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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2007年05月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

金の自転車

確か昨年暮れでしたか、「金の自転車作ってくれませんか?」というご依頼を受けました。

「金?」

年が明けた後日、ファッション雑誌を持ってこられたK州さん。
見ると、アフロ系男性がサンレンショウの金ピストを担いでいる写真。キャプションには「自転車提供パンチサイクル」とある。

自転車の依頼にファッション雑誌が見本になる、というのは今日的なんでしょうな。

最初の悩みはピストかロードか?

背格好がたまたま一緒だったので、自前のロード・ピストで乗り比べてもらった。そしてロードに決定!

さて、あとは金なんだが、どんな金?というとりとめのない話が続きましたねえ。

というのもさ、金というのは使い方間違えると、どこぞランドではないが、非常に成金的というか、逆に安っぽいというか、むしろ下品に転落することもありますからね。

そうそう、手首の金の鎖をしている人って二人種にきっかり別れますよね。自然と似合うかゲス野郎か、の二人種に。あれなんだよな。

ただ、一見してこのK州さん、前者に分類される美男子でしたんで、所有に関しては問題ない、とは思いました。

あとは、どんな金か。インゴットでも、クスミ系とポリッシュ系がありますが、どちらか?
最初確かポリッシュ路線で始まったんですが・・・。

この依頼の金自転車、何が苦労したかというと、塗装だったんですね。最初はポリッシュ系ということで、外国産のメッキタッチの金塗装を施したんですよ。
これが美しい!ちょっと惚れ惚れしたんです。これならいける!意外と短期間で納車できるかも・・・。

ところがクリアコーティングの時に、うそ!と震撼する。
な、なんで!

やっぱり塗料はケミカルなんですね。組み合わせが大変なんですよ。ある塗料はある塗料にとっては剥離剤になる、などということは今まで何度もありましたが、今回も・・・。

それを最初からやり直せば良かったものの、ちょんぼして、部分修正をしたりしたもんだから、アチコチがヘンテコに。

しゃーネー、また剥るか・・・、でも手間がなあ・・・。

結構皆さん再塗装して!なんて気軽に言いますが、何が大変てあの剥離ってーのが一番大変なんですよ。

ブスッとしながら全剥離で、再塗装。
国内の金系ラッカーで、一転して今度はクスミ系で。
しかし、これもクリアとの相性がありまして、どうしても黒くくすんでしまうんですよ。
コーティングとしては申し分ない、ただ色が・・・。

その間に依頼主のK州さんから、やんわり「どうなっています?」のご連絡。もうこうなると蕎麦屋の出前ですね、「エエ、もう少しで・・・、ハイ」。

結局三回剥離して、妥協の一台ができあがったのが、この5月。なんと半年お待たせしてしまった。

あくまでも妥協の一台なので、披瀝するのも実は気が引けるんですが・・・。
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前置きが長々と続きましたが、こんなもんですね。

別角度から、エイ!
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フレームはもちろん、ホイールのリムも金です。
ハンドルは、ピストハンドルの400を使いました。ちょっと加工しているんです。ステムの根本の辺りを黒と金粉で・・・。
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ここでも、バーテープも金です。もう金金金!

デキに関しては六割ですね。近くで見ると、ごめんなさい!という箇所もあったりします。

コンポは現代的なティアグラ。あとは、ピラーを金にしたいとのことですが、これはポジションが決まってから、金塗装しましょう。ミリ単位で調整したら、絶対動かさない。動かすと剥げるから。絶対動かさない!というポジションが出るまで乗り込んでください。

半年、別仕事をしながら、脇で結構ハラハラ、ドキドキの一台。デキはどうであれ、カワイイ一台です。

そして何よりも、持ち主が「想像以上」といって気に入っていただいたこと、まあ、第一幕よしとしましょうか。
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黒虎兄弟 分裂号

一部ご好評を得ています、黒虎の兄弟達の紹介です。

今回は分裂号。どこが?

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尾っぽの部分から背中にかけて、赤いんです。
で、

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前足から頭にかけてが白系なんです。

それで、全体像!
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前と後で別れたような色の構成、これを称して分裂号と名付けました。

足回りを替えるだけで、自転車の雰囲気も走りもガラリと変わりますね。

六月以降の入荷は、白系とグレー系と聞いており、本黒系の予定はないそうです。まだ若干黒系フレーの余裕有り。また大部分に人気の組みにくいこのディープリム、上記色のペアなら一つに限り在庫有り、です。

しかし、昨日のツアーオブジャパンの観戦により実感したこと。スポーツ自転車の美しさの神髄、それはエンジンたるライダーにあり!ですね。
これは単純に筋肉や身体のみをいうのではなく、フォーム、スタイル、自転車に対する姿勢、生き方、そうしたものすべてを含んでいるよう思います。パーツやフレームだけが自転車じゃない、ライダー含めて自転車なんですね。あらためて・・・。

27日日曜日 ツアーオブジャパン観戦

5月27日日曜は、朝からツアーオブジャパンの観戦に行こうと思います。http://www.toj.co.jp/

最終日の東京ステージです。今イタリアでは最高峰クラスのレースをやっていますが、この日本でもUCI公認レースが行われています。

7つのステージで行い、その総合を争うレースなのですが、この日は最終ステージで、日比谷から出て、大井埠頭を周回するコースをとります。

そこで、この周回コースの大井埠頭に行って、レース観戦しようと思います。プロのロードレースを見てみたい!という方は必見です。東京の公道でこれだけのレベルのレースが行われるのは、たぶん一年でこのくらいでしょう。

このプロレースの前に、市民レースがありそこから観戦を始める予定ですので、少し早めに出ます。

少々慌ただしいですが、観戦後希望の方は当日朝七時半、当店集合ということで、お願いいたします。
また現地で!という方は、埠頭にてご連絡いただければ、そこで合流ということもできますね。

集団が風を切って進む音、スプリンターが地を蹴ってポイントを取りに行く音、レース後の選手の引き締まった身体など、実際にいかないと絶対に伝わってこない、レースの醍醐味を体感しに行きましょう!

というわけですので、27日日曜は当店お休みとさせていただきます。

黒虎 短足兄弟

黒虎は飼い主の要望によって、百面相のように変化します。
今回のは・・・。

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ここでも、よく見るフラット系のきょうだいなんですが・・・。ちょっと今回は違うんですよ。
これ!20070524122156.jpg

わかるかな?
今回使ったのはとても短いグリップなんです。大人の手で握ると、手が溢れてしまうような感じ。そんなわけで、それに合わせてハンドルもちょん切ったので、スッゲー短い形体になりました。

遠景です!

20070524122210.jpg


たまに町でも見かけますね、かなりカブイタ短いバー。
とうとう当店からもお目見え、というわけです。
まだまだ続く黒虎ヘンゲ!

誌上に登場

「自転車日和」という雑誌をご存じですか?連載いただいている「自転車生活」のライバル誌だそうです。

競技というよりも、緩く自転車を楽しむことを推奨するタイプの雑誌ですね。

ご存じの方もおられると思いますが、当店所有の庭はとても広いんですね。それも芝生でオットリと雰囲気が良い(手前味噌)。
よく雑誌か何かの撮影が行われるんですよ。

で、この春上記雑誌の撮影があったんです。
コチラがちょうど外でメッセンジャーI原さんの自転車をいじっている時でした。

男女二組が楽しそうにパチパチと。

「なんの撮影ですか?」と話しかけて、素性が分かった次第。こちらも名刺渡してしっかり営業しましたが。

その後、スタッフの女性にトイレ貸してあげたからかな?
当店の背面がしっかり写真として載っていました。
目立ちませんが、19号棟が写っている写真のすみに、写っています。

この雑誌の特集に「シングル化」も出ていたんで、「自転車生活」の二月遅れって感じもしましたなあ。

情報という名の鍵

一日経ちましたので、以上、打ち切りです!

また忘れた頃、登場させます。

珍しくコメントが付いてるぞ!

サンレンショーいじり

「三連勝のフレーム落札したんですけど、シートステーに刻印がないんですよ、これって本物ですか?」
という突然のお電話より、ご縁がつながりました。

「かつてありましたが、古い三連勝の中には刻印のないものもありますよ、気になるんでしたら、車体番号を直接ビルダーさんに問い合わせてみたらいかがです?」と。

後日、「三連勝間違いなかったです、でも・・・、三十年前のもので、トップチューブの入れ替えが行われたみたいなんで、ビルダーさんとしては使ってもらいたくないなんて言われまして・・・」ご丁寧なお返事。

そのまた後日そのフレームを持ち込まれてきました。
青でちょっと部分的に塗装が浮いていましたが、まあ街乗りなら使えなくもなさそうな。それからが、どうしよう?の連続で、面白かったですねえ。

ちなみに、ヤフオクで落札してようなんですが、大人気の三連勝、片手以上したみたいなんです。

スゴイネー・・・。三十年前のしかも110ミリのフレームが・・・。まだまだピスト「ブーム」は健在なり。

問題は、このせっかくの三連勝を剥離してリペイントしようか否かでした。

三連勝だから!高価だったその象徴たる三連勝を剥離していいんですか?とこちら。

マスタードイエローが好みなんで・・・、と色を主張されるお客さん。

ちょっと押し問答して落ち着いたのが、以下の自転車でした。
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色はマスタードになっていますが、ヘッドチューブをご覧ください。なんと!三連勝のシールが・・・。

そう、色は好みを通して、三連勝ブランドもしっかりとカバーするためにシールを持ってこられた、というわけなんです。
お見事・・・。

んで、全景。
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こんな感じに仕上がりました。
イエロー以外はポリッシュ系の銀で決めています。
パーツも結構クラシカルなものですね。

できる限り、お客さんのお好みを重視する、別の見せ方ができない限り、これを徹底する、というのも店の在り方なんですね。

非常に楽しい優柔不断な制作過程でした。

青虎 シングル化

これも面白い仕事でした。20070514163751.jpg

かつてサエコのチッポリーニから人気に火のついたキャノンデールです。

これをシングル化できないか?という相談。
できれば、テンショナーなしでとのこと。
ホレ!
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お見事!スッキリですね。だんだんコツが分かってきました。
チェーンとギヤ比とチェーンステーの長さで決まりますね。

ハンドル付近はフラット。
20070514163800.jpg

キャノンデールのフラットハンドルって、ちょっと目を引くでしょうね。

持ち主のN藤さんは、これにピストハンドル装着も考えておられます。

キャノンデールなのにピストハンドル・・・、ロード派の人からすると、ヘェーという感じでしょうね。

確実にシンプル化の層が沈殿しつつあります。
眠っているロードフレーム、捨て置かれているセカンドバイクにこのシンプル化、いかがでしょう?

白虎誕生

好評をいただいています、黒虎、これはもう当店の顔となりつつあります。
しかも、乗っておられる方々の様々なバリエーションがありまして、一台ずつ並べて写真を撮ったら、さぞかし面白い展示になることでしょうね。

虎といえば、極寒のシベリアから中国・朝鮮・東南アジア・インド、そしてかつては南のバリ島まで分布していたんで、なんだかそうしたバラエティーを象徴しているようです。

で、白虎の誕生です。
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毎回この形で出るかはわかりませんが、
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赤白黒の三色で今回まとめていました。
といっても、飼い主のK澤さんのセンスにおんぶにだっこだったんですが・・・。

パールホワイトということで、リペイントの手間が半端でなく、量産して行くにはさらなる研究も必要となりますが、取りあえず、この路線が一つ増えたということで、当店の完車のバリエーションも広がったというわけです。

今回この白虎、在庫しておりますので、気になる方はご連絡ください。

最後に後ろ姿をば!20070512200505.jpg

それなりの気品あり!

黒虎出荷ラッシュ!

黒虎の出荷ラッシュが続いています!
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たまたま、三種がそろいましたんで、くどいようですがご説明します。

まずはフラット。

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最近結構ご要望が多いですね。
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もちろん、この長さで行くはずはないです。当然切りますでしょう、最近の傾向では。

これはお客さんの納車時に、その場でカットします。

その次、これはもう、スタンダードです。
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何も言うことはありません。

で、次、これはかつては黒カマキリという名前を付けていましたっけ。
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これは少し変速で、ブレーキレバーが手元にあるタイプです。通常はハンドルの先に付けるんですが、こういうのもありです。20070510211550.jpg


これにロードハンドルバージョンが加われば、黒虎シリーズほぼ完璧ということになります。

今回はこれに白虎が加わります。
これは土曜以降アップしますので、お楽しみに。

上記虎シリーズですが、キャンセル連中が出たお陰で、まだ少々余裕があります、サイズは・・・偏っていますが・・・。もし、ご関心のある方は当店までご一報ください。

小さめをかぶいて乗る、というのでは面白いのがそろっています。と、いうことで!

当店自慢のお変わり自転車その二

まずは見てもらいましょう!
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かわったフレームだなあ、ということはお分かりだと思いますが・・・。なんだろう・・・?

少し詳しい方なら、これって一昔前のトライアスロン車じゃないか?と思われるでしょう。そうなんです、これはソフトライドという制作意味がよく分からない自転車なんですね。

アイアンマン式のロングトライアスロン向きですから、完全独走を想定しています、そういう意味でホイールは650を履いていますが、よーく見てください。

車輪の偏りがあるのでちょっとわかりにくいかしら?
よーく、よーく見てください。

わかりました?そうなんです、この自転車前と後の車輪の径が違うんです。

ファニーバイクって聞いたことあると思います。前輪と後輪の大きさが異なるものですが、通常前輪が後輪より小さく、より前傾ポジションが取れるようになっているはずなんですが、これは・・・、逆なんです。つまり、前輪が700cで、後輪が650cという大変則な本当の笑えるファニーバイクなんですよ。というか、自転車の古典にあるダルマ自転車、オーディナリー型のこれは現代版といっても良いです。

このフレーム持ち込まれたお客さん、最初はピストに乗りたがっていたのですが、あまり中古市場に興味を示さない店主を見限ってか、ある日、このフレームを持ってこられました。

そして、「前だけ700cってかのうですかね?」と少々イタズラっぽい笑みを浮かべて尋ねてきたんです。

それ・・・、本気?
うん・・・。

ならヤッカ!と即断したんですが、これもまあ、大切な発想の展開でしょうね。固定を楽しむのにピストフレームでなければならない必然性なんて、ぜんぜん無いんです。

いっスねえ、こういう飄々とした選択って。時流のバカ騒ぎから一歩引いて、自分の本当に乗りたいタイプの自転車をイメージできる力というのでしょうか?

そういうのを応援しますよ、これからも!
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これもテンショナー無しに、固定化できました。
結構スッキリしてシンプルで良いですね。

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ハンドル回りは、ピストハンドルの加工ブルホーンに、ケングリークのちっこいブレーキレバー。


サドルはヘビのように伸びたカーボン棒に乗っています。20070502150741.jpg


乗って体重かけると、かなりしなりますね。そのしなりのリズムに乗って、自転車をこぎ続けるのかな?とさえ思うくらい、上下にビンビン来ます。

かなり押し上げても大丈夫でしたね。

で、肝心な乗り心地ですが・・・、視界が開けますね、そこそこ前に出ます、サドルの上下が木馬のような遊具を連想させます。そして、何というか、世の中をかぶいているようで、楽しいです。

てなわけで、こんな自転車もお客さんからの注文にお答えしたもの。まさに練習問題をいただいているようなものです。明らかに無理なものはダメですが、こんなのどうかな?なんて思っておられる方は、相談方々一度おいでください。

さてこのヘンテコ自転車、今後どんな展開をしていくかはよく分かりませんが、自転車の、そして固定ギアの可能性を示してくれたことは確かですね。

マウンテンフレームの再利用にしても、この自転車にしても、ピストフレームが高い内は、こうやって遊べばいいの!って感じですね。もう痛快!の一言です。

これからも、こうした奇抜なアイデアを大募集します。一緒に遊びましょ!

まずは、K瀧さんありがとうございました。安全第一で乗ってくださいよ。
まあ、これだけど派手だと、盗難の心配はないかな?

当店自慢のお変わり自転車その一

ストリート系ピストブームが続いています。それにはほとんど関知しませんが、そのあおりを受けて、センスの良い自転車も出現していますね。
入り口はどうであれ、自転車を生活に取り入れて、大切に乗る人が増えてくれることは、嬉しいことです。

ただ、フレームはまだ高いですね。まあ、これについてもいずれしっかりと論じなければならないでしょうね。

つくづく思うのは、当店はお客さんに恵まれています。電話やメール上では、変わった方もいらっしゃるようですが、こと直接ご来店くださるお客さんには、いつも敬服させていただいている次第です。

そうした恵まれたお客さんの一人が色々なアイデアを持って当店を訪れます。

で、今回二回特集で、変わったアイデアによってつくられました、お変わり自転車の特集をします。
その第一弾。

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これ固定ギヤの自転車です、でもよく見ると、これはマウンテンバイクのフレームなんですね。しかもそのマウンテンのフレームに、700cのホイールをはかしています。一体こりゃ何じゃ?

発案は持ち主のM村さん。二ヶ月ほど前にご来店くださいまして、お手持ちのフレームで固定自転車作れないか?とのこと。見たらマウンテンバイクフレーム。エンドの問題などまあ色々ありますが、まずその発想が面白い!と店主は思った。

にわかピストブームで、なんでこれが?と思われるフレームまで、高騰しているさ中、そんな喧噪には目もくれず、涼しい顔して、全く別の発想を持ってこられた。これに協力しない手はない、と早速了承した次第。

あとは、このM村さん親鳥が巣に餌を運ぶように、当店に気に入ったパーツ類を届けてくる。こちらは135ミリのエンド対策に時間を使いました。

パーツで一番後発になったのが、チェーンリンク。
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どこで見つけてこられたんだか、とてもかわったものですね。110のPCDなので、コンパクトドライブのクランクに当てました。

ホイールは是非とも、茶のディープ、しかも700cがいいというので、ブレーキの位置を格上げする台座を付けました。
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しかし、Vブレーキは効きます。

ハンドルは短いブルホーンに、小さめのレバーで決めます。
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M村さんのたっての希望で、極力テンショナーを使わないようにとのことでしたので、半駒などを使って、スッキリとしました。
20070501211806.jpg


それから一点豪華主義!こういうセンスも好きだなあ、サドルには茶光りする、ブルックス、リムの茶色との相性がまたすこぶる良い!
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そして最後に、ちょっと宣伝も兼ねまして・・・。
ここをご覧ください。

20070501211905.jpg

はい、なんの変哲もない競輪タイプのステムですが・・・。
ア!っと気づかれたあなたは、ちょっとしたマニアですね。

通常マウンテンのヘッドチューブというのはオーバーサイズといいます。それに対してピスト車や古めのロードのそれは一インチということで、ヘッドのサイズが異なっているのです。

当然パーツの互換性はないんです、一見。

でももう一度見てください。オーバーサイズのヘッドに、ちゃんと一インチのステムが刺さっているでしょう?
ツーことは・・・、答えは簡単単なるスペーサーを噛ましているだけなんです。

ということは・・・、オーバーサイズのフレームにも、フォークのコラムをねじ切りにして、ヘッドパーツを交換して、スペーサーを噛ませば、ちゃんと競輪タイプの22.2のステムが使えるという訳なのです!

完成車で、オーバーサイズのピストなんてありますよね、当然アヘッドのステムが付いているでしょう?それを仕方なしに乗っている方って結構いますよね、そういう方にとっては朗報というわけです。

そのためには当店も、オーバーサイズ用のダイスを買わないといけませんが・・・。そんなこんなで痒いところに手を届かせましょう。

とにかく!こうした変わり自転車は、ご依頼がない限り、当店から自然発生することはありませんし、こうした公開をすることによって、様々な応用も可能になってきます。眠っているマウンテンフレームがよみがえる可能性も見えてきましたし、今使用しているマウンテンバイクの足回りを、お気に入りのベロの700cのホイールを履かせることもできる。マウンテンのテイストを活かしたラジアルタイヤの固定ギヤ、なんていうスタイルもできるしね。

何もピストフレームだけが固定じゃないんだ。

むしろトリックをやりたいなら、こうしたマウンテンフレームにラジアルタイヤを履かせた固定だって、けっこう面白いかも知れないよ、よー知らんがね。

とにかく豊かな発想は大切です、こうしたユニークな発想は大歓迎、ご依頼主のM村さん!ありがとうございました。お陰で上半期の記念碑的な作品になりそうですよ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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