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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2010年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

どちらも健在! シルクに改造110ミリハブ!



 これを置いておくと、ご来店のお客さんの目を引いていました。

 シルクって、ピスト作っていたの?

 エエもちろん!

 お持ちになったwさん、元選手で神奈川のカシマサイクルから入手したという、涙もののエンド110ミリフレームです。

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 片倉シルク・・・。今は鳩山の絹サイクル、荒井さんが多分一手に引き受けて、作成からメンテまでやっているでしょう。ああいう、巨人が後ろに付いていてくれると、心配なく走れますね。

 ただ、110ミリのハブがなく、探しておられたところ、当店の昔の記事にヒットされたとのこと。そういえば、かつてのピストブームの時には、この改造110ミリハブがよく出ました。

「知らずに110ミリをつかまされた、愚か者です、どうか貴店の改造110ミリハブを送ってください!」というような、藁をもすがるようなメールを、特に地方の方からお受けしましたね。

 ちょっとした通販業者の気分でした・・・、懐かしいなあ。

 もちろん、今でもやっていますよ!といっても、受注製作なので、ご来店してすぐお渡しすることはできませんが・・・。

 そんなハブで組み付けた街道練習用のホイールを付けて、記念写真です!

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 久々に足が付いたなあ~、と満足げなシルク。

 あとはピストは簡単ですわ。ハンドル付けて、サドル付けて、クランク付けてチェーンを張れば、あとはタイヤ履かせて、ペダル付ければ、もちろんブレーキも装着しておけば、スルッと乗れてしまいます。

 これでかつての勘を取り戻していただければ、もう川崎競輪場に行ってもいいじゃないでしょうか?

 ライダー、フレーム共にノビをするように、ゆっくりとかつての勘と今のギャップを折り合い付けながら、徐々にスピードが上がってくる・・・、あれ?ノビが・・・、ライダー・フレーム共に感じたりして・・・。

 それは仕方がないですよ、ピスト的な乗りについて、ライダーもフレーム共に長期睡眠から醒めたばかりなんですから・・・。

 多分高校時代の友に再開した感じかな?お互い年取ったなあ・・・、でも行けるとこまでいこうぜ!まだまだ行けるなあ・・・、お前もな!

 荒唐無稽に聞こえるこんな会話も、自転車乗りなら・・・あるあると納得してくれますかね・・・。

 とにかく、また街道にもピストにも出られます!眠っているフレーム、自転車があるようでしたら、起こしましょう!そういうお手伝いも当店の重要な仕事です!!!
 
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塗装業 徐々に開業しつつあります・・・



 通常のクロモリロードのフレームに、ちょっと色をかけてみました。

 この緑と赤の組み合わせで、出す、というわけではありません。

 今回は色見せという段階でしょうか。

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 キャンディーグリーンというヤツです。
 ソリッドカラーのそれとは違います。隠蔽率が低い、つまりしたが透けるので、ごまかしがきかない、というところがむずかしいです。

 そもそもグリーのキャンディーというのは、取引先の塗料やさんにはありませんでした。ないなら作る!これ基本でしょうなあ・・・。

 光沢がいいですねえ・・・。

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 ワインレッドのキャンディーですか。これも可憐ないい色ですね。

 暫く、キャンディーにはまりそうですな・・・。

 白に当たるのが、多分クリアであるとすると・・・、これ間また調色可能です。

 また、ソリッドカラーのクリアがけにも関係させると、色味の厳しい方々への対応もできるかな?なんて考えたり。

 これからは、当店オリジナルのカラーリングでレーサーがご用意できるでしょう。
 リムへの着色もやってみようかなあ・・・、なんて考えもなくはありません。

 とりあえず、三色、三台で組んでみようかと計画中、できあがり次第、当ブログでアップします。

 まずは一色、それから二色、三色と増やしていきながら、ゆくゆくは手描きまで、どんどん進化していきますヨ!

 支えるべきものがあります、だからできるところまで、行けるところまで進みます!

自転車のポケバイ 



 子供用のフレームに、単なる長いピラーを付けて、大人用にしてしまう。

 当店が過去何台か手がけたものの一つです。

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 ハンドル幅が広いので、大人が乗っても全く問題ありません。

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 180弱の店主も、膝がハンドルに当たることもなく、なんだか乗れてしまうんですね。

 で何がいいか?

 ・・・ウーン、それがよく思いつかないのですが、まあ、まさかこんな子供用自転車に大人が乗れるわけがない、という信念が簡単に裏切られてしまう、その面白さですね。

 ポケバイの妙、あれのようなものかな?

 用途は、盗難フリーの突っかけ自転車でしょうか?
 ちょっとした買い物、ちょっとした用事に、突っかけで出て、その辺に投げるように置いておきながら、小用をこなして、ちょこっと帰ってくる。そんな使い方もいいでしょうね。

 あと、小径車の代わり。折りたたみはできませんが、もとが小さいので、ワゴンの一部に収納しておいて、何かあったら、引っ張り出して、乗り倒す!

 見てお分かりでしょうが、太めのパイプを小さい三角で溶接されているので車体自体はエラク頑丈ですので、使い方は、大人並みで大丈夫です。

 まあ、見た目も面白いですが、こんな完全用途専攻型の自転車もあっていいですね。ある意味働く自転車の一種でしょうね。盗難フリー・・・、まあこんな自転車持って行く人いるかな?というあくまで推測です。これで近所を乗っているれば、目立つのである意味有名人となって、手が出しにくくなる。
 
 そして、子供用自転車なんて乗れるわけないだろう、という先入観から、出来心盗難も起きにくいでしょう。

 こんな事自体を考えないといけない、というのは確かに悲しいでしょう。

 海外では当たり前のようです、アメリカでも、イギリスでも、オランダでも。悲しい方はいらっしゃるんでしょう。

 頑丈な鍵、輪行バック、ラットバイクと、盗難されにくいいくつかを今まで提案してきましたが、今後も思いつけば、徐々にご提案してきます。

 今回の突っかけ自転車、早い者勝ち!

 15750円にて、即発売!!!

オークション 通販サイト にあるかも知れない話



 持ち込みフレームのヘッド付近の写真です。

 ヘッドパーツにカンパニョーロのレコードが付いています!

 って、そこみるところではありません。

 よーくご覧になってください・・・。

  ハハーン、と気づいた方はかなりのメンテ通・・・。

 そうなんです、ヘッドパーツの圧入が不十分なんです。

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 これと比べてわかりますか?同じ角度から撮らないというのが、写真下手の以下のも店主らしいとこですが、こんなところで、せっかくのヘッドパーツの性能は発揮されません。

 回転に癖がありました。

 それに、中あけてフォークのコラムをみると・・・
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 コラムカットに水平がでていない。

 当然ヘッドキャップの据わりは悪いです。

 で、これらの修正には、まず一度ヘッドパーツ類を外します。

 フレームから上下のワンを外し、フォークから下玉押しを外します。

 フレームにはヘッドパーツのフェイシングをします。
 フォークにはクラウンレースのカッティングをします。

 きれいにさらったフレームに再度ヘッドパーツを圧入していきます。最後までしっかりと!

 フォークコラムは水平出すギリギリのところをソーガイドに装着して万力に固定して、修正切り。

 そして再度下玉押しを最後まで、フォークに圧入します。

 それからヘッドパーツのベアリング周辺を中心にグリスアップをして、ヘッドキャップを手締め。

 面白いようにスルスルッと、回転してくれるように戻りました。
 これぞ、カンパニョーロのレコードヘッドパーツです。

 オークション経由でこういうものを入手しますと、素人さんどうし、全く悪意はなくとも、こういう不具合の受け継ぎもしてしまいがちです。ましてや悪意があったとしたら・・・、とんでもないものをつかまされて、ノークレーム・ノーリターン状態になってしまいます。

 特に見えないところは、注意したくとも注意し切れませんね。

 かつて、フレームのヘッドパーツ付近にヒビが入ったものが持ち込まれました。出品者の説明によれば、塗料の割れだけ、とのことでしたが、どうもそれだけでは済みそうにもなかったので、塗料をその部分剥離してみました。

 しっかりパイプにまでヒビは届いていたんですね。

 このようなリスクがいつも伴う、ということはオークションご利用の際には覚悟しないといけませんね。

 今回のものもオークション経由できたもので、修正できたことはラッキーでしたが、これにもしっかり工賃がかかります。オークションで安く手に入れた!と思っても、状態によってはこうした工賃が発生する、という事態も考慮に入れて、予算を組んでいただきたいと思います。

 いわんや、円高で安いから!と海外からのオークションなんかに手を出したら、とんでもない魔物が飛び込んでこないとは限らない、それもまた一興!と対峙のできる技や度量があればいいですが、値段の安さだけで手を出すと、そのあとの出費の方が上回る、何て事も起こりえます!

 当店はできるだけそうした状況に対して対峙していくスタンスですが、上記内容をよくご理解していただいた上で、持ち込み等のご検討、よろしくお願いいたします。

合間をぬって・・・



 新潟の田麦山へ、仕事の合間をぬって、稲の様子と世話をしに行ってきました。

 今、青春18切符の期間内。早朝こちらを出て、夕方向こうを出て夜に戻る、強行軍ですが、電車賃はたったの二千円ちょっと・・・。

 昼前現地着、通常なら休むべき一番暑い時間からの作業です。今回は、田んぼに溝を掘ってきました。この溝で水の管理をします。

 あと粉ぬかもまこうかと思いましたが、イヤー、暑い!

 日陰で休んで、またちょっと作業して、その繰り返しですかね。

 お陰様で、今稲はよく育っています!
 ちょっと早いですが、秋が楽しみですねえ。

 まねごとに過ぎませんが、こうして「米を作っている」という動きが、今後の生き方へのヒントになったりします。我が先祖達が黙々と延々と続けてきた、一つのあり方です。

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ワシらはどこへ行くのか?

なぜか不安なく、ただどこかへ導かれている、そういう感じがします。

それでヨシ、それで十分!

そして、翌日より自転車屋に戻っています、こちらもそれでヨシ!

折りたたむ?乗る?



トップチューブにレバーがあって、それをゆるめて開くと、あとは簡単に自転車が折りたためる、いわゆる折りたたみ自転車というのがあります。

折りたためば、持ち運びや車などへの収納が楽になる、と思われているようです。

ただよほど優秀な折りたたみ自転車でない限り、大体車体が重いです。例えコンパクトになっても持ち歩くには相当の荷物覚悟で扱わなければ成りません。

そして収納ですが、たまに乗るものであれば、押し入れなどにたたんで収納なんていうのありでしょう・・・。

でも、毎日乗る足であるとすれば、毎回折りたたんでいますか?という質問に、毎回折りたたんでいます!と答える人はけっこう少ないのではないかしら?

大体ジョイントがあるということで、そこでパイプがたわみますから、乗り味は決してよくありません。

まあ、仕方ないです、折りたためんるんですから、走行性能は多少犠牲になっても・・・。ただ、自転車でしょう?走行犠牲にしてまで折りたためることを優先する???ですか・・・?

それもありかも知れませんねえ・・・。

ハンドル・ステム類も折りたためます。
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なんかグラグラして、頼りないです。

確かに仮の状態で走るわけですから、この辺の犠牲は仕方ない、という方が乗る自転車、といっても良いかもしれません。

となると、店主は乗らないでしょう・・・。だって、レーサーだって前後輪外せば、移動は簡単ですし、組み立てれば街道では最強です。わざわざ折りたたみ自転車を選ぶ必然性は、店主にはありません。

それとフレームを折りたたむことによって出てくるワイヤー類のひっぱりを計算して、ワイヤーを張りますから、通常の走行状態ではワイヤーは長めのセッティングになっています。

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これもしまらないですね。このロングワイヤーによる走行性能に対するマイナスは、長すぎるためにハンドルの稼働域が広く、下手をすれば一周回ってしまう事も起きます。

今回、折りたたみ自転車を持ち込まれまして・・・。おきまりの質問をしてみました。

折りたたんだことは?

一度もありません・・・。

なら折りたためなくして、走行性能を優先にしましょう!ということになりました。

ワイヤーを短くセッティングし、ハンドル・ステムをノーマルのものにし、前輪の過回転を防止します。折りたたまないステムですから、そこにカゴがしっかりつきます。また、付いたカゴが前輪の過回転を防止してくれます。

折りたたみ自転車なのに、折りたたみの機能を捨てて、走行性能の向上をねらう、そういう改造依頼は初めてですねえ・・・、面白い!

ご覧になっておられる方で、折りたたまない折りたたみ自転車を乗っておられる方がいらっしゃいましたら、ここで一つ考え直して、検討してみることも必要かも知れませんね。

店主もゴミが捨てられません。なんかの役に立つのではないか?という妄想に近い信念のためです、多くは・・・。

高機能も同じかも知れません。今は使わないが、今後はどうかわからない?これが使いもしない高機能機器の開発販売などを支えているとも言えるかも知れません。

もっと用途を絞って、低機能化、高耐久性、自主メンテナンス傾向になっていけば、それぞれの次元での機器類との関係回復なんかが起きないか?なんて思うのであります。

高機能を取捨選択して、自分流に・・・。

これは面白いです!

多段ギアのシングル化などが今までそれに当たってきましたが、今回のように折りたたみ機構を捨てることなんて新しい仕事の種類です。その他9速ギアを3速ギアに変更して欲しい・・・なんていうご依頼も来るかも知れませんね。

ご自分の用途と足、ご自分の愛車とスペックなどをよーく見比べてみると、身の丈自転車が見えてくるかも知れません。お手伝いします、ご自分流の自転車改造!!!

奇抜な発想を持って集まれ!

実用自転車不便使用考・・・



 まだまだ続きます、というより、まだ序章ですね、ママチャリを使いやすくメンテしやすくする運動です。

 これも国産ブリジストンの実用車です。丈夫に作られています、これをいつもの改造のメスを入れていきます。

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 泥よけ、カゴ外しの術!この方は買い物用自転車を再生させたので、走る以外の機能はすべて取ってもいい、という承諾済みです。

 この改造は、このように使われる方の状況に合わせて、それよりやや強引めに、外しを行いますので、どうしてもカゴがほしい!という方のカゴを無理矢理取り去るようなことは、十回に一回ぐらいしかいたしません・・・。

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 チェーンカバーも外します。裾をバンドで結束していただきます。体に一手間、車体をより軽く!です。

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もちろんローラーブレーキも外します。いつものことです。
代わりに付けるキャリパーブレーキ!
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ハンドルもよりスポーティーに、今回はフラット仕様にしました。

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で、全体の仕上がりです。

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快走車のできあがりです!内装三段ギアがありますので、踏み出しはフワリと軽いですよ。そしてスピードに乗ってきたら、ギアをドンと重くする、するとツツーッと前に出続けます。

高機能化のために犠牲にしていた走りを、今度は走りを活かすためを主としてリメイクすると、驚くように走るんです。

メンテも楽ですしねえ、これなら自分で後輪パンクの修理もできます。

しかし、どうして通常のママチャリというのは、非常にメンテナンスしにくい状態で組まれ続けるのでしょうか?
工夫の余地はいっぱいありながら、なぜ改良されていかないのでしょうか?

ここからは推測の域を出ませんが・・・。

小ギヤからチェーンが外れる、それを戻すために、十五ミリでボルトをゆるめ、チェーン引きをゆるめて、小ギヤにかけて、再度チェーン引きを締めこんで、ホイールのセンターが出たら、十五ミリで締める。

これだけの簡単な工程であっても、共締めの権化であるママチャリはチェーン引きを締めるレンチが、荷台のシャフトに阻まれて、そこまで届きません。

そこで全部外してチェーン引きまでレンチをかけてゆるめるんですが、今度はチェーンカバーが邪魔して、チェーンにまで指もドライバーも届かない状態です。

これも仕方なく、カバーを外して・・・。

こういう重層構造が、簡単な作業自体を非常に面倒くさくしてくれるんですね。もっと簡略化できないか?買ったままのママチャリを持ち込まれると、正直イラつくことも少なくはありません。

なんで、他の自転車屋さんは黙っているんだろう?と・・・。

メンテしやすいレーサーをいじる機会の少ない自転車屋さんは、これが当たり前、とでも思っているのでしょうか?

このママチャリの構造というのも、ある意味ある目的に沿って発達して、一種の完成形として、定着していると考えることもできます。

ただし、そのための前提というのがあったと思うんです。つまり、こうしためんどうくさい機構をめんどくさいと思わず、丁寧にメンテしてくれていた、町の自転車屋さんの存在、これがあったからこそ、ママチャリ自身の複雑な構造が維持され続けてきたのではないか?これはあくまでも推測です。

しかし、今や町乗り自転車の販売主体は、どうも町の自転車屋さんではなくなってきているようです。町の自転車屋さんの平均年齢は六十を超え、もうさんざん仕事をされてきたんでしょう、そろそろリタイアなど考えてもいいお年と成ってこられています。本当にお疲れ様・・・。

となれば、今度はホームセンターや、大型のスーパー、大手自転車量販店が、町乗り自転車販売の中心となってきています。9800円の自転車・・・、もう当たり前の状況となっていますね。

こういう場では、昔のように丁寧に自転車をメンテしながら乗り続けるというよりは、適度に乗っては買い換えをすすめるという売り方、あり方が定着しているようです。面倒なメンテは、ほとんどやりたがらない、ある意味商売の構造上、当然なのかも知れません。

メンテが面倒なら、より単純に、よりメンテしやすくする構造に行くか?と思いきや、それが逆の方向へシフトしていっているようです。つまり使い捨ての方向ということです。

残念ですねえ、メンテがより簡単に可能になるどころか、メンテする価値のないパーツで組まれた自転車として、わざわざ工賃をかけて直す意味もない。となると、買い換え・・・という流れになってきます。自転車屋さんもそちらの方が楽ですしねえ・・・。

乗り捨てられている自転車の多くが、後輪パンクを起こしています。これも邪推ですが、乗っていて後輪がパンクする、タイヤ交換などの工賃を聞いたら直すより買う方が良い・・・、こういう現実があるのではないか?

どうも自転車に関する選択肢は、限られてきているようです。

自転車が故障する。買い換えるか?直すか?

前者を取る方は、ここまで。ふんばって、修理する後者をとる、よしいけ!

ただし、通常のママチャリ構造だと色々修理がしにくい!

次は、複雑な構造を維持しつつ修理して、元に戻す。か、我慢しないで修理しやすい構造にして、今後その構造を維持しつつ、修理・メンテに精を出し続けていく。

前者をとる方は、今までママチャリ文化を支えてきてくれてきたような町の自転車屋さんを探す。

後者をとる方は、迷わず、当店にご来店ください!

いささか強引、フローチャートでした!

始めて競輪用のピスト車を乗ったとき、なんて単純な構造!と驚いたものです。
これでいいんじゃない?これを基本に多少のバリエーションがあれば、自転車はより自由に簡単に走り続けられるはずだ!

これが発想の基でした。今でも変わっていません。ママチャリも実用車もフレームの機構はピスト車と同じです。

で!あれば!いじらない手はないんです!そこさえ単純化してやれば、あとはけっこう自分でできてしまうんですね。

面倒なメンテをやりたがらない自転車屋さんが主流になってくれば、それに合わせて長い物に巻かれて、買い換えるだけがのうじゃない、短い方に巻きかかる!直してくれないなら、自分でやってみる!という果敢な生き方というのはたまにはどうでしょうか?ちょっと飛び降りるだけです。もちろん修理の難易度にもよりますがね。

その、手助けします!惜しまず!!押します!推します!

なぜ乗らない?この高機能・・・というか単純美




 これも言わずと知れた、スーパーママチャリです。
 いらないモノすべて外し、といってもカゴは付いていますが、これも取ろうと思えばいつでも取れる、という意味で風前です。

 泥よけもなし。大体雨降っているとき積極的に乗る人いますか?せいぜい、そのつもりでなく途中だったり、帰りに降られたということでしょう。それも年に何度でしょうか?

 そんな時のために、車輪の着脱に大変不便で、重量もかさむ、泥よけなんて取ってしまいましょう。着脱式のプラスチックの軽い泥よけがありますから・・・。

 チェーンカバーもとります。ズボンの裾を靴下に入れる、それでヨシ!

 スタンドもいらない、無ければ無いなりにとめられるようになります。

 そして、今回もスッパリとりました、ローラーブレーキです。

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 何度もいいますが、ローラーブレーキを取り外した径には、固定コグやフリーのギア、やるんだったらボスフリーだって付いてしまいます。なんちゃってピスト化だってできてしまいます。

 まず持って軽い!

 そして、走り出しも軽い!

 メンテも激楽!

 こんな三拍子そろった単純美あふれるこのスーパーママチャリ・・・、なんで乗らないの?なんで作らないの?なんで改造しないの?と、疑問の嵐です。

 一度乗ってみてください!

 その快適さに目から鱗のはずです。なんでこんなに簡単なことに気づかなかったんだろう?と思うでしょう。

 きっと、世界の邪悪な精神が、気づかないようにこうした不便で重い十字架のような自転車を多くの人民に課しているのでは?と思ってしまうかも知れませんね。

 そこまで行かなくとも、もっと全国の自転車店の皆さんよ、団結せよ!です!

 もっと乗りやすい、もっと管理しやすい、機能美と単純美にあふれた自転車の普及を目指しませんか?

 本当異次元への扉は、すぐ横にある!単純で当たり前と思った事実に、改めて疑問を呈してみると・・・、実際催眠にかけられているようなことって、結構あるんですよね。

 自転車といえば!・・・でしかない、という強固なイメージ。

 こういう状況からいかに自らを解放するか?生活、生き方を自分たちの手元に、できる限り取り戻す、そういう底ヂカラの回復といっても良いかもしれません。

踊らされるのではなく、自ら踊る!そういう生き方のために、スーパーママチャリを乗りましょう!

いささかこじつけ・・・、反省!

24000円ダよー!!!

ちょっとピンぼけ 掲載中



この度、スペクテイターという雑誌にちょこっと掲載されました。

失礼なことに、取材されるまで、存じませんでした。

なにやらマニアにはたまらない雑誌らしく、バックナンバーが恐ろしく高騰している・・・そうです。
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そんな雑誌になぜ店主が?

今回の特集がWORKING!、お仕事の特集だったんです。
切り口は色々あれど、「自分で仕事を作り、人生を切り開いてきた人たちとの対話の中に、その答え(仕事の本質・仕事のやり甲斐)を探ってみよう・・・、編集部が独断と偏見で選んだ「いい仕事」をしている人たちへのインタビュー・・・」ということらしいです。

 当店が、例え独断と偏見であったとしても「いい仕事」として認定された、というのは光栄なことです。

 三四時間にわたる、長いインタビューでした。もちろん事前の校閲もさせていただきました。内容として、過不足はないと思っています。

 取材とはかくあるべきでしょう。

 ただ、長時間にわたるすべてがそこに出るわけでなく、当然そこには編集作業が入ります。そこで、今回編集の結果、文脈上入らなかったことについて、一言だけ追加させていただこうかと思います。

 こういう特集の中に店主なんかの仕事が、配列されますと、なんか自由で理想的な仕事をしているようにどうしてもとらえられてしまいがちですが、その実態について一言・・・。

 理想的な仕事、確かに当店は定休日はありません、休みがないのは、今のところ休む必要がないからなんです。人から使われていないので、契約上や道義上の義務はありません。特に休みで、何かがやりたい!ということがないので、いつも開店というか、半開きの状態でいるといっても良いかもしれません。

 そういう意味で、仕事と自分の生活とが渾然としているといっても良いかもしれません。そういうのを極端にいやがる方もいるとは思いますが、店主の場合、どちらかというと、そんなことはどうでもいいんです。

 緊張感は日常の中で分散されている、同時に弛緩も分散されていて、ある時間帯によって区切られている、というところがない。

 こういうあり方を嫌う傾向もあると同時に、逆に自由で理想的とする見方もあるかと思います。店主としては、そういう評価に興味はありませんが、ただ、そういうあり方を店主は事実しているということだけです。

 で、今回こういう雑誌の特集で取り上げられたということは、どちらかといえば、後者、好意的に取材をうけたといっても良いかもしれません。それは雑誌の判断の仕方で、それはそれで良いんです。

ただ、インタビューの際にも、一言申し上げましたし、今回文脈上掲載されていなかったようなので、ここで一言付け加えさせていただきます。

 仮に店主の仕事のあり方が、理想的だとします。
 ただし、店主は自転車屋ですから、大手の製造業さんや中間の業者さんによるパーツ等のやりとりがなければ、仕事として成立しません。

 で、当然ですが、そうした大手の製造業の中で、研究開発や、販売等の様々なノルマに追われ、大変ストレスフルな生活をしておられる方々がいない限り、店主の自転車店としての仕事は成立しない、ということ、これだけは忘れてはいけないことだと、自らにも言い聞かせている次第です。

 まあ、そういう意味で、1人であたかも仙人のごとく飄々と生きているように見える店主であっても、その下支えをしている人たちには、典型的な悩める現代人としての生き方を間接的ながら強いている。そういう側面を加味して、ほざきまくっているインタビュー内容を薄めていただきたい!と思うのであります。

 この度の掲載に当たりまして、当店を選択していただき、且つ丁寧なインタビューとやりとりをしていただきました、青野様には、心より感謝いたします!

ありがとうございました。

※デジカメが壊れました・・・、故障より復帰するか?別の機種が現れるまで、暫く携帯ピンぼけ写真か、文字だけブログか、ブログ休みか?どれかの状態になります。いろんな意味で、少々ご辛抱いただくかと思いますので、先取りいたしまして、お詫びいたします。

受け継いでいただける方へ



 東叡のフレームです。530ミリ。
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リアディレーラーは、いまわ無きサンツアーのシュパーブプロです。スプリングのない単純で美しい形をしています。

フロントディレーラーもシュパーブ。
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ブレーキレバーもシュパーブです。
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ツーことは、サンツアーでのコンポか!と思いがちですが、その辺は連合軍となっています。

ブレーキが様子のいいヨシガイです。
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それから海外組みもいます。
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クランクとピラーがカンパニョーロです。
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リムも海外ですね。
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二昔前のマビックGP4です。

当然タイヤはチューブラーと指定されます。

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サドルとバーテープも海外組みですね、これだけでフレーム一本を用意できるぐらいのもの。
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老舗のブルックス、スワローです、ヨッ名作!

フレームが530。

これを受け継いでいただける方にお譲りいたします。
ちょっとしたビンテージですが、それ以上に、パーツ選択し組付けを志向した人の思いとセンスが伝わってくるような一台です。

大切に乗っていただける方、いらっしゃいましたら、ご一報ください。

駆動系総取っ替え ラットバイク・・・かな?



これは先日お預かりしたメイドインジャパンの自転車です。

これを動けるようにして、買い物専用にする。そして今乗っている自転車を徹底して軽くし、快走車へと改造する!こういう流れになりました。

構造はいいです、サビはスゴイですが、パイプの肉が厚いんでしょうか?踏み込んでも、問題ありません。

自転車のエンジンはライダーですから、エンジン部分の乗り換えというよりは、出力を回す駆動系をほとんど入れ替えるという、外からではわかりにくいながら、乗れば一発でわかるようなメンテナンスをしています。

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前後車輪は手組みにて、組み直しました。
このホイールの組み直しというのも走りには影響を与えます。

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後輪も組み替えて、時代物ですがまだまだ使える6段ギアのフリーを入れてワイヤー、チェーンなどの消耗品取り替えました。

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メンテの敵となる、ローラーブレーキは外す以前に、それとは無縁のリアハブを使ったわけです。
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チェーンステーブリッジの裏にキャリパーブレーキを付ける。当店の定番です。これで後輪の着脱が非常に簡単になります。

本当、ママチャリの後輪管理はめんどうくさいです!
今朝もありました。ゆるんだチェーンを締めるために、チェーン引きを回そうとしますが、一体いくつのネジ類、と構造物を外さなければならないか?

改めて考えると、これは、ちょっと問題なんじゃないのかな?と思うようになってきました。

なんでかくも複雑に共締めを課していくのか?とにかく何やるにも、面倒がかかるんです。チェーン引き一つ締めるだけで、一体何分とらせるんだ?

たぶん、成り行き上こうなったんだと、思いますが・・・、ただ改良がない?

全国の実用自転車をいじっている自転車屋さん、なんで抗議というか、こんな非効率的な機構をそのままにしているのでしょうか?店主にはわかりません・・・?

そんなわけで、当店の周辺からローラーブレーキを撲滅していきます!
外したローラーブレーキで灰皿でも作りましょうか?

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走りがよくなったら、今度はブレーキが大切になります。ロングアーチの前ブレーキも付けます。最近ヨシガイのシューがよくなってきましたネー。

そんなわけで、チェーンカバーも元に戻し、さすがに泥よけはとりましたが、外見はあまりいじらず、駆動系を徹底してメンテしました、だから、メンテ後の自転車みても、あまり変わりませんが、こんな感じです。

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イヤー、でも足回りがしっかりしてくると、しまった印象を与えますね・・・・。そうそう、両目玉のライトも健在です!

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夜、ダイナモを仕掛けると、バチン!と目を覚まします!ちょっと古典的な雰囲気ですね。

外見は今まで通りの、錆フレーム、でも駆動系は見事に生き返っています。かつて試したラットバイクのようなものですね。

見た目はわざと汚らしく、でもその実中身はしっかりメンテされている機能美あふれる、フェイクな自転車。

こんな見た目以外にお金をかけて、再生した自転車に乗り続けるお客さんがいる。それも特にメカ好きな方ではなく、そういう再生して乗る、というようなことがしたい、ただ新車買うだけがのうではない、と素朴に感じておられる方。

こういう方が、増えてくると、実用車の面でも自転車の成熟化がおこってくる・・・、こうなれば文化自体の成熟化・・・、いいですね。

こういうのを紹介すると、「私のも・・・」というお客さんの連鎖が始まります。現に今も外しています!

もっと自転車を自分の管理下に取り戻して欲しい!そして当店としては取り戻しやすいようにする、これはブレイクするまで維持でも続けていきますよ。

いらないものをすべて取り外したママチャリ、軽いママチャリ、高機能のママチャリ、試乗車もありますので、是非一度おためしください。ちょっと驚きますよ。

と同時に、なんて不便な自転車を押しつけられていたのか?と疑問に思うようになったら、成熟化への第一歩!

生活全体を取り戻せ!自転車を通じて訴えますよ!

第二弾! 小柄な方いらっしゃい!430 700cのロードだよ!



 クロモリフレームで、ひときわ異彩を放つFUJIストラトスです。

 しかもサイズは430ミリ。

 小柄な方むけです。150センチ前後、ステムを調整すれば145センチ前後でも・・・大丈夫です。
 女性の平均身長が150代後半の日本であっては、外せない選択肢だと思います。

 ただ、そういう小さいフレームには潜在的な需要があるのか、出たそばから売れていきます。今回当店には二台完車としてありますが、一台は売約済み、もう一台も微妙という状況です。

 そして、430のフレームですが、もうメーカー在庫はありません。
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 あとは秋以降、2012年モデルを待たないとないそうなんです。といいつつも、であれば秋以降なら入手可能か?
 
 いいえ!秋以降、確実にできるのは発注のみです。それが形となって入荷されるのは、今年を例に取れば、ストラトス430に関しては6月でした・・・。

 自転車なんて生ものでないので、その辺の生産や仕入れのタイミングなんて、大したことはないのかと思われがちですが、実際はそうではないようです。

 ですから、理想の自転車を出会えるのも、ご縁なわけです。昨年見かけたあの自転車、かっこいいですね、今年は・・・、無いんです!何て事も十分に起こりえます。

 で、デフォルトのストラトスは、横おいておいて、今回もサイズ統一を考えました。
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 クランクは155ミリ、ドイツのミケのもの。ロゴにヤングとありますので、多分子供向けロードのものです。

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ハンドルも340のものです。

小柄というのは身長だけではありません。肩幅も、手のひらも、大腿骨も、みんな狭いし小さいし短いんです、それに合わせてトータルに、調整した小柄な方御用達の入門ロードです。

150前後で、700Cのタイヤがはけるというのは、なかなかありませんからね。

では、なんで700Cか?

700Cは主流ですから、リムもタイヤもチューブもみんなそこそこ種類があります。選択の幅が広いんです。これが650Cになると、すべての種類が激減してしまいます。下手をすれば、入手すら困難なこともあるくらいです。

となると、こういうことに関しては長い物に巻かれろ・・・という原則。踏み出しの軽さや機能上では650Cだってすばらしいモノがありますが、ツールの豊富さからいうと断然700Cということになります。

てなわけで、小柄な方用の入門ロード、上記黒バージョンは売約済みですので、残りのこちらのご検討をお願いいたします。

これをのがしたら来年の6月まで!なんて焦らせるような宣伝はしたくはありませんが、まあ、そんなとこかもしれませんね。

ということで、よろしくご検討ください!

やっぱり時代の選択肢?かな? ピストフレームのロード化!

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やはり「時代」の要請なのかしら?

三四年前のピストブームから、ピストフレームが一時町中にあふれるようになりました。

それから少し遅れながら、各マスプロメーカーさんがシングルギア系の自転車を作り始めました。

もう、選択肢としてシングルギアの自転車、固定ギアの自転車は定着したといっていいでしょう。今後また爆発的なブームはまたあるかもしれませんが、逆に下火になったからといって、消えていくことはないでしょう。定着、まさに入り込んだ、ということなんでしょう。

このピストフレームを選択し、シングルギアを転がしてきた方々の中から、シングルギア離れの要請が来始めています。

ピストフレームなんですが、ロード化できますか?

当店でスタンダードだったのが、ロードフレームなんですが、固定ギア化でしきますか?という改造。

先日、固定ギア化したロードフレームを再度多段化して、ロードに戻すというご依頼をいただきましたが、今回の要請は、真っ向からのピストフレームの多段化なのであります。

今までに、何度か頂いたことはあります・・・。

もっといえば、プロの競輪選手から、ピストフレームの街道練習用ロード化要請が来ないかなあ・・・、という仕掛け企画を出したこともありますが、反響ゼロ・・・、出した雑誌がボケているので、まあ、仕方なし・・・。

ただ、店主は真面目にそんなことを考えているわけです。

日々使っているスケルトンと全く一緒のフレームで、ロードを造って街道練習をする。まあ、金持ちの選手だったら、同じスケルトンのロードフレームを発注するだろうなあ・・・と思いつつも、です!

といっても、大した改造ではありません・・・。
何とかリアホイールのエンド幅を120にできればあとは、何とかなります。

キモ部分です
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当然のことで、ピストフレームにはリアディレーラーの台座がありませんから、外付けでくっつけます。溶接はしませんが、外付けですと、もとのピストにするのも楽ですしね。

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これでリアエンドの幅に調整したリアホイールを付ければ、もう八割方終わったようなものです。

今回は前シングルです。
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変則はSTIで問題なくできます。
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ただ前がシングルなんで、左のSTIは変則機構がありながら、単なるブレーキレバーと化しています。

まあ、クランクを交換すればまた問題なく前二枚になります。

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こう見ると、最初からロードのような顔しているピストですね。

しっかり計ったことがないので、このビアンキピスタのスケルトンは、ピストのそれなんですかねえ・・・。

ピストは本来バンクで走るように設計されているので、ペダルが床をこすらないようにハンガー下がりは高く設定されているんですね。

歩行に例えると、ちょっと竹馬に乗っているような感じでしょうか?その感じが良いという方はいます。特に登りなんかは・・・。

ある意味、そういう乗り心地から、ピストの多段化要請が来ても面白いですね。

まあ、とにかく、ピストフレームばかりで、最近ロードにも乗ってみたい、というご要望・・・、ありましたら叶えます!

ピストフレームのロード化、承ります!!!


愛し合ってるかい!?

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 これは・・・、昨年亡くなられたキングオブロック清○郎氏からの自転車だそうです。ライダーさんにとっては宝ですね・・・。

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アルミのフレームにケルビムかよ!と思われるふしもなくはありませんが、こういうこともありでしょう。
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今から十数年前、当時流行っていた、メガチューブのアルミフレームです。ちょっと時代が入っています。

多分乗り始めのころの清○郎さんが乗っていたんじゃないかな?

いきさつは、チキンハートという映画があったそうです。

その撮影後の打ち上げで、クジかゲームがあったそうで、そこで清○郎賞というのがあって、そこでスタッフというか競演した女性がゲット!したんだそうですよ。

その映画を見るとしっかりその女性も出ていて、信憑性はバッチリ。

これを受け継いで乗り続けるYさん。スプロケや、チェーンや、fメカだってすり切れるまで乗っておられたんで、当店に来たときにはガタガタ状態でした。

でも、いきさつが故清○郎氏からのものとなると、これはもう一生乗り続ける覚悟でいます。
そこで、徹底した洗浄、消耗パーツの交換と調整をいたしましたよ。

消耗パーツというと、バーテープ・ワイヤーやチェーンと思いがちですが、プレートのすり減ったFメカなんかを見ると、コンポ類も消耗品なんだなあ・・・と思いますね。

ある意味、フレームだって、経年の使用によって、製造当時の性能を発揮できなくなるという意味では、消耗品ともいえるでしょう。

そう、ある意味自転車は消耗品の集まりでもあるんですね。

ただし!いきさつがいきさつであるだけに、このフレームは本当に一生ものにしないとね。ビルダーではないので、もしフレームに何かあったら・・・、というときは残念ながら無力です。ただ、その前後のことであれば、マイナーチェンジをさせながら、末永く乗り続けることのお手伝いはできますよ。

形見・・・、形見なんですよ、この自転車はね。現役のファンはもちろんのこと、死後影響を受けるであろう方々すべてを含めて、形見なんですね。

ですから、Yさんには大切に乗る義務がある!Yさんの自転車にして、Yさんを超えている、そういうものを預かったという自覚のもとに乗り続ける、そう考えるとけっこうプレッシャーかもしれませんね。

そして、すべての自転車にそうした事柄と関係することが可能性として、全くゼロではない!という事実、これは決して軽くはありません。

モノの持っている個別性と希少性というのは、それが普遍性を持つか否かによるかのちがいだけで、基本的にはすべて特殊でかけがえのないモノなんですね。

そういう認識を持って、たまに我が自転車を見てみる・・・。君は一体どういういきさつで、ここにいるんだい?

砂粒一つとったって、それができてこの指先にあるには、一体数万年、数億年かかったのか?

いわんや自転車、それができて、今ここ、自分の前にあるということの、条件をすべて挙げてご覧?それはもう奇跡の連続、気の遠くなるような、天文学的な数にも及ぶ奇跡の連続によって、起きたことがわかるでしょう。

そう考えれば、まわりには奇跡だらけということになります。本当は奇跡が常に起こっているにもかかわらず、「日常」という意識の網は、そうした感受性を「当たり前」のこととして認識させようとする。まあ、言葉の定義からいえば、常に起こる奇跡はもはや「奇跡」ではあり得ませんからね。

でも、何かをキッカケにこうして生きていること自身が奇跡なんだ、とわかる瞬間が訪れることがある、そういう瞬間を例え一瞬でも体験するとすべての有意味性がわかったような気になります。

この自分がいまここにこの場を許されていること、目の前の箸や計算機が有り難いこと、そして、この自転車が清○郎さんという普遍性のある人が乗っていなくても、その特殊性に驚くんですね。

オット!この蒸し暑いときに考えることではありませんな。

誰も宣言しませんが、もう梅雨明けでしょう!夏ですよ!盛夏!

ツーリング、酔狂なサイクリングシーズンの到来です!
自転車を整備して、街道を走る、それだけ!

それだけでわかることは決して少なくはない、走れ、走るぞ!

乗らなくなったMTBもっといでー



お金かければ誰だって自転車に囲まれることはできますが、自転車長者というのでしょうか?なんか知らんが自転車にやたらと縁のある方、自然と自転車が集まってくるようなところにいる方というのは、いるようです。


この自転車を持ち込みのY先生。フラッと自転車持って現れては、何らかのご依頼をいただいて、町中でどーも!とばかりお会いする。身の丈にあった自転車をポロリともらえることができるところにおいでのようです。

前回もいい自転車をお持ち込みで、いいなあ・・・。

オオ!またですか?!
エエ、何でしょうか、また・・・。

という会話があります。

当店ご来店くださるお客さんの中に、何名かいらっしゃいますね、色々と分類はできると思います、例えば変態系の自転車を呼び寄せる人、またかよ!という感じですね。またはボロイんですが、味のある一台をお持ちになる方。中には、さわった自転車がそばから盗難に遭われる方・・・。ある意味逆縁ですが、縁は縁・・・。

Y先生はそういう中でもかなり良質で、もらったそばから、自分のものになっている、身の丈自転車を呼び寄せるところに、今はおられるようです。

ですから、改造というときにも発想に無理がありません。

校庭で、BMXのように乗ってもらいたい!生徒に先生のやんちゃな姿を見せるための自転車です!

後輪組み直しましょう!
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エンド幅の調整が必要です。120ミリを135ミリにするんですから。もちろんフレームはいじりません。ハブ調整によって135ミリ対応していきます。センター出さないとなあ・・・。

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前ギアをセンター残しで、シングル化します。

テンショナー使わないで、ストドロエンドでやるためには、実験が必要です。こういうとき自転車って一台ずつ違うんだなあ、と思いますネー。

そんでもって、こんな風貌に!
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けっこうヤンチャです!

ハンドルをもっとBMXに近づける計画もありです。

この夏休みは、ヘルメットに肘アテ、膝アテして、砂場で練習ですよ。

「先生何やってんのー?」「ぜんぜんうまくならないネー」

「休み明け見てろよー!」

「先生の夏休みの宿題だねー」

何ていうのもいいですね。ランドナーで長距離ツアーだけが自転車じゃない!
汗まみれの砂まみれになって、プールにドボン!というのも先生の夏休みです!

小学校をお化け屋敷のように、いろんな仕掛けを仕組んでくださいな。

子供はいつも、肝試し、引きこもっている暇なんかありゃしない!

マッドティーチャーへのツールがそろいましたね!

もとは・・・なんですが・・・

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FUJIのネバダという車種です。

マウンテンというほど、ギアはなし。とはいえ、ディスクをつけたクロスバイク?というのも妙・・・。

一体この自転車のカテゴリーは何でしょうね・・・。

よくわからないんだったら、わからないまま、いじってしまいましょう。

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ディスクブレーキというのは、当店には縁のない形式です。ですから、そのままにします。

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手元変則なんですが、アナログ式のバーコン、にしてみました。

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ディスクブレーキとの引きシロなどの問題は、何とかクリア。もっともディスクブレーキとはイメージがほど遠い、ギドネットなんか付けてみました!ザマー見ろ!という感じです。

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ハンドルは・・・、単なるフラットだと面白くないから、という理由だけで、ブルホーンの形式にしました。

全体は見てみますと・・・
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ちょっと精悍になったような気がしませんか?店主だけかなあ・・・。

コラムのスペーサーを切り取って、サドルを上げて・・・、タイヤも減ったら黒なんかに変えたりして・・・、これぞ変幻自在の・・・何ていう自転車でしょうか?

後ろギアが八枚ありますから、何とかどこでも走るでしょう。
タイヤがデカイので、ちょっとしたダートも大丈夫。

これをスリックの細めに変えても、街道にはいいでしょう。

ブレーキはディスクですから、雨でも効きます。

なんかよくわからないけど、変な自転車乗りたいと思われる方・・・、おすすめします!

もう梅雨空けますよ!

早朝、夕方、夜サイクリングなんて楽しいですね・・・、当店もイベント組みましょうか?

そんな時のも良いかもしれない、ノンカテゴリーなこの一台、どうぞ、試乗も含めて、お試しください!

改造パーツ、改造費込み83500円!

メイドインジャパン の 復活



一昔・・・いや、二昔、んん・・・、三昔の車体でしょうか。店主の母親世代がミニサイクルというスタイルで実用で転がしていた車体です。

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国産のブリジストン!車です。多分、これが作られた頃は、日本国内なのではないでしょうか?と思ってみるからか、どこか頑丈そうな感じがします。

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この二つ目ライトもどこか懐かしいです。
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働く自転車として、五段ギアの機能も持っています。

シフトは親指!
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この国産車が、持ち込まれました。前後ホイールや、その他消耗品など、かなり入れ替えしながら、乗り継ぎたいということです。

もちろん、その改造費は安い新車一台より倍ほどの値段になるでしょう。それでも新車は買いたくないから、これを使い続けたい・・・。

ただ、そういうある意味物好きな改造を自転車マニアの方からではなく、普通の主婦の方からご依頼をいただきました。これって何かの前兆でしょうか?

今後の時代は・・・などと大風呂敷は横置くとしても、そういうセンスをお持ちの方々とつながっていくだけで、いいかと思います。そこに希望がありますし、それでいい。時代や国や制度を語るのは、店主の器でもないし、もう飽き飽きです。

昨今の選挙前後、活動から、番組から、コメントから、消耗や決まり切っての「失望」以外の何かを得られることができましたか?

なんかみんながみんな、それぞれがそれぞれの完成度の低い仕事をしているのを見せられている気がしますので、あまり見る気も起きません。

五十年を見据えて経済政策を打てと学者はいいます。任期が四年の議員にです。彼らは半年、一二年程度金回さないとやっていけない方々が支えている、その彼らに対して学者は責任を持つ義理はありません。

人口動態から見ても、今後日本は縮小していく。その反対に、拡大していく国々があって、そこそこもの作りもできるようになってきて、賃金も安いとなると、いろんな意味で勝ち目はない。あるとすれば・・・。

皆さんそれぞれ、研究しながら様々なご意見がありそうです。

その一つにある、メイドインジャパンの復活。といっても、八十年代をもう一度というわけには、全く参りません。日本の持っている特化的な技術なり発想なりで、勝負に打っていく・・・、またもや勝負、国が生き残っていくのは、随分と大変なようです。

こういう大風呂敷は店主の器ではありません。でも、メイドインジャパンの復活には、当店の文脈内に沿ってのみ、賛成します。つまり、できる範囲で、つながれる範囲でつながっていきながら、できることをちゃんとやっていくこと。
再生に関する発想を技術的に裏打ちしながら実現しつづけていくこと。そして、かようなセンスを持っておられる方とつながりつつ、広げられる範囲で広げていくこと。

これが店主の甲斐性です。それで今後の日本はどうなるんだ?なんて、甲斐性外の質問をしてくる輩には、一言、興味なし、と答えましょう。

本当に国を語れる甲斐性のある方がいるとするならば、どうぞお国を語ってください。

店主は店主の甲斐性内で、何かをし続けるでしょう。それが一体何かにつながるか?という質問には、つながります、と答えます。では、一体何につながるのか?という質問には、暫く見ていてください、とだけ答えます。

実は店主には見えてます。ただ、今それをお答えする時期ではありません。時期が来ましたら、お答えしますし、多分、お答えしなくとも、お分かりいただけるかと思います。

普段から、当ブログを読んでいてくださる多くの方々にも、それは見えていると思います。

さて、粛々と上記メイドインジャパンの復活に戻ります!

時代に逆行?順行?



 いつものように、使用前を撮り忘れた!というわけではありません。

 上記状態で持ち込まれました。
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ロードエンドですから、元々ロードレーサーだったんですね、これをピスト化して乗っていたという、時代に順行していた?使い方といいますか・・・。

 前はシングルですが・・・。
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今は無きサンツアーシュパーブのインナー42Tが付いています。

シングル化という改造は今も当店はやっていますし、ある意味時代に順行なのではないか?とも思うわけです。ロードフレームをピスト化する・・・本当によくやってきましたなあ・・・。

ところがこのピスト化したロードフレームを再度ロードに戻して欲しいというご依頼。ロードフレームでロードを組むんだから、当たり前といえば、当たり前なんですが。

ピスト化したロードフレームで、ロードを組むんですから・・・、一ひねりというか一回回って元通り、という一巡をしている、というところが、時代に順行しているのか?いや、逆行しているのか?よくわからない状況なんですね。

今の自転車「ブーム」を牽引しているのは、基本的にロードなのではないか?と思っているのは店主だけでしょうか?実質というか、数でいえば、クロスバイクなんでしょうね。
今やピストではない、ことは量質共に言えると思います。

 というと、時代はロードというか、多段化自転車であるとすれば、ピスト化された自転車を多段化する、というのは時代に順行することとも言えます。

 ただ、改造というマイナー領域レベルでいえば、ご依頼は断然シングル化の方が多いです。なんかシンプルなのがいい、できればテンショナー使わないで欲しい、というご依頼は小さい当店内ですが、圧倒的です。

 大体自転車を改造して欲しい!などといえば、今でもやや酔狂なタイプの方々でしょうから、数からいえばまだまだ少数、そういう意味ではマイナーなんですが、自転車ブームのなんたるかの本質的な部分の中では、シングル化というのはメジャーなタイプの改造ということは言えると思います。

 となると、折角シングル化したロードフレームを再度多段化ロードに戻して欲しいという改造依頼は、数とは別の意味で時代に逆行しているとも言えると思います。

 まあ、多段化が逆行しているのか、順行しているのか?そんなことはどうでもいいですね。要は、改造依頼が一様でなくなって来つつあるのかな?という予感・・・、これは店主にはうれしい限りですな。

 この自転車どうします?という、お客さんの依頼を聞くのが楽しみになります。なるほど、素っ頓狂なご依頼ですねえ・・・となると、店主としては、自転車利用、自転車改造の多様化=自転車文化の成熟化・・・ということにゆっくりながらつながりつつあるのかな?とその流れを歓待したい気持ちになるのであります。

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新生105を付けました!いいですね、新生105!これぞまさにロードレース入門編です!これでレースに出ろ!登録していないレーサーはこれで十分です、十分すぎます!

前後ブレーキも合わせて105です!
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でシフターは?STI?ではありません。
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なぜかバーコン!このヨシガイのバーコンを日東のブルホーンに入れるのが、大変!もう何時間かかったか?でも両者ともに国内メーカーなんだから、もう少し話し合ってどうにかならないのでしょうか?

で、ブレーキレバーがまたヨシガイ、生まれ変わった、ギドネットです!
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生まれ変わったロードレーサーとしては、ちょっと殺気がありません。サイクリング車という感じで多段化完了です。
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前シングルのアナログシフターという、サイクリング車仕様です。
持ち込まれた後輪のスペックなんか見ると、かつてはけっこうバリバリロードレーサーのようでした。

それがシングル固定化されて・・・、そして今度は多段化サイクリング車へ・・・、ある意味自転車って、やり方によっては変幻自在です。

まあ今後の自転車事情を先取りしているという点を象徴して、時代に順行!としましょうか?

いや待てよ、「時代」なんて大風呂敷を広げる器でもないしなあ、まあ順逆どちらでもよし!

ご依頼には正面からお答えいたします!!!


お待たせいたしました 例の何 入荷いたしました



 もう切れて半年近く経っていましたね、シム附きアヘッドコンバーター。このコンバーターにはほとんど用はありません。シムに用があります。

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 これなんです。この筒状のシム、これが大切なんですね。

 一体何にか?

 大好評のアヘッドステムをのシュレッド化する際に、です。
 正確にはオーバーサイズのアヘッドステムをシュレッド化する際に必要になるブツなんです。

 半年ほど前に切れてい以来、オーバーサイズのシュレッド化のご依頼を一体何件お断りしたか?その都度、HPで入荷したらお知らせいたします!と申し上げてきたわけですが、ついにその時が参りました!

 先着十名様までです!お断りした方はその倍をいらっしゃいましたので、お早めに!

 しかし、今回も早めに切れるようなことがあれば、シュレッド化というのは、ある種一つの典型なんでしょうね。店主は?というとポジションがほぼ出ているので、どちらでもかまいませんというか、まあ、機能重視ということになっているんだと思います、持っている自転車でシュレッドのモノはツーリング車ぐらいしかないでしょう。ほとんどアヘッドですね。

 でもまあ、鉄のクラシカルな一台を伊達っこきに組み付けるとしたら、必死になってシュレッドステムを探すだろうなあ、とは思います。

 そもそも主流がアヘッドのものをシュレッド化する流れは、近年に関してはNJSへの憧れから来ていたんだと思いますね。みんなが三連勝やカラビンカを乗りたがっていた、四五年前でしたか・・・。以来、時は流れて、マスプロメーカーはほとんどシングルをラインナップに乗せています。

 需要も供給も安定化してきて、初期ピストブームに乗っかってきた方々も適度に分散されてきたんじゃないかな?とも思われます。

 しかしながら、このように状況は相当変わってきたにもかかわらず、未だにシュレッド化を求めるお客さんがいる、それも少なくないと思いますね。

 なんででしょう?

 自転車の原点のようなものがあるから?んんん、まあ、ハッキリとはわかりませんが、そうした嗜好がある限り、細々ながら、シュレッド化はやっていこうか?と思います。

 さあ、先着10名様だよー!モッタ、モッター!

 

母から息子へ



 当店で扱うのは大変珍しい、クロスバイクです。理由は、まあ、今回はいいとして、絞ったら果汁が出てきそうなレモンイエローです。

 ある種FUJIの名作でしょう、価格帯といい、色遣いといい、機能性といい、ちょっと自転車に乗ってみようかなあという人、絶対にロードには乗らないタイプの方にはもう最適、とっていいスペックなんじゃないかしら?

 こういうのを名作というのでしょうね。マスプロメーカーだからこそできる・・・とはいっても、チョイマイナー系のところかな?失礼!企画会議で随分喧々囂々だったのではないかな?食い込んで行くには、このくらいやらないと!

 確かにパステル色、中間色などを使った発想は、白黒銀でほぼ決まっていた自転車界には、ショッキングだったはず。

 柳の下を探す追随するメーカーは多いようですが、この最初の一歩を踏み出す勇気には感服しますなあ。

 とはいえ、クロスバイクとはほとんど縁のない当店は、この快挙を横目で見つつ、他店で購入されたモノなんかのメンテはやっていましたが、自ら主体的に手を出すようなことはしていませんでした。

 ある種隙がありません。9割方組まれた形できて、あとはチョチョイで一台が組上がってしまいます。

 これをドロップ化?まさかシングル化?何て事はやる気も起きませんし、再塗装してまで売り込む情熱もなし。ある意味当店としては、イジリ甲斐がなく、そういう意味で面白くない車種なんですね。

 ただ、全く隙がないか?というとそれはまあ、色々と。

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 前後輪のハブの調整はした方が良いでしょう。ゴリゴリがスルスルに成りますから。グリスも良いのに入れ替えると、長持ちするでしょうね。

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 この辺のグリスアップなんかもした方が良いでしょう。もちろんディレーラーの再調整やワイヤーワークの点検などもね。

 この辺の調整などに関しては、個性があるというか、出来不出来のばらつきがある、といってもいいでしょう。そういうバラツキをプロショップが手を入れて、調整して均一化していくわけです。

 そこそこ手間がかかりますよ、だから定価で堂々とお売りすることができるんです!

 ネットで買った、という持ち込みの車体、何度か見せてもらいましたが、けっこうライダーさんに我慢させているセッティングも少なくなかったです。それは、それで仕方ないでしょう。さいど点検料、工賃払って最適化していくわけです。

 そんなことしたら、安く買った意味がない?ある意味、そうでしょう。でも、自分に調整技術がなければ、どちらかを選ばないといけないわけです。安いがリスクをとるか?高いが快適をとるか?をです。

 今回通常ではほとんど扱うことのないクロスバイクをどうして、取り扱ったか?
 ご依頼があったからなんです。

 プレゼントに使いたい・・・という。

 母から、高校生になった息子さんへ。

 こういう話だったら、入学祝いかな?と普通思いますが、単なるお祝いではないようです。

 詳細はわかりませんが、母から息子への渾身の、万感の思いを込めた贈り物、であるようです。

 こういうこともあるんですね・・・。

 今までは、店が思いを込めた自転車を作って、それを理解していただけるお客様に託していく、という面ばかりを考えていました。完全に店が主体だったんですが・・・。

 今回は、店の考え方は、まあ置くとして、息子に自転車をプレゼントしたい、その協力をして欲しい・・・というご依頼。送り手と受け手の間にはいって、完全に黒子として働くあり方。

 お母さんの大切な思い出になるであろう、この自転車。今後もメンテしながら「いい自転車選んでもらったねえ、これからもずっと乗り続けられるように、たまには持ってきなよ」と、黒子に徹しないとな。

 奇跡よ起これ
 常に奇跡が起きているように
 そしてだれもが天寿を全うできんことを

キャンディースタート!



 銀地金フレームをかつては主力として生産しておりましたが、当初塗料の関係で、二三年に一度くらい、総メンテをしなくてはいけませんでした。

 銀子と名付けたこの自転車で、かれこれ四五年になりますでしょうか?もう二回目の総メンテの時期がやって参りました。

 ただ、状態を見ると、黒サビがパイプ表面からコンマ数ミリほど入っており、それをすべて削り取りのぞくとパイプの強度に影響が出かねない・・・感じでした。

 それを放って再度地金にすると、表面処理がみすぼらしい。

 といって、ソリッドカラーをドバッと塗ってしまうのも、地金好きからすれば・・・ちょっと納得いかない処置でしょう。
 
 その間を行く処置として、地金が透けながらも、黒サビを目立たなくさせる方式がないか?

 ありました!キャンディー塗装です。

 地金フレームの上から透明度を残して着色したクリアを吹きかける、というものです。

 この着色したクリアのことを、キャンディー塗装といいます。これは色々使えそうです。黒塗装の上に、黒キャンディークリアをかけたら・・・深い黒が表現できるかも!

 ソリッドカラーとの掛け合わせなんかも、今後こうご期待です。

 で今回は、再度地金状態で磨ける範囲で無理せず磨いて、クリアの中に藍色の着色をして吹きかけました。

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なんかアルマイト加工みたいですね。

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銀の地金は健在です。黒さび系も目立ちにくいですね。

クリアの着色に使うキャンディーカラーですが、これも量によって、より濃くも薄くもできるという、塗料が調合できるというのは、それだけで随分と選択肢が広がりますね。

こんなのをマスキングしながら、様々なキャンディーカラーだけで仕上げたら、ステンドグラスのような自転車もできるかも!です!

また夢が広がります!

塗装ブースも徐々に動きつつあって、今後自転車塗装、総承りも遠くはないかも・・・。

その前に、しっかりマスクを付けて、実験!実験!
筆技も鍛えていかないと!

ちょっと見たことないねえ・・・という自転車をゾクゾク世の中に出していきたい!
と、真剣に考えています!

白髪でリーゼント 

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この自転車をどうやって再生させるか?

できるだけ原形を忠実に復元していく、というのが一般的でしょうが・・・。

そのものが持っているテイストを活かして再生していく、となるとこれはまた別のセンスが要求されるでしょう。

単なる色あわせのセンスとか、バランス感覚といったものだけではなくて、ちょっとどこかぶっ飛んでいながら(そこまでやるか?!)相当引っ張りながらも、合わせてしまう腕力というか説得させる力を持ってしまうセンス・・・、のようなものが必要なのではないかな?

むずかしいですよ、なぜって、そうしてできたぶっ飛んだモノは、賛否両論ではダメなんですよ、・・・ンン?と思いながらも、結局は賛に傾く人の方が多くないとねえ、「活かした」ことにはならないからです。

よくこういう内容に入っていくと、「結局好きずきは、人それぞれよねー」ってことで、「纏め」られてしまうことが多いのですが、それではぜんぜん面白くはない!

善し悪しが、結局、人それぞれだとすれば、そもそもいいセンス、センス悪い!などという事自体が意味を持たなくなってしまいます。

といって、センスの善し悪しは万人に共通の・・・という、大風呂敷を広げるわけでもありません。マスに通じてしまったモノほど面白くないモノはありません、完全にあく抜きされて、癖もなく、反射的で思考停止なんですから。

結局は、あるタイプのセンスを大切にする何らかの仮想的共同体を志向しているんじゃないのかな?と思うことがあります。すべての人にわかってもらう必要なんかない、「わかる人に、わかってもらえればいい」という、そういう「わかる人」達の共同体、そういうものを仮想して、多くは研鑽に励んでいるのではないか?

好き・嫌いは個人的な好みの問題・・・として、まあいいと思いますが、ものの善し悪しは、違う!絶対に違う!

ナマコの好き嫌いは嗜好の問題でいいですが、ナマコの善し悪しは個人的嗜好の問題ではありません!
よくあるのは、ナマコ=嫌いが、ナマコ=悪!と平気でスライドさせられている例です。けっこう多いよー。

 なーんて、冗長な前書きを語っているには自信がないのかな?っていうわけではありません。

 この自転車のテイストは、色が若いので、ファンキージイさんってな感じに収れんしていきました。

どうしても足回りを再生する際に、地味に行くか・・・、ぶっ飛ばせるか?ということになり、行き着くところ後者に持って行ったようです。
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 金リムに、ブルーサイドのタイヤをはかせました。派手・・・。

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後輪は、ボスフリーでしたが、これを抜く工具がありませんでした。無ければ作るというのは、基本ですが、原形になるものすらないほどのデカイコグ抜きだったんです。これで二回目です、断念したのは。

 現行のボスフリーで組み替えて後輪完成。

 そして前輪・・・。
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 ハブは同系のブルーハブをおいて、これがなんとネジリホイールなんですよ・・・、本当にやるんですか?!と申し上げたんですが・・・ね。

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しかも、もっともファンキーな三ネジリですよ。別名、なんちゃってラジアル組みです。

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なんかヒビの入ったような、素っ頓狂なホイールなんです・・・。

こんな足回りが前後に付いてしまった、「ビンテージ」バイク、もはやビンテージではないでしょう。
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 こんな姿で、再出発と相成りました。サドルはもうちょっと良いものをつける予定ですが、検討中。ホイール場ぶっ飛んでいる分、サドルとバーテープを茶色の革系にすることで、シックに戻すか・・・?

 これが走っていると目立ちましてねえ・・・、車体自体は、リタイヤしてもおかしくはないご老体なのですが、足回りが異様に若く、カブいていますからねえ。

 白髪のおじいちゃんが、ポマードベットリでリーゼントにしている・・・、いやモヒカンにしている・・・、そういうファンキージイちゃん!といった感じですかね。

 年取ったからといって、枯れてばかりいなくてもいい!こういうセンスで、ビンテージバイクを再生させる、というのはあり!ということにいたします!

 年寄りは年寄りらしく・・・、だけでなく、どんなに年取ったって、セーラー服や革ジャンが着たい!といのであれば・・・、何とか着せようじゃありませんか!?

 なんかこれからは、こういうセンスが小ブレイクしていったら、面白いかもしれませんぞ!世は高齢社会、まっただ中なんですから!

一々今していることをいるところを書き込んで「なう」、というのは店主のガラでもなし。

ビンテージバイクの活かし方と・・・

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 見ればググッと来る方もいらっしゃるでしょうね、イギリスのビンテージバイクです。

 持ち主の若者、ロンドンの古物市で入手したとのことです。

 これをどのように活かすか?

 通常なら、使用できるものは極力使用し、無ければ現物に近いもので代替しながら、できるだけ原形に近づけて、「復元」していく、という方法をとることが多いです。

 そのものが持っているテイストを活かす、基本中の基本でしょう。

 ただ、このテイスト、という言葉がどうにもくせ者に思えてならないんです。

 テイスト=持ち味というのであれば・・・、何も原形に近づける、あるいは戻すだけがそれではないはずです。

 何ていいますか?人にもモノにも、イメージチェンジという言葉がありますね。まあ単純にモノというよりも、例えば部屋の模様替え、内装イジリなんかに近いかもしれませんが、例えば和室を洋風にしてしまうような。

 持っているテイストを活かしながらも、別の風味というか、別カテゴリーに持って行ってしまう、そういう活かし方も確かにあるように思うんです。

 この中古自転車の新しい持ち主のTさん、どうもその辺で悩んでおられるようで、よりクラシカルに・・・もっていくか?よりラディカルに持ち味を別方面で生かしていこうか?

 さて、どちらに落ち着いたかは、次回以降の記事にてお楽しみに!

ちなみに車輪ですが、ほぼお釈迦に近い状態ですね。
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この辺なんかボロボロだなあ・・・
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で!お立ち会い!リサイクルの狸サイクルでもある狸サイクル。
冷蔵庫のリサイクルです!

色々事情がありまして、以下の冷蔵庫、使っていただける方を探しています。
まだ使えるので、捨てるのはいやなのよ・・・、ということで、二三人前後での使用がいいかな?お使い成りたい方は、ご一報ください!

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シャープな冷えを!

ハンドル泥棒!!!



スコットの・・・、何の車体だろう?

エエト、ハンドルは・・・?

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ンン?ハンドルがない・・・?

阿佐ヶ谷付近ですから、当店のご近所でもありますね、そこでなんとハンドルだけが盗まれた、ということらしいです。それも一台だけでなく、複数台が一気にやられたみたいです。

イタズラ?にしては、悪質です。
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ステムが外されて、ワイヤーが切られています。ということは、六角レンチとワイヤーカッターが使われたというわけで、六角レンチだけでしたら、携帯している方も多いので、自転車乗りの酔っぱらいが出来心で・・・、というのも考えられなくはない。

 しかしワイヤーカッターを用意していたとしたら、これは確信犯?ということができるのかしら?

 よく筋の読めない犯罪です。

 盗られたので、付け替える、これですね。

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新しいバーテープも巻いて、もう何もなかったかのようです。
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 いいサドルを付けていると、それが盗まれた、ということは聞いたことがあります。またはホイール類がやられたということもありましたね。

 ただ、ハンドル・・・というのは初めてです。自衛の手段があるのかしら?ハンドルにもチェーンを絡めて・・・。

 イヤ、違うな。もっと異なる、別の鍵が必要ですね。
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 すべてがそろって始めて走る自転車になります。何一つ欠けても走れない。
 
 パーツも含めて、しっかり盗まれないための鍵って何でしょう?
 地域社会を分厚くする・・・というような鍵も、盗難からの防犯として大切になってくるんでしょうね。

 そういう流れからすれば、犯人はもう追いつめられているのに、まだ飽くなき盗難をするのでしょうか?時間の問題なのにねえ・・・。

固定への近道!



 先日ふるいマウンテンでの固定化を完了した、Nさん。なんかドップリ固定にはまったようで、なんかフリーだと、不自然に感じるようになってこられたみたいです。

 ペダルから回されるような感覚がないと、ちょっと変なんですよ・・・と、これは根っからの固定フリーク潜在要員であられたことを物語っています。

 となると、もうちょっと本格的な固定化へ・・・という流れになったようです。といっても、ご家族で八台所有するというN家、もう新車を一台増やすというわけにはいかないようです。

 そこで改造への白羽の矢が立ったのが、上のミヤタ号です。

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 このドライブトレインを、固定化する・・・、これがなかなかラッキーだったわけです!

まず、ギア系を外すので、Wレバーはいりません。
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そして何がラッキーか・・・、ボスフリーだったことです。
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これを外すと、固定ギアがそのまま付いてしまうんです。つまり、後輪を固定ように組み付ける必要がない!

これはラッキーです!

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簡単ですね、ロックリングは逆ネジのものではありませんが、しっかり締めれば、問題はありません。

そして、前ギアのインナーだけを残して、外すとシングルのギアになります。
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それで完成したのが、ロードフレームの固定自転車です!

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本当にスッキリするねえ・・・、ブレーキの移動もいらず、ホイール組みもいらず、もっともリーズナブルに固定化の完了です。

ボスフリーのロードレーサー・・・なんて探すのは大変かもしれませんが、そういえば随分と乗っていなかったレーサーがあったなあ・・・という方、それがボスフリーだったら、ラッキーです!

 固定化して乗りましょう!

 いいペダリングを身につける、それは固定に限ります!

 乗りましょう、固定!

 これから暑くなって、距離はそんなに踏めなくなります、そういうときにこそ固定!

 自転車乗りとして、一台は持っていて欲しい固定車、本当におすすめです!

 大抵の自転車を固定化します、まずはご相談ください!


プロショップのママチャリ

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 ママチャリフレームながら、ちょっとネオコットが入っていませんか?
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 アルミ接着タイプ、ミヤタのママチャリ。これからいらないものをすべて取り払って、調整した、プロショップが作る高性能ママチャリ・・・っていうところでしょうか?

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 チェーンカバー、裾さえ気をつければ、まあ無くてもいいでしょう。
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 で、いつもの目の敵、ローラーブレーキもメンテの際には、どうも面倒くさい。こういうのはキャリパーブレーキの交換しましょう。

 そうすれば、面倒だった後輪のパンクの修理も自分でできるようになりますよね。

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 で、色々あって、なぜかアヘッドステムが付いています。アヘッドママチャリ、他にはないですねえ。

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 というわけで、プロショップが手がけた、軽量高機能ママチャリ、三段内装ハブ装着で、なんと24000円ポッキリ!防犯登録は別途500円です!

 てな具合に、都内だったらほぼ高速で行き来のできる、スーパーママチャリ、今後も手が空いたら、チョコチョコ作っていこうかと思いますよ。

 レーサーころがしているあなたにこそ送るスーパーママチャリ!

 盗難の危険、愛車への煩悩からつかの間解放される、自由な自転車として、どんどん活用してくださいよ!

スレッド化 まだやっているんです

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 いい趣味していると思うんですが、銀ポリッシュでするりと細く伸びたパイプで、しかもシンプル・・・。ただ、ヘッドパーツの構造上、アヘッドにするしかない。

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 こだわらない人には、全く響いてこない欲求なのかもしれませんが、確かに回りはクラシカルな作りをされてはいても、ここだけアメリカン・・・、マウンテンバイクから来たのでそのイメージなのでしょうが、少なくともヨーロピアンではない、と思われるのでしょうか?

 ある種の機能上は、アヘッドは優れています。ポジション決めの際に、ズラす長さがスペーサーの厚みに依存してしまう、という唯一の欠点をのぞいては。

 軽いし、ハンドルとの取り付けも楽ですし、いいステムを使うと全くたわみません。

 でも見た目がやっぱりアメリカン・・・。

 これをスレッド化にして欲しいという、お客さんは細々ながらも、後を絶ちませんね。

では、こういたしましょう!
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ガラリ!と雰囲気がわかりましたね!
と思われる方と、エエ?どこが?という方二通りに分かれるかな?

 店主はちょっと前者の立場でしょうか。

 自転車は見た目大事です。安全に乗れれば、見た目はいい方がいい。レースするのではないし、スレッド化、大いにけっこうではないですか。

 イタリアのデローザの、ネオプリマ。クラシカルな鉄フレームが人気のようですが、これがアヘッドステム。なんで?

 製造ラインというのはかくも伝統とは無縁のものなのか?イタリア人の妥協なのか?何なのかわかりませんが。

 かつて一台このネオプリマをスレッド化したことがありました。緊張しましたが。

 老舗のイタリアンバイクショップでは、そこで購入した方しか相手にされないとか。

 本当に世の中色々あるみたいですね。

 当店の常識の範囲内で、自転車の自由が活かされるような動きをしていきたいと考えています。といって、持ち込み何でもあり!と脳天気に構えているだけではありませんが・・・。あくまでも常識の範囲でそういう、1人1人のお客さんの自転車実現をお手伝いしていこう、と思ってやって参ります!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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