メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |オリジナルフレーム tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
fc2ブログ

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

かなり美人のレーサーだ ブレーキ調整



 もうだいぶ前、当店から出ていった、美人レーサーね。ラグ付きのクロモリフレームだね。

307011877_5512461705499619_3234726239795156783_n_convert_20220914210635.jpg

 今オリジナルでもラグ付きの鉄フレームは少なくなっていっているように感じますね。直付けものは見ますがね。

307039459_5512461232166333_6150548753701240731_n_convert_20220914210618.jpg

 レッドキャンディーの自家塗装もののフレームでしたな。もう十年は経っている車体ですが、基本シルバーで組み上げたものでありましたな。

 306845794_5512462382166218_6731135983022263639_n_convert_20220914210723.jpg

 フォークはクロモリメッキもの。

307069038_5512458835499906_3424772524974134594_n_convert_20220914210401.jpg

 何処から引っ張ってきたか忘れたシルバーのクランク。こういうのがまた簡単に入手できたときだった。

 306982502_5512459345499855_3406215458273848162_n_convert_20220914210416.jpg

 おお、この時代のソラだ。

306799746_5512460808833042_1062492665509479837_n_convert_20220914210600.jpg

 いつでも、手元変速にはできるが、あえてWレバーで、ということでこれ。

307021925_5512460035499786_5950703878919061934_n_convert_20220914210446.jpg

 これは後付ですね。本革のサドルですね、これは鞣しが違うのか?ブルックスの初期状態より柔らかいですね。ここを革にしたら、

306883009_5512460415499748_6249760000084984450_n_convert_20220914210503.jpg

 306883009_5512460415499748_6249760000084984450_n_convert_20220914210503.jpg

 ここもいずれ本革にするのもいいかもしれませんな、これは疑似革ですが、やはり店主も使っていますが、かたく巻いた本革の手触りはいい・・・というか、それ以外気に入ったバーテープが見つからないのが困ったところだ。

 306952063_5512462942166162_2269027707159985023_n_convert_20220914210742.jpg

 で、今回ブレーキの調整ということできたんだが、今でもそうなった理由がわからないが、ブレーキシューがタイヤに干渉するようになった。いくらシューを下げても、限界まで下げても、タイヤと干渉する・・・なんでか知らんがそうだった。シューの減り方も変形し始めていた。

 ということで、

306963956_5512459648833158_2381869028309483747_n_convert_20220914210430.jpg

 シャフトや、スペーサーを点検して、ギリギリタイヤにつかないところまで、キャリパーブレーキ本体を持っていった。

 これでしばらく大丈夫だろう、ということで、引き続き次の十年を目指して、走り続けてもらいたいですね。

306929456_5512464802165976_4811467552153362185_n_convert_20220914210758.jpg
 
 イヤー、なかなか美人な一台である・・・。こんなのが当たり前に走るような時代というか・・・、違うな・・・、時代じゃなくて、そういう個が当たり前にいられるような状況を作れるようにすること、それが望むべきものがやることなんでありましょうな、ほそぼそながらもクロモリ鉄フレームは推して参りたい次第であります。

スポンサーサイト



やはり走る オリジナルクロモリレーサー



 当店の隠し球的自転車といえば、このオリジナル系クロモリレーサーですね。

 DSC_6770_convert_20191003234908.jpg

 ラグフレームです、

DSC_6771_convert_20191003234917.jpg

 よほどうまい人のもので無い限り、ラグレスはやだなあ・・・、いわんや鉄でのTIG溶接は量産品のように見えてしまう、やはりまずはラグフレーム・・・ですね。ふるいなあ・・・

 DSC_6772_convert_20191003234928.jpg

 今回はベント系のクロモリメッキフォークを選択しましたが、その他ストレートのメッキフォークと、なんと1インチのカーボンフォーク、その三つから選択が可能です。すごいねえ・・・改めて・・・。

 しかも!ヘッドの形式もアヘッド仕様と、スレッド仕様の二種類から選べます。今回はベントのスレッド仕様となりました。

 DSC_6773_convert_20191003234945.jpg

 そしてホイールは基本手組、シルバー系、ブラック系、ディープ系からロープロ系、その他もろもろのリムと、ハブと、スポークと、そして組み方の、四つの組み合わせから選択することができます、って・・・改めて考えるとすごいよなあ・・・、以前はこれが当たり前だったが・・・。

 DSC_6780_convert_20191003235051.jpg

 今回は基本ソラ組。前から言ってますが、もうソラで十分・・・というくらいの内容です。

 DSC_6781_convert_20191003235109.jpg

 実用上そこそこ効きますしね。

 DSC_6777_convert_20191003235036.jpg

 9枚あれば十分でしょ?

 DSC_6776_convert_20191003235024.jpg

 変則も素直で実戦でだって使えるでしょ。

 DSC_6775_convert_20191003235012.jpg

 フロントの効率も悪くはない、この手長自身は多少苦戦したようだが、当フレームでの使用での問題は無い。

 DSC_6774_convert_20191003234959.jpg

 クランクだけ、諸事情がありまして、今回はティアグラ。

 元々空手の選手が、年齢もあって運動不足解消ということで、自転車を選択。

 DSC_6783_convert_20191003235121.jpg

 しっかりポジション出して、徐々に強度を上げていけば・・・、もしかして競技にも出ちゃうかもなあ・・・という事を思わせるくらいのどこか精悍さを持っている。

 DSC_6769_convert_20191003234855.jpg

 渋いなあ、あの人物とこのレーサー・・・。

 ゆっくり、しっかり、ジックリと自転車にはまっていって欲しいですねえ・・・。そういう向きには最適な選択かも知れません、当店のオリジナル系ロードレーサーなんであります。

当店オリジナル レーサー現る



 細い鉄フレームにラグ仕上げ、当店オリジナル完成車でございます。

 今回は、コラボでありましょうな。パーツ類はほぼ持ち込み・・・となっています。

 DSC_2277_convert_20190529220503.jpg

 自転車の横顔になるパーツといえば、ここ。クランク回りですね。クランク回りを高級感あるものにするか否かはデカイ。

 そして、これは隠し持っていた、今や絶滅種となってしまった、5アームものであります。ベローチェね。この頃のカンパは、新規格ものであってもこうした鉄フレームにもピッタリと来るものを作っていたんだな。

 DSC_2278_convert_20190529220512.jpg

 カンパクランクに対して、なんとフロントメカはシマノ105。シマニョーロと来るらしい・・・。

 DSC_2279_convert_20190529220521.jpg

 リアメカも105で来ています。これでシフターが105であれば、まあセッティング自体も簡単となります。

 DSC_2281_convert_20190529220530.jpg

 ところがシフターは・・・、なんとエルゴと来やがった・・・、ポテンザ・・・。となると正真正銘のシマニョーロということになる。

 シフターから変則系のメカに関してて統一メーカーであれば、セッティングは難しくはない。あとはカンパエルゴで、シマノキャリパーを引くのもその逆も大して難しいものでもない。

 いずれかのフロントメカで、反対メーカーのクランクへのシフトだって、ほとんど問題なくできるだろう。

 問題は、シフターと主にリアメカとが敵対するメーカーだった場合・・・これが大変なのだ。で、今回はそれが来たというわけだ。

 まあ、なんとかしないとね、なんとかしたけど・・・。

 DSC_2290_convert_20190529220616.jpg

 ブレーキキャリパーは同族なんで、これ問題なし。

 DSC_2286_convert_20190529220547.jpg

 今回できるだけリム高の低いシルバーリムで、シンプルに組んで欲しいという依頼、こうした時、手組は最強だね。

 で、今回前輪だけ、ちょっとアブノーマル組。

 DSC_2288_convert_20190529220557.jpg

 通常なら、6本取りか、ラジアル組という二本のスポークを交差させないで直に組むという二通りが、メジャーな選択なんだが・・・。

 こいつは、よく見てね、隣り合ったスポークを根元の近くで交差させている、いわゆる二本取りで、スポークはオール内がけ方式で、交差に少しショック吸収効果ありかな?

 交差のないラジアル組の機能面での利点はスポークが最短距離で直結できることで、スポーク長がみじかく、その分軽量化が出来るということなんだが・・・。


 この二本取りだとせいぜい2ミリから3ミリ程度の差しかなく、つまり軽量もほとんど確保され、と同時に、こうした交点によるかたさ強度という面もソコソコでているという点であろうかと思う。

 二本取り、今後静かに流行らせていこうか?

 DSC_2289_convert_20190529220606.jpg

 リムはアレックス。差して高額でなくても、精度が良い・・・。リムに精度が出てきた昨今、手組が絶滅種となるというこの皮肉な展開。かつてのリムの精度は、今思えば、ほとんど力尽くでホイールにしていた感があったが・・・、今や高精度のリムだけに、向こうの論理に従えば、いいホイールとならざるを得ない・・・。

 昨今こそ手組・・・なんだがなあ・・・。

 DSC_2284_convert_20190529220538.jpg

 モドロ流れの、サカエハンドル・・・、特徴有るなあ・・・と思いつつ、進呈しよう・・・。

 DSC_2273_convert_20190529220454.jpg

 というわけで、ほぼ完成!
 
 オリジナル車体も、徐々に、細々ながらも、浸透させつつ、続いておりますです!

自転車屋になろう!その五




 まあ、あまり販売努力をしていなかったということはあったとしても、ちょっと先行き過ぎているのかもしれないね。

 まあ、今主流が11速、12速なんてことになっていますな。で、誰がそれを欲しているのか?というと、一部の選手・・・なのか?いやほとんどメーカーの思惑のみで動いているんじゃないか?とすら思えますね。

 選手は、与えられたギアで戦うものです。そういう中で、コースだ好みだで、ギア比の細分化への要求は出てくるとは思いますが、大元は供給側が決めるといってもいいでしょうね。

 なので、現行の多段状況はユーザーとは関係ないところで、決められ供給ラインが決まってきていると、いってもいいでしょうな。

 一人で走るんなら八枚もあれば十分なんだと、店主などは考えてしまう。

 じゃあ、本当に必要なギア枚数、自分で決めれば?というところで生まれたこいつ。自分のスタイル、乗るコース、その他ギア枚数は自分の基準で決めて、好きな枚数で乗ればよし、ということにしたのがこいつ。

DSC_1661_convert_20190124224045.jpg

 たとえばの例として、こいつは四枚を選択。別に三枚でもいいよ。五枚でも・・・、コースが変われば増やしたってね。

 つまり自分でギア枚数を自分の考えと足で決めてくれればいい、という単純な発想。

 DSC_1662_convert_20190124224055.jpg

 インデックスを調整したリアディレーラーを、引くのはWレバーならぬ、シングルレバー、こいつで1本、単純、シンプルであるわけだ。

 DSC_1668_convert_20190124224139.jpg

 前はシングル・・・、今んところはね。これもWレバー復活させて、二枚にしてもよし。後からでもできる。そう徹底的に自分の自転車は自分で決めるという方式ね。

DSC_1666_convert_20190124224116.jpg

 アラヤのポリッシュはいています。別に思想はなし。

DSC_1664_convert_20190124224105.jpg

 なんかこいつには、ピストハンドルを取り付けてみたかった・・・、それだけなんだが・・・。

 DSC_1667_convert_20190124224127.jpg

 これも思想なしで、革サドルが付いている。まあ、あまりセカセカ乗るものじゃないから?くらいかな?

 ピストほど単純じゃないながら、ロードから比べると相当省かれ印象を持たれるだろうな。それでよし。

 あとから、必要なものはたせばよし、何なら、手元変速にだってできるうし、その逆にシングルにも持って行けるぜ・・・。

DSC_1658_convert_20190124224035.jpg

 走っていれば、普通にとおりすぎてしまうかもしれない、停まっている本車体とすれ違うと、・・・アレ?何こいつ・・・となることもあるだろうなあ。

 なるほど、自分を知らないと、なかなかこのスペックには行かないわ、と周りを見渡し、ライダーらしき人を探したくなる。そばでニコニコしていれば、思わず話しかけたくなる・・・。

 いないと、時間があれば、戻ってくるのを待とうかな?あのコーヒーショップでものぞいてみようか?

 乗り手がめちゃめちゃ気になる一台になってくれたら、狙い目なんだがね・・・。

 まあ、十数年世間より早い当店のやることですから、理解していただけるにはまだもう少しかかるかな?

 でも、自転車屋になるためには、こうした一台も世に問わねばね。

父から子へ フレーム載せ替え



 何度か紹介してきた、父から子へと伝わった、鉄フレームでありますが。まず距離(地球一周は確実)乗っているのと、今までにあった色んなトラブルなどからもう満身創痍だったんですね。

 先日フォークを取り替えたとき、そこが丈夫になると今度次ぎに弱いところに何らかの障害が出るかもなあ・・・というくらいのご老体。

 なんか乗っていて、締まりの無い走りになってきた。

 よく見ると・・・。

DSC_0020_convert_20181002002012.jpg

 ダウンチューブがパッコリ折れていた。どうも自転車自体が急に緩くなったと思った・・・とのこと。

 フレームに亀裂や破断が起きるときには、急に柔らかくなる、というのが特徴なんですぐに降りて、点検!!!!お忘れ無く。

 こうなると選択は二つ。

 柳さんにお願いして、ダウンチューブを差し替える。両端炙って外して、新しいチューブを入れてロウを流す・・・。

 それか、フレーム自体の交換・・・。

 選択は後者にという事で、オリジナルフレームの登場です。

DSC_0062_convert_20181002002057.jpg

 あとは見事に載せ替えほぼ完全載せ替えで行きます。ただチェーンは交換しましたが。

 DSC_0058_convert_20181002002044.jpg

 ホイールなども点検して振れなんかも取って、各所ちょっとずつ良くして、際戻しと行きます。

DSC_0056_convert_20181002002034.jpg

 元々付いていたハンドルまわりが、なんちゃってアヘッドコンバーターにアヘッド形式だったので、このまんま。学生なんで、どうしてもクイルにしたい!とか他にお望みがあるんなら、しっかりアルバイトしてからおいでなさい。

 DSC_0052_convert_20181002002022.jpg

 組み上がった自転車に乗って、試乗させてみる。なにもかもカッチリして・・・とボキャブラリーは少ないが、それは若いから仕方ない、でも背中は乗る気満々、不幸中の大幸い!とばかりに喜んでいるようだった。

 将来は?建築・・・・・か。

 今はアナログで、製図の前でT定規もってやっているんだと、いいことだと思うな。そして来年から、CADなんかやるのか?いずれも室内でこもってというイメージのつきまとう建築士なんだが・・・。

 実際、自分の肉眼使ってものを見ること、できれば実際のものに触れること、是大事だぞ!そして建物だけ見てもダメだ、街の複雑な文脈というものから建物をみないとね。そして、目指す建物だけでなく、その過程で現れてくる建物だって何だって、すべて学びにつながっていくもんだろうな。

 ある建築士が、「自分は建築士なんで、建物を見るのも仕事なんです、カメラ一台もって、自転車でポダリングをする、最高の建物見聞です」。自転車なら、一定の距離を移動できる、どんな細い道だって入っていける。目に入った建物があったら、すぐにUターンできるし、駐車を気にしなくて済む。

 彼もそれを当然狙っていた、もちろん海外の建築を見に行く貧乏旅行の時にも自転車を連れて行く。一緒に行く仲間にも自転車買わせるということまでしでかした。

 自転車に乗っているとこの景色は自転車がなければ絶対に出会わなかった・・・と思えるような絵がある、そして人がいる。

 そしてもう一つ、多分自転車に乗っているとき、頭の裏では、意識の監視下から外れて、神経細胞共が好き勝手に自由闊達に伸び縮みしているだろう・・・という事があとでわかる瞬間があるだろう。

 迷ったとき、乗りの悪いときには、研究室から出て自転車に乗ろう!すべてはあとから付いてくることを知るだろう。

 

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター