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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2010年09月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

美というものに触れる?

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 輪画作家、岩井画伯の個展に行って参りました。本日が最終日、ギリギリセーフでした。

 画伯が当店にご来店いただきまして、色々ご協力いただいたり、交流したりした経緯があって、それがご縁で今回もおじゃますることになったという次第、すべてご縁です。

 そうでない限り、たぶん、お知らせすら来ないでしょうし、仮に来たとして、果たしていくかどうか?

 かなり美術系に入れ込んでいるわけではない店主・・・、たぶん行かないでしょう。行けば行ったで、何か吸収してくることはわかってはいても、腰が重い・・・。

 重い腰を上げるのは、やはり縁なんですね。

 そして、そういう関わりがあるからこそ見えてくるものがある。ただ単に、通りすがりに寄っただけでは決して見えてこないもの。

 岩井画伯の絵は何枚も見ています。そして一年半以上の経過という、時間的要素も加わっていますので、傾向の変化というようなものも見えてきた気がします。

 やはり作家というものは幾筋もの線を持っているようです。この線は、見る方が勝手に分けているようなものかも知れませんが、ある種の傾向性というようなものがあるように思えます。

 それらそれぞれが伸びたり、縮んだり、停滞したり、消えたり、分裂したり、絡んだりしながら経過していく、作家のそういう傾向が見えたような気がします。

 店主自らの傾向性が見えるかどうか?自問します・・・。人の方はよく見えているつもりであっても、自らのことについては、相変わらず、無明です。

 店主の傾向性、それを意図的に操作することはできまいか?店の将来を含め、黙考する次第・・・。もちろん手を動かしながらね。

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 床に置かれたのはこの一年の傾向、ポスター向きの淡い羅列に見えて面白い。

 描くだけでなく、それをプロデュースする人がいると、絵は単なる絵だけではなくなって、関係を持ち始める動きをし始める。

 これは絵だけでなく、自転車も同じだと思う。

 今店主に必要なものは、優秀なプロデューサーだろうか?それとも自らのプロチューサー化なのだろうか?

 岩井画伯の絵を見ながら、絵自身の力とその力からもたらされる連想に絡まれつつ、自らの姿の乱反射に揉まれまくった、展示会でした。

 外は雨、明日から十月、人は居続け、そしてもうすぐ親父。

 この混沌、はたして人生は面白いか?ウン、だから面白い!としよう。

ツイッター 論者を集めると読むのが大変なくらい情報が集まります。
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続いています! ナイトペダル!

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 色々あって、最近当店ごとでは参加していないこのイベントですが、粛々と続いて入るんですね、というわけで、久々の広報協力ということで、ご参加ご検討ください。

 主催者からは・・・
「Night Pedal Cruising ナイトペダルクルージング

自転車乗るのにコンセプトはいらない
東京の夜をみんなで自転車で走ったら気持ちいいんじゃない? という単純かつ純粋な理由で始まった、都心直下型ノンジャンル系お気楽マンスリーグループライド「Night Pedal Cruising」。実際、夜の東京は車も少ないし、夜景は綺麗だし、風も気持ちがいいしサイコーですよ。 」

 ということだそうです、雨が降らなかったら、確かに気持ちは良いでしょう、二週間前と比べれと、この機構の違いは何でしょう・・・。

 コースなどの詳細については、こちらを参照してください!

 このような専用のツイッターもあるようです。

 なるほど、イベントごとにそれぞれ立ち上げて、連絡掲示板という使い方も大いにありですね・・・、勉強になりました。

 では、皆さんご参加・・・、ご検討ください!

ツイッターの掲示板使用・・・使えるかも・・・。

ちょっとが大事

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 これを見て、新種のアンカーボルトかな?と推測できた方、パーツマニアの域に入っているかな?

 しかし、よく見れば傷だらけなので、新種というより何か格闘のあとを感じさせます。

 これは獅子奮迅の後、フォークのコラムから抜き取られたアンカーボルトの破片です。アンカーボルトは通常二枚の星形のヒダが付いていますが、その下の部分が取り去られ、めくり上げられた上部だけが残っているという無惨な姿なんですね。

 にもかかわらず、ボルトが抜けていない・・・。これは抜けないんです、撮影のためにわざと付けているのではありません。どういう症状なんでしょうか?

 よく納車の前にする、ハンドル回りのガタの確認、前ブレーキをかけて、車体を前後に揺さぶってみる確認行為で見つかったガタ。これを修正するために、ステムのボルトをゆるめて、キャップのボルトを締めるという、通常の作業なのですが、それがなぜかボルトが締まらない、空回りをして入るんです。

 自転車をひっくり返して状況を見ると、確かにボルトは回っていますが、なんとアンカーボルトにかしめられて固定されているはずの雌ねじ部分まで一緒に回っていたんですね。

 これでは、締まるわけがない。

 となると、まずキャップが正規の手続きでは外れないということになります、これがはずれないと次の作業に移ることもできない・・・。正規の手続きでということは、つまり、壊さざるをえないということです。

 キャップを壊して、作用しなくなったアンカーボルトを撤去して、新たなアンカーを打ち込まないと、この自転車のガタはとれない、という診断を下しました。

 ちょっとしたパーツのちょっとした箇所の不良が、けっこう手間のかかる作業になってしまう、こういう事ってけっこうあるんです。

 あちこち、グラインダーを入れて、壊して、外して、叩いて、工具作ってまた叩いてと、三人がかりでようやっと抜けたこのアンカー・・・、診断通りボルトと雌ねじ部分の固着によって、カシメが壊れておりました。

 アンカーボルトなんて、どこかの工場で、カッチャンコカッチャンコと数千個の単位で作られる、さして複雑ではないパーツです。カシメの不良なんかも数千個に数個の割合で出てくるんじゃないか?

 今回は、不幸にもその数千分の一に当たってしまったのでしょうか?だとすれば、これは落雷に当たったようなものなので、諦めるしかありません。

 ただ、作業中のオーバートルクによってカシメが壊れてしまう可能性もあるので、一つ注意を喚起しておきたいと思います。

 アヘッドステムのキャップ上にあるボルトは、ガンガン締め付けるのではなく、ガタがとれたその瞬間、締め付けをやめるものなんですね。

 精度の良いヘッドパーツは多少締め付けても、回転には影響ありませんが、安いものを使うとそれだけでギシギシいってしまいます。

 あのカシメはガタをとるためののトルクに耐えるように作られているだけなので、それ以上の力をかけ続けると壊れてしまう可能性もありますので、要注意です。

 で、キャップ部分のボルトを締めて、ガタがなくなったら、次にステムのボルトをしっかり締めていく、こういう手順でやっていけば、少なくとも作業上の破損ということはなくなると思います。

 ハンドル回りのゆるみは、自転車の操作に大変影響を与えるので、しっかり締め込むことは基本です!

 が!!!、これが鉄やアルミコラムの場合と、フルカーボンフォークのカーボンコラムとの間ではまたちがってきますので、これまた注意が必要です!

 カーボン素材のパーツ類が増えてきていますが、このトルク管理は、鉄やアルミのそれらとは相当異なるようです。

 金属系のものと同量のトルクをかけると、パシッ・・・・とクラックが入ってしまうこともあるとか。店主もかつて同業者より忠告を受けたことがあります。

 そういうときはコレ!
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 空気入れではありません!
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 トルクレンチです。一定のトルクを入力します・・・
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 この目盛りに合わせるんですが、なんと2ニュートンからあるので、どんなにか弱いフルカーボンのパーツにも対応できますね。

 指定のトルクを入力して、締め込んでいく、そのトルクに届くやいなや、コキッと六角回りがこけるようにできている優れたものです。

 今後保証社会の色が濃くなっていくと、こうした意味でのトルク管理はほぼ必定になってくるのではないか?と思われます。

 かつて、ス○ノの左クランクを固定するボルトが折れたので、その旨連絡を入れると営業の方が出られて「オーバートルクでしょう・・・」以上でした。

 確かにトルクレンチは使っていなかったのですが・・・、仮に百歩譲ってオーバートルクだとしても、せいぜい人力で、まともに作られた6ミリクラスのネジが折れるか???でも、こちらが数値によるトルク管理をしていなかったということなので、これにて終了せざるを得ません。

 職人の勘というよりも、新素材や新加工のような知悉していないものについては、まずはマニュアル遵守というのは必要なんでしょう。

 ということで、今後、感覚を養うためにもこうしたツールが大活躍してくれるでしょう。

 まあ、全体として、こういう状況に向かいつつある現代ですが、だからといってすべてプロ任せ!というように、素人の自転車愛好の皆さんには萎縮しないでいただきたいとも思うのであります。

 
 わからないポイントがあれば、ご教示いたします。

 特殊工具が必要なときには出動します。
 
 万一、失敗した場合にも、できる範囲で何とかできるかかもしれません(曖昧ですが・・・)。
 
 そして、大方ですが、そもそもこういうことは失敗しながら学んでいくものなのですから。

 そういう意味で、できるだけ自力で自分の自転車を実現して乗っていきたい、という方々、応援します!
 多少の失敗なんて、イイ肥やしです、果敢に攻めていきましょう!

ツイッターもう少し行が増えればいい、と思っている人も多かろう・・・。

締め切り間近 30日まで!

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 米作りその他で大変お世話になっている、新潟の田麦山で、十月十日、里山を走る、マウンテンバイクのゆるいレースが、開催されます!

 と、以前公開いたしましたが、その締め切りが、今月末の30日ということですので、再度ご連絡いたします!

 マラソンのレースは、ロードレースも、クロスカントリーレースも伝統的に田麦山では行われてきましたが、自転車のレースを里山でするのは初めてですね。

 詳細はこちらのブログにすべて書いてありますので、是非一読お願いいたします。

 当狸サイクルは、なんか食事系のサポート隊として、参加予定です。

 つきたての餅と、チマキは必ず出ることが決まりました!その他詳細はまだ未定です、楽しみにして欲しいと思います。

 コースはゆるい大会の割には、タフな箇所もあるので、走路員のようなボランティアが、どうしても必要になってきます。

 選手としての参加はもちろんのこと、ボランティアの参加も大大大募集ですので、お時間のある方は、是非ご協力願いたく存じます!

 もちろん、店主担当の食事係のボランティアも同時の募集しています、大募集です!


 なにかにつけても楽しいところが田麦山、いろんな側面で是非一度入山してください!

ツイッター効果を信じたいんだけど、どうかな?参加者募集だよ。

曲線へのマスキング 日々是修行



 今までべた塗り再塗装はしてきましたが、そろそろ塗り分け、二色、三色なんていうものにも、船出しないと・・・と思っていた矢先のご依頼でした。

 いきなり曲線!といっても、お任せ依頼を勝手に曲線にしただけですが・・・。

 イヤー、奥深いです・・・。試みるたびに修行!を実感しています。道具も大切ですね。

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 黒と赤との塗り分け。マスキングテープの選択も重要ですよ。曲線を出せるテープは、高い!です。

 いろんなものに助けられながらも・・・、
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 多少のちょんぼも・・・、ハハーン心当たりがあります、エッジはこうやって付けていかないとダメなのね、またまた修行です。

 これをどうやって、修正していくか?これまたいろんな手段がありまして、今頭の中で総合中。近々解決の見込みありです。

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 この塗り分けも、けっこう癖になりそうな快がありますな、マスキングを外すときなどけっこうドキドキです。

 まあ、本来はこうした塗り分けではなく、研ぎ出しの方に力を入れていきたいのですが・・・。まあ、ご依頼をいただくのもご縁ですから、来たものは深める!でいきます。

 完成の暁には、再度掲載しますよ!

 実は、もう一山ある、楽しいご依頼です!

輪画作家 イワイさんの個展情報



 当店内に常設している、輪画作家岩井画伯の作品です。

 もう見慣れている人も多いかと思います!

 別名、胸キュン作家・・・とも言われているようです。

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 特に、画面の右下にある「あえない」なんて、当店ご来店の婦女子の方々から絶大な支持を得ています・・・、なんでだろうー?

 輪画作家といえば、昨年は大活躍でした!

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 あの新宿イセ○○での、ほとんど無料展示(大手ってそういうやり方すんのね・・・!)のアンドロジナス号何てありましたねえ・・・。

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 そうそう、雑誌に載りました、こんなギャルチャリなんかも作ってもらいましたネー。

 その後の継続は・・・というのは横おいておいて、その彼がとにかく個展を開いています。

 すでに始まっており、この30日までです!

 開催場所などの詳細については、こちらをご覧ください。

 こんなのをみると、確実に進化していますね、岩井画伯!

予定変更 雨の中の稲刈り断行 



 来月二日、三日にやろうかと予定していた、稲刈りですが、今年夏の暑さの稲の成長など考え、前倒しすることにいたしました。

 事前に、ご連絡をいただきました、稲刈り希望者の方々には、ちょっとご迷惑をおかけいたしました。

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 実りは、回りの並み居るプロの方々からしても、イイ!と太鼓判をいただきました!

 稲もしっかり倒れていません!

 決して風や台風で倒れる、というものではないんです!でも、まあ、倒れている稲を多く見ますね。米所の新潟でも・・・。
 
 なぜ倒れるのか?これには深い育成の秘密があります、店主は庄平先生より、ここ数年に渡って、コンコンと教えを受けました・・・。

 なるほど・・・です!

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 ツブもしっかりと、よく実っています、先生と、その他色々・・・本当感謝です!

 稲刈りの間もけっこう雨も強かったりで、労働環境は楽ではありませんでした。
 ご協力いただいた各位にも感謝、感謝です!

 十一時過ぎに始めた稲刈りですが、バインダーという機械の調子も悪く、日の入り前の6時前に、何とか終了いたしました。

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 で、終わるかと思う、稲刈りですが、今度はそれを運んで、ハザにかけます、そう、天日干しにします!

 無農薬のお米はそこそこありますが、天日干しの米はほぼないといっていいでしょう。珍しいです!

 時々見かける天日干しのものは、ほとんどその農家さんの内部消費に消えていくと思います。

 それほど貴重な加工なんですね。

 ありがたや・・・。

 あの三畝の土地にあった稲が、今度は立体にある・・・、壮観な眺めです!
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 このお米は当店内で内部消費いたしますが、師匠の庄平先生のお米も、同じ手法で作られます。

 無農薬、天日干し、オール手作りです。

 今年も、魚沼産100%コシヒカリの無農薬天日干しのお米、高いですが一キロ800円でお売りいたしますので、予約受付いたします。また、当店内でも一キロより小売りいたします。といっても、十一月過ぎからですが!

 しかし、まねごとに過ぎないこの米作り。

 でも、生きて行くことの基本の一端を担っているようで、なんともうれしい活動なんです。
 地元の方にも非常にお世話になりますし、お世話にならないと動けませんし、おんぶにだっこ状態なんですけど、これも活動の一つとして、なんとか形を変えつつも継続していける道を模索していくつもりです。

 生きていく活動・・・、仕事して定額賃金を得る、というだけで本当に「自立した社会人」なのか?と少し疑問をもちつつ生きておられる方、まだノビしろ満々ですね、そうです、まともな疑問なんです!

 土をいじって、天気をにらみ、先人と稲の話を聞きながら、学んでいきませんか?

 店主もまだまだ修行中、修行して、感謝して、うまい米をいただきましょう!

事業拡大! 自転車から車椅子へ そして競技車椅子のその先まで!

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 教科書として、お借りしたOxさんの車椅子です。
 
 よく病院にあるような、重くて万人向きのものではなく、完全なワンオフ、活動的で個別的な味を持つ高機能車椅子なんです。

 これより当店、この車椅子の解体と組み立てを勉強しながら、今年中に車椅子メンテと販売の方まで手を伸ばしていこうか?と画策中です。

 本当やる気満々です!

 リュウくんという、錬の長島さんのお弟子さんからのご縁で、今回こういう方向へも展開していこうということになりました。

 いろんな意味で、自転車と似ているんです。

例えばホイール・・・、
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スリーバトンのものです。他にノーマルのものもあります。
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ものによってはサスペンションもあります・・・、
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 細かい違いはあれ、工具も共通していますし、今後のワンオフ世界の準備と勉強のためにも、大いに参考になりそうです。

 というのも、障害というのは本当にワンオフの世界なんですね。皆さん1人1人ぜーんぶ、障害のあり方が違うんです。

 ですから、その1人1人に合わせる調整の細かなこと・・・こんなところでしょうか、
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 これだけ細かく座席を前後にできるんです、前後だけではありません、
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 上下もこんなに細かく・・・。

 こういう決めの細かな視点は、必ず一回りして自転車の方にも返ってくるでしょう。

 調整の要が、ここ!
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 この傾きを調整することによって、まっすぐに進む・・・か否かなどが決まってくるとか、さあ、勉強、勉強です!

 とその前に、自らがとことん乗らないとね!
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 自分で乗って、とことん体感していかないといけません!

 外に行く、そして室内にも行きながら!

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 1人少なくとも、十キロは走破しましょう!ちょっと店の回りを走っただけでも、色々わかってきます。道路はかまぼこ型に舗装されています、排水のことを考えてね、となると真っ平らで調整した車椅子では、まっすぐに走らなくなります・・・、なるほど・・・。

 スーパーなんかにも行かないとね・・・、色々鱗が落ちるだろうなあ、新世界です!

 そしてゆくゆくは、バスケット、テニス、マラソンといった競技車椅子の調整や開発などにも伸びていきたい!なんて考えていきます。

 その前でもできることはいっぱいあります!例えば、黒一色の塗装部品を他の色にするだけでも、ちょっと潤ってくるのではないかしら?変わり塗り、ピンストライプ・・・いろいろできるでしょう。

 まずは乗って、バラして、組み立てて、いろんな設定でまた乗ってを繰り返します!そして早くは今年の終わり頃、当店の看板には「OX車椅子取扱店」というステッカーが付け加わりますか?

 やっちゃうよ!

 それまで少々お待ちください!

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 お前はイイの!

ツイッターで車椅子もやります!とつぶやくんじゃなく、叫んでみました!

里親いませんか?

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 なんか当店に居座りつつある、コイツです・・・。

 またチビのため、ゴキブリを捕ったり、これから来るであろう新米のネズミばんをしたりするには、ぜんぜん役に立ちそうにはありません。

 実質、役立たずなんですが・・・。

 愛想もよくない代わりに、何されても知らん顔という性格が幸いしてか、お客さんのおもちゃには黙って
なっています。

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 たまに反撃というわけではありませんが、レーパンに爪を立てたり・・・

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 そういえば、途中、耳が反って治らなくなる大病も患いました・・・、
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 ちょっとドラえもん状態でした・・・、
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 でも今は、1人遊びなどじゃれつつも
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 何とか元気にやっています・・・。

 というわけで、里親募集しています!

 こんなのがいるお陰で、ポキさんもオオモリさんも仕事が手に付いていないようです、店主としては、早めにこいつを追い出して、もとの秩序ある状態に戻したいのですが・・・。

 おとなしてくて、確かメスかな?大して役に立ちませんが、よろしければもらってください!

 お願い!
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 本猫からのお願いです!

ツイッターでネコの里親捜しも!

組み直してメッセンジャーへ



 たまたまもらったという自転車を整備して、それを元手にメッセンジャーになりたい!という学生さんが持ち込んできた車体を見て・・・、ちょっと驚きでした。

 パーツ類がもう当時の最高級品・・・
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 7600のデュラエースの統一コンポじゃありませんか!

これも・・・
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これも・・・
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アア、ここも!
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 当然もらった学生君はその価値に付いては、全く認識していませんでした。

 そんなに良いものなんですか?

 その時代の最高級のものだよ、もらったというよりも、預かったと思った方が良いですねえ・・・と。

 それで、まず自分でできることは自分でということで、サビや汚れの類をしっかり自分で取っ手もらったというのが、一番上の写真であったというわけです。

 たいていの人がそうであるように、金属のサビ落とし、金属磨き、というものに彼も大いにはまっていました。

 まあ、ほどほどにしておきなよ、切りないよ・・・。

 で、こちらとしては、最高級のハブで、当時チューブラーだったボロボロのホイールを、管理の楽なWOに組み替えて、消耗品を取り替えて、営業にしっかり使えるようにいたします。

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 オオ!一代前のケルビムじゃない!

 前後の足回りが決まると、フレーム自体はまだ生きているので、シャキッと見えてきます!
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 トップチューブがしなっています、技巧派ですね。リアブレーキも反対側に付いています。

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 ワイヤーワークもチューブを通して、ここでも凝っていますね・・・。

 フレームと同系色のグリーンのバーテープを巻いて、イザ出陣!となります!

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 すっかり生き返りました!乗り心地もまだまだ行けます!
 メッセンジャーという酷使にも暫く耐えられるでしょう。

 自分で磨いて、パーツを近くで観察して、預かったものがそんじょそこらのものではない、と実感してきた学生君、大切にします!というよりもより重い責任感のようなものを感じたんではないかな?

 試乗の時も慎重に何度も当店の周りを回っていました。
 
 込められて作られたパーツ、込められて作られたフレーム、それを使用者が思いを込めて組み付けた自転車。

 その意味を再度確認しつつ、ゆっくり込めてメンテした自転車ですから、じっくり学生君にしみこんでいくんでしょう。

 こうした自転車を乗るのは初めてという彼、本当最初っからいい機縁をもらったね・・・、自転車がそうだったように、君もそんじょそこらのライダーにならないように・・・というより、もうなれないね、第一歩からいいものを預かったんだから・・・。

 成熟路線へと向かうライダーの誕生・・・、という予感がうれしい仕事でした。

ツイッターにも真贋が入り交じっていますねー!

キャンディーイエローロード・・・金にも見える・・・?

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 FUJIストラトスのキャンディーバージョン、今回はイエローキャンディーですが・・・、金フレームにも見えないことはない仕上げになっています。

 というのも、
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 金のヘッドパーツがほとんどとけ込んでいるので、まあ、派手にいえば、金フレームとも言えますかね。

 ただ、成金にならないように、注意しましたが、まあ注意しようもないかも・・・な。

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 昼間で、フラッシュ炊いていますので鮮やかですが、実物ともそんなに遜色なく撮れていいます。

 写真で色を出すのはむずかしいです、本当。

 ホワイトバランスとかをいじるそうですが、まあ、徐々にねえ・・・。

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 キャンディーイエローの下は、銀のメタリックです、言われてみるとメタリックも見えます。キャンディーは、かき氷のシロップと同じようなものなので、隠蔽率の低い関係で、下が透けて見えるというわけです。

 くどいけど、もうワンショット!
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 とまあ、今回は実物の色がほぼそのまま出た感じといってもいいでしょうね。

こんな感じの仕様ですが、メカにもちょっと触れますと・・・。

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 スギノのコンパクトドライブのクランクが付いています。男ギアではないんで、入門にもいいかと・・・。

 これで、オレンジ、グリーン、イエロー、ディープレッドのキャンディーストラトスがそろいました、次は、黒キャンディーの一本でも行きますか・・・。

 見た目も、メカの内容もちょっとワンオフ、一癖あるロードを探している方、ご検討いただけると幸いです!

ツイッターでの広報も多少の時間とキーワードを研究すると、何とかなるかも知れない・・・。

塗り替えというのは ほとんど総取っ替え?



 トリプルトライアングルで有名なGTのフレームです。シートステーチューブがシートチューブをすり抜けるようにして、トップチューブに直結する、その際できる小さい三角を含めて三つの三角という意味なんでしょう。

 当然パイプは入り組んでいて、複雑です・・・。

 と、このフレームを再塗装し直して、、タイヤ交換して、欲しいというご依頼・・・。

 ご希望の色は、赤、けっこうムクの赤をご希望でした・・・。

 が、どうしたものか、色々イタズラしたくなる性格の店主、単なる赤じゃなあ、とか色々いじってみたくなるんですね。

 で、高山の家具・・・、漆イメージ・・・、楽器のイメージ・・・などと色々雑念が出てきてしまいます。

 んで、仕上がってきたのが・・・こんな感じです・・・。

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  角度によって、ちょっと濃淡が見えてくる、そういう赤ですね。

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 色を撮影するのはむずかしい・・・、最近特に思います。撮ったあと・・・ちょっと違うんだけど・・・、いろんな設定をいじってみて、らしくなったかな?というところまで行ければ、いいという実に曖昧な感じですね。

 すでに、一つ上のものと二つ上のものでは色の質感が違っています、実際は二つ上の方が、似ていますね。

 で、タイヤを交換して、できあがり!
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 色を変えただけで、ここまで別の自転車になってしまうのか?と思えるほどの変わりようです。

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 メカだけでなく、雰囲気全体のイメージを入れ替えるには、再塗装というのは大きいですね、実に・・・。

 てなわけで、カラーチャートの番号を言われても、即そのようにできるかどうかはわからない・・・、むしろそこからのイタズラの方が期待できる、という鷹揚な気持ちをお持ちの方は、是非当店での再塗装をおためしください、ご相談に乗りますよー。

 近い内にラメなんかも登場します、たぶん・・・。

 津軽の変わり塗りなんかもとっくに勉強中ですぞ!

ツイッター、この中では民主党員の三分の一に当たる、10万人が投票を棄権したということで大騒ぎになっています。マスメディアとは異なるまさに自己責任のメディア登場、でしょうか?

田麦山にて マウンテンバイクのゆるいレースあり

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 米作りその他で大変お世話になっている、新潟の田麦山で、十月十日、里山を走る、マウンテンバイクのゆるいレースが、開催されます!

 マラソンのレースは、ロードレースも、クロスカントリーレースも伝統的に田麦山では行われてきましたが、自転車のレースを里山でするのは初めてですね。

 詳細はこちらのブログにすべて書いてありますので、是非一読お願いいたします。

 当狸サイクルは、なんか食事系のサポート隊として、参加予定です。

 コースはゆるい大会の割には、タフな箇所もあるので、走路員のようなボランティアが、どうしても必要になってきます。

 選手としての参加はもちろんのこと、ボランティアの参加も大大大募集ですので、お時間のある方は、是非ご協力願いたく存じます!

 なにかにつけても楽しいところが田麦山、いろんな側面で是非一度入山してください!

ツイッター効果を信じたいんだけど、どうかな?参加者募集だよ。

予約受付! FUJI 11モデル その名はバラクーダ!



 この十五日、FUJIの関連のアキボウさんの展示会が都内で開かれましたので、行って参りました。

 今年も意欲的なもの作りをしていますねえ・・・、社の若い方々とも腹を割って話ができるためか、本当に世の中を見据えつつ、何をどう仕掛けていくか?という姿勢がよく見えて、しかも売れればいい、というだけではない高尚な熱意があって、いつもながら感心して帰ってきますな。

 何が売れるか?というのは大切ですが、それだけ追求していくと、どうしても後手後手になってしまう。

 今はこれが売れているのか?と、それを研究して、その核心を抽出して、それを自社の製品に乗せて、量産体制がようやっとできたとき・・・、ちょっと手遅れか、そのおこぼれに預かるか?というタイミング・・・。パクリがもとですから、尊敬は決してされません・・・。

 といって、啓蒙的に仕掛けが早すぎると、世の中が付いてこず、全滅・・・、大損失・・・。

 これらの間、なんですね、時代のちょっとした先取りとその仕掛け・・・。

 何が売れるか?ではなくて、何をどう売るか?後者のこの緊張感は、単にものを右から左に動かすという、商売の一番つまらない状態の対局に来る、魅力でしょうね・・・。

 商売ともの作りが協働する・・・、理想的なイメージですね・・・。

 ですから、エンドユーザーさんと直接ふれあう我らも、メーカーさんとの間で、情報の右から左ではなく、間に入るものとして、仕掛けてる情報を仕込むこと・・・、こんなコトも大切かな?と感じた次第です。

 来年、2011モデルで、ひときわ目を引いたのが、上のバラクーダ・・・、アルミロードレーサーでした!

 アルミ?今更?古いんじゃないの?カーボンでしょう?

 まあ、主流はそうでしょうが、趣味でレースをされる方、学生としてレースをされる方も多い中で、すべてカーボンというわけにはいかないでしょう?
 
 なぜか?だって、落車一発でおじゃんになるかも知れないカーボン車なんですよ、学生や趣味でそんなもの多用できます?
 
 車体を支給されるレーサーならまだしも、自前で転戦しなければいけないライダーにとって、カーボン車は危険なんじゃないでしょうか?

 といって、勝負所を鉄で行きますか?それも嫌いではありませんが・・・。

 という中での、有力な選択肢として、アルミはまだアリアリです!

 確か、ツールのどこだかの山岳コースのコースレコードは未だにパンターニが持っているとか。パンターニの時代だったら、主流はアルミフレームでしょう?ということは・・・、未だにカーボンがアルミを上回っていないということなのでしょうか?

 つまりアルミは強いんですよ!

 ということで、ホビーレーサー、学生レーサーには、まだまだ使えるアルミフレームということで、この車種はおすすめです!

 来年頭頃、105コンポを乗せて、二十万を切るというのですから、またやってくれますねえ・・・。

 パイプも凝っています。
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 トップチューブですが、輪切りにしたら、多分イチョウの葉っぱのような形になっていると思います。

 溶接もまたいいです・・・
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 なんか明らかにカーボンフレームの影響を受けている仕上げに見えますねえ・・・。

 ヘッドチューブも今風です。
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 テーパータイプでしょう。下の方が広くなっているタイプです。

 色は、銀ポリッシュのみ!これもうれしいです、当店としては・・・。

 来年一月頃、入荷予定です。

 これに各種色のキャンディーカラーをかけて、20万前後で出そうかしら?

 サイズも各種入荷の予定ですので、今から予約受付します!

 ただ・・・、いつもの様子ですと入荷は遅れるでしょう、春に入ればいいかな?というぐらいの余裕を持ってご予約入れてください!

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早く持って行ってくれ~!あげますよー!

ところでコイツ、額に逆さFUJIを持っています。
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ホラ!クッキリ、でしょ?!

ツイッター、コイツのお陰で出会ったブログに感謝したこともあり!我がブログも役に立てばいいが・・・。

相変わらず流行っています! クロスのロード化



 自転車界の巨人、ほぼ最大級のボリュウームゾーンに君臨する、エスケイプですか。
 
 大体「特殊」なところも「巨人」的なところも、大手さんはこの手の得意分野をお持ちのようです。

 スゴイお金をかけてのマーケティングというのを実施しているんでしょう。そういう中から出てきた、クロスバイクです。検討の隙のない、揺るぎのない存在なんでしょうね。

 でも、そんなこと当店には関係ありません、ぜんぜん。敷居の低いところから、入門者が大量に入って来る、その大量の入門者から、またいろんな方向性をもったライダーが出てくる、その一端をお引き受けしいてる、というだけです・・・。

 で、ドロップ化して、ロード化してやろう、といういつものヤツです。

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 三枚のクランクは替えましょう。コンパクトのクランクに、身長に合わせて165ミリにしましょうかね。

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 クランクを替えると、必然的にフロントメカも交換です。

 それから、手元変則にするので、シマノ対策が必要です。スラムだと合いませんから・・・。
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 コイツをロードのリアメカに替えます。
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 ブレーキは、Vのまま!
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 ちょいとクライマックス、ハンドルがフラットから・・・、
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 ドロンとドロップへ・・・変わりました!
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 こうやって、クロスバイクのロード化が完成したわけです!
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 走ってみると、これが走れちゃう・・・、がちのロードとは全く違いますが、前傾になる分、前へ前へ出て行こうとする感じはしっかり伝わってきます。

乗っていく内に、欲しくなるのはより低いポジションなのではないか?と思います。幸いにして、フォークのコラムは余裕あります。
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 スペーサーをなくして、余ったコラムを切れば、ハンドルはまだ下に持って行けます。またステムも形状も変えるとより低くすることも可能です。

 こういうことは乗りながら、体と乗り方と相談して決めていくものなので、まずはこれにて乗る!でいきましょう。

 今回のパーツの提供は、スーパー高校生のO君!
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 彼です!彼はパーツやフレームをルーレットのように回しています、元々は回ってきたものもあったりして、それをある時は同級生、ある時はアルバイト先の同僚へと・・・、有効利用といえば、まさにこれが有効利用です。不必要なものを必要としている人のものへ、ちょっと当店にとって、理想的な動きをしてくれています。

 さて、こうやって仕上がった、クロスロード・・・?学問の徒が受け継ぎます。東洋史を新たな視点で読み解いていくという、将来楽しみな若者です・・・。

 ヨーロッパのラテン語にあたるのが、中東アジアではペルシャ語なんだということを教わりました・・・ヘエ、なるほど・・・。

 脳細胞は、運動によってこそよく発達するということらしいです。昔歩きながら講義をしたアリストテレスは逍遙学派と呼ばれましたが、脳の発達にとっては、大変理に適っていたようです。

 このクロスロードも、陥穽に陥ったとき、壁にぶつかったときなどに、スゴく役に立つんじゃないかな?

 学問を支えるそのまた学生を支える自転車!再生で出発です!

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コヤツの引き取り手、マジで探しています・・・、このままでは当店の招き猫に本当になってしまいます・・・。

ツイッター、玉石混淆だけれど、ほとんど石ばかりのテレビや新聞よりずっとマシです!

ギミッククラシカルなのんびりツーリング車



 晩夏というより初秋といいましょうか?ということで、もうサイクリングシーズンということにいたしましょう!

 まあ、一月一日なんていうもっとも寒い時期を「新春」というのですから、このくらいはいいかな?という感じです。

 そういうわけで、レースの方も二山、六月に一山来れば、あとは九月か十月か、シーズン最後の山場に向かう時期でしょうか?

 レースなんて関係ない、という方も、これからは数ヶ月はまさに自転車のためにあるようなシーズンの到来です。真夏の間、放っておいた愛車のお手入れなんかも含めて、備えていって欲しいものです。

 また、この秋をして、店主も作っているばかりではなく、乗る方にも積極的に関わっていきたいと思っていますので、おつきあいしていただける方々には、よろしくお願いいたしますよー。

 で、今回は、レースとは無縁・・・、でも自転車が好き、ちょっとクラシカルな匂いのする自転車で秋の夜長でもしっぽりサイクリングしてみたい、なんて方向きの、ギミッククラシカル自転車を作ってみました。

 新旧交えたパーツを使っています。まずは新しい方ですね、現行のティアグラを駆動系に使っています。

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 この辺スギノ辺りの方が・・・とも思いましたが、まあギミッククラシカルですから、これでヨシと・・・強引に・・・。

 で、典型的なクラシカルはなんとロードフレームにキャリパーブレーキではなく、センタープルブレーキを装着しました。

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 リアにもです。

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 こういうチョイスができるのも、ヨシガイさんのお陰です!断然支持しちゃいますよ!

 というのもねえ、国内外にかかわらず、この手の自転車パーツを作る大手中の大手さんは、どうしてもF1パーツを開発することに血眼になっているようです。下位モデルはそのおこぼれ程度・・・、その下となるとまあ、見るも無惨なデザイン・・・機能は問題ありませんがねえー・・・、という状況。

 こういう状況が続くと、F1以外の志向を持つ方々は、どうしてもクラシカルパーツをオークションなどで物色するようになる。そういう方が増えると、自然とオールドパーツは高騰し始めます。高騰が始まると、今度は乗ることを忘れた人たちによって、パーツ達は投資の対象になってくる、こうなると高騰から暴騰ということになっていく。

 なんで効かないブレーキが、仮にオールドパーツであるとしてもこんな値段なの?!ということはよくあることです。

 当然、店主はこういう状況というか輩は好きではありません!いましたネー、かつてピストブームだったころ、当店の付けたフレームの値段の倍を出す!とのたまった御仁が・・・。ちなみに今アンタ乗っているのか?

 高いとなると、不承不承カッコの悪い現行品で我慢するか・・・ということにも・・・。

 そんな時です!大手では絶対作らない、かつての名品の復刻版を作ってくれるメーカーが登場!その一つがヨシガイさんなんですよ!

 しかも、かつての復刻そのものだけでなく、機能も向上されていたりして、もう至れり尽くせりだね。

 となると、こちらも使うことで応援していかないとね!ということで、ギドネットを使います!
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 ちょっと前までギドネットレバーといえば、オークションで高かったんですが・・・、これが現行品で使えるということの豊かさといったら・・・。
 
 そして、さらに!
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 ギドネットと来たら、ハンドレストもでしょう!かつてのミキスト派の人にとっては涙ものかしら?

 またこのバーテープ!
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 言わずと知れた、革職人小山さん作のものです!使い込めばより艶をますという名品!

 革には革をというわけで、サドルも・・・。
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 ただ、バーテープに合わせて、黒に変更します!

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 ホイールは、WOでできる限りロープロファイルにした、手組みホイールを使います。
タイヤもサイドが茶色でけっこう凝っているかな?スキンサイドもいいですねえ・・・。

 で、チラチラ出ているであろう、フレームの色ですが・・・これが写真だとうまく出ません。

 濃い赤的な印象だとするとちょっと違うんですよー、実物は・・・
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 ちょいと茶のキャンディーが入っています・・・、深い赤もなんですが・・・。

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 実際実物を見ていただくのが一番いいかな?

 と、いうわけで、サイクリング、ツーリング志向の一台をギミッククラシカルに作ってみましたというわけです。
 公称540ですが、実質520前後というわけなので、170前後からということになりますか・・・。

 是非是非、この秋ご検討いただきたい一台というわけです。また、ご自分の改造などにもヒントになるかな?という一台でもあります!

 余談ながら・・・・
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 この招き猫・・・、ご希望の方がいましたら、おわけします!

 でないと、居座りそうなんで・・・。

持ち込みなんですが・・・



 今まで、当店発でよく出してきたような車体です・・・。車種も当店が知悉しているストラトスです。でも、この車体自体は持ち込まれたものです。

 これをハンドル回りを替えて、リペイントもして欲しいというご依頼、なんかいつもやっているような仕事を外から依頼されるなんて、不思議な気持ちで着手。

 色はマッドブラック・・・、これもまたいつものヤツです!
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 ただ今回は、クリアにフラットベースを混入させて、よく攪拌してから吹きかけるという、今までにないタイプの吹きつけでしたので、その攪拌にはけっこう気をつかいました。

 でもまあ、吹いてみると本当今までのマッドブラックとほとんど大差なし、です。

 ハンドル交換もブレーキレバーも持ち込みですが、なんか当店が仕掛けたみたいなセンスです。

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 ギドネットなんて、最近の当店のトレンドそのものです・・・。

 で今回シフターを何にするか?ということでけっこう考えたんです。

 というのも、通常ブルホーンのハンドルなら、シフターはバーコンと相場が決まっています。ところが、この持ち主の方は、バーコンはどうも・・・という感じ。

 といって、フレームのアウター受けの形状から、単純なWレバー化はできません。
 
 当店内の符丁に、山田式という、チト変わった方式もなくはないんですが、フレームに直接手を下すというメカにはほぼ御法度のところに手を伸ばさないとダメなので、それは極力使いたくはない・・・。

 東京サンエスさんから面白いシフターも出て入るんですが、この秋頃という話・・・。

 そこで、ヤケのやんぱち、31.8のフロントメカ直づけバンドをダウンチューブに合わせると、これがピッタリで、その台座を利用して、なんと片側Wレバーを付けてしまいました。

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 ここから直接引っ張ると、ちゃんとシフティングができるんです!
上から見ると・・・。

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 なんかはじめから、かくあったような感じにまとまりまして、一件落着となりました!

 来月から、故郷の福岡を走ることになるこの新生ストラトス、地方のアップダウンのことも考えて、もし軽いギヤが欲しくなっても、対応できるように、アウター受けのワンセットをのこし、インナーチェーンリンクのつけかたもご教示した次第、まだまだいけるよねー。

 外から持ち込みのストラトスはいじったことがなかったので、ちょっと新鮮というか、不思議な感覚を覚えましたが、これから世にどんどん出て行くであろう、FUJIのことでしょうから、今後はこんな事も頻繁に起きるのではないでしょうか?

 そうなったら、またそれもまたそれでよし!ということで、かゆいところに手の届く改造など、これからもドシドシやっていきますぞ!!!

親子でドーン!



 いつものやつです・・・。改造前を記録しておくのを忘れました。ママチャリ実用車を改造したあとです。当然いらないものはずシノ・・・いつものヤツですが、今回は親子で一気に改造大会!とやってしまいました!

 まずは上のお母さんのものです。

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 三段ギアを残して、ローラーブレーキを外す・・・、当店なりのクライマックスです。
 そして、キャリパーブレーキを付ける。

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 何となく付けているように見えるかも知れませんが、チェーンとブレーキシューの干渉なんていう事も多々起きます。こういうイレギュラーな改造はやってみないとわからない!やっていきながら、その場で起こる困難をその場で解決していく、柔軟さが大切なんですね・・・、これも数ミリの隙間を工夫して作りました・・・。

 お母さんのご希望は黄色いワンポイント、グリップとサドルに黄色をあてました。

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 カゴも、貴重品とお弁当、水筒がはいるギリギリ小さいもの、というご注文・・・、こんなのが付いて完成です!

 次は、息子さんのホームセンターマウンテン!
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 子供用のこうした自転車というのも、ちゃんとしたものはしっかり溶接されていて、しかもフレーム自体も小さいので、頑丈でものとしてけっこういいのでは?と思えるものが少なくありません。となると成長期の子供が、体の成長に合わせて、セッティングを替えながら乗り続けるポテンシャルは相当あると思います。

 ところがなんですねえ・・・、例えばサドルが短いピラーと一体型なんです。ピラーが短いと、子供の足が長くなると乗れなくなる、でもピラーだけ交換というのができない、一体型ですから。ピラーとサドルを替えないといけないんですね。
 逆に言えば、ピラーとサドルを替えれば乗り続けることはできるでしょう。でもちょっとやりにくくつくってある・・・。

 全国の成長期のお子さんを持っている親御さん達へ!子供が大きくなって、自転車が小さくなったからといって、即新車!という前に、当店にご相談ください!

 サドル周りと、ハンドル回りを変えると、まだまだ乗れる可能性は大なんです!上記で申し上げたように、子供用の自転車のフレームは意外と頑丈にできています、子供の成長が一段楽する中学生卒業前後まで、何とか今の一台をいじりながら乗り続けることはできないか?そういうご相談に、当店はしっかりアドバイスいたします!

 野球部に入ったら、結構荷物が多いのよ!
 部活やめたら、大きなかごが邪魔でサー!
 自転車の色が子供っぽいって・・・
 学校が遠くなったので、もっと快走できる自転車にできない?

何でも来い!です!

 で、息子さんの改造ですが、ブレーキ付近から異音がする・・・、見れば当然ローラーブレーキ。今後のメンテンナンスのことなどを考えると、かえましょう!ということで、いつものやつです。

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 まず外して・・・、ここがまたシングルコグなどの付く、可能的領域になるんだが・・・、君にはまだ早いのでもう少し楽しみはあとにとっておこう・・・。

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 チェーンステーブリッジの裏にいつものキャリパーを付けますが・・・これもまた個別対応が必要でした。

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 リンクに干渉するプレートの部分を削る・・・まあこれだけですが、これがまさに個別対応なんですね。自転車のパーツは確かに企画に沿って作られていますが、決して予定調和的なプラモデルではありません。かなり計算されてつくられている最新のものであってもです。

 まあ、そこにプロショップの意味があるんでしょうが、ましてや改造となると、トライアンドエラーの連続です・・・。

 ともあれ、まあ、今回は親子でそろっての自転車改造・・・、お母さん主導でなんと狛江から自走してきたお二人を見て、今後あるべき自転車の成熟化の種が確実に蒔かれつつあるなあ、と実感した次第・・・。

 うれしいねえ~

 しっかりした価値観と未来をかぎつける嗅覚をもったお母さんに育てられている、息子・・・。
 君に受け継がれたものは、決して小さくはないんだよ・・・。

 ジャスティン、また会おうな!

合間をぬって・・・実りあり



 仕事の合間をぬって、新潟の田麦山へ稲の様子を見に行ってまいりました。この日は九月の十日、青春十八キップの有効最終日ということもあって、日帰りでずいぶん安い足代で行って来たんですよ。

 お蔭様で、稲はすくすくと育っています!
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 稲穂もたれています。なんか周りの田んぼの中でも、実りの様子は一番いいように見えてしまうのは、我田引水か・・・?

 でも、あぜを挟んでお隣の田んぼは・・・。
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 左が狸サイクル田んぼ、右がお隣の田んぼです。右の稲って結構倒れていませんか?そうそう、田んぼでミステリーサークルのように稲が倒れているのをよく見かけませんか?

 あれは一体何によるものなのか?

 気まぐれなつむじ風のためなのか?土地の形による風の影響なのか?

 これは風の影響ではありません、稲の生育に関する問題のほうが大きいと思われます。詳細は省きますが・・・。

 さて、これだけ実が入ったとなりましたら、そろそろ稲刈りを考えなければなりません。

 そこで、庄平先生と相談して、来月二日、三日に取り行う予定といたします!

 そういうわけで、稲刈り要員を募集いたします!

 大体のスケジュールは、二日早朝こちらを出て昼過ぎからはじめ、夕方には終了、夜にハザガケを終了して、宴会!翌日は、自由にホケホケして、三々五々、という感じでしょうか?

 ご参加を募集いたしますので、当ブログのお問い合わせメールより、ご一報ください。先着順にて、締め切ります!ご協力していただいた方のみ、新米の会にてお会いしましょう!エサでつるな!アイヨ!100910 (4)

隣はコンバインでしたが、こちらは手刈りで行きます!
 
九月十一日、あれから九年、こういうものも冷静に見ることができるようになってきましたかな?

こちらも疑問番組に、コメントの付いたものです。

ゆっくり造るロードレーサー・・・?

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 普通のロードレーサーじゃないですか・・・。

 でもよく見ると・・・。

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 名車のコルナゴじゃあないですか!

 コルナゴのアルミ銀ポリッシュのロードレーサーなんて、カーボン主流の今となっては、ちょっとした疑似クラシカルな感覚を刺激されますね。

 でも、その本性はとなると、元々クロスバイクだったんですね。

 はじめは、今年の初め頃でした。フラットバーのクロスバイクコルナゴを前ギアをシングルにして欲しい、というところから始まりました。

 それから、両輪を700cの手組みに組み替えて・・・、順序は定かではありませんが、その次が、クランク回りを取り替えたかな?

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 シングルにしたギアを新生105にしたんですね。

 そしてできる限り105にということで、今回ハンドルもフラットバーから思いっきりドロップハンドルにしましたよ。

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 で、かつての名残といえば、これだけです。
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 やっぱりこうなって不自然ですね、デオーレXT・・・、これも次回は105になるのでしょうか?

 数ヶ月かけて、徐々に徐々にロード化していったこの一台、今では最初からロードのような顔をしています。

 欲を言えば、あとフォークをクリアランスのタイトなロードフォークに替えれば、もうほとんどロードですよ。

 一気にロードレーサーを買ってしまう、ある意味普通でしょう。それはそれで勢いがありますが、こうやって、パーツを一点一点取り替えながら、徐々に別車体にしていく、というのも面白いでしょうね。

 他にこういうお客様もいますよ。数ヶ月間かけて替えていきながら、その間あれやこれや考えて、いろんなパーツを調べて、相談しながら、次の一手をすう手先を考えながら、仕掛けていく。詰め将棋のような改造・・・。

 そういう、タイプの時間と吟味をかけた改造なんかにも、当店はジックリおつきあいします。

 こういうところにも、自転車を楽しむ多様性、多面性があると、当店は思っているのであります!

 ジテコン、ご相談はただですよ!

論者をしっかり選んでフォローすれば、それこそ新聞・テレビいらずのツイッターなり!

リペイント やっぱり変わるネー



 小柄な方へと、よく考えられて組み付けられたものです。もちろんデフォルトではありません。大量生産には大量生産なりの論理が働くのでしょうから、ある意味きめの細かいところは、当店のようなちっこいところが、やればよし。

 ある意味、棲み分けですね・・・。

 今回は、フレームの塗り替えのご要請です。

 お題は、抹茶アイスの色・・・。少しマッド(艶消しで)ということ。その後、ちょっと微調整が入りまして、抹茶アイスより、黄緑に・・・。

 あくまでもイメージですので、まず抹茶アイスを研究。近くのコンビニへ・・・。

 ただ、これもけっこう幅がありますね。まあ、人工着色料を使っているのでしょうから、当たり前でしょうが。けっこう緑の濃いものがあるんですよ。

 言われてみると、抹茶自身はけっこう濃いですから。でも、もしそれでいいなら、なんで抹茶色というご指定でないのか?そこになぜアイスクリームが必要だったのか?

 アイスクリームの典型は、牛乳系、つまり白ですから、やはり抹茶そのものではなく、それに白、またはクリーム色のイメージが付かないと、まずいのでは・・・。

 実際の抹茶アイスは、ほとんど抹茶と同じ色のものもありましたが、ここでは白を少し混ぜることにしました。

 調色というのも、面白いですが・・・、しっかり色のグラムとその比率記録してはいても、缶をもっての調合となると、ズレは出てしまいます。

 こんな感じかな?で、調色して、吹く。

 次はクリアですが、艶を消すので、通常のクリアにグロス、艶消し剤を混ぜていきます・・・。この配合で、艶消し感は変わります。7分消し、5分消し、3分消し、完全艶消しと、配合にも色々ありまして・・・。

 クリームの艶を多少意識すれば・・・今回は7分消しかな?と調合。

 と、それに、ちょっとだけ黄色のキャンディーを混ぜて、みました。

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 うすーくかけているので、角度によって、黄色のキャンディーが濃く見えます。

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この角度からだとサイドに薄く黄色が見えますね。

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で、全体をみると・・・

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なるほど・・・、やはり色は決定的ですね・・・。全く異なった雰囲気になってしまいます。

 これでまた、気分も変えて乗るぞ!という、気になってもらうのもまたよしかな?と思います。

 なんか違和感のある自転車を、自分の自転車にしたい!というとき、塗装の塗り替えもまた、だいぶ雰囲気を変えますので、ご参考にしてください・・・・・!

色々です!

塗装とその周辺による イメチェン



 これは、今から二年以上前に納車した、アメ車をイメージして作った、ロードでした。

 これを今度は、ヨーロッパ車のイメージで、改造して欲しいということで・・・、車にめっぽう弱い店主としては、色見本をいただいたりしながら、色々教えていただき、何とかやってみることにいたしました。

 まずは塗装面でしょう、灰色と藍色の中間・・・?というか、まあ色々やってみて、深みのある方向へずるずると行きました。

 まあ、ヨーロッパ的なイメージですから、軽めより重め?だったらいいんじゃないでしょうか?

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これじゃあ、黒に塗り替えた、とだけしか思われないなあ・・・。実はモロ黒ではありません。
ちょっと表面が青っぽく見えませんか?藍色と言っていいかな?

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これも、黒としか見えないかな?ちょっと曇りで、太陽光線が足りなかったかな?

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これはある意味でナスのような色といっていいでしょう。
薄いところは濃い藍色ですが、濃いところは黒にも見える・・・。炎天下に持って行けば、藍色なんです・・・。

本当、ナスなんですね・・・。

濃いめのキャンディーを何層もかけた、というのが真相です・・・。

あとは、イメチェンの周辺機器です。
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革サドルにしました!

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スキンサイドのWOです。これがありそうでない、種類です。バカ安は色々あります。でもまあ、通学用ではないんだし・・・。

といって、チューブラーならこれまた腐るほど安価なものはありますが・・・、そこまで組み替えるほどのものでもない。

となると、タイヤだけちょっとお高くなってしまいました。

そしてバーテープも革に!
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使っていくほどに、飴色になっていく・・・、サドルの色に近づいていく、これからが楽しみです。

で、全体をみると、やっぱり相当イメージチェンジしています!

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コンポ類は全く一緒ですが、フレームの色と周辺機器の統一的変更で、まあここまで変わってしまったというわけです。

当たり前といえば当たり前ですが、個別の仕事が終わって、見比べてみると、やっぱり驚きです。

新しい自転車は買えなくても、多少の費用をかければ、ここまでまあ、ほとんど別の自転車に変えることができます!

 こんな改造も、またありでしょう!

 一つ、雑談レベルから、ご相談ください!

ツイッターで「なう」を連発していると、場所によっては泥棒に入られるかもね!

中古品の可能性

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 以前から、オークションなどの中古品を入手する際には、それなりの知識と技術を持たなければ、取りかかりも、受け取り後の処置についても、リスクを背負い込むことになりかねない、ということを念頭に置くべし!ということを申し上げてきました。

 自分が必要なくなったものが、必要としている人に回って有効利用される、というオークションのすばらしい一面は、なんとしても確保していきたいと、最近店をあげて考えていきたいと思っています。そのために、お役に立てる手だてを今考えている途中なんです・・・。

 ジテコン・・・、かつてちょっと触れました、自転車コンサルタント・・・、あやしい・・・。

 ただ、最初から安ければいい、安くさえあればいい、だからオークションで!という情報ただ取りして、平気な方は、最初から除外しますが・・・。

 どうも、オークション利用者には二種類がいるように感じています。上記のような不躾な方と、本当に好きな自転車を少しずつパーツを集めて、何とか自分で作っていきたい・・・、という匂いを持っている方との、二種類です。

 前者と後者は、全く違います。その違いはすぐにわかります!

 以前一名だけ、前者のような方が舞い込んできたことがありました。三分もいられずに出て行かれたと思います。
 
 社会的に不景気だったり、ご家庭の状況が何かと物いりだったりで、お金はできるだけセーブしたい、というのは、どなたも当たり前だと思っています。もう今は、それが前提的条件だと思っています。そういう状況下にあるひとが、すべて前者であると申し上げているのではありません。

 全く違います。例え苦しい状況下にあっても、自転車が好きな方は、自転車に携わっている我々のようなものに対して、あたたかいんです、そしてキラキラした何かをお持ちなんですね。抽象的ですが・・・。

 そうでない方、今んところ欲望の方向がたまたま自転車に向いているだけで、自転車を単に消費したいと思っているだけの人とは、全く違います!臭うようにその両者の違いはわかります。

 ネコはネコ好きの人がわかる!というのと同じですな。

そんなわけで、自転車が好きな方が、オークションなどでいかにリスクを回避できるか?というようなところにちょっと食い込んでいきたい、と思っている次第なんです。

 そんなに、オークションてリスキーなの?と思われるかも知れませんし、今までそんなことは一度もない、という方も多いかと思いますが、でも、ある時はある、起こるときは起こる、というのがリスクなんですね。

 上に上げた、ルックのフォークです。

 ちょっと以下ご覧ください。

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 フォーク本体と、コラムのところに赤い線が引いてあります。

 これが・・・

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 ズレてしまうんです。つまり、フォークにコラムが完全に一体化していなかったんです。最初から緩く、カタカタしていたとすれば、出品する方も、受け取った方も瞬時にわかるからまだ始末がいいんです。

 これがまた、相当の力をかけないと発覚しないというめんどうくさい状況だったんですね。

 フレームとフォークの持ち込みで、フォークが一インチという一昔前のもの。だんだんと絶滅種に入ってきているものです。

 それをベッドパーツで一体化しないと、とスモールパーツを駆使して、ようやく組み付けて、ステムをカマして、ハンドルを付けて、ステアリングを確認したところ、横にずれたんです。

 再度締め込みをして、回してみるとまたずれる・・・。キャップを外して確認すると、ステムはコラムにしっかり食いついているんですが、そのコラム自身が回っている。

 再度フォーク単体にして、万力に固定して、コラムを回してみると数ミリまわる・・・。

 これだけ手間をかけないと、発覚しない、奥に潜んだ欠陥だったんですね。こういうのを、ザッツ!リスクというのです。

 恐らく出展者も受領者も気づかないほど奧にあるもの・・・、仮に出展者が気づいていたとしたら、この出展者は悪質ですなあ・・・。

 この辺はもし下りで、ステアリングを失ったら、大けがおよび、打ち所によってはそれではすまない事故を引き起こしかねないところです。

 これをどう回避していくか?当店が思いつくのは、リベットによる固定ですが・・・、まあこうなったら次にそれを修復していく技術が必要です。または出展者に事態を説明してオークションそのものの取り消しをしていくような交渉の技術、いずれにしろ技術が必要になります。

 こういう事も起こりうる、というのがオークションだということは、再度強調しておきたいと思います。

 まあ、善意の者同士が、ものを回しつつ使い続ける回路を開いていこうとする、その基本姿勢については、どうやってか支援していきたいと考える次第、今後皆さんのお知恵を拝借することも多々あるとは思いますが、ご支援よろしくお願いいたします!

ツイッターの使用者にも二種類いるような気がします、なう・・・。

本気のレーサー しかも当店発のカーボンレーサーです



 マラソンで三時間台で走る人のことをサブフォー、というのでしょうか?走りながらドーパミンやら脳内麻薬がでまくったのでしょうか?

 折角走れるようになったし、泳ぎも習っているし・・・、となるとトライアスロンでしょう!ということで、ご相談を受けました。

 ショートトライアスロンなら、ロードレースとほぼ一緒の形式になりますから、ロードレーサーでいいでしょう。で、競技としてやるなら・・・、まあ、今日的標準といえば、やはりカーボンフレームですか。

 そこで、当店発でもってのカーボン車を出すことに、いたしました。これは持ち込みフレームではありません!

 といっても右から左に動かすことの嫌いな店主、なんか一癖欲しいものです。

 というわけで、カーボンに塗装を施しました。

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 わかりにくいでしょうね・・・、キャンディーカラーをかけています。ディープグリーンのものです。
 元々隠蔽率の低いキャンディーを、黒地にかけると、黒地しか見えない・・・というのが当たり前なんです。

 ですから、キャンディーの下地にはシルバーというのが、定番なんですよ。

 しかし、その定番をちょっと無視して、黒地にかけてみました。

 炎天下で見るときに限り、角度によりウスーイ層に、ディープグリーンが透けて見えてきます。

 一見すると仏壇の漆黒のような仕上がりなんですが、反射によってはディープグリーンが見えてくる・・・。

 だから何よ・・・といわれれば、別に・・・なんですがね。

 入門ロードレーサーですから、コンポは黒の105!
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 本当によくできています!
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 ホイールも手堅く、マビック!手組みですが、練習には最適でしょう、多分。

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 手堅い、レーサーの基本に忠実、けっこうこの辺に関しては、ちゃんとしている当店なんです。

 このカーボン、某箇所から引っ張って参りました。・・・これにk○○○なんていうステッカーを付けると、ほとんど見分けが付かない・・・、乗ってみましたが、これもまた・・・、だいぶいいんじゃないでしょうか?

 ある種これは初めての試みなんですが、今後ご要望があれば、カーボン車にも積極的に取り組んでいこうか?と思っています。

 もちろん、右から左でなくて、なんかを乗せて、お届けいたします!

 色々、バカなアイデア、ありありです!

 ※ツイッターで更新のお知らせしています。たまには雑感もネ!ただし、なう、はなし。

と、いうわけで・・・



 昨日の続きではありませんが、同じ型のコンプレッサーが今三台あります・・・。
 コンプレッサー長者・・・。

 迅速な対応は、大変有り難いんですが・・・、これから二台送り返す手間を考えると、こちらもかの国の下請けをしているような気分になります。

 トホホ

一体どちらが下請けか?



 同じ型のコンプレッサーが、二台店内にあります。塗装方面に力を入れつつある当店としては、コンプレッサーは要中の要、なんかあったときのために二台用意しておく、これぞプロの心得!

 というわけではありません。古いのを含めれば三台ありますし、なんかあったときの急場はしのげる態勢は出来ています・・・、エヘン・・・。

 ではなぜ二台あるか?

 まずは一台目、新規購入で送られてきたものが、機能不良で交換の必要があったのであります。どんな機能不良か?

 単純にいって、空気漏れです。タンクに圧縮空気が充満しますと、設定弁が作動して、電源が落ちるように成っています。

 その電源が落ちたあと、上面の方からシューーーーーと抜ける音・・・。抜けてはまずいか?ということに関していうと、まずいです!
 
 使ってもいないのに、勝手に空気が漏れるわけで、それが一定の圧以下になったらまた自然とスイッチが入って、圧縮が始まる。使っていないのに機械が作動するなんて、電気代の無駄すぎます!

 ただでさえ電気食うのに・・・。

 ですから、その空気漏れを徹底して解明します。メーカーに問い合わせると、音のする付近に石けん液をかけてくれとのこと、早速励行すると、あちこちからカニが潜んでいるのか?と思えるほど、あぶくが出てくる・・・。

 大体関節のところなので、それを回し抜いて、シーリングテープを巻いて、再度空気充満を待ちます。

 待ったところ、まだシューーーー・・・。どうも安全装置の弁に関するところでした。再度電話して、指示を仰ぎ、引っこ抜いては、ディグリーサーで洗浄して、言われるとおり再設置してからまた充満を待ちます・・・。

 でもまたシューーーー。

 しかもモーター内部にも似たような音が・・・。そこでモーター部分のキャビネットを空けて、音の付近に石けん液をタラタラと・・・、すると、いるわいるわ、大きめのワタリガニが、みるみる泡だらけ・・・。

 そこで、再度電話すると、「ごめんなさい」で、明日着で新機種を送ります!ということ。

 できれば、その日午後から新機種コンプレッサーで、たまっている塗装を片づけたかったんですが、まあ、しょうがない・・ということで、一日待つことに。

 翌日、午前中、到着!

 迅速な対応、大いに気に入る。ミスはあっても、その対応をいかにできるか?それが大切です!とばかり箱から出しては、スイッチを入れ、昨日のように要所に石けん液を垂らしつつ、カニの有無を確認しつつ、充満を待つ。

 カニはいない!これで停止後空気漏れがなければ、即戦力!とばかり停止を待つ。

 停止後、カニは出現せず!

 やった!とばかりにから喜び・・・でした。

 機能に関しては問題ありませんでしたが、なんか据わりが悪い。下を見て仰天・・・。
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 何ステップふんでんだよ!何ならステッキでも持つか?!

 足が曲がっています、取っ手に力を入れるとゴロン・・・。最初からこれでしたら、機能は問題ないので、足の下に、何か挟んでこのまま使うでしょう。でもよー、これってクレームで送られてきたもんだロー?

 これってありか?!

 ということで、メールにて写真付きで抗議。再度迅速に送ってもらうことになりましたが・・・。

 オイオイ、日本は大丈夫か?
 
 なんで、その会社を飛び越えて、日本国なんてでかい話をに成るのか?

 最近日本にあふれているもので、中国製でないものを探すのが大変な状況であることは、皆さんもご存じでしょう。

 みーんな中国製ですよ。みーんなね。

 一体日本でもの作ってんの?ということが、本気で心配になってきました。自転車もしかりです!

 日本人曰く、「かの国でものを作らせるのはむずかしい・・・、慣れるとすぐ手を抜く、すぐ規格外のものを平気で作ってきては、開き直りだけは立派、できない理由作りも一流・・・」

 まあ、でも安いから作らせているんでしょうね。で、こちらも安いから買ってしまっている・・・。

 これは何もコンプレッサーだけじゃないんです。衣服も、自転車パーツも何から何までそのようなんですよ。

 で、問題はかの国・・・ではないんですよ。

 今、日本人の仕事の多くに、このかの国から送られてきたものの検品に非常に時間とられていませんか?

 自転車の文脈でいうと、ス○ノの技術者が、最近箱を空けて検品ばかりやっています・・・、とこぼす始末。
 技術屋だったら、いかに開発するか?いかにパクッて改良して知らん顔するか?でしょ?なんで検品なんかで・・・?

 衣服関係の人も、「中国行ってきます」理由は、生産の管理体制で、多少締め上げないとどんどん品質が下がってくるので、定期的にいかないといけないみたいです。

 中国のことはいいんです!まず資本主義ではありませんので、こちらと色々ズレても仕方のないことなんです。今のところ「社会主義」ですから、労働の喜びは「共産主義」まだお預けなんでしょう・・・。喜びがないから・・・、色々あるでしょう、でもそれはアチラの話です。

 問題は、こちらです。やっぱり国内で、ものを作っていないのではないか?アチラの生産管理をさせられて、検品のチェックをやらされて、あれやこれやのクレーム処理をさせられて、一体実質どちらが下請けだかわからないんじゃないのかな?

 自分たちで企画を練って、自分たちで良い物を作って、、自分たちで確認して、自分たちで売りさばいて、自分たちで責任を持ってやっていく・・・。という基本であろうことが、経済原則からできなくなってきている。

 これで、何よりもまず、面白いか?本当の意味で活気はあるか?

 でも、同じ品質だったら、安いモノとるでしょう?まあ・・・、逆に言うと多少落ちても、安いものを・・・。

 まあ、自分も取り込まれているこういう原則・・・、認めないわけではないが、一言言わせてくれ!

 粋じゃない!

 全くもって粋じゃない!

 野暮だ、野暮な質問するものではない!

 それだけは、やせ我慢しても言い続けたいね!

 別に中国商品をボイコットするとか、拒否するとか何て事とは関係ありません。だって、そんなこと現実的にほとんど無理だから。そもそも自転車業界なんて、かの国抜きに考えられないでしょう。そこまで浸食は進んでいる、というより浸りきっている。

 ただ、ここでも同じ!そういう無粋な状況にあぐらをかかないこと、無粋土台にいかに粋に生きていけるか?を実験すること!

 今までさんざんほざいてきた、自転車文化の成熟化ということを別の文脈でいうとこういうことでもあるかと思います。

 無粋な経済原則とやらに、基本負けるとわかっていながら、無駄な抵抗を試みること、仕掛けること!仕掛け続けること!そういう人脈に触れ続けること!

 これなんです!ヨ!

 これですわ!

改造だけではないよ、通常のメンテだって・・・



 こういう冒頭写真が載ると、さてこれはシングル化か?固定化かな?もしかして、逆にママチャリ化だったりして・・・、なんて当ブログの読者の皆さんは、色々と詮索されるのではないかしら?

 そうねえ、通常のマウンテンバイクをまともにいじることがほとんど無いような当店では、なんかの改造の使用前、と見られて通常では当たり前かも知れませんね。

 でも、たまには変則もいいかと思いますよ。

 つまり、通常のメンテに終始する・・・、っとそれだけ?って感じですが、今回はそれだけです。

 まあ、お客さんが望むなら、マウンテンのロードもどき化だってやってしまいますが、もともとあるバイクをもともとあったように、通常の使用に耐えるように、素朴に戻す・・・、というようなこともちゃんとしているんですよ。

 これは、あちこちボロが出てきたような、感じで、それをちゃんと乗れるようにしたい、というご要望。そうなるとまずは、消耗品に関しては全取っ替え、ということになりますか。

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 駆動の要、チェーンのサビはもう、交換です・・・。伸びていることも考えられますからね。

 あとシフトも制動も、ワイヤーの交換がものをいいます。

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 さびたワイヤーは見た目のも汚いですし何から何まで効率も悪いです。
 インナーだけでなく、アウターも壊れているものもありますね、そういうものも取り替え・・・。

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 あと今回は、ボトムブラケットモグラグらでしたので交換、ヘッドパーツもグリスアップなど、見えないところでも、自転車のステアリングや駆動に関するところを地味ながらミッチリメンテしました。

 見た目は大差なくとも、乗ってみれば、オオ!とわかる、玄人好みのメンテ・・・そんな地味で着実なお仕事もしっかりやるのが、当店!

 そういえば、暫く乗っていない自転車があったけど、あれ乗れるのかなあ・・・というような代物でも、一度持ってきていただければ、大体なんとかいたしますよ!

 派手な改造だけでなく、地味なメンテもやっています!
 持って行ったら、全然違う自転車にされてしまうのでは?!なんて心配ご無用です!

 ドシドシ、お待ちしています!

今月もやります! ママチャリ改造!

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 何の変哲もない、典型的な実用ママチャリです。
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 赤さび・・・、これも典型的な実用ママチャリです。

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 ハンドルの位置が高くて、カゴがついている・・・、これも典型ですね。

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 荷台なんかもある・・・ウーン、まさに典型的な実用ママチャリです。

 このポジションでは、長距離を乗るのはむずかしいです。上半身が立っていますので、下半身からの踏む力を逃がしてしまい、せいぜい前股の大腿四頭筋しか使えないポジションです。ですから、リラックスして長い距離を乗ることはできません。

 上半身、下半身を有機的につなげて使っていないので、効率も悪いです・・・。

 まずはエンジンを連動させるポジションを取れるように、そして、思い切って走りに無駄だと思えるものを切る!これが改造ママチャリのコンセプトです。

 外しまくります!泥よけ、荷台、カゴ・・・。
 まあ、使用者の用途で外せないものがありましたら、それは残しますが・・・。基本外して軽量化します。

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 いつものことですが、ローラーブレーキもメンテがしにくい、という理由でとります。後輪の着脱が飛躍的に簡単になります。これだけでも随分違いますよ。自分で後輪のパンク修理ができるんですから。

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 さびたチェーンとスプロケットも交換です。これで駆動系がよく回るようになります。ワイヤーも交換して、制動系にスムーズにします。

 ローラーブレーキを外した代わりにはキャリパーブレーキを付けます。
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 チェーンステーの裏にひっそりと、ですが引きはガッチリと!

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 上半身との連動をよくするために、前傾にしていきます。そのためにステムを短く切ります。

 ハンドルもできるだけフラットに・・・、本当はブルホーンを付けたかったくらいですが、・・・ちょっとがマンしました。

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 まあ、今回はこの辺で勘弁してやろうということで、改造再生したものが、これです!
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 ちょっとしたクロスバイクですよ。変なクロスバイクを買うぐらいだったら、スポーツ自転車入門として、ママチャリ実用車を改造すればいいのに・・・。

 そうすれば、ポジションの変化、軽量化の意味など、スポーツ自転車のなんたるかについて、多少わかっていくと思います。実用車をそのまま乗りつづけていたら、絶対にわからないなんたるか、について、瞬時に理解できると思います。

 今回この再生自転車の持ち主になる方は、若い女性の体育教師です。体幹がほれぼれするほど丈夫そう・・・、運動神経も、センスも良いから、ちょっと跨っただけで、ハイハイと、体でご理解したようです。

 明日から、杉並ー小金井間をこれで移動します。三日もすれば楽勝でしょう。その後、その先にある自転車の可能性に気づいていくはずです、あとちょっとです・・・。

 若いし素質もありそうですし、ガールズ競輪・・・なんていいんじゃないかな?なんて口説いてしまった。

 本気でやったら、けっこう行きますよ、この子は・・・などと勝手な夢をふくらませています。

 ただ、人には人の事情と、把握や取り入れにはそれぞれのペースというものがありますから、焦らせてはいけません・・・。

 鍵は内発性です・・・、自転車がひきだしてくれるであろう、彼女の内発性・・・。


 なんか悪漢が世間の要所に爆弾を仕掛けたようなちょっとしたウキウキ感がする。

 桜の下に死体を発見したあの青年が丸善に檸檬を仕掛けたように、店主は自転車に起爆剤を仕掛けて、何食わぬ顔しながら送り出す。

「じゃあ、また!」

 そんなに遠くないうちに、きっと、自転車は爆発するだろう・・・、たぶんきっと・・・。

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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