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アッチも募集 コッチも募集! |
![]() このようなチラシが送られて参りました。 手作り感満載のチラシです・・・。 耐久レースというのは色々あるようですが、それをヒルクライムでやる・・・というのが面白い! 1.5キロの山を何度ものぼるらしい・・・、イヤ、詳細はこちらをご覧ください。 主催はNPO法人らしく、昨年はじめてイベントを組んだようですねえ。和歌山の地域興し、初回で百名の参加者を集めたという・・・、なんかいいですね。 手作りでイベントを編んでいく、という感じが。紆余曲折しながら、継続していって欲しいなあ、と思います。 先日、トライアスロンの方が見えたとき、北海道でやるフルトライアスロンへの参加費・・・一体いくらだと思います? エントリー費で・・・・な、なんと!7万円!!!! そりゃ広範な地域を管理しなければならず、環境整備その他色々かかるのは分かりますが・・・、北海道までの往復の交通費、滞在費に装備の送料、それにこのエントリー費・・・、ただでさえ3競技の装備代もかかるのに・・・。 結局、トライアスロンは金持ちの競技なのね・・・ということになったら、競技自体のイメージっていうのも・・・。しかたネーのかな? そこいくと、こちらの料金ですが、これが参加費というんじゃない・・・、大会維持協力費というんだそうですが、一人3千円! プロのイベント屋が、ドカンと仕掛けて、ガッポリ持って行って、さっさと閉じるようなイベントよりも、地に足付いた身の丈の、手作りイベント・・・、実質上は分かりませんが、少なくとも手作りパンフ・チラシから伝わってくるものとしては、応援したくなります。 ![]() 車種も、車両規定に反していない限り、なんでもあり!レーサー・マウンテン・ミニベロ・ママチャリなんでもよし!だなんて、これも良いねえ。 また今後の大会継続に合わせて、タンデム車の許可もしていただければ、後に視覚障害者や高齢者も乗せて参加できますんで、是非是非、ご検討お願いしたく思います!!! と、これがアッチの募集。 で、こっちの募集というのが、本日三十日と、明日三十一日で、旧店舗の掃除等を行いますんで、お手の空いている方は、手伝って頂ける方募集します! これがこっちの募集です!というわけで、この二日、通常営業はしにくい状態です、ご理解よろしくお願いいたします。 |
のぼる先生作品が 大ヒントともにやってきた! |
![]() この6月の初め、金属工房錬ののぼる先生の個展に行って参りました。その詳細は、こちらの記事にあります。 勝ち組の町、銀座に圧倒的に似合わない、狸親子のサイクリング日記でもありました。暑かったなあ・・・。 で、その際購入したのぼる先生作品がようやっと、やってきてくれました。 これはへびの、ペン立て兼、文鎮。南部鉄の鋳物に、塗装として緑青的なものがかかっています。鉄だけに、文鎮だけに重いですね。 ![]() こちらは金魚の栓抜き。最近栓抜きは、なかなか使わなくなってきていますが、こんなのを見るとサッポロラガーの大瓶なんかを買ってみたくなりますねえ。 ![]() で、大作がこれ!勝手に題して、アーバンキャット!摩天楼の前をうろつくネコ。 ![]() 押し寄せる大波のような摩天楼に、ひっそり座るアーバンキャット。この遠近感もいい。 そして、さすが動物鋳物の鬼才、のぼる先生だけに、その表情までもが細かい。 ![]() ネコ好きには、もうこれだでも欲しい!財布に忍ばしておきたい!って思う人がいても、自然だと思いますねえ。のぼる先生の動物たちには、特にネコ共には、特有の表情があって、こいつがファンを魅了する・・・。やっぱり一つ強みがあると、いいね。目標だなあ・・・。 そして、のぼる先生の作品から大ヒントがやってきました! これです! ![]() 一瞬、ボリューミーなベイゴマと思ったあなた!ご同輩でしょう・・・。 もう一度、よく見ればお分かりのように、龍のぐい飲みです。鋳物作家らしくこれは錫でできています。錫は食害がない金属で、かつ、沸点がやたらと低いので、通常のガスレンジの火で、アルミのナベの中で、ツルンと液化してくれます。 つまり大した設備が無くても、できちゃう・・・ただし、ここまでやるとなると、ガス抜きや、湯口をどこにするか?など難しいことしかり・・・、でも自転車のヘッドバッチを作るなんていうのは、面白いかも知れませんね。 で、その大ヒントですが・・・。 ![]() これです・・・。 わかりにくいかしら? ![]() これなんかスゴイでしょう? 外側の龍の顔・・・、内側の龍の胴体・・・。 分かりました? このぐい飲み、まるでメビウスの帯のように裏と表がないんです! 画期的でしょ?スゴイよね・・・。 子供の頃から、平面のしかも巨大な画用紙などというもの与えられて、そこの表だけに思う存分絵を描かされていたことの癖や、そうした状況下でついた構図の取り方などからすれば、これはもう画期的だよね。 もう自転車バリバリですよ!分かりませんか? 何故って、自転車は単なるパイプの寄せ集めなんですから・・・。 画用紙の構図の癖でやっていたら、見せ所もクソもない。メビウス、裏も表も、面も線も、素材も空間も込みで構図をとらないと・・・という大ヒントであります。 いい作品にもっともっと触れていかないと、仕事が単なるルーティンになってしまう。勉強だね。 さて、こうした生活の潤いになるようなもの、何十年も使い続ける、ご来店の際に、コイツでビールの栓を開けて、これでコーヒーを入れることもあるかもです! 豊かだねえ・・・。 ![]() よっしゃ! |
120エンドだぜ!カンパベローチェを入れる! |
![]() 寄せ集めで造られているロード。 二十年前くらいのフレーム。 ![]() チタンフレームなんだそうです。フーン、そんな頃からチタンの溶接を自転車フレームに適用していたんですねえ、初耳です。 ![]() 寄せ集めというのは例えば、ディレーラーが74デュラ。 ![]() クランクがほぼ現行105・・・。 ![]() ダブルレバーは年代物のデュラ。バンド式です。 ![]() これもまあ、年代もののブレーキレバーです。 ![]() ロングアーチのキャリパーブレーキ、これはシマノ。本当に寄せ集め。 これを現行カンパ、ケンタウロで・・・ということなんですが。 ![]() ここ、120エンドです!来たね!先日アップした、この記事ですが。これがマニアックな文脈でえらく受けが良かったわけです。 まあ、当店としてはうれしい限り、これで120エンドの往年の名フレームに、現行カンパ、現行シマノが載るというわけですから、その意味を理解していただける方がいるということ自体が、非常にうれしいわけです。 これは120エンド用のハブを特注で作っているわけで、スプロケ側に全くストレスがかかっていませんし、エンド自体にも全くかかっておりませんので、念のため。 ![]() デカイブレイクが来ても困りますが、120エンドに現行十速、十一速が使える!よーく覚えておいてください。 ![]() チェーンウォッチャーは、デリケートなシフティングのために設置しておきました。 ![]() 特注ハブに対して、DT585で組んでみました。 ![]() 前輪も、これで前後のバランス抜群です。 ![]() 上引きタイプのクラシカルなブレーキレバーが、エルゴパワーになります。 ![]() カンパものは、クラシカルなタイプのフレームやパーツにもしっかり載りますね。 ![]() 組み付けているというのは、徐々にできてくる過程を見ているわけですが、やはり出来上がると、自転車自身からドーンとオーラが出てきます! なんかカッコいい自転車組んじゃったなあ・・・・という満足感。 120エンドのクラシカルチタン・・・、カンパケンタを載せ替えて、DTはいて、街道に戻る! |
失われていくもの・・・ |
![]() 元は何だったの?汽船?赤いから消防車? 既に原形をとどめていません。確か・・・、レスキューセットとか言って、子狸が持っていた、消防車のなれの果てなんじゃないかな? 店主に似たのか、子狸の奴は解体小僧です。タイヤをまず外す。動くものから外しにかかる、気づくと大体こんな感じになっています。 子供にとって、壊しやすいというのはある意味、構造を見る力に結びついていくので、悪いことばかりではありません。 ただ、ただ・・・、最近のおもちゃは壊れやすい・・・、壊れて次を購入してもらおうという魂胆か? 店主が子供の頃に持っていたミニカーなどは、今思えば、子供の手ひどい扱いによくもまあ、耐えていたと思うほど頑丈に作られていましたね。 ミニカーの中でも小さい乗用車のドアが開いたんですから・・・。しかもそれが外れて落ちた記憶がない。閉めるとピタッとしまった・・・。 今思うと驚異的な精度と耐久性だったんだと思います。メイドインジャパンという品質の後効きという奴ですね。やっぱり良い仕事に無自覚ながら、子供の頃から手の中で触れていられたんだ・・・という幸福。 ![]() 百円ショップ水準というのはこんなもんで、惜しくはないから、また買えばいい・・・。 こんなものばかり見て育ったら・・・。 当店で入りの皮職人であられるMさんの名言。 これから作られるもので、先の世にいわゆるビンテージと呼ばれるものはなくなるでしょう。 まさしく、その通り!この程度のもの作りを経済効率ばかり気にしてやっていたら、何も残らない。ものだけでなく、ものにまつわるあらゆるすべての事柄も、全く残らない。 現在の経済効率とはまた別の後ろ盾を作っていかないと、もの作りとそれを支える事柄の維持はできないでしょう。 果たしてその別の後ろ盾とは一体何んだろうか? そして、ビンテージと同じく、この世代から失われていく、重要なものがもう一つあります。 この記事が指し示すもの。 全く「大勝」したという勘違いが、こうした発言までもたらすか?と思うと愕然とする。 投票というのは、数年に一度、星の数ほどある案件に対して、それらを有権者が一票に圧縮せざるをえないという過酷な条件の中で行うものなので、それはそれは簡単に評価できるものでも、していいものとも思わない。投票率の低さや安直な「大勝」に腹は立つものの・・・。 前置きは長くなったが一言、先の記事内容に全く同意する形で自民党に投票した方、一切入店をお断り! そもそもそんな人間は近寄る気配もありませんが・・・。 原発廃止が、耐え難い苦痛を将来の日本国民に与える?だと? 将来子孫達の、「なんで原発を廃止したんだ!!!」と嘆く姿が、この男に見えるとすれば、大変飛び抜けた想像力の持ち主だと言わざるをえない。 凡庸な店主には、数百年後、立ち入り禁止の区域があったり、特別な装備をしない限り近づけない場があったり、処理のしようが難しく、手間と金のかかるやっかいなものを残していった、浅薄で無責任で薄汚い欲望に魂を売った先祖たちを恨む子孫達の姿しか浮かんでは来ない。 そう、無くなるのは、ビンテージだけではなく、子孫からの先祖に対する供養・・・、先祖を恨む子孫達という多分歴史上最も過酷な「ねじれ」を産むのではなかろうか? 反面教師としてしか価値のない先祖。将来、子孫より墓石と骨壺を割られ、ぶち撒かれた遺骨を土足で踏まれることを覚悟しなくてはならない、そういう世代・・・。 であったとしても、少しでもよい技術、発想、形式などを残していかねばと思う、我々も与えられてきたように・・・。その後ろ盾となるある種の制度のようなもの・・・、経済効率とはまた別の何か?集議してアイデアを絞らねばネ! |
軒先自転車 リベンジのドライジーネ! |
![]() 6月の初めでしたか、軒先自転車として再塗装などをやってみたんですが、その経過の詳細はこちらの方で再確認してください。 旧店舗は店舗回りの敷地が、そこそこあったので、そこを利用して軒先自家塗装なんて事ができたんですが、新店舗になって、敷地事情からそうはいかなくなったので、スプレー式でペイントが拡散する方式ではなく、刷毛塗りなら・・・ということで、やってみたわけですが・・・。 やはり刷毛は刷毛で、むずかしい。こうした刷毛ムラがすごく出てしまい、どうしても気に入らない展開に。 そこでスプレー塗り再開のための、簡易ブースのようなもので対応して・・・とリベンジ含めて、当店のやり方も工夫を凝らし、再出発となったわけです。 ![]() まずは剥離です!これが大変でした。二人のお子さんに、当店の子狸、その周辺が集まって、保育園状態の中、孤高のお父さんの作業が続きます。 この剥離と足付けに二日をかけました。 曰く、塗装は下処理!どんな上塗りも、下処理を越えられません!暑い中、がんばりました! ![]() こうした簡易ブースで、スプレー塗装、まずは黄色!丸き切り抜いた、ますキングテープを貼って、2色刷りに挑戦。あれだけ足付けしたんですから、これくらい凝ってもいいでしょう。 ![]() マスキングの後ピンクをかける。この塗装に二日、計四日間!本当にお父さんお疲れ様でした! ![]() クリアをかけて、このデキです!うまいですね! ![]() で、まだお子様も小さいので・・・通常なら補助輪なんでしょうが、それをやめてクランクとBB外して、なんと初期自転車の典型、ドライジーネタイプにしました。 ![]() なんか温かい自転車ができたネー。これに跨って、足で地面を蹴って、進む。 足で蹴る時間が短くなってきたら、クランク付けて、チェーンを張る。補助輪のように体を傾ける悪い癖が付いていないので、すぐに乗れるようになる・・・、という計算です。 多分、それで間違いはないんじゃないかな? これにペダルがついて・・・、そうしたら、今度は妹がこれを受け継いで・・・。そのころまた再塗装してもいいですね。 まあ、こんな条件で良ければ、また軒先自家塗装なんていうのも続けていこうか?と思います。 大人の自転車はデカイので、ブースもでかくなる・・・とかまあ、問題はあるかと思いますが、これはこれで良いポイントついているんでねえ・・・。 |
響き床 という名前に決まりました 多目的スペース |
![]() 既に見切りで発車している、当店二階のスペースですが、これが多目的スペースとして、整いつつあります。 これは先週土曜日のアラブ系太鼓、ダラブッカの講座です。確か以前にもご紹介しましたが、この講座は2週に一度の割合で開催されています。 やはりうまい太鼓はうるさくない・・・。なかなか土曜の午前中から、いいドラミングでいいスタートが切れる、良い感じですよ! ![]() その後は、重複する生徒さんとベリーダンスの講座が始まります。大体今んところ、そうなっていますねえ。 太鼓の先生、しんご先生もストレッチに参加・・・。 そして・・・、 ![]() 鏡の間でもあるので、名美容師さんをお招きしてのチョキチョキ講座・・・なんていうもあったり・・・。 先日の、皮工芸のクラフト講座なんかも徐々に始まっていくでしょう。 こちらの鏡の間を「響き床」という名前にしました。 こちらに関しては、専用ブログを設けて、そこで予約や催し物などの管理をやっていこうということで、まだ大した内容はありませんが、こちらが専用ブログとなっておりますので、ご興味がある方は、逐次閲覧して頂きますよう、よろしくお願いいたします。 店主としては、鏡が大きいので、自転車のポジションだしなんていうのもできますねえ。あとは・・・、哲学・思想系の読書会なんていうのもやっていきたいですねえ・・・。 まあ、夢の広がる多目的スペース「響き床」、狸サイクルと合わせて、よろしくお願いいたします。 |
これでも自家塗装!24インチロード!世界へ! |
![]() 今を去る四年前、ツールに二人の日本人選手が参戦して、普通に仕事をやり遂げての完走!ということを記念して作った自転車がりました。 それまでの経緯は、完走すらおぼつかない選手が日本人で一人いたとかいなかったとか。自転車に関しては国内外の選手のあまりの足の違いに、ツール完走なんて夢の又夢かと思っていた矢先・・・、新城君と別府君が見事にやり遂げてくれたんですねえ。 しかも着に絡むような活躍も見せてネエ・・・、もう感慨一入だったなあ・・・。 そんなわけで、子供自転車の車体を利用して、固定車やロードを造ってみるなんて事やってみたんですが、面白かったですよー!でもまあ、世間様の四五年先を行く・・・と考えるしかない当店の発想なんて、そのころには全く受けてもいなかった・・・ようです。 ところが、四年経って・・・、来ましたよ! これ、自家塗装ですよ!うまいですねえ。 しかも、特注のステッカー入り!お父さんの娘さんに対する気持ちが・・・伝わってきそうです。 ![]() ヘッドマークもあり!ナナちゃんという娘さんのために、お父さんがあたためて作ったもの、そのお手伝いをしたんですね。 ![]() まだ手が小さいので、ショートリーチのブレーキレバー。 ![]() 安定的入手可能な、最短340ミリドロップハンドル。 ![]() シフターは安く上げるために、バーコン、フリクションです。 このフリクションは、自分の感覚でギアをかけていくので、ギアというものに慣れるには、これでいいかと思います。 今は電動で、スイッチ式。選手が勝負に集中できる、というメリットはあれど、メカに対してほとんど頭を使うことが無くなってきてしまいます。 メカニックについても同じ。自分で調整できる範囲が極端に小さくなる。つまりブラックボックスを繋げるだけ。壊れたらメーカーに送って、チャンジニア。 情報はメーカー独占・・・。あまり健全な動きではないように思います。 まあ、まだ無いでしょうが、小さいときから全くメカの内容に触れることなく、スイッチ式の自転車にばかり乗っていたら・・・、何かあったとき調整に工夫するなどという発想自体がなくなってしまいますね。 変則で異音がしたら、自分でレバーを前後してベストポジションを見つける、このくらいでいいんです、子供は! ![]() 見えにくいですが、前三枚。 ![]() 後7枚!計21枚、もう十分ですね。 ![]() ハブと色合わせしたしゃれたカンチブレーキ! クリアランスも十分にあるので、秋以降はブロックタイヤをはかせてシクロクロスなんかにも参加できるかな? ![]() 子供用自転車に、自家塗装して、ドロップ化、レーサー化、という企画、なんかわざとらしい子供用ロードなんかよりも自然でいいですね、こっちの方が。 これでいつまで走れるか? 確かに体の成長はあれど・・・。 実際につくって乗ってみると、小さいフレーム故に頑丈で、反応もそこそこいいんです。 これなんて、例えば小柄な女子大生が夏休み、日本一周したい・・・なんていう要求にも応えられるんじゃないかな?とマジで思います。 ということは・・・、子供用レーサーなんていうのを越えた形で、これから走り続けられる・・・という可能性も大ですね、ということです。 ということは・・・、また四五年後、子供用フレームを持ってこられた小柄な方から、ツーリング車作れませんか?なんて言うご要望が出てくるかも知れませんね。 捨てきれずに取ってある、24インチマウンテンフレームなんてあるでしょ?そんなのを工夫してマジで大人が乗るなんて面白いですよ、キット。 これもまた四五年後・・・なんでしょう・・・、気長に待ちましょう! |
溶射記念 ようやく若者と出発だ! |
![]() こう見るとさわやかな一台にも見えますね。 溶射。 金属粉を高圧で吹き付けたもの。その金属粉が、真鍮だったり、銅だったり、亜鉛だったり。 これは亜鉛を吹き付けたものです。 この記事に三台そろい踏みの内容が掲載されています。 で、その製作の意図ですがこのイベントに裏参加するための製作だったわけです。 そういう意味で曰くありな自転車だったんです。あれから五年ほど当店の片隅に置かれていましてね。多少の注目は浴びていたんですが、徐々に埃何ぞをかぶり始めると、そんな注目も静かになっていった。 新店舗に来てから、ちょっと目立ったところに置かれて、コイツもちょっとやる気を出したんじゃないかな?自転車であっても、人から見られるっていうのは、重要なんでしょうね。 ある美的傾向の若者にピタリとくっつき、今回そちらへ付いていくことになったわけです。 ![]() これが亜鉛溶射の肌です。独特ですね。時にコンパウンドで拭いてくれたら、この肌合いは結構もつと思いますよ。 ![]() ターコイズ系の青と、溶射、まあ他にこれと同じ自転車はこの世にはないでしょう。 ![]() なんとも形容しがたい、フレームですね。 ![]() フォークはメッキ!メッキフォークは透明ですので、合わないフレームはない、と思います。 ![]() 要所にちょいとクラシカル。 ![]() サドルがバックスキン風、あくまで風ですが・・・。 ![]() 基本コンポは一世代前の青みがかったティアグラ。新旧入り交じった、なんともいえない独特な一台となっています。 ある意味工芸系の作品でもありますが、自転車は乗られてナンボ、若者と一緒に町を走ってくれ! キット地味に目立つ自転車っていう、変な位置で走ることになると思うぞ!行ってこい! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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