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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2015年03月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

花見などしている場合か!それより祈ろう・・・



 まあ、相も変わらずの桜の季節の到来ということで、お好きな方はどうぞ!

 店主は元々食えない植物は罪である・・・なんてすら思っているくらいで、花だけの植物なんて食えないだけでほぼ何の意味も無い・・・なんていう冷酷な男なのであります。

 観葉植物?食えないじゃん・・・でおわり。

 そういえば、かつてはチャンチャンと朝顔だけは例外的に育てていた時代もありましたが、やっぱり植物といえば、食えないとねえ。ハイビスカスなんて何とも思わないが、オクラの花はかわいい、食えることに直結しているのでね・・・。

 与太話はいいとして、サクラはもう飽き飽き、ハイハイお疲れ様という感じでね、そんなものよりこちらが好みなのだ!

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 まあ、天ぷらにすれば食える・・・という、新緑!

 多くの方はサクラに目を取られて、今新緑がきれいなのを見落としているのかもしれませんが、柳をはじめとする、新緑達が今頃からきれいな色は発しているんですねえ・・・、桜の花びらの間から見える、新緑に目が取られるという、相変わらずのヒネ者なのであります・・・。

 そんな話はどうでも良い。今を去るちょうど二ヶ月前、当狸サイクルについての大きな発表をしたわけであります。

 現在地、杉並区成田東3-13-26にての営業は7月31日をもって完全に終了になる!という、移転の大発表をしたんでありますが・・・。

 あれから二ヶ月、そして残り四ヶ月・・・といっても原状回復など考えると、残り三ヶ月で次の移転先を決めないといけないわけで、完全に尻に火が付いている状態・・・なのであります。

 多くの方々から、情報を寄せていただいたりと、色々ご協力をいただいてもおりますが、何せ大所帯、特殊物件に分類されるんでありましょうから、そう簡単に見つかるわけがない、あと三ヶ月・・・どうしましょうか?

 と、上の写真。新緑の写真ですが・・・、脇に建物が写っておりますです。

 実は、ここ現在空き家状態で、ここに決まればなあ・・・なんて思ってもいるんでありますが・・・。

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 正面はこんな感じで・・・、

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 脇はこんな状態・・・。プラの波板が割れていたり、まあアチコチ痛み放題なんでありますが、こういう方が燃える・・・わけであります。

 実は、移転決定当初から、ここに決まればなあ・・・という願掛けのような状態で、心底そうなるようにならないか?という動きをできる限りやっておる、というのが現状なのであります。

 ダメならダメで、きっぱり切られれば、開き直って三ヶ月、別物件探しに血眼になれるんでありますが・・・、今のところ生殺し状態。

 別に意地悪を受けているというわけではなく、責任ある判断をする方が、今病気療養中ということで、ことにここ最近は治療に集中しなければならないという状況のようなのであります。

 そういう大事なとき畳みかけるわけもなく、できることと言えばひたすらにそのお方の治療の成功と健康回復を祈るしかない、という状況なのであります。

 「治療が成功して生きていたら連絡するわ」。

 間に入ってくれている交渉人がいかに優れているとはいえ、自分が一番つらいとき、素性のわからないやつに対して、ここまで言ってくれるということは・・・。

 イヤイヤ、深読みしすぎてもいけません。

 ひたすら祈りつつ待つ、濃密な時間の流れている春なのであります。

 皆さまも、次の移転先にて羽ばたく当狸サイクルの滑稽にも輝く姿に、何らかの期待をしていただける、のであれば、この今の店主の祈りに、同調していただければ、大変ありがたく思うわけであります。

 仮にこの物件に、結果的にご縁がなかったとしても、今はひたすらに、そのお方の治療の成功と健康の回復を心より祈念いたします!

 同調していただける方は、この祈念の共有をよろしくお願いいたします!

※上から見ると各家々は個別に見えるが、見えない下水ではつながっている・・・。人間もそう。個別に生きているようでありながら、どこかでなにかとなにかがつながっている・・・。祈りはそうした水脈に流れ込み、どこをどう通ってどう伝わるか?などということはわからないまでも、ネズミが公道を一切使わずに、数キロ離れた別の家に移動できるように、祈りの水脈は確実に動くのであります、どう動くかわはわからないまでも・・・。
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これからは本当に使えるものを 作らないとねえ



 ある意味練られた自転車だと思います。

 ライトスピードということで、チタンですね。素材好き、としてもうずくフレームです。それにイーストンのフォーク。

 今やフレームフォークは一体型設計というようで、ヘッドパーツの特殊化などがより拍車をかけて、両者を一つとして考える方向が確立しつつありますな。

 なにが言いたいか、というとフォークを選択する楽しみがなくなった・・・ということ。

 ちなみに当店オリジナル鉄フレームには、クロモリフォークのストレートとベントの2種類とカーボンフォーク1種類の計3種類から選べるようになっているんですが、ちょいとしたこだわり・・・のようなものです、ハイ。

 かつてアルミフレーム全盛期までは、フォークは好みに合わせて選択するもの、でありましたが、カーボン車体が主流になってからはどうも一律になって、面白くない。

 傾向がそうなると、フォーク単体での販売も少なくなってくる、より難しくなってくる。確かにフレーム設計者にしてみれば、強度や剛性など一体でやる方が楽ですし、いいに決まっているのかもしれませんが・・・。

 乗る方からすれば、選択する方からすれば、やっぱり面白くない。なので今でもフォーク単体で勝負しようとするイーストンをはじめとするいくつかのメーカさんなんか細々でもがんばって欲しいねえ。

 非常に丁寧に、パーツ選択をされて、無理もなくおごりもない良いバランスで組み上がっているレーサーだと思いますな。

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 ミッションの一つは、基本に戻すということ。このヘッドパーツは変則的な作りで、確かタイムがやっていたような・・・やつですね。

 アンカーから引き上げるという通常の形式ではなく、上をステムでしめて固定して、間のスペーサーもどきを縦に太らせてヘッドを締めていくという変則構造になっています。

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 これがそのスペーサーもどきなんでありますが、締め付けるとこの傾斜に沿って二枚のスペーサーの距離が開いていくという構造をしています。

 アイデアといえばアイデアなんでありますが、まずアンカーを引き上げるという通常形式の、言われてみれば不便だわね・・・というところから発想して、こういう形式ができたとしたなら、それなりの利点が思いつくかと思いますが・・・。

 せいぜいキャップ部分の中心にネジがこないで、モロキャップ状態でいられる、ということ以上の意味はあるのかな?

 そして、これが緩むのだそうです。

 タイムの時もそうでしたが、こういう特殊形式に関しては、皆さん気をつけた方が良いですね。もちろん今回のものは、たまたま選択してみたという程度なんで、元に戻せますから、いいんですが、形式全体が特殊である場合には通常形式にするには大変手間と銭がかかることもあるんでね。

 しかも特殊パーツ自体も高い・・・ということもありますからね。

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 このスペーサーもどきを外して、スペーサーを入れて、コラムの中に広面積で持ちこたえるアンカーを静かに沈めて、ボルトで引き上げる。

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 ハイ完了!何かホッとします・・・。各メーカーさん達がしのぎを削って、新形式のものなんかを作っては試しを繰り返していることはよくあることですが、支給されるならいざ知らず、自費で購入して、自力で維持していくのであれば、形式はスタンダードものに限ります。これ絶対!

 ですから、購入する際には、「このメーカーさんの独自規格のパーツ類はありませんか?」ということをしつこく聞いた方が良いと思いますよ。特にヘッド周り、BB周りなどを中心にね。

 で、ミッションその2。

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 ショートリーチのハンドルなのでありますが、ここにエイドブレーキを付けて欲しい、というご要望。

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 で持ち込まれたのがこれなんであります。当店等が出しているエイドとはちょっと違いますね。

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 まず、全体が長く、先端が幅広にできています。

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 このように付いていますが、堂々と付いていますね。隙間をぬって、ちょっと失礼!なんてもんじゃなく、堂々としています。さあ、引いてください!という使えるブレーキレバーとして構えています。

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 ガッツリ引けますね。

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 サイドのここからも引けます。要するに本当の意味で使えるブレーキ・・・ということがいえると思います。

 エイドでありながら、メインを凌駕するがごとき動きをする。

 ここまで完成度の高いものは、見たことありませんでした、ジャイアントさんから引っ張ってきたということです。一言、すごい!

 ある意味物作りはこうでなくては・・・とすら思いますな。

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 もう脱帽の「使えるエイドブレーキ」・・・。これはある方向性を暗示しているように思います。世はすでに高齢社会であります。これが改善される予兆は全くありません。完全にこの国の上流にいる方々は無策です、サボタージュといっても言い過ぎではない・・・かもしれません。

 そうなると、一定の年齢になってもレーサーには乗り続けたい、という需要も今後増えていくんじゃないか?と思います。

 そうした際に、選択されて、残り続けるものといえば、1懐かしいもの、2こうした使い手の状況をよーく考え検討して作られたもの、この2者しかないんじゃないか?

 チョロッと作られたものを、横目でパクって回すしかないようなもの作りでは、残れないんじゃないか?

 改めて、よーく使い手の状況と立場を考えて、作っては、セッティングすることの大事さを、シレッと教えてくれた、小さいながらも偉大なパーツでありました。

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 ※これもよーく考えて作ったつもりの3種類のフォークが選べる当店オリジナルクロモリレーサーであります!サイズは
56、53、50。

これでレース? アイデア募集しようかなあ・・・



 群馬県から宣伝マンがやってきた。

 群馬県立のレースがあるらしく、地方の旗振り役で、自らも応援方々参加したいが、目立ちたい・・・。

 そこで目に付いたのが、この昔からの実用車、こいつで一丁目立ちながらもできれば完走・・・。

 レースでしょ?

 まあ、イベントと考えてくれればねえ。

 なるほど、ストイックなやつではなさそうです、イベントチック、もしかしたらツーリングイベントに近いと考えた方が良いのかもしれません。

 その地方では、責任のある方が、こうした非レース向き自転車で参加するには、それなりの意味というか目的がある、まあ、盛り上げたいんでありましょう。

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 ナショナル自転車、頑丈そう・・・。

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 冷蔵庫に付いていそうなマークですね。

 こいつの持っているレトロな実用車のイメージは壊さずに、多少の山坂のあるコースをどうしたら完走できるか?

 まあ、コースと完走などということは、車体だけでなくライダーさんの身体能力との関係もありますので、簡単には申し上げられませんが・・・。

 多段にする必要はあるでしょうね。

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 カバーと泥よけで武装された完全シングル・・・、こいつをどうやって多段にしていくか?しかもゴッツイ見た目からして120なんておちょぼ口エンドでやんの・・・。

 通常いらないものすべて外し、なんでありますが、イメージを大切にということなので、泥よけは残しておいてやろうか?

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 こうしたダイナモなんかは、当日は外す?それにこうしたロットブレーキ類はどうしようねえ・・・。

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 ウーン前輪・・・・。泥よけ残して700c化でもしますか?

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 問題もあり、ハンドルステムがすでに曲がっている・・・。左右に高低差がある、オートレースの車体のようです。

 となると、この手のハンドル周りを変えて・・・ということにもなるかな?

 店主の中では徐々に固まりつつあるんでありますが・・・なにかこうしてみたら?なんてアイデアありますか?

 いずれにしろ一度で終わるわけがない。大改造後、それを持ち主の方に渡して、まずは地元を走ってもらう。そしてコースレイアウトなどを聞きながら、調整すること数回は必要だろうなあ・・・。

 そうやって、コースと乗る人の体力に合った自転車ができる、ということかと思います。

 すでに栃木は、ジャパンカップのロードレースで、毎年盛り上がっていますね。その前日の宇都宮の駅周辺のクリテリウムレースも人が集まるそうです。

 ブリッツェンなんていう地元のチームもできたでしょ?

 隣の群馬だって、競輪王国だし、山坂と風の強い県であります。自転車が向かないわけがない。ついには栃木と競い合うように、関東で自転車を軸にした県興しが始まるといいですねえ。

 このご依頼主さんは、古民家再生などをやりつつ、地域興しのいい宣伝マンをやっておられます。当店におられる間に、もう若い子から高齢者まで、分け隔て無く、アピールをされています。

 数年後にはもしかして群馬県知事さん?なんて呼び声がかかった瞬間、「その前にセクハラで引っかけられる・・・」などというヤジが飛びまして、大受け。

 さてと、アイデアの下地に沿って、ぼちぼちとパーツ集めなど始めていこうかな?

 しかし、これこそ、究極の現物合わせ・・・、できたら一ジャンルになる可能性もあるかもね。

 ということで、こいつはレース完走まで、連載扱いということにしようかな?
 

続報 木製自転車完成



 ゾンコランなどというしゃれたサドルが付きました。

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 ライトと、メーターが付いていますね。こんなのあったんですねえ。特にメーターに本気度が感じられません。

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 あの木製と鉄とのハイブリッド。丸ハンドルに、ディズナの名ブレーキ。

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 46Tちょっと軽いかな?ということですが、まあ、適当に交換してください。

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 ということで、木製鉄製ハイブリッド号、がこの形で組み上がりました。

 乗る御仁は、元全日本選手権前に落車で辞退した例のやつであります。早速120キロ走ってきての感想は、「面白い!」という一言。

 まさかこんな一台で、選手へ復帰・・・なんて考えていないだろうなあと思っていたんですが、体重を落としたい・・・ということが主な目的のようですね。

 ほんの数年前には、目を三角にして、怒られながら乗っていた奴が、今はダイエット目的・・・。

 自転車が好きで楽しいなら、それはそれでもいいか・・・とも思いつつ・・・。

 その年齢で、身近な大会でもいい、どんな大会でもいい、ひとたびトップを目指す練習に入った瞬間から、論理的に世界選手権につながっているんだ・・・・なんて思うのは少し誇大妄想教過ぎるかしら?

 いいや、例え小さい大会でトップをとりつづけていけば行き着く先は・・・違いますかね?

 一定年齢以上になると、どうがんばってもせいぜいマンチェスターのマスターズ世界大会・・・というところに行かざるを得ないんだが・・・、その辺が決定的に違うと思うんだけどね。

 まあ別に、今やっと家業を継ぎつつ、何とか立て直そうとしいてる元全日本選手権選手に、世界選手権につながる大会へのラブコールなんて、送る気は・・・まあ、ありませんが・・・ねえ。

 20台半ば、もっと限界まで踏んでみる、なんて体験も無駄では無いとは思いつつ・・・。

 できる内にやったおけば!・・・なんてことも思わなくもないながらも・・・・・・・・・なあ。

  まあ、しばらく、この木製自転車で遊んでろ!

 外から言ってもダメ、内から声が湧いてこないと、誰も聞き取りはしない、だれだってそうだよな。

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※この元全日本選手権選手が、泣きながら練習した、トラックレーサーを街道仕様にした一台。乗れば、その時の気合いぐらいはしっかり残っているよ!

愛着は後付けでもいいのだ・・・



 遠目で見ると、特になんて事は無い。まあ、そのまま乗り続けることもできる・・・。

 ある意味、目の前を通り過ぎる多くの自転車のメンテ状態など、大方そんなもんじゃないかな?なんて思うんであります。

 まあ、一定以上の距離と時間移動に使えれば、まあ良いんじゃない?ちょっとタイヤに空気が・・・サドルに水がしみなければいいんだけど・・・。

 世の中の実用自転車の6割くらいがこんな感じかな?なんて思います。

 別段乗れ無くないから、この状態で乗っている、変則も前はできたが、できなくなったらなったでなんとかのれないことはない。

 たまーに空気なんて入れると、今まで随分損していたことに気づいて、これからはもっと頻繁に空気入れよう・・・と思うが、それもすぐに忘れて元の木阿弥。

 そういうところから、脱却すべき人たちを一本釣りで引っ張り上げるような仕事が、店主らの重要な仕事なんだと思うんです、地味だけどねえ。

 新車与えて、乗り心地いい!こんなの当たり前。

 もう買い換えようかな?ともっていた自転車をメンテして、惚れ直させる・・・これだよね!仕事の醍醐味っているのはよ。前者は、はっきり申し上げます、ノースキルでもできる・・・。

 今回のこれも、愛着はあるんですか?というこちらの質問に、「いえ・・まあ、そんなには・・・」と。一発目からきたなあ。ナンパの一言目が大いに空振りした感じ・・・そしたら。

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 マルキン・・・。別の年寄り自転車屋がいうには、これ国産だから、大事にしなよ、って言われちゃいまして・・・という、変な助け船。

 自転車ホイ、マルキンホイ、マルキン自転車ホイのホイのホイ!今でもたまに文化放送でかかますが、子供の頃はもういつも流れていて、耳に付いていた。自転車で広告が打てていた時代。

 最近では、アルベルトとか、イオン自転車とかまで?テレビ無いんで詳しくわかりませんが、自転車の広告なんて、店主らの少年時代には、もう当たり前でしたが、漫画の背表紙広告なんてほとんど自転車だっだしね。それが広告からも外されるようになってきている・・・。

 と、国産、という一言で、ちょっと大切にしようかなあ・・・というお客さん、空振りながらもなんとか振り逃げで、塁に出られた感じ・・・。へんなの。

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 最近よくやるのが、この手のイモブレーキを交換すること。

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 形からして気合いが違うでしょ?もちろん効きも全く別物です。

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 このヨレヨレカゴを交換します。

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この赤さびチェーンなんかも、交換。

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ワイヤー類も交換して、そうそう後輪のスポークも折れていたね。丸鍵しめたまま発進すると、スポークがやられる。

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そうするとホイールが振れる。ヨレヨレ振れると直進の抵抗になるので、スルーッと前に出る感覚では無くなる。20150328_150102_631_convert_20150329183522.jpg

 タイヤも前後交換して、適正空気を入れてやる。
 
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 今回サドルは残して、次回のためにとっておく。

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 ぱっと見はあまり変化はないながら、内部、そうそう、BBシャフトも交換しているし、実は相当変わっているんだが・・・。

 取りに来られた利用者さん、内容話して、乗っていただいて10メートルで振り向いて、「こりゃ、違う!」と絶賛しいただきながら帰って行きました。

 ウン、これで良し!自転車のメンテ内容もさることながら、「自転車はメンテすべきものだ」という実感をまさにメンテされた自転車から感じ取ったということの方が大きいでしょう。自転車を越えて、利用者さんの固定観念に至るメンテまで・・・。

 ちょっと傲慢か?

 でも、この車体覚えて置いてね。これから、少しずつでも発展していくよ、まだ眠っている自転車の潜在的可能性が、ゆっくり開いていくと、思う、こいつから。

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※カーボン愛好者の皆さんに、ちょいと跨がってもらいたい勝負鉄だよ!

スポーツ車をママ狸んに 表技裏技総動員!



 イェップやポリスポートのように、外国製の子のせをつけるにはこのようなスポーツ車が向いている・・・ということはいえると思いますが。ただ子のせを付けて終わりというわけではないのが、ママ狸んの特徴でもあるんです。

 子育て総合号という感じが近いと思いますが、子供を乗せられるということが、他の様々な機能と相まって、その本来的機能を発揮するといっていいでしょうね。

 そういう総合的な改造ということになると、スポーツ車は、まあ表技や裏技を総動員してやらざるを得なくなります。

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 スポーツ自転車の車輪の着脱を楽にするために作られているクイックシャフト、これでは両足スタンドなどを止めることができなくなるので、シャフト交換してやる必要があります。

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 両足スタンドを付けて安定感を確保するのですが、ディレーラーを回避するタイプのものをつかい、荷台を取り付けるためのダボ穴なども確保する。

 普通に書いてますが、ここまでするのが・・・大変なんであります。スタンドは加工してつけるもの、ということをもって常識としておりますが、他店様ではどうもそうではないようです・・・。

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 シャフトもナット式になって付いておりますね。

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 したから支え、脇から支えで荷台が乗せられ、そこに子のせが付きます。

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 ちなみに業務連絡となりますが、今後イェップの後のせに関しては、この荷台取り付けタイプに一本絞りという形になるそうです、ただいま黒のみフレームタイプの在庫があるようですが、それが切れた段階で、後のせはすべて荷台式となる、ということだそうです。

 やはり日本はスポーツ自転車ではなく、実用車、電動自転車大国なんだということがわかりますな。

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 ここにカゴをつけたい。確かに保育園はなにかと荷物が多いんですね。

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 浅めの広めが付きました。

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 このとめ付けは、今年の取り付け大賞候補になりうる見事な工夫でありますな。

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 そして下から、華麗なる大森ラインによる下支え。ちょっとこれ名物ね。

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 モロスポーツ系のフラットハンドルを、少し後に持って行くという、プロムナード化もちょいと今回ついでに・・・ということで。

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 本当に実用車だよね。

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 ちょいとお転婆だった娘っこが、何かお母さんの自転車として再生されました。それらしく見えてきますね。チェーンワイヤー類も交換しているので、内部的な動きもスムースになりました。

 確かに手間はかかりますが、元々、走りやすく作られているスポーツ車なので、ひとたびこいつに乗せて、野を走ろうものなら、子供は大興奮でしょうね、身の丈ジェットコースターできっと楽しいと思いますよ。

 子供のせに新車・・・という選択し意外でも、まだまだあると思います、卒入園の季節、ご相談からどうぞ!

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※新学期よりレース始めたい人・・・、まずはこれかな?

フレーム以外も再塗装 ただし手間は自分持ち



 オレンジというメーカーのオレンジ色のアンプを、彼のはいているズボンのようなターコイズカラーにして欲しい・・・。

 現役プロミュージシャンにとって、イメージカラーというのは、思っている以上に大切なようでありますな。

 もちろんいつもの塗料でよければ、やってもいいんだが、いつもは自転車のフレーム、それがまたこうした面を持つ、しかも木製のものとなると、いつも使っている道具類が即使えるとは限らなかったり、引き受けてみると意外と大変だった、ということもあります。

 異種格闘技は確かに勉強になりますが、塗料の量などの違いで、いつもの塗装部屋のキャパオーバーなんてことも起きたりとか、まあいろいろであります。

 実に丁寧に、機材の中身を抜き出して、木枠一つにしたんであります。

 そこに、パテ等で修正して、デコボコをなくしてやる、塗装は下地だよ、下地が悪いといくら上から厚くかけようが何しようがダメなものはダメ。

 といっても、こうした仕事にはきりが無い、やったことある人はおわかりと思いますが、どこかで自分から終止符を打たないと終わらないんであります。

 気の下地ができたあと、こうしてプラサフをうってやる。これも厚めにかけてやる。こいつをまたしっかりと800番手くらいで入念にならしてやる。うまくいったところは、それこそ陶器の肌になります。

 となると、そうなっていないところがまた気になる・・・でもそれはストイックに諦めよう。

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 いつもの想定より重量がある分、落とさないように慎重にターコイズをかけてやる。

 通常なら一発がけのところ、今回は修正が入った・・・。でもまあ、ご希望の色が付いたのよ。

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 で終わりじゃないの、それもまた研ぎ出しをしていきます。あまり厚めに研ぐと、下地が出てしまう。塗膜も弱くなってしまう。この辺も妥協しながらコンパウンドの番手をあげていく。

 これも猿にらっきょう持たせたら、大変・・・、適度のところで止める。

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 枠ができたら今度は魂を入れていく。アンプの本体を入れてボルト類で固定します。

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 真空管・・・。今でも?と思われるかもしれませんが、この業界ではどうも真空管が主流なのだそうであります。

 小学生の時、ミグ二号戦闘機が北海道に亡命してきた大事件が起きたことがありました。世は冷戦真っ最中、そして検分の結果、ミグには真空管が使われていたという情報が流れてきて、トランジスタの世の中で、社会主義の国は、イヤー随分と物不足で大変なんだなあ・・・なんてことは無かったようでありました。

 実は当時の技術では、一定以上の高度に行くとほとんどのトランジスタが機能しなくなっていた・・・とかいうだったかな?ということは、このミグは、信じられない高度まで到達していたんだ、とかいうオチがあったような・・・。

 音の世界では真空管はまだ根強いみたいですねえ、オーディオではわかりますが、アチコチへ運ぶこうした機材にも、真空管・・・へえー、てなもんであります。

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 光の具合で、ちょいとどす黒い異彩を放つターコイズ。これがステージの照明等にどう移っていくんでしょうか?

 ご興味のある方は、四月十二日、青山の「月ヲ見ル君想ウ」というところでライブが見られます。詳細はこちらより!

 まあ、たまには自転車以外のものに当ててみるのも勉強になるものだよね。

 二丁式・・・とか色々考えられるもんなあ・・・。自転車以外の塗装でも、事前ご相談で検討してみます!ということで、事業拡大!

パーツから何を見る?



 これはカンパのベローチェというグレードのブレーキです。かつてはこのグレーでもスケルトンという肉抜き加工がされていたんですが、しばらく前からそれもなくなり、近年ではこのような肉抜き加工前の型、のようなブレーキとなっています。

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 このベローチェをちょいと鉄フレームに付けてみたんです・・・。

 実は嘘で、昨年前までのグレードでいうと2クラス上のアテナというところに所属していた、正真正銘のスケルトンブレーキなんですね、2015年モデル。グループ外扱いになったようですが・・・。

 外してみましょうか?

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ちゃんとスケルトンになっているでしょ?
ただ・・・、ちょいと旧タイプのアテナと比べてみますか?

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 興味の無い人にとっては、ブランド品のロゴの角度がちょっと変わった・・・レベルの話に過ぎないかもしませんが・・・、長い間カンパニョーロの物作りをその考え方からも含めて追いかけてきたものたちにとっては・・・、どう見えるでしょうか?

 ちなみに2015年版の肉抜き加工の仕上げを見てみます?

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 前の写真で、一足先に劣化したと思われるベローチェと角度によっては、同類に見える原因はここにもあった・・・ということがいえると思います。

 これはいわゆる従来からのカンパの仕事では断じてありません。

 並べてみます。

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 カンパの持っている優雅でところによってやってくれる華奢感が、旧タイプにはまだ健在ですね。握って放してみると、カチッとカスタネットになるのが、シマノ系のブレーキアーチ。張力のあるブレーキレバーとの引っ張り合いで反応を引き出す考え方なのでしょうか、これはこれで良い。

 それに対して従来のカンパブレーキレバー自身はブランブラン状態で張力を持たず、ほんの少しインナーにあるシフトレバーにリターンの弾性がある程度に作られていますが、そうしたレバーにはそんなカスタネットに準ずるような強いリターンは必要ない、どちらかといえばフワーンと戻る程度のいい。もしブラインドテストしてわかるとすれば握って放したあの感じで・・・カンパだ、とわかる。

 だから、カンパのブレーキの引きは独特で、店主の好みをいえば他の追随を許さない良さがあっただがなあ。

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 右が旧タイプアルミの素材からして違うのかな?そして、華奢なところは華奢でありながら、大胆になところは大胆な太さを体現する、そうした「このヤロー!」的な魅力もカンパならではだよね、イヤ、だったよね。

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 これが旧タイプの背中。

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こちらのボテッとしたのが、2015年タイプの背中。表面仕上げの状態や、肉抜きもされていませんね。

 まあ、これがアテナの看板を取り下げて、グループ外に持って行かれた?ということなのでしょうか?

 それならそれでいいとして、では従来のアテナは?となると、これがない、ということらしい。

 当店、今年よりオリジナル鉄フレームを始めておりますが、いろんな組み合わせを考えていく中で、最高級コンポはカンパアテナ、と決めていたんであります!それが年に一台出るか出ないとしても、工芸系でくみ上げるレーサーに載せる高級コンポはアテナ、以外にはない!とさえ考えていたんでありますが。

 このブレーキを2015年ものと聞かされ、正直どうやっていこうか?悩んでおるわけであります。

 昼飯を削りつつ、なけなしの小遣いを貯めてようやくアテナをって思って付いてきたのがこのブレーキで、納得いかれますかね?往年のカンパファンは。

 もしかして、ロットの問題かとも思い、仕入れ先に問い合わせてみると、別段これがひどいレベルではありませんというお答えでした・・・、が長い間カンパニョーロを誇りを持って扱ってきた業者さんだけに、「イヤー、まあ、最近ねえ・・・下位コンポからなんていうかねえ・・・」というお話。

 「肉抜きの仕上げなんかは?ひどすぎると思いませんか?」「まあ、そこはねえ・・・・」と。

 「でもカンパファンって、そういうところに細かいということは」
 「当然存じておりますとも!」と。

 日本の代表をしている方からも、ご丁寧な説明と対応をいただきました。

 自らの百パーセント出資の会社をアジアの自転車生産地に立ち上げて、生産管理をしっかりしながらやっておられる、というご回答でありました。そして最後に、もしその水準がダメというのであれば、送り返してください、と一言付け加えられたんですね。

 本当、取扱業者さんにしろ、日本の代表の方々にしろ、心底カンパを愛しておられるし、そしてなによりもカンパを愛している愛好者の気持ちをよーく理解しているんだ、ということがわかる一言でありました。

 従来カンパニューロという会社がどういう会社で、会社の方針に基づいてどういうものを作って、提供してきたか、そうしたものたちの一体どこが愛されて、今まで愛好者を生んできたのか?ということが心底わかっている。だから!だからこそ!今回のできに関しては、返品に応じてくれる姿勢があるんだと思うんです。

 良いものを作る、それを量産していく態勢を整える。そして、量産態勢をより安くしていくことを考える、なれば労働力の安いところに行くしかない、工場が海外へ移動し始める、国内生産の空洞化が起こる、より安い労働力を求めて彼の地へと工場などが集中し始める。

 賃金が安い内はまだそれでも、商品の質は(「左翼」的にいえば、労働者の犠牲の上に)持ちこたえられたのかもしれないが、徐々にその地域での賃金が上昇し始めてくる、ではまた安い労働力求めて工場を移転するか?という選択で、すぐにそれができないとなると、今度は、素材の質を落とし始める、製造の工程を抜き始める・・・ということが起こるのでしょうか?こうなってくると品質の悪化に直結なんであります。勝ち抜くために・・・。

 安くてダメなものが大量に作られる状況になってきます。極端なことをいえば、行き着くところ百円ショップレベル・・・。

 子供の頃は、技術は進歩する、科学は進歩する、日進月歩だ!という信仰の上に、世界は成り立っていたんでありますが、今の子供らの持っているおもちゃと、店主世代の持っている、例えばミニカーでもいい、比較してみると、即物的には退化している、といっていいんじゃないか?

 技術や産業の進歩には、それそのものだけでなく、それを推進する別の仕組みと相まって、起こってくるんでありましょう。

 その仕組みが本当、健全な方向へ向いているのでしょうかね?

 進歩したのは、安く作る技術やその辺のことで、最先端の分野は知らんが、量産態勢に入ってくるものに関しては、品質については落ちたといっていんじゃないか?

 そして、ついには自転車の高級部品とされてきた分野にも量産による、品質落としの波が、急速に広がってきたということなのでしょうか?

 そこそこのものが安く入手しやすくなったんで、いいんじゃないの?というご意見や、別の観点、例えば経営の観点なんかもあっても悪くは無いと思います。現にそれによって、アテナはこうなった。

 しかし、かつては(といってもほんの数年前です)できていたものや大切にされていたものが、一体何でできなくなり、切り捨てられたのか?ということが大いに疑問なんであります。ある仕組みが動いたんでありましょう。しかし、それが動くことで、一体誰が幸福になったと言えるのでしょうか?勝ち抜いたあと何があるんでしょうか?

 幸福になりましたか?百円ショップもので・・・。なんか変だ、どこかおかしい・・・、いやいや、元々からおかしいが、最近殊におかしい・・・という、焦燥感にも似たような実感が徐々にあふれ出てきてはいないだろうか?

 みすず書房という、老舗の学術書の出版社で、初版せいぜい二千部なので、一冊が高い・・・そうしたみすずから出た5、6千円もする経済書が飛ぶように売れているという。

 何かおかしい、みんながこんな世の中望んでいるの?何が一体こうしているの?という実感レベルの疑問に対して、学知的見地からの答えをどれほどが希求していたか?ということの表れなんじゃないのか?

 かつてはできたはずのものが、技術や知見は進歩しているにもかかわらず、何らかの仕組みによって、これからのアテナに準ずるコンポはこの水準になります・・・、ということだ、一体誰が幸福になる?

 こういう仕組みで、勝ち抜いて、巨額の富を得るとして、それで何買うの?また安物作りへと投資しようということか?なんだ銭って?なんだ投資って?そもそもなんだよ成長って?

 のんきに自転車にばかり乗っていられる時代ではなくなってきたようでありますな。

 ようやく自転車乗りたちが、こぞってピケティーを読む時代が来た、ということでしょうか?

 かつてのカンパの復活を!と思うのだが・・・。心底応援したいと思うのだが・・・。

大阪向けての 改造その後



 東京大阪、自転車ツアー決行日決定!といっても四月一日なんで、どこまで本当だか・・・という感じもしますが、自転車の方は着々と仕上がりつつあるという感じ。

 先日は、友達の方を紹介しましたが、今回は団長の方を紹介しよう。

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 だんだん自転車をいじる姿も板に付いてきた団長なのであった。

 ところがこいつ、性格がおっとりしていて、いい反面、要求を後から後から小出ししてくるという・・・癖があるようだ。だったら最初から言えよ!ということが起こる。

 それで完結するならそれでいいんだが、もしその先の発展性を考えるなり希望するなら、それをも見込んだパーツ類の選択を先回りして仕掛けておかないといけない・・・ということがわかっていないようだ。

 高専の学生で、これから工程管理などをやっていくのだとしたら、その辺に関しては他より厳しく小言コウベイだな。

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 今回車輪の着脱を楽にするために、後輪ブレーキをキャリパー化したいという。当然といえば、当然の要求だよね。パンク修理が奇跡的に楽になる。

 長く乗ればパンクするものだ、当然、当然。

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 ポイントを聞きつつ、試みる。しっかり設計されたものは予定調和的に取り付けが可能・・・とはいえ、付くはずなんだが現場に来ると、工具が入らない、入っても回せないなんてことが起きたりねえ、色々あるよ。ありがたいことに自転車の現場は工具に近いところだから良いけど、出張なんて行ったひには、「アレもってくればよかった・・・・」と天を仰いだこともあり。

 ちなみにキャリパーをこうした実用車に取り付けようとするなんていうのは、完全な想定外を想定内にするようなものでありますな。

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 ちゃんとシューはリムをキャッチしているか?取り付けはしっかり土台を作っているか?クランクと干渉しないか?とかチェックポイントはいっぱいあるねえ。

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 この鉄板ブリキばさみで切ってつくったようなブレーキ。これは長い下りでは悲鳴あがげるだろうなあ。

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 このくらいのものは付けておこう。何度もストップアンドゴーを繰り返していたな。

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 今回のクランクは、ちょっとおごったぜ!相変わらず、シフターはないが、大小二枚で、箱根も十分じゃない?

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 これ以上劣化しない無垢サドル。かなり気に入っているようだった。トラブルが起きにくい、起きても直しやすい、というのが外回りの原則だよね。サドルもそう。

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 何とも分類しがたい自転車になってきた。レトロなバイク、エンジンどこだ?なんてね。

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 これを称して、愛車という、のだと思う。多分押しかけられた大阪の方々も、頭にクエスチョンマーク付けながらも・・・、まあこんなんでよく来たよなあ・・・と思うでしょう。

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 今回、本当か嘘か、四月一日発で大阪目指すのはこの三名。真ん中の子は、そんな気サラサラ無かったところ、「暇なら行かない手はないだろう!」と周りから攻められ、泣く泣く箱根まで護衛するという任務を担当することとなった。

 ということで、大阪方面の皆さん、この両サイドの二人がイジリ倒した実用車で、腹すかせた顔してヨロヨロ走っていましたら、飲料の一本、にぎりめしの一個でも投げてやってください。

 じゃあ、行ってこーい!


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※長い春休み、こいつで日本一周してきてみなさい。ほぼ学生君たちへ。

ブードゥーといえば 妖怪の足?



 7、8年間、ほぼメンテなしで雨以外は走り回った車体は、それはそれは、地味にアチコチが傷んでおりました。

 事故とかで、ドッカーンと悪くなりました!というのとは違って、通常のメンテだったら終わるところが、アレ?ここにガタが・・・とか緩みがとか・・・、もう本当のアチコチ、というかあらゆるところから小さい悲鳴が聞こえてくるようなんでありますね。

 直しているこちらも悲鳴に近い・・・、手前の取り替えで終わりかと思いきや、アレ?と気づくとその奥の方が重篤で、だったら最初から全部取り替えればよかった・・・という二度手間的な状況がアチコチにある。

 鈍感だったら気づかなかったり、見ないふりもできるが、まあ、ここでいっちょ本格手入れをということにすると、本当大変なんだよね。

 もしかして、整形外科の医者が高齢者に感じる各所の炎症の感覚って、こんなもんかしら?なんて想像したりします。

 若い子がスキーで骨折った!!!となったら、幹部の処置を適正にしてやれば数週間で治る、さすがに若いと治りは早いね、と。

 ところが一定以上の高齢者になると、各箇所の損傷は地味ながら土台が弱いので、他を土台に治そうとしてもそこもまた弱い・・・、というようなドミノ式にダメにならざるを得ない。どこが悪いんですか?といわれても、まあすべて!といいたくなるような状態・・・、今回のこの妖怪の足もとても一日二日の処置ではどうにもならない状態でしたねえ。

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 ちょっとなかなか普段はお見せしないマニアックなパーツですね。ハブのベアリングを推す玉押しなんですね。パッと見どうです?

 一歩近づきます。

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 右の玉押しに帯状の虫歯があるのが見えませんか?ゴツゴツと削れていますね、これを虫食いといいます。

 ベアリングと玉押しの不幸な関係を物語っています。

 適正な状態で締められ、且つ良質のグリスがあれば、起こりにくいんですが、まあガシガシと数年ノーメンテで走ればこうなります。

 ちなみに、こんなマニアックで小さいパーツ、スモールパーツといいますが、シマノさんはこんなちっぽけな部品、一個から対応してくれるんですね。スゲー、ありがたいことだと思います、マジで!

 今や世界の自転車パーツ製造の本丸=シマノでは、そんな奇跡的な細かいサービスをやってくれているというのに、自転車めぐるの前線では、修理するより買い換えが主流だというのが・・・チトもったいない・・・気もしますね。

 ただ円安、その他の理由で今までは格安に購入できた自転車を巡る今後の状況も変わってくるかもしれませんぞ!

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 これはディスクブレーキのローター。これがホイールと同期しており、こいつを挟み込むことによってホイールを止めるという構造。

 この左右を比べてみてください。右が新品もの。

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 長年による制動を支えた傷と、その分薄くなったローター、まあまさに身を削って、自転車を止めてくれていたんですね。もちろん写真にはありませんでしたが、こいつを挟む方の本体のパッドも交換・・・と、全身に至る細かい患部を地味ながら丁寧に治していきました。

 その足となる、妖怪のご本尊は・・・?

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 出たーッ!!!!

 今日は上半身サザエ鬼、下半身は・・・猫娘・・・かな?

 まあ、本来妖怪の足といえば、鬼太郎ちゃんのアレですよ、数十羽のカラスを束ねた紐の中心に座るあれ。

 あれ実現できないかな?そうすれば、カラスのイメージは、うって変わってかわいがられるでしょうな。

 というより、なんであんな利口な鳥を家禽にしなかったのかが不思議だこりゃ。

 伝書鳩は、詳しくは知りませんが、どこから放しても、一箇所に戻ってくるという性質なんでしょ?

 カラスだったら、訓練すれば場所指定もかなりの数できるようになると思うんだが。

 それにオオカミを家畜にして、逆にオオカミから身を守ったように、家禽カラスを作ることによって、野生カラスをうまく管理することってできないのかしら?なんてね。

 まあいいか・・・。とにかくまた隙の無い妖怪の足として、ブードゥーはよみがえったのであります!ゲゲゲのゲ

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※雑誌やネットその他で、アルミやカーボンといったレーサーの「常識」を壊して、頭をグチャグチャにしたい方、リセットしたい方・・・。お待ちしています!

また、本日中ですか、本ブログ積載読者様が400万人を超えた・・・らしいです。10年弱で無名の人間の書いたものにそれだけ多くにご愛読され、何らかの情報提供ができたかと思うと、感慨無量ですね。ありがとうございます!引き続き、これからも存続して読んでいただけるよう、努力して参りたいと思います!

トライアスリートも鉄へ 誘い



 不気味な人影を、店内に発見。どこかで見たことが・・・。

 そうだ、あの怪童中学生だったシンジ君だったか。今や大学生だよね

 しかもこの四月で三年生だぜい!ええ?!この前入学したばっかだったのに?もう三年かい?

 はやいよねえ。明大のトライアスロン部所属なんで、来年度からは実務上のトップになるのかな?

 そんなこんなやっている内に、就活だの卒論だとの、老いやすく学なりがたし・・・なのであります。

 大学の名前を背負っての三年生。半年前から自転車見ると・・・、何ともアルミのはげっちょろけに乗っているんですな。

 まあ普通に見ればいかにも貧乏トライアスリート・・・に見えるかもしれませんが、いやしくも高校時代は一番自転車踏んでいたんじゃないか?その前は水泳だったが。

 もう少し、自転車から行きました・・・という車体はないのか?とどちらかというとハラハラ見ておったわけです。

 とある筋から当代アルミ最強フレームがあるということで、その到来を待て!といっていた店主の責任もありまして、もちろん攻められはしないのであります。

 ただ、その最強フレームもデリバリーという不安定要因がなかなか払拭できず・・・、三年生になる前に渡すことができそうにない・・・という状況が来た。

 でも、あのボロアルミで、三年生か?

 そこで、冗談半分と、浮気防止のために、クロモリであるが当店オリジナルフレームに乗ってみないか?なんて声かけしたんでありました。

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 こいつでありますな、毎度お見知りおきをありがとうございます。

 こいつは、58系の105フル装備に、足回りに手組最強DT585を前後履かせているバージョンなんであります。もちろんそこそこのレースでは現役でガンガン走れるもの・・・と信じつつ組み付けておるわけですが。

 これに乗ってみるかい?と。

 二つ返事・・・しないんだよね。無言で、ひったくるようにフレームつかむと、ガシガシと階段を上り、外に出へ持って行く。こいつのこういう時の背中は何度見たことか。いろんな自転車を試乗することがまず何よりも好きな男、とも言えるねこの子は。

 ポジションチェックなどを簡単にしてから、行ってきます、とボソッと消えていった。

 ・・・・何時間待たされたことだろう・・・。

 イヤ、ある意味やられたか?と思うくらい長く感じた・・・といった方が正確でしょう。

 帰ってくるなり、にやけて、ヤバイっス・・・、と一言。

 まあ多分そんなことだろうと思った。

 元々こいつは鉄フレームを主流に乗っていたやつでした。

 本ブログを掘ってみればわかりますが、高校時代に一体何台のクロモリフレームをねじ切ったことか?怪童レーサーの名前をほしいままにしていた高校生だったんです。

 歴代ねじ切られたクロモリフレームは今でも大切保管されており、もし彼が世界的に有名なラーメン屋になったら・・・、ではなく伝説のアスリートになったとしたら練馬にオカダシンジ記念館が建設され、その偉業をたたえる、ドンブリ・・・じゃなくて、カップやレンゲ・・・じゃなくてメダルらが飾られる中で、伝説を陰で盛り上げたクロモリフレームたちも展示されることでしょう。

 少し興奮状態から落ち着いたとき「かつてのクロモリの感覚がよみがえってきた・・・・」と口走る。いうことが違うよね。

 そこですぐに発注。いいの?あの最強のアルミは?来てから考えます・・・イヤ、二台あっても困りませんから、その時はその時で・・・、まあそうだよね。

 ということで、オリジナルレーサーの発注をいただいたわけであります。

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 58系の105で決めました。ギア比は今アスリートで主流だそうですね52*36なんだそうだ。登りのレースで36なんて使って大丈夫なの?なんて思うのはオオオヤジの証拠ですね。

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 リアホイールだけ発注いただきましたが、ケッパはお持ちのようなので、練習用の30ミリ手組。

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 細工入り、ブレーキ。ケミカルは偉大なり!

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 ポジションはもうわかっているんで、ご所望のものをポン付け。スペーサーいらないらしいが、万が一があるので二枚分は乗せておいた。

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 浅めの丸ハン、丸ハン好きはいいんだが、この浅めで・・・良いのか?と思いつつも、ゴールスプリントなんて無いんだしねえ・・・、まあ好きにしな。

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 そこまでは好みとポジションは厳しいながら、なんでこんな柔なビニールサドルに?というくらいにグニョーンとへこむ。まあまずは家に帰るまでのサドルか?

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 自転車自身は、走る気満々、あとは君次第だよ。

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 フレームサイズトップ56.走る気満々。アルミやカーボン乗っている人も驚く、はじける鉄フレームじゃ!

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 これでゴールにまで持って行く・・・んじゃないんだよなあ、その後10キロ走らないとねえ・・・。でもまあ、部内の総合有能な選手とうまく連携して、水泳でキープ、バイクでは40キロTTのごとく仲間を連れて行き、タイムアップしない内に、ランで戻れ!

 店主が監督なら、そう指示するなあ。

 とにかく三年、主力には違わない、この一年見せてもらうよ。そして岡田先輩かっこいい!自分もクロモリで・・・なんて後輩ができたら、最高なんだがなあ。

 仮に、混戦の結果、落車が起きたとしても、鉄フレームに最強アルミホイールなら、大けがしない限り、大抵はレース復帰できるでしょうからな。

 まず、猫も杓子も炭のブームの中で、クロモリでちゃんと勝負できる選手が活躍できたら、経費などを考えると・・・・やはり鉄・・・という選択肢も学生君その前後の子たちにとって現実味が増してくるかもしれませんね。

 といっても、若い内は、炭が好きだよねえ・・・、バーベキューでもつついてろ!エアロスポークで!

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※試乗も多少できるようにしています。何乗っている人も、おどろくんじゃないの?なんてね。こいつを起点に、いろんなレーサーを作っていく、じっくりやっていきます。

再塗装と高機能化 山梨じゃあ無理もない・・・



 ビリオンというと小さいところで丁寧に作っている、という印象の小径車でしたが、今回は山梨よりやって参りました。

 山梨といえば山はあっても山梨県・・・といわれるくらい山の県でありますね。逆に言うと海を持たない県とも言えます。それなのに寿司屋の数は全国一・・・という不思議。まあ、寿司は新鮮さだけじゃあない・・・ということなんでしょうが。

 山道の多いところですから高機能化か?と思いきや、そこまでそれには拘っていないようで、むしろ自分で自転車を管理できるようになりたい、というところから、キッカケが始まっているようでありますね。

 だから、高機能になればなったで、その管理の仕方がわかれば、より高度な管理用が身につく・・・ということにつながってくる。

 もっと自転車との距離が縮まってくると、乗る距離網当然伸びてくるでしょう、そうして山の国ということにあとから気づく。

 そんなことを先取りして、チャッチャカ高機能化と再塗装やっちまいましょう。

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 まず色を濃いめのグレーに再塗装。ビリオンというステッカーは持ち込み。ミキスト系の二本の細いパイプが通常の自転車に比べて、非常に塗りにくい・・・、苦労させていただきました。

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 例えばブレーキを調整にむずかしいギロチン系のものから、調整のしやすいカンチに交換。

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 いじることを覚えるなら、まずは単純な作業の集積を丁寧に重ねていくような方が望ましいでしょう。

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 当然前も交換と行きます。

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 最近のカンチは値段の如何に関わらず、効くやつは効きますなあ。

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 まあ、こいつはとりあえず付けたというか・・・フレームのおまけに付けときました・・・というレベルのものでしょうねえ。

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 まあ、シャッキッとシフトした方が良いですねえ、デラーっとするよりも。

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 まあ、平地だったらこれで良いかもしれませんが、山道となると山梨だしなあ・・・、最初の管理はむずかしいかもしれませんが二枚にしておきましょうよ、とりあえず。

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 フロントディレーラーもついて、立派だなあ・・・。自転車が徐々に走る気に満ちてくるのがわかります。さあ、のっとくれ!!!とね。

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 元々はシングルだったので、リアはここからシフトしていたわけですが、フロントが加わったので、もう一つシフトの場を設けないと、スマートには使えませんね。

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 裏のここに、ベル台座として使われていたので、奪還します。どけー!

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 これで機能は相当上がりますね。

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 ハンドルにバーテープを巻いて、これで完成かな?

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 何かビリオンさんの正規代理店にでもなったような感じで、ちょいと違和感ありますが、紛れもなく当店発のビリオンとなりますね。

 これを山梨にお持ち帰りになって、高機能化した、自転車の機動力を堪能してみてください。そして、メンテ的管理はそれから徐々に覚えていきましょうか?

 まだ未定のため大変不安な日々になりつつありますが、当店が、次移るところは本気で覚えたい方をサポートできるような態勢作りをしていけるところを探しています。物理的な広さはあるに越したことはない。ただ広すぎる場合には、共同工房とかシェアリングをしながら・・・というようなことも視野に入れています。

 地方からいいんじゃないですか?週一でも、数日連続でも。

 子供も徐々に手がかからなくなってきて、例えば巣立っていったとしますが、今の世の中それから先が随分と長いはずであります。そこで隠居でいいんですか?

 もちろん例外的に年金が全く荒れていない階級の方々がこの国にはいらっしゃるようで、下々の年金はただいま官製株価上昇にジャンジャンつぎ込まれているらしいですが、そちらには手は付けていない・・・。本当だとしたら、そんなに遠くないうちにひどい目に遭いますな。

 そういう方であれば、ボーッと下っておれば良いのかもしれません。イヤー、超安定したブロイラーでよければ、ご勝手に。

 いやいや、それからが人生二山だ!と山を張りたいのであれば、年齢なんか関係ない、どこからでもセミプロ目指せ!

 てなもんでね。

 新店舗ではそうしたデビルマン達が集まれるような、巣にしていきたいねえ、数年間に、予言のようにここは梁山泊ですから・・・といった方がいらっしゃいました。108人集まれば、怖くはない。何か物件情報などがありましたら、よろしく!

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※当店やる気頂点系クロモリロードですが、アルミ乗りカーボン乗りたちを食いまくっています。一様に、鉄がこんなに走るとは・・・。他の店舗さんは一体どんなセールスしているんだろうなあ・・・、鉄は古くて重いから、おすすめしません、やっぱりアルミかカーボンでしょう・・・とか言っているんでしょうか?この試乗車兼はせせら笑っていますぜ。

新たな木製自転車



 カーボンとアルミという異なる素材のもの合わせることをハイブリッドというそうですね。

 リア三角をカーボンにして、前三角をアルミにする、またはその逆・・・というような。自転車の戦闘機がアルミ主流からカーボンへ変わろうとした過渡期に出てきました。その後少し揺り戻しのような動きもなくはありませんでしたが、まあそう長くは続きませんでしたがね。

 レース車体は戦闘機ですから目的が決まっています。それに一歩でも近づくものが出れば、そちらに主流が流れるのは当然のこと。それはそれで良いんですが。

 このハイブリッドのもう一つの側面、見た目や風合いと言ったところから、再生またはジャンルとしていき続けることはできないか?という試みに出てみたんであります。

 実は上の自転車もハイブリッドなんです。

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 鉄のラグに木製パイプを継げて、作った鉄と木のハイブリッド車の完成であります。レース車体からすれば、荒唐無稽の発想と作品に違いありませんが、見た目と風合いという意味では、定着していく気配ありませんかね¥

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 リア三角は鉄で前三角は木。アフリカで竹のレーサーが開発されましたが、それに継ぐ木と鉄のコラボですよ。

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 まあ加工は比較的簡単な木ですから、こういう作品もいずれは出てくると思いましたが、それにしては時間がかかりすぎました。そして珍しく当店がこの手のリードメーカーとしての地位獲得・・・。

 これからは乗らなくなったら、燃やせる自転車ということで処分まで考えたプロダクト。これからの物作りはこうじゃないとね。

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 まあ、選手じゃないんで、適度に乗りつつ様子を見ていくという展開にしばらくはなりそうです。

 この開発を機に、これから今までにはなかったような素材同士のハイブリッドを目指して参ります!!!

 予告ですが、大理石と鉄のコラボ、多少重くなるかと思いますが、見た目はグーでしょう、たぶん。

 お楽しみに!!!!

※オット!まだ九日早かったね、四月一日までは・・・。

イヤー 参ったな・・・



 金曜の夜深夜より、急な発熱38.8にまで行く発熱にうなされ、土曜日は全く使い物ならず・・・でありました。

 何かこの時期もインフルエンザが流行っているらしく、家人を含め店主を病院送りへと誘うのであります。

 こちらは立っているのも大変なのに・・・・。

 といっても横になっても大変なくらいの背中から腰にかけての痛み、寝返り打つのも大変、イヤー本当参った。

 確かにインフルエンザであったら、家の者全滅になるとも限らない・・・。

 日曜の朝、フラリと起き出て、日曜でもやっている医院にでかける。しかし自転車は便利だね、ウソーってくらい遅いスピードであっても、徒歩よりも速いし体力使わないものね。

 そういう意味で病人のための自転車・・・何かを考えたりして。

 で、到着。駐輪場の自転車の多さに愕然。中には待合室で人が立っています。行くところに行くと、流行っているんだなあと。

 二三時間はこりゃ覚悟だわ・・・と水を購入してきて、持久戦。

 しかし意外と人の流れは速い。次から次へと呼ばれては、会計かなにかをやって帰る。

 そんなこんなで呼ばれていくと、もう病人見るのも飽き飽き(お疲れだったのかな?)というお医者さん。どうしました?と。

 こちらの話を聞いて、発熱の内容も聞いたはいいが、なんとそこで計ろうとする気配、というか余裕が全くない。

 背中が痛い・・・というと、後ろに回って、どの辺です?と少し触り、聴診器で心臓付近を見てから、インフルエンザかどうかの検査しますか?と。

 それを頼んで、処置室へ、そして鼻水採取で二十分後また診察室。

 「インフルエンザじゃありません。・・・薬出しておきましょうか?微熱と体の痛みを回復するものと・・・なんやかや」その内、こんなのもありますがいりますか?と患者に聞いてくる。まあ、そんなものなのか?とは思いましたが、お医者様も大変ですねえ。

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 出された薬が4種類の五日間。しめて2500円ということでした。

 まあ、結局はちょっとした形式的な問診と、基本検査で薬を処方するというのが、町医者さん達の主な仕事だとすると、それに二時間以上時間とられるのもねえ、なんて思ったりするんであります。

 なれば、薬剤医師と医者との間の資格を作って、そこで基礎検査と薬の処方をやってくれれば、町医者さん達の仕事の軽減につながるんじゃないの?なんて思うわけです。

 本当か嘘かは知りませんが、老人福祉と児童福祉を資格として両立させることによって、養老院と保育園を同じ一つの建物に作ることができる。将来少子化で子供が居なくなったら、養老院にすれば良い、行政の皆さんも切羽詰まればそうしたアイデアをしぼってくる・・・。

 もしかしたら、上の薬剤師と医者の間の資格なんていうのも、そんなに遠くない時期に実現されるんじゃないかしら?医療を独占したいと考えるなら医師会は反対するでしょう。かつては救急隊が補聴器も使えなかった・・・と。

 昔は自転車は自転車屋でなければ診るところはなかった、今となってはその手前のホームセンターや量販店でも売買されている、むしろそちらの方が量的には主流といっても良いかもしれません。

 ちょっとしたパンクやその他はそんなところでもいいんじゃないでしょうか?もっと込み入った施工なんかを自転車屋がやれば良いんじゃないか?

 風邪やちょっとした発熱なんかは特殊薬剤師による診断と処方ですませて、重篤なものに関してのみ医者に任せる・・・。

 救急隊と医師との間に救急救命士ができたように、隙間を埋めるための資格なんていうものはその気になれば、いくらでもできるはず、そこで経費節減など大いにできるんじゃないのかしら?などとボーッとした頭の中で考えた。

 もちろん隙間だらけではダメだけどね・・・オット・・・自転車界は・・・大丈夫か?

※ぼちぼち明日ぐらいからスロースタートして参ります!

エアロ系スポークは常用すべきか?



 手組ホイールをおします当店で、ホイールの組み付け依頼もいただきます。これもそうですね。

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 スモールフランジのグランコンペ、これは持ち込みで。

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 ブルーのアルミニップルをご指定してきました。

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 リムは天下のマビックオープンプロ、申し分ありませんな。当然でしょうが、今でも精度は良い。

 ここまでは良いとして、スポークが、2.0/1.5のバテッドで、というご指定。

 常用するホイールとしては、トラブルフリーとは全く言いがたいと思いますね。当店は基本2.0のプレーンを使っていますが、それにはそれの理由があります。

 強度の問題、つまり走っている途中にスポーク折れなどのトラブルが基本起きないようにする、ということですね。2000年以降、この手の頑丈方スポークは本当に折れなくなっていますね・・・。


 ですので、バテッド系スポークやエアロスポークなどは、よほどの依頼を受けない限りは組み付けはいたしません。少なくとも常用ホイールとしては、組まない方をおすすめします。

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 今回の場合、余分のスポークを二本ほど付けて、お出しします。

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 ニップルもね。でないと折れました!とホイールだけを持ってこられても、すぐに対応できませんからね。

 そんな折、こんなホイールもやってきました。

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 どこかのショップオリジナルということですが、スポークがバリバリのエアロ!

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 焼き鳥でもさせそうなくらいに平べったくされていますが、サピオという高級なスポークの刻印があります。

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 前輪のラジアルの一本が折れています。決戦用として使ったというより、常用に近い使い方をしていたんじゃないか?と推測できます。

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 こんなフリーボディーに傷が付くなんて、脚力健在!何でしょうが・・・。もとなんてったって怪童ですから・・・。

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 リアの方にも次に折れるスポークの候補が見られます。時間の問題でしょう。

 ということです、常用のホイールのスポークは悪いことはいわない、2.0のプレーンでガッツリ組んだ方が良い。この辺は年寄りの言うことを聞いておいたほうがいいよ!

 といわれつつも・・・、若ーのは性懲りも無く「やっぱりエアロで・・・」と来るんだろうなあ。

 そうそう、一つアドバイス。決戦用ワッパや完組など特殊スポークを使うホイールを購入のご予定の方は、是非ともそうしたスポークのスペアをも入手しておくことをおすすめします。それとニップルも特殊なはずですから、それに相応したニップル回しもね。

 もし何かあったら、スペアスポークや工具持ち込みで直してくれるショップもあるかもしれないのでね。もちろん当店だったらやりますよ!とちょっと宣伝・・・。

ピスト持ち込み 隔世の感



 キヨミヤザワのピストフレームの持ち込みです。

 かつては、こういうピスト組付けの仕事がメインな時もありましたな。言われるところのピストブームで、フレームそのものの入手ができなくなった。

 それまではエンド110のフレームなんて五千円にもならなかったんですが・・・、何だ?ってくらい高値が付いた。あれで儲けた方もいたんでしょうが、ブームが去ったあと、あの大量にやりとりされたフレーム達は一体どこにいるのやら?

 フレームバンクなんていうのもありましたね、今どうなってんだろう?

 フレームがないならないなりに、入手した人をサポートすれば良い、というスタンスで当狸サイクルを回していましたね。

 ただ、ピストハブがない、いわんや110用のハブもない、シングルクランクも加工しないとないなど、そもそもが限られた中で作られていたパーツ類でしたから、増えた需要に供給が間に合わなかった。

 BMXのハブや、ボスフリーのハブなどを利用して、対応していましたっけね。

 シングルもダブルクランクのインナー外して、なんとかかんとか・・・。

 メーカーや業者の展示会では、アチコチのメーカーさんに作ってくださいよ!と頼み回りましたが、「マウンテンバイクの時もそうだったよなあ、作れ!作れ!っていうから作ったら、もうブームが去ったって・・・。だからなあ、あんまり信用しないんだよ。」

 なるほどねえ、サイクリングブームだって戦後何度か波が来ていたわけで、まあピストブームなんていうのも、その中の小波に過ぎなかったんでしょうな、大先輩のメーカーさん達は加熱する世のブームには冷静でおられたように思います。

 かつて、デザートブームとかで、一つ覚えのようにティラミス、ティラミスというときがありましたな。マスカルポーネチーズが品薄になった・・・。

 その後は、確かナタデココ?そんな大ブームを日本が仕掛けたせいで、南洋の国ではそれまでの畑をすべてつぶしてナタデココの原料栽培に転化したといいます、その途端に、日本でのブームなさってしまい、大打撃を与えてしまったらしい。

 その後は・・・、さすがにそうしたブームで原材料生産の方々や国々に多大な迷惑がかかるようなことは、差し控えるべきだ・・・ということだったか、次のアロエ系のものに関しては、各大手乳業メーカーらはブームではなく、定着の方向へと売り方を変えていったとか。

 ピストも同じ。ブームが去って、ハイ終わりでは・・・ねえ。薄くてもなんでも、愛好者が必ずいるように、細々でもそうした愛好者をきらさないような、そういう展開の仕方の方が、自転車界自体にとっても、好ましかろうと思うわけであります。

 まあ、当店は非難囂々の中でも、ロード乗りはピストに乗ろうよ!運動を細々と続けておりますが、それもそうした考えに基づくもので、シングルを乗る動機がシンプルが好き!であっても、トレーニングのため!であろうが何でもいいんであります。

 自転車のジャンルの中に、ピスト車というシンプル系のシングルギアの車体があって、それが自転車を乗るときの選択肢として、細かろうが太かろうが、ある!!!!ということが大切なんだと思いますね。

 まあ、そんなわけで忘れた頃にであろうが、こうした持ち込みが来るのはある意味大歓迎・・・なのであります。

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 結構持ち込みものが多かったですが、まあ何とかなる・・・ようにする。

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 クランク、チェーン持ち込みOK!ただ目立たないながら、BBに関しては、103ミリというちょっと特殊系のもの、当店の在庫にて対応できたというわけであります。

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 街道仕様には前後ブレーキ・・・ですね。未だに取り締まられる人がいるということらしいです。先日もお客さんに一人・・・いたような・・・、もう奥さんが居るんだからネ!

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 前も丸フォーク用の外付け台座を付けてのノーマル系の取り付け。他にフォークコラムに臼を仕込む形式もなくはありませんが、ピスト車というのはクリアランスが異常に狭いものもありまして、そうした取り付け金具の厚みすら許さないクリアランスも珍しくはないんですね。これタイヤに空気入れて大丈夫なの?というくらいギリギリのものもありますしね。

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 値打ちは当店手組ホイールであります。リムハイト30ミリもの。DTではありません。

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 二推しのアラヤSA730ポリッシュであります。アラヤさんですから精度も良いし、ポリッシュですから見た目も良いんだよね。

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 相変わらずの、下手な写真で申し訳ありませんが、特に下の方などチェーンが映っていますね。

 これなんかも主力の一つとして、大いに推していきたいのでありますが、どうも今生産が滞っているようで・・・イヤな予感。

 問屋の入荷情報では三月中旬と書かれていましたが、それが一月先に延びている・・・。前回そんなこんなを繰り返している内に、生産やめました・・・なんてこともありましてね。

 別の問屋がなぜか持っていた・・・ということで、大喜び!だったのが、また品薄状態。技術的にむずかしいところがあるのかなあ・・・。

 復刻したら買い占めだ!

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 はい、街道仕様のピストが完成です。軽い事故の形跡がありますが、重篤ではないので大きな問題は無いと思います。普通に乗るなら、大丈夫でしょう。

 ただ、ハンドルがモロピストで、下ハン握ると、やっぱり走ろうとするんですね、前へ、前へとそそのかされます。ヨーシ!なんてそれに乗って踏み込もうならまたズズーンと、前に出る、ご老体でもピスト車ですからね。
 
 単純な構造なのに、なんでこんなに走りが違うのか?という初歩的な疑問を体感させてくれるという意味で、やはりこいつらは衝撃的だったんでしょうね。

 だからかなのか?こちらから見ると、角を矯めて後殺すような乗り方をしている人が出てくるのも、肯定するしないは別として、頷けなくはない。そういう「危ない」自転車であることには違いは無い。だから魅力があるんじゃないか?なんてね。

 ピストブームが持ってきてくれた恩恵というのもありまして、自転車界は大分カラフルになりましたね。そして、それまでになかったハイセンスなものとのタイアップや自転車とライフスタイルとの関連も大いにリードしてくれたようにも思います。

 実用車をシングル固定化することなんかもできるし、それを見てシンプルでいい!と評価してくれる人の目なんかも、ピストが磨いてくれたのかもしれません、自意識過剰な魂などよりも、そうした側面を磨いてくれたピスト、薄かろうが細かろうが、ジャンルとして、層として残すことを当店は静かに目指します。




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※であるので、こうした街道ピスト車、大いにセール中なんであります!

春休みの方が長い・・・?で 何処へ行く?



 一見大人・・・に見えますが、高校生なんですね。

 例のあの、高等高専の自転車部からやってきました。

 この春休み、部長と二人で、大阪へ行こう・・・となったそうだ。

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 そういえば、夏休みというと、なんか遊ぶぞー!という実感がありますが、春休みというと、新年度に備える・・・という意味が強いように思いますね。

 学校によっては、夏休みよりも長いんですが、お遊びモードというよりも、ちょっと違うようですね。

 もっと学生が自転車で走り回るかと思いきや、意外と静か・・・という印象があります。

 そんな中での大阪行き、今年もやってくれそうですは、こいつら。となると、まあ軽くするかな。

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 外すもの外していきます。前のカゴも外しましたね。

 そして、箱根を越えないといけない・・・となると。

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 ありものクランク、三枚を付けてみる。まあ三枚もあれば何とかなりそうなんだが、フロントディレーラーがない。

 どうやってシフトするか?

 手でやる。チェーンつまんで移動させる、以上。

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 サドルも軽くして、ダンシングしやすくする。長距離乗るには、必要でしょう。

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 と、今日のところは、この辺で勘弁してやる。

 また四月頭に行く前に、一度来ること。再点検しながら、万全を期す。

 なんかやらかしそうな顔しておる。

 晴れて部となる。さーて、年度初めに、ミーティングだな。

 できる内に、ハチャメチャしておけ!

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※学生向け、ハチャメチャ号。これで地の果てまでいけるよ!

音なり解消法 ・・・・そんなもあるか?!



 これは多分自転車だけではないでしょうね、乗り物一般、イヤ、機械類一般といっても良いかもしれません。

 変な音がします・・・。

 これが来ると、一瞬身構えます。これは多分どこの分野でも同じかもしれませんな。

 もちろん定番の音なりもあります。それはそれなりに対処できますが、大体がリアのホイールの方から聞こえます・・・というような出所が特定しにくいものになってくるとなると・・・、これはまあ、大変なわけであります。

 当然、自分たちも乗ってみますが、そうした音が乗ったときに限って、聞こえないこととか、気にしなくてもいい、無害な音を気にしている場合もありますし、これかな?とすりあわせをしないと、問題を共有できない事なんかもまたありますね。

 で、確かに音がします、となったとき、それが定番の音でありましたら、そこを対処するわけですが、上のようなビンテージ系のアチコチが古くて、緩い状態となると、これが大変な事に発展する可能性大!なんであります。

 急がば回れ、の原則からすれば、もう一度すべて外して、基本に則って、組み付けるしかない・・・。これがまあ、基本中の基本なんでありましょうな。

 ただし・・・できれば、そこまでする前に、音の原因が特定できて、対処できれば・・・ありがたいなあ・・・と思いつつ、やっていくわけであります。

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 取り合えず、ガタ取りとマシ締め・・・。もちろんグリスの充填し直しなど、まあ、ほとんど再組み付け・・・なんでありますな。
 
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 ブレーキは干渉していない限り、または緩くない限りあまり音なりには関係しませんが、ホイールって奴、こいつはまた音なりの強敵・・・とも言えるでしょうな。

 ハブの中が原因だったこともありました。しっかりグリスアップすることで、音なりが終わったこともありましたが、色々試して、ダメで、もうそこしかないよなあ、とやってみて止まったということなんかも。

 だったら、音なりの原因探しするよりも、先の基本に戻る、再組み付け・・・がやはり最終的には近道なのかもしれませんね、それがなかなかできない・・・、手前で原因特定して、サッサと収めたいんであります。

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 コグは、今回交換しました。こうしたこともねえ。でも今回は、メンテしていくにしたがって、徐々に音が減っていく・・・という感じで、諸悪の根源はここだ!というようなハリウッド的な展開ではなかったようです。

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 ヘッドパーツなんかもね。まあ、つまりはグリスアップすべきところはすべてする、そしてパーツ同士が干渉していないか?などをじっくり見ること・・・なのかもしれませんね。

 ですんで、お客さんは「音なりがするので・・・」というよりも、「すべてのグリスアップとできれば再組み付けできませんか?」と依頼した方が近道かもしれませんね。

 色々やってみて、走ってみる・・・。少なくとも店主が気にするような音はない・・・。ただし、踏み方によって、らしきものもなくはない。

 こういう場合、どう判断すべきか?

 一定の体重があって、脚力もある初心者から、たまにある調整依頼があります。

 「なんか勝手に、変速しちゃうんです・・・。」

 ではワイヤー調整かな?といじってみても、少なくとも腕で回している限り、調整の必要が無い・・・となると、原因はアレだ・・・。

 体重と脚力のある人が、ペダルを踏むと、その力でフレームがねじれるんですね。

 フレームがねじれると、フレームのパイプに平行して張られているワイヤー類がその瞬間引っ張られます、特にチェーンステーのワイヤー類が。

 ワイヤーを引っ張ることで変速させているディレーラーは、そのワイヤーの引きに反応して、ディレーラーをほんの少し動かします、それが「勝手に変速」の原因だったりするんですね。

 ということは、体重を減らす・・・とか、脚力を無くす、またはトルクをかけないように踏む・・・ということがその対処法ということになって、ワイヤーをメカニカルに調整することが解決に結びつく、ということはありません。

 今日では、無線系シフトにすることでそうした、ワイヤー問題を避けることができるかもしれませんね。

 ということで、踏むペダリングから、回すペダリングに変えてください、というアドバイスが一番の対処法にもなり得る。

 今回の、調整しきったあとの音にかんしては、回せば音なりはなくなるということ、古い鉄のフレームということで、よれる率がフレッシュな鉄フレームやアルミ等のフレームよりも高い、ということも原因の一つかな?という結論に持って行けそうかと思います。

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 今やシングルですので、このWレバーは飾りに過ぎませんが、台座もあるので、多段ホイールを付けて台座にディレーラーを付けてワイヤーを張ってやれば、ちょっとした遠乗りもできる自転車に変身もできますね。

 チョクチョク、面倒を見てやれば、まだまだ乗れるし、乗ってやって欲しいですね。

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 こいつの持っている独特の雰囲気は、昨日今日の自転車には出せない・・・、ということは、こうした自転車を預かるということには、ちょっとした責任感のようなものが必要になってくる・・・様な気もします。

 バブル最盛期の頃、あぶく銭で世界の名画を買いあさった、どこか大企業の会長だか社長だかは、自分が死ぬときに一緒に焼いて欲しい・・・といったとか、いわないとか。これが本当だとしたら、どこぞの国を笑えないほどの下品な発想のように思われますな。

 世界の名画を所有している・・・なんておこがましいわけです。たまたま、人類の遺産を今自分の管理下に置いて預かっているだけだけでしょ?所有=処分権と勘違いしている、どうしようもない方。

 すべてのものに対してとはいいませんが、一定以上の価値が認められるものには、「自分のもの」=所有などという観念よりも、授かりもの、預かりもの、という感覚が必要なんじゃないのかね?なんて思うわけです・・・。

 そもそも、すべては預かりもの・・・、徹底はできないまでも、そう思って生きることができるように希望する、仏教者の店主なのであります。たしかに、自分の金を払う・・・というとちょいとつらいときも正直ありますが、そもそも自分の金だ!などと思わずに、たまたま預かっている銭を有意味に使うんだ!と思えば、確かに、確かにホッとする瞬間もあるわけであります。

 まあ、色々こねくり回しているようですが、大事に乗ってくれ!ということですわ!

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※通勤にはいいと思うなあ、クラシカルに見えるが、そうではありません。学生さんにもいいかもね、知的にも見える・・・。

変態君がクラリス載せてやってきた!



 どこからか湧いてきたような、実用車のフレームです。ちょいと古いもので、国産らしいです。

 こいつをレーサーとして、利用したい・・・。

 通常の自転車屋さんだったら、頭の上に???状態で、しばらく沈黙でしょうが、コチラはもうそういうの慣れ慣れなんで、コンポはソラで?いや、クラリスもバカんなんないよー、と普通の会話が続きます。

 で、決まったのがクラリスのせ、まずは、フレームの要所を計測して、コンポを取り寄せる。それでもちろんポン付けはできない、まあ、相当数の施工例を越えてきたものがいないと、なかなかスッキリとはいきません。

 ご依頼の方、できれば組み付けるとこ、手伝いたい、見たい・・・というご希望、お仕事も手仕事系なので、そうしたご要望の気持ちはコチラとしてもよくわかります、ということで始まり!

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 狭い店内、ギャラリーも含め、何人居たかしら?

 こんな時も思うのは、もっと広かったら、自転車組み付けワークショップなんてできたり、親子自転車教室・・・なんてやったりと、おもしろいんだが・・・。そういうところへの引っ越し・・・、さて物件探しだ!!!!

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 台座を作って、コンポ載せ。ここでも、クラリスはやってくれますね。ある意味この手のジャンルの、救世主になるコンポだね!

 作りのちょっとした適当感がまた、この手の遊びによくて、と同時に機能は問題なしよ全く、全く問題なし!

 なんかコンポとしてすっかり気に入ってしまい、ソラ・・・はまあ、まだわからなくもないが・・・、ティアグラの意味がほとんどわかりにくくなりつつあります・・・。といいつつ、ティアグラ再生計画も練りつつありますが・・・。

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 クランクも一見ホローテックⅡに見えるが、キャップで偽装しているだけで、じつはオクタリンクもの。オクタリンクといえば、過渡期のBBと思われなくもないが、実は現役競輪パーツとして使われております。

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 コンポは基本クラリスなんだが、ブレーキだけは、大体ロングアーチが必要ということで、シマノの別物仕様にしました。

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 リアは例によって板ブレーキ、ワイヤーワークはもう少し何とかしたかったが、ヨシガイならできたんですがねえ・・・。

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 クラリスハブの700cホイール、タイヤも23cであります。

 で、ハンドルですが・・・。

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 ドロップです!ドロップ!

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 シフターもクラリスのSTIという、ちょっと贅沢バージョンですね。

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 ポジション出すために、長いピラーと、ダンシングしても軽いようレーサーサドルを付けています。

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 チャーン!!!上のダウンチューブを引き上げたら、ちょっとしたレーサーに見えるよね。ってくらいの変態君なのであります。

 乗ってみると、まずコンポはグー。倒れ気味のヘッドチューブにオフセットも半端でないフォーク、それに長いステムなんで、前輪がバッタンコンという感じ。後乗りで、ゆったりと制御すれば問題なし。まずは慣れることだな。

 それはレーサーと比べれば、引きずっている感もなくはないが、まあ、これが実用車フレームで作られてるとこを見ると、十分合格点があげられると思います。

 まあ、レーサーに乗ったことがない人だったら、驚くでしょう。

 と同時に、これにて、レーサーにはまったとしても、フレーム一本購入すれば、あとはほぼ載せ替えで対応できます!

 そこそこ予算はかかっていますが、そういう発展性もありということで。

 しかし、なんかこんな車体でプロモーションビデオかなにか作りたいね。

 まずは実用車に選手を乗せて、レーサーにアマチュア乗せて競争させる。

 次に今度は、その実用車を上のように改造して、同じくレーサーアマチュアと競争させるとどうなるか?なんてね。

 実際問題興味ありますな。と、同時にこうした変態号が現れると、ブログの裏でのどよめきが伝わってくるんであります、サーテ、一体何日つづくやら、そして何人が触発されることやら・・・。

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※これは今や廃盤、バラクーダ、ホンマのレーサーでありますよ!

ドロップ化 ツーリング系ということらしい



 ドロップ化というと、ありがたいことに、もう相当の施工例がありますが、その多くはスピードアップねらい、というのが動機と言えると思います。

 フラットのクロスバイクを乗っているんだが・・・、レーサーにも乗ってみたいなあ・・・というところから、一つの落としどころとしてドロップ化を思いつくというパターンが圧倒的に多いかと思います。

 今回は・・・ツーリング、長距離を重要視していきたいということ、らしいです。

 では、その両者をどのように改造分け、していこうか?ということですが、ウーン・・・ハンドル幅とか、ステムの角度や長さといった・・・、ポジションに関するところでしょうかね?

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 まずは、こいつをドロップ化にしていきます。

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 ハンドル幅は芯芯で420ミリ、当店仕様としては広い方かしら?

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 シフターはSTIを使っています。

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 現行の8速、クラリスであります。

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 これが側面から見た写真ですが、シフトアップもダウンも、いずれの握り箇所からも可能となっています。一つ前の8速ですと、下ハンからのシフトアップはできませんでした、例えば下りに入ってから、下ハン持ってシフトアップをしたいと思っても、一度ブラケットを握り直してからでないと、できませんでした。

 だからなんだよ、かもしれませんが、競技系およびスピードを意識して走るとなると、あまり良いことはありませんね。

 そしてこのクラリスは、ある種の救世主的な展開に寄与するんじゃないか?と思いますね。シフティングについては、まあ、文句なし・・・です。

 その他コンポ全体として、十分に使える!といっていいでしょうね。

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 今回は、フロントディレーレラーはクラリスを使用しました。リアディレーラーは、そのまんま。

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 いつものように、ロングアーチ系のVブレーキを、ショートのものに。

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 安くて、しっかりした作りのありがたいショートV、ソラVともいいますが、定番です。

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 どこがツーリング向きだか・・・、まあいずれにも特化した車体ではないので、それなりによーく役立つと思います。ダボもあるし、キャリアも積めるしね。

 クロスをドロップにしては、より長距離用のツーリング向きにする・・・、いい方向性だと思うなあ・・・。

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※鉄マウンテンをツーリング仕様にした一台。鉄なんで、何なら世界一周も夢じゃあない、何かあっても鉄をいじれる工房はどこかにはあるもので、アルミやいわんやカーボンなどとはその辺が違って、強いんです!

余生なんだが 艶っぽくいこう!



 どうも相当思い出のある一台・・・のようであります。当店は、ありがたくもそういうお客さんが多いんだが、かなりのこだわりがあるようであります。

 この自転車の余生、つまりガンガン乗るのではなくて、サラーッと軽く流すように乗るための、ご要望というのが来ました。

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 余生というのは、現役の乗り方に対して、というような意味もありますが、このフレームのトップとダウンチューブに、正面衝突してできるような波上のしわが入っている、ということも、ガンガン踏んではダメですよ、ということになります。

 で、どうするか?

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 この思い出深い、発祥当初のデカール2種類を残してもらいたい、という。

 ではあとは?元々メッキを施されたフレームに塗装されていた訳なので、塗装をはがせば、メッキ状態になる。それでお願いします!ということだったんですねえ。

 では、やってみましょうか?

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 こんな感じでしょうか?

 あともう一つは。

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 このサソリマークなんでありますが。

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 このようにダウンサイズで残しました。というのは、本当は帯状に残したかったんでありますが、この辺の塗装の状態が弱く、あちこちがボロボロと落ちていくのを押さえながら、色々工夫してやったんですが、最終的にはダメなところを落として、こういう状態に、ということです。

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 こういうところも、すべて落とすと、こうなります。

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 メッキの状態はあまり良い状態とは言えなかったので、上からしっかりとクリアをかけました。余生といっても、そういうところは重要ですな。

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 逆に言えば、余生の割には凝っていますね。しゃれたじいさん・・・。

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 あら、なんとスギノ75を使っていますが、これのBBがダメになっていました。ISOテーパーなので、他のやすいBBでは対応できないということで、スギノ75専用BBに交換したわけであります。

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 そうして、もう一つの機能上の変更としては、ここドロップハンドルの交換。エエなんで!!!???とも言いたくはなりますが、体の機能上のことの関係なんで、これは致し方ない。

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 ライザーハンドルになったとさ!

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 というわけで、見事に余生自転車として、再生したアンタレス君なのであります。

 ガンガンではなく、サラリとしていながら、遊び心とちょっと粋な感じが、何とも余生な感じで良いかもしれませんね。

 これから、こういうご依頼が増えるんじゃないか?と店主は勝手に想像しては、楽しんでいるんであります。

 というのも、今の日本、これからのこの国は、老人国家となってるし、よりその傾向は強まっていく、と思われます。

 若い頃はガンガン乗っていた自転車も、もう少し牙や爪をとって、ゆったり、且つその人らしくかっこよく、乗り続けることはできないか?成熟した感覚のある方は当然そう考えるはずだからであります。

 また、どこから来たかレーサーブームが来て、その流れにサーッとのって、購入してみたものの、時間が経って喧噪がやむと、ハテ、これは本当に私の欲しかった自転車か?と思う人がある一定数かならず出て参ります。

 これは、一昔前のピストブームの頃もそう、ブームに乗ってピストフレームを高額で買い取って、イヒヒヒと思いつつも、ブームが去って見ると、ハテ?一体俺は何やっていたの?となります。

 その二昔前のマウンテンバイクだって、同じだと思うんです。

 そうした、ブームの去ったあとの自転車達、レーサー、ピスト、マウンテン、ランドナーと、その多くが物置や家の片隅でほこりをかぶっている・・・なんてこと、かなりあるとお見受けしますよ。

 フと、もう乗らねえし、女房にもさんざんじゃまだなんだっていわれるし、セガレの野郎も興味なさそうだし・・・、処分するか?なんて悩みつつも、ほこりをはたいてやっていると、これまたフと、若い頃の思い出なんかが、走馬燈してくるんですねえ。

 空気の抜けた自転車を立たせて、若い頃のポジションのママのセッティングで、跨がってみる・・・。突き出たお腹や縮んだ背丈、腕や足からすれば、もう別人のポジションで、ちょっと怖くなって、慌てて降りつつも。そうか、俺は若いとき、こんなポジションデカっ飛んでたんだ・・・。

 まあ、今はこれじゃあ乗れないけど、保管状態は悪くないし、今の自分の体型や志向に合わせて、こいつを改造してやれば、また乗れるなあ・・・、乗っていれば、女房の奴文句は言わないだろうし・・・、そうか、ちょっとネットでなんか検索してみるか・・・。

 「はい、5速のレーサー?エンドは120ですね・・・ハイハイ、それを日常使い乗りたい・・・、ハンドルをプロムナードか何かに変えれば、楽に乗れると思いますよ・・・、値段?・・・、それは現物みないとなんともいえませんねえ・・・」なんて店主の日常の電話対応なんですが、こんな事につながってくるんじゃないか?

 こんな事を想像しつつ、そうなれば、改造のいろんなパターンや施工例なんかも示していかないとなあ、となります。今回の改造もそういう意味で、すごい施工例になりましたね、こういう方が増えてくることが、自転車の成熟化、イエ自転車だけでなく、文化一般の成熟化ということにつながってくるんでしょうな。

 なにやら、春節に日本で「爆買い」していた、かの国の方々を揶揄する声も聞こえてきますが、バブル前後のどこかの国も大同小異だっただろう?忘れたんか?焼き芋一本に五千円かけてたやつはどこの国のやつらだ?持ち付けない銭持つと下品になる、というのは人類共通です。
 
 そんなことやっているより、もっと有縁の文化を成熟させていこうじゃありませんか、それが本当に粋なものであれば、わかった人たちからそうなっていくでしょうよ!それがどこの国出身の人間であろうともな。

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※鉄レーサーだよ、現役!オリジナルフレームに現役105とDT585という最強ホイールのついた、現役レーサー。これで勝てなきゃ、カーボン乗っても無駄・・・。



自作カーボン インテグラルヘッドに要注意!



 カーボン車のメンテを頼まれまして、それなりに点検しながらやっていくんでありますが、事に自作をしている方々にお見受けできる、あと少し!という特徴がありますな。

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 長く乗ればワイヤー類は伸びるので、調整が必要になりますが、微調整がとてもしにくいセッティングというのがありますね。調整ボルトの少ないもの、または、なぜか回りにくいもの・・・、こうなると、チョコチョコ直すわけにいかないので、変則効率が大分落ちている車体がお見受けできます。

 調整ボルトのネジ内が荒れている、などがあげられますが、そういうのはいったん外して、タップの立て直しをしてやると、よく回るようになりますね、グリスの注入の必要だな。

 11速など、狭い幅のギアに、チェーンを脱線させては載せる、という微細な調整が必要になってくる際に、ボルト調整は 1/4回転以下での調整なんていうのもあるので、この辺は要チェックでありますね。

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 フロントも同じ。特にこの手のカーボン車体は、ワイヤー類をフレーム内部に通してしまっている場合が多いので、むき出しインナーを手で直接引っ張るような、点検ができにくいので、つい放って置かれる傾向があるように思います。

 てなもんで、最初のトリムなどがワイヤーのたるみに吸収されている状態が結構見受けられますぞ。ハンドルからヘッドチューブの間くらいに、ワイヤ調整ボルトがあると、ありがたいんですが・・・。それすらないと、一度ワイヤーを外して、プライヤーなどで引っ張りながら、テンションを出してボルト止めする必要が出てきます。

 ただし、そこからまた微細な調整したい場合など調整ボルトが欲しいよね。

 ちょっと乗ると、フロントディレーラーのインデックス調整ボルトが振動で動いてしまうんでしょうか?インナーがインナー行きすぎたり、アウターの場合もありますが、この辺も段数が多くなってくると微細な動きを可能とする微細な調整ができるようにする必要がありますね。

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 これもよくあるのが、リムをセンターでキャッチしていない状態、これはよく輪行する人に多いですが、ホイールの着脱にあたって、キャリパーと干渉して、キャリパー自体をちょっとズラしてしまう事によって起きます。

 といっても、引けば効いてしまうので、そうした状態に気づかない方も多くいます。

 ブレーキレバーを引いて、重いな?と感じるとき、このキャリパーの傾きを疑う、ということも大切です。

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 あとは、キャリパー各所によーく注油してやること。せっかくいいブレーキ付けているのに・・・という方、結構居ますよ。

 壊すことを覚悟に、一度キャリパーをすべて分解してみるのもいいんじゃないでしょうか?これちゃんとやると、驚くような効果があると、信じておりますが。

 あとブレーキシューがちゃんとリムをキャッチしていない、トーインになっていないので、引き心地が大変悪いなど・・・、これらもよくあることですね。

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 そして、一番多いのがここ、そして一番気を使うべきところもここ・・・つまりヘッド周りであります。

 このインテグラルヘッド・・・、個人的に店主はこうした構造、反対!というか嫌いであります。

 いくら堅いといっても炭を固めたもので、その堅さと金属の堅さとは、質が違う・・・とどうしても思ってしまう店主。

 その堅さの違うものを直接接触させて装着するという発想・・・、本当に良いのか?これで?と今でも思っています。

 BBの構造で、オールカーボンに86.5なんていう規格がありまして、デカいBBソケットに、同径のプラ系のBBを圧入し、そこにアルミ金属のクランクシャフトが入っていく、というのはまだ納得いくんであります。

 仮に、BBソケット周りをカーボンで分厚く作り、そこにシールドベアリングの台座を作って、直接金属のシールドベアリングを装着してそこにクランクシャフトを通すような構造のフレームができたら、皆さんどう思うでしょうか?

 時にペダルからクランクには、体重以上の力がかかるところ、それを支え回転を確保する片方の構造がフレームカーボンの溝だとしたら、ちょっと耐久線問題あるんじゃないの?とか思うと思うんですが・・・。

 さすがに、BBにはないながら、それと同じ発想が、ヘッドパーツには採用されている・・・、好きではないなあ・・・このインテグラルってやつは・・・。

 しかもフォークにつけるした玉押しを取り出すとき、ノミのような刃物でたたき出すことを平然と推奨している構造って何でしょう?

 パーツは消耗する・・・、それは良い、使っているんだから。それを取り替えようとするときに、フレームやフォークにダメージを与える可能性のあるやり方って、あると思います?そんなのないですよ!考え方間違っています。

 下玉押しに、取り外し工具の爪が引っかかる返しを作ってくれさえすれば良いのに、それがない裾野の広い富士山構造なんで、刃物を打ち込まないといけない、十中八九フォーククラウンレースに傷がつきますでしょ?下手だからとか、うまいからとかいうんじゃなくて、そういう着脱をしなくても済むように企画しなさい、といいたいですね。

 そして、インテグラルにもかかわらず、緩みによるガタに気づいていない方、これも結構居ますねえ。放って置いたら、フレームのヘッドチューブがダメになるよ!たかだかヘッドパーツのトラブルがフレーム変更にまで及ぶ事があるなんて、フレームっていうのは消耗品?と考えているんでしょうか?メーカーさんの多くは・・・。

 そして、カーボンフレームといえば、低トルクの管理もできる、トルクレンチも必要ですね。イヤー、めんどくせー・・・!カーボンフレームを購入するお客さんに、トルクレンチの購入を勧めている店ってどのくらいあるんでしょうかね?オーバートルクでチューブにひびでも入って壊してくれたら、フレームがその分売れる・・・?まさかそんな悪魔のような店はないでしょうが・・・ね。

 ということで、この車体が特にという事出なく、管理に繊細な配慮が必要とされるカーボンフレームに、多段化により調整もまた微細な感覚の必要なコンポを載せて走っているんだ!という意識をしっかり持って、カーボン車体+高級コンポ自転車の管理をするべきか、と思います、もっと、もっとね。

 まあ、そこまで行かなくても何とか走れてしまう、というのも自転車なんですが・・・、やっぱりいい自転車は、それを上回る様なセッティングで、乗っていただきたい・・・と思うわけであります。特にヘッド周りの調整は、細かく気を配ってやってくださいな!

 なんか教科書のような・・・内容になってしまった。

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※大人のカーボン車体だよ。こいつもインテグラルだが・・・調整はしっかりしてある!走りも、いけるよ!

機械は壊れるもの・・・

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 今を去る四年前、妊婦さんも含む子持ちお母さん達で、和気藹々と、旧店舗裏で自転車の塗装をしていたんであります。

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 子狸もまだ小さかった・・・。

 そんなときに、ドカン!と来た。

 皆さんそれそれ、どこにおられたか?覚えていますか?

 店主は旧店舗裏にあった、密かに思いを寄せる人妻のところへ御用聞きに行き、その帰り、グラーンときて、ハテ?と思って立ち止まり、外で作業していた畳屋さんに、地震ですかね?などと話していたその直後、グラ!と「こりゃデカい!」とばかり、50メートル先の店まで走って帰ったわけです。

 途中、陶器が割れる音や悲鳴などが周りで一気に高まり、グラグラ揺れている店内に飛び込み家人その他の確認しにいったがおらず、二階に飛び上がってもおらず、外に向かうと、子供も家人も塗装仲間も皆目を丸くして立っていた。

 全員の無事確認してから、電信柱が倒れて来ても大丈夫なところに移動し、目の前の家がグラグラ揺れるのを目の当たりにする。今まで経験したことのないゆれ。

 すぐに親戚縁者に電話連絡、ピッチのつながりの良さに感心。

 それから塗装仲間の妊婦の長男を探しに、店主はその家と学校周りを捜索に、戻ってくると案の定、妊婦は長男を探しに行方不明。母性のありがたくも愚かしさを知る。

 店主が「フクシマは大丈夫か?」と口走ったらしい、記憶にない。

 テレビのない当店では、しばらく津波の被害には気づかなかった。ネットのユーストで、流されていく、幾百台の車を見て、被害は万単位・・・と覚悟した。

 それから数日、自衛隊のヘリから投入される水が、しぶきとなって、風に流される画面を見ることとなる、まさに万策尽きたり・・・。そういえばその十年近く前か、東海原発でのバケツ事故を思い出していた。ヘリからの蝉の小便にしろ、バケツにしろ、結局の対策など、その程度に過ぎなかったこと・・・、バケツの段階で気づくべきであった・・・と。

 震災から一週間、

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 当時近所にいた、三助君、今は高僧となりしお方が180キロ走ってきたあと、残りの200メートルで大きな落車をして、前歯を三本ほど折る、大けがをした。

 その見舞いに、まだ乳児だった子狸を抱えて、三助宅に行く途中・・・、十日前は、震災も原発事故もなく、三助の怪我もなかった・・・、ということを思い、いかに平和で幸福であったか・・・とを噛みしめた。そして、まだまだ噛みしめなければならない潜在的な存在に対して、思いをはせていた、それはかつても、そして今も・・・だ。

 ケチな自転車屋は思う。

 機械は壊れるもの。

 機械は壊れるもの。

 機械は壊れるもの。そして、人はミスを犯すもの。

 壊れたり、ミスしたりした場合には、それなりの対策を取って、事に対処していかねばならない。

 震災で、千葉のコンビナートか何かが火災を起こして大変だったことを思い出すが、あの事故は収束したんであろうか?などと問うこと自体がナンセンス。収束したに決まっているだろう?化学消防車やその他を駆使して、消火作業が行われ、鎮火のあとには、しっかり現場検証が入って、その後取り壊しや撤去が行われて、再度新たなプラントが再建されていったのかもしれない。
 
 しかし、福島原発の今はどうなのか?アンダーコントロールだと?

 なれば、四年経った今、ちゃんと現場検証が行われ、それなりの処理が施され、取り壊し撤去と、更地にでも戻ったとでもいうのだろうか?

 コンビナートと福島原発では、同じ事故であっても天と地ほどの違いがある。前者は対応可能、後者は全くの有効な対応不可能、人知を越えている代物だ、ということだ。

 あなたは「今般の震災から得られた貴重な教訓を決して無にしない、との決意で、我が国全土にわたって災害に強い強靭な国づくりを進めてまいります。被害を少しでも小さくするため、常に最新の英知を取り入れつつ、総合的な防災対策に、政府一丸となって取り組んでまいることを、改めて、ここに固くお誓いいたします。」と言ったそうだ。

 「貴重な教訓」から、「政府一丸」となってすることが、原発再稼働なのですか?それが「最新の英知」による判断なのですか?(そもそも英知なるものに最新も最古もあるか!)

 一介の自転車屋が、一国の総理大臣様に対して大変生意気に存じますが、もう一度繰り返します。機械は壊れるものだ、そして人はミスするもの。

 そして、人は自然には勝てません。

 政府一丸となってやるべき事が、原発再稼働だとは、どうしても思えない。

 やはりあなた方は、おかしい。いろんな意味で、おかしいよ。

高齢者にも イエイエ高齢者こそ ポジショニングを!

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 このハンドルポジションから始まった、ご近所のご高齢のご婦人セッティングなのでした。

 小径車を購入したものの、どうもスピードが出なくて、後から抜かれてばかりで何とかならないか?というご相談を受けたわけであります。

 そこで、通常ならママ狸ん用にギヤ比を低くするセッティングをコチラには逆に高くセッティングをして、且つハンドルポジションをいじったわけなんであります。

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 大体サドルと同じ高さにして、形状も変えました。

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 フラットです。体を前傾にすることで、上半身の引く力を動員しようという意図でありました。

 ただ・・・、一つ危惧があったのが、ハンドルを握る手の角度が九十度近く変わってしまったということ、これがどのような影響を及ぼすか?ということだったんですねえ。

 一定以上の高齢の方に急にフラットハンドルにすると、前傾という慣れないスタイルだけでなく、フラットハンドルの握りの角度そのものに違和感を持つ方がいらっしゃることは、経験上わかっていたもんですからねえ。

 そこで、もしこれで違和感があるようでしたら、次の対策がありますよ、ということを申し上げておいたわけでした。

 で、今回その申し出に対するリプライが来たという事なんであります。

 左手はいいんだが右手がちょいと痛くなるという、そこで、前に店主が言っていた奥の手を試してみたいんだが・・・と。

 うれしいじゃございませんか、ちゃんと覚えていていただいて、とまたそれだけではない喜びというものがあるわけです。

 このご高齢のご婦人の中に、自転車のポジションは調整しながら乗るものだ、ということが根付いてきたということ、これが店主にとっては、何よりうれしいことなんであります。

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 で、奥の手というのはこれ。ハンドルをフラットから、弓形に変更したということです。これなら、プロムナードとフラットの間に来る角度、というのが狙いなんであります。

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 しかしながら、ハンドルの位置はほぼサドルと同じというところは、変えません。サーテ、これがどう出るか?なんでありますが、乗っていただきながら、結果を待つということにいたします。

 こうすることで、店のノウハウがまた増えるというものであります・・・ウッシッシ。

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 しかし、こうして高齢の方から反応をいただくというのは、本当にうれしい限りであります。このブレーキレバーを見て、おわかりですかね?

 レバーの位置が、デフォルトよりもよりハンドルに近いところにセッティングされているんですね。これもコチラのご婦人からの指摘による、調整の結果なんです。レバー自身の取り付け角度も、何度か直しています。

 実に細かいセッティング依頼、もしかしてかっまってちゃん?クレイマー?

 イエイエ、大変常識的なお客様であります。自転車は自分に合わせて調整するものだ、とい事をご理解いただいた方による適切なご指摘なんだと思います。

 実際聞いてみると、当店に来るまで自転車は売っているその状態で乗るものだと、頭からそう思って疑わなかったということ。「こんなにいぢれるなんてこと、知らなかったですもんね」と。

 イヤー、うれしい!の一言です。この方には、それが定着した、そして、これからは知り合いにそのことを伝えて行かれるということ、広報ですね。

 スポーツ自転車は、実際にミリ単位でポジションを出して乗っていくものであります。その心は何か?

 一馬力に満たない人間の体力をできるだけ良い状態で効率よく出し切るために・・・というところのものだと思います。

 でもこういう発想って、何も選手だけに当てはめられるものではないはずです。むしろ、体力も年々落ちてきて、体のあちこちに障害が出てきつつある高齢者の皆さんにこそ、半馬力にも満たない体力をいかに効率よく、弱い箇所に負担をかけないで踏めるか?という発想が必要なんだと思います。

 町で見かける高齢の方々の自転車ポジション等には、かなり無理されている方も少なくないように思われます。

 高齢者にもより良い自転車ポジションを、イエ、高齢者の皆さんにこそ!自転車選手なみのミリ単位の調整を!なのかもしれません。

 自転車に体を合わせるのではなく、体に自転車を合わせる!この発想をもっと浸透させていかないと・・・と強く思います。

 まーだ、しばらくご近所のご婦人との協働がつづくでしょうね。

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※一定の年齢の方にカーボンフレームを乗っていただくには・・・と考えて作ったカーボンレーサー。釉薬の肌に、カンパのコンポが付いている・・・。
 

シールドの打ち替え・・・

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 昨年の十一月にメンテした、この癖ありレーサーでしたが、課題が一つ残っていたんであります。

 前輪のガタ。

開けてみるとシールドってやつで、交換以外対処ができないということで、もう一度元に戻してまずは、持ち主へ、ということだったんですが・・・。



 年をまたいで、どうもガタに我慢ができず、シールド交換願いということで、またやってきました。

 先日のマビックに続き今回はというと・・・。

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 フルクラムレーシング7なのであります。フルクラム、ですから、カンパニョーロジャパンに問い合わせしてみます。

 前輪のガタに関しては、シールドの取り替えで対応可能ということで、パーツの取り寄せを発注いたしました。

 すると数日後、「イタリアへ直の発注となりますので、二週間ほどお待ちください・・・」という丁寧なファックスが。

 まあ、そんなもんだろうとは思いましたが、たかだか前輪のハブのガタをとるだけで、大騒ぎな事・・・。

 例えばシマノを使っている、当店の手組ハブなら、その場で一時間以内で何とかするのにね。

 とやってきましたよ!

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 さてと、これを打ち直しをするということ。まずは既存のシールドを外さないとね。

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 まず、その前にダストキャップを外さねば。まあ、これも専門工具がないので、ちょいと苦労します。もっとやり安くしろよなあ・・・ブツブツ・・・。

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 ほんでもって、この朱色のシールドを新しい黒いシールドに交換するということなんですね。

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 慎重に、シールドベアリングとシャフトをたたき出します。

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 シールドの抜けたあと。ここや、シャフトなどを洗浄してやります。

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 そして、新しいシールドベアリングの裏から、良質のグリスをドップリと注入してやります。

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 ゆっくりと曲がらないように、新しいシールドの片方を圧入していきます。

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 そして、もう反対側から今度はシャフトとシールドベアリングを同時にゆっくりと性格に圧入していきます。

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 圧入後、左右の出の量なども微調整して、ダストキャップをかぶせて完了。

 もちろんガタは、全くなくなりました。

 確かグランコンペで何度かシールドの交換をしたことがあって、今回そのノウハウがすべて生かされた、ということでありました。

 シールドは確かに一見便利ではありますが、調整ができないので、ひとたびガタが出たらお釈迦。その交換には、ホイールによって、海外も巻き込んで大立ち回りと来ているので、どうなんでしょうねえ、こまめにメンテしながら、調整具合を高レベルで維持すべきレース機材としては・・・、諸手をあげて大賛成、とは行かないでしょうな。

 むしろ、この手のホイールを決戦用とするのであれば、専用のスポークや、この手のスモールパーツは、購入時スペアとして一緒に購入しておく、というのが良いかもしれないですね。

 で、やはり距離を乗る練習用とすれば・・・、当店の手組なんかがいいかと思うんだけどねえ・・・。

 手組バンザーイ~!!!

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※ロードレース入門車としては最適だよ。これで勝てない奴がカーボンで勝てるか!ってくらいの奴。しかも、オオ!!!足回りはなんとDTの手組ホイールじゃないか!!!とわざとらしく驚いてみる。
 

 


カーボンからカーボンへ ・・・仕方ねえかぁ・・・・



 トライゴンというちょいと仰々しいカーボンフレームです。足を見ると、DT585という、当店一推しホイールが付いています。

 モロカーボンになんで?どうせならカーボンの80ミリハイトのディープリムなんていうのでもいいんじゃないか?とも思いますが、こんな車体が当店に来ているところが、いかにも当店らしい。

 明大学生トライアスリートのエリートだな、なんとフルマラソン三時間切るというポテンシャルの持ち主だから、これからどういう競技生活を送るかによりますが、期待は持てなくはない。

 そんな彼の一台なので、足回りは当店のお仕着せものが付いている。せめて足回りくらいは丈夫に・・・という。

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 エリートでありながら、パーツ類は詐欺的同学年のいかさまトライアスリートに売りつけられた、ということ。2世代前のクランク。

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 リアディレーラーも1世代前・・・、まあ自転車が走るんじゃない、足と心肺機能が走るので、学生ならこれでもよいか・・・とも思うが、これはまずかった。

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 シートステーに、軽い傷のようなものが入っているのに気づいた。ペイントの割れだったらよかったが、どうもチューブにまで及んでいるようで、リアからイヤな音がするという・・・。

 特に落車などしていないのに・・・ということ。まあ、コレだからカーボンは・・・というよりも、学生にカーボンは・・・というべきか。

 走る鉄にしておけばよかったものの・・・、まあ、もう仕方が無い、ということで、フレームはおじゃんにして、別フレームにパーツの引っ越しということになった。

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 新車はルックカーボン。またカーボンかよ!懲りないのかお前!!!とも思うのだが、彼の実力からすれば、これから出るレースはすべてエリートで、その辺を主戦場にする・・・というのであれば、これもまた仕方ないのかな?とも思うわけで・・・。

 なかなか複雑なんだがなあ。学生向け、マジ向けの鉄フレーム・・・企画ができれば、してみたいねえ、ヘッドチューブをテーパーヘッドにして、様々な形状のパイプで組んだ最強クラスの鉄フレーム・・・、もう少し先だろうなあ。

 で、このルックなのだが、最新版・・・に近いものってこんなのなの?というくらい、何とも言えない車体なのでありました。

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 特徴のゴッツイのがこいつ。オリジナルクランクなんですね。外してみると、BMXのように一体型・・・。これルックがこのフレームのスタイルに合わせて特注したのでしょうか?それほどまでして、装着させたかった動機って何だったんでしょう?

 あとこれと同じ規格のクランク5年後にあるのか?など心配事が増える。

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 面白かったのはこれ。多分大した量を作れないためか、クランク長という面倒な基準を入れると採算がとれない、と踏んだのかどうだかわかりませんが、この黒いおにぎり型のアダプターを使って165、170、175とクランク長を選べるセッティングになっている。剛性とうについてはどう出るかは、わからないまでも、これは良いアイデアかもしれない。

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 これがまたわからないんだよねえ。このステム。どうも特殊ものらしく、仮に10ミリ引っ込めたいや、その逆なんかの時には、これルックに問い合わせなければいけないの?

 まあ、プロ中のプロはポジョションが決まっているから、とはいえ、素人となると、これはどうか?な?

 またプロだって、怪我をしたり、季節によって、トレーニングによっては多少ポジションいじりたい時だってあるだろうとおもうんだが、ルックフレームを提供されているチームなどにはそうした代替物は豊富にあるのかしら?まああるだろうなあ・・・。

 でも、アマチュアということになると、この手のシステムを必要とするフレームにはあまり近寄らない方が良いんじゃないか?とおもいますな。

 一定の年齢の方のたまにある傾向で、そこそこの収入があって、ゴルフとかやっていないから、という乗りで、つい高額フレームに手が伸びる方がいるようですが、この辺は要注意・・・だと思いますよ。

 所有欲を満たしたいだけなら、それでも良いかもしれませんが、乗ることを念頭に置いたら、ポジション調整はすぐに数千円内でできる方が良い、と思いますよ絶対に。

 ステム変更等に一々代理店に連絡して・・・なんてやっていたら、シーズン変わっちゃうからね。

 ということで、このルック車はどうしても供給側の手厚いバックアップシステム付き、と見て良いかもしれませんね。それが無いところで、使い続けるのは、特にポジションが出てない方などは、大いに考えた方が良いですね。

 まあ、このエリート君はすでにポジション等は出ていて、今回も変更なしなんで、こういう場合はいいとして・・・。

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 この辺に電動バッテリーなんかを内蔵するんでしょうね。イヤー、新しい・・・。

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 組付けの際に、どうしても右のSTIの調子がおかしい。きっと前に使っていた奴が、ガムか何かを中に仕込むような嫌がらせをしたんだろう、という結論にいたり、右だけ交換・・・ということにしたんであります。シマノさんが在庫を持っていてよかったなあ。
 
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 でけた・・・。

 アルミのホイールが、学生らしいね。まあこの足周りなら、調整レースなんかは、もってこいだよ。多少の落車ぐらいではびくともしないからねえ。

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 まだ中学生のようなあどけなさが残っていますが、来年度より三年生、明大トライアスロン部のエリート君であります。あと二年は、しっかり走れよカーボン車!

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※何ならこいつでトライアスロンに出てもいいんだが・・・。

なつかし目のアルミフレーム これをシングル化



 今はもうプジョーという名前では、自転車作っていないんだろうなあ。少なくともこの水準のものは作られていない、と思われますね。

 溶接アルミフレームの出たての頃のものかな?接着アルミフレームはそれ以前からあったものの、アルミ溶接ができるようになったというのがまだ歴史が浅い、といっていいでしょうな。

 コレが・・・、こんな形で持ち込まれたんであります。

 シングルギアに見えますね。

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 よく見ると多段ギアの一枚にかけているという意味では、シングルギアなんだが・・・、これをもっとスッキリしたまさにシングルギアにして欲しいということなんであります。

 特にシングルが好きかというと、どうなのかはわかりませんが、かなり自分の力でシングルまで持ってきている。

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 アルテグラのロードのダブルクランク、アウターを使っているんですが、これはちょいと重すぎでしょう。でもまあ、よくここまでやったもんだ。

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 シフターも付いているSTIなんだが、シフトワイヤーを抜いた状態で、ブレーキレバーとしてのみ使っている。

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 スペックを見ると、なんと77のデュラエース・・・。非常にもったいない使い方をしているんだが、本人は若くて、自転車自体にもさいて詳しくもないならしく、あくまでもブレーキレバーとして使っている。

 潔くも見えるし・・・、パーツの意味や価値を知ったら、その時はその時かな?とも思う。

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 街道であらゆるコースを走るということで、まあ最初はインナーを使うことにした。39Tに合わせて、リアを調整します。テンショナーを使わずにやるので、ちょっと根気が必要ですね。

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 ナローギアでも半コマっていうのがあるのね、そいつを使ってドンピシャ発見。ギヤは2.4、若いから回せるでしょう。

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 ブレーキレバーは、彼の今後の発展を祈って、そのまんまに。スゲー贅沢なブレーキレバー、潜在力満々のブレーキレバーだが、リアの台座をどうにかしたら、こいつは2*9速のレサーに化けるんだぜ!

 その意味は、まだわからないかな?スゴイ潜在力だよね。

 とりあえず、シングルで走る。それなりにはまる。後ろから抜かされたり、あおられたりと、ちょっとスピードなんかを意識し始めると・・・、またこの車体もって、こちらに来ないかな?

 何とか類似の形状のエンド金具を加工して、リアディレーラー付けられるようにしてやると・・・、今から十五年前の勝負アルミレーサーに変身するんだよね。さぞや驚くだろう・・・。

 指先一本で18種類のギア比を瞬時に選択できるんだぜ、もう坂も何も怖いものなしだろう?

 夏休みはコレで何処へ行く????さあ、どこだ?どこだ?!!!

 なんて、送り出したこちらの方がワクワクするような自転車なんだよね。それに学生の彼がどこまで気づくか、気づかないか?まあ、気づいたら気づいたなりの、気づかないなら気づかないなりの自転車人生ということで、相変わらず、若い者には期待しないで、待つ主義の店主なのであった。

 でも、こいつは化けるんだぜー・・・・・!!!!!と、心の中では叫んではいるが・・・・。

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※ちょうどいいや、今年これでロードレースデビューする若い子いない?全く不足なしだぞ!多少の落車でも何とかなる。そして一番怖いのは、これで勝てなければ、何乗っても勝てないよ!15万以下だ、さあ、花粉を吹っ飛ばして踏め!

資産としてのホイール対策 十年間のマビックが11sでよみがえる・・・



 マビックにキシリウム、というと十年近く前にデビューしてから、今でも使われているホイールでしょ?

 ある種名作なんじゃないか?と、手組派の店主としても、その名前はとどろいている・・・といっていいでしょうね。

 このマビックのカンパフリーのついたもの、どうも2006年前後のものなんじゃないか?ということで、持ち込まれましたが、これをシマノフリーの交換できないか?というご依頼。

 完組はすべてが専門設計で作られるわけで、手組のように、一般のスポーク、ニップルで組まれるのと訳が違います。

 数年使っていて、スポーク一本折れたり、ニップルが飛んでしまったりしたら、それらをスモールパーツとしてとらないといけませんが、せいぜいそんなのって製造から五年とかじゃないの?というのが常識でしょう。

 例えば五年以上経って、スモールパーツありませんといわれて、怒り狂う人はいないんじゃないか?まあ、そんなもんか・・・という感じかな。

 今回も十年近く経っているわけで、現行のフリーがそのまま使える・・・訳は無いんじゃないか?しかも、現行中の現行11速なんていうのは、ほぼ無理だろう・・・と半分以上諦め気味で、マビックの取り扱い業者に問い合わせてみると。

 最初は、案の定というか、切れが悪かったんですねえ。あちこちの型番なんかを言っても、ウーン・・・という感じ。

 別件もあったりして何度かかけ直してみたところ、それまで読んでいなかったアルファベッド4文字を言った途端!まるでスイッチでも入ったかのように、「あります!」と返事が来た。

 型式番号をメモって、マビック専用ファックス用紙に書き込んで、送信してみる・・・。

 数日後、なにやら届いたよ。

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 フリーじゃないの・・・。しかもなんとまあ、11sなんて書いてある!

 久々にシマノがやってくれた断絶工作、10sと11sとの断絶は、意外と面倒で、資産としてホイールを持っているお客を全部敵に回すかのような暴挙!とまではいわないまでも、ちょっと待ってよ!どこか互換性とか、スモールパーツ交換で何とかならない?というお客さんの嘆きが聞こえそうなんだわさ。

 せめて旧105のハブを11速対応でできるように、してもらえないかな・・・、なんてね。

 ところが、マビックに関しては、十年前のカンパフリーがなんと現行のシマノ11sに対応してもらえる・・・。これはスゴイね、見直したよマビックさん。

 さて、これらを交換していくぞ!

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 このキシリウムは、通常の形式より癖があった。

 一番外側のキャップ上のシャフト入り口を手で抜くんであります。

 そうすると、中に10ミリのレンチが入ります。

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 こうやって片方のネジを固定します。

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 んでもって、片方に5ミリのレンチを入れて、フリーを固定しているボルトを抜きます。

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 カンパフリーを外します。

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 コレがシマノ11速フリーなんですね、今回やってきました。

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 はい、新しいフリーが座りました。

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 先ほどのボルトで、固定していきます。

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 トルクレンチで固定!10ニュートンの力で締め付けます。

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 エヘヘヘ、付きましてぜ!まあ、細かいところ手入れして、磨いたり調整したりして完成。しかし、フリー側のスポークをラジアルに組むなんて、何ともまあ挑発的な設計だこと。

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 ミキスト系のかわゆい自転車に装着されましたが、そのアンバランスぶりがまた新鮮ですね。

 どうせなら、コレと同じ年代くらいの前輪キシリウムがればなあ・・・ということでした。心当たりある方は、ご一報ください!

 しかし、バージョンを変えて、買い換え需要を喚起するというやり方は、よくとられる商売上の戦略かとも思われますが・・・、マビックは偉い!
 
 多少のバージョンの変化はスモールパーツで吸収してやる、これはやはりレーサーにとっては高額なホイールは自転車フレームに継ぐ資産でありますから、これをそう取っ替えしなければならないバージョンアップなど、迷惑千万でありましょうな。

 であれば、多少の手入れで克服できるようにしてやる、これは印象が良いよね。ということで、今回のフリーの互換性については、マビックの株がどーんと上がりましたね!

 やるなマビック!昨日今日のホイール屋じゃあない、さすがだわ!

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※オリジナル鉄フレームのレーサー。こいつのホイールもいいよDT585、最強の鉄フレーム・・・といっていい。初回値段で179000円!


将来を見越しての ホイールいじり



 自転車店ではなくて、別の量販店かどこかで購入したらしいですね。

 ちょっと見ウワーッてな奴なんですが、こいつをちょいと時間をかけててなづけていこうというわけで、まずはここから直していこうという・・・ことです。

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 まあ車体の値段からいったら、仕方ねーか・・・というものですが、まずクイックにしてやろうという・・・。ただしこのハブでシャフト交換はないだろう、ということで、組み直し。

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 クイック完成!

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 というほどではないが・・・、一気に高級感が増しますね。いい選択かも・・・。

 そして、本番はむしろコチラ、リアであります。

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 まあ、これもねえ、車体の値段そのものなんだが・・・、こいつもクイックシャフトだけを交換するには及ばない・・・。

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 クイック化、組み替え完了です。

 で鍵はここ。

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 元々6速だったものを、8速ものに交換です。

 その心は・・・。

 今後こいつのグレードをパーツ単位で上げていくときのための、布石のようなものであります。ここを押さえておけば、チョコマカと機能を上げていくことができる、ということなんですね。

 将来を見据えての、要所改造・・・ということで、8速にしたものの、今回シフトからいうと・・・6速のまま。

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 シフター自体は交換しませんでしたからね。ではどうやるか?

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 例えば、トップを捨てて・・・。

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 ローを捨てての8速スプロケの6速使い・・・なんてことも・・・できなくはない。実際には偶然性に頼るとこもありますが、何とか、部分的二つ飛ばしのところかなんかに慣れれば乗りこなせます。

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 よくあるパターンなんですが、ご主人が自転車大好き。で、奥さんにも気を使ったりしながら、何とか自転車好きになってもらいたいという気持ちもありながらも、見た目重視の奥様の好みも無視できず、まあ、コレで良いかあ・・・とは思いつつも、将来的に機能にも目覚めて欲しい!そのための布石として今回の改造に踏み切った!という地味ながら、涙ぐましい作戦行動なんであります。

 そう、コレでシフターとリアディレーラーをチョチョイといじると、不足ない8速もできますし・・・、10速までの拡張も可能。

 何なら、フロント二枚で・・・など、この車体が作られた当初全く想定外の展開にもこの車体を引きずり込むことも可能、という、ところまで仕掛けた、というわけです。

 さて、これをもって、どこまで奥様をはめられるか?コレはひとえに旦那師の導き方にかかっている、ということになりましょう。

 奥さんがはまってくれれば、財政的に大盤振る舞いになる可能性なきにしもあらず・・・、世の自転車好き旦那衆が、落とし込みたい観点なのであります。
 
 さて、がんばってよ!ハード面ではしっかり支えますんで、ソフトはそちらで、仲むつまじく!
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※小柄な奥さんをはめたいなら、こいつだね。コレは150センチ前後の方向けの入門ロードと言ってよし。クランクとハンドル幅まで小柄向き、そうそう無いよ!

暦としてはママ狸んなんだがね



 今三月になりまして、来月から新年度ということで、人によって、色々と生活が変わっていく事もあるかと思いますが、入園、卒園の季節でもありますな。

 ママ狸ん部門といえば、こうした卒入園にモロ関係するか?と思った時期がありますが、まあ、あまり関係の無いことがわかりました。

 入園まで一切自転車に子供を乗せず、入園をキッカケに自転車に子供を乗せる・・・、などということは、まあ無いわけでありますね。

 それより、何より、あの乳母車、ベビーカーというやつは、機動力という面では、たいしたことの無い代物でありますな。歩くことを前提としているので、少なくとも当店周辺に住んでおられる方にとっては、駅に行くのも、買い物に行くのもすべて徒歩で行かなくてはならない。

 それまでは自転車だったのを徒歩・・・。まさに両足もがれたような状態でしょう。

 当店の子狸は、首が据わってからの七ヶ月目から、自転車の前のせに乗せていました。まあ、動ける距離が全く違う!羽がはえたようでした。

 それまで抱っこひもでやっていたのが、ベビーシートに乗せたら楽の何のって・・・。あれでまた距離が伸びるんですね。

 で、何の話かというと、入園するまで自転車を使わない、ということはないということ。つまり、ママ狸んの活躍は、ご両親が思い立ったときがその時で、卒入園とはほぼ関係が無い、といっていいでしょう。

 という訳なので、三月だからといって、ママ狸んが流行る・・・というわけではない、ということなんであります。

 であるからして、平均的にそういう話がやって来る。上の自転車を子のせにしようか・・・というご相談。

 最近では、多くのご両親が、子のせ=電動?という選択肢をお持ちのようであります。宣伝がうまくいっているのでしょうか?それも悪くはありませんが、いつも申し上げているように、電動に関しては、バッテリー単体の値段というのも、事前にしっかり聞いて、ランニングコストとして勘定に入れておく、ということが大切だと思いますよ。

 どうもこのバッテリー最近すぐに抜けてしまう・・・、交換に38000円かかる、と聞いたら、まずは驚くでしょう?

 なんでそんなに高いの?と思っても、後の祭り。それがないとアシストがきかないなら、買わざるを得ない・・・。これを二回繰り返すと、七万以上のコストがかかる、しかもそのバッテリーの寿命は、どうやってアシスト機能を使っているか?という個人差に相当依存してくるんですね。

 うまく、優しく、丁寧にアシストを使っている人のバッテリーは長持ちするでしょう。その逆だと速く消費してしまう。エエ?じゃあ乗り方ってあるの?って。もちろんありますよ!

 冷たいようですが、アシストに過度に頼りすぎないということと、バッテリーは使い切る寸前に、ゆっくりと充電する・・・こんな事かな?コレでも大分違うようですよ。

 そういうわけで、今回のお客さんも、電動との間でお悩みのようでした。

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 元々内装三段がついていたギアですが。これを14tから、このように18tとか20tとかに交換する。それだけでも踏み出しは軽くなりますので、全く異なった自転車のように感じられるはずです。

 当然坂になったとき、一番軽いギアに切り替えれば良いだけのこと。そもそも女性で三段ギアをうまく使っている方って、なかなかいない。何年乗っても内装ですら使わない人がいるようです。

 そこを何とかすれば、よほどの丘陵地帯で無い限り、この辺のギア比変更で何とかなるんじゃ無いのか?というのが店主らの見立てなんであります。

 そういう意味で、ランニングコストの高い電動車を焦って購入する必要は無い・・・と思いますね。

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 あとは子供を乗せるに当たっては、この一本スタンドを両足にする。

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 多少でも安定感は増します。過信は禁物ですが。

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 それからここに子のせを付けます。

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 旧価格イェップの最後の品。これからイェップは、受注をいただいてからの発注になりますので、時間的にも色々とご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

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 足の突き出しが前に来るイェップでは、このカゴの位置では干渉してしまいます。

 そこで伸ばすんですが・・・、これもまあ、定着してきましたね。お客さんの方から、「カゴは前出しですよね」なんて言ってきてくれます。今までの施工例のお陰・・・。

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 相当前に出ましたねえ・・・。

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 ただでさえ長い取り付け金具の先にまた、延長金具がついています。あまり重い荷物を載せてハンドルを切りすぎると、荷物に振られるということも起きるかもしれませんね。ハンドルで自転車を操作するのではなくて、サドルで自転車を制御しましょう!自転車は腕でなくて、腰で乗るものです。

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 とりあえず、第一弾はここまで。これに実際に子供を乗せて、ギアなどを点検しながら走ってもらいます。そして、ハンドルの握りの位置と、間に来る子のせとの調整なんかも、これからかと思いますね。

 もう少しステムを長く前に突き出さないと、ハンドルと子のせの間隔が狭いので、子供の足を通す間隔も狭くなってしまいます。

 あと運転する人の腕の長さとの関係など・・・、この辺のフィッティングは当店は丁寧にやってきましたんで、今後の展開とご相談も十分にお受けいたします。

 色々やらせていただいている仕事の中で、ママ狸んも重要な位置を占める仕事なので、地味であろうが、派手であろうが、今後ともしつこく続けていこうかと、思っています!

 暦関係なく、ご相談お待ちしています!

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※働く自転車です。こいつの後に双子を乗せる、という強者もいるようですよ!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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