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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2014年08月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

買い換える?乗り続ける?直す?捨てる?



 今やこの手の自転車は、安く売っているそうですね。

 一見クロスバイク?とも思えますが、その実、実用車とクロスバイクの間に位置するんじゃないかと思います。
 
 値段も、リーズナブルといえば聞こえはいいですが、自転車屋でさえも、この値段でこのスペック・・・?と思えるような安さだと思います。

 同居している娘っこの学校関係の方・・・らしいんですが、こいつをもって通りかかったところ、その娘っこに捕まり、実はうちは自転車屋なんだよ!から始まって、どうもうまく誘い込んだらしい。呼び込みだね、グッドジョブ!

 と話を聞いてみるが、なんともうかない顔。ある意味、半分以上捨てる気でいたらしいです。捨てて新車を購入してもいいが、直すか・・・修理費用もバカにならないし・・・、さてどうしたものか?

 ちなみにここでは新車を売っているか?と問われ、値段をいうと、まったくの相場違いという顔で・・・困ったなあ、という感触。

 大体の修理費が一万五千円前後、といってはいるので、どうも二万くらいの新車が欲しかったんじゃないか?と推測できますね。

 費用対効果のように、どれだけかけるか?かけたものに見合ったものが得られるか?など、頭の中では経済的な計算が駆けめぐっているんでしょうね。

 多分、結論としては二万くらいでの新車が一番、その方にとっては、望ましい・・・ものではないか、と思われますが、元生徒が目をキラキラさせて、仲介に入って、一手柄を立てたがっているのを目の当たりにしたせいかどうかは、わかりませんが、その先生は当店でのメンテの方をとっていただいたんでありますな。

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 前後のタイヤなどを新しくして、入れ替えます。

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 これだけ見てもシャキッとしますね。

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 赤イワシのカタマリのようなチェーンスプロケですが、交換したり、洗浄したりで・・・。

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 見た目も、駆動もすべて生まれ変わるんだよねえ。

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 そしてワイヤー類も、すべて張り替えます。車でいうとオイル入替かな?生きものだと神経をしっかりつなぐような、重要性のあるところであります。張り替えは、常に調整を伴いますのでね。

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 ブレーキシューなんかも交換してやると、ワイヤー交換と合わせて、制動もしっかりしてきます。

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 タイヤが替わって、足回りよーし!チェーンまわり変わって駆動よーし!ブレーキ変わって制動よーし!

 つまりは、地味ながら生き返ったというわけなんであります。

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 見た目は殆ど変化はないかもしれませんが、乗ってみれば、一発で分かります。

 果たして、このお客様。良くなったとはいっても、新車一台の費用対効果に拘り続けるでしょうか?それとも、生徒の手前メンテに金かけたが、思いのほか、よかった・・・と感じられたでしょうか?

 それは分かりません、今後チョクチョクメンテに来られるようになれば、後者かも知れませんし・・・さて、どうでしょう?

 かけたお金に対して、どれだけのものが返ってきたか?という計算とは、全く別口のある種の非合理かもしれない一つの側面をぶつけてみたらどうなるか?

 そもそも使えるものを捨てるって、どうなのか?という、一つの価値観をなのであります。

 ある意味、今ややせ我慢の域に入っているかも知れない、特殊な価値観?いや、実はそれだけではない、それ以上の何かがここにはある、と店主は信じておりますが・・・、今後小さい領域でも「多様化」という事が、一定の価値のある状態を保つのであるとするならば、この辺も無視できない・・・ものの一つかと思います。

 単純にいますと、自転車は、タイヤまわり、チェーンまわり、そしてワイヤー系を丁寧にメンテして、交換してやれば、よほどのことがない限り、生まれ変わるんですよ!ということを今後とも自転車屋として、語り続けていこうと思います!

※コイツはレーサーとクロスの間だよ!前に延びる感じが、そんじょそこらのクロスバイクとは、格が違う!
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乗って体感だ!


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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