メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |ホイール tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

旧車をどう活かすか?ホイールは要かも・・・



 BSのグランベロなんて、こいつも縁ありの車体でしょうね、今まで何台見てきたことか?

 こいつを新たに走り出したい・・・というね。どうもかなり走るランナーさんらしい。自転車がトレーニングに加わることで、マラソンの向上につながると、これまた自転車の向上にもつながってくるという、相乗効果はかなり認められるんじゃないか?と、今とある人物を中心に画策中なんでありますが・・・。

 さて、こいつどうしましょうか?

 DSC_0167_convert_20180531210453.jpg

 一定の古さの車体となると、ついて回るのが、チューブラータイヤのホイールということね。

 DSC_0168_convert_20180531210501.jpg

 はい、旧車に良くあるパターンなんです。こいつをしっかりメンテして、チューブラーのまま走るという選択肢はある。ただ、手間や費用、パンク対策などを考えると、クリンチャーの方がなにかと有利なんであります。

DSC_0169_convert_20180531210509.jpg


 まずリムテープというかなり扱いやすくなったとはいえ、両面テープで貼るという手間がある。でないとリムセメントという接着剤で貼り付けることになる。後者の手間は群を抜いている・・・。貼るためのその前後がまた大変なのだ。

 そして費用というと、一回のパンクにチューブラータイヤ一本の値段がのしかかってくる。ピンキリとはいえ、一本3千円前後は確実にかかる。

 一方、クリンチャーの場合はチューブ一本交換で千円程度・・・。

 そして、サイクリングに出る際チューブを持って出るのと、チューブラータイヤ持って出るのとでは荷物の量、かさが違ってくる・・・。どちらも軍配はクリンチャーに上がってしまう。

 じゃあ、チューブラーにいいとこなしか?というと・・・、一定以上の質の物となると乗り心地はほぼチューブラーに上がるといって言い、と思う。クリンチャーもいいタイヤは、チューブラーに近づいてきたという感はあるが、チューブラーの高級タイヤに高圧空気を入れたあの・・・感じに追いつけるもんは・・・、今でも無いんじゃないかな?と思います。

 さあ、どうか・・・な?

 さて、これから再度こいつに乗り続けようと言う時に・・・、やはりお薦めするのは、クリンチャー化という事だろうなあ。という事で、前後ホイールの組み替えをいたします。

 DSC_0218_convert_20180531210525.jpg

 特にご指定は無かったんですが、何かシルバーを付けたくなりますね。自転車は銀輪なんですから・・・てわけでもないが。

 DSC_0220_convert_20180531210533.jpg

 まあ、ハブがレトロ系のシェイプもんが入手できるようになれば、躊躇なくそいつらを使いますが、今はこんなので我慢・・・。

 DSC_0223_convert_20180531210557.jpg

 当然リアも、シルバーで。リムハイトは22ミリ・・・チューブラー並みの薄いものがジビエンメかなにかであったようですが、高額すぎて手が出ない・・・。

 DSC_0221_convert_20180531210541.jpg

 同じくハブはガンメタ・・・。今回この辺に細かい方でなかったんですが、この手に細かい方が見えた際には、しっかり用意しておきたいハブ類は確かにあります!

 DSC_0222_convert_20180531210549.jpg

 今回の足回り交換にあわせて、8速スプロケとチェーン交換をいたしました。イヤー、8速あれば、まあ十分ですねえ・・・。

 DSC_0217_convert_20180531210516.jpg

 まあ、こんな感じで、最初のイメージを損なうことなく、足回りおよび、全体の再生完了という事になりました。タイヤもチューブも、手頃価格で交換が可能になり、今後乗り続けていくことに関しては、不自由はなくなりましたね。

 そして、試乗してみたんでありますが・・・。この手の鉄フレーム・・・。一定以上の歳の人には、全体的に優しい自転車として、超距離なんかに向いたものとして、最適な自転車・・・といえるんじゃないかもしれませんね。

 鉄の中古フレーム、自分のサイズに合ったものが手に入りましたら、40才以上という事にしましょうかね?この手の自転車一本持っておくと、大変いい相棒として、ほぼ一生付き合って乗り続けていける自転車になると思いますね。

 何か命名のうまい人が名付けたら・・・、こいつはジャンルになるね・・・きっと。

 眠っている鉄フレームは、クリンチャー化して、起こして街道を走らせてみませんか?
スポンサーサイト

ホイールの中のイタズラ妖精?



 アラヤの名作ポリッシュです、どうやら生産も安定したようですね、かつてはパットできては、暫くなくなるなんて事がありましたが、今はそんなことは無い。

 DSC_2133_convert_20180306224804.jpg

 DT585程固くはないが、これもいいリムであります。

 このリムで組んだホイールに、異変が・・・。これは前輪なんだが、後輪には大分悩まされた。原因不明のパンクが連続したんだな。

 「機械の中に幽霊」という本があった。機械の全体的な動きの中に、部分の総和には還元できない働きがある・・・とかいう話だったか?

 トイレに神様がいるという歌もあったね。ただ素手では洗いたくないな。

 ウィスキーの樽にも天使がいるという、満タンに入れたはずのウィスキーが、出荷時にはちょこっと少なくなっている現象のことらしい。

 それを言うと、ホイールの中にも妖精がいる、しかも相当イタズラ好きの・・・と思える現象が起こることがある。

 こいつのリアがそうだった。十分に点検して、これで良し!とタイヤに空気を入れる。一日経ってみても、空気に変化なし。依頼主に電話をしてとりに来てもらう、渡そうとした瞬間、空気が抜けている・・・。

 なんでだ?そんなことを何回か繰り返していると、その妖精は飽きたのか、パンクがなくなるのである。

DSC_2135_convert_20180306224815.jpg

 今回は、リムテープのズレによる、内部パンクということはわかるんだが、なんでズレたんだ?

 DSC_2136_convert_20180306224825.jpg

 タイヤはこいつ、オープンチューブラーという異名を持つチャレンジ。このタイヤはどうも妖精を呼ぶ傾向があるのか?なんで?というパンクが起きることがある。

 柔らかい分中で、チューブがもまれるように動くからか?本当のことはわからない、原因は想像するしかない。

 まずはリムテープでの徹底した固定をするしかない。

 DSC_2137_convert_20180306224836.jpg

 通常ならリムテープ一本なのだが、まずは下から締めていこう。

DSC_2138_convert_20180306224847.jpg

まずは片側を粘着テープでとめる。

 DSC_2139_convert_20180306224901.jpg

 そうしてもう片方も粘着テープ止め、これだけでも良さそうだが、中心の重なりがズレるのもいやなので、この上から赤いビニールテープを貼る。

 その上から、正規にリムテープを貼る。

DSC_2140_convert_20180306224914.jpg

 これで三重のリムテープ、ここまでやれば・・・大丈夫かな?


DSC_2142_convert_20180306224937.jpg

 その上から、チャレンジのオープンチューブラーをはめて、10気圧を入れる。

 これで3日ほど様子を見てから、依頼主には連絡しよう。ホイールの中のイタズラ妖精が、飽きてか?あきれてか?退散するまで、こちらはしっかり監視しないとね。

  こういう例が続くとき、何をやってもダメな時っていうことがある。本当不思議なんだが・・・。もう施工がお祓いのように、憑きもの落としをしているような気になることもたまにある。

 不思議なことってあるもんだ、狸に狐が憑くことって事か?そうか・・・・、近くは東伏見稲荷だもんな・・・。

かつての手組完組の名ホイール・・・だな



 好きな奴は、これを見ただけでア!とわかるだろうな、と思います。そのくらい熱烈なファンのいるリムだと思います。

 店主も好きだったなあ・・・、上り下り自身はまったく得意ではありませんでしたが、でもそういう時にはこいつで参戦しては撃沈していましたね。

 DSC_1599_convert_20180112222449.jpg

 アラヤの伝説的な名リム、エアロ1であります。

 軽量でありながらも適度の剛性があって、下りのコーナーなどでも安心して倒せる、ある意味神がかったリムとでも言ってもいいかもな。

 こいつを・・・

DSC_1602_convert_20180112222456.jpg

 こいつは、刻印になっているので74デュラエースかな?こんなで組み付けるなんて、ちょいと通ざんす!しかも内掛けラジアル組という、ちょっと珍しい組み方しています。

 DSC_1606_convert_20180112222512.jpg

 リアは77デュラで組んである・・・なんか既視感があるなあ・・・と思ったら、かつて手組完組というカテゴリーがあったんだが、そいつだこりゃ・・・。

 メーカーが完組として出しているホイール、今はそれが主流でありますが。かつて今日ほどの一体設計の完組がなかった頃、メーカーがチョイスしたパーツで組んで、「完組」状態にして売り出していた時期があったのだ。

 こいつは、当時のアラヤの手組完組だったと思う。デュラエースと、アラヤのエアロ1を組み合わせて、確かスポークの交叉にソルダリングという、針金で縛って、ハンダ付けするという手の込んだ仕様だったと思う。

 ちなみにこのスポークはDTのトリプルバテッドでやってあります。マルイさんのお陰で、高価で頑丈で、粘りのあるDTスポークがとにかく使いやすくなった・・・、これには感謝しか無いな。

 なので、こうした際には、できる限りプレーン、バテッドなど、好みを入れてDTを使っていくようにしたいと思っています。

 そういうわけで、デュラ、エアロ1、DTなんて、一昔前ならほぼ完璧な組み合わせのホイールができあがったという訳なんだが、そんなにいいなら、絶版のエアロ1のリムを探して、自分も組みたい・・・と思う人もいると思うので、いくつか注意しておこう。

 DSC_1607_convert_20180112222519.jpg

 これでわかるかな?
 よく見るとニップルに仕掛けがあるんで、エアロ1を探す際にはリムばかりに目が行ってはダメ。

 DSC_1609_convert_20180112222528.jpg

 実はこうしたニップル枕が必要なんでございます。

 DSC_1610_convert_20180112222540.jpg

 こいつをこう組み合わせて使うということ。リムを手に入れる際には、この枕も手に入れないと、永遠に組み付けられません、ですからオークションのように素人同士でやりとりする際には、この枕の有無の確認が必要です。もしリムしかないなら、別にこの枕も探さないとダメよ!

 そしてもうひとつ、この枕が意外とカサがあるということ。

 スポーク計算の際には十分に気をつけないと、このカサの部分も見越しておかないと、どんどんあやとりがやりにくくなり、後半で頓挫してしまうなんてこともあります。

 十分というのは、5ミリ近く多めにとってもいいかも・・・、とだけ申し上げておきます。実際はしっかり自分で測ること。

 あともう一つ。こいつはチューブラーリムなんで、使うタイヤはチューブラーでないとダメ。当たり前だが・・・。

 何だ、チューブラーか?と使う前から食わず嫌いはダメですよ。ロード乗り、ピスト乗りなら一度はこうした機会にチューブラーに乗ってみなされや、とお薦めしておきます。

 これだけ空気圧入れて、このクッション性は一体何よ・・、再度のこの柔らかさは独特だよなあ・・・と、思うはず。確かに管理では大変なこともあるが、一度は使ってみる価値は大いにある!という事は申し上げておきたいですね。

  DSC_1597_convert_20180112222441.jpg

 ご依頼された方は、かつて店主がいたずら半分に、ちょこっとだけでもチューブラーのいいホイール、試してみませんか?とお渡ししたのがきっかけのようであります。

 アチコチ回って走ってきて・・・、これって・・・、一体なんですか?なんかすごくいいですねえ・・・とね、来たんです。

 確かに、やっぱり、本当にいいものは、時代を超える・・・、いつになってもいいものはいい・・・という事の証明のようなものであります。店主があまり完組に惹かれないというのも、こんな手組がかつてはあったから・・・という影響はでかいな、と思いますね。

 自分の思っているような走りのイメージに近い、リム、ハブ、スポーク、あやとり、の組み合わせは一体何だろうと、悩んでは、色々やってみて、ピタリ!ときた時、なんとも言えない、充実感のようなものがあったわけであります。

 この今も持っているワンペアのエアロ1の手組はそういう意味でも記念碑的ワンペアなんであります。

 このお方は、独自のサイクリング勘をお持ちになっておられる方で、決して、変な誘導には引っかからない方なんですが、今回はなぜかドンピシャだったようですね。

 さて、これからどんなチューブラータイヤを選んで、どんなサイクリングされるんでしょう・・・。本当いいお供になると、確信しています!

少年オヤジへ!



 このホイールが壊れたと連絡が入ったのが、一月一日の朝でありました。初日の出サイクリングでのトラブル?なんて一瞬どきっとしたが、そうでもなかった様だ。

DSC_1581_convert_20180108131713.jpg

シマノの完組ホイールのため、スポークも特注もの、調べてみたら2003年のもの、さすがにスモールパーツの在庫はなかった。

DSC_1583_convert_20180108131720.jpg

 スポーク自身もなかったが、それを支えるスペーサーの様なものもない。

DSC_1584_convert_20180108131728.jpg

 これだから完組は・・・といってもずいぶん走っただろうから、十分元は取ったんでしょう。今回は、似たような黒リムで新たに組み付けることにした。

 DSC_1790_convert_20180108131817.jpg

 前ホイールはまだ使えそうなので、走れるまで走ってもらおう。

 DSC_1787_convert_20180108131746.jpg

 リアホイールは、ティアグラレベルのハブに、シャフト交換して、30ミリのリムを使って、組み付けた。これならたとえ二十年後スポーク折れが生じても、直せるだろう。そこが一般部品を使って組み付ける、手組ホイールのいいとこだ。

 DSC_1788_convert_20180108131758.jpg

 しかし、この自転車を見てウスウス感じ取っている人もいると思うが、これは改造実用車なのであります。それなのに、こんなすピナッチのようなハンドルがついている。改造自転車で、すれ違うサイクリストから変な目で見られつつも、犠牲にされていない走りとスピードでかっ飛ばす!

 密やかなオヤジの楽しみを乗せた改造号なんであります。

DSC_1789_convert_20180108131808.jpg

 しかも輪に輪がかかっている。このかごは普通のかごと思うなかれ。まあ、付いているもの自体は、普通のかごなんだが・・・。

 このかごは幼児用のため小さく、なぜか太い枠が使用されているため、非常に剛性のあるかごとなっている。

 そのため、そこをつかんで走ると、完全なエアロポジションが取れる!ということだ。オヤジの密かなエアロポジション・・・。

 無駄に金かけるだけが大人の遊びじゃない。どんなことにも揺るがない自分自身の楽しみを強固に持っている、何者にも影響されないその堅固さが、ある意味大人の遊びとして最強のものかもしれない。

 もちろん、どちらかといえば、控えめで、派手ではないおじさんなんだが、自足感は半端ではない。

DSC_1791_convert_20180108131826.jpg

 ポジションも出ているので、本気で踏んだら、相当だろうなあ。ロードレーサーも持っている様だが、普段使いで気軽に走れるこいつにも、より以上の愛着がある様だ。

 DSC_1784_convert_20180108131738.jpg

 ほらね、やってくれるでしょ?泥よけまで付いて・・・。

 こいつで颯爽と帰って行く後ろ姿は、いい年した少年であった。名付けて少年オヤジとしよう。

 折しも、同じ日にある一台の納車があった。

000DSC_1456_convert_20171221002203.jpg

 これも先日紹介した、改造ママチャリだ。乗るなり、しゃれこうべから笑顔になっていた。皮一枚の表面的な笑顔ではない。なんて楽しそうなんだ?もしかして、初めて二輪に乗れたあの感激の二番目・・・位の衝撃だったのかな?というくらいに。

 こちらもいい年をして、最高のお気に入りの自転車を手にした様な少年のような、それでいて静かなはしゃぎ方だ。

 嬉々として、誠に嬉々として、遠く埼玉の自宅まで帰って行った。

 真冬ながらもたおやかな日差しに満ちた、最高のサイクリング日和だった。

 偶然かと思うが、その日二人の少年オヤジが、決して高価ではないが、自分で自分の楽しみを楽しめる大人の少年たちが、当店から帰って行かれた。

 その後ろ姿を確認しながら、最高の幸福感に満ちあふれた店主が一人取り残されたのだ。

 もう少し、自転車屋というものを続けてみようか?と思った。

エースによだれかけ?


先日出て行きました、当店一推しDT585の手組ホイールです。

こいつは言わずと知れた、エース級の当店手組ホイールなんでありますが、リム自体はもう製造が終わっているので、あとは問屋在庫か、ショップ在庫に頼るしかない、という事になっています。

 後任の511というのもありますが、ディスク用のがありまして、ワンペア試してみたんですが、まあいいですね・・・。

 今回585を出してみて、改めてこのリムのすごさを体感した次第、であれば、仕入れ上許される範囲で、28ホールならまだ入手可能なので、ハブを調達しつつ、長期戦へともっていけないか?と考えてもみる。

 DSC_1562_convert_20180106193623.jpg

 そんなわけで、数本衝動在庫!どういう形で出していくか?ですな。

 で、今回このエース級なんだが、出荷した当日、内部原因のパンクが発生。調べてみると、チューブのバルブ付近内側に、少し裂けたような傷を発見。

DSC_1564_convert_20180106193631.jpg

 もしかして、バルブホールとリムテープの間に隙間でも空いていたのか?という事で、その上から再度、別のリムテープを施して、チューブ交換して、再出荷したという経緯があったんだが。

 後日、これをはいてツーリングしていた出先から、どうも気圧が少しずつ下がっている・・・という連絡が入る。

 極たまーになんだが、ホイールの何らかの内部事情が原因のパンク、スローピングパンクというのが連続することがある。この原因特定が実に難しい。

 リムホール回りのバリの点検とあれば削除、オーストラリアの安リムには何度もあったが・・・、中には切り子までね、DTのこのクラスとなると、まあほぼない、といってもいいでしょうな。

 あとはリムテープのズレや亀裂。そこからリムホールに高圧をかけられたチューブが侵入していってバーストを起こすという案件もよくあること。

 古いリムや、弱いリムテープに起こりがちなんだが、今回はすべて新品だしねえ。

 あとはタイヤ内に、静かに潜んでいる針金等の侵入物。ザックリ入っているものは、すぐに発見できるが、小さいかけらや破片のようなものが、タイヤに斜めに入っていたりすると、表からも裏からも、なかなか気づきにくいことがある、こうしたものが、スローピングパンクを誘発するということも今までにあったことだ。

 DSC_1781_convert_20180106202020.jpg

 あとはこのタイプのバルブ。通常はフレンチ系に分類されるが、別名イタリアンバルブとも言われるらしい。

 DSC_1782_convert_20180106202030.jpg

 このようにバルブのコアが着脱できるタイプをそう呼ぶのだそうだ。これは超ディープリムなどにバルブを通す際、延長ものが必要になるが、このように先端を外して中間に延長ものを装着するのに大変便利な構造になっている。

 ただし、着脱ができるということは、緩む可能性も大ありということで、ここから少しずつ空気漏れを起こすことも大いに考えられることだ。

 かつて、なんかこのチューブラー空気抜けが早いんで・・・といって、捨てられていたものを拾っては、ここを締め直してちゃっかり使っていた若き日と思い出す・・・。

 初出荷の際に、バーストしたという前科を持つホイールだけに、スローピングの疑いが出てきたとなると、穏やかではない。またしても、内部理由の何かがあるかもしれない・・・、当店のエースだけに、なんとか原因を特定して、名誉回復しなければならない!

 と再度持ち込んでいただいた。

 そして、まずは10気圧を入れて、一晩待つことに。

 DSC_1561_convert_20180106193614.jpg

 その翌日、まずは手にて点検・・・、んん?結構固いぞ・・・。

 でも主観的な情報ではダメなんで、気圧計を使って、内部を測る・・・、10気圧ある・・・。減ってない・・・。

 うん、もう少し時間をおいてみることにしましょう。

 24時間経過後、再度測るが目立った気圧の変化なし・・・。

 間に、これをはいての試し乗りを数キロ行いつつ、気圧の変化を見るが変化なし。

 ついに一週間目立った気圧変化なし、という状況のままでありました。例えば気圧計で測る際、多少漏れが出る・・・なんてことはなかったのか?など色々考えてみるが、結論は出ない。

 やはり、それにしても、最初のバーストが引っかかる、その際別の新しいリムテープを施したが・・・、仮に漏れがあったとすると、何もしないで戻すのもなんだなあ・・・。

 そこで、かつてやっていた、よだれかけ作戦を仕掛けることにした。

DSC_1565_convert_20180106193639.jpg

 このバルブの付け根によだれかけ、という補強をしてやるんです。

 DSC_1566_convert_20180106193647.jpg

 このように、同じ径の廃チューブを開いて、穴を開ける。穴は極小の穴の方がいい。パンチで開ける必要は無い。

 DSC_1567_convert_20180106193655.jpg

 そしてバルブにその穴を通して、ちょうどよだれかけのように、被せてやる。穴が極小だとバルブギリギリまでゴムチューブがしまり、補強となるので具合がいいのだ。

 そして戻して、再度10気圧入れて、持ち主の方にお戻しする。

 まあ、気づいてできることはほぼすべてやったので、あとはこのままうまくいってくれることを祈るのみ。

 なんと言っても、28ホールを組み込めば、もう暫く続くであろう、当店の手組ホイールのエースなのだから、トラブルフリーで完璧であってもらわないと、困るのだ!

 さて、今後、ハブを選定してから、在庫が続く限り、DT585ホイールは組み続けますので、あなたもホイールの神話構築に荷担しませんか?なーんてな。

 改めて、すごいホイールだと、確信しています!


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター