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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

見本系カーゴバイクの大大大改造計画!!!



 今を去る三年ぐらい前だったか、台湾からこいつを数台仕入れ、何かに使おうということで色々考えていたんだが・・・。

 まあ、形も何も奇異なもんで、こうしたもんはすぐには定着なんてしやしない。好奇心旺盛な仕掛け屋がなんやかんやとやっていく内に、一部に定着、または何らかの形式ができると、ちょっとずつだが世間的な注目を集めていったりする。

 でなければ莫大な銭を中抜き企業に払って、大宣伝してもらうしかないだろう・・・、とは言ってもそんなもんはい一時のはやりで終わるだろうな。

 まあ、置いておくことで、あちこちからいろんなアイデアを募集ってことでいいかということで、一台を現物の展示車体として置いておいたわけだ。

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 ただ、箱型だけではなくて、箱に縛られないこいつの利用法なんていうのも考えられるように三辺の板を外してみたりした。

 ただこれじゃあ、強度が足りないので・・・

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 両はじに斜めの金属L字棒を決めて、強度を確保したわけだ。

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 こんな感じで、車椅子や人と一緒に走るのもいいなあ・・・なんて考えていたんだが。

 なんとも時の過ぎるのは早いもんだね。ときに風雨がかかったりしている内に・・・このカーゴバイクがどんどん腐ちていってしまったのだ。

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コンパネ系の層に水が入ってバラけていってしまう・・・、よくある現象だ。

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 特に底板が激しいね、当たり前だ、雨水が貯まると池になってしまうからなあ・・・、ごめんごめん。

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 そういえば、この車体をアメリカのイベントのバーニングマン参加者に貸してやったな。すごい細かい砂がいっぱいついて帰ってきた。ネバダ砂漠の一部を走ってきたのかな?

 とにかくこのままだったら、廃車にしか見えない、新しいアイデアを刺激するもない!

 作り変えないとね・・・そんななかすげーアイデアが飛んできたわけだ!それはそれはすげーアイデアだ!

 なので、まずは底板外そう。

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 ベリベリーっと手で外せたよ。そして、掃除と注油を繰り返し、各所をしっかり緩やかに動かせるようにする。

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 よし、まずはこれが第一段階だ!

 そして、店主に浮かんだすげーだイデアだが、それはまた追い追い公開していきますがね。

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 こういうのがありましたね、赤羽のクラフトビール屋さん。売り子さんとタンクを積んで、外売りに行く、待ち伏せする先は・・・

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 銭湯とタッグを組んでの待ち伏せ商法、これが大当たりなんだそうだ。これも動くがゆえのカーゴバイクの強みを最大限活かしたアイデアだ。

 もちろんこれに続くようなすげーアイデアなのだが・・・。

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 動かすがゆえに、重さが肝になるというね、今後この辺の対策を考えながらの開発となります!これは大方思いつかないすげーアイデアなもんで、大いにその公開を楽しみにしておいてくださいね。

 カーゴバイクで起業しよう!なんてなもんだ!
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さあ!焼くぞ!カーゴバイク焼き芋屋の初売りだ!



 もう少し手を入れるところは有るんだが、とりあえず、最低限の条件は整ったので、先日紹介した、焼き芋号のため試運転を開始してみた。

 時は、派手にイベントはできないながらも、ホソボソっと、開放空間にての狸市周り、2月14日でありました。

 でかい壺がほぼピッタリ入っていますね。営業が始まると、壺自体に熱が入るので、コンパネが接触するとうまくはない、まあ、このくらいでいいんでないの?という感じですね。

 そして、前のトランク部分を開いてみると、

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 ツボの前側には大部大きな空間があるので、そこに炭や芋や荷物類がしっかり入るということなんですね。

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 炭を下ろす。

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 熱源の七輪などを一式おろします。用意開始!

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 着火剤を使って豆炭に火を付けます。この日は暖かかったので、作業自体は順調に進みましたね、風もなかったし。

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 火のついた豆炭を今度は七輪の中に移します。

 そいつを・・・

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 焼き芋壺にの底に設置します。

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 熱風がもうもうと立ち上がってきます、これは焼けそうだぞ・・・。

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 石焼き芋は小石の砂場のようなところに芋を埋めて焼いていきますが、コイツは壺焼きなんで、まず芋をこのような金具の中に入れてだね、

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 この壺の縁に吊り下げていくんだよね、

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 こんな感じにするんだな。十五本ぐらいは一度に焼けるんじゃないか?

 そして

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 保存器兼蓋をすると大体内部の温度が180度から200度くらいになるのね、それを約一時間待つと、出来上がる・・・。

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 できた〜・・・、待つ時間はまた大切だよねえ、やったー・・・という充実感。

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 シルクスイートという新種の芋らしい、ホクホクというよりもしっとりした食感、密入り林檎というのは有るが、これは密入り焼き芋・・・とも言えそうなくらい、うまかったよー。

 焼き芋の季節はあと二月はあるかな?その後は、じゃがいもでも焼こうか?にんにくホイップバターなんかを勝手にお客が挟めばじゃがバターになる。

 真夏にはトウモロコシかな?あと秋の前には里芋味噌田楽風・・・と、内容を変えると一年中この形式で動かすことはできるね。

 途中壺の外温度を見たり、ケイカル板を触って熱の調子をチェックしたりと、色々やってみた感じからすると、まずは合格だね。

 あとは、営業をもっと意識して、作り置き用の保温庫や、やはり焼き芋は何かの飲み物、牛乳や番茶などとの組み合わせがいいよね、また広報としての宣伝の工夫なども、とまだまだやること工夫すべきことはあれど、まずは第一関門通過!ということで、今後もまた不定期ながらも、当店回りなどで、焼き芋実習やっていきますぜ!

 

焼き芋号 着々と



 これが当店の扱う箱型三輪車なんですが、これに手を加えて、焼き芋号にしようということになってはや二ヶ月。ゆっくりながらも着々と進んでまいりました。

 焼き芋といえば、石焼き芋ですが。流石にこの車体でやりるとなると、ちょいと大変だね。そこで考えたのが石焼ならぬ、壺焼き芋という様式。

 常滑産だったか、素焼きのでかい壺を積んで其の中で焼き芋を焼くという方式ね。

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 これでしたね、これ。見た目も面白いし、まず一見何屋だかわからないのもいいですよ。コイツを覗くと、

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 こうやって、壺の下に七輪を置いてそこに炭を入れて、回りに芋をぶら下げて、蓋を占めて焼く。これでやるとゆっくりと芋の内部温度が上がってきて、デンプンを甘い糖に変えていくので、うまい焼き芋ができるという仕組み。

 コイツをかっこよく、安全に運ぶためにちょっと工夫してやらねばならない。

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 色々工夫したいくつかの点を紹介しましょう。

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 この中心の穴は、このカーゴバイクの箱と車体を分ける際に、結合しているナットを外しやすくするための穴であります。

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脇にある2つの穴も切り離しの際に、両輪のディスクブレーキキャリパーを外すための穴であります。センターのジョイントと、両サイドのブレーキキャリパーを外すと、このカーゴバイクは二分割できます、そこそこの車には積めるようになりますね。

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 そして三面の白い板は、ケイカルという板で、大変耐熱性のある素材です。壺入れて、七輪入れて炭をたくので、そこそこの熱の影響を受けるでしょう、それをカバーするのがケイカルです。

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 もともとは四方が板でしまっているんですが、デカイツボを積み込んだりおろしたりする際に、前は開閉式にしたほうが便利でしょう、ということで、

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 こうして開けた横穴に手を入れて引き上げれば、外せます。

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 箱の上から、更に箱で囲いを作ってかぶせたという感じですね。

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 元の箱や作ったかぶせ箱はコンパネでできているので、其の上から、りんご箱を壊して、もっと味のある板を外して、貼り付けたんですね。最終的には、色違いのニスでちょっと色付けでもするかもしれませんね。

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 壺をのっけても前方部分には空間が相当あきますので、そこに炭や芋をストックしておいて、搬入・搬出しやすいように、蝶番で開けられるようにしてみました。

 さて、徐々に完成にむけて近づいていますが、この日曜日、当店前でコイツの予行演習的焼き芋販売をやろう!ということで盛り上がっています。

 なので、多分昼過ぎからと思いますが、この日曜日14日日曜日、焼き芋試乗販売をやりますので、ぜひおいでください!この壺で焼くとうまい!

 ぜひ、ご体験ください。

高速荷物車 アレックス号の完成なのだ!



 二輪のカーゴバイクのイエロータブは、何度かここでも紹介したと思いますな。フィリピンからのアレックスさんが、リサイクル自転車を利用して、作成したもんであります。

 今回はその高速版を紹介しますね。原型はすでにあるようですが、それよりいくつか工夫がされているようで、中々の作となっています。と同時に荷物車としてもかなり理にかなっている、とも思えます。

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 このフロントホイールの上にカゴが来ますが、一般のカゴのようにカゴと同期しませんので、ステアリングがカゴの重さに影響されないという利点があります。

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 こういう形で付いています。このカゴは側面を取っ払うこともできるので、より大きなものも載せることは可能です。

 で取り付け箇所は?というと、

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 下から見るとこうなっていますね、車体を横に貫くひし形のパイプの上にしっかりと乗せられて固定されています。

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 乗りてから見えるカゴ、かなり大きい。そして容量がでかいだけでなく、相当重いものも載せられる。

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 この重い丸太を置いて試乗してみたが、ステアリングには全く影響なく、一般自転車と同じくらい違和感ないスピードで走ることもできる。前二輪のカーゴバイクは200キロ近いものを載せることができるが、スピードはその分遅い。

 なので、ちょっとしたものを運ぶメッセンジャーなどにも向いているかもね、勿論ウーバーの仏壇?も載せることは全く問題なくできる。

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 ハンドルとカゴの位置関係はこんな感じね。ちなみにハンドルとフロントホイールは直では繋がっていない。

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 こうしたロットで繋がっている。かつての試作品ではワイヤーだったので、ちょっとのタイムラグに違和感があったが、ロットになってからはダイレクトに繫がっている感じがする。

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 ほぼありもので作っているところが、またいいですわ。

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 今回リアはディスクブレーキにしたようだ、理由はわからないが。

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 ディスク台座を溶接して作ったようだ。

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 もう少し大きなギアでもいいなあと。そしてこれもまた自作のスタンド。この手のスタンドは重いものを運ぶ際にはどうしても重要で、フロントホイールの方にも選択的に付けたほうがいいか、検討中らしいが。

 ここにも一つ工夫がある。

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 スタンド解除時に、チェーンとの干渉をなくすために、このようにプーリーを使ってお端折りにしている。チェーン落ちもしにくくなるだろうね。

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 そして、最大の工夫はここ。切り離し式にしていること、デモンタブルであるわけだ。これ利用すると、フレーム最小限でフィリピンとやり取りができる、輸送量を安くする工夫でもある。

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 二代目の試作だそうだ、lite CUBという名前にしたという。

 下北沢きんぺんの知り合いの店に貸して、食品のデリバリーにでも使ってもらおうと始動する。やるねえ・・・。

 でもありものと一定の鋼材だけで、これだけのものを作ってしまうなんて、自分が恥ずかしくなりますな・・・。すごいよね、フィリピン人のアレックスさん、そして日本にゴミはないといい切ったタンザニアのマリキさん。

 自分などまだまだだ・・・、本当にまだまだだ・・・。


 ※尚、詳しくこの車体等について知りたい方は、このリンクをご覧ください。フェイスブックないですが、その変遷などが書かれています、実に興味深い!

焼き芋自転車着々と!



 三店舗共同プロジェクトでもって、まずは第一弾、焼き芋号を来月中にまで作り上げようという計画中なんであります。

 ただ、決まった自転車にそのまま焼き芋関係を載せるだけではつまらないと、いうことで色々と手をかけていくわけであります。

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 一度できたものを再度解体して、自家塗装なんかをやって、あとは蓋を作ったり、テント作ったり、外壁をデザインしたりすることをやっていきますが。

 そのためには、決まるところが決まらないと、色々と想定だけではやりづらいこともある・・・。とそんなおり、やってきました、常滑焼きが!


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 これなんであります。石焼き芋ならぬ、壺焼き芋のための壺なんであります。かなりでかいね。素焼きだよ。

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 蓋をとると、植木鉢状態になっている。ここに焼けた芋を保管して、保温しておくところ。

 そして、そいつを外すと、

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 内側に針金が見える、ここに芋を引っ掛けて、壺焼きするということなんですわ。
 

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 中を覗くと、こうなっています、デカイ素焼きの植木鉢のようだ。この下に隅をおいて、脇の穴は空気穴ということね。

 今のところ、釜の入り口に一重の針金があるんだが、こいつを三重くらいにすると、いっぺんに焼ける芋の数は三倍になる、ということね、改良の余地は大分あります。

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 壁を取っ払って、置いてみるとこんな感じ、サイズ的にはちょうどいいかな?前方にスペースがあって、ここに炭田の着火者などを置くことができるね、芋は別口で、カートで運ぶことを計画している。

 高奥とすると、壁の高さは?壁との距離は?

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 と、色々と採寸して、まずは車体の箱と壺との位置関係なんかを決めて、温度対策や、蓋などの設備をより具体化にしてくなどをやった。

 補助金ものなので単に中抜きだけでは済まされない、国の補助金はいい加減かもしれないんだが、身近な市による補助金の条件はそんなものでは済まされない。来月中に完成車体と、商売の形式が解るようにしっかり形にしないといけない、当たり前だよね、これは公金なんだから。

 ということで、年明けから、またラッシュしつつ、まずは第一弾の焼き芋号の完成を目指す!

 まだ未定のこともあるんだが、まあ、楽しみでありますな。溶接なんかもやってしまうよ!

 この展開、ちょっと楽しみにしておいてほしいですね、コロナ後の商売って、どういうバリエーションが発生するんだろうか?そんなところへのヒントにでもなれば、いいもんだ。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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