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ステムなんだけど・・・ |
これは形としては、よくあるニットーさんのステムですが・・・。![]() なんかちょっと違いません? といっても写真下手の店主の画像では、わかりにくいかな? 正面を見てみましょう。 ![]() ンン?っと思った方は最初の写真を再度凝視するのではないかな? ナンかー、デコボコしていない? 側面です。これが一番わかりやすいかもなあ・・・。 ![]() 本当だよ、デコボコしているよ!って感じでしょ? 接写してみましょう、相変わらず下手っぴですが・・・。 ![]() nittoってロゴが見えますね。 そしてやはり側面もデコボコゴツゴツしています。 そうなんです、これ表面処理をしてみた、ステムなんですよ。 名付けて、雪平鍋ならぬ「雪平ステム」なんですよ。 そう思って再度ご覧ください。 ![]() ほら、やっぱり打ち込みがされていますでしょう? 技法はあまり簡単すぎるので、企業秘密とします。これ作るより、叩く道具を作る方が手間かかりそうです・・・。 ステム以外でも、肉厚のパーツだったらこの処理はできるでしょうね。 ただし、フレーム直は厳禁!イヤ、もしやハイテン鋼だったら可能かも・・・、イヤイヤ。 サイズの出た、ピラー、ハンドルのクランプ部分(古いタイプ)、場合によってはクランクも・・・、これは渋いなあ・・・出っ張りアールの効いたものでガシガシと・・・、イヤ、これはスゴイでしょう・・・。 こんな行平模様の付いたパーツにまた革系のバーテープなんて巻いたら、工芸自転車どうよ!って感じですね。 この試作は、当店のご近所、錬の長島さんによるもの。 新店舗の当店に初顔出してから、「仕事あるから帰るわ」とその二時間後に、持ってこられた。 仕事してないじゃん! とまあ、塗装やアルマイト加工、メッキといような既存の手入れ以外にもまだまだ、手法はあるということみたいです。自転車を自転車屋にだけ作らせるだけではもったいない、もっと多くの技術とアイデアを持った方々と一緒に作っていく、そうしたらまた何かが見えてくる、これが世の中の構造のようですね。 イヤー、楽しい・・・。 |
無事装着!革職人によるサドル・バーテープ |
ご好評をいただきました、革職人小山さんによるサドル・バーテープですが、ついに持ち主の方の自転車に装着されました。![]() この車体の持ち主の相方様、自称ポリッシャー、ピッカピカに磨くことを信条としているお方ですから、車体全体はほとんどオールポリッシュ仕上げという、大変手の込んだ仕上がりになっています。時間があれば磨いているというのですから・・・もう半分ビョーキかな? このシャープで一見冷たい一台に、暖かい革のぬくもりが、何ともいいアンバランスを引き出しています。 ![]() やはりサドルは、自転車についてナンボですね。収まっています。 そしてハンドル回り・・・。 ![]() これがまた、いいんです。本革を巻くのは数回目という、経験の少なさと、そもそもバーテープように加工されたものでない、ということから少々不安もあったのですが、三巻きしたら、それが杞憂であったことが分かりました。 しっかり隙なく巻かれています。 ![]() しかも、革は多少延びるので、引きながら巻くと色が少々薄くなり、鉄のハンドルに吸い付くようにきれいに巻けるんですね。ちょっと驚きです・・・。 ![]() ジョイント部分があるのもまたワンポイントと、持ち主のHさんも気に入っていただけました。 総評は「思っていた以上!」とのことでした、良かったー! 通常のバーテープなどは、巻いたそばから劣化が始まりますが、革のバーテープやサドルというのは、これからが油などを吸い込んでより馴染んで、いい使用感を出してくれます。これがまた他の素材とは違うところですね。これからがまた楽しみなんです。 こんなことでまた、ご依頼が増えるんでしょうね。小山さんも本業抱えて大変だと思いますが、宜しくお願いしますよ。 上記、ポリッシャー号も、まだまだ進化しますよ。足回りをまたポリッシュにしていきます。それにクラシカルなチューブラータイヤをはいて・・・、さて、どれだけ化けるやら、これもまた楽しみです。 こうした手仕事に興味と敬意を感じられる方、気長に待てる方、今後とも革職人によるこのプロジェクトを細々と続けていきますので、よろしく! ※バーテープだけというご注文にも対応します! |
サイクルモード |
| 本日幕張のサイクルモードに行って参りました。 このブログを立ち上げて一ヶ月とちょっと、皆さんどんな言葉で検索されているかを見ると、ほとんどが「ピスト」とその周辺の語であることが分かりました。 実際にいらしてくれたお客さん、メール等々からの反応を見ると、今世の中でピストがはやっているというのがヒシヒシと伝わってきます。 特に敏感に反応しているのが、中古市場。ピストフレームの相場がこの数ヶ月、レレレ???と思う程の高騰し続けています。 しかし、皆さん分かって入札しているのかなあ・・・、と人ごとながら心配になります。ピストフレームにはエンド幅が120ミリのタイプと、110ミリの二つのタイプがあるのご存じなのか知らん? その違いはハブ、そして行き着くところホイールにまで影響があるのを知っておられるのかな? 120ミリは分かるとして、なんでパーツも恐ろしく少ない110ミリのフレームまでもが、こんなに高騰するの? 次回でもゆっくり、エンド幅とハブとの関係を私の分かる範囲で展開しようと思いますが・・・。 そんな高騰の折、六万代くらいで提供・・・、といっていた当店も、値上げせざるを得ないかな?と悲しい選択を迫られつつあります。 で、サイクルショーですが、そこでもアチコチでピストフレームが・・・、ピストパーツが・・・、と高騰と物不足が囁かれていました。注意深くイロイロと見たんですが、エエ!このスペックでこの値段!ちょっと勘違いしてんじゃない?NJSならいざ知らず、この仕上げでー・・・? というのも正直ありました。フレームだって、この程度の溶接と塗装で、そこまでボルか?というのもあったなあ・・・。 中には明らかにロードフレームなのに、スペーサー噛ました、ピストホイールをぶち込んでPISTAと称しているのもあったなあ・・・、詐欺じゃないの? アメリカ製だったかなあ・・・、さして売れていなかった頃からのつきあいもあって、ピストばやりの昨今、旗本クラスの販売店が販路を広げるな!とか言っているとかいないとか・・・。 まあ、真偽の程は分かりませんが、とにかくこのにわかピストブームが、自転車パーツ屋の勢力図というか、何らかの地殻変動を起こしている、ということは確かなようでした。 ものの相場の高騰はまだいいとして(需要があるから仕方ないという意味で)、物不足というのが、イヤですな。 特にハブ!これがどこに連絡しても欠品だらけ。そりゃそうですよ、日本に数千人いる競輪選手相手に年間だいたいこれぐらい・・・って程度に生産されていたものが、突然ください!ちょうだい!なんだから、これは物不足もおきますわ。 といって、作れません、組めません・・・では専門店として情けない。どうにか代替部品はないか?なんて見ていたところ、こんなパーツがありました。 ![]() どうです?カラフルできれいでしょう(携帯カメラでごめんね)?これがトラックハブ代わりに使えるか?問題は山積です。なんせ、36ホールの格好いいリムを見つけないと、ホイール組めませんからね。それに強度の問題も・・・。 本当にハブの欠品は深刻なんです!!! でも朗報もありました! ![]() なんとリアハブに付ける小ギヤ。これは今までせいぜいあっても17tだったのが、なんと13tから23tまで!一気に増えました!!!これはサイクルサッカー並みの小ギヤです。 ただ少し高いなあ。 そんなこんなで、ショップも問屋もメーカーも、昨今のピストブームにあっけにとられながらも、重い腰を動かしつつあるようです。特にメーカーさんがんばってよ! それに代理店さんや問屋さん、この一時のブームかも知れない時期に威を張って、評判落とさないようにね! みんなそれぞれ協力し合って、エンドユーザーの方々のサイクルライフを豊かにしていこうじゃありませんか。それが返って、自転車人口を増やして、ひいては自転車業界に、そして各代理店・ショップに還元されていくんですから・・・ね。 まだ今月今度は東京ビックサイトであるようです。次回はメジャーとノギスと電卓を、あとカメラも持って行こうと誓った、今日の視察でした。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて五年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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