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第二弾! 迷走が楽しい開発 |
![]() あれ?どこかでみたことあるような・・・・? という方、当ブログの熟読者の方とお見受けいたします!今月の前半に一度ご紹介いたしました。 あの製作者の方の第二弾・・・というのでいいのかしら?今度は子供者に付けてみました、ということです。反省点は前のビニール。第一弾はプラ板を使用しましたが、水のはじきなどからやはりプラ板には及ばなかった、ということでした。 また、自転車に合わせて幌を小さくすると、やはり濡れる・・・そうです。 ![]() ありものの金具を合わせて取り付ける。こういう非効率的なことの中から、効率は見つかるんで、決して無駄ではないでしょう。 大体の構造は把握してこられたみたいです。 次は、もう少し自転車の車種を絞りましょう、ということで、典型的な形の自転車をお貸しいたしました。 典型を決めてから、応用編としてのアダプターを開発して、ダメなものはすべてワンオフ!この路線ですね。 やっていく内に、あれもダメ、これもダメ、試作もうかく行かなくなると、ああやっぱりダメ・・・というスパイラルにいくこともあります。 ただ、今の段階は試作が面白いということですから、この勢いを少しでも上昇させていくことも大切でしょう。とりあえず、その典型が出来上がったら、それにどうカゴを付けようか?等の自転車屋的展開なんかも大いにのせまして、互いに盛り上がりたいものです。 そうそう、店主の同級生に、テント屋さんがいるんです。 先日意見を聞きに行ったら、すでにその自転車を見かけたとのこと。さすが、同業者。 塩ビでフレーム作るのが一番いい、とお褒めの言葉。あとは防水シートなどは向こうは相当数のサンプルありです。さすが餅は餅屋ですな。 といいつつも、それを自転車につけるとなると、専門業者は今のところなし。そこが面白いところなんです。 今後とも、ナガーイ目をもって、このプロジェクト、お見届けいただきたいと思っています!!! |
これもありでしょう BD・・・いくつだ? |
![]() 以前二台ほど、こんなことをした経緯がありましたね。 あまり良い評判を聞かないアンドン型のフォークですが、これをどうやって替えていくか?なんて手の込んだこをとやっておりました。 今回は持ち込みもありまして、共同で作った感じですが、これもまあ、たまたまあったものなどを利用しての、そういう意味では奇跡的な自転車なのであります。 ![]() フロントフォークが20インチ用のもの、塗装しただけで、持ち込みです。これを使うことになりますので、利用するパーツ類も絞れてきます。 ![]() これ、ご指定です、競技用カンチブレーキ、効きます! ![]() リアブレーキは持ち込み。台座を利用しなくても、パーツの持っているシューのズラしシロが大きいものです。 ![]() 11-28tというご指定のスプロケに、105のコンポ。 ![]() 小径だけに、54tのデカイギア。支えるのは105コンポです。 ![]() ドロップということで、エアロブレーキを付けて、引きます。 そしてここにも例の何・・・。 ![]() バーコンです、十速用なので、これは少しおごってデュラエースのバーコンを使用します。 走ってみると、これ、かなり本気度高いです。 モールトンも名作ですが、それに匹敵するかも知れません。かなりいいです。小径に関しては???の店主ですが、コイツはいい。 世の中のBD1をすべてこういう形式にしたい!と思うくらいです。 といってもありもの組み的な要素が強いので、同じようにはできないでしょう。 走れる小径車!この手の改造、相当おすすめです! ※本日より、新潟出入りします。金土日は、大体3時以降から店が開きます。事前にご連絡いただければ、開店か否か確実かと思います、多少のご不便おかけしますが、よろしくお願いいたします。 |
ついにオペラに出演!しかも突然だし・・・ |
![]() こんな仕事をして、開いてお待ちしていると、まあ、色々なことが入り込んできますな。 大抵のことではもう驚きませんが、今朝のは、ちょっと面白かった。 「ごめんください」で、開けると、二人の外人さんにその通訳さんらしき方々、計三人が立っておりました。 外国からの方は、たまにありますので、さして驚くべきことではないんですが、依頼がすごいんです。 「オペラに使う自転車なんですが、ヨーロッパの五十年代の雰囲気のある自転車って有りませんか?」 「オペラに?」 伊勢丹ディスプレーに貸したことはあったが、オペラに貸す?歌う自転車でも欲しいのかな? 舞台美術か、演出家か知りませんが、その二人の外人さんが、どんどんイメージを言っていく。 五十年代の現物が欲しいのか?イメージでいいのか?後者でした。 では作るか?期限は、いつまで欲しいのか?今月中だって?もっと早くおいでなさいよ・・・。 通訳の人によると、自転車は用意したらしいが、どうも無骨ででかく、今回の舞台にはふさわしくないということで、急遽自転車探しが始まったということ・・・らしい。 一体、どこのどなたの紹介なんでしょうか?まあ、それもいい・・・。 色々物色する内に目が留まったのが、上の自転車。 たまたま、先週末に落ち込まれて、ノーパンクタイヤをはく予定のこの車体を、大いに気に入ったようです。 ただ・・・、 ![]() このディレーラーはいらない、できればシングルにして欲しいという・・・。構造的に難しくはなさそうだったので、引き受けて・・・。 ![]() やたらとシンプルに。ディレーラーだけでなく、ワイヤー類、シフターも取り外して、向こうさんのイメージピッタリに持って行きました。あとは、カゴを籐のものにするらしいです。 もちろん持ち込まれた方には、その内容をお話しして、許可を取りましたよ。 ![]() 本当に五十年代のものか否かは別として、少なくとも舞台のイメージ通りに持って行けたようです。 で、その作品とは・・・、「ドン・パスクワーレ」という大作だそうですよ。これまたはじめて知ったのですが、オーストラリアのオペラのレベルは、非常に高いらしいです・・・。 確かにオーストラリアワインはもうジャンルですから、そういうことがキチッとできるなんていうのは、こういうこともできるはず!とかってに思ってしまいますね。 世界遺産にシドニーのオペラ座があるんですから、まあ、そうしたことも大いにありかと思います。 で、はじめてらしいです、オーストラリアオペラの日本公演というのは、場所がまたスゴイ、新宿文化センターですよ! 詳しいことは、この辺からドドーッと奧へ入っていてください。 しかし面白いですわ、こんなことがあるなんて。この舞台にこの自転車が登場ですよ!そんな展開になるのやら、実際に舞台上で乗るらしいですし・・・。 演劇といえば、歌舞伎役者のお客さんもいますね・・・、お元気かしら?また映画やドラマにも出ておられるという新劇系の方も・・・。そういえば、役者志望の方も何人かいたなあ・・・、そういう意味で当店と演劇系とのご縁は、なくもない、ということが改めて、分かりますな。 長くやっていると、こういう事って有りますな。ある年代物の映画の一シーンで使う自転車なんかを、共同で組んでいく・・・なんて面白い仕事でしょうね・・・。CM作りで協力を申し込まれたことも・・・かつてあったかな? そんなわけで、舞台でこの自転車をご覧になりたい方は、しかるべきに日、実際に足を運んでみてください。一等席数万ですが、見る価値は・・・あるでしょう!もちろん自転車だけでなくね! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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