度干渉したり・・・。また締め込むことによる、コンマミリのズレなんかもありますし、まあ、実は単純にはできなかった・・・所もありましたわ。

DSC_1191_convert_20181111100234.jpg

 クランクとチェーンステー、まさに紙一枚の紙技・・・・なんであります。

 DSC_1194_convert_20181111100247.jpg

 左右ともに紙技・・・であります。やはり、マウンテンフレームにロードのクランクを嵌めるのは、それなりの覚悟がいります。

 DSC_1199_convert_20181111100339.jpg

 付いたよ・・・、でも、このクランクは11速用。

 DSC_1201_convert_20181111100354.jpg

 9速用のSORAのフロントメカ。

 DSC_1202_convert_20181111100411.jpg

 そして7速用のターニーのSTI・・・。この組み合わせもファンキーといえばファンキーなんでしょうな。

 細かい調整し始めたら、切りがない組み合わせ・・・ですね。

DSC_1197_convert_20181111100320.jpg

 なんかディスクロードなんていう、最先端に一気に飛んでしまったねえ・・・、大事に乗っておくれ!

なめたら荒療治?



 今レースで走っているのでしょうか?ジオスこのブルーが特徴ですね。

 DSC_1098_convert_20181106223655.jpg

 何のご用かといいますと、どうもクランクの調子がおかしい・・・。

DSC_1099_convert_20181106223705.jpg

 クランクのねじ山が浅いですね。ということは・・・?

DSC_1101_convert_20181106223716.jpg

 コッタレスで抜こうと思うと、クランクよりも先にコッタレスの方が抜けてしまう。つまり内部のねじ山が崩壊している、ということなんですね。

 こうしたことへの対策は、特殊工具部隊を使う・・・。

DSC_1171_convert_20181106224747.jpg

 こいつです。これは甘くなったねじ山を崩して、再度新たなねじ山を切るというやり方です。これでやるとできあがったねじ山は当初のものより一回り大きくなっているので、新たなコッタレス抜きのツールが必要になります。

 ある意味汎用性のあうコッタレス工具が使えなくなる、という不便はありますが、それ以外は継続的に使えるというメリットがあります。

 ただ手間がかかる分、工賃もそれなりにかかります。

 そしてもう一つのやり方は荒療治。グラインダーでBBシャフトもろとも切りをとす・・・というやり方ですね。ただし、グラインダーは強力な電気工具でもあるので、モーターに持って行かれると、刃がフレームを傷つけてしまう危険性があります。これだけは絶対に避けたい、という意味で緊張するんですねえ。

 そして、諸々の経費を研鑽すると、今回は後者の荒療治を選択することに。

DSC_1103_convert_20181106223727.jpg

 まずチェーンリンクなど外せるものはすべて外します。後人によっては、フレームのアチコチを養生するかもしれませんね。もし回転工具の刃が暴れたときのことを考えて。

 DSC_1105_convert_20181106223737.jpg

 クランクとBBシャフトを切り落とすことを目的としますが、その際刃の回転に邪魔になるところを切り落としていきます。

DSC_1106_convert_20181106223749.jpg

 そして刃の入るようになった隙間から、グラインダーを差し入れて、シャフトを切っていきます。当初はクランクのアルミ部分なんで、舞い上がったアルミ粉が雪のように降ってくる感じがありましたが、一度刃が鉄であるBBシャフトに当たるやいなや、ドカーッと派手な火花が飛び散るようになりますので、大騒ぎであります。

 角度と向きを変えて、フレームの基幹部分には絶対にグラインダーが行かないように、注意しながら気長に刃を入れていきます。

 DSC_1109_convert_20181106223802.jpg

 無事切り落としができました。交換するBBの側面には傷は入ってかまいませんが、フレーム本体には・・・、ないようですね、よかった、よかった。

 DSC_1110_convert_20181106223817.jpg

 そして、通常のBB工具を使って、ゆっくり力をかけながら、BBも抜き出し成功であります。

 DSC_1127_convert_20181106223845.jpg

 はい、このように外れました。今回の当店での施工はここまで。後はご自分でなさるのだそうだ。ホローテックⅡなんかを取り付けたいようなこといってましたね。

 DSC_1128_convert_20181106223901.jpg

 さて、今後はどんなクランクが付いて、再度街道を走るんだろう?

 DSC_1125_convert_20181106223831.jpg

 再度門出を祝いたいよ。どんなになって、帰ってくるんだろう?・・・ね?


 

ヘッドのガタが止まらない

000 DSC_1251_convert_20171109211830

 ピスト車なんだが、どうもヘッドのガタが止まらない・・・。ヘッドワンレンチ二本でダブルナット的な締め込みをすれば、緩みとガタがなくなる。

 そんなことして、ある期間はもつんだが、それが過ぎるとガタが出る。まあ、ハンドルはステアリングでしょっちゅう回されているので、緩むことは仕方がないといえばそうなんだが、それがあまりに続くとね。

000 DSC_1235_convert_20171109211709

 ということで、ヘッドパーツをまずは徹底洗浄なんかして、また一から締め直すこと、なんかをやるとパーツの機嫌がよくなるなんてこともあるんだよね。

 000 DSC_1236_convert_20171109211717

 こうやって戻してやると・・・ね。

 ただ、こいつは結局それだけでは済まないで、ヘッドパーツのも全交換をした経緯があった。

 で、ガタは暫くは止まっていたんだが・・・。

 また出てきたという。こういう例はたまにある、そして出る人を選んでいるかのように、決まった人に出ると言っていいね。

 ヘッドパーツはまだ新しい。しかもNJSだぜ・・・。となると疑うは、フォークのコラム?

DSC_1049_convert_20181024220024.jpg

 フォークのコラムのねじ山が浅くなっていたりすると、いくらヘッドパーツの方で締めても、緩む傾向はある。

 今まで何度かフォークコラムの修正で、ヘッドのガタがなくなった例もいくつかある。なので、今回もそれに賭けようか?

 DSC_1071_convert_20181024220054.jpg

 それには柳サイクルさんの力を借りる必要がある。まずはゆるめのねじ山をいったん銀ロウで覆ってもらう。このようにね。

 そして、ここからはこちらの仕事。

 DSC_1073_convert_20181024220105.jpg

 ここに再度ねじ山を立てることになる。修正でなく、ダイスをかけることにね。銀ロウはやわらかいが、その下の鉄コラムは固い。

 下地の固い鉄溝の上に、銀ロウを盛っている。もちろん鉄ほど固くないので、ヘッドのダブルナットで、いい感じにつぶれてなじんでくれれば、これもまたしばらく、ガタは出ないのではないか?という見立てであります。

 DSC_1074_convert_20181024220118.jpg

 スレッド化の施工でもおなじみだが、まあ、このダイス回しというのは、一苦労ですわ。まず最初のとっかかりをどこにつけるか?が勝負なんだが・・・。

 DSC_1075_convert_20181024220133.jpg

 まあ、比較的きれいにできている。回すコツだが、手先で回しちゃダメということですね、体全体で、体の方を回すことでダイスも結果的に回る、という意識で・・・かな?浮いている万力があれば、再考なんだが・・・。


DSC_1061_convert_20181024220040_2018102422155101a.jpg

 これでまたしばらく様子を見てください。ヘッドにガタがでた際には、また持ってきてください。基本銀ロウは柔らかいので、ヘッドパーツを締めたり緩んだりを繰り返すと、強いネジによって、ネジ山がまた崩れかねないからね・・・。

 ということで、いったんお戻しいたします!
 

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター