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食事療法 |
多くの方から「拍手」やその他のやり方で励ましを受けている、T造さん。 手術は無事成功し、次の治療段階に入ったようだ。 治療は医者の担当する仕事、当然自転車屋の出る幕ではない。 できることと云えば、退院したらロードにするかい?というよう話ぐらいしかできない。 そういえば、今日は、あのアームストロングの原語の本を置いてきた。読める余裕があるときは、辞書引き引き英語の勉強にもなるからね。翻訳(アンチョコ)もおいてあるし、時間もあるから・・・。 自転車屋にできることなど、せいぜいこんなことぐらいだろうか? イヤまだあったのだ。それは食事。 なんで自転車屋が? そう確かに自転車屋と食事とは一見関係はない、しかし、自転車のエンジンは人体で、そのガソリンは食事なのだ! 少々強引だが、私はそのガソリンに届くような仕事もしたいのである! ご来店していただいたお客の中に、当店の棚にあるあの数万種に及ぶスパイス類をご記憶の方も少なくないだろう。あれは伊達に置いているのではない。 しかし、見舞いに行くたびに思うのだ、あの病院食とは一体何だろうか? ある意味、現代医学を象徴しているといえるだろう。 全く生気を感じさせることのない食事である。 栄養士らがついて、カロリー計算や栄養などもたぶん数値上の計算されてはいるのだろう。しかし、その中味はどう見てもカスカスだ。 私の米の師匠は、米を口にするたびに「これいつの米だ?」という。 あの病院食の米はいつ穫れた米だろうか? あの冷凍白身魚はいつどこで穫れたものか? どこの農園の野菜を使っているのか? 味噌は醤油は?その他の調味料は? その人の体やその他関係までを構成する重要な食事が、治療ということの脇にしか置かれていないのは一見して分かる。 むしろ、食事こそが治療と一体になっていないといけないはずなのに。 医者としては、目下の投薬や施した治療に関して影響を与えるような食事やその他の行為は邪魔なのかも知れない。 そりゃそうだ、人によって、条件が異なると、治療上のデータのばらつきにもつながるだろうしね。そう、T造さんの入院している病院は天下の大学病院である。 治療、経過、データ収集、統計的見解、これを取るには、一律条件で、できれば人体がニュートラルに生存していてくれさえすればいい、そんな条件を満たす食事が、これまた効率や業者の都合と合間っての、生気なしの病院食とつながるのではなかろうか? まあ、邪推はこのくらいとして。 昨年必死で作った、無農薬の玄米が当店にはある。 それで玄米がゆを作った。 それから本物の胡麻も。 通常売られているあの安い胡麻は、油を取った絞りかすだよ! ちなみに煎ってから胡麻擦りしてご覧なさい、いつまで経ってもシットリ来ないでしょう? あと無添加の梅干し、佐渡の藻塩、天日干しのシラスなど。 玄米と本物の胡麻と塩さえあれば、ほとんど完全食なんだそうだ。 確か、玄米と小豆と胡麻かな?これらを団子にしたものは、忍者の携行食だったとか。 そうした、出所、経過のしっかりした、まともな食事を提供することができる!という道が当店にはあったのだ。 で、粥を持って行った。珍しさも手伝ってか、食べていた。 ただ、二回目の昨日は、流石にまいっていたようだ。 そりゃそうだ、背中にピンポイントで核爆弾落とされているようなもんだからね。 化学療法のつらさは、多少分かる。 あの内部から徐々に蝕まれる感じは、陰惨だ。 足は温かかった。当然喰えそうにないが、作ったぶん置いていくしかない。 最悪固形物を口にできなくなったも、まだ手はあるよ。糠をいっておくから、水に溶かしてお飲み。 この手の治療で、民間療法ながら、玄米、米糠、塩などで治した人たちはいっぱいいる。縁起の良いことに、当店の大家さんはそうして生還した人でもある。 そして何より、先週月曜日、私はヘビによって起こされたのだ。子供のアオダイショウに・・・。流石に腰抜かし寸前だったが、ヘビは弁天様の使いだという、そういうのを眷属というのだそうだが、当店はそういう意味でも縁起が良いらしい。 そこで、これをお読みになっている皆様へ、食材に関する情報をくださいませ。 出所と、経緯、安全で体に良い食材の情報がありましたら、当店のお問い合わせメールより、お知らせください。 信じるしかない。信じることによる行為しかない。彼のことを、心の片隅でも思ってくれたら、それは祈りにつながるんですよ。 |
まずは第一歩 |
記事下の「拍手」というところで、かなりの励ましをいただきましたが、件のT造さん、まずは無事手術が終了したとのことです。 手術後、四日間の固定はさすがにこたえたようですが、動けるようになってから、ほとんど普段と変わらず、顔色もいいし、やつれた様子もなく、出されたご飯は時間をかけて完食していました。 手術をくぐった病人臭さが全くない、若さによる回復の早さなのか、本当に瞠目もんですわ。 ただ、まだ結果がすべて出たわけでもないみたいなので、油断は禁物。慎重に回復を見守っていきたいところです。 枕元に大宮神社のお札が一枚、なぜか十字架に絡んで釣る下げてあった。 ご祖母がクリスチャンで、自分が神社に祈りに行ったそうだ。 「高校生にしては210円、高いお賽銭でしょう?」 この一言に、彼の子鹿のような心臓が、不安と孤独を前に、どれほど打ち震えたか、想像す。 見舞いの帰り、同じ大宮神社に立ち寄って、「先日来ましたT造さんですが、何分よろしく」と手を合わせて帰りました。 「元気になったら、もっと体を大切に生きていきますよ。」 二十代、さんざん不摂生しまくって、三十代、その反省から、いきなり健康に目覚め、正しい食事と運動を始める輩が多い中、十代後半にてそんなことを悟ったとしたら、コヤツ本当に将来が怖ろしい。 世は終戦記念に向けての特集が多いのか、特に日本放送協会はキメの細かな検証番組をやっているようだ。 その中で、かつての大日本帝国は二十歳から四十まで、兵役義務があったということを知った。 齢四十を超えた今、かつてならもう私には召集令状(赤紙)が来ないことを知って愕然とした。 二十代の若者を戦場に送っておきながら、果たして四十のオヤジがノウノウと生き続けることができるだろうか? 「ガキどもの出る幕じゃねえ、俺らオヤジ連中が先行って片付けてきてやらー!」と、啖呵切って、往生際悪く戦地で野に垂れるか・・・。 誠に戦争の正当性も考えないくだらん戯言だが、だたしかし!既得権益バリバリの世代が引き起こした戦に、まだ右も左もわからん二十代、いわんや十代を狩り出すわけにはいかんだろう、それだけはなんとしても阻止せねば、四十代のオヤジとしては・・・。 季節柄か、柄にもない展開になってしまった・・・。 しかし病も一種の戦争か、体と国の違いはあれど、被った個人にとっては不条理以外の何者でもない。 代われることのできない他者の不条理の脇に立つ・・・、今夜は「祈り」について考えてみるか・・・。 |
走れ!Tゾウ! |
Tゾウさんは当店の若手ライダーの四天王クラスのお客さんだ。 ただいま高校三年生、大学受験を控えた有望株なのだ。 自転車の改造を待っている間、間近に試験が迫っていた「化学」の教科書を読んでいた。そういう学生は好きだ。 そしてヒョンな事で、英語を指南したこともあった。 一からやったら長くなるなぁ・・・と少々難儀にも思ったが、それは杞憂で終わった。 この学生、ものの二時間で学習法を体得した。 理系分野、機械系?ウーン、マア、何になろうと伸びしろのある学生であったのだ。 それが「この人にしてこの病あろうか!」と、背中にできた腫瘍のため、今歩行も困難になりつつある。 今入院中、明日腫瘍の摘出手術が行われる。 その腫瘍が良性ならラガーマンだって、プロレスラーにだってなれる、回復する。 悪良の判断のつかなぬ今、彼がどれほど不安で眠れぬ夜を過ごしているかと思うと、張り裂ける。 先の見えない病にある夜は怖ろしい。くぐった者でないとわからない。 夜のたまる地の底で、死と向き合う、一人。 ※そんな夜は、「死ねないことの恐怖」を考えて、私は変なバランスを取っていた。今、もう暫く生きられるであろう私は、あの夜が妙に洗練されてある。何かわからぬが、あれが一つの核であることは確実だ。これをどう描くか、いくつかある私の課題の一つなのだ。 成功し! 良性だ! リハビリだ! そして回復!!! パンクして後方にさがった選手が、集団に復帰するように、快復後は一心に走れ! 一度病をくぐった奴の成長は怖ろしいほど楽しみだ! いいぞ! サポートしよう! だから回復せよ! 祈る 絶対 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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