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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

七色の二ヒネリ?



 まあ、これぞ手組ホイールの真骨頂・・・の一つと言えるかしらね。

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 リムのサイズが24×1なんて、特殊中の特殊サイズなもんで、よくまあどこでそんなリム探してきたの?ってなもんだ。と同時に、このサイズの完組探すなんて、至難の業だろうなあ。台湾のアレックスの工場で陣取って、分けてくれないと死んでやる!とか頑張らない限り、入手できる方法ってあるのかな?

 しかも、組付きの仕様も趣味満載だ。

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 まず、七色のニップルを使用している、正確には何色だか知らんが、集められるだけ集めたもんだよ。勿論アルミ製ネ!

 それから、

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 組み方の指令もまた特殊、なんと2ネジリ組ね。店主は1ネジリ組は推奨したいんだが、2ネジリ以上は趣味嗜好の問題と投げている。じっさい狂いにくい効用はあるだろうね。ただネジリが長くなる分、強度とかはどうかな?

 最高は3ネジリまでだな、それ以上だとどう組み付けようとしてもスポークに負担がかかりすぎると判断するからね。

 今回も全体のホール数は28ホール。片側14本の組付けで、2ネジリなので六本どりと四本取りで悩んだが、後者の四本取りを優先した。

 六本取りというのは絡ませる二本のスポークの間にホール数が4つ存在する組み方に。一方四本取りは二本のスポークの間に二つのホールが存在する組み方。

 前者と後者で何が違うかというと、交差する二本のスポークの裾野の広さが違うということがわかりますね。強度を上げるにはこの裾野は広いほうがいい。なので36Hの競輪車などは8本取りなんていう大変広い裾野でホイールを組み付けます。

 裾野が長くなるとその分スポークは長くなるので、ホイール自体は重くなりますが、強度は上がります。

 六本取りは強度が少し下がりますが、ホイールの軽量化が図れます。六本取りが圧倒的に多いのが手組ホイールですね。なので8本取りでやってくれ!と強く要望されない限り通常は六本取りでやっています。

 で、今回はさらに少なく四本取りという選択ですが、なぜか?

 それは捻るからであります。捻る際には裾野が広いと、スポークにかかる負担が増えます、なので今回2ねじりなので、四本取りにしたわけであります。

 ちなみに3ネジリなんてやる時は、極端に二本取り、つまり隣のホールという狭い裾野で捻ることにしています。

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 ホイール組の取り数なんて、通常誰も意識しないと思いますが、上記のような解説が付くと、ちょっとフムフムと思いませんか?見ると交差しているスポークの間には二つのホールがあるのが確認できるでしょ?

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 で、肝心のハブですが、おごりました!なんと競輪にも使われるトラックハブのデュラエースです、28ホールの珍しい・・・とはいえ、時として正規で売られているものですが・・・。

 回すとさすが・・・というものですね。勿論プロ用なんで、スモールパーツ類は全て揃っています!

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 ということで、この手の趣味満載のホイールなどは手組でないとね・・・というお手本のような歩イールであります。

 勿論その他、いろんなご要望にお答えできるというのも手組みの良さかもしれませんね。

 手組が先細りであることは、当然わかっています。リム単体での出荷がドンドンできなくなっているようなので・・・、将来はもっと完組化が進むだろうと思いますが、小回りと粋なところに手組は有りますので、絶滅危惧種ではあっても絶滅はしないでありましょうな。

 技術や発想はメーカーばかりの独占ではなく、メーカーとユーザーの間に点在していても大いにいいわけで、そういう意味でも、手組みホイールは反時代的な存在でもあるわけだ!


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空振りしたけど 振り逃げだ!



 この辺見るとドキッとしますな。

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 シャマルだって、この頃のシャマルってなんとも懐かしい。ほとんど同じ構造のゾンダを今も使っていますもん、大事に、大事にね。

 なので、この手を大事に使いたいという依頼が来ると、なんとかしてやれないか?とどうしても思うんであります。

 で、今回は?

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 このフリーを交換してほしいという内容です。

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 この状態で持ち込まれたフリーに交換して欲しいということなんです。同じカンパなもんで・・・ということであります。

 さてバラしてみるしかないね。

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 スプロケを外すと、フリー本体が現れた。フムフムカンパ独自の形状だよね。

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 まずはこいつを外さないといけない、何かイモネジが見えるぞ、そいつを回してみるか。

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 ここで回らないとか、ネジ山が壊れるとか言うと、非常に大変なんだが、今回はそんなことはなかった。

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 ネジやワッシャーが外れて、引っ張るとフリーが取れた、意外と簡単に。

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 これは簡単に行きそうだ、ということで、変えるべき新フリーボディーを入れてみた・・・。ウーンなんか座り悪いなあ・・・。

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 ゴロゴロするねえ、固定しても動くぞ・・・、ということは?

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 比べてみると、どうりでグラグラするわけだ。左が新ボディー、右が元々付いていたボディー、中心の穴のデカさが違うのがわかりますな。

 ということは、左の新しいボディーのシールドベアリングを入れ替えれば、もしかしたら使えるかもなあ・・・と思ったが、今回は駄目なら無理な改造はしないでほしいという希望もあったので、仕方ねえ戻すしかな位・・・。

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 イヤ、待てよ、このシャフトを太いもんに変えてもいいかもなあ・・・。といっても、当該の太さのシャフトがどうやったら手に入るか?カンパニョーロジャパンに問い合わせるとかしても、まあ梨の礫でしょうな。

 無理なことはしないということなので、今回は戻しましょう。

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 ところが戻すフリーの裏側がひどかった・・・。通常戻したんだが、元々から溜まっていた金属粉を含んだ凝固したグリスがスプリングを曲げていたんだな。

 となると、コイツをちゃんと清掃して、しっかりとグリスを入れ直して調整しないと、入るボディーもまともに入らないことになる。

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 こいつらが3つのラチェットをつかむ爪と、スプリングね。これらを中心に洗浄しないとね。

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 固まったグリスをアルコールと風圧で吹き飛ばし、隅のやつは目打ちでかき出す。

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 アルコールで洗浄して、ボロで拭く、それを何度か繰り返す。

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 角角にグリスを充填、勿論デュラエースのね。

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 そしてスプリングと、爪を入れて、角度を調整して、再度フリーをホイールに戻す・・・、終了。

 まあ、今回も要望にお答えできませんでした・・・、そういう意味で空振りだったんだが、空振りしたからこそ、振り逃げができたという意味では、まあ塁には出られたということで、お許しあれ。

 まあ全部が全部、希望が叶うとは限らない・・・、そういうときもありますわよね。

シーズンオフは固定だって!ウフフ



 かつてはコイツで大分組んでいたなあ・・・、ノバテックのトラックハブです。精度もいいし、シールドベアリングで開店もいい。

 アテネパラリンピックのタンデム自転車の練習用ホイールをコイツで組んだが、耐えたね。なので信頼できるハブの一つではある。

 そいつに・・・、

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 DTの黒スポークを選びました。かつては箱買いしか許されなかったDTですが、最近は四本から購入できるので、まあチョボチョボですが、普及に役立てるようになってきました。

 かつてはさすがDTという、特異な粘りがあったんですね、それを感じて組んでいましたが、最近は余りDTオーラというのを感じませんな、星のスポークとさして変わらない、ブラインドで組んだら、わからないだろうなあ・・・。

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 店主はリムハイト38ミリくらいがオールアラウンダーなんじゃないか?と思っていますが、コイツは55ミリもの。カーボンリムでございます、クリンチャー仕様ね。

 幅が広くて、グラベル系のタイヤもはけるんじゃない?というくらい、ある意味今風ですねえ。

 繊細派からすると、もう少しシャープさが欲しいというところですが、精度もいいですね、そして軽いです。

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 トラックハブなもんで、こいつは?一体どういう仕様?と思う人もいるでしょうね。それは、とある選手の冬用練習機のためのホイール。

 勿論固定ギアでございます。

 いるんだー・・・、若くても冬に固定をまわず選手が。

 あとに続けー!!!!という感じですが、本当あとに続けよ!いいから固定乗っておけよ!

 なんでか?

 乗りゃ解るよ・・・。

 ということで、ほそぼそながら、冬の街道練習固定自転車の普及をサポートしていきたいですね!

ゴリゴリやってんじゃねーよ!その・・・いくつだっけ?



 今回は自分でベアリングを持参してきおったわい。なになにフルクラム、オリジナルスペアパーツだと?へえ・・・、フルクラムが独自にベアリング工場を持っている?ブランドってそういうイメージもつれてやってくるのね。

 確か店主もかつて真面目にフルクラムや、カンパからスペアパーツと称してベアリングを取ったことがあるが、それがまあ、計測して見るに、通常のベアリングとして売られているものと同じとわかって、別のベアリング専門のところから取ってみて、その値段の差に驚いたことがあった。

 まあ、あとから考えれば、そんなもんだろうとも思うがね。

 ただ、この手の完組の中にはマジで特殊規格ってもんがあるから、そこは気をつけたほうがいいがね。

 いつだったかな?そんな前のブログではないところで、ありそうでない規格があったよね。専門ベアリング店が舌巻いた、相当特殊ですね・・・だって。

 それから、別の何でも屋的なサイトにあったが、どうも釣りサイトっぽい・・・。特徴は電話番号がない、あってかけても通じない、グーグルマップで観ても、らしき建物がない・・・などいくつか特徴があるんだが・・・、あと異様に安いものがあったり、店名がどこにでもありそうで検索しても確たる情報が取れないなど、皆さん気をつけてね。

 ただ、やはり相当珍しい規格があったんで、もしやとメールで問い合わせたが返事がこなかったので、そこは避けた。

 で、どこであったか忘れたが、まあ来たときには小躍りもんだったよね。

 なので、いつも一般部品でなんとかなるとは限らないのが、この辺の面倒なところなんだよね。

 ということで交換してやろうか・・・。

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 この状態で持ち込まれたんで、目の前のシールドベアリングを外せばいいだけで・・・この場合はさして難しくはない。

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 これは素人でも外せたということなんだが、このシールドベアリング露出するとこまで辿り着くのが、意外と難しい場合も完組ハブの中には有る。

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 これは同じフルクラムの前輪なんだが、外せなかったということだ。

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 たしかにちょっとやそっといじったぐらいでは、その構造がわかりにくいかもしれないね。外してずらして、回してもそれがネジを緩める方向ではなくて、単に回っているだけなんてこともよく有る、そういうときには引っ張ってみたり、逆に叩いてみたりなんてこと繰り返してから、よく観察して、分解への道を辿っていくことになる。

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 被っていただけのキャップを外すとこうなっている、スルーアクスルを見据えた中空シャフトなのかな?

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 方向間違わないで、ゆっくり叩くことで抜けたシャフト、この辺は企業秘密なのか?独自開発なのか?なかなか統一規格というわけには行かないようだ。

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 ようやく、シールドベアリングがお目見えだ。この抜き方だが、たまたま当店にはシールド抜き工具が有る・・・。

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 ただ、こいつが万能か?というと意外と径のあわないベアリングもあって、ちょっと引っかかったからといって、引っ張ると工具のほうが抜けてしまうなんてことも有る。

 そういうときには、当店内に有る工具を総動員・・・、ドライバーの柄の太さを利用してなど、意外と大変なことも多い。

 そして、装着もまた、色々だ。

 圧入なんで、万力などでゆっくり確実に入れられればいいんだが、ハブ単体ならできても、ホイールとなると、通常の万力では入らない・・・。そうなると、また別の工夫が必要になる。

 今回は

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 たまたまシールドベアリングよりちょっとだけ径の短いシャコ万力を利用して、板と挟んで、ゆっくり平行に奥まで装着することができた。

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 ハブより奥に入るシールドベアリングは単に挟むだけでは置くまで行かない、といってあまり叩きたくはない・・・、できればホールソーで、ベアリングより一回り小さい木の丸型を各種作っておけば、いいんだろうが、たまに作っても、いざ使う時どこかに行っていることがあって、よく作り直すこともある。

 しかし、完組みホイールなどほとんど出さない当店、手組を推している当店が、結局完組のメンテもすることになるとはね・・・。メンテに完組も手組もない、手組みができないければ、完組のメンテもしきれないという単純な理屈なんだろうな。

七色のホイール!



 七色のホイール・・・。正確には七色のニップルのホイールといいますか?

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 全部で、大体七色ぐらいににはなったかな?ということで、組んだホイールなんですが。まだ癖ありですぞ。

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 通常ではよくやる一ネジリ、をもう一ネジリして、二ネジリにした組み方です、別に大意はありません。

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 で、すごいのがこれ。このハブはあのスターメーの、固定内装三段ギアという、大変珍しいタイプのものであります。

 当店でもまだ、ほんの数台しか出ていない・・・。もったいないね、固定ギアでペダリング修正なんかをしっかりしながら、多少の丘陵もこの内装ギアで、そこそここなせる。最高の、練習機として、やる気のあるロード乗りの方々からは引っ張りダコになってもいいはずなのに・・・、まだほとんど受けていない。

 なんでだろう?まだまだ固定ギアの真の良さというものが、伝わっていないのかしら?

 予告です。

 今度この内装固定三段ギアを使って、画期的な山仕様の六段固定ギア練習機を作成する予定ですので、好ご期待。といって、まだ内装固定三段ギアだって、ブレイクしていないのに、その先行ってどうするの?と思われるかもしれないが、まあ、未来の選手の練習方法の多様化というか選択肢を広める意味で、そいつを作ってみることを誓います。

 相当すごい山岳仕様の固定ギア六段車ができると思いますので、お楽しみに!

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 ハイ!というわけで、ピンクのリムに七色のニップル、そして内装三段固定ギアなるハブを中心に一本組み上げたわけであります。

 そして、こいつのペアとなる相方を紹介しましょうか?

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 こいつもピンクのリムに、七色のニップルが付いています。そしてスポークまでもこいつはピンクときている、凝っているねえ。

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 あれ?こっちもねじっていますね、ハブは前輪のハブダイナモかな?

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 二本取りの一ネジリ。ネジリスポークは過度にスポークに負担をかけないようにするためには、取る本数を少なくしてやるということも重要です。

 この場合は二本取りですね。隣どうしを交差して一回ねじっている。理にはかなっているかな?先の二ネジリも今回はスポーク長の関係で六本取りにしたんだが、あれば四本取りでも良かったはず。

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 さて、この前後のピンクホイールが、どんな車体に付くのでしょうか?楽しみというよりも、怖いもの見たさに近いかもしれないね。

 多分、このホイールを前後に取り付けた、ぶっ飛ぶような、完成車できたら見せに来てくれるんじゃないかな?と思います。楽しみ・・・というより、オドオドまちましょうかね?果たしてどんなのが?かな?

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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