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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2009年03月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

チーフにおくるシングル固定


 もう随分と、定番になりました、ロードのシングル化、しかも固定化です。

 このフレームに・・・やってしまいました。今や飛ぶ鳥を落とすルイ○ノ。新規取引は募集していないとかで、昨年アキ断られましたが・・・、全然いたでありません。当店のカラーでない・・・というか、まあ、何でもいいでしょう・・・。

 今でも石橋のイカリは惜しいと思いますがねえ。あの取引が可能であれば、年間五十台は、ネオコットでも売ってやったのになあ・・・。イメージを大切になさるメーカーさんからすれば、当店のような店でもなんでもないようなところなんていうのは、イメージダウン以外何者でもない、ということなんでしょうな。

 そういうイメージ戦略の自転車を、あっさりシングルにしてしまったんですから、それはちょっと小気味よいものがありますよ。

 依頼をいただいたk林さんは、若手女性チーフAD。昨年、テレビの取材を受けましたが、その際ADという方々の扱いのひどいことといったら、かわいそうでしたねえ。I田くん、がんばっているかなあ。

 さすがにチーフだけあって、このk林さん、肝がすわっていらっしゃいますね。本当に固定にしていいんですか?わざわざ不便にする改造ですよ?というコチラのアドバイスにも、お願いします!できましたしね。

 再度繰り返しますが、ロードやクロスバイクなどの多ギアタイプの自転車をシングル化するということは、性能面でいうと、確実に不便になります!見た目はスッキリシンプルになりますが、不便です。

 他に一台あるならいざ知らず、一台しかないなけなしの自転車をシングル化、しかも固定化するなんていうのは、ちょっとした覚悟がいりますので、その旨再度、ご確認ください。

 で、K林さんの意志は硬く。シングル固定化に。
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 そうそう、またこうしたストドロエンドのタイプのフレームでは、好きなギア比は選べませんからね。その辺も再確認お願いします。

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 固定化するためにハブを変えなくてはならないので、後輪は組み替えました。手組みね。

そしてあとは、ハンドルを切って今風に・・・。
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ちゃっかり今風です。

これで都心を走る、ADのk林さん。大変な仕事を支える力は、「作りたい番組がある!」ということらしいです。私のように完全にテレビを見限っている人種はさておいて、まだまだ可能性がある!と信じて動いている若者がいる。

テレビ自身の可能性なんて、この際どうでもいいんだ、こうした若者がいる!ということがテレビの可能性ということなんだ!
わかったか!人を人とも思わないで、下っ端を怒鳴りつけ、つぶしにかかる恥さらしの業界人!
お前らの可能性は、実はこうした若者にこそあるということを、少しは思い知れ!

翻って、我が輪界よ。いい若い者が育っているかい?町の自転車屋さんをのぞくと高齢の方が多いなあ、町の自転車屋が無くなって、みんなホームセンターやスーパーで自転車を買う時代が来るのだろうか?

そんな危惧を今度は世田谷で、自転車のメカ養成学校で払拭せねば・・・。
やることはあります、広がりもあります、ただ・・・不景気ですね。今年はこういう年なのか?

うーん・・・・。
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青梅までちょっくら絵でも見に行きませんか?



 新人発掘の公募展が青梅市の美術館であるそうです。

 いいですね、新人発掘なんて。

 中年以降がゆっくり押し出されていく感じしまして、自らの前後がうまく固まっていくような感じがします、それでいいんです。

 で、このビエンナーレに、当狸サイクルの絵師、岩井画伯が入選されたんですよ!

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 この名作、不感症メの作家さん。
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 彼ですよ!先日のギャラリーの創造主です。

 それが今月の二十九日までというのですから、これは行かないとね。

 ということで、また突然ですが、明日28日、青梅までゆっくりサイクリングしていきましょう。
 多摩川を羽村まで上って、絵画鑑賞、それから昼食でも取って、のんびりかえって来るというコースです。ママチャリでもいけますね。

 28日、九時頃当店集合で行きます。サンタマ地域の方は、途中で待ち伏せしていてください。
 何分急なもので、少人数になると思います、気を遣わず、のんびり行きましょう。師匠の言葉を借りると「25キロ以下で走れる人」が参加条件です。待ってますよ!

 では

蘇った名車



オオー!と思わず声の出そうな名車ですね。
美しいし、その当時の最高のスペックですよ。

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この辺だったり・・・
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まあ、こんなもんです。
ギアも五速?
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六速ですね、クロスレシオのところが、またクラシカルです。
かつては重いギアをグイグイ踏んでいたんですねぇ・・・。

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ハンドルはそのまんまで、ワイヤーの様子や、コットン的なバーテープも全く手付けずのそのまんま。

自転車ほしい!といった息子に、すごいのあるよ!と応じたお父さん。
たぶんあれに乗れるようになるまで、息子さんの成長を気長に見守っていたんでしょう。

その時が来たんです!

で、タイヤは管理の関係からWOタイプに組み替えました。
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出来るだけロープロファイルで、しかも36hなんていう絶滅危惧種でのホイール組みでした。
思った通り違和感はあまりありませんね。

これでまた相当走れるようになりましたので、できれば、昔式のグイグイ踏みで、やってほしいですね。

自分にではなく、自転車にスタイルを合わせる。通常店主はこの逆のことを申し上げていますが、たまにはいいでしょう!なぜなら、それだけに値するほどの車体とコンポなんですから!

後、二山!イヤ!三山!

超えられます!

お花見サイクリング 



一見枯れ葉に見えますが、これは桜の写真のようです。
今月末に来まして、お花見サイクリングのお知らせです。
これからナイトライドも走りやすくなるでしょう、こんなお知らせが届いています。


日時:2009年3月26日 木曜日 21:00~
集合時間:21:00 *いつもより30分早い時間です。
スタート時間:21:30
コース:表参道~外苑前~四ッ谷~千鳥ケ淵~青山墓地~表参道
持ってくるもの:自慢の愛車、カメラ、おやつなど
*注意:夜間の走行につき、ライトもお忘れなく。もちろんブレーキも。


ということです。まだほころび、というところでしょうが、花見の下見で回ってみるのもいいかもしれませんね。
ただ、花見というと春のイメージですから、どうしても薄着になりがちです、あくまでも春はイメージですので、少し多めに防寒の準備をされることをおすすめします。

待ってるヨー!

今年も勝ちましょう!都民大会

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これは、昨年五月の東京都都民大会、立川競輪場での記念撮影です。
二十代の優勝と、十代の準優勝という、画期的な成果を上げた大会でした。

と、この大会がこの五月にも開催されます!

ディフェンディングのためのも、もちろん今年も店をあげて参加いたします。

杉並区のチームとしての参加です。

競技担当の沼野監督より、メッセージ等が・・・

「都民大会の案内がきました。トラックは1kmTT、ポイント、ケイリンで登録者のみ。ロードは1kmTT、400m速度で年齢は30歳以下の部と30歳以上が66歳までで五歳刻みになっています。こちらは登録の有無はありません。そして女子はオープン競技でロードの1kmTTと400速度です。参加者は、氏名、年齢、自宅住所、勤務先名、勤務先住所が必須です。区への提出期限が4月2日です。大会日時は5月10日、7時半から14時まで、立川競輪場です。よろしくお願いします。沼野」

東京都の車連に登録していない、通常のライダーの方は、千トラと、400mの競争だそうです。千トラとは、ゼロ発進から、千メートル(立川競輪場2周半)を駆け抜けるという力業の競技。
400mの競争は、数人でトラック一周の順位を競う、駆け引きなしのこれまた力業ですね。

そんなこんななので、トラック慣れがどうしても必要になります。そんな事前練習などにも、参加していただければなんて思います。

プロの競輪選手が走る競輪場で走れるなんて、なかなか出来ない体験なので、自転車乗りなら一度はバンク!ということで、記念もかねて、ご参加されることをおすすめしますよ。

残り8人枠ですので、4月2日までに、当店当てに参加の意向をお伝えください。
きっといい思い出にもなるでしょう。

お待ちしていますヨー!!!


ギャラリー狸サイクル 第2弾 開催中


 
 ギャラリー狸サイクルの第2弾、開催しています。
 前回の岩井画伯とはまた、全く違った趣の作品達です。

 今回の画伯は・・・。
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 遠山陽子画伯。店主と同じ苗字でも、親戚ではありません。
 輪画でお世話になった方です。

 この画伯も独自の世界をお持ちですよー。
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 将来的には絵本にもいけそうな気がするんですねえ・・・。
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じゃんけんぽん!

今回は展示する以前、作家の個人的な下書きモデルのようなもの、しっかり形になる前の可塑性のあるメモ類の展示もしていただきました。
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あと、立体ものもありますよ!
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自転車のリムを利用した、ランプシェイド・・・、展示が終わったら、これほしいなあ・・・。

と、まあ、今月いっぱい遠山画伯の作品展示を行っていますので、ご用とお急ぎでない方は、是非是非、寄っていってください。

次回、展示予定は四月より、戸倉氏による写真の展示です。
その後は未定ですが、作品展示を希望される方も同時に募集しています。

縛りはほとんどありませんが・・・、生活の場でもあるので、ちょっとした破損なども起こりえます、そういうことも、ご理解いただける方、ドシドシ応募してください。

あと、当店は自転車店ですので、作品の中に、一台自転車ものを作っていただけたら、うれしいです。歴代展示してくれた作家さんのそれぞれの自転車が当店に残っていったら、それは宝になるでしょう!

てなわけで、いらっしゃいませ!

改装して快走!



 これを乗れるように?!

 まあ、当店にはよくあるパターンです。それにしても・・・、年代物というか・・・。使い込んでいるというより、放りっぱなしという印象が強い一台でした。

 これを使えるもの残して、再度快走できるようにとのことです。

 このパターンで一番大変なのが、まずパーツを外して、無垢のフレーム状態に出来るか?ということです。それが出来れば、いかようにも、ということが可能ですが、出来ないとなると、変な新旧アンバランスな一台に落ちてしまいます。

 たぶん大変だろうなあ、という悪い予感は随所に当たりました。

 本当、ごねられた一台ですが、なんとかパーツを全部外して、フレーム掃除をして、使えるもの塗装でないものに分けて、再度組み付けに入りました。

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まず前後ホイールは、総取っ替えです。チューブらーをWOに変えました。後輪はボスフリー式、前輪はハブだけは旧式のものでなんとか・・・。

WOにかえたので・・・
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タイヤもちょっと太めのランドナークロスに変更。
ゆっくり乗るにはいいタイヤですね。

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ブレーキもセンタープルのものからキャリパー式のものへ。センタープルの主要なワイヤーがもう作られていないためです。中古を探すという手も無くありませんが、時間がかかりそうなので、こちらに変えました。

で、使えるものは旧式のものを例えば、
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Wレバーなんかは、大丈夫でした。
ハンドル周りもそのまんま。

そんなこんなで、いいバランスで新旧が入り交じって出来たのが、今回のこれです。
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エヘヘヘ、すごい手ぶれです・・・。別に意図はありません。単に腕の問題です。
まあ、これでしばらくサイクリングは出来ますね。

しかし、自分でやっていても、自転車は不思議です。

それなりにしてやると、それなりに走る。
こいつもそれなりにスイーッと走るんですよ、平気な顔してね。

逆に言うと、ぞんざいにしていると、その程度の走りしかしません。
その辺の機微をすぐ反映してくるんですね。

多くの自転車をご利用の方、その一手間というか、一気遣いが足りない方々が多いようにお見受けします。特に実用車の方々は・・・。

家事育児で大変なお母さん方の、包丁を研いで、自転車のサドルと少しあげて、タイヤに空気を入れるだけで、かなりのストレスが解消できると思うんですがねえ・・・。

ほんの一手間なのになあ・・・。

草食系男子のための イメージピスト 本当かよ!



 副店長作の、草食系男子におくる、ピストレーサーです。

 この草食系男子というのは何でしょうか?肉食系のようにギラギラしていない、素っ気ない、中性的な男子ということらしく、それが今の二十代、または三十才前後の日本男児を特徴づけているというではありませんか! 
 
 別に驚くことはないのですが、こういう何らかの層というものが象徴的に形成されると、そこに触手を伸ばしたくなるというのも、もの作りの人間の性かしら?

 なんか女の子と寝ても、そのまま朝までぐっすり寝て何もしない、彼女を他の男子とシェアリングなんかもする、華美で派手なものがダメで、車やバイクのようなもろ男の子!というようなものも倦厭。若仙人ぶった、覇気のない・・・男の子たちなんですか???

 ウーン・・・。で、まあ層があるというので、店内で研究会をして、典型的な肉食どもが衆議合議して・・・できるわけがない。

 そこで自称半分草食系だという副店長が、これまた厳正なマーケティングの結果、上記のピストレーサーを組み上げたということなのです。

 これは、通常の受注発注でないので、完全に売り物です!

 社運をかけて、やってますので、自薦他薦問わず、我こそは草食系!(この時点でだいぶ草食度は下がっていますが)という方は、一度ご購入をご検討していただきたいものです。

売りは、塗装です!
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あえてプラサフ仕様でとめた塗装。
中途半端な感じが、店主は???なんですが、無印などをこよなく愛する草食系には、ピッタリだ!と副店長。本当かよ~・・・。

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クランクも、普段のRDではなく、細身のチェーンリンクで、繊細に・・・。
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ホイールも、どちらかといえばロープロの銀リムに、ラジアル組み・・・ちょっと女性的というか・・・これもまた繊細なイメージです。

でも!
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後ろは固定!ちょっと硬派な草食系?どうも固定というと、昨今のはやりを飛び越して、かつてのバンカラ自転車を想起してしまう店主である。

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ハンドルは、ノーマルのマルハンに、エイドブレーキに、スポンジ風のグリップ。

以上なんですよ。
自称半分草食系の副店長は、自らのマーケティングにかなり自信満々のようです。
果たして結果は・・・。

もちろん草食以外の方々も、せいぜい注目してやってください!
いずれにしろ、社運をかけた一台ですから!

と、最後にイタチの最後っぺのように、「店主もだいぶ草食が入ってますよ」と副店長。

んんんん!確かに・・・。
でも、実は最近、イロイロ事情がありまして、再度肉食に化けようと思っているんです。
その実狸ですから、もともと雑食なもんでね。

爪といで、牙磨いています。徐々にハンターの勘を取り戻そうとしています。あまり時間がなさそうなので、そう悠長にしていられませんが、確実にハンターになりつつあります・・・ギラリ。

で、何をハントするか?だって?

もちろん、決まっているでしょ、なにしかありませんわ!
春ですしね・・・

銅のフレームを作ってみました



 気まぐれですが、銅のフレームでピストを組んでみました。
 こういうのは半信半疑で、作り始めるんですが、これは完成に近づくにつれて、徐々に気合いが入っていきましたね。

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 銅メッキ調の塗料で、たれやすく塗装は難しかったです。それとかなり重ねがけしないと、薄いですね。この色を出すのには四重がけぐらいしたかな・・・。何かありましたね、銅のパイプを使ったガス管のようなもの・・・。

 もちろんホイールはいつもの手組みです、ラジアルね。
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 このリムとタイヤの組み合わせ、結構気に入っています。
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いいよねえ、渋くて・・・。

あとクランクは定番のRD、マアよくできていますね、
チェーンは金です。
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ハンドルはピストハンドル
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もう、定番ということで、定着しましたね。

形なんでしょうね、確かに美しい形していますからね。

てな感じで、ポコッとこういう気まぐれピストを作ってみたりします。
まあ、このていどなら、なんとかなりますから・・・。

これから、こうしたオリジナル加工のフレームを徐々に出していきますので、こうご期待。

先日ギャラリーの展示が終了した、岩井画伯による、オールフレーム輪画、からワンポイント輪画まで、いろいろありますよ!
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岩井画伯のキャラクター「燃えネコ」ちゃんです。
これはこれから小ブレークすること間違いなしです!

またチョロチョロ何かが動き出しそうな予感があります、春なんでしょうな・・・。

ジャンクアート考 八日まで



 今、当ギャラリー狸サイクルで展示している作品です。

 題名は、店主が勝手に付けてものですが、「不感症メ」。

 岩井画伯、今回の作品の多くは新聞紙の上に描かれています。

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こちらなんかも新聞紙の上です。

後々紹介する作品も結構廃材なんかを利用して作られたものが多く、仮名ですが、こうした廃物を利用した作品をここではジャンクアートということにします。

 店主は、絵画や彫刻的な素養がほとんど無い分、文章や言葉に過剰に近く反応する傾向がありまして、そういう店主から見ると冒頭の絵の題名がどうして付いたかというと、その理由はよく見ていただければわかるでしょう・・・。

 犬の散歩をしているグラマラスな女性の右脇に「感じない」なんていう、一文があったりします。そこからそう見えてしまうんですね。

 新聞の印刷の色合いなどを利用するのも面白いですが、バックにある記事との関連でさりげなく絵が展開されていったら、これはこれで面白い作品になるでしょうね。さりげなくでなく、これ見よがしにやったら、風刺絵になったりするかもしれません。
 いずれにしろ、素材の持っているものとのコラボという感じで、真っ白い無垢な紙に書くのとはスタート時点からして異ってきます。

 そういう意味で、このジャンクアート的な手法は、手にかかる対象自体がすでに有意味(半有意味)なものであるため、作品は作家による接ぎ木的なおもしろさが期待できます。たとえば・・
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自転車の車輪の軸、つまりハブを利用した人形。ハブ人形。
あとこれが意外と人気な
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ハブシャフトを利用した動物。
通称ハブ犬、などです。

 でも、それだけではないでしょうね。

 もうちょっとうがった見方をしていけば、経年のおもしろさ、というのも大いに期待できるでしょう。例えば、今から百年経ったとします・・・。

 百年経ったら、もう土台のジャンクたちがそれだけでありがたくなってきませんか?つまり、畳替えの時つい読みふけってしまう古新聞。それが百年前のものだったら・・・。

 それだけでありがたいですね。ハブだって、鉄がさびて、それなりになって、プラス百年前の民具としての価値、もう少し踏み込むと民俗学的な価値を帯びてくる、というようなことも考えられませんかね?

 二十数年前にとっておいた映画のビデオなんかを見るとき、その映画などよりも、間に入るコマーシャルの方がよっぽど面白いものとして鑑賞できるなんてことがあります。何気ない、価値がないと思っているから、通常はとっておかずに捨ててしまうものが、どこかにキチッと保存されていたりすると、その筋では高値になるなんてこと、往々にしてあるようですが、うがった見方をすれば、そういうものも含めて、ジャンクアートが持っている可能性というものもあるかな?なんて思います。

でも、そんなことより、もっと深い意味で、こうしたジャンクアートは本源的なんじゃないかな?なんて思うのです。

いくつか見てください。
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「燃える前の俗人」(勝手に店主名付け)
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「新聞上のアリア」(勝手に店主名付け)
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「引っこ抜き人形」(勝手に店主名付け)

なめんじゃねーヨ、と思う反面、どうも捨てられない、ジャンクアートの真骨頂でしょう。

芸術と人間!などと大上段に構える前、まだ人間の全体的な活動から、芸術というものが独立する以前、一体人間はどんなものをどんな思いで作っていたのでしょうか?

技術も形式も技法も、何も整っていないので、出来てくるものはすべからく稚拙で幼稚なものばかり。多分そうだったんじゃないかな?

でも、なんで我々の先祖たちは、そもそもなんでそんなものをわざわざ作ろうとしたのか?生存ということからすれば、取るに足らない活動になんで時間を割こうとしたのか?

この何かの萌芽、これがある意味で今日的にいう芸術などの活動の原点なんじゃないでしょうか?

ジャンクアートに、店主はそうした人間の本源的な何かを作らずにはいられなかった、何らかの萌芽が見えるような気がしてならないのです。

人間、生活に余裕が出てきたから、芸術美術が発達してきた。現象としてはそれは正しいでしょう。確かにそうなんです。いわゆる芸術家にはパトロンが今昔に関わらず必要なようです。

でも・・・、例えば、シベリアに抑留されて命からがら生還して来た人たちは「苦しい中でもユーモアを忘れない人だった」などという話を聞いたことがあるんですが、余裕があるからユーモアをいうのではなく、ユーモアを言うことでその都度失われそうな人間性を取り戻していたんだとすれば、芸術だって同じなんじゃないでしょうか?
 余裕があるから芸術活動をするんじゃない、それをなすことによって、人間性を取り戻せるような、本源的な表現活動として芸術があるはずなんです。それをそれとなく象徴するのがジャンクアートのような気がして仕方がないんです。

岩井画伯は、仮にこのまま経済的には売れなくても、電車や食堂で隣り合わせた子供なんかに、箸や駅弁の端っこを使って、その子たちを魅了し続けるでしょう。たばこの吸い殻に顔を描く、子供たちは「かわいい~」を連呼して、ケラケラ笑うでしょう。そこに大切な何かがない、などとは言わせないヨ。

八日まで岩井画伯の個展をギャラリー狸サイクルにて、やっています。
ぜひお越しください。

なんでコイツまで・・・

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昨年秋の作品です。見覚えある方もあるかな?
作品といっても、当店のというより、軒先自転車でした。

お父さんが乗っていた、ビアンキのあのチェレステブルーをはがして、自家塗装したもの。

一月ぐらいかかったかな?途中の工程をそのお父さんも目を細めて、見に来ていたものでした。

それが・・・、また盗難にあったというのですよ・・・。

これだけ人の手がかかっている自転車をよく盗めたもんですな。
違和感だらけで、たぶん乗りこなせないでしょう。
詳細はこちら。
来年度より建築の仕事に就く、児玉さんからです。


【 名 前 】:児玉直樹
【 メールアドレス 】:stadium-arcadium@hotmail.co.jp
【 住 所 】:杉並区下高井戸4-45-6
【 携帯電話 】:090-9316-5441

 お疲れ様です。さきほど話したとおり、3月4日の13時~15時の間に自転車が盗まれました。場所は環八を練馬方面にむかって荻窪中央線の陸橋を越えてすぐにある、Be-PUMPというボルダリングショップの駐輪場で盗まれました。
 自転車自体は茶色いフレームパッドとステッカーを貼っている程度で、狸サイクルで作ったときとパーツは変わりません。
 目撃情報などがあった場合は上の携帯番号かメールアドレスに連絡お願いします。


ボルダリングショップというのは、岩登りの練習をする施設といっていいみたいです。
とにかく、目立つ車体なので、中央線沿線のおよび、都心で、皆さんの目をしっかり光らせて、犯人を追いつめてください。

しかし、最初は不慣れな手つきから、徐々に上達していって、自分でペイントを探して店を駆け回り、二重三重に下塗りから丁寧に仕上げていって、その出来に満足感を浮かべた彼の顔を見てきました。

では、これでお願いします!とフレームを預かって、予算に従い組み付け、納車し、自転車に跨って、店の周りをおそるおそる一周して来たときの、その笑顔といったら何物にも代えられない、宝物だったはずなのに。

その彼から、父親譲りのこの自作自転車をいとも簡単に盗み出す。いかにも安易で浅薄な行為であることか。きっと盗んだことを後悔する目に遭うでしょう。

ものにも思いは宿る、それを愛着という。

そういうものに、安っぽい物欲で近づくと、きっと痛い目に遭うはずです。

所属に戻せ!

皆さんの協力をお願い致します!

はじめの一歩 としては上等!上等!



 通勤を自転車で始めてから、自転車にはまったK井さん。ところが友人から借りていたので、週末には返さねばならず、それがフラストレーションで、「もう自転車!」ということで、当店に来られました。

 自転車好きっていうのは、期間だけじゃないんですね。一目惚れ的な愛好者です。体がエンジンとして回っているので、変なものをお渡しするわけにはいきません。

 またがったら、スーッと走ってしまいそうな勢いですから、そこそこの車体を出さないと、エンジンのフラストレーションははけないでしょう。

 しかも、ホリゾンタル!というご希望。あちこち当たって、フレームゲット!これがまた、古典的な売り方で、フォークはなしというもの。かつてはそうでしたよね。もちろんフレームフォークセットは基本ですが、そんなときにも、ビルダーさんとのあいだで、「フォークはストレートが好きなんですけど・・・」なんていう希望出せました。

 今はもう完全一体設計で、ある意味合理的なんでしょうね。

 ちょっと前、アルミフレームが主流だったときは、フォークを何にするか、というのは好みの問題として色々選択可能でした。あれはあれで面白かったなあ・・・。

 軽さめあてで、ミズノにしましたが、ヤビツの下りでギョギョーッ!
 今は、タイムのストレートが気に入っています・・・、個人的好みの話・・・。
 ルックの断面三角形というのも、いいらしかった・・・。

 そういうのから比べると、本当今は、内容デザインともに一体型になりましたね。

 で、フレームはゲットしたものの、フォークはどうするか・・・?と在庫を探すと、ありましたありました。パナソのかつて外したヤツ。銀のポリッシュがいいというご注文で、フォーク交換して、浮いていたヤツです。
 
 形のいいものだったので、いつか使ってやるからね、といいきかせて寝かせていたものです。
 今回起こして、整えて、装着。最初からそうだったような顔して、ピッタリフィットです。

 コンポは、当店としてはマア、珍しく統一コンポでソラ!
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後ろのホイールはもちろん手組みです!

マア、よくできていますわ。
さいすがに統一だけに、組み付けトラブルほとんどなしです。

こんな仕事だけだったら、自転車屋さんなんてチョロイですね。
その分プラモデルを組み立てるみたいなもんなんで、きっとすぐ飽きるでしょう。

最新のフレームに、最新のコンポ、最新の完組みホイールの組み合わせ。
乗る人も快適、組むのも簡単。なんか起これば即取り替え。

何でもすべてレトルトで送られてきて、あとはレンジにかけて出すだけのファミレス的自転車店。
楽だし、それはチェーン店化も簡単でしょうな。

でも、野菜から自分で作りたいなんていう料理人だったら、そんな職場には耐えられないでしょう。

いろんな意味で人を育てない、育つ必要のない方式がはびこるということは、当の「人」にとって、面白くないはずですな。ファミレスで、本当に生き生きと働いている人って、ほんの一握りなんじゃないかな?うまかったよ!といわれても、達成感は・・・。マアいいか、人様のお仕事ですから・・・。

そんな中でも、当店のテイストがひとつ。
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360ミリのハンドル・・・、細身の女性ライダーにはいいじゃないかな?
ちょっとした気遣いもあるんです。

とマア、ほぼトラブルフリーな一台です。はじめの一歩ロードとしては、もう十分。
これでしばらく、ガンガン走れますし、走るでしょう。

自分の会社の社長さんに惚れ込んでいるK井さん。伝聞ながら、その方は、どうも本当の菩薩のような方ですな。

そのK井さんが乗り込んでいる自転車に、その菩薩社長さんもいずれ反応してくるでしょう、きっと。

また新たなコラボの予感が・・・。自転車の持つ力、人の持つ力、合わさる、合わせる、そして、何か起こる。


ただのピスト・・・、ンン!ロードマン?



 この車体が目の前を走り去ったら、ピストか・・・、と思うでしょうね。
 本当、一見そのものですからね。

 でも、この車体が、今から三十年前のブリジストンロードマン、と気づくにはちょっと時間がかかりそうです。そのくらいうまく化けた一台です。

その証拠。
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逆爪のエンド、しかもストドロエンドですから、チェーン調整にとまどう一台ですが、今回もなんとか、なりました。

あとは、正真正銘、今風ピストのパーツです。
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メッセンジャークランクといえば定番。

それとやはり、圧倒的なのはハンドルです。
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ステムもとんがっていますねえ・・・。

このピストハンドルというやつは、正面から見ても、横から見てもすぐにその存在感を発揮しますね。
そういう意味で、顔になるパーツです。

 この車体は、三月半ばより、八王子方面を走ります。若者の壮大な夢を乗せてです。
 その夢は大きいだけに、若者にはプレッシャーがかかっています。
 でもね、たとえ結果はどうであれ、心血注いだことは、必ず別の形で生かせるモノです。恐れず、この車体とともに、乗り越えてほしいです、いや乗り越えるでしょう!

なぜか?、この車体が物語ってますね。
この身の丈にあった自転車に乗れる、そのセンスにすべてが出ているからです。でーじょうぶ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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