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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2008年06月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

トラック用の本気黒虎!マジで走るよ!

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完成車として売り出しています!
フジのトラックプロの黒虎番です。

スローピングしてますが、シートチューブは490です。

本気で走る人向きの一台です。もちろんトラックで!

といってもブレーキも付けられますから、街道でも行けますが、まずはトラックでしょうか。

これはかなり本気です。

クランクはFASのカーボンクランク、硬いです。
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ハンドルがこれまた驚き、31.8のデダのピスタです。
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このハンドル回りもガチガチです。どんなにもがいても、びくともしないでしょう。

そしてこの車体自体が、ウソのように軽い。

チェーンも
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決戦用のものに取り替えています。

その他小ギヤ小物の類はデュラエース。

ホイールも、踏力を逃さないよう、固めに再調整しています。

もちろん、街道用にもアッセンブルいたします。

これら完成車としてかなりレベルの高い内容で、驚き価格です。ブリジストンのアンカーカーボンのフレーム・フォーク単体以下の値段です。お問い合わせください。

これで競技会参加というのも断然ありです!
高額自転車で参加している他の選手を、この安価の本気ピストでぶっち切る!
ちっともできなくない話です。

このスペックで、来年は学生達にもサポーとしていこうかと思います。

高額な車体より足!なのは十分に分かっていても、鉄の旧式で最新カーボンと対決するには・・・、とちょっと躊躇しているアナタ!

まさにアナタのような、本物・本気ライダーからの需要をお待ちしています。
好評なら、第2第3段も考えます!

ご検討お願いいたします!!!
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あり合わせなんですが・・・

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持ち込まれたのは、先週の土曜日。
どんなパーツで組もうか?と予算と在庫と相談しながら、あれこれやっているうちに、できあがってしまった一台です。

通勤を中心にお使いになられるとか。

あり合わせながらけっこうワンポイント的にがんばってます。

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クランクは、今やシングルギアの定番、スギノのRD、とうぜんBBも定番品。
例によってテンショナー付けないため、チェーン設定に手間がかかりました。

テンショナー使わずに、終了!
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逆に弛みはありませんが、チェーンは多少伸びるもの、もう少しすれば、すっぽり収まるかな?
ただ収まる程伸びると、今度はリンクの方を削り始めるので、その辺油断大敵です。

今後、乗り手のN波さんも、色々とブラッシュアップしていく予定だそうです。
そうです、徐々に徐々にやっていけば予算に縛られすぎずに、楽しみながら自分のものにしていくことはできますからね。

ただ、フレームの錆取りなどは、そこそこお早めに!

まずはこれにて、乗りましょう!

二転三転して、ようやくお嫁入り!

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本ブログをよくご覧になっていただいている方々には、あれ?と感じられる一台ではないでしょうか?

そうです、これはかつてはフラットバーのクロスバイクをピスト化例のあのバイクです。

このクロスピストバイクを乗ることで、かつての血気がよみがえったS井さんは、おもわずリアルピスト購入してしまいました。四月にアップした例のあれです。

そこで空いてしまった、クロスバイクのフレーム・・・。これを再度クロスバイクに組み上げて、今度はS井さんの友人に嫁入りさせる、ちょっと紆余曲折した一台がこれです。

700cを履かせるために、ブレーキの台座を上げるために馬蹄形のトランスファーを付けました。
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こんな金具が?と思うほどちょっと高いんですが、これはけっこう役立ちますね。
馬蹄が、フレームのたわみを取ってれるので、ブレーキのききも断然良くなります。

で、最近気に入っているのがこのバーコン。
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前回のサンサーラ号にも付けましたが、これは自転車の経費削減に大変役に立ちます。
自転車が高額化する一つの原因が、手元変速のSTIですからね。

この手元変速は大変便利ですし、安全性も優れていますので、特に初心者の方にはいいと思います!

が、いかんせん高額です。まああのハイテクの内容を見れば至極納得なのですが・・・。

その点このバーコンは、まあ、手元で変速しますし、機構もかんたんですから、ほとんどトラブルフリー、Wレバーより優れている点はフレームに台座がなくても問題がないこと。良いことだらけのバーコンですんで、今後コイツを推していこうかな?と思います。

低予算で自転車を組みたいとご希望の方は、是非ともこのバーコン仕様を選択肢に入れて見てください。

サーテ、この嫁入りの一台ですが、正真正銘のツーリング車です。あのドッシリと地に足をつけて、ドシドシと大地を進んでいく典型的なツーリング車。

日本一周だってできますよ。

次のライダーになる方は、コイツにどんな景色を見せて、逆にコイツに夢見させてもらうんだろう?

嫁入りか・・・、行っておいで。

緊急参戦! サイクルフェスタ!参加者募集!

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はなはだ突然で申し訳ありませんが、あす東京ドームでサイクルフェスタ08というイベントが行われます。オリンピックの壮行会も兼ねているようです。

あの東京ドームが室内バンクに変わります。それだけでも見る価値ありですよ。

いきなり明日、26日で急ですが、三時半からと六時半からという二部構成のようです。
通常の方は六時半からの参加となると思いますが・・・。

招待券が数枚ありますので、観覧ご希望の方は、メールにて、ご予約お願いいたします。

多分当日六時、東京ドームの入口付近で直接お渡しすることになると思います。店主の携帯番号070-5083-6962もしっかりメモリーしておいてください。

盛り上がりましたら、観戦後近くで反省会でもいたしましょ!

では、たくさんのご参加、お待ちしています!


移転後初の増改築!

二月の末頃引っ越してきて以来、四ヶ月、早々に増築いたしました!

これが全景です!
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ちょっと画面が暗いですね、しぼりすぎましたかね、相変わらずでごめんなさい。
今まで、ガレージとして作られていたコンクリ敷の場所を晴天専用の作業場・倉庫・物置として使って参りましたが、それに屋根がかかった状態になりました。

まあ、雨の日も外で作業ができるという、大変効率の良い増築です。
今梅雨の真っ最中ですから、これは助かりますわ。

中見てみます?

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なんか体育祭かなんかのテントみたいですね、そうです、あのようなものを想像していただければ、十分です。

天井がちょっと開いているんですよ。蒸れないというか、こもらない、そういう工夫でしょうね。
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と、いうことは・・・。この下で多少の煮炊きができる!ということなんですわ。

昨日、店主と、副店長、そして浜田山のメキシコ料理屋ハッピーゴーラッキーの店長さんと三人で組み立てに入りましてね。

長いところなど、パイプを切ったりして、ほとんどピッタリ敷地内に張れまして、作業慣れしているラッキーさんのお陰です。

その組み上げ直後、ちょうど降雨実験のように、ドシャ降りが・・・。

どこから水が漏るか?水の道などを付けたり、もう大雨のなかご機嫌で作業してました。

その後、もう一つの実験・・・、そうつまり煮炊き実験をしてみましてね。
外にカセットコンロと網を出して、豚の三枚肉のコンフィーをあぶって食べましたよ!煙もタバコも全く問題なし。ビールもおいしかったですぞ!

ということは、これからバーベキューシーズンですねー・・・、当店発のバーベキューサイクリング、終着地も当店・・・、というスタイルもできるかも、です。

できるかも、じゃないなあ、やらないと噛みつかれそうだわ。

もちろん、ご近所への配慮も忘れずに、貢ぎ物と小声は基本ですね。

さあ、梅雨の雨の中でも、もうサボれません。
徹底的に、このテントを使用していかないとね。その前にまだ固定やその他の作業が残っているのです、人手があるときなど突然お頼みするかも知れませんが、その際ご来店の方は諦めてくださいね。

色んな展開していきますわ!

近い内に、このテント内で、上映会も・・・。

一体何屋になるんだろう・・・・?


こんな番組に参加しました!

5月の頭に、テレビの収録がありました。
伊集院光のばんぐみという番組です。BS11という地上デジタル?かなんかでしょうか?
新聞には出ていますが、どうやって見られるかはちょっと分かりません。

「サイクル・リサイクル」という企画で、伊集院さんと若手芸人さんが河原や、民家を回って、数台の自転車を拾ってきたりもらってきたりして、なんと当店まで持ってくるという段取り。

その中から、使えそうなフレームやリム・パーツ類を取り出して、磨いて、塗装して、組み付け、新たな一台を作成するという企画だったんです。

5月の1日に持ち込みの収録があって、翌週5月の8日に組み付けという、二回の収録を予定していましたが、伊集院さんを始め、他の若手の方々やスタッフの方々が、非常に熱心で、大々的な収録日でもないのに、当店に足繁く通ってきて、磨きや塗装をやったんです。

これは私が証明しますが、ヤラセは一切ありません。
正真正銘、彼らがカメラの裏で、実に丁寧に作業にいそしんでました。ちょっと感動的ですらありましたよ。

収録が二日間、その収録日の間に三日間の作業日がありましたが、計五回の作業収録に、伊集院さん自身が参加してきたのはなんと四回!あんだけ忙しい人がよくもまあ・・・。

この番組が、この日曜の深夜十二時に放送されるそうです。

放送後にDVDが送られてくるそうなので、今回見られなかった方々のために、上映会なんていうのもやっても良いかもしれませんね。

もし、環境が整っておられる方は、この日曜と次の日曜、是非ご覧ください!

クラシカル!形見の一台 

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すれ違ったら、思わず振り向いてしまう、クラシカルな一台ですね。
プジョーの年代物です。

後三枚ギア、作られたのは一体、何年前のことなんでしょう?

持ち込まれたk田さんのお父様が乗っておられた一台です。

それをリニューアルして、息子さんが乗られる。

まさに当店の存在意義が発揮されるご依頼でした。副店長共々気合いが入りましてね。最近設備投資したバフがけの工具にかけて、隅々までピカピカにしましたよ。

ホイールも組み替えたのでリムもハブも磨きまくり。
ただ、古い型のスプロケットが入っているので、それを外す工具を加工して作るなど、手間はかかりますが、外れた瞬間、うれしい!ですね。

ハンドルもセミドロップに変えて見ましたが、持ち前のクラシカルな風情を壊すことはしないよう、けっこう神経使いました。
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まだ、完成形でないのは、革のバーテープを巻くのが残っているのでね。

しかしこれを乗っておられると、視線を感じるそうです。それはそうでしょう、「エッ!今の何?!」という、ライダーの集中力をへし折るような存在感はありますね。

この自転車にも、親子やご夫婦というご家族の物語があるようです。これがまた世代を超えて、街道に戻ってきました。また物語を紡いでいくんでしょうね。

しかし、大切な車体を預けていただいて、貴重なご依頼をいただきました。
いい緊張感で、できましたね。思い出に残る作業の一つでしょう。

ありがとうございました。

そうそう、この車体に未だに解決されないパーツというか箇所があります。
ここ!
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ダウンチューブの頭についている、この蓋のようなパーツ。開くんですよ。でも何をするためのものでしょうか?推測、正解、ヒント、なんでもいいので情報お待ちしています!

久々の完成車 リアルレーサーです!

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フジの完成車です。リアルレーサーですね。気合い入っています。
フジの塗装というと・・・・、まあ、色々ありますが、こうしたトップクラスのモデルになると、けっこうイイですね。

来年は選手への提供もあるとかないとか、このクラスだったら格好いいなあ・・・。

ルーベシリーズのトップクラスのモデルです。TOYOTAと書いてありますが、アメリカでトヨタは自転車レーシングチームをサポートしているんでしょうかね。そのレプリカです。

もうリアルですからパーツもスゴイです。

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ホレ!


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ホレ!
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みんなデュラエース。

クランクはFASのカーボンです。
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持ち主になられる方は、h本さん。未だ自己研鑽をし続ける、踏む、走る、泳ぐ、の三拍子そろったアスリートです。乗りこなすでしょう!

こうした完成車は、当店としては珍しい部類ですね、半年ぶりくらいかな?でも、やろうと思えば、こうした通常の自転車屋のようなこともできるんですよ。

例えばねえ・・・、フジだけでなく、
ダホン
エディー・メルクス
ギザロ
ダボス
テシュナー
テスタッチ
ソーマ
ガン・ウェル・プロ
オペラ
ソメック

まだ探せば、取り扱いメーカーはもっとあるでしょう。
当店のメインではありませんが、こうしたこともやっていますので、ご検討お願いしますヨ!

サンサーラ号 再生して走る

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オオ!シャンパンゴールドのしゃれたロード!と思ってしまいますね。

なかなか良いできですが、よく見ると実にアンバランスなのがサドル・・・。
革には違いないのですが、古すぎー・・・。

でも、全体の車体自体には、さして違和感ないでしょうね。

それもそうです、パーツ類はほぼ新品なんですから。

新生ソラも良いできですね。
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この値段で、この水準出すか?というしっかりホローテックⅡのクランク・・・。

形も変わって頑丈になったんじゃないかな?
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この自転車、生協職員のk田さんの作です。
コンセプトは低料金?????。
当店にあるものを基本として、組み合わせ、持っているパーツや、どこからか落ちていたパーツなどで組み上げるというものでした。

フレームは、もう何年かナー?七八年、当店にぶら下がっていたKOGAのアルミフレーム。アルミなのに重いんだナー。

これを外して、直塗装、結構上手いでしょ?
あとあるものをつけて、購入するものは極力安価なもの。

これは良い、と思うのがバーコン。
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STI(手元変速)のものは高いので、wレバーかこのバーコンなんですね。これでまたぐっと安くなります!

そんなわけでできあがった、この一台、車名はサンサーラ号。

何やら輪廻を意味するらしいです。サンスクリット語のフォントがあったら、カッティングしてもイイですね。

乗り味は、やはりロードなんですネー、軽快に走ります。

例えば包丁などをじっと見つめていると、切れない刃でもやはり切れる。それにはそれなりの加工がされているんですね。ほんの零コンマ何ミリのところに。
だから、研がなくても、ぞんざいに扱っても、切れるときには切れてしまう。

同じように、ロードで生まれたフレームは、何をつけても、ロード的な要素がどこか残る。まあ、ハンドルをママチャリ式にされるとさすがに落ちますが・・・。

今回のも、その例ですね、これでスルリーと前に出ます。生まれ変わったサンサーラ、これで暫く今是の街道を走るか・・・、走れ!

工芸自転車です ネ!

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これからの季節に最もよく合うような、すがすがしい一台ですね。

しかしよくみると、けっこう凝った作りをしています。
ラグワークが特徴ですね。

たとえば・・・、
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ここはヘッドチューブのラグですが、メッキ加工されています。それだけでなく、ラグ自体が翼のような切り込みの加工がされているんですね。

シートチューブのところも・・・、
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けっこう凝ったフレームですよね。

このフレームは、四月の関戸橋で購入されたM村さんが持ち込まれました。

さて、これは、その辺の安っぽいパーツを付けたら、フレームに拒否されるだろうなあ・・・、とパーツの選択思案に時間をかけまして、以下の形にしたんです。

クランクとステムを工芸調に、叩いてみました。
ちょっとくらいですが、こうして撮らないと、凹凸が見えないので・・・。

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クランク部です。

そして、
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ステムです。叩くとバリが出ますので、その辺を削り取ってやらないと、ハンドルは入りませんし、ピラーもステムに入りません。

そうそう、今回に受注を機に、ステム・クランク・ピラーのタタキ加工を始めます。
ご興味ある方は、ご一報ください。

けっこう手間がかかっています。そういう意味で、工芸あわせですね。

ホイールもちょっとだけ懲りました。
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スモールフランジのデュラエーストラック仕様。今けっこう欠品が多いんですが、触ってみるだけでもその良さと、気品の高さが伝わってきますね。

それを競輪用のリム、アラヤの16Bゴールドで、組み付けました。

ロードエンドに固定仕様。しかもこの工芸的な仕上がりというので、これは貴重な一台ですわ。

美しい!

これで数年乗って、再度ラグワークを残したまま再塗装、これなんかも楽しみですね。
とにかく、目立つので、盗難に気をつけて、楽しいサイクルライフを送ってもらいたいです。

海辺を、白基調のウェアで颯爽と乗ってください!

風になっちゃいますよ、たぶん・・・。

田麦山ロードレース(マラソン)に自転車参加

※こちらのブログにも、別角度から詳細な紹介がなされていますので、是非ご覧ください!

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米作りなどでお世話になっている新潟の田麦山で、この八日日曜日、第二十三回のロードレースが開催されました。

私ら狸サイクルチームとして、マラソンの先導などのボランティア参加をしてきました。

コースは十五キロ、八キロ、三キロと三種類があって、総計六百人の参加者が集まりました。

距離は短いですが、ちょっとした山岳コースもあって、参加選手の中には招待選手として、登録選手も混じっているので、レベルは相当高いといっていいでしょう。

十五キロの先導は、先月立川競輪場のゴールドメダリスト、後藤選手についてもらいました。登録選手の足に驚きながらも、立派に先導の重責を果たしてくれました。

その他、十五キロにはカレラのs保さん、東京バイクのnダシさん、三キロにはウィリエールのs河さん、八キロの先導に店主という布陣で臨みました。

天気も良く、湿度も低く、景色が最高!事故もなくとても楽しいボランティアでした。

一番新鮮な酸素を必要とする選手に先導車や先導バイクの排気ガスを吸わせないように、自転車でマラソンを先導するというのは、私店主の長年の夢でありました。

その証拠といってはなんですが、今から数年前に以下のような駄文を書いています。
http://www.panaracer.com/new/column/old/03wheel_1_3.html

先導だけでなく、レース中の選手観察、ペーサーとしての役目、タンデムという二人乗り自転車を出せば後のライダーはビデオやカメラなんかをもって動画として記録もできますしねえ・・・。これから整えていく課題は山積していますが、これはやりがいのあるボランティアですよ。

来年の大会では、より多くのライダーの皆さんと、この大会を支えていきたいと、勝手に盛り上がっています。

数ヶ月前から募集しますし、それに合わせた練習会などもしますので、関心ある方は是非覚えておいてくださいね。

その先鞭といってはなんですが、八月の二日三日に行われる新潟長岡の大花火大会があります。今回のマラソン大会で知り合った方々に誘われたんですが、それに狸サイクルのイベントとして便乗しようかな?と思っています。

宿泊は田麦山の森山工業。周辺を走って、長岡まで約三十キロをサイクリングして、夜は花火を見て、渋滞する車を横目で見つつ、帰ってくる。
この長岡ランナーズの皆さんも来年5月に「ビーフリー」という、盲目の人を牽引しながら走るマラソン大会を主催します。そんなところにタンデムで参加、視覚障害者の方の自転車体験などにもお役に立てるかな?と思っています。

自転車でできることは、まだまだいっぱいあるますね。もっと他分野の方々からお知恵を借りて、ソフトとしての自転車の可能性を追求していきたいです。

イヤー、面白かった・・・。

※足代だけいただけたら、各地のマラソン大会の先導ができるように、チーム作りなんてしていきたいなあ・・・、なんて考えています。ゆっくり確実に歩みたいですわ。

※本大会の田麦山スポーツ振興会会長の森山正夫さんより、お礼のメールが届きました!
「ほんとにありがとうございました いっぱいのみなさんから応援していただき大会もうまく盛り上がりとてもうれしかったです いっぱいの夢に うなされ 酔いながらまたお世話になりますリサイクルのみなさんによろしくお伝えください マサオ」
来年もより拡大して活躍しますよ!!!



夏の一台 風鈴号

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いかにも初夏に相応しい、すがすがしい一台のできあがりです。
海岸辺りを快走したら気持ちいいでしょうね。

白と青と、オレンジこれがこの車の三原色です。

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ワイヤー類も白。
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車体もサドルも・・・白。

ここで小技をひとつ・・・。
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これは持ち主のT橋さんのお名前です。カッティングシートで加工して貼り付け、クリア止めしています。

またこれは手前味噌・・・
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こっ恥ずかしい限りですが、やってしまいました。もちろんご依頼もありまして・・・。

千社札のステッカー作り、なんていうのも企画はあるんですよ。
そうそう、当店のロゴ入りTシャツの話なんかも!

しかし、この自転車のご依頼を受けたのが、旧店舗の寒風吹きすさぶ、二月の初め頃でしたっけ?
暗い中お一人でお見えになってねえ・・・。それから夏至近くの六月に完成。

なんとまあ、遅い仕事、というか贅沢な時間を使った一台とでもいいましょうか。

最初、これでどこにどうでされるんだろう?連れ合いの方もローディーなんで、一緒にお出かけ、うらやましー。

前後輪はずしやパンク修理などの課題も残っていますので、お時間ある時にまたおいでください!
ありがとうございました!

兄へ 弟より

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兄思いの弟から、静岡へ一台送ります。

元はトライアスロンで使用されていたロードフレームだそうです。
トレックのアルミフレーム。
十数年前のものかな?

これをシングル固定化して、消防隊員の兄に、送りたいと孝行弟のI垣さんが持ってこられました。

まあ、もう慣れたとはいえ、いつもちょっとヒヤヒヤのストドロシングル化。
今回もう17Tの小ギヤがピッタリと、入ってくれまして、テンショナーいらず。
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いつもながら、スッキリと気持ちいいですね。

それに縫製の腕前のあるI垣さん作のフレームパッド付き。
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乗り心地は、ハンドルがライザーで体が立つので、実用車に近い感じですかね。
ただダンシングすると、レーサーの片鱗が顔出します。

飽きたらドロップハンドルに変えるだけでも相当走り心地は変わるでしょうね。

ブレーキワイヤーしかないシングルですから、その辺は簡単にできるでしょ。

明日、これは静岡に旅立ちます、新たな主人を乗せて、生まれ変わって静岡の街道を走る。
イイ仕事です!

溶射号 その全貌

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背景が今一ですが・・・。

昨日、展示いたしました、溶射第一号です。やはり外の光線で見るのが一番いいですね。
多くの方々にご来場いただきました、ありがとうございました。

銅の溶射に緑青のグラデーションという、工芸に近いフレームとして加工してみました。
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こうなると、合うパーツが既存のものとしてはなかなか無いんですね。
そこでブロンズなんかをかけてみました、もちろんタタキの上にです。

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車輪は黒基調で、前輪ラジアルで組んで合わせました。
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フレームがコレなんで、パーツにもブロンズをかけてみました。

こんな自転車ですので、最後に選ばれるのが、ライダーです。

さて、この一台に一体誰がどんな格好で乗るか?

乗り手を選ぶコヤツ・・・やるな。

昨日、ご来場いただいた方々に、尋ねてみると大体45以上、五十代、六十代のおやじに似合うだろう、ということです。女性と若者は寄せ付けないかな?

格好ですが・・・、ジャケットにハンチング、アニメのジブリ的なセンスのもの、というのが大方でした。

別の見方をすると、どうしてもブロンズ系のものというのは彫刻、よく役所の前の広場に置いてあるようなオブジェというのでしょうか?ああしたものを連想してしまいます。

ですから、この自転車、これまたよく似合うのがハトのフン・・・なのでは・・・。

まあ色んな可能性を秘めたコイツ、なんでもいいから、面白ところに連れて行っておくれよ、たのんだよ!


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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