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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2007年09月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自転車競技 世界選手権 

この九月三十日の日曜日、多分夜の8時頃からだと思いますが、自転車競技の世界チャンピオンを決める、世界選手権が行われます。

日本からは宮澤崇史、新城幸也、別府史之の三選手が出場します。どれも若手で、バリバリの選手。

新城君はツアーオブジャパンの東京ステージで優勝した期待ホープ、石垣島出身じゃなかったかな?

別府君といえば、言わずとしれた日本のトップライダーの一人でしょう。ツールドスイスを完走したんだからねえ・・・。

そうそう、出場前の別府君のブログです
http://www.fumy.jp/blog/

仕上がりも良さそうですね。

優勝候補はいつもながらのイタリア選手団、ただしみんなエースクラスの実力の持ち主なので、ベッティーニの連勝に意思統一できるか?

そんなことよりも、この三人が少しでもいいから、逃げに乗ってレースの展開を作ってくれたら、もう言うこと有りませんなあ。

放映は阿佐ヶ谷のいつものハブです。
http://members.jcom.home.ne.jp/bankouka/

安いワインでも飲みながら、世界戦でもご一緒に応援しましょ!
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この土日

なんか知らんが今日は暑いなあ・・・。

とはいっても、サイクリングシーズンの到来です!
愛車の確保、管理、改造など、当店もこれから忙しくなるでしょう・・・。

そんな中、大変申し訳ありませんが、この土日、稲刈りのため新潟の川口町へ行って参ります。

今年は、商売繁盛とアチラの都合上、主体的には関われませんでしたが、米作りは・・・大切ですね。来年はちょっとこの辺のこと、考えないと・・・。

手で稲刈って、それを束ねて、山から下ろして、ハザに掛ける。十日ぐらいしたら、脱穀、籾割りとようやく玄米になります。白米で食べる場合は、これをまた精米するんですね。

田植えは軽労働ですが、稲刈りは重労働です。なぜって?刈ったばかりの稲は水を含んでいて、重いんですよ。

そんなことも、来年体験していただくかもです。

狸サイクルは自転車と食をつなげるイベントを、今後本格的に始めていこうと計画中。その一環として、秋の稲刈りは大メインイベントにしたいです!

さて、どこの誰から水田を借りましょうか?そんな段取りもしてきます!

ということで、申し訳ありませんが、この土日は店を開けませんので、ご注意ください。

落札その後のメンテナンス

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今から十年ちょっと前の、当時の戦闘バリバリのロードレーサーです。

フレームはサンレンショウのクロモリ、そしてコンポは
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7400系のデュラエースです。今のデュラからは二世代前の8速式時代のものです。

これを持ち主のN雲さんは、なんと七万代!ヤフオクで落としたというんですから、強運の持ち主でしょうね。

これを当店に持ってこられて、「シングル化できませんか?」とご要望。

デュラエースといえばロードコンポの最高峰、まだまだパーツもきれいだし、シングル化にはもったいない、このままで乗りなさい!と独断で判断、ちょっと押しつけちゃったかなあ・・・。

しかし、それより何より気にかかったのは、ヤフオクで落としたものをそのものとして乗っておられたこと。これじゃあ、さぞや辛かろう・・・。

で、できたのがこれ!
ステム・ハンドル回りです。

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何か特別のことでも?と訝しがっておられるでしょうね。
そうある意味では、特別でもなんでもない、通常の仕様です。

でもその落札直後のパーツと比較してみると、まずステムですが・・・、

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なんと市販最長の130ミリのステムです、それと90ミリのものとの交換です。並べてみると本当に長いですね、物干し竿です。

それとハンドル回り、
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これも重ねてみると、取り替えたハンドルの内側にスッポリはまるくらいのもの440ミリはありましたね。ハンドルの両サイドを持つと、なんだか腕立て伏せしているみたいでした。

フレームサイズが550くらいなので、このハンドルステム仕様で乗っていた元所有者は183センチ前後のかなりの大柄の方なのではないかな?もしかして外人さんとか・・・?

全く専門外のものを落札してしまうと、まあ、こんなもんだろう、と素人判断的に納得してしまうんでしょうが、やはり餅は一度は餅屋に見せた方がいいようですね。

最初にN雲さんが来られた時、ステムを緩めてハンドルを高めに設定し、そのハンドルの角度を送り気味にしただけで、「こんなに違うんですか?!」と驚いておられました。

そうなんです、ロードはそうしたポジション出しが、命なんですね。ステムもハンドルも大きすぎますから、次回取り替えましょう!と今回その実現となったわけです。

今回はパーツの他、ワイヤー類もすべて交換しました。特に見えないところでのインナーワイヤの損傷など、変速効率にだいぶ影響しますし、ワイヤー交換の際に、前後のディレーラーの掃除や整備もついでにできますから、こうしたことは大切ですね。

ネット上のオークションがこれだけ盛んになると、商品知識の明るくない時点で、ものを落としてしまいがちです。
中には掴まされものも少なくないでしょうな。
※ピストフレームの中には、こんなの出すなよ!というようなものまで混入していることもありました・・・。

そうした失敗も勉強の内なんですが、少なくとも、素人同士でやり取りした後は、一度必ず玄人に診てもらうことをおすすめします。

間違ったパーツの取り付けや、体に合わないポジションで乗り続けるようなことをしないように。
また、それが安全走行を脅かすようなものだったら、取り返しの付かないことになりますからね。

繰り返しますが、よほどメカいじりに自信がある人、またはそれ相応の工具を所有している方以外は、ヤフオクなどで落札した自転車・パーツ類は、一度近くのプロショップに診てもらうよう、おすすめします。くどいかな・・・?
※そうした仕事をいやがるショップも確かに多いですが、地道に探してみてください。

変速効率も軽やかに、しばしのポジション出しの出た自転車でN雲さんは帰って行かれました。

あの熱心さとはまり方は、当店の準メカとして、いずれ助けてくれるだろう・・・というような予感を残してね。

イヤ、あの体型なら相当長距離踏めるようになるし・・・、もしかして数年以内にレースにも・・・、楽しみなライダーの誕生です。

二日連続! 事故多発!!!

残暑も一段落といいますか、これから秋の気配が足早にやってくることでしょう。

ひとまずは、ホッとしますね。

こうやって、気温が落ち着いてくると、サイクリングの虫が騒ぎ始めます。どこか行こうぜ!というのは、自らが発するのか、自転車自体が発するのか分からないくらい、秋は最高のサイクリングシーズンですね!

と、喜ぶのもつかの間、昨夜と今夜、当店の大切な常連さんが、お二人、立て続けに事故に巻き込まれました。

※実は、今週の日曜日にも一人のお客さんが歩道で車に巻き込まれました・・・。ちょっとお祓いでも・・・と考えますよ、これ。

お二人とも体のケガは大したことはなくて、まずは一安心です。

ただ、示し合わしたように、アラヤ系のリムを曲げてしまいました。

一人は応急的なテンションあげで乗れるようにはしましたが、もう一人の方のホイールはもうお釈迦のようです。

これまた、示し合わしたかのように、両事故ともに低速での接触、それだけに被害は押さえられたんだと思われますが。

そして、これまた、またまた、示し合わせたかのように、御両人共に、事故に巻き込まれたことのショックと、その時の恐怖について、語っておられます。

御両人ともに、想像力が優れておられるようで、今回低速だったから良かったものの、これが全速だったら・・・、と改めて、膝をふるわせながら、反省をされておられるようです。

本当に体に大事がなく良かったと、思います。

これを機に、自転車保険、ヘルメットの着用などを真剣に検討されるようです。

しかし、こうした検討ができるのも、大事がなかったからで、もし一発めが大事故であったら・・・、考えるだに怖ろしい限りです。

これを読まれておられる方も、有形無形の保証をしっかり付けるということを、真剣に検討されて、再度これからのサイクリングライフの充実を目指していただきたいものです。

過去に書きましたが、いか、再度ご参考にしてください!頼みますよ!

http://tanukicycle.blog75.fc2.com/blog-category-19.html

軒先自転車 実はその二

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なんか背景の芝生にとけ込むような、すがすがしい美男子的ロードですね。

これを称して軒先自転車ということにしましょう。

この作者は、私ではありません。
当店の、準従業員、といっても給料払っていませんが・・・、S田さんの作品です。

小田急線沿線に捨て置かれていた、黄色いロードレーサーを見つけて、駅員さんにちゃんと断って、引き払ってきたものです。

あと数日で粗大ゴミ行きだったんですが、その命を救ったんですね。

で、なんで軒先自転車か?というと・・・、これを当店に持ち込んできて、剥離と塗装を当店の軒先でやったから、というまあ、単にそれだけのことなんですが・・・。

元々自転車いじりの巧みなS田さんなので、放っておいても、それなりの水準でこなしていくんですが、ヤスリの番数やスプレーのコツなんかをちょっと耳打ちして、できたのが、この自転車なんですね。
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この辺なんかちょっとプロ並みの腕が見え隠れしますね。

塗料も、これまた凝ったもので・・・、この辺は秘密ということにしましょう。

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ハンドル回りをクラッシック風に仕上げるなんていうのも、彼のハイセンスの表れで、お見事!の一言ですな。

あともう一点はここ!

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スポークの交差の中心にさらに一本通している、カンパの完組風のホイール、これも彼の作です、全くもう、ショバ荒らしだよなあ・・・。

こんな彼だから、当店の正従業員に・・・、とも考えるんだが、せっかく大学院出て、高等教育受けてきている彼に、就職先がフレーム磨きというのはちょっとというか、だいぶもったいない。

少し社会に能力をお返ししてきてからでも遅くはないかも・・・。

そんなわけで、当店の軒先でお客さん自身が主体となって作る自転車のことを、軒先自転車ということにします。

となると、遡ってT原さんの夏休みの工作、小径車も立派な軒先自転車の一台でした。

ただいま途中ですが、S木さん、M上さんのお二人が、軒先でがんばっています。

まだ暑い中、でも日の落ちるのが早くなってきた、当店の庭先で、数人のお客さん達と作る自転車というのは、実に楽しい作業でもあります。

こんなにしてできあがった一台、皆さん大切にするでしょうね。私の思うつぼですわ。

あくまでも自分が主体で、でも分からないことなどを習いつつ、アイデアを共有しながら、一緒に自分の自転車を作りたいとご希望のお客さんがいましたら、気軽にお声をかけてくださいね!

儲からないが大切な事業の拡大だ!!!

シングルマウンテン BMXみたい

随分とお待たせさせてしまいました。
マッドブラックの塗料がなかなか手に入らなかったので・・・、ごめんなさいね。

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今年の初めの、T造さんから始まった、マウンテンのシングル化です。

テンショナーも使わずにシンプルにできました。
なんかBMXみたいでしょう?

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ハンドルも幅を短く切って、例のごとくです。
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持ち主のMさん、だいぶ気に入ってくださったようです。
慣れないシングル化でなんと当店から安孫子までお帰りになられました。

あの六号線、水戸街道というのは決して走りよくはありませんが、無事ご帰還したようで、一安心です。

あとヘッドパーツをいいのに変えませんと、今回はごめんなさい。

また安孫子よりご足労お願いしますね。

今自転車はシンプルブームですね、とくに日本では。
今ゴテゴテのマウンテンやダウンヒルバイクの雑誌などは本当に売れなくなっているようです。

ピスト・シングル、これらがまだ人気有るようですが・・・、でもまたアメリカではマウンテンブームが再燃しているようですよ。

すると数年前のように、大した坂もない都会の道をダブルサス付きのダウンヒルバイクが滑走するのでしょうか?

ロココからバロックへ、華美からシンプルへ、人間の歴史は振り子のように繰り返すか?イヤ、螺旋のように進むのでしょうか?

まだシンプル路線が続くようですが・・・。

この三連休の営業

まだ、コンピューターの完全復旧には至りませんが、慣れない別部屋からのお知らせです、この土日月の当店の営業予定です。

二十二日土曜日は、午後より外回りの仕事に出ます、夕方六時前に戻ります。

二十三日日曜日は、とある落語会の裏方をつとめますため、一日休業とさせていただきます、ごめんなさい。

二十四日月曜日は、一日中外で作業等をしていますので、ご用のある方はご来店をお待ちしています。

ということで、宜しくお願い致します。

狸サイクル 店主 遠山健

メドがつきそうな・・・

只今ご迷惑をおかけしています、パソコンクラッシュにて、復旧の最中で・・・。

ただ、同じ型の機種を見つけましたんで、それに乗り換えて・・・、どうにか、と考えています。

まあメドが付いたということでしょうか。

しかし、自転車にしてもパソコンにしても、自分の性格というか性癖の影響を受けますね。

私は何が嫌いといって、出来合いの宛いぶちっていう奴が我慢がならないんですね。

だから、自転車は一から自分で作りたい、それがダメでも改造ぐらいは自分でしたい、こんな動機が当店の開業の元になっています。

パソコンも同じ、大手の使わないソフト満載の重苦しくも仰々しい、身分不相応で、某OS会社と結託したような出来合いパソコンなんて、例えシステムが安定していたとしても、手を出す気にはらないですね。

自分で組み付けたんだから、何かあっても自分で復旧できる、そういう一台が理想的です。

だから、秋葉へ行くと裏通り、怪しげな中古市場なんかにどうしても足が向いてしまうんです。

今回の反省!クラッシュパソコンは当然中古だったんですが、だからといって大手の新品は絶対に買わない!

自分の使い勝手の範囲内、最小の機能を入れた、軽くて、バックアップも楽なもう一台のスペアパソコンを用意する!以上。

ある意味で全然反省していないかも。

しかし、パソコンを使って高度な作業をしていない私のような人間には、それにふさわしいものでいいんです。

日本語変換効率の良いソフト、軽いエディター、通信機能、ネット覗き、あとちょっとHなゲームが出来る程度であれば、それでいいんですよ。

間違ってもF1クラスの車で、コンビニいって牛乳を買いに行くような使い方はしたくはない!

同じく、レーサーでもないのに、決戦用のワッパを常用して街道を走るようなこともね!

さて、現物が来るまでの辛抱です、紹介したい自転車があるんですよ!
これがまたなんともオリジナリティーに溢れた・・・

乞うご期待!

パソコンクラッシュ中

平生、お世話になっております。

只今、当店のパソコンがクラッシュしている最中ですので、メール等でのクイックな対応が出来にくくなっております。

復旧に心血注ぎますが、しばらくの間、電話・携帯等にてご連絡頂ければ幸いに存じます。

復旧し次第、当HPにて、ご報告致します。

しばらくの間、ご面倒おかけしますが、宜しくお願い致します。

狸サイクル 店主 遠山健

気づけば本格レーサーだった・・・

秋の日はつるべ落としといいますが、本当六時を過ぎると、カーテンがかかるように急に暗くなりますね。

そんな中で撮ったものだから、ちょっと見にくいですね。ごめんなさい。

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ピンクのレミントンのフレームに・・・、これが組み上がってみれば、かなりのレーサーなんですよ。

まずリム。
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マビックのCXP30、30ミリのディープリムに、28ホール。

最近多くご依頼いただく、カラフルなアレに比べると、その精度の良さ、バランスの良さはさすがにマビック!老舗ですね。組んでいて楽しいです。サラリと組めてしまいます。なんでしょうね、あの感触は・・・。

そして、28ホールのハブとして、なんとデュラが・・・。
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スモールフランジですが、もちろん玉当たりなんかはもう、最高です。ちょっと粘り着くような安定感を持った、あの滑るようなベアリング・・・、最高の組み合わせでしょう。

この足回りは贅沢ですね、実業団選手の練習用の装備と言ってもいいかも・・・。

クランクも・・・。
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スギノ75、プロ仕様ですね。

装備だけでなく、ホイールベースも凄いですね。
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前輪とダウンチューブ、

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後輪とシートチューブ、いずれも指一本も入らない程タイトに組めています。

試乗した感じも、足回りを中心に、安定感と加速感がバランス良くて、ちょっと街乗りにするにはもったいないですねえ・・・。できれば、バンクの練習会なんかにも参加して欲しいですよ。山おろしから五十キロ以上のスピードで下ったとき
、色々と性能の良さが分かる、そういう一台に、組み上がってしまいました。

持ち込みのパーツを見るたびに、このお客さんは競技でもねらっているのかな?と思っていましたが、当の持ち主のS木さんは、全くそんなこと意識していないようですね。完全に街乗り仕様で考えておられるようです。

さて、自転車がライダーの志向に従うか?逆にライダーが自転車にそそのかされてバンクに向かうか?

そのくらい、自転車自身が走りに集中していこうとする一台なんです、まるで意志でもあるかのようですね。

妖刀ムラマサ、ならぬ、妖自転車ができてしまった・・・、走るよ、これは・・・。

アヘッドステムのノーマル化

おなじみ、何の変哲もないサーリーのピストバイクです。

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当然、あてがいぶちのアヘッドステムが装着されています。
ところが・・・。

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ステムがノーマル化しています。

今までご要望が多かった、アヘッドステムのノーマル化ですが、今回初めてやってみました。

今回こうやって成功していますが、無垢のコラムに最初からネジ山を切っていくのは、非常に難しいということが分かりました。

通常工具として持っているダイスは、あくまでも修正用のダイスですので、端からネジ山を切るためのものではありません。

大体こうしたダイスやタップというのは固い鉄で、精度がしっかりと出されているので、高価な工具の部類に属しますが、無垢のパイプにネジ山を切るのは旋盤のような機械がないとそれはそれは難しいということです・・・。

でもまあ、今回実現したわけですが、それには関係各位の協力もありまして、その筋には足を向けて眠れません。ありがとうございました。

ただ、ダイスの構造も多少分かったので、何度か練習を試みて、経験重ねて、その後にでも量産してもいいかな?とも思っています。

しかし、金属加工も奥が深い、こちらが踏み込むと、その世界はグッとその奥深さをのぞかせる、その分やめられないのだ・・・。

T造さん その後

各方面から貴重な情報をお寄せいただいています、栄養面、食材情報、おすすめの食事法、病に関する心構え、民間療法など、こんなにあるんだー、改めて感心するほどの情報量でした。

本当にありがとうございます。こうした皆様よりのサポートが、彼の回復への大きな力になっている、と確信する次第です。

さて、当のT造さんですが、目下の治療法にだいぶ耐性ができてきたようです。

治療当初、お見舞いの滞在時間は大体五分ぐらいでしたか。というのも、文字通り伸びていたんですね。心臓の鼓動のたびにズキズキと起きる頭痛と吐き気のために、食欲は愚か、会話すら困難な様子でしたから。せいぜい足でも握って、「また来るから」というしかなかった・・・。

何せ体の背面、三点に核攻撃を受けているんだ、それはいかに若い彼でもきつかろうよ。

その三点攻撃も今週で終わる。来週からは一点攻撃に軽減されるそうで、しかも治療スケジュールの半分を終えたと、精神的に余裕が出てきている様にも見えた、良い兆候だ。

まるでベトナム戦争に狩り出されている兵士が、カレンダーに×印をつけて、帰国を楽しみに生きているようなもんだろうか?

治療から帰ってきた彼の頭は丸刈りだった。お世辞にも顔色は良くないし、食事が取れないから若干やせている。しかし、丸刈りにすると精悍に見えるというのは不思議なものだ。高校野球のマネージャー?という感じかな?

ただ・・・、寝間着の肩には、短く抜けた髪の毛がふりかけのように散らばっている。治療の副作用だろう、聞いてはいたが、実際目にすると痛々しい。

しかし、耐性というのは凄いもんだ、同じ三点攻撃を受け、その疲労も蓄積しているはずの彼が、今回は横にもならず、ベッドに腰掛け、なんと一時間半も自転車の話で盛り上がったんだから。

退院したら、どんな自転車に乗るか、そういうことも彼を支えているらしい。本当の意味での私の出番だろう。

今はとにかく嘔吐感が怖いため固形物は摂れないという。しかし、こういう状態も今週までだろうと彼は達観している。来週から一点攻撃に治療は変わる、そうして食欲が出てきたら、またせっせと玄米の粥でも運ぶから、今週いっぱい耐えて欲しいものだ。

シャバに出たら、自転車で治そう!
それを合い言葉に帰ってきた。

今後、まだなにがどうなるか分からない。油断は大敵だ。しかし、今回の見舞いには一筋の光が見えたなぁ・・・。

走れ!T造!登りは僅か、あとは下りだ!

最近のお問い合わせ

ホイールに関するお問い合わせが最近増えています。

それがなんですが、前輪のみ、しかもカーボン製の高級ホイールへのお問い合わせが非常に多くなってきているんです。

どうも一部で、そうしたものが流行っているんでしょうな。

まあ、普通の街乗り自転車に高級なホイールをつけて、常用するというのは、現実的な問題としてあまり利口な選択ではないでしょう。

まずどうしても目立つので、盗難の危険にいつも苛まれることになります。

また、カーボンのリムだけで数万円、スポークの数が少ないので、ほぼ必然的にデュラエースなどの高級ハブを使用することになります。つまり非常に高額になってしまいます。

それでもなんでも、何が何でも!と思われる方は、
前輪ならロード・ピスト共通に使えるので、街道用に、ロードタイプのカーボンリムをおすすめします。

ピスト用のカーボンリムは持ってみれば分かりますが、とても軽量化されていて、耐久性ということからはほど遠い作りでしょう。

あくまでも、きれいに舗装されたトラック内の平坦な道を、競技時間内のみ高速で回転することだけを考えられて作られているので、上り下りの凹凸のある街道での走行は、設計上想定外だと思います。

トラックの競技会に行くと、こうした足回りは、メカニックや選手らによって非常に大切に扱われています。決戦用のワッパということで、ケッパとか言われていますが・・・。

練習用ホイールとはタイヤの軽重から、完全に分けられていて、保管も管理も厳重に行われています。

高圧をかけたタイヤを装着したまま、高温下に放置すると、タイヤがバーストしたりします。当然、むき出しの状態で炎天下に置くようなことは絶対にしません。

とにかく精巧で高価なものですから!!!

中には硬質のホイールケースに恭しく保管している人も珍しくはありません。ちなみに海外遠征などで、飛行機を使用する際には硬質のホイールケースが絶対に必要です。

そのくらい、扱いが厳密なんですね。もう精密機器といってもいいでしょう。

そうした精密機器にも匹敵するホイールが、トラックの決戦用ホイールの作りなんです。

そういう意味で、すでに街道の常用に、こうした高級ホイールをお使いの方は、そうしたことを十分理解した上で、丁寧に優しく、今後とも取り扱ってやってくださいね。

で、これから!という方は・・・、まあ、これも最終的には好みの問題なので・・・、でもまあ微妙ですね・・・、悪路での走行中の破損などは大けがにも結びつきますから・・・。

まあ、上記のことを考慮の上、慎重にお決めください。

と、先日、「マビックのオープンプロのリムありませんか?」という連絡を受けました。
あいにく無かったので、お断りせざるを得ませんでしたが、そのお客さん、できれば36hがあれば、ということだった。

久々に鳥肌の立つようなオーダーです。そうなんですね、街道をトラブルフリーで長距離を乗るんだったら、精度の良いこうしたリムを36本のスポークでガッチリ組んだものがいいんです。数万キロ乗っても問題ありません。

長距離トラブルフリーを優先するか、スタイルを重視するか、流行にいち早く乗ることをもってよしとするか、様々な優先順位が混線してきているようです。
これもまた、自転車文化が成熟化していくための、一つのプロセスなんでしょうかね?

ヴェルタ!

通常プロローグからはじまって、平坦コースのスプリンター達の饗宴があって、それから峨々たる山岳コースと徐々に始まるイメージの強いステージレースですが、ヴェルタは少し違いますね。

距離がまず短いです。

すでに三級クラスの山がボロボロ出てきています。

なのに、スプリンターのオスカル・フレイエがリーダージャージを着ています。
※スプリンターというと、体がでかくて登りが苦手!というイメージが強いですが、曰くヨーロッパのスプリンターは日本のクライマーより強い!とのことです・・・

本日ステージは、登りゴールの設定なんですが、それがカテゴリー超級、なんと13%を超える坂が延々と続くんだそうです。

さすがに今日バラけるでしょうね。

そんな感じで、結構楽しめます!

ではHUBにて!

三大ツールのスペイン一周

ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスに継ぐ、世界の三大ツールである、ヴェルタ・ア・エスパーニャ(スペイン一周レース)が開幕しました。

先の二つのツールに比べると、ちょっとマイナーな感じですが、無名であろうと、出ている選手の足は一流!ということで、学ぶべきことはおおいですぞ!

例によって、阿佐ヶ谷のHUBにて、夜十一時より二時間ほどの放映がほぼ二十日間、毎日ありますので、自転車レースに興味のある方は、是非観戦してみてください。

そのHUB
http://members.jcom.home.ne.jp/bankouka/

カレーがおいしい店で、赤ワインのボトルが一本なんと1300円!!!
ソフトドリンクも豊富で、シークワァーサーラッシーなんておすすめです!

では当HUBにてお会いしましょう!

当店初の小径車

更新しないと仕事をしていないように思われがちですが、裏で結構作っているんですよ。

ただ、夜にまで仕事が持ち越されると、暗いため車体の撮影ができない。だからアップできないということなんですね。

お客さんは、アップしてもらいたいために、後日必ず来ます!とはいうものの、お忙しいのか、それっきりの方もチラホラいらっしゃいます。でも来てネー!!!

で、今回は当店初の小径車です。

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でもかなり独特ですよね。

まずは機能ですが、これが固定なんです。

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元々七段ギアつきの小径車の全面改造バージョンですので、エンドが固定向きではない!
そこでハンコマなんかを使って、テンショナー使わずの、固定化ということですわ。

それからハンドルは、
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これは昨今はやりの、ピスト系ハンドルのちょん切りバージョン。まあ、ありがちですね・・・。

あと仕上げなんですけど、これが大変でした。
といっても私は直接手は出しませんでした・・・。

この持ち主のT原さん。学生さんで、時間はたっぷりある。
発想豊かなもんで、好きなことを言わせている内にこんなになってしまった。

ただ、やりたいならいいけど、時間あるから、自分でおやり!と突き返すと、自分でやります!と、これが結構がんばった。

基本的な工具の使い方などは伝授したものの、あとはひたすら時間をかけて、剥離と磨きを繰り返し、時にはブレーキ台座まで切り落としてのヤスリがけなども体験した。

この夏は猛烈に暑かったが、まさに夏休みの宿題工作のように、ほとんど毎日当店に通っては、炎天下、作業の連続でしたね。

本当よく頑張りましたで、その仕上げです。

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別角度から・・・。

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完全剥離して、磨きを入れたあと、なんとバーナーであぶって、炎による虹模様をフレームの随所に作ったというわけなのだ。

そして、クリアがけ。
学生らしく、塗装しては、乾かす時間読書して、また塗装、読書、塗装、読書・・・。

とできあがったのがこの一台という訳じゃ!

フレームの処理が終わったら、当店の登場、使えるパーツを組み付けて、完成に近づいていく、無言になるT原さん、理想が形になる瞬間、お客さんは無口になり、目だけが輝いてくる。

一方自転車の方だって、期待に応えようと、一層輝きを増してくる。

その二者が出会ったとき、「カチッ」というクリートがペダルにはまるような音がする。縁がつながった瞬間である。

この自転車の発案はなんと昨年の暮れ頃だった。できあがりが八月のお盆過ぎ。

月日と、発想、工夫と技術によって形になったものとの出会い。彼がこの自転車をおろそかに扱う必然性などどこにもない。一つのパートナーとなったに違いないでしょうな。

人とでも、ものとの間ででも、そういう出会いを、皆さん、していますか?

大量消費社会だの、高度資本主義だのと、疎外原因を説明する理論構築や分析は専門家に任せるとして、一介の自転車屋は、自転車を通じてできることをする、それだけだ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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