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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

23Cとかの細いチューブのパッチ術!

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 通常営業ベースでは23cぐらいのチューブがパンクした際には、パッチ修復しないで、新チューブと交換をしたします。

 細いチューブには高圧がかかるので、ちょっとやそっとの修復だと、そこが原因で第二のパンクを誘発しかねないのでね。

 なので、今回公開する施工はあくまでも自分の自転車管理内・・・ということのみの範囲で行っているものでありますので、営業ベースで行うことはありませんので、念の為!

 ちょっとしたことで、自パンクさせてしまいがちな、細いレーサー向けのチューブ。タイヤレバー捌きを間違えるだけで、ほんのちょっとの引っかき傷から空気が漏れるなんてことよく有りますわね。

 チューブ三本もってツーリングに行って、途中パンク発生、二本タイヤレバーやタイヤのビードに挟んで、パンク修理中に自分でチューブをダメにするケースも、起こりえますでしょ。店主も草創期はそんなことやっていました・・・。

 一度も走っていないのに、穴あきチューブをみていると、なんとも不憫でね。もったいないのもあって、これ一般のチューブと同じくパッチで修正できるだろう・・・ということで、挑戦して失敗したケースも少なくないだろうなあと思います。

 かつてチューブラーが盛んだった頃、チューブラータイヤのパンクを修理するキッドというのが売られていたわけであります。なんせ一本四五千円のタイヤ、一発のパンクで捨てるのは忍びない・・・。

 なれば直そうと、中開いて患部特定して、パッチ張って、糸で修復して・・・と、でも大抵は元通りになどならなかったなあ。

 ただ、その際のチューブラタイヤー修復用の薄くて小さいパッチは、この手の細いチューブの修復には役に立ったものでありました。普通に直せたんだよね。

 ところが、一般チューブ用のちょっと厚くて、大きさもマチマチのパッチとなると、難易度が一気に上がって、失敗例が相当増えると思いますな。そこで、裏技含めて・・・ご伝授いたします。

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 やることの基本は同じです!例えばこのタイヤの真ん中にあるバリというよりも筋ですね、こうしたものがあるとパッチの圧着を妨げるので、これは落とします。

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 一般のパンク修理と同じですね。

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 はい、落としました。細かい傷も付きますので、接着剤の引っ掛かりも良くなりますね。

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 そして、ゴムのり・接着剤を塗っていきます、これも一般のものと同じです。コツは薄く広範囲に塗ることであります。広範囲というのは重要で、貼るパッチよりも明らかに広く、薄く塗る!ちょっとしたコツですね。そして、揮発をさせて乾かします、生き吹きかけて飛ばす、中には乱暴にライターで火をつけて揮発させる人もいましたね。

 で、いつもと違うところはここです、ある意味ここだけであります!

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 持っている一番小さいパッチを患部に置きます。この様に・・・。つまりチューブが細いので、大抵の一般パッチはそのまま貼ると、チューブの幅からはみ出てしまいます。
 
 このはみ出たところをも、一気に強引につけようとすると、圧着がうまく行かないことが多いです。

 そこで、まずは置いたところの片隅の方を

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 片方のところのみをまずは指などでしっかり圧着させる!片方が浮いていて、チューブについていなくてもよい、むしろまずは片方を完璧に近く圧着させるんですね。

 まあ、コツというほどではないかもしれませんが、ここが特別なところですね、唯一の。

 そして、しっかり接着したら、浮いていたもう片方を

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 今度は圧着させて完了となります。かつて、はみ出る余分なところを切る、という人もいましたが、切ることはありません、時間差貼りで大丈夫です。

 そして検査します、

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 空気を入れて、パッチ部分を確認します。この様に、パッチの周辺に均一に伸びるようにエッジがきれいに圧着されていたら成功です。

 もし一部でも剥がれや捲れが確認されたら、小細工は一切しないで、剥がして捨てて、再度紙やすり・・・からやり直してください。

 細いチューブには高圧がかかるので、チューブの圧着のみが信用できるからです。小細工は行った先でそれが原因で走行中止をしなければならないことになりえますので、決してお薦めはしません。

 さて、これのみといえばこれのみです。自分のミスで一度も走行しないでお釈迦にしてしまったチューブをこうして自分のためのみに再生するという手は残っているということです。

 最後にチューブの収納方ですね。

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 まずはチューブのバルブを開けっ放しにして、この様にまずは巻いていきチューブ内の空気を抜いていきます。抜けきったところでバルブを締めます。

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 するとこの様に、ペタンとした帯状になりますね。こいつを巻いていきます。

 巻き方は、バルブ付近を締め付けないように巻く・・・ということで。

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 まず半分をこの様に、バルブの遠いところから巻いて行きます、こうすることでチューブとバルブの角度がきつくならないで痛まないというわけね。

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 反対も同じく・・・、これにて完成となります!

 あくまでも自分の自転車管理という範囲に限ってのご利用ということをおすすめします。これやって格安で直しチューブとして売り出したりは絶対にしませんよ!絶対にね!
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ナローワイドという発明とフロントメカ



 台湾一周号、まだまだ絶賛調整中なんでありますよ。

 そこで、ちょいと今回はチェーンとチェーンリンクの話をしてみようかしら?

 通常のチェーンリンクは、

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 例えば、こんなやつですね。チェーンリンクの歯の厚みは、均一となっています。

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 こうして経ててみると、よくわかりますね、歯の厚みは一律の厚み、この場合は薄歯のチェーン用に整えられています。

 ちなみに、このチェーンリンクと連動します、

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 スプロケットの方も歯の厚みは同じく均一となっています。

 そしてこの両者を繋ぐチェーンというものは・・・・?

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 チェーンを縦から見ると、実はチェーンのリンクの歯を引っ掛ける隙間というのは、一律になっていませんね。チェーンは一コマ単位で見ますと、半コマの外プレートの内側に内プレートの半コマがついて、一コマとなっているわけです。

 そうなると外プレートの間隔と、内プレートの間隔とには自ずと幅の違いが出てくるわけであります。

 このチェーンの特質を利用したチェーンリンクというのが最近というか、このところ登場してきているわけであります。

 狭いところをナローといい、広いところをワイドといい、2つ合わせてナローワイドというチェーンリンクなんですね。

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 こいつなんだが・・・ちょっと分かりづらいな・・・。ならチェーンをかけてみましょうか。

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 アア、これならはっきりわかりますね。チェーンリンクの歯を上から見ると、真四角のものと、(ー)状のものとが交互になっているでしょ?これをナローワイドのチェーンリンクというのだそうです。

 ちなみにこのナローワイドの周期にチェーンが合わなくなるとどうなるか?

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 上から見るとこのようになります、リンクのナローとワイドがチェーンのそれとズレているのがわかりますね。

 それを横から見ると、

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 このように、チェーンが浮いてしまい、しっかりかからなくなってしまいます。

 なんでこんな手の混んだことをするのか?というと、こうしてチェーンの内外径にピッタリとチェーンリンクが食いつくように設計することで、チェーン落ちという現象が本当に減少するという研究結果からなのだそうです。

 チェーン落ちなんて、チェーンウオッチャーつければいいじゃんという説もなくはないと思いますが、世の中は、フロントシングル流行りなんであります。

 そうすると、フロント変速がなくなりますから、フロントがカッチリと腰据えてくれていると、リアのシフトが安定してくれる。フロントの定点から、リアは最新で12速の幅をチェーンは左右する、しかも細いチェーンでね。その左右をの揺さぶりをフロントが落ちることなく捌いてくれたら、まあ、こんなに心強いことはない。

 多分そういう観点から、開発されたんだと思いますよ。いろんな実験があるようですがリンクの1/3くらいその前後にかかってるだけで、食い付きの強度が半端ない・・・なんていうのも動画等で公表されていますね。

 うん、そう云う意味でしっかりリンクにかかって、外れることなく回転してくれるということに関しては問題ないどころか、高機能を発揮してくれるナローワイドのチェーンリンクなのですが。

 ただ、もしそれを使って、フロントメカまで取り付けて、フロントのシフトを発動させるとしたら、このチェーンの位置を指定してくるナローワイドのチェーンリンクでは不可能、もしくは不具合が生じるのではないか?という疑念が湧いてきますよね。

 そもそもナローワイドはフロントシングルのための機構なんで、そう云う想定外のことをしてはダメです!というお叱りの声は重々聞こえてまいります。

 でも、そう云う想定外をしてみたくなる、少なくとも安全性がある程度確保されるのであれば試して見る価値はあるのではないか?なんてね。

 そこで、こいつの変速事情をいくつかに分けてみてみましょうか?

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 では、チェーンをインナーにかけて、ゆっくり回しながらシフトしていきましょうか。

 左のシフターを、ゆっくり二回ヒネリますと・・・・

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 38Tから58Tという20Tの歯数を飛び越えて、このようにチェーンが一気にアウターのナローワイドのチェーンリンクめがけて、覆いかぶさろうとします。

 続けて、ゆっくり回し続けますしょう、すると

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 座りの悪い周期、チェーンのナローワイドとリンクのそれとがズレている場合、チェーンは意志をもって周期を合わせるかのように、リンクを送る・・・というか、リンクがチェーンの上を滑るようにズレていってくれるんですね、

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 そして、然るべき周期にお互いが合うとなると、チェーンとリンクがピターッと収まるところに収まって、シフト完了となってくれる。

 これ何回やってみても、そのように最後は落ち着いてくれるというところまで、確認できています。

 そういう意味で、少なくともツーリング系の自転車についてなら、アウターをナローワイドにして、それを主に使用しながら、時に起こる激坂など対応のためインナーを併用し、かつそれをフロントメカでつなげることは、原理上不可能ではない、ということは申し上げてもいいかと思います!

 ただし、やる人はいないかと思いますが、それをレース車体に装着して、レースに出よう・・・という人がいるとしたら、ちょっとより慎重に考えたほうがいいのではないか?と思います。

 それは、この今回ここで示したフロントシフトでありますが、これはレースレベル想定などではまったくないからです!それはちゃんとしっかりお断りさせていただきます。

 店主は把握していませんが、レース用車体で、このナローワイドのチェーンリンクが装着されておりかつレースレベルでのシフトが可能というものであれば、それは使用可だと思います、もしあればです。

 レース用として開発されたものではないのであれば、瞬時を争うレースでの、シフトとしては、これは決してお薦めはできませんね。念の為・・・。

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 まだまだこの台湾一周号、絶賛調整中であります。このチェーンリンクも大変興味深いパーツではありますが、ちょいと剛性がない・・・そこが難点かな?その内、別物なんかも試してもいいかも・・・なんて思っていますわね!

何だ君は?何だそのサイズは?



 ただ今裏っ方で、ひっそりとモールトン系の自転車の再生なんかをやっているわけなんだが・・・。ある意味ここまでこぎつけた・・・。

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 もう何年前のものやら全く見当がつかない、とにかく古い、BBはコッタードだし。

 それをなんとかかんとか、現行品などと交換してきたんだな。

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 シフターなんかもハンドル直付けのWレバーもんなどを使ってなんとかかんとか、

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 チェーンの交換もしましたし、チェーンステブリッジの裏にブレーキも付けたし、リアの内装散弾なんかも何とか動かせるようになった。

 あとはブレーキレバーを結んで、サドルをあてがえば・・・、あとは細かい調整だろうな、その辺やればまあなんとか激古モールトンの再生となるんだが・・・。最後に突っかかっている、関門がある。

 これ

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 エエとなんて書いてある?見ると、14✕13/8とあるねえ。調べてみると、エトルトでいうと288ミリとある。同じ14インチでもHEってのがあって、このエトルトは254と有りまして、この差は互換性はないわけです。

 では、この激古モールトンのこのサイズは、どこがもっているかな?と見たんだが、まあ、どこも持ってはいない。かなりマニアックなものを持っているところに当たってもない。

 14インチのHEもんのタイヤ・チューブはあるんだが、この14インチのWOものがない、ないないない!徹底してない!

 一部怪しいサイトであったが、激高なボッタクリ値段を出していたんで、手は出せなかった。魔窟に近いとこ炉、奥行きの深いサイトなども見たんだが、HEはあるがWOがない、まったくない。

 一つ上に16インチのHEもんのタイヤはある、エトルトを見ると305とある。うーん・・・かつてのタンナスというノーパンクタイヤだったかはたしかこの二つに互換性を付けていたかと思う。

 少しきつい14インチ用のタイヤを伸ばして16インチに入れる。このタンナスの形式なら、これも可能かも知れないが、一般タイヤの構造だと17ミリのズレは左右で8.5ミリずつ・・・、およそ解消されない差だろうと思われますな。


 どうしましょうね?ここまでせっかくやっているのに、最大の消耗品であるタイヤが手に入らず頓挫というのは、いかにももったいない。

 ホイールのサイズアップ・・・ということも考えなくもないが、まあ、リムを探すのが大変だろうね、ほとんど絶望的なんじゃないか?とその気すら起きない・・・。

 あとは、海外の別サイトを見るしかないな。そういうところにはあるものはあるんだが、送料なんかを考えると、嘘!っていう値段となっている。

 ただ、それがないと走れないであれば、少し多めに購入して、持ち主さんに在庫させてもいいかもしれないね。

 サー、サイトの方向性を替えて、再度探し始めましょうかね・・・。でも細かく探せばこの14インチ難民・・・結構いるかもしれないね。なら、少し多めに輸入してもいいのかも・・・なんて考えるのもありかもな。

いい加減統一して欲しい BB・ヘッド周り 新作工具で対応



 国産カーボン車体を作るボーマ。先日個々のディスクホイールを紹介したばかりですが、シーズン前にやってきましたよ。

 何のシーズン?

 シクロクロスのシーズンですね。聞くところによると、広島で10月の下旬頃日本選手権ロードレースが行われて、多分それで今年のデカイレースは終了となるんじゃないか?

 そうなると、今度は秋冬から、シクロクロスという競技の出番となります。コースレイアウトからして全くロードとは異なるので、当然車体も異なります。そのシクロクロス車をそろそろ組み付けておこう、ということらしいですね。

 こんなこと書くとシクロクロス専門の選手から怒られそうですが、かつてはこれ専門の選手というのがほとんどいなかった、ほとんどがロードレーサーたちの冬のトレーニング程度にしか考えられていなかった時代が長かったんだな。

 なので、車体も鉄のロードフレームなんかを利用してブレーキ台座を溶接したり、ありものパーツで組み付けたりと、結構裏技などが効いてメカ自身としては面白い車体が集まっていたような気がする。

 一昨年前に手伝いに行ったシクロのレースでも、その流れは脈々と残っているようで、日本では弱小なTRPなんていうのも意外とそういうところの隙間で重宝されている感じがビシビシと伝わってきた。

 ただ、これはガチの選手なんで、今回フレームは新調かな?コンポはちょっと有りもの的な感じもしなくはないが。

 で、今回の御用は、

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 ここ、圧入式のスギノのBBが問題を起こしたという。しかし今このBBまわりとヘッド周りの規格の乱立は、どうにかしてもらいたいね。ショップをやっているこちらも即答できないものが多くて誠に困るよ。それに、マジで対応しようと思ったら、一体どのくらいの在庫抱えないと行けないんだ?ってな話になってくる。

 この圧入式のBBだが、どうも一旦外したい事情が発生したというんだな。こういうのを外すのは圧入した反対、つまり叩き出しか、圧出をしなければならないんだが。後者はまだ我慢できるが、カーボン地のフレームに、直接でなくても叩くなんてことはもう生理的にしたくないんだな!

 これも開発業者さんよ、本当マジでどうにかしてもらいたいわ。カーボン車体に叩くというような衝撃を与えなければならない施工をさせんなよ!!!あのフォークの下玉押し抜きに刃物のノミで叩かせ浮かせるようなことさせんなよ!!!

 と強くいいたいね、強く!

 でこいつは、持ち込み工具があったんだな。

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 このカップのようなもの、こいつを外す方のBBに被せて、シャフトを通して締め込んでいくと、このカップの空間の中にBBが押し出されて、静かに抜けていくという構造をしていて、それならまあ、いいか・・・という妥協点でもあるんだが、これが直では使えない・・・ということが起きたらしい、それで当店に駆け込んできたというわけだ。

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 その理由は、カップの小ささにあった。被せても抜きたい方のBBの方がデカくてカップからはみ出てしまう、これでは視点に本体が乗っかっているので、どうやっても抜くことはできない・・・。

 ではどうするか?

 原理でいうと、このカップよりもでかいカップがあればいいということになる。でもってアチコチ探しても、そうしたドンピシャのものなどはすぐに見つかるものではない。

 ディグリーザーやスプレーオイルなどのデカイキャップなら何とかなるんだが、圧出するにはそこそこ力がかかるのでプラの軟なキャップでは力に負けて潰れてしまうわね。

 では、そのもの!でなくても、そのようができる構造のものを代わりに仕込んでやればいいといことだろう?じゃあ、アチコチのゴミなんかを集めて加工して、条件を揃えてやればいいわけだ。

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 幸いまだ木片はあるので、これの一部に、この手のデカイ穴を開ける。もちろん抜くBBよりもデカくないと意味はない。

 そして、あとは蓋になるものがあればいいわけだ・・・。

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 なんでもいい鉄板があったので、その中心に10ミリ以上の穴を開けてシャフトが通るようにしてやれば完了だわね。

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 まあ、アリモノ感満載だが、これも仕方ねえ、要は安全に抜ければいいんだろ。装置をセッティング。

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 横から見るとシャフトもしっかり横貫通していますね。ハイ、こいつを左固定で、右ねじを17ミリのレンチで回しながら、様子を見、様子を見ながら回していくと、徐々に圧出されていく感じが伝わってくるね。

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 ただ、やはりカーボンというのは何が正解かわからない分、気を使うわね、特に危ない力はかかってない・・・よな、でもピチッとかいったらやだなあ・・・。

 と、そんなこんな回している内に、

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 途中確認で新作工具を外してみると、ちゃんと出てきているじゃない!よし、もう少しだ。

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 よし、静かに外れた!これならまだいいわ。あの叩き出しの形式はマジでやめてね・・・。

 
 ということで、規格の乱立しているBBとヘッド周りはもう少し統一感を出して、選択肢を絞っていく方向で考えてくれないかな?と入っても、メーカーは独自規格を作りたがるだろうなあ・・・。

 そういう際に、いちいち、その規格にあった工具をそろれていたら、こちらも大変だ。せっかく揃えても年に数度しか使わず、数年後に規格自体が消滅してしまうなんてことは、本当御免被りたい。

 そういうときには基本になる構造を備えている工具のみ購入して、あとサイズが問題だとすれば、ホールソーなどを用意して、その都度作れるものは作ってしまう方が結果的には安上がりなのではないか?とも思う。

 ハブのベアリング抜きだって、サイズに合わせてすごい種類あるが、改造シャコマンと、各種サイズのホールソーで切り抜いた木片がいくつかあれば、かたが付くことだってかなりある。

 しかも気で加工した治具は、カーボンなどにも優しく、返っていいんじゃないか?とすら思えるんだがね。

 ある種の時代の流れかもしれないが、この規格の乱立に関しては・・・少し長丸方向に収束してほしいもんだ。

ギンギンのシルバーパーツのトライアンドエラーなのだ



 ちょっと前だが、ワイヤーケーブル系がなくなったので、久々に業者のページをくくってみたんだが、相変わらず自転車パーツの欠品はものすごく、✘✗✗のオンパレードで嫌になった・・・。

 慣れっこ・・・というか、部分的に仕事ができなくなるというのは非常に困ったもんだよね。

 閲覧の内、あるものかき集めて、発注する、もうこの業者とは何ヶ月ぶりだろう?

 今は小口の海外サイトから、サンプル引っ張ってきては検討して、暫く入手困難なものは、大量購入・・・といっても
20個とかだが・・・。

 そんなことをやっているうちに小物、金具の小物などが面白くて、半日近くページ閲覧して、それも大量入荷・・・といっても総額二万前後とか、ささやかなもんだが。

 もうコロナと言わないほうがいいかも知れないね、名前変えたほうが、今回のデルタ株というやつは。ちょっと強敵過ぎる、近代化を経てから人類が経験する最も最強でしつこい肺炎ウィルスでしょう。

 その前のアルファだのベータだの、あまりアジア系に欧州に比べ甚大な被害というほどではなかったらしいが、今回のデルタは、モロアジア系にも直撃らしく、ベトナム、インドネシア、タイなど今まで比較的抑えられてきた地域で猛威に近い展開をしているという。

 もちろん今の日本だって同じだ。これでアジアの各地、肺炎ウィルスの影響でものの生産等にまで響いたとしたら、これが本当に経済に影響してくることになる。今は需要過剰で品不足状態だが、今度これが生産不足で品不足ときたら・・・スゲー大変だろうね・・・。確実に値段があるだろうな。

 あらゆる方面からズタズタの日本経済に、品不足による値上げが襲ってきたら・・・。マジで、店主は職を暫く替えていかないと生き残っていけないかも知れないわ。そんなことは考えたくはないが。

 そういう意味でも、この肺炎ウィルスは絶対に抑えないといけないが・・・。ワクチンが要とか言っているボケ政権では、もうどうしようもないね。

 日本は島国で、台湾やニュージーランドを見れば、多少の規模の違いはあれど、押さえ込みにはどちらかというと有利な条件のはずなんだがね。

 台湾なども、数ヶ月前の、とあるパイロットから侵入した新新型コロナで、一時また騒ぎになったが、その騒ぎも徹底した検査と隔離、ついでにワクチン等で封じ込めたようだ。このついでにワクチン・・・ということなんだな。

 ワクチンさえすれば・・・ではない。もうその辺の操作が日本は完全に失敗している、だめだ・・・こりゃ。

 
 とそんなことばかり言っていられないので、雨だれを集めるように、今や絶滅危惧種のシルバーパーツなんかを暇を見つけては探しているんだが。

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 こんな箱が二個届いたのだ。中は?

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 ジャン!これはかつては謎の黒コンポと言っていたセンサーである。今やちっとも謎ではなくなってきたが。これがどうした?ってか?

 角度を変えよう。

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 ホレ!どうだ!引き金がシルバーだぞ・・・、なかなか見ていないだろう?黒ばっかりでね。ようやっと、センサーの奴らが、シルバー系のシフターを登場させてきたというわけだ。

 ただ・・・、これがずっとラインナップであり続けるかどうかはわからない、多分、観測気球のように、そこそこ売れたら続けよう、そうでなければ即黒一本で・・・ということではないか?と思えますな。

 と、シフターがシルバーになったんで、他は?というと・・・、まだ黒なんだな。センサーでその他のシルバーパーツをさがし見てたが、ちょっとなかった、今のところないのか?ずっとないのか?しばらくないのか?まだまだ未知だらけ。

 ということはこのシルバーのシフターにあうリアディレーラーといったら、

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 定番のこいつらでしょうね。あの、センサーのリアメカはもうこの辺しか使わない、当分はね。それ以外のエントリーモデルはもう剛性がなくて、行ったり来たり、戻ったりでチェーンを踊らせることはうまくても、固定するにはまだ研究が必要なようだ。

 そして、このシフターの引きシロからいったら、コイツも行けそうだ。

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 コイツこそ未だに謎の黒コンポなんだが、コイツの作りは悪くはない。角張っていて、折り紙で作ったようで、これはこれで好きな人はいるだろう、というもの。

 ただ、いずれもシルバーものは作られていない・・・。そうではシルバーといったら・・・、

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 マイクロシフトのコイツくらいしか現行品で信頼の置けるものはない。といっても、コイツ・・・ちょっとカタカタしやがる。かなり短い工期で作られたからかな?

 ただし、こいつは従来の引きシロで作られているので、先のセンサーシルバーシフターで引かれたら、ローに近づくほどに誤変速を起こすことはほぼ確実。

 この辺の引きしろ研究は・・・いまだに途上、光は見えてきているが。なので、オールシルバーで安定させるにはもう少し時間はかかるかも知れない。

 他サンプルを取ってみる。

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 本来なら、TRP、またはテクトロでそこそこのロードシルバーブレーキを作ってくれたら、テクニカルサポート店としては、それなりに流通上のメリットもあるんだが、どうもあそこも黒にながされている。

 そこでサンプルが到着した、一応シルバーだな。

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 アルミの肌が荒れている。これを大森社長に預けても、まずは面を出すのに大変だろうな。

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 何だこのバリ・・・というか合わせ目は?うーん・・・・却下!実用車系の改造パーツに回せ!

 ということで、なかなか納得の行く組み合わせが見つかりませんが・・・。たとえ見つかったとしても、リムがない、ハブがないとナイナイ尽くしのドミノが来るので、もう少し根気強く探してみようかと思いますね。

 なんか、ここぞってところで一発、二発と見つかって、出し抜いてやりたい・・・と思ってはいるんですがね、もう少々道は遠いいようですわね。 


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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