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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2008年09月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

稲刈りしましょう!

080929コメ


イヤー、原初的なアジアの風景ですね。新潟田麦山の稲刈りです。
今年も行きますよ!

で、一緒に行きましょう!
この土日、10月の4日5日です。

例によって早朝東京を出て、湯沢で降りて、五十キロぐらいのサイクリング。
二ヶ月前の長岡花火の日は、暑くてきつかったですが、今回はもう快適でしょうね。

昼過ぎ頃、田麦山到着で夕方まで農作業。
宴会!

翌朝は、朝露が引いてから、稲刈り再開。夕方まで、やって、電車で帰ってきましょう!

IMG_1853_4.jpg

刈った稲は、ハザに掛けて天日干し!

一月後、同じく田麦山で収穫祭をしましょう。
本当の意味での収穫祭の意味が分かるかな?もちろん農作業のまねごとですが、主食の米作りに小指の先だけでも触れるというのは良い機会です。

なぜ食品偽装なんかで、食の安全!などと皆さん大騒ぎするのでしょうか?

それはすべて人任せにしているからです。

任せている人や管理をしているはずの役人を信用できない、という危機感からでしょうか?

だったら、自分で作ればいいんです。正確には自分で作れるようになればいいんです。

いずれ少しずつでも自給にちかづいていきませんか?私はけっこう本気で考えています。

私ごとき、日本のこれからの農業を論ずる器ではありませんし、実際壊滅するのはほぼ確実ですから、論じている時間がもったいないんです。そんな時間があったら、米作りに関する関係とノウハウを少しでも構築しておくこと、そしてそれを声のかかる範囲の人たちと共有していくこと、自分にできることはこのぐらいです。

というわけで、その第一歩ということで、まずは体験!してみませんか?
初めての方も、ご遠慮なく参加してください。
キット、実りのある体験になるはずです。忙しさにかまけず、地に足の着いた、生き方の第一歩、ご一緒される方、お待ちしています!

to.ke@mx1.ttcn.ne.jpまでご連絡ください。
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まだまだやっています!色んな改造、あれこれ!



巷で有名な、サーリーのスチームローラー、とか言いましたか、ピスト車体の一つです。

これがアメリカ仕様なのか、ステム回りはアヘッドタイプがほとんどです。

これを購入された方の中には、スレッドタイプのステムに交換したいと願う方がいるようです。

そこで!やってみたのがスレッド化への改造でした。

08092802.jpg

こんな感じで、シム入れてできてしまうんです。
オーバーサイズなんで、このシムは必需品!

後オーバーサイズのスレッドタイプのヘッドパーツが品薄・・・、今はスモールパーツで対応していますが、いつまでできるやら・・・、というのがこの改造の心配な点です。

てなわけで、完成!

08092803.jpg

手間がかかるので、結構たいへんな改造ですが、喜んでいただけるお客さんの顔を見ると、改良ツールや改良パーツなどを工作してしまう次第。楽しい反面、パーツ調達に不安の残るちょっと甘酸っぱい改造です。

これ以外でも、ママチャリ、実用車の改造もやっています!
事情があって、写真は載せにくいのですが、その機会ができましたら、即掲載いたします。

こうご期待!

一月ぶりのナイトライディング 原宿より

※無事本イベントは終了いたしました。参加してくださいました、皆様ありがとうございました。

この秋の夜長のサイクリングは、けっこうやみつきになるかも、ですね!肝試しも兼ねて、ナイトライドアラウンド多摩湖なんていうイベントも勝手にやってしまいましょうかね。
この二ヶ月、自転車乗らないと損するような、良い季節の到来です!




またまた突然ですが、明日25日、夜九時から、ナイトライドのイベントがありますので、お知らせいたします。

下記のコースを回ります。

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途中休みを入れて、コロコロ走って、2時間以内の短い企画です。

これ以外にも、統一?されたイベントが原宿周辺で行われています。
tokyo design flow で検索してみてください。

何らかのテーマが見えてくると思います。

当店は、このナイトライドに一緒に走る、ということで参加します。

集団走行ですので、できればヘルメット着用、ライト装着、交通法規遵守、という当たり前の内容広報も兼ねて走りますので、お時間のある方は、ご参加ください!

銀黒ツートーンフレーム 若旦那号 都内を駆ける



作りながらも、ウーンカッコイイ・・・と何度つぶやいたことか・・・。銀と黒のツートーン、渋めの一台です。
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なんといっても、ラグワークがいいですね。
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ヘッド回りはよくある話ですが、シートステーなんですねえ・・・。
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これは、カーボンというか、初期のアルミフレームによくあった、ラグに接着するという工法によるものです。で、このフレームはそれをさらに応用した、初期のカーボンフレームなんです。
正確には、アルミフレームのカーボンコーティングといった方が良いでしょう。

今日のようにアルミのティグ溶接や、カーボンがモノコックで整形できる技術が開発される前のアンティークなフレームといってもいいでしょう。もうこういう形式のフレームは、多分、絶対に作られないでしょうね。過渡期の技術によるフレームでしょう・・・。そういう意味でレアモノでしょうね。

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105の最新コンポで組んでみました。

とはいうもののハブは・・・
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TNIで組んでみました。軽量で回転のいい、奇跡的なハブですわ。

これから、これを当店の標準にしようかな?とも考えています。

で、この一台、若旦那のM永さんが持ち主になられます。
この方、今まで仕事上、かなりタクシーをご使用になられていたようですが、その辺の経費等含め自転車にスイッチしていこうと、今回のご縁となりました。

都内を自転車で滑走しながら、仕事をバリバリこなしていく。そういう新たな仕事師のイメージを込めて組み上げたこの一台。これがまた一つの流れ、そして層を作っていくような予感がします。

働き盛りの若社長は自転車でしょ!

今やアチコチのジャンルが自転車に接近してくる予感があります、今後の仕事の動きにも大いに影響を与えてくるでしょう。

エ?アナタのような方が、どうして当店に?というような依頼が増えています。なんでしょうね?自転車の持っている潜在的な可能性の大きさを感じさせられます。

しかし、なんで、あなた方が・・・?

シャレ者自転車 ウメザワ君 お預けします!

※多くの方よりお問い合わせをいただきました、このウメザワ君ですが、兵庫の尼崎のY田さんという方に、無事引き取られていきました。関西の地をウメザワ君は走ります!ありがとうございました。



 様子も良いし、ちょっと変わっていますね。シャレた方、伊達男、伊達女に似合いそうな一台です。

 これは当店の身内による製作です。もちろん、当店が責任を持って、確認し、その後のメンテも承りますので、当店発のものであることには違いありません。
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で、以下が製作者、石村氏の弁です。この繊細な自転車を組み上げただけあって、繊細な記事内容になっていますので、熟読お願いします!




 本フレームを製作している 梅澤氏についての情報は今調べています。今現在わかっていることは、愛媛のビルダーで、NJSフレームを主に作っているということです。競技ににも関わっており、愛媛県の自転車振興に深く携わっているとのことです。そういう意味で、フレームに間違いはありません、どころか、上物です。


以下フレーム詳細及び説明です。

◎サイズに関して
・シートチューブC-T:約530(適正身長は165cm以上)
・エンド幅:126
・シートポスト径:27.2
・タイヤサイズ:24インチ

◎使用パイプ
・フレーム:丹下プレステージ
・フォーク:丹下のアルミ

二昔程前のトライアスロンでは700c以外にも、650c等の径の小さいタイヤのフレームが使われることが今以上にあったことを考えると、トライアスロンや、TTように使われたのでは無いかと推察されます。

現在ウメザワのフレームはロゴがステッカーになっていますが、このフレームは現在のステッカーとは違い、水貼りのものになっています。またエンド幅が、6速、7速対応の126mmである事を考えても、二昔程前のものであると考えられます。

◎パーツについて
・ヘッドパーツ:shimano600 型番6207
・前後ブレーキ:shimano600 型番6207
・クランク:shimano600 型番6207
080918601.jpg

・シートポスト:shimano600 型番おそらく6207
・ダブルレバー:shimano600 型番6207
・前後ディレイラー:shimano600 型番6207
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・エアロ形状のペダル:shimano600 型番6400
・ブレーキレバー:shimano600 型番6207
・ハブ:sanshinα5000
・スプロケット:shimanoボスフリー7速
・リム:マビックGL330 24inch 32h チューブラー
・サドル:フジタ シームレス strada
・ステム:nitto首上がり70mm
・ハンドルバー:nitto ブルホーン 落差なし
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できるだけ当時のパーツを使って組み上げています。


なんといってもこの自転車の最大の特徴はトップチューブが前下がりになっていることです。しかし首上がりのステムに落差の無いブルホーンハンドルをセットすることにより、見た目ほどきつい乗り味ではありません。そして次に、パイプに丹下のプレステージを使うことにより、24インチであることと相まって非常に軽量に仕上がっています。
見た目は正にファニーバイクですが、その秘めたポテンシャルはかなり高いと思われます。
しかし、ここまでパーツやフレームについて書いてきましたが、やはりなんといっても見た目重視!!この自転車に限って言えば、機能よりもその見た目こそ最大の機能であるとはっきりと言い切ることができます。

この一風変わった自転車に愛着を持ってくれる方にご購入していただきたいと存じます。
 
 また、改造等の可能性は無限に有ります。例えば、ディレイラーを取り払い、シングルスピードにしても面白いかもしれません。
  
 尚、一般的にはちょっと入手しにくい24インチのチューブラータイヤの予備を2本お付けいたします。

※お売りする責任上、当店には常時24チューブラータイヤを在庫しておきますので、ご心配なく!



ということですので、本車体について、より詳細についてお尋ねしたい方は、直接石村氏のメールアドレス、ishinao14701982@yahoo.co.jpまでお問い合わせください。

尚、車体は当店内に展示されていますので、試乗ご希望の方などおられましたら、気軽にお申し付けください。

初秋の田麦山サイクリングと イベントボランティア募集!

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今月の21日。お世話になっている田麦山で、クロスカントリーレース(マラソン)と自然塾という野外イベントが行われます。

当店としてその翌日の20日より田麦山入山いたします。

初秋のサイクリングを湯沢から降りて、ちょっとした峠を1本越えて田麦山に入ります。
8月のサイクリングは非常に暑かったですが、今月はいいでしょうね!

翌日21日は、里山をランナーが駆けるクロスカントリー、その後焼きそば、焼き川魚などの屋台が建ちならぶ野外イベントの自然塾があります。

サイクリングを兼ねた、大会・イベントボランティアを募集いたしますので、ご参加ご希望の方は、 こちらの方より、ご参加の意思表明をお願いいたします。金曜午前中で〆切とさせていただきます。

どしどし、ご参加お待ちしています!

※今回は稲刈りイベントは組み込まれていません。稲刈りはその翌翌週に予定していますので、詳細につきましては、また当ブログよりお知らせいたします。

何度目かの上映会 由美香

※ご来場くださいました、皆様、ありがとうございました。


この日曜、十四日、狸サイクル野外映画上にて、上記ロードムービーの上映会を行います。
夜七時ぐらいから始めますので、ご都合の合う方は、お誘い合わせの上、ご来場ください。

内容ですが、ちょっと空前絶後の、自転車北海道一周旅行というのでしょうか。
ド素人の女優もどきと、これまたド素人の監督もどきの珍道中です。

もう赤裸々です、そこまでやるか?!と思うくらいです。

もう少しいうと、十八才未満のご来場をお断りいたします。

会場に限りがありますので、ご来観ご希望の方はこちらのメールアドレスまで、事前にご連絡ください。

なかなか見る機会の少ないこの手のロードムービー、見終わったとき、アナタも一緒に北海道を一周した気分になる、そんな感じの疲れる映画です!

お待ちしています!

はやるか?!ママチャリ改造・・・



「自転車生活」に掲載された、改造ママチャリの記事の影響か?最近ママチャリ改造のご要望をちらほら聞きます。
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ほとんどが、恐る恐るの電話で問い合わせなんですが、これまた掘り起こせば一つ層になるかも・・・、知れませんね。予感の閾は出ませんがね。

今乗っている実用車を少しでも快適に・・・と考える方は、意外と少なくないのかも知れませんね。

なにも恐る恐るのお問い合わせの必要はありません、堂々とお問い合わせください。
どうも、「ママチャリなんか改造・・・してくれませんよね」的なご遠慮があるみたいですが、いじればいじるほど、けっこういじり甲斐のあるというものです。

上のものは、今回ご依頼いただいた一台です。
もっとスピードを出したい、奥多摩ぐらいには行ってみたい、というような、様々なご要望を持ちのH木さん。

今回はスピードメインに改造してみました。
まずは、前ギヤをでかくしました。
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48Tぐらいの歯数はありますね。ギヤ比は4近いです・・・。
出だしは重いですが、走り出したら、ちょっと恐怖感・・・というかそのちょっと手前ぐらいの迫力があります。

スピードが出るようになったら、次に整備する必要が出てくるのがブレーキ。
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あの重いローラーブレーキを外しました。
アレがあるから、後輪外してのパンク修理などが面倒くさくなるんです。
ちょっとアイツは撲滅だな。

代わりにキャリパーブレーキを板で挟んでみました。
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デモこれだけではまだ効きにくいんです。
そこでシューを2ランク上のものに変更してみました。
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これは廉価版のロードについている水準のブレーキです。これだけでもけっこう効くようになるものですね。

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サドルもちょっと硬いもの、というか、左右に揺れて力を逃がしてしまうタイプの物から変えてみました。

これでドッシリと下半身を据えて、ペダリングに集中できるというわけです。

あとチェーンもピスト用に変え、ブレーキレバーもグリップもママチャリ仕様のものから取り替えました。

また、いらないものを外すというのは、基本です!シンプルでしょ?

で、乗り心地ですが、グーンと変わりました。ママチャリでもこんなに?と思うほどです。
ガツンと踏むとグーンと出てズンズン加速していきます、そしてガッツリブレーキを効かせると、ズズンーと停まります。

これがあのままチャリだとは・・・。

自転車屋自身が驚いています、少しずつよいパーツに取り替えることで、ドン!とよくなるというのでしょうか?

このままチャリ改造は、一つの分野として、当店の売りになるかもです・・・。それだけの内容はあるんですね、本当。やっている当人達が一番驚いているんですから。

なにも大枚はたいて、自転車購入しなくても、今ある自転車をチューニングすることで、結構いける距離が伸びる。半分店の首を絞めるような話ですが、そういう自転車志向の方もいていいんです。それで満足して、距離が伸びて、より自転車に愛着を持ってもらえるとしたら、そういう方だって、立派な自転車乗りなんですから。

でね、この土曜日、実はすごいママチャリ改造のお話しをいただいているんです。スーパーママによる、スーパーママチャリ改造です。

これは絶対に面白いはず!使用前、使用後も含めてしっかり掲載しますので、なんか今の自転車どうにかしたいなあ・・・なんてお考えの方、是非ご参考にしてください。

こういう自転車が出てきたら、中途半端なクロスバイクなんてどんどん淘汰されていくかもよ、いい加減なコンセプトで作っている自転車なんかを改造ママチャリは駆逐していくよ!

しっかりした理念に根付いた、フジのアブソリュートのような自転車は残るかな?来期のフジは実に気合いが入っています、こんなことも又の機会にご紹介します!

というわけで、土曜以降の本ブログをお楽しみに!

ロードの貴婦人 ガーネットレッド

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品の良い貴婦人のようなロードの完成です。
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フレームはソーマ。アメリカ西海岸生まれ。その割りに、イタリアンクラシック的なラグを纏っています。
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君は一体どこ生まれなの?なんちゃってイタリア人?

なら、というわけで、組み付けたパーツ類が・・・、
これだ!
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これもだ!
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当店で、年に数度あるイタリア、カンパニョーロのケンタウロです!

ブラケット形状では、店主は断然カンパが好き。
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ハンドル水平に取り付けるこの形がカッコイイです。
様々なポジションの可能性を模索する方は、シマノのSTIの方が良いかもしれませんが、ある型に決まっている方はカンパの方が良いかもしれません。

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ただブレーキだけは、国産品。
というのは、このソーマフレームは57ミリというロングアーチのブレーキを要求してきたからです。
少なくとも、私の取引範囲で、カンパのロングアーチを見つけることはできませんでした。

ただ、これが価格上、功を奏しました。値段が三分の一以下だったからです。
表面加工も、カンパにぶら下がっていながら、さして違和感なし、といっていいかな。

サドルは少し、クラシカル。
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持ち主になられるN藤さん。
モロレーサーにはしたくはないながら、変質的クラシカルもイヤ、というちょうど中間を射抜いた、見事な選択だと思います。

この車体、ライダーを含めて、自転車文化の成熟、を先取りしているように思われますね。

経験と体の中からしみ出てくるようなセンスを顕在化させたような自転車、そういう自転車作りをしたい方、当店はできる限り応援いたします。

戻り鰹ツアー

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スタートは成田山より。新勝寺です。

ここから51号を使って、援農でお世話になった大栄町のターボさん宅の前を通って、佐原へ。
二十数キロのサイクリング。

この佐原が良かったねえ・・・。

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水郷といわれて、利根川から引いた水路が町のアチコチに配置されています。
伊能忠敬の故郷のようでした。

ここはまた別ルートでじっくり行きたいところでしたねえ・・・。
蕎麦食べて、利根川沿いを四十キロ強、銚子へ!

途中稲刈り風景を見ました。一番大事な仕事を淡々とこなす農家の方々・・・、来月新潟田麦山の稲刈りツアーをやりますよー。

あと秋のサイクリングの注意事項。
雑草、特にイネ科の雑草は秋より元気が良いです。
穂をたらしてグングン伸びてきます。特に、車道までも・・・、グングンと。

腕や足に当たりますと、場合によっては切れます、またはかぶれます。

予算の足りない地域はほったらかしの道も多いでしょうから、地方のサイクリングにはくれぐれもお気をつけください。

利根川は広いですね。流れが目視では確認できません。むしろ風で逆流している様にさえ見えました。

時間通り、銚子へ到着。

鰹屋さんへ!
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で、まあ、お約束というヤツですね。
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ニンニクなど必要ありませんでした。

事故無し、雨無し、文句なし!

拡張工事!

 この新店舗に越してきてから、半年経ちました。けっこう寒風吹きすさぶ頃だったので、もっと月日が経ったように感じます。お陰様で、地域の皆様、お客様各位に支えられつつ、なんとか居場所を確保できている次第でございます、ありがとうございます。

 今後とも、一層のサービス向上を目指し、最近取り組んだことといえば、改装工事であります。
 といっても、当店のこと、壁紙を貼り替えたり、絨毯を引いたりというようなものではありません。
 
 作業場の確保というか、それまで作業場を占領していた、パーツ類の収納場所を確保するといった方が良いかもしれませんね、そんなことをこの数日間やっていました。

 入口から入っての玄関付近を中心にいじりまくりました。

まずは使用前です・・・。

080905mae.jpg

どう見ても普通の天井ですね、蛍光灯もついている。

ここを天井ぶち抜いて、白塗りにして、自転車収納場を確保しました!
こんな感じです。

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ここに少なくとも三台は収納できます。余ったパイプなどを再利用すれば、その他の小物なんかもかなりぶら下げることはできるでしょう。

玄関はいっての踊り場のようなところの上も同じように・・・・・。

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すでに二台がつり下がっていますが、ここはうまくすれば四台は収納できるでしょう。

完成車はとかく場所を取ります。でもただ吊していただけでは、サドルなどに頭をぶつけてしまいます。

そこで、四十センチの高さを確保するために、天井を外したというわけです。

あと当店の売りの一つでもある、手組みホイールですが、これをする際のリム、ワッパ、これがまた場所をふさぐものなんですな。

横に置いたら倒れるし、縦においても中の多くのスペースを無駄にしてしまいます。そこで、やはり威圧感のないところに釣るし起き、パイプなどを使って、できる限り上へ上へ収納するようにいたしましたよ。

で、できあがったのが、こちらです。

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最上階には九十センチの横棒を取り付け、そこにリム類を書けまくりました。

それからパイプで棚を作って、そこにもリム類の収納をして見ました。
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相当スッキリしたはずです。 

取り出しなどの何もありますが、とにかく店自体がちょっと片付きました。
もう少し能率のことなど真剣に考えて、今後とも、積極的に店舗には手を入れていこうと思います。

今度はコンプレッサーの部屋だなあ・・・。

日帰りサイクリング 銚子まで戻り鰹を求めて!

突然ですが、この六日土曜日、銚子まで戻り鰹を求めての、日帰りサイクリングを致します。

長岡祭で使った青春18キップが残っているので、これを使っての輪行です。

大体のスケジュールですが、早朝、参加者の住まいにもよりますが、新宿辺りで集合して、輪行、成田ぐらいまで行きましょうか。

そこから、自転車組み立てて、利根川沿いなどを走りましょう。途中、水郷の里、佐原辺りで蕎麦なんか食べるのもいいですね。古い町並みがあるそうですよ。午前二十五キロ、昼取ってから、四十キロぐらい走って、銚子へ!

夕方前ぐらいに着きますか?

そこで、戻り鰹を堪能しましょう。
帰りは100%輪行ですから、お酒を飲みたい方も大丈夫です!

六時か、七時過ぎ頃銚子を出て鈍行で、ガッタンゴットン東京まで戻ってきます。十時過ぎかな?


全走行で65キロ前後の緩いサイクリングです。初鰹より脂の乗った戻り鰹!それを銚子で!という内容ですので、悪くないですよね?走った後何を食べてもおいしんですが、銚子で戻り鰹!

そんなわけで、参加者を募集します。18キップが四枚残っていますので、新しいキップを買うとしたら、五枚綴りですから、九人、十四人、十九人という人数が都合が良いですね。良い人数になりましたら、締め切ります。

参加をご希望の方はこちらのメールアドレスまでお申し込みお願いいたします。
運行内容の詳細を送ります。


それではお待ち申し上げています!

これぞタクミの技! マウンテンのシングルフリー化

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これは一見するとトライアルバイクですねー。
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例によって、又やってしまいました、マウンテンのシングルフリー化です。
組み付ける前を知っているものからすれば、本当にスッキリしてしまいます。

ご依頼は、東京の西地区にお住まいのM黒さん。
あるパーツを活かして、シングル化して欲しいとのこと。
「不便になりますけど、いいんですか?」
「はい」この一言に決意を感じ、承ることに。

と、そこに柏レイソルのユニフォームを着たお子さんが・・・。

お預かりしたマウンテンバイクを作業台に固定し、リアディレーラーを取り外そうとしたとき、彼と目があった。名前はタクミ。
「外してみるか?」という問いかけに、
ちょっと照れくさそうに、
「はい」だって。

「これは良い経験だ!」とすかさず、お父さんのM黒さん。

さすがですね、ここで「ケガするから危ないよ、それに作業の邪魔だし」という親とは、格が違います。

なにも刀鍛冶ではあるまいし、この程度の作業でケガはまずしないし、したとしてもそれは良い経験です。

私の持論。子供には小さいケガ、小さい火傷はイッパイさせた方が良い。そうした機会を持たせてやる方が良い。

それは何よりも大きなケガ・火傷をさせないためです。

利口な子は、小さいケガの積み重ねから、大きなケガをしないような動きをするようになります。

危ないものを危ない、と認識している子は危なくない。
危ないにもかかわらず、そう認識していない子供が、危ないんです。

お父さんの後援の元、二人でパーツはずしを開始しました。

リアディレーラー、フロントディレラー、ワイヤー類、チェーン切り、スプロケット、そしてなんとクランク外して、その中のチェーンリングも外して、アウターリンク取り付けまでやってくれました。

六角レンチの使い方も、一パーツごとに、上達して行くのが、指の動きから分かる。
小さい指を駆使して、クルクルと大人用の工具を回していく。頭がフル回転、体と同時だから、相当刺激になったんじゃないかな?

二十年程前、知り合いの十歳の子供の、一人綾取りを見た時を思い出しました。
紅葉のようなちいさい手をピラピラと動かしながら、器用に糸を拾っては、かけ直し、拾っては、かけ直し、それを繰り返しながら、糸の立体的な造形を変化させる。

その見事な指の動きを見たとき、ラジオガールから始まった我が国の物作りが、一体何によって支えられていたか、が一目で分かる思いでした。それは遊びだったのです。

子供の遊びの中にすべてがある。

何の?

日本の将来のすべてが、子供の遊びの中にすでにあるんです。

綾取りのような遊びが土台となって、かつて日本の技術立国は可能だった。

では、今日のゲームが主導する遊びが、一体今後の日本をどうしていくのか?
た・の・し・み・で・な・ら・な・い。

外し作業の八割は、タクミ君のお手柄だった。
そして、組み付け、これはちょっと加減が必要なんで、ようやっと私の出番か・・・。

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外したリアディレーラーにスプロケット、その後はシングルようの16Tのギア板とスペーサー。
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前はアウターを残して多分48Tだったか・・・。この組み合わせが、テンショナー使わずにできました!
また奇跡だわ。ストドロエンドでのシングル化はいつも緊張しますなあ・・・。

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チョイ悪オヤジ風に、ハンドルを短く切って、グリップかぶせました。ちょっと慣れるのに時間いるかも知れませんね。

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余った、パーツです。大体2キロぐらいありましたかね?

この余ったパーツでまた別の自転車を考えるというのも、楽しいんです。
そういう意味でも改造は楽しい!

優秀な助手君がいてくれたお陰で、作業は二時間とかかりませんでした。
その優秀な、助手君を紹介します!

080831takumi.jpg

再度、名前をタクミ!まさにタクミの技お陰でした。

イヤー日本の将来も明るい?か?
そんなこと知るか、興味もないわ!

イヤ、でも、少なくとも、私の回りは明るい!こういう子がいるんだから。
そして、あとできれば、その回りの外延を少しでも広げていくこと、これだ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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