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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2010年10月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

サイクル・リサイクルの狸サイクル



 手前の高校生が、なんかトライアスロンをやってみたいと・・・。サッカー部なので、走ることは得意、子供のころから水泳もやっているから、それもそこそこ得意・・・、残るは自転車・・・、となった時。

 スーパー中学生だった岡田君がスーパー高校生になって、これまた自転車長者というか、なんか本人の努力とは別の力で自転車が集まってくる・・・という環境に感謝しながら、トライアスロン志望の友人になんか回せないか?と考えていたときに・・・。

 中年オトコさん(小山さん)の練習会に参加した折、またなんかの力が働いて、560だけどフレームその周辺一式あげるよ・・・というご縁に預かりました。

 今彼が乗っているのは、タイゾー君に当店が貸していたジャイアント、そろそろ小さいく成ったその車体を、トライアスロン志望の友人、名前をウルフ君というが、に回して、この560のフレームを自分にあてる・・・、ということを考えた。

 嵐の日に、もらいに行き、それを当店に持ち込み、ジャイアントについていたパーツを外し、この560のビアンキに載せ替え、この560のビアンキについていたパーツを外して、今まで自分か当店から借りていたジャイアントに移植する・・・という、高校生ならではの学生らしい発想、つまり金かけないで手をかける作戦に出たというわけなんですよ。

 嵐の雨もやみ、560のビアンキ鉄フレームに自分の新生105をのせた自転車の試乗をする・・・、鉄とアルミの違いというより、自分と自転車を巡る何らかのハタラキを予感したのではないかな?

 彼はこの自転車で、何かやらかすでしょう。そして彼から受け継いだウルフ君、こいつも何とかまたなるかも知れません。

 そうやって、四五年もすると自分でバイトできるようになって、自転車に一寡言持つようになってから、自分のお金で装備を調える、そして使わなくなったものをまた下へ、下へと渡していく。

 装備スポーツにはそういうサイクルがなければ、どうしても敷居が高く成ってしまいます。始めたいけど、一体どのくらいかかるのか?成長期の子供に一体どの程度のものを与えたらいいのか?親御さんの悩みはつきないでしょう。

 そういう状況に、真っ向から立ち向かって基金集めて、パーツのストック!!!というような甲斐性のない当店は、まあできることをそこそこやりながら、競技人口というか、本格自転車乗り育てに、ちょっとでも拍車がかかるように、できることをする、というだけです。

 新車じゃなくても、回りの大人というか先輩の自転車乗りの思いをイッパイのせた自転車に跨るとき、若者はいい顔をします。実にいい顔です。それはそうでしょう、託されたんですからものだけでなく、ことまでも・・・。

 そういう顔をこれから見続けられるためにも、そうねえ、学生入門者用のパーツでも募集しましょうかね。
 
 店内に、使わなくなったパーツ・フレーム・その他何でも、自転車をこれから始めようと希望する若い学生君達へ回せるものをおける場所を設けましょうか?ここは商売度外視で。

 持っていてもしょうがない、使えるかどうかも分からない、新しいものに交換したから・・・、というようなものがありましたら、上記主旨に基づいて、保管いたしますので、ボチボチご協力ください。

 組上がった二台で、縁結びの走行会を開いていただいた小山さん、フレーム・パーツをいただいたご本人の方に、お礼しに行こう!と二人は盛り上がっています。

 それでいい!あとは走って、託されたものに向かっていくことだね!

ツイッターで、余っているパーツを募集してみました。こういう使い方もありですね。
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20年のタイムスリップ 鉄マウンテン



 トリプルトライアングルといえば、GT!その鉄製マウンテンバイクの持ち込みでした

 今や鉄のマウンテンバイクというのは、絶滅種といっていいでしょう。マウンテンバイクに全く愛情のない店主も、鉄のマウンテンなら・・・と思うことはちらりとありますが、もう絶滅してしまいました。

 ところが、出てくるところからは出てくるもんですねえ・・・、20年前のマウンテンバイクが、ほとんど手つかずのまま出てきました。

 古いものがあっても、大抵は劣化していたりするものですが、これがまたタイムスリップしてきたように、新品同様なんです。

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 初期のデオーレ、90年頃のものでしょう。全く劣化なし。

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 センタープルのブレーキ!カンチの前かよ!

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 親指でシフトする初期型のものでしょうね。全く支障なし。またこのステムも凝っていいます。

 またワイヤーワークが複雑なんですね。
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 センタープルで引いて、上引きのワイヤーがシートチューブの治具を巻くように下りています。
 別角度から・・・
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 現代型のものを見ているからだと思いますが、これぞ草創期というか、途上の状態の工夫の様子が見えていいです。試行錯誤の過程、という感じでしょうか。

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 そしてトップチューブの裏には溝が切ってあって、そこにワイヤーを収納するようになっています。

 この溝がまた剛性につながったのでしょうかね?

 アチラコチラに、初期型ならではの工夫が見られるこういう車体、ものができあがってくるって、こういう事なのか?ということがしっかりと見えるある意味記念碑的な自転車でしょう。

 鉄のマウンテンバイク・・・、これなら乗ってもいいかな?とも思う。

 これをほとんど箱のまま持ち込まれて、組付けをいたしました。組み付ける前に一端外してみます。状態が良いのでほとんどと手こずりませんでしたが、一カ所、やはりBBだけは硬かったですね。一端外して、再度グリスを詰め込んで・・・何年後にまた開けられるんだろうね?

 こういうことをしておくと、今後乗り続ける上でのメンテがずっと楽になります。

 20年の眠りから醒めた君、まるで浦島太郎のように、無骨なアルミやカーボン車が闊歩している脇を、ヘエーッと、駆け抜けるか?まだまだ君だって走るはずだよ、なぜって20年間眠っていて劣化していなかったんだからな、このギャップが新たな鉄の可能性なんかを示しているのかも知れない。

 まあいい、しっかり寝ていた分以上に、走れよ!!!

お知らせと ネコその後・・・



 寝る子と書いて、ネコというのが語源らしいです。だから寝子で良いのに、なんで猫なんていうリッパ漢字をもらったんでしょうか?

 本当寝てばっか・・・。

 寝ているか、食べているか・・・、

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 遊んでいるか?
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 のどれかです・・・、ちったー招き猫でもなって欲しいですね。

 で、コイツですが、里親を募集しておりまして、多くの皆さんからお声をいただいたんですが、家人がネコフンを片づけたり、のみ取り風呂にいれたり、色々しているうちに、情が移ったのか、こちらで骨を拾うことにいたしました次第、お騒がせいたしましたが、今後ともこの子狸をよろしくお願いいたします・・・。

 で、お知らせというのはこれではありません。

 この土曜日に予定していました、自家流芋煮会ですが、台風接近という状況を鑑みて、中止にさせていただくことにいたしました。

 雨でバシャバシャぬれならが、食べるほどのものではない、という判断です。

 一週間先に延ばしましょう。家の状況も相当変わっているかも知れませんが、それならそれなりに、祝いもかねて、やりましょうか?

 また近くなりましたら、本ブログにて、お知らせいたします!

 雨の一日、塗装室にて変わり塗りの研究中、ツイこの前まで四十度あった室内ですが、今はもう十度そこそこ、年賀状に、忘年会に、新年会に花見と・・・めまぐるしいですわ・・・。

ツイッターで芋煮の延期といってみました!

シングル化とオーバーホール  はしれ高井戸町田間!



 元々メッセンジャーをやっていた方が、仕事を変えて、でも町田ー高井戸間の通勤を自転車でやりたい、というご希望で、シングル化とオーバーホールというご依頼をいただきました。

 ストドロエンドでのシングル化ですが、テンショナーを使わないので、きっちりご希望のギア比は出せませんが、まあ、2.5前後の半ばのギア比でと、ゆるいご指定をいただきます。

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 既設のクランクにシングルのチェーンリンクをつけて、チェーンを調整します。

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 ピッタリ決まります!

 ちょっと秘訣がありますね。通常、フリーのコグは16T、18T、20Tの三種類が主なものです。ただこれだけでやるとなると、テンショナーを付けない場合には、一つおきの膨大な種類のチェーンリンクをもたないと調整はむずかしい、ということになります。

 そういう場合には、コチラがおすすめです。
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 ロードのフリーハブにスペーサーを入れて、スプロケットから一枚選択する、というやり方。

 これが良いのは、ホイールを改めて組まなくてもいい、フリーの形式のギアの歯の選択肢が増える、などでしょうか?

 マイナス面というと、見た目がちょっと間抜け、固定ギアにはできないといったところでしょうか?

 今回、ちょっと大変だったのが、ヘッド回りです。

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 今はアヘッドは主流ですが、この車体の場合、1インチという規格、1インチのアヘッド用のヘッドセットというのがない!

 偶然当店にありましたが、見てみるとこの車体、イタリアンでやんの!

 ツーことは、下玉押しがコンマ6ミリでかいのでユルユル・・・、ヘッドをいかに調整してもその遊びをとることはできません。

 いっそ、瞬間接着剤でも落として決めるか?なんて思いませんで・・・、どうしようかと思案。

 同じメーカーの別のイタリアンのヘッドセットから、下玉押しだけを抽出、合わせて調整して、なんとかオッケーという内容。

 実質、二本のヘッドセット食べてしまったわけです。

 このヘッドセットの規格の多さというのでしょうか?インテグラルの形式も含めると訳わかんない!というほどありますね。FASのゲージなんかを目を逆三角形にして見て、何とかやっていますが・・・。

 目立たなくても、結構いろんな規格が入り組んで、それを合わせて一台として完成させるのは、やっぱり大変な仕事なんだなあ、とやりながら思う次第です。

 ご自分で自転車をいじりたいというのはとてもいいことです!ただ、思った以上に複雑であることに気づきましたら、いつでもご相談ください!

 新たにできあがった、シングル化の自転車で、町田高井戸間の自転車通勤が始まります。町田へ行くには二丘陵超えないといけないので、大変でしょう。もとメッセンジャーでから大丈夫!ダメならまた当店にて再検討で大丈夫!
 
 改造、通勤、何でも応援します!

お仕事の連携・・・ なるほどねえ



 んんん・・・???当店にはあまりそぐわないチラシですねえ・・・。
 中を開いてみますと・・・、
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 アロマボディートリートメント・・・?、ブ、ブラジリアン脱毛???

 自転車のエンジンは人体ですから、ある意味トリートメントは必要ですが、アロマはなあ?

 サイクリストはすね毛を剃りますので、脱毛は関わるところですが、コーヒーや柔術ではないのに、ブラジリアン?

 謎が謎呼ぶチラシです、フト一枚めくると。

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 メンズ脱毛?なるほど、ググッとサイクリストに近づいてきましたね!
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 当店にご縁のある方が、持ってこられたこのチラシ。脱毛が主で、是非自転車愛好者の方々にどうか?ということでご相談を受けたわけです。

 お体 一カ所 ¥6000

 の意味を聞いてみると、膝下の足二本分だそうです。そこで交渉・・・、サイクリストはレーパン以内は剃らないので、膝上20センチまでで、良いんですけど・・・と。

 すると、「店長に聞いてみます!」という元気はお返事、もしかしたら、サイクリストパックなんていうのができたりして。

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 だそうですよ。聞いてみると、最初にこれを一発やると、あとから生えてくる毛質は、しばらくの間、産毛のように細くなるそうです。ということは、シーズンインに一発やると、あとはお手入れが楽になる、ということも十分に考えられるんですね。

 店主はさして濃い方ではありませんが、やはり、カミソリを使うとシャワーで流しながらやらない限り、刃に挟まってしまい大変です。また死角がどうしてもありますので、剃り残しの間抜けさもあってねえ、季節が来ると半年だけ生えない脱毛とかないかな?と考えてもいました。

 個人差はあると思いますが、その後の手入れが楽というのであれば、これはこれで良いかもです!

 しかも!
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 最初の20%オフもうれしいです。将来サイクリストパックなんていうのが本当にできて、実現化したさいに、このオフが使えれば、年に数回だったらいいかも!

 やっぱり、お仕事の連携というのは大切ですね、エステやそこらは全く縁がないと思っていましたが、こういう接点がなくはないんだ・・・。

 時期からいうと、これからの自転車乗りは、タイツ系となって、足剃りは半年静かになるか?とも思いますが、シーズンインの三月頃、毎年の行事のようにこの脱毛が恒例になってくれば、それもまた良いでしょう。

 こちらの方から、HPが見られますので、直接ご覧ください。

 サイクリストパック実現の際には、またご報告します!

お知らせ

先日行われた田麦山里山マウンテンバイクレースでの、グルメ部門の内容が明らかになりました!こちらのブログからご覧になれますので、是非来年の参画をご検討ください。これが食べられるだけでも価値ある大会になりそうなんですねえ・・・。

もう一つお知らせ
この土曜、30日昼過ぎより、当店内で、自家製芋煮会をやります!
つば釜と寸胴でドッカリ二杯作りますので、よろしければおいでください。
新酒にはまだちょいとはやいかな?
持ち込みは自転車と同様、何でもありです。
参加費は未定ですが、いただく予定です。また近くなりましたら詳細お知らせいたします!
今年の忘年会は、ちょっと凝ってやっていきたいので、そのミーティングもかねてです!
もう年賀状が売り出されるよ、本当早いなあ・・・。

ツイッターで芋煮会するよーと!

子供自転車から高齢者自転車へ



 若草色、真っ茶色・・・?ケロヨンカラー?のこの自転車。ご近所のちょっと高齢の方より発注いただきました。

 走り出しはちょっとふらついても、その後の制御の仕方が楽なちょっと小径車。
 
 車体はそこそこ軽重い?感じでしょうか。完全に軽いと、ちょっと荷物を置いたときにふらつきます。といって重いと、色々不都合ありでしょう。

 高齢者ということで、回転力は少し押さえて、ちょっと重めのギア設定、その方が走行が安定します。
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 で、当然ながら、ローラーブレーキは外しましたよ。
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 スッキリ・・・。

実際の色は、こちらの方が近いですかね。
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 本当色の撮影はむずかしいです。ホワイトバランスというところでバランスを取る必要があるのでしょうか?

 ともあれ、子供自転車の車体が今度は高齢者に活かすことができる。保育園と老人ホームの併設のような発想です。

 元々は、このフレーム、コイツだったんです!
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 おてんばだったのが、しっとりした上品な初老の婦人になったよう・・・、まだまだ余生は長い、今度の主人とともに、末永く走っておくれよ・・・。

先日の里山マウンテンレースの動画が出たよ!

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 まだ余韻さめやらない、田麦山マウンテンバイクレースの動画がでました!

 震災復興か・・・?どうかは別として、地域と人とレース、そして食までもが短い中にギッシリ詰まっている動画ですので、来年への弾みもかねて、是非ご覧になってください!

 コチラよりご覧になれますので、しっかり見てね!

 またレースの後日談や状況などがふんだんな写真と一緒にこちらで確認できますので、合わせてご覧ください!

 来年は・・・と色々とアイデアがでてくるといいですね。来年こそアチラに登場してください!

脇腹ライト その進化系 ドシドシ開発中!



 先日お知らせしました脇腹ライトでしたが、すでにあの進化系が開発されました。

 あの初代脇腹ライトですが、走り系の若い子達の注目を引いたようですよ。もうこの頃は、夕方五時過ぎると薄暗いです、多くのサイコンのバックライトは付けっぱなしにはできませんし、仮にできたとしても、ボタン電池を食いますからね、こういう自転車のライトが同時にサイコンを照らしてくれれば、いうことなしですわ。

 そういうわけで、開発者の方々には量産への計画を練っていただいているわけです。そんなこんなしているうちにまた試作品ができて参りました。

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 よく見ると、脇腹にLEDが付いていますね。ところが今回は、前回と違って、ひっくりかいしてみますね・・・、
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 なんか反対側にも付いているような・・・、確認のために付けてみましょう!

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 前回と同じく、右脇腹よりサイドのLEDが輝いていますね。
 で、逆サイド・・・
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 オオ!光っています!しかも今度は緑色だ!!!

 背中よりみると、こう見えますね!
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 オオオオ!正面と右ブルー、左緑の両脇腹ライトの誕生です!

 ただ・・・、自転車イルミネーションの幕開けってわけ?でも飾るだけで・・・機能的にはなんということもないじゃないの?ただ目立ちたいだけ?という疑問に関しては、この機能面についてもご説明しないとね。

 前回と同じく、これをサイコンの左に設置することによって、サイコン画面を随時照らしてくれます。
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 こんな感じでした、右ライトでサイコンを照らしています。では左ライトには?ライト本体を右に付ける以外には役立たないのではないか?

 イエイエ、こういう使い方もできるんです。
 ジャーン!
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 通常左手に腕時計というものを付けるとすると、ちょっと手首を返しただけで、時間の確認ができる・・・というのはどうでしょう?

 サイコンには心拍だのケイデンスだのスピード・距離などを掲示させておいて、もう走り始めてから何時間かな?というときには、手首をくりっとひっくり返して、時間確認!・・・どうです使えませんかね?

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 一石二鳥というのはまさにこのことです!長距離通勤で、東京の郊外に帰っていく方、今頃何時かな?なんていうときに、いいんじゃないかしら?

 ただし、設置にはいくつか条件はいりそうです。決して万能ではありません。

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 例えば、こんな感じでライトとサイコンとの間に格差が付けられれば何とか大丈夫かな?そういう意味でまだ工夫の余地はありますが、ご自分のサイコンがセンター前下がりに設置ができるというのであれば、快適に使えそうな感じはします。

 今後、まだいくつか試作いたしますので、ご興味のある方は、当店にお寄りになって、実際に装着などできるよう早急に体勢を整えていきたいと思います。あと二ヶ月で冬至ですから、急がないと!

 こういう形で、様々な方々の知恵と技術が交差する当店、店主は恵まれておりますわ・・・、
 アリガタヤ!

 これからも小さい店でこそできる、かゆいものに手の届く企画、募集しますし、考えます!
 ヨシッ!

ツイッターであと二ヶ月で冬至だ!と叫んでみました。

自家塗装持ち込みフレームに 組み付け!

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 今後の当店にとって、だいぶ理想的なお仕事の依頼が来ましたよ!

 なんとご自分の自宅で自家塗装をしたフレームの持ち込みです。三色刷の手の込んだものですよ。

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 星なんですが、緑がかっていて、しかも箔を使っていますので、大変緻密な作業です。

 そしてなぜか?69の黒文字。
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 2液性の塗料までかけて、大変丁寧に仕上げたものです。これを当店に持ち込まれて、ストドロエンドのシングル固定ギアにして欲しいというご依頼、随所にお好みをお乗せになっています。

 前輪は黒のイメージで・・・、
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 黒のラージハブで、手組みで組んだホイールです。
 
 んで、後ろは白いイメージで・・・。

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 白のラージハブに白リムで手組み、エンド幅の調整という改造もしております・・・。

 前は黒系ということで、ハンドル回りも黒です。

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 センターより後ろは白系ということで、クランクを白にしました!

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 ついでにペダルも白でした!

 というように、自家再塗装の段階から、イメージをふくらませて、現物あわせなど、緻密にやって、そしてようやくできた、渾身の一台とでも言えるものではないかしら?

 こういう、自分だけの一台を創りたい!というお客さんをサポートできるのって、ある意味当店の理想的な仕事の一つであります。

 自前かつ、理想的なフレームやパーツ類、からお好みのイメージ、ひいてはわがまままでも含めて大いに持ち込んでいただいて、自分だけの自転車を創っていく・・・、いいではありませんか!

 そういう際には、細かい規格や現行品の有無、あれば問題ありませんが、無ければ探すか、作るか?などの諸問題は当然のごとく発生します。今回は、ヘッド回りでちょっと苦労しましたよ。あるタイプのメーカーのある機種の中には、どうもパーツなどを入れ替えて使い続けていくということが想定されていないようなものもあるようです。

 いわゆるはめ殺しというやつ。非常に外しにくい・・・。外したあとどんな現行品を使って交換して良いのかわかりにくいものがある。またはどうしても流用しなければ見あたらない、独自の規格というか、何というか訳の分からないものが付いていたりとか・・・。

 まあ、素人のみなさんでは想定しにくい、対処しにくい諸問題が発生することは、改造には大いにあることです。

 そういう際に、プロとして、協力することで、めげずに、理想の一台を形にできるとすれば、コチラとしても本当にうれしい限りなのであります。本当!マジで!

 というわけで、今回のお仕事のご依頼も、今後の当店のあり方を大いに方向付けていただける典型になればと願っています。有り難いことです・・・。

 そんなわけで、当店の多角的なあり方といいますか、単なる今まで書きためたブログの整理と、当店への入り口を増やして、もっと多くの方々に当店的なあり方をお示ししていきたいという願いを込めて、悪のりしつつも、このような心ブログを立ち上げてみたわけです。

 ここでも何度か、披瀝したやつですが、まあ当狸サイクル内で新店舗といいますか・・・、新事業といいますか・・・、新部門といいますか・・・、なんとも実態は変わりはないのですが、自覚もかねて、再度自らを新たに定義づけてみるのもいいか?と思いまして、つれづれなるままに、過去の整理もかねて、作った次第であります。

 当ブログをご覧の皆様には、全く無意味なものでありまして、ほとんど見る価値はございません。まあちょっとばかりテーマ別に過去の記事を見るには便利かしら?ぐらいでしょうか?

 または、自分の自転車いじりたいけど、どういう見本例があるかしら?などと悩んでいるお友達には、コチラのブログの方がおすすめしやすいかな?と思います、その程度です・・・。

 お騒がせいたしました。

 とまあ、バカの一つ覚えで、日本の自転車文化の成熟化をめざして、今まで以上、自覚的に皆様の自転車造りにより積極的に関わっていきたい!と考えていますので、今後とも、当狸サイクル、別名・・・自転車持ち込み天国を、よろしくお願いいたします!

ツイッター内で自転車改造したい人!言ってみますか?

組み付け再開!名作DTリム!



 しばらくの間、28hしかなくなっていた、当店一押しの名作リム、DTのそれですが、販売再開されました。マイナーチェンジでもしたのかなあ・・・とよく観察もしましたが、ステッカー以外見あたりませんでしたね。

 ある意味それだけそのものの完成度が高い、ということだとおもいます。

 前々と同じく硬めのしっかりしたリムです!本当一押し!いい加減な完組み買うくらいだったら、これでしっかり手組みしたもののほうが、走行性能だって、メンテ性の良さだって、全く負けない!と自負しちゃいます!
 
 相変わらず、カラフル志向な市場など一瞥もくれぬ、色は黒とシルバーのみ
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 機能が機能だけにそれでいいです!これでいきましょう!

 これなら、ほとんどの草レース!特に平地系のスピードレースにいいでしょうね。また、登録レーサーのマジ練習用ホイール、調整レース用なんかにも最適かも知れません、トラブル少もないでしょう!

 というのも、フレームにしても、ホイールにしても昨今のトレンドのカーボンでこけたらどうなんのよ!?

 レースは自分の不注意ばかりでなく、巻き込まれることも多いのよ。

 しかもクラスの低いレースであればあるほど、走り慣れていない人が混じっている傾向は強く、落車の危険度も高いというわけ。

 そんなところで、フルカーボンのフレームに、高額カーボンホイールで出場なんて、ちょっと正気の沙汰ではありませんぞ!

 最初は、金属系のフレームに、金属系のホイールでしっかり練習して、それで出場する!先をみすえたトレーニング効果を取っても、目先の落車でのダメージを考えても、そちらの方が絶対的に得策ですぞ!

 まあ、レースだけでなく、その他モロモロの用途にほとんどすべて適応していくでしょう。頼もしいリムですよ。

 おすすめします、これでもっての手組みホイールを!

 これで組んだ例をいくつか示しましょうか。
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 シルバーのホイール、輝いています!単にフラッシュたいただけか・・・

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これもシルバーですが、黒いスポークを使っています。実際にみると結構雰囲気に影響していますね。

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銀ホールを履いた、FUJIルーベアルミです。走りそうな印象ですねえ・・・・。
※こういう車体を初心者レース出場車として、おすすめしますねえ・・・。

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黒ホイールを履かせた、店主のネオコットです。レーサーですが、カンパベローチェなどをのせたオヤジ仕様です。

黒にしても、シルバーにしても、自転車を引き立ててくれます。足回りがいいということの走行への影響は、フレームと同様もしくは、人によってはフレームをしのぐ、と見る方もいるくらいです。

 このDTにはプラス耐久性というのもつけましょうか。鬼固にしても、全く問題がない、こんなリム近年見たことないです、マビックですら、そこまで硬くはない、と思われますよ。

 とにかく、手組みホイールの火を消さないため、というよりは、適当な完組み買うくらいなら、しっかりした手組み!この再燃を目指して、当店はこれからもしつこくDTの当リムをおすすめしていきます!

 エヘヘヘ、くどいかな?

 ※ツイッターで手組みホイールの良さを喚起します!

ちょっとしたことが快走へつながるんですね



 大手メーカーの作るクロスバイクです。よくのこの値段で作れますなあ・・・と感心します。

 まさに量産の上に乗ると工業製品は、作れば作るほど安くなる、という計算なんでしょうね。

 一つの企画が世界相手で数千台とか一気に作るとしたら、一台の経費は限りなく下がっていくのでしょうか?

 そんなところと勝負したって、全く相手になりませんからコチラとしては棲み分けです。細かいところにこだわりましょう。

 上の自転車は155センチ未満の女性のものです。その割りに結構ピラーが出ている、足が長いんでしょうね。ただ、一つ相当の違和感があったところが、クランクなのでした。

 だって・・・
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 170ミリのクランクが標準装備なんですから。身長からいってもギッコンバッタンになるでしょう。そこで短いものに・・・といっても、通常なら165ミリがせいぜい。

 ところがスギノさんなどは160ミリや152ミリなんていうものを作ってくれるんですから、有り難いねえ・・・。

 そこで、今回はその間の155ミリというのを付けて、調整することのご依頼をいただきました。

付けるのはコレ、ミケ、子供用のクランクです。
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 前三枚だったのが、コンパクトの二枚になりましたので、フロントディレーラーとシフターの調整をしませんといけません。

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 インデックスの調整をします。取り付け位置も多少上下して音なりしないポイントを見つけます。

 トリプル用のディレラーは幅があるので、多少クランクに干渉します。そこをちょこっと加工して、音無に。
 
 そして、トリプルのシフターをダブル専用に、ワイヤーで調整します。
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 もう一つ押しても、動きません・・・、フロントディレーラーが突っ張っているんで・・・。

 そんなこんなで、155センチの女性の丁度十分の一に当たる155ミリのクランクがつきました。

 乗っていただくと、体にあった!ということを実感していただいたようです。

 買った自転車をそのまま乗っていますが、自転車って・・・こんなもんなの?というなんとも説明しがたい違和感のようなものがありましたら、即ご相談ください。その違和感は、長距離を乗ったからだけではないかも知れませんよ!他に原因があるのかも・・・。

 マスに作られたものは、平均以外の何者でもありません。ポジションだし、時にパーツ交換などして、体にあった一台を調整いたしますので、お気軽にご相談ください。

 他で買ったんですが・・・なんてお気遣いはいりません。自転車の最適化にむけて、できる限りご協力したします!

ツイッターでかゆいところに手の届く自転車屋と書いてみた。

MTB たんぎゃま その後と今後

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 お世話になっている田麦山で、先日の10日、里山マウンテンバイクの大会が行われ、初回十八名のライダー達による、レースが無事終了いたしました。

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 大会自身、事故なくおこなわれ、それ以上に参加していただいた選手の方々、大会をサポートしていただいた方々に感謝!感謝!の大変あたたかい大会になったようで、今回ほぼ単独で企画・主催された戸倉さんも、これは是非来年も!という形で、恒例化していきたいと考えているようです。

 今回は、身重の嫁さんのこともあり、当狸サイクルとしては後方支援以下でありましたが、来年以降に関しては、大会の下準備から、その運営、成功に持って行く一連の動きにより積極的に関わっていきたいと思います。

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 なにやら、レースだけではなく、地元の皆さんによる手作りの食事の方も大変充実していたようですよ・・・。

 食い気一番でも、参加する価値は大いにありそうなこの大会、その内容と、後日談などはこちらのブログに掲載されています。当店のリンク先に保存もしておきますので、写真豊富なこのブログ内容を定期的によく点検されて、来年へむけて、選手として、ボランティアとして、その他モロモロいずれかのご参加へのご理解を深めていただければと思います。

 催しの企画・・・、これは思った以上に大変なことなんです。そしてそれを継続していくこと、もっと大変なことです。

 当店としても、もっと主催としての「催し」をもっと企画してもいいんでしょうね。日常の忙しさだけにかまけずにです。ウン・・・、色々と反省です!

 食と自転車を結びつけるサイクリング企画・・・、ちょっとやってみますかね?

名作ネオコット 再塗装と再組み付け 

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 持ち込みのネオコットフレーム、使用前を撮りのがしました・・・。それに再塗装を施し、現行の105を乗せて再組み付け、王道のうれしいご依頼です。

 やっぱり105はいいです!

 特にフロントのシフトが今までにない決まり方をします。あまりに素っ気ないので、本当にかかったの?と明らかにギアは重くなっても、再度目視して確認してしまうほどです。

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 ホイールは、ブロンズで組み付けました。渋いです!

 この手のリムの使用法はまだありますねえ・・・、別の見せ方を考えないと。

 そして、明るい赤という再塗装依頼。
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 まさにネオコットのラッパ型。
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 やっぱり色を取るのはむずかしいですね。多少の修正はしているのですが、コレだ!というのがなかなかできません。というのと、また昼と夜とでは、色は異なります。

 赤の明るさを引き立てるために、オレンジと黄色の中間のキャンディーをかけています。
 
 下地と中塗りと上塗り、という三層で色を出す・・・深いですねえ、塗装という世界も。

 夏のバカ暑さが無くなって、もしかしたら、今自分が塗装の最適気温なのではないか?と思えます。

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 上塗りの黄色オレンジがちょっと透けて見えるかなあ・・・。漆器の赤にも類似するものはあります。

 折角塗装の世界にこぎ出したんだから、ノーマルのものだけでは面白くはない。漆などの伝統色などにも食指が伸びつつあるこの頃です。

 で、全体像です!

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 ネオコットはいい!走りも見た目も。本来なら発注受け付けたいのですが、色々あって、ワンクッション入れないとダメなようです。非常に残念です!

 メーカーさんもブランドオールオアナッシングだけではなくて、車種限定の取引というようなものも考えてくれないかしらね?

 マ、ある種、自転車界は売り手市場ということなのでしょうか?

 であれば、ネオコットの持ち込みお待ちしています!!!その他もネ!

あけぼの作業所 イベント参加



 出展準備完了!というわけで、本日、当店の競技班の沼野監督のおられる、あけぼの作業所内のイベントに参加してきました。

 当ブログの読者の皆さん、スペクテイターの読者の皆さん、多くの方々のご参加ありがとうございました。

 フロントで、嫁さんの手作り小物を売らせていただき、後方では、固定式ローラーで自転車による体力測定、最大スピードい計測をやらせていただきました。

 施設の利用者の皆さんから、ご近所の方々、ボランティアの方々、そして当ブログよりこられた皆さん、本当にまじめに、踏みまくっていらっしゃいましたね!

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 徐々に馴れて、要領をつかんでいかれる利用者の方、励ますとビュンビュン足を回す人がいたり、あくまでもマイペースを守る方がいたりと、もう様々です!

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 背広でチャレンジする方も!

 中には・・・、
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 60キロを超える猛スピードを計測した方もいます!!!

 そして、撤収準備を手伝いに来てくれた、近くの高校生の柔道部やバスケット部の子達も飛び入り参加!
 この子達です!
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 軒並み60キロオーバーをたたき出していました!さすがです。

 傾向として、バスケ部の子達は、上半身と下半身のバランスがよく、実は柔道部の子達よりも高スピードを出している学生が二名ほどいましたね。柔道部の学生は、強靭な上半身に頼りすぎる傾向があり、車体が左右に揺さぶられるような力のロスが目立ちました。

 しかし!店主はこういう異種競技の子たちの潜在力にこそ、大いに注目したいのであります。

 高校生の分際で、アンカーカーボンにカンパのギブリ、マビックのイオなんか乗って、装備に時計をだしてもらっている、どこぞのヘナチョコ自転車部なんかよりもずっとね!

 自転車競技の将来を思うと、異種競技の原石のような子達に鉄フレームで時計を出すポイントを仕込んだほうがずっとためになるんじゃないかな?なんて思うのは店主だけでしょうか?

 箱根駅伝クラスの選手たちに、自転車渡して半年で二万キロぐらい踏ませたら、現役インカレ自転車選手より強くなったりして・・・、なんて夢想が楽しいのですよ。

 そうそう、アフリカのケニヤにスポーツ自転車五十台にロードの指導者つけて送ったら、数年でグランツールに出場できる選手が出たりして・・・なーんて夢想も楽しいです・・・。

 夢想は横置いて、嫁さんの手作り小物もお蔭様でよく出ました!
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 いろんな方々がいらっしゃるですねえ・・・と、当たり前のことを再確認させていただいたイベントでした。非常にためになり、楽しかったですわ!!!

 来年といわず、似たようなイベントがありましたら、またぜひ参上したいですね!それこそ当店の持っているであろう潜在力が顕在化する瞬間でもありますから!

 手伝ってくれた、郷君・タイゾーありがとう!

 そして、沼野監督をはじめとするあけぼの作業所の職員の皆さん、ありがとうございました!

こういう持ち込みも あり!



 ネットで展示車をご購入とのこと、それをコチラで組み直して欲しいというご要望。

 通常の店なら、まあ、お断りがほとんどでしょうか?

 各お店の考え方もありますし、それにはそれなりの事情もあるかと思います。

 で、当店はというと、あくまでも常識の範囲で持ち込みはOK!となります・・・。

 では、常識とはどこまでか?となりますか?

 なりませんよね、だって常識なんですから!

 で、箱の中から7部組みの車体を取りだして、残り三部組をするか?というとそうではありません。

 全部外します!色々再点検する必要があると考えるからです。

 というのも、アチラでの仮組みというのはあくまでも仮組みであって、その途中どういう事がなされているか?またはなされていないか?ということのバラツキがあるためです。

 前回お知らせしたのは、ヘッドパーツの組み付けの順序が異なっていたのではないか?ということでした。
 ハンドルの回りがどうしても硬い。安いヘッドパーツならそういうこともなくはないと思いつつも・・・、でもちょっとひどいなあと、順序の入替をやったら、スルスル動くようになったということ。

 確証は持てませんが、機能面からいったらやり変えた方が確実によかったということ。こういう事なんかもあったんですね。

 あとは本当に人力で装着したのか?と思える締まりすぎているBB。こういうのは初めのうちに一回抜いて入れ直しておかないと、数年後になったらどうなるかわかりません。外せなくなる可能性も大いにあります。

 外せないといえば、かつてありました、固定の小ギア。スキッドしても良いようになのか?固定コグにゆるみ止めのケミカルを流し込んでいるように見えたもの。

 小ギヤの外せない固定ギアなんて・・・、あくまでもスキッドは支流であって、主流ではありません。しかし、支流に合わせるという転倒したもの作り、こういうのもしっかり外しておきましたね。

 今回は、フロントメカの固定・・・。なんで?

 展示車だから、お客さんがフロントのシフターをいじっても、チェーンが外れないようにという、展示車独自の工夫なのかしら?ネジを入れ替えて、可変化いたします。

 こういう完成車をばらすと、いろんな癖とかやり方のようなもの、ひいては自転車に対する考え方のようなものが見て取れる思いがします。なるほど量産というのはこういうものか・・・。

 翻って、量産ならぬ質産?なるものを考えます。小さい店でこそできること、決して小さくはありません。

 そんなこんなで組上がった、一台です。

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 このトップチューブのカーブといい、ホイールベースといい、是非ドロップ化してみたい一台です!

 結構かっこよくなるでしょう・・・、次回はご検討いただきたいものです。

 そんなわけで、出所はどこであっても、一度プロショップを通して、安全と機能を確保する。こういう活動もこれから続けていきますよ!

 世は恐ろしいほどの円高。ドルやユーロは、紙切れに。大きな流れはよくないでしょうが、個人輸入などのレベルでは、ちょっとウハウハか?

 つかの間のウハウハに、「常識」の範囲でおつきあいします!

ツイッターで常識持ち込みの宣伝をしてみる!

16日土曜日イベント用 測定ピスト



 これはロードフレームで組み上げたシングルギアです。ローラー台専門の自転車、トレーニング専用の自転車です。

 この土曜、十月十六日にお世話になっている沼野監督の職場、杉並区内にあるあけぼの作業所で、学園祭のようなイベントが行われます、そこで当狸サイクルが一部をお借りして、ローラー台に自転車を据え付けて、体力測定!を行うことになりました。

 そのための専用自転車ということです。

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 小さめのロードフレーム、古いですねえ、120のエンドのものを使っています。

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 シングルギアにして、ギヤ比を一定にすることで、測定の公平性を確保します。一定以上の力を出した人には景品が付きますので・・・。

 そして、様々な体格に合わせるために、可変式のステムを付けています。
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 小学校高学年から、180センチ越えの大人まで測定できます。

 16日、午前10時から、午後2時まであけぼの作業所内にて、測定や小物販売をしていますので、是非是非お寄りください!

 バザーなど、激安、掘り出し物などがいっぱいあるそうです!

 お待ちしています!

ツイッターで、イベントあるよーと言ってみましょうか?

協働先の探求 可能性は一店舗にあらず・・・



 ヘッドチューブ付近という一部ですが、メッキラグに黒塗り、ホリゾンフレームです。

 これにチネリとかかれたいんちきステッカーを貼って、しかるべきところに置いたら、伝説のコルサと勘違いされるんじゃないかな?

 と、いうぐらいの仕上げの良さがあります。

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 シートステーにもメッキが・・・、細かい。

 そして、フォークが店主好みのストレート、これもメッキです。
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 こういう、時代を超えた典型・スタンダードと一緒に仕事ができるとしたら・・・、ちょっと当店の理想的なポジションなのではないか?なんて考えますよ。

 完成車も、パーツも、フレームも、細かくはパイプのレベルであっても、各メーカーさんは毎年毎年、一年単位でものを開発しては、世に送り出していきます。

 トレンドということもあり、売り切りリセット、ということもあり、その事情は本当様々だと思います。

 ただちょっと、あわただしいですね・・・。今年の○○は!なんて言われて、よく見ても、あまり前年と変わりなかったり・・・、よかったものが改悪されていたり、ラインナップから取り消されたり何て事もありますしね。

 そういう中で各メーカーさんは作りながらのマーケティングなんていうのも試みているんでしょうね。ただ、そうした中で、時代を超えて、確実に残っていくというものというのをあまり見たことがありません。

 コレ!という定番を作ると飽きられてしまう、という恐怖感というのがあるのかしら?それもわからなくはありませんが、例えばブルックス・・・。あれはマイナーチェンジはしつつも典型を守り抜いているんじゃないでしょうかね?その典型を軸に、新たな試みなどもしていますが、典型は大事に守っています。

 こういうもの作りができるのって、一つの境地かな?と思います。なぜって時代を超えているから・・・。典型の中で、少しでもよくなるポイントについては日々研究しつつも、残り続いていくもの・・・。

 上の自転車などは、ある種そういうことを予感させてくれる力があります・・・。私らの仕事はこの典型に対して、日々マイナーチェンジへの技術研鑽でよい、という一つの境地です。

 他にもあるよ!
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 ピンストの技です!店主も激しく共感・・・、その内・・・エヘヘヘ・・・、抜きます!!!
 これも渋いなあ・・・
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 塗装はマットですよ・・・。金のピンスト・・・、やられましたねえ・・・。

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 ティグ溶接のもあったりして、これは汎用モデルかな?

 フレーム、完成車だけではありません!かゆいところに手の届くものを作っていただいています。
 
 次は日本刀!
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 ポリッシュリム!渋いです!

 リム枯渇状況の輪界にとって、これは有り難い一発です!

 と同時にまた、やってくれています。ハブです・・・。
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 今主流に成りつつある乾電池型のハブでなく、このクラシカルな曲線を活かしてくれているハブです!

 しかも、なんとカンパ式もありです!!!
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 店主1人で興奮しているかに見えるかも知れませんが、現行のカンパで、少しでもクラシカルな雰囲気を残して欲しいというご要望がある中で、一番の引っかかりは、ホイールでした。

 シマノのハブは、まだ星の数ほどあります。

 ところが、カンパ用のハブというと、カンパのものと、ノバッテックやTNIのような限られたサードパーティーのものしかありませんでした。カンパのものはハイエンドしか輸入されていないのか、高額ですし、そしてカンパ自身がすでにクラシカルではありません。

 また、サードパーティーのものも機能はすばらしくとも、サイボーグというか、非常に現代的なんですね。

 これにロープロファイルのチューブラーリムでなんて組もうもんなら、一気にはじかれてしまうような代物です。

 つまり、カンパの疑似クラシカルなホーイールは絶滅危惧種どころか、絶滅種だったというわけです!

 ところが、どこかの研究所の中で、そのDNAが保存されていたんでしょうか?大げさですが、資金一発、復活していただいたんですね!

 なんか絶滅したマンモスの動く姿を見たような、ちょっとした感動もんですな、これは・・・。

 でも、実際はもの・ブツについては二の次です!

 大切なことは、そうしたことを、ある意味時代に逆行しててまでも、やろうとした気力であり、企画力であり、それを本当にやってしまったという実行力です!これは本当賞賛に値するものだと思います。

 スポーツ自転車のこれからの流れ、大体どこへ行くか、その主流については大方推測がつきます。そして、牽引しつつも、牽引されながら、そういう流れの中で実際にご商売されて、自転車業界とエンドユーザーさん達が盛り上がっていくんでしょう。その大きな原動力が経済原則である、ということも承知しているつもりです。

 ただ、これだけじゃあ、粋じゃないんですよ、店主にとっては。意地ややせ我慢だけじゃあ、続かないというのもわかりつつも、流れの中で、踏ん張る拠点がちょっと欲しい。

 これは時代に逆行ではなく、主流に大して、支流を作ることかな?とも思います。その支流は多い方が、そのジャンルの成熟度は高いのではないか?と思います。

 しかし、それは当店のごとき器の一店舗でできることではありません・・・、こうしたもの作りと、ビジョンを持ったところとの協働がないと、決して実現できるものではりません。

 1と1をたして2以上のものを創造する。そういうお相手とのネットワークを築いていく・・・、各ポジションの思わぬ潜在力が顕在化する・・・、だから仕事は面白い!

 正式な審査の後、支流の運河を掘りすすめていきたいものです!

オフシーズンの練習機 今年も叫ぶよ 固定に乗りましょう!

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 スーパー高校生の岡田君がこのオフシーズンのために組んだ、練習機。もちろん固定ギアです!彼はこのオフをこれにて3000キロは走るでしょう・・・たぶん。

 ロードエンドのロードレーサーフレームをどこからか持ってきて、最小限のパーツで野心的に組んだこの一台、かつて店主はニッタイのトライアスロンの選手に組んだ以来の、二枚固定を組んでみましたよ。

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 あれ?!ギア板にチェーンがかかっていないじゃない!

 そうなんです、使わないギア板をチェーンガードに使っている・・・のではありません。

 近くに寄ってみてみましょう。

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 実は裏にも一枚、仕込んであるんです。

 つまり、ロードと同じフロントダブルなんです。

 なーんでか?

 それは後ろを見るとわかります。

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 なんだ、単なる固定ギアじゃない。なんかテンショナーでも付いているのかと思った?

 反対側をみると、

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 しっかりダブルコグに固定ギアがついている・・・、当たり前じゃない・・・。

 確かに、どこにも秘密はありません。
 
 ちょっとした秘策があるだけです。

 前が46Tと42Tのダブルギア。
  
 後ろが18Tと14Tのダブルコグ・・・、だからなんだ?

 これでハハーンと気づいた方は、ちょっとした変態系のツウですね。

 上の数字、大きいのから小さいのを引いた数が、どっちとも4ですよね。つまり・・・、ギア比はぜんぜん異なりますが、チェーンの長さは一緒なんです。

 44Tと18Tの組み合わせと、46Tと14Tとの組み合わせ。

 前者のギア比が2.44、前者のギア比が3.28。ギア比は全く異なりますが、チェーンは一緒。ということは、15ミリのレンチを持って行けば、途中でギア比の変更ができるというわけです。

 軽く回すには、2.44。脚力付けたり回転を意識した登りなどをやるときは3.28で、という具合に。

 この練習機で、岡田君を強くします!

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 ロードと同じハンドルを付けて、ポジション合わせて、これにて3000キロ、来春見違えるようになった岡田君をお見せしましょう!

 で、コレ、岡田君だけの話ではありません。そろそろ、それぞれのオフにはいるかと思いますが、今年もうるさくほざきます!

 ロード乗りこそ、固定に乗りましょう!固定です、固定!
 
 なんでか?それは乗ればわかる!以上!

 というわけで、この一月のうちに数台、オフのロード乗り用のピストを作ります!最小限のもので、組み付けますので、少々お待ちください!

 でき次第、本ブログにて、ご紹介します!

 ペダリングの技術を上げたい、ペダリングのための神経回路と筋肉を付けたい、そうご希望の方は、まずは固定ギアです。

 このオフ最低で1000キロ。来年度は変身していますよ!

 今年もほざきます!まともな固定に乗りましょう!

 ※ツイッターで固定の大切さでもほざいてみるか!

お題をいただく そして宿題も



 ゲーリーフィッシャーのマウンテンバイク。これを土台に、お題をいただきました。

 まずクランクをロード並みにということ。

 これには黒の105を装着しました。ただ、BBの幅が73ミリというモロマウンテンサイズ・・・、というわけで、一つ前のオクタリンク形式のものにいたしました。

 というわけで、105も5500の時代のものです。ただ外のリンクだけは、5600という混合したもの・・・。スモールパーツをかき集めて一体にするときに起こりがちなことです。

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 それに関して、一つ縛りがあるのが、なんと最高コンポのXTRのシフターを使うこと・・・。

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 ジャーンといっても、当店は断然ロード系の店ですから、ホホー・・・いつのころのかな?とか、ネコならクンクン匂いをかいで、ちょっと遠回しに見る感じ。でも、まあいいものです、タッチがまたいいねえ・・・。

 となると、据え付けのFDでは、どうにも具合が悪いのです。

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 まず、マウンテンのFDからすると、ロードクランクの歯がでかい。持ち主のTさんは、車体は替えずに、後ろから抜いてくるロードにも負けないギア比が欲しい!と紳士ながらやんちゃなご希望をお持ちのようです。

 同じギア比なら、負けない!という自信があるのでしょう。

 ただ、このFDはどうしても具合が悪いです。どんなに調整しても、一枚のチェンリンクでは、必ずFDと接触して、あの神経に障るシャラシャラ音が聞こえてきます。

 これはもう仕方ない、そこで今回の改造は、音成しないギア比の範囲でお使いくださいという、限定付でお出ししました。

 ただ、これで終わるのはちょっと気が引けます。やり方はまだあるからです。

 このTさん、非常に勉強家であられて、こちらの選択肢のほとんどを知っておられます。ちょっとイレギュラーなものも含めて・・・。
 
 ですからその内の一つを試すということで、再度パーツ調達中なんですが・・・。

 9スピードで、52T可能なフラット用FD、しかも径が34.9というのがないんです・・・。

 うーん・・・・、これまたちょっと難題ですが、どうにかして克服していかないといけませんねえ・・・。50Tまでならあったり、31.8用のものならあるんですが・・・。

 そういうわけで、宿題をいただきまして、後日解けましたら、再度改造ということになりました。

 こういうお題をいただけるのは、大変有り難く存じます。
 それを克服できたとき、店としての技術が向上することを意味しますから・・・。

 燃えるぜ!無理難題!

 ちょっくら、文殊の知恵にて、衆議せにゃー!

ツイッターにて、改造を呼びかける!より適正な自転車を!

消耗の連鎖 替えるときにはご一緒に



 ロードレーサーのチェーンリンクです。

 寄ってよく見ると・・・
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 リンクの歯が削れているように見えませんか?山が削れているだけでなく、谷の部分も半径が崩れて削れていますね。

 ちなみに新品のものは・・・
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 オオ!美しい!普通のチェーンリンクなのにねえ・・・。

 比べてみると、歴然です!
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 この交換のご依頼は、先日の
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コウヘイ君です。そう、あの驚異の走り込みでホローテックⅡのBBをボロボロに追い込んだ彼です。

 クランクの回転はよくなったが、今度はチェーン落ちがして、仕事中手が汚れると翌日連絡があり、チェーンリンク交換となったわけです。

 そこでなんですが、完成車を買って、そのまま乗り込んでいくと各パーツ類はそれぞれのパーツの仕様特性と耐久性に従って、劣化していきます。

 ワイヤーやチェーンなどは比較的早く劣化していきます。

 今回の場合はチェーン、これが劣化していくということは伸びていくことを意味します。伸びたチェーンがその伸びたピッチで今度は、チェーンリンクとスプロケットを削っていきます。

 そこで最優先することは、チェーンは伸びる前に早めに交換するということです!

 これを放っておくと、他の駆動系を削り始めて、今度はチェーンだけ新しくしても、削られたリンクやスプロケとの相性が悪く歯飛びをすることが起きます。

 今回は、伸びたチェーンがリンクを削り、それなりの相性で乗っていたわけですが、その軸になるBBが故障したことで、駆動系ほぼ一式取り替えるということになったわけです。

 こういう場合は一式取り替えないと、うまく駆動系の力が伝わっていきません。これは設け主義ではなくて、メカ上の事実です。
 
 ですから!チェーンは早めに交換しましょう!最高クラスのものは3000キロに一本とうたわれています。チェーンのノビが、リンク、スプロケに悪影響を及ぼす前に、交換!おぼえておいてください。

 交換した駆動系で、今頃コウヘイ君は京都のメッセンジャー全国大会に出場中であります!

ツイッターネット上の真贋がちょっと革命的な方向へ動くか・・・?

エンジンのメンテナンス!メイタンの・・・



 エキップアサダで有名になりました、メイタンのサプリメントです。

 飛び込みの営業マンの押しに、というか、熱心さに折れまして、店に置いてみることにいたしました。

 黒と赤のものがエネルギー系で、緑のものが肝臓メンテ系のものです。

 この三つのサプリがあの強豪メイタンチームの一躍を担ったのは事実なので、一定以上の効果のあることは保証されたようなものです。

 一袋のカロリーは百キロちょっとなのですが、糖質の種類が豊富のため、瞬間と中間、後半に効くなど単なるキロ計算では産出できない効果があるとか・・・。

 これらすべてメイタンの選手による実証済みですから、まあ保証されたようなもんです。

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 ノーマルのものはコレ。海外物のなんとも合成アミノ酸的なわざとらしい味ではなく、梅肉で大正時代より操業しているメイタンさんのものは、梅の味で日本人には知悉した味で、取りやすいです。

 直接ジェル状のものをそのまま飲んでもいいですし、700CCの水に溶いてボトルに入れてチョクチョク取ってもいいです。

 そして!
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 この黒のラベルは、メイタンの選手御用達以上に、なんと福島晋一選手のアドバイスのもとに、カフェインを少量添加したものとなっています。

 カフェインですから、覚醒効果があって、飲んだ瞬間から、ビシッと闘争心に火がつく、気合いがはいる仕組みになってるとか・・・。よし!やったるか!ということでしょう。

 ほとんど試食で購入したようなものなので、その効果の実証は、試してみたい!というサイクリストご自身に直接お渡しして、体感してもらいたい!ということで、初期ロットのセールをしたいと思います。

 この赤、黒、定価は一袋300円ですが、セール期間に限り1袋250円にて販売いたします。そして5袋1175円にて、ご奉仕したします!

 自転車のエンジンは人体、人体のメンテの方にも気を使ってみることも、時には視点を変えてみる良い機会になるでしょう。

 基本中の基本は、なんといっても食事!これはサプリなどでは補えない基本です!

 この基本があってこそのサプリです!反対ではありません。

 この基本を押さえた上で、星の数ほどあるサプリで一体何が効くか、何が自分にとって有用か?ということを見つけることは、心理的にも有利な方に働くでしょう。

 特に、自転車チームをサポートしたサプリですから、たぶん及第点は完全に超えているはず、となれば・・・。

 店内にご用意しておきますので、明日サイクリング!というような際には、数袋背中にお持ちになってください。

 たぶん・・・、というより完全にコンビニに売られているサプリもどきよりも、効くと思います。なんといっても、実際に自転車チームをサポートしてきたメーカーのものなんですから!

 偽薬効果というのがありますが、国内で最強範囲のチームの選手が愛用していたサプリ、効かないはずはありませんよねー。くどいかな?エヘヘヘ

ツイッター、核が見つかれば使えるメディア!

三度目!田麦山マウンテンバイクレース ボランティア・観戦者募集

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これで三度目の告知になりますが・・・
 
 米作りその他で大変お世話になっている、新潟の田麦山で、十月十日、里山を走る、マウンテンバイクのゆるいレースが、開催されます!

 選手としての参加者は締め切られていますが、中には、別競技ではありますが、オリンピック級の選手も出場されるとか!楽しみですねえ・・・その身のこなし、身体能力、動体視力などずば抜けたものをお持ちでしょう、イヤー実に楽しみです!!!

 田麦山の秋のこんな道を走ります!
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 この道だって、自然にできているわけではありません、しっかり下草を刈り続けている恩人がいるんですね。

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 田麦山の草刈りマサオ!

 何ヶ月も前から定期的に手入れをするからつぶれない道がある。こんな絶景だってあります、思わず競争を忘れるかも・・・。

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 こんなコースを走る大会です、是非サポートできる方、ボランティア参加お願いしたいです!


 競技時間はだいたい2時間ぐらいで、10日の午前中には終了いたします。前日、翌日も休みであれば、里山遊びなんかもできますよ!

 終了後は、秋の収穫で宴会です!
 メニューはスゴイよー!

お昼
・ 新米の 塩むすび 80個 米6升分
・ トン汁 越後もち豚使用
・ 車ふと鶏から揚げの甘酢
・ ワラビのきんぴら
・ みょうがのごま風味きんぴら
・ かぼちゃの甘辛煮
・ ツナみそ
・ こうじ漬 (きゅうり・かぶ・人参)
・ きゅうりの古漬け生姜和え
もしも手に入ったら
・ 間引き菜っ葉の炒め物

懇親会
・ 糸うりのさっぱりサラダ (レタス・玉ねぎ・パプリカなど

・ キタアカリとミックスビーンズのマヨサラ
・ 焼サバのきのこあんかけ
・ 白菜の韓国唐辛子漬け(にんにくは入れません)
・ トッピング クラッカー (クリームチーズ&レーズン・ガー
リックマーガリン&ハム&パセリ 他思案中…)

喫茶コーナー  飲み物とケーキ いずれかひとつを セットメ
ニューとして 1セット100円 とか・・・どうでしょうか・・・
・ ドリップコーヒー 又は 紅茶
・ しっとり系のフロランタン 2枚
・ スフレチーズケーキ 2ホール
・ かぼちゃのケーキ 2ホール
・ パンナコッタ  1200CC分  10人分くらいかな

お土産は正夫製サコシュの中にお米に芋、葉っぱものなど

リーダージャージはワンオフの刺繍入り甚平

スゴイねえ・・・・、エヘヘヘへ。

2時間ほどのボランティア・観戦で後は宴会ですね・・・実質。

 ご協力いただける方は、以下までご連絡ください。

お手数を掛け大変申し訳ありませんがtkrtoor@yahoo.co.jpまでメールをいただくか
もしくは090-4276-4713 (戸倉)(AM9:00~PM9:00)まで直接お電話をお願いします。

 大会の概要などはこちらの方をご参考にしてください。

 来週日曜日!田麦山で会いましょう!!!

ツイッターでもボランティア募集してみます!



再塗装の再出発



 ヴィクトリーという自転車。105のコンポでカチッと決まっています。フレームも580、そこになんとステム120ミリを付けているのですから、腕が長いんでしょう。

 このまま乗り続けても、全く問題はないのですが、やっぱり色というのは人によって決定的なんですねえ。ご自分所有のリッケンバッカーのギターの色にしてほしい、ということで持ち込まれてきました

 写真で確認すると、青と緑の中間色。ターコイズブルーというのかな?青基調で、ということで承りました。

 錆の浮いている、メッキフォークの足付けは結構重労働です。メッキは硬いですからねえ。それにその上には塗料が乗りにくいです。

 で、やってみたのがこれ・・・。

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 写真で色を撮るのはむずかしいです。実際にはもう少し緑がありますが。

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 これでも青一辺倒に見えますねえ・・・こまったなあ・・・。

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 塗装術以前にカメラ術かな?

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 パーツ類は、ワイヤー・チェーンなど消耗品は交換して、基本元に戻す・・・と。

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 やっぱり印象は変わりますね、色によって、やる気になったり、そのまた逆になったりもあるそうなので、色の効果は絶大でしょう。

 なんか一台あるけど、やる気にならないなあ・・・というのであれば、引っ張り出して、色を塗り替えると、ピキッと乗る気になったりして。

 再塗装して、心機一転でまた街道へ!この路線もしっかり今後確保していく方針です!

ツイッターで再塗装はいかがですか?とうなってみる・・・。

なんでだろう~



 なぜか知りませんが、当店の色とは全く異なる、自転車のセール情報です。

 その名をネバダ・・・。砂漠かよ?

 そうそう、こういうのも過去に出していましたよ、姉妹自転車になりますね。

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 カテゴリーは、シティーマウンテン?とでもいうのでしょうか?直訳すると都市山・・・?

 マウンテン風貌ながら、前シングルで、でもディスクブレーキでしっかり制動というような・・・ものですか。
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 こういう自転車に機能を求めてはいけませんかね。まあ、街道をそこそこ快走して、多摩川沿いなんか走っているうちに、ちょっとダートにも行きたくなったので、ドドドーッと砂利道に入っていっても大丈夫・・・的な乗り方でしょうか。

 実際に乗ってみると、ハンガーが高くて、面白い乗り味はありますね。なんとも今までの自転車とは乗り味の異なる変わった自転車に乗ってみたい、とご所望の方には、ムクかもしれません。

 元々はフラットバーで、両者の共通の先祖はコイツでした。
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 ただ右から左というのが大嫌いな店主、どこかいじりたいということで、ハンドルをブルホーンにしましたよ。

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 変則のシフターもバーコンに替えました。
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 ブレーキもエイド式のものにしましたので、リラックスライド中心かと・・・。
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 前が一枚でも、後ろは結構ありますので、不自由はないでしょう。
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 デフォルトがブロックタイヤなのでそのままにしておきます。
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 これがすり減ったらどうなるか?同じものは手に入らないので、以降自分好みのものにできます。

 オールブラックにして、街道をゴンゴン走っていたら、まるで機関車のようなかなり精悍な印象を与えるでしょう。

 今は、赤とピンクの軟派なんですが、今後はどうにでも成ります。

 ちょっと変わった隙間のような、中途半端のような、仕様のよくわからない自転車にわざとのってみたい!と思われる方、相当おすすめしますので、ご検討くださいね!

 しかし、本当変な自転車!

 ググッと値下げで、一台改造費・税込みで75600円です。
 二台合わせて149800円でどうだ!

ツイッターで、変な自転車欲しい人!と叫んでみる。

踏みも踏んだり ボロボロBB



 これはシマノの新しいタイプのホローテックⅡというタイプのクランクに合わせて作られた、ボトムブラケットです。ご存じの方も多いかと思われますが、通常ボトムブラケットというのは、四角いスクエアテーパーという鍛造の固い鉄のかたまりがニョキとばかり、両サイドに出ているものを想像すると思います。

 そう、実用車、ママチャリの類などはすべてそのような形式していますし、あのカンパも06モデルか?それ以前には頑固にというか、保守的にはというかスクエアテーパーを使っていました。

 あの丈夫だけど文鎮のように思い鉄のニョキです・・・。そのニョキの部分に、四角い穴の空いたクランクをはめてボルトで固定する・・・古典的な形式です。

 ところが、7800のデュラエースをシマノが発表して、ギョギョ!と驚かしたのは、このホローテックⅡの形式でした。なぜってクランクの方に、その軸にあたる部分が、天狗の鼻のように、属していて、その鼻の部分をこの穴あきボトムブラケットに差し込むという、まさに逆転の発想を展開したからなんです。

 まずその軸に当たる部分が太く剛性と強度が上がりなおかつ中空のため軽量化も実現しつつ、ベアリングの回転部分をフレームの外側に出してまた、またフレームの剛性を補強するがごとき剛性を確保する・・・・、スゲー・・・やりましたネーという驚きを持って、迎え入れたことをおぼえています・・・。

 ただ、その後またギョギョっと驚いたこともあって・・・。それが二年ほど前ですか、20年以上前のものと思える、アメリカのイエティのマウンテンバイクの持ち込みがあったとき事です。

 どうもクランクの部分がスクエアボトムブラケットとは全く違う機構をしていまして。試行錯誤して抜いてみたところ、なんとシマノのホローテックⅡを先取りしていたような、構造をしていたんですね、すでに・・・。

 二重の驚きとはまさにこのことでした。こういう事もあるんだ・・・。

 ある技術が開発されることと、それが量産されて世に出回るまでには、いろんな意味で開きというかギャップが生じることは当たり前のようです。

 それは量産のためのラインを引くというきわめて純なる技術的なことから、素材の研究や開発、選定といったコスト的なもの、特許を含めた様々な権利への目配りや、覇権を握るなどのためのいろんなタイミングを図る政治的な事柄をも含めて、実に様々な要因が介在することと思います。

 もちろん全くの偶然ということも考えられます。自転車は、わずか一馬力にも満たない人力の使用、という縛りがありますから、それを効率よく働かせるためには・・・となると、その技術の取りうる選択肢は絞られてくるでしょう。

 ですから、地域と時代を異にして、ほとんど同じようなもの考案されるということもありでしょうな。

 まあ、何があったか無かったか?知りませんが、このホローテックⅡが少なくとも店主にとっては画期的な開発に見えたことは、事実であったということで・・・。

 導入されたのが比較的新しいということもあって、また、構造上も丈夫にできて壊れにくくできていると思いますが、このボトムブラケットがお釈迦になって、交換ということは今までありませんでした。

 が、ついにその時が来たようです。

 クランクががたついて、見て欲しい・・・。

 現役のメッセンジャー。毎日少なくとも八十キロは走るという彼。もちろん全天候型、雨でも何でも走ります!

 そんな彼氏に踏み倒されたボトムブラケットは、ある意味無惨でした。

 内部のベアリングが削れて、クランクのシャフトを支える部分が本当にガタガタ言っています。

 ついでに、ダストシールも・・・、
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 ボロボロ・・・。

 このタイプのボトムブラケットがここまでなるのを見るのは始めてです。流石プロ、乗り倒しています。

 早速交換して、ガタはなくなりました。試乗して、みると「自転車がこんなに快適だったなんて・・・」。

 ちょっとしたガタは、ここだけでなく、ヘッドも含めて、気づいたときすぐにショップに来ること!コレ鉄則!とご忠告です。

 しかし、まあここまで踏むとは・・・。かつて受験勉強の量を量るとき時間よりも、一日一本ボールペン使用、などというのを目安にもしていたことがありました・・・。

 いかに走ったか?をボトムブラケットを何回交換したか?ではかる・・・、これは良い基準になるかもしれません。この消耗は、もちろん踏力、体重、トルクなどにも影響されるでしょうが、ウソはないはずです!

 口では乗っているっていっているけど、自転車購入して二年?では、何回BB交換した?

 なーんてハッタリ、かませるかも知れませんね。

 で、この現役メッセンジャーは、同時に現役トライアスリートでもあります!

 今年とある大会で、三位入賞!
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 この男、コウヘイ、この数年以内にハワイのアイアンマン完走、上位入賞をねらう男!

 三種目の中で一番自転車を愛し、店主もこの男を送り込んで、トライアスロンという経歴の浅い競技の中で、自転車戦略を軸にこの競技の様相を一変させたいと画策中!

 注目あれ!自転車複数でぶち抜いて、ランで維持してスプリント優勝!という王者のパターンを作ります。いずれトラアスロンも集団競技的な色彩が・・・、お楽しみに!

ツイッターは動く、場所によってそれは早い。だから複数回打ちも意味ありでしょ!

ボランティア大大大募集!!!

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 米作りその他で大変お世話になっている、新潟の田麦山で、十月十日、里山を走る、マウンテンバイクのゆるいレースが、開催されます!

 選手募集は締め切られ、大体20名のライダーが秋の田麦山の里山を滑走することになりました!ご参加の意思をいただきましたかたがたには感謝です!

 中には、別競技ではありますが、オリンピック級の選手も出場されるとか!楽しみですねえ・・・その身のこなし、身体能力、動体視力などずば抜けたものをお持ちでしょう、イヤー実に楽しみです!!!

 当狸サイクルもサポート隊として、参加予定ですが・・・、ちょっと嫁さんが身重なもので、すでに早産はできなくなっていますので、まさに秒読み。体の中から出る準備が聞こえる・・・などと申しておりますので、直前にて急遽不参加ということも大いにあり得ます。

 そんなわけですので、この大会を支えるにはボランティアの皆さんの協力がどうしても必要になってきています。すでに何名か、参加表明していただいていますが、里山とはいえ、山ですから走路員など多くいていただければ心強いことこの上なしです!

 競技時間はだいたい2時間ぐらいで、10日の午前中には終了いたします。前日、翌日も休みであれば、里山遊びなんかもできますよ!

 ご協力いただける方は、以下までご連絡ください。

お手数を掛け大変申し訳ありませんがtkrtoor@yahoo.co.jpまでメールをいただくか
もしくは090-4276-4713 (戸倉)(AM9:00~PM9:00)まで直接お電話をお願いします。

 大会の概要などはこちらの方をご参考にしてください。

 来週日曜日!田麦山で会いましょう!!!

ツイッターでもボランティア募集してみます!



仮名 脇腹ライト・・・ 試作してみました



 キャットアイの特に変哲のないライトです。

 向きを変えるとわかります。

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 最近のものはLEDで、省電力、しかも明るいと来ているので、言うことなしですね。

 そうそう、そういえば、彼岸を過ぎてから、つるべ落としといいます、日が落ちるのが早くなりましたね。六時なんてもう真っ暗です。

 季節的に、こうしたライト系が動き時期でしょう。ハブダイナモで組んだ前輪ホイールなんていうのもそろそろ、ラインナップしておかないとね。

 で、このライトですが、脇腹に細工がしてあります。

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 脇腹に、涙のようなものがついているの確認できますよね。

 これがなんですが、本体のライトを付けると・・・
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 その涙部分が、なんと・・・
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 光り始めるんです!

 本体のライトが真正面を照らすと、脇腹のサイドライトが丁度90度を照らすという仕組みになっているんです。

 これは単なる窓ではありません。本体のライトを横にガラスをはめて、流しているのではないんです。

 仕組みは、本体の電源からいわゆる盗電をして、再度に新たに脇に穴を開けそこに小型のLEDを装着しているという訳なんです。

 で何のために?ですよね。

 これを見ると明らかです!

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 メインのライトは正面を照らし、再度の脇腹ライトがサイクルコンピューターを照らす、という目的です。

 サイコンには、スピードや、距離、ケイデンス、、心拍数、時計まで様々な表示がされいます。それを一々サイコンのバックライト機能を使っていては、電池の消費は上がるし、数秒しかもちません。日の短くなるこれからだと、こういうちょっとした機能の追加ががかゆいところに手の届く、ニクイ加工となってくるわけです。

 この技術は応用が利きます。本体ライトの左サイドに脇腹ライトを付けると、手首を光源に合わせるだけで、自分の時計の時間を暗い中確認することができます。

 角度によっては、フロントバックに挟んだ地図を暗い中照らし続けてもくれます。

 ただ、既製品の中に新たにLEDを仕掛けるので、それだけのスペースが必要になります。ということで、機種は限られてきます。また装着位置も、機種依存ということで、好きなところに穴を開けて付けるというわけには来ません。

 また、サイコンとの位置関係も微妙で、星の数ほどあるサイコンの中には、光が明後日の方向に行ってしまうことも多々あるでしょう。

 まあ、そういった困難を色々回避した中で、今後いくつかの限定を設けた中で、「量産」もできていくのではないか?と思います。

 今回は、LEDの魔術師の方におんぶにだっこですが、こうした開発に少しでも役立てるように、いくつかサンプル作りにも協力していかないと。

 その範囲で、ご自分の条件に合うものがありましたら、随時お出ししていくことも考えますので、ご来店の際にご確認ください。

 それぞれの方々が、それぞれの発想と技術と知識を持ち寄って、ほんの少しでもいいものを創っていく。なんかこういうのっていいですね、その中でいいものは大手かどこかにぱくられるのかな?

 でもまあそうなったら、そこまでのものを創った、ということで喜べますし、いくらぱくられても、最初にものを生み出したという情熱に勝るものではありません。それこそ「オリジナル」なんですから。

 これから徐々に試作をしていきますので、お楽しみに!


ツイッターよりいろんなブログと知り合う。

こういう一台 確実にあってイイ!



 ピストの次くらいに単純にできた、ロードレーサーです。

 ギアはあってもワイヤーで引っ張るだけ、しかもレバーでね。

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 トラブルは少ないです。設定は適度にできていれば、あとはライダーの操作の問題ですから。構造も単純なので、壊れにくいです。

 フレーム肌は、マットブラック(長年マッドブラックと表記していたことにつきまして、貴重なご指摘をいただきました・・・、ありがとうございます!)。当店得意の塗装です。

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 素朴でいいです、本当肌という感じです。素焼きの陶器のような質感です。

ロードですから長距離を快適に走る最低のものは付いてます。
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 フロントディレーラーに、男ギアですが二枚!

 フロントがあればリアだって・・・。
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 本当素朴だなあ・・・、長距離を快適に乗るためだけに創られた鉄のロードレーサーです。

 当店所属の大森さん作です。これをどうするかは彼次第・・・。

 交渉によっては十万以下もありかも・・・。

 こういう自転車は絶対に必要です!何に?

 自転車文化の成熟化にです。

 誰のために?

 成熟化を体現する人のためにも、そして何よりも自転車好きの人のためにです!

 フレームはパナモリ、試乗ありです、530、さあ、おいでなされ!

ツイッターは、広い意味での広告に使えますね、そのためには絡まないと!


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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