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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

理想通りの子育て号へ!



 どうも思い通りに自転車が組める、ということにだいぶ前から目覚めていたらしいが、自分の自転車以外で、理想の子育て号を手持ちのパーツを無駄にしないで、どうしたら組めるか?ということをだいぶ前から考えていたらしい。

 そして、何処からか、鉄フレームを手に入れて、手持ちのパーツ類を持ち込み、足りないパーツはそちらでアッセンブルしてほしいということで、任されました。

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 実用の自転車には、やはりハブダイナモが便利だね。さして重くはなく、自然と強い光を出してくれる。忘れても暗くなったら自然とね。

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 前はシングルと潔い、まあ、この辺の街道ならこれで十分だろうが。

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 イヤー、物持ちいいねえ・・・という相当前のソラのディレーラーだ。これはステッカーなので、爪で剥がすこともできる。

 8速のスプロケを持つんで、丘陵地帯でなければ問題ないだろうな。

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 子育て号の発想なんで、カゴは必需。構造からいって低めのカゴでないと入らない、これはギリギリですね。カゴ自信は低めだが、面積がそこそこ広いので相当使えると思う。

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 奥様と共用ということで、プロムナードハンドルに。最近店主はこの手のハンドルのみ乗っている、右肩がまだなんか本調子でないからだ。

 慣れるとこれでいいか・・・とも錯覚してしまうが、やはりガチのドロップを握ると、やる気の度合いが異なる・・・これは、この気概が残るうちはまだドロップに戻れる・・・ということだろうということで、そんなに遠くない内にまた短時間からドロップ復帰を狙おうと。

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 この荷台を載せて、更にこの上に子載せカゴを取り付ける段取りとなる。この荷台は25キロは楽勝だ。

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 そして一番の難点だったのが、この両足スタンドだ。こいつを取り付けるためには、まずリアホイールのシャフトをクイックシャフトを外して、無垢棒のシャフトに交換してナットで止める形式にしないと、しっかり固定できない。

 それが終わると、今度は両足スタンドの接合部分をその自転車のエンドの形状に合わせて加工することになる。これが何度も外しては、切ったり叩いたりして、仮止めして、再度装着しながら・・・とその工程を繰り返すというかなり手の込んだものとなる。

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 普通に付いているように見えるが、まあ、そこそこの手間がかかる。これでちょっと安心しながら、子供の乗せ降ろしが可能となる。ただし、油断してはならないよ。

 子供が本気で憤ったりした場合、この両足スタンドでも横転することだってありうるからだ。

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 実はこれを企画したお父さん、かなり拘っているんだが、おわかりかな?ちょっと小柄な奥さんと共用しながら、子育て号として役立てようとするその気持ちが。地味だが・・・思いは大部乗っている・・・ように思います。

また来たぞ!メイト・・・



 あの自転車よりどちらかというとバイクに近いと思われる車体、メイトというのがまたやって来た、都合何代目かな?

 あの太いタイヤに、この太いフレームで・・・、

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 なんと折り畳みというんで恐れ入っちゃうね・・・。ここでフレーム半分に、

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 そしてT字のハンドルがここで折れて倒せるようになっているという仕組み。車に載せるのに少しはいいのかな?よくわからないが。

 で、今回は、というか今回もこいつを子育て仕様に出来ないか?というご依頼。

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 子供の送迎や買い物にはカゴは必需ですね。これをどう取り付けるかというと?

 まず、下支えが必要です。

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 こうしたバイク用の外付けダボ?というものが必要になります。これがまた高額なんだわね・・・。バイクは金がかかるのがわかりますな。

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 前フォークにサスペンションがあるので、サス横断型にカゴなんかを取り付けたら、サス殺しか?カゴやキャリアの破損につながりますな。

 なので、サスのない所で完結してキャリアを取り付けないといけなくなります。

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 元々付いていたライトとの干渉も避け、少し移動しながらキャリアを取り付け、そこにカゴを取り付けるということをいたします。

 そして、次は、スタンドね。どうも子載せカゴをつけるというので、できれば両足スタンドが望ましい・・・ということになりますね。

 これも何度か施工経験がありますので、このメイトのエンドの形に合わせて、スタンド金具を切ったり曲げたりして調整します。

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 外しては印を付けて、加工して、また合わせて調整してを繰り返します。

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 両面加工して、ナットで共締めしてきめます。元々付いていた一本足スタンドはそのままに。簡易に止める際には、こちらのほうが即できて便利ですからね。

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 折りたためるT次ハンドルはさながらコックピットのような状況ですね。

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 なんかすでにスマホの・ようなものがついています、ここに車体の情報が集約され、ここから各所へ指示が送られるんでしょうな。中には、ナンバーを付けないといけないものもあるようで、本当これはもうバイク・・・電動バイクと言ってもいいようなものですね。もちろんこれは踏まないとアシストはかかりませんが。

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 さて、実はまだミッションが一つ残っています。子育て仕様にするので、ここに子載せカゴを付けなといけませんが、どうも一般の自転車の荷台より幅が広すぎです。

 まあ、ポン付けはできそうにありませんね・・・、ここでもう一山・・・超えます!

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 ハイ、まだ未完成ですが、第一次メイト改造の終了であります。やはりこうした、特殊車両の加工をすると、ちょっと続く傾向がありますね。今後この車体はより輸入されるようになるのでしょうか?それとも・・・。

 さて、次回は子載せ付ということになります。市販品の持ち込みですが・・・、何とかしないとね・・・、ということでまた続く!

赤黒ツートン車体に 久々イェップを取り付ける



 本当子供が少ない、出産数が少ないんだろうなあということが、子乗せ自転車の改造依頼の少なさで実感できるね。かつてはそこだけで一ジャンルをなしていた。一人の人を食わせるには十分なジャンルでもあったんだが、今はとんと依頼が減ってしまった。

 まあ、黎明期のイェップは当店独占・・・とは言わないまでも、取り付け問題等があったんだろうね、しばらくは一般に浸透していなかったからね。それが一般化した・・・という事情も、依頼激減に繋がっているのかも知れない。

 出生数が死亡者数を下回れば、人口は嫌が上にも減っていく。どこぞの投資家が日本はその内滅びるといったそうだが、このままこの状況が続く、または加速すればその通りだろうな。

 にもかかわらず、五年で軍事費を倍にするなんて案を洋酒メーカーから無料で寄付されたバカが叫んでいるようだ。

 いかに武器をちらつかせても、それを使える条件が揃っていない所で抑止になるのかね?ウクライナ戦争で世界を震撼させた一例が、原発押さえられることは戦勝国にはなれないということを意味しているのではないか?五十機以上の原発を抱える国、しかもご丁寧に日本海側にきれいに並べて設置している国なんですぜ、この国は。

 そして食料もエネルギーもほとんど自給できず、それどころか仮想敵国のお世話になっている次第・・・という国が戦争できるわけないだろ、冷静に考えてだ。

 国家戦略的にどこに金かけるべきかを真剣に考えねば、本当この国は滅びる。子供と若者、その育児環境・教育環境に金かけろ!それらは全て後々返ってくる金だ、循環していく金だ。

 鉄砲玉は文字通り打ちっぱなしで、返ってこない、そんなもんに金かけるなんてのは、鬼畜米国(あくまでも国家としてのな)と軍事産業とその腰巾着に配るようなもんだ、無駄。

 ということで、自転車の育児環境だ。スポーツ系、アヘッドステムを要するスポーツ系自転車にイェップをどうつけるか?というのは、意外と簡単。アダプターが用意されているのである。

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 これね、ごっついインゴット系のステムを外して、このようなスマートなアヘッドステムに交換して、そこにこのアダプターをかますと、イェップが付いてしまうという仕組み。

 さて、この背がついたら、安定感がほしいよね。ということで、

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 ちょっと安定感の確保できるタイプの両足スタンドを取り付ける。これはほぼ無加工でついた・・・な。

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 後は荷台が欲しいということだったので、実用車用のを取り付ける。全てできれば黒がいいということだったんだが、たまたまこのパーツ不足の中で実現できたというわけだ。

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 ダボつきのクランプに交換して、荷台を平行に保ちながら取り付け部分を曲げ加工して合わせる、そして完了だ。

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 モロシングルのスポーツ自転車が臨時の子育て仕様の自転車に変身だ。実はこれはお父さんの自転車なんだが、このシンプルでツートーンの車体をお母さんが気に入っているようなのだ。

 ちょっと体格の小さめなお母さんからすると、この背を迂回するようにハンドルをつかむには、腕の長さがもう少し欲しいかも・・・というところ。

 まずは色々試してみるということで、お持ち帰りだ。もし実用上の困難がでたら、ハンドルをフラット系から、プロムナードやチョッパー系の形状にして、より手元方面にグリップを持ってくればよしだね。

 その内、子供が育ったら、後ろの荷台に子乗せを移して、前カゴつけるなんてことも可能、成長に合わせて自転車を変える、その逆ではない。

 ということで、見切り発車出発!経過観察開始!ということになる。

EZの子育て化と子供の成長



 パナソニックのEZという電動自転車は、これまた子育て号にしてほしいということで、大分いじってきた車体なんだよね。一見して、バイクのように見える車体。子育て号にするのはだいぶ手がかかる車体だったから・・・かな?

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 一本足スタンドを外して、両足スタンドにしたり。

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 特にハンドル周りが複雑で、前カゴ取り付けとか、結構苦労したんだよね。

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 前に子載せかごをつけて使っていたのが、成長して、後ろカゴに移さないといけない。子供も成長しますんでね。

 ところが、

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 単純に、こちらに載せればいいというわけにはいかない。というのは・・・

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 10キロ制限のかかっている荷台なんで、この強度で子載せはつけられません。なので、付け替えです。

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 共締めするタイプのものを取り付けますが、これは車体に合わせた加工が必要になります。

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 スポーツ系の加工の簡単な荷台を取り付けるとなると、フレームに加工しないといけなくなる。実用車用の荷台を取り付けるとなると、荷台の方を加工しないといけなくなります、さあ、どっちをとるか?ですが。

 今回は後者を取りまして、その強度は・・・

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 27キロまで載せられるということなので、子載せつけて子供が25キロになるまで乗せられます。

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 荷台の上に、イェップ専用の取付台をつけて、さらにその上に

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 ハイ、取り付け完了!これで後四年ぐらいか?活躍することができますね。

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 これは取り外して、子育てが一旦一息ついたら、こいつを戻してもいいし、買い物号として強度の強いカゴを使い続けてもいいですね。

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 クランクを隠すと、本当にバイクだよね。このバイク感がいわゆる電動ママチャリを嫌がるタイプの人に大受けしたんだろうと思います。

 その割に、特殊な作りだったお陰で、こちらも大分勉強さえてもらいました。もう下火かな?次どんな車体がマイナーブームになるんだろうな?

打ち首にしてくれる!のその後・・・



 トリャッとばかり落とした、首。いわゆる当店名物の打ち首ってやつであります。ハンドル兼前子のせという、重い頭デッカチ部分を落として、通常のハンドル、子のせ、カゴを取り付けるというやつであります。

 ちょっと前こうやって首を落として、

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 こんな感じで仕上がったというわけですが・・・、その後、

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 後ろカゴと同じようなカゴを前に取り付けた、ということで、暫くその状態で使われてきたんですが、どうもハンドルの位置がシックリ来ない、ということなんでありますね。

 珍しいといえば珍しい、大方実用車に何も考えずに乗っていると、多少の差異など気づかずにそのまま乗りすぎてしまうということの方が大半でありますな。よほどのことがない限り、大体そのまま乗ってしまう。違和感に気づきもしないし、気づいてもどうせ直らないと思っている人も多いんじゃないか?と思います。

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 たしかに、ハンドルとサドルの位置が同じ位置にありますね。これはスポーツ自転車では当たり前のセッティングですが、実用自転車には圧倒的にハンドルの位置が高いというのが定番になっています。

 それからすれば、ある意味この実用車は異常かも知れませんね。違和感を訴えてこられました。

 そうすると、上げるしかないが、ステムはもうこれ以上上には伸ばせません。となると、ハンドル自身丈のあるものに交換してやらないといけませんな。

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 じゃあ、上げてやろうじゃないの・・・というので、実用チョッパー系のハンドルに交換したわけであります。

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 オオ!一気にグリップの位置が上がりましたな。この中間がなかなかない・・・、ステムで探すという選択肢もあるかもね。

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 ハイ、ハンドルが上がった分、ステムを最低ラインまで下げて、かつハンドルを少し手前に戻して、位置を調整。それで何度か試乗してもらって・・・、まあしばらくこれで様子を見るか、ということになりました。

 ある意味急激な変化なんで、対応できるようになるまで時間がかかる可能性もあります。今回のように、二ヶ月して、やはり交換ということだって、今回もないとは言えない・・・慎重に合わせていきましょう。

 ということで、打ち首その後でありました。

 自転車のセッティングというのは、どんな種類の自転車も、どんな年齢層にも、どんな乗り方にも必ず必要なんですよ!!!ということがもっと定着していけば、自転車にまつわる様々な環境が整ってくるというものなんで、、重要ですぞ!

 その分野を成熟化させることは、その手の利用者が増えることかと思います、自転車だけでなく、あらゆる分野についていえるんじゃないのかな?

 ちょっとしたうるさ、大事ですよ!



プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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