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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

ギア枚数くらい 乗り手が決める!

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 昨年、代行で売り出しまして、ほんの一月で売れました、この車体、覚えている方も多いかと思います。

 こいつの特徴は・・・、

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 シングルであったこと、ただし、元々は多段で走れるにもかかわらず、あえてシングルフリーで乗られていたものなんであります。

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 よく見ると、金色のナットの下に、このフレームのディレーラー台座が見えますよね。なので、潜在的には多段用のフレームでもあるんですね、それをあえてシングルで乗っていた、というわけなんですわ。

 それが新しい乗り手に引き継がれましてね。暫くこの形で乗られていた訳なんですが・・・。どうも、やはりシングルだけでは、欲しいときのスピードがでない・・・という事で、持ってこられたんであります。

 なら、ギア比変えますか?

 いえ、通常ならこれで十分なんですが、ちょっとスピード出したいときがあるんですよ、ほんの少しでいいんでギア比が変わればな・・・と。

 ・・・、てことは、シングルより多段にしたいということですか?

 はい、ある意味で・・・。

 こうなると通常なら、8速以上11速まで・・・なんてことの提案になりますでしょうな。

 でも、店主はこのご近所の方の、これ見よがしのハイセンスではない、それとなしのハイセンスな方・・・なんだとお見受けしているんであります、、なので、その好みというか傾向といいますかを少しつかんでいるようなところがありましたんで、あまりゴッテリしたギア数とかはいやでしょ?と聞いてみたら、どうもそうらしい・・・。

 そうなんですよ、そう!特に大手に言いたい、11速がほしいなんていうのは、決して一般ユーザーからの声ではない!という事なんだよ。

 8速あれば十分、中には5速で十分・・・なんていう人はごまんといる。仕方ねーんで、大手の道楽につきあって、11速を付けてやっているんだよ!そんな餌しかネーから、それ喰うっきゃねえだろう!と、多くはこんな感じだ、恐れ入ったか?!

 自分たちの開発室に引きこもって、図面はしらせてばかりいないで、少しは外部の声、深部・細部まで届くマーケティングの一つでもやれってーの!

 そして、乗り手として、使い手としてもっと自由になれるなら、自由になろうぜ・・・。乗り手とメーカーの間にいる店主らは、その自由をどこまで実現できるか?というところが、まさに存在することの意味なんだろうと・・・、自分に課しているつもりではある。

 例えば、決まり切った段数を取っ払う。

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 こうすりゃ、できんじゃない?

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 ほらバラバラだ・・・。

 ここから、欲しいギア板と枚数を選んで組み付ける・・・。

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 このお方は、20T基準に、軽い方に一枚、重い方に二枚ほしい、計四枚あれば、自分の使うコースでは十分だと言っていた。そう来なくっちゃね。

 自分の足、自分の走るコース、これがわかれば必要最低限のギア数がわかるだろう、だったらそれでいいじゃないか?その前後に三枚ずつとか、使わないものはいらない、というのであれば、取ってしまえばいい。その方がシンプルで見た目もいい、という事になんの不自由もない、むしろそれを称して自由と言うんだろうな。

 さて、四枚ギアができたんで、戻すことにするが。このお方のディレーラーの好みって、たぶんやはりシンプル系・・・、一瞬テンショナー?と思えるくらいのものでいんじゃないか?と探してみたら、おあつらい向きのものがでてきた。

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 ユーレーの台座がついていた。それを外して、直にフレーム台座に取り付けてみると、なんとか付いた。あとは、ご老体故、注油とストレッチを繰り返す。

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 シンプルでいいよねえ・・・、何で今の時代にこんなものが普通に無いんだろう?元々5速とかの時代だもんで、インデックス調整も何のその。ただ、暫く寝たきりだったんで、少しショック療法で起こして、さあ、今からバリバリ働いてもらうぜ!と元気を注入。

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 4速のスプロケで、しっかりシフトします。

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 シフターは台座を取り付けて、Wレバーの片割れを付けた。フリクションなんで、慣れればなんとかなる。

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 チェーンも銀黒で、けっこう高級感にあふれている。

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 はい、自らのコースに合わせて、自分でギア数を決め手の再出発。まずは4段で、もしまた何かあったら、一枚増やしたり、逆に減らしたり、ギア比を変えたりと・・・、まさに自分に合わせて、かえてくださいな。

 自転車は安全であれば、自由な乗り物なんだ!自由な!決して一メーカーの思惑だけで、左右されてはならないし、使い手自身もより自由を求めて、時に主張していかないとダメなのかも知れないね。

 誰か行きますか?堺のシマノの本社まえで、 少しはエンドユーザーの声を開発に活かしやがれ!このヤロ!とでも叫びに。

 いつの間にか、我ら不自由に対して、無頓着になりすぎてはいないか?見えないくびきにまずは気づかないと・・・な。
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フレーム直し再塗装 と 東京ヴェントス



 ちょっとやんちゃしてしまったようで、ダウンチューブに亀裂が入ったとか。そこだけより丈夫なパイプに差し替えられないか?というご依頼。

 まずは、柳サイクルさんにもって行く。

 こんなことくらいはチョチョイのチョイらしいね。

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 丹下のチャンピオンというロードでは一番丈夫なパイプに差し替え。ロウもしっかり盛られていますね。

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 ここはヘッドチューブとの接合部分、ここもしっかり付いています。

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 そして、小物類も移植、完璧ですね。

 元々オレンジの胴抜きだったこの車体、どう戻しましょうか?胴抜きにする?

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 プラサフにオレンジかけて、マスキングします。そして黒かけて、マスキングすべてを外して、クリア掛け。けっこう細かい手間がかかっています。

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 こんな感じかな?

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 再び、やんちゃへと戻っていくらしい・・・。

 このやんちゃした当本人が、なんと・・・東京のロードのチームのメカニックさんだった。

 宇都宮ブリッツェンとか、那須ブラーゼンのような、地域密着型のロードレースのチームがボチボチできはじめ、けっこういい成績なんかを修め始めているらしいんだが・・・、そういうチームが東京にもないかな?なんて、漠然と考えていたんだが・・・、東京にも数年前にできていたそうだ。

 その名も東京ヴェントス、ホームページはコチラなんだが、立川を中心に活動しているということで、当店とも遠くはない、なんかの時に協力できたらなあ、なんて本当思うんだよね。

 思うたびに、オオ、そういうのができたか・・・、うん、いいね・・・と、真剣にうれしい。このチームを軸に、野球でいえばリトルリーグ・・・もさることながら、手打ち野球のような、手軽にいつでもできる自転車遊びなんかを幼少の子供らなんかに定着させて行けたらなあ、なんて思ったりもする・・・。

 しかし、偶然は重なるもんだ。

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 中学生の頃より出入りしているこの選手、その名もフルジュン。なんと今年から、こいつも東京ヴェントスに所属するという。立川だし、昭和第一も近いし・・・、なんかフルジュンとの接点もありそうだなあ、と正直話を始めて聞いたとき、思っていたんだが、これでバッチリつながってしまった・・・。

 日大に入ったときから、なんか楽しんで自転車乗っていなかったようだなあ・・・・というか、そんな「練習」しているから、鹿屋に負けるんだよ・・・というね、さえない大学生活だったようで、それが宮澤チームに移って、そして今回こちらへ来たということなんで、二重の喜び・・・といってもいいな。

 今年は、コチラ東京ヴェントスさんとの関わりも出てくるのかな?それはそれで、大いに楽しみだよね!

3段から8段へ5段飛び



 一見してブリジストンの実用車なんだが・・・。

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 コンバーター入れてアヘッドステムを入れいている。そして・・・、

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 通常、ハンドルの両サイドにつけるはずのバーエンドが、中央近くに寄せてつけてある。かつて一時ロードレースに出てきて、すぐに消えた、逃げ屋の味方、スピナッチのような使い方をしているのだろうか?つまり体を折りたたんで、中央に持っていくとで、エアロ効果を狙う・・・?

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 前ブレーキをダブルピポット式のものにグレードを上げている・・・。

 この辺からも異様に匂う車体だな。かなりのなりすましの乗り手・・・といっていいかもしれない。

 一見して実用車なんだが、その実、そんじょその辺のクロスバイクには負けねーよ・・・と言いたげなね。

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 ホラ、やっぱりな・・・というのが、今付いている3速の内装ギア。

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 こいつをなんと5段飛びの8速内装にして欲しい・・・という事なんだな。

 メンテも楽だし、どうせなら外装にしませんか?なんて意地悪に質問なんかをしてみたが・・・。

 やっぱりなりすまし野郎・・・だったようで、見た目の実用車風は捨てられない、その優先順位が一番高いという、やっぱりなりすまし野郎・・・。

 流して走っていて、後ろからスポーツ系自転車に抜かれると、グン!と踏み込んで、番手について、頃合いタイミングを見計らって、まくるっては喜んでいるんだろうか・・・、たぶん。

 それとも、この車種としては異常なほどの、距離を走る・・・。で、どこから来たの?なんて尋ねられようもんなら、喜んで答えて、エエ?マジで?この車体で?????という相手の狼狽える姿をニマニマ見ながらゆっくうなずく・・・なんてことやっているんだろうか?

 当店ご利用の変態さんに大いにあり得る、人種だとおもうな。

 内装8速、内装ね!これとトリガー式シフター、グリップシフトじゃ無くてね・・・という、この縛りのみでもって、この車体を置いていった。

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 これが組み直しの軸となります内装8段・・・です。重い・・・。これがもし軽かったら・・・正爪フレームにこれ取り付けて、どうにかドロップ化してやるとか、テンショナーだけつけて、前二枚にしてやるとか遊べるのに・・・。

 この重さじゃあ、レーサー系の軽いフレームが色んな意味で台無し・・・なりそうさだわ。もうちょっと・・・どうにかなったらなあ・・・。

 あと、売られ方なんだが、これ単体で、ハイよ!という感じで売られているのだ。もう少し小物つけろよな!コッチはわかっていたから、先に各種小物を取っていたからいいものだが、素っ気なく売りすぎだろう!暫くやらなかった、そんなことすら忘れて、発注に二度手間、三度手間かかってしまうわ!

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 で、もう一つの縛りのトリガーシフト。これも間抜けなもんで、ネクサスの分野から探していたもんで、大変時間がかかってしまった。かつてはあったそうだ、今でもスモールパーツは売られているが、本体がないので、探すの苦労したわ。今作っていないんで、探しても無いんだが・・・。

 隣の内装コンポ、11速も作っている、もうちょっと高級志向で意欲的なコンポであるアルフィーネ、こいつから借りてくるしかないようだ、現在は。シンクロはしている。

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 この角との相性はバッチリとは言い難いが、なんとか付いたよ。まあ、この辺が隠しきれない、なりすましの限界かな?

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 泥よけとカゴ、チェーンカバーをしっかり付けている・・・、気を利かせて外そうものなら、焦るだろうなあ・・・。サドルも位置はいいが、これもまたクッションフカフカ調のサドルをわざと付けているようだ。

 この正月、これで箱根行くとか言い出しそう・・・。

 この車体に取り付けられた内装8段は、持ち上げてみると、重さもそう感じなくなっていた。このフレームにして、あのハブか、まあ割れ鍋に綴じ蓋・・・じゃないが、どっちもどっちなんだろうな。

 そして、こんな自転車になりすましで乗り込んむ人も人だし、それに協力する当店も当店かも知れない、こちらもどっちもどっちかも知れないな。

近日発表!変なディスク車できるかも・・・



 この十月の台湾行きがデカかったな・・・。まさかこんな展開になるとはねえ。ディスクブレーキですよ、ディスクブレーキ。

 そもそもからして、マウンテンバイクにはほとんど興味を抱いていない店主。嫌い!なんて積極的反応すらない。乗りたい人がいる、もちろんどうぞ!それに対して何とも思わない。

 まあ、そんな感じね。なので、マウンテンバイクから来るものに対しては、やはり反応は鈍い。フラットハンドル?そういやあったね・・・。

 ブロックタイヤ・・・、雪道にはいいかもね。サスペンション?ハア・・・。

 そしてディスク?そちらでどうぞ!でもなんでロードにまで来るのか?なんて普通に思っていたんですね。扱って、メカニカルまで・・・、油圧?バイクじゃあるまいし・・・と、そんな感じでしたよ、ついこの前までね。

 でも、時代の流れというか、あるタイプの有力なメーカーが作っている流れなんでありましょうな。世はディスクに流れて行っているようだわ。

 確かに油圧のあの引きの軽さはヤバイよね。一本指でスーッと引けて、ガツン!と止まるんだから。むしろママ狸ん系、子育て自転車なんかでどうよ!とすら思えるよね。

 お母さんが前後に子供のせて、車体が電動で重い、買い物、送り迎え品で、100キロ越え?そんでもって、アシストあるから25キロまでは出ちゃうなんてね、そういう自転車にこそ、せめてフロントだけでも油圧ディスクなんじゃないの?という感じなんだが。

 まずは、でも油圧のなんたるか?くらいは知って置いていいだろうということで、このブログでもアチコチ書き散らしていた。中には非常にありがたいアドバイスや、関連ページなんかを教えてくれた方もいる。改めまして、ありがとうございますです!!!

 お陰様で、徐々にわかってきたぞ!なんで、減ったパッドがディスクを追跡し、最初の設定より内側の一定距離内で戻るのか?そのための機構が工夫されているというのもわかったな。そして、店主なりの設定方法も、調整方法もアイデアありであります。ちょっと工作して、調整用のツールを作らないといけませんがね・・・。

 わかってくるとそれなりに面白い、関与できると尚うれし。そして、サードパーティーのテクトロという会社。ここも、今まで思っていた以上の野心的会社だということもわかった。俄然応援したくもなる。

 面白いもの作っているしね・・・。

 例えば、今後、ベローチェ・・・、カンパコンポでディスク車体を作ることもできるんですぜ!旦那!しかもシマノホイールのママでね・・・。

 シクロ組む時カンパなんて今や選択肢にないでしょ?ところが油圧ディスクでできるのよ!テクトロで!こんなもの作りしているところ、応援しないわけにはいかない。
  
 確かにシマノは強い。ほぼ一強と言っていいだろう・・・、ウーン・・・まあね。そこに正面からではなく、脇からチョコマカ攻めていく、しかも痛いところをなんていう姿勢が面白いよね。シマノが特許で対応しているところは、コチラが別の工夫で克服できたら、これもまたやりがいというもの・・・。

 マウンテンバイクというのとは違う、別文脈からディスクブレーキ、しかも油圧ディスクがきたもんで、これはのらない手はない・・・という事になったんだがね。

 なら乗りましょう!でも普通にはのらない、というのがいかにも当店。

 冒頭の写真でありますが、これピストフレームなんですね。エンド幅120ミリ。このエンド幅に合う、ディスク用のピストハブって?あるの?と基本思われるだろうな?

 ディスク付きシングルハブは既に世の中にはあります。東京サンエスさんもお持ちだし、嗅覚の優れている、サーリーなんかも持っている。それ使ったの?ってか?

 いえ違います、それらは大概は135ミリものであります。マウンテンフレームもどきに取り付けられるような規格なんですよね。そいつらを写真でよーく観察して・・・、15ミリほどの幅サイズダウンできないか?と見たんだが、これは難しそうだ・・・という結論。

 130ミリハブの120ミリ化がいかに大変か?散々やってきた身としては、プラス5ミリ、しかもディスクなんてまた場所取る形式のあるものでなど、ほぼ無理だよね。

 あとは、ダブルコグに使える、アダプターのようなものはいくつかのショップがオリジナルで持っていたようだが・・・、それには手は出ない。

 そして、カタログ目の皿を繰り返している内に、変なハブを発見。取引どころに問い合わせたが、その質問の意味すら理解されなかったようだ。そんで、現物取り寄せてみると。

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 こうなった・・・。まだ改良の余地はあるが、とりあえずは装着完了!

 120エンドの車体をディスク化できる素地がこれでできたようなもんだ・・・。ハッキリ言って、中途半端な(それはそれでいいことも十分承知していますが)135ミリエンドのシングルディスクなんかより、ずっと締まって見えるはず!

 なんなら、NJSのピスト車をディスクシングルに変身させることだって、可能となってくる。

 ガチピスト車体のディスクシングル・・・なんて、多少マニアックなジャンルであるが、ジャンルであることには違いない!

 柳さんとのコラボだな・・・。そんなこんなで、近日中に油圧系、固定ピストディスク車体をお目にかけられるかも知れない・・・。

 という事で、ちょっと楽しみにね!

 だから言ったでしょ?ディスクに転んでも、ただでは起きないよ!

塗って磨いて



 この自転車のいきさつといえば、コチラの記事にありましたね。再塗装して、ハイセンスに組み上げた一台なんであります。

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 一見黒かと思いきや、実は濃い藍色という事です。

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 こいつはメッキのフォークなんだが、この度、せっかく再塗装したものをすべて剥離して、雑多な感じで磨いてくれないか?という依頼が飛んできました。

 せっかく再塗装したのに?

 でもこれも大森社長の仕事と実績になるんで、もちろんやりますとも!使用感は多少あって、大森社長の真骨頂のようなまさに鼻の頭の毛までしっかり反射するような磨きでなく、剥離に毛の生えた程度・・・と言ってましたが、そう見せるのもまたテクニックというもので、今回はまた新しい技法をフフーンと試しておられたようであります。

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 磨いたあとは、つや消しクリアをかけるということです。ちょっとゴワゴワ感が出ているかな?

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 ちょっと見えにくいかも知れませんが、メッキフォークのメッキな感じを嫌って、そこも粗磨きにできないか?というこだわり。この方口うるさいには理由ありなんです、というのもちょっとばかしのハイセンス、根の張った美意識の持ち主なんですね。

 二言目には「見た目が・・・」とおっしゃるが、それが逐次あたっているというところが、無視できないところ・・・、ならいうこと聞いてやろう・・・という気にも少しはなるかな。

 このメッキは比較的柔らかいようで、大森社長もほっとしておられた。固いメッキの時には3日ほど作業に集中して口もきかなかったことがあったなあ・・・。

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 金属の地金の感じ、ある意味鉛色とはこのことかも知れないが、もちろんここにも仕掛けがしてある。店主のよくやる隠し技、シャドウ技法を少し使っているんだよね・・・。というのは、このダウンチューブに一つ問題があった。

 ボトルケージを取り付けるためのナット穴があったんだが、これを一つ前の再塗装の時、パテ埋めしていたんであります。それを今回剥離して磨くということなんで、そのパテうめの穴がモロ出てしまうが、どうするよ?美意識君?と聞くと・・・、どうしましょう?と本気で悩んでいる。

 なら、また穴開け直して、ボトルケージつければいいじゃんか?と提案してもこの美意識君は、首を縦に振らない・・・。まあ、こういうやつなんであります・・・。

 さてどうしようかね?荒仕上だろう?少しごまかす手はないか?という事で、ごまかすには気を散らす必要がある・・・、一点集中させないことなんだが・・・。

 そこで、細工とシャドウを試みてみた。

 近くに寄ってみようか?

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 さて、元穴の位置はどこか?いずれにしろ写真ではわかりにくいもんだが、この辺まで持ってくることはできた。

 問題がもう一つあった。

 トップチューブに、へこみがありここも前回の再塗装時にパテ埋めしたんだが、同じく剥離によってその部分が出てしまう。

 どうするか?シャドウで隠せる・・・ものではない・・・、使用感というなら、もしかしたら、そのままでもいいかもしれない・・・。

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 これなんだが・・・。

 これまた角度・・・なんですね。

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 上から見ると・・・こんな感じ。

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 ちょいと離れて見ると、気にならなくもなりつつ、一点集中すると、見えないこともない・・・。

 変に金属パテでも使いますか?

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 どこで探してきたんだか、こんな小物をサラッと使うようなところに彼のこだわりが見えてくる。

 さて、へこみ問題は、次に持ち越しかな?

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 うん、やはりスタイリッシュにまとまっている・・・、確たる美意識は現存なり。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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