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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2014年08月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

音鳴り消し 販売戦略? まあ手間かけますわ!



 当店でもたまに扱いのある、シューウィンの自転車であります。ビーチクルーザーといいまして、元々はアメリカの砂浜などをサーフボードなんかを脇に抱えて、タラタラ走る自転車として、発達したんだと思います。

 砂浜にめり込まないように太いタイヤを履かせて、お決まりなのが幅の広いハンドルと、コースターブレーキ。

 コースターブレーキというのは、ペダルを反回転させるとブレーキになるという仕組み。使い慣れると、意外と便利なのであります。
 
 片手にボードなんかを挟んでいると、片手運転になりますが、その時足が駆動と制動の両方をやってくれるというのは、使い勝手はいいんじゃないかしら?

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 この車体の問題は、前ブレーキなんであります。スゴイ音鳴り!ということです。回りが飛び上がるほどでかい音がするという前ブレーキ。後はコース他ブレーキで、まえにはVブレーキがついているんですが、このVがうるさい。

 実際に試してみると、これが本当にうるさい!トーインなんて調整してみたんだが、まあ、やまない・・・。いくら角度をつけても、多少は小さくなったかなあ・・・というくらいで、ほとんど同じ・・・。

 さてどうしたものか?とよーく観察すると・・・。

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 こういうリムなんであります。つまり、ブレーキシューの当たるところに、フレームと同じ薄いブルーの塗装が施されているんであります。なるほどトータルイメージね・・・・。

 んんんん。

 塗装とブレーキシューの関係というのは、ある意味非常によろしくない。ブレーキをかけますわ、するとそこに摩擦が生じて高熱になります、その瞬間ガミングという、塗料が熱で溶けてガムのような状態になる。ひどい場合には、それでシューとリムがくっついてしまうこともあるくらい、の事が起こるわけであります。

 多分音鳴りも、こいつが原因なのではないか?と。

 そこで、このリムサイドの塗料をすべて剥離するという、暴挙に出たんであります。

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 このように・・・。もちろんこの手の剥離と磨きは大森研魔の社長の経験と手を借ります。

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 サイドは剥離しても、本体にはもちろんブルーを残す。かなり分厚い塗装だったらしく、剥離剤を投入したほどだったそうです。

 ねらいはバッチリ、音は全くなくなりました。しかしなんで、塗装つきのリムをわざわざVブレーキにあてたんでしょうか?

 これ、実は裏には経営上の問題が見え隠れしているように思えてなりませんね。

 たぶんアメリカ発のはずのシューウィンも、今では中国工場で作られているんじゃないか、と思います。

 そして、アメリカ向けの自転車と、日本向け、アジア向け、欧州向けなど、送り先の事情・条件に合わせて、少しずつ内容を変えてやっているんだと思います。

 その際、できれば一律であればあるほど、経費と手間の問題からいうとありがたいはず。であれば・・・。

 仮の話ですが、アメリカ向けのものはリアのコースターブレーキ一個で事が済む。それに対して日本向けのものは、二系統のブレーキが必要なので、どうしても前にブレーキを付けなければならない。

 ということは、日本向けの自転車のフォークにはVブレーキの台座を溶接しなければならないわけで・・・、実はそれに付随する箇所の変更といえば、この塗装リムのサイドを剥離する・・・ということなんですが、まあ走りそのものには、支障はないし、その内コースターブレーキに慣れるであろう・・・、ということでそこまで予算と一手間を取らなかった・・・のかも知れませんな。

 あくまでも想像の話なので、なんとも言えませんが、前輪リムサイドまで塗装アリアリのこの手の自転車のブレーキ音は、こうした経費等を勘案した際に、なきものとされたんではないか?という推測なんであります。

 少しでももうけを出すというのは、そういうことなのかしらね?

 まあ、だから、逆に当店のようなところにも仕事が来るということで・・・大手は量産、コチラのような小手はワンオフという分類でいいかと思います。

 この持ち主の方、地元で民家を改造して美容師さんをやっておられるとか。もう十年近くプロの刃物が髪に入っていない店主、たまにはそういうところにおじゃまするのもいいかも・・・と思った次第。最近文具のハサミで自分で切ってからというもの、どうも収まりが悪い、やはり行くべき・・・なんでしょうな。


※小柄の方向きのツーリング車です!クランクもハンドル幅も小柄向き。
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お嫁入りバラクーダ! やっぱこやつは名車の内だな・・・



 黒のFUJIバラクーダなどありません。再塗装組なのであります。

 改めて、いい車体なのになあ・・・というのがバラクーダ。こいつがお嫁入りをしたんですね。

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 マットブラックに再塗装したもので、ピラーの形式も評判の悪かったタイプのものから、エアロピラーの新式のものに交換いたしました。ぐらつきのようなモノはありませんね。

 そして、再塗装だけでなく、コイツにはコンポにも仕掛けがしてあります。

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 無印のクランクに、フロントディレーラー。見る人が見れば分かりますね。

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 これもしっかりできたリアディレーラーです。黒ですね、無印。もちろん印は消したんですが・・・。

 この出所の分からない、コンポを引くのは・・・。

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 カンパのエルゴパワーではないですか!!!と、わざとらしく騒いでみます。

 後が9速の国産系コンポ、そして司令塔が10速系の海外産コンポなんであります。

 もちろんすぐにシンクロするわけではありませんので、ちょっとした神経を使う作業が入りますが、国産後9速には、海外産の10速が対応するとしたら・・・。

 先日の大問題、つまりは9速の高級コンポに乗っていて、シフターに何かあったとき・・・どうします?という問題在りましたね。

 例えば77デュラに乗っていて、STIが壊れた・・・。現行のソラSTIを何の躊躇もなく載せられるか?という問題です。

 それだけではありませんでした。ご提案ということで言うと、互換性の関係から77デュラを57系105の10速で引くことも可能だったんですが、それが新生105の11速化で、できなくなった。

 となると、77デュラに現行のティアグラのそれでいいんですか?ということになります。

 丁寧に乗っている方ですと、まだ9速の高級コンポ自転車は現役かと思います。快適に乗っている内に、世のコンポの主流は11速へと行ってしまいました。10速と11速ではホイールの互換はありません。これを機に断絶が起きてまいります。

 かつての高級コンポと、今の中級コンポの互換性もなくなってくると、高級モデルを現行の普及モデルとの間で落としどころを見つけないと行けなくなってしまいます。

 ちょっと待ってーと思っても、現実問題としてそういう流れが出来上がってしまっているんですね。

 そうなると、シマニョーロという選択肢も現実味を帯びてくることになりましょう・・・。

 そして、この変わり種バラクーダは、最初からその可能性を具現化したもの・・・として登場しています。

 シフティングに大きな癖はありません。そのまま安全に使える状態だといえます。

 そして、改めて思ったのが、バラクーダという自転車のポテンシャルの高さなのであります。シフティングの実見も兼ねての試乗を何度もしたんですが、重いギヤから軽いギヤまで、反応がよく、且つ硬すぎず。長距離ツーリングにも疲れないでしょうし、もちろんレース仕様にも耐えうるものを持っていると思います。イヤー、改めていいフレームなんだと思いますわ!

 さて、コイツは何処へお嫁入りか?といいますと。栃木県なのであります。競輪も強いところで、自転車の世界選手権も行われたところでありますし、ジャパンカップも毎年開かれる、自転車県なのであります。

 ジャパンカップの前日に行われる宇都宮市内で行われるクリテリウムも定着しつつありますね。

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 その自転車の盛んなところから、ご紹介で、わざわざ東京の当店においでになられましてのご縁です。ありがたい・・・。

 頭の感じから、ご職業、想像できますか?

 出勤の最後、ものすごい急坂が山門まで続いておられるようであります。1キロほどですが、もう激坂なんだそうです。
 数ヶ月の内に、ビンディングに移行するでしょう。

 回りは、自然のトレーニング場のような環境ですから、普通に乗っていてもすぐに強くなるでしょう。

 東京にも、頻繁に来られるとのことなので、少しずつメンテの仕方なども覚えていってください!

 変わり種バラクーダ・・・、栃木をかっ飛ばす!いい絵でしょうな!


※変わり種バラクーダもそろそろ先が見えてきたかな?これは57系105が付いています。ご要望に応じて新生105へのランクアップもいたします!
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第3弾になるかしら?子狸の夏休み



 最近は、カメラ向けるとわざとらしく、二本指を立てるようになった、子狸です。

 昨年に続き今年も、二人で行ってきました子狸の夏休み、第3弾になるかな?

 去年までは、どこにも所属していなかった子狸ですが、この春から子供園というところに入園し、お盆休みもなく預かってくれるんですねえ、ありがたい施設なんでありますが、そこ自体の夏休みがないので、勝手に設定して、第3弾の短い旅に出ることにしたんですねえ。

 相変わらずの買い物号で行って参ります。もう前載せも、かなり窮屈になってきました。

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 降水確率五十パーセントなので、二人の雨具をもちまして、出発!なのであります。2年前はオムツを持って行きましたなあ。

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 ゴトゴト走っていくと、ある道の入り口にさしかかりました。なんかゆるいサイクリングにはもってこいの場所でしょ?

 まさに道は招くよですね。こちらには入りまして、とある所まで行くことに。

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 途中何件か、こうした野菜スタンドがあるんです。武蔵野の名残のような光景でいいですね。

 と何キロか走っている家にまた、面白そうなところにやってきました。

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 神社かな?古そうな建物が並んでいるんですねえ。

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 土間のようなところには入り込んでのポーズ!どうやら・・・、小平市周辺の歴史的な建造物を移築した、公園のようなところなんですね。

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 囲炉裏のある部屋。なんか懐かしい。部屋自体が、いぶされたタールのような匂いがしています。煙によるそうしたものが天井や壁にビッシリ着くことで、虫や腐食を防いで、且つ強度を保証していたようです。

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 ザシキワラシのように上がり込む子狸。結構親子で楽しみましたよ。外より涼しいんです。畳もあるので、寝っ転がって、少し居眠りモードになったり・・・。最後にはこうした家にいたいなあ、なんて思いました。古い台所なんかもありまして、囲炉裏とへっついを組み合わせれば、自ずと調理の内容も決まってくるでしょう。そういう地に足の付いた、生活をしてみたい・・・。

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 古い郵便局前。無料の公園ですが、維持費も大変でしょうな。思いのほか楽しかったです。こうした古い家には何かがあります。なんでしょうね。とても懐かしい。そして地味にも美しい。

 わが杉並区も、こうした古いいい家が、多分相続の問題化何かで壊されると、その後には細かく区分けされ、合板と接着剤でできたような安っぽい家が建つ、もう定番ですわ。

 ちょっと反吐が出ちゃいますね。こういう税制なんだか、経済効率というのでしょうか、なんて無粋なんだろうと思います。あんな家々、五十年経って、誰かの郷愁に響くような代物なれるのでしょうか?古いだけで価値のない建物、数百年後、ある公園に移築されて、展示の対象になるなんてことあるのかね?

 思いのほか楽しかった公園を出て、途中でお茶とゼリーをいただきまして、木の陰で立ちションもしちゃったりして・・・最後の急坂を登ります。

 エッホエッホエッホ。レーサーだったら左うちわで登った坂ですが、ただでさえ実用車で重い。そして子狸の確実に重くなっている中での登坂はきつかったー・・・。

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 到着なんであります!でかい水たまり!

 多摩湖です。

 ゆっくり行ったので、それはそれでいいんですが、確実に店主の足は衰えています。ちょっと前までは、こんなところは近所でしたからね。

 ここまでがアップのようなもんで、この周辺の急坂などを利用して、バカみたいな練習をしていたんですから・・・。それがいつの間にやら、ようやっとたどり着いた・・・になりました。

 涼しかったのは良かったなあ・・・。

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 ヤバイモノ発見されました。観覧車。西武園なんであります。乗りたい!とごねられると面倒だよねえ。

 今日は西武園は休みなの!と言い張って、あの周辺の急坂下りを称して、ジェットコースター!!!とキャーキャーわめきながら、下って遊んで帰って参りました・・・。

 いつもながらの地味な夏休みなのであります。

 まあ、形式的に、ご免なーと謝っておく。お前の友達は、沖縄だ台湾だなどと、豪華な夏休みをやっているやつらもいるだろうが、お前はオヤジと自転車で多摩湖巡り・・・やっぱり地味だよね。

 でも、なんかねえ、数十年後思い出すと、多分涙が出るような思い出になりそうなんだよ。本当大したことのないサイクリングなんだがね。

 英語の歌と称してバカでかい声で歌いながら下ったあの坂、駅のベンチで一緒に食べたパイナップルゼリー、帰りの二十分はちょっと雨に降られたよな。

 そういうことが、ジンワリくることって・・・・ないかも知れないが、あるかもしれないよな。

 こうした記録は、ここのサーバーが何とかならない限りのこり続けるだろうから、店主が亡くなって、何かをたどりに子狸が読みに来たとき、この記事読んだ子狸が、思い出すやら、首かしげるやらだ。

 でも一言書いておこう。父ちゃんは楽しかったんだよ。本当に、楽しかった。お前とこうして二人で、自転車でうろつけてな。

 未来の子狸へ、父ちゃんは楽しかったんだぞ!また来年、四歳のお前とどこかへ行きたいと思っているよ。

大森研魔 炎の磨き 7900を磨く



 今回はかなり大がかりだったような気がします。ケミカル類が散乱していますもんね。

 依頼内容は、あの7900に磨きを掛けて欲しいということらしいです。となると・・・

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 このようにマットブラックの差しが入っていますが、それらをすべて磨いてしまうということなんでしょうな。ある意味一世代前の7800デュラに戻るような感じですね。

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 シンシンと気合いのはいる大森社長なのであります。闘志は表に出さず、常に自らに向けている大森社長。

 何日かかったかなあ・・・。

 フト見ると・・・。

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 一つずつのご紹介。

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 これ何処かな?

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 なるほど、ここか・・・。

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 これもバラして、やっていたっけ・・・。

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 しかも前後で2個。

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 一部分がカーボンでできていて、それはそれは苦労しておりましたわね。

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 やはりといいますか?金属の重厚感というのはたまりません。

 炭とはまた、格別に異なるものですね。あの反転大理石のようなカンパ炭クランクはちょいと別格として、その他の繊維丸出しの代物は、いかに最高級だかなんだか知りませんが、いただけませんね。

 やはり金属でしょう・・・基本はね。

 昨年のアルテ磨きの、通称アテナグラ。

 そして先日の新生105磨きの通称デュラ05。

 大森研魔の仕事領域も確実に広まっています!ご依頼を待つ!


※これも市販車。大森研魔とのコラボ。エアロ形状のピラー時代のモデル。やはりバラクーダは、特殊な車体と見たよ。
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ロングテールバイク と さすがさすがのシマノさん!


 
 なんか後が引っ張られて伸びてしまったような車体ですね。
 
元々からして、こうした自転車だったわけではありません。これはロングテールバイクといって、通常のマウンテンバイクにある種のアダプターを付けて、後を長くした自転車なんであります。

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 そもそも後輪のある位置に、車輪がありませんね。代わりに銀色のフレームが後ろに伸びて、枠を作っています。

 まあ、構造はいいとして、なんでそんなことをする必要があるのか?ですね。

 それは、後を長くすることによって・・・、荷物などをその分多く積めるようにするという、すこぶる実用的な利用から来ているんですね。

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 ブレーキ台座がむなしくむき出しで、そこにリアホイールがありません。かなり後に引いているのが分かりますね、車輪一個分以上・・・。

 荷物の種類によって、まあ色々あるんでしょうが、ギター二本に音響系の機材やアンプ類まですべて載せて、自転車一本でライブハウスに向かうなんていう有名人がいますよ!非常にハンサムなお方です!

 あと見て驚いたのが、この長い荷台に後子のせを二つ付けている方。双子となると、ほとんど成長も一緒なので、年齢の違う兄弟のように、前に小さい弟、後にでかい兄、というわけにはいかない。

 苦肉の策だったと思いますが・・・。ただ、測ってみるとこのロングテールバイクは全長が190センチを越えますので、いわゆる普通自転車とは異なったカテゴリーに所属します。

 リアカーなどと同じように、特殊軽車両というカテゴリーに入ります。であるため、通常の普通自転車を規定する法規には抵触しなくなる、とも言えるんでしょうね。

 で、この持ち主の方は、元漕艇競技の選手。かわいい後輩達にビールケースを何個かつけて合宿所に運んであげるなどという、後輩思いのいい先輩なんであります。

 その分自転車は悲鳴を上げるんでしょうな。

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 実はコイツ、内装11段のアルフィーネ。長い分チェーンも長くなりますので、どうしてもテンショナーは必要になります。ダラーンとなってしまいますんでね。

 そしてまた、長い分ワイヤーも当然長くなります。確かタンデム用の超ロングワイヤーを使ったんじゃなかったかな?

 そういうことで、ワイヤーも伸びやすいので、内装のギアもチョコッと不具合が出たりもします。

 先日、ワイヤーも含め、内装内部の調整なんかもかなり徹底してやって、一時は動いたんですが、まあ酷使の影響か?どうも内部の機構にまで行ってしまったようで・・・。

 となると、内装ハブを一式交換・・・、ということは、再度リアホイールの組み直し・・・、スゲー面倒くさい!なんでだよー!!!!

 と叫びたくなるわけなんですが・・・、サースガ、シマノさん!

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 釣り具の方でも、いいものを造っているらしいじゃないですか!これもリールか何かにも見えなくはない・・・。

 実はこれ、内装11速ハブの中身なんです。だから?

 はい、これが、なんとスモールパーツとして・・・、単体で売っている・・・んです・・・よ・・・。

 つーことは?

 はい!この内部のスモールパーツを取り寄せて、交換してやれば、ホイールを組み直すこともなく、これ一発で内部のみ新品に生まれ変わる!というわけなんでありまする!!!!

 どうです?シマノさん、偉大すぎでしょ?まさに、かゆいところに直に手が届くとは、こういう事なんでありますな。

 イヤー、自転車知ってます!ユーザーから、管理者まで・・・よくご存じだ!

 この辺の守備範囲と奥深さでは、他のメーカーさん達は全く太刀打ちできないでしょう・・・、スゴイよね・・・。

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 そういうわけで、内部機構なので、見た目は同じ・・・、されどギア落ちが全くなくなり、ビシッ!ビシッ!と11段の変則が気持ちよく、決まるようになったのであります!

 ビールでも、焼酎でも何でも、しっかり運んでやるぜ!何でももってきな!と、再生です!

 まあ、スモールパーツの中心部でありながら、完成物の半額ということなので、この値段からすれば、仕事にも使えるかな?という相場であります。故障の交換コストを考えても、働く自転車に使ってもいいかもなあ・・・・とさえ、思えてきましたよ。
 いろんな使い道の考えられる内装11段、多少重くても使えるヤツでありましょう!



※多少働くし、走るし、格好もつくヤツです。これで通学・・・できそうなヤツ!
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ビンテージ再び あの伝説のバイオリン職人さんのプジョー



 ちょいとビンテージが続きますが。

 そう、ビンテージといっても、まあ最低二種類の分類があるかと思います。非常に趣味生の高いビンテージ。オリャー!スゲーだろー!と、多少オーバーですが、その乗りで金に糸目を付けずに乗っておられる方と。

 もう一つは、大事に、大事に、大事に月日を超えて乗っていく内に、気づいたらビンテージになっていた・・・というヤツであります。

 車体にしみこんだような愛着がありますから、それは乗り続けていきたい・・・とはいっても、趣味とは異なり、やはり実用なので、そんなに金をザブザブとはつぎ込めない・・・、でも新車を買う気はない・・・という方。

 まあ、前者などはほとんど当店には近づきませんね。そういう方にはそういう方専門のお店がどこかにあるんでしょう。

圧倒的に後者の方が多いんですね。この一台も、完全にそうなのであります。

 この一台・・・および、持ち主の方との縁も、かなり深いものがあるように思います。

 今を去る7、8年前の寒い時期、風の強かった日だったと思います。店は今から二代前の、団地の一室でありました。

 突然、あるご老人が(とその時は見えたんですが)スターメーのハブをもって、ご来店になったんです。

 最初はお孫さんの自転車の相談かと思っていましたが、そうではなく、ご自分の自転車のご用件でした。

 「自転車が好きで、どこでも行くんですよ、世田谷から築地の買い出しまでね」話の中で、徐々に若返っていかれる印象でした。

 手持ちのパーツ類を出して、「これはイギリスで求めたものです・・・こちらはフランスで・・・」。そんなに派手な印象ではなかったので、どういう方なんだろう?と思いながら、話は続きます。

 当時もあった当店のスパイス棚にパプリカを発見されて「これパプリカですね、ハンガリー産のがいいんです、持っていますので、今度お持ちします。」。

築地、イギリス、フランス、パプリカ・・・。料理人だな、この方は・・・。

 見事に外れて、バイオリン職人さんであることが分かりまして、その深いお人柄から学ぶことも多く、今でもご面倒を見ていただいている、という経緯があります。

 バイオリンの表板と裏板では、木の種類が違うのをご存じですか?

 そして、かつての名器といわれたバイオリンと、昨今作られているバイオリンの違い。またバイオリン作りに向いた木が今育つのか?数ヶ月欧州に行かれる際には、古楽器屋さんを回られて、楽器そのものよりも、表、または裏板を見て回り、それぞれをバラして、新たな名器を作り出す・・・というようなことをされておられたようであります。

 話も、そういうわけで、尽きません、いつまででもお話ししていたくなるような、方なんであります。

 久々にご連絡をいただいて、メンテのご依頼でした。

 今でも日常の足としてのご利用でしたので、あくまでも足として整備することを第一とします。

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 チェーン・ワイヤー類の交換は、メンテの王道であります。

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 BBグリスアップもそうですね。

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 フロントハブもなんですが、このメーカー、見る人が見れば、フランス製のちょっと凝ったものが、何気なく使われているんですよ。かつて、このハブで当店が組んだホイールなのであります。

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 ブレーキシューも交換。止まることを目的としたものですね。メーカー不問。

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 ヘッドパーツなんかも、たんねんに根気よくのグリスアップですね。クネンクネンになるくらい回りをよくします。

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 今回の一番の問題はここでありました。リアホイールのギア回り。ボスフリー・・・と思いつつも、ボスとフリーの間のような機構。フランス野郎です・・・。

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 フリーなんだが、シマノともカンパとも似てもにつかず。フランス野郎なのであります。ビンテージをいじるとこういうやつらに出会います。

 ある種どうしようもないのでありますが、中には是非これを使い続けたい・・・となると、これはもう大変なことになります。

 ただ、今回は快適に走ることを第一とするので、いっそのことシマノHGにて、後輪を組み直したわけであります。

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 6速のスプロケット、このくらいなら、現行でも小手先改造でなんとか対応ができそうなので、乗り続けることを第一とすれば、現実的な選択かと思います。

 あまりモノ、そのモノに拘りすぎると、動くものも動かなくなる。動かすためには、どう見ても理解できない銭がかかってくる、となると、もうそれは当店の役割ではありませんし、従って範囲外の仕事ということになるでしょう。

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 だからまあ、このくらいの仕事っていうのが、つまりはなんとか現行品に近いものを使って、乗り続けるようにする、というのが当店の役割なんじゃないのか?と自認するわけであります。まあ、そんなわけで、いわゆるビンテージ市場などに手を出す気もありませんし、いわんやオークションでマニアの方と競い合うことなんかもする気は全くないわけであります。

 棲み分けですね。モノそのモノに拘る方には、そういう店や市場を!走ることをもってよしとされる方は、是非当店までまずはご相談ください!


※これもこのまま当店の地下室にいたら、その内ビンテージにでもなるかしら?
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イヤー元気なアルミですよ、レースやらなら・・・という感じ!

手間かけると 金もかかる・・・ということかな?



 BSの名車でしょうね、ユーラシアです。かつての少年達は、コイツに目を輝かせていたんじゃないかな?

 少年達の頂点に君臨する車体といっても良かったのかも知れません。

 店主の子供の頃は、中学生になったらロードマン・・・という道が点線で決まっていたかのようでした。

 そうなるとへそ曲がり少年としては、わざとFUJIの実用車をギッコンバッタン乗っていたほど、多くがロードマン・・・でしたね。

 そんな時代の一台が、紛れ込んでまいります。持ち主は、七十路を越えておられる方。思い出のある車体なので、また乗りたい、乗れるように整備して欲しいが、あまり金はかけられない・・・と。

 ご発注される方からすれば、まあごく当たり前の内容かと思います。さして金かけずに、乗れるようにしてくれたら、ありがたい。

 そうなると、あれもこれもというわけは行かない。優先順位を付けなければなりません、さてどこから手を付けようか?

 受注させていただくこちら側からすると、これがまた大変なわけなのであります。

 安全とは別に、ご本人から優先順位を尋ねることなんかができれば、それもまたなんとかいいわけですが、間接的な仕事になると、その辺が伝言ゲームになってしまいそうでね。

 あとあまり金かけないで・・・というのが、いくらなのか?これもまた、色々あるでしょう。

 一台丸ごと直すとなると、もう十万か・・・と覚悟されている方ですと、例えば五万でなんとか・・・という見積を、オオ安い!ととっていただける方もいるかという一方で、一台一万以下で自転車が買える時代に修繕に三万?なんて方もいらっしゃることでしょう。

 当店にはあまり後者のような方はご来店されませんが、でもまあ、相場というもの、予算というものは人それぞれなので、この辺もデリケートな問題となります。

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 前輪がこうなっています・・・。

 それに対して、後輪は?

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 まだマシかな?ということになると。ではまあ、前輪は組み替えましょうか?となります。

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 ステンレススポークで組み直してみました。

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 きれいに、回転も良くなりました。

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 簡単な錆落としと押さえを施して、あとは振れ取りとグリス入れをして終わり。後輪だって、やってやりたい・・・んですがねえ・・・。

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 チェーンやワイヤー類はちゃんと交換しましょうか。車でいうとオイルを取り替えるのと同じ感じかしら?

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 BBも交換ではなくて、中あけて、グリスの入替と玉押し調整でとめます。

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 こうした硬化したシューも、取り替えましょうか。停まることは大切ですから。
 
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 内輪でいうギロチン系の調整のむずかしいシューなんですが、交換です。

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 リアもです。角度を決めてとめて、片方も決めて、これで良し!と増し締めしても、少しずれて、リムに基本平行にあてるのがむずかしい。

 全く慣れていないとき、こんな調整に半日かかったことがあります。ピタリ!と決まったとき、しっかりブレーキレバーを握れませんでしたよ。それでまたズレるのが怖くてね。

 ということで、今回はこの辺で勘弁してやろうか?と、まだ余力を残しつつ、やめるのはなんか中途半端で・・・・なんですが、仕方なし、ですわ。

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 見た目の感じはあんまり変わりませんが、乗ってみると、それはそれは、しっかり異なっていると分かるはずです。

 もちろん店主も分かりますが、でもまだなあというところも分かります、・・・というところを残しつつ出すのもなあ・・・と思いつつ、しょうがないや、なのであります。

 こういう仕事は、いくら掛かるの?といわれても、やってみないと分からない・・・。なれば、最初に予算をいただいて、その範囲で、というやり方はあります。途中致命的で、だいぶ予算オーバーになりうることが発覚すれば、その時点で判断を仰ぐ、しかないかな?

 まあ、あれもこれもで、こちらが勝手に盛り上がって施工が行きすぎると、その請求額にビックリ!なんて事は起こさないようにこちらも気をつけなければなりませんが、と同時に、最初から緊縮財政のみで・・・というのも、やはり大変なんであります。

 今回の仕事なんて、施工前と施工後で劇的にかわっていないので、少なくとも見た目では分からないんで、地味な仕事なんであります。でも、かなり手間が掛かっている・・・、ということは時間もかなりかかるんですねえ・・・。

 金は抑えてくれといわれても、実際によれている自転車を目の前に、放っておくこともできず、ならパーツ交換しないで、このあるパーツをバラして洗浄や注油をして・・・といってもそれでも手間はかかるだよな。

 発注側と受注側で起きうるかも知れないズレに関しては、課題ありであります。どうやってその間で、調整を付けるか?なのでありましょう。

 ただ、共通点は、この目の前の自転車を、どうにかしてやりたい!という気持ちは一致しているはず、というこの一点は絶対にお互い忘れてはいけませんね。

 原点はこれ!そこから再度考えて、落としどころを見つけていく・・・。これを原理といたしましょうな。


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※ちょいと涼しくなってきたかな?サイクリングシーズンだよ!まだ夏休みだろう?学生諸君!書をもって、これで野にでるのだ!

改造変化を想定したモデル?ロックバイクスの広がりか?



 ビアンキのこんな車体が舞い込んできましたよ。

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 ローマⅡ・・・ローマⅠは扱ったことあるなあ。ただパイプ形状が凝っていますね。

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 ダブンチューブのつけね。基本三角としていますが、付け根だけ菱形になっています。

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 ヘッドチューブも、台形ではなく、途中に幅を取っています、どういうコンセプトなのかしら?デザイン優先?さすがイタリアンということなのかな?

 アルミフレームが出たての頃からすると、こうした凝ったパイプ形状は夢のようであります。それがこうしたお手軽モデルに採用されるようになるなんて、技術の進歩はなんともね。

 で、今回のお仕事ですが、マイナーブームのドロップ化であります。

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 フラットバーで、普及版を考えられたのかしら?確かに形状も、試乗ポジションも親しみやすいですね。

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 エンドバーなんかもついていると、これまた多少の乗車姿勢のバリエーションにも繋がりますが、これをドロップにして欲しいというご依頼。

 新車一台購入しなくても、あたかも別車両を購入したかの如き変身を遂げるのは、フラットからドロップへという変更はでかいです。

 では、そのための下調べ・・・と行きますが。

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 下引きソラのフロントディレーラー。・・・これはこのままで使えます。

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 クランクも・・・ソラでやんの。

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 リアディレーラーも、驚いたことに、ブレーキまでがソラ、ショートリーチ・・・なもんで・・・、こちらはドロップ化してSTIを付け替えてやるだけでいい・・・。

 アレー、もしかして、これって将来のドロップ化を想定しての入門フラットモデルなのか?

 完車にもかかわらず、アチコチに改造の余地を残す・・・、ある方面への改造を意識させながらも「完車」として出す・・・。こういうのって、あのロックバイクスの彼らの発想に近いよね。もしかして、ビアンキに彼らが食い込んだかな?アドバイザーとして。

 そんなわけで、ドロップハンドルにして、STIをはめれば、完成!なのであります。

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 本当当たり前の、ドロップ車になっちゃいました。

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 Vブレーキの台座を切り落としてならして、部分塗装なんかして、完全にキャリパーブレーキを付けたりして、疑似レーサーにできたらなあ、とさえ思える完成度ですね。

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もしそんなことができたら、カルーセル麻紀号になってしまう・・・。といっても分かる方は半分以下かもしれませんが。

 そんなこんなで、ちょいと入手しにくいソラSTIなんかもちょいと在庫して、ドロップ化・・・お待ちしています!

 ナンタラミクスがどうなろうと、どうコケようと、どう誤魔化しようと、ワシらはしっかりと何か仕掛けて、応えて生きていかないといけないのだ!景気がいいなら景気がいいで、不景気なら不景気で、またそんな空気とは全く無関係に我が道を行きたいなら、行けばいいし、行くべきなのだ!

 バリエーション取りそろえて、やっていくゼイ!


※入門用フラットで、コイツもすぐにドロップに変身できるのよ、しかもキャリパーブレーキでね。だって元々レーサーだったんだから、名づけてレーサークロスなのよ。景気のいい話、七万なんてしないのよ・・・。
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パ、パンクで?・・・誰がどこでメンテをしてやるか?



 これ見て、すぐに東京バイク!と分かる方は、通でありますな。

 東京バイク・・・、出所もコンセプトも何も分かりませんが、よく街を走っているよるです。

 多分、走る自転車・・・として、意識して作られてはいると思います。世の自転車ブームに乗るように、企画品としてねらってつくらた自転車なんじゃないか?とも思います。

 だからこれを選んだ人は、走る気はある程度ある、と同時に、手頃に手に入る値段を選択した方なんでしょう。普通の実用車ではイヤだった、といって、いかにものレーサーや、クロスバイクすら、気合いが前面に出すぎていて敬遠したんじゃないか?

 なんかこのシンプルな感じが気に入った・・・、人によってはこれが「かわいい」と思った・・・ということも、ある程度売れてきている理由なのかも知れませんな。

 そういう中間層への配慮、つまりスポーツ自転車と実用車の間にまた一カテゴリーを作ろうという配慮ですね、というのは、すべては隙間だ!といっている店主としても、開拓するフィールドとして興味はある動きなのでありますが・・・、ただ果たして、メンテしながら乗り続ける・・・・という観点からすると、どうなんでしょうか?

 普通の雑貨なら、ある種どんな入手の仕方をしてもいいかと思います。シンプル、かわいい、クール、何でもいい、好きな基準で、好きな買方してもいいかと思うんですが。

 メンテの必要のあるものに関しては、それだけではダメなんじゃないか?なんて思うんですね。

 例えば、パンク。

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 自転車に乗っていると、普通におこりうる事柄です。通常なら、パンクしたら自転車屋へ持って行く・・・。しかし、この東京バイク的な「スポーツ車」となると、いわゆる普通の自転車屋では断れることがあるかも知れません。

 例えばチューブ交換してください・・・といわれても、この東京バイクは650cという、ちょっと普通の自転車屋では在庫していない可能性が高いものであります、イヤうちじゃあできないな・・・、といわれたとき・・・どうします?

 買ったところでやってもらいなよ、なんていわれても、譲り受けたり、住んでいる家から離れていたり、ネットで購入したりした場合、下手すりゃ、パンク一つで乗り続けられなくなってしまう可能性もあるんですね。

 東京都心で、かわいい!とおもって、それだけを理由に衝動買いしてしまった自転車を、例えば郊外までがんばって乗って帰って、それなりに乗っていた。そしてパンクが起きる。近所の自転車屋さんでは、手に負えないといわれ、暫くベランダに置いている内に、もう完全に乗らなくなってしまう・・・。

 そういうケースって、決して少なくないと思うんですが、どうでしょう?

 パンク修理はネットではできませんからね。

 当店でもたまたま切れていた650cを仕入れ直して、装着です。

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 今回は前後車輪の交換だけで、ということですが、見ればもう少し手を掛けてやれば・・・というところもなくはありません。

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 例えばチェーン交換ね。

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 スプロケをはじめとするパーツ洗浄なんかも、ものによっては交換・・・も。そうしてやれば、まだまだ暫く快適に乗り続けることはできるでしょうね。

 ネットや、住まいとは離れた店で購入したもの、訳もわからずもらい受けたスポーツ自転車など、パンクをはじめとしてちょっとしたメカトラが起きたことで、直し方が分からない、どこに頼んでいいかすら分からない、例えば、立て続けに二三件の店で断れれただけで、もうダメだ・・・と思われることも多いんじゃないか?なんて思います。

 自転車を売るのは簡単です。正確には自転車の売りっぱなしは簡単です。実車を提供して、日本銀行券を受け取ればいいんですから。

 でも、自転車という「もの」だけでなく、生きる選択肢としての自転車を売るのであれば、それだけではまだまだ不十分でしょう。

 店主としては、業界あげてそうした態勢を整えて・・・などという器ではないので、ほぼ単騎でやっていくしかありませんが、まあ売ればいいっていうだけではないことは確実なようであります。

 今自転車が、今までとは違った角度からも評価されて、それに合わせて作られたり売られたり、また、服や帽子を選ぶようなハイセンスな側面から買われていったりと、色々と状況が変わってきていますが、まだまだ自転車自体を支える態勢が出来ていないように思えます。

 その原因を遡及する気もありませんが、自転車を商品をしてのみ見る視点から、どれだけズラして考えられるか?ということがカギにもなるかもしれません。


※コイツもハイセンスで選ばれてもいいような一台・・・かもしれないな。
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料理助手募集!またはイベント要員募集かな?



 これはブタのすね肉をあく抜きしたあとローストしたものです。

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 これはブタの軟骨入り三枚肉を同じく、あく抜きしたあとローストしたものであります。

 通常のレシピ本であれば、ほぼ100パーセント挽肉を使えとある料理ですが、そんなものには従いません。

 大体挽肉を買ってくることは緊急時をおいて、殆どありません。なぜなら、出刃包丁一本あれば、自分で挽肉が作れるからです。しかも挽きの好みは自分で調整できる、荒くもできるしペーストのようになめらかにもできる。大体市販の挽肉には何が入っているか分からない・・・というのもありますしね。

 で、こんなものを作っていくわけであります。

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 まだ若い状態です。このスープ状の中には先ほどのロースとされたすね肉がしずんでいます。使われているものは、トマトを中心とした野菜です、ピーマン、タマネギ、青唐辛子、シシトウなど、あとスパイス系と塩、ちょいと赤ワインも入っていますね。

 もちろん、味の素系アミノ酸うまみ調味料などは一切使っていません。和洋中、何を作るにしても、店主は一切そうしたものは使いません・・・、使う必要がないし・・・。

 ウソだと思ったら、そんじょそこらのレシピ本の本出汁(ウソ出汁だろ)、顆粒コンソメ(下流?だろ)、キューブブイヨンなどを抜いて作ってみてください、まともな調味料と素材からのうまみを引き出し、その活かし方を知っていれば、そんなもの一切投入しなくても、まともに食べられるものは作れます!

 ハッキリ申し上げますと、あのアミノ酸系調味料を使った時点で既に思考停止なのであります。

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 昨日、移転一周年記念でお出ししたある種のメインなのでありました。右がブタすね、左が軟骨のチリ風味煮込みです。

 真ん中のものは・・・確か金時豆のペーストなんですね。

 これからまた翌日の半日近くを煮詰める時間にしたというわけです。

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 相撲部屋の買い物もできるくらいの、店主の買い物号なのであります。これでなん往復したことか・・・。

 まあ、そんなこんなでも、一言うまい!といってもらい、喜んで食べてもらえればいいわけで、おのおのの菩薩級の方々は必ず通った道なんだろう?と、格下ながら思うのであります。

 店主は今自転車屋をやっておりますが、もう一つの顔を、自身は料理人だと思っているんであります。自転車に思いを載せているのと同じく、料理、一皿にも思いを載せて作る段階には来ていると思っています。

 ただ、それで食べているのではないので、プロの料理人ではありませんが・・・。

 しかし、その「プロ」にも色々おりますな。もう餌屋といっても良いレベルの外食産業が大半なんではないか?などと危惧します。

 ちゃんとした料理人の作る店は、一体その割合はどのくらいなんだろう?と思います。この夏の夜、ちょいと外食したあとの後悔のひどいこと、こんな金をドブに捨てるくらいなら、いい酢や醤油や、その他食材を買っておくべきだった・・・と。

 まあざっと見るところの外食産業、すさんでいるように思います。

 で、何を申し上げたいか?ということですが、マジで料理を身につけたい方いませんか?ある意味店主の教授レベルでよければ、ということなんですが・・・。

 自転車の方でも、教育的な方面へという方向性がありますが、料理の方でも・・・そちらへ行く時期かな?なんて思うこの頃なのであります。

 そういうわけで、料理助手募集・・・いたします。

 まあ、一人でこの辺を切り盛りするのが大変・・・というのも正直ありますが、それだけでなく、知っていることできることを自覚ある方に伝えたい・・・という思いもあるのであります。

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 アー、やっちゃったよ・・・と。なぜ、皆さんが食べる前の一番美しい状態での撮影を忘れたか・・・。

 なんか食い散らかしたあとにしか見えないかな?まあ、想像しながら見ていただければ幸いなんであります。

 メインの煮込み2種類に、昨日はちょっとがんばりましたよ、サルサ計9種類。今写っていないゲキから系のサルサ3種類入れてね。

 あとトウモロコシ粉で練った、種なしパンに、トマトライス・・・。皆さんに喜んでいただいたので、よかった・・・と。

 これから、涼しくなると汗だくではなくて、より快適にイベントを組んでいけるようになると思いますが、そうなるとまた、片腕になっていただける助手さんが居てくれると、非常に助かるのであります。

 と同時に、絶対に十冊程度読んでも絶対に学べない、料理のなんたるかも、惜しげなく、伝授いたします!こうした技術を伴う知というのは、身に付いた技術を追いかけるようにしてしか、習得できないのであります。従って、技術のない段階でいくら本を読んでも、ほとんど身に付かない、これ原則なんですね。

 レシピの数を覚えさえすれば、料理上手になれる・・・なんて事は全くありません。そうした各料理のパーテーションを取り払ったときに見えてくる、食材にたいする考え方、それに基づいた調理技術を選択的に組み合わせて、完成度の高い料理に仕上げて行くにはどうするか?

 そういう領域にまで踏み込んでの伝授となりますので、聞くところによる、その辺の料理学校のカリキュラムよりも、より緻密で、分析的で、且つ総合的、そして何よりも哲学的なのであります!あのカントは料理も得意だったそうで、友人から今度料理の批判を書けと、冗談いわれるほどだったそうです・・・って関係ないか。

 今日はなんかちょっと大風呂敷気味ですね。

 男女問いません、年齢も全く問いません、経験も何も問いません。ちゃんとした料理を学びたいと思われる方であれば
、またこうしたイベントを支えることに何らかの意義を感じていただける方であれば、どなたでもかまいません。

 皆様、よろしくご検討ください!

お陰様で移転一周年でありました!



 昨日は、多くの方々に、当店移転一周年ということで、集まっていただきました、有り難うございました!

 新潟の菩薩様は、「最後は人だ」とおっしゃいますが、本当、そういうことを実感しておる次第であります。本当に有り難いことであります。

 汗だくコンサートということで、お三方にがんばっていただきました。

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まず第一、リザブラボさん達。一番手前のパンデーロを叩いている方が、実は映像の技術もセンスもすごくて、当店のPVを作っていただいた方でもあります。それぞれが才能にあふれいてるグループですね。



こんな曲を集めて、その日はフレンチで・・・なんてレストランやっていたら考えたくもなります。演奏の幅も太く、三名の練りがよくなってきていますねえ・・・、ありがとう!

 そして、第二はなぞの覆面シンガーの芋子さんでした。
 店主が、一度CDを聞いたとき、突き抜けた才能を持っておられることを直観した方で、今回実現できたことは大変な喜びなんであります。

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 別に覆面をモロかぶっておられる方ではありませんが、すごいよこの方も。



 まず冒頭この歌で、ガッチリ座開きとした!飄々としていながら、どこかおセンチ、茶目っ気ユーモアが在りつつも、その背後には深い思想的な何かがある。

 惚れたはれたのそれがどうした、という楽曲は掃いて捨てるほどありますが、少しアイロニカルで、風刺、婉曲表現などの高等技術で詩が書ける人、唄える人が一体この国にはどのくらいいるのか?

 貴重なシンガーさんですよ!皆さん注目!です!四畳半のジョニ・ミッチャル・・・。

彼女のホームページはここです。この1ページに貼ってある「偏屈的哀愁歌」なんて名曲ですね。メッセージとアイロニーとユーモアがつまっています。

 三人目は、言わずと知れたタニザワトモフミさん。メジャーデビュー飛び越えて、世界回って、今スペースライクカーニバルというバンドで在りつつも、新たなソロへと開眼中!

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 感動し手がぶれて、こんな写真に・・・。コラボも含めて、ソロとしても一回り太くなりつつありますな、イヤー成長していく演者達を見続けていくのも、楽しいことであります。



 イヤー、お三方三様、非常にレベルの高いパフォーマンスをご披露していただき、当店の移転一周年を祝っていただいたわけで・・・、本当に有り難いことであります!

 既に、四ヶ月後のあの伝説の、当店忘年会の話も出ております!会場押さえて、内容を練り込んでいかないとなあ、今からやったら、大変なことになりそうです。

 というわけで、皆様からのご恩を受けて、倍返し以上でがんばってまいりますので、月並みですが、よろしくお願いいたします!

まだまだ夏休み!その後秋のサイクリングシーズンだよ!



 こういう自転車が舞い込んで参りました。どうにか活かして欲しい。と同時に、活かした者は適材へ・・・というありがたいお申し出をいただきました。

 なるほど、こいつをねえ。

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 ビアンキですねえ。こいつをツーリング車に変えて、学生君の長距離ツーリングのための一台として、再生させようかな?

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 サスペンションがあります、通常なら、当店のセンス上、コイツはリジット系のものに替える傾向がありますが、試乗してみると感じ悪くないので、このまま活かします。

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 チェーンや、ワイヤーなど消耗品のところはしっかり変えていきます。

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 こうやって、洗浄と交換できれいにしていきます、当然機能も回復です。

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 三枚あるので、でかいクランクにしてみました。スゴイワイドです、激軽から激重までなんでも。そういう意味でどんなコースでも行けますね。

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 ホイールの点検、ハブの調整などぬかりなし!

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 フラットバーが着いていましたが、この辺はツーリング車の王道、ドロップでしょう、やはり。

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 やはり、しっくり来ます、ツーリング車としては。
 
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 バーコンにて、シフター。定番ですな。ただし弱点を一つ、自転車が倒れたときに、ここを損傷しがちなこと。だからどんな僻地を通るかも知れない世界旅行などにはオススメしません。

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 結構タフなツーリング車になりましたね。まだ夏休みもありますし、秋のツーリングシーズンも間近!

 これも学生限定かな?基本、原則では・・・。これで走りたい!という方、ご一報を!





23日は、なぜか狸サイクル移転一周年記念の汗だくコンサートです。是非おいでください!

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汗だくでも大丈夫!
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こんなもの仕込んでいます!

地味だがこれこそマイナーブレイク ブルホーン化!



 まあ、言うのも野暮ですが、暑いですねえ。

 当店は地下があって、一階二階とあります。仕事のほとんどは地下でやります。

 冷気は下に来るという法則上、多少助かります・・・と同時に、冷気だけでなく湿気も下に来るので、換気と乾燥剤の配置は欠かせません。

 その涼しいはずの地下ですら、暑いヨー、なのであります。

 その上の、一階、ここは通常の居住スペースなのでありますが、ある方向以外の風の通りがあまり良くない、ここも悲劇的に暑いです。

 ならエアコン入れれば?と当然思われるでしょうな。確かにハードはついているのでありますが、配電盤のところで切っているので使えません。使おうと思えば、使えなくもないと思いますが・・・。

 未だに原子力緊急事態宣言発令中なんでしょ?そんな中で呑気にクーラーなんか使ってられません・・・。確かにグッタリしますが、死にはしない・・・、ということで、つい出る愚痴を押さえつつ、お仕事なのであります。

 んで、二階ここは温風のたまる最上階というというところなので、暑いなんてもんじゃない、もうここまで来ると喜劇的に暑い!としか言えなくなります。そして、ここにあるのが、あの響き床!

 会話していても、途中で何言ってんだか分からなくなるくらい、楽しい・・・。

 だから、ビールがうまい!!!!!

 そう、この土曜日23日には、昨年からの当店移転記念一周年ということで、汗だくコンサートを開きます。詳細はこちらを参考にしてください。

 予報によると、少し暑さは退くようですが・・・、まあ期待しないで、開き直りましょう。ビールサーバーなど用意して、お待ちしていますので、しっかり汗かいて、音楽聞いて、食べて語っていってください。もちろん自転車で来られた方は、帰りは自転車を引いて帰ること!

 ある意味、自転車はこれができるからいいね!

 と、本題であります!

 この自転車、フレームが面白い形していますね。

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 こんな茶目っ気・・・なんかチネリのファニーバイクにありましたね。

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 しなりのあるパイプで組まれた三角なんであります。こんなフレームあのリノちゃんが見つけたら、大変だろうなあ・・・。

 で、こいつをぶるホーン化して欲しいということなんであります。

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 このどこにでもあるフラットバーをブルホーンにということ、ほとんど連続してご依頼いただいていますね。

 ただし、ここでもまたミッションがあります。

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 このミラーを移植するというミッションであります。

 あとは何でも可という。

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 ホレよ!ミッション完成!

 あとは・・・。

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 シフターはいつものバーコン。ちょっと前に大量に取ったはずが、これでなくなったとか・・・いかに重宝か?ということね。

 でもまあ、世の中の流れは10sに確実に行ってます。フリクションで引けるのって、まあ9sまでとすると、以降はあのデュラ10のバーコンになっていきます。今後、アイツを作り続けてくれるのかな?

 Wレバーは既に11sからは外されていますしね。さすがにタイムトライアルがあるので、バーコンは残していますが。

 11sなんてまだまだなんて思っていましたが105がそうなってしまうと、イヤー焦りますわ。世は捲るようにして、11sの世界に突入なんですね。

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 ブレーキレバーもエイド系のものを応用。これだとワイヤーと、挿入口がケンカしないのでこれは使いようであります。

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 ついた!

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 やっぱりこうして乗ってみると、確実に車種は変わったなという感じです。走りが違うんだよねえ。エンジンの機嫌が良くなります。

 ハンドルは大事です。バリバリ行くのも、余生のように優雅に行くのも、ハンドル次第・・・といえるぐらいに、影響大ですね。

 影響大ですぞ!ということは?

 そう、今持っている自転車のハンドルを変えてみると、全く違った車種に変身するという感じですよ、置く場所や色々と事情がある方は、ハンドルを変えてみるに限る!これは自転車改造の重要な選択肢なんであります。

 ご相談より・・・。

 では、土曜日、汗だくコンサートにて!


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コイツもハンドル交換組ですよ。元はドロップのレーサー、今やレーサークロスに変身です。
コイツの醍醐味は、フラットなんだが、自分はまだまだ走れる気でいるので、ちょいと自転車からイライラ感がで手いるんですよ、なのでか?時にヤケクソ加速なんかもしてくれます。オレはもっと走れるんだよ!と叫びつつ、一台前のクロスバイクを蹴散らしていくでしょう!

夏休み自由研究号 



 ルイガノの子供用自転車なのであります。

 別にこれで乗れなくはありません。イエイエ、立派に乗れるのであります。

 ただ・・・これでは・・・という色好みの問題で、塗装して欲しいなあ・・・ということらしいんですねえ。

 なら、自分でやれ!手助けしてやるから、自分でやれー!

 世の中、夏休み!時間はいっぱいあるはずだー!

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白で塗られてパイプ類。コイツの2色で塗装するという。最初から2色・・・結構大変だぞー、というこちらの忠告も何のその、2色で行く!ということなので、そこまでいうのなら、こちらも了解。

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 こうして外して待っていると。とある休みの午前中、弁当と水筒もってやってきた。

 まずは足付けだ!

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 水研ぎようのサンドペーパーでかなり丁寧に、足付けをしていく。黙々と、なかなか集中力あり。

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 どうだ?楽しいか?という質問に、この笑顔・・・。まあ、・・・そういうことか。

 フォークとフレームに念入りに足付けをして、昼過ぎまでがんばりました。1日目終了。

 お盆に信州だったかな?に帰って、お盆のあと、東京に戻ってきた。

 サーテ、炎天下・・・、ペイントの乾きはいい・・・。細かいことを言わなければ、作業の展開は早いんだよねえ。

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 やっぱり2色のペイント缶を買ってきた。でもどう塗るんだろう?ちなみにもう一缶はクリア。これで仕上げをします。

 どう塗り分ける?マスキングする?ボカシにする?なんていってもなかなか分からない。まだぼんやりとしたイメージしかないようなので、まあ、とにかく始めるか?とばかりシューとやり始めた。

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 ちょっとした失敗もありましたが、かなりいい筋しています、この子は。一度の修正だけで、フォークをブルーに染めて、その上からクリアをかける・・・。では本体の方へ。

 さて、どう塗り分けるか?まずは淡色の黄色から行こうか?あとから濃色をかける、とするとまずは両サイドと、中心を黄色にしたいとか、はいなら塗ってみな・・・。

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 と思っていやって見たら、白いフレームに、黄色を差してみたら・・・なんかこれでいい!ということになりまして、フォークのみブルー。フレームは白と黄色のボカシということになりました。

 なんと一日で終わったのよ、合計二日間のみ、なかなかできないペースだよ!

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 こういう塗り分けをしたんですね。黄色の淡色がルイガノを可読にしています。いいんじゃない?

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 ヘッドチューブは黄色、フォークはブルー。

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 チェーンステーはオール黄色になりました。これはちょっとかけ過ぎちゃったんで、じゃあ、いっそのことぬっちまえ!ということになったわけです、シートステーは、ちゃんと塗り分けができています。

 でも、こちらの方がいいよなあ、と店主も思います。

 もし、かりに2色の塗り分け、黄色とブルーだけだったら、なんかスウェーデン号になってしまいますからねえ。

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 お見事二日で完成!両日ともに、非常に暑くて、ペイント乾きにはもってこいだったというのもありますが、ミスが少なかったというのが一番かな?

 中々筋がよろしい!

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 こうやって、こまめに記録に取っていたので、もしかして、自由研究のネタにでもなるのかな?

 ばらしと、組み付けはこちらでやったが、その間の塗りはほとんどアドバイスだけでできたという意味では、大変立派なのであります!
 
 ソリッドカラーとクリアでは塗り方違ったよね、そういうところをしっかりレポートすると、先生もヘエ・・・と思うはず、自由研究ができて、新しい自転車にも乗れる、いい夏休みであったと、思ってくれれば最高だね!

※自転車は作るもよし、乗るのもよしだ。さあ、学生限定、鉄のよく走るツーリング車だよ!まだ夏休み真っ最中、これで書を持ち野に出よ!
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 ※※あと、今週末23日は、当店移転一周年をかこつけての汗だくコンサートを行います。是非是非、おいでください!詳細はここを読んでね!

高速化・高機能化の逆・・・という手もあり



 当店のほとんどの仕事が、今ある自転車を高機能化して行くという方向性を持ちます。

 まあそうですね、自転車にお金をかけていくということで、わざわざ低機能化させる・・・ということはあまり合理的ではありません。

 シングル化というのはある種の低機能化ですが、愛好のレベルでいうと、車種がガラリと変わるわけで、意味を変えて、新たな気持ちで・・・ということを考えると、別の意味での高機能化といえるかも知れませんな、いささかこじつけですが。

 でも、突然ですが、逆の方向性に行く改造というのもあってしかるべし、とも思うんですが。

 つまり、車種としての現役を引退して、よりソフトに、今後は余生としての自転車利用という観点から考えられる改造、そういうのも本当あるべきだ・・・と思うのであります。

 ロードレーサーという車種でも、もう古いフレームだし、町乗りとして、牙や角外して、ゆっくり静かに乗りたいんだが・・・、乗るこっちも年取ったしね・・・、というもう一つの使い方、これも大いにありかと思いますよ。

 今回は、まさにそのタイプの改造といっても良いかもしれませんな。結果的にさして機能は落としていませんが、見た目にしても、角は外して、牙も丸くしている・・・という感じでしょうか。

 マウンテン形状の自転車ですが、これを限りなくのんびり乗れる、街乗り仕様っぽくできないか?というご依頼です。

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 ハンドル形状の過激度?をもう少し落とす・・・。前傾からの開放とでもいいましょうか?もう少し体を立てて、まさにママチャリモードにしてやる、というのも一つの手でありましょう。

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 プロムナード化・・・といいますな。ママチャリ化というよりも、ちょっと気品があります。そして、町乗りでそんなに神経質にシフティングをしないであろう・・・と勝手に想定して、シフターは内側に入れ込みました。

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 プロムナードハンドルの握りシロからいって、このシフターでは幅取りすぎということもあったのですが、チョイ内側に入れて、シフティングの時だけ、手をそちらに持って行く・・・というやり方で対応する・・・、どうでしょう?

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 そして、あろう事か・・・当店としては珍しい展開です。

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 実用車仕様というのであれば、タイヤを小さめに変えて、泥よけも付けますよ・・・と。今までの当店からすれば、例外のような施工ですが、まあ、そういう方面へも船出してみましょう・・・ということなんであります。

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 もちろん後輪もネ!

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 アーア、これでパンク修理時など、タイヤ管理がちょいと手間掛かるなあ・・・と思ってしまったとしても、でも正爪なら真後ろにホイールを引く際に、泥よけが邪魔になりますが、逆爪ならホイールは下に落ちてくれるので、思った以上の障害にはならない・・・としよう。

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ブレーキはちょっとグレード上げておきました。

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 プラスチックの枠はないよねえ・・・、余生といっても止まらなければいけないので、こういうところはしっかり整える。

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 なんかとても頑丈な町乗り自転車が出来上がりましたね。

 余生というよりも、なんかバリバリと働いてくれそうな、印象も持てますね。それなりに、働いてくれるでしょう。

 しかし、プロムナードバーというのは不思議なところがありまして、上体を立てるという意味では、通常のママチャリハンドルと同じような形状とも言えなくはありませんが、なんか乗ってみると違うんですね。

 ある意味だいぶ違う印象です。主観的すぎるかもしれませんが、なんかやる気が出てくるハンドルなんであります。いい意味でがんばれるハンドル・・・。これは通常上体起こし系ハンドルにはありませんな。

 今までいくつか付けたプロムナード改造号、そのどれもがやる気満々の、シュコー!!!という走りをするんですねえ。もちろんこの改造マウンテンもなんであります。

 ある意味ママチャリ感覚でなめて乗ってみると、もともとハンガーの高いスポーツ系自転車などに取り付けると、いい意味でそれが裏切られるのかも知れませんな。

 その原因が、通常のポジションにあるのか?心理的なものに起因しているか分かりませんが、どれもまあ、余生とはいえ、かなり走る気満々という意味でいい傾向かと思います。

 とはいえ、自転車をクソ元気にして走るだけではなくて、むしろ静かにシットリ乗り続けられるようにする、別ベクトルを持つ改造・・・というのもまた、施工例などを出しながらも、大展開して行ければなあなんて思うわけであります。

 人間誰しも老いをしていくわけで、同じ車体とつきあい続けるというのであれば、老いに合わせての自転車改造というのもあってしかるべきだと思うんですわ。

 本当に、お前とは・・・三十路の頃より・・・五十年近いつきあいがあるなあ、しかし・・・お互い年取ったわ。

 こういう展開にはしびれます。そういう展開に自転車を持って行くこと・・・、あと何年当店がが続くか分かりませんが、行けるところまで・・・と思う次第であります!

ドロップ化のと同じ波状の波でしょうな ブルホーン化



 立て続けに、ドロップ化の依頼が来たのが・・・つい先頃でした。

 ハンドルを変えると、車種が変わったような効果を得られるというので、一台買い換えることを考えると、いろんな事情で、ハンドル形状のみ変更という選択肢が効いてきたんでしょうな。

 それと同じ流れになると思われるのが、ブルホーン化。

 ブルホーンも、水平のグリップ位置が移動できるので、これでもかなりの前傾が可能となります。ドロップのような上下の移動はできなくとも、フラットバーの肩身の狭い試乗ポジションからすると、ずっーっと戦闘的且つ、体の自由度の増えての長距離向きということがいえると思うのであります。

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 確かに抵抗はないでしょうな、一般の自転車からフラット系のスポーツバイクに乗り換えたとき、まあ多少の前傾ではあるが、行けそうだ・・・と。

 ただし、その方に伸びシロがあるとしたら、多分大きな確率で物足りなくなる・・・ということは言えるんだと思いますな。

 そうなったとき、新車一台購入するか、今あるフラットをいじることができるのか?このに車に別れるのでありましょう。

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 ただフラットバーの径とドロップ・ブルホーンバーの径が若干ことなることが、ハンドル交換に伴うドミノ倒しなのであります。

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 今回のミッションは、この持ち込みのブレーキレバーを使用して欲しい、絶対にコイツを使ってみたい!という優先順位の第一として、こちらを持ってこられたわけなのであります。

 別に突先に取り付けること自体は難しくはない、問題はではシフターをどういう形式のものにするか?というとなのであります。

 ブルホーンの突先の穴をコイツに占領されたとすれば、もうバーコンという選択肢は消え失せます。

 あとは・・・これがかなりシビアなのであります。

 というのも先ほどの径の話、フラットハンドルのみ不当に細いので、そこについているシフターなどの移植がとてもしにくい、時にできないということになるのであります。

 サーテ、この車体のシフターは?ステムの首根っこに移植・・・・。ブルホーンバーのフラット部分に何かを持ってくるか?

 色々考えてみたんですが、シフターの径をドライバーでいじって広げてはめてみたら・・・はまりました。

 最初はブレーキレーバの先につけて、例の伊勢エビにしようかと思いましたが、なんともレバーの引きと気持ちよく動いてはくれない・・・なら、元の位置に戻してみたら?

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 ほとんどフラット時代と同じ位置に戻してやりました。

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 この方がわかりやすいですよね。

 つまり、通常はフラット部分に手を置いて、のんびり走行しつつ、シフターを操作しますが、気合いを入れるときだけハンドル先部分を握り、少し状態を倒して、空気抵抗の下をくぐって黙々と踏む・・・、まあツーリングスタイルとしては、これでもいいのではないか?ということで、とりあえずは施工完了といたしました。


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 本当カマキリですね、これからは秋だし、カマキリスタイルもいいかもしれませんぞ!

 とにかく、ハンドルを変えると車種を変えたと同じような走行感の変化がもたらされるので、マンネリしている自分と自転車との関係を激変してやろう!とおもわれるなら、思い切って、ハンドルをかえてしまう!ついでにホイールまで変えたら、ほとんど新車の気分ですね、あと再塗装・・・。

 まあ、一気にやらなくても、そうした見た目と機能を変えてやる方法はいくらでもありますので、この一台でどうにか・・・という方は是非ご検討ください。

 この手の、改造はブレイクはしないまでも、永遠でしょう!

※こちらは逆を行きました、ドロップからフラットに。元々レーサーですからレーサークロス。ということは?そうですすぐにまたドロップに戻れます。フラットで慣れたら、いずれドロップに・・・、ありありです!
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かゆいところに手を届かせる



 ちょいと前に出ました、鉄フレームなのであります。

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 ラグ仕様で、深いグリーンのキャンディーがかかっています。ちょっと気合いを入れてつくっただけ、しっかり乗っていただいていることが分かると、嬉しいですね。

 今回この車体で、ブルベなどのようなイベントに出られたそうで、一日で二百キロ・・・。

 驚く方もいるかと思いますが、ブルベなどという、長距離ライドイベントからすれば、こんなの序の口・・・なのであります。

 すごいのになると、一体いつ寝るの?というくらい、決められた期間にどえらい距離を乗るという、かなりの粋狂さん好みのイベントなのであります。そこまでやるか?!というイベント。

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 それに出られて感じたのが、ご自分の手のサイズとブレーキレバーの相性の悪さ・・・ということだったようです。

 手が小さい・・・というか、レバーの間隔がありすぎる・・・というか・・・、とにかく合わない。

 下りでブレーキ握りながら、その違和感が痛感されたようで、非常に疲れる原因の一つにすらなった・・・ということなんであります。たかがブレーキレバーがねえ・・・。

 小さいことでも、長い距離を乗るということは、こういう事なんであります。本当にちょっとしたことなんだが、それが長時間続くと、イライラがとまらなくなり、走行に集中できなくなることってあるんですね。

 そういう意味でも、長距離を乗るということの意味は、あると思います。普段気にならないところへの、修正ができるキッカケとなる、という意味で。

 そこで、ご自分の手にあったブレーキレバーはないか?ということになります。握りシロの幅の狭いレバー・・・。

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 これです!今考えられるレバーで、ほぼ完璧なブレーキレバーだと、店主は推しますね。

 どこから握っても、引きやすい・・・、こんなブレーキレバー見たこと無いわ・・・。ディズナ、これは大ヒットなのであります!

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 こちらの方がわかりやすいですね。ブラケットから握っても、そこから上部を引いても引きやすい。通常ならテコの関係で引きにくいはずなのが・・・不思議と引ける。

 下ハンからなどは、もう最強。ガッチリひけますね。カッコは今一としても、とにかくすごいわね。

 これで、イメージ通りの引きが可能になるかと思います。

 特にブレーキレバーに拘りがない方でも、コイツに取り替える意味は大ありだと思います。気持ちとしては、すべてのエアロブレーキレバーを騙されたと思って、一回はコイツに取り替えてみて欲しい、ダメならすぐ戻しますから・・・というくらい、オススメしたいブレーキなのであります。

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 ブレーキレバーが変わっただけでも、長い距離の乗り心地には、相当いい影響が出ると思います。

 こういうのは何も自転車自身のパーツだけに関わったことだけではなく、例えばヘルメットの内側、シューズのソール、クリートの位置、レーサーパンツや下着など、身に付くものすべてに関わってくることなのであります。

 かつて店主の経験からすると、OGKのヘルメットが店主の頭には全く合わず、思わず奥多摩の山奥で、地面にたたきつけてやろうか?と思うくらい、後頭部のちょっとしたところに違和感が拡大して大爆発寸前になったこともありました。

 ほんのちょっとしたことも、長距離では、閉鎖系となって、どんどん神経を蝕んでいくという傾向もありますので、そういうものへの配慮という意味で、たまには度肝を抜くような長距離に乗ってみるのもいいかもしれません。

 しかし、ブルベやるのにWレバーで?ブルベだからこそのWレバーという選択もありですね!まだまだ随所、変化への兆しはアリアリです!


※オーイ!早くのらないと夏休み終わってしまうぞ!
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イエイエ、秋のサイクリングシーズンへと続きます!か。

たまにはパパ狸ん!



 これに子のせを付けられないか?マウンテンの施工例は今までありますので、まあ、なんとか・・・なりますでしょうと、引き受けたはいいが、やっぱりドミノは起こるわけで、これもまあいつもの定番なんですな。

 といいつつも、やはりこういうワンオフ系の仕事というのは、大変だが、面白い!と言っていいんじゃないか?と思いますな。

 同じ自転車に、ポン付けできるカゴや荷台を付ける仕事なんて半日やっていれば飽きる、確実に飽きてしまいます。

 その方が能率等を考えるならば、大量生産にはいいに決まっているのかもしれませんが、これは労働そのものを苦役にしてしまいます。

 人間、老若男女問わず、少しむずかしい・・・くらいが一番面白いのであります。すぐにはできない・・・、頭回転させて、目を開いて、耳をそばだてて、手足をつかって、失敗繰り返しながらもできる、そしてできたものが成果として、実感できる・・・こうしたものが人間の労働には大切なんだと思いますな。

 時に同じことの繰り返し、単純作業もあったとしても、そうした全体の流れの中の一部、と捉えられれば、また耐えることもできるんじゃないか?なんて思うんですがねえ。

 面白い労働・・・、これも今後の生き方を考えていく上で、重要なテーマであるかと思います。ハイ。

 では施工開始なのであります。

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 まずここに荷台を取り付けます。車体観察・・・。

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 右側にダボ発見。
 ということは、左にも・・・。

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 よしあった!ということで、ポン付けが可能か?と思いきや、ディスクブレーキがあった・・・。

 ディスクの本体がその上すぐに居座っているので、どうしてもこいつを除けてやらないといけません。
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 こんな具合に外側に、ユニットが出張っているので、こいつを迂回させるためには、専用のオフセットがきく荷台でないといけません。

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 市販されているんですねえ、こういうものが。・・・でも、そのオフセット量じゃあ、タリンだろう、明らかに・・・。

 となると、加工が必要になります。まさに出番・・・こうであるから面白いのであります。

 右側は5ミリの径の元々付いていたネジでとまりました。

 反対の左側輪、もちろん付いてきたネジではとどきません、そして探してみましたが、5ミリの長いネジは当店にはありませんでした。

 では6ミリにしたら?

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 これなら在庫しています。この長さと強度があれば、十分でしょう・・・。ならこれ使いましょう・・・ということで、早速加工開始。

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 5ミリにダボ穴を、6ミリ1ピッチのねじ穴にかえます。ネジ自体を5ミリにしてタップかけ直すことも考えたんですが、これはむずかしい・・・。ダボ穴掘る方が明らかに簡単ですからねえ。

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 そして、荷台側も6ミリのネジが通るように、穴を拡大。

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 ステンレスボルトでスペーサー代わりにして、外側へオフセット。お陰で荷台のコラムとディスク本体の間に隙間ができました

 これにて、荷台取り付け完了!

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 イェイ!で、この台座にアダプターを取り付けます。

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 そして、そのまた上に、子載せを置きます。

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 そして、そして、またまたその上に、今度は・・・

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 この子を乗せて、できあがり!

 こんな顔見ると、やってよかったよ、できてよかった、と思うのよ。これも労働の喜びの一つかも知れませんな。

これはパパ狸んなもんで、いつもコイツで発動するわけではありません。お母さんの子載せを、一緒に行動するときにお父さんの方へ移植する、というときに限るので、ある意味臨時パパ狸んなのであります。

 そういうこともあって、両足スタンドのようなものは今回つけませんでした。

 壁に自転車を傾けて、子供を乗せて、しっかりベルトをする・・・、以上なのであります。

 サスペンションがあって、スポーツ車の中では重い方かも知れない、マウンテンバイクも、子供を乗せてひこうとすると、車体は実用車からすると軽いので、構え方によっては前輪が浮いたりもします。

 そういうところも、すべて、事前に想定して、話して納得済みでの今回の改造となりました。

 これで、今までお母さん一辺倒だった子載せも、お父さんが分担できるようになって、ご家族で移動する際には随分と機動力が上がったんじゃないのかな?

 ご一家四人でのサイクリング・・・、後から送って見て、いい風景です。

 ママチャリならぬ、パパチャリなんかを作ったのが今から5、6年前のこと。徐々に受けつつある中で、今度はより積極的なパパ狸ん開発・・・かな?

 まだ少ないながらも、幼稚園・保育園に子供を送るお父さん達も増えてきましたね。

 ツーキニストなんていう人たちが増えると必然的に、子供の送り迎えのお父さん達も増えるはず。

 その際、かっこよく、男親っぽく、送迎ができたらいいですよね・・・、そんなパパ狸ん、ちょっと目指します・・・、かつてフライングもあったんですがね・・・・。

※こんなのも立派なパパ狸ん候補車体だよね!
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三輪 四輪から 二輪へ



 これお客さんからいただきました。

 ムフフフ、この小ささは・・・、もしかして、子狸の足が届くかも知れない・・・。

 先に一台やってみたんですが、足が届かず、見向きもしない・・・という状態。ただ、最近の子狸の成長度合いの加速性ったらない。

 子供園なんてところに通って四ヶ月、相当鍛えられているんでしょうな。なんか体も日に日に伸びているようにも思えて、この伸び加減からいったら、もしかしてコイツにまたげるようになったかも・・・。

 サドルを一番下に下げて、跨らせて、ペダルに足のせて、親以外の人に支えてもらうと、結構すんなり乗りやがった。

 親だと、怖いの、イヤだのとうるさい。大森社長やポキさんだと疑問を発しながらおとなしく跨るんだよね。親はなくとも子は育つ、ということか?

 これを補助なくして乗るようにできないと、手を取られて面倒なんであります。といって、いくら何でも数ヶ月で二輪のバランスが取れるわけではないであろう・・・。

 ということで、こいつをストライダといいますか?ペダル無し自転車に変えてやろうと、そして自転車の元祖である、ドライジーネにして、二輪を操れるようにしてやろうという改造をいたします。

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 このクランク、ペダルチェーンを外してしまいます。

 ちなみに大人で自転車に乗れない方をまず二輪にならせるためには、そこまでしなくてもいいです。ペダルを外せばいいかな?

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 スッキリであります。

 そしてハンドル、コイツはまだ子狸には高すぎます。

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 ライザーバーですね。これをまあ普通の子供車にありがちな、低めのハンドルにかえます。

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 なんかハンドルかステムの径の関係で、フォークコラムの内径をいじってましたね、ポキさん。それで握力をなくすなんて、銭にならない仕事でも手を抜けないお人なんだなあ・・・お疲れ様。

 市販のストライダって、よく思いついたなあ、と思う。

 子供を二輪に慣れさせるものとしては、最高のものだと思いますよ。

 それまでは、二輪に補助輪つけていたでしょ?あれは車体を傾ける癖を付けるという意味では、良くないんですよね。それから比べると最初から二輪で、足で地面を蹴って進ませるストライダは、まずステアリングを覚えます。それからバランス感覚が養えます。

 地面を蹴った足の浮く時間が長くなれば長くなるほど、ペダル回し自転車への道が近くなってきたということの証拠ですからね。

 ただ・・・、遊具ということで、前後ブレーキがついていなかったんですね。今はどうか知りませんが、出た当初は確か無かった。

 ある公道で、ストライダに跨っている子供が、ちょっとした傾斜を下ったその加速が、到底大人のダッシュでも追いつかない程のスピードを瞬時に出しているのを見て、二輪の効率の良さと同時に、ブレーキを付けてないことの危険さをヒヤリと感じたんであります。
 
 で、数年前のサイクル系展示会で、ちょうどこのストライダを展示してる会社があったので、その話を向けたんですが・・・。
 ブレーキがなくても安全なところでやる!ということを親御さん等に徹底することで、ブレーキは必要ありません。あえてつけません・・・というような、ことをいってましたね。???プロが使う競輪車にブレーキ付けろ、といったんじゃないんだけどなあ。

 その後どうなったかは知りませんが、自分が同じ形式の自転車を作成するときは絶対に前後ブレーキは付ける!ということで、今回も、もちろん前後は取り外しません。

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 むしろセッティングして、前ブレーキなんかはよく効くようにします。

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 リアは減速用かな?

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 でーけた! まああとはこれで、どこまで積極的に子狸が遊ぶか?だよね。

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 見た目は気に入ったいたぞ!しっかり靴はかせて、手袋もさせっかな?

 まあ、オヤジとしては、あまり干渉しないようにしましょ!大抵は親と反対方向へ行ってしまいますのでね、店主もおしゃれな父からいうと、正反対のところに今もいますんで・・・。

 勝手にやれ!

 とはいえ・・・早いもんだ。

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一歳ちょっとではじめて跨った三輪車。まだ足が地に着いていない。これで地面を蹴って走り始めたのが何ヶ月後かな?それから、ペダルに足をのせて回れるようになるまで1年以上掛かっています。

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 ものを牽引して走っていたのが去年、2才の時・・・。

 フーン・・・。すみません・・・やや公的な場で、子狸話大展開でね。

 自転車も、自転車から、いや自転車こそかな?

 こうして人から人へ回して、託して、伝えて、使っていくものの一つとして、考えられるようになったら、自転車自身も、人自身も、そして文明・文化というもの自身も少しは変わっていくんじゃないか?イヤ、変わっていかないと行けないんじゃないか?と思うんであります。

 人類の単なる生存ということにとって、「経済成長」というものが本当にどこまで必要なのだろうか?

 人権というもの、人間および個人の尊厳、ということをたからかにうたって登場してきたはずの近代で、そしてそれらを実現化する諸制度なりが確立されてきたはずの近代という時代に、なぜ以前のそれより、戦争というものがより過酷なものへと変貌せざるを得なかったのか?

 これは決して、一気に大量破壊を可能とする技術、だけの問題ではない。

 時としておこる人間の魂の後退の問題として、そしてそれらを包み込む生活形式、文明・文化のありようの問題として、考え直すことはできないか?そして、我ら自身として、生き直すことはできないのだろうか?

 一介の自転車屋として、真剣に考える。靖国にはいかずして、真剣に考える。

 敗戦の日

デュラ05 五点磨きでコンポ出し



 日夜、店内工房の一つ、大森研魔の大森社長は磨き部屋で、黙々と作業をしている次第なんです。

 時として、時間を忘れているようであります。

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 今手がけているのが・・・コイツ。7900系デュラエースのコンポ。さてどうなるやらと、手探りのコンポ磨きとなっています。

 もちろん大森社長の仕事内容はコンポのみに止まらず、フレームからホイールのリムに至まで、まあ手の届くものでさえあれば、基本磨く、というスタンスでやっているようです。

 そして、先日発表した例のヤツ。詳細はコチラになりますがフレームだけでなく、コンポ磨きとして発表した、通称デュラ05なのでありますが、個別的な問い合わせが多く、やっぱり磨きファンというのは一定以上いるんだなあ・・・ということと、みんなと違う、基本無印系の、出所の分からないものを欲する方というのも、これまた一定以上いるんだ、ということを思い知らされたわけであります。

 ただ、作ることに集中してしまいがちな、店主らからすると、できてしまうと、それだけでホッとしてしまう悪癖がありまして、通常なら、コストを考えて、仕入れなどのロッド数を整えて、手間代と効率を天秤に掛けつつ電卓を叩いて、このデュラ05の体系的値段についての経営会議を通じて、価格決定をする・・・というのが通例なんでしょうが、その辺ダメですねえ、まったく。

 あまりにも問い合わせが続き、且つ結果的に、個別的バラバラ値段にしてしまうと、これはうまくはない・・・。ちゃんと真剣に値段設定しましょう・・・ということで、ついに決定ということになりました。

 もう一度、店主のヘタッピな写真をよーくご覧になっていただきながら、施工・もの発注のご検討をしていただきたいと思う次第なんであります。

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 暗闇に浮かぶ磨きシルバーライン!

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これは言わずと知れた・・・無印リアディレーラーなんであります。

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 おわかりかな?この5800系11速新生105ですが、全体的によーくできています。リアディレーラーもいらないものがそぎ落とされて、全体が軽量化スマートになています。基本形状がデュラとほぼ同じなので、こういうイタズラは、粋なんじゃないかしら?
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 ブレーキアーチ、もちろん前後ともに磨きリストに入っています。アーチの真ん中の黒塗りを置いて、両サイドを磨きシルバーにしています。

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 ご依頼によっては、両サイドを黒に真ん中のみを磨きシルバーに、というご要望もあるかも知れませんね。そういう際は大森社長の方へ個別的なご相談を持ちかけてください。こちらはあくまでも基本形ということで・・・。

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 長くなったフロントディレーラーのパンタグラフ、ここもワンポイント磨きとなっています。


 そして!自転車の横からの顔に匹敵するパーツ、クランクなんであります。

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フォーアームの一くぼみから、クランクに伸びるラインの磨き・・・。

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 妖艶な光を放ちますな。

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 四つのくぼみの家、今回はその内の最大の一くぼみについての磨きですが、一によっては、完全デュラ05希望となると、すべてのくぼみの磨きを!なんて言う人も絶対に出てくるんでありますわ。

 こうした件もまあ、温厚な大森社長との間で、個別対応してください。

 と、いうことで!前後ブレーキ二点、前後ディレーラー二点、そしてクランク一点、計五点のコンポ磨き、上記基本路線で行うとコンポ代プラス15000円から・・・ということになりました。

 五点やって15000円からでいいんですか?という問いに、静かに頷く大森社長。

 でもまあ、ザッといって、よほどの無理強いさせなければ15000円から20000円以内で収まるんじゃないのかな?というのが長年のつきあいの中での、店主の感触なんであります。

 上記は基本コンポでの発注で、なおかつパーツは当店供給ものという事に限ります。仮にオール持ち込みの場合には、磨き工賃はまた大いに変わってくるとのこと、その点につきましても、再度ご相談ください、ということなんであります。

 でもまあ、15000円からで、すべて手仕事で出所の分からないオリジナルコンポになるとしたら、・・・ある意味これは安いといえるんじゃないかしら?

 今新生105、何せ、品薄で、すべてを一度に入手するにはむずかしいかもしれませんが、そんなこんなで磨きコンポのお仕事に関して、承ります!宣言なのであります!

 是非お試しアレ!

※試作の勝負自転車、二台め陰影号にデュラ05コンポ搭載で売っております!新生105はコンポとしての機能も上がっています・・・あとは資産である10sホイールとどう兼ね合いを付けるか?というところに帰着していくでしょう。今まで10速お使いの方で、11速との間でお悩みの方。解決方法を見つけ次第、公表いたしますです!
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載せ替えポン・・・コンパクトドライブは・・・何にします?



 殊にイタリアンマニアということでもないと思いますが、ほぼオールイタリアンになってしまっています。って、別に悪いどころか、それはそれでいいんです。

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 カンパレコードなんでありますが、カーボンの板がない、アルミのものなんですねえ。なんかこのくらいがいいなあ・・・。

 2000年になってシマノとの差別化ということを意識したのかどうかは分からないが、カーボンものやチタンものを随所に使い始めるようになりましたねえ。

 新進気鋭の書道部の諸君は墨が好きでしょうから、それでもいいのかもしれませんが、古い自転車部としては・・・なーんか・・・?アルミでいいのに・・・という思いが強いんですねえ。

 スクエア型のテーパーBBにカーボンクランクなんていうのを作りまして、その柄は大理石を反転させたようで、それはそれなりの風合いを出していて、さすが、カンパ!と思いましたが、それ以外のカーボン使用に関しては、そんなとこに使わなくても・・・と思ったのは果たして店主だけなのでしょうか?

 この頃のレコードなら、なんか働いて、しっかり銭ためて、自分に買い与えてもいいかな?と思いますが、その後のスーレコまでにいたる展開は、もうそういうところからは別物として、飛び立って行ってしまった・・・という感じがします。

 もちろんデュラエースにしても、同じかな?77くらいまではなんとかがんばって付ける・・・ということもありましたが、もう79以降になると、完全別物です・・・。
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 スケルトン前のブレーキアーチ・・・。ダブルピポットというのが、何か逆に古さを感じますな。

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 スケルトンになってすぐに、本当に効くのか?もしかしてカンパに数年に一度おこる失敗作じゃないの?だったら、発売中止になる前に、買っておく?なんて話もありましたな。

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 エルゴパワー、現行品の握り具合のエルゴノミクス具合は、神がかっていますが、見た目はやっぱりコチラだな?

 シフトの内容もブレーキの引きも、いいです。やっぱりエルゴはいい・・・。

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 今回の問題はこれ。単なる、コンポの載せ替えだけでなく、この52*39という男クランクをどうにかして軽くできないか?ということも依頼に入っています。

 元ボート系のアスリートとはいっても、現役離れて一体何年になるんでしょう?青年の面影を保ちつつも、今や中堅・中間という立場かしら?体力の限界!

 どこかのサイクリングイベントで長い登り、なんか後から抜かれていくなあ・・・ということから、やはり男クランクを踏むには、競技から遠すぎた・・・ということで、コンパクトで組み直したい・・・ということなんですね。

 さすがにスクエアテーパーでのコンパクトクランクは・・・カンパにはありません。

 古くとも9速のレコードなんで・・・現行品でいえば・・・アイツしかない・・・でしょうな。

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 アテナ・・・、アルミの雄ですね、こいつの50*34のクランク・・・、これしかないだろうなあ・・・というのが結論なんであります。まあ、ありがたいよね、これをもってカンパの良心、ということにしておきましょう!

 これを廃棄して、フォーアームのヘンチクリンなクランクにしたら、カンパ本社が放火されるかも知れないよ!

 他には・・・例えば、スギノなんかも探してみたんですね・・・しかし、ながら値段が高すぎだったり、取り寄せ専門だったりと、取り寄せの勝手が良くない。

 しかもわざわざカンパを外して選ぶほどのものは・・・やはり、ないですねえ・・・。

 ということで、ここのみ交換あとは戻してやります。戻してやるって、一体何に?ということですが、コイツにであります。

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マスター・・・、コルナゴマスター・・・になのであります。

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 イタリアンフレームにイタリアンパーツ・・・。全く違和感なし。

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 なんか知らんが決まっています、なんでしょうねこのフィット感というか・・・。

 日本のブリジストンのフレームとシマノパーツとに・・・あるかなあ・・・こういう組み合わせ感というような貫禄。

 まあいいか、こちらはコチラ、あちらはアチラ、ということでね。

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 といいつつも、やられた・・・というこの感じ。なんでしょ?いいねえ・・・。店主は全くイタリアン趣味なのではないんですがねえ。
 
 この9速のカンパレコードというのは、ある意味幻のスペックなんですね。本当に短かった。すぐに10速シフトしてしまったのでね。消耗品のチェーンやスプロケですら入手しにくい・・・という状況です。

短かった分記憶に薄い、カンパレコード9速、まるで大関千代の富士のように、記憶に残らない期間の短さというものでしょうな。

 そういう意味で、先日の話ではありませんが、こうした旧式のハイスペックコンポを乗り継いでいく場合には、現行の最低品のコンポに合わせなければならなくなる確率が高くなります。それではかわいそうだということになると、互換性の確保できる、ハイスペックの別口のものを探して、自分で確保しておく努力も必要になるかと思います。

 考え方によっては、そういうところが楽しいわけですが・・・。
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 イヤー、できちゃいましたねえ。

 フォークはカーボンのストレート、出所はタイムでしょう、名作です。非の打ち所がない・・・。

 まさに数少ない、まさに勝負鉄(よく競馬でいわれる決戦用の蹄鉄に使われる言葉らしいです)と呼ぶのにふさわしい、鉄フレームの名作でしょうね。パイプ自身に凹みのスリットが入っていて強度を上げている。といいつつもラグワークがまた美しい。

 何処を取っても、まさにほぼ完璧・・・という感じです。

 これを時間を掛けて乗り継いでいくために、できる限りのことをしておく・・・。ある意味レーサーの歴史上、遺産になるような、意味合いを持つ車種だからかも知れません。

 乗りながら、自分以外に対する管理者責任をも取らねばならないような車種・・・、いいじゃないですか、何かを体現しているわけですからね。それが嫌みにならないものであり、軽薄な金額への換算ともほとんど無縁で、物欲人間達の垂涎を超えているようであったなら、そういう方こそ、自転車文化の成熟化を牽引しているお方、といえるのではないでしょうか?

 気負うことなく、Mさん、しっかりかっこよく乗り続けてくださいね!


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※こちらは格は違えど、勝負アルミであることには変わりなし!新生105を大森研魔とのコラボで、デュラ05へと昇華させた、陰影二号。11速にて、勝負車体なり!



移転一周年?何でもいいか汗だくコンサート 開きます!



 昨年の5月に、この新店舗に移転してから1年以上が経ちました。

 なんだかまだよく分からない内にも、営業なのか?何とかかんとかやっているんだか、いないんだか。一年という月日が早いんであります。どうしようか?と思うくらいに。

 で、そういえば、昨年の8月15日、ケジメとして新店舗開店!とばかりに上の鏡割りをやったんであります。

 この酒はうまかったなあ・・・、純米の杉樽。スギノ味が強すぎずに、ほどよく、結局この日で七升ぐらいのんだかな?余ったものも、一升瓶三本分ぐらいに酌みおいて、その後ほんの数日飲み干してしまったように思います。

 本当に酒好きが20人も集まれば、一人2千円でうまい酒が五合飲める・・・それ考えたら、鏡割りは安いものであります。

 中身を粗悪品にすれば、もっと安くもできるといいますが、もう五十になりますので、安くてまずい酒は飲まない・・・ということで、お許しいただいています。発泡酒ももういいか・・・。

 そんなこんなで、あれから一年経ったというわけであります。

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 踊り手もいて、楽士もいて、大変にぎやかだったわけであります。

 その延長といいますか、一年経ったんだから、何かやろう!何かにかこつけて、遊べればいいわけで、なら移転一周年でいいじゃない!ということで、エアコンのない夏は灼熱の響き床ですが、そうなればもう開き直って、汗だくコンサートとめいうって、そのものでやろうじゃないか?

 ということで、汗だくコンサート以下の要諦で行いますので、万障お繰り合わせの上、是非是非、おいでいただけますよう、お願い申し上げます。

【狸サイクル移転一周年 汗だくコンサート󾬆︎】

2014.8/23 土
15:00〜open!
17:00〜19:00 ライヴ
19:00〜酒が尽きるまで、しっぽり呑み

󾭢︎スペシャルライヴ!!!!!!!
これは内容がスゴイ!あのタイフーンカメラの一人が所属している、トリオバンド!現代の洗練されたチンドン屋!
Risabravo http://risabravo.com/


そして、メジャーデビューを果たし、それでも収まらず世界旅行へ旅立っては戻ってきた、あの男!
谷澤智文


 この二大エンターテナーによる投げ銭ライブがあります。

 そして、もう一人、伝説以前のシンガーがまた一人、響き床を席巻します!

 正式な名前すら分からない、本当はモモコというのだそうだが、通称イモコさんというのらしい。

 伝説が生まれる以前のシンガーですから、何が起こるか分からない!特にM気の男子は集まれ!ということらしい!

 これだけの楽士達が集まりながらも、投げ銭方式、ライブの入場料はなし!

 ただし!
 参加費 2000円
 大変暑い事態が想定されますので、飲み物は充実させたいと思っています。こちらは実費。

 例えば、ビールサーバーからの生ビールが一杯3百円とか・・・。何せ汗だくコンサートですから、しっかり汗かいてください!

 料理も暑さにあったもの・・・今のところはメキシカン系を考えています。これは参加費含まれています。ある意味食べ放題?

 その他参加条件として、お一人様一品持ち込みで、お願いします。飲料はあるので、固形物・・・ということで!

一人一品か一芸、持ち寄りでお願いします。

会場 <多目的スペース 響き床> つまり狸サイクルの二階
166-0015 杉並区成田東3-13-26 2F
03-5913-8443

とりあえず告知できるのは、この辺まで、参加するメンバーによっては何が起こるか分からない・・・という、おもちゃ箱をひっくり返したような一日になるでしょう。いかにも当店らしい。

 警察に通報されないよう、細心の中をしつつ、最大に楽しんでいきたいと思いますので、是非、ご参加ください!

やっぱり潔しとみえる シングル化 何台かあれば一台どう?



 クロスバイクなのであります。この持ち主、ちょいと自転車の神様が憑いておられる方。

 向こうから、つまり自転車の方から、集まって来るという特異体質といえるでしょう。

 また中には、自転車貧乏神さんがついておられる方もいます。ちょっと壊れる寸前なんだが、手を入れるとなんとかなってしまう。そういう自転車が集まってくるお方も、魚沼の方におられますな。

 これで帰省するの?魚沼まで?

 ハイ・・・。

 うーん・・・。とアレコレ考えるが、何とかかんとか、三国の峠を越えて、帰って行った。それも一度ではなく、二度三度ともにねえ。

 いろんな方がおられますわ。

 で、この自転車の神様つきのお方、この何の変哲もない、クロスバイクをなんとか・・・変えたい。シングル化・・・ですね。

 シングル化は、見た目はシンプルで潔し、なんですが、折角多段の機能がありながら、それを無化するという意味では、自転車をわざわざ不便にする改造なんですね。それは何度もここで申し上げてまいりましたが・・・。

 一台しかない自転車をシングル化するときには、十分に考えてください!不便になりますから。今まで踏めた坂も、シングルでは自転車を降りて、押すことになるかも知れませんしね。

 ただ、このお方は、大丈夫、安心してシングル化できます。一体何台集まってきたんだろう?

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 この8枚スプロケとディレーラーが・・・。

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 こうなってしまうんですから・・・、ザッツ!シンプル!という感じですね。

 今回はハブはフリーのまんまで、スペーサーをいれてのシングル化というわけであります。

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 前三枚とフロントディレーラーのゴチャゴチャも・・・・。

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 このようにセンターのこしで、すっきりします。

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 チェーンラインも整えて・・・こんな感じですか。

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 今回はリム自体も新しいものにいたしました。アレクシアのものです。こういうリムも、こういうとき役に立ちます。幅広のリムは、ロード系では使用しませんのでネ。

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 ハンドル周り前後のシフターがいらなくなりますから・・・。

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 ここもスッキリです。

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 サスペンションのあるシングルギアの自転車・・・ちょっと不思議ですが、あってもおかしくはない。子育て号なんかにこうしたサスペンションは、意外といいんであります。

 遊びとしてね。道から外れて砂利や倒木の上をわざと走ったりすると、子供達は大喜びですからね。
 
 今回もテンショナー使わずのシングル化?どうやったらできるんですか?とよく質問されますが、根気よくそうしたギア比を探すしかありません・・・としかお答えようありませんな。

 数台あったら、一台くらい「不便」でスタイリッシュな自転車があってもいいじゃない?という感じでのシングル化、この改造もまた、薄いながら層になっていますな。



※そこいくと、コイツは「不便」の真逆だな。フラットレーサー、町中を高速で走り抜けるとすれば、コイツは頼りになるヤツだと思う!
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続報!60tにかえる!



 先日のこいつがブルホーンになりました!というところまではご紹介しましたが、もう一つミッションがありましたとさ。

 それは、クランクのチェーンリンク交換なのであります。現状で、入手可能な最大数といえば、60t!コイツは常に数枚在庫しているんですが、半年に一度くらいの割合で、出ていきます!

 大概は小径車なんですが・・・、できれば余っているロードに取り付けて、高ギヤ専門練習機に改造!なんて依頼が来ないかな?なんてキリンのようにして待っている次第であります。

 60t*52tなんていうバカでかい前ギヤつけて、後はカプレオで9tから作ったホイールでブン回すなんて、どうよ?ギヤ比6.6だぜ!

 ステムを可変性のものにして、多少の身長差を吸収できるようにしておいたら、部活に一台どうですか?

 なんてアホくさい、大リーグボール養成機みたいなトレーニング自転車なんかつくってみたいよねえ。

 と、話を戻しての60tなのであります。

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 これがチェーンガード持ち込みでついたわけですが、5ピン外してポン付け・・・とは行かないいんですねえ。

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 デカくなることで、ふくらんでいるフレームの一部と干渉が起きてしまいました。

 さて、どう回避するか?チェーンリンクとクランクにスペーサーをはさんで、リンクを外に持って行く・・・。

 スクエアテーパーものだったら、軸長の長い物に交換して、クランク自体を外に持って行く・・・。ただ、コイツ5700の105なんで、BB形状が違うんですよねえ・・・。

 ホローテックⅡという形式なんでね。

 さて、どうしたものか?前者はあまりスマートではありません。できればBB付近でなんとか決着を付けたい・・・。ただしスクエアではない・・・どうしましょ?

 ズラす!という手があります。

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外に持って行きたい右クランクのBBにスペーサーを入れます・・・。

 そうすれば確かにクランク自体は外にズレますね。しかし・・・。

 そうなると反対側、左の方に飛び出すべく、左クランク噛みつきシロの分が、その分減ってしまい、これはうまくない・・・。

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 右クランクを外に出した分、今度は左BBを内側に持ってこないといけません。

 もちろん持って行きました。さて、どうやってでしょうか?

 それはよいこの皆さんでお考えください!大した技ではありません。BB付近をよく観察することで解決するものであります。

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 バーテープも巻いてもらって、ご機嫌の完成形!やっぱり60tはすさまじいです!ゴロン!と前に進んでいく感じですね。

 この60tで、ロード作りたいなあ・・・。

※コイツは逆バージョンの小さめ仕様であります。クランク152ミリ、ハンドル幅430ミリ。150センチ以下の方でも対応化です!
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れいによっての強行軍 田んぼのお手入れ・・・ 見えた・・・



 木曜の営業時間を早引きして、久々輪行、電車にて田麦山へ田んぼのお手入れに・・・行って参りました。

 子狸ができて以来の、列車の旅・・・であります。もちろん鈍行でね。鈍行といっても、片道4350円くらいかかります。往復で9千円弱・・・、田んぼの世話も楽ではありません・・・。

 とはいえ、時は夏休み例のアレがありまする・・・。

 乗り放題の青春18切符。その日一日鈍行乗り放題で2350円かな?5枚綴りのやつですね。9月10日まで利用化なので使わない手はない・・・余ったら・・・、その時考える!

 五時過ぎに阿佐ヶ谷を出て、エッチラオッチラゆられて見ては、なんと到着10時半・・・。まあ考えてみれば、そうでした、という時間。たまにはいいんじゃない?

 と、群馬の山あたりから降り始めた雨は、湯沢あたりまでで、それ以降は路面のみ。

 越後川口の駅を降ります。匂いが懐かしい・・・。新潟の匂いなのであります。その匂いに包まれるよう、月夜の涼しい夜風に誘われるように、田麦山周辺の夜のサイクリング。

 考えてみれば、店主の四十代は、田麦山に尽きますな。ちなみに三十代は多摩川領域から奥多摩山中。

 ある日非常勤講師室で、話し合っていた一人の講師さんが、稲刈りをしますので、よければ是非!と誘っていただいて、なぜかはやる気持ちでおじゃましたのが、田麦山なのでありました。以来十年強、御世話になりっぱなしなのであります。

 二人の菩薩様を中心に、色々学ばせていただいています。四十になって、今まで学んできたことよりも、これから学ぶべきことの方がずっと多いと、直観した田麦山。

 おじゃまして一年、突然起きた、中越地震、あれはまさに田麦山の真下で起きたんであります。深度7が数回。

「車に乗ってて、急に四つのタイヤが同時パンクしたかと思った・・・」
「グラッと!何だ?!と思ったら、天井からソラが見えた・・・」

 という証言に見られる激しい揺れ。

ガレージにできた亀裂に、ネギを落としたら、見えなくなった。
畑にいったら、大根がきれいに抜かれて、横に並んでいた。

 地震後の証言であります。百本近くの大根がミサイルのごとくに空に向かって一斉に発射されて、着地する地震の絵。

 御世話になっている田麦山地区の中心地は、まさに空爆を受けたような惨状でした。ただ、この地区では死者が一人も出なかったことが、暗い悲壮感とは別の活力を持っていたように思います。

 そこで見た、ご当地の皆さんの自分たちで生きていくための知識や技術の高さのすごさに、瞠目もした。

 大抵の方々は、土木・建築等の基礎的な技術は持っていた。だから応急処置などはすべて自分たちで行っていた。

 中には、機転を利かして、復旧のためには道路だ!と、自らの重機を動かして、行政が入る前、もっといえば、自衛隊のはいる前から、道の整備を始めていたほどです。

 水は沢の水をくんで、濁りを落として飲み、排便はちょいと裏山へ・・・、田植えが終わっているので、米は各自持っており、冬に備えて、灯油も確保している・・・。

 なんて強い人たちなんだ・・・。

「曲がった祠は、下にコロ入れて、村民複数でエイヤで直しておいた」
「鯉の池の修復には、測量はこちらでやって、提出すればあとは役場の金で直せるんだが、そんなもん若いの二人雇って、二万も渡せば、二日で何とかなる、役場任せだったら来春だ・・・」
「電気が無くなって、ポンプが効かなくなったんで、前使っていた手押しのポンプでやってみたら、水は確保できた。あとはバッテリー改造してライトつくって、電気系はそれでいいかな?と揃ったその夜、急に電気がついた・・・」

皆さん言うことがカッコいい。

 これ都会で起きたら、どうなるんだろう?みんな金任せ、人任せでのうのうと一見できている風な、人口過多の東京で、もしこんなことが起きたら?

 中越でボランティアしながら、そんなことを考えていましたね。これは生き方そのものを根本的に考え直すときだと。

 考えてみれば、中越地震のその三ヶ月前、近くの三条市では大水で大変な被害を受けていたんです。田麦山も大雨で里山の一部が崩れて、お墓そのものを埋めて、それを村民の皆さんの手で掘り出すということもやっていましたし、棚田の土手が崩れての修復作業も手伝ったりしていたんです。

 カケヤで杭を打って、山から拾ってきたそだ木で土止めをつくって、土をあげて、そこにヨイトマケで固める。

 カケヤという木槌の親方みたいなものを振るうと、握力が取られて、お疲れさん会のビールをつぐコップが、みんなグラグラ、ガクガクとふるえていたことなんかを思い出します。

 確かに中越地震はでかかった、規模も被害も。でも、その三ヶ月前には大水対策をうっている、つまり、里山で生きていくということは、常に自然対策との関係で成り立っていんだ。

 だから、確かに規模はでかすぎたとしても、中越地震にも気丈に対応できていたんですね・・・。

 まあ、ここからは想像で、大展開はしませんが・・・・。もし中越地震で、フクシマなみの事故が柏崎刈羽原発で起きたなら・・・。季節風の関係から、上越・中越・下越はほぼ全滅・・・、いかに自然対策の長けた新潟の皆様も、これにはお手上げでしょう。

 対自然であるなら、いかに苦しかろうと人は耐えなければなりません。しかし、原発事故や戦争のような対人為についてはどうすればいいのでしょうか?

 改めて、福島の方々の無念さに心より頭を垂れます。

 と同時に再稼働?などとほざく皆々様方にあられましては、心からの軽蔑と憤怒を禁じ得ませんです、ハイ。

 さて、イネに戻ります!

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 有り難いことに、稲は生長しています。いい苗だったからなあ。と同時に畦の草が、すごいことに・・・。

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 イエイ!穂が出ている!これが実るほど・・・となるわけであります。通常なら、イネの花と花粉の関係で、8月には田んぼに入らないということなんですが、背に腹は代えられません。

 アチコチに、ギャングのヒエが・・・。こいつらを退治しないとな、とばかりに、新兵器はこれだ!

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 アイガモン!通常の回転刃式の草刈りに、このアダプターを付けます。

 そして、成長したイネの株にぶつけるように進むと、なんとイネに寄り添うなりすましのヒエのみが、バッサバッサと切り倒されていくんです!
 
 半信半疑でしたが、師匠が、これは具合がいい!と太鼓判を押しますので、何度か試してみると、お見事!というくらいにまわりのヒエがブッ倒されていくんですねえ。

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 イネの株間に横たわっているやつが、なりすましヒエなんであります。効果覿面!よくまあ、こんなものを発明したもんだ・・・と。

 ただ、このアイガモンは、師匠の指導によります、イネに間隔を開けて植えるやり方のみに対応します。その逆のいわゆる密植では、同じ刃の回転でイネの方が倒されてしまいますね。このアイガモンのカバーの間隔以上にあけて植えないと、コイツは逆に稲刈り機になってしまいます。

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 畦の外では、竹竿で日よけをつくって頂いたんですね。大丈夫ですよ、今日は曇りだし・・・、でも雨降るぞ!と。

 そしたら、降水確率五十パーセント、降ったり止んだりし始めたんです。

 まあこれくらいならいいか?と気にせず、作業を繰り返し。

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 溝まで掘って、アイガモンも一通りかけ終わった頃・・・。

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 ドカーンと降り始めてきたんです。師匠は、老人会の寄り合いがあるから・・・と先にお帰り。店主一人で作業中に、シャレにならないほどの雨。

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 音が聞こえてきそうでしょ?土砂降りですよ・・・。この簡易日よけがなければ、どうなっていたことやら。師匠の勘の鋭さには、脱帽です。

 しかし、里山とはいえ、山の大雨は怖いねえ・・・。目の前のドブの水量、坂道を下る小川と化した水。

 ちょっと動けなくなってきたんですねえ。走っていけば、5分とかからないところに知り合いの家なんかもあったりしますが、動けない。

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 ブルーシートでのビバーク。シャレで自分撮りしてみましたが、顔がシャレになってない・・・。

 そんな折り、軽トラが一台停まって。

 装備一式車に乗せていくから、おいでなさい、家でシャワー浴びて・・・、今日はもう作業できないよ・・・と。

 地獄で仏とはこのことで・・・。もう遠慮もなく、おんぶにダッコ。

 田麦山で十年出入りを許されていると、こういう事もあるんですなあ・・・。

 しっかりシャワーをお借りして、枝豆と、トマトとスイカ、もちろん自分の畑でのものですが、それらをいただいて、駅まで送って頂いて、無事帰郷できた・・・ということなんであります。

 残り二枚の田んぼには手つかずですが・・・、まあ5時半から昼の一時まで・・・よくやったということで。

 あとは10月の稲刈りまで、ヒエ対策をちょいとやっておきたいなあ・・・と思います・・です。

 イヤー、四十、五十はハナタレ小僧というようですが、今年五十になる店主、言われなくともハナタレであることを自覚しつつなのであります。

 まだまだ、イーヤ、まだまだ、あと二山はこえないと・・・な。

リノちゃんではありません どうせやるなら・・・



 これだけだって、もう当店の脱がしのテクニックにドップリ浸った後か?と思われますが、実はこれ、当店をかすっていません。

 自分でここまでやったんだ・・・、すごいねえ。

 で何のよう?・・・もう少し速くしたい・・・。

 では前後ホイールだね。足回り変わると、それはスゴイよ、あとはクランクか?ギア比もデカクしてやると、それだけ進むよ。

 予算との間で悩んでいるようでしたが・・・、これは絶対にスピード・快走にはまるタイプのお客さん、なら今がつかいどころだ!

 でないと、金かけたはいいが・・・ウン・・・まあ、こんなもんか?ではやったこちらも気持ち悪い。

 どうせなら、スゲ!!!!と驚いてもらいたいんだよね。金かけた甲斐あった!と思ってもらいたいのよ。

 というわけで、ホイールから変えていきます!

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 まあ、これでも走らないわけではないが・・・。

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 700cだす!タイヤも23ミリと細いヨー。

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駆動部も変えてやろう。本気で踏めるギアにしてやる!

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 48Tで、前だけは競輪入門リンク。金のチェーンはスリーポイント。

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 後輪も700C化だ!
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 御希望で、あまりリムハイトの高くないものということでしたので、ちょいとクラシカルです。ハブはゴールドですが。

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 通常の実用車ハンドル、コイツもまた前出しだな。

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 80ミリのステム、前につき出します。

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 ブレーキレバーも軽量且つ、引きも最高、毎度有り難うございますのヨシガイさんであります。
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 やはりスピードが出るだけ、制動も重要になります。改造実用車には、今後こいつらかな?と思うほどであります。ダブルピポットね。

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 実用車のフォーククリアランスはだいぶあるために、このヨシガイさんの101は、これまた非常にありがたい!

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 後輪のブレーキも、バンド系からキャリパーへ交換。

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 ロングアーチものだとギア比を変えて、リアホイールの前後微調整の時にも、シュー移動で対応できますね。

 この辺まですべて自分でやるとなると、大変でしょう、ということで、最後の変身!ということでお手伝いだったわけであります。

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 サドルどうする?という問題もありますが、まずはこの辺で。これだけでも相当走りの内容は変わるはずです!

 どうせやるなら、とことん!というわけでの改造実用車編でありました!


※ということで、上の行き着く先がコイツです!フジトラ最後の血を引くヤツであります、フェザーじゃないよ!
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カワイイ自転車・・・って 見た目と機能



 雨ざらしにしていた自転車ですが、この子をかわいくして、乗り続けたい。

 阿佐ヶ谷の女性のお客さんであります。

 ハイ、やろうと思えば、かわいくも、かっこよくも何でもしますが、その後の対応をお考えください。でないと、また数ヶ月でサビサビのゴテゴテにもどってしまいますからねえ・・・。

 シートをかけてくれるそうです!ならやりましょう!ということなんですが、今回もある意味お題なんであります。

 かわいくして欲しいんです。
 かわいくねえ・・・、例えば好きな色は?
 明るい色・・・。

  これだけなんです。あと予算を言って去って行かれました。暑い午後、風のように現れた少女は、本当最小限のことを言い残して、消えていったんですねえ。蜃気楼のような涼しげな少女でした・・・。名前は夢・・・、今思うと夢みたいな時間でしたね。

 さて、かわいくしたい・・・。明るい色・・・。これだけで、どんな自転車ができるか?です。

 在庫の色系のパーツを物色すると、ある単色に統一感のあることを発見・・・。なんて書くとカッコいいですが、何のことはない、店主の好み外なので、売れ残っていた・・・というようなもの。

 ところが、そいつらを集めて全体を見るとなると、これがまあなんとも醸し出しているんですわ。明るい色の分類ですし、こいつらを使いましょう・・・と。

 あと、他にかわいい・・・という要素はないか?

 まあ、単純に横行しているかわいい、はほとんど見た目のことをもって、かわいいと形容されますが・・・他にない?

 例えば愛着を持っている・・・なんていいますが、これもかわいいに被る概念かとも思います。

 このカメラ・・・可愛いんですよ・・・・なんてね、こういう言葉の使い方しますでしょ?これはカメラに相当の愛着を持っている、ということだと思うんですが・・・。といって、そのカメラがピンクで、デズネーのネズミ男や、サンリオの無表情ネコのシールが貼ってある・・・とは限らない。

 とても使い勝手がいい・・・とか、使用者との相性がピッタリだ・・・とか、コイツ以外に考えられない・・・・というような、機能的な側面についても、かわいいという形容がなされているところに注目なんですな。

 俗に、シマノはかわいくないが、カンパはかわいい・・・なんて言い方もあります。こうなってくると、また言葉の内容はより複雑で、多少スキがあって、ポカもありながら、癖もありやがって、調整してやらないと、ダメな奴なんですわ・・・的なところも含まれてまいります。

 今回はここまでは行かずとも、自転車と利用者との相性、それが基本過不足無いながらも、時に刺激もくれて、自分の隠れた能力や可能性を引き出してくれたりするような間柄をも含め、自分の好み、分相応の内容パーツ類を持っている、離せない自転車・・・、ずっと乗っていたい自転車・・・というところまで拡大できないかなあ?

 なんて思うわけであります。といいつつもやることは例のやつです・・・、軽量化と高機能化・・・ネ。

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 ザッツ、雨ざらし!この辺は磨きと、交換だな。

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ハイ!取りますよ!パンク修理しにくいもんね・・・。雨の日には着脱式ので十分!

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 タイヤの色を緑にしました!明るいね。カギも鮮やかなブルーであります。見た目もかわいく・・・。

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 これはもちろん確認済みであります。カゴいらない・・・だって。

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 前後のタイヤの色は緑でそろえました。カゴもなくなり、スッキリであります。

 必要と気づいたら、また付ければよし!

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 通常よくある、ママチャリ系のフラットハンドルなのでありますが、これはもう少し前傾になって頂きましょう。

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こんな感じで、ステムを長くして、前に出します。

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 そうして、ここはかわいく、フラットハンドルを金にしてみました。金は黄色系ですので、緑との相性はあります!

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 グリップまで緑ですよ!

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 前傾になると、上半身の力の動員ができるようになる。となると、ギアは少しデカクしてもいい。その方がまたよく進むのであります。
 
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 厚歯用のクランクを薄刃用に、加工して使います。薄刃で最初から作ってくれたら、楽なのになあ・・・。

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 これ前ブレーキなんですが、前傾にギアがでかくなるとスピードも速くなる可能性ありなんで、制動の方もちゃんとしないとね。ということでブレーキ交換なのであります。

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 しっかりできた、ダブルピポットのブレーキ。止まるためのブレーキなのであります!

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 このドクロシールもかわいいといえばかわいいんだが、色合わせかな?

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 ピラーの高さも確保して、これでフィッティングすれば、キット適切な高さも確保できるはず!

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 ペダルも緑で合わせます。そして・・・仕上げはスタンドかな。

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 センター一本スタンドで決めました!

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 完成!見た目のかわいさと、機能上と使用者の相性という意味でのかわいさ、二重のかわいさをねらった、なんちゃってクロスバイクかな?

 デザイン上、こうしたクロスバイクがあってもいいんじゃないかな?と思うくらい、パッと見可憐なフレームなんであります。

 確立されたミキストとは違う、中間の曖昧な淡い美しさがある・・・イヤ、かわいさがある・・・といいましょうか?
 
 これぞ市販されていない、改造であるからこそ見いだされたかわいさ、なんでありましょう。まだまだ、眠っているよねえ、この手の美観・・・といいますか。

 前傾姿勢と、ギア比の拡大、あと軽量化もありまして、その先の先まで、利用者の夢を運ぶことでありましょう!

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 交換されたパーツ類、今までお疲れ様!

 見た目も、使い勝手も相性もすべてかわいくなりますように・・・!祈りの一台なのであります!

※フラットレーサー コイツはかわいい土台の、カッコいい奴!といっていいでしょう。
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たまには本気ロードも組むんです!



 やはり最先端の戦闘機、となるとちょっとしたオーラというのでしょうか?違いますな。

 フレームだけなら、先のツールを走ってもおかしくはない・・・、多分どっかのチームが採用していたんではないでしょうか?

 かつて薬が横行していた頃のツールやジロはかなり必死で見ていましたが、薬が厳しくなってからというもの、面白くもないので、最近は殆ど見ていませんねえ・・・。なんてね・・・。

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 メーカー見えますか?よーく目をこらしてみると・・・。

 しかし、読みにくい・・・。ある意味メーカーの良心なのかも知れませんね。宣伝費も払わないのに勝手にロゴつけて、走らさせて・・・という見方もなくはない。イヤ、ライダーさんからしてそのメーカーの宣伝マン的に、これ見よがしに走っておられる方、走りたい方はいるようですが。

 中には、そんなものとは無縁に走りたい方もいるようで、なんかパイプにPANASONICなんてロゴ付けられたら、乾電池に見えちゃうなあ・・・って言うんで、オーダーの際にメーカーロゴは外してくださいと頼んだところ、それはできません・・・と。

 頭を柔らかくして、では黒地で塗装してください、メーカーロゴは黒字で・・・といった方がいた。

 ある意味カスタムっていうんなら、無印まで許容してくれればいいのにね。

 逆に、メーカーロゴ付けたら、安くします・・・っていう営業の方法もあるかもね。そうなると・・・。

 店名やメーカーのロゴを付ければ、その大きさや位置によって、宣伝費として、購入者にはその分安くする・・・なんていうのはどうなんでしょう?

 例えばステッカーをダウンチューブに貼っていただいたら、5千円の値引きされます・・・なんてどうなんだろうなあ?当然そのステッカーを作成して委託している店なりメーカーさんなりが、その分負担をする・・・。

 金のない学生だったら、もう見た目も何も関係ない!ということで、アチコチにそれこそF1並に貼り付けて、十万以上の補助を受ける・・・なんていうのはありかも知れませんね。

 かつてメイタンさんだったかが、レーサージャージにロゴを入れると数千円補助します・・・なんて事やってましたね。

 当店なんかは塗装しますので、ロゴ貼ったあと、しっかりクリア掛けをします、このキャンペーン・・・面白いかも知れませんね。若い選手や、ツーリストを育てるには、こうした案は、そうねえ・・・あと5年後ぐらいには普通になるかも知れません。何せ、先を行っている店なもんで・・・。

 スポンサーレーサー構想・・・として、今後温めていきたいですねえ・・・、全く。

 で、何か?というとこのロゴでした、あのFUJIです。

 FUJIのトップレーサー、SST1なのであります。それはオーラの一つもあるわけだ!

 これに何を載せる?

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 まあ、アルテグラ・・・いいんでないの?そのくらいの格はありますから・・・。

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 とはいえ、それはSTIとチェーンのみで、ほかは新生105!まあ学生なんだ、これで十分でしょ。

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 新生105の基本ラインは高いです。色々と。
 
 このブレーキもいい。

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 10速以下との互換性はなくなっていますが、まあ・・・それはネエ・・・仕方ないのかな?

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 ハンドル、スペシャのカーボン平べったいドロップハンドル。

 しかし、若い子は、君は書道部か?というほどに炭・墨が好きだよね・・・。カーボンマニア。ある種単純でいいです。カーボンフレームに、自分の足にあった最新コンポを載せておけば、それでいいんですから、あとは完組みホイール・・・、楽といえば楽なんであります。

 単細胞といえば、単細胞・・・。フローチャートが単純すぎ・・・、これは文系・理系問わずの傾向。もう少し考えたら?イヤ、もっと考えろよ!などとオヤジ連中が思っても、選択肢が未成熟だから仕方ない。暫くこれに乗ることなのであります。

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 SST自身の改良点といえば、ここ、ピラーかな?かつては、高さに合わせて切ってヤグラを載せるというピラー・フレーム一体型でしたが、サドルの形状変えてしまうと、また切って調整する必要が出てきたり、また後輩などにやりたくても、切りすぎた場合にはどうしようもない・・・なんて事もありましてね。こういうノーマル化というのは、色々やってみて、悪いことではありません。

 そういえば・・・。当店にはまだこの改善前のSSTフレームが一本だけ在りました。540です、こいつ・・・。
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 四年前のものですが、変わったところといえば、ピラーのみ。鋭い走りは、お墨付きなのであります。詳細記事はコチラなのであります。

 ポジションとサドルが決まっている方には、このちょん切り方式のSSTフレームには、何の不都合もありません。

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 186センチ長身の彼には、少し小さめか?と思えるようなサイズですが、ピラーとステムでなんとか調整しています。しかし700cが小径車に見えるから、やはりでかいなあ・・・。

 最新フレームに、最新コンポ載せは簡単だ、なんて豪語しておりましたが、やはり特にカーボンフレームには、ワイヤーワークが特殊なものだらけなので、時間が掛かるときは掛かりますな。慣れればいいんでしょうが、同じフレームばかりを何台もやることはないので、意外と大変なのであります。

 また、新生105も今までとは調整法が異なったりもしますので、これもまた慣れないとなあ・・・。

 ということで、当店もたまには、最新フレームに最新コンポなぞを載せる、都心の「プロショップ」みたいなこともするのであります・・・。やればできるのよ・・・。

※やはり最新コンポには最新ものをぶつけてみようかな?
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戦闘機バラクーダに新生105・・・イヤ、人呼んでデュラ05コンポ搭載なのだ!落車しても、金属フレームなら、安心だぜ!ダメなときはダメだけどな・・・。

BD1 これもある意味因縁の車種かしら?



 BD1といえば、これも当店にはある意味、因縁のある車種ということいえるのかも知れません。

 今まで、BD2として出した経緯が、確か二回ほどありました。例によって、詳細はこちらをご覧ください。

 今思えば、よくもまあ、やったなあ・・・という内容で、今でも多少ヘッドは緩むことあるが、それさえ締めれば現役でバリバリ走っていると聞いて、こちらも嬉しい限りなんであります。

 で、今回は、ここまではもちろんいたしません!

 フォークはこのアンドン型のものでそのまま使いますが、ハンドルをちょいと劇的に変えたいということなのであります。

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 このT字のハンドルをブルホーンに変えて欲しいということなんでありますが、そうなるとまた色々とドミノ倒しが起きる、というのもよくあることなんであります。

 またご要望にも色々ありまして、ミッションとしてこいつを残して欲しいということです。

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 右に付ける後方確認のミラーですね、これを残すということ。

 あとはブレーキレバーをハンドルの先端の方に欲しいということ。

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 そしてシフターを左の先端に写して欲しい・・・ということなんですねえ。

 そうなると、ブルホーンの両先端にシフターとミラーがついて、その先端付近に前後ブレーキが着くということになります、かなりこみますねえ。

 ワイヤーが三本入り交じる・・・。

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 シフターを左先端に、バーコンとして付けます。

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 その下に、エイドブレーキだったものを付けます。こうすることでブレーキワイヤーにストレスをかけないようにします。エアロブレーキレバーでも悪くはありませんが、極端なアウターワイヤーの曲がりは、ブレーキを重くする原因になります。

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 同じく、右先端にはミラーを移動させ、その下にエイド系のブレーキを取り付けます。

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 ご要望通りの、ブルホーンハンドル化が可能となりました。ただし、まだ一枚ドミノがありました。

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 ブレーキなんであります。こうした通常のVブレーキでは、引きシロの関係でエイド系ブレーキでは引きが届きません。

 こういうときは、ショート系のVブレーキに交換します。ソラのショート系Vブレーキは効きますし、こうした改造の小回りには、非常に役立ちますねえ、しかも安い!!!

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 これだけの違いで、効果あるの?と思われますが、全然違います。
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 カツーン!と効くようになりますね。ロード系のエアロブレーキや、STIなどにも対応してくれる、ありがたいヤツなのであります。

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 今回はおとなしめの改造とはいえ、やはり前を掴んで、上半身ごと踏み込めば、進み方は全く別物になりますね。

 あとはクランクのチェーンリンクを60Tに交換する、可能性大、ということで、これまた当店とは基本的に縁遠いはずの小径車BDー1ですが、なんか今後ともつかず離れずの、車種になりそうな予感がします・・・。

 基本小径車にはロード・ピストほどの愛情はありませんが、なんかいじりたい・・・というのであれば、むしろ喜んで引き受けてしまう・・・という傾向は大であります、です、ハイ!

※ホラ、夏休みだ!書をもって野に出よ!しっかり走って、頭と足を動かしなさい!
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これなら、日本一周も楽だよ!秋のサイクリングにも、今から慣れておく!学生限定車!

事故からの生還 ハイスペック9s 異常あり!



 ケストレルといえば、カーボンフレームの老舗・・・に近いかな?2000年に入る前ごろから、カーボンフレーム開発をやっていたような・・・記憶がありますね。

 軽量カーボンとかの走りでしたか。

 この自転車も、そうした内の一台だったのかも知れません。

 
 それが事故にあって、今回再塗装、パーツの入替などをして、再生したというわけなんですがね。

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 当然ながら昨今のカーボン車とは全く異なりますな。今のは中が空であることがわかりますが、この頃のカーボン車は何か詰まっているような質感ですね。

 アチコチ傷はありましたが、破断するようなところは見受けられませんでした。

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 黒での再塗装であります。あとこのヘッドは1インチもの。この辺がまた時代を感じさせてくれます。

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 クランクがオクタリンク時代のデュラエース、つまりコンポは当時の最高級7700のデュラエースが載っかっていたんですね。

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 ブレーキにも痕跡ありであります。ただ、今回落車の影響でか、リアディレーラーと、STIに破損が生じたため、これらをあえなく交換する、ということになったのですが・・・。

 ここで、ハイスペックの9Sに乗っている方、その交換等に関して、ちょっと事情が緊迫している・・・というのも言い過ぎかもしれませんが、105が11速化してからというもの、ちょっと穏やかではなくなってきているように思います。

 例えば、この例でいうと9速のデュラエースが部分的に壊れて、STIとリアディレーラーの交換・・・ということになったら、今の時代では、ソラのパーツに交換しなければなりません。

 時代はずれているとはいえ、最高級のデュラエースに、6段階中下から2番目のソラコンポを混ぜるというのは、どうでしょうか?

 それでも全く問題はない、というのであれば、それでもいいのですが・・・。

 イヤ、ちょっともう少しバランス取れないの?ということになると、ではこれを機会に10速に?というご提案ができますが・・・。それであっても、現行品に拘るのであれば、ソラより一つ上、でも下から3番目のティアグラを入れるしかない、ということになります。

 ソラで抵抗ある方は、大抵ティアグラでも抵抗を感じるのではないか?機能を考えると、問題はなくても、やはり、格が違いすぎる・・・と。

 仮に5700が現行品であれば、どうでしょう?STIとリアディレーラーは105に変えて・・・、多少格は下がるとはいえ、105はれっきとしてレースコンポでありまして、77時代のデュラよりも、よくできていることは確実なのであります。

 この辺であれば妥協する、という選択肢も開かれてくるようにも思えます。

 で、今回、たまたま当店が所有していた、5700の105が在りましたので、それで対応ができたわけであります。

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 まあ、カーボン車についてても、遜色はありません。

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 リアディレーラーも5700の105のものであります。今回たまたま、あったので、対応できたものの、今後はチェーンやスプロケといった消耗品に近いもの以外、5700系の105は市場から消えてまいります。

 そうした場合どうするか?なら11速にしてしまえば?と。

 ただ、10速と11速とでは、ホイール問題が生じます。つまり、互換性がないため、コンポを11速にすると、ホイールまで買い換えないといけない、という事態に発展するのであります。

 今回ついていた、フルクラムのホイールはけっこう新しいもので、これをお釈迦にするにはもったいない・・・ということから、このような判断になったわけなのであります。

 こういう話は続きます、別の件でも7700デュラのSTIが調子が悪いと来られて、今後の展開を考えると5700のSTIというのが、格としても、性能としても、ホイールの互換の問題としても、ほぼ最適なのではありますが、既に現行品ではなくなりつつある、という現実問題の前で、悩みは大きいということになっています。

 シマノ内で考えると、以上のように9速問題は、既に深刻・・・、ということはいえるかと思います。早めの対策を!

 などと、焦らせたりして・・・。

 あとは、キメラという手もありますが・・・。シマニョーロという手ですね。シマノ9速と、カンパ10速との無理矢理互換という手ですが、あくまでも純正ではないので、心からおすすめはいたしません・・・・ヨーだ!

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 とりにもかくにも、老舗のカーボン車、蘇りましたので、以後は事故なく走り続けてください!

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カーボン車にも引けを取らない、アルミレーサーの雄!一回の落車で以後乗り続けられるかどうかの心配月期待とうカーボンとは、違うメタリックなレーサーだよ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

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〒202-0014
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