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第3弾になるかしら?子狸の夏休み |
![]() 最近は、カメラ向けるとわざとらしく、二本指を立てるようになった、子狸です。 昨年に続き今年も、二人で行ってきました子狸の夏休み、第3弾になるかな? 去年までは、どこにも所属していなかった子狸ですが、この春から子供園というところに入園し、お盆休みもなく預かってくれるんですねえ、ありがたい施設なんでありますが、そこ自体の夏休みがないので、勝手に設定して、第3弾の短い旅に出ることにしたんですねえ。 相変わらずの買い物号で行って参ります。もう前載せも、かなり窮屈になってきました。 ![]() 降水確率五十パーセントなので、二人の雨具をもちまして、出発!なのであります。2年前はオムツを持って行きましたなあ。 ![]() ゴトゴト走っていくと、ある道の入り口にさしかかりました。なんかゆるいサイクリングにはもってこいの場所でしょ? まさに道は招くよですね。こちらには入りまして、とある所まで行くことに。 ![]() 途中何件か、こうした野菜スタンドがあるんです。武蔵野の名残のような光景でいいですね。 と何キロか走っている家にまた、面白そうなところにやってきました。 ![]() 神社かな?古そうな建物が並んでいるんですねえ。 ![]() 土間のようなところには入り込んでのポーズ!どうやら・・・、小平市周辺の歴史的な建造物を移築した、公園のようなところなんですね。 ![]() 囲炉裏のある部屋。なんか懐かしい。部屋自体が、いぶされたタールのような匂いがしています。煙によるそうしたものが天井や壁にビッシリ着くことで、虫や腐食を防いで、且つ強度を保証していたようです。 ![]() ザシキワラシのように上がり込む子狸。結構親子で楽しみましたよ。外より涼しいんです。畳もあるので、寝っ転がって、少し居眠りモードになったり・・・。最後にはこうした家にいたいなあ、なんて思いました。古い台所なんかもありまして、囲炉裏とへっついを組み合わせれば、自ずと調理の内容も決まってくるでしょう。そういう地に足の付いた、生活をしてみたい・・・。 ![]() 古い郵便局前。無料の公園ですが、維持費も大変でしょうな。思いのほか楽しかったです。こうした古い家には何かがあります。なんでしょうね。とても懐かしい。そして地味にも美しい。 わが杉並区も、こうした古いいい家が、多分相続の問題化何かで壊されると、その後には細かく区分けされ、合板と接着剤でできたような安っぽい家が建つ、もう定番ですわ。 ちょっと反吐が出ちゃいますね。こういう税制なんだか、経済効率というのでしょうか、なんて無粋なんだろうと思います。あんな家々、五十年経って、誰かの郷愁に響くような代物なれるのでしょうか?古いだけで価値のない建物、数百年後、ある公園に移築されて、展示の対象になるなんてことあるのかね? 思いのほか楽しかった公園を出て、途中でお茶とゼリーをいただきまして、木の陰で立ちションもしちゃったりして・・・最後の急坂を登ります。 エッホエッホエッホ。レーサーだったら左うちわで登った坂ですが、ただでさえ実用車で重い。そして子狸の確実に重くなっている中での登坂はきつかったー・・・。 ![]() 到着なんであります!でかい水たまり! 多摩湖です。 ゆっくり行ったので、それはそれでいいんですが、確実に店主の足は衰えています。ちょっと前までは、こんなところは近所でしたからね。 ここまでがアップのようなもんで、この周辺の急坂などを利用して、バカみたいな練習をしていたんですから・・・。それがいつの間にやら、ようやっとたどり着いた・・・になりました。 涼しかったのは良かったなあ・・・。 ![]() ヤバイモノ発見されました。観覧車。西武園なんであります。乗りたい!とごねられると面倒だよねえ。 今日は西武園は休みなの!と言い張って、あの周辺の急坂下りを称して、ジェットコースター!!!とキャーキャーわめきながら、下って遊んで帰って参りました・・・。 いつもながらの地味な夏休みなのであります。 まあ、形式的に、ご免なーと謝っておく。お前の友達は、沖縄だ台湾だなどと、豪華な夏休みをやっているやつらもいるだろうが、お前はオヤジと自転車で多摩湖巡り・・・やっぱり地味だよね。 でも、なんかねえ、数十年後思い出すと、多分涙が出るような思い出になりそうなんだよ。本当大したことのないサイクリングなんだがね。 英語の歌と称してバカでかい声で歌いながら下ったあの坂、駅のベンチで一緒に食べたパイナップルゼリー、帰りの二十分はちょっと雨に降られたよな。 そういうことが、ジンワリくることって・・・・ないかも知れないが、あるかもしれないよな。 こうした記録は、ここのサーバーが何とかならない限りのこり続けるだろうから、店主が亡くなって、何かをたどりに子狸が読みに来たとき、この記事読んだ子狸が、思い出すやら、首かしげるやらだ。 でも一言書いておこう。父ちゃんは楽しかったんだよ。本当に、楽しかった。お前とこうして二人で、自転車でうろつけてな。 未来の子狸へ、父ちゃんは楽しかったんだぞ!また来年、四歳のお前とどこかへ行きたいと思っているよ。 |
大森研魔 炎の磨き 7900を磨く |
![]() 今回はかなり大がかりだったような気がします。ケミカル類が散乱していますもんね。 依頼内容は、あの7900に磨きを掛けて欲しいということらしいです。となると・・・ ![]() このようにマットブラックの差しが入っていますが、それらをすべて磨いてしまうということなんでしょうな。ある意味一世代前の7800デュラに戻るような感じですね。 ![]() シンシンと気合いのはいる大森社長なのであります。闘志は表に出さず、常に自らに向けている大森社長。 何日かかったかなあ・・・。 フト見ると・・・。 ![]() 一つずつのご紹介。 ![]() これ何処かな? ![]() なるほど、ここか・・・。 ![]() これもバラして、やっていたっけ・・・。 ![]() しかも前後で2個。 ![]() 一部分がカーボンでできていて、それはそれは苦労しておりましたわね。 ![]() やはりといいますか?金属の重厚感というのはたまりません。 炭とはまた、格別に異なるものですね。あの反転大理石のようなカンパ炭クランクはちょいと別格として、その他の繊維丸出しの代物は、いかに最高級だかなんだか知りませんが、いただけませんね。 やはり金属でしょう・・・基本はね。 昨年のアルテ磨きの、通称アテナグラ。 そして先日の新生105磨きの通称デュラ05。 大森研魔の仕事領域も確実に広まっています!ご依頼を待つ! ※これも市販車。大森研魔とのコラボ。エアロ形状のピラー時代のモデル。やはりバラクーダは、特殊な車体と見たよ。 ![]() |
お陰様で移転一周年でありました! |
![]() 昨日は、多くの方々に、当店移転一周年ということで、集まっていただきました、有り難うございました! 新潟の菩薩様は、「最後は人だ」とおっしゃいますが、本当、そういうことを実感しておる次第であります。本当に有り難いことであります。 汗だくコンサートということで、お三方にがんばっていただきました。 ![]() まず第一、リザブラボさん達。一番手前のパンデーロを叩いている方が、実は映像の技術もセンスもすごくて、当店のPVを作っていただいた方でもあります。それぞれが才能にあふれいてるグループですね。 こんな曲を集めて、その日はフレンチで・・・なんてレストランやっていたら考えたくもなります。演奏の幅も太く、三名の練りがよくなってきていますねえ・・・、ありがとう! そして、第二はなぞの覆面シンガーの芋子さんでした。 店主が、一度CDを聞いたとき、突き抜けた才能を持っておられることを直観した方で、今回実現できたことは大変な喜びなんであります。 ![]() 別に覆面をモロかぶっておられる方ではありませんが、すごいよこの方も。 まず冒頭この歌で、ガッチリ座開きとした!飄々としていながら、どこかおセンチ、茶目っ気ユーモアが在りつつも、その背後には深い思想的な何かがある。 惚れたはれたのそれがどうした、という楽曲は掃いて捨てるほどありますが、少しアイロニカルで、風刺、婉曲表現などの高等技術で詩が書ける人、唄える人が一体この国にはどのくらいいるのか? 貴重なシンガーさんですよ!皆さん注目!です!四畳半のジョニ・ミッチャル・・・。 彼女のホームページはここです。この1ページに貼ってある「偏屈的哀愁歌」なんて名曲ですね。メッセージとアイロニーとユーモアがつまっています。 三人目は、言わずと知れたタニザワトモフミさん。メジャーデビュー飛び越えて、世界回って、今スペースライクカーニバルというバンドで在りつつも、新たなソロへと開眼中! ![]() 感動し手がぶれて、こんな写真に・・・。コラボも含めて、ソロとしても一回り太くなりつつありますな、イヤー成長していく演者達を見続けていくのも、楽しいことであります。 イヤー、お三方三様、非常にレベルの高いパフォーマンスをご披露していただき、当店の移転一周年を祝っていただいたわけで・・・、本当に有り難いことであります! 既に、四ヶ月後のあの伝説の、当店忘年会の話も出ております!会場押さえて、内容を練り込んでいかないとなあ、今からやったら、大変なことになりそうです。 というわけで、皆様からのご恩を受けて、倍返し以上でがんばってまいりますので、月並みですが、よろしくお願いいたします! |
地味だがこれこそマイナーブレイク ブルホーン化! |
![]() まあ、言うのも野暮ですが、暑いですねえ。 当店は地下があって、一階二階とあります。仕事のほとんどは地下でやります。 冷気は下に来るという法則上、多少助かります・・・と同時に、冷気だけでなく湿気も下に来るので、換気と乾燥剤の配置は欠かせません。 その涼しいはずの地下ですら、暑いヨー、なのであります。 その上の、一階、ここは通常の居住スペースなのでありますが、ある方向以外の風の通りがあまり良くない、ここも悲劇的に暑いです。 ならエアコン入れれば?と当然思われるでしょうな。確かにハードはついているのでありますが、配電盤のところで切っているので使えません。使おうと思えば、使えなくもないと思いますが・・・。 未だに原子力緊急事態宣言発令中なんでしょ?そんな中で呑気にクーラーなんか使ってられません・・・。確かにグッタリしますが、死にはしない・・・、ということで、つい出る愚痴を押さえつつ、お仕事なのであります。 んで、二階ここは温風のたまる最上階というというところなので、暑いなんてもんじゃない、もうここまで来ると喜劇的に暑い!としか言えなくなります。そして、ここにあるのが、あの響き床! 会話していても、途中で何言ってんだか分からなくなるくらい、楽しい・・・。 だから、ビールがうまい!!!!! そう、この土曜日23日には、昨年からの当店移転記念一周年ということで、汗だくコンサートを開きます。詳細はこちらを参考にしてください。 予報によると、少し暑さは退くようですが・・・、まあ期待しないで、開き直りましょう。ビールサーバーなど用意して、お待ちしていますので、しっかり汗かいて、音楽聞いて、食べて語っていってください。もちろん自転車で来られた方は、帰りは自転車を引いて帰ること! ある意味、自転車はこれができるからいいね! と、本題であります! この自転車、フレームが面白い形していますね。 ![]() こんな茶目っ気・・・なんかチネリのファニーバイクにありましたね。 ![]() しなりのあるパイプで組まれた三角なんであります。こんなフレームあのリノちゃんが見つけたら、大変だろうなあ・・・。 で、こいつをぶるホーン化して欲しいということなんであります。 ![]() このどこにでもあるフラットバーをブルホーンにということ、ほとんど連続してご依頼いただいていますね。 ただし、ここでもまたミッションがあります。 ![]() このミラーを移植するというミッションであります。 あとは何でも可という。 ![]() ホレよ!ミッション完成! あとは・・・。 ![]() シフターはいつものバーコン。ちょっと前に大量に取ったはずが、これでなくなったとか・・・いかに重宝か?ということね。 でもまあ、世の中の流れは10sに確実に行ってます。フリクションで引けるのって、まあ9sまでとすると、以降はあのデュラ10のバーコンになっていきます。今後、アイツを作り続けてくれるのかな? Wレバーは既に11sからは外されていますしね。さすがにタイムトライアルがあるので、バーコンは残していますが。 11sなんてまだまだなんて思っていましたが105がそうなってしまうと、イヤー焦りますわ。世は捲るようにして、11sの世界に突入なんですね。 ![]() ブレーキレバーもエイド系のものを応用。これだとワイヤーと、挿入口がケンカしないのでこれは使いようであります。 ![]() ついた! ![]() やっぱりこうして乗ってみると、確実に車種は変わったなという感じです。走りが違うんだよねえ。エンジンの機嫌が良くなります。 ハンドルは大事です。バリバリ行くのも、余生のように優雅に行くのも、ハンドル次第・・・といえるぐらいに、影響大ですね。 影響大ですぞ!ということは? そう、今持っている自転車のハンドルを変えてみると、全く違った車種に変身するという感じですよ、置く場所や色々と事情がある方は、ハンドルを変えてみるに限る!これは自転車改造の重要な選択肢なんであります。 ご相談より・・・。 では、土曜日、汗だくコンサートにて! ![]() コイツもハンドル交換組ですよ。元はドロップのレーサー、今やレーサークロスに変身です。 コイツの醍醐味は、フラットなんだが、自分はまだまだ走れる気でいるので、ちょいと自転車からイライラ感がで手いるんですよ、なのでか?時にヤケクソ加速なんかもしてくれます。オレはもっと走れるんだよ!と叫びつつ、一台前のクロスバイクを蹴散らしていくでしょう! |
夏休み自由研究号 |
![]() ルイガノの子供用自転車なのであります。 別にこれで乗れなくはありません。イエイエ、立派に乗れるのであります。 ただ・・・これでは・・・という色好みの問題で、塗装して欲しいなあ・・・ということらしいんですねえ。 なら、自分でやれ!手助けしてやるから、自分でやれー! 世の中、夏休み!時間はいっぱいあるはずだー! ![]() 白で塗られてパイプ類。コイツの2色で塗装するという。最初から2色・・・結構大変だぞー、というこちらの忠告も何のその、2色で行く!ということなので、そこまでいうのなら、こちらも了解。 ![]() こうして外して待っていると。とある休みの午前中、弁当と水筒もってやってきた。 まずは足付けだ! ![]() 水研ぎようのサンドペーパーでかなり丁寧に、足付けをしていく。黙々と、なかなか集中力あり。 ![]() どうだ?楽しいか?という質問に、この笑顔・・・。まあ、・・・そういうことか。 フォークとフレームに念入りに足付けをして、昼過ぎまでがんばりました。1日目終了。 お盆に信州だったかな?に帰って、お盆のあと、東京に戻ってきた。 サーテ、炎天下・・・、ペイントの乾きはいい・・・。細かいことを言わなければ、作業の展開は早いんだよねえ。 ![]() やっぱり2色のペイント缶を買ってきた。でもどう塗るんだろう?ちなみにもう一缶はクリア。これで仕上げをします。 どう塗り分ける?マスキングする?ボカシにする?なんていってもなかなか分からない。まだぼんやりとしたイメージしかないようなので、まあ、とにかく始めるか?とばかりシューとやり始めた。 ![]() ちょっとした失敗もありましたが、かなりいい筋しています、この子は。一度の修正だけで、フォークをブルーに染めて、その上からクリアをかける・・・。では本体の方へ。 さて、どう塗り分けるか?まずは淡色の黄色から行こうか?あとから濃色をかける、とするとまずは両サイドと、中心を黄色にしたいとか、はいなら塗ってみな・・・。 ![]() と思っていやって見たら、白いフレームに、黄色を差してみたら・・・なんかこれでいい!ということになりまして、フォークのみブルー。フレームは白と黄色のボカシということになりました。 なんと一日で終わったのよ、合計二日間のみ、なかなかできないペースだよ! ![]() こういう塗り分けをしたんですね。黄色の淡色がルイガノを可読にしています。いいんじゃない? ![]() ヘッドチューブは黄色、フォークはブルー。 ![]() チェーンステーはオール黄色になりました。これはちょっとかけ過ぎちゃったんで、じゃあ、いっそのことぬっちまえ!ということになったわけです、シートステーは、ちゃんと塗り分けができています。 でも、こちらの方がいいよなあ、と店主も思います。 もし、かりに2色の塗り分け、黄色とブルーだけだったら、なんかスウェーデン号になってしまいますからねえ。 ![]() お見事二日で完成!両日ともに、非常に暑くて、ペイント乾きにはもってこいだったというのもありますが、ミスが少なかったというのが一番かな? 中々筋がよろしい! ![]() こうやって、こまめに記録に取っていたので、もしかして、自由研究のネタにでもなるのかな? ばらしと、組み付けはこちらでやったが、その間の塗りはほとんどアドバイスだけでできたという意味では、大変立派なのであります! ソリッドカラーとクリアでは塗り方違ったよね、そういうところをしっかりレポートすると、先生もヘエ・・・と思うはず、自由研究ができて、新しい自転車にも乗れる、いい夏休みであったと、思ってくれれば最高だね! ※自転車は作るもよし、乗るのもよしだ。さあ、学生限定、鉄のよく走るツーリング車だよ!まだ夏休み真っ最中、これで書を持ち野に出よ! ![]() ※※あと、今週末23日は、当店移転一周年をかこつけての汗だくコンサートを行います。是非是非、おいでください!詳細はここを読んでね! |
デュラ05 五点磨きでコンポ出し |
![]() 日夜、店内工房の一つ、大森研魔の大森社長は磨き部屋で、黙々と作業をしている次第なんです。 時として、時間を忘れているようであります。 ![]() 今手がけているのが・・・コイツ。7900系デュラエースのコンポ。さてどうなるやらと、手探りのコンポ磨きとなっています。 もちろん大森社長の仕事内容はコンポのみに止まらず、フレームからホイールのリムに至まで、まあ手の届くものでさえあれば、基本磨く、というスタンスでやっているようです。 そして、先日発表した例のヤツ。詳細はコチラになりますがフレームだけでなく、コンポ磨きとして発表した、通称デュラ05なのでありますが、個別的な問い合わせが多く、やっぱり磨きファンというのは一定以上いるんだなあ・・・ということと、みんなと違う、基本無印系の、出所の分からないものを欲する方というのも、これまた一定以上いるんだ、ということを思い知らされたわけであります。 ただ、作ることに集中してしまいがちな、店主らからすると、できてしまうと、それだけでホッとしてしまう悪癖がありまして、通常なら、コストを考えて、仕入れなどのロッド数を整えて、手間代と効率を天秤に掛けつつ電卓を叩いて、このデュラ05の体系的値段についての経営会議を通じて、価格決定をする・・・というのが通例なんでしょうが、その辺ダメですねえ、まったく。 あまりにも問い合わせが続き、且つ結果的に、個別的バラバラ値段にしてしまうと、これはうまくはない・・・。ちゃんと真剣に値段設定しましょう・・・ということで、ついに決定ということになりました。 もう一度、店主のヘタッピな写真をよーくご覧になっていただきながら、施工・もの発注のご検討をしていただきたいと思う次第なんであります。 ![]() 暗闇に浮かぶ磨きシルバーライン! ![]() これは言わずと知れた・・・無印リアディレーラーなんであります。 ![]() おわかりかな?この5800系11速新生105ですが、全体的によーくできています。リアディレーラーもいらないものがそぎ落とされて、全体が軽量化スマートになています。基本形状がデュラとほぼ同じなので、こういうイタズラは、粋なんじゃないかしら? ![]() ブレーキアーチ、もちろん前後ともに磨きリストに入っています。アーチの真ん中の黒塗りを置いて、両サイドを磨きシルバーにしています。 ![]() ご依頼によっては、両サイドを黒に真ん中のみを磨きシルバーに、というご要望もあるかも知れませんね。そういう際は大森社長の方へ個別的なご相談を持ちかけてください。こちらはあくまでも基本形ということで・・・。 ![]() 長くなったフロントディレーラーのパンタグラフ、ここもワンポイント磨きとなっています。 そして!自転車の横からの顔に匹敵するパーツ、クランクなんであります。 ![]() フォーアームの一くぼみから、クランクに伸びるラインの磨き・・・。 ![]() 妖艶な光を放ちますな。 ![]() 四つのくぼみの家、今回はその内の最大の一くぼみについての磨きですが、一によっては、完全デュラ05希望となると、すべてのくぼみの磨きを!なんて言う人も絶対に出てくるんでありますわ。 こうした件もまあ、温厚な大森社長との間で、個別対応してください。 と、いうことで!前後ブレーキ二点、前後ディレーラー二点、そしてクランク一点、計五点のコンポ磨き、上記基本路線で行うとコンポ代プラス15000円から・・・ということになりました。 五点やって15000円からでいいんですか?という問いに、静かに頷く大森社長。 でもまあ、ザッといって、よほどの無理強いさせなければ15000円から20000円以内で収まるんじゃないのかな?というのが長年のつきあいの中での、店主の感触なんであります。 上記は基本コンポでの発注で、なおかつパーツは当店供給ものという事に限ります。仮にオール持ち込みの場合には、磨き工賃はまた大いに変わってくるとのこと、その点につきましても、再度ご相談ください、ということなんであります。 でもまあ、15000円からで、すべて手仕事で出所の分からないオリジナルコンポになるとしたら、・・・ある意味これは安いといえるんじゃないかしら? 今新生105、何せ、品薄で、すべてを一度に入手するにはむずかしいかもしれませんが、そんなこんなで磨きコンポのお仕事に関して、承ります!宣言なのであります! 是非お試しアレ! ※試作の勝負自転車、二台め陰影号にデュラ05コンポ搭載で売っております!新生105はコンポとしての機能も上がっています・・・あとは資産である10sホイールとどう兼ね合いを付けるか?というところに帰着していくでしょう。今まで10速お使いの方で、11速との間でお悩みの方。解決方法を見つけ次第、公表いたしますです! ![]() |
たまには本気ロードも組むんです! |
![]() やはり最先端の戦闘機、となるとちょっとしたオーラというのでしょうか?違いますな。 フレームだけなら、先のツールを走ってもおかしくはない・・・、多分どっかのチームが採用していたんではないでしょうか? かつて薬が横行していた頃のツールやジロはかなり必死で見ていましたが、薬が厳しくなってからというもの、面白くもないので、最近は殆ど見ていませんねえ・・・。なんてね・・・。 ![]() メーカー見えますか?よーく目をこらしてみると・・・。 しかし、読みにくい・・・。ある意味メーカーの良心なのかも知れませんね。宣伝費も払わないのに勝手にロゴつけて、走らさせて・・・という見方もなくはない。イヤ、ライダーさんからしてそのメーカーの宣伝マン的に、これ見よがしに走っておられる方、走りたい方はいるようですが。 中には、そんなものとは無縁に走りたい方もいるようで、なんかパイプにPANASONICなんてロゴ付けられたら、乾電池に見えちゃうなあ・・・って言うんで、オーダーの際にメーカーロゴは外してくださいと頼んだところ、それはできません・・・と。 頭を柔らかくして、では黒地で塗装してください、メーカーロゴは黒字で・・・といった方がいた。 ある意味カスタムっていうんなら、無印まで許容してくれればいいのにね。 逆に、メーカーロゴ付けたら、安くします・・・っていう営業の方法もあるかもね。そうなると・・・。 店名やメーカーのロゴを付ければ、その大きさや位置によって、宣伝費として、購入者にはその分安くする・・・なんていうのはどうなんでしょう? 例えばステッカーをダウンチューブに貼っていただいたら、5千円の値引きされます・・・なんてどうなんだろうなあ?当然そのステッカーを作成して委託している店なりメーカーさんなりが、その分負担をする・・・。 金のない学生だったら、もう見た目も何も関係ない!ということで、アチコチにそれこそF1並に貼り付けて、十万以上の補助を受ける・・・なんていうのはありかも知れませんね。 かつてメイタンさんだったかが、レーサージャージにロゴを入れると数千円補助します・・・なんて事やってましたね。 当店なんかは塗装しますので、ロゴ貼ったあと、しっかりクリア掛けをします、このキャンペーン・・・面白いかも知れませんね。若い選手や、ツーリストを育てるには、こうした案は、そうねえ・・・あと5年後ぐらいには普通になるかも知れません。何せ、先を行っている店なもんで・・・。 スポンサーレーサー構想・・・として、今後温めていきたいですねえ・・・、全く。 で、何か?というとこのロゴでした、あのFUJIです。 FUJIのトップレーサー、SST1なのであります。それはオーラの一つもあるわけだ! これに何を載せる? ![]() まあ、アルテグラ・・・いいんでないの?そのくらいの格はありますから・・・。 ![]() とはいえ、それはSTIとチェーンのみで、ほかは新生105!まあ学生なんだ、これで十分でしょ。 ![]() 新生105の基本ラインは高いです。色々と。 このブレーキもいい。 ![]() 10速以下との互換性はなくなっていますが、まあ・・・それはネエ・・・仕方ないのかな? ![]() ハンドル、スペシャのカーボン平べったいドロップハンドル。 しかし、若い子は、君は書道部か?というほどに炭・墨が好きだよね・・・。カーボンマニア。ある種単純でいいです。カーボンフレームに、自分の足にあった最新コンポを載せておけば、それでいいんですから、あとは完組みホイール・・・、楽といえば楽なんであります。 単細胞といえば、単細胞・・・。フローチャートが単純すぎ・・・、これは文系・理系問わずの傾向。もう少し考えたら?イヤ、もっと考えろよ!などとオヤジ連中が思っても、選択肢が未成熟だから仕方ない。暫くこれに乗ることなのであります。 ![]() SST自身の改良点といえば、ここ、ピラーかな?かつては、高さに合わせて切ってヤグラを載せるというピラー・フレーム一体型でしたが、サドルの形状変えてしまうと、また切って調整する必要が出てきたり、また後輩などにやりたくても、切りすぎた場合にはどうしようもない・・・なんて事もありましてね。こういうノーマル化というのは、色々やってみて、悪いことではありません。 そういえば・・・。当店にはまだこの改善前のSSTフレームが一本だけ在りました。540です、こいつ・・・。 ![]() 四年前のものですが、変わったところといえば、ピラーのみ。鋭い走りは、お墨付きなのであります。詳細記事はコチラなのであります。 ポジションとサドルが決まっている方には、このちょん切り方式のSSTフレームには、何の不都合もありません。 ![]() 186センチ長身の彼には、少し小さめか?と思えるようなサイズですが、ピラーとステムでなんとか調整しています。しかし700cが小径車に見えるから、やはりでかいなあ・・・。 最新フレームに、最新コンポ載せは簡単だ、なんて豪語しておりましたが、やはり特にカーボンフレームには、ワイヤーワークが特殊なものだらけなので、時間が掛かるときは掛かりますな。慣れればいいんでしょうが、同じフレームばかりを何台もやることはないので、意外と大変なのであります。 また、新生105も今までとは調整法が異なったりもしますので、これもまた慣れないとなあ・・・。 ということで、当店もたまには、最新フレームに最新コンポなぞを載せる、都心の「プロショップ」みたいなこともするのであります・・・。やればできるのよ・・・。 ※やはり最新コンポには最新ものをぶつけてみようかな? ![]() 戦闘機バラクーダに新生105・・・イヤ、人呼んでデュラ05コンポ搭載なのだ!落車しても、金属フレームなら、安心だぜ!ダメなときはダメだけどな・・・。 |
BD1 これもある意味因縁の車種かしら? |
![]() BD1といえば、これも当店にはある意味、因縁のある車種ということいえるのかも知れません。 今まで、BD2として出した経緯が、確か二回ほどありました。例によって、詳細はこちらをご覧ください。 今思えば、よくもまあ、やったなあ・・・という内容で、今でも多少ヘッドは緩むことあるが、それさえ締めれば現役でバリバリ走っていると聞いて、こちらも嬉しい限りなんであります。 で、今回は、ここまではもちろんいたしません! フォークはこのアンドン型のものでそのまま使いますが、ハンドルをちょいと劇的に変えたいということなのであります。 ![]() このT字のハンドルをブルホーンに変えて欲しいということなんでありますが、そうなるとまた色々とドミノ倒しが起きる、というのもよくあることなんであります。 またご要望にも色々ありまして、ミッションとしてこいつを残して欲しいということです。 ![]() 右に付ける後方確認のミラーですね、これを残すということ。 あとはブレーキレバーをハンドルの先端の方に欲しいということ。 ![]() そしてシフターを左の先端に写して欲しい・・・ということなんですねえ。 そうなると、ブルホーンの両先端にシフターとミラーがついて、その先端付近に前後ブレーキが着くということになります、かなりこみますねえ。 ワイヤーが三本入り交じる・・・。 ![]() シフターを左先端に、バーコンとして付けます。 ![]() その下に、エイドブレーキだったものを付けます。こうすることでブレーキワイヤーにストレスをかけないようにします。エアロブレーキレバーでも悪くはありませんが、極端なアウターワイヤーの曲がりは、ブレーキを重くする原因になります。 ![]() 同じく、右先端にはミラーを移動させ、その下にエイド系のブレーキを取り付けます。 ![]() ご要望通りの、ブルホーンハンドル化が可能となりました。ただし、まだ一枚ドミノがありました。 ![]() ブレーキなんであります。こうした通常のVブレーキでは、引きシロの関係でエイド系ブレーキでは引きが届きません。 こういうときは、ショート系のVブレーキに交換します。ソラのショート系Vブレーキは効きますし、こうした改造の小回りには、非常に役立ちますねえ、しかも安い!!! ![]() これだけの違いで、効果あるの?と思われますが、全然違います。 ![]() カツーン!と効くようになりますね。ロード系のエアロブレーキや、STIなどにも対応してくれる、ありがたいヤツなのであります。 ![]() 今回はおとなしめの改造とはいえ、やはり前を掴んで、上半身ごと踏み込めば、進み方は全く別物になりますね。 あとはクランクのチェーンリンクを60Tに交換する、可能性大、ということで、これまた当店とは基本的に縁遠いはずの小径車BDー1ですが、なんか今後ともつかず離れずの、車種になりそうな予感がします・・・。 基本小径車にはロード・ピストほどの愛情はありませんが、なんかいじりたい・・・というのであれば、むしろ喜んで引き受けてしまう・・・という傾向は大であります、です、ハイ! ※ホラ、夏休みだ!書をもって野に出よ!しっかり走って、頭と足を動かしなさい! ![]() これなら、日本一周も楽だよ!秋のサイクリングにも、今から慣れておく!学生限定車! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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東京都西東京市富士町6-6-13
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