メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ホイール tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

完組を手組で直す!



 マビックの名作だろうなあ2013年のキシリウムなんでありますね。

 確か登場してから十年はたっていないかな?フリー側をわざわざラジアルにしたという、挑発的な組み付けに驚いた記憶がありましたが・・・。

 DSC_0386_convert_20170415224613.jpg

 何から何まで、独特の設計で作られているようで、ハブも回りがいいし、スポークだって、非常に変わった形をしています。まあ乾麺のきしめんを思わせるような太さのスポークですから、ラジアルも故なきことではないんでしょうな。

 この完全無欠のキシリウムが事故のあってしまい、フロントのリム一本を駄目にしてしまった。と同時に、衝撃でスポークにヒビでも入っていたんだと思うが、外す際にポキンと折れた。

 ハブは十分に生きているが、リムとスポーク一本・・・どうしようか?

 ダメ元で、マビックに問い合わせてみたところ・・・。

 
DSC_0356_convert_20170415224554.jpg

 なんとリム単体でやってきた・・・。これにはちょっと驚いたなあ、まさか・・・ねえ、と思ったよ。

 そんでスポークの方は?というと。

 DSC_0399_convert_20170415224631.jpg

 特殊形状のものがやっぱり来た。ただ、片側一式ということで九本届いた、一本でよかったんだが・・・。

 想像はつくと思うが、材料費単体としては、決して安くはない・・・。ただ、ただでさえ高額の完組ホイールがよみがえるのだとすれば、安い・・・ともいえる値段だわな。

 DSC_0400_convert_20170415224640.jpg

 これが特殊スポークの構造、ニップルも特殊、太い部分に分散して力がかかる、いいんじゃないの?

 材料がそろったところで、後はいつものように、振れ取り台において組み付ける。

 DSC_0401_convert_20170415224652.jpg

 これが特殊ニップル回し、何から何まで特殊だわ。
 
 安心して、トルクをかけられる、かなり堅いホイールに仕上がったかな。

 当店は手組を大事にやってきているので、必然的に完組の出荷はほとんどない。でもやろうと思えば、シマノだの、カンパだの、フルクラムだの、ジップ、コリマどこからでもとれるんだぜ。

 でも手組をやっていると、面白いことに、こうした完組のメンテの依頼が来るんだよね。なんでだろうね?完組買ったショップに持って行けばいいのにね。

 どうでもいい話、古い手組などやめて、コスパのいい完組にしたら?なんて頼んでもいないコンサルが来たりするんだが、こういうことなんだよ。

 完組だけをあてがて、手組ができないとすれば、完組のメンテも明るくはないだろう、ということね。

 自転車の、ひいてはレーサーの肝は売ることだけではなく、メンテにもウェイトがかかっているはずね。直しながら乗る、調整しながら乗る。

 そういう意味で、手組は完組を内包している。なので、見据えている地平が全くもって違うので、つまらんコンサルは無用ということだ。

 DSC_0397_convert_20170415224622.jpg

 そんなわけで、手組によって再生した完組君。また前後で仲良く走れるね。よかった、本当によかったね。


DSC_0397_convert_20170414230345.jpg
※16日日曜日は、柳沢駅南口で、フリマをやっています!店番もいますが、是非遊びに来てください!

DSC_0401_convert_20170414230412.jpg
※謎のこいつがお待ちしています!
スポンサーサイト

完組ホイールのベアリング交換 レーシング7?

000 17159301_10154645045513089_318636259546752512_o_convert_20170307175643

 こういう写真は通常載らない、いつも店主本人が下手なシャッターを切っているんでね。たまたまプロ級が撮るとこういうことになる、なんとも仕事している感満載だな。

 ある意味いつものやつでありますよ、完組ホイールのベアリング交換。当店は言わずと知れた手組ホイールの拠点なんですが、だからといって完組ホイールに冷たくつらく当たるようなことは基本いたしません。

 たぶんですが、完組しか置かない店は、ホイール自身をいじる機会が非常に少ないんじゃないか?とね。そうなると売っていながら、ベアリング交換やスポーク交換といったスモールパーツ交換もあまり積極的にやらないんじゃないかしら?

 まあ、それぞれの店の考え方があるので、いいんだが、そのせいか、どのせいか?そうした仕事の依頼が来る・・・ということですわ。

 持ってきたのは、旧店舗・仮店舗近くの常連さん。じっとしていられない人。民俗学的冒険家兼カメラマン、登山家ブルベマンといったら、知る人ぞ知る彼しかいませんね。

 DSC_0223_convert_20170307174952.jpg

 ベアリングはすべて持ち込み。二種類必要です。ハブ本体とフリー本体の二種類。このフリー本体の交換に手を焼いたわいな。

 DSC_0225_convert_20170307174943.jpg

 これフリー本体です、裏側から見ているんだが、中心にシールドベアリングがありますでしょ?これを手前に出すわけには行かない。ラチェット構造は取り外すことができないのでね。

 DSC_0226_convert_20170307174933.jpg

 だからコチラから取り出すしかない。手前に見えるのがCリング。こいつを外さないと行けないようだが、奥にあるので、手持ちの工具では届かない。こじるしかない・・・。

DSC_0222_convert_20170307175002.jpg

 なんとかとれた・・・。あとは中を掃除して、新しいベアリングを戻して、グリス充填してという手順なんだが、あまりベアリングは叩きたくはない。

 DSC_0228_convert_20170307174924.jpg

 なのでできるところは、こうしてシャコマン圧入。ゆっくり確実に入っていく感じは悪くはない。ただ、すべてそれでできるとは限らないというのが、難しいところ何だよね。ハブ単体ならまだ万力等が使えるんだが、ホイールとなると、そもそもが挟めないですね。

 DSC_0231_convert_20170307174915.jpg

 各所新品ベアリングを圧入していきます。

 DSC_0232_convert_20170307174902.jpg

 トラブルフリーの過酷なブルベに出るんだから、シーリングはしっかりしているものの方がいい。

 DSC_0234_convert_20170307174852.jpg

 こうしてシャフトを通してね。中にはスルーアクスルという、新規格・・・といってもマウンテンの方では相当出ているようですが、ロードにとってはまだ今一な規格が一般化してもいいような、仕掛けがすでにしてあるものなんかもありますね。

 ディスクブレーキになったら、ハブの中心回りに力がかかるので、絶対に外れないよう、スルーアクスルは合理的かもしれませんが、ただそもそもロードにディスクブレーキって・・・どうなの?

 レース中のホイール交換はほぼ確実に遅くなるでしょうな、またフォークのエンド先が虫眼鏡のように丸くなっているので、ホイールなしの状態で落としたりしたら、その丸いエンドが楕円につぶれてしまい、スルーアクスルが通らなくなるということも考えられますな。

 DSC_0235_convert_20170307175014.jpg

 ま、そうなった時考えよう、暫くはクイックでありましょうか?

 とりあえず、元に戻して、軸の周りを見ると、確かにスルスルとよく回ります。変えた甲斐はありました。

 これで今月中に行われる300キロのブルベに出るんだとか・・・、本当にじっとしていられないお方なんだ。五月にはチェルノブイリ、七月にはロンドンエジンバラ・・・と、まあ多動だな、土産話の上澄みをかっさらうのはまた楽しい。

 本当いろんな人が来てくれるなあ・・・。

6本から8本へ体重対策でやってみる・・・しかない・・・



 んんん?ブルーホーン型のロード・・・かな?

 DSC_0245_convert_20170127174933.jpg

 リアはシングルで、テンショナーがついている・・・。てことは?

DSC_0279_convert_20170127174826.jpg

ヤッパそうか・・・前が二枚となっている。つまり重いか軽いかの二択、二段ギアってことね。で、シフターは?

 DSC_0246_convert_20170127174917.jpg

 シマノのSTIが使われています、といっても左はシフト・ブレーキの本来の利用ですが、右は八段変速の機構を持ちながらもブレーキレバーとしてしか利用していないということですね、もったいないといえばそうなんですがリアの多段の必要のない人は、まあ右だけのエアロブレーキ探して購入するんだったら、そのまま使ってしまえ・・・ということなんでしょうな。

 これももう、たぶん旧店舗の頃からかな?随分前に組み付けた一台だったかと思います。ある意味よく持っているわ・・・。

 というのは、この利用者さんは軽くない・・・ということです。一定以上の体重があるという方が乗り続けられる、という意味で、鉄フレームの耐久性というのがわかるきがします・・・が。

 DSC_0247_convert_20170127181148.jpg

 スポークが折れたようですね。ある意味スポークがフレームを救った・・・ともいえるのかしら?

 DSC_0280_convert_20170127174814.jpg

 リムは今はなきDT520であります。まあ頑丈系ですね。

 そんなわけで、ホイールの組み替えということになりましたらが、リムに異常はない・・・さすが中堅クラスでも強度があるDT。

 なわけで、スポークのみの張り替えということになりました。

 ただ、張り替えるだけでは、能がない・・・、今度はより折れにくいやり方ってないだろうか?とね。すでに14号という2ミリのステンレススポーク使っているしねえ。15号=1.8ミリだったら14への格上げする意味は大ありなんですが・・・。

 DSC_0274_convert_20170127174841.jpg

 星というメーカーから、世界最強の強度を誇るDTスポークに変えるという手もなくはないんだが・・・。

今回は、試みたのが8本取りという組み方への変更ということ。それだけじゃあ、わからないという方に説明するとスポークの折れたホイールは6本取りという組み方をしています。

 これは、あるスポークと交差させるスポークが自らを含んで6本目のスポークと交差させるという意味なんですね。ということは8本取りというのは、同じ流儀で8本目のスポークと交差させるというやり方であります。

 で、どう違うのか?というと交差させるスポークの間隔が左右に一ホールずつずれたということで、スポークの交差のすそ野が広がったということが言えるんですね。すそ野が広がるとそれだけ三角形の底辺がデカくなるので、強度が増すという考え方であります。

 32ホールのハブがあるとすれば、片側16ホールずつありますね、その16ホールの中で8本取りをするとすれば、ハブの最も遠いところから同士の交差ということになりますので、三角形の安定度は最高になるわけであります。

 それを意味してか競輪に使われるホイールは8本取りという規定があります。16Bというリムは精度はいいが柔らかいので、強度を出すために8本取りにするんでありましょう。もちろん6本取りでも組むことは可能ですがね。

 難を言えば、すそ野が広くなる分スポークが長くなります、下手すると10ミリくらい長くもなるので、その分重くなりますね。

 でも今回は、そんな重さよりも、巨体を支えるホイールの強度を上げる方がずっと大事なので、これで行くことにいたします。

 DSC_0273_convert_20170127174853.jpg

 組み上がり、装着完了・・・・

 DSC_0272_convert_20170127174906.jpg

 さて、何年持つんだろうなあ・・・。ホイールが勝つか、フレームが勝つか?イザ勝負なんだが。

 ホイールのテンションを上げることがホイール自身の強度および耐久性を上げることには、直接にはムズビ付かない、という研究を読んで、納得することも多い。

 つまり強く引っ張られているスポークに横から力を加えても跳ね返す力はあるという意味で強度は上がるようだ、これは言える。だからスポークテンションを上げさえすればよいか?というと、ことはそう簡単ではない。というのも、ホイールというのは、スポークがある場所では引っ張られ、ある場所では逆に押しつぶされる力を交互に受けながら、回転運動をしているということなんだな。

 テンションの高いスポークは引っ張られるにはつよいが、逆に押しつぶされる力に対しては助太刀をしてしまうんだそうです。考えてみればそうだよね。ということなので、一定以上のトルクがかかったスポークは、自らのテンションが原因で、過度な金属疲労を受けることになり、耐久性が落ちる・・・ということなんだそうだ・・・。

 いやいや、深い話だわ。ではその適正トルクというのはどこか?その辺をまた巡って、店主らはより深い勉強をしながら、手組ホイールを組んでいく・・・、そんじょそこらの完組には負けないような、より一階上の手組ホイールをご提供できるようになんであります。

結局手組は完組を呼ぶのか?



 スラムのホイールって初めて聞いた。どうせどっかのOEMだろう?なんていっちゃ元も子もなく、マジのオリジナルかもしれない、まあどうでもいいが。

 こいつのベアリング、もちろんシールドなんだが、その辺の交換をということでやってきた。

 いわゆる完組ってやつです。そういえば、手組を王道でいっている当店に、意外と完組ホイールのメンテ依頼が来ます。なのでマビックとかフルクラムとかからスモールパーツばかり取り寄せているわけですが・・・。

 大体当店は完組ホイールは基本出しませんから、すべてよそからのものなんですが。なんでだろう?なんて考えると、まあ完組をあてがう店の中には、ホイールをいじるという習慣がないところもあるんだろうなあ・・・ということです。

 できあがっているパーツの中は確認しないように、完組ホイールはそれでできあがっているので、ある意味ブラックボックス、だから開けない・・・、いじらない、交換しない・・・というね。

 手組から見ると、ホイールなんてパーツの寄せ集まりだし、ハブもスモールパーツの寄せ集めなんだから、バラすことは可能だし、バラして調整メンテするのも当たり前なんで、それが完組であろうとなかろうと、バラしてメンテは基本なんですね。

 ただ完組には、それ特有の特殊工具がいる場合がある、またそれ特有の特殊パーツがある場合がある、違いといえばそのくらいだ。なので特殊工具や特殊パーツが手に入るなら、基本いじれるのであろうと、依頼は引き受けるのであります。

 実は、今当店内にも完組計画があるんですが・・・、もちろんパロディーの域でね・・・、まあ、それしか扱わない・・・なんてことになったら大分仕事は楽でしょう、自転車の組み付けなんてプラモデルと同じだ・・・となってしまい、その内、ショップなんていらなくなるんでしょうな。

 もしかしたらメーカーはそんなことをもくろんでいるのではないか?車やその他の家電と同じように、買ってそのまま乗れる、改造は載せ替え・交換オプション、それも電動と完組だったら素人でも簡単にできるんじゃない?

 メーカーと利用者直結でもうプロショップなんていらない・・・なんてね。

 今後様々な仕事が、AIやロボットに取って代わられるそうですな。自転車に関する分野もどんどんそうした流れの中に取り込まれていくんでありましょう。楽な仕事から、どんどん機械化ロボット化して行くに違いありません。

 なので楽な仕事をしていると、数年後にはもうその仕事は人のやるものではありません!とお払い箱になるんじゃないか?なんてね。

 そうなった時の隙間って何か?もう完全にAIとロボットの隙間で、細々人間のやる仕事が残っているだけになる・・・、そういうことも念頭に入れて、職業選択・・・というか・・・、そういう狭めた考え方ではダメかもしれませんな・・・、職業というだけでない、生き方全面込みの選択・・・というところまでいきますかね。

 つまり採算を求めての職業選択というのであれば、まあそれこそAIだの機械だのロボットだのを総動員されれば、効率化量産化はもちろんのこと、下手したら高品質・高価値化のものまでも、すべてやられっぱなしになり得るわけであります。

 すでに囲碁は人工知能に大敗しているらしいですね。将来は人工知能同士の対戦になり、そこには開発者は残るかもしれないが、棋士はもう必要ない。そして恐ろしいのは、開発者すらもいらなくなることであります。人工知能が自己開発する方が効率がいいというようなね・・・。

 ではどうするか?話を逆にすることかしらね。採算を求めない、非効率で量産できない、一定範囲のレベルのものを共有できる共同体をつくって生きていく・・・ことか?ね?

 何の話だったか?そうか、楽な仕事ばかりしていては、その内機械に取って代わられる・・・ということで、ベアリング交換するか?

 その前のバラす・・・。

DSC_0265_convert_20170124210134.jpg

 抜いたら、17ミリのシャフトだって・・・、これってすぐさまスルーアクスルにできるってことなんでしょうな。

 DSC_0267_convert_20170124210125.jpg

 リアも同じ・・・。バラすのは比較的簡単。シールドベアリングなので玉がばらけないというのも、楽な理由ですね。

DSC_0269_convert_20170124210104.jpg

 ハブの両軸にベアリングがあるのは理解できますが、それ以外になんとフリーにもシールドが・・・。

 DSC_0270_convert_20170124210054.jpg

 しかもフリーの表と裏に二個という、実に丁寧だね・・・。

 こいつらを外して、新しいシールドベアリングを打ち直すんだが・・・。これらは一般工業規格で作られているものなので、何もスラムのスモールパーツをいちいち呼び出さなくても、一般工具の材料屋からも引っ張ってこれるんであります。

 ただし!星の数ほどあるシールドベアリングの世界から、こいつらを探し出すのがまた大変。

DSC_0271_convert_20170124210043.jpg

 今回は二種類の六個ということでありました。店主はかなり専門性の高い業者より検索で探し出せたんで、まだよかったんだが、一般の人も入れる材料屋のサイトとかになると、下手すると数時間かかってしまいかねない。この内径17ミリというのが曲者だとおもいますよ。中々出てこない・・・。規格番号が読めればまだ早いが、意外とつぶれて読めなかったりと、色々あります。

 DSC_0273_convert_20170124210034.jpg

 シールドはベアリングプーラーという工具で引っ張り出します。

 DSC_0274_convert_20170124210027.jpg

 こうやって抜いたあと、今度は装着なんでありますが、できれば叩きたくはない。ゆっくりと圧入してやりたいわけであります。

 そういうときにはシールドのサイズに合わせて・・・、

DSC_0275_convert_20170124210018.jpg

 こんなもの作ってやるといいかもしれません。できれば堅い木ね。圧入の場合は金属でもいいんですが、ドンピシャの径がない時など、こうしたホールソーを使って押し木を作ってやります。

DSC_0277_convert_20170124210009.jpg

 くぼみが深いところへの圧入などには使えます!

DSC_0279_convert_20170124205959.jpg

 このように全六カ所に装着完了いたしましたが・・・。イヤイヤしかし、結局はスルーアクスルもどきの17ミリの径に大分泣かされましたわ・・・今回。17ミリの穴が開けられない、17ミリのシャフトがないともう散々・・・。

 実はえらく苦労したんでありますが、そういうときは撮影の暇がないくらい立て込んでいるので、とりあえずは以上ということで、ベアリングの総取っ替えは完了で、調整も終わったぜ!

 しかし、必要なものを探して、工房内をうろうろするのは、新たな発見があったり、工具の別の使い方・・・なんてもんにぶち当たったりして面白いもんだ・・・、終わってみるとそう思うくらいの余裕かましておかないとね。

 しかし、テメーの国に工場作れ!なんて息巻いているオヤジがいるようだが、結局それがロボットとAI主流の工場だったら雇用など生まれやしない、そこでまたテメーの国の人間雇え!と来たら、 効率や採算性を度外視した物作りってことになるのか?てことは、資本主義をやめる、という決断まで行っているのか?さあ、わかんねーなあ・・・・。

Wもお手上げでやってきた・・・



 超小径でありながら、フロントがまた一段と小さい。ワゴンのキャスターのような小ささであります。

 DSC_0065_convert_20170116170653.jpg

 前輪はキャストホイールなんで、調整のしようもありませんが・・・。

 後輪は、スポークホイールなんで、まあ、なんとかなる・・・。でも元々は、オールラジアル(交差なし)で組まれていたらしい、それが一本二本とスポークが折れてしまったため、また同じくラジアルで組み直してみたものの、また再度スポーク折れが続いたということだ。

 後輪のラジアルと言えば、反駆動側でやることはあっても、マビックのキシリウム以外駆動側にラジアルというのは、見たことがない。ただその分、きしめんより太いスポークだったなあ。

 折れた原因はオールラジアル組のそれか?ということで、今回は二本取りで組み直してみた。

 DSC_0066_convert_20170116170640.jpg

 隣り合ったスポークを交差させていますでしょ?通常なら交差させる場合、両者を接触させて強度を出すような組み方をするんだが。小径の場合極端にスポークが短いために、そうした余裕がない。もし無理矢理やってしまったら、それが金属疲労の発端になって、耐久性は極端に落ちるであろう・・・ということで、交差はさせるが接触なしでやってみた。

 DSC_0067_convert_20170116170630.jpg

 まあこんな感じね。スポークもステンレスを加工して使っているので、鉄スポークよりもマシかもしれない。

 ただハブが肉薄なんで、スポークの曲げ一点にテンションがかかるために、この状況では耐久性は強いとは言いかねる。もしこれで折れるようなことが頻繁するようだったら、ハブをより肉厚のものに交換する必要があるかもなあ・・・。

 という、条件付きのような状態で、お渡ししてみた。ただ、杉並にある小径で有名なWという有名店に、「ああダメ!」と一瞥して断られたらしい。

 他に持って行くとこない・・・ということでやってきた。まあ、店にもそれぞれいろんな考え方があるので、それはそれでいいんだが、例えどんな車体であれだ、乗り続けていきたい!という持ち主さんがいる限り、安全性第一でどうしたらその思いの実現ができるか?という立場でやっていく、という方針は堅持していこうと思うんであります。

 まあ、まずは乗ってみてください。注意しながら、時に点検しながら、乗ってみて、状態を確かめてください。もしまた何かありましたら、次の手はご用意して、お待ちしています!

 乗り続けたいなら、乗りましょう!できる限りやりますぜ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター