メールフォーム
一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2012年02月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

春を呼ぶ雪 2月の終わり



 天気予報は偉大でした。予報通り東京は大雪です。情報としては知っていましたが、その気配は感じませんでした。

 ただ早朝耳を澄ますと、通りの方からザクザクという音、降っていました。

 東京都心は二三センチの積雪でしょうか?

120229 (2)

 ポキさんはラジアルタイヤに履き替えて、快適に来たようです。さすが雪国男です。一見南方系の顔をしているポキさんですが、出身は田麦山の裏、小千谷市です。豪雪地帯ですね。

 気温が下がって凍結するとヤッカイなので、柔らかいうちに、かけるだけかいておこう、とポキさん、三助君と三人で、ざっくり雪かきです。

 120229 (3)

 当店の回りは一周110メートルバンクになっているので、そこでよくお客さんに試乗していただくんですが、前回の雪の時、凍結した道路で約一週間くらい試乗ができなかったんですね。途中で先のとがったスコップなどで割ったりかいたりしたんですが、結構大変でした。

 そうならないために、歩行者と自転車のために四十センチ幅ぐらいでバンク一周雪かきです。

120229 (4)

 ご高齢の方が、ホームなどに移住したりすると、その家の前の雪はかかれることはありません。それが凍結して、しかも日陰の道となると、暫くアイスバーン状態になってしまいますね。

 そうなる前の処置です。

 一番若い、三助君ですが、非常にお疲れのようでした。

 これで分かったか?自転車によって「鍛えられた」持久力なんていうのは、労働を本義に考えたら、使い物にならないんだヨー。

 店主もそういえば、師匠達のいる新潟で思い知らされましたわ。

 先日も新潟の師匠から連絡があって、「そうねえ、雪か?三メートルぐらいあるヨー」って・・・。東京は二三センチ・・・。

 自宅の雪を下ろしてから、「小出の町の雪下ろし手伝ってきた、下の雪は硬いから、チェーンソーが役立つんだ!」と一杯飲んで上機嫌の庄平先生でした。

 自転車をガシガシ乗っていた店主であったが、七十の師匠との雪下ろしはきつかったよ・・・。

 自分たちでできるだけ自立して生きていくための本当に基本となる体力ってなんだろう?

 そういう基礎力の強さっていうのは、そうやって生きている人類、どこの地域も同量にパワフルにあるんじゃないか?もちろん、人種や体格やいわんやオリンピックなどによって顕在化されることのない地味ながら力強い体力なんだと思いますが。

 226事件の時、店主の祖母は雪の中を銃剣下げて走り去る青年将校達を青梅街道で目撃しています。2月の終わりに東京に降る雪は、春を呼ぶ雪でしょう。

 今日で、2月も終わります。

 明日から、3月・・・、いろんな思いの詰まった月になりそうです。鎮魂、防災、脱原発・・・。2011年を引きづりながらの3月です・・・。


 そう、春のいい話が一つ、春というかもう初夏かな?5月の下旬に、杉並でタンデムを使ったイベントを企画しています。そうそうもう一つ、5月の中旬にも、田麦山でタンデムイベントがあります。今は両方雪ですが、アッという間に来るでしょう。

 春よ来い!

 


スポンサーサイト

定着しつつある固定化か?



 改造前の状態の自転車を撮り忘れました・・・、またやってしまった。

 ハンドル形状などは同じで、後7段のカゴなし小径車でした。

 今回のご依頼のメインは、何と固定化です・・・。

120228 (2)

 そんなこと、驚かなくても、いつもやっているだろう・・・と思われるでしょう。

 珍しいのは、ご依頼されたお方・・・といいましょうか?非常に若い方ではない・・・、普通の方・・・といったらいいでしょうか?こういう方も、固定化をお望みになるのか?と思わず思ってしまう、そういう方です。

 自転車の固定化というものが、ここまで定着してきた・・・というのがちょっと感慨深いです。

 「エ?本当に固定化でいいんですか?」と思わず確認してしまいます。

 普段選手クラスの方には「まだ固定乗ってないの?」という店主がです・・・。

120228 (5)

 外したコンポ類。

 交換したクランク。これは雰囲気もピッタリです。

120228 (3)
 
 ちょっとデカイ印象があるかと思いますが、小径車ですからこれでもいいんです。

120228 (4)

 取り付けたカゴ・・・。露出が全く分かっていない店主のシャッター・・・。暗いときには手ぶれに気をつけよう・・・。

 乗ると、自転車のやる気のようなものを感じます。まだまだ走るじゃん!

 ピョコン!と元気になったような印象です。固定化。乗る方も心機一転でさぞかし楽しいでしょう。

 ささやかながら面白い改造です!

画竜点睛 並々ならぬハイセンス車・・・



 こんな自転車が向こうから走ってきたら、結構ドキッとしませんかねえ?

 フレームパーツ類がカーキ色の単色で、周辺に茶の自然素材のパーツで纏められている。

 結構ハイセンスな自転車ですよ、これは!

120227 (3)

 柳で編まれた籠。ニスを何重にもかけたようです。光沢といい色といい、いいよなあ・・・。

120227 (4)

 ご自分で革を張って、作り直したもの。いいですねえ。技ありです!

120227 (7)

 本革だと、いい艶が出ますねえ。

 あと、ライトなんかは旧型のシェルにLEDを忍ばせています。

120227 (6)

 塗装も自家塗装らしいですね。フレームとパーツを両方かけられています。

120227 (2)

 かなりのハイセンスと、小技類を駆使して組まれています。さすが・・・、こういうのを玄人はだしっていうんでしょうね。

 ある方が言ってました。一番怖いのは、素人だと・・・。こういう自転車をみるとなるほど、と思います。

 で、今回のご依頼は、まさに画竜点睛、最後のメカ的なシメ、要所のシメをやらせていただきました。

120227 (5)

 柳のカゴを乗せる台座の取り付けが中途半端で、タイヤに干渉してしまいます。手前を見れば分かりますが、フォークに穴を空けたくないので、タイラップ止めをしています。これでは固定力は弱いでしょう。

 こういう場合は子供自転車の台座止めをヒントに、金具を作って、止めていくことでしょうね。

120227 (9)

 よほど重いものを乗せない限り、これで問題はありません。手前のタイラップも外して、何なら必要のなくなった金具部分は切り取ってしまっても良いかもしれません。

 その他、ブレーキを中心に、調整等をいたしました。ブレーキは要中の要ですからね。前ブレーキがほとんど効かなかった状態でした。

 当たり前のことをやって、しっかり効くように調整する。

 コラボでしょう。ハイセンスを活かして自転車組みたいとしても、メカまで完璧にできるとは限らない。

 そういうときはこちらに任せてくださいよ!でいいんです!

120227 (10)

 革付きトゥークリップと、革風ストラップを付けました。

 120227 (8)

 見た目はほとんど変わっていませんが、機能上の点では、激変です!こういうところはこちらに任せて、あとは存分にハイセンスを発揮してください!

 この自転車と全く同じことはしませんが、色々と発想をいただいたこの一台、やはり、素人は怖い・・・、これは当たっていますね!!!

才人登場 井戸絵の完成

120226 (6)

 折角なんで、井戸の脇にでも、絵か何かが欲しいと思っていたんですが、そう思い続けていると才人が登場するものです。

 絵心あるヨー・・・。

120226 (2)

 ウーン、まだ店主自身、この領域の笑顔にはいってませんが、そうなるよう精進いたしますわ。

 テーマは井戸なので、「飲」ということにしました。

120226 (3)

 山でダート、真冬ながら汗をかいたので、冷茶を一杯!フーッと、派がキーンと冷えて心地よし。

120226 (4)

 これは実際のモデルが居るそうですよ。生まれて何度かめのサイクリングの休憩時、こういう世界もあるのねー、ちょっと満足げです。

 120226 (5)

 海千山千のツーリストかな?山でのパンク、こういうときには焦っちゃいけない、とばかり、しるこを飲みながら、慣れた手つきでパンク修理・・・。四十にもうすぐ手の届く、独身ツーリング野郎でしょうな。

 一枚の絵に過ぎないのに、その奥行きとしての物語や、いきさつのようなものが、浮かび上がってくる。ちょっとやそっとじゃ描けないね。

 今ギャラリー狸サイクルで展示中の絵師、岩井画伯をもって「この子は絵がすきなんだねえ」といわせしめた、絵心君です。

 120226.jpg

 名前を石井君。三十までに全大陸を制覇したいという夢を持つ青年です。今年の夏休みは、オーストラリア縦断を予定しています。

 スポンサー募集でしょう!

 この井戸絵は、いかにも真冬のものなので、あと三週間ほどの展示かな?その後は、春を意識した井戸絵に挑戦していただくことになりますな。

 とにかくなんでもできることを最大限に惜しむことなく、人に提供してご覧なさい、芸は身を助ける、旅先で救ってくれるのはこうした芸(ゲイじゃなくて・・・)だと思うぜ!

 この絵心にしびれた方、ご一報お待ちしています。

 同時に、今再開中のギャラリー狸サイクルの岩井画伯の絵、ピテカンの才人、福田君のチラシ制作なども、是非是非よろしくお願いします!

 イヤー、才人の集まる当店・・・、ますますの発展で、有り難うございます!

タルタルーガ 売ります!



 語源がタタールから来ているか、知りませんが、タルタルーガという自転車ご存じですか?

 非常に変わったタイプの自転車です。

 一見リカンベント・・・とも間違えられるかな?

 こんな自転車です。
120225.jpg

 リカンベントほどふんぞり返っては居ませんが、寄りかかって乗るタイプの自転車ですね。

 店主だったら・・・、折りたたみ型のハンドルをちゃんとリジットなステムにして、チョッパー型のハンドルでも付けたくなりますね。

 イージーライダー並みの、アメリカンバイクのようにしたいですね。どうせなら、バナナシートにして・・・などと想像をふくらませます。

 12022500.jpg

 このかわり自転車を手放すという方がいます。

 戸倉さんです。ご存じの方も多いかと思いますが、田麦山でマウンテンバイクのレース・ツーリングイベントを手がけています。

 その彼が故あって、九州に越します。周囲が山だらけのところなので、さすがにタルタルーガの出番がなくなるということらしいです。で、あるなら、お望みの方に乗っていただく方が良いということでしょう。

 ご本人からの弁です。


タルタルーガ type-f

¥85,000-

ゆっくり、河川敷などを流すには最高の自転車です。
見える景色が違います。試乗歓迎。

オーナーが山岳地帯に引っ越しのため売り出します。

オリジナルからの変更点 ☆後輪
16インチ→18インチ(アレックスリム LXハブ 36H)

メールお待ちしています。tkrtoor@yahoo.co.jp

戸倉まで


 と、いうことです。組み直したホイールはコチラです。

12022501.jpg

 ご購入後の改造やメンテなどは当店がしっかりと着きますので、その点もご安心を!

 これからは九州を拠点にする戸倉氏、そこでもまた新たな展開があるでしょう。店主はもう少し、この地で氏神に感謝しながら、やっていこう。

 君はその土地の神々にかわいがられんことを!

奥様用に再塗装 その他



 元は実用車のフレームでしたが、これが不思議と走ります。

 実用車でありながら、そういう不思議な走りをする自転車というのが、あるんですね。

 原因不明のラッキーなんだですが・・・。

 コイツも、パーツ類に少し凝りが入っている特徴的な一台ですね、その特徴中の特徴がここです。
120224 (2)

 マイクロライトのBBに、シュパーブのクランク・・・、一体どこから探してきたんでしょうか?

 この凝りの入った、不明に走るこれを、今度は奥様使用にということで、再塗装をメインにご依頼をいただきました。

120224 (3)

 固定ギアは、さすがにフリーに変更です。
120224 (9)

 色はマットブラックから、若草色・・・です。

120224 (4)

 これはこれで良いんですが、バンカラといえばバンカラです。
120224 (8)

 軽やかですねえ、これからの季節に良いです。

120224 (5)

 ここも機関車のような重厚感から、

120224 (7)

 軽快感に変わりますね。

120224 (10)

 あと一カ所、ブレーキを新しくしました。効きを重視して。

120224 (6)

 やっぱり再塗装って、別物自転車に化かすかなり圧倒的なテクニックということがいえますね。

 全然違いますものねえ・・・。

 やはり、色というのはいろんな意味で、圧倒的なんですね。

 色を変えるついでの組み付けに、パーツ類を交換するというのもありですね。折角キレイになるんですから、それに合わせて整えるべきところを整える、で良いかと思います。

 自転車再塗装、新しい自転車としてのリニューアル、今後とも大いにありでしょう!

※ 山元町のミサンガに続く、東北支援企画その2

  今回は南三陸町で、被災者の皆さんが作られている、タコタワシのご紹介です。
1202240.jpg

 タワシというより、もうぬいぐるみの域にまで行ってますね。何か石けん付けて皿洗うのもったいなくなってしまいますな。

 このまま、綿でも詰めて携帯にぶら下げる・・・なんていうのもありですね。

12022400.jpg

 単独のピンクダコ!サングラスをかけたような目が黒い!

12022400 (2)

 マンボウタワシもあり!

 これらすべて、一個500円にて、当店で販売しています!ミサンガに続き、ご支援よろしく!!!

 もちろんミサンガ販売も継続中!!!

冴える!冴えすぎる!大森研魔

120223 (3)

 黙ってみているだけでも金属の持っている魔のようなものに取り憑かれる。

120223 (2)

 鉄は鉄鉱石。元は石だったんだ・・・。

120223 (4)

 たまたま今はまるいだけだが、時にエッジを立てると刃物に変身する金属。

 鉄の持つ魔とは、いつでも刃物に、凶器に成りうるその潜在力から来るのか?

 まあ、いい。大森研魔の仕事を見たあとに、メッキ仕上げの自転車をみると、似て非なるもの、とはこういう事を言うのだということが分かる。

 メッキはあくまでもコーティング、素材を覆うことによって成り立つ。

 磨きは、全くその真逆、素材の露出の潔さがきわだつ。

 近い内に、その辺のカスタム本あたりに、磨きは一つの分野として、登場するでしょうな。編集者の臭覚が優れていればの話だが。

120223.jpg

 今日も狸サイクルの片隅で、大森社長の進化が磨かれている。分野として確立される以前に、その黎明期に、成立期に、この磨きを目撃しないか?!


※ ところで、備蓄していますか?
120223 (6)
 
 三十人前の汁を作れる鍋です。お米の庄平先生に蓋を作ってもらいました。こんなものの点検なんかしています。なぜか?大地震が近いんだって、この関東付近に。

 皆さん備蓄していますか?水と米、できれば玄米・・・。イワタニ系のガス、燃料。懐中電灯、電池、ラジオ・・・。

 地震研究所を持つ大学が多少の数値の違いこそあれ、高い確率で大地震を予告しています。都知事すら、東京湾海底の探査などの発言が出ています。つまりこういう発表や発言の裏には、かなりそれらの地震予知の信憑性があり、パニック手前でその準備を呼びかけているのでは?と感じますな。

 首都圏二千万人、直下型をくらえば、もう地方都市からの援助なんて焼け石に水でしょう。よく防災何タラが、3日自力でいける分の食糧確保などとのんきなことをいってますが、一月以上の備蓄なんじゃないかな?電気・ガス・水道の復旧なんて数ヶ月かかると見ていいんじゃない?

 てなわけで、まさかなあ・・・と思えるくらいの時期に、せっせと地域を含めた備蓄をおすすめしておきます。突然ですがね・・・。

最小限!固定練習機出動!

120222 (2)

 フレームと後輪ぐらいかな?それ以外は、何とはなしに持っていたりするのが、自転車乗りというものかも知れません。

 自転車はパーツの集まりですから、あれをこれと取り替えて、ダメならコッチにしてみて、と色々いじっている内に、大体1台分くらいのパーツ類が何となく転がっている、多くの自転車愛好の方なら経験のある事態だと思います。

 そいつらを利用して、一気に固定ギアの練習機を組んでしまおうという、ご依頼が飛び込みました。

 フルタイムで働きながら、家族の面倒を見つつ、結構マジでロードをお踏みになるsさん。ようやっと固定にたどり着きました。

 これで今シーズンの足の回りは・・・、オオ!となるはずです。

 ロード乗りこそ固定に乗って!というのが、ちょっと久々かな?当店の主張であります。

 愛車のロードに高級パーツ類を取り付ける予算の少しを固定ギア車に回していただければ、本来の意味での向上につながるのにー。やる人ははまる、やらない人はいくら言ってもやらない、二極化しているようですね。

 ロードとピストは相補的な自転車なんですよ!

 固定ギアに、円運動を教えてもらって、その動きを今度ロードのギアに移植していく・・・、というイメージで・・・。

 フレームと後輪を用意すれば、あとは何とかなる・・・これが良い例です。

120222 (5)

 ダブルコグのハブで組みます。左右に15tと16tの固定ギアを付けます。
120222 (4)

 リムはDT、マジの練習機ですから、これでイイでしょう!タイヤ・チューブは持っているモノで・・・。

120222 (9)

 サドル・ピラーなんて、その辺にあるもので・・・。

120222 (7)

 かつて一世を風靡したチッポリーニの使っていたステム。なんちゃってアヘッドのアダプター。こんなのも一昔前のもので、買ったはいいが使うタイミングがなかった奴、こういう際に動員しましょう。

120222 (8)

 これも一昔前のハンドルにモドロのブレーキレバーだよ。これも魔が差して買ったはいいが、使い道がなかった・・・という典型的なもの、こういうときに使いましょう。

120222 (6)

 ロードから外しました・・・といわんばかりのブレーキ。これでいいんです!

 ただ、今回ここだけは唯一・・・というのがこれです。

120222 (3)

 スギノ75!まさにプロ使用、競輪選手用のクランクです。ちょっと形が変わりましたね。デュラに似てきたなあ・・・。角が落ちてきたんで、かつての75とはちょっと雰囲気違いますな。

 当然BBも目立ちませんが専用のものを使用しています。DTとここの二点豪華主義ということで、練習機の完成です。

 前輪がない?ウィリーで走る?マキュアンじゃあるまいし・・・。前輪はロードのものが使えますので、それでよし、ということです。

 最小限プラスαで、組める固定の練習機です。ロード乗りの方こそ、固定に乗るべきだよなー、これ本当!

 まあ、このSさんがまわりにその効果を伝えてくれるでしょう。

120222.jpg

 当店の誇る、練習機でしたが、先日引き取られていきました。
 
 サア、困った・・・、固定を進める当店にピストフレームの枯渇が・・・。といって今のフェザーは・・・。

 ピストフレームはマジで探さないと、言い放しになってしまいますね。パナソなどつっつきつつ、さがしましょうか!

入園期前に 整えます!



 折角あるマウンテンバイク。それをより快適に、子育て号にできないか?

 それは専門に設計された自転車は、それなりに機能的です。が、折角乗れる自転車があるのに・・・と思うのは当然のことかと思います。

 マウンテンバイクや、クロスバイクなど、今や当たり前となりつつあるスポーツ系の自転車を子育て期用に、何とかならないか?

 入園の季節の前に、ちょこっと例示してみたいと思います。

120221 (2)

 サスペンションのある自転車にカゴを付けるというのは、ちょっと技がいります。

 サスペンションは自転車の拾う振動をバネや油圧などで吸収する構造を持ちます、つまり伸び縮みするんですね。

 ということは伸び縮みしない鉄の棒などでカゴを支えると、せっかくのサスペンションを殺すことになってしまうわけですね。

 そこで、伸縮に影響されない限定されたところにカゴを付ける必要があるわけです。こういう台座を付けてその上に、乗せるという構造です。

120221 (3)

 ここにカゴを取り付けますが、お子さんのいる家庭の買い物は、それなりの重量に耐えねばなりませんね、補強しましょう。

120221 (4)

 子のせが付いていると、一本棒のスタンドではちょっときついでしょう。

120221 (7)

 といって、撤去はしませんが、中央にこういうもう少し安定感のあるものを付けましょう。
120221 (5)

 これもポン付けできるとは限りません。できれば前後輪二点とこのスタンド二点の四点で自転車が立つことが理想です。ところが、タイヤのサイズによって、例えば太かったり、細かったりすると、四点が三点や二点なってしまうこともあり得ます。

 今回もそうでしたので、スタンドのしたに板を挟んで、高さ調整をします。
120221 (6)

 これでピタリと、決まります!結構裏ハイテクでしょ?

 カゴが付いて、より安定感のあるスタンドがついて・・・、こんなことでも子育て期の自転車として、大いに機能的に動いてくれるはずですね。

 こうやって、まずは持っている自転車をより機能的に使えるようにする、こういう手もあるということを、選択肢として、よーくおぼえておいてくださいませ!

 新車を買うだけが、選択じゃないんです!

120221 (8)

 オヤ?!幸せの黄色いリボンが・・・。

 その節はお疲れ様でした!良いもの食べて人力万歳でいきましょ!

マウンテンバイクを一時子育て号に!



 プジョーの鉄マウンテンバイクです。こいつを今の子育て期に合わせて、メンテをかねて改造したいというご依頼をいただきました。

 フレーム自身はまだしっかりしているので、周辺のへたっているパーツ類その他を交換するなりして、子育て向きに・・・、といっても子のせを乗せられるように要所を改造するわけですね。

 それでは開始!
120220 (3)

 ちょっとヨレヨレぎみのホイールを組み直します。

120220 (9)

 当然タイヤも新品に!

 リアホイールも交換します。

120220 (2)

 こちらもヨレヨレホイールです。

120220 (10)

 足回りがスッキリしますと、自転車の横顔がシャープになりますね。ある程度古くなったホイールは振れ取りだけでは済まないことが多いです、そうなるとイッソ組み直しをした方が良いですね。

 120220 (15)

 リアディレーラーとスタンドを整えます。ロングスケールのリアディラーだと、このスタンドでも干渉するポイントが出てきますので、利用できないギア比がでてきます。それは慣れにてカバーしてください。

120220 (6)

 子育て期用ですから、やはり荷物は色々と置ける機構があった方が良いということで、荷台は付けましょう。

120220 (8)

 ここにカゴを付けてもよし、二人目が生まれたときには、こちらに子のせをつけてもイイわけです。

120220 (4)

 アヘッドフォークの形式では、イェップの前用子のせは付きにくいので、ここで通常なら見た目優先のスレッド化なんですが、今回は見た目よりも機能重視のスレッド化を施していきます。

 120220 (11)

 ステムをスレッドのものに交換して、そこにイェップを付けます!子育て期用の真骨頂!

120220 (12)

 ハンドルはお好みの形状のものに交換です。このくらいはお父さんの遊び心を乗せてもイイかな?ライザーの架け橋のところがちょうど子供のニギリにも良いかもしれませんね。

 120220 (14)

 重量が増えるので、カンチブレーキを新しくします。

120220 (13)

 最近はシクロクロスの影響か、効くカンチブレーキが増えてきていますね。イヤ、シクロの影響だけではないな・・・。そろそろ、レース車両とは別のカテゴリーのパーツ類、つまりツーリング系の車両のためのパーツ類が徐々にですが、日本にも出回ってきている・・・ということかと思います。

 あとちょっとすれば、そうしたものが普通に入手できるようになる・・・。超豪華な、一流選手用の兵器としてのレーサーや、機能上は問題ないながら、なんともトホホなくロスバイクだけでなく、もっとそれぞれの成熟したライダーさん達の、潜在的な要望に応えてくれるようなパーツ類がこの日本にも押し寄せてくるようになる、そういう予感がしますヨー。

 120220 (7)

 アチコチの要所を閉めて、子育て期用に整えた一台です。
 
 といっても、一段落して、子のせその他を外したら、しっかりシマッタシティーマウンテンとしても、当然ご利用できます!

 一時爆発的なブームによって、町にあふれかえっていた、マウンテンバイク達。奴らは一体どこへ行ったんでしょう?物置やベランダで埃を被っているのかしら?

 こういう、再利用の仕方もありですよ!っという選択肢として、定着していったらいいなあ・・・。

 「子供を保育園に送っていくのに自転車が必要でさ・・・」
 「俺の乗らなくなったマウンテンがあるぞ!・・・でも子のせは無理か?」
 「マウンテンじゃ子のせカゴは付かないだろう?無理無理!」

 無理じゃない!全く無理じゃないのよ!って、この春の入園季節に向けて、声を大にして、申し上げてきたいと思います!!!

黄色の軍団 脱げ原発!



 出発前の慌ただしいとき、クイックタイマーで撮ったのでなんかぼけていますが、ド派でな自転車に黄色いマント、黄色いヘルメットなど、黄色づくしで、脱原発杉並の会場へ乗り込みました。

 行った先で、また様々方々にもお会いできましたよ。子狸世代をお持ちのお母さん方も多く参加しておられました。子のせに子供を乗せて自転車引く乗って、結構体力いりますねえ・・・。

 最初から、最後まであるいた人、途中で抜けた人、途中から参加した人、実に様々でした。

 色々ありますが、店主の立場を整理しますと、こうなります。

 事故で明らかになりましたが、誰もフクシマの事故で責任を問われていません。監督官庁であった経産省の事務方のトップが更迭になりましたが、早期退職ということで一千万の上乗せ、七千万の退職金をとっていきました。

 責任のたらい回しができるような制度を作って原発を推進しているんでしょう。

 隕石が直撃したならイザ知らず、地震国でありながら、「今回は津波が想定外」とかいっているレベルの者達に、原発など危険なものを管理させるわけにはいかないでしょう。

 この責任のたらい回しについて、一つ先回りしておきましょう。今低線量については年間100ミリシーベルトまでは、ガンなどの発生との因果関係は見られない、という「科学的」根拠を上げている方もいるようです。

 仮に数年後に、ある地域に小児癌などが統計を上回る発生が起きたとしても、「放射線との因果関係を立証できるのか?」とツッパリきるでしょう。そして、仮にそのツッパリが維持できなくなったとしましょう、そうしたら今度は「100ミリまで大丈夫というのは、当時の「科学的」常識だったんだ」と手のひらを返すでしょう。当然発言に対して責任など取りません。もう手の内バレバレ・・・。

 分からないことには謙虚にならねばならない、これがなによりも科学的配慮なんじゃないでしょうか?

 原発の再稼働についても色々あるかと思いますが、稼動すれば必ず使用済み核燃料の問題が出ますね。これをどうするか?六ヶ所村はもうイッパイらしいです。大体、原発の施設内に使用済み燃料のためのプールがあるなんて、事故をきっかけに知ったことです。それももうイッパイだとすれば、一体どこが引き取るのか?

 一番電気を使っている東京のどこかに管理しますか?杉並区内で管理しますか?わざわざ人口過密の東京でなんで管理を?などと当然反対の声が出てくるでしょう。となると、また地方にお願いする、押しつけるのか?

 総論と各論がかくも乖離するというのが、原発問題の本質かと思います。そのくらい原発の潜在的な危険性を皆さん実は知っているんでしょ?

 原発については、もう知らなかったでは済まされなくなったんじゃないかとおもっています。3.11以降は。

 まだ、他色々思いはありますが、そんなこんなで今後とも自転車組ながら、こんなことを考え、こんなこともしていこうかと思っています。子狸たちも小さいし、テメーら世代で打ち止めにするわけにはいかない、持続可能、人力万歳だ!

フォークの板金屋さん・・・

120218 (4)

 これ見て、曲がっていると分かる日とは相当の目利きでしょう。若干右側が開いているんです。

 120218 (5)

 寄ってみると、右の方付近に塗料のヒビなんかも見られます。脇から実用車につっこまれたということでした。

 状況を聞いて、さして重篤とは思えなかったので、フォークのエンドに修正工具を入れて、向きなど調整したんですが、イザホイールをはかせてみると、センターがでないんです。

 三角形なら二辺を会わせれば、決まりますが、クラウンのあるフォークは四角なので、二辺があっても、肩の方が歪んでしまっているので、これは交換と言うことになりました。

 交換するのはメッキのフォーク。

120218 (6)

 こんな感じなので、どんな色とでもあい、ポリッシュの色としては消えてしまいますので、そのままつけても違和感はないんですが・・・。

 どうしても、元の黄色い色に合わせてもらいたいという、熱い思いがあったようなので、板金屋並みに色あわせをしてやりましたが、厳密には同じにはできませんね。

 120218 (3)

 クラウンのない、なで肩フォークですね。

 120218 (2)

 指摘しないと気づかない程度に、ほぼ同色にはなったようですが、何度重ね塗りしたことでしょう・・・?

 120218.jpg

 最初からの、FUJIフェザーのような顔していますが、実はフォークは別物・・・なんですね。

 色あわせは非常に難しいです・・・、神経と塗料を思いの外使いますね。

 ただ今は、フレームとフォークが一体としてもう定着しているので、この一体感を求める方は多いのかと思います。かつては、フレームとフォークは別だったんですがねえ・・・。

 事故に遭うと、その車体が使えるか?パーツ交換で済むか?表面処理で済むか?色々と判断は難しいかと思います。ちょっとした楽車でも、お気軽に相談ください。

 レーサー類は思っている以上に繊細なものなんですね!

※明日の脱原発杉並デモ、自転車隊ご参加希望の方は、11時に当店に集合してください。12時前には現地入りで、幸せの黄色いリボンの手配などします。こんでくると蚕糸の森公園内で会うのは難しくなりますし、音で携帯も使用しづらくなると思いますので、できれば事前に!デモでは、後方よりの参加となると思います。

 ただ今、作成追い込み中!
120218 (7)


段階的進化 徐々に改造



 フラットバーの、前一枚、後七段のクロスバイク・・・なんでしょうか?快走車かな?

 今回はこれをドロップ化するという改造なんですが、ゆくゆくはコンポをそこそこの水準にしていきたいというご希望がその先にあって、その準備段階も兼ねての改造、ということもできます。

 一気に生まれかわる改造もありですが、予算の関係や、心の準備や、過程を楽しみたい・・・など、いろんな事情もあって、徐々に変えていくというのもあってイイですね。
 
 今回の準備段階としての最も特徴が出ているところは、ホイールです。
120217 (2)

 要はここなんです。その自転車のギアが7枚以下か否かということ・・・。

 この7枚以下と8枚以上とでは、現行のコンポの関係で天と地の差ができてしまいます。

 ギアが8枚以上の場合は、現行品の最先端、10枚に通じます。8枚のギアが装着可能なハブでホイールを組んでおけば、それ以上、つまり10枚までのまともな現行コンポより、選択が可能になるということなんですね。

 エエ?たった一枚の違いが?と思われるかも知れませんが、そうなんです。

 今回の自転車の見た目がガラリと変わるのは、ドロップハンドル化だと思いますが、内容上の激変は、7枚ギアのハブを8枚ギアのハブにして、ホイールを組み直したこと。目立ちませんが、ここが要と言うことになってくるんですね。

 120217 (11)

 8枚のスプロケを装着できる、ティアグラのハブで、ホイールを組み替えます。

120217 (10)

 後だけでは何なので、前もついでに、組み直します。

120217 (9)

 ハブのグレードがちょっと上がって、手組みのメンテの良さが加わるだけでも、悪くはない選択です。

 120217 (4)

 このフラットハンドルを、ドロップにかえます。

120217 (7)

 ポジションが変わるのが、思った以上に走行に影響があります、この場合はイイ意味で・・・。

120217 (3)

 今回は段階的なので、クランクはシングルのまま。ということは、シフトは後の8枚のみ、シフターは一個で済みますね。

120217 (8)

 バーコンは高くなくて、偉大です。8枚9枚なら、なんと言うことなく、使えますが、10速になると、デュラのSISでないとダメですね。今回はヨシガイさんのものでいきます。

 120217 (6)

 オッ!なんちゃってですが、一見レーサー風です。

 あとはコンポ類など、一気にティアグラなどにもできますわ。下地が整った・・・という感じですね。

 このような段階的な、改造も大いにありです。要所を押さえた、改造ですね。安けりゃいいっていうと、こういう事ができにくく、よって、後日大々的に直すとなると、予算がかかると言うことになります。

 最初にちょっとかけておくと、あとが楽ということが多いですね。そういう意味で、一気にできない改造は長期的な計画のなかで、やっていくといいでしょう。一体この一台をどこへ持って行きたいのか?どこまでやってやる価値があるのか?など・・・。

 こういうご相談にももちろん乗ります。良い例だったなあ・・・段階的改造、ご参考にしてください。

※今日も明日のデモに向けて、黄色いリボンへの書き込みをやりますので、お時間のある方は、お手伝いお願いします!

変態君が行く!ピテカン君が行く!

120216 (14)

 突然「もう乗らないので、いりませんか?」と自転車を持ってこられる方がいらっしゃいます。

 あそこに持って行けば、イイ意味でどうにかなるんじゃないのかな?と思っていただけるなら、これは良い傾向かな?と思います。

 といっても、すべてをお引き受けできるかどうかは、分かりませんが・・・。

 ダブルサスの、乗ると上下にグニャングニャンに動く、なんともいえないギャグ的な自転車に見えてしまいます。子供用のなんちゃってマウンテン・・・というところでしょうか。

 最初、これにチョッパーハンドル付けて、バナナシートで、前には子のせつけてファンキー父ちゃんの送り迎え車にでもしようかなあ・・・などと考えていましたが、そこへ変態君が登場です!

 彼は例のナニの発行者です。

111127 (3)

 そう、もう一部の人気冊子といっても良いかもしれませんね、少年サッカー用のフリーペーパー、ピテカントロプスです。

 その発行人といえば、福田君でありますよ!

 ちょうど彼が自転車を取られたかして、下駄履きで乗れる自転車を探していたんですが、その目にとまったのが、このグニャグニャ自転車だったんです。

 ハンドルは持ち込みで、あとお任せで、ド変態バージョンに・・・ということで。

120216 (7)
 
 まず多段化のギアは面倒なので、これをいきなりシングルにしてしまいます。ロードエンドなので、その辺はもう自由自在です。

120216 (2)

 クランクは・・・、

120216 (8)

 その辺に落ちていた、三枚のちょっとギアデカめのものにかえます。

120216 (3)

 外一枚しか使いませんが、内側の二枚は面倒なので外しません。

 長身の彼のために、ピラーですが・・・

120216 (9)

 好み次回のを引っこ抜いて、長いコイツをくっつけることにします。

120216 (4)

 重いですが、コイツは長いです!

120216 (10)

 フラットハンドルは、彼の持ち込んだピストハンドルをひっくり返して使います。

120216 (5)

 カゴも付けて、ブレーキレバーはなぜかギドネットに・・・。

120216 (6)
 
 カゴはピテカンを載せて、各施設や学校などに配るには便利でしょう。

 そんなこんなで、ふざけ半分、実用半分で組み付けたものが、このなんともアンバランスでユーモラスな一台となったわけです。

 120216.jpg

 ちょっと子供が見たら、忘れられない自転車でしょうね。福田君には是非これに乗る際には、マントか何かを羽織ってもらいましょう。

 福田君自身が、ちょうど福田君の絵のように、登場してそして去っていくなんて、かっこいいなあ・・・。

 ナニやら、次号に向けて、ピテカン君は動き始めているようですよ。連日連夜の取材で福田君も忙しそうです。

 それに日々、彼の絵の評価も高まってきています。各チラシなどにも、チョクチョク登場するんじゃないかな?

 それに、今タイゾウ君とナニやらフレームにイタズラしていそうなんですねえ、これもまた近日中に公表できるかも知れませんね。お楽しみニー。

 いただく自転車は、ちょっとした我々への課題のようなものですね・・・、ジーッと見ては、色々考えるイイ教材でもあります。捨てるなら、もっと適した活かし方があるはずです、そんなことを実地でできる・・・有り難いことです。

 マア、今回は変態系に纏めましたがネー。

 ※この19日の脱原発杉並デモに向けて、今店の半分は黄色に染まっています!
120216 (12)
  誠に勝手ながら、この19日を以て、脱原発の色は黄色ということにしましょう!マイヨジョーヌ来ても参加できます!

  今切り裂いたあとの幸せの黄色いリボンに、赤ペンで「脱」の字を書き入れています。これ結構大変なんで、前日の土曜日もボランティア募集ですね。千本以上あるかな?

 あまりの単純作業に、イタズラの炸裂!結構面白いものができたりします!
120216 (13)

 そうこうしているうちに、ウチのネコまでも脱原発・・・、確かにニボシの確保も面倒になりそうな予感ですからね!
120216 (11)

 そんなわけで、当日に向けて、チャクチャクならぬチョコチョコで準備をしています。土曜日昼過ぎより、ボランティアも募集しています!そして、もちろん当日自転車デモ参加者も募集しています。デモ解散は、阿佐ヶ谷なので、お疲れ様のおいしいビール屋さんもご案内します。でも飲んだら、自転車引いて帰ること!

 すでに盛り上がっている脱原発杉並デモなのであります!

本来のドロップに戻る・・・驚きのその効果とは?



 もう何年前になりますか?ピストフレームにリアディレーラーとフラットバーシフトを付けてだした、一台でした。

 なぜか当時、このプラサフ仕様で出すことを草食系・・・などといってました。

 なんでだったんだか?覚えていません。

 当時は置いておけば、捌けたピストフレームでしたが、これをプラサフ仕様にして、多段化、フラットバーでということで組み付けたものでした。

 何もピストフレームでなくてもよかったのですが・・・、これもどういういきさつだったかなあ・・・?

120215 (2)

 8速のギアが付いてるので、シフターと、ブレーキレバーが付いています。

 これを今回、ドロップ化してほしいというご要望。

 マア、本来の姿に戻るというわけですよね。

 真の本来の姿にするとなると、これはシングルにしないと、ということですが、そこまではしない。

 ピストハンドルをこれにつけてほしい、というご要望。8速のギアが残るので、シフターなどどうしようかな?というわけです。

 120215 (4)

 持ち込まれた、ブレーキレバーを付けます。径が22ミリなので、通常ではピストハンドルには付きません。

 ちょこっと工夫をして、付けたいというお客さんの思いを叶えます。

 120215 (5)

 肩の落ちた、ピストハンドルの典型、これはこれでもう様式美というか・・・、機能美というか・・・。店主もなで肩のピストハンドルはすきですねえ。ただ、あるとやはり下ハンばかりを持つようになりますが。

 このレバーの付け方だと、なで肩にすべり落ちないように、上ハンを持つことになります。

120215 (6)

 8速の多段のシフターは、ピストハンドルの先にバーコンで付けます。

 これがマア、安上がりでしょうか?

120215 (3)

 形も機能も走りも全く異なる自転車に大変身です。たったのハンドルを変えただけで、大変身ですよ!

 これをブレーキレバーをエアロブレーキにしたら、正真正銘別自転車に大大変身です!
 
 これが同じ自転車かよ!!!と思わず叫ぶでしょう!実際叫んでいました。

 それだけハンドル替えは、効果絶大なんですよ!ピストフレームなら、やっぱりこれでしょう!一度はこうして乗って、さらにというのであれば、フラットであろうがライザイーであろうがなんでもいいんですが、一度はドロップ経験してみれば?とおすすめしたします!

 ※2月19日日曜日、脱原発杉並のデモで着用する,または在宅デモで掲げる、幸せの黄色いリボンを今作成しています。
 ようやく千本ぐらいの裂きは、メドが付いてきましたが、ただ裂いているだけでは、端切れにしか見えないので、これに赤のマジックで「脱」ぐらい書きこもうかな?なんて凝り始めてきています。
 そんなわけで、ボランティアは相変わらず募集、当日自転車隊で参加される方も募集と、イヤー忙しい!

半年乗って より自分好みに



 昨年の八月、無事嫁入りした、ドレミちゃん。

 半年乗ってもらってから、より乗り手の好みを乗せることになりました。

 元々、自転車のことは分からない・・・、という方でしたが、半年経っても分からないながらも、ちゃんとお好みを言えるようになったなんて、これはリッパに自転車を理解してきているという証拠です。

 理解するというのは、何も知識満載のオタクになることばかりではありません。自分の使用度や距離や用途に合わせて、自転車の仕様を変えていくことができるんですから、ご自分と自転車の関係をリッパに理解しているといってもイイかと思います。

 で、今回はハンドルを高くして、サドルもより高くしたいというご要望。

 地面と水平のスレッドステムに、同じ高さにセッティングのできる、フラットバーが付いていますが、こいつをより高位置に付けられるステムにかえて、そこからまたよりニギリを上に設定できる、ライザーバーをセッティングする、なんて事をやってみます。

 120214 (4)

 ステムの角度が水平から、かなり上向きになりました。

 120214 (5)

 そこからまた上にひょいと伸びたらイザーバーを付けますと、20センチくらいは難なく高くすることはできますね。

 またこのライザーも同系色で、相性が良い、俗に言うとカワイイという奴ですね。

 120214 (6)

 裏から見るとこうです。

 ただハンドルステムを変えただけだと思うでしょう?

 ハンドルの高さが変わったので、そのハンドルに引っかけるように固定していたカゴの取り付け方も変えないといけません。

 ある意味標準的な付け方に戻ったわけですが、色々なパーツが入り組んで付いている場合には、一つだけどうこうすることができない場合の方が多いですね。

 それはそれは、条件の将棋倒しのように、次から次へと問題が出ては解決されて、ということを繰り返していくことになります。

 今までサドルをあげると前傾がきつくなって、低いハンドルで、手のひらにより体重がのっかり、つらくなるため躊躇していたサドルをまた上げます。

120214 (3)

 ハンドルが上がってサドルよりも高い位置につきました。

 これが半年乗ったことによる、お客さんの判断だとしたら、もちろん、当然のこととして、そうしたお好みに合わせた、再メンテなどはしっかりさせていただきます。

 何かうれしいです。

 これはある男性が、女性にプレゼントした一台だったんですが、自転車好きの男性の彼女が、自転車好きになる、という保証は全くありません。

 もらったけど、あとはヘエーってなもんで、ほとんど乗らないとかいうとなると、作った方としては悲しい限りです。

 それが、半年経って、自分の愛車をより手塩にかける方向に持って行っているということは、・・・定着している、ということなわけですから、本当、よかったよかった・・・という心境です。

 統一感もあって、一目でかわいがられている自転車だなあ・・・と分かる人には分かるはずです。

 そんなこんなで、半年乗り込んだ方が、これだ!とお好みを言い当てたのがこれです!

120214 (2)

 ウン、言うことなし!

ギャラリー狸サイクル 久々開催 ポーリプン登場

120213 (4)

 先日予告しましたように、久々のギャラリー狸サイクルの開催です。

 今回の展示は、岩井画伯。

 ほとんど白地に、ペンで線を書いたような静かな絵です。

120213 (2)

 このネコとも人とも付かない、その名をポーリプンというそうです。

 ある世界に居住しつつ、退化した生殖器を持ちつつ、ボノーっと生きている何かです。

 展示の絵の数は・・・かなりあります。

120213 (3)

 この一枚一枚、統一感のあるのは画質ぐらいなもので、なんでマア、これほどまでに異なった角度から描けるのか?

 不思議である。

 やはり、店主が睨んだとおり、この岩井画伯は二三週間に一度生まれるか生まれないかの天才かも知れない、と思ってしまいます。

 120213.jpg

 今回の展示形式はちょっと変わっていて、売りを先行します。そういう意味で、岩井画伯は燃えています。

 何と一枚たったの5百円、どれをとっても一枚5百円です。そして売れたそばから剥がしていきますので、補充がきかないと、空白が目立ってくるかも知れません。

 額付き、枠付きなどのオプションはありますが、プロの描いた、なんともいえない詩的で静物的な線画が、一枚5百円、というのは・・・、なんでしょうね。

 展示期限は、今月いっぱいです。

 自転車のこともさることながら、ギャラリーめあてでも、ご来店お待ちしています。

 そしてもう一つ、こうした展示をしてみたいという作家さん、当店はあなたのような方をお待ちしています!


 ※これを見てください!
120213 (5)

 幅1メートル、長さ53メートルの黄色い布です。日暮里繊維街から購入してきました。これは2月19日、脱原発杉並デモにて使用する、黄色いドレスコードを演出するものです。

 こいつを裂いて、リボン状にして、会場で配ったり、在宅でデモする人に分けたりして、脱原発=黄色を定着させていこうかと思います。

 となると・・・、この裂くのが大変。一体ここから何本とれるやら。この水曜日、このリボン作戦を行いますので、ボランティア募集しますよ!

カゴ移動 普通の自転車屋じゃない・・・



 こういう小径の自転車に子のせを付けたいというご要望は多いですね。

 お母さんの体が小さい場合などは特に顕著です。車高が低いので、子供の乗せ降ろしが楽だというのがその主な理由のようです。

 最近よくあるお問い合わせですが、当店のホームページを見て、好きなタイプの子のせが、これから購入予定の自転車に乗るのか?ということをよく尋ねられます。

 その中でも、「通常の自転車屋さんでは付かない、と言われたんですが、どうなんでしょう?」というものも多いんです。

 通常の自転車屋さんというのも、あまりに漠然としていますが、ある意味、通常町にある自転車屋さんのことだとすると、ポン付けするものもって、付く、と判断するお店ということができるかと思います。当然それ以外はすべて、付かない、と判断する店ともいえるでしょう。

 多少の工夫がないために、決まった自転車に決まったものしか付けない。この「付けない」という自分の主義をあたかも自転車やパーツ側の論理かのごとくに、「付かない」、と断言してしまう・・・、「付かない」んじゃなくて、その店が工夫をしてまで「付けない」だけでしょう?

 いろん考え方もあるかと思いますが、店主はちょっと残念に思ってしまうわけです。

 そういうわけで、通常の自転車屋さんで付かないっていうことは、ものの論理として原理的に付かない、というのと同じとは限らない、もっと工夫をすれば付く可能性もなくはないんだ!ということは、どこかおぼえておいてください。

 といっても、当店が万能だということをお約束するものではありません。できる限り手を尽くそうとはします、ということはお約束できる限りに過ぎませんが。

 というわけで、このタイプの小径自転車にはイェップは付かない、という俗説を蹴って、付けます。

 120212 (2)

 確かにカゴとステムの間には、ほとんどスキマがありません。

 なければ、スキマを作れば良いんです。そのスキマを作ることを前提に検討していくと、できてしまうことの方が多いでしょう。

 120212 (4)

 カゴを前にずらせばいいんです。

 そのずらすためには、多少の工夫がいる・・・といっても、その現物あわせで作る、金具類ですね。

120212 (5)

 台座に、間を埋める金具を付くって取り付けて、カゴを前に出してやる。
 
 そうなると台座にカゴが載る面積が小さくなるので、強度の問題が出るでしょう。

 そうした場合には、より強力な金具で止めればいいんじゃないでしょうか?

120212 (6)

 横幅のある新聞カゴを付ける金具です。コイツでしっかり止めてやれば、グラつきません。

120212 (3)

 イェップの前用子のせは、足置きが前に突き出ます。他のポリスポートやキュベルなどはそういうことはないんですが・・・。

 でもイェップの形が好きだ!というお客さんがいるとすれば、ちょっとこうしてカゴを移動すれば取り付け可能になる場合が多いんです。

 イェップを取り付ける際のカゴ移動は今まで何度も、本ブログにて書いてきたことでしたが、これに象徴されているように、多少の工夫をして、使用される方のご要望にできるだけ答えられるようにするという、マアできる限りの当店の姿勢ということで、受け取っていただければ幸いかと思います。

 4月は入園の季節ですね、それに合わせて、センスの良い子のせ自転車なんかも作っていこうかな?と考えています。

 ちょっと、ご期待ください!

やっぱりDTはいい!ピストホイールを組んでみた



 やっぱり、DTはいいです!!!

120211 (2)

 30ミリハイトのこのリム・・・、もちろんこのリムもDTなんですが・・・、実はDTといえば・・・、

120211 (3)

 コチラのことなんですねえ、本来は。

 といっても、ハブではありませんよ。このハブはノバテック、軽量でシールドベアリング、回りもいい、よくできたものですが、コイツはDTではありません。

 こちらです!

120211 (4)

 そう、スポークなんですね。

 本来、少なくとも店主にとっては、DTというのは、スポークのことでした。

 このDTに対して、ホシとかアサヒというのを国産スポークと呼んでいました。国産スポークだって、今は過不足ないんですよ。折れないし、耐久性ありますし、通常使いには全く問題はないんです。

 かつては、やっぱりDT、決戦にはDT、世界一丈夫なスポークとしてのDTという、特別な扱いにあったと思います。

 で、今は・・・なんですが・・・。

 やっぱり、違うんですねえ・・・。

 あやとりしているときから、アレ?と現行の国産スポークとの違いを感じます。その違いというのは、いい意味での違いです。

 なんと言いますか、しなやかなんです。いい意味で芯がないんです。国産はバシッとしていますが、しなやかさに欠けるところがあります。

 で、DTはしなやかなんですが、ちょっとシットリしていて、テンションが入るにつれて、スポークの一本一本に気が入ってくるようなんですね。これはあくまでも店主の感覚なんですが。

 組上がると、シャキッとした感じと、しなやかさのようなものが微妙にバランスを取っているんですね。

 なじみ出しをするときに、それが分かるんです。これは狂いにくいなあ・・・と。

 耐久性は、国産のものも全くドッコイドッコイの状態だと思いますが、こうした仕上がりのフィット感のようなものは、やはり頭一つDTの方が上なんじゃないか?と店主などは思ってしまいます。

 値段は国産の1.5倍なんですが・・・。

 六角レンチでPBメーカーというのが有名なんですが、これも偶然かスイスのものなんですね。六角レンチなんてなんだって同じじゃん・・・と思われるかも知れませんが・・・、確かに用途としては、なんですが。

 何かボルト類の締め付けるとき、または外すときのちょっと粘りのあるようなしなやかさが、なんとも言えずいいんですね。だから何だ?と思われるかも知れませんが、この感覚は、材料の方に対しても決して悪くないんじゃないか?なんて思うんですね。

 ほら!外れろよ!ではなくて、ハイ!外れようね!という感じでしょうか?

 こういう道具や、材料のフィット感というのは、非常に伝えにくんですが、各自、内心コイツがいい、コイツはよくできている、段々コイツ手に馴染んできたなあ・・・、などという感覚をお持ちなんじゃないでしょうか?

 今まで当ブログで、DTといえば、リムのことを指していましたが、今回に限り、DTはスポークとして、確かに優れたものである!ということを店主自ら表明したいと思います。

 決戦用ワッパはもちろんのこと、本当特別なワッパ、これぞというワッパには、DTはいいかも!ということを付け加えておきたいと思います。
 
 マア、オールサイズは在庫しないので、発注をいただいたら、国産のものより組遅れると思いますが、それにも増して、DTスポークは、いい!と思います!

 ※来週の日曜日、19日は脱原発杉並デモです。原発に関して黙認しないという方は、黄色いもの(スカーフ、はちまき、襟巻きなんでもよし)を身につけて、午後一時、三紙の森公園に集合しましょう。スゲー変なパレードになりそうです!

ご協力有り難うございました!何とか・・・いったようです!



 色々、問題を提起・想起しながらも、受任者となり、当店内で原発都民投票の署名を受け付けておりましたが、、昨日9日をもちまして、受付終了ということになりました。

 署名にご協力頂いた皆様、また店主の変わりとなって署名集めをしていただきました皆様、本当に有り難うございました。

 その成果は、こちらの方に詳細が出ておりますので、ご参照ください。

 とりあえずは、法定人数は突破したような見通しが立ったようです。有り難うございました。

 犬の散歩の途中で寄ってくださいました方。車や自転車でわざわざ探して、当店までたどり着いていただいた方。快く署名簿の束をお持ち帰りになって、ご近所や、マンションの住人さん達から集めてくださいました方。本当色々な皆さんが、この署名をキッカケに当店にご来店頂きました。

 よく、集めている人が、世の無関心層の方々を嘆いてもおられましたが、そんな無関心な輩などよりも、例え少なくとも、問題を共有できる方々とつながれたということの方を喜びたい、と思いつつ署名集めをさせていただきました。

 分断された無関心層が例え量が多かろうが、そんなものは烏合の衆に過ぎません。数じゃないんです、ちゃんとした人同士がつながる方がよほど強力です、これは確実なんだなあ。

 すでに横槍が入っているようです。別の意味で意識しているのかしら?相変わらずのこの御仁です。

 一番原発の電力を使用してきた東京で、原発の是非を問うこと。仮に是としたら、どこの原発を東京のために再稼働し、どこに東京のための原発を新設し、どこに東京が使用した使用済み核燃料を受け入れさせるのか?

 これはもう知らなかったでは済まない、自覚を一番のユーザーである東京都民が引き受けるべき問題として、逃げられない問題として突きつけられる、ということだと思います。

 逆もまた真なり、非とした場合の不利益、今後の課題なども自らの問題として意識せざるをえないということ。

 色々考えましたが、行き着くところはここかな?という気がします。

 つまり、一大電力消費地である東京都民が、今まで、あまりにもその電力の供給される状況や条件に対して無関心でありすぎたということ。そして、今回の原発事故をきっかけに、進めるにしろ、止めるにしろ、ちゃんと自分たちの問題として、捉えかえさないといけない!という決意ぐらいは自覚的に表明すべきなんじゃないのか?これじゃないかな?と思う次第であります。

 私たちは電気を大量に使用する生活をしています。そうしている内に、国土を土を汚染させ、海と水を汚染させました。

 電気を使用することと、土や水の汚染とが、直接つながるとは知らなかった・・・、日本の原発は安全です・・・だったから。

 でも、3.11以降、その直結の可能性について知らないではすまされなくなりました。

 どうやって生きていきますか?何を信じて、どこへ向かっていくべきでしょうか?

 形式な投票など以前に、自らが自らに問うべき問題なのではないかと思います。

 ご協力いただきました、皆様有り難うございました。正確な集計数は分かりませんが、当店だけでおよそ120筆ほど行ったかと思います。

 それでは次のステージに参りましょう!

 ※署名が終わって、今度は2月19日、杉並を起点に行われる脱原発のデモがあります。お膝元ですから、当店も自転車デモという形で参加予定です。当然参加者募集します!今回も在宅デモという形式確立のためにも動きます。

 

よみがえる三連勝ロード



 放りっぱなしの割りにはいいほうかも知れないなあ・・・と思われる三連勝ロードの登場です。

 三連勝といえば、逆輸入でかつて高騰したピストフレームの代名詞でしたね。猫も杓子も「三連勝ありませんか?」という時がありました。

 オークションで落札した三連勝をお持ちになった方もいらして、飛び番号があったので、尋ねてみると「一度の事故を起こしていて、その際トップチューブを新しく入れ替えたようですと・・・。」ビルダーさんとしては、古いこともあって、あまり乗ってくれるなというようないい方だったようですが、折角入手したわけで、乗らないわけにはいかないようでした。

 そんな高騰のある日、店の片隅にかつて店主が購入した三連勝を発見、小柄の方用のもので、色もピンク、ヘエーこんなのあったのねえ、と、とある小柄の女性に一台組み付けたわけなんですが・・・。

 出来上がったそいつが、あるタイプのオヤジにめざとく見つけられ、値段を聞かれ、「その倍出します」とせがまれながらも「売約済みで」とお断りしたこともありましたね。

 「倍出します」といわれたとき、店主はサーッと自分が冷めていったのをおぼえています。内心「買い手がなくても、オメーには売らねーヨ」と。どうも自転車を投資と考えている方がいるようですな。

 そういえば、昨年夏。ある出店で、当店の隣りにチネリのファニーバイクフレームにカンパのCレコをのせて、それに150万の値段を付けている、展示がありましたね。

 言い値で購入して、また十年、二十年と寝かせて200万にするのかな?

 そういえば先般の三連勝オヤジ・・・、今頃ピスト乗っているのかしら・・・?

 大体三連勝なんて、一開催でのみ、競輪選手にとっては縁起はいいですが、その三連勝で終わってしまったら・・・という裏の意味を読み込んで、選手によっては三連勝の三の字を消している人もいたとか・・・。

 マア、そんな投資話も終わってか、ソロリと出てきた三連勝ロード。こいつをカッコよくまた、街道に戻すという例の奴です。

 120209 (2)

 チェーンを変えたり、錆をとったり、もちろんグリスアップもしっかりと・・・します。

120209 (8)

 カップアンドコーンは、このグリスアップをしっかりやってやるだけで生き返る感じが良いですね。シールドはどうしても、入替が優先されます、というか手の施しようがない、といったほうがいいかな?

120209 (6)

 ハブを中から外から磨いて、グリス入れて、玉押し調整して、スプロケットも入れ替えてと。

120209 (13)

 前ハブも同じように、磨きます。
120209 (5)

 アルミ特有の白カビのような錆を取って、磨くと結構良い感じになりますね。
120209 (14)

 タイヤ交換はもちろんのこと・・・。
120209 (4)

 リムを磨いて、スポークの張り替えもしましょう。

120209 (10)

 リムもみるみる輝きを戻していきますね。

120209 (9)

 いただいた三連勝らしく、新しい乗り手の方には、少々小さいようでしたので、ステムをドーンと長くします。

120209 (12)

 ハンドルにはバーテープをもちろん巻きます。

120209 (11)

 基本あるものを磨いて、内容をよくして再組み付け、ということでした。

 通常乗りに使うなら、woにホイールを組み替える、というのも手ではありますが、まずはチューブラーでも、元の状態に近い形で、ということで再出発です。

120209 (7)

 何か床屋から出てきたみたいに、スッキリしていますね。

 乗ってみても、まだ鉄のフレッシュさが残っている。本当の快走車でしょう、乗っていて楽しくなる一台だなあ・・・。

 コイツは、まだまだ、走ってくれるし、また走るべきでしょう、自転車というものは。

 博物館入りするぐらいのものなら、それもまた使命というものかも知れませんが、そうでもないようなものがたとえ珍しいからといって、投資の対象だかなんだか知らんが、静物として扱われるというのは、忍びないねえ。

 店主はあまりかってはいない、古伊万里の鑑定家でしたが、一言良いことを言ったことがありました。鑑定に出された器の値段を出して、由来・うんちくを散々しゃべったあと、「それは食器として使ってあげてください、食器は使ってあげてなんぼですから」。
 
 その一言で、お前を許す!それこそ国宝級の油滴天目レベルならイザ知らず、そうでない食器類は、日々大切に使われて、時に補修されながら、そして時が経ってどこかで割れて・・・というものなんじゃないでしょうか・・・。

 行きすぎた投資熱というのは、冷めてみるとどこか滑稽なものです。

 おぼえていらっしゃいますか?ゴッホのヒマワリが、数十億円の値段がついたというのを。ルノワールを買い占めたどこかの会長さんが、死ぬときに一緒に棺桶に入れてほしい・・・とか。

 暴騰した絵画類が、今度は下落を食らって地下に入り、次回の暴騰を待ってか、外に出るに出られないものが多いんだそうですよ。

 あのとき、ピストフレームを投資目的で大量に購入された方がいたとすれば、今ごろ大変でしょう。次のピストブームはいつ頃来るんでしょうかね???

 風を切って走ってこそ、自転車だぜー!なっ!三連勝君よ!

古めかしいとは間逆のチタン その生き残る道

120208 (6)

 レース車体がアルミフレーム・カーボンフォークであった、ついこの前までの時代、次の素材は何だろうか?と模索されていた時期がごく短かったが、あったような気がします。

 今となっては、カーボン車体が主流で、今後も新作カーボン車体でいきつつあるかな?と暫くは、素材はカーボン!で安定しそうな感じですね。

 イヤ、今F1車体に使われている軽プラなんじゃないの?といわれたのが今から二年ほど前。未だに気配がありません。

 また、今後カーボン素材は、飛行機の素材として大量にそちらに取られてしまい、従って自転車如きにカーボン素材が回らなくなるんじゃないか?という説も出ていましたね。となると・・・、アルミに戻る、といってもかつてのではなく、新生アルミの何か・・・?というような説も聞いたことがありますね。

 素材としてのチタンですが、それを本気でレース車体として開発していたのは、大手?ではこのライトスピードと、国内のパナソニックだったんじゃなかったでしょうか?

 海から上がってきた塩水まみれのトライアスリートを乗せるのには最適!などと、早々にロードレースの車体からは、外れていったように思います。

 加工が難しいこのチタンを現代の技術をもって一線のレース車体に・・・、というような発想は出てくるか?といえば、多分ですが、ないんじゃないかな?とおもいます。となると・・・。

 以前にもご紹介したように、パッソーニ路線をいく、しかないかと思います。

 マア技術上の開発なんていうものは、どこでどうなるか分からないので、断言はできませんが。

 ただチタンという素材の持っている金属の工芸上の可能性というのは、奥深いように思います。

 まだまだ、チタン素材自体が高額なので、実験的なことはできませんが、今はひたすら鉄とアルミに向かい合いつつ、もう一つの世界としてチタンはとっておこうか、と思う次第です。

 これは、どこかから購入されて、当店に持ち込まれた車体です。持ち込み天国系のご依頼で、一度すべてパーツを外して、再度調整しながら組み直す、ということを行います。施工責任はコチラ持ち、となる内容です。

 120208.jpg

 クランクは・・・スクエアテーパー式のもので、TAに見えますね。それとFメカはどこか国産もので、みたことあるなあ・・・。つまりハイブリッド式のものですね。

 120208 (2)

 ここはカンパです!でも・・・、

120208 (4)

 ブレーキは国産に戻りつつ、初めて触れたダイアコンペ300です。工芸的な要素があるように見えます。興味もあったので一度バラして、再度組み付けしました・・・、そこまですることないか・・・。

120208 (3)

 シフターはエルゴパワー、さすがにリアメカとここはカンパで合わせましたね。しかも、店主と同年のインデュライン時代の8速エルゴです。
 
 この形は良いですねえ。下ハンからのブレーキングはピカイチでしょう。人間工学的には現在エルゴは頭一つ抜けていると思いますが、突先をもってダンシングできなくとも、この形は良いです!

 ハンドルは・・・一気に現代に戻りますね。

120208 (5)

 カーボンの整形ハンドル、上ハンがエルゴノミックというわけでしょうか?

 こういうハイブリッドのものは調整は細かいところが大変です。特に、カンパのエルゴと、国産のフロントメカはごねましたね、随所にカンパ的な、人間的な緩い要素があって、利用者もその癖を習得しながら、徐々に自分の自転車にしていくということでしょうね。

 まさにイタリアン、そこが好きな人にはたまらないようですね。メカとしては・・・、仕事として楽なのは断然シマノです!これは断言できます!

 ただ、調整が何とかうまくいったとき、自分もイッパシのメカになったなあ・・・と、時につくづく思えてしまうのがカンパ、やっぱりメカがいなきゃ、ダメなんだよなあ・・・・ってなもんですね。

 オット!現行のスーレコとかは別ですよ!何せコーラス以下しかいじったことがないので、最上級のモデルについては、さぞかし完璧かと推測いたします。

 あとホイール類の完全調整、グリス系はもちろんのこと、玉当たり調整から、振れ取り、テンション調整などもやるべきことはほぼやっています!

 だから、施工責任を引き受けられるわけですわ。

 世に出回っている自転車がすべて新車とは限らない。今後とも、国内から、海外からいろんなセコハン自転車が入り乱れるでしょう。そこにはそこなりの、論理というのがあって、デジタル技術の後押しも受けつつ、より盛んになっていくんじゃないでしょうか?

 特化的に、ビジネスチャンス!などとは全く思いませんが、そうした非正規ルートからの自転車をみるところがあってもいいかとおもいまして、やっています。もちろんこればかりやっているわけではありませんが。

 「あるのはこれだけだから、この中から選んでください、他には手に入らないよ。」、という業態はもう終わりつつあるようです。もうすっかりバレてしまっています。他行けば、もっといろんな種類のものがある、国境超えたら、もっと変わったものだって、驚くような値段で売られているのが、もうバレているんです。

 このタイプの在庫が多いから、まずはこれからおすすめして、売っていこう!そういう作り手、売り手主体のあり方はもう過去のものなんでしょうね。もちろんそれでいい、という方はいいんですよ。

 イヤ、そうじゃなくてなあ・・・、という新たなセンスと機微を持っているお客さん相手に、どこまで接近することができるか?なんていことが、これから重要になっていくような気がします。新鮮な感覚をお持ちのお客さん、目の肥えたお客さん達に鍛えられないと、ダメなんじゃないかなあ・・・などと、珍しく今後の経営のあり方セミナーをやっている店主。

 一番見えていないのも店主なのかも知れません。
 
 ついネットで買ったはいいが、組み付けが心配というような方。もらったはいいが、どうしていいか分からないという方、一度持ち込み天国においでください。

 総メンテと、施工責任をお引き受け、いたします!

 ※東北支援のご協力ありがとうございました。CDラジカセは、希望台数を集めることができました。ご協力いただいた皆様には感謝です。まだミシンが二台、不足しています。それにて起業の計画ですので、もしお心当たりのある方は、ご一報お願いいたします。
 
 ※ご協力いただいている、原発都民投票のための署名ですが、明日、9日の夜まで受け付けていますので、まだお済みでない方は、是非おいでください!

 ※2月19日、脱原発杉並ということでデモが杉並区内で行われます。詳細はコチラにありますので、主旨ご賛同の方は、一緒に参加いたしましょう。当店は自転車隊として・・・といっても、自転車引いていくだけですが、参加しますので、ココゾの一台お持ちの上、お待ちしています。集合などの詳細は、また追って後日に!

街道トラックレーサーにブレーキ



 公道を走行する際には、二系統のブレーキが自転車には必要とあります。この二系統というのは、前輪に2個とか、後輪に2個とかはダメで、前後輪に1個ずつということらしいです。

 シートステーブリッジに穴を空けるというのもありですが、トラック内を走る機会もないとはいえないので、今回は板ブレーキを装着します。

 120207 (2)

 ここに板挟みでブレーキを付けるわけです。

120207 (5)

 外しやすいように蝶ネジで締める、つまり工具を使わずに手で着脱ができるようにすることもできるし、六角レンチでガッチリ締め付けるというやり方、いずれもできます。

 120207 (6)

 アウターワイヤーを伸ばして、ここにつければ終わり。
120207 (7)

 前ブレーキは、こうした取り外し可能な台座に付けています。

120207 (8)

 こちらの方も、昨年のブレーキ一斉取り締まりの時に、品切れになりましたが、今はもう安定供給されるようになりましたね。

 しかし、もっと二系統ブレーキを付けてほしいというご依頼があるかと思いましたが、意外と静かでした。というか、もうその前から、ちゃんとブレーキ付けて走っておられる方々が大半だったということでしょう。

 この取り外しは、ちょっと面倒です。もう少し高額の物を出せば、簡単なものがあるようですが・・・。

 と、ちょっと諦めていたところですが、面白い情報が入ってきました。

120207 (9)

 これなんですが、臼がついていますね。こう使うようですよ。

120207 (10)

 取り付け式ブレーキ台座・・・というわけだったようです。

 タイヤとフォークの間が5ミリあれば付くということです。これがうまく付いたら、六角一本で簡単着脱、トラックと街道を両方を一台で走る方には、いいですね、そんなに高くありませんし・・・。

 そんなこんなで、今やブレーキ問題は過去のことに成りつつあるのでしょうか?残党の方は、見つかって高額の罰金を請求される前に、対策を打っておくことをおすすめします。

 120207 (4)

 街道トラックレーサーの完成!

 ※2月19日、杉並起点に行われる、脱原発杉並でものHPができました。コチラよりご確認ください。なんだか盛りだくさんでどうなることやらです。当日は、自転車をもってでも参加しようと思います。乗り手募集!

   また原発都民投票の受付もこの9日まで、当店内にて受け付けております!

こういう事もあり得るシングル化

120206 (4)

 10速のスプロケットが使えるフリーのホイールを利用して、シングル化する方法があります。

  こうやって一枚のギア板と、スペーサーと、ロックリングで締め付けるやり方です。

 一番のメリットは、ホイールを一本シングル用を組まなくても、持っているリアホイーで、シングル化できるということです。コスト削減ね。

 もう一つは、このフリーのセレーションに合うものであれば、歯数をほぼ自由にセッティングすることができるということも上げられますね。

 当店で、シングル化をご依頼なさるほとんどの方は、ストドロエンドでもテンショナーを使いたくないというご希望の方が多いんです。見た目をできるだけシンプルにしたいからだと思われます。

 そうなると、前後のギア比の中で、チェーンをピタリと弛ませない組み合わせを試さねば成りません。この際には、ギアの歯が一枚違いであることに超したことはありません。

 固定ギアであれば、12tから今では21tぐらいまで一枚ごとに歯数が用意されています。

 それに対してフリーのシングルギアは16t、17t、18t、20tの数しかなく、試せる歯数が圧倒的に少ないというハンデがあります。

 しかし、上のようなフリーに歯数を入れる場合は、スプロケットをばらしさえすれば、それこそ11tから23tまで、一枚ごとに歯数を試すことができるので、テンショナーなしの調整にはもってこいの条件になります。

 と、ところがなんですが、この形式でシングル化した自転車に、一カ所トラブルが生じました。

 この後のギアが、後方へのフリーだけでなく、何と前進に対してもフリーになってしまったということなんです。つまり、前にも後にもからまわりをするということ。

 ギアが空回りなので、チェーンだけがグルグル回って、肝心のホイールが回らない、つまり進まない自転車になってしまったということなんですよ。

 何とかして、このスプロケのロックリングを回して外して、中を点検すると、もうすさまじい・・・。

120206.jpg

 このスプロケがはまっているフリーに、進行方向に平行に勝手にセレーション、つまり溝が刻まれていたということになっていたんです。

 そしてこの溝を掘った犯人が・・・コイツです。

120206 (2)

 当のスプロケばらしの一枚のギア板が、自らも身を削りながら、フリーの横溝を壊して縦溝を刻んでいたということだったのです。

 ちなみに、まともなギア板はこれです。
120206 (3)

 内側の円のまわりには、セレーションに合わせたデコボコがありますよね、これが脚力によるのこぎり状態の動きによって、自らも摩滅しながら、フリーの溝を削っていったということらしいのです。

 マア、このお客さんはほぼ毎日、町田から目黒まで往復を走破される猛者なので、こういう事も起こりうるかも知れませんが、今まで何十代と試してきた、このフリーギアにスペーサー形式のシングルが、距離によって、こんなようにも成るんだということが、初めて確認されたわけです。

  通常市販されているスプロケばらしのような薄いギア板とスペーサーのキッドというものも、使い方、回数、時間、強度によってこういう事にも成りうるんだ、ということは共有したいと思います。

 対策としては・・・まだ具体的な解決策は取れていません。

 フリー交換で走れるようにはなりますが、、またこういう事が起こりうる可能性は排除できません。

 なんとか一枚のギア板と、数枚のセレーションを共有するスペーサーとを固定できないか?それができれば、少なくともギア板の幅で、こういった困ったセレーションはできないでしょう。

 カンパの深いセレーションのフリーだったら・・・。ただ、カンパむけのサードパーティーなど、この手のパーツではほぼないので、どうしても溝の浅いシマノ系のもので対応を考えねば成りません。

 フリーにスペーサーでシングルで走っている皆さん、こういう事も使い方によっては起こりうるということを、再度共有いたしましょう。早々に対策に乗り出さないと!!!

これが完成形 ママ狸ん子のせ グリップサドル?



 こういう自転車なら、子供と一緒にサイクリングに行きたくなるかなあ・・・などと考えながら、作っています。

 アチコチに機能上の改良や、デザイン状の統一なんかをちりばめながらネ。

120205 (2)

 サドルとグリップをセットでデザインするなんて、ちょっと新しいかも知れませんね。

 120205 (3)

 こういう弓なりのアーチ型のハンドルだと、子供の乗せ降ろしの際に楽です。ハンドルと子のせの間が広くとれるからです。

 ハンドルの形状によっては、乗せにくいことも起こりえます。ママ狸んでは、各種広めのハンドルなどもご用意してお待ちしています!

 120205 (4)

 子のせの突き出しの足置きと、カゴも干渉しません。カゴもしっかり付いていますよ、ちょこっと技あり!

120205 (6)

 荷台には後用の子のせがアダプターを一枚はさんでつきます。

 よく電話などで、「電動自転車にイェップの後用の子のせが付きますか?」というご質問をお受けしますが、荷台の付くものでしたら、付くということが言えます。

120205 (7)

 アダプターの分若干子のせの位置は高くなりますが、ほとんど実害はありません。

 120205 (5)

 スタンドをディレーラーと干渉しないタイプのものにかえて、これで安定感を確保します。といっても、過信は禁物です。

 店主も、井戸水の仕入れの際に、このスタンドで百本以上の井戸水缶を積みますが、強度は今のところ問題はありませんが、一定以上の重さになると、つらそうな感じは伝わってきます。

 これはスタンドだけではなく、最初から子乗せ用として設計された車体でない自転車すべてに言えることかと思います。専用設計されていない分、どこか操作しにくかったり、常に注意しながら、意識しながら乗る必要があるといえます。

 そういう意味で、すべて過信は禁物です。これがついているから安心!と油断し切らずに、常に装備は点検しながら、工夫しながら乗る、という気構えが必要かと思います。

 そうしたことがすべて面倒で、何か起こったら、すべてメーカー、設計者、施工者の責任にしたいという方は、最初から、「完璧」とうたわれているもの(そんなもんあるかないか分かりませんが)を選択すべきでしょう。

 設計当初になかったものを外付けする、という場合には、すべて観察と工夫が必要です。これは取り付ける方も、利用する方もです。

 それっくらいできるわよ!という気概のある親御さんには、ママ狸んより、今後とも魅力ある自転車のご提案をさせていただきます!

 今、ちょっといかしたフレームなどを入手しています。この春、入園などの準備に向けて、何台かご提案・・・しようかと画策中です!是非是非、お楽しみに!

ちょっと出た出たストラトスシャンペン

120204 (2)

 入門ロードとして、当店が推しているストラトス、シャンペンゴールドの巻というわけで。

 2012年モデルになって、二回目の紹介でしょうか。

 これがデフォでついているクランクです。

 アウターのリンクにスモークのような茶がかかっています。凝ってますなあ・・・。

120204 (3)

 ヘッドパーツまでブロンズ。これもまた凝っています。

120204 (4)

 バーテープに、ブラケットのラバー、タイヤまで、すべて茶が入っています。

 120204 (5)

 なんとサドルまで・・・茶で決めています。

 デザインといいますか、色あわせでもかなり気を使っていますね、ここまでがんばられると、正直当店の仕事がなくなるなあ・・・、というわけでもありませんが・・・。

120204 (6)

 wレバーで値段を抑えて、なんと78750円と2011年モデルよりも、値段を下げている・・・。

 ここまで凝っているにもかかわらず、値段を下げる・・・。どこに皺が寄っているんだろう?と考えるのは自然なことです。安くなったぞ、やったー!ではちょっと単純に喜びすぎです。

 資本主義は厳しいのだ!どこかを削らずに値を下げるなんてことはできない。マア、FUJIが利益を削っているとするならば、こういうこともないではないが・・・。

 フレームが若干重くなったかな?パイプの格を下げたかな?もちろんまだ確認は取れていません。

 特注の部分のパーツにもしかしたら強度的な問題が出てこないとも限りません・・・。チェーンリンクなんか要注意です。

 自ら売り出しているものにケチを付けているようですが、当店に来られる多くのお客さんは、一台を長く大切に乗り続けたいという方が圧倒的なので、一緒に注意すべきところを確認できるように、やっているわけです。

 ネットなどで、お互い見ず知らずどうしの取引ではなくて、顔が見える者同士として、一台を責任を持ってやり取りする。

 もちろんFUJIを担当している、アキボウの社員さんも店主はよく知っています。

 もし万が一、車体に何か初期的な欠陥が生じたら、即それに対して対応取らせていただきますし、もちろんアキボウさん達もそれに協力するように、動いてくれるでしょう。

 定価でお売りしたいる背景の一つに、そうした安心安全な対応も含んでいると、ご理解頂ければ幸いですね。

 ネットで安価に加入できる保険があります、何か起きたとき、電話対応のみで思った以上の補償が得られない、何度掛け合っても、「当社はこれ以上いたしません、文句があるなら訴訟を起こしください」と。なるほど安いわけです。

 保険だけでなく、あらゆる分野で、傾向としてはこういう方向へ行くような気がします。これが世の中の趨勢かと思いますが、それで良いものとそうあってはならないものとの違いは見分けておくべきかと思います。

 自転車はどうでしょうか?もちろん利用者さんの技によりますね!

120204.jpg
 
 ストラトス、シャンペンゴールド、こだわり版。プラス15000にて、手元変速取り付けます!

 ※2月9日まで、あと少し!原発都民投票のための署名、9日の最終日まで、当店内にて続けていますので、杉並区在住の方でまだの方は、是非お待ちしています!また、引き続き、2月19日脱原発杉並の自転車デモ隊員、募集!

はるばる来たねー ビンテージ・・・だよ!



 持ってこられる自転車の中で、思わず「はるばる来たね」と言いたくなるようなものってありますね。

 今回のこれなんかも、まさしく、回り回って訪ねてこられたような一台です。

 実際ビンテージという程大げさというか、位置を主張しているわけではありません。といって卑屈でもないんだなあ。

 何とかしたくなる、できるだけこのまんまで街道を走ってほしい・・・とこちらもそこはかとなく思うのであります。

120203 (2)

 ハンドル回りがいいねえ。わざとらしく集めてきたようなおところは全くなし。ある時代のものを自然なセンスで集めて取り付けている、そういう感じです。

 一番の注目はここなんですね。

120203 (3)

 グリップをねじるようにして変速をする、この形式、こいつはこれの持ち味なんで、どうにかしても活かしたいわけです。

 この結ばれている先は、こちら。

120203 (4)

 内装三段なんですよねえ・・・。しかも古い形式の・・・。

 最悪の場合、現行品の三速ハブで後輪を組んで、現行品のシフターを付ければ、全く問題なく走ることはできるでしょう。

 でも、ネクサスのハブで組まれた後輪・・・、今風ゴム付きシフトグリップかピアノタッチ式シフトなんて、この車体に付けたら台無しですよね。

 どうしてもコイツには、この形式を持ち続けてほしいというわけで、持久戦でワイヤー交換などすることになったわけです。

 大体の形式は理解していても、あとは時間と使用によって刻まれたすさまじい個性がこうしたオールドパーツにはあるわけです。ある意味人間の頑固なお年寄りとおなじです。解剖学的には、人間同じでも・・・イザ治療となると・・・患者さん一人一人全く違う、という感じでしょうか?

 120203 (9)

 一見目立ちませんが、内部に油分を注入、ワイヤーの調整など・・・、試行錯誤のメンテの結果、三段シフトは元に戻りました。

 120203 (10)

 ワイヤー類の交換で、シフトもブレーキもしっかり元に戻ります。

120203 (11)

 たれたワイヤーは、ちょっとレトロなワイヤーバンドで止めます。

120203 (6)

 クランク回りも整備しましょう。チェーンも交換・・・。
120203 (8)

 しかし年季のある顔しているねえ・・・。

120203 (5)

 今回、君はこのまんまね。革の専門家に見せると、これでも手の打ちようがあるのかしら?

 120203 (7)

 ワイヤーが締まって、今回は見た目じゃなくて、機能面を中心のメンテとなりました。

 派手さはないが、地道で重要な仕事でしょう。

 こういうビンテージという程の気取りはないが、一定の時代のスタイルを乗せている自転車をメンテしながら乗れている・・・、こういう事って、これから大事なポイントになるべきだと思うんですよね。

 無粋な使い捨て文化よりも、粋な何かです・・・。

 こんな自転車持ち込んで大丈夫かな?なんて躊躇されませんように、もう私ら、大抵の自転車見ても驚きませんから!

 ドシドシ再生!


※ 2月19日 脱原発杉並のデモに参加予定です。阿波踊り隊、エイサー隊、カラオケ隊、キッズ隊、などいろんな隊が出る予定らしいです。当店も自転車隊で参加しようかと思います。目立つのがいいねえ。タンダム三台ありますから、あれ持ち込みましょうか?乗り手二人募集!その他、自転車でご参加される方募集します!詳細はまたボチボチとながします。

マスからミニへ!獅子よりダニだぜ!



 とりあえず、乗れる状態で購入して、あとから徐々に自分色に染めていこう、という選択肢は大いにあるかと思います。

 トータルの状態で、完璧!というのは、よほどの高価な完車じゃない限り・・・あまりないかも知れません。イヤ、値段の高低だけじゃないなあ、高くても違和感のある組み合わせってありますものね。

 とにかく、自分なりの好みを深めて、知識なども広めてくると、どうしてもあてがいぶちの完車には満足できなくなってくる、ということはよくあります。

 ある意味性格も関係してきますな。店主は、ガキの頃からあてがいぶち大嫌いな性格でした。

 嫌いな言葉に、○○セットというのがありまして、一揃いしてパッキングしているのが、とてもイヤ、という面倒なガキでした。

 彫刻刀も、仕方ないから、サンスターの一揃いものを使っていましたが、持ちにくいとかなんとかこいては、柄を手のくぼみに合わせて削って、失敗して使えなくなって、どうにかして一本買いできないかなあ・・・なんて姑息なことを考えたり・・・。

 色鉛筆も12色セットというのがイヤでした。クーピーなんていう今思えば、無駄なオール芯のやつで確か48色なんていうのがあったと思います、得意になって持っている子がいましたが、ケッ!てなもんでした。

 とにかく、何か手を入れたい、自分の手あかを付けたいというか、自分選択のものを持ちたいという基礎的欲求のようなものがありますな。

 中学生の頃の電気ベースも、ピックアップ一個を取り付け改造に成功!当然パソコンも、ドスVで自作!今はもう面倒なんで、あてがいぶちに近いものを使っていますが、でも、二昔前のスカジーカードなんていうものを入れてみたり・・・、基本性格には変化はありません。

 当然自転車だって、購入してきたその日に、アチコチ外しては入れ替えて・・・の繰り返しでした。

 そんなわけですので、徐々にでも自分のものにしていきたい、その気持ち応援いたします!

 今回のメインはスレッド化です、ハイ、もちろん、やらせて頂きます!

120202 (2)

 今回は一インチでしたが、いつものやつということで、ホイ!と入れ替えます。

120202 (8)

 銀のヘッドパーツでの入替です。つまりは、スレッドタイプのステムをご使用になりたいということで、多少のレトロ感を出すということなのでしょう。

120202 (9)

 ウーン確かにねえ・・・。ただ、特に最近の傾向なのか?コラムの内径が狭いんですよ。

 フォーク交換しないでアヘッド式フォークをスレッド化しても、そのままではステムがコラムの中に収まってくれないものが、ほとんどになってきたんです。

 これは由々しき事態ですね。もちろんそれではいけないので、それなりの加工をします。が、その加工の方がスレッド化の加工よりも実際時間がかかってしまうという困った状況が最近の傾向なんです・・・。

 ただでさえ、神経使う加工であるのに、その上に時間と体力を使う加工が加わるとなると、ちょっと今までのようにはいきづらくなるというのが、最近の本音というわけで、対策を考えねば・・・という時期に入りつつあります。

 今回も、半ば維持になって、コラム掘りをしていったわけですが。

 ステムをかえるついでに、ハンドルも適正の幅のものに交換しました。

 元々のものが、この黒々としたものです。

120202 (3)

 これが、ステムに合わせて、こんな感じに変身です。

120202 (11)

 TNIの狭い系統のハンドルです。ありがたいねー、体の小さい方、狭いハンドル好きな方には、重宝ですとても。最短で340ミリ何てあるんですから・・・。

 ただ、それらすべて黒いんです。今回のお客様はシルバーとのコラボを随所でお考えのようで、できればシルバーのハンドルにということでしたが、幅を優先するには、シルバーは難しい、シルバーを優先するとなるとこの手の幅のものを探すのが大変・・・ということになります。

 そこで、頼みの綱ということで、今のりにのりつつある修行者、大森研魔の社長に相談したところ、例によってクールに「いいですよ」と、こんな感じに磨いてくれたんですね。

 120202 (10)

 これ磨いたものです、元からあったようですね。

 あと、ついでということで、クランク交換をご指定に成られました。

120202 (4)

 ちょいとメーカーはわかりませんが、よくあるあてがいぶちのものです。
 
 こいつを
120202 (6)
  
 スギノ、RDメッセンジャー、シルバーに交換です。

 なんか作りが良くなったような気がします。締まっているんですね。

 しかも・・・、

120202 (7)

 BBも、値段は上がらずに、機能がアップしているのではないか?と思われるところがありました。

 かつては結構、ゆるんだですよね、それがどうもゆるみにくいように工夫がされているようです。
 
 そんなこんなで、スレッド化を中心に、パーツ類も入れ替わって、さぞかし理想の一台に近づいたのでは?とおもわれますが、どうでしょうか?

120202 (5)

 好みは分かれるところかな?黒々として重厚感のある元の方が良い、イヤ、シルバーとのバランス、そしてスレッドステムがやはり自転車の美の典型なり!と・・・。

 マア、人はどうであれ、自分の好みに近づけて、少しでもご自分の愛着を感じて頂ければ、当店としては存在意義ありですから、ありがたい限りです。

 マスに作られた、ものをミニへ!これですね。

 こういうちょっとしたキャッチフレーズって、小泉電通路線のようで、結構あやしいものもあるかもしれませんが、それはそれぞれよーく吟味してみてください。

 今日も、自転車業の大先輩の方と色々とお話をする機会がありました。

 今サイクルベースあ○○というところが、隆盛を極めているようです。それに対抗する勢力が、今の副総理の牙城というのでしょうか?イ○ングループにあるということらしいです。

 5年間で、自社ブランドの自転車店を全国に1000店、出店予定があるそうです!

 オウ!ツーことはだ、5年後には日本全国この二社による、自転車大手によるほぼ独占状態になるんじゃないだろうか?という推測です。

 これが事実だとしたら、小さい個人の自転車店としてある、または開くことの意味ってなんでしょう?ということになりますね。

 大手さんはいわば、ライオンです。そのライオンに対して、ネコの状態からどんなにがんばって山猫ぐらいに巨大化したとしても、到底勝ち目はありません。チキショー、ヒョウぐらいになれればなあ・・・、って思っても同じです。

 そういう勝負をしても勝ち目は全くありません、やるだけ無駄でしょう。

 では、どうすればいいか?簡単なことです。ダニやノミになることです。

 どんなにライオンの牙が丈夫で、爪が鋭くて、力が強靱だとしても、奴らにダニやノミを殺す能力はありません。

 全く別次元のところで勝負する、イヤ、勝負することすらしないで、生き残っていくことを考えること。

 これは自転車だけの話じゃないなあ・・・。

 世界最強の米軍が、なぜイラクやアフガンから撤退せざるを得ないのか?

 まあ、くだらん話はいいとして、これから小さいものが生き抜いていく一つのヒントとして、ノミになる・・・・、どうでしょうかね?

 グローバル化という、ライオンさんをのさばらせたいというのが、世界の傾向のようです。これにガチであがなうというのは、マア、無理かな?

 こういうのにトラでもって対抗していこうというのは、かつての左系の方の発想のような気がします。一見威勢がよくって、かっこいいんだけどねえ・・・、でもトラはトラなりに扱いにくいヨーってなわけです。

 だったら、ダニになれ、ノミになれってなわけですよ・・・、その先の展望ということに関しては・・・とてもとても店主程度の甲斐性では想像すら付きませんが・・・ネ。

よりかゆいところへ!手を伸ばせ!



 先日、上げました、大森研魔8割による仕事内容でした。

 最近、研磨に心酔している大森社長の後ろ姿をみると、刀鍛冶から預かった日本刀に刃を付ける、研ぎ師のような迫力があるんですね。

 研磨をする場所は、当店内の半中のようなところです。すきま風だらけ、外と変わりはありません。

 そこで氷のような金属を磨くという作業は、寒い時期には大変な仕事かと思いますでしょ?

 そんな中でも、黙々と磨いているんですね。三四メートル下がってみていると、そのフレームの輝きによっては、もう刃物に近い質感になっていることがあるんです・・・。深々と迫る、何らかの迫力のようなものが社長の背中に漂います。

 上の状態で、完成かと思いきや、長年理想の中でご自分の自転車を構想していたお客さんとしては、まだ少し手を入れて欲しいところがあったようです。

 そこまで長年あたためてきた構想であるなら、これは作り替えないわけはありません。

 120201 (4)

 ヘッドパーツを銀のものへと打ち換えです。

 120201 (3)

 シルバーのスポークで組んだホイールですが、これを黒のスポークでと・・・。コースターハブというのは、構造上一方通行なので、組みにくいんですね。振れを取るときには、押したり引いたりしたいので、それができないというのは、ちょっと「ケッ」ってな感じですが、組み上げました・・・。

 そして今回の変更点で、一番神経を使うのが・・・、アウター受けというフレームに付いている金属のポッチのようなものがあるんですが、それを切り取ってほしいということ・・・。

 切るといっても糸鋸、グラインダーなどでおとしてから、折角磨いてある、回りも引き込んで平らを出して、その後また番手を一枚ずつ上げていきながら、再度鏡面にと戻していく・・・、気の遠くなるような作業なんですが、大森社長は、いとも簡単に「いいですよ」と。

 この社長は、今、趣味とか仕事とか遊びとか、そういう区別など全くなくて、やることすべて、ひたすら何をやっても修行に結びついているんじゃないかな?という充実ぶりです。

 エエ?もうできましたか?という問いに、無言で頷く大森社長です。

120201 (5)

 日本刀になっている・・・。

 120201 (2)

 磨き屋から研ぎ師に成りつつある大森研魔。

 そんなに遠くないうちに、クラフトや工芸師というような域に行くんじゃないかな?

 寒さも忘れる集中力で、自転車を変えてみませんか?変わりますよ、信じられないくらいに・・・。

 大森研魔、当店内にて、営業中。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

カウンター