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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2009年11月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

当店の目印



元々物書き崩れの店主、文章にすること自体は、不得意ではないものの、散文出身のためか、どうしてもくどく説明くさくなってしまう。

最近店頭に掲げた、当店自転車屋気質(とうてんじてんしゃやかたぎ)、これも結果的にずらずら長くなってしまい、結果的に足を止めてまで読んでいただける方も、あまりいないのではないか?と、看板前でたたずむ店主。

でもまあ、当店の考え方を形にしたものですので、これはこれで。

ウーン、内容は隙無いけど、キャッチーという点では全然ダメだね・・・。

でもまあ、これも当店の目印として役には立つかしら?

それと、他の目印としては・・・、
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展示車の羅列、あともう一カ所!
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常に十台展示しています。
試乗もOK!

あとは文字通り、看板ね。
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それと、雑然とした、野外店内、
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開店時間、昼前後から、夜まで。
定休日未定。

五日市街道を見ていると、随分と自転車を見かけます。
あのライダーの皆さんに、一通り当店の場所と内容などを認知してもらえないか?

もう少し目印というものを外に向けて発信する、そういうことも仕掛けていかないなあ・・・。
まだまだ、もっともっと、当店は世の中の役に立てる!はず!

仕掛けます!ご来店していただけるお客さんにだけわかるような、イタズラ的仕掛け、やっちゃいます!
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当店もとうとう・・・



 どこの高級店???

 って、フツーの家の玄関だから、・・・何のことはない当店の入り口です。

 それにクレジッドカードのステッカーが・・・。

あれ?こんなところにも!
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入り口から一歩踏み込んで玄関内にもステッカーが・・・。

そうなんです、当店もクレジッドカード使用可の店に仲間入りしたんです。
なんかこう派手派手しく、宣伝すると恥ずかしいですね。

なんぼのもんじゃい!とからかわれそうですが・・・。

基本はいつも、ニコニコ現金払い、なんですが。
今後の展開も考えると、ちょっとこういうあり方もあっていいかな?と考えてから一ヶ月半、ついに実現してしまいました。

実は、まさかこんなに早く導入できるなんて思っていませんでした。
イヤ、早さの問題ではありません。導入することすら、出来ないと思ってました。
ダメもとで、連絡を取ってみたらあれよあれよ、当然審査で落ちるかと思っていましたら、なんか大丈夫だったようなんです。

こんな家とも店とも付かない怪しい店が、審査通過なんてねえ・・・。

老舗だ、御用達だというようなもので差別しない、アメリカ式ビジネスの恩恵なんでしょうか。
とりあえず、よかったかな?と照れつつも思います。

そんなわけで、電話の受話器の横に
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こんな端末まで。

違和感あるなあ・・・当店の成り立ちは、アパートの一室からでしたから・・・、といっても今も一軒家、同じか?

だんだんと、フツーの店に近づいていくか?まあ、形式ではそうかもしれませんな。
あと街道沿いに店舗なんて出したら、もう本当にフツーの店・・・。
見た目はね・・・。

でもやることは、今まで通り!
イヤ、それ以上に、ごねていこうと思います。

先ほどある媒体の方々との間で、来年春前に一発ドカーンと仕掛けましょうか?という企画が盛り上がりつつある。

今年より、来年!もっとごねながら、いろんなものをまき散らしながら、やっていこうと思います。

そういう芯の部分からすれば、クレジッドカード導入なんて、軽い軽い!
このぐらいで照れてどうすんの?

カード使用第一号のお客様は、まだです。
誰がなるかなあ・・・、来たときうろたえないように、多少練習しています。
ロールから紙が出てくると、ドキッとします。ウーン、まだまだ・・・。

形式はよりフツーに・・・、内容はより過激に・・・、これからもやっていきますわ!

来るべくしておいでになったレストア車



20年以上前の、ブリジストン車をお持ち込みなったのは、用賀から来られた七十手前の紳士でした。

東京新聞を見てご来店くださったそうです。
東京新聞が結んでくれるご縁は、これまた通常のブログや媒体では決してお会いできないような方々とのものが多いです。先のガキチャリの可能性でお世話になった、下目黒のご婦人も・・・。

そういう意味で、媒体とは媒体独自の水脈を持っている、そしてそこでしか出会えない・・・、となれば、もう自転車雑誌だけでなく、別の媒体へと横滑りできるような汎用・・・というと面白くなくなりそうですが、一般的・・・というともっと面白くなさそうですが、普遍性を備えたものとでもいいましょうか・・・、イヤ、自転車自身がすでに普遍性があるか・・・、等今後の自転車作りと媒体との関係を考えさせられるわけです。

今のままでは、今のまんま・・・、これをどうずらして、どこに登場して、どういう出会いをえるか、こういうところが勝負となりそうです。

 話を戻しますと、その紳士、用賀から赤羽川口、戸田橋、果ては東久留米までも自転車で裏道を使いながら移動してしまうそうで、足としての自転車歴は長そうです。

そしてこの自転車、今から20年以上前のバブル期に、そこそこの高額で購入されたとか。
大変気に入っているのだが、もう経年のガタでチェーンは外れる始末、これをどうにかして快適に走れるようにして欲しいということで、ご来店になられたようです。

「最初、サイクルベース○サヒに行ったんだけど、あそこの店員は何いってもダメだね。新しいの買え、の一点張りでサ」
そうりょあそうでしょう・・・、何せ自転車界のユニクロを標榜されているわけですから、そんなところに、このシャツのほころび直してよ、と持ちかけても、当店のシャツを買ってください、としか言わないでしょう。

「いやね、近所の兄弟でやっている自転車屋にも行ったんだけど、やる気がないねえ・・・」

当の自転車屋が、自転車を消耗品と認める世の中の趨勢ですから、そういうのもあるかもね。

となると、当店の出番ですわ。もちろんお引き受けするわけです。

でまずは洗浄です・・・、これが大変、20年の垢を落とすんですから。自転車の垢をいってにうけた手は真っ黒け。

そして、パーツの取り外し・・・、特にスプロケにごねられまして・・・大変でした。

残ったフレームとホイールをまた洗浄。

それから使えるパーツの選定ということで、この辺は天才児、ポキさんの出番です。

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針金でとりあえず付けられていた、fメカ。
全体交換です!
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三段ギアの今風のものに交換。

それから長年中古車をいじり通してきて、得体の知れないパーツ類をごまんと見てきた店主が見たこともなかったのが、このRメカ
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何じゃらホイ?
あさってのところに付いてますなあ。
しかもスプリングが伸びきって、使い物にならないので、台座付で新たなメカに。
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これもスッキリ・・・。
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カンチも死んでましたね。
よく用賀から当店まで踏んでこられました。
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シューとワイヤー交換して、ブレーキ自体を徹底的に灯油で洗浄すると、良い物はしっかりグリップを回復します!
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ハンドル周りの変速機も、なんと同時代の同メーカーのものがありましたので、そっくり取り替え!
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この辺のパーツ在庫管理など、天才児ポキさんの実力に請うところ。

そしてこれまた、廃盤のサンツアーのスプロケ、その新品がありました。
これマニアにはプレミアもんだろうなあ・・・、惜しげもなく装着!
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これで走りは多分購入時に戻ったんではないの?
多分そうでしょう。試乗すると、二十数年前のクラシック車の新古品に乗っているようでしたらかね。
まあ、パーツ類ほぼ新取っ替えなんだから、当たり前だろう、といわれそうですが、

誇りをもって言いますよ、

でもね、こんな酔狂なレストア、改造、再生、なんてする酔狂な店は、多分当店だけでしょうな!!!!

その新古車の全貌です!
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あと十年は、トラブル無く走るでしょう。
細かいメンテナンスしながらでしたら、保証しましょう。

一人で、自転車はもっと大事に出来るんだー!と叫んでも、ご依頼をいただかないと、遠吠えに過ぎません。

そういう意味で、ありがたいお仕事です!
当店の自転車に対する願いを実現させていただけるんですから、最高です!

ただし、手間と時間と技能がかかるので、こうしたレストアは決してお安くはないんです。
それでもあえて・・・といってくださるお客様がいるから、私らはやっていける。

自転車のビニール傘化の加速は、もはや止められないかもしれません。

ただ、直して使い続けるに値する傘をもどうやって、普及させていくか・・・、そのためには、そうした自転車を作る工房や、それを広げる媒体・広報も必要であると同時に、メンテナンスをいとわない工房というものがサポートしていかないと、続かないでしょう。

もうユニクロはいいです、御勝手に。

ではブランド品は?もしそのブランドが修繕しながら使い続けるサポートシステムを持っているなら、マル!

それがないとすれば・・・、どんなにゴージャスで高級であろうと、単なる売り逃げ!
※オイ大丈夫かい?都心の一等地でライティングよろしくイメージ戦略でもっているショップさん達ヨー

目指すべき道は、こうやって、徐々に絞られていくのであります・・・。


おしゃれ路線ながら バンカラピスト



 藍色フレームに金リム、これってけっこう当店の組み合わせとしては、定番です。

 こい藍と金の組み合わせは、上品です。何度も申し上げているように、金は使い方次第で、上品にも成金趣味にもなります。後者を自覚しないで使っておられる方、たまにお見受けしますが、センスは金で買えない・・・、これは確かなようです。

 そういう意味で、無難な組み合わせではありますが、自分でみても、そう、なかなかの完成度・・・2見えます。

 それにくわえて、今回は2ポイント、革製品を使いました。

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ブルックスほどの完成度はありませんが、そこそこの値段でこの艶。
裏からしっかり油のケアなどすると、これもまた持つんじゃないでしょうか?
手入れ!です。

それともう定番、小山作家による革バーテープ!
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今はムクの状態ですが、これが油とヤケによって、飴色になっていく。サドルと同じように使い込んで、色を出す。

経年の楽しみがあります。

数ヶ月後、貫禄出てきましたなあ・・・、なんていう会話が楽しみです。
使い込む事に愛着が出てくる。ものはそうでないと、特に自転車はね、当店はそう願うのであります。

と、リムは金、当然手組みです!
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フレームも、何度もご紹介しているように、FUJI基体のちょっと本気ピストフレームです。
足があれば、けっこう進んでくれます。乗り味だって、おすすめです!

おしゃれセンスと足も磨けるシャレトラシリーズ。
店主としては、後者、しっかりしたペダリングを磨くためにも、ピストはいい!と強調します!

固定を乗ったことのないロード乗り?

この冬、数千キロでも踏んでみましょう、シーズン明けには、絶対に足が変わっているよ。

冬にロードでぶっちぎりあいの「練習」もいいけど、地味ながら固定で長距離を乗りこなす、コッチの方も大事なのよ!

固定に乗らないロード乗り?古いよあなた!
もうあのピストブームなんて、とっくに終わったんですから、実質をとりましょう!

固定の持っている機能を十分生かしたトレーニング、走り込みをしっかりしてみてください。

世界は変わるよ!本当・・・。

本当なんだけどなあ・・・

トラックプロの多段化・・・ そこまでやるか! やっちまったよ!


 
 パッと見、十年ほど前の、メガチューブアルミロードですね。

 ところが、これはあのFUJIが勝負をかけるキッカケとみた、トラックプロなんです!

 トラックプロですから、当然これはトラック・バンクを走るために設計された、高性能自転車です。
それをシングルフリーで街道に乗っていた、というだけでもレレレなのに、これをもって多段化して欲しい、というご依頼。

 なんか、まさに当店向きらしいご依頼ですわ。バカさとやる気とノリの三拍子・・・、やるしかないよね。

ところが、コイツにはごねられましたよ・・・。まあ当初の設計思想の中にそんな多段化なんて、全くあり得なかったわけで、それに多段を着せるというだけで、無理な話ですよ。

無理を有理にするところが、プロというか、ウチっぽいところなんですね。

まず、ロードのハブをエンドを短くするなど、改造します。130から120に、ですね。
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鉄なら、広げてしまえ、などという乱暴な発想もありかもしれませんが、これはアルミですので、ハブを短くする、当たり前ですね。

このハブで、通常のロードのホイールを一本組み付けます。
それにもちろんスプロケットを付けて8速にしたかったのですが、フレームのシートステーの出っ張りがトップのチェーンと干渉してしまうので、色々ためしてみましたが、やむなくトップを外し、7速での展開に致しました。
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それとデフォルトのチェーンリンクがミケの厚歯のものなので、これは変えられないだろう、となると、チェーンも厚歯のものにせざるを得ません。
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そうなると、ロードの幅の狭いチェーン似合わせて作られているリアディレーラーに厚歯のチェーンは適応できません。

適応できなければ、適応させる、これが当店の信条。
リアディレーラーのプーリーを広げました。
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これなら、チェーンがプーリーの板に干渉せず、回るんです。

オットその前に、フレームにディレーラーを付けるための台座を加工します。
調整ボルトを乗せられるよう、削りだし、10ミリピッチのタップを刻んだりと、これまたけっこう手間な仕事です。
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正爪のエンドなので、正爪用の台座の方が車輪の着脱が楽です、逆爪用の台座なら加工なしで一発なんですが、加工しても正爪を使う方が、ライダーさんには優しいでしょう。

そしてシフトはバーコンで・・・
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当たり前の用のチョッコり付いていますが・・・、これがまた大変でした。
幅の短いブルホーンバーをお気に入りのHさん。
バーコンを入れるために、やむなく幅の広いブルホーンに交換・・・しかなかったんですが、
ハンドルの内径を削ることは出来ないが、バーコン自体を加工して細くしてやることで、もしかしてお気に入りのハンドル内に収まらないか?

これには、半日かけて、バーコンの内側を少しずつ削り、なんとか挿入が出来ました。
なんかクタクタと充実感というのでしょうか。

やっちゃったヨー!と大声で叫びたくなるような、おもしろ改造の一台でした。

断言しますが、他の店ではほぼ絶対にやらないようなバ改造・・・。
いいよ、やってやるよ!できるとこまでやってやるよー!

何でもいらしゃい!

新旧の競演 レイダック・ベローチェ



 なんか流行っていますねえ、ブリジストンレイダックの持ち込み改造、および組み付け。
 
 今回も持ち込みでの組み付け依頼です。

 ただ付けるものがなんとも、カンパベローチェですから・・・このレイダックを設計した方々は、まさかこんな日が来るとは思わなかったでしょうね。

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ヘッドマークにBの字を置くブリジストン。
チューブはアルミの溶接ができる前、接着フレームです。
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これにほぼ現代のカンパをあしらうというのですから、フレームも長生きした甲斐があるというもの。

しかも!足回りがなんとマビックのキシリウム!!!
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今でもレースの決戦用ワッパでしょ!

これをブリジストンレイダックに付けるというのは、和装に靴、ウーン違うなあ・・・、クロモリフレームにカーボンホイール・・・無いことはないなあ・・・、まあ、なんともアンバランスな組み合わせであること、違いありません。

コイツに、カンパベローチェをチョンチョンチョンと乗っけていきます。
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クランク。ただこれはスクエアテーパーの頃のもの。
ウルトラトルクのものではありません。ここが唯一レイダックと共有できる感じですね。

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リアディレーラー!
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フロントディレーラー!

そして!嗚呼現代的!となる
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エルゴパワーですわ!!!

手元変速なんて、レイダックの設計者は夢にも思わなかったでしょう。
設計者だけでなく、当のフレーム自身だって、ヘエー付くときには付くもんだねえ、と感心しているのではないかしら?

古いとはいっても企画は合うところが多いので、乗ることは乗りますよ、こういう組み合わせもね。ただごねますがねえ・・・。

そんなこんなで仕上がった新旧合体型のロードです。

「ウルトラトルクに変える価値ありますか?」
少なくとも、このフレームを使い続けるのだとれば、あまり無いかもしれませんが、パーツだけでも良い物を持っていると、いいフレームとの縁があったとき、ヒョイと今風の高性能の自転車に乗り換えることができる、そういう意味では、あると言えばあるかな?

この持ち主の方は、自転車組み付けに興味津々、いいことです!
長距離を自力で乗り込もう、という方は、是非ともメカにも十分に関心を持って、色々試しながら覚えていってもらいたいです。

自転車だけでなく、乗り手、いじり手の同時の成長!

これからが楽しみです!


ありもの組みながらGT!だよ!



トリプルトライアングルで人気の、GTフレームです。
一見して、わかりますねえ・・・。

でもどこがトリプルか?

フレームでいう、俗に前三角、後ろ三角、通常これで二つの三角ですが、GTにはプラスするところのもう一つの三角があります。
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シートステーがシートチューブを通り越して、トップチューブで溶接されている形式、溶接部が二カ所増える分、強度が増すんでしょうね。この小さい三角を一つプラスして、トリプルトライアングルとなるんですね。

この形式をロードからマウンテンバイクまで貫いている、これがGTのフレームの特徴なんですね。

そのGTマウンテンを、ありもの組みで街道の快走車に変えて、今回の売り出しとなりました。

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リアを8速にして、前を
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2速のモロ街道仕様。

変速の機構は、
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バーコンで安価に出来るように調整。
シフトに関しては全く問題なしですね。

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ブレーキはエイド式で、平ハンのところからはもちろんのこと、サイドからも親指で引くことが出来ます。

基本アルミフレームに、フォークはなんとカーボン。
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同色にしたので、なんだかわかりにくいですが、しっかりカーボンフォークです。

のんびり且つしっかり街道を走るスペックとしては、申し分なしです。
そこそこの山だって行っちゃいます!

いい意味で中途半端、このスペックなら、まあ、どこでもそこそこ行けます。
ボケッと走っても、能あるなんとかは爪を隠す、というような、ポテンシャルを秘めた一台の完成です。
748000円!

まあ、早い者勝ち!

ご検討、試乗お待ちしています!



ガキチャリのさらなる可能性



先日、新聞を見ました、とはるばる目黒の方から、お客さんがいらっしゃいました。
年は七十代、膝を悪くされているようでした。

新聞紙などをしかるべき場所まで持って行くための運搬用自転車を作って欲しいということでした。

では三輪か四輪のような安定感のあるものがいいのでは?と尋ねますと、足下が敷石などでちょっとした段差もあるので、二輪の方が良いとのことでした。

そして、そのために子供用自転車を購入して、サドルを利用して、ゴミ出しと杖代わりに使っているそうで、その子供用自転車をより使い勝手よくして欲しい、というご依頼を頂きました。

その一週間後、下目黒のご自宅におじゃますると、上記、ブリジストンエコキッズが置いてありました。

確かに、苔むした茶室を思わせるようなお庭は、敷石などの障害物が多く、四輪車などではかえって、つっかえてしまいます。部屋から、敷地を通ってゴミの収集の場所まで楽に運ぶためには、やはり二輪のほうが向いており、それをより快適に改造する必要がありそうでした。

いったんそのエコキッズを店まで持って帰ってきながら、より機能的になるように改造開始!

まず自転車としてはもう絶対に乗らないということだったので、いらないものを外しました。

まずはクランク、自転車を引くときあると、足に引っかかる可能性があるので、とります。
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乗らないのだったら、サドルもいりませんから、ピラーごと引っこ抜く。
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後輪の上に20インチ似合わせて作られた、荷台を置いて、新聞紙を四つ折りにしてもそのままおける大型のカゴを取り付けました。

ハンドルから、かつてあったサドルの位置までががら空きになりますので、これはもったいないと、着脱式のカゴをハンドルに取り付け、完成したのが、これです!

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後ろのカゴは、新聞販売店用のデカイ前カゴ、これを後ろに付けたわけです。もっと軽いプラスチック製のカゴも検討しましたが、紫外線に弱く、壊れやすい、いつでもすぐに行ける距離ではないので、ここは丈夫な業務用のカゴです。

そして、一見籐で編んだような、カゴ。これも通常の自転車の前カゴとして、ハンドルに付けるタイプのものですが、ひっくり返して、さくっと付けてみました。

このカゴは持つところが付いていて、取り外しも出来ます。

そして元々付いていたプラスチックのかご。

全部で三本そろいの、なかなか機能的な荷物運びようの、自転車が完成したというわけです。
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これはけっこう入るヨー。

老齢になったため、もう自転車に乗るには不安がある。といって、足も悪く力もなくなってきて、ちょっとした買い物などを手で持って歩くのはつらい。ブレーキをかけると、杖代わりになる。子供用自転車ならば、小さく、軽くて、小回りもきく。

こうやってちょっといじるだけで、高齢者の方々用の運搬用の車両に大変身!

子供用自転車の活用法に関して、またまた、一つの大切なヒントをいただきました。
ありがたいことですなあ。

お届けに上がった様子だと、大変喜んでいただいたみたいです。
これも良い仕事です。

子供用自転車の可能性がまた広がりました。
そして、高齢者向けの運搬用車両の可能性もまた、大いに花開いたというわけです。

確かに、後ろから引っ張るガラガラでは、杖にはなりませんからねえ・・・。

こういう発想と、アイデアが大ブレイク・・・とは行かないまでも、身近な高齢の方々の日常が少しでも快適になって行けば、と切に思います。

自転車屋ができることの最大限、といっても大したことはありませんが、本当にやらせていただいて、すがすがしくなるような楽しい・貴重なお仕事を有り難うございました!

我々一同、心より感謝いたします!

少年の夢を乗せて



なんか見ていると、うらやましーくなる一台です。

ちょっとした荷物を積んで、無計画に、数日出かけたくなるような、一台、ランドナーです。

いいなあ・・・。

天井にぶら下げてあるあのスポルティーフ、あれにパニアバッグを付けて、シュラフ、テントを積んで・・・と、旅情をかき立てられますねえ。

スルッと走っていても、重心の低い安定感、まあ、今日は良いかぁ・・・と、サイクリング・・・、やっぱり良いなあ。

これはご近所の小学校に勤める先生の一台です。
この方には今自転車の神様が付いているかな?と思われるほど、良縁に恵まれているように思われます。

持ってくる自転車、自転車、よくお似合いなんですねえ。

今回もやられたーって感じ。ちょっと貸して欲しいなあ、としつこくも思ってしまうほどの、名車です。

コンポ類もしっかりしていますー。
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シマノ600!
まだきれいです!
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クランクもまだまだ美しい。ほぼ新品だね。

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だいぶごねたけど、付いたらしっとりマファックのカンチブレーキ。

絶対効かないと思っていたら、それがスルッと効く、名品です。

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ハンドルもランドナータイプの開き気味。
こうしたバッグを乗せると、開かないと握れないもんね、よく考えられています。

この冬休みかな?どちらかに出かけられるでしょう、多分・・・、そうしないと、この自転車がごねます。

トーエイですから。

一度のサイクリングの旅で、人は成長します。
成長するのは生徒だけでなく、先生だって!

いや、先生ノビシロは生徒のそれを上回ってこそだと思います。

生徒がついて行けないほど、追いつけないほど、先生がキラキラと成長していく。

そういう姿を見せるだけで、十分なんです。あとは奴らは勝手に成長するんです、それぞれのペースでね。

いい教材が出来ました、広く深く、しっかり勉強してください!

次のお題をお待ちしています!

子供達と自転車のメンテ、なーんていうのはどうかな?

お題をいただく



この年代物の、バイオベースの右クランクのみを持ち込まれて、「これで一台作ってください・・・」と。

こういうお題をいただくのは、店にとっては、練習問題をいただくのと同じですから、これを解き終えた後は、一皮むける、と思っています。
ありがたいお題です。

大体のお好みと、予算をお聞きして、作業開始!となります。

まず、同じ長さの左クランクを探しませんと・・・。
同じ長さは見つかるも、色が黒とはねえ・・・。
無ければ塗れ!
で、出来たのがコイツです。
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似たようなたたずまいとして、これで良いでしょう。

それから、年代と加味してディレーラーには、
エクサージ!
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リアもそろえました。
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お題と共に、起こされたパーツ達、また街道走れるぜ!とばかり、盛り上がっているように、見えてしかたないです。

ディレーラーが決まったら、今度はどういうシフターにするか・・・。
ご要望によると、そんなにギア数はいらないとか、では七速にということで、
七速の手元変速を探すも、これが意外とない。

そこで、こんなものを使いましたよ。
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なんのことはない、フラットハンドル用のシフター兼ブレーキレバーです。

ところが、ご所望のハンドルが、ブルホーン?

承諾を得まして、無理矢理付けてしまいました。
こんな感じです。
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前から見ると
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これがまた、けっこう人間工学に適っているのか、握りやすいし、シフトしやすいんです。

ワイヤーが適当にうるさくて、伊勢エビを思い出します。

七速のギアなんか、今探すのが大変です。
ボスフリーで見つけました。
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あるんですねえ、こういうのが・・・。

それを持ち出して、新品のリムで
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得意の手組みホイール!
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そんなこんなで、ありもの組みで組上がったのが、これです!

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なんか知らんが、けっこうかっこよく組上がってしまいました・・・。
なんだ君は?
どこから来たの?

こんな仕事をする自転車店なんて、他にあるかなあ・・・、と誇らしげです。
当店のブレイン兼メカニック、ありもの組みの天才、ポキさんの貢献度大!です。

どんどん戻すぜ、街道に!

もう、こうなったら、何でもやりまっせ、できるとこまで、行けるとこまで!

難題珍題、待ってるよ!!!!

インター○ックス リニューアル



ちょっと前まで、しっかり走っていた、アルミフレームです。
かのインター○ックス、この自転車のリニューアルを承りました。

まず、フレーム塗装、艶あり黒、けっこう難しいです・・・
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黒光りにするのが大変です、その点マッドブラックは楽で良いです。
手間代もかかりませんし・・・。

ただ、艶あり黒も、うまくやれば、それなりに重厚感が出てきます。

こうやって、インター○ックスのロゴもどこかへ・・・、これからは無名のオリジナルフレームとして、街を走っていくことになります。

まあ、スポンサー料をもらっているなら、ロゴは大切ですが、そうでなく、且つブランドに大してご興味がないというのであれば、こういう塗り方もありでしょう。

今後はツートーンなどの、変わり塗りの方にもチャレンジしていきたいと、ちょっと真剣に思っています。

塗料や、設備、その他の態勢なども徐々に整えていこうと思いますので、こうご期待!

再塗装の後は、パーツの組み替えです。
お友達からのお下がり、こういう循環はいいですね。

ちょっとずつグレードアップ、可愛さも少しずつ増してくるというものです。
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アルテグラなんて、相手にとって不足無しですね。

そして、好みのパーツなんかもリアッセンブル。
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白いアウターワイヤー、こういう機会に交換というのも良いです、ついでにできますしね。

再塗装でがらりと雰囲気を変えて、マイナーチェンジも織り込んで、心機一転で再度街道へ。

こういうのも大事に乗っていくためのちょっとしたテクニックかもしれませんね。

応援しますよ!こういうリニューアル。
自転車に愛着を持ってもらえることなら、できるだけやっていきますヨー!

そういえば・・・、カーボン買ってから、あのアルミ全然乗ってないなあ・・・なんてあなた、リニューアルして、愛着のあるセカンドバイク化というのもいいですよ!

何でもいらっしゃい!


09年 新米の会 開催



昨年も三回ほど、行い、大変好評を得た、新米の会ですが、今年もやります。

十一月十四日、土曜日、一時より。
場所は、当店から徒歩二分、五日市街道沿いの「串焼き道場一本」さんにて。

昨年は、当店のガレージで行いましたが、今年は店舗展開のため、ガレージは自転車の山、山、山。

ここでやるには、半日かけて、場所作って、半日かけて戻さないといけません。
そういう事情を鑑みて、今年は強い協力者を得ました。

その、串焼き道場一本、の店主斉藤さんです。
ご本人の本業は、殺陣師、アクション監督、武道家、串焼き屋さんと、多才な方です。

当店の近くということもあって、日々お世話になっています。

今回は、斉藤さんのご厚意で場所貸しをして頂きました。

五日市街道沿いで、例によって巻ストーブで、つば釜や土鍋でどんどん新米を炊いていきます。

その新米は、もちろん、田麦山で作ったもの。
百パーセント、魚沼産コシヒカリです。しかも天日干しだよ!

縛りは、参加費、五百円ぽっきり、プラスいつもの一品持ち寄り!
これで参ります。

その他、持ち込みは、何でもありです。

新米の後、ちょっとお酒などを飲みたいという場合のシステムも考えていますので、一日ごゆっくり新米と語らいで、お過ごしください。

尚、店ですが、交代制など工夫しながら、営業はしていくつもりですので、新米とは関係なく、ご来店くださいましてもかまいません。

それでは、お待ちしていますー!

足回り



数日前に、ご紹介した、10モデルのFUJI、トラックコンプです。
上位モデルの、トラックプロから比べると、硬いです。

そう考えると、トラックプロは、アルミでありながら不思議な自転車です。
ゲキ固をイメージしていたんですが、それがそうじゃないんですね。

単なる値段ではなく、トラックプロ、トラックコンプは脚質や好みにかなり左右されると思います。

トラックコンプは、アルミのカツーン!という感じを好む人には向きます。どうせ長距離乗らないわけだし、サクッと踏んで時計出して、というような方には向いてますね。

トラックプロはトラックの中朝距離にはもってこいかなあ・・・、といっても納得いくまで踏んでいないんで、インチキインプレはこの辺で・・・。

で、このトラックコンプですが、足回りを変えました。

よく見ると、当店悪のりのネジリスポークです。

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この前輪、今まで自分がやったものしか見たことありません。
三本ネジリのホイールです。

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ちゃんと三本ねじってありますでしょ?
これを称して、なんちゃってラジアル組み。二本のスポークがネジリあって、あたかも一本に見えるという意味で・・・。

後ろもねじってあります。
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コチラは一本ネジリ。ある意味、スポークの交差を縛って溶接する、ソルダリングに似たような効果があります。

ディスクまではいきませんが、パーンと張った感じが、いいですね。

見た目だけでなく、機能的にも優れたネジリホイール。
ホイール単体でも組み付けますので、ご希望の方は、いつでもどうぞ!

さあ、街道仕様も、トラック仕様もどちらもできるトラックコンプ、この値段でこのスペックは、ないでしょう。相当走ります!自分の足を誤解するくらい、走ります!

135000円にて!

受け継ぎフレーム・パーツ



沼野監督が乗らなくなったスペシャライズドのフレームが、直弟子のタイゾウ君へ譲渡されました。

そうなると当店がタイゾウ君に貸してたジャイアントのフレームですが、これがなんとあのスーパ中学生の岡田君へ!

そして岡田君が乗っていたレイダックが、その友人へ!

まるで将棋倒しの様にフレーム・パーツが移動していきます。

大学生→中学生→中学生という感じでしょうか。学生ですから当然金は使えません、その分頭を使います。オークションなどを利用して、パーツ代も稼ぐ、ただし、中学生の分際ですから、もちろん保護者の監視の下でね。

大人からパーツをもらった大学生が、自分のパーツを中学生に渡す、こういう良い使い回しって、好きだなあ・・・。

タイゾウ君が当店に来たのは、確か高校二年生の頃。中学生に毛が生えた程度の少年でしたが、その子が周りの大人のいろんな情けを受けて、今度はそれを中学生に返していく・・・、良い循環です。

少しずつですが、タイゾウ君も大人の仲間入りしつつあります、よかった・・・。

フレームが手に入ったタイゾウ君、バイトもがんばったのか、パーツ類は新生アルテグラに総取っ替え!

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7900のデュラエースを受け継ぐ、アルテのクランク。チェーンリンクが中空加工してあるとか、まるでせんべいの柿の種のようです。見た目は重厚感ありますが、実際手に取ってみると軽いです。

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リアディレーラーは、よくあるマイナーチェンジ。ジョイントが幅広で剛性をあげているようです。
そして、今回の目玉はやはりシフトワイヤーを内蔵型にした手元変速でしょう。
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全体がコンパクトでスリム化されています。
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上から見てもそれはわかりますね。

スラム的な展開といったら怒られるかな?

ワイヤーの取り回しが、特にブレーキワイヤーは一手間かかる様になりました。
あと、ブラケット取り付けが、カンパ的にやりにくくなりましたね。構造上仕方ないのでしょうか。

かつてはブラケットを握りながら、微妙な角度調整が出来ましたが、完全にカバーをむいて調整しないと行けないところなど、チト面倒。

変速機構やブレーキングはほぼ言うことなし。もしブレーキの引きがデュラエースのエアロブレーキ並みになったら、ほぼ無敵でしょう・・・。

相当現役のレース向きになったこの新古車。通常なら、これに完組みホイールというところなんでしょうが、サスガ当店出身のタイゾウ君、ホイールは手組み!ということで、当店自信のレーサー練習用ホイールとしての最高峰、DTリムを使った手組みホイールを選んで頂きました。

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今回はねじっていませんが、そんじょそこらの安完組みよりも、軽さと剛性を実現しています。

これでもって、オフシーズンの走り込み機材がそろいました。

トラックのポイントは出たことあるタイゾウ君ですが、まだロードレース未経験。反対だろうが!

ということで、今後ロードレース出場向けて、少しずつ走り出すんじゃないかな?

ガチのアルミといえば、タイゾウ君の友人のゴウ君も名車FUJIのルーベを手中に収めました。
やけどが治ったあと、2人のアルミフレームがぶつかって、幻の火花をあげるのを楽しみにしているよ。

その背後には、カーボン軍団の若頭達、その背後に鉄に跨る壮年ライダー達が取り巻いています。

彼らがこれからどう動くか、楽しみざんす・・・、そろそろ店主も重くなった腰をシャイプして、竹刀振り回しながら、「オレオレ!ふまんかい!」と。

さて、岡田君のレイダック、どうやって新古車として組んでいこうか?
まだまだ続きます!


霜月 八日

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まことに個人的な話題にて恐縮ですが、店主、今年の八月十五日、上載写真の者と入籍致しました。
香奈子と申します。

今後ともよろしくお願い致します。

これが、今後の自転車作りなどにどう影響するかはわかりませんが、少しだけ身の引き締まる思いであります。

つきましては、この十一月八日、そのお披露目というか、単なる宴会を当店にて行います。といっても、式的なものは一切なしで、花見のような宴会のみです。

一時頃から、夕方頃まで。

できれば、お一人様一品持ち寄りで、どなた様でもご参加ください。

店内にはいるまで、イエあふれたら、外の作業所、隣の駐車場までフルに使って、飲みましょう!
ただ、それだけです。

ドレスコードなど一切ありません!
逆に何でもアリアリです!

ただし、縛りを一つだけ設けさせてください。
当日使用してはならない禁句が、二つ。

「おめでとうございます」
「お幸せに」

イヒヒヒ、お待ちしています!



プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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