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アキラが来た! |
今年の当店の目標というか、試みの一つにご紹介したあのアキラ・サンライズ君が、今当店に居候しています。![]() まあ、空気のような子なので、ぜんぜん邪魔にならないね。 食事も四人分作るのも五人分作るのも同じだから、本当人間一人ぐらいなんてことはないね。 寝て一畳の空間さえあれば、当店、いつでも居候君を受け入れるよ。ただし、基本ほったらかしだけど・・・。 その奇人パフォーマーのアキラ君なのだが、あの自転車アニメの名作、ヴェルヴィルランデブーに痛く感動したらしい。 店主も、自転車の廃材がぶつかるごとに、楽器としての可能性を感じていたので、実に面白い人物と知り合ったと、満足しております。 溶接機の導入で、その辺のパフォーマンスは一気に上がるでしょう。 彼と、当店と、あと映像の力を借りて、なんか面白いことができたらなー、なんて考えています。 と、考える店主に対して、手の動くアキラ君。早速試作以前の廃材を持ってきて、当狸サイクルの裏庭で、ホッコリ演奏を始めていたのだった。 その完成度は、試作以前という段階で、相当高いものになっています。 ご興味のある方は、是非こちらをご覧あれ! イヤー、才能とひっつく力があると、いろんなことができちゃうね、という見本のようなお遊戯です! 今年の当店も、ユルユルと、シャキッと、時に遊びながら行きたいものです! ![]() 置きみやげ! |
実用車の実用使用あれこれ |
![]() つい、ワワワ・・・と思ってしまう状態の自転車。ご近所さんでお世話になる中で少なからずあるタイプの自転車です。 通常なら、前輪後輪入れ替えで、アチコチいじると、残るはフレームのみ・・・ということになる、そうなるとパーツ代と工賃入れると、言いたくはありませんが、買ったほうが・・・、となります。 店としてはできるだけそういう立場は取りたくはないという、主義と経済効率の狭間に立たされることになります。 でも、今回はそういうことには成りませんでした。 実用車の実用には色々あるということです。 とりあえず、どうしようもなくなっている前ブレーキの交換。 ![]() よく働いたね・・・、雨の中でも。 それからスタンドも新しいものに交換しました。 ![]() あとワイヤー類を取り替えて、ブレーキの引きも調整して、できあがり!です。 引きも楽になって、注油も各所をなめらかに動かしてくれます。もちろん空気も充填してね。 これだけでも、自転車は生き返ります。店主は「ストレス」という言葉は使わないようにしていますが、世間に蔓延しているそうしたものも、ちょっとしたことで解消されるのではないか?と思われます。 その代表が、実用車。注油して、空気圧をあげて、各所を調整するだけで、驚くほどよくなります。特にお母さん達の自転車が顕著ですな・・・。 そして、もう一つ。包丁です。伺って使わしてもらう包丁の九割が切れません!包丁は,置くだけでザクっと刃が立たなければならないのですが、立ちません。ですから、すべて押し切りです。リズムがつかめないのでその内手を切ります。切れる包丁が手を切る原因ではありません。むしろ切れない包丁によるリズムの崩れが手を切る原因なのではないかな? 自転車の調整と包丁研ぎ、この二つを徹底しただけでも、相当生活が快適になるんじゃないかしら? ![]() 研ぎ屋さんもやろうかなあ・・・。 で、この自転車ですが、実用上の使用は、荷物運びです。荷物を積んで、引いて歩く。よほど人がいないところでのみ乗る、ということらしいです。 そういえば、自転車の車体も色々使えるということを一昨年教わりました。路面の悪いところを古新聞を運ぶには、子供自転車の改造版がいい、ということを。 この自転車も、ほとんど高齢者の荷物運びとして、役に立っているんです。 自転車は走るだけではない・・・、深いテーマですな・・・。 そう思うと「ワワワ」の自転車も輝いて見えてきます! ![]() 働ける範囲で、君も仕えなされ。またいつでも診るよ! |
ハンドル交換のはずが・・・ |
![]() まあ、ビンテージバイクでしょうね。元々は、ドロップでしたが、ハンドル交換をしました。 ![]() これは、ひっくり返せば、セミドロップになるなあ、など最近交換したセミドロップへの後味を楽しんでいる次第です。 町乗りではこれもありでしょうね。 と、ハンドル交換だけではありません。全体がもう相当のご老体の車体ですから、もうアチコチにがたが出ているのは仕方のないことです。むしろ、ハンドル交換より生き返りメンテのほうが時間がかかります。 各所グリスアップは必定です。 ![]() 振れ取りも、もうこのくらい古くなると、完璧な形ではできません。大体のところで納めます。といっても振れはなくなりますが・・・。 そして・・・ ![]() フレームの各所も弱っていますね。ロードエンドもユルユルで、曲がっていますし、ディレーラー台座も明後日の方に向いています。 これらを修正して、目視でホイールのセンターを出して、変則のチェックを何度となく繰り返します。 簡単に書いていますが、結構面白いんですよー。 相当量の注油、ワイヤー交換と、チェーン交換もしないとまともに使える状態にはなりません。 でも、各所の精度がそこそこ出ると、ちゃんと走れてしまうのも自転車で、普段乗りなら、日々のメンテ、定期的なプロによるメンテを挟んでいけば、まだまだ走れるでしょう。 こういう事も大事な仕事の一つかと思っています。 ノリで古そうな自転車を買ってしまった・・・が、見た目は良いんだが、なんかアチコチ傷んでいるなあ、というようなビンテージ系自転車。 そういえば、物置にじいちゃんが乗っていた自転車があったなあ・・・、あれ乗れるのかな?というもの。 ちょっと時代物でも、グリス系のアップやパーツ交換、現行品とのコラボなどをしていけば、動くことが多いんです。是非是非、眠っている自転車を起こして、街道に戻してやりましょう! やっぱり、自転車は、走っている姿が美しいんです! 今まで当店で扱ってきた、ビンテージバイク系のイジリ方の例がこちらの方に出ていますので、ご覧になってください! とりあえず、ナンデモ、まずは持ってきてください! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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