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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2010年11月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

大好評につき 増刷! 脇腹ライト



 前面を照らすライトの脇腹に二個のLEDを付けた、脇腹ライトですが、試作の二個が、飛ぶように売れました!

 冬至まで一月を切った昨今、もう四時半過ぎると、お仕事終わりモードになるくらい、暗くなりますな。夏なんか、塗装は五時過ぎないとできなかったのに・・・。

 そういう意味で、ライト類の点検は大切です。

 で、この脇腹ライトは、サイコンや、左腕に付けている腕時計を照らすのに最適に作られています。

 目下のスピード、心拍数、ケイデンス、時間などを見ながら走る方、多いですよね。ところがサイコンのバックライトは、数秒で消えるし、多用すると電池の持ちが悪くなります。

 つまり、夜のサイコンは黒画面、なのです。

 そこで開発されたのが、当脇腹ライト!電子系の強い方の発案で、ほぼ完成です。

 今回増刷の二台の内の一台は、白のLEDを付けています。
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 色もむずかしいですが、光も撮るのがむずかしいです。こうやったら分かりますかね?
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 この反対が、ブルーのLEDです。
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 この白の発案は、試作発売と同時に購入いただいた、当店ご近所のご意見番、よき理解者兼支援者のNさんより、「白のほうが見やすいんじゃない?」という一言で即試作、確かに明かり本来の目的からすれば、これはいいかもです!

 ボディーは黒、二台追加しました。ただいま、赤とブルーボディーの二台も発注の最中です。

 ちょっと郊外に住んでいて、帰宅時の街頭などがくらい!という方。
 夜走れるときに、トレーニングを兼ねています!という方。
 ちょっと珍しいもの持っています、というのが好きな方。

 何分手作りのため、量産ができないので、予約なども受け付けますよ!

 その他、サイコンのマウントの形式なども、調整があって、ちょっと工夫も必要ですが・・・。

 用途はこんな感じです!

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 サイコンと時計の同時あて!

 本当他にはない、脇腹ライト、もう暫し試作価格を維持して、3150円!
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片手ブレーキの試み



 ブレーキをかける時、何気なくブレーキレバーを引いているだけのように見えますが、イエイエ、実はブレーキをかけて、慣性のかかっている自転車を止めようとする、その反作用を主に両腕でハンドルを突っ張るようにして、受け止めているんです。

 そうなの?と思われる方は、片手だけで急ブレーキかけてみることを想像してみてください、制動で壁のように立ちはだかる前輪とハンドルをとても、片手だけで耐えることはできないでしょう。

 均等にかかる力を片手だけで受けるのは、ほとんど無理といってもいいでしょう。

 となると、片手、片腕に多少の障害のある人は自転車に乗れないのでしょうか?

 片手だけで、前後ブレーキをかけることはできないか?こういうご相談をいただきまして、ちょっとパーツを転用させていただきました。

 これです、一本で二本のブレーキレバーが引ける機構をしています。
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 元々は三輪自転車の制動に使われていたものです。

 これに交換して右手だけで前後ブレーキを引けるようにいたしましたが・・・、先ほどの問題、つまり片手で前後ブレーキをかけて大丈夫か?という問題は残ります。

 どうもカツン!と効き過ぎてしまいます。

 犯人はコイツ・・・、Vブレーキです。

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 となると、カンチブレーキのようなゆるめのものに変えるべきか?考えましたが、あるもので工夫することを優先して、ワイヤーのテンション調整で切り抜けられないか、やってみました。

 前ブレーキは完全な制動のブレーキなので、あまりカツン!と効いてしまっては片手の場合には危険です。

 そこで、引きはじめは、後輪のブレーキのみ、そこでできるだけ減速させて、十分速度が落ちたときに、ニギリを強くすると、前ブレーキも制動にはいる、という具合に、調整してみました。

 最初は、坂を下りるのが怖かったのが、まあ、何とかぶれずに止まれるようになりましたね。

 スピードは出さずに、安全運転基本に走れば、まあ問題はないかと思います。

 右手に多く依存する自転車。
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 ブレーキも、シフトも、ベルまで付いています。

 それぞれの使用条件にあった自転車調整、大切なことです。

 体が麻痺していたり、大きな癖があったり、それだけでなく、体力の差があったり、子供を乗せたり、大きな買い物したり、それぞれの人がそれぞれの状況の中で、自転車を使用していきます。

 すべて調整です!速く走りたい、遠くまで行きたい、だけでない自転車に期待されている様々な用途、それらに合うよう、ワンオフ調整、これからもしつこくやっていきますよ!!!

ポジョションはレーサーだけでなく!

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 子供を乗せて、買い物もしてと、自転車フル稼働のお母さん自転車です。

 典型的なままチャリハンドルです。

 上半身を垂直に立てて、視界を広く、安全運転というわけでしょう。

 しかし、このポジションだと、踏み込む際には、大腿四頭筋、つまり太ももの表の筋肉しか動員できません。上体が経っているので、シート角などの関係から、ペダルは土踏まずで踏むことになります。

 上半身の力を使えず、足の長さもいかせません。

 それを電動でアシストするからいいではないか・・・なのですが・・・。

 でも、折角恵まれた体があるんだから、それを効率よく使っていけば、電動の電力も節約できるのではないかな?というよりも、自転車ですから、基本は下半身だけではなくて、上半身もフル稼働できる状態で乗る、または乗ることを覚えた方がいいでしょう。かっこも良いしね。

 ということで、もう少し上半身も使える、フラットハンドルのご提案をしてみたわけです。

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 カゴに邪魔にならないように、ブレーキレバー、電子版などを付けて、グリップを戻すだけ。

 工事としては難しくはありませんが、乗り味は、相当変わるかな?という感じです。

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 鉄棒の懸垂をするように、グイッとハンドルを引けるようになりますので、上半身の力が活かせるでしょう。それに合わせて、サドルの角度も前上がりだったものを、端下がりにしてみました。

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 暗いですが、全体として、ちょっとアグレッシブに走るよ!となった感じ。

 たぶん実用という意味では、圧倒的に子持ちのお母さんたちの自転車稼働率は高く、依存度も大きいはず。

 ただ、そういうところに、乗車ポジションのことや、車体についてのより条件にあった応用・改造ということが全く行き渡っていない。もう、砂漠のような状況です。子供が大きくなっても、子乗せカゴをずーっと装着しっぱなしのお母さん、多くいますよね。

 チェーンサビサビ、空気圧なしで、超低サドル・・・、もうお母さん自転車の典型です。

 では、彼女たちにメンテを説いても無駄か?というとそうではありません。

 ちょっと直してあげると、毎日欠かさず乗っているものだから、そのちょっとした違いには敏感なんです、「アラ!こんなに乗りやすくなって・・・」と。

 子供を乗せる自転車、買い物専用車にしても、ポジションは大切です!

 それに・・・、子育てが一段落したら、こういうポジション意識を持っておられるお母さんは、大切なスポーツ自転車予備軍なのではないか?と店主などは思ってしまいますよ。

 あの軽さ、快走をちょっとでも知れば・・・、たぶん多くははまるのではないか?とふんでいるのであります。

 このご依頼をいただきました、Nさん、モデル並みの体型、あの手足の長さをいかしたポジションでレーサーに乗せたら・・・、などと想像しつつ、今ある自転車のポジョションが教えてくれるであろう、自転車のもっている可能性を大いに体感してもらいたいですね!

 子育て解放後、すべてのお母さん達を、あの戦車のように重い自転車からも解放して、風を切ってレーサーで快走してもらいたい、お疲れ様!これからご自分の時間をとりもどしてください!!!って!

 ママチャリ、実用車もしつこく見ますよ!

修理見積もり承ります 体は保険で!



 常識の範囲で持ち込みOKな当店ですので、日々いろんな自転車のお持ち込みがありますが、中にはこういう事故車の持ち込みもあります。

 当店で購入されたものでなくとも、事故にあった場合、修理がきくか?きくとすれば見積もりはいくらか?
 修理ではダメだとすると、使えるパーツを使っての再組み付けか?予算内で新車を用意できるか?など、いろんな選択肢があります。

 今回は特に、前輪回りの損傷がひどいです。

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 フォークがピナレロのように稲妻のようになってしまっています。

 当然前輪もダメ。

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 フォークが根本から曲がってしまっています。

 となれば、前輪とフォークを交換すれば、生き返るか?ということになると、問題はそう簡単ではありません。

 これだけの力が車体にかかったわけですから、フレーム自体が大きくよれてしまっている可能性も大きいです。こういうのは治具にかけないと簡単には分かりませんが、簡易なスケールで計ることも可能です。

 そういう測定もやって、クラックの有無などの確認をして、大丈夫なようでしたら、パーツ交換などをして、再生させます。

 こういう見積もりを作って、保険会社との接伴などをするのも、当店の仕事内容の一つのようです。最近ちょっと重なりまして、保険会社の方々とのやりとりも多々あります。

 色々な会社があるようですね。ほとんどがスポーツ自転車のことを全く分かっておられないといっていいでしょう。

 中には、「事故車の写真送ってくれませんか?」と気軽にご依頼していくる会社もあります。
 普通は自社で撮りに来ますが、明らかに自転車だからといってなめているような対応のところもあります。

 ひどいところは「自転車って五年で償却されますよ」だって・・・。つまり、五年経てば自転車って価値ないですよ、といっているようなものです。

 こういう外道なヤロウには、なら金いいから、コレと同じものもってこい!の一言ですな。

 レーサーの値段を知らないものだから、ママチャリ相場を想定してか、こちらの請求額に驚くような会社もあります。正直これだけ高級自転車が車道を走っているんだから、そろそろちゃんと勉強すれば・・・と思うことも暫し。

 ちゃんと直すと、購入金額より高くなる、ということもあります。マスプロの作るものはそれだけコストを抑えているんでしょう、さすが!ですが、奇妙な現象です。

 直すといっても、完璧に直すのと、乗れる状態にするというのは全く違いますし、完璧というは、新車基準でのことですが、五年乗っていた自転車を直す?というのはどの程度やればいいのか?などと悩むこともありますね。

 まあ、どちらからご依頼を受けるか?ということにもよりますが、基本、被害・加害の両者にとって、どこが落としどころになるか?というところを探すのも、新車以外を多く取り扱ってきた当店の仕事の一つかな?とも思いますので、あまり世話になりたくはないところでしょうが、何か事故があった場合の見積もりなども承ります。

 で、車体についてはこのような調子ですが、体については全く別です!
 
 自転車保険は無くなりましたが、こういう損害保険をご用意していますので、ご家族がいて、自転車通勤をされているなどという方、是非加入のご検討をしていただきたく存じます。

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内容は以下です!

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 事故といっても自分が被るだけではなく、自分が加害になることも大いにあり得ることなので、自覚を持つ意味でも是非ご加入を!

 

直して使う・・・



 ここ三日ばかり、店主の携帯には、圏外のマークが。コレって、施設のアンテナが壊れているのか?と通信会社に連絡入れたら、二週間ほど確認にかかります・・・と。留守電に入れた割に、返事がないと思われましたお客様方には大変ご迷惑をおかけして、失礼いたしました。

 この携帯も、商売道具の一つなのに。

 と、色々検証してみると、インフラの方ではなくて、この携帯の個別的問題だったことが発覚。

 コレ、新品交換して一週間ぐらいしか経っていないのに・・・。

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 何かのお返しに、カタログギフトのようなものから選んだ、CDラジオ。
 これも、のっけから、CDがかかりません・・・。

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 これも、葬儀のお返しのカタログもの。使って一週間の内に、トラブル発生。コチラは、何とか直せたものの、上記二件は、専門業者に戻すしか手がありません。

 そういえば・・・、
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 九月には、コンプレッサー騒動がありましたね・・・。

 ということで、今年は当店、電気製品の受難の年なんでしょうか?

 それとも・・・。

 いつから日本はこんな国になってしまったんだ?!というような大上段の問いはやめにして。

 なんかめんどうくさいね・・・。苦情係はどうせ派遣社員で、言ってもその背後には通じないでしょう。
 買った物、送られてきたものが信用して使い続けられない、すぐ壊れる、そして非常に直しにくい!

 ヒューズって、切れたら交換してまた使うものだろう?それがなんで溶接してあるんだよ!つまりはめ殺し、ダメになったら、お釈迦にして、新品交換・・・。

 自転車にもそういうものはあります。よく見る形式なんですが、それに見合う工具をどんなに探しても見つからない。

 もちろん外すときには工具を作っても外しますから、いいんですが!

 かの国で作られてきて、ダメになったら交換はおろか、車体もろとも交換かよ!という使い捨て社会です。
 そういう思想が、もの作りの中にしみこんでいるようです。無粋ですな、野暮ですヤーボ!

 と、そういう状況とは別に、再塗装された自転車が生き返りましたよ!

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やっぱり、パーツが付くといいねえ・・・、本当生き返っています。
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 ヘッドがついて、Wレバーがついて、ブレーキがついて・・・。

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 サドルが付けば、あとはホイールで履いて、再出発!

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 再新車の再生です!
 この自転車パーツに一部無理がありますが、そこは要相談ということで、とりあえず屋台骨完成です!

 直せるし、再生するし、再新車化だってしちゃいますよ!

 時代の流れに流されるだけじゃなくて、自らささやかでもいいから流れを作るために、やり続けていきますよ!

再塗装で 変身!



 フレームのペコやら傷やらを修正して、フレームの再塗装をする。なんか新しい自転車を買ったような、それでいながら愛着が残っているような・・・・、ウーン違うなあ・・・、なんだろう・・・、そう!長年使い込んだ愛着のある自転車が、あたかも新車に戻ったような感じといったほうが正確かも知れませんな、そんななんともうれしい変身へのお手伝いになりますね。

 やっているほうも驚くほど、生まれ変わる感じが、再塗装の醍醐味でしょうか?

 キャンディー系ですから、プラサフの後に、シルバーをかけています。

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 フォークにもかけます!

 使っている塗料は、ソリッドカラー、中塗りには硬化剤を投与しないので、フラッシュオフタイムをおいて、すぐに、クリアーが必要になります。

 単色の場合にはこれでいいのですが、二色以上の変わり塗りをする場合には、マスキングやその他で時間がかかるので、あまり向いていないなあ・・・と、今塗料の再選定に入っています。

 といっても、即硬化剤式ということになると、ガンの洗浄が大変ですし、何よりもイソシアネートを少しでも少なくしたいので、そこが勘所ということでしょうか・・・。

 というわけで、連続技でクリア、上塗りに入っていきます!
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 キャンディーイエローです。ちょっと細工すると、ほとんどブロンズゴールド・・・、つまりできたての五円玉色になります、ちょっと安っぽい表現ですね、サックスやトランペットのようになります、と言い換えましょう。

 寄って、よーくご覧ください。
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 写真で色と艶を出すのはむずかしいですが、もちろん艶は出ていますよ!

 シルバーの後の、イエロー・ゴールド系なので、排気と指が金色です!
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 排気フィルターを掃除すると、今までかけた色が層になって、出てきます。ちょっとした歴史ですね・・・、というより、お掃除無精の層です・・・。

 自転車屋の塗装ですから、完成車の状態で持ち込まれても、パーツの取り外し、塗装、組み付けももちろんとり行います。

 自分で外さず、そのままお持ちになれば、数日後には、一皮むけた・・・というか一皮被った、リニューアル自転車になる訳です。

 人によっては、折角フレームがきれいになるんだから、パーツやホイールも一新してみようか・・・という方も。
 自転車屋ベースの塗装ですから、その辺の変幻自在にも、ご相談に乗ります!その内変わり塗りなんかにもこぎ出しますので、ますます、注視してください。

 やらかしますよ!

 金属表面加工から、塗装、変わり塗り、自転車の再生、カスタマイズの道をより深くしていくために、できるところまで、こぎ出します!

ツイッターで再塗装!

金属工房 錬 お引っ越し

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 なにやら丹金に使用する特殊工具でしょうか?素材感といい質感といい重々しくていいですが、これが一端引っ越しとなると、悲劇的なくらい重いです・・・。

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 でかいアンビラです。専門の道具というのは、様々な工夫や思いが込められていて、そしてそれが実際に使用してきた歴史が刻まれていて、もの作りタイプの人間からみると、様々な思いをかけられて時を超えてきた仏像のようなものと、同類の威厳と存在感を感じてしまいます。

 物体としても、非常に重いです!

 当店の近く、川縁にあった金属工房の錬さんが、色々あってお引っ越しです。

 引っ越し先は同じ区内の、自転車でおじゃまできるところなので、今後ともおつきあいは続けて行けそうですが・・・。

 思えば、狸サイクル二号店の時、ちなみに今の店舗は三号店なんですが・・・、で、今では一号店と二号店はありませんが、この二号店が阿佐ヶ谷団地内にあったときからのおつきあいです。

 自転車を自転車店だけで作るのはもったいない!と実感した出会いでしたね。共同で作った自転車が三台、面白かったです。

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 これをハンドメイドバイシクルの場外展示をゲリラでおこなって、管理の環境省からお叱りを受けたんでしたっけね。

 そんなこんなで、新たな自転車の可能性を探るには、こうした隣接分野の方々との交流というのは、非常に有意義なものなんですね。

 そんなわけで、今後ともよろしくお願いしますわ。

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 地下で、丹金の音は漏れないので、これでいいかと!

 五階建てのビルで、地下、一階、二階が、工房となるようです。
 是非我らの修行の場として、共同作業の場として、働いてくれればうれしいです。

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 工房というより、お店、ギャラリーという感じかな?そういうものがまた、新たな人を呼んでくるのかな?

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 五階建て、井の頭街道沿い、共に発展の地となりますように!



カテゴリーは これぞカスタム!あれがこうしてこうなった!



 この形で持ち込まれた、クロスバイクが、シングル化、しかも固定化されて蘇った、という話は先週のものでした。

 こうなりましたよね!
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 前ギア、後輪ハブ回りが、スッキリして、機能的にも全く違った自転車に変身しました。

 リアホイールは、金ハブに金リム、下手すれば成金趣味になりがちな金が、汚れてブロンズ化した車体と妙にマッチして、新車には絶対出せない味を出していました。

 と、ココまでは先週の話でしたが、なんと、フロントホイールも金にしませんか?という当店からのお申し出を快諾していただいて、前も金ハブと金リムで組み付けてみたわけです。

 ねらいからして、成金外しです。絶対に下卑た感じにはならない。むしろ、新車にはない、といって並の中古車という開き直りでもない・・・。

 どうも中古自転車というと、みすぼらしい、手を抜いた、乗れればいいさ、式の抜けきったというか、しらけきった響きしか、今のところありません。最近では、高額な自転車の中古というのはあるようですが、やはりあるのは高級車の周辺だけです。でもそれらも、冷たい「もの」でしかありません。

 なんか言葉がシックリ来ませんな。

 カッコいい中古車・・・?なんだそりゃ?それに中古車、という言葉には、どこかよそよそしさがあります。

 中古で買いました・・・、なんかよそ様から譲られて、まだ自分のものにはなっていないような。

 しかも、元々自分で乗っていた自転車をリニューアル・・・これも違うなあ・・・、レストア・・・したわけですから、何も中古車などという外部的な呼び方をする必然性はない。

 となると・・・、これがまあ、ザッツ、「カスタム自転車」の真骨頂のようなものなのではないか?

 と、店主は強く叫びたいのであります。

 手を入れています!しかも好みに合わせて、手を入れています!機能的にも、外見も全く異なっていますが、別の意味での愛着を感じて、これからも手放さず、ズーッと自分の自転車として、乗り続けていきたい!
 
 そういう乗り手の思いをしっかり受け止めて乗せています!
 だから単なる「もの」ではない!

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 見れば、いかに乗り手がこの自転車を大切にしているか?愛しているか?というのが一発で分かります。そして、どこにも売っていない、世界で一台、自分たちで作った自転車なんです!

 これを称して「カスタム自転車」と呼びましょうか?大声で叫びましょう!

 そして、こういうカスタム自転車こそが、自転車の重要な一ジャンルとして築かれるべきかと思います!

 隣接分野を全部引き込んで、自分たちで作り上げる自転車達です。これぞ、自転車文化の成熟化の重要な一面でしょう。

 当店は、まだ今の時代には早すぎる店だと思っています。二三十年は先に行っています。

 ですから、時代にこびずには生きていけない、媒体や人間達からは見えないでしょう。私らも君らが後ろ過ぎて見えないよ。やっていることがあまりにも野暮で、ついて行けないから、プロトンを飛び出して、逃げを打っている訳なのよ。

 ついでにいえば、着いてこなくてもいいよ。たぶんゴールが違うんだから・・・。

 と、当店はついに孤立するか?

 イエイエ、当店には、良質の過去からよーくものごとを学んだ、未来人が来てくれています、ゾクゾクと・・・、足音が聞こえるんです・・・。可能的な彼らの音が・・・。

 で、そういう方々とものと情報と、技術と少しの銭を回しながら生きていくんです・・・。

 いわゆるマスで、いわれているところのこの「国」など、うんざりです。一抜けます。

 一台の自転車が教えてくれる、あるタイプの人類の可能性・・・、それは絶対に明るい!そして常に開かれている、いつでも抜けておいでなさいと!

ピストメンテナンス 

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 かつて加熱していた、NJS仕様の街道ピスト?です。このメンテナンスのご依頼をいただきました。

 まず、後輪の組み替え、とタイヤ張り。

 と、通常ではやらないのですが、中古のリムへの張り替えでした。今回は状態がよかったということで、やりましたが、通常中古のリムは、歪なものが多く、リム自体が歪であれば、それをスポークのテンションでとっても、ホイール全体のバランスが崩れるので、乗ることですぐにまた振れる、ということを繰り返します。

 ホイール組みとは、リム自身の持っている精度に逆らうことなく、適正なテンションをかけて組み付けていく、という以上のものではありません。

 ですから、リムの精度がすべて・・・といっても過言ではありません。
 ※だからオーストラリアのものはやめた方が良いです・・・、といってももうそんな方いませんか・・・。

 そういう意味で、リムの精度に疑いのかかる中古のものでの張り替えは、基本的にやらない方針です。

 なので、リムの保管にも気を使ってください。決して床に置かないこと。踏んだ時点で精度に狂いが出ます。それでお釈迦です!定盤などの上で、修正ができればいいですが、通常は不可能ですので、そうした被害のでない場所で保管してください。

 それと、チューブラーの中古は、リムセメントの処理もまた大変です。リムーバーや刃物で削り落としていく、その後、下地造り、プレコート、リムセメ二回・・・とまあ、色々あります。

 自分の自転車を精魂込めてメンテしてやりたい、というメンテ心を忘れないためには、たまに時間をかけてするのは良いことですが・・・。
 
 ちょっと大変ですね。チューブラータイヤ自身はいいですけど・・・。

 そんなこんなで組み上げて、今回は前後ブレーキ付けです。
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 チネリのフォーク、ということは、ロード用のフォークに交換して、アルテのブレーキを付けたわけです。

 リアの方は、逆さまに付けています。
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 シューの向きは直して、埋め込みナットのために8ミリの穴を開けて、完了。

 ようやく都心では、ブレーキなし自転車の取り締まりにかかっているそうです。噂によれば、相当取られるようです。規制は法的にというよりも、キャンペーンなんだなあ、ということがよく分かります。

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 あまり見なくなりましたが、ゴールドフィンガーのレバーが昆虫の角のように、にょっきりと・・・。

 そうそうこのブレーキレバーなんですが、これが先日の件のあれです!
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 他を切らないように、傷つけないようにする加工は神経を使いました。その後、ヤスリでワイヤーの幅を出して・・・と結構手間がかかりましたなあ・・・。

 都心で行くところへ行けば、こうしたピストも見受けられます。ある種都会の絵の一つになったかの感じです。

 思えばこの四五年でしょうか?当時むさぼるように乗っておられた諸氏、しっかりメンテしているかな?単純だから自分でできるとは思うが、乗りっぱなし、走りっぱなし、だとしたら、ちょっとかわいそうな時期に入りつつあるのではないかな?

 当時とは店の場所は変わりましたが、店名は同じでやっていますので、そうか・・・随分なにもしてやってないな・・・という方、一度入院覚悟で持ってこられますよう、検討お願いしますよ。

 と、同時に!

 ロードでスピードなりペダリングを追究したい方!
 やはり固定はいいよ!くどいがいい!

 当店、おすすめの一輪車、ご検討あれ!
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 サイコン、心拍計の次は、タップやそこらじゃないよ!固定だぜ!

名フレームを名車に作り上げる・・・



 できたての、ケルビムフレームが持ち込まれてきました!
 
 数ヶ月待ちの大人気、人気だけではなく、意欲的な作風も日本を問わず海外にも大受けのようです。

 そういうフレームが来た訳なので、変なアッセンブルはできません・・・。

 ちょっとフレーム拝見ということで・・・。

 いいですね、好みのストレートフォーク!
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 各所細かく上げれば切りありませんが、一番目についたのが、ここ、チェーンステーです。
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 外側に、ハの字にベントして作られています。

 シートステーが、弓なりに作られているのはよく見ますが、チェーンステーのこうした加工は珍しいのではないかな?

 路面からのショック吸収というより、強度を上げる・・・ということの方が優先されているのかしら?といってもガッチガチに固いフレームではありませんでした。

 鉄特有というか、いい鉄フレーム特有のノビのようなものがあって、店主は好きですわ。

 鉄はいい、やっぱりいいです!

 先日、あるお客さんと話していたんですが、ツールなどのステージレースで、その何日かに、車体のレギュレーションを変える、というようなことがあっても面白いいんじゃないか?と。

 例えば、その日の平坦コースは、固定ギアの日、を作るとか・・・ギア比とちゅう変更なし。

 クラシックカーレースみたいに、鉄フレームに前二枚、後ろ五枚、Wレバーの車体で競う日があったりとか。

 そういう中に、コンポもホイールも最新であり、且つ鉄フレームの日、なんて言うのがあったら、パイプ製造各社はもっと勝負鉄開発に、磨きがかかるのではないかしら?などとも思ったりして・・・。

 ツールの一日を制した鉄フレーム!なんていったら、結構話題になりそうなんだけど・・・。

 でもカーボンメーカーさんとチームのレースメカニックがいやがりますかね?

 でもそんな日が来たら、オファーがあるのではないでしょうか?というくらい、結構走りますよ、この鉄フレーム、気に入ったなあ・・・。

 そんな貴重な手作り鉄フレームですから、変なものでは組めませんね。

 ご依頼主さんが、初心者ということもって、新生105をおすすめしましたよ。

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 そして、手組みホイールは、当店一押しの、バカの一つ覚え、DTでしょう。105のハブで組み付けて、文句なく、ひっつけます!

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 タイヤの紅白マンジュウのような色は、ご依頼主のお好み・・・、念のため!

 そして、ハンドルは、国産を持ってきました。
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 日東のマースバー、丸ハン、シャローともいいますか・・・。

 それと、サドルは、ご依頼主持ち込みの、名作ブルックスです。

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 最良に近い持ち込みと、店のセンスに鷹揚に任せていただいた、今回のレーサーですが、全体はこんな感じです。

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 タイヤの色の選択は、ご依頼者のお好みです。まあ、消耗品ですから、いずれはまたなにかに変わるかも知れませんね。

 それとハンドルのセッティングは、ちょっと初心者用ですので、後日体ができつつあるときにでも、少しずつ変更して行こうかと・・・。

 すでにサドルが痛いといっておられましたが、裏からオイルぬって、使っているウチに、ご自分自身のサドルになりますので、もう少々我慢でしょうか。

 とまあ、出来上がりまして、いいですよ、これ!

 楽しいお仕事でした!


 こういうように、お好きなフレームとパーツ類を持ち込んで、自分のイメージに合わせて自転車を作っていく、作り続けていく、こういう動きと流れは応援します!

 あてがいぶちだけでなく、もっと自由に自転車は作れるんだ!という情報とセンスが、より広きにわたるように、当店も動いていきたいです!

 自由に作れるんだぜ!もっと自由にものづくり!

 協力します! 

はずかしめ その後・・・



 当店出入りのマスコット的、G君ですが、ついにブツを手に入れてしまいました!

 最新のアンカーカーボンです!

 あれから、パーツ類を吟味して、ついに組み付けてしまったんですね・・・。

 160以下の彼が使う仕様ですから、実にコンパクトですね。

 というか、ほとんどガキチャリ仕様・・・といっては、失礼なくらいのスペックです。

 まず、これでも700Cなんだぞ!

 には見えにくいですが・・・。

 クランクなんか、いいのか?っていうぐらいのデュラじゃないの!
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 実際にはありませんが、160ミリのクランクがあったら、彼むきだ!

 しかも48T・・・いや、47T・・・、いやいや46Tにしておけばいいものを49Tだなんて、・・・大丈夫かよ?

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 ハンドルなんて、NJS仕様じゃないの・・・。

 さすがにホイールは練習用とはいえ、タイヤにはピスタなんてはいちゃってもう、どこまでやる気に火がつくか?見物ですわねー。

 来年の独走タイムの目標は?

 という質問に15秒切りたいです・・・、などというまともなことをいいます、この顔で!
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 だから自転車は面白い!ということにいたしましょう!

 当店では、トラック走行をおすすめしています。バンク内で走ってみたいという方、いつでもご相談ください。きっと自転車の新たな側面に気づくんじゃないのかな?

 一輪車構想も、それを応援しています!
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 固定に乗ろう!変な、ソフトやハード、データにとらわれず、とにかく固定で距離を踏もう!そこに答えはあるんだよ!

一輪車構想 これでも乗らぬか固定ギア!



 この冬、トレーニングの一環に、固定ギア乗りませんか?ロード乗りの皆さん!

 固定ギアの自転車に乗って、ペダリングの技術を磨きましょう。

 これは定番中の定番です!議論の余地は、横やり等はおいて、一切ないでしょう。

 黙ってこれ踏んで、春のシーズンに備えなさい!特に草であっても、レースを視野に入れているあなた!

 はやりのパワータップなんか買うよりも、カーボンロードを買うよりも、内容を体で磨くのなら、固定ギアですよ。

 というわけで、一輪車の販売をすることにいたしました。

 上の自転車がそれです!

 ペダルもありません。前輪、ペダル、バーテープはご持参ください。

 そう、つまりロード乗りのあなたに送る、固定ギアなのです。練習機、トレーニングマシンです!

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 街道でのパンク修理を楽にするために、クイックを付けています。しかも前に行かないために右側チェーン引きつき。坂でのゼロ発進の練習でも、後輪がずれません!

 16Tの歯を付けています。前ギアは44T、ギア比27.4、高回転の神経と筋肉を付けるために、低ギア倍数にしました。

 当然街道練習仕様ですから、前後にロードブレーキが付いています。

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 でもピストなので、ハンドルはピストハンドル、NJSです。

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 下ハンドル握っての練習を想定していますので、エアロブレーキが付いています。

 このフレームは?という当然の質問にもお答えしましょう。

 FUJI系のトラックフレームです。

 といっても、昨今のフェザー辺りとは、ちょっと違います。
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 このクリアランスが、ちょっと本気モードを語っています。実際走りますしね・・・。

 全身マットブラックです!
 
 さあ、ロード乗りの練習用として、ローコストを意識して、ちょっとマジメに作ってみました、この一輪車。

 税込み72000円にて、まずは二台、売り出します!

 なんだ、フェザーの完車の方が安いじゃん・・・、とおっしゃる方はそちらをどうぞ!

 店主は、同じFUJIでも、コイツと現行のフェザーとは月と何とやら・・・なのではないか?と思っています。

 ロードでもっとペダリング技術を磨きたい方、短い時間でトレーニング効果を上げたい方、その他、自転車にとって本質的に大切なことが、ここに詰め込まれています!

 本当に、ロード乗りこそ、固定ギアに乗るべし!なんです!

 これで百キロ乗って、ロードに乗り換えたとき、分かる人は分かるでしょう、コレかぁ・・・って。

 ロードの前輪とペダルを外して、バーテープを持って、ご来店ください・・・、だまされたと思って、おいでください。

 これでこの冬二千踏んだら、来春のレース時、何が大切だったかが分かるでしょう。若い子はもちろんのこと、回転力が固まりつつある壮年以上の方々こそ、くどいようですが、固定を回しましょう!

 FUJIサイズで54ですから、ちょっと小さめですかね。

 最小限のスペックで出したこの練習機、踏まずに死ねるか!そこまで言うか!

ツイッターでも固定が大事と、言い続けますよ!

新旧のネバダ オジからオイへ



 オオ!当店ほぼ一押しの、FUJIではありませんか?
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 しかも、なんとネバダとあります。
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 しっかり昔の名前を受け継いで、最近でもネバダありますね!

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 これが現代のネバダです。車種もコンセプトも変わっていますが、ネバダはネバダ。
 当店、ただいま売り出し中!改造費込み 75600円なり!

 かつて、非常に古い、FUJIのロードをいじりましたが、それはフェザーでした。名前は再生するんですねえ。

 で、この旧ネバダですが、オジがオイに受け渡すために、消耗品交換と整備のご依頼です。

 いいですねえ・・・、こういうの、理想です!

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 チェーン交換して、リンクを外して磨きます!

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 駆動系も外して、磨いて、ワイヤー交換なんかして、調整すると、そこそこできているものは、元にほぼ近い状態になっていきます。

 はめ殺し、使い捨てパーツは、もう何をやってもいけませんが、通常ある一定以上のパーツであれば、洗浄とスモールパーツ交換、調整などをすることによってそこそこ復活するんですね。

 そういう意味で、激安パーツ、仕様の分からないタイプのパーツは、結局、安物買いの銭失い、ということになります。

 多くの店は、そういうことも見越しておすすめしているんじゃないかしら?単なるもうけ主義だけじゃなくてね。

 一定の予算をいっていただければそこから最大の、メンテ、交換、調整をいたしますので、これから身内に譲る、他人に譲る、オークションに出品する、プレゼントする・・・というようなときには是非、ご利用いただきたいですね。
 
 オジの乗っていた自転車を今度は中学生のオイが乗り継ぐ、まだちょっと大きいらしいが、それは成長期、様子を見ながらポジション出しかな?

 自分でアルバイトできる、まで、最低六年は使用に耐えますように!

 願いを込めて、街道に戻します!

持ち込み前に・・・とはいえ・・・



 コレ見て、あれ?と気づいた方は、相当の自転車イジリ通です。

 ブレーキレバーです、ゴールドフィンガーとかいう。

 で、このドコがおかしいのか?

 丸の穴は、ブレーキワイヤーの太鼓を通すところなんですが、これでは太鼓は通りません。

 というのは、太鼓には当然ワイヤーがついているからです。

 何が足りないか?これはスリットなんです。
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 こういうスリットがないと、ワイヤー自身を通すことはできないんですよ。こんな風に・・・。
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 つまり、不良品だったわけです。最後の一工程を得ていないものだったんですね。

 お札や、コインや、切手ならイザ知らず、こういうハネものは、自転車の場合全く役には立ちません。

 返品の手続きを取るとなると、また時間がかかります。されば、自ら直せるか?否かの検討に入り、今回は、ご覧の通り、修正できましたが。

 持ち込まれる前に、よーくパーツをご覧になって、こうしたことが起きないように・・・なーんて注意をしたって、日々自転車パーツを見慣れているわけではないので、これは無理というものです。

 まあ、できる範囲で点検しておいてくださいね、というぐらいですか。

 当店で仕入れるものの中にも、こうしたものは混在します。ですから、持ち込みだから・・・というわけではないでしょう。

 オークションなどから入手するような、素性の分からないものでしたら、こうしたリスクはグッと増えるわけですが、オークションにはオークションの意義というのもありますから・・・、一方的にやめましょうとは言い切れません。

 つまりは、持ち込みを認めるということは、こうしたことも背負いますよ、ということなんでしょう。改めて、反省する次第です。

 なーるほど、持ち込み天国は、何らかの地獄と背中合わせなんだ・・・ウムウム。

 でも、だからといって、持ち込み自体は、やめないよ!

 自転車は、もっと自由に創って良いはずなんです!

 多少の法規と、安全さえ確保できれば、自転車はもっと自由であるべきだ!と思います、本気に。

 と、小声ながら、叫んでいきたいです!

 ですから、常識の範囲での持ち込みは、今後とも当店は堅持していきますともさ!!!

二個一 あれをこれにしてこれをあれに・・・

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 割れた青いフレームのものを黄色いプジョーに乗せ替えて・・・タイヤやその他のパーツとフォークだけはプジョーに移植して・・・、と入れ替え組み付けのご依頼をいただきました。

 マウンテンバイクからマウンテンバイクへ移植する、同種類どうしの移植は割合簡単なんですが、今回は、ビーチクルーザーから、マウンテンバイクのフレームにとなると、まあ結構たいへんなんですけど・・・、やってしまいます!

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 タイヤは当然手前の白系のものを使用します。

 このホイールはちょっと複雑で、二種の機能が備わっています。ブレーキとシフトです。

 コースターブレーキという、逆クランクをきると後輪が止まる形式のものと、内蔵7段ギアが付いています。

 ということは、多段でありながら、ディレーラーがないということを意味します。

 つまり、調整は固定ギアと同じという、大変手間のかかるものとなります。

 それを前ギアなどをうまく組み合わせて、ストドロエンドにぶち込みます!

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 調べてみると、内蔵型のハブに付けるフリーの歯にも、歯数で何枚か種類があるんですねえ・・・、しかもスモールパーツでとれるということも分かりました・・・。

 これで、チェーンの調整もバッチリ!
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 それと、フォークだけは青フレームから移植するというご依頼ですから・・・、今回は故あってアヘッド形式にして、入れ替えましたが、これがまたマニアックなヘッドパーツを使用します。

 このフォークにこだわるには、特別な理由があります。ブレーキの形式がローラー系のもので、それを使用したいということでした。

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 カツン!と効きます、そして、その遊びから、ヘッドパーツのガタか?と勘違いしますが、コースターブレーキというのは、とっさにかけることが難しいことから、これでもいいかな?という感じです。

 内装7段のギアを持っています!
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 ハンドルもスッキリですね。
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 こんな感じで、再生です!

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 ヨッ!二個一!!!

 なんか、生き返っていますよ。こういうのをお見せすると依頼者の方の顔が輝くんです、まさに理想が現実になった瞬間の驚きと一対のものでしょう。

 これでまた、暫く、街道を走ります。ライダーさんとそのアイデア実現の満足を乗せて・・・。

 いいですねえ~、こういう仕事も!

 ありがとうございます!

 どんどんこういうことやっていきますよ!

例の脇腹ライト 売り出します!!




 ついに商品化!
 
 あのかゆいところに手の届く、脇腹ライト、ついに商品化・・・、の一歩手前試作品化、完了です。

 あの評判がよかった、各方面からお問い合わせをいただいたやつですよ!

 日の短くなったこの頃、メーターや、腕時計を照らす明かりがないか?とお悩みの方もいたと思いますが、ついに解消です。

 しかも今回はダブル版、両脇腹から一気にメーター類と左腕の時計が照らせるものです。

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 これです、思い出してくれましたか?

 ちょっと郊外に外れて、街頭がまばらになるような地域にお住まいの方、帰りの通勤もちょっとしたトレーニングを意識しておられる方、単ににぎやかで楽しい!これでもいいと思いますよ。

 初回ですので、なんと限定二個限り。試作品セールということで、一個3150円にて、販売いたします。

 これでゴーサインが出ましたら、少々お高くなりますので、今のうちに・・・ゲットしてください!

 などと、当ブログらしくない、セールモードですが・・・。

 しかし、それはそれとして、技を持っているって、いいです!ものが作れてしまう、これもいいです!

 他にないんですから。ご協力いただいたHBさんには感謝です。増産の時にはよろしくお願いします!

 では二個、たったの二個ですので、お早めに、お声をおかけください!

 お待ちしています!

実用的にも意味的にも生まれ変わる 改造は楽しい!



 随分と乗り込まれた、クロスバイクです。どこがって、もうすり減りまくり、です!
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 スプロケの歯が、開いて、踏み込むと歯飛びが起きたということです。チェーンもリンクもノビノビ、変形です。

 これをシングル固定化ということで、改造依頼をいただきまいたよ。

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 後輪を組み替えました。ブロンズと茶の間のフレームだったので、この金のリムが、成金的にならない、よくマッチしています。

 それをテンショナーを使わずに、シングル化です。当店の得意技です!

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 ハブも金ですが、成金ではありません。シャフトも135ミリようにしたり、結構小技が効いてます。

 リンクもコンパクトに纏めました。
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 2300のクランクもこうみると結構かっこいいです。
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 今回は、予算の関係で前輪はそのままにしました。こういうのもありです。

 ただ、全後輪とも金になると、これまたぐっと引き締まるでしょうが・・・ねー。

 ハンドルは短く、シフター外してスッキリです。
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 で、トータルにどう変わったか?ですが、こうです!

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 そんじょそこらにはない、ちょっと変わった、粗めのかっこいい自転車への変身です。これで前輪も渋めの金で組んだら、フレームを全くいじらなくても、渋い改造車の本当の完成となるでしょうね。

 車体の見た目だけでなく、コンセプトもガラリと変わって、改造って面白いですね。

 これで持ち主の方も心機一転で、心新たにサイクルライフがおくれるってものでしょう。

 こういう事は地道に続けていきます。ゆっくりですが、こうした文化の胎動が聞こえます。当店は時代の二三十年先に行っているんだろう、と勝手に思うことにしました。決して焦りませんが、確実にこうした自転車文化のタネを根付かせていこうかと、真剣に考えています。

 こんなことを書くと、あとから、ゾクゾクと追ってきてくれる仲間の気配を感じます。一人でできることなんて、大したことはない。そうした潜在的な仲間たちと、目立たなくとも、次へ伝える素地のようなものは作っていこうと思います。

 子狸の影響か、店主は自らの限界と、先人からの受け継いだものをいかに伝えていくか?ということを正面から考えるようになってきたかな?決して間違っていない何かをどうやって成熟させて、伝えるか?

 地味ながら、地道に続けていくよ!

究極のはずかしめか? はげましか? 最新アンカーカーボンの素顔



 ちょっと照れながらも、うれしそうにブリジストンアンカーカーボンピストをもつ、G君。

 そう、あのG君ですよ!

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 この6月ですか、ボトルを落としたレースでろくな結果を出せなかった、ということで自ら×ゲームをかってでた彼・・・。

 エエ、今年の戦績ですが、たしかfから移動なし・・・でしたか。チョコマカ走っていることはいるようですが、なかなか結果に結びつかない・・・というスランプというのでしょうか?その辺に入っているのか・・・、単なる寝坊の連鎖での練習不足なのか?まあ、そのへんは・・・不明?

 という、彼になんと最新のアンカーカーボンを超ロングのゲップで、お渡ししようという奇特なお方が現れたようなんです。

 何というご縁でしょうか?しかし、よりによってとはこのことであります。

 これに乗っての目標は?の答えが、独走20秒を切ること・・・なんていったら、大笑い!
 
 ポルシェ買って、コンビニに牛乳買いに行くというのと同じです。

 となると、自分の足を顧みず10秒前後・・・と。それも非現実的なので15秒から20秒の間、ぐらいにしておけば?すでに大笑いです。

 そのくらい、機材が飛び抜けているわけです。ライダーとしてはプレッシャーでしょうね。それがライダーをツブしにかかるか、励ましになるか?これは彼の時計次第、努力次第ですので、その辺含めてプレッシャーかけておきましょうか?

 この最新のアンカーカーボン、各ショットです。
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 フォークが、エアロ?というより、ハブに近くなるとO脚のようになっています。

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 ヘッドがでかいです、力を逃がさないでしょう。バカ力も非力も・・・。

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 ピラー部分は、最近の流行のインテグラルではありません、あれはライダーに合わせてちょん切るので、フレームのやりとりには絶対に向かない、弱点があります。その点これは良いなあ・・・。

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 色といい、形状といい、ピナレロかよ!と思える、シートステー回り・・・。

 こういうフレームだと、回りの装備にも気を使います。適当にあるもの・・・とはいきませんしね・・・。
 
 デュラだ75だ、固いの柔らかいの、色々始まるんですが、この二十三日デビューということなので、それまでに組み付けないとね。

 これを自分の自転車!といえるようになるまで、どのくらいかかるかな?遙かなる旅でしょう。

 たまにはいいか?無人で走る自転車を後ろから追いかけるライダー、いつになったら乗れるのか?

 今後彼自身のレポートを交えて、経過報告していきます。

 一人の自転車乗りの成長の記録・・・であります、こうご期待!

今一番欲しい自転車・・・かも

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 当店お得意の、というかいつの間にかお得意になってしまった、ママチャリ改造です。

 これもいつもの通り、使用前を撮り忘れてしまいました。まあ、ハンドルの高さとカゴの有無ぐらいでしょうか?

 でも、この自転車の仕様って、店主もツイ下駄履きで乗りたいと思っている・・・、というか一番欲しいタイプの自転車かも知れません。

 まず一見ママチャリというのが、盗難のリスクが非常に低いです。

 いらないものを外しているので、軽いです。

 これで、もっと好みのポジション出して、前傾型、よりスピーディーにできたとしたら・・・。

 高速下駄履きママチャリの誕生ということになります。

 しかも!
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 ローラーブレーキ外したあとに、固定コグを取り付けています。

 ということは、そう、固定ギアの改造ママチャリということなんです。

 別角度からみると
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 反対側にフリーのコグが見えるでしょう?乗り方によっては、ホイールを逆に付ければ、フリーに戻ります。
 
 この固定ママチャリのメリットですが、下駄履きながらペダリングの技術が磨かれるでしょう。

 運動量が増えるでしょう。

 そして、見た目がママチャリなので、出来心で盗もうとした賊が、非常にあわてて、乗り捨てて逃げるでしょうね。

 ブレーキは例によってキャリパーにしているので、車輪の着脱も楽で、パンク修理も簡単です。

 盗難のリスクが少なく、固定ギアでペダリングが磨けて、軽量でよりスピーディーなポジションを出して行けたとしたら・・・、たぶん多くの人が一番求めているタイプの自転車の一つなのではないかな?

 なーんて思うわけです。

 これだけ自転車の盗難が多くなった昨今、安全な駐輪の確保がとても重要になってきています。都心だって、どこだって、自転車で移動できるし、したいけど、盗まれることを考えると・・・、ちょっと躊躇してしまう。

 そう、なら、進んで盗んでみるなら盗んでみなさい!というような仕様もあって良いかもしれませんね。

 そういうものの一つが、コレなんじゃないかな?

 イイ自転車を持っている人ほど、こういう自転車の利用価値が出てくる、なんて思うんですね。

 そんなわけで、近々、こうした自転車の基体になる車体の入荷予定がありますので、ちょっと悪のりして、軽量固定ママチャリなんていうのも何台か作ってみましょうかね?

 色々乗ったけど、結局安心して都心を乗っていられるのって、これだね!

 普段コルナゴや、ピナレロ乗っているレーサー愛好者の声が聞こえてきそうです!

 うん、なら創りますよ、もうちょっと待ってね、ものが入り次第、やります!

久々のピスト組み プロでもなくおしゃれでのない・・・その中間

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 かつては、ピストフレーム持ち込みで、その他パーツを用意しての組み付け・・・という仕事が連日連夜でした。

 本当来る日も来る日も、ピスト組みばかり。そして、ホイール組みといえば、あのおぞましい精度と仕上げの割りにバカ高い、オーストラリアのディープリム・・・ばかりでしたねえ。

 アア、あの豪州リムで組まなくなっただけ、最近精神衛生上救われますよ。

 もうこれから持ち込みはないでしょうが、あれに限っては組賃、別料金ものです!
 ただし、時代に逆行して、手組みの必要性を主張したという、事実もありますがね。

 ただ、二千円ちょっとの違いで、DTがあるのに、もうあのリムでのホイール組みはゴメンこうむりたいですわ。やーダヨ!

 で、最近ではめっぽう少なくなってきた、ピスト組みですが、店主自らせいせいとしているわけでは決してありません。

 むしろ、昨年からほざいていますが、固定は大切です。まあ、近い内に驚きの企画で、固定を出しますので、こうご期待です。固定ギア・・・非常に大切な車体なんです。

 とはいえ、かつてピストブームといわれたものが、とうに過ぎ去って、多少の層は残っているようですね。都心に行くと、そういう方々はいらっしゃいます。

 あれはまあ、一つの自転車の典型と成りつつありまして、それはそれなりに良いのではないか?と思います。

 今回の持ち込みは、なんと車検証明がついたままのモノ。

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 紛れもなく、競輪のプロが使っていた、正真正銘のピストフレームであります。今までも何度かありましたが、こういう形での持ち込みは久しくなかったですね。

 競輪上がりの元選手がやっているショップより購入されてきたようです。

 なぜそこで組み付けなかったか?

 選手じゃないんでしょう?十五万くらいかかりますよ。おしゃれに組んでくれるなら、都心のお店へ・・・。

 と、つっけんどんに・・・。

 とはいえ、都心のストリート系のお店に行くのも・・・ちょっと気後れします・・・ということで、色々探した中で、当店がヒットしたということらしいです。

 有り難いねえ・・・。

 ある意味、当店の位置というのはコレだったかも知れません。伝統的なバリバリ選手向けの店か、モロおしゃれのカラフル系の店か・・・とどっちでもない、というピスト難民の方がよくご来店になっていたような気がします。

 今回もまさにそう、それでイメージはクラシカルにということでした。

 ホイールです、WOでロープロファイルのものといえば、これでしょう。

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 前後ともラージハブで手組みしてみました。

 それから、たまたまあったものとしてシングルピポットのブレーキが・・・、付けてみました。

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 台座に前ブレーキが付いています。

 そして後ろにももちろん・・・。
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 確かにシングルピポットというだけで、クラシカルに見えてきますね。

 こういう仕事を依頼されることで、レーサーとおしゃれピストの間という・・・、忘れていた当店の位置のようなものが、再確認されてきました。

 そうそう、今のような自転車店の走りの時代の主な仕事は、コレだったんですねえ・・・うん。

 そういう意味で、今後とも、この位置はキープしていくつもりですよ。もちろん多少の色物にも対応しますが、センスよくいきたいですもん。

 ただ、今後店としての主力は、このレーサーとおしゃれピストの間といっても、むしろレーサーに近いかな?形もそうですが、用途がまさにそれ!というタイプも練習機を作っていこうとしていますので、そちらの方も楽しみにしていって欲しいです。

 さて何が出るんでしょう?

 ヒントをいいます、・・・・一輪車!

 余計分からない?まあ、お楽しみに!

ツイッターでレーサーとおしゃれの間、といっても、あまりに唐突か?

これが あれじゃ!



 サイクルモードが終わって、11モデルの全貌も明らかになったのではないでしょうか?

 今年は、子狸の移動や、餌付けなど、雑務が重なったこともあって、店主はいってはいませんが、行かれた方は、さぞ満足されたのではないでしょうか?どうかな?

 そこでも、一際異彩を放っていたのではないかな?と思われる、FUJIのバラクーダ!コヤツは来年のレースシーンに一つの旋風を巻き起こすのではないか?と今から勝手に注目しています。

 アルミながら、最高級モデルのSSTを彷彿とさせる、パイプ形状。
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 これが来年も、プロツアーを走るFUJI最高級SSTであります、来年はサストレ、メンショフらを乗せて滑走するそうですよ。※乗り換え工賃無料で22万!540、520があります!

 このシートステーの形状が・・・
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 このアルミのバラクーダに酷似しています。凝ってますなあ・・・。
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 ネ!似てますでしょ?

 またトップチューブも凝っています。
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 という、店主の下手な写真でのみの紹介でしたが、どうも詳細が出てきたようですね。

 バラクーダの全体像は、これじゃ!
 
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 で、細かいスペックはこちらを参考にしてください。

 まあ、このまま即レースにということも悪くはありませんが、できれば、105ハブでのDT手組みホイールを付けて(宣伝!)、ブレーキも105のキャリパーにかえると、即戦闘モードに変身で、登録レースにだって、装備上、全く恥ずかしくなく出て行ける車体といえるでしょうな。

 このアルミにはシリコンマグネシウムが混ぜてあるそうで、そのためかアルミ特有の陶器のような硬さがありません、もう少ししなやかさがありますが、それが剛性を低下させているのとはまた違ったしまりのようなものがあるように思えます。

 数年前から出ている、トラックフレームのトラックプロですが、この血を受け継いでいるようです。トラックコンプは、モロアルミ的な妥協を許さない硬さと直進性があって、まさに短距離トラック向きという感じでしたが、トラックプロは、むしろこれをロードで乗ってみたい、と思わせる何かがありました。

 まあ、これが、従来のアルミとは別次元でのしなやかさとしまりのバランスというようなもので、これが今回、ロードレーサーである、バラクーダに結実したという事だと思います。

 相当イイと思いますよ。詳細のページなどを見て、よーくご検討ください。重量も8.2キロ・・・。

 当店は先行予約で、九台ほど抑えてはありますが、今の時点で、三台の予約が入っています。ある意味値段も手頃なので、電大千葉校舎のサイクリング部、競技班の選手の卵達にも、おすすめですね。

 ちょっといじれば即レース仕様!

 なんか来年はこのバラクーダを巡る、アルミフレームの小嵐が起こりそうですね。

 鉄、アルミ、カーボンと、色々な素材で色々なフレームが生み出されては消えたり残ったり、そこから発展したりと、めまぐるしいですが、このバラクーダ、およびバラクーダ的なものは、今後アルミの中に残っていく何かを持っているような気がしますね。これは相当いい加減な予感なんですが・・・。製作者の思想がしみこんでいるんですねえ・・・、コイツには・・・。
 
 というか、そういう予感を持って迎えられるプロダクトって、一体いくつありましたか?サイクルモードに行かれた方、製作者の思い、熱いものを感じられるものが、一体いくつあったでしょうか?何か出会いましたか?

 そういうものが、単なる物欲ではない、自転車欲というか?良い物に対する感心、その開発努力に対する惜しみない賛賞・敬意というようなものへとつながっていくんだと思いますよ。

 製作者と使用者のものを介した出会い、というようなものでしょうか?そういうのがもの作りの醍醐味なんでしょうな。

 実際、そういうものとの出会いが一体どのくらいあったんだろう?と自分が行ってない、サイクルモードのことを、店主は思うのであります。

 畢竟、サイクルモードが面白かったか、それとも否か、というところのポイントはそこなんじゃないでしょうかね?

 単なる商業主義なんていうものは、面白くも、おかしくも、粋でもなんでもない、たんなるものと物欲の邂逅なんですからね。

 この辺基軸に、これからの行く路なんかも検討していかないとなあ・・・。

 といいつつ、バラクーダの予約受け付けています・・・ヨ。

マイナーチェンジも大あり!

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 もともとは、クロスバイクだった自転車を、先日当店にてドロップ化の改造のご依頼をいただきました。

 で、今回はマイナーチェンジといいますか、ブレーキをVブレーキからカンチブレーキにかえて欲しいというご依頼です。

 どうも、Vブレーキのカツン!と効くモロ制動感覚がおいやだといいます。

 店主も同感・・・、効くこと自体は悪くはありませんが、かつて借りたマウンテンバイクをロードのブレーキの感覚でかけて、あわやジャックナイフ寸前だったこともあって、それ以来、無骨に効く、Vブレーキハあまり好きではありません。

 といって、かつてのツーリング車についていた、殺人ブレーキ一歩手前の、あの雨の峠の下りでフルブレーキをしながらも下れるカンチブレーキは、ちょっとゴメンというわけで・・・、Vブレーキからカンチに替える意味については、ちょっと考えざるをえないはずなんですが・・・。

 ただ、最近のカンチブレーキは効く!ということも裏耳より知っていましたものですから、モノさえあればお引き受けするということで、そのモノが見つかった、というわけでした。

 では、それ以外の第三の選択はないのか?といえば、あるにはあります。

 台座を取ってしまえば、キャリパーブレーキを付けることはできます!
 
 ただし台座を取ったあとが金属むき出しになりますので、防錆をする・・・というより、そのまま再塗装した方が良いかもしれませんね、そうなると単なるマイナーチェンジでは済まなくなりますので・・・、なかなかむずかしいかもしれません。たかがブレーキを交換するのに、全塗装やりかえる・・・か?

 板金屋的に、フレームと同じ色を調色して・・・というやり方は・・・まあやめた方が良いですね。

 そういわけで、折角台座もありますので、最新版のカンチを付けてみます。
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 ワイヤーの開きが広がってより強く引ける構造になっています。

 実際に使ってみると、ある意味キャリパーブレーキとあまり遜色はない・・・というほどではありませんが、かつてのものから比べれば、月とすっぽんですねー、技術の進歩はイイです、こういう場合は。

 そんなわけでフレームの色とも合って、こういうマイナー改造も大いにありということで、こんな仕上がりです!

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 パナソニックのクロスバイクが、ドロップ化そしてカンチブレーキ化されたというわけです。

ある意味、シクロクロス車って訳かな?

 そう、シクロクロスといえば、ロード選手の冬用トレーニング・・・なーんていったら失礼か?、それ専門の選手もいるくらいですから、れっきとした独立した競技なんですが・・・、いかんせんマイナーな競技だけに、シクロクロス車として売っているものを探すのがむずかしい。

 確かレギュレーションは、700C、ドロップ、カンチブレーキ、ということなので、安価で一台考えるならば、700Cクロスバイクのドロップ化とカンチ化して、シクロクロス車とする、というのが一番手っ取り早くて良いかもしれませんね・・・。

 これからがシクロクロスの季節ですので、ロードの冬のトレーニングとして参戦してみたいと思われる方は、ご相談に乗りますよ!

 と、まあ、こんなワンポイント的な改造なんかも気軽にやっていますので、よろしければ、ご依頼くださいませ!

ホイール修正か組み替えか?



 自転車に乗っていると、車輪が真円を保っていないことに気づくことがあります。多くは、ブレーキシューにこすって音がしている、というときに気づきます。

 ブレーキシューにこするということは、車輪の一部がセンターからズレていることを意味します。これを横振れといいます。

 もう一つ、波が来たように、車体が縦に持ち上がる周期を感じるとき、車輪が楕円をしていることが考えられますが、これを縦振れといいます。

 それとあともう一つ。ブレーキシューにあたるような横振れもなく、持ち上がるような縦振れもない、でも車輪自体が、自転車の真ん中にない場合、これはセンターが出ていない、といいます。

 ホイールを手組みするというのは、この縦振れと横振れとセンター出しという三点を常に点検しながら、真円を出して、テンションをかけていくということを意味しています。

 さて、組上がったホイールですが、乗っていて、気づいたら振れていたという場合、それは修正で直るのか、組み直さなければならないのか?という判断をどのようにしていくか?ということについてです。

 一度も落車なく、段差への乗り上げや、外からのなんらかの力によって変形したものでない場合は、ほとんどが修正で直るといっていいでしょう。

 もちろん、リムやスポークの劣化の問題なども関わってきますので、一概には言い切れませんが、通常の乗車でホイールの内側の力のバランスが崩れたことによって、出てきた振れについては、ほとんど直ると判断できます。

 それに対して、落車した、なにかにぶつけた、またはぶつけられた、ふんづけた、という外からの力によって振れた場合には、スポークのテンションで修正することは、ほとんどできない、といってもイイでしょう。

 一見振れがとれたとしても、ゆくゆくは出てしまいます。
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 曲がってしまったリムを、スポークの力で一時真円にできたとしても、アンバランスとなったテンションのホイールで、またライダーと車体の重さを乗せて走るのですから、弱いところが振れると強いところが逆振れを起こして、ベコベコの状態になってきてしまいます。

 つまり長くはもたない、ということです。

 そうなると、使えるところ、この場合はハブですが、そこだけを残して組み直すことしか選択肢はなくなります。
 
 ただ、大きな落車や車にぶつけられた、というような場合はすぐに気づきますが、日常的に段差などで体重を逃すことなくぶつかる癖が付いていた場合などは、振れが外からの力なのか?内側からのものなのか?ライダーさんに聞いてもむずかしいかも知れません。

 こういう場合はリムの観察です。多くは、振れの程度で、内のものか?外のものかは大体推測が尽きますが、それを確認するという意味でも、観察は大切でしょう。

 今回も、たぶん過去の段差のいくつか、つまり外からの力によって、曲がったと判断できると思いますね。

 そんなわけで、組み替えです!650Cですから、リムもあまり選べませんし、調べてみると、なんと36h!
 
 取り出したハブが使えないじゃん!

 トウキョウバイクさんは、企画上、何千台か打ち出して、その数でその他のパーツを特注させたのかな?そうだとしたら、スゴイ企画力です。

 トウキョウバイクはトウキョウバイク内で自足できるから、こういう650Cの36Hなんていう、ものができてしまうんでしょう。

 ただ、その自足が破れたとき、ちょっと不便かも知れないなあ・・・。トウキョウバイクスタンドのようなものがあって、そうした特殊なパーツ類の入手ができるのであれば、いいんですが・・・。まさか乗り捨て・・・なーんてことはないでしょう・・・。

 というわけで、このバイクも、後輪組み直して、再出発です!当たり前です、後輪がお釈迦になったぐらいで車体全体を捨てるなんてバカなことはあり得ませんよ!ネエ、絶対に!

 手組みホイールはイイよ!!!

 宣伝するよ、あのDTの名リムと、新生105のハブで手組みした、ホイールが34000円で、できちゃう!

 これは学生ならもう決戦用のワッパ、としてもいい!
 登録選手の練習用のワッパとしても、つかえるよ!
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 タイヤも選べば、トラックにも・・・大丈夫でしょう!

 結構今、当店で静かに人気な奴らです!

 イイ完組みはイイですが、手組みもイイよ!本当に!

 絶対・・・。

自転車愛・・・?時代の先は修繕力!

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 しまった・・・、またやってしまった。メンテ前を撮り忘れた・・・。持ち込まれた当初、それはもう、走るのか?という程度のものでした。

 それを彼女のために、メンテしてやろうというお客さん。新車を買う、というより、メンテしてあげる・・・。

 彼女がこの自転車に愛着があるから・・・。彼女の自転車愛が、彼をして当店にこの自転車を持ち込ませたのでしょうね。いいよ、汚いから、こんなの捨てて、新しいの買ってやるから・・・ではなく、うん、なら、直してあげよう・・・。

 これは、ちょっとというか、だいぶいい話なのではないか?と思いますわ。本当の意味での成熟社会の、所作のひとつ、粋ですね。

 買うより創れ!人生のスローガンにしたいです。養うべきは、買う力よりも、創る力!

 よく創られたものには、仕様設計だけでなく、存在そのものになにか思想が思いが託されている、それが分かるようになれれば、人生の中間地としてけっして悪くはない位置ではないかな?と思います。

 この数日、故あって、表参道、恵比寿、広尾など普段は全くよりつかない、町を走っていました。ウィンドウの中には、確かに創られたものがあります。
 
 ものによっては、大変よく考えられ工夫されたものだってあります。イヤー、チャラついたファッションだけだろう!なんていう斜に構えた見方だけでは語れないものなどがありまして、反省反省です。

 でも、こうしたものどもでも、物欲とその周辺の諸欲の点からだけ見られたら、なんかちょっとかわいそうな気がするなあ。もちろん、その大半のディスプレイは、諸欲によく反射するように仕組まれているように見えます、町全体といい、店のたたずまいといい・・・。

 買い手からのみものを見るのではなく、創り手としてものを見てみると、また違った様相が見えてくる、そういう可能性って実は非常に大切だと思うんだけどなあ・・・。

 でもまあ、大半は諸欲の刺激ということなんでしょう。そうなると、なんか、もういいや・・・という感じ。バブル全盛のころ、清貧・・・、正確には汚貧だった店主は、例えばその象徴のようなスイートテンダイヤモンド(結婚十周年に十粒のダイヤモンドがついた指輪を贈る・・・)・・・なんてものには、完全且つ完璧に噴飯していたドッチラケ階級におったわけですが、今成熟化しつつある日本で、あの下卑たセンスに正面から拍手喝采するお方は一体どのくらいおられるのかな?などと思います。

 そういう意味で、今急速に経済成長しつつある隣国の人民の金に飽かした態度を嘲笑するにはまだ早いんじゃないかしら?

 ちょっと前まで私らもスイートテンダイヤモンドはめて、世界初の解禁日とやらに、薄くて軽くてうまくもなんともない外国の三級果実酒に、はばかることなく大枚はたいていたいたんですから・・・。

 どうも・・・、センスよく銭を使うようになるというのは、難しいようです。大抵は持ち付けない銭を持つと、下品になります。コレ、ちょっと店主の勝手な結論なんです。

 お人柄を見るときにも、銭と権力を持ったときそのお方がどうお変わりになるのか?なんていうのが店主の基準になっていたりして。

 話をググッと戻しまして、購買力全盛の高度成長やそのおハシャギ版のバブル期はとうに終わって、上昇ではなく下降というイキの長い下り坂に入り始めると、人はどんどん成熟化していくのではないか、などと思います。

 そうなると、現代もかつてとはまた別の価値観を持って生きていく方々が出現してくるのを刺激しつつも待つようになる。

 購買力よりも創造力!そして、それに付け加えて、購買力よりも修繕力!という標語なんかを作っていきたいと思うのであります。

 前置きだいぶ長くなりましたが、まさに今回のお客さんはそれを地でいかれるお方。まだ若いです!でも新車を買うよりも、彼女のために修繕してやろう、自分でできるところまでやって、あとはプロの修繕費を払って仕上げるというあり方・・・。

 イイです!そのセンス!相当時代の先端を行っています!イヤ、時代のプロトンよりも、先にひとりで逃げを打つような、壮観さがあります!

 現代のオーヘンリーがいたら、第二の「賢者の贈り物」のモチーフにしてもイイかも!

 そういう気持ちをじんわり引き受ける、当狸サイクルのメンバー。
 磨きに、メンテにフッと灯がともります。みんな自転車愛のあるメンバー。

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 やる前を撮っておけばよかった・・・。
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 プレゼントでもあるので、パーツによっては新品交換も、ここではブレーキレバーを交換しました。
 
 そして、走りの要となる、ホイールです。
 これはハブだけ残して、組み直しです。

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 24インチのHE、リムの種類は、本当に少ない、あるところを探すのも大変なのです、当然タイヤの種類も少ないです。でも、生きたホイールの完成です。

 一言組み直しといっても、通常のスポークでは短すぎるのを、ちょん切って、ねじ山を立てる、という地道な作業を72回以上繰り返します。自転車愛がないとできませんよ。

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 後輪も組み直して、スッキリ!金のチェーンを付けて、風呂上がりのようです!

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 制動の要ブレーキです、超ロングアーチ、ようやく当てはまり安心。しっかり止まります。

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 リアのVブレーキも新品で、キンキン止まります。ペダルがBMXなので、通常の径があわないというのは知りませんでした、ですから、もとのままです。

 ということで、新生BMXのできあがりです。また街道を快走していくでしょう!

 しかし、このお仕事をいただいてから、スローガンが増えました。

 繰り返しますが、買うより修繕!

 この修繕をプレゼントするということ・・・、これは進んでいます!時代の最先端のその先を行っています。

 当店、自負するところ、時代のある側面の結構前の方を模索しているつもりで仕事をやっています!こう見ても仕掛けているんですよ、ちょっとは!

 あまり時代の前にいるため、一般受けはお世辞にもしていません。といって、車を後方に引かなければならないほどではないというのが現状です。

 今の自転車ブームといわれている中には、少なからず、一等地で一等のものを金に飽かせて購入、という輩だけではない、人たちも潜在的に多く逃げを決めようとしているはずなんです。そういうところにどうやったら届くか?これから勝負です。

 そういう勝負の際に、また力強いスローガンをいただきましたよ!

 もう一度繰り返しましょうかね?

 購買力より創造力!
 購買力より修繕力!

 創造して、それを修繕する男の方が、借り物外車にバラの花束、イタ飯、赤プリ男よりずっとかっこイイ!(ある年代には苦笑もん・・・)

 数十年後には「クリスマスに彼女の大切な何かを修繕して・・・」なんていうコピーが何らかのビジネスを牽引していたりして・・・。

 踏むべきコースを後方集団との距離を考えながら、先頭を引っ張りレースを創っていく!徐々にスピードを上げながら・・・ネ!
 

ごめんなさい! 色々ありまして、芋煮なんですが・・・

 医療、保育関連の方々から、いろんなアドバイスといただいた話を総合させていただきました結果、この5日、予定していました、芋煮の会ですが、中止させていただくことに、いたしました。

 まことに直前にて、大変申し訳ありません、ごめんなさい。

 多くの方々のご参加を願っておりましたが、そうなりますと免疫力のまだまだ弱い子狸がおりまして、そこへの風邪などの感染などの確率も高まって参ります。まだその子狸になれない親狸の力量なども十分に考える必要もあり、そうした様々条件を考えますと、もう少し時間が経って、親子両狸ともに、慣れが生じたころが望ましいのではないか?ということにいたしました。

 再開のメドはもう少々先になるということで、ハッキリした日程は申し上げられませんが、必ず行いますので、その際には、再度本ブログにおきまして、お知らせをさせていただきます!

 急に気温も低くなって参りました、皆様方もお風邪などをめされませぬよう、しっかりご自愛ください!

 では、また近い内に!

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ゴホン!

フレーム循環 使い変わり 乗り変わり

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 最初は親戚のおじさまからもらったブリジストンレイダックから始まった、岡田君の自転車生活。それをタイゾウ君が使っていた、ブルーのジャイアントに乗って、二年ぐらいかな?

 そのレイダックは、身長にあった確か同級生に渡っていったっけ?

 で、今度は岡田君の背が伸びたのをキッカケに、小山さんのご縁で預かった鉄ビアンキにのりかえすることになりまして・・・、そうなるとタイゾウ君から回ってきたジャイアントはどうなるの?となるわけです・・・。

 そのジャイアントフレームに、回ってきたパーツ類、手持ちのパーツ類を付けて、足りないパーツは当店で付けて、親友のフルフ君に受け継いでもらうことになりました。

 まあ、ある意味では授与式みたいなもんです・・・。といってもこのジャイアントは、当店の貸し出しものですが。

 借りたジャイアントに、自前の新生105を乗せて走っていた岡田君、先々月のレースでより愛着が出たところなんですが、腕が長いのか、どうしてもトップが短くなり、これまた丁度のフルフ君がトライアスロンをやってみたいということで、手打ちがありましてね・・・。

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 と、いうわけで、フルフ君が恭しく、これからの管理を任される、ということになったわけです。

 まだ、高校一年生、銭はなくとも、頭とご縁をうまく使うと、こういう事も起きるんだね。

 もちろん、その裏で、おじさん達がせわしくも手足と気持ちを大いに動かしてはいるんだがね・・・。

 まあいい、そんなことは。あとはしっかり走って、成長の軌跡を見せて欲しい、例え何になり、何かになれなくても。

 お陰様で、最近パーツ貯金の方でお使いください、と使わなくなったパーツを置いていってくださる方々も、随分といらっしゃいます。

 そんな表裏のいろんなハタラキが、彼らのような将来ある子達を支えていくんですね、そういう一助にもこれからどんどん出ていかないと!

 見てください!希望に燃える彼らの目の輝きを!
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 あまり気合いは入っていませんが・・・、なんとも楽しみですなあ・・・。

イベントあれこれ



 秋の自転車一大イベントといえば、サイクルモードですね。この金曜日、土日と、幕張メッセで行われます。

 もっと別のやり方もありか?とも思うのですが、まあ、大手がはいると、ああなんでしょう。

 仕事柄、店主は毎年行ってますが、今年は微妙です。

 スケジュール上・・・コレ!という日が見あたらないんですね。

 調整が必要なようです。

 で、招待券が数枚ありますので、欲しい方には差し上げます。先着順です!


 あと、先週土曜日、台風で流れましたが、芋煮の会、この土曜日、6日、昼過ぎから、やろうかな?と思っています。参加費、お一人様500円で、お鉢何杯でも食べてください。持ち込みは大歓迎です、何せ、当店の新展開は「持ち込み天国」なんですから。

 昼過ぎから、タネが尽きるまでやります、何のタネ?鍋の?、話の?

 お待ちしています!

 お手伝いしていただける方は、午前中10時頃かな?おいでください。

 色々と、お待ちしています!!!

パーツ貯金 すでにゾクゾク!

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 先日、装備スポーツの敷居を低くするために、余っているパーツ、使わなくなったパーツがありましたら、将来のアラシロ君達のために、当店へお預けください!パーツ貯金いたします!

 と、申し上げましたが、そく、応じてくださる方々をいました!

 有り難い限りです。

 ボスフリーのチューブラーリム!

 ボスフリーですから、初期型のロードにも成りますし、固定コグも付けられます。ロードもピストもリバーシブル!というなんとも、入門者にはイイ、スペックとして利用できます。

 そして、
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 ビンディングペダル!本格入門の子達に、ペダルの猶予はありません!最初からビンディング!トークリップなどという猶予はいりません!

 イヤー、実に有り難い限りです!

 いただきましたのは、ご近所のN路さん、当店のよき理解者です、本当に、本当に有り難いです!

 そして、重い鉄フォークの金属フレーム!

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 入門はこれで!決まり!

 ご縁に揉まれながら、思いの外まで運ばれる。

 これを称して、運というらしいですよ。

 ご縁の運びが良い当店、この縁に触れられる若者は、今どこにいるんだろう?

 将来のレーサー達へ!

余っているパーツありませんか?とツイッター!

おもろ



コヤツが宿っていると聞いたとき、私は部屋の片隅で、一人泣いた。

その涙は、子を授かったという奇跡のような僥倖と、そしてこの子といずれは別れねばならない深い悲しみ、を背負うという、一対の思いからでもあったはずであった・・・。

ただ、それは同時に、すさまじい勢いで拡散していった。

それは、すでにその僥倖に預かっているきみ・・・、そしてその僥倖が転じ、先んじて最愛の子に死なれたきみ、その深い悲しみへの、その思いにまで、じょじょにじょじょにと広がっていった、気がしたのだ。

ただ、その本当の深さにまで私は決して届かない・・・、そういうものへの予感のみ。

まだ今の私には何も分からないまでも、そこにあるかもしえぬ、本当の意味の深淵のそのまたその意味について、予感するということ。

そう、仮に、もしそうであったとしても、そこに、その領域に、少しでも近づける、とすれば、今ようやっと、そのための条件のようなものが、奇跡的に、突然に、この私の前に、訪れて来た、ということだけかもしれなかった・・・。

それが私の流した涙の、正体だったのかも知れない。

ただその後、この涙の性質を知る。

この涙は流れながらも実に乾きやすいもののようだった。

この重油のような重いはずの涙が流れた数時間後、くだらないことでケンカしたり、あたふたしたりで、それがすぐに乾ききっていた。

その意義も、深いはずだった意味も、乾ききりながら・・・。日常のつまらなくも重要な流れの中で、苦笑したり、妥協したりで、理念などはどこ吹く風。

そしてまた、時に深い涙を思い出し、反省。

ただ、そのまた反省すら、追いつかないほどの、日常という名の体たらく。涙など、すぐに乾いてしまう、それだった。



これからコヤツはどう生きていくか?

当然日々の、雑務で涙など出る暇もなく、大半はかわききったまま、押されて、流されていくのに違いはない。
次の子も、そしてまたその次の子も・・・。


でもな。その最初にきいた、最初に知ったその授かりのその瞬間、ゆっくりも怒濤のようにじんわりとわき上がった、あの涙にひとしずくについて、私は絶対に忘れはしないだろう。たぶん。

そう、たぶん、私は忘れまい。

これから日常というものが、どのような濁流とともに流れてこようとも、その軸だけは、私は覚えていこうと思う。絶対に忘れずに。

だから、おまえ、またはおまえたちは、この文章を言質として押さえておいてよい。

何か疑問に思ったとき、ここに立ち返って、「あれ父ちゃん?あの文章はウソだったのかい?」と、問うてみなさい。

それに対して、私が、何とか、答えよとしたら、そいつはまだ、お前、またはお前達の父である。

もしそうでなかったら、早々に見限り、別のものを師とせよ。

そして最後に、私の宣言だ。お前、またはお前達を授かったこの僥倖に、私は心底世界に深謝する。

 そして、ともに、最愛の子らを先んじて失った、深い悲しみにある、世界中のすべての親に対して、あらためて、合掌・・・万感の思いを込めて。

 正の誕生に祈念して

ツブやついったー、叫ぶツイッター、出産は絶叫であった。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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