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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2007年10月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

新米の話

少し前から、炊飯器やキュウリのキュウちゃんの宣伝に力が入ってきています。新米の季節ですからね。

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この写真は新潟でお世話になっているお米の先生の収穫です。
どうです?見事に稲穂が実っていますよね。

で、写真はじに出ている、畦ですが、この雑草が実に青々と美しいでしょう?どこ褒めてんだよ、という感じですが、この写真見て、フト安心したあなたは、よくご存じです。

そう、こんなに青々として雑草が生えているということは、畦に除草剤を使っていないということなんですね。

これから田んぼを見る機会があると思いますが、一つのポイントとして、畦を見てください。ここが赤茶けたような枯れ草になっていたとしたら、除草剤を使っていると考えていいでしょう。

たまに長めの板で、稲の方をカバーをしながら畦に除草剤をまいている光景を見ることがあります。日常化していると言ってもいいでしょうね、でも、それだけ雑草、草取りが大変だということなんです。

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別角度から見た、師匠の田んぼ。
田んぼの手前に竹でヤグラのようなものが組まれていますが、これは刈り取った稲を天日干しをするハザガケ用のものです。

今効率を考えると、ほとんどが重油を燃やす乾燥機内で、一晩で乾燥させる場合がほとんどで、こうした天日干しをするところは少なくなってきました。

これは一週間から十日、雨などの天候を見て、生米をかじりながら乾燥の度合いを確かめてやる、手間がかかるんですね。

写真の中の向こうの田圃と手前の田んぼを比べてみてください。手前の田んぼは師匠の田んぼ、向こうの田圃はご近所さんの田んぼなんですが、向こうの田圃、稲がバッタバタ倒れて畳み状態になっていますでしょう?

これはたまたま風の通り道の具合で、倒れた・・・というのではないんです。

倒れている稲の多くは、そのほとんどが窒素過多、栄養過多の田んぼなんですね。

根が下に行く以前に肥やしを蒔いているので、根が浅いところにしか張っていない、だから倒れるんです。

色々あるようですな。

で、この師匠のお米ですが、手で田植えをして、手塩に掛けられて育てられています。

完全無農薬か、といえば、一度村で稲熱病(カビの一種なんで広がる危険性があるそうで)の農薬を小さいリモコンヘリでかけるそうですが、それはどうしても断れないということで、厳密には減農薬ということになりますが、実質ほとんどが無農薬で手で草を取って、育てたものです。ありがたや・・・。

で、自転車と食をつなげる当狸サイクルとしては、専門外ではありますが、この手塩に掛けて育てられた北魚沼産コシヒカリを玄米の状態でお分けしようと思います。

手間のかかっているいいお米ですので、キロ800円となりますが、そういうお米の内容を理解してくださる方へ、と師匠も言っております。

ご入り用の方は、「お問い合わせメール」より、キロ数等をご一報いただければご都合いたします。場合によっては、ご希望の量をお分けできないこともありますが、その際にはご了承ください。

さて、今年の新米の一杯はどうやって食べますか?
ノリ?梅干し?みそ汁で?イヤ、そのまんまで・・・。
こうやって、秋に日本の新米をいただける、こうした当たり前のことも、数年以内には実現が難しくなっているかも知れませんね。

日本の農業はもう死に体です。これはどうも確実ですね。

まあ、もう日本全体のことはどうでもいいか、私は私の周りの人たち、声の届く範囲内で、やっていくしかない、でしょう。

では、皆様からの支援をお待ちしています。
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ビーチクルーザーみたい・・・

またまたちょっと変わったテイストの一台が完成しました。

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今まで何度かあった、マウンテンの固定化です。

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この自転車は少しオテンバでした。今までこうしたスリットのないエンドでのチェーン調整は結構うまくいっていたんですが、この自転車に関しては、ハンコマ調整はもちろんのこと、もう小ギヤからチェーンリングまで、何度変えたことか・・・。

で、どこが変わっているかというと、ハンドルなんですよね。

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幅が広い!昨今、幅狭のものが大流行ですが、この持ち主のS藤さんは、切らずにこのまんまで!ということでした。

それで趣がビーチクルーザーのように見えるんですね。
タイヤが太いのも、またそれに拍車をかけています。

このフレームの磨きは、すべて持ち込まれたS藤さんの努力。今なら、軒先自転車でできたはずでしたが、ご自宅で剥離をされて、クリアがけも自前。

ここまでできれば上等なものです。

できあがってから、芝生の我が店の庭で、ひとしきり遊んでおられました。夕方からご友人の結婚式二次会があるというのに、こちらがハラハラするほど、遊びをやめないんですね。

「何か行きたくなくなったみたい」と、ちょっとあきれ顔の御同居人さん。男の子だねえ・・・、初めて与えられたおもちゃで遊んでいる子供のようでした。

で、偶然発見!

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このS藤さんが被っておられたキャップなんですが、このマーク!

これは先日、愛車を盗まれたW部さんの主催している帽子ではありませんか!このS藤さん、このブランドの帽子をとても気に入っておられるとか、偶然ですが、自分のことのように嬉しくなりましてね。
http://store.yahoo.co.jp/c-plus-webstore/index.html

これは、W部さん、良いことが起きるかもよ!

虎たちの入荷 情報

黒虎、白虎の愛称でご好評をいただいていました、当店唯一の完成車の入荷情報が入ってまいりましたので、お知らせいたします。

まず以下をご覧ください。

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装備が少し変わったのか、多少の値上げと、若干スローピングになったかな?という変更点はありますね。十一月半ば以降の入荷ということです。

でもまあ、一台の完成車としては手頃な値段かな?とも思います。これにパイプ加工、リペイント、カンパブレーキ等パーツ交換など施して、八万代でお出しする予定です。

ペイントに関しては、基本マッド、つや消し塗装を考えていますが、ご相談に乗ります。

あと今回同じメーカーさんから、洗練された一台が追加されています。
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隙がないですね、最初からいじりどころのない完成車です。これもご希望がありましたら、取り寄せいたします。でもまあ、本当、そのまんまお渡しするという、当店らしくないお取引になりそうですが、まあ、こんなのもあっていいか、という感じですね。

今回メール等にて、ご予約を募集いたしますが、前回予約取り消しが頻発するなど、ちょっと困ったことがおきましたので、今回からは、原則として、購入のご意志表明と、その確認としまして、車体の半額の振り込み(手付け金)、という二重の手続きを取っていただくことにいたします。

あまり世知辛いことはしたくはありませんが、現金商売の小さい店ですので、その辺の事情はご賢察いただきたく存じます。

では、これより、予約受付開始!

シャバにて再会

オオー、どうだい、シャバの気分は?

今日学校行ってきました。

友達は驚いたかい?

「反応ないのかよ!」って言ったら、ドッとわきました。

やはり病室と外とでは光が違うのか、やたらと白く見える。
抜けた髪の毛や眉毛もぼんやりと生えてきているようだ。

食欲は?

肉が食べたいです。

いつもの早口や自転車、F1の話など、どれも回復を印象づけられる。ゆっくり戻る、そんな感じだ。
大学の推薦もとれたとか。ロボット工学に行きたいんだと。
来月の十日が試験日、といっても小論文と面接かな?

提出する前に事前に一度持ってきな!

はい、でも・・・。

おじさんは文章技法の講義もたまーにすんのよ。
小論文の準備と、ハンダ付け、なんかの回路で工作、そんなことでもしておきな。

技術は教科書だけ与えられて、実際にやっていないんです。

ナニー!

手を動かしていない・・・、これはちょっと困ったことだね、技術は大切だ、なぜか?身体性があるからだ。運動も大切、それと同じくらい技術も大切なんだが・・・。

自転車の加工するか?パイプ切ったり、削ったり、塗ったり。
受験の一貫ということにすれば、単なる遊びではないし、私も指導しやすい。

ロードフレームも安いのありますね。

イヤイヤ、まだこの子にはやることはいっぱいある。英語だって、数学だって、化学だって、なんだって。ようやっと普通の高校生としての当たり前のラインに戻ってきたんだ。

小春日和の夕方、ベンチにこの子と二人でいる、この「当たり前」の幸福感というのは一体何だろう。

これは「当たり前」ということが、実はちっとも当たり前ではない、ということを意味しているんだろうな。

失う覚悟なく、なんでも当たり前だと思っているとき、本当の感謝はあり得ない。

「偏界曾て蔵さず」この世のすべてが、仏道の真理ということらしい、粥の一粒も、車輪の振れも、横に人がいることも、すべて真理・・・、なるほど暫くは分かるような気がする、まあすぐに、女狂いの無明に戻るがね。

まずは、めでたし。その一言に尽きる。

当店初かな?

非常に不愉快なことを書かねばなりません。

当店初ですね、当店発の自転車が盗難に遭いました。
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W部さんの愛車です。その時の記事です。
http://tanukicycle.blog75.fc2.com/blog-entry-25.html#comment

このW部さんは、当店が一年ほど前にブログを始めてからの、一番最初のお客さんだったんです。
それまでは口コミで作っていたものですから、どうしても内輪に向いていたんですが、ブログでもって始めて、外部のお客さんができたんですね。その第一号だったわけですから、かなり思い出深い方であり、その一台だったわけですが・・・、ついにやられましたか・・・。

ご本人からのパーツ情報の詳細です。

フレーム:KIYO MIYAZAWA 狸サイクルにてマットグレーに全塗装
Fホイール:ROLF VECTER PRO
Rホイール:VELOCITY DEEP-V SILVER
サドル:セラ・サンマルコ ベルトーネデザイン
シートポスト:BBB BSP-01 SPEEDPOST
クランク:DURA ACE 167
前ギア:DURA ACE 46T
後ろギア:DURA ACE 16T
ペダル:SHIMANO AX600
ハンドル:NITTO B123
ステム:NITTO 天返しステム
Fブレーキ:SHIMANO AX センタープルブレーキ
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まったくなあ・・・。プラサフ仕上げだから、これ幸いとばかり直接カラー缶をかけても、ダメだよ。プラサフの上から、硬いウレタンつや消しクリアがかかっているんだ。どうしても塗って誤魔化したかったら、そのクリアを落とさないと、塗料はのらないよ。犯人!お前にいってんだよ!

プラサフだけのピストなんて多分都内にこれ一台だけだろう。凄く目立つはずだ。だから乗るためには塗るしかないだろう?塗らなきゃ、怖くて乗れないだろう、目立つからな。

出てこい、そして元の持ち主のところに戻れ!

見たことあるナー

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何か以前見た記憶ありませんか?
今年の5月に出したアレです・・・。
http://tanukicycle.blog75.fc2.com/blog-entry-66.html

あのソフトライドという、かつてトライアスロンで一世を風靡したグニャングニャンのフレームです。

まあ兄弟というところでしょうか?

違いといえば、前回のソフトライドが前が700C、後が650Cという現代版ダルマ自転車と言うところ。

今回のは前後ともに650Cということで、まあ、まともですな。

この持ち主のE原さんは、実は前回のソフトライドの持ち主k瀧さんのお友達。類は友を呼ぶというか、「またかい!」と面白かった一台です。

これは固定ではありません。
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シングルフリーで、本当に気軽に乗れますね。
グンニャリしなるピラーというのか?これで街乗りするにはもってこいです、疲れませんね・・・、なんでこれが競技向きに作られていたのか?乗ってみればみるほど分からない。

完全街乗りに良い自転車ですよ。

大体目立つよ!これを盗難しようというのは、大変勇気がいるね、逃げるその姿がすべて目撃されますね、「変な自転車見ませんでしたか?」これで通じます、多分。

ハンドル!071022hanndoru.jpg


ブルホーンですね・・・。

今後の予定ということで、持ち主のE原さんよりご連絡をいただきました。
なんと後ホイールを700Cにしたいとか・・・。
前輪の小さいファニーバイクで、しかもK瀧さんの逆じゃん!

やっぱり類は友を呼ぶようですな・・・。

緊急!関戸フリマ冷やかしツアー

突然ですが、明日の二十日、関戸橋で年に二度の自転車府フリーマーケットが開催されるようです。
早朝からで、なんと八時にはいいものがはけてしまうとか、そこで、お宝パーツを探しに(本人はそんなに興味なし)行く人いませんか?
早いですよ、当店前に七時に集合。一時間弱のサイクリングで、関戸橋、午前中遊んで、昼取って、店主は午後より生田の明治大学におしゃべりにいきます。
帰りは、五時半過ぎの夕方です。

そういうわけで一日空けますが、夕方より戻りますので、ご用の方は以後おいでください。また、軒先最中の方々は、事前にいっていただければ、それなりの準備をして出かけますので、よろしく。

では、明日七時、サイクリング・フリマ冷やかしツアー参加希望の方はお集まりください!では!

※翌日二十一日日曜日は、丸一日営業いたします。

希少フレーム 極限ホリゾンタル

一部の競輪選手には、人気のない三連勝のフレームです。
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エ?なぜって?名前が良くないからでしょう。

確かに一開催で三連勝すれば、優勝ですが、三連勝は三連勝。選手は百連勝だって千連勝だってしたいわけですから、三で止められる三連勝は縁起が悪いんだそうです。

中には三連勝の三の部分にテープを貼っている選手もいるとか・・・。

それがアマになると、人気絶大ですね、なんでだろう?

この上の三連勝、サイズはなんと460という、ホリゾンタルで行ける極限フレームなんじゃないかな?

これは三連勝が今のようになるずっと前、もし女子中学生あたりが、「バンクで走りたい!」などと駆け込んできたら、「よっしゃ!」とばかり対応できるように、購入したものです。当店の天井に何年ぶら下がっていただろう・・・?

しかし、こんな小さいサイズのフレームですから、プロ選手のために作られたんじゃないと思うので、多分・・・、アマチュアの女子選手・・・のために作られたのかな?と推測する次第。
非常に珍しい逸品ということは言えますね。

オークション専門の某筋に値段を問い合わせてみると、「両手も可能かもよ・・・」だって。

こうなると、がぜん白けるのが私の天の邪鬼。

ならその半額以下で売っちまえ!と、大切に乗ってくれそうなD口さんにお渡ししました。車体名「モモレンジャー」(仮)

そのD口さん、身長150センチちょっと、でもこのフレームにはピッタリです。良かった・・・。

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フォークのクリアランスの関係で、穴あけができない、そこでようやく出てきた着脱式前ブレーキを装着。

リアはよくある板ブレーキ。
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フレームはピッタリながら、ほとんどもらったパーツで組んであるんで、クランクがなんと172.5・・・。
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小ギアが14という競争ギア・・・。そのアンバランスが何とも走行に出ています。

後ろから見ると、重いギヤと長いクランク、そして不慣れが原因でヨロヨロと・・・、まあ次はクランクとギア変えて軽く乗れるようにしましょうか。

某筋に出せば十万はくだらないらしい、このフレームですが、自転車を投資や物欲の対象にしたくない私は、以下お支払いいただきました!
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五百円銀貨がザックザク!
お支払いもチャーミングなD口さん、ゆっくりカッコイイライダーになってくださいヨー。

祝 退院!

本ブログでも、応援・・・、というか、励まし・・・、というか、願い・・・、というか、その辺含んであまりある感情より、何度か紹介した、あのスーパー高校生のT造さんが、昨日退院されました。

本人より直接連絡をいただいたので、ちょっとホッとしています。

先週の火曜日、九日かな、それが最後の照射だったようで、一週間ほど経っているので、抜けてきている感じだとか。

頭はもうマルコメ、それもまた回復を象徴するように、徐々に元に戻ってくるでしょう。

一週間ほど自宅にて療養してから、日帰りで学校(全寮制の学校だとか)に通い始めるとのこと。

反り返るように暑かった七月から、涼しくなり始めた十月まで、よくまあ耐えたもんです。三ヶ月すれば季節は変わる。

だから、これから三ヶ月、冬に向けて、ゆっくりでいいので体力を蓄えていってほしいものだ。

そしてさらに三ヶ月、春、名実ともに春が来る、彼の門出の春である。

※物資から養生に至るまで、貴重な情報や励ましの言葉をかけてくださいました皆様、まずは心より感謝いたします。

軒先自転車 その三

かつて、男女の違いを脳を基軸に説明する、という本が流行った、よね。男脳、女脳とかいうのだったっけ?

あなたはどちら?式の簡易な検査もあった。
確か自己採点だったが、その検査によると、私は頭の中に一組の男女が同居しているようなのだ・・・。

まあ、それは良いとして、私はこの手の発想にはどうも懐疑的なのだ。

だって、脳を基軸にするんだったら、まずは脳の検査から始めるべきでしょう?それから男女にはいるべきなんだが、こうした本のほとんどは、まず男女の区別から入って、そして脳へ行くんだよね・・・。手続きが逆のような気がする。
こういうやり方だと、いわゆる男女の脳の違いのあら探しに終始してしまうことにならないか?なーんて思ったりして。

まず、人間の脳がある、そこから始めるべきなんだが・・・。

こういう私であるから、端から男女の違いを実体的に指摘する発想は好きではない。これは男女だけでなく、いわゆる人種や民族についても同じなのだが・・・。

その私が、やはり男女の違いはあるかなあ・・・とも思ってしまうことがある、これはメカに関してのことなのだ。

老若にかかわらず、男はメカが好きだよねー。
自転車屋をやっていると、つくづく思うのだ。特に青空自転車店などと銘打って外でやっていると、声を掛けられるのはすべて男性からといってもいいですね。
※だだし、これだから男性は・・・、と判断するのはいささか短絡なのだ。声かけしてきたのがすべて男性だ、というのとすべての男性から声を掛けられた、というのとは意味が全く異なるからね。

で、自分で自分の使うものに手を入れたがる、というのも圧倒的に男性ですね、今回紹介する軒先自転車の持ち主もそうでした。

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大学で金属工学を勉強する、Sさん。パーツを外した自分のフレームにヤスリがけをして、マッドブラックの塗装をしています。嬉しそうな顔・・・。

一緒にヤスリがけをしているときにトンボの訪問を受ける、ほのぼの。
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現在、当店で軒先作業を施されている自転車フレーム達です。全部男性客からのものですね。
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マッドブラック塗装で一日使います。そして、翌日は強度を出すために、ウレタン式つや消しクリアがけでした。
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偽造ステッカーを貼って、パーツを再度組み付けます。ワイヤー交換もしましてね、できた一台がこれです。

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ああ、使用前の状態を写真に保存しておけば良かった・・・、と、実はこの自転車は一週間前に当店にやってきて、サスペンション付きのフォークをアルミフォークに変えたばかり。それが今週三日掛けて、マッドブラックに変身!と、十日の間に激変しているんですね、比較できるように事前写真撮っておけばなあ・・・、残念。

※と、残念がっておったところ、持ち主のSさんより、使用前の写真が送信されてきました!
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 自分の自転車は自分の手を加えて、なんとかしたい!と思われる方、軒先お貸ししますよ。きっと何かが変わるでしょうね。もののできていく過程を知る、ものを作る仲間がいる、それを自分で管理しながら使いこなす、本質的なものがすべてあるような気がしますね。

「男性的」女性の参加も募集しますネ!

たまにある高級車

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ジャーン!!!って感じですね。
たまには当店にもこうした高級車、最前線とはいわないまでも、かなり踏めるレーサーのオーダーもあるんですね。

これはトレックのカーボン車。ヘッドチューブが、一インチという「古典的」な面持ちを残しています。

そういう意味で、過渡期の一台といえるでしょう。
今一インチの最新カーボンフレームを探すのって、相当大変だと思います・・・、オーバーサイズのインテグラル形式が主流ですから・・・。

ヒジョーに軽いです、車体重量も踏み出しも。
そういう意味で、登録レースにも十分に使える一台でしょう。

ただし、街道を三十キロ付近でノロノロ走行しているだけでは、その良さは永久に分からないでしょう。

集団に乗って四十五キロ以上出たとき、「あれ?普段のおれならソロソロ垂れる頃なのに、ついて行っている・・・、どうしたんだろう?・・・ひょっとしてフレームのせい?」とか、「あれ?七十キロ以上の下りに入っているのに、全くブレずに車体が安定している・・・」、そういうときに最先端のカーボンフレームの真価ががわかるんでしょうね。

で、コンポですが・・・
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もうお決まりですね、国産最高峰のレースコンポといえば、デュラエースです。

チェーンの管理以外は実に組みやすくなっています。リアディレーラーのインデックス調整をして、ワイヤーを張ってやれば、ほとんどテンショナーをいじらなくても、ほぼ正確にシフトチェンジしてくれます。

特にこの7800系のSTIは、そのタッチがまさにPCのマウスのクリック並みの軽さです。チョンと指先で触れるだけで、シャッとチェンジしてくれます。ガッッチ、という感じてではないです、チョンです。

フレームがカーボンで、コンポをデュラエースにすれば、周辺パーツもそこそこ凝らないと、釣り合いというものがとれません。

ということで、
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このステム、デダのゼロという代物。触ってみれば分かりますが、一言、スゴイ!です。

ハンドルのクランプも31.8これも、もう主流ですね。ステムとハンドル、アルミの組み合わせですが、私程度の腕力では全くといっていいほど、たわみません。

今短距離トラック選手のほとんどは鉄ハンドルを使っていますが、ソロソロ部分的極太アルミハンドルを使う選手も現れてくるんじゃないでしょうか?

そして、サドル
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薄め軽量サドルに、カーボンピラー!キエー贅沢!!!

盗難気をつけてくださいね。

持ち主は、O川さんというジャンルを超えて様々なものをプロデュースされる方です。

私が聞いただけでも、今まで熱帯魚から時計、ランニンググッズに至るまで、実に多種多様な範囲を縦横無尽に駆けめぐる才がおありのようだ。

「日本のメーカーは、確かに優れたものを作る能力はある、しかし、それらをどうやって売るか?というノウハウがないんだなあ」と。

ものをどうやって見せて、何にのせて、どう売るか?そうしたところに知恵を絞って行くお仕事のようだ。

今は個人的に自転車にはまっておられて、ピスト車だけでも二台、このレーサーを預かる前にチューンナップさせていただいた。

さて、このO川さんの知恵が、自転車メーカーに対して、今後どう動いていくか?なーんて想像するだけでも楽しいもんだ。

新しい見せ方には、新たな人々の発想が必要だ。今まで、こんなもんでしょう・・・!と高をくくっていた世界の○マノなどにも、是非色んな知恵を授けて、より豊かな選択肢を示していただきたいものだ。

そのためにも、他に行かないで、暫くは自転車にはまっていてくださいね!!!

黄桃一号

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イヤー・・・・・・。
またやっちゃいましたねえ・・・。

桃色フレームに黄色のコーティング。

果物の桃か、サクランボウを彷彿とするような色の使い方ですね。

細かく見ていきます?

ハイではハンドル部分・・・。
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これはアメリカで売られていたグリップだそうです、それも子供用の自転車に付いていたとか。これ、カラクリがあって、ちょいと横をひねると、LEDが点滅します。これが結構明るいんですね。

そしてサドル・・・、
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これもどこで見つけてきたんでしょうね。桃色です。

次はクランク、ネジの色にも相当凝っておられます。
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金ですな。

これはストラップを見てください。
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黄色の縄で編まれています、これがなんと持ち主のI垣さんの手作りでして・・・、実はこの方手作りのチャンピオンなんですね。

例えばここ
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生地の端切れをつなげて作ったそうなんですが、それがもう和服の帯を彷彿とするような、組み合わせです。
当然サドルのイメージと合わせたんでしょうね。

お見事です。

このフレームは高円寺の古道具屋さんで、そこの店主からちょっと無理言って分けてもらったらしいですよ。

「おれが自分の自転車で組もうと思っていたんだけどなあ・・・」「そこをなんとか!」という調子で。

当然この手のパーツのほとんどは持ち込みですから、人には好みが様々だなあ・・・、と感心しながら面白く組めた一台です。

イヤ、実はこのI垣さんの技とセンスはこれに留まりません。

もっと爆発的なものをヒョイッと軽やかに作ってしまうんです、しかも痒いところに手の届く、ニクイものばかり。

このブログでチョコチョコ紹介するだけではもったいないと、今月締め切りの「自転車生活」の連載の方に載せることにいたしましたので、詳細はここまで!

「自転車生活」の次号をお待ちください。

この土日 六日七日

先週稲刈りで、多くのお客様にとって貴重な土日をお休みにしてしまいましたが、またまた、大変申し訳ないことに、この土日も営業を基本的に休ませていただくことになりました。

基本的にというのは、夕方以降五時頃でしょうか?であれば多少対応させていただける、ということです。

事情は、とある学校の卒業式のお手伝いということで、食の担当を承ったということです。

今まで何度か表明させていただいたように、当狸サイクルは自転車と食、ひいては農業まで結びつけていく活動を目指すことにしております。

前回の新潟の稲刈りは農業で、今回の食担当はまさに食との関連ですので、いずれにしても、今後の当店の在り方を左右する大事な活動となっております。

絶好のサイクリングシーズン到来の最中、自転車ファンにとって貴重な時期であるとは重々承知の上で、今回このようなスケジュールをとらせていただくことにつきましては、是非ともご理解を賜りたく存じます。

尚、祭日の月曜八日は、通常営業いたしますので、ご用・ご相談のある方は是非ご来店くださいませ。お待ちしています。

以上、今後とも当店を宜しくお願いいたします。

あと四回!

かのT造さんの話。

あと四回の放射線照射で、今回の治療に一区切りが付くようです。

ほとんどきれいに抜け落ちてしまった頭。坊主頭が意外と似合う。しかし、まあいい若いもんをこんな風にしやがって、という気もないではない。

少しながら食も喉に通ってきたようだが、ジャンクフードが目にちらつくとか・・・、若い証拠だ。

次の自転車は何しましょうか?
ロードだろう?それで長距離のれる体ができたら、回復だ。
鉄フレームですか?
ウン、まあ高校生ならそれが妥当でしょう。
色は何しましょうか?
M上さんに相談したら?
すごくカラフルになったらどうしよう?
好みを言えば、ちゃんとコーディネイトしてくれるよ。

退院後の自転車の話。
こういう回復後のイメージっていうのはとても大切なんだとか。自分がお気に入りの自転車で、奥多摩湖周辺を走っている、そういうイメージをありありと浮かべることが、より回復力を加速させる、そうです。

本当なら、受験生なんだから、自転車は二の次三の次、というところでしょうが、この際屋台骨の方が大切だ。

しかし、降って湧いたような災難によく耐えたものだ。
本人曰く、寝ころんでいただけですよ、だと。

浮き世に戻ってきたら自転車で鍛えるよ、覚悟しておき!

稲刈りの証拠写真 働いてきました

なんかとてもアジアな風景でしょう?
新潟県の北魚沼のとある棚田です。

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ここは周りの田んぼからは閉鎖されていて、その名を幻田んぼといいます。

今年は例年から比べると仕事の状況が大きな転換を迎え、土日の休みが取れなくなった関係上、田んぼ作りにはあまり積極的に関われませんでした。

その代わりに、妹分が結構がんばったので、稲刈りくらいは、と手伝うことになった、というのがその真相。

土曜日は東京は雨が降っていましたが、トンネルを越えると中越は曇りで、稲刈りにはちょうど良い季候でしたね。

慣れている人もそうでない人も、自分のペースで作業をこなしていきました。

ちなみに、笠を被っている人が、私の米の師匠である、庄平先生です。

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藁の選定です。刈り取った稲は両手一つかみ一束として、藁で結束していきます。

その一束を十束集めて、一抱えの束を作って、ハザに運んでいきます。

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ハザというのうは、このような電信柱級の丸太や、杉などの生木に竹などで十字に仕切って、そこに稲の束を掛けて乾燥させるヤグラのようなものです。

ここで乾燥させることを天日干しといいます。

今ほとんどのお米は、乾燥機で乾燥させますが、天日干しをうまくやるとお米の味があがるんだそうです。

ただ、外で干すため天候に左右されます。雨が続くとカビが生えたりと色々大変なんだそうです。

米所の新潟に行っても、こうやってハザガケしているところは本当に珍しいですね。

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夜の自炊です。宿舎でないので、自分たちで煮炊きをやることになります。疲れた体で、飲みながら作るというのも、また楽しいのです!

と、食と自転車を考える当狸サイクルとしては、こうした田植えや稲刈りのイベントなどを来年より積極的に、すすめていきたいと思っています。

食の安全、オーガニック、無農薬有機栽培など、情報としては結構皆さん色々とお持ちだと思いますが、実際稲を植えてみる、炎天下草を取ってみる、穂の実りを確認する、そして植えたこの手で刈ってみる、刈った稲を干してみる、こうした作業を実際にやってみると、きれい事だけでなく色んな事が体感できると思いますよ。

例えば、生業として無農薬なんていうのはいかに大変か、ということ。農薬使用も無理のない事かも知れない・・・、というようなことも込みにしてね。

でも、ハザにかかった稲を見上げるたびに、今年もやったなあ、と満足感はかけがえのないものですね。

それで終わりませんぞ!乾燥を終えた稲を脱穀して、籾を割って玄米にして、それを精米することで、ようやく新米となります。

十一月の中旬以降、炊きたての新米をいただいて、本当の意味での収穫祭ですよ。なぜ秋に祭りが多いのか、ということも分かります。

数百年、重機や機械もない中で、手作業で米を作り続けてきてくれた祖霊たちにも、心よりの感謝です。

半年のこうした作業で、一気に目の前が開けることもある、実に奥深い作業、これが農作業です。

来年の企画には多くの方々のご参加をお待ちしています。

※十年後には農業人口は激減します。中国はすでに食糧輸入国になっています。食を支える技術は知っておいて、損はない、どころか必需の時期がそこに来ているように思いますが、いかがでしょうか?ちょっと本気出しませんか?

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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