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一人子載せを二人子載せに 色々かえます! |
![]() ベガスというと、小径で重心が低く、ホイールベースが長いところから、子載せには向いている車種ということがいえるでしょう。 今まで上の子だけを載せていたのが、下の子もダッコ乗りではつらくなってきた、季節も段々暑くなってくると、ピッタリと火の玉小僧にくっつかれるのもこれまたつらい、お互いつらいということで、下の子用にも子のせを付けることになった。 ![]() その際、両足スタンドが欲しくなります。 ![]() もう、こちらがすすめなくとも、ご依頼の方の方から言って来るようになりました。定着してきたなあ・・・。 ![]() それと意外と気づかないところがここ。自転車には、それ固有のギア比というものがある!と勝手に思っているようなんですが、そんなことはありません。 もっと軽くなった方がいいのであれば、より大きな歯に変えればいいだけのこと。ギア比は変えられます! ![]() 16Tから21Tへ、かなり軽くなります。最初の踏み出しの時などにはこれから入って、スピードに合わせて二速、三速と変えていけばいい。さすがにこのクラスの提案になると、まだこちらからせざるを得ないという状況ではありますね、まあ、かなり専門性が高いといえば高いので。 ![]() あとは、いつものやつ!って感じで、もう流してやっていきましょう。 ![]() 少しでも大きなカゴにしたい。多くのお母さん達の願いなのであります。この丸カゴは人気があります。 ![]() いつもの延長!カゴの前出しなのであります。 これはもうイェップいつもの弱点で、足置きが前につき出しているということ。もういつものことなので、なんとも思わなくなりました。むしろ、あり得ないでしょうが、日本向けにイェップが足置きを真下に付け始めたら、物足りなく感じるんじゃないかな? ![]() 子供の足が足置きよりもデカクなり始める頃には、後子載せに移動する時期なのかも知れません。 ![]() 新色ターコイズ!実に鮮やかです! ![]() これで前後、お子さん二人とサイクリングがよりやりやすくなるはずです。 ![]() 実は季節ものとはあまり関係のない様なママ狸ん。生まれた子供がそれぞれの成長しながら、その過程で親がそろそろいいかな?と思ったその時期が、ママ狸んの季節なんでしょうね。 ただ、年度初めに入園等で子載せ自転車購入したお母さん達が、そろそろアチコチに不便を感じてか、セッティングと調整にぼちぼち来始めているというのもありますねえ、そういう意味では季節ずれにてママ狸んというのもありなのかもね。 新色含めて、イェップも続けてやっていきます!!! ※プロムナードストラトス コミューターというのでしょうか?売り出し中であります! ![]() こちらが詳細。と同時に、オプションあり!近日公開予定! |
カンパ化! ブルホーン化だ! |
![]() かつては、おとなしめのクロスバイクだったのが、当店でDT520で前後ホイールを組んだがために、ちょいと暴れん坊、というか、足下がしまったということらしいんですね。 このDT520は、暫く顔見せしていませんでしたが、また取り扱いが始まったようです。その親分格の585とは、やはり格は下がりますが、逆にそんじょそこらの30ミリリムには負けません。 これで乗っていたのが、段々と志向の変化があらわれたようで、パーツ類をなんとカンパ系で組み直したい、というご要望が出て参りました。 では、ということで始めますが。 ![]() クロスバイクのモロデフォルトという感じのカシメ系クランクですが、こいつが様変わり。 ![]() ケンタウロの二枚に変身!全く雰囲気が変わりますな。 ![]() これもクロスバイク定番系のアルタス。 ![]() 赤ワンポイントのケンタ君にかわります。おしゃれになり且つ機能もチョイアップでしょう・・・。 ただし問題があります!同じ十速といっても、カンパの十速とシマノの十速とは、互換性ありません。 まあ、ある意味、両メーカーの意地のようなものかもしれませんが、これが合わない・・・。スペーサー調整とかその辺をサードパーティーに探すか、イコールプーリなる秘術を使うか・・・なんですな。 ということはここでカンパ十速のスプロケに交換しないといけないということになります。後述しますがシフターの関係で。 となるとドミノ倒しはまた一つ・・・、そうなると折角520で組み付けた後輪がそのままでは使えない、ということになります。コリャ大変だわ。折角足下が締まったことから、展開してきた今回の改造なのに、等のその足そのものが使えないとなると、一体どうしていいものやら。 カンパのハブで再度520を組み直しますか?そのハブがまた、シマノほどないんですわ・・・。 こう言うとき色々探してみると、拾ってくれる神様というのもいるようであります。コンバーターとしてのスプロケというのがあります。 どうコンバートするか?シマノ→カンパにであります、もちろん。 ![]() もちろんサードパーティーものであります。たまたま最後の一個が在庫が見つかった・・・というわけで。何か輝いて見えますね。 シマノとカンパの互換性に関しては、今までいろんなアイデアがあって、それを実現するようなパーツ類も開発されていますが、その原動力となるのが、やはりはイールに関わる、ということなんでしょう。 レースやる人にとって、車体が決まってくると、今度凝り始めるのが、ホイールというのは殆ど相場が決まっています。 それほどまでに、ホイールの走行に締める影響は高いと言えるんですが。 そうして増えてくるホイールって、ある種のライダーにとって資産なのでありますわ。ワンペア十数万なんてものもありますからね。 ですんで、こうしたホイール資産家の皆さんにとって、このスプロケの互換性の問題って、死活問題なんであります。同じメーカーであっても、一枚増えたことで、それまでのスプロケとの互換性をなくされると、せっかくの資産が破産状態に陥る・・・ということにもなりうるんですね。 まあ、一度破産にして、再度資産を獲得してくださいヨー、なんて事もメーカーさんの戦略の内なんでしょうが。そういうことをキッカケに、レースから草レーサーが遠ざかってしまったら、それもまた勿体ないことなんじゃないか?と思う訳なのです。 一枚増やされることで、旧式ホイールにされてしまった、チームの財政事情、いわんや学生チームにいたっては・・・、それは大変でしょうな。 同じメーカーだって大変なのに、いわんやコンポメーカーを変えようとなると、それこそ資産家さんは自らのホイール資産を自分で捨てに行くようなことになります。まあ、その辺スラムなんていうのはうまいよね。シマノスラムは互換性ありますから。 カンパに一度乗ってみたいなあ、と思っても、それまでのホイールがおじゃんになるんだったら・・・シマノでがまんスッjか・・・と諦める。 そういう状況下で、上のような互換性をスプロケとして吸収してくれるなんていう発想は、もっと受けてもいいはずなんですがねえ・・・。是非こいつの11速版を作って欲しいものなのですが、試作の段階で、諦めたとか・・・。 とりあえず、コイツがあったから、折角組んだDT520のホイールが、継続使用可能になったというわけなのであります。 ![]() ハンドルをブルホーンバーに・・・ということなんですが、シフターどうするか?という問題。 もちろんブルホーンにも、カンパエルゴは使用できますが、今回はどうしてもバーコンで!ということなので・・・、先のスプロケ使用が不可避になったという、事なのであります。エルゴであれば、イコールプーリーでの内部細工で克服できますのでね。 ![]() ご要望で、エイドブレーキは欲しいということでしたので、取り付けます。 ![]() これがカンパのバーコンです。今回初めての取り扱いになりますが、なんとワンペア三万もします・・・。シマノデュラでも一万しないんじゃない? でーも!作りは確かにいい、扱いもしやすいと思います。シマノはWレバータイプなので、ワイヤー引きっぱなし、伸ばしっぱなしなんですが、カンパのコイツはスイッチ形式でシフトができます。ですからいつも同じ位置から引き押しできるといういう意味でストレスがより少ないといえるでしょう。 ![]() 当初ブレーキレバーには、エアロブレーキを使用しようと思っていましたが、シフターからのワイヤーとの干渉で、今回はより小型のエイドブレーキをエアロ仕様にして、ワイヤーの取り回しを迂回させました。 ![]() 単なるハンドル交換といっても、パーツ交換も含めて、ドミノ倒しはどこまで行くやら・・・なのであります。 ![]() これにて、カンパ版の走り屋自転車の完成であります! 多分一年くらい温めていたアイデアが、実現したんでありましょう。 何せ昨年来たときにはこんな感じだったんですから。 ![]() 自転車はパーツによる構成物、ですから変わるし、変わってもいいんであります! |
久々ながら・・・ポテンシャルあるなあ シングル化 |
![]() 最近ドロップ化の依頼は続いていましたが、トンと静かだったのが、このシングル化でした。 かつては、来る人来る人、シングル化!固定化!の嵐でしたが、一定鎮まって、定着はしていたと思いますが、ご依頼をいただくと、暫くしていなかったなあ、と思われます。 繰り返しますが、シングル化は大方自転車を不便にしていく傾向です。やせ我慢の美学といえば、聞こえはいいですが、イヤーきつい坂だなあ、と思っても、自分が選んだシングル化、きつかろうが苦しかろうが、ダンシングなど駆使して、上り詰めないといけません。イヤー、不便なり。 でもシングル化!というところには又、機能とは違う良さがありますね、見た目のよさと、潔さ、とでもいいますか。 これをご覧アレ! ![]() アイツが、これに変身なんですわ! ![]() おお、スッキリ!とむざいヒゲをそり落としたような、爽快感でしょう。必要なものいがいなし!という、やっぱり潔いですわ。 ![]() スペーサーのキッドを使っての、しかもテンショナー無しの、その分ギア比も選びにくいが、何よりシンプルというやつが出来上がるんであります。 ![]() あまりお金を掛けないやり方としては、既設のクランクをそのまま使うというやりかた。これもギア比の関係なんですが、なんとか組み合わせを見つけて、テンショナー使用しないように、組み付けていく。 こんかいもこのまま、三枚中二枚目、センターを使用することになりましたが、カシメで三枚くっつけられているタイプですので、アウターとインナー二枚だけを外すことはできない形式なんですね。イヤー、こいうのもあるんですわ。 となればどうするか? ![]() こうしたんです・・・。どうしたかお分かりですか? ![]() 角度を変えてみてみると、お分かりかな? センターにチェーンが掛かっています。その外側のバッシュガードなんですが、これもとギア板だったものです。 このギア板の歯を折って、残る山をヤスリを掛けて磨いて丸くしたんですね。実に自然にバッシュガードに化けていますね。 ![]() シフターもなくなって、ハンドル周りも又シンプル。 そして、出来上がった、簡易シングル号なんであります。 ![]() 心なしか、若返ったように見えませんか? 新しい車種に変身して、自転車自体がやる気に満ちているように見えません? 何かそのように見えるんです、店主には。というのも、これを乗る方が、その新たな気をさらに自転車に吹き込んで生き生き走るんじゃないか?と思うからかも知れません。人車ともに生き生きする。いい関係ですわ。 そんなこんなで、再度シンプル化、選択肢の一つとして、車種をガラリと変えるいい手段として、ちょいとご検討はいかがでしょうか? そういえば、乗っていない、多段ギアの自転車があったなあ・・・、あれを用途を限った特別な自転車に変身させて、新たな気持ちで乗れればいいなあ・・・なんてありましたら、ご相談より、承ります! ※ストラトスの売り出しです! ![]() コイツなんですが、近々、ちょいと変わった姿で登場する可能性ありです! 詳細はコチラ、この形で見るのは、これが最後かも! |
ハンドルはまさにハンドリングのため ママ狸んからアスリートまで |
![]() 先日ご紹介した、ママ狸んミキストだったわけなんですが、これで本日約1時間くらいかけて、ゆっくり慎重に試乗をしていただいて、結論から言うと、これまたハンドル変更ということになりました。 しかし、試乗に1時間以上かけるなんて、いかに当店が暇か・・・なんてばれちゃいますが、逆に言えば、そこまで時間かけてお母さん自転車にフィッティングする店なんて、他にあるかよ!とか暇を開き直って叫んでみたくなります。 もちろん、子供のヘルメットのフィッティングだって、どんなに泣かれようとやっていますよ! 先日、あまりにヒドイヘルメットのかぶり方をしている母子を追いかけて、「あの自転車屋やっているんですが、そのヘルメットはかぶっているんじゃなくて、載せているだけですよ」と。出しゃばりフィッティングやったんですよ。 サイズ調整するダイヤルが付いているベルトですがあれは、首に近い後頭部に持って行くんですが、それが頭のてっぺんにありましてね。 買うとき自転車屋さんに言われませんでしたか?という、こちらの詰問に「ネットで購入したもんで・・・」と。 これで事故が起きて、子供がケガをした!ヘルメットのせいだ!なんていう正真正銘のモンスターさんているのかしら?ちゃんとしたかぶせ方していないと、ケガするときはしますよ。ただそれだけなんだが。 ネットで購入してもいいものと、しない方がいいもの、してはいけないものの区別はしっかり付けて、お買い物しましょうね。逆に言えば、ノウハウがあれば、何をどこで購入しようがかまいませんがね。 ということで、試乗の中でハンドル交換と相成った、という訳であります。 ![]() 通常ハンドルにしてみました。前傾しない分、視界が開けます。全身使ってグイグイとは走りにくくなりますが・・・。 ![]() この落差はデカイです!もう別物自転車といっていいでしょう。試乗ポジションに影響を与えるハンドル交換は、車種まで変えてしまいそうなくらいの影響力をもっております! ![]() ノホホーンとしますね。お母さん自転車なんだから、これでもいい訳なのであります! このハンドル交換=車種変更とさえ言える原則は、もちろんアスリートにもスライドしていきます、いえ、アスリートこそスライドするといってもいいかもしれませんな。 ![]() ちょっと前組上がった,明大トライアスロン部所属、サブスリー君の車体なのでありますが。 ![]() こうしたハンドルステム一体型のものを使用していたわけであります。その内、トライアスロンという競技も見えてきて、ショートだけでなく、ロングにも挑戦したくなってきた、という。 ショートとロングは、距離の違いだけではありません。自転車の場合前者はドラフティングが許されており、後者にはそれがない、ざっくりいうとその違いがあるといっていいでしょう。 ドラフティングというのは、前を走るライダーの車体にピッタリ後にくっついて、空気抵抗を低減させて走る走法をいいますが、ある意味ロードレースなどと同じなわけであります。大勢と、カタマリになって、位置取りをしながら、自分を展開の有利なところに持って行き、駆け引きしながら勝負をかけていく、そういう走り方なのであります。 それをしてはいけないということは何を意味するか?いかなる時も単独で走らなければならない、ということを意味します。 前を別のライダーが走っていても、規定の距離は空けなければならない。でないと、空気抵抗軽減であるドラフティングとカウントされてしまいます。ですから、抜くときも横の車間を取りながら、一気に抜かなければなりません。 抜くフリして、尻にくっついて、三味線弾きながら、アアやっぱり抜けずにぶっちぎられた・・・といっても、その間ドラフティングで休んだ、と違反視されてしまいます。 単独で百キロ以上の長距離を高速で走るためには、何が必要か?それは空力をできるだけ低くするという、工夫なのであります。つまりエアロ効果を高めるということ。 そのためにはいわゆる、DHバーというものの装着をするわけでありますが、これには長短があります。 長は言うまでもなく、体をまとめて小さくできるので、正面からの空気抵抗の軽減が図れます。 短は、肘をついて走るために、とっさのブレーキや、悪路やコーナーなどの道の急激な変化には対応できません。当然、まとまって走るロードレースでの使用はまったくの厳禁!それに準ずると思われるアタッチメントもすべて禁止とされます。 そんなもの許して、混戦の集団の中で、ブレーキできずに落車でも起こしたら、その後の集団すべてに大迷惑をかけることになりますのでね。 自転車競技では、一人で走り切る、タイムトライアル系の種目以外に使用は許されていません。 さて、ロングを希望する明大君。そのDHバーをつけたいと・・・。ただ変形しているカーボンハンドルに、取り付けるのはほぼ不可能ということで、ノーマル、丸パイプのハンドルステムを交換して、その上に、DHバーを付けることにした訳なのであります。 ![]() 暗くてごめんなさい。ドロップハンドルの真ん中より二本の角のようなものが出ていますね、これがDHバーなのであります。 ただ、取り付ければいいというわけではありません。大事なことはポジショニング!ママ狸んでも手を抜かない当店ですから、これはもう大変です。ただし、アスリートのポジションは自分で作っていくものなので、あまり手取り足取りは、人任せになっていまいがちなんで、ポイントを指摘していきます。 この場合は、ハンドル自体の高低差。アヘッドなのでスペーサーを移動させて、高さの調整をします。 ![]() あと突き出しの長さ。オレンジ矢印の前と後との比なのであります。ロングトライアスロンは、3キロ近くを泳いだあと、150キロ前後の距離を自転車で走り、その後フルマラソンが控えています。 自転車の部門はできるだけ、高速且つ足を休めながら、その後続くフルマラソンに備えながら温存させなければいけない、と考えます。 ということは、きついポジションにしてはならない、ということであります。できるだけ最低限の高速を維持できるための、楽なポジションをとることをオススメしたい訳なのであります。 また、とっさの動きに反応できるようにも、あまりきついポジションで走ってはいけませんぞ。 ツールや、ジロのタイムトライアルのポジションは、多少の参考にはなれど、ドンピシャのまねはしない方がいいです。 奴らはプロ中のプロで、せいぜい1時間以内の競技です、その後フルマラソンもひかえておらず、終了後はどうせシャワー浴びて、コーラでも飲んで、翌日に備えられる奴らなんです。トライアスリートとは違うんです!労働条件が! そういう訳なので、突き出しは短め、そして高めなんかをオススメしますよ。特にアマチュアの方! ![]() それからDHバーのどうしの距離、幅の問題なのであります。これもまた、ポジションにえらく影響を与えるポイントでしょう。 エアロをねらうなら、できるだけ幅を狭くして、体をたたんで、空気抵抗をくぐっていく必要がありますが。それで長時間どれだけ持ちますか?という問題もありますね。この後フルマラソンがあるんだよ! そして、この幅を決める際の重要ポイントは、ここ! ![]() 今回ブルホーンではなく、ドロップハンドルに付けたので、そのハンドルの種類なんであります。 今は主流は、クランプ部分の外径の太い31.8ミリパイプのハンドルなんでありましょう。確かにあの太さはタワミを消しますな。 ただ、DHバーを取り付ける幅の選択肢を少しでも、増やしたいのであれば、旧式の26ミリパイプのハンドルをオススメしますな。 31.8のくランプハンドルでも、通常の握りのところは24ミリ。ということは、ネズミを呑み込んだヘビのように、クランプの部分だけが太く、そこから傾斜しながら24ミリにまで細くなるわけであります。 何が言いたいか?この傾斜している太さのなんともわかりにくい曖昧なところにぴったり合うシムなど今のところありません。 ということは?ハンドルの中心である31.8の径から、24ミリの太さに落ち着くまでの間には、DHバーは非常に装着しにくいということが言える訳なのであります。もしその位置の中に自分のベストポジションがあったとしても、その傾斜にあったいいシムがない限り、DHバーを安定的に取り付けることはむずかしいといえるでしょうな。 その点、クランプ径が従来の26ミリものですと、24ミリ部分まで前後で1ミリの差しかありませんので、傾斜はほぼ内と言っていいです。取り付け方によっては、ステム部分の中心はのぞいて、それ以降の左右どこにも好きなところにDHバーを設置できるということを意味しておるわけなのであります。 よくもの見て、選ばないといけませんな。流行の規格だから・・・なんて、考えもせずに、買い集めてみても、結局うまく行かないこともあり得る訳なのであります。 固定式ローラー台に自転車を置いて、レーサーシューズを履きながら、ポジションを探していく。もちろん今日だけでできるはずも無し、六角レンチ持って、安全の確保できる練習場で、何度もポジションを試して、自分のベストを探してくださいよ。 ![]() 通常DHバーの突先に持って行くシフターですが、確かに便利ながら、そうすると、今度はDTバー使用禁止のショートに出るときまた、STIに戻さなければならないなど、セッティングに時間が掛かるということなので、STIはそのままにした、という選択です。 一台しか所有しない学生なんだから、それでいいんです! ![]() 暗くて、見にくくて申し訳ありません。思いのほか時間が掛かってしまってね。 ただ、ハンドルを中心としたポジション出しというのは、やはり大切で、命を乗せるママ狸んも、勝ちをねらいに行くアスリートも、その辺は一緒だね。 物だけ売っていれば、楽なのかもしれませんが、ちゃんとソフトも付けないと、先のお母さんのネット買い幼児ヘルメットと変わらなくなりますもんね・・・。だから、物売りだけをすることはない!と店主は断言します!殊自転車に限ってはね。 でも一日、ママさんからアスリートまでって、結構面白い店だと、改めて思う次第。もっともっと当店がお仕事をしっかりしていかないとね、なんてちょいと迷惑な幻想を抱くようにもなってきているこの頃、そろそろマジで看板でも作ろうかしら? ※そういうわけで自転車も完車で売るよ! ![]() 本気系ピストだよ、黒トラ。以前は当店の主力商品でありましたが、時代は変わりました。フレームはフェザーなんて軟弱なもんじゃありません。FUJIトラック時代の、カチッとできたフレームに、手組ホイールに渋い、隙のないパーツで組み上げた一台であります。詳細はコチラにて。もちろん十万以下で最後のFUJIトラック出しますわ! |
続きます ママ狸んネタですが お陰様でイェップ前子載せ旧価格完売です |
![]() なぜか続きますママ狸んネタ・・・。 このハイディービーという車体は、ママ狸んでは定番ですねえ。頑丈で、車体自身が重いので安定感あり、そして電動でカバーするというもの、かゆいところに手は届いているようです。 これは購入してきた間もないもの。後子載せのみが付いています。カゴ無しですね。 お母さん自転車にカゴがないなんて、どういう設計なんだ?と思いますが、無ければ付ければよい、ハイ付けましょう!というわけで、ちょいとやっていきます。 ![]() 1インチのステムが付いています。ゴッツイ割りにここだけ1インチなんて、華奢なイメージ。 ![]() 前イェップは即付きますが、突き出しの足置きが曲者で、カゴ付けにはちょいと苦労します。 ![]() 延長系のカゴ固定金具、これだけでは足りませんでした。 ![]() そこでさらなる延長金具を付け加えて・・・ようやくカゴ付ができます。 問題がもう一つ。 ![]() この小鳥のようなライトなんですが、コイツをどうするか?もちろん移植です。 ![]() ちょっと見えにくいですが、カゴの真下に移植しています。ハンドルの上などに移植しても、カゴから大きくはみ出す荷物がはいると、それに遮られてしまい、ライトとしての機能が果たせません。カゴの荷物の量には影響受けない、カゴ先やカゴ下に付けるのが好ましいのであります。 ![]() これにて子育て号として完成をしたという感じですね。 と同時に、ご愛顧頂いていました、旧価格イェップの前子載せですが、これにて完売。今後は新価格18000プラス税という価格になってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。 ちなみに、後子載せの方は、もう少しだけ旧価格在庫がありますが、そちらもお早めに。もうすべての色が揃っているわけではありませんので、悪しからず。 しかし、なぜ今頃、イェップなのか?改めて分からないのであります。 ちょいと前書きましたように、季節的にはもう遅いです。4月の年度前なら分かりますが・・・。 もしかしたら、購入して実際に使ってみたら、不便だったのをまた当店にもってこられて、かゆいところに手の届く仕様にする、ということなのでしょうか? となると、ママ狸ん繁盛は、これからかな?ウシシシ ※こちらもセール情報だ!またもバラクーダ、490のサイズ、160センチだいの方。 ![]() これは変わり塗装の一つが施されています。基本色は深い緑。ちょっとみない仕様だぜ! 詳細はコチラ、写真で塗装の様子を見てください! |
ミキスト再生 ママ狸んへ |
![]() かなり愛着があるとはいうものの、その反面保管状況などの関係から、こうなってしまった・・・。これを再生したい!再塗装も含めてお考えになったようで。 その相場が、電動自転車との比較・・・というのだから、ちょいと仙人クラスの客様とお見受けします。 結果は、再塗装は又の機会にということで、全面的なメンテをしていくということに。 ![]() 見た目はトホホなディレーラーも、動きは何とかなりそうなので、このまま使います。 ![]() 逆爪ようのスタンドです。 ![]() ここです。緩めるだけで後輪が外せます。通常のスタンドなら、すべて外さなければならないんですが、ミキストというツーリング車の血を活かすと、こうした利便性もちょっと確保・・・かな。 ![]() この辺のパーツも、意外と使える。緩みや弛みがなければ磨いて何とかなるのがこの辺のパーツの特徴かな。グラついたりし始めると、ダメですが。 ![]() チェーンも新しくなりました。 ![]() このブレーキはチト、強力なものにかえます。 ![]() 作りと構造が違います!これからママ狸ん系の少なくともフロントはこのレベルにしていこうと思います。 ![]() 後ろカゴを取り付けのため、荷台を付けます。さすがにスポーツ車用のものですね。 ![]() シートピンで留めました。その上にステンレスカゴです。 ![]() かなりデカイ!大きな買い物もできるようになります。 ![]() ここに前イェップのアダプターを付けます! ![]() ステムを引き上げて、取り付ける。 ![]() 付きますね、イェップの難点といえば、足が前に突き出すことなのですが、今回はカゴ後に付いているので、それを気にする必要はありません。 ![]() サドルやワイヤーなどももちろん交換して、完成! 驚くほどの回復力。スーッと走りますね。問題は、今後の保管の仕方なのであります。今回は内部を中心にメンテしたんですが、これから梅雨を迎えて数ヶ月、雨ざらしのままにしたら、また元に戻ってしまいます。 そこなのであります。メンテするのは嬉しいのですが、その後の保管もきちっとしていただかないと元の木阿弥なのであります。 まあ、お子さん載せての、楽しいサイクリング車となりましょうから、そこは杞憂ということになるとは思いますが! ※さて、小柄な方用のレーサーだ! 150センチ前後の方も乗れちゃうよ! ![]() 詳細はコチラ!クランク長からハンドル幅まで、すべて小柄仕様にしています!ある意味画期的なのよ! |
シーズンはありやなしや?いつでもママ狸ん! |
![]() 4月に新年度を迎えますので、さぞや卒入園に影響を受けるはずのママ狸んは、忙しくなるか?と思いきや・・・、大したことも、それほどなくて、こんなもんかな?と思っていると、今度は5月も半ば頃になって、そうしてご要望が薄くなってきた時節に、ママ狸ん的改造のご依頼が来る。 ウーン、当店は全くその手の世の暦とは無関係な存在なのでしょうか? 確かに、季節的なものとは殆ど無関係な気もします。サイクリングシーズン到来!!!といっても、通常通り。真冬は全くヒマか?といえば、今年は雪の影響で壊滅的でありましたが、例年ではまあ、そこそこ何かしらやっている、訳なのであります。 4月は卒入園、卒入学、就職や何かと事情が変わる月でもあるので、それに合わせて自転車も何とかなるか?と思いきや、そういう季節性の動きとは、あまり関連性がない、自分でやっていながら不思議な店なのであります。 5月の半ば、コイツももっとママ狸ん調にして欲しいという、ご依頼。ハイ承りました・・・。 ![]() スポーツ系のクイックレリース車体。コイツに両足スタンドを付けたいということなので、まずクイックでは、スタンド固定ができないので、ナット固定するために、リアホイールのシャフト交換をします。 ![]() こうしたナット止めできるようにする訳なので、両足スタンドがつきます。 ![]() ディレーラーがあるので、それを迂回してくれる形状のものを使用します。 ![]() アヒル形状の足が付いていますので、より安定感は増します。ただ油断は禁物。ハードが恵まれると、ソフトとしての注意力や応用力、対応力が鈍化していきますので、気をつけないと! ![]() アヘッド形状のステム、ここにイェップの前載せを付けます。アダプター取り付け。ただ可変式のステムだと付くかどうか・・・? ![]() 付きましたね、頑丈な鉄板をコラムに挟んで、U字の金具でステムに絡まして留める。なかなか強引ながら豪快なのであります。 ![]() で、このアダプターにイェップを載せます、完了! ![]() イェップの唯一の難点は、足置きが前に突き出ていることで、どうしても前カゴと干渉してしまいがちなんですが、今回はそのさらに上を行くカゴの位置のために、全く問題はないのであります。 ![]() 子のせが後に反っているように見えるので、人によっては腕の長さの関係で、ハンドルをプロムナード式に後に持ってくる必要なども生じることはありますが、まあ、これでまずは乗ってみて・・・ということですな。 後のせのアダプターが付いていたことを見ると、上のお子さんがいるようですが、二人目の小さいお子さんが生まれたために、今度は前載せで対応。その内三年もすれば、今度は上の子が使っていた子のせを取り付けて、下の子が乗る、そういう循環が見えてきますね。 持っている自転車がどのくらい、今の生活にフィットさせることができるか?その辺につきましては、努力を惜しまぬ当店、極力「買った方がいいですよ」とは言わない、そうした主義でやってまいりますので、まずはご相談くださいませ! 季節内も季節外も、関係なく、対応させていただきます! ![]() イヤー、やっぱり店として売る姿勢を見せるというのも、大切なことなのでありますな。 アチコチより、お問い合わせをいただいております、ありがたい! すぐには売れないだろうなあ、と思っていても、売れるときは予告なくスーっと売れてしまう・・・、全く分からないものであります。 どうも店というよりも、工房的な意識が強いのか、売りを前面に出さない癖が店主にはあるようですが、折角いい在庫があるので、こうして紹介してまいります、しつこくも・・・。 コイツバラクーダのマットブラックものです。サイズは560ですので、少々大柄な方。シマニョーロでやっていますので、きわどいもの好きな人にもいいかもしれませんな。詳細はこちらを参考にしてください。なかなか面白いはずです! |
こだわりのパーツなら持ってきてチョ! |
![]() カンパの36hのラージハブ。どこから探してきたんでしょうか?行くとこ行けば、まだあるのかな? あまりビンテージに深入りしたくはない店主としては、こうしたパーツ類を持ち込まれること自体には、多くの他の自転車店と違っているとは思いますが、大して違和感を感じません。むしろビンテージ系のものに関しては、持ち込んで欲しいですね、かつて、探して欲しいといわれ、海外のサイトなどを散歩したりもしましたが、ホトホト飽きました。 店主の性に合ってませんね、そういうのって。 あまりいませんが、現行品に関して、ご自分で購入する方が、こちらで購入するよりだいぶ安いと思っておられる方もいるようで、こちらとしてはしっかり持ち込み工賃をいただきますので、果たして本当に安いのかどうかは分かりませんぞ。 あまり安く!安く!と急かされるようにいわれ、だから自分で購入して持ち込んでいいですか?なんて方も、あまりいませんが、値段ばかりをいわれると、それも大切だとは分かりながらも、あまりいい気はしませんが、でもまあ、自分では絶対購入しないであろうパーツ類もあるだろうな、ということで、「楽しみ」にしている次第なんであります。 今回はビンテージですから、次は何持ってくるんだろうなあ?と結構楽しみで、当のお客さんご自身の乗っている車やバイクのセンスからいって、きっと面白いもの引っ張ってくるだろうなあ、という感じでしたね。 何回かに分けて、では次は36hの平リム探してきてください!という、こちらからの注文にしっかり応えてくるように、オオ!これが来たか!というようなものが集まりましたね。 もうこれ以上!あと足りないものはそちらで!という段になって組み付け開始となりました。 ![]() なかなかない平リムですが、よくぞ36hなんていう絶滅危惧種のものを持ってこられましたね。 クラシカル、という感じで組み付けて。 ![]() タイヤはスキンサイドのこれまたクラシカルを取り付けました。 ![]() クランクはカンパもの、イタリアンできましたよ。今見ても古くはない、持っても軽い、昔からいい技術を持っていたんでしょうな。 ![]() 殆どテンショナーかよ!とつっこみを入れたくなるくらいのリアディレーラー。というのも訳があります。 ![]() 見つけて持ってこられたのが、なんと三速のボスフリーなのであります! マジっすか?!これで本当に組むんですか?ってなわけで、大爆笑。 実は、三速のものはあるとは思いませんでしたが,前々から、平地用の自転車として後三速ができたらなあ、などと考えていた店主からすれば、飛んで火に入る夏の虫なのであります。 おまえか・・・、と自分の思いが形になったかのような感慨がありましたね。 テンショナーに近いディレーラーでは、まあもってこいなんじゃないですか? 前二枚、後三枚の計六段ギアなんてね。 ![]() ダウンチューブに台座がないので、シフターはここに付けてみました。これは現行品です。 ![]() 楽に乗りたいということなので、プロムナードバーを付けてみました。クラシカルなブレーキレバーもね。 ![]() なわけで組上がった、トーエイフレームの後三速平地流し用ツーリング車のできあがりなのであります。 ただ、組上がったはいいが、これだけでは癖あり過ぎですね。問題はここからなんであります。 ブレーキの調整はもちろんのこと、チェーン落ちの点検や、ロードエンド特有のホイールズレの問題だったり、乗る方がメカ得意であればいいものの、そうでない限り、数回乗っては、ドック入りでは、利用者としてたまらんでしょうな。 そんなわけで、乗れるようになってからがまた勝負。さぞやご近所の皆さんは、いい年して、昼間から楽しそうに何周も何周も自転車で遊んでいて、あの人一体何しているのかしら?と思っていることでしょう。 早く作らないとなあ、と思いつつも、まだ看板のない当店としては、変人扱いも当然かもなあ、と思いながら、相変わらず何周も何周も回ってみるのであります。 こうした寄せ集めパーツで組み付けるなんて、大変ながら、出来上がるとまあ、充実感なのであります。そういう意味で、こういう仕事は飽きない。であるからして、持ち込みも、面白いのであります。 周知の世界からちょいと飛び出してみることで、見てくるものがあるとすれば、それはまあちょいと勉強ということで、技やスキルは手に残るという訳なのであります。 損して技取れ!これぞ持ち込みの極意なのであります・・・エヘン! ![]() さあ、売りまくるぞー!バラクーダだ!しかも完璧なエアロのバラクーダ!というのは、シートポストが今のはマルイが、こちらはエアロ。と同時にピラー止めが文句なし!520のサイズで、大森研魔の仕事入り。まるで日本刀のようなバラクーダなのであります!詳しくはコチラ! |
後から楽しいCX! |
![]() 乗り続けていくと、乗り始めた頃には全く気づきもしなかったことなどに、色々気づき始めて、いい意味でやきもきする方っていると思います。 あるものごと(例えば自転車などに)に関心が向けられると、世界が一つ開かれてくる。例えば何度も通った本屋のはずなのに、これほど自転車に関する本が置いてあったとは・・・、というようなことに気づく。 世の中自転車に乗っている人がこんなに多いのか?というようなことから、ジャイアントって本当よく走っているんですねー・・・、とか、ピストとロードの見分けが付くようになってきました、まあ、色々興味が情報を拾ってきてその情報が、また別の情報を芋づる式に持って来るというようなことって、かなり経験してきている人が多いんじゃないか?と思います。 世界の開示性・・・とかいうのかな? 自転車の場合、メカそのものに強く関心が行く方もいるし、トレーニングやコースといった方に行く方もいる、その両者、プラス何かについての関心を持っていく人など、まあ色々居るわけなのであります。 そうやって世界が開かれていく過程で、それまで乗っていた自転車のさらなる性能や機能に気づくこともあるし、その逆、なーんだ全体のグレードからすると大したスペックじゃなかったんだ・・・ということもある。 できれば前者であってくれた方が自転車屋としてはいいかな?とも思いますが、後者は後者でそれを土台により発展的展開をしていく、まあいずれにせよより深いところへ興味関心が向いてくれればいいのかな?と思いますがね。 ただ、折角購入した自転車が乗っていく過程で、まあそこそこレベルのものにしか過ぎず、ちょっと物足りなさを感じたりしても、即次購入!なんて事だれでもできるなんて事はない。 そうした際に、成長する自分の感性にあわせて、可変性に富むポテンシャルのある車体だとしたら・・・、より変幻自在になり得る今後の展開に対応できるんじゃないか? 長くなりましたが、上の車体はちょいとそうした展開に付いてきてくれそうな、内容を持っているんですねえ。 キモはここ!!! ![]() これだけ見て、オオ!思った方は、既に変態レベルに近づきつつある方・・・、イヤ、もうその領域に入っておられる方かも知れません。 ![]() 対岸がこれ! これはエンド金具なんですが、それがネジ止めになっておりまして、しかもねじ穴がスリットになっているということは、そこが可動式であることを意味しています。 だから何? エヘヘヘヘ、テンショナー使わずにギア比が選べるシングルホイールが取り付けられる、ということなんですよー、もちろん固定もネ! そして、もう一展開、三枚目の上の写真ですが、その可動式エンドに角のようにつき出して、ねじ穴が二本付いているプレートのようなものが見えますね。これディスク台座なんです。 ということは、ディスクブレーキも搭載可能という奴。 ![]() 今はセンタープルブレーが付いていますが、コイツをディスクにすることもできる・・・というわけなんです。 実は、これ逆で。元々この車体はディスクだったんですが、何が間違ったか?センタープルにして、ちょいと優雅派自転車にしてしまったんですね。 ついでに、これがコイツの元々の姿です。ディスクにちょいとゴッツイイメージはありますね。 ![]() 元車体、FUJIフェザーCXの新し版なんです。こういう、後イジリの余地、車種変更の余地を残して置いてくれる車体って、メカ付き自転車乗りには、たまらない奴らだと思うんですが・・・。まだブレイクはしないまでも、ジャンルとして定着していって欲しい発想なのであります。 ![]() 前にもバランス上センタープルを載せていますが、もちろんディスク対応のフォークしております。 ![]() ソラ固め! ![]() クランクがちょいとクラシカルの匂いを放つので、センタープルの方が落ち着く感じがします。ディスクブレーキだとメカメカしく、ちょいと過剰に戦闘的な印象を与える・・・ように店主には感じられます。 大げさ?と言い換えた方がいいかな?ダート走るわけではないのに、ちょっと大げさじゃない?という感じかな? ![]() ドロップにギドネットをつけて。 ![]() ハンドレストを置いています。 ![]() シフターはバーコン、助かります。 どちらかといえば、ヨシガイ版のんびり系のツーリング車に仕上げました!という感じでしょうね。 ![]() ランドナーほどのラクダではないが、ロードほどのサラブレッドでもなく、観光地にいるような常用馬的な風情があります。 それでいて、シングル固定化なんかにも即対応してしまう、可変性をポテンシャルを持つ、ちょいと不思議な一台になりますな。 これもちろん、売り物ということで、早い者勝ちなんです!ちょっと焦らせます・・・。 ![]() ※サーテこちらも、上と同じくフェザーCX旧バージョンを基体に作った、スポルティーフだ! 大人の一台であーる!詳しくはこちらで、革職人三浦さんの鬼の手仕事満載だ!上下合わせて、売り出し中! |
あのノリノリのリノ君からのお知らせ! |
![]() リノといえば、先日も初めての展示会を大成功させた、リノバイクさん。 口コミと飲み屋営業という、店主のかつてのスタイルで、徐々に輪を広げていっているというところでしょう。 来年の七月にはまた展示会を控えているそうで、それに向けて、精力的な製作を・・・と意気込んでいるところなのだそうですよ。 元々、通常の自転車以下のような扱い受けてきた、車体からすべてを外し、フレーム形状を活かして、再組み付けしていくというやり方。それをもてリノベーションから来て、リノバイクの名前になったわけなのであります。 ![]() いいダブルピポットのブレーキが付いています。 ![]() リアにも、こそっと・・・付いています。 ![]() 手組でホイールを組んで、足回りをよくします。 ![]() クランクも、これロードのものを使っていますね。毎回そうだとは限りませんが、予算に合わせて、そこそこのものを配置していく、というのも利用者には嬉しいところでしょうな。 ![]() ポジションをちょいと戦闘的に・・・なんですが、持って行き方が優雅なのであります。モロ走り屋には見えません。 ![]() 一点豪華、なんですが、無理はしていない。 ![]() 見た目も走りもバランス!という一言に尽きますね。企画会議から、製作、組み付け、利用・・・と、どの段階でも一度も愛情をかけてもらったことのないような、一台がこうやって、羽ばたくようにして再生していく。 二度活かされたフレーム達が、走らないわけがない・・・。そういうリノバイクのドラマの豊富な自転車造りは、これからも続いていくのでありましょうな。 フルタイムで仕事しながら、受注製作の自転車造りは大変且つやり甲斐がありそうなのであります。今後大いに期待ができます。 と、このリノバイクさんからの、お知らせというか、お願いがあるようですぞ。 というのも、リノバイクの基体になるような自転車の入手に、チト困っているというのが、リノさんの今のお立場なんですねえ。 展示会もやって、毎晩の飲み屋営業も徐々に広がってきて、既に数台のオーダーは入っている状態なのだが、そのオーダーの基体となる車体がなかなか見つからない。 かつてはちょいとした縁でもって、入手が可能であったのが、ちょいとその辺に変化があって、今は来にくい状態になっている・・・ということ。 そこで、みなさまの回りで、自転車手放したいんだが、どうしようか?と悩んでおられる方、何台かあるが、その内のいくつかは殆ど使っていない自転車がある・・・とか、単純に自転車持っていっていいヨー、というようなそういうご事情がある方がいらっしゃいましたら、是非、当ブログ宛にご連絡いただけないか?と。 ということなんですね。折角、立ち上がりつつあるリノバイクも、当の再生の元になる基体がなければ絵に描いた餅なのであります。その内、しぼんできてしまいますしね。 そういうことで、まあ乗れそうなんだが使っていないから、という皆さん、是非、ご協力をお願いいたします!まずはご連絡から!やりとりの詳細は、その後綿密に、ということで再度お願いいたします! ※というわけで、今日も完車のセール話だよ! ![]() チネリのアルミフレームに、スラムアペックスのフルコンポが載っている。ホイールはなんと前後ともに、DTである! 詳細はいつものようにコチラ! 特に学生で、明日からでもレースに出たい!という子にとっては即戦力になる兵器であーる! |
再塗装 正確には再々塗装なんですが 足も腕もついでに変えて・・・ |
![]() ディスクのフラット、クロスバイク・・・ですかね。 これを自分の足にしつくしたい、ということらしいですねえ。 まずは塗装し直し!それからハンドルとホイールも変えて、ある意味一新に近いです。といってもコンポ類はそのまんま。こういう心機一転というのもありなんでしょうな。 ![]() 黒が入っていて、モロビアンキというのではありませんが、これをマット系のプラサフに近い、青みがかったプラサフっぽさを出して欲しいということでした。 で、吹いたのがこれ・・・。 ![]() マット系で青みがかったプラサフ・・・、こんな感じでしょうか?毎度色の調整というのはむずかしいです。 この調整というのは、調色ということもさることながら、お客さんのイメージとのすりあわせという感じかしら? ![]() まあ写真で色を表現するなんてーのもむずかしいですねえ。上の写真と下の写真で青みが違っているでしょ?本当写真もむずかしいですわいな。 ![]() ホイールも前後ともに黒系のものに交換です。 ![]() どうも青みがかったプラサフと、黒系のツートーンで攻めたいみたいです。 で、ちょいと大がかりなのがハンドル周り。 ![]() 売られている状態のものはこういうのが標準で、面白いと総いうものではありませんが、コイツをブルホーンに交換ということです。 ![]() シフターとブレーキはハンドルが変わると殆ど交換せざるを得ません。規格の問題と、試乗ポジションが変わるので、どうしても、変えていかないとうまくはないところなのであります。 ![]() 前2枚、後9枚なんのそのですね。フリクションという無段階ものなので、操作する方の勘に左右されますが、これも慣れなのであります。 ![]() ブレーキはギドネット!古めで攻めていきますが、なんと引いているブレーキが・・・。 ![]() メカニカルなディスクブレーキなのであります。でも、全く問題はありません。ちょいと新旧入り交じりの体ですが、なんとも操作感に不自然はありません。 ![]() 実はこの一歩手前に、このように青みの強すぎる形で塗装して組み付けをしていたんですが、どうも色の感じた違うということで、今回は完全塗り直し、ということになりました。 まあ、再塗装依頼して、イメージと違う色できたら、まあ、そうせざるを得ませんなあ・・・。という意味でも、また色の調整というのは、難しくもあり、なんであります。 ![]() で、完成したのがコイツなのであります! まあ殆ど別の自転車・・・といっても良いかもしれませんね。よく走るし、よくとまります! 一台買うのは場所や予算や配偶者の目もあるからなあ・・・という場合、再塗装なんておすすめです。何かもう一台購入したような気分になるでしょう、多分・・・。よろしくご検討くださーい! ※サーテ、今日のお買い得の一台だ! ![]() 脅威の小回り、クリテリウムはコイツで勝ってこい!という。ロックバイクスのロケットに、電動アルテのついた、勝つためのロードだよ!ハンドル変えるとTTバイクにもなる。落車に強いアルミだ!詳しくは、こちらで!驚きの性能に、度キモを抜くぜ! [Read More...] |
久々のピスト 完車もやっているんですよ! |
![]() 当店一推し!多分都内のどこの店よりも、深いレベルで最もピスト車を愛しているのが、当店だと勝手に思っていますが、ピストの完車久々の出荷なんであります! ![]() 偶然手にした、このフレーム。インターハイクラスの高校生が、これほど反応のいい鉄フレームは初めてだ!といわせたコイツ。 全く不思議な奴なんであります。一言、走ります、相当・・・。 ![]() 今回は、フラットハンドル・・・。いずれはピストハンドルなんかも是非試してもらいたいと思うのであります。ポジション、殊に試乗ポジションによって、このフレームの持っているポテンシャルがドーンと飛び出すでしょうから。 ![]() 見た目も、質もいいジモンティーのクランク。暫くこれかな? ![]() チェーンは黒と銀の交互、見た目も質もほぼ最高。こういうのはピストの誉れでもあります、美しい! ![]() 前後ブレーキは105の黒、よーく効きます。ブレーキレバーは賭けすぎないよう、手の第二関節で緩やかに調整する必要があります。間違っても、高速でのフルブレーキは、重心を後ろに乗せないかけ方をすれば、ジャックナイフになりますぞ!注意! ![]() これも前後とも、金リムを黒ハブで組んだもの、もちろん手組!イヤー、隙のない一台ですねえ。 ![]() ペダルは、リムと合わせての金、成金にならないよう、控えめにおさえます。 ![]() 黒革サドル!といってもブルックスのような高額ではない、入手可能ないい値段であります。 ![]() 今回は、フォークはデフォルトのものを使いましたが、練習機として出荷するときには、カーボンフォークでドロップハンドルで行きます!!! イヤー、久々のピストの出荷で、ちょいと嬉しいですわ。そう、もっと出ていいはずなんですね。 ロード乗りこそピストへ、という当店のスローガン、まだうける手前ですが、まあ5年後くらい経てば、それが当たり前になってくるでしょう。 自転車の命であるペダリングですよ、それが劇的に良くなる!乗らない手はないんです。まだまだ虚空に向かって主張していかないといけませんな。 これは持ち込みではなく、完車でありました。 昨日、当ブログのヘビーリーダーさんが、当店の奧、ショールームもどきを見たとき、エエ?完車も売っているんですか?と驚きの反応をされたんですね。 店主も一体何が驚きなのか?分かりませんでしたが。 ある意味、当店は改造が主で、完車は全くやっていないと思っておられたんだそうです。ウーン、「セール中完成車」なんていうカテゴリーもあるんですが、日々の記事では圧倒的に、改造にさかれているんで、確かに完車をやっているイメージはないのかな? と、そういうわけで、売れ売れ!というわけではありませんが、まあ、これからは毎日のブログの終わりにサムネイルか何かでも付けようか?なんて思うようにもなります。 いい完車がありながら、動かないのは、確かにもったいないですしね。 というわけで、本日より、商魂たくましく、毎回ブログの終わりに一台ずつ、当店所有の完車を上げていこうかと思います! ![]() バラクーダの当店オリジナル塗装もの。詳しくはこちらで!サイズは540、ほぼフルに近い105コンポ。値段はto.ke@mx1.ttcn.ne.jpまで! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp