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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

物持ちいいなあ・・・十一年ぶりだよ



 懐かしい!という車体がやって来た。当店周りでは、若草物語として有名な自転車なのだ。というと、そう四人姉妹のいる家族の物語。

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 ハンドルを高くして・・・、ここに前子載せをつけたわけだ。

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 イェップのアダプターがまだ残っている。もうとっくに使われていないだろうね。このイェップが付くと足の突き出しが前に来るので、カゴに接触してしまう。当時の国産の子載せでは考えられないことなんだが、オランダのものは前カゴなどを想定していなかったんだろうね。

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 当然子育て号には、デカイカゴと相場は決まっている。ただし、突き出し部分との干渉を避けるために。

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 こんな金具なんかを自作して、カゴを前に出したりしていたわね。その後、この手の専用金具も売り出されるようになったが、当店のママ狸んの先見の明は大したものだったわけだ、エッヘン。

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 それにこのスタンド。今ではこの手の安定感的なスタンドは当たり前だったが、当時は・・・というと・・・、

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 万力に挟んで、手で曲げていたんだね・・・、ようやってたわな。

 で、当時の記事としては、こちらで詳細に扱っているね。

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 当店の子狸が、本当コブタだった時代の車体でもある、懐かしいね。

 で、なんで今回やって来たのか?というと、ちょっとした事故にあったらしいよ。

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 クランク部分がグンニャリ・・・、一瞬にすごい力がかかったということだろうね。怖いよね、事故というのは。これが足にかかったりしたら、大腿骨だってポッキリだろう。

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 ハイ、クランクの中がを同じく、交換して終了。

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 勿論曲がってはいないよね。これで元通りに乗れます。

 さて、この若草物語。四人姉妹の上二人が、自作ペイントで自転車をぬって大改造した。下の二人はまだまだチビだった。そして、お母さんの子育て号も当時あのように整えたということだった。

 同時に三台・・・、この夏休みは贅沢できないよ!と言っていたお母さんの言葉が忘れられない。そこまで、自転車につぎ込んでくれていたということだ。

 その上二人も、今や大学生。一番したがなんと当店の子狸と同じ年なんだそうだ。流石にお父さんの頭も白くなってきたが、この自転車に跨るお母さんは全く老けていない、いつも風呂上がりのようなピンクの頬に歯に絹着せない豪快なおシャベルが魅力的なお姉様だ。

 そのお姉様が、またクランクを新しくして、乗り続ける。もう子育ても終盤に向かっていうという中でね・・・。
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絶賛打ち首中!!!



 普通にこういう自転車ありますよねー。なんて、あって当たり前な車体なんだが、それがなかなか無い。

 通常なら、子供一人入れるベビーバスのようなでかい桶のようなものが前ハンドルに付いている。そんなものが大半なんだな、安全を配慮して、ということなんだろうが、ただそのために前カゴがなくなってしまう、という設計ミスだよね。

 多くはお母さんが使う自転車で、カゴがないなんて考えられないんだが、それが実現してしまうほど、警察官僚の天下ということなんでしょうな。

 安全で不便な自転車・・・。安全かつ便利な自転車を目指すべし!!!

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 見た目重視、多少高いがアルミ製のデカイカゴを取り付けた。子育て自転車だったら、これだけあっても足りないくらいだ。

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 普通の、ごく普通のハンドルをステムから交換して取り付けた。ここは通常実用自転車なら、だいたい同じ規格をしているわけだ、なので交換はできるの!

 できないというショップは、嘘付いているか、技術がないか、発想がないか、やる気がないのいずれかでしょう。

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 トリャ!っとばかり打ち首してやったぜ!!!相当軽くなって、機能的にもなったはず。

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 多くのお母さんが、前の子育てカゴに子供を載せなくなっても、カゴの代わりにこの激重ハンドル+子載せをカゴ代わりに使っている、というのが現状だ。

 こうするだけで、相当軽くなるし、走行も楽になりますし、機能も向上するんです!

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 最初からこの体で作って、前専用の子載せとカゴを取り付けらばいいだけの話なのに、一度引いてしまった図面を直すのは難しいのか、無難なのか?

 使う人のことをどこまで考えているのかな?勿論安全第一なのはわかりますが、目指すは安全かつ便利を両立させてこそだと思うんだよね。

 ということで、打ち首!施工名はちょっと物々しいが、まあ、コイツは今後も続けて行きますので、来年春より、学齢に上がるお子さんをお持ちの方は、ご検討よろしく・・・・ですな。

理想通りの子育て号へ!



 どうも思い通りに自転車が組める、ということにだいぶ前から目覚めていたらしいが、自分の自転車以外で、理想の子育て号を手持ちのパーツを無駄にしないで、どうしたら組めるか?ということをだいぶ前から考えていたらしい。

 そして、何処からか、鉄フレームを手に入れて、手持ちのパーツ類を持ち込み、足りないパーツはそちらでアッセンブルしてほしいということで、任されました。

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 実用の自転車には、やはりハブダイナモが便利だね。さして重くはなく、自然と強い光を出してくれる。忘れても暗くなったら自然とね。

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 前はシングルと潔い、まあ、この辺の街道ならこれで十分だろうが。

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 イヤー、物持ちいいねえ・・・という相当前のソラのディレーラーだ。これはステッカーなので、爪で剥がすこともできる。

 8速のスプロケを持つんで、丘陵地帯でなければ問題ないだろうな。

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 子育て号の発想なんで、カゴは必需。構造からいって低めのカゴでないと入らない、これはギリギリですね。カゴ自信は低めだが、面積がそこそこ広いので相当使えると思う。

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 奥様と共用ということで、プロムナードハンドルに。最近店主はこの手のハンドルのみ乗っている、右肩がまだなんか本調子でないからだ。

 慣れるとこれでいいか・・・とも錯覚してしまうが、やはりガチのドロップを握ると、やる気の度合いが異なる・・・これは、この気概が残るうちはまだドロップに戻れる・・・ということだろうということで、そんなに遠くない内にまた短時間からドロップ復帰を狙おうと。

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 この荷台を載せて、更にこの上に子載せカゴを取り付ける段取りとなる。この荷台は25キロは楽勝だ。

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 そして一番の難点だったのが、この両足スタンドだ。こいつを取り付けるためには、まずリアホイールのシャフトをクイックシャフトを外して、無垢棒のシャフトに交換してナットで止める形式にしないと、しっかり固定できない。

 それが終わると、今度は両足スタンドの接合部分をその自転車のエンドの形状に合わせて加工することになる。これが何度も外しては、切ったり叩いたりして、仮止めして、再度装着しながら・・・とその工程を繰り返すというかなり手の込んだものとなる。

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 普通に付いているように見えるが、まあ、そこそこの手間がかかる。これでちょっと安心しながら、子供の乗せ降ろしが可能となる。ただし、油断してはならないよ。

 子供が本気で憤ったりした場合、この両足スタンドでも横転することだってありうるからだ。

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 実はこれを企画したお父さん、かなり拘っているんだが、おわかりかな?ちょっと小柄な奥さんと共用しながら、子育て号として役立てようとするその気持ちが。地味だが・・・思いは大部乗っている・・・ように思います。

また来たぞ!メイト・・・



 あの自転車よりどちらかというとバイクに近いと思われる車体、メイトというのがまたやって来た、都合何代目かな?

 あの太いタイヤに、この太いフレームで・・・、

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 なんと折り畳みというんで恐れ入っちゃうね・・・。ここでフレーム半分に、

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 そしてT字のハンドルがここで折れて倒せるようになっているという仕組み。車に載せるのに少しはいいのかな?よくわからないが。

 で、今回は、というか今回もこいつを子育て仕様に出来ないか?というご依頼。

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 子供の送迎や買い物にはカゴは必需ですね。これをどう取り付けるかというと?

 まず、下支えが必要です。

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 こうしたバイク用の外付けダボ?というものが必要になります。これがまた高額なんだわね・・・。バイクは金がかかるのがわかりますな。

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 前フォークにサスペンションがあるので、サス横断型にカゴなんかを取り付けたら、サス殺しか?カゴやキャリアの破損につながりますな。

 なので、サスのない所で完結してキャリアを取り付けないといけなくなります。

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 元々付いていたライトとの干渉も避け、少し移動しながらキャリアを取り付け、そこにカゴを取り付けるということをいたします。

 そして、次は、スタンドね。どうも子載せカゴをつけるというので、できれば両足スタンドが望ましい・・・ということになりますね。

 これも何度か施工経験がありますので、このメイトのエンドの形に合わせて、スタンド金具を切ったり曲げたりして調整します。

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 外しては印を付けて、加工して、また合わせて調整してを繰り返します。

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 両面加工して、ナットで共締めしてきめます。元々付いていた一本足スタンドはそのままに。簡易に止める際には、こちらのほうが即できて便利ですからね。

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 折りたためるT次ハンドルはさながらコックピットのような状況ですね。

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 なんかすでにスマホの・ようなものがついています、ここに車体の情報が集約され、ここから各所へ指示が送られるんでしょうな。中には、ナンバーを付けないといけないものもあるようで、本当これはもうバイク・・・電動バイクと言ってもいいようなものですね。もちろんこれは踏まないとアシストはかかりませんが。

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 さて、実はまだミッションが一つ残っています。子育て仕様にするので、ここに子載せカゴを付けなといけませんが、どうも一般の自転車の荷台より幅が広すぎです。

 まあ、ポン付けはできそうにありませんね・・・、ここでもう一山・・・超えます!

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 ハイ、まだ未完成ですが、第一次メイト改造の終了であります。やはりこうした、特殊車両の加工をすると、ちょっと続く傾向がありますね。今後この車体はより輸入されるようになるのでしょうか?それとも・・・。

 さて、次回は子載せ付ということになります。市販品の持ち込みですが・・・、何とかしないとね・・・、ということでまた続く!

赤黒ツートン車体に 久々イェップを取り付ける



 本当子供が少ない、出産数が少ないんだろうなあということが、子乗せ自転車の改造依頼の少なさで実感できるね。かつてはそこだけで一ジャンルをなしていた。一人の人を食わせるには十分なジャンルでもあったんだが、今はとんと依頼が減ってしまった。

 まあ、黎明期のイェップは当店独占・・・とは言わないまでも、取り付け問題等があったんだろうね、しばらくは一般に浸透していなかったからね。それが一般化した・・・という事情も、依頼激減に繋がっているのかも知れない。

 出生数が死亡者数を下回れば、人口は嫌が上にも減っていく。どこぞの投資家が日本はその内滅びるといったそうだが、このままこの状況が続く、または加速すればその通りだろうな。

 にもかかわらず、五年で軍事費を倍にするなんて案を洋酒メーカーから無料で寄付されたバカが叫んでいるようだ。

 いかに武器をちらつかせても、それを使える条件が揃っていない所で抑止になるのかね?ウクライナ戦争で世界を震撼させた一例が、原発押さえられることは戦勝国にはなれないということを意味しているのではないか?五十機以上の原発を抱える国、しかもご丁寧に日本海側にきれいに並べて設置している国なんですぜ、この国は。

 そして食料もエネルギーもほとんど自給できず、それどころか仮想敵国のお世話になっている次第・・・という国が戦争できるわけないだろ、冷静に考えてだ。

 国家戦略的にどこに金かけるべきかを真剣に考えねば、本当この国は滅びる。子供と若者、その育児環境・教育環境に金かけろ!それらは全て後々返ってくる金だ、循環していく金だ。

 鉄砲玉は文字通り打ちっぱなしで、返ってこない、そんなもんに金かけるなんてのは、鬼畜米国(あくまでも国家としてのな)と軍事産業とその腰巾着に配るようなもんだ、無駄。

 ということで、自転車の育児環境だ。スポーツ系、アヘッドステムを要するスポーツ系自転車にイェップをどうつけるか?というのは、意外と簡単。アダプターが用意されているのである。

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 これね、ごっついインゴット系のステムを外して、このようなスマートなアヘッドステムに交換して、そこにこのアダプターをかますと、イェップが付いてしまうという仕組み。

 さて、この背がついたら、安定感がほしいよね。ということで、

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 ちょっと安定感の確保できるタイプの両足スタンドを取り付ける。これはほぼ無加工でついた・・・な。

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 後は荷台が欲しいということだったので、実用車用のを取り付ける。全てできれば黒がいいということだったんだが、たまたまこのパーツ不足の中で実現できたというわけだ。

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 ダボつきのクランプに交換して、荷台を平行に保ちながら取り付け部分を曲げ加工して合わせる、そして完了だ。

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 モロシングルのスポーツ自転車が臨時の子育て仕様の自転車に変身だ。実はこれはお父さんの自転車なんだが、このシンプルでツートーンの車体をお母さんが気に入っているようなのだ。

 ちょっと体格の小さめなお母さんからすると、この背を迂回するようにハンドルをつかむには、腕の長さがもう少し欲しいかも・・・というところ。

 まずは色々試してみるということで、お持ち帰りだ。もし実用上の困難がでたら、ハンドルをフラット系から、プロムナードやチョッパー系の形状にして、より手元方面にグリップを持ってくればよしだね。

 その内、子供が育ったら、後ろの荷台に子乗せを移して、前カゴつけるなんてことも可能、成長に合わせて自転車を変える、その逆ではない。

 ということで、見切り発車出発!経過観察開始!ということになる。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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