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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2013年07月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

自転車の行商?ではなくて・・・



 もう店舗を構えて、自転車を売る時代は終わったんじゃないか?

 てなわけで、三輪自転車生活社の三輪さんから、カーゴバイクを借りて、自転車を売り歩くことにしました!

 「自転車いりませんか?自転車はいらんかね~」と。

 そうしたら、自転車はいらないから、逆に引き取ってくれないか?・・・なんていう需要の方が多くて・・・。そうか、自転車は売るより、もらう時代だ!とばかり大転換!

 自転車の仕入れに金払うなんて、アホらしい!これからは、ノウハウと技術とアイデアとセンスのある奴は、自転車をただでもらって、それをリサイクルしていくことだ!

 なーんて、夢想したりして。

 出久根さんの小説のようですね。最近彼は書いているのでしょうか?存命されている方で・・・マジで読んだのは彼が最後かも知れませんねえ、今のところ。妙にミステリー仕立てにしなくても良いのに、なんて思っていましたが。

 もちろん行商のわけはありません。例の引っ越しです、30日でした、結構働き甲斐があります!

 で、31日もやりますので、手の空いている方は是非!お手伝いなどお願いいたします!

 でも、自分で書いていながら、ちょっとググッと来るものありますね。これで走り回って入手できたものから一台を作って売る・・・、面白いアイデアです!

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 こういう車で・・・!

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 こんなレトロなカキ氷機で、暑い一夏稼ぎまくる・・・なんていうのも、地域の色々が見えて、あたかも医者が患者を診るがごとく、行商しながらその町を手触りで感じ取る。ちょっと面白いねえ。

 これはサーカス、というクレープを主に売る行商の方々なんですが、こういう方々と組んで、行商コンサルなんていうのも面白いねえなんて話も、夢想と共に盛り上がりつつも・・・。

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 ポキさんのジムニー、狸サイクルの社用車ですが、これを最大限利用して、31日も引っ越しです!!!

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 助手席にも載せて!

 収納のための、スペース作りもしないと、五メートルの胆管パイプ、数本欲しいなあ・・・。

 などと、8月15日の、新装開店にむけて、徐々にターボをかけていこうという次第、31日、お手すきの方は、よろしくお願いします!

 で、8月15日は、鏡割りの予定!内容の酒も吟味中!ドシドシご来店お待ちしています!

 7月31日!お手すきの方は、募集です!!!
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アッチも募集 コッチも募集!



 このようなチラシが送られて参りました。

 手作り感満載のチラシです・・・。

 耐久レースというのは色々あるようですが、それをヒルクライムでやる・・・というのが面白い!

 1.5キロの山を何度ものぼるらしい・・・、イヤ、詳細はこちらをご覧ください。

 主催はNPO法人らしく、昨年はじめてイベントを組んだようですねえ。和歌山の地域興し、初回で百名の参加者を集めたという・・・、なんかいいですね。

 手作りでイベントを編んでいく、という感じが。紆余曲折しながら、継続していって欲しいなあ、と思います。

 先日、トライアスロンの方が見えたとき、北海道でやるフルトライアスロンへの参加費・・・一体いくらだと思います?

 エントリー費で・・・・な、なんと!7万円!!!!

 そりゃ広範な地域を管理しなければならず、環境整備その他色々かかるのは分かりますが・・・、北海道までの往復の交通費、滞在費に装備の送料、それにこのエントリー費・・・、ただでさえ3競技の装備代もかかるのに・・・。

 結局、トライアスロンは金持ちの競技なのね・・・ということになったら、競技自体のイメージっていうのも・・・。しかたネーのかな?

 そこいくと、こちらの料金ですが、これが参加費というんじゃない・・・、大会維持協力費というんだそうですが、一人3千円!

 プロのイベント屋が、ドカンと仕掛けて、ガッポリ持って行って、さっさと閉じるようなイベントよりも、地に足付いた身の丈の、手作りイベント・・・、実質上は分かりませんが、少なくとも手作りパンフ・チラシから伝わってくるものとしては、応援したくなります。

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 車種も、車両規定に反していない限り、なんでもあり!レーサー・マウンテン・ミニベロ・ママチャリなんでもよし!だなんて、これも良いねえ。

 また今後の大会継続に合わせて、タンデム車の許可もしていただければ、後に視覚障害者や高齢者も乗せて参加できますんで、是非是非、ご検討お願いしたく思います!!!

 と、これがアッチの募集。

 で、こっちの募集というのが、本日三十日と、明日三十一日で、旧店舗の掃除等を行いますんで、お手の空いている方は、手伝って頂ける方募集します!

 これがこっちの募集です!というわけで、この二日、通常営業はしにくい状態です、ご理解よろしくお願いいたします。

これなんでしょう?



 椅子・・・には見えますね。

 カヌーとかボート系の座席かな?

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 アレ?車輪が二本付きました。でもこれで走れませんねえ。

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 こちらは前3枚、後9枚のマウンテンじゃないなあ・・・、トライアルバイクですねえ・・・。

 で、なんなの?ってーわけで、くっつけてみると。

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 こうなります・・・。

 何でしょう、これ?

 リカンベント!

 似ていますが、外れです!

 一晩ゆっくり考えてください!

 答えはまた、後日!感動の答えです!

旅たちの日



 べた塗り失敗で一日、剥離と足付けで二日、本塗りマスキング・クリアで二日、計五日かけて出来上がった、ちょっと感動ものの、一台でした。

 ほとんどお父さん一人の作品。お母さんは、マスキングのシール作りだったかな?でも、お子さんが二人いるとなると、しっかり大人一人の手は取られますんで、実質お父さん一人になってしまうのは仕方ないです。

 御飯作りなど、お母さんは後方から支援でした。随分と子狸も餌付けしてもらいました、ムシャムシャ。

 で、出来上がったこの一台。技とクランク付けないで、ドライジーネでいきます。今、流行のストライダというのもありますが、市販の自転車でクランクとBBをはずせば、こちらは前後ブレーキ付きですし、将来性も考えると、これで十分です・・・というよりこれですよ!

 さて、今日は塗り上がってから一週間、試乗の日であります。

 ピラーを少し切って、サドルを一番下に下げての、ドライジーネの始まりです!

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 跨いでご覧・・・、お父さんと何故か子狸が見守る中で、ヨイショッと!

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 足も付いたんで、これで地面蹴って、走ってご覧!とお父さん、お母さんは脇で、妹の手を引いてます。

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 ソロリ、ソロリと動き出す、自転車。まるでカタツムリですが、人類と自転車の出会いを彷彿とさせる光景です。

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 よしよし、その調子!その調子!

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 こうして初の試乗は、一度もお父さんの手を離れることなく、進むのでありました。

 意外と子供は人前で照れたり、この後スーッと降りて、他の遊びしていたりしましたが・・・。

 子供なんて、大人の思った以上であり、以下でもあるんです。気にしない!

 今はこうでも、五日もかけて暑い中お父さんとお母さんが協力して作ってくれた自転車だから、このことはこの子のどこかに大事にしまい込まれていくでしょう。

 なんでもないような一枚の光景ですが、こういうのが大切なんだと思うのよ。

 一体自分のような人間か、あたかも一人前のごとくに生きていられるのは、こうした光景の積み重ね、以上以下ではありません、たぶん!

 十分活かされてきたんだから、今度は自分から、活かせるものなら人を活かしていけ!菩薩からの声が聞こえます。

 ホウ・・・、なるほどそうか・・・。何をどこまでできるか知らんが、これは原理なり、これが人の道なり、です。照れることなくね・・・。

のぼる先生作品が 大ヒントともにやってきた!



 この6月の初め、金属工房錬ののぼる先生の個展に行って参りました。その詳細は、こちらの記事にあります。

 勝ち組の町、銀座に圧倒的に似合わない、狸親子のサイクリング日記でもありました。暑かったなあ・・・。

 で、その際購入したのぼる先生作品がようやっと、やってきてくれました。

 これはへびの、ペン立て兼、文鎮。南部鉄の鋳物に、塗装として緑青的なものがかかっています。鉄だけに、文鎮だけに重いですね。

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 こちらは金魚の栓抜き。最近栓抜きは、なかなか使わなくなってきていますが、こんなのを見るとサッポロラガーの大瓶なんかを買ってみたくなりますねえ。

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 で、大作がこれ!勝手に題して、アーバンキャット!摩天楼の前をうろつくネコ。

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 押し寄せる大波のような摩天楼に、ひっそり座るアーバンキャット。この遠近感もいい。

 そして、さすが動物鋳物の鬼才、のぼる先生だけに、その表情までもが細かい。

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 ネコ好きには、もうこれだでも欲しい!財布に忍ばしておきたい!って思う人がいても、自然だと思いますねえ。のぼる先生の動物たちには、特にネコ共には、特有の表情があって、こいつがファンを魅了する・・・。やっぱり一つ強みがあると、いいね。目標だなあ・・・。

 そして、のぼる先生の作品から大ヒントがやってきました!

 これです!

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 一瞬、ボリューミーなベイゴマと思ったあなた!ご同輩でしょう・・・。

 もう一度、よく見ればお分かりのように、龍のぐい飲みです。鋳物作家らしくこれは錫でできています。錫は食害がない金属で、かつ、沸点がやたらと低いので、通常のガスレンジの火で、アルミのナベの中で、ツルンと液化してくれます。

 つまり大した設備が無くても、できちゃう・・・ただし、ここまでやるとなると、ガス抜きや、湯口をどこにするか?など難しいことしかり・・・、でも自転車のヘッドバッチを作るなんていうのは、面白いかも知れませんね。

 で、その大ヒントですが・・・。

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 これです・・・。

 わかりにくいかしら?

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 これなんかスゴイでしょう?

 外側の龍の顔・・・、内側の龍の胴体・・・。

 分かりました?

 このぐい飲み、まるでメビウスの帯のように裏と表がないんです!

 画期的でしょ?スゴイよね・・・。

 子供の頃から、平面のしかも巨大な画用紙などというもの与えられて、そこの表だけに思う存分絵を描かされていたことの癖や、そうした状況下でついた構図の取り方などからすれば、これはもう画期的だよね。

 もう自転車バリバリですよ!分かりませんか?

 何故って、自転車は単なるパイプの寄せ集めなんですから・・・。

 画用紙の構図の癖でやっていたら、見せ所もクソもない。メビウス、裏も表も、面も線も、素材も空間も込みで構図をとらないと・・・という大ヒントであります。

 いい作品にもっともっと触れていかないと、仕事が単なるルーティンになってしまう。勉強だね。

 さて、こうした生活の潤いになるようなもの、何十年も使い続ける、ご来店の際に、コイツでビールの栓を開けて、これでコーヒーを入れることもあるかもです!

 豊かだねえ・・・。

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 よっしゃ!

打ち首にしてくれるわ! パパフラッカーズ?


 
 ハンドルが子のせになっている、フラッカーズ。

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 これがお父さん用に作られたんだって・・・。

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 パパって書いてあります。

 そのわりに、どこかミキスト的なフェミニンな匂いがします。

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 繊細なイメージでしょ?パパよりももっと工夫できるような車体、とお見受けします。

 これを一般車両に戻したい。なら打ち首ですね・・・ウシシッシ。

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 この重たい子乗せハンドルを・・・

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 ウリャッ!

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 フラットバーに、シフターを交換して。

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 柄の長いステムに変更。一見特殊に見える形状ですが、取り付け構造は通常自転車と同じなので、こんなことはお手の物・・・なんです!

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 カゴも付けちゃいます!一般車ですからね。

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 後ろのカゴも取りまして。軽量化にもなりますね。

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 これにて、一般車に戻り、子育ての形式が変わって、今度は買い物などに活躍していくんではないか?

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 スッキリと軽くなりました!

 このハンドル兼子乗せ、別形式のむずかしい特殊車か?と思いきや、これは同じ形式を使っている一般車と同じ構造なんですね。ですから打ち首は可能です!

 子育ての形式が変わったら、ぜひ!お試しください。それにて、使える自転車があと十数年は、使えることになります!

 打ち首・・・、刀を研がないと・・・!


120エンドだぜ!カンパベローチェを入れる!



 寄せ集めで造られているロード。

 二十年前くらいのフレーム。

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 チタンフレームなんだそうです。フーン、そんな頃からチタンの溶接を自転車フレームに適用していたんですねえ、初耳です。

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 寄せ集めというのは例えば、ディレーラーが74デュラ。

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 クランクがほぼ現行105・・・。

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 ダブルレバーは年代物のデュラ。バンド式です。

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 これもまあ、年代もののブレーキレバーです。

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 ロングアーチのキャリパーブレーキ、これはシマノ。本当に寄せ集め。

 これを現行カンパ、ケンタウロで・・・ということなんですが。

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 ここ、120エンドです!来たね!先日アップした、この記事ですが。これがマニアックな文脈でえらく受けが良かったわけです。

 まあ、当店としてはうれしい限り、これで120エンドの往年の名フレームに、現行カンパ、現行シマノが載るというわけですから、その意味を理解していただける方がいるということ自体が、非常にうれしいわけです。

 これは120エンド用のハブを特注で作っているわけで、スプロケ側に全くストレスがかかっていませんし、エンド自体にも全くかかっておりませんので、念のため。

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 デカイブレイクが来ても困りますが、120エンドに現行十速、十一速が使える!よーく覚えておいてください。

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 チェーンウォッチャーは、デリケートなシフティングのために設置しておきました。

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 特注ハブに対して、DT585で組んでみました。

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 前輪も、これで前後のバランス抜群です。

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 上引きタイプのクラシカルなブレーキレバーが、エルゴパワーになります。

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 カンパものは、クラシカルなタイプのフレームやパーツにもしっかり載りますね。

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 組み付けているというのは、徐々にできてくる過程を見ているわけですが、やはり出来上がると、自転車自身からドーンとオーラが出てきます!

 なんかカッコいい自転車組んじゃったなあ・・・・という満足感。

 120エンドのクラシカルチタン・・・、カンパケンタを載せ替えて、DTはいて、街道に戻る!

失われていくもの・・・



 元は何だったの?汽船?赤いから消防車?

 既に原形をとどめていません。確か・・・、レスキューセットとか言って、子狸が持っていた、消防車のなれの果てなんじゃないかな?

 店主に似たのか、子狸の奴は解体小僧です。タイヤをまず外す。動くものから外しにかかる、気づくと大体こんな感じになっています。

 子供にとって、壊しやすいというのはある意味、構造を見る力に結びついていくので、悪いことばかりではありません。

 ただ、ただ・・・、最近のおもちゃは壊れやすい・・・、壊れて次を購入してもらおうという魂胆か?

 店主が子供の頃に持っていたミニカーなどは、今思えば、子供の手ひどい扱いによくもまあ、耐えていたと思うほど頑丈に作られていましたね。

 ミニカーの中でも小さい乗用車のドアが開いたんですから・・・。しかもそれが外れて落ちた記憶がない。閉めるとピタッとしまった・・・。

 今思うと驚異的な精度と耐久性だったんだと思います。メイドインジャパンという品質の後効きという奴ですね。やっぱり良い仕事に無自覚ながら、子供の頃から手の中で触れていられたんだ・・・という幸福。

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 百円ショップ水準というのはこんなもんで、惜しくはないから、また買えばいい・・・。

 こんなものばかり見て育ったら・・・。

 当店で入りの皮職人であられるMさんの名言。

 これから作られるもので、先の世にいわゆるビンテージと呼ばれるものはなくなるでしょう。

 まさしく、その通り!この程度のもの作りを経済効率ばかり気にしてやっていたら、何も残らない。ものだけでなく、ものにまつわるあらゆるすべての事柄も、全く残らない。

 現在の経済効率とはまた別の後ろ盾を作っていかないと、もの作りとそれを支える事柄の維持はできないでしょう。

 果たしてその別の後ろ盾とは一体何んだろうか?

 そして、ビンテージと同じく、この世代から失われていく、重要なものがもう一つあります。

 この記事が指し示すもの。

 全く「大勝」したという勘違いが、こうした発言までもたらすか?と思うと愕然とする。

 投票というのは、数年に一度、星の数ほどある案件に対して、それらを有権者が一票に圧縮せざるをえないという過酷な条件の中で行うものなので、それはそれは簡単に評価できるものでも、していいものとも思わない。投票率の低さや安直な「大勝」に腹は立つものの・・・。

 前置きは長くなったが一言、先の記事内容に全く同意する形で自民党に投票した方、一切入店をお断り!

 そもそもそんな人間は近寄る気配もありませんが・・・。

 原発廃止が、耐え難い苦痛を将来の日本国民に与える?だと?

 将来子孫達の、「なんで原発を廃止したんだ!!!」と嘆く姿が、この男に見えるとすれば、大変飛び抜けた想像力の持ち主だと言わざるをえない。

 凡庸な店主には、数百年後、立ち入り禁止の区域があったり、特別な装備をしない限り近づけない場があったり、処理のしようが難しく、手間と金のかかるやっかいなものを残していった、浅薄で無責任で薄汚い欲望に魂を売った先祖たちを恨む子孫達の姿しか浮かんでは来ない。

 そう、無くなるのは、ビンテージだけではなく、子孫からの先祖に対する供養・・・、先祖を恨む子孫達という多分歴史上最も過酷な「ねじれ」を産むのではなかろうか?

 反面教師としてしか価値のない先祖。将来、子孫より墓石と骨壺を割られ、ぶち撒かれた遺骨を土足で踏まれることを覚悟しなくてはならない、そういう世代・・・。

 であったとしても、少しでもよい技術、発想、形式などを残していかねばと思う、我々も与えられてきたように・・・。その後ろ盾となるある種の制度のようなもの・・・、経済効率とはまた別の何か?集議してアイデアを絞らねばネ!

軒先自転車 リベンジのドライジーネ!



 6月の初めでしたか、軒先自転車として再塗装などをやってみたんですが、その経過の詳細はこちらの方で再確認してください。

 旧店舗は店舗回りの敷地が、そこそこあったので、そこを利用して軒先自家塗装なんて事ができたんですが、新店舗になって、敷地事情からそうはいかなくなったので、スプレー式でペイントが拡散する方式ではなく、刷毛塗りなら・・・ということで、やってみたわけですが・・・。

 やはり刷毛は刷毛で、むずかしい。こうした刷毛ムラがすごく出てしまい、どうしても気に入らない展開に。

 そこでスプレー塗り再開のための、簡易ブースのようなもので対応して・・・とリベンジ含めて、当店のやり方も工夫を凝らし、再出発となったわけです。

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 まずは剥離です!これが大変でした。二人のお子さんに、当店の子狸、その周辺が集まって、保育園状態の中、孤高のお父さんの作業が続きます。

 この剥離と足付けに二日をかけました。

 曰く、塗装は下処理!どんな上塗りも、下処理を越えられません!暑い中、がんばりました!

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 こうした簡易ブースで、スプレー塗装、まずは黄色!丸き切り抜いた、ますキングテープを貼って、2色刷りに挑戦。あれだけ足付けしたんですから、これくらい凝ってもいいでしょう。

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 マスキングの後ピンクをかける。この塗装に二日、計四日間!本当にお父さんお疲れ様でした!

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 クリアをかけて、このデキです!うまいですね!

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 で、まだお子様も小さいので・・・通常なら補助輪なんでしょうが、それをやめてクランクとBB外して、なんと初期自転車の典型、ドライジーネタイプにしました。

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 なんか温かい自転車ができたネー。これに跨って、足で地面を蹴って、進む。

 足で蹴る時間が短くなってきたら、クランク付けて、チェーンを張る。補助輪のように体を傾ける悪い癖が付いていないので、すぐに乗れるようになる・・・、という計算です。

 多分、それで間違いはないんじゃないかな?

 これにペダルがついて・・・、そうしたら、今度は妹がこれを受け継いで・・・。そのころまた再塗装してもいいですね。

 まあ、こんな条件で良ければ、また軒先自家塗装なんていうのも続けていこうか?と思います。

 大人の自転車はデカイので、ブースもでかくなる・・・とかまあ、問題はあるかと思いますが、これはこれで良いポイントついているんでねえ・・・。

響き床 という名前に決まりました 多目的スペース



 既に見切りで発車している、当店二階のスペースですが、これが多目的スペースとして、整いつつあります。

 これは先週土曜日のアラブ系太鼓、ダラブッカの講座です。確か以前にもご紹介しましたが、この講座は2週に一度の割合で開催されています。

 やはりうまい太鼓はうるさくない・・・。なかなか土曜の午前中から、いいドラミングでいいスタートが切れる、良い感じですよ!

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 その後は、重複する生徒さんとベリーダンスの講座が始まります。大体今んところ、そうなっていますねえ。

 太鼓の先生、しんご先生もストレッチに参加・・・。

 そして・・・、

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 鏡の間でもあるので、名美容師さんをお招きしてのチョキチョキ講座・・・なんていうもあったり・・・。

 先日の、皮工芸のクラフト講座なんかも徐々に始まっていくでしょう。

 こちらの鏡の間を「響き床」という名前にしました。

 こちらに関しては、専用ブログを設けて、そこで予約や催し物などの管理をやっていこうということで、まだ大した内容はありませんが、こちらが専用ブログとなっておりますので、ご興味がある方は、逐次閲覧して頂きますよう、よろしくお願いいたします。

 店主としては、鏡が大きいので、自転車のポジションだしなんていうのもできますねえ。あとは・・・、哲学・思想系の読書会なんていうのもやっていきたいですねえ・・・。

 まあ、夢の広がる多目的スペース「響き床」、狸サイクルと合わせて、よろしくお願いいたします。

ツールも終わって・・・



 選挙もツールも終わったらしい。前者に関しては、やはり投票率・・・約半分?何おかいわんや・・・だなあ。結果どこが大勝したかどうかは、知ってのとおり。

 世の中の分裂が感じます。例えば、テレビに頼りきっている人とそうでない人、新聞を信用している人と講読すらしていない人、こういう様なものかも知れませんね。あちらの人とこちらの人。

 複雑な社会ですから、何らかのつながりはあるんでしょうが、まあ、積極的に繋がる必要もないような方々とそうでない方々。

 自転車を見ていても分かりますが、その政治版・・・というか人生版・・・といいますか。

 共生すべき方々と、そうでない方々という、そういった方向に分裂していくんじゃないかな?それはそれで良いと思いますが・・・。

 ツールに関しては、興業ですので、もうプロレスなみに楽しめる人は楽しんで、ください!

 今から四年前、ツールの中で、ちゃんと展開に絡むような活躍をして当然完走果たした、新城君、今回もまた前半など特にやってくれたらしい。

 その時記念に作った、子供自転車ロード、当時は全く外れでありましたが、四年の時を経て、徐々に浸透しつつある・・・、しかもどうも女の子・・・になのだ。

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 まずいらないものから、外しにかかります。カゴ!

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 ダイナモライトも、外します。ただ、負荷機にはなるかな?

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 重いし、管理も面倒なので、コイツも外して、キャリパーを付けます。

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 結構ロングが必要ね。

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 これでホイールの着脱も楽になります。

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前もチョーロングアーチですねえ。これはBMXのものです。アーチサイズの色々なものを車種のジャンルを超えて、集めていると、こういういいこともあります。

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 フラットは、やはりドロップに、レーサーもどきですから・・・。

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 子供でも握れるショートリーチのもの。

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 安くシフターを付けるなら、バーコン。車体を倒すなよ!

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 340ミリのドロップ。これが握れるようになったら、子供自転車もロード化できます。

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 お姉ちゃんがピナレロ子供ロードを持っているので、後三年は妹はこれで基礎作りをする。

 お姉ちゃんが高校にはいったら、ピナレロロードに乗り換えて、姉妹揃って女子ツールに向けて、足を磨いて欲しいねえ。

 その後なんですが・・・、どうも依頼したお父さんがこいつをねらっているようで・・・、自転車版ロリコンなのかな?ガキチャリとかが大好きなんだそうですわ。

 といっても、アイアンマンに出る本格ラーメン屋さんのご店主だとか、方南通りと山手通りの交差する辺りにあるラーメンやさんらしいので、ピンと来る方は、是非是非ご来店してみてください。

 こういう数年前の企画が、今頃受けてくるようになるのは、いい兆候!

 これからも数年後に受けるような、自転車考えていかないと・・・といっても、自然と作るものがそういう状態なんだけどなあ・・・。

エジンバラ号 一日330キロ



 元々クロスバイクを改造した一台、何やら、先頭に板のようなものが・・・。

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 回覧板か?でもなんで自転車の先に?

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 裏を見ると、走行中にベコンベコンしないように、鉄枠で補強されています。こういうものをじっくり作るのを得意とするのはあの磨きの大森社長です。

 で、これ何に使うの?

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 これです!ロンドンーエジンバラ間を数日で走りきる、ブルベのための一台なんですねえ。一定期間に長距離を走る、それもたまげた距離をですよ。

 一日330キロ、これ一月走ったら一万キロだ・・・。

 こういう事をするのは、ご近所のオラバさんしかいませんな。

 元々山男で、すさまじい基礎体力をうちに秘めているので、こういう事はお手の物なんですが・・・。

 ただ、このブルベ完走のための訓練に国内ブルベをやっておった途中、サドルに嫌われ、尻の皮を・・・というちょっとした悲劇を味わった。

 これは長距離を走りきるイベントでは、看過できない症状で、まあ、無理すんな、別に走り切らなくても死ニャーしないわけで、万が一そうなったら、スコッチの旅にでも切り替えればいいのだ!

 でもむけた皮で、無理に走り続けようとすると汗やなにやで、感染症になるのが怖い。本当無理しないようにネー。

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 もうフライトデッキだね。元々山屋なんで、装備やその辺に抜かりはなし。

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 この三本の爆撃ドリンクもスゴイよねえ。気候が読めないので、どうなることやらですが、暑ければあついで、涼しければ良いんだが、今度は夜が寒かったりと・・・、まあどうなるやら。

 その辺も、山屋の勘が生きるでしょう。

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 お尻に負担をかけないように、パニアバッグを付けましたが、それが踵と干渉することが発覚。

 ペダリングごとに、ぶつかっていてはやっていけません。

 バッグの位置を後にズラしたり、荷台自身をズラしたりと、調整は続きます。

 願わくば、本番と同じ状態で数十キロ走ってみる、これ大事です!

 この週の半ばより出発、土産話が楽しみです。完走できなくても、スコッチとビールと、フィッシュアンドチップスが堪能できる、決して悪い旅にはならないでしょう。

 本当無理せず過程を楽しんで欲しいです、後は荷造りにチョコッと協力すれば、おわりかな?

 いってらっしゃい!

消える陰影 これからも続く・・・



 銀と黒という濃淡のみで組み上げた、当店ほぼオリジナル、陰影シリーズ第1弾が納車できました。

 かなりの年配の方でも、行ける!と踏んだ車体でしたが、今回は若いグラフィカルな学生さんの元へ行きました。

 老若は、この際どうでもいいです、分かっていただける方であるなら。

 これのカンパ版も作ろうか?なんて考えています。折しも、ベローチェが105と同じ、黒銀両方出していますから。

 銀は磨き、黒は炭の粉を混ぜた塗装。この両者の配置のその逆にまた、黒銀それぞれの105コンポを載せた、というちょっと凝った作りなんですが・・・。
 
 それにも増して、これ、凝った作りの割に目立ちません。

 車体名を「陰影」というだけあって、光りと影の中に消えてしまうんです。

 試しに白黒に焼き直してみると、お分かりになります。

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 ほら!消えたでしょ?

 この鉄は、フレッシュで走ります。コンポもレースコンポを載せます。

 なんなら、草レースでも勝てますよ!

 なみいるカーボンレーサーをぶっちぎって、一位に。

 「いい、カーボン車ですねえ、持っていいですか?か、軽い!有り難うございました!」と、鉄の優勝者が去っていく・・・、カッコいい。

 そんなレーサーにも向く一台かと思います。そして、この持ち主となった学生さん、来年これでアメリカ西海岸を走るということです。

 まるで水墨画の濃淡でできた、渋い一台。雪舟、と名付けてもいいよ!波及効果をゆっくり楽しみにしておるわ!

 この陰影シリーズは、当店の一つの主役として、今後とも、作り続けていくつもりです!


 ※21日は、選挙!有権者は投票すべし!もちろん店主は投票します!原発再稼働とか言っている、気の違った党になど、絶対に入れません!

ハレルヤ!



 この夜の時間を過ぎて、ジョーン・バエズの清廉なる声が、近所に響き渡ります。

 グローリ、グロリ、ハレルーヤ、グローリ、グロリ、ハレルーヤ、グローリ、グロリ、ハレルーヤ、ヒズ トゥース イズ マーチングオン。

 この歌声と、歌詞が響いているんですよ、リフレイン。

 ちょっとした夜なんですがね。

 いいじゃあないですか、そんな夜。ジョーン・バエズだよ。

 今日本に、そんな歌手がいない、なんていうのも、今後の出現が楽しみだ。

 思いを受けて、メジャーも、マイナーも関係なく、象徴的に歌える君がいてくれれば、それでもう大丈夫!

 この日本がどうなろうと、子供を背負って、オヤジ連中は正しい思いを捨てずに戦い続けるぜ!

 そうだろう?

 クソみてーな議会がなんて言おうが、子らの未来にふさわしくないなら、徹底抗戦してやる!

 なんなら、国会議事堂の回りに、日本一デッカイ保育園を作る会の会長に就任するぞ!!!

 しかも静かに、したたかにやってやるからな、覚えておれ。グローリグロリハレルーヤってなわけだ。 

 気づかざれずに、生きる基盤も整備しつつだ!

 まあ、子らよ!失望せずに、お前の両親から、じいちゃん・ばあちゃんからが、お前えらのこの先の世のために、どんな奴らが適正か?ということを選んでくれるらしい。

 実のとおちゃんである、店主は、はなはだあやしい気分であるが、まあ、絶望せずに、この先を見ておけ。

 万が一、最悪の方向に行きそうなれば、父ちゃん達は、憚ることなく、グローリグロリハレルーヤってなわけで、抵抗してやる!

 先日もいたが、六十過ぎの気色ばんだオヤジが、四谷の手前で勇ましいことを言っていた。店主が背中を叩いて、格好いいこと言ってるが、イザとなっていくのは、アンタでなく、オレでもなく、コイツだろ?(前子のせの子狸を示したら)ちょっと躊躇したいたように思う。

 こういう事態って、かなり本質的なことなんじゃないかと思うのだ。

 理念と、実際の外交上の手続きと、主張と実害などを考えたら・・・。

 ベトナム戦争に何故アメリカがあそこまでに関わったか、その際のジョーン・バエズ、もっと聞きましょう!


 だから、棄権するなよ!投票へ行け!

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炉をあげる 8月15日新装開店まで!



 そこそこ重いものはコイツでエイヤ!

 一トンくらいは楽勝でしょう。コイツは上げるのはいいんですが、下げるのがダメ。なんか考えないとなあ・・・。

 そんなわけで一体何を上げるのか?

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 コイツです・・・、何?

 元はスチールのロッカーですが、こいつを塗装の炉として、使っていたんですねえ。

 今持ち上げるので、外壁を一回外したんです。保温しないといけないので断熱材を貼っていたんですが、こいつがすぐに崩れる。石膏系のものなんでね・・・。なので、コイツはモロロッカーです。

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 エッチラ、オッチラ2センチずつ、上げていきます。

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 鉄骨の隙をぬうように、ゆっくり上げていきます。

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 事前に計測して敷いていた板の上に、置きます。

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 まあ、計測通りピッタリ・・・としておきましょう。実は後4ミリぐらい・・・だったんだけど。

 鉄骨組の二層目に塗装部屋と、この炉を置いて、残りのスペースで研ぎ出しなどを・・・と考えていたんですが。

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 スペースがなさ過ぎでした。ないものはもうどうしようもないので、空いているところはおとなしく、スノコ状の格子にして、下に光りを落としつつ出入りを確保できるようにしないとなあ・・・。

 ウレタンですから、化学反応で硬化させるので、必ずしも炉は必要ではありません。

 メラミン系ですと百五十度くらいで焼き付けるわけですが、ウレタンですとせいぜい八十度あれば、まあいいでしょうか?

 熱源も都市ガス・・・。

 でもこれがあるのとないのとでは、やはり、能率が違うんですねえ。

 夕方塗り終わったフレームが夜には走れるようになっている・・・、これはなんとも良いですよ!

 そんなわけで、塗装ブースと炉の設置完成。補修と後はコンプレッサーの設置でほぼ・・・でしょうか?

 8月15日の新装開店を目指して、日々カタツムリの歩みでがんばりますわ!

 

 で、この日曜は選挙だよ!日曜がダメなら、事前投票!投票することで自治に責任を持つ!
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 行こうぜ!

もういいかい?まだだよ! 新店舗開店日は・・・



 例のカーゴバイク、非常に役立っています・・・。

 というと・・・、まだ引っ越し完了していないんか?まだ新店舗完全完成していないんか?といわれそうですが・・・、はい、そうなんです!

 旧店舗もまだ完全に片づいていません、ボチボチやっているんですが、もう少しかかりそうです。

 まずは向こうにあるタンデム、四台を持ってきて・・・、というのはいいが、どこに置く?という問題。

 新店舗に、保管場所を作らないと、移動できない、当たり前ですが、そんな状況で、まだ空間作りも必要な状態です。

 そんなわけで、旧店舗にある、最後の単管を運び込んで、新店舗の前面を完成させます!

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 ここがもう少しかっこよくなる・・・ということ!
 
 そして、継続して利用するものと、廃棄するものを分けることによって、移転完了となるわけです。

 ということで、ようやくめどが立ってきた・・・といっていいでしょう。

 なので、新店舗の開店記念日をもう設定します!

 この8月15日、決定!といってもお盆なので、静かでしょうが、この日は奇しくも店主らの結婚記念日でもありますんで、この日にいたします。

 お約束の開店セールなんかもこの日を機に始まりますので・・・、今仮開店中の時に、つば付けておくのも良いかもしれません。といっても、事前に売れることもありますんで、当日以降一体何台残っているやらです・・・。

 カウントダウン!後約一ヶ月の家に、多少の仕事と並行して、新店舗作り完成と旧店舗からの完全撤収を行います!

 たぶん・・・・・・・・・・・

店内ブーム到来か? マークローザがにわかに騒がしい



 最近撮影をジャマするようになってきた子狸メ!

 ドケどけ!

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 またしてもマークローザです・・・、もう何台目でしょうか?

 一時はレイダック、来る日も来る日もレイダック、というときがありましたが、最近はそのマールローザ版といっても良いかもしれません。

 前回は多段のブルホーンでしたが、今回は・・・?

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 クランクをちょっとかっこつけまして。

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 この多段を、今回は・・・。

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 シングルにします!シングルフリーです!こういう時のボスフリーは偉大です、ちょっとしたラインの関係も多少はありますが、多段、シングル、固定とほぼなんでもこざれなんですね。

 そして、ハンドルも変えます。

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 お決まりのフラットを、こんかいは・・・。

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 コイツに!エアロブレーキということは・・・、そう!

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 ドロップに変更です!となると、シングルフリーで、ドロップ化というものとなりますね。

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 アッサリ、スッキリして、なんとも分類しかねる、面白い一台になりましたね。

 昔のツーリング車・・・というのに一番近いかな?なんとも言えませんがねえ。

 ブログを掘ってみると出てくるであろう、過去のマークローザ君達、一台たりとも同じものはありません、今回もかなり独特な一台に仕上がりました。

 多分設計したBSの方が見たら、なんといいましょうか?全く想定していなかった・・・ということでしょうな。

 やっぱりポテンシャルのある車体なんでしょう。そして、この車体を選ぶ方々も、または方々こそポテンシャルのある方なんだと思います。

 本当一台、一台、面白いですわ!

 もっと出てこい!マークローザ!!!

ミーティングの後・・・ 公募は後に



 当店の鏡の間、今のところはダンスと太鼓に使われてますが、今後の展開はもっと豊かに、いろんな方々に使って頂きたいということで、その一つのミーティング開かれました。

 その内容は・・・。

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 こちらです・・・。

 もう、待ってました!のクラフト教室です。

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 革のクラフトです。講師は、もう言わずと知れた、Mさん! ついに登場です!

 ただ、一言クラフト教室といってもどういった内容にするか?どのレベルから始めるか?など予算の関係もありますので、こういうカリキュラムを作っていくのが大変難しいわけです。

 まずクラフト教室募集します!御希望の方は、お申し出ください!といっても、一体どのレベルを求めている、どの技術水準の方々が集まるのか?全く未知では、公募すらできない・・・。

 なれば、最初は内輪の希望者から始める。

 始めた中から、いろんなポイントを拾って、何種類かのコースを造っていく、というのはどうか?という感じで進んでいきました。

 で、最初の教室ですが、これは内輪で始めていきます。

 ただし!Mさんの一言が、参加者の心をつかんだようです。

 最初から裁断された革キッドで縫製やってみても、それだけ。応用も何も効かない。だったら、型紙からやっていかないか?

 立体のイメージを、平面に起こして、再度立体化する。これぞ、トレーニングです!

 そして、これもまたスゴイです。

 参加者で、時間を決めて渋谷の東急ハンズに集合して、革を見に行きましょう。どんな革が、革のどんな部分が何にどう適しているのか?それを見る目を作りましょうと・・・。

 これもスゴイ、寿司屋の重要な修行として、河岸に出入りを許されること。魚を見る目を養うこと・・・これですわ。

 木工職人も、木を見る目、木目を見る目を養うことが大切。

 天然素材のものは本当そういうところが大事なんですが、今回の講座の中に、そうした内容も含まれる、スゴイです。

 元々士気の高い参加者ですが、M先生のシンシンと伝わる気合いでより奮い立っていた、ように思いました。

 まずは数回に分けて、M先生を中心に内輪の参加者で、回していきます。

 そして、ポイントが整い次第、公募をしていく展開になりそうです・・・。

 のっけから、スゴイ展開の予感、そんじょそこらの革クラフト教室なんぞ、吹っ飛ぶような高水準の交流の場になったりしてねえ。狸サイクルの鏡の間、ここからまた、台風の目が・・・発生するかも!知れません!

 ※展開は、当ブログにて、その経過をお知らせしていきます。

それでもママ狸んは続くか?



 ある意味安全が確保できる車体であれば、子育て号へと改造する、はじめて以来もう何年だ?二年くらいは経っているかな?

 そして何台やったんでしょう・・・?

 多くの自転車は、いくつかのポイントを変えてやることで、子育てに向いた車体にかえることが出来るんですよ!

 子育て専用車なんていりません、子供が大きくなったら、廃車にしてまた別のものを買うなんて事、しなくていいんです。

 こういう事も、少なくとも当店周辺では、定着してきた感はあります。

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 そんな中での、イェップの大幅値上げ!なんと三千円ですぜ!

 ただでさえ、国内産の子乗せに比べて、割高感高級感のあったイェップがさらに三千円の値上げ・・・。円安影響というが、散々円高だったわけで、なんで?という感じですが。

 まあ、輸入業者には、それなりの言い分があるんでしょうか?それでも、三千円の値上げは二万しないものに関しては、上げ幅すごすぎです。高騰ですよ・・・、イヤ暴騰ですね!

 ただ、6月イッパイまでの発注に関しては、旧価格を維持するというので、その際当店、一体何個のイェップを発注したかな・・・?

 まあとにかく大変か数を小分けに入荷するように、お頼みしたので、ちょっとの間は、それらが売り切られるまで、旧価格でご提供できるよう努力しています。

 それが在庫の底を突きつつある状況になりましたら、当ブログ内で騒ぎますので、駆け込み需要ということで、争奪戦になったりして・・・。

 しかし、ネエ、そんな状況にはなって欲しくはない・・・。

 その後は、値上げした分を載せて・・・うるか?イェップをやめるか?そもそもママ狸ん事業から撤退していくか?色々選択肢はあるかと思いますが・・・、子のせの一種類がダメになっても、その基礎になるようなお手入れは続けていくでしょうから、あとは海外サイトから購入してお持ち込みください・・・、などとそうしたサイトをご教示していく・・・なんていう手もあるのかな?

 業者さんも大変かと思いますが、子育て中のご家庭だって大変なんです・・・、その板挟みになるのが店。

 まあ、両者を見つつ、その都度判断していく・・・とするか?今はもうそれしかいいようがありませんね。

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 両足スタンド、これも定着してきました。こうしたタイプは後輪のハブのシャフト交換も伴うので、結構ヤッカイですが、クイックでは安定が保てないので、これでやっていきます。

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 タイプによっては台座を付けて・・・。

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 その上にカゴ!

 もう子育て号でカゴなしは、ちょっと信じられません!後子のせの背中の背面に、ブラブラ荷物をぶら下げている車体を多く見ますが、もう少しどうにかならないのでしょうか?大手さん達のアイデアは・・・。

 手持ち自転車を子育てに号に変える・・・、この形式は例えママ狸ん部門が無くなろうと何であろうと、改造の一種として、残っていくでしょう。例え縮小しようが、その精神は受け継いでいく・・・、と思います!

 イェップよ、旧価格でカムバック!だ!!!

センスも載せます ママ狸んです



 昔のお母さん達から比べれば、今のお母さん達はおしゃれです。

 店主らの世代の典型的な子だくさんの母さんのイメージは、いかりや長介のカッポウギ姿のお母さんです。

 頭痛膏なんていう、絆創膏の一種をコメカミにつけて・・・。

 ところが今のお母さんときたら・・・。

 自転車にもそんなセンスがいかされるようです。

 いただいた自転車を自分なりにカスタマイズする、愛着にとっては大切なことかと思います。

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 プラスチックなカゴを、ステンレスのものへ。

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 着いていた茶系のグリップを

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 ツートーンのグリップに。このグリップはこの一節ごとに売られているんですね。ですから一筋ごとに色を変えることもできます。例えば黒と赤を交互に入れて、サンゴへびしようとか・・・。

 今回はフィンランドの国旗のイメージで。

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 ここDSC_1525_convert_20130713202008.jpg
も茶系のサドルを・・・。

 フィンランドの国旗のようなサドルに変えます。

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 ママ狸んですから、前に子のせを付けますが、ここで小技発揮!

 そう、例によってカゴの前出しになりますが、今回は少し気合いが入っています。

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 プラの前カゴを後に合わせてステンレスのものへ!

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 なんですが、イェップの足と干渉させないように、前出しをします。

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 ホレ!干渉なし!ただし、今回はずいぶん前に出ています。
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 伸縮式カゴ付け金具を最長にセッティングしても、足りないので、その先にまた延長金具を付けるという、気合いの入れ方です。

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 ペダルも白くして、心機一転子育て号に変身です!

 今回細かいパーツ類のご指定は、新たな利用者さんご自身のセンスです。

 こちらは言われるまま、パーツを集めて、載せただけ!

 でも、これだけの水準の自転車が組上がるなんて、当店もお客様達に恵まれた店!ということができるでしょう。

 機能と同時に、見た目も大切、それは愛着の元!

 機能とセンス、両輪でママ狸ん、やって参ります!

これでも自家塗装!24インチロード!世界へ!



今を去る四年前、ツールに二人の日本人選手が参戦して、普通に仕事をやり遂げての完走!ということを記念して作った自転車がりました。

 それまでの経緯は、完走すらおぼつかない選手が日本人で一人いたとかいなかったとか。自転車に関しては国内外の選手のあまりの足の違いに、ツール完走なんて夢の又夢かと思っていた矢先・・・、新城君と別府君が見事にやり遂げてくれたんですねえ。

 しかも着に絡むような活躍も見せてネエ・・・、もう感慨一入だったなあ・・・。

 そんなわけで、子供自転車の車体を利用して、固定車やロードを造ってみるなんて事やってみたんですが、面白かったですよー!でもまあ、世間様の四五年先を行く・・・と考えるしかない当店の発想なんて、そのころには全く受けてもいなかった・・・ようです。

 ところが、四年経って・・・、来ましたよ!

 これ、自家塗装ですよ!うまいですねえ。

 しかも、特注のステッカー入り!お父さんの娘さんに対する気持ちが・・・伝わってきそうです。

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 ヘッドマークもあり!ナナちゃんという娘さんのために、お父さんがあたためて作ったもの、そのお手伝いをしたんですね。

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 まだ手が小さいので、ショートリーチのブレーキレバー。

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 安定的入手可能な、最短340ミリドロップハンドル。

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 シフターは安く上げるために、バーコン、フリクションです。

 このフリクションは、自分の感覚でギアをかけていくので、ギアというものに慣れるには、これでいいかと思います。

 今は電動で、スイッチ式。選手が勝負に集中できる、というメリットはあれど、メカに対してほとんど頭を使うことが無くなってきてしまいます。

 メカニックについても同じ。自分で調整できる範囲が極端に小さくなる。つまりブラックボックスを繋げるだけ。壊れたらメーカーに送って、チャンジニア。

 情報はメーカー独占・・・。あまり健全な動きではないように思います。

 まあ、まだ無いでしょうが、小さいときから全くメカの内容に触れることなく、スイッチ式の自転車にばかり乗っていたら・・・、何かあったとき調整に工夫するなどという発想自体がなくなってしまいますね。

 変則で異音がしたら、自分でレバーを前後してベストポジションを見つける、このくらいでいいんです、子供は!

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 見えにくいですが、前三枚。

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 後7枚!計21枚、もう十分ですね。

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 ハブと色合わせしたしゃれたカンチブレーキ!

 クリアランスも十分にあるので、秋以降はブロックタイヤをはかせてシクロクロスなんかにも参加できるかな?

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 子供用自転車に、自家塗装して、ドロップ化、レーサー化、という企画、なんかわざとらしい子供用ロードなんかよりも自然でいいですね、こっちの方が。

 これでいつまで走れるか?

 確かに体の成長はあれど・・・。

 実際につくって乗ってみると、小さいフレーム故に頑丈で、反応もそこそこいいんです。

 これなんて、例えば小柄な女子大生が夏休み、日本一周したい・・・なんていう要求にも応えられるんじゃないかな?とマジで思います。

 ということは・・・、子供用レーサーなんていうのを越えた形で、これから走り続けられる・・・という可能性も大ですね、ということです。

 ということは・・・、また四五年後、子供用フレームを持ってこられた小柄な方から、ツーリング車作れませんか?なんて言うご要望が出てくるかも知れませんね。

 捨てきれずに取ってある、24インチマウンテンフレームなんてあるでしょ?そんなのを工夫してマジで大人が乗るなんて面白いですよ、キット。

 これもまた四五年後・・・なんでしょう・・・、気長に待ちましょう!

一人一票!



 公職選挙法が変わり、有権者の六割の投票がない限り、開票すらされずに、廃棄。

 議員も決まらず、議会も開かれず、法案・予算などは皆中断されたまま、宙ぶらりんの状態になる。

 二週ごとに、また普通選挙が実施され、有効投票数が六割を超えない限り、延々とこれが繰り返される・・・としたら?

 それはもう生活に直結するような空白期間ができるわけですから、政治に無関心だの、政治家のせいにしないから投票しないなどという、幼稚な「主義」も少しは省みられるようになるのではないか?

 なーんて夢想するわけです。

 しかし民主国家でありながら、半分以上の方が投票しない・・・なんてどういうことなんでしょ?それなりのネガな意思があるのかな?ちょっとよく分かりませんが。

 福島はまだ収束していないどころか、今更海に漏れている可能性がある・・・という見解。海水を何カ所かで採取して継続して放射能計っていなかったのか?

 高濃度の井戸水が、二年前漏れたものの可能性もある・・・?

 不思議なのが、なんでこうした情報を今更東電経由で開示されるのか?そんな東電の見解なんて、誰が信じます?

 もう少し公的機関、経産省?文科省?環境省?なんかがしっかり管理していないの?

 まあ、こうした公的機関の発表も、既に誰も信用しないでしょう。もうそこまで来ているんですねえ。

 信頼できる第三者機関の計測や原因究明などもまだ確立されていないでしょう。

 つまりなーんにも収拾されていない、不明だらけの状況なんです。

 それでいて、再稼働のための新基準?世界一安全な原発の輸出?

 現政権が過半数を取れば、こうした事故から全く学ぼうとしない恥知らずな政策が粛々と「民意」と称され、すすめられていくでしょう。こういう公約は、残念ながら破られませんから。

 どうせなら、投票しないでそういう社会をむかえるのではなく、そうした政党に積極的に投票して、しっかりと共犯関係結んで、逃げも隠れもしない!なんていう大人の責任をとるなんていうのはどうでしょう?

 原発?知らネーよ、関係ネーよ、ですますより、そちらの方がまだカッコいい。

 もちろん店主は、そちらとは別の方向に一票を行使します!!!!

 投票しないで行政にブーたれるのではなく、投票することによって、政治に責任を持つ、少なくとも持とうとする姿勢を取る、それが民主国家の市民というもんじゃないのかな?

 それが面倒くさいなら、独裁国家でもいいということなのかな?本当にいいのか?

 絶対に、各自が大切な一票を大切に行使しようぜ!

 一介の自転車屋より!

スズメバチの部屋



 スズメバチの巣が、店主の実家にできたことがありました。

 最初はほっそりした花瓶を逆さにしたような、焦げ茶の物体が椿の枝に付いたんです。

 なんだろう?と日々観察。

 すると、マーブル上のタイルのようなものがその上に貼り付いてきたんですねえ。

 これが全体について来ると・・・、ハッとしました!これスズメバチの巣の初期型だ!

 どうやって退治をするか?ライターの火を最長にして、入り口から炎で蒸し焼きにしたら?なんて案がありました。

 ちょっと近寄って、ほんの少し枝が揺れた瞬間、門番蜂がソソッと出てきたんで、その反射神経のすごさに、近づけない・・・と諦め。

 何のことはない、区役所のスズメバチ対策課の人に、やっつけてもらった・・・、そんな思い出がありました。

 で、この合板、スズメバチの巣にちょっと似ていませんか?廃材を接着剤でプレスしたベニヤ板ですが、なんか模様が良いので、これを選んでしまいました。

 で何の板?

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 ようやっと骨格・壁、構造の完成です!塗装部屋でした。

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 給気排気などの設備の設置も完了!

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 配線系もほぼ完了!

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 照明も完成!

 あとは内装にて、給気の風の向きを決めていく、という重要な実験があります。これがうまく行かないと、ミストが狭い室内を循環してしまう・・・可能性もありだろうなあ。

 その他の設備も整えていくと・・・、完成に至ります。

 暫く動かしていないものなどは、再度メンテなんかもしていかないと。

 でも、なんかワクワクしてます。なんかいいです!

 明日はスプレーガンでも磨こうか?

お父様からの譲り受け自転車 取り戻したい!!!



 巷では、ある編集者の奇妙な自転車盗難事件「解決」が話題になっているようです。

 この編集者さんは、当店のメジャーデビューの際に、カメラを持ってきてくれた人で、自転車作っているんだか、雑誌作っているんだか分からないくらいの、自転車好きな人でしたよ。

 とりあえずの解決ということですが、今回盗難のされ方が非常に特異で気味の悪い展開で、被害もデカかったので、一般紙での取り扱いになったようですが・・・。

 オークションが絡んでいたということから、IT系とも言えます。偽メールでももめているように、官憲の皆さんはこの辺あまり強いといえないのでは?というところから、本当に解決したのか?もう少し見ていきたいと思いますが・・・。

 いずれにしろ、自転車泥棒なんて、警察からすれば自己管理の問題でしょう!といわんばかり、一般紙に取り上げられるようなことがない限りは、マジで捜査などする余裕もないんじゃないかと思います。

 そうなると、市民の目!サイクリストの目が何よりも重要になってくるでしょう。

 今回の自転車はお父様から譲り受けた大事な一台なのだそうですから、何か情報がありましたら、お知らせください。

 以下が状況とその内容です。



7/8夜〜7/9朝にかけて自転車の盗難にあいましたので、なんとかお力をお借りしたいと思いメールさせて頂きました。

7/8夜〜7/9朝にかけて、茨城県つくば市天久保3丁目付近で自転車の盗難にあいました。
場所はマンションの玄関脇、地球ロック出来ない場所に一晩置いてしまった隙を狙われたようです。

車種は94年式キャノンデールR700で色はメタリックブラック、ドロップハンドルに換えてあり、650cの青いホイールが付いています。
ハンドルバーテープはグレーの同じ柄で、サドルバッグはついていませんでした。

特徴としては、
・ダウンチューブ右上面に大きな傷、シートチューブ両側付け根に旧式のインフレータを挟んでいた傷
・フォークやシートポスト付近にトライアスロン用のゼッケン型の塗装剥がれ
・シートクランプより下、シートチューブ上端にロックホルダー


パーツなど詳細は以下になります。
・フレーム キャノンデール R700 (650c) ブラック
・ブレーキレバー シマノ105 ST-5500 ブラック(左側樹脂部に落車によるヒビと剥がれ)
・ハンドル DEDA ZERO1 ブラック
・ステム DEDA ZERO1 ブラック (白ライン部にヒビ、前ボルト下二本にサビ)
・ライト BELL WO前後
・フロントディレイラー 105シルバー
・リアディレイラー 105(9速、ブラック)
・キャリパー 105シルバー
・シートポスト TIFOSI カーボン調(ロゴ剥がし済)
・サドル VETTA TT TRISHOCK(グルーガンによる補修あり)
・ホイール 105ハブ+SUN MISTRAL 650cリム (ブルー、ブレーキ面塗装摩耗)
・ペダル グランジ黒フラットペダル+ミカシマ樹脂トークリップ
・ボトルケージ SPECIALIZED シルバー
・ロック TRELOCK コンパクトワイヤーロック




父から譲り受けた非常に大切なもので、なんとか取り戻したいと考えています。
どんな些細なことでも構いませんので、何か情報がありましたら以下のアドレスまでご連絡をお願いします。

よろしくお願いいたします。
オサダ osdrosdr2@gmail.com



そういうわけですので、自転車乗りとして団結!犯人を追い込んでいきましょう!

マークローザ・・・何台目だったか?



 これは、クロスバイクと実用車の間・・・というのかな?フレームはしっかり作られているので、イジリ甲斐のある自転車ですね。

 今まで、二台か三台か・・・やりましたね。

 フレーム以外ほとんどを徐々に替えたものもありましたし、一機に嗜好性の高いものに替えたのもありましたね。

 いつの間にやら当店に随分と食い込んできた車種、ともいえるかも知れません。

 今回も・・・、相当変わってしまいましたぞ!

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 ホイールの入れ替え。まずは後輪です。

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 前輪も。
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 前輪はハブダイナモはいかしています。

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 しかも、よくみると・・・。

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 フォークも交換しています。ストレート。こういうのは構造に関わる大工事、とも言えるんだよなあ。

 走りにも大変影響するはずです。フォークって思われている以上に大切なところですね。

 今はフレーム・フォーク一体で売られていますが、かつてはフォーク単体での選択がとても豊かだったんですねえ。一体設計で作られているもの、設計者に合わせるというのも無難かも知れませんが、好みのフォークがフレームとぴったり合ったときのあの快感!思った以上!というのもあれはあれでうれしいものです。

 1インチのタイムのフォーク・・・、夢にまで見たものでしたが、それとネオコットとの組み合わせ、思った以上にハッとしたことありましたよ。ああいう世界もどこかに残しておかないと、つまらなくなりそうですなあ。

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 ステム、ハンドルもほとんど・・・変わります。

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 ハンドル回りですが。

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 例によってシフターはバーコン。

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 ブレーキレバーは黒のギドネット。

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 んで、ハンドルはブルホーン・・・というわけで。

 前かご用の台座はそのまま。

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 後輪がローラーブレーキだったので、それを交換したわけですから、ブレーキ本体が無くなった。

 キャリパーブレーキを付けました。これもまた黒板で挟んで・・・。

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 クランクも変えてしまって・・・。一体何が残ったのか?というと、ほとんどフォークをのぞくフレームのみが元の自転車・・・ということになってしまいました。

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 だったら新車を・・・。

 そうじゃないんでしょう、これじゃなければいけない理由が、利用者さんにはある。

 それが何か?というと、それは利用者さんの秘密なんでしょうな。手間はかかるが、何かありそうだからやる。そういう仕事があってもいいですな。こちらは提案最小に、利用者さんに合わせて動く。これも仕事です!

初お目見え?カンパ版バラクーダ



 この赤いツーポイントというか・・・、今年のカンパケンタウロの特徴のようです。

 こういうポイントというのは、使用をある意味難しくもし得ます。時になんでこの一色・・・となることもあるだろうなあ・・・。

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 ここもボルトとプリントのツーポイント。作りは上々です。

 毎年チョコッと変えてはその年の特徴を出す、マニアだったらそのチョコッとに惹かれるというのでしょう。一瞥しただけで、何年ものと分かる・・・。

 逆にこのチョコッとが合わないと、今年のこのコンポでの組み付けは諦めよう、となることもあるでしょう。

 大体黒か銀にしておいてくれれば無難なんでしょうが、ある意味カンパのチャレンジというのでしょうな。

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 ファイブピンが赤・・・、ピストブームの頃みたいです。

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 ただフレームが今回濃いめのワインレッドキャンディーなので、ある意味バッチリかも知れません。

 透けてFUJIが読めますよね。

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 トップチューブの平面にバラクーダとあるのは、初期型のもの。一昨年、あの小坊主が大学院に入学していれば、読経そっちのけでこれを乗り回していただろうな?という一台でした。

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 下りのブレーキングを意識したのか?下ワンの方が広く作られている。

 オット!ブレーキも赤のツーポイントですね。

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 リアは、ダブルピポットです。

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 ライディングポジションができているので、長いステム!ヒルクライマーを目指す、おじさまの手に、うつって参りました。

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 今回十速ということで、シマノ・カンパのコンバータースプロケを使いました。ですから、このホイールはシマノ用のフリーです。前後車輪を組み付けなかったというのも、今回安めにできたこと、なんですね。

 ちなみに十一速用のこれは、ありません・・・。

 シマノはもちろん、スラムもありな、バラクーダですが、カンパでは見たことはない方多いんじゃないかしら?

 組み付けてみたら、なかなかです。やはりケンタの赤ポイントが今回効いています!

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 最初からの印象を得ます。全然、不自然ではありませんな。

 これが、9月にどこぞの山を駆け上がる!マニアには目立つでしょう。

 アア、彼だったのね?と。

 あとバラクーダは二台。新店舗開店セール前に無くなりそうです・・・。540と490・・・です!

DTの実力!



 当店一推しのDTホイールですが・・・、やはりこいつらはすごいです。

 というのは・・・。

 この前ホイールですが、別自転車にちょっと突っ込まれてスポークが一本飛んだですね。

 そこそこのテンションで組むホイールですから一本飛ぶと、かなり他への影響が出るのが定番なんですが、このDTはそんじょそこらのリムとは違ったようです。

 まずスポークが飛ぶというのは、リムのスポーク穴を壊すか?当のニップルの出っ張りが飛ぶかのいずれかですが、DTの場合はニップルの頭を飛ばしました。

 リムがいかに強いか?ということです。真鍮ニップルの頭を飛ばすんですから・・・。

 で、その次に驚くことは、一本飛んだホイールが一体どういう状態になるか?ということですが、通常であれば、ポテトチップ状態、なんかこのホイール振れがすごいなあと思った奴は大抵スポークが折れています。

 ところが、コイツ・・・、ほとんど振れがない・・・。

 気づかない人はこれで走り続けてしまうでしょう。

 それだけリムが強い、ということだと、また実感。

 これは履かない手はないよね!

 最近の草レースでは落車が多いと聞きます。ある意味水ぶくれ状態で参加者が増えるとなると、そういう事態も起こりうることです。

 いい社会人が、週末レースでこけて、仕事先や家庭に大迷惑をかけて、それだけならまだしも高価な機材をご破算にする・・・なんて事避けて欲しいんですが、競りと落車はレースにはつきものですから、前者にはしっかり旅行保険でもかけて、そして後者には物損の保険はないとするなら、さして高価でないが高機能のものを選択してもらいたいと思いますわ。

 前後のペアで数十万のホイールが草レースの落車一発で、おじゃんになるなんて、悲しすぎますね。

 そういうときにはこうしたDTなどを駆使した手組ホイールなんておすすめですよ。ご同輩!

 ちょっとやそっとの落車ではほぼ何ともないでしょう。

 仮に何かあっても、対処に関してはフットワーク軽いはずです。

 こういうお手軽ホイールで勝ちをとっていくなんて、逆にカッコいいですね。

それともう一つ、DTからの朗報です。

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 軽量系のリムが登場です。

 でコイツの何がスゴイか?

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 スポークを通す鳩目がリムの端に来ていますよね。下側に来ている黒い幅の方が、上側に来ている幅より厚いです。

 と、いうことは?

 その分リム自体がオフセットされているとこと。かつてリッチーにありましたね。

 そのDT版ということがいえるのかも知れません。

 最近ではシマノでも11sのカセットが登場して、はぶもアルテまでが11s対応になってきています。

 10速にはスペーサーを入れて対応ということですから、その分フリーが長くなって、ホイールのオフセット分が増えたんだと想像が付きます。

 となると・・・。

 こうしたリム側でオフセット分を吸収してくれる構造があるというのは、ホイールのおちょこ構造がより左右対称化されうるということなのだと思います。

 そんなことを考えてのDTの対応かどうかは別として、おちょこ構造に関するこうした配慮はありがたいですわ。当店のような手組派の店としては・・・。

 登録レースのような特別なものは別として、落車の危険の多い草レースなどにいいホイールを使用するのはリスクが大きいと思いますが、これだけはレースで落車経験のない方には、分かりづらいことかも知れませんね。

 一瞬で、ガシャン!あとは何が起きたの?と軽い記憶喪失や脳しんとう・・・、見ると自転車までもが・・・。

 これは思っている以上に、つらい経験なんですが・・・。

 やっぱり何度いっても、経験して、人車痛い目を合わないとわからないことなのかしら?

 でも分かった人からどうぞ!平地などの混戦レースでは585、アップダウンのあるようなレースでは440の前後で・・・。

 その他、適正価格の草レース、練習用手組ホイールも、チョコチョコと用意していこうと思います!

多段化 なんでもというわけにはいきませんが ほぼ大体・・・



 事情はどうか?シングル化要求と多段化要求のバランスが良くなってきたように思います。

 かつては圧倒的にシングル化!

 あまりに多いので、心配になるほどでした。

 あのー、シングル化というと、機能的には低下させる・・・と考えてもいいんですが、本当にいいんですか?と。

 しかし、最近では、多段化への御希望も増えてきたようです。

 シングルしかない・・・、多段自転車を買うしかないか?とその前に検索等かけたら、当店にヒットしたというケースが多いようです。

 多段化した自転車を元に戻すことは・・・できなくもない。ただしシングルを多段化するには、やっぱり大変かと思います。

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 ホイール問題がありますね。多段にするには、どうしても後輪一本組み付けないといけません。

 となると、多段用のホイールを一本手に入れた!といってすぐに適応できるか?

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 問題は、エンド幅です。通常シングルで作られているフレームは120エンド。多段の主流は130エンド、5ミリずつ縮めないとね。

 あともう一つ、台座金具です。

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 これね。時々、これ市販されていますか?単体で売って頂けますか?などというお問い合わせ頂きますが、モロ使用できる状態では市販されていません。

 単体で売るか?という問いにはこれだけのために一個作るのが面倒なので、なんかついでの時に・・・と、あまりやる気はありません・・・ごめんなさい。

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 またワイヤーのアウター受けの問題なんかも結構面倒ですよ。今回は前シングルなので、問題は半減ですが、前後となると、そのフレームに合わせて、その特徴活かしてやっていくしかないです。

 モロ現物合わせしかない。それが面白いと言えば面白いんですが、小物で良い物が見つかるとちょっと小躍りしたくなることもありです。

 そういう意味で、多段化は細かいところで頓挫しがちなので、結構手間がかかるんですね。相当勉強してまじめに取り組まないと、各種フレームを対象にするのはむずかしいと思います。

 たまに電話で、自分でもできますか?なんていう質問をされる方もいますが、そんなもん分かるか!金かけたくなければ、泣きながらやるしかない!以上!

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 シフターですが、今回は変態系。

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 片側STI!ソラバージョンです。

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 取り付け角度もむずかしいです。しゃくれていない分ブレーキレバー部分がハンドルに干渉する、それを避けて付けて、ニギリを考える。こういうのも面白いねえ・・・。

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 後9速の多段自転車。機動力はますます上がるでしょ!

 あまりはシングルのフレームしかないしなあ・・・、という貴方も!多段はほぼ可能ですのでまずは、ご相談を!

 ただし車体も技もパーツ所持も分からない段階で、「自分でできますか?」はご容赦ください。

 そんなもん分かるか!!!!


乗ろう!と思えばドロップ化?



 やはり大手はスゴイ!非常に複雑な形のパイプを加工して、それでフレームを作る。

 十数年前でしたら、こんなパイプで組んだとすれば、もうF1でしょうね。

 それが今やボリュームゾーンのクロスバイクなんですから、驚きです。

 で、こいつをドロップ化して欲しいという内容。人間走ろう!と思えば、ドロップ化?という選択肢は大いにありというのが当店のノリであります。

 いろんな選択肢のある中で、時間を優先にあるもので組み合わせていく。

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 トリプルですと、シフターの問題で、時間がかかりそうなので、思い切ってクランク交換。

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 コンパクトのダブルのクランクに変えます。

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 シフターをSTIにするので、同じVでも、ショートリーチのものに取り替えます。

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 ソラ系のVですが、これ結構優れていますね。

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 かなり短めにカットされたフラットハンドル。

 こういう加工を自らされる方というのは、ハンドルには一言ある方とお見受けします。

 聞いてみると、やはり・・・。幅せまのショートリーチというお答えが帰ってきました。

 やはりね・・・。

 そんなわけで、380ミリのハンドルを付けます。

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 なんかマッチしていますね!

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 出来上がりました!

 いつも思うのが、ドロップ化してやった自転車は、喜んでいるという強い思いこみが店主にはあります。

 だって、喜んでいるように見えるんだもん!走る気満々でしょ?

 ほとんどすべての自転車はドロップ化を望んでいる・・・・。なんてほとんど病気かも知れませんが。

 いずれにしろ、今回はドロップ化・・・。次はホイールでしょう・・・。

 自転車は利用者を写しているところがあります。それから伝わってくるものってバカにはできません。

 自転車が変わりたがる、それを利用者が承認する・・・。

 完全に行っちゃっていると思われるかも知れませんが、なんかそういう相関関係が見えるような気がします。

 もちろん行っちゃっていますがね・・・。

 そんなこんなで、ドロップ化。お待ちしています!

溶射記念 ようやく若者と出発だ!



 こう見るとさわやかな一台にも見えますね。

 溶射。

 金属粉を高圧で吹き付けたもの。その金属粉が、真鍮だったり、銅だったり、亜鉛だったり。

 これは亜鉛を吹き付けたものです。

 この記事に三台そろい踏みの内容が掲載されています

 で、その製作の意図ですがこのイベントに裏参加するための製作だったわけです。

 そういう意味で曰くありな自転車だったんです。あれから五年ほど当店の片隅に置かれていましてね。多少の注目は浴びていたんですが、徐々に埃何ぞをかぶり始めると、そんな注目も静かになっていった。

 新店舗に来てから、ちょっと目立ったところに置かれて、コイツもちょっとやる気を出したんじゃないかな?自転車であっても、人から見られるっていうのは、重要なんでしょうね。

 ある美的傾向の若者にピタリとくっつき、今回そちらへ付いていくことになったわけです。

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 これが亜鉛溶射の肌です。独特ですね。時にコンパウンドで拭いてくれたら、この肌合いは結構もつと思いますよ。

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 ターコイズ系の青と、溶射、まあ他にこれと同じ自転車はこの世にはないでしょう。

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 なんとも形容しがたい、フレームですね。

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 フォークはメッキ!メッキフォークは透明ですので、合わないフレームはない、と思います。

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 要所にちょいとクラシカル。

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 サドルがバックスキン風、あくまで風ですが・・・。

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 基本コンポは一世代前の青みがかったティアグラ。新旧入り交じった、なんともいえない独特な一台となっています。

 ある意味工芸系の作品でもありますが、自転車は乗られてナンボ、若者と一緒に町を走ってくれ!

 キット地味に目立つ自転車っていう、変な位置で走ることになると思うぞ!行ってこい!



プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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