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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

店主と同じ歳 再生しましょう!



 店主が生まれたのが51年前の東京オリンピックの歳でしたが、この車体も同じ頃完成したらしいですね。

 人間50年、アッチコッチの今まで以上のガタが出てきている感じはしますが、内面から見ると、お恥ずかしい限りなもんで・・・、なんて謙虚ぶりっ子していても、下からはドンドン育ってくるわけで、なんとか気の利いたことの一つでも見せたり、言ってやったりしなければならない、という意味で、実に苦笑の日々なんであります。

 ちなみに5年後に再度東京にて、オリンピック開催、パラリンピックの招致が予定されているようですが、やっぱりハッキリ申し上げておかないといけませんね。

 狸サイクル店主、遠山健は今回2020年に開催予定されているオリンピック・パラリンピックには、反対いたします。

 本日詰め腹切らされた感のあるモンカ大臣(このお方はそれ以前の問題で辞任していないとまずかったんじゃない?事に道徳教育に熱心に取り組まれるんでしょ?)、建物にしろマークにしろ、思っている以上にこの国の内情はやっぱりダメだったわけで、ある意味原発事故にてそんなことはバレバレだったわけですが、もうこの辺で頭丸めてだね・・・、東北の震災復興、福島の原発事故に、まさに国力を投じて向き合わないとダメ、だと思います。

 原発に関しては、もう地球防衛軍の設立が必要なんじゃない?原子力技術を持っている国を統べて結集して、個別的対策から完全廃炉までを一丸となってやらないともう、手に負えないんじゃない?現場作業員のおっかないレポートなんて、あちこちに出ているぜ!

 そして、同じく目先の成長目指して、狂奔している新興国の担当者にもしっかり、事故になったら、管理を怠ったら、こういう目に遭うよ!有効な対策なんてないんだぞ!という事を示していく必要もあるんじゃ無いか?

 なんて思うんですよ。個人的には、パラリンピック開催を機に、自転車の新たな展開・・・なんてこと夢見てなんて楽しみもなくは無かったんだがね。

 そんなこんなで、東京五輪の時代の自転車を少年の心が残る青年がもって来た。快適に乗れるようにということと、上限予算をいってきた・・・できるかできないか?やってみるか・・・。

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 前後ホイールは替えましょう。もう全体的にボロボロです。

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 タイヤも新しくなっているので、シャキッと見えますね。

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 もう出所もなにも見えなくなっているリアディレーラー。

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 洗浄と再組み付けで、よみがえるよねえ。

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 クランクや、フロントメカ付近。

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 このプラスチックバージョンは結構おれるし、年代物で来ると、一番心配させられるところなんだが、金属系であれば、何かとよみがえりますね。

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 当然、Wレバーだもんなあ。

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 台座も含めて、磨いて戻す、まだ使えるんだよねえ、50年、老け込んじゃあいけない。

 ちなみにこうした、年代物の解体などは実は、何物にも代えがたい経験になるんですね。自転車もそうだし、家なんかもそう、組み付けられて何十年後に、なにがどうなっているか、という事をしっかり把握できるという意味で、解体は重要です。ただ、重機でドカン、壊せばいいんだろ~って奴にはなにも身につきません。

 ハンドル回りも、先日復刻した、ヨシガイさんのエイドレバー付きで新調します。
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見た目は旧でありながら、引きは新、復刻すれば良いんだろう?というのとは違います。

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 ついでに今回の大幅変更といえば、ブレーキ本体ですね。

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 フロントのキャリアと競合しましたが、なんとかしたに忍ばせて、ダブルピポットものを付けましたよ。

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 リアブレーキも、同じくダブルで。旧車は制動に問題があるものが多い・・・、大概効かない、効かないことを前提に乗るしかない・・・というのは、まあ見た目重視といっても、あまり店主好みではない。ブレーキの引きの固い自転車など乗りたくないんですねえ。

 そんなこんなで、この辺には、頼まれなくても拘りますわ。

 エイドから引いても、本体から引いても、イイ制動・・・、自転車はこれでなくちゃね。

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大抵旧車の電装系はぶっ壊れています。特にかつては率先して壊れていた感がありますな。デコチャリなんていうのは、バッタンと倒しただけで角の電装系が割れます。うまくつけ込めば、当時でもスモールパーツなんかもとってもらえたんじゃないか?と今では思いますが、当時同級生とかでその辺を細かく修理している奴なんて居なかった。

 アチコチが、パッパとついている時期なんて購入してからのほんの数週間、倒して割って、ボールが当たって割れて、放って置いて、雨にやられて電装全滅、電池の漏れ液で気づいたら中ドロドロ。その内汚いんで外すやつも現れて、ホイールと荷台の間に無駄な空間のある自転車が走り始めます。

 という事で、ご多分に漏れず、全く反応しないライト。

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 いつまでもつかは別ですが、もうつきますよ!

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 ヨッチャレ50オヤジも、何とかなったぞ!

 嫌みランドナーのような、スゲーだろう?君分かる?って感じもなく。レーサーのような精悍さもなく、オレ好きで乗っているの・・・というそこはかとない主張ほんのりと、出所の分からない変な自転車が再生いたしました。

 こういう自転車しか乗らない、乗りたくない、っていう方が居るんですねえ、決して簡単ではありませんが、なんとかお役に立てたら、当店の存在意義なのかな?という・・・。

 とりあえず、開いてお待ちしていますよ!


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還暦ライドのためのメンテ



 この一枚の写真で、すでにグッとくる方も多いかと思います。

 鉄レーサーの典型といいますか、今後どんな新素材が開発されてレーサーの形が変わっていこうとも、この手の典型は揺らぐことはない。その意味するところの解釈は変わったとしてもね。

 一定の年齢の方が、こうした一台を大事に乗りこなしている状況というのは良いものであります。その筋の奥深さや成熟度の高さを感じさせますな。

 6月にある、還暦ライドのため、メンテをお願いします・・・というご依頼、二つ返事なのであります。

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 しかし、そもそも手入れが行き届いていますね、これメンテ前の状態ですよ!もうやることないじゃん・・・。まあアウターワイヤーが若干「く」の字になっている・・・くらいか?

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 フレームはビクトリー。当店の近所にある老舗の自転車店にて購入されたらしいですが、大分時間が経っているということで、工具の何とか?かんとか?のために、今回のメンテについては購入店からはお断りされたようであります。

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 74系のデュラエースが載せられています。やっぱりいいですねえ、シマノさんにはこうした、「時代から自由」になれるようなコンポの復刻をお願いしたいんであります。もうずっと8速のままで・・・なにも足さないなにも引かないってやつで・・・。

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 いい佇まいのクランクであります。うん・・・、復刻・・・シマノさんくらいの体力があれば可能なんじゃないか?とおもいますが。かつてイタリアのライバル会社の方に、今までの歴代の金型から、復刻版を作れば、それは話題になりますし、自転車ファンが何よりもどよめくでしょう・・・などとたきつけたことがありました。

 そのお答えは・・・、うちはシマノさんの十分の一の人数でやっているもので、どうしてもそういうところまで手が伸びてまいりません・・・と。

 なるほどね、やっぱりシマノさんに期待するしかないようですわ。

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 その他のパーツも粋ですね。ピストハンドルのようになで肩のロードハンドル。バックスキンのバーテープが巻かれています、趣味が良い。

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 サドルもサンマルコ、使っていますねえ・・・年季モノです。
 
 こんなにきれいな車体でもやったことは、といえば地味ですが・・・、

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 今でも入手可能なこうしたスモールパーツ類を集めては、洗浄して、再配置と、グリス充填をやっていきます。

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 前後ハブや、ボトムブラケット、ヘッドパーツ類など、交換できるモノは交換して洗浄グリスアップをやります。

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 BBシャフトもきれいなんですが、例えば左玉押しと・・・、

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 比べてみるとほんの少しだけ右の玉押しには浅いが筋が入っている。多分右足が利き足で、その分力がよりかかったんだろうということが、わかります。

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 新しいベアリングを入れ直して、グリスを充填して、元に戻していきます。ガタはなし。

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 チューブラータイヤなんかも一度剥がして、再度セメント塗って足付けしてから、タイヤを戻して、高圧をかける。

 仕事は地味ながらやってはいるんですが、施工前後の違いがわかりませんね。

 わかるとすれば・・・。

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 このシルバーがさわやかな、7、8速ようのチェーンでしょうか?流石にシマノの現行のものは、見た目の関係より使いにくいですねえ。このシルバーなら、まあ良いか?という感じです。

 あとは・・・、

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 このWレバーですが、一速ごとに調整するSISだと、どうも異音をすべて取り去るにはむずかしいんであります。もちろん通常の変速はストレスフリーでできるんでありますが、何とも気に入らない。

 本来なら、その線上で完璧するべきなのかもしれませんが、微妙な引きの調整となると、アッチをたてるとコッチが立たず状態がおこります。

 そこで思い切って無段階のフリクションタイプに切り替えてみました。

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 レバー脇のスイッチを回すことで可能となりますが、やってみるとピタリと、異音が止まります。やっぱり、コンマ何ミリの引きが重要で、どうもSISではそれは管理しきれないという結論なのであります。

 ライダーの操作テクニックが少し求められますが、難しいことはないので、ちょっとした本機の癖を覚えていただければ良いかな?ということで。

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 ほとんど冒頭の写真とは変わりませんが、内部には相当手が入っていますので、これでしばらくは安全に、快適に走れるかと思います。

 これで、還暦サイクリング。長年乗ってきたからこその人車一体の粋な佇まいっているのがあるんでしょうなあ。そういう人が自転車愛好者にもっと増えていかなければねえ・・・。

 そういう意味でも地味ながら、重要なメンテなんだよねえ。

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※コイツは戦闘機として作成しましたが、よりクラシカルな展開も可能なんであります、なんせオリジナルなもんで・・・ね。

目立たず地味ながら 縁の下から支えます



 中野にある、ビンテージバイクを扱うお店ですが、どうもミキスト系に標準をあわせているような感じですねえ。

 持ってくる自転車、そのほとんどがミキスト系なんですね。しかも決まって、フランスからお目見えしています。

 当店はビンテージであろうとなんであろうと、基本現行品主義なので、こうしたまた別ポリシーのモノが来ると、いい意味で緊張します。

 やっぱりマファックがいいんですよ、なんていわれても、効かないブレーキのどこがいいんだろう・・・なんて思う店主なんでありますが、まあ見た目のバランスからいうと、確かにねえ、その気持ちわかります。

 当店も、できる限り味を壊さない形での現行品主義で行くつもりでありますが、やはり限界はあり・・・ということなんであります。

 出来うるところは分解して、メンテ。どうしようもないところは、自らは中古市場には立ち入りませんので、ご本人に探して持ってきていただく・・・、という役割分担で行きたいところであります。

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 メインはワイヤー系の交換とその周辺の調整。大体これでシフティングは生き返ります。そうでなくても、問題点が見つかりますね。

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 チェーンの交換も、チェーンリンクやスプロケの摩耗の点検につながります。あとクランクのBBですね、ここにはすべての水が集まりますので、中にはひどいことになっていることも多い。

 玉磨きから、調整グリスアップまで、やることありです。

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 消耗品の代表である、タイヤもチェック。大抵ダメですね。それと前後ハブ、これもBBと同じく、分解して、玉磨きから調整とグリス入れ替えを行います。

 この辺やるだけでも驚くほど、自転車は走る気を出してくれますね。

 まだ使えるじゃん、ええ、ちゃんと装備してくれれば、まだまだ働きますよ、アッシもね。

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 ブレーキ周りもチェック。シューの硬化などを見てから、ワイヤーなども。ビンテージの交換ワイヤーは、無いことを前提に、安全に切れないものをいかに作れるか?なんてことも、視野に入れていかないとね。

 この辺のブレーキワイヤーは、現行モノよりも細いので、カンパ系シフトワイヤーなどを流用します。太鼓も小さいので、使い勝手がいいですね。

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 今回このサンプレのプラスチック部分が破損をしていたんで、持ってきていただいての交換。そういえば、フロントディレーラーも全開軸がへし折れていた・・・。こういうところにプラスチック使うなよ!

 なんていうと、使うのは適度に、あまり経年超えて酷使しないでね・・・なんて声が返ってきそうですね。

 ビンテージ品は、それが新品であったとしても新古品に過ぎませんのでね。

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 という感じで、自転車屋が再点検してから、またこれも市場に出て行くのかしら?ちょっと使っただけで、破損・・・なんてことだって起こりうるビンテージ。

 夜店の亀ではないが、死んだその日が万年目なんでありますから、その辺もしっかり考えた上で、選択してくださいね。

 まあ、なんか起きましても、基本現行品にて、何とかする方向で動きますんで、ご相談くださいね。基本買い換えをおすすめすることは・・・、ほぼ無いと思いますんでね!


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※ちょっとレトロ風に作ったかな?通勤津学には最適な、入門レーサー・・・ってとこでしょうか?走るときは走るよ!

またもフランスからやってきたのかい?



 いつもながらの話、ビンテージ系のものっていうのは、なにがしかの形というものを持っているように思えてなりませんな。

 何でしょうね。この形というものは。

 もしかして、人類の美の形式のような何かなんでしょうか?雰囲気があるとか、味がある・・・というような言い方になってしまうこの形。

 決して昨日今日ではできない、一朝一夕を超えたある種の普遍性でありながら、懐かしさ・・・というものも重要な要素かしら?そういうものが漂っているという。

 なれば、自転車文化の成熟化・多様化ということで、この手のものが街道を走りやすくしてやる状況というものを整えてやるのも重要な仕事なんでしょうね。

 中野ににある、ビンテージ系自転車のレストア依頼ということで、今後恒常的にかような仕事も来るのかしら?

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 タイヤがチューブラーと来たもんだ。さーて、WOで組み直すか?という案もなくはなかったが、チューブラーというのもまあ、味の一つだね。それに、乗り心地もいいわな。

 店主もメンテの手間などを考えずに済むなら、チューブラー派だな・・・。

 なので、新しいチューブラータイヤに履き替えさせるんだが、リムを掃除して、古いセメントをはがして、再度足付けして・・・・、下地を塗ってタイヤを貼り付けるまでの手間が・・・やはり大変なのであります。

 チューブラーであれば、張って放っておくのがよろしくない、乗るんなら、乗り続けてやらないと、放っておいた状態を再生させるのは、大変なのであります。

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 幸いにして、チューブラーでスキンサイドは安価ものでもあるので、ビンテージの味を壊さないでというのであれば、むしろチューブラーの方が安上がりにできるかもしれない。WOのスキンサイドは、通学用の安っぽいものか、まさか・・・というような値段の両極が多く、なかなかその中間を見つけるのが大変なのだ、という事情あり。

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 後大きな変化といえば、セミドロ風のハンドルをひっくり返します。
 
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 プロムナード系に持って行きます。この車体をツーリングイベントに貸し出すと言うことなので、乗りやすいこちらの方に変えてみた、という訳であります。

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 後はワイヤー類をいつものように交換。Wレバーにも、グリスなどを挟み直します。

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 縦におっ立ったような、おもしろいディレーラーなのであります。前後輪ハブにも、グリスを充填、ベアリングも磨いて入れ直してやります。

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 ビンテージは男ギアだよね。昔はよくこんなギアを踏んでいたと思いますわ。BBも洗浄とグリスアップですね。そういう風に手間かけてやると思いの外生き返るものです。

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 ワイヤーとシューを交換してやって、ちょいとばらして、洗浄途中を入念にやってやると機嫌を直して、リムをしっかりつかむようになります。
 
 やっぱり子供と一緒手間かけて、かわいがってやらないと、いい面を発揮してくれませんな。

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 いつも思うんですが、店主は無類の写真下手。上手くなろうなどと、思ってもいないし、単なる記録・・・ぐらいにしか考えていないので、アングルがどうの、光の調子がどうのなどお構いなし・・・。

 最近は、冬至まで二ヶ月を切ったということで、五時過ぎには暗くなってしまう、そのくらいは困った・・・とは思うものの、後は平気の平左。

 そんな、写真無頓着の店主の撮った写真にすら、現れていると思いませんか?

 最初写真と、レストア後の写真。明らかに後者の方に自転車自身のやる気と自信がみなぎっているように見えませんか?

 これは断言できますが、写真の撮り方で見せているのではありません!あくまでも自転車自身の変化であり、それ以上、以下でもないんですな。

 家にそういえば、こんな奴が会ったなあ・・・とか、実家に確か古いのが一台あったような・・・という事であれば、そういった往年の自転車屋はどんどんまた街道に戻してやりましょう!

 ひとたびよみがえったビンテージたちは、そんじょそこらで売られている昨今の一台とは全く異なる相貌と雰囲気を持っているはずです、ちょっとやそっとではまねできない風貌。
 
 そういう一台に、またがって街道を走ってみましょう!
 

要所の劣化には 慎重に対応すべし!



 ビンテージバイクの依頼です。

 基本メンテという意味では、他の自転車とはほとんど変わりませんが、縛りはありますねえ。

 例えば風合いを壊してはいけない・・・。

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 こんな真鍮の輝きを持つディレーラーがあるんですからねえ・・・。これに代わるものは・・・今はないでしょうな。

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 だからまあ、洗浄等をして不具合等を調整して、小さいボルトなんかは変えることはありますが、基本維持をしていきます。

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 ワイヤーなんかは切れていますので、調整兼ねての交換。しかしビンテージ系にはワンポイントがありますね。

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 ワイヤーもチェーンも交換して、しっかり動かせるようにいたします。あちこち磨いてみたりね。

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 シフターがwレバー。この手のレバーには原稿のシマノ製は太鼓がでかくて、はいりません。カンパ用のものをつかいますが、もし純正のカンパワイヤーだったら、目が飛び出る値段です。サードパーティーもんで切り抜けます。

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 見た目はいいがマファックは効かないねえ。

 で、今回の最大の問題はここ。

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 リアブレーキなんであります。

 元々はここが正規の位置かと思いますが、どうもその前に一つ上のシートステーに移動されて付けられていたようなんです。

 それをまたこちらに戻したい。ただし見た感じ、確実に付随しているワイヤーが短い、ということがわかります。

 では現行のヨシガイにあるかといえば、似たようなものはありますが、溝などの規格が違うため、使用することができません。

 ではどうするか?ないものは作るしかない。

 ただ、ブレーキは命に直結するところなので、そこは慎重の上にも慎重を重ねて対処しないといけません。

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  今回の採用はこれ。シフトワイヤーのサイドにカシメ金具をしっかり取り付けて、そこにハンダを流し込んで固定する。二重の作を取ったわけであります。

 抜けたり切れたりしように。

 別案もありました、シフターの太鼓を潰して、其の対極を二重に固く結びますそれを万力に引っ掛けて、何度も体重をかけて、結び目を固くします。そしてそこにハンダを流し込んで固める。

 いずれも、強度には問題はないと思いますが、暫くは試用期間を置いてみることにしました。

 この辺の問題が片付くとすれば、ビンテージブレーキのメンテについては飛躍的にやりやすくなるかと思います。

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 よっしゃ!走るぜ!と言っているように見えます。

 又品のいい、洒落たミキストであります。

 パーツマニアとはまた別に、風合いを壊さずにビンテージを再生させる・・・、これも当店に定着した、大事な仕事の一つになりましたね、ありがや!

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※これは一瞬・・・ビンテージ!にはみえないかな???品のいい通勤、通学用にどうかな?走るし積めるよ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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