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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

単なる持ち込み組付けが・・・こういうこともあるのよ!

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 ネットで自転車買ったんだが、届いたダンボールを見て、安全な完成車にするにはショップに頼もうということで、持ってこられたのがこれ。

 24インチの子供用の自転車なんだが、持ち込み組付けは今まで色々やってきましたね。

 まだ円が強かった時期。海外サイトからレーサーが送られてきて、それを全て解体して、再組付けをするなんてこともやっていましたな。

 もう今の円安ではそうしたことも叶わなくなってきてしまった。

 内容自体はお安いごようなので、引き受けます。

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 全体が藤色でいい色ですね。
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 その色に合わせたのかな?タイヤを薄茶色にしている。確かにこうしたコーディネイトはいいんだが。タイヤは機能を優先するとやはり黒がいい、黒が長持ちするんですね、グリップも黒がいいわけで。

 これでタイヤ交換するとなるとやはり黒・・・がいいんじゃないかな?

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 チェーンの色も多分タイヤとフレームと合わせたんでしょうね。こういうのは学ぶところはありますが。

 ただ三ヶ月も乗ると、チェーンやタイヤは汚れてくるし、それをきれいに保つのは大変ですね。なので、継続可能でそれなりのデザイン性が保てるものってなんだろう、というようなものが自転車作りの課題になります。

 ただ大手?の作品も大分勉強になりますね。

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 子供用だけにシングルフリーですね。当たり前か、これを多段にしたいなんていう、発想出てくるかな?そういう発想が出てくるように利用者を持っていくというのもこちら側の仕事のひとつと言えるでしょうな。

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 カゴが必要なのは主婦だけではないようで、ボールや塾の教材なども載せるんだろうな。

 とここで大問題が発生!

 取り付けようとしたクランクが・・・。なんと・・・

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 ペダルを迎えるネジ山が切られていないということ。これではペダルは全く入りません。

 そこで・・・

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 ネジ山がなければ、切るか?とタップを立てることもできないわけではないが。あくまでもこれらはネジ山修正工具なんで、新たにネジ山立てるには、結構道具に負荷がかかります。折れたりしたら、大変だ。実際鉄クランクは硬いしね・・・。

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 やはり修正工具ではネジ山切り直しは酷だということで、断念し。別のクランクを取り付けることで解決。

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 クランクも別のものがついて、完成車となりました。依頼者には当店の名刺渡して、不良品であることの写真と内容を説明し、それなりの補償をしてもらえるように、言っておきました。もし先方が色々言ってきたら、当方が対応しますと・・・。事故車ではないが、素人宅に送られてきた車体に不良品があるとすれば、それに対応するのは大変だ。

 送り返すのもまたもとに戻さなければならないし、運送の手配もしなければならないとしたら、極力金銭系の差し引きでことを終わらせたほうがいいだろうという、こちらの判断であります。

 相手業者がどう出てくるか?ですが、その辺含めて面倒を見る・・・まあ、そんなもんだ。
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素人に完成させる ネット自転車



 たまに来る・・・あるネットで自転車買ったんですが・・・、自分で組みたてができないのでやってもらえませんか?という案件であります。

 かつて円高の時、海外のサイトからロードレーサー、しかもかなり高額になるレーサーを購入して、当店に送ってから、当店がバラして一から組み付ける、なんてことしていましたが・・・。

 ルックやトレック、タイムなんかもありましたね。へえ、こんな風になってんの?と独自規格など勉強になることも多かったので、面白いが先に来て、やっていたんだな。

 ところが今や円安真っ盛り、金利差ありすぎて、大金つぎ込んで介入しても足元見られて数カ月で元の木阿弥・・・。自分の名前を冠にして、経済政策と称してやってきたことのツケが回ってきましたね。当初から、劇薬に手を付けて・・・と言われていながらも、何か知らんが戦後最高の好景気?とか言ってたのって、全く実感がなかったわね。

 そのうち基幹統計を改ざんしているのがバレて、その経済政策が功をそうしていたら今年なんぞ10年前からして、150万収入が増えているはずだったんですが・・・。本人は早々に死んじまって無関係ってか?アベノミクス・・・。

 まあ、この国がまともになっていたら二三十年後には、やってはならない経済政策の例としてあげられるだろうな。

 ウイグルだったっけ?国内で高額な自転車が、円高のために安く買えた時代なんぞは今は昔となりにけり、であります。

 ということで、実用系の自転車とか、見た目はクロスバイクなんだが、やたら重い自転車とかの7部組の完成依頼なんてことがこの頃なのであります。

 ハンドル周りに、カゴ付け、ペダル付け・・・。

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 マニュアル読んで、充電してみたり・・・。シフトブレーキ等の点検して、安全に乗れるようにしてから、お返しいたします。

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 海外からのものでしょうね、スイスイとありますが。

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 カゴの取り付け、できないことはないかもしれませんが、勿論できる方もいると思いますが、工具類のことなども考えると素人に取り付けさせるのは、難しいのかもしれませんね。

 勿論自転車運搬の際に横を取られるカゴは外したい、という業者の気持ちはわかりますが。

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 ライトも取り付け、通電完了!勿論マニュアル見れば、誰でもできる・・・ということなんでしょうが、慣れない機器類をいじるのはやはり大変です。

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 ハンドルも固定して、大体の角度を整えます。この手のプロムナード系のハンドルだと、前後の向きを間違える人は流石にいませんが、冗談じゃなくフラット系のハンドルだと、フォークからして後ろ前につけてしまう人がいます。それが乗れるんだから困ったもんだ。

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 こいつの電動部は前輪にあるようですね。なので・・・、前輪を普通のホイールに交換してしまうと、非電動自転車として乗り続けることも可能でしょうね。

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 電池はここで、クランクには大きな仕掛けがないところからすると、この一般自転車に戻すのは比較的簡単でしょうね。

 なぜにそんなことにこだわるのか?ということについては、これから徐々に・・・展開してまいりますかね。

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 この車体の場合リアホイールは単なるシマノの内装3段ハブで組まれたもの、一般自転車とほぼ同じであります。電池交換等が安くない場合、買い替えをすすめられる際に、一般自転車に戻せる選択肢もあっていいかな、とも思います。

 よく一度電動に行ったら、二度と一般自転車には戻れないなんて言われそうですが、そんなことはありません。子供を二人乗せて、タオルだ着替えだのを積んで、されに買い物までして帰らなければならない子育て期真っ最中を過ぎれば、別に一般自転車でもいいか・・・という方は多くいらっしゃいますよね。

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 まあ、どこにでもある電動自転車なんですが、一箇所気に入ったところはここ。サドルの下に、こうした頑丈な掴むとこ専用金具が付いていることであります。

 台湾等の展示会には、頑丈な取っ手とサドルの組み合わせはむしろ一般的なんだが、まだ日本ではそれが一般化されていない。

 電動自転車は、重い、ひたすら重いよね。その車体を一般自転車と同じく、サドルの後方を持って持ち上げることを繰り返すと、大体傷んで外れたりして破損させてしまいます。

 電動の重い車体もしっかり持ち上げられるくらいの頑丈な取っ手がもっと一般的に付いていい、付くべきだと思いますね。その点こいつ、この点はいいですね。

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 かつて、仙台の同業者が、素人にトルク管理をさせる車体など売るな!!!という名言を残していますが、これってカーボン車体のことなんですが、ある意味正鵠かな?とも思います。

 カーボン車体を載っている方で、トルクレンチ持っている方ってどのくらいいるんだろうか?今はもう当たり前になったのかな?かつてはどこぞの大学のトライアスロン部、三年以上全員カーボンだったんですが、トルクレンチは個人も部室にもない・・・と平気で言ってましたっけね。

 同じくネットで自転車を売るべきなのだろうか?とは思いますが・・・、時代の流れなんでしょうな・・・。

あの有名人・・・が講座を!そして当店とコラボってか!



 当ブログで、しばしば登場する方っていますね、当ブログに有名人ともいいましょうか、そのうちの一人、「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」が、また持ち込んできましたよ。

 ジェイミスのフレーム、市販品にはほとんど興味ない店主としては、ハア?ジェイミス?ってな感じですが、しかもスローピング車体にもほとんど興味のない店主ですが・・・、これはちょっといいかもと、不覚にも思ってしまった自転車なんだよな。

 相変わらず寄せ集めで、楽しそうに組んでるよ。

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 ブレーキはキャリパー系でティアグラね。

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 前後ともに、そしてショートリーチもんなんで、フレームは結構ガチ系のロードということが言えますね。

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 ホイールがイーストンもので、結構奢ってしまっている、軽量だが柔らかくはない。

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 フロントも同じなんだが、この写真を見るとホイールよりもフォークに目が行きませんか?ミズノのカーボン。一時ありましたな。店主も使っていた時代がありました、下りでエエ?と思って恐る恐るアチコチに聞いてみたんですが、まあ、当時あまりレース等には使わないほうがいんじゃない?ということでありましたな。

 当時カーボンフォークと言えば、タイムとルック、殊にタイムが圧倒的な信頼感の上使用されており、今でも1インチもタイムカーボンフォークなんていったら、引っ張りだこなんじゃない?

 店主も一本大事に所持しています!それに比べればミズノはわざわざカーボンフォークを作らなくたっていんじゃない?っていう程度だったと思いますが、ツーリング仕様であれば問題ないでしょう。

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 105レベルのクランクに、105のフロントディレーラー。

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 おお相変わらずやっているなあ、このデュラディレーラーも、あっち取り付け、こっち移植を何度か繰り返しているようですが、今はここのとどまったということね。スプロケがアルテというから、地味なところにいいもん使っている。この辺が部分お宝の死んじゃうおじさん技、なんですね、いつものことですが。

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 ほんで、勿論ドロップ仕様で、シフターが・・・?

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 やってくれるぜ、謎コンポのシルバーバージョンだ。ディレーラー等との相性も悪くはないね、よくこんなんでしっかり組めました、とこのバラバラ感と部分お宝感、お得感というのが、まさにまさに「死んじゃうおじさん」なのであります。

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 ね、スローピングなんだけどかっこいいんだよね・・・。乗ってみたが、これまたいい。鉄フレームに、足回りもしっかりしていてね、長距離なんかも向いているだろうな。

 ということで、いつものことか、思っていたら、今回はちょっと展開が異なっている。

 この「自転車作っていないと死んじゃうおじさん」の正体が何と明らかになったのであります。ご本人の許可を経て、以下に掲載します。実は、IT長者だったというオチです。講師でもありますね、しっかり講座も持っておられるんですわ。

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 谷口先生というんですねえ。講師経歴の中に自転車製造販売がはいっていないが、まあいいか。ということだったんですわ。

 IT系の先生ね。なので、だいぶ前から、ホームページや、集客についてのアドバイスなんかもしてくれていたわけでありますわね。

 今はもう何十秒の動画で検索しているんです!インスタと合わせないと!なんやかんやとネット上にばらまいて、結局はこの店に来るよう集客するんです!といろいろ教えていただいていたんですが・・・。

 その道の先生だったとは。

 この講座は来月練馬区で開かれるそうで、どこの市区に住んでいても参加できるようです、たったの五百円でね。その講座のための基礎資料に、実際に当店とのコラボでホームページ等の作成と、他のSNS等との連携などをさせて、実例として授業に活かそうということで、当店も協力することに。

 と言っても、谷口先生に今までの写真等を利用してもらう・・・という程度で、特に店主は何もしないが。

 でも、刺激になる話などもいただき・・・、ちょっと何か動くかも知れませんな。

 その辺の話など、直接聞きたいという方は、上の講座をぜひ受講してみたらいかがでしょうか?

 何かの展開になるかも知れませんな。

ご要望に合わせて その二


 
 このフレームの出処は知らないが、確か素人から素人へという流れじゃなかったかな?フレーム自身の状態は決して悪くはなかったんだが、まあ、色々と規格もあり、BBが86.5とかね、まあ今では一般的にはなってきましたが、かつてこれが出てきた時には驚きましたわ。

 そして、ヘッドパーツも上がオーバーサイズの41.9の下が1.5インチの51.8,アンギュラ角45度なんていう、面倒くさいもの、通常はフレームフォークセットってなもんで、大抵はついてくるが、こうした素人対素人のものでは、ないことも想定しておかないとね。

 一律に安く買ってヤッホー!!!なんて、糠喜びしていると、走れるようにするまでに、大変苦労することもあるからな。

 あと、組付けの際に気づいたんだが、この手のカーボンフレームはたいていワイヤー類は内蔵型、フレーム内を通すことが多いが、これがオールアウターでやるばかりとは限らない。

 フレームによっては、アウター受けを用意して、フレーム内部はインナーのみなんてのもある。こいつもそうしたやつだったんだが、こいつ独自のアウター受けってものがついていない・・・、これないとワイヤーワークできないよ・・・ということに普通ならなる。

 まあ、そのへんはショップなもんで、ないものは探すか作るかして対応するしかないよね。

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 シフトワイヤーのアウターを受けるものを作って、フレームの入り口に装着、なんとかね。

 と入り口があれば出口も作ってやらないといけません・・・。


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 このように、ブレーキキャリパーの埋め込みナットを使って、加工して、今回は対応。

 実にこうした細かいことまで実現してやらないと、自転車にはならない、こんなちっぽけな?マジで?と思えるようなケチなパーツですら、一つおろそかにはできないのよね。そうしたものに対して、すべて対応してやろうという気概がなければ、こうしたバラから組み付けるなんてことを、すべて自分だけでしようとしないほうがいいでしょうね。

 ましてや、氏素性のわからない素人さん同士でやり取りする場合は、その辺はしっかりリスク!と思って、行動しましょう。後でこんなことならメーカーや、ショップから買えばよかった・・・と思うことも大分あるかと思いますが。

 でも、それも勉強だ!と達観できる方は、やってもいいかもね。中古市場がこれだけオープンになっているんだから、そうした苦い経験も通じて、成長するというのもありでしょう、特に学生なんかはね。

 こうした、細かい対応ができればあとはパーツをくっつけて連動していくだけ、この辺はちょっと場数をこなせばできるようになるでしょう。

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 ホイールはカンパのゾンダを持ってきた。実に変わり果てた姿になってしまった・・・。私のゾンダは、よりシャープでエアロで美しいんだが・・・。

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 届いたフレームがディスクだよ、と聞いて、依頼者はそのへん細かく確認していなかったんだろうね、最初は焦っていましたな。

 ディスクなら・・・。

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 TRPのハイドロをおすすめして、半ば強行的につけてしまう。こいつは内部は油圧、それをワイヤーで引くもんで、シフターがごっつくなくていいのだ。

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 もちろんリアもTRPで揃える。こいつを選択することでシフターの自由度が増える。

 内々でもこいつは過渡期のディスクキャリパーかと思っていたんだが・・・、イヤイヤ、まだまだ勝算はあるね。

 それというのも、油圧のSTIはどれをとってもごっつい印象があるんですね。それもそうだよね、シフター内にタンクを抱えるわけだから、それはごっつくなる。

 それが嫌なら、ワイヤー引きのスリムなSTIにすればいい、その際のディスクキャリパーはこのTRPハイドにすればいいのだ!

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 クランクはアルテ、ここまでは持ち込み品、なんとか理解できるんだが・・・。

 ここからが少々、というか、大分へんてこになります。

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 握りはいいね、操作はまるでスラム。少し使った感じでは、まるで遜色なしの、謎コンポ。

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 リアディレーラーの形もモロスラムで、遜色がない、そしてスプロケは十二速・・・。マウンテンコンポは出ていたが、ロード系コンポではカンパ・・・だったか?でも、こいつはカンパではありません、謎コンポなんであります。

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 塗り分け、フレーム。

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 ブランド名、ヨーソロー・・・。船の掛け声?ヨットか?

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 これが完成車。まあ、指示通りできたかな?

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 いかにも、モロカーボンだったものが、徐々に商品と化してくるその過程は楽しかったなあ。

 当店も数本、目のつけたフレームに、色違い等で、こうした限定「オリジナル」車体なんて作ってもいいのかもしれないね。

 そのためにはもう少し形としてのブランディングというものを作っていかないといけないのかもな。

 まずは、ブランド名と、ロゴ・・・。そして、スイカのシールのように、商品化を決めるデカール、ステッカー類。

 置いておけば自然と売れていった時代は、もう来ないと覚悟して、こうしたことを企画するのもありなのかもしれないね。そんなきっかけになった、自他作ハチャメチャ系自転車でありました。

ご要望に合わせて その一



 こんな自転車作れませんか?ときた。

 まあ、自転車屋だから、作れと言えば作れますが、どこから作ります?またはどこまで作ります?てなところから、ミーティングが始まります。

 お客さんも色々といるようで、まあ、全部お任せー!という人から、長年温めた構想に基づいて、パーツを集めては所蔵しておいて、条件がそろってから、一気に組み付けたい、という人もいますね。

 今回は、というと好奇心より集めた、得体の知れないパーツ類を基本持ち込むので、それらを合わせて、なんとか組み付けられないか?という展開でしたね。

 基本やりたがり屋さんなんだが、自分の限界も分かっている。あとは、あまり人と同じものを持ちたくはない・・・というタイプかもしれませんね。

 では、パーツ持ち込んで・・・と、肝心なフレームは?となると・・・、なんとかどこからか探して、当店に送ってくるという・・・、ハイ、ではそれを待ちますということだった。

 大陸系からやって来たフレームは素のカーボンロードフレームでしたね、もう真っ黒。そのままでももちろん乗れる訳なんだが、どうせならなんとか塗りたい、なら、自分でデザイン画を仕上げますんで、それに合わせて、ということだった。

 そして送られてきたのが、上のpdf。

 二色の塗り分けなんだが、黒い部分はカーボン地そのままでよし、もちろんクリアはかけてね・・・・ということで。そんでもって青い部分は、チネリブルーを意識して、メタリックもんで塗って欲しい、ということでありました。その色なら、まあ得意な方かな?

 あとは、なんとロゴも入れたいので、そのデザインも自分でやって来ますということだった。本業はデザイナー関係?と思ったが実際は違うらしい。

 ただ、ガンプラの名人なんだと・・・。なので、色ややはりデザイン、見た目にはそれなりの拘りはありそうだ。

 なんかこの二色の塗り分けや、色使いなんかは、あのニュージーランドの名車?なのかどうか知らんが、現れては消えたり、また現れる、ニールプライドなんかを思い起こされますな。

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 ビットマップファイルなら、エッジをカッティングマシンで切り抜くこと出来ますんで、それでお願いしますと言ったら、データで送ってきたよ。

 このヨットマークと、ロゴ二種類・・・。メインが長かったなあ。通常20センチぐらいが貼るのも見た目も適当なんだが、その倍近い
40センチくらいの字の数でやって来た。カーボンフレームは太いので、まあ・・・と思ったが、レイアウトからそれより50ミリほど短く切り出して、なんとかね、貼ったりしてみたんだな。

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 誰が撮ったか知らないが、塗装あとのロゴ貼り。一回やり直したり、結構大変だったわい。

 でも、しっかり塗装したり、ロゴ貼ったりすると、単なる素材のフレームに過ぎなかったものが、段々と商品化、ブランド化されていくようなもんだから、面白いと言えば、面白い。

 今まで、当店もんはその辺大分無頓着もので、無印であることを適度によしとしてきたわけだ。まあ、それはそれなんだが、こうした商品化というのもやってみると、あらためて面白いね。

 塗装だけでも、かなりの商品化の過程なんだが、またロゴとかになると、あの畑の収穫物に過ぎなかったスイカに、金のシールが着くことで、千疋屋の果物になる・・・、そんな激変の感じが来るところが、やっていながら面白いんだな。

 こいつらをキッチリ貼った後、空気を抜いて、今度はクリアをかけていく。

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 フーン・・・。こうして塗装の済んだフレームを置いて、アチコチ色々やりながら、またこいつを見かけると、「はて、どこのフレームだ?」とちょっとよそよそしく見てくる瞬間がある、商品化へと一歩離れていった感じかな?

 なんかどこかのブランドのフレームみたいじゃんかよ・・・と見直すんだが・・・。

 まあ、この世にはないブランドのフレームなんだがこのギミック感が、また面白い。こういうイタズラもまたいいだろうなあ・・・。

 こうした、ことに楽しい!という感覚がまた、新たな展開への火付け役になるということもある。

 さて、フレームができあがった・・・、足りないパーツ類や、小物なんかを加工したりと、こいつが走れるようになるまで、まだまだ、細かいハードルを越えていかないといけません・・・、これぞ自転車屋、自転車工房ってとこ見せてやろうじゃない?

 ということで、へんてこな持ち込みパーツ類と、その間や隙間を埋める小物類を組み付けて、走れる自転車にして参りましょう。

 つづく

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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