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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2015年06月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

怒濤の6月が終わります・・・



 7月末日にて、退去の決まっている現店舗。にもかかわらず、移転先の決まっていない6月頭。

 すでに、半分以上諦めていたと思います。自転車関連の荷物はどこかの倉庫に一端収めて、自分たちは実家に戻って、そこからまた再度気合いを入れ直して、新店舗を探すしかないだろう・・・と。

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 狐さんこんにちわ!こちら狸です!これからこちらの真裏にてお世話になります!

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 晴れた良い日でありました!

 店主共は、成宗弁財天に縁のあるものでございます!今後のこの地にて、新参者ではありますが、お世話になります!

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 そちらの世界の文法は存じませぬが、なにぶんよしなに、お取り計らいいただければ、幸いに存じます!

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 狐様だけありまして、油揚げですか?ということは、こちら狸には天カスなんでしょうか?

 この稲荷様の真裏に当狸サイクルの新店舗移動が正式に決まりました。

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 新しくできた、このトンネルの袂に新店舗があります。

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 今まで、何度かお見せしてきた建物ですが、ついに正式契約を結ぶことができました。

 新住所、西東京市富士町6-6-13であります!

 6月の2日、もう諦めていた新店舗物件が突然、舞い込んで参りました。調布市の方は見ていましたが、西東京市には目は向いていませんでした、正直。

 今回の移転で、絶対に東には行くことはない、西には行くだろうと思っていましたが、その北側に関してはノーマーク・・・。

 その日、すぐにこの物件を見に行き、その夕方担当の不動産屋さんに連絡して、翌日内見。翌々日はかかと大森社長と三人で内見。

 申込書を作成し、自己紹介、店紹介、移転理由などを記した紙を添付して、大家さんに提出。

 その2日後に内定・・・。出会ってから一週間しない間に、とんとん拍子で話が進んで参りました。

 タダシ、鍵をいただくまでわからない、というのがこの契約の世界。内装外装の、見積もりを取るなど、様々な段取りをしつつ、連帯保証人を見つけ書類作成を依頼・・・、何度となしの不動産屋さんとのミーティング・・・、本当怒濤の一ヶ月でありました。

 すべての見積もりができあがり、それを提出してから、戻しがあって微調整をして、正式決定した内容を契約書の中に盛り込んで、再確認してから、ようやく昨日、数ヶ月分の敷金、前家賃、手数料などと一緒に、契約成立となりました。

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 車5台分はいる駐車場。

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 二階には、これもほとんど諦めていたイベントスペース・・・、響き床パートⅡの設置も可能となりました。

 与えられた、この場をどのように使っていくか?そこに迷いは一切ありません。

 先日亡くなられた、師よりの無言の遺言をお受けいたしました。もう、迷うことはありません。ここを起点に、世界一輝ける場にすることを誓願いたします。

 有縁の方がいつでも中で、集い、遊び、休んで、語らう場として、解放いたしましょう。

 拠点が決まりましたので、新店舗への引っ越し、現店舗の原状回復、新店舗作りと、まあやることいっぱい!!!

 決まり次第、逐次公表して参りますので、お時間のある方は、是非お力をお貸しください!

 新生狸サイクル、西東京の地にて、並々なら決意の元に、大展開させて参ります!!!!!!!!!!!!!!!!!

 何とぞ、よろしく、お願い、申し上げ、奉ります!
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安全に走れるようにしやんしょう!



 こんな状態で持ち込まれることもあります。

 持ち込み、基本当店は常識的な範囲での持ち込みはOkしているわけでありますが、その形は実に色々ありますな。

 完成車一台丸ごと持ち込みなんてことも。

 いきなり海外のサイトから届きまして、店の入り口で関税を建て替えるなんて事もあります。

 中古自転車一台をアメリカのコネチカット州から送られてきたこともありました。

 かつてよくあったのは、フレーム一本持ち込みで、走れるようにして欲しい、なんていうのタイプ。

 とにかく好きなパーツを時間をかけて集めてきて、足りないものは当店のスモールパーツ類で対応して、理想型を実現化していく、なんて方もいましたね。

 またはある程度まで自分でやってみたものの、専用工具の必要なところ含めてお願いしますなんていうのも。

 点検かねてなどというものもありますね。

 で、今回は自分で途中までやっては見たものの、チョイトお手上げ・・・というところと、足りないパーツがなんだかわからないということもかねて、基本持ち込みを中心に安全に乗れるようにして欲しい・・・というご要望。

 最後はショップに見てもらう、というのもよくありますが、それにも近い形式でしょうかね。

 確かにこんな状態ですと、基本パーツはありそうなんですが、スモールパーツが欠損していたり、部分的に交換した方が良いところがあったりと、まあチョコマカ色々あるわけであります。

 それを素人が一から十まで・・・というのもつらいのはよーくわかります。まあ、そんなときは気軽にお任せよ、ということで、お引き受けします。

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 チェーン、ワイヤー類の交換はもうある意味定番中の定番ですね。

 あと意外に多いのがBBの交換。特殊工具がいるということもありますし、スクエアテーパーの種類は各種揃えているショップにお任せいただいた方が良いですね。

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 ワイヤーの設置には、シフターとブレーキのセッティングという核になる部分が込みになりますので、慎重に、丁寧にする必要ありですね。

 引いて止まればいい、というだけではブレーキは面白くない。レーサーの場合、スピードの調整の方が主なので、止まることそのものよりも、そうした微調整ができるようなセッティングをしないとなあ、と最近つとに思うわけであります。

 シフトにも色々癖がありますから、時にはスプロケ交換をしたり、以外にあるのエンド曲がり。ワイヤーの調整だけではどうしてもダメな場合、エンドを疑え!これも鉄則ですな。

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 あと持ち込みで多いのが、ホイールの振れもの。まあ無視しても・・・という程度のものから、一端コイツはすべて緩めて組み直した方が良いんじゃないか?というものまで、色々ありますな。

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 ニップル回しなど、完組にも対応できるようには揃えています、ものすごい癖ありホイールの場合を除いては、なんとか調整いたしますが、中には緩み止め剤を使用しているものがありますと、実にやっかいですね。

 いろんな考え方があるとは思いますが、乗りながら調整できるようにした方が店主は良いかと思いますね。やはりホイールは狂うものだ、振れるものだということを前提にしておいた方が、対応しやすいですから。

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 バーテープは迷いましたが、季節とこの車体の雰囲気を考えて、白を選択。さわやかクールミントガムのような車体となって、再出発となります。

 細かい点検と調整をショップがいたしましたので、安心して、末永く乗ってくださいな!と切に思うわけであります。

 いろんな考え方があるとは思いますが、縁あってその自転車に乗りたい!自転車好きの方であれば、常識の範囲の持ち込みはしていただいても、当店はOKであります!

 最終的に、お好みの車体を安全に乗れるように、努力いたします!

段階的改造 徐々に徐々にで完成形

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 この状態で持ち込まれたのが、つい最近。見てもおわかりの通り、ハンドルまわりにすでに改造が施されています。この前ここまでやって、そこで止めて乗っていたんでありましょう。

 そして、予算ができたので次のステップへということで、持ち込まれて・・・、

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 こうなったんであります。つまりサスペンションフォークをリジッドに変更するという、内容であります。
 その際、後輪のみ、組み替えをいたしました。

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 手組でレーサーホイールを作ったんでありますが、予算の関係上後輪のみということでしたが・・・。

 また予算が組めたんで、今度は前輪交換ということも。

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 リジッドフォークになっただけでも相当軽くなったのに、レーサーホイールにしたのでさらにまた軽くなった・・・。

 大分驚いていたようです。

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 乗り慣れるのに少し時間がかかりそうなくらいの変わりよう。あとは割れているサドルを交換することで、ほぼ完成形になるようであります。

 一気に、セーノで大改造するのも、ドーンと驚いていいですが、このように少しずつ改造することで、なるほど今回はこんな感じで変わったなあ・・・なんていうのじっくり味わいながら、次の改造を画策するなんていうのも、また面白い。

 全部が全部予算を自転車にかけることができないことも、その他様々な要件から、一気にできないこともありますな。

 ですから、いいんですよ、その方に合った条件でいじっていけばね。一気も、徐々にも、それなりに楽しいんでありましょうから。

 もう完成形でしょ?とお尋ねしますと

 ・・・次は色かな?もっと濃いめのキャンディーレッドなんかにしてみたら、理想ですねえ・・・と楽しそう。何年後になるかわかりませんが、そんな時をまたお待ちしています!

 これにて、ちょいと落着!

ヒントになるぞ ヒントにするぞ!

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 こんな自転車が舞い込んできたんです。

 一見マウンテン?なんですが・・・、
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 シングルですねえ、しかも固定だし。エンドが正爪・・・。

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 ブレーキワイヤーがヘッドチューブに入っているとこなんか見ると、マウンテンというよりもBMXなのかい?なんても見えてきます。

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 の割りに、ホイールはデカい。これであの小回りのきくトリックなんぞはしにくかろう。それにディスクブレーキだし。

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 今回の主な施工は、自分でここまでやっておきながらの、最後の仕上げローターの取り付けおよびその調整、ということなんですね。

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 こんな感じで、取り付けてからワイヤー張って・・・。

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 あと固定を外して、フリーに入れ替えということで、別段なんて事の無い内容なんですが。

 この車種が持っている、面白い意味での中途半端感というのが何とも興味深いんであります。

 マウンテンとBMXの間のような車種。

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 シングルギアとディスクが混在しているこの感じも、フーンなるほどねえ、という。

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 このフレームもマウンテンとBMXの間のよう。一体車体としてどこにねらいがあるんだか・・・、もしかして、ジャンルとして成立しているのかもしれませんが・・・。

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 こういう、たまたまかもしれませんが、店主の持っているジャンルのカテゴリーを横断するような、変な車種に出会うと、形式というものの溶解がおきて、何ともイタズラ心の扉が開かれるような気がするんであります。

 別に積極的に好きな車種じゃないんですが、だからこそかもしれませんね、イタズラしちゃえ・・・なんて気が起きる。

 これがなににどのように影響するか?といえば、今後敷地の広い店舗に移転ができるとなると、放置自転車の回収などから、積極的に再生自転車を作って行けたら、なんて思うんですが。そうした際、通常の再生ではやっているこちらが面白くない。仕事を面白くするのは、面白いと思うものを作ること・・・なんでありましょうから、そんじょそこらのものではダメ。

 では何を作っていこうか?という際に、上のような自転車からそそのかされる新形式への予感というのが、多分新たなアイデアの源泉になっていくんじゃないか?と思うんです。単純に言えば、ジャンルの間を行くんでありますが、単に間だけでは面白くない、その間に何を挟むか?なんてことが鍵となるんですね。

 幸い実用自転車の形状は色々ありますから、イタズラし甲斐は大いにある!ということで、そんなところも大展開していきたい!あと一月で撤退しなければならない中、まだ正式物件が決まっていない中で、夢ばかりが膨らむ・・・ある意味幸福な状況なんでしょうか?
 
 仕事は夢の中でするもんだ!

手が置きたーい!



 イェップを付けたものの・・・、なんか物足りない。

 なんでしょう?

 娘っこは気づいたようです、どうも手持ちぶさた・・・。そうか!握るところ、手を置くところがなーい!ということに・・・。

 確かに子のせのいくつかには、遊具のような手を置く握りが付いていますね。あれを見ていると、確かに自分の椅子は物足りない、なんか手をどうしていいんだかわからない、ということで、ご相談にやってきました・・・。

 手を置くもの?

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 例えばこんなような?手置きですか?

 そうそう、そんなやつです・・・って事で、こいつを使ってどのようにつけるかですね。

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 この辺とかを利用して、ネジで共締めでもしましょうか?

 さてさて・・・。

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 合わせてみたり、広げてみたり、省くもの省いたりして・・・。

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 最終的には、ダボなしステーに取り付ける金具を使って固定しましたよ。

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 こんな感じにね。なんかイェップの手置きバージョンが新発売されたような、自然な感じですわ。

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 他いらない金具類は外したり、削り落としたりしたんで、ちょっとバーテープなんかを巻いて、養生します。

 そんな感じで、まずは大丈夫かな?

 毎回できる改造ではありませんが、ありもの利用しての、こうした取り付けって、結構工夫と時間がかかるんですが、そんなに要求できるものでなし。

 先日、同級生の車の整備士の話などでは時給で7~8千円らしいですが、自転車はその半分・・・以下としても・・・。こういう計算はむずかしいものです、廃材利用して、こうして付けて三時間かかりましたんで九千円・・・とはいかない。でもまあ、情けだけでなく、仕事も人のためならずで、やった発想や技術はやった本人に蓄積されるんで・・・、それはそれでまたいいのかな?

 でも、こういう仕事っていうのは思っている以上にクリエイティブで、えらく頭と手を刺激されているのがわかるという意味で、面白いんですよね。うん、ある意味文学的ですらある・・・。この意味ちょっとピーンと来た方、いらっしゃると思いますが。

 制約されている条件の中で、まるでハレーションが起きたかのごとくにひらめきが一瞬よぎる、それが実はスカだったりしても、一瞬の興奮がおきて、それが静まって・・・、ちょっとがっかりしながらもまた、次々とハレーションが起きてくるような現象が頭の中で展開してきたりします。

 こういう展開というのは、理系とか文系とかに簡単に分類されるものではないでしょうし、突然といっても、それまでの経験、それも唯々諾々として受動していたような経験ではなく、より積極的な形での経験の蓄積や他分野からの応用、寛容さ、厳密さ、緻密さ、粋な感覚、ウィット、ユーモア、イタズラ心、イロニーなど様々なものが複合的になって、ドカン!と出ては消え、出ては消えながらも残っていくものをまた総合して・・・形や形式に仕上げていく・・・んだと思います。
 
 そう、総合的なものなのよ!何一つ、無駄なものはないの!そういう意味でも、もの作りには文学は必要なんです!哲学は必須と言っても良い。芯の通ったものは重要だし、さらには「芯の通ったものは重要だ」と判断する人こそ重要なんだよ!

 何が言いたいかわかるよね。

 今この国が進めようとしている大学改革?とやらで、国立に文学部は必要ない、など戯言吐いている官僚だかコンサルだか、政治家だかに言ってるんだよ。

 知らにゃー言って聞かせやしょー、いいか?「文学あっての人間なんだよ」、以上だ。

 京大のゴリラの先生か?山際学長はいった「京大には(文学部)必要だ」と。当たり前だ。

 株の前場・後場での上がり下がりで一喜一憂するやつもいれば、百年先、二百年先、いや千年、二千年先を見通して考える視野を持つやつも必要なんだよ。

 目先のハイテク機器でゲームに耽溺しつつも、果たして人類自身は一体どこまで進化してきたといえるのか?という折に触れて重要な問いに、一体気づかせてくれるものは何なのか?

 目先のことに熱中し、頭が沸騰状態の人類を正気に戻す動きをするものは一体何なのか?

 それが文学であり、人文学なんだろうが!

 まあ、所詮国立なんてものは、官学やるとこだとすれば、これからはより私学、私塾というところが重要になってくるということかと思います。
 
 もし、今後展開するかもしれぬ新店舗にそこそこの人の集まる空間が確保できれば、今後狸サイクル森山工業東京支部では、読書会、ゼミ会、研究会なども重要な催しとして開催していこうと思いますわ。

 まあ、今の劣化しまくっている、この国の執行機関に任せておくわけにはいきませんわ。楽しく大展開していきたいね!

気分を変えて再出発?



 トレックの初期型カーボン車ですね。

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 いや、アルミとのハイブリッド?一説によるとアルミのハイスペックの番号だともいいますね。もしやアルミパイプのカーボンコーティング・・・という奴かしら?

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 エアロバーなんて付いているところは、トライアスリート。まじめなスペックのコンポも載っています。一インチのスレッドレスステムも見えますね。

 つまりは、現役練習機として、随分頼りにされつつ、大切に乗っておられる様子が手に取るようにわかります。

 コイツを再塗装・・・ということ。気分が変わりますね。なんだか新車一台購入したような、しかも愛着が込みなんで、何ともプライスレスな再生ともいえると思いますね。

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 カーボン地もさようなら、さてどんな色となって再登場するのでしょうか?

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 藍色のメタリックとなりまして、再登場です!

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 今回は、今のところ得意とは言いがたい、ロゴも再生して・・・ということで。

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 なんか全く別な一台として、本当よみがえっています。

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 今回はフォークも同色に。

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 まだまだ、これからもまだまだ、頼りになる練習機として、再出発!と自転車が張り切っているように見えますね。

 再塗装・・・、新車一台の興奮プラス、なににも代えがたい愛着がすでに包み込まれている、新たな一台へと変身させます。

 7月末日にて、現店舗を引き払います。ボチボチ原状回復のための準備も念頭に入れていかないとね。この店舗に来て、作ったじさくの塗装室も解体しないといけません。

 あと数代で終わりになります。お疲れさん!また新店舗・・・にて展開ができる日まで!

この部門ももっと太く・・・豊かにしていきたいですね


 
 子育てにより便利なように。子供を運搬するのではなく、子供とサイクリングが楽しめるようにと、今まで動いてきたママ狸んでありますが、今後ともこの道で突き進んでいく、よりパワーアップしながら、その先の先まで突き進んでいくことを考えています。

 服や靴やバッグや化粧・髪型にあれほどまでに神経をとがらせるお母さん達が、なんで自転車に関してはあの辺止まりなの?って思うんですが、これは売る側、仕掛ける側、業界側にも責任はあるんじゃないか?と思うんですね。

 色物展開なんかを考えると、業界自体は結構がんばっているかのように見えますが、適応範囲がいかんせん狭い、射程距離が短すぎるんです。

 これはまあ、いわゆるエンドユーザーさんと直にふれあうショップのアイデアや対応などの影響がかなり強いかと思います。

 もうパーツやものは揃っているのに、見せ方や、考え方の普及がなっていない、ソフトの問題・・・のような気がします。

 もし、衣服などにあれほどのハイセンスを発揮するお母さん達に、自転車も実は組み合わせは自由なんですぜ・・・なんてことが浸透していったら、まあ、ベージュと・茶色で木で鼻をくくったような子供運搬車に関して見方は変わってくるかと思いますし、事実、最近ではそうした新しい展開に乗っているお母さん達も随分と散見できるようになってきた、とも感じます。

 また一方で、お父さん!男を捨てないで、男のままで子育て号を考えないかい?例えば自転車通勤の途中に子供を保育園に置いていくときの自転車って、どうイメージしてますか?

 まさか既存の子のせ号?あれについては、去勢されたようで跨がりたくはない、というお父さんだって決して少なくはない・・・、けどまあ四の五の言っても仕方ないんで、仕方ねーからあれに乗るっきゃない・・・と諦めている・・・お父さんも結構居るんじゃないか?

 できれば、アクティブ系のスーツでそれに合うシックな自転車に、それまたその雰囲気を壊さない子のせを付けて子供を乗せて、保育園の門のところでバイバーイ!なんてやれたら理想的なんだが・・・なんてね。

 今ある自転車を子育て仕様にするもよし、子育て仕様にもできる自分の自転車を作るもよし、いろんな入り口から入ってきて、子育てを楽しくかっこよくやっていきたい、そういう自転車をどうやって作っていくか?

 課題ありありなんですね。

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 リアの空間に・・・・子のせをつけるとしたら。

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 こんな感じになります、コイツはイェップという種類の後子のせであります。

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 そうなると、乗せ降ろしの時、この手の一本足スタンドでは、不安でありますな。

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 そういう時には、こうした頑丈系の両足スタンドを取り付けます。これなら過信は禁物ながらも、かなり安心して子供の乗せ降ろしができますね。こういうところは、ある種の子育て仕様ではパッキングになっている変更点であります。

 あと、小ギヤを大きくします。これで踏み出しを軽くするという効果が生まれます。この辺をしっかり追求すれば、ランニングコストのかかる電動車は大して必要なくなるような気がしますね。

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 あとカゴは子育て自転車には必須です。前後に子供を乗せると必然的にカゴがなくなる自転車もあるようですが、実用を考慮に入れない事なかれ役人仕様設計のように見えますね。

 保育園などはタオルやシーツ、季節によってはプールに関するものなど、結構荷物があるんですねえ、それをリュックだけで対応するにはきつすぎると思いますよ。特にこれから暑い季節に入るのでね、背中は廃熱板として開けておかないと・・・。

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 台座にしっかり固定します。

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 あとは、自転車としての機能の再チェック、チェーン・ワイヤー・ブレーキシューなどの点検です。特に前ブレーキ・・・なんかも。

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 走る基本も整えて、子育て仕様としても完成!

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 全く乳母車時代が嘘のように思えるくらい、機動力を発揮します!ほとんどのところに、コイツで行ける・・・という感じかな?魔法の絨毯ですよ、日々重くなる子をだっこして徒歩で買い物に行っていた頃と比べるとね。

 ということで、この部門も当店の主力の一つ。より広いところへ移転が可能となりましたら、一台ど派手なデモ車でも作って、そもそも自転車ってこういうものなんですか?!!!ということの大展開をしていきたいですね。

 もっと自由に発想してくれていいんです!靴やバッグって服装によって変えるでしょ?自転車もそれと似たような対応の仕方で、より豊かにできるのよ!ということを浸透させていきたいですね。

 絵師の皆さんなんかも動員して、子育て自体が楽しくなるような自転車、子供もあたかも遊具に乗れるかのようにウキウキするような自転車を作っていきたいですね!

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※コイツは頑丈だし、日本一周も子育て号にも化けるぜ!

再生の有り様 名付けて「桐箪笥」としましょうか?



 もし念願叶って、より広きところへ移転することができましたら、その地では今まで以上に自転車の再生に、力を注いでいきたいと思っているんですが・・・。

 そして、その再生と一言でいっても、そのやり方は色々あると思います。ほぼ完全再生、基本タイヤやチェーンといった、前面に出た消耗品のみは新しいものを使い、それ以外は基本元々のものを使う、といったやり方、縛りを設けてやる・・・なんていうのもありかと思うんですね。

 そうした再生のやり方をこれから「桐箪笥」と呼ぶことにいたします。

 というのは、店主個人的な体験からなんでありますが。

 祖母が持っていた、茶色に焼けた桐箪笥があったんですね。それが小学生の時のある日、家の改築と合わせたんでしょうか?
突然新品となって、戻ってきたんです。

 イヤー、まさか明治の物持ちのいい祖母が、新品を購入するはずがないとも思いつつ、聞いてみると、なんとあの真っ茶っ茶だったきり箪笥を削り出して、他ちょっと金物を打ち直しただけだ、ということなんですね。

 あまりの変わりように、にわかには信じられませんでしたが、確かに内側などにはかんなは入っておらず、前のまま・・・。かんなとちょっとした塗料などで、これほどまでに生まれ変わるのか?といい意味でショッキングな出来事だったわけであります。

 そのインパクトを受けて、基本現物のまま自転車再生する形式をこれより「桐箪笥」と呼ぶことにします。

 世の中いろんな性癖の人がいて、こういうのが好きな方って一定以上必ず、いるものなのであります。錆を落として、磨くことに快楽を見いだす人・・・。いるでしょ?まわりに。

 そういう方にとっては、これ大丈夫かよ?という状態の自転車であればあるほどに、燃えるんじゃないか?と思うんですね。

 すべてバラバラにして、パーツを一つ一つを丁寧に錆を落とし、ほこり、汚れおとしをしながら、きれいにしては、また再組み付けしていく・・・。何ヶ月かかるかは知りませんが、そうやって見違えるような自転車にして喜ぶ・・・、いるでしょうそういう方?

 まあ、今より広い店舗に仮に移転できたとしたら、そうした再生プロジェクト「桐箪笥」なんていうのをやってみたいですね。行き所のない地味なお父さんが、日曜日店の隅でコソッと先週を続きをしては、「今日はここまで・・・」と帰って行く。何週間かして、「タイヤだけは新しいのお願いします・・・」なんてポソッといっては、その数週間後。

 「できました」と小声で一言、再生桐箪笥号に乗って、颯爽とではなく、チョロチョロ帰って行く、その後ろ姿には、じわーっと自己満足の相が出ていて、幸せそう・・・、なんてね。

 今回そういう一台を先取りするような、内容となっています。

 上のコイツを、最低の消耗品をのみを変えて、きれいにして、整備して、戻して欲しい・・・という要望。土台の自転車がいいとこういうことも可能になります。相当この自転車を気に入っておられるようであります。

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 ほとんどフレーム状態にして、汚れを拭いて、手入れをしていきます。

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 ネ?これだけでも、ちょっとオオ!って思いません?

 通常、店主としてはメンテ重視から外したいチェーンカバーなんですが。
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 一度外して、手入れをしてやります。
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前輪も色々とやりがい在りそうですね。

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 同じリムを使っての組み直しとタイヤ交換です。

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 ブレーキシューも新しくなっていますね。普段なら外したい泥よけですが、こいつも裏から叩いて、修正したりとか・・・。

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 この辺のバンドブレーキなんかは、チョイト交換だな、今回は。

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 後輪も組み直ししていますよ。

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 後輪のタイヤも入れ替えなどします。

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 ちょっと手を入れるだけでも、ピキピキするんですね、自転車は。

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 通常ならカゴだって、取り替えるんですが、こんかいは・・・、

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 叩き直しで、取り替えずに、取り付けます。こういう仕事が増えると、木型なんていうものも色々と必要になりそうで、怖いですねえ・・・。

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 はい、その辺の安もん新品など寄せ付けない、再生桐箪笥号の誕生!となります。

 果たして、そうして再生された自転車が商品となって、商売になるか?などということは、チョイト考えないことにしましょう。ただ、作業としては、好きな人ははまります!大いにはまると思います。

 そして、知識と技術が上がるごとに、よりむずかしい難題自転車に取りかかりたくなるでありましょう・・・。そういう変わり者さんが、入れ替わりつつもいつも当店の隅にいる・・・、存在感は薄く、大変地味ながら・・・、確実な仕事をしていく人。

 再生自転車構想の一つとしての「桐箪笥」。すでに、これをお読みになっている方で、「それオレだよ・・・」という方も数名いらっしゃると思います、店主も幾人か顔が浮かびます・・・。そういう方の居場所にもなるような、自転車屋でありたいですね・・・。

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※再生のあり方としての、磨き・・・なんて奥深いよー・・・。

マークローザ 改造狂達の宴

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 これがデフォルトの状態だったと思いますな。

 実用車としては、大した構造を持ちます、ブリジストンマークローザなんでありますが。

 当店にとっては、因縁の車体ともいえるんであります。

 この車種に特化して、当店には改造狂達が一定の距離感を保ちつつも集っているようなんであります。

 本当にそこまでやるんですか?とこちらが思わず聞き返すくらい・・・。

 「エエ!昨夜は朝まで、女房にこの自転車のついての自分の思いを語り、そして予算を引き出してきました!」と。

 まるでマークローザ改造の決死隊のような方もいますね。そのお方はある意味頂点にまで、コルナゴライクにされてしまって、まあもうあとは乗り倒すしか・・・ないか?という状況。

 他にも色々いらっしゃいますが、こちらも酔狂な改造狂であられましょうな。

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 ホイールから、コンポ、ある意味何から何までのフランケン型、バラ寄せ集め快走号・・・とでも言いましょうか?

 こちらももうこの変で・・・ともうところ、またやってきました。

 「今度は何を?」

「今度は11Sにしたくて・・・。」

 心の中では、勝手にやってろ!なんですが、11速っていうとハブに互換性がないので、ホイール問題が発生しますよ。

 というと、「ホイールはすでにあるんです・・・、ただマークローザは135ミリなので、今もって来たホイール130ミリが135ミリに改造できたら・・・なんですが。」

 できなかったら、11速諦めますか?というと、諦めると・・・。

 持ってこられたのは完組・・・・。よりによってまあ、なんで完組なの?完組というのは、特殊パーツで組まれた特殊ホイールだらけなので、たかだか左右を2.5ミリ広げるだけでも、それぞれによって対応しなければいけないので、これがまた大変なんであります。

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 さーて、できるのか?5ミリ幅だし。シャフトは入れ替え不可能なので、なんか手はないか?

 大体こうしたスペーサー、アチコチで探してきて、実験ですね。

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 左右にスペーサー噛まして、

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 蓋をします。それで終わりではありません。ホイール幅が決まったんでありますが、ちゃんと左右2.5ミリずつきれいに出たなら、問題ありませんが。

 ここは一発センター出しを行います。

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 エアロスポークが扱いにくい・・・。でも何とかね。

 そんなこんなで、完組ホイールを135ミリ化完了ということで、では11速化へと!

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 11速のスプロケがつきました。エンド幅はピッタリ!当たり前か・・・。

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 なぜかアルテの11速ようのリアディレーラーがつきました。

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 チェーンも、交換で。

 でもって傑作なのがシフター。

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 右だけのSTI・・・。反対側はエアロブレーキ。

 頑なに、前ギアを付けようとしないところは、一貫しているのかな?

 かつてのアームストロングの山岳ステージを思い出しますな。77デュラの右STIに、左はエアロブレーキで、Wレバー台座にフロント用のものを一本つける。軽量化を図った自転車ですが、あれに関してはカンパの方が徹底してかっこよかったなあ。シマノは形が違いすぎ、一方カンパはエルゴの中抜きをしたエアロブレーキだったんで、統一感がありましたな。

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 ホイールもちょっと仰々しく、これにて最終版か?と思わせる佇まいでありますが、まあ改造狂のことですから・・・どうなることやら・・・ですね。

 こうして、マークローザの改造などを公表すると、また数日してから、あのー・・・とマークローザを持ちのお客さんが来たりとか、なんかあるねえ、この車体には・・・。

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 折しも入院ということで、こんな自転車が入ってきましたが・・・、こちらの持ち主の方も、立派にマークローザメイトなんでありますが。

 最近はこのジャイアントを常用しているようですね。

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 今回は極まともなオーダーで、チェーンの脱落防止ということでありました。

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 バッシュガードとチェーンウォッチャーの両方面からチェーンを支えるので、まあ落ちにくい・・・というか落ちないね。

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 ギアもクロスレシオで・・・ということでした。

 今はコイツでおとなしくして、そのいつまたマークローザの大爆発なんて・・・。

 当店としては、そんな改造狂の方々をサポートいたしますぞ!!!

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※まあ、こいつもストラトスのむいて、組み直してのかなり手を入れた一台ではありますがね・・・。

新たなる旅立ち



 なんか遠くに見えてきた。

 おぼろげながらも、その方向性の向こうに、何かが見えてきた、ような気がします。

 先々月ほどから、色々とお騒がせしています、移転の件につきましても・・・。

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 徐々に、徐々にと、その方向性が見えてくるようなのであります。

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 もしも、ここに居を構えていい、といわれるのであれば。

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 ここにて、開いていくしかないのではないか?

 様々な方々から、有益な情報と励ましてのお言葉をいただきまして、未だ仮ながらも、次への足場が、確保されつつあるようであります。

 ありがたいこと。ここが許される場であるならば、大いに花を開かせて、枯れて尽きるまで自らが鍛えられる場として、開いていかねばなりません。

 菩薩様はいった。

 「一人の人が喜んでくれたなら、それでいい」と。

 「一人でも?」

 「そう、一人でも、そのために暑い中でも草を刈っている」と。

 「この田麦山をね、世界一輝ける場にしたんだ!」ともおっしゃった。そして、その言葉通り、本当にそこを世界一輝ける場にされました。

 痩せられて、しゃれこうべが透けて見えるようになったそのお顔は、まるで高僧が即身成仏をされたようなお姿でありました。それはそれは、やり遂げた男の端正な美しさを象徴しておられるようでありました。

 在家の高僧、最上の師、我が菩薩。

 新店舗には店名、狸サイクルに加え、その偉功を讃えんために「森山工業東京支部」と名付けん。

 そして、そこは・・・。一人の人が真に喜べる場、そして、世界一輝ける場にせんことを誓願す。

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 躊躇することなく、お受けいたします
 

 合掌

持ち込み 組み付け 黒幕はいるな?



 まあ、こんな状態で持ち込まれた車体・・・。どうも愛車を盗まれてしまい、第二目の愛車作りをしたいようであります。

 裏に黒幕もいそうですが、ご本人の主張もなかなかのものがあります。

 自分の自転車に乗り慣れている貫禄すらある・・・。

 さーて、どうなることやらなんですが・・・。

 まずは命じられるままにこんな車体を組んでみた。

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 バナナサドルに・・・、

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チョッパー系・・・。実はこのチョッパーは、店主らの必要に応じての策で、実はご所望のバナナサドルに、持ち込まれたハンドルを取り付けると、体が後退して不自然な前傾を取る形になってしまうことが発覚。

 それでは・・・距離は踏めない。しかもちょっとこの女性のご依頼者、店主好みの体型であれば、なおさら・・・なんじゃないか?ということでの、オーダーハイブリッドだったわけでありますが・・・。

 このお客様からすると、ハンドルを最優先したいということなので・・・なれば、せっかく取り付けたバナナは諦めざるを得ない・・・ということに。

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 しかしまあ、癖ありフレームだよね。ラクダのコブのようにフレームがせり上がっている、サドルの位置によっては跨ぐの大変でしょうね。

 でもまあ、こうした癖ありフレームであるからこそ、変わり自転車が組めるんじゃないか?なんてね。

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 まず機能からして、ついていたサスペンションフォークをメッキ系のリジッドフォークに変更。

 カンチブレーキなど、シルバーがお好きのようだ・・・、この裏に黒幕の存在を予感しなくもない・・・、だれだ?

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 これが、最優先したいというハンドル・・・。セミドロ?・・・とも違うねえ。

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 しゃれたシルバーブレーキレバーに、またもシルバーシフター・・・。

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 リアブレーキもカンチに。これはバナナシートの際にはカカトが干渉するであろうと、一時は横に広がらないシルバーVブレーキに変えていたんですが、通常のサドルになったので、初志に戻す。

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 ペダルもシルバー・・・、やっぱり黒幕はいそうだよね。

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 そしてたっての希望として、すのこ付きのカゴ・・・。ビーチクルーザーを意識してのことかな?

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 下支えのステーには、華麗なる大森ラインが施されています。

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 完成です!前輪の方が大きい、だるま自転車ですね。しかしゴッツイ、恐竜のようにも見えます。

 長い距離を乗れる車体かどうかは・・・わかりませんが、まあ、昨日今日では決して思いつかない、コンセプチャルな一台には仕上がってますね。

 素人は怖い・・・、制約なくして、自由に発想ができるという意味では、最強でしょうね。

 どんな衣服を着て乗るんだろう?この女性の所有者・・・、多分すでに頭の中にはそんなイメージがあるんでしょうな。この車体は、乗る人と一体となることで成就するような、何かがあると思う・・・、それは、なんだろう?

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※似て非なる、働く自転車。そろそろ注目度が上がってきたように、・・・思えます!

足回りを固めよ!

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 先日、ご紹介した大田区の自転車プロデューサーの作品。

 完全実用車荷台をかくもかっこよくアッセンブルできるセンスは、やはりただものではないでありましょうな。

 ただしコイツには課題がありました。

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 ホイール問題であります、特に前輪のそれは早めに対策取ろうねえ・・・ということでした。

 が、実は、後輪のスポークの方がはやくねを上げて飛んだ、というのであります。まあ、交換するなら前後いっぺんにということなので、いささか早いながらも良いタイミングかもしれませんね。

 ということで、リムであります。フォープロファイルの、36h。そんなもんあるか!といいたいところですが、当店のバックには業界一リムに強い岩井商会さんが控えているので、大丈夫です!

 あるんですねえ・・・こんなのが。

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 21ミリです。

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 相も変わらずの写真下手にてごめんなさい、これでもポリッシュなんですねえ。クラシカルな車体、しかもそいつが履いていたハブが36hなんて時にはもってこいのリムなんであります。

 通常、32hはありますが、36hとなると激減するんですが、その辺をかっちり押さえてくれている岩井商会さん、手組ショップの救世主でありますな。

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 ホイ!できればスキンサイドのタイヤを使いたかったんですが、まずは予算の関係上オールブラックに。でもまあ、いいんでないの?

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 当然前後同じく、WOにて。

 前後ともにセンターをピシッと出していますんで、これで走りは変わりますよ。やはり、フレームのなんたるかを活かすのはホイールでありましょう。多少へたっていても、足回りをシャキッとすれば走りは随分変わりますからねえ。

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 手作り木箱のチューブのかけ方なんかをこんな風に遊んでみたりして・・・。

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 これにて、しばらくは安定して走るであろう、ハイセンス車の完成となりました!

 これで大丈夫だよね、プロデューサー様?

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※これも意外とハイセンスのセミドロなんだよね・・・、時期ブームはセミドロと見ているんだが・・・。

オークションからやってきた!最近珍しいピスト車だった



 かつてのブームの頃、街で散見できたピスト車ですね。

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 ボンバープロ、今まで何台か扱ったことありますねえ、乗っていた子達の顔も浮かびます、あいつら元気かな?

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 こんなに走る車体の、わざわざ角を矯めて牛を殺したようなハンドル付けて・・・、とかつては思いましたね。

 競輪場の柵にあたかも針金ハンガーかのように軽々と引っかけられていた数台のピストレーサーを見たとき、こいつら走ることしか考えられていない、何とも単純でさも美しい、こんな車体はないなあ・・・と感心したことがあった・・・。

 なればピストレーサーといったらあのなで肩ドロップハンドルでしょう・・・と思っていた当時。

 なんでわざわざ、ママチャリハンドル付けるんだろう?と思っていましたな。

 かつての仕事の7割ぐらいは、こうしたオークション受けのものを持ち込まれての、完車へ手入れ仕事だったと思います。

 まあ団地の片隅で細々と公開が始まった(その前からやってましたが公開はしてませんでした)当店が、世間様の荒波に出て行けたのはこうしたブームもあったから・・・だったのかもしれません。

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 こんなところには

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 こうしましょうか・・・。かつてはこの手の取り付け型ブレーキ、在庫きらしたことなど無かったんですが、今回切れていまして、時代の流れを感じたわけで。

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 当前ハンドルにもブレーキレバーが両サイドつくことになるわけであります。

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 固定ギアは、やめて。

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 フリーに交換しちゃうんだと・・・。

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 だらーんとしたチェーンが・・・、

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 ピーンと、臨戦態勢に入ります、走る気満々のピスト車。

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 なにげに良い物が付いている・・・やつであります。ブームの際もそうでしたね、玉石混淆とはよくいったもので、プロ仕様ものから、なんじゃこりゃ?ものまでが一緒くたになった車体など色々ありましたね。

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 こんなものまでも・・・が。これを街道でフリーで流して走る車体にする。そういう意味では、そこにプロ用クランクの75が使われるなんていうのも、アンバランスな一台ともいえますな。

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 サンマルコにデュラのピラー、なかなか贅沢であります。

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 跡はペダルを付ければ完成となります。部品点数も少なくて、しかもカチッとしている隙の無いパーツ類で組まれているので、くせがない。いじることの面白みといえばかけるかもしれないが、逆に精度の良いものをキチッと組んでいくという快はありますな。

 こうしたものは、いわゆるブームが終わったあと、どうなるか?ということが勝負だと思います。細々でもそれが層であるならば、消えることはなくジャンルとして、選択肢として残る。かくして残って欲しい車種なんでありますよ!

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※こいつも上ほどではないが、カチッと決まっている街道ピスト車でありますよ!

夏休みの宿題 フレームが語ってくる・・・



 オーイ!

 んん?

 オーイ!!!!

 ん?

 オーイ!ライトウェイだよー。オイラだよー

 ど、どうしたんだい?

 なんか、オイラ用なしとかで、ほかされるようなんだがよー・・・、どうだい?まだまだ走れるだろう?

 ・・・・、ムムム・・・、ウーン・・・・、フムフム・・・、だいじょうそうだなあ・・・。

 でしょ?まだまだ走れるぜ!

 そうだな、じゃあ、兄貴にいって引き取ってやる・・・!

 ということがあったかどうかは、知りませんが何とか連れてこられたわけであります。

 さーて・・・、どうしてくれようぞ!ここからが自転車は面白い。そう、感じられる人種もまだまだ少なくはない。当店はそういう方々を最大限サポートするとともに、そういう人種を増やしていく方向に走っていきたい、と思っておるんであります。

 まずは、パーツ類を外したり、フレームをどうしようか?なんてことを考えながら、まず持ち帰る。

 多分、フレームと一対一で対しながら、色々と会話したんじゃないかな?そう言っている内に、後のパーツ箱の方から、「ウチらがいなけりゃフレームなんてただのパイプだろう!俺らの出番だろう?!」。なんていう声も。

 なるほどそうか・・・と、パーツ箱をのぞくと、いろんな思い出とともにスタンバっているパーツ類がゴロゴロ好きなことをいっている。

 10速なんてありやがる・・・。ツー事は・・・、問題はホイールか?
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 10シフターなんかが選ばれると・・・、ホイール組みかぁ・・・となるとショップに頼まないとなあ・・・。

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 エヘヘ、こうなると当店の出番ということで・・・、組みますよー。XTなんかはまあ、そのまんまで・・・。

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 まあ、ここまでやってしまったら、表層の消耗品なんかは交換しておきましょう。

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 ブレーキシューなんかもねえ、ちゃんとしませんと。

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 ヘッドパーツ・・・、これもなんかあったら自分で入れ替えなどの難しいところですから、これから快適に乗り続けたいなら、こういうところは交換しておいた方が良いですね。というのもねえ、コイツはオーバーサイズのスレッドレスなんで、絶滅危惧種。この辺を扱い続けてくれているところといえば、マルイさん。ここもかゆいところに手の届くパーツを用意してくれてます。もちろんタンゲさんもねありがたいんですわ。

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 前は、シングル・・・とりあえず。

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 ありものサドルにピラー・・・、とりあえず。

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 とりあえず、完成、とりあえず!

 というのは、まだまだこれは完成形ではない・・・。どうも・・・、剥離・・・、磨き・・・の計画があるらしい。そうなると、今度はまたきれいになった銀ぴかフレームの方から「この俺様のフロントがシングルかよ!前輪のハブも揃えるとかないの?何ならパーツ類すべて銀ピカってどーよ!」なんていう高飛車な声を聞いてしまうかもしれない・・・。

 しかして、剥離と磨きはいつやるの?

 夏休みの宿題!誰が先生だが知りませんが、先生いや自転車生徒の夏休みは熱くなりそうです!

地味なメンテ しっとりと



 またまた、来てくれました・・・。こうやって、時を超えて、大事に乗れるような車体、いいですよね。

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 ついているものがまた・・・、今は無きサンツアー、シュパーブプロ。

 今見ても良いねえ。

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 このパンタグラフの中心に、あのデカいバネがない・・・。四隅に小さいバネを隠している・・・、にくいです。

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 ブレーキにも仕掛けがありましてね。

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 これは前ブレーキですが・・・、これ裏から見ても、あの通常なら裏にある戻しバネが見えないんです。

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 こういうところに拘る。昔サンツアーにはジョブズがいたのか?

 フレームにもワイヤーをすべて内蔵させるものがあったりしますが、試走を通り越して、執念にすら思えてきますね。

 今のシマノさんには、機能追求への意欲はスゴイものが在ると思いますが、こうしたウィットのようなものがチョイトない。機能追求から外したウィットの効いた永年コンポなんか作ってくれないかなあ・・・。

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 まあ単なる、WレバーといえばWレバーに過ぎないんだが・・・。

 こういう車体を預かると、やることは大体同じ。そうメンテ、となりますね。グリスの入れ替え、ワイヤーチェーン類の交換、消耗費交換・・・などです。

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 可動部分に油を差して、ワイヤー交換など。古くても良いものは、動きがよみがえります。

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 チェーンも新しいものに、このシルバーものはちょっとやそっとじゃない。

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 そして7速のボスフリーも今回新品を見つけ交換。といっても、新古じゃなくて、現行品に在ったんですねえ、よかった!

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 チューブラー点検完了!

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 サドルはそのまま!

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 まあ、劇的な変更はありませんが、地味ながら長年の垢を流しての再出発、地味なんですがちゃんとそのことがわかってくれる方がいる、お宅に出してよかった・・・、ありがとうございます!

 こういう旧車タイプも含めて、いろんな自転車が、街道を走りますよう精進しますよ!

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※これは疑似ながら、セミドロップでクラシカルを狙っています!



 今を去る一年と数ヶ月前、リノさん初の展示会をやりましたね。

 展示会?それがどういう意味かはわかりませんでしたが、ほんの数日間のイベントが実績となって残る・・・、そういうことなのね、と思った次第なんだな。

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 今年もこの7月に、第2回の展示会をされるというのです。当店の引っ越しやその他と重なる時期でもありえますが、まあ何とかできることはやっていきましょうね。

 しかし、いいセンスしているよねこのポストカード。こういうのを見ると、店主自身が欠けているものがよくわかりますね、そしてそれはもう取り戻すことも、加算することもできないものだ、という諦めもしっかりあります。

 なれば、コラボ・・・なのであります。

 今回のリノさんの展示会のコンセプトはずばり!コラボ!なのだそうですよ。

 なもんで、当店ともコラボということで、狸サイクルからも展示車出す予定であります。

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 今はあまりわからないようにするために、これだけ、ものは本番にて楽しみにご覧ください。

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 こんなスケジュールです、確か第1回の時は、途中で雨の日があったかな?今回は天候に恵まれるといいですね。

 コラボということで、確かこんな方も見えるんじゃないかな?



 自転車の歌を作ってもらうんじゃないかしら?

 そうそう、当店にも「狸サイクルのテーマ」があるんですよ!映像もあるし歌もある、店主の才能など櫛のごとくかけまくり、あとは才能のある人たちに囲まれておればよし。

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 場所はこちらです!

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 こちらにバーコードリーダーを当てると、場所が画面上に出てきます。ちょっとハイテクですな。

 ちょっと前までそんなこと考えなかったんですが、今若い才能が育ってくる状況というのがうれしいねえ。いつまでもテメイがはびこっているわけではない、終わりを予感し始めている、終わりを積極的に諦めている、とも言えるのかもしれません。

 是非是非、リノサイクルの展示会、御御足をお運びください!

事故からの生還 自落より



 ちょっと何かに気を取られた瞬間、ガードレールに激突!

 自転車の前まわり破損と、歯にケガを負ってしまった・・・。

 自分で衝突して自分で落ちた、自落であります。被害者と加害者が同一人物ということで、処理は楽だが、痛さ二倍・・・。

 オレンジで歯を治し、車体は当店までやってきた・・・。

 写真下に転がっている、プラとも金属とも付かないフロントホイールは曲がってしまい、直しようがない。

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 カゴとハンドルが一体化した、カゴハンドル?こいつもグンニャリ・・・。

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 曲がりはヘッドチューブにてとまる、瞬間的ながら相当の力がかかったと見て良いでしょうな。

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 フォークも曲がる・・・。

 ちなみにライダーさんのお怪我も相当なようで、自転車事故でのケガは、歩いたり走っていて転んだのとは程度が違ってなかなか凄惨ですよね。

 以前レース会場で、ふくらはぎにデカいビーフジャーキーをはっ付けてふざけている選手がいたんですが、よく見たら擦過傷のあとということで、肝がぞーっと冷えたことを思い出します・・・。自転車で事故起こしてはいけませんぞ!

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 フォーク交換!前輪も交換!

 そして・・・、

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 ハンドルも交換ということで・・・、もとのフェザーに戻ってしまった・・・という感じですね。

 これだけ前回りがショックを吸収したんでしょう、フレーム自身や、後輪にはほとんど被害なし・・・、不幸中の幸いだったのね。

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 しかし、ピストのなで肩ハンドル、ここに手を置いたら、ゆっくり下に下がっていくんじゃない?といって、下ハン持って戦闘モードで走り続けるのも大変だよね。これもまずは乗れるようになってから、考えましょうか?

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 オーストリッチのサドルに被害なし・・・。

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 はい、元通りのフェザーに戻っての再出発!まあ再塗装なんかしてもいいかもねえ・・・。

 とにかく、ケガも治って、人車一体で再出発だよ!

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※ピストといえば、こいつも街道用のピストです!

第30回 田麦山ロードレース大会 サポートしてきました



 先日予告いたしましたように、今年で30回を迎える、新潟の田麦山ロードレースの自転車サポートに行ってきました。

 一言で30回といっても、その間には中越地震もありましたよ、それを乗り越えての30年。起こすのも大変なイベント、もっと大変なのはそれを継続すること・・・なんでありますが、まあ、すごいわね。

 中越地震が起きて二月たった暮れのある日、自分の背丈の三分の二はあるデカい鮭を持ちながら突っ立っていた菩薩。
「長岡ランナーズの皆さんからいただいた・・・、どうやってお返ししようか・・・」。それは多分彼らからのお返しだったんですよ・・・、なれば「来年の6月に、何とかして田麦山ロードレースをやりましょうよ!」といった記憶がある。

 今は病の床にある、主催者。実際に30年育った大会をその目で確認していただきたかったんでありますが、残念ながら、あとから実況をお聞きになることと思います。

 今の店主の歳とほとんど変わらない年齢からはじめて、30年間の継続、何度も言いますが、まあ今の店主にはそんな甲斐性はありません、ひたすら脱帽なんであります。

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 開催日前日の夕方から、地元の修ちゃんという、田舎のイベンターだね、彼が来てくれて薪でご飯を炊く準備をしてくれる。回りにはレンタカーで駆けつけてきてくれた、東京電機大学のサイクリング部の学生さんたち。彼らにも感謝、感謝だよね。今年は一年生の参加者がまた多かった。
 
 こうしたイベントでまた小まめに動いてくれる面々もいて、今後も楽しみであります。

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 炭焼きの準備もできつつあって、あとは東京からの自走組の到着を待ちます・・・。早朝というか深夜東京都出て、275キロ田麦山へむかって・・・。

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 完全に日の落ちる前委、自走組四名プラスHG君一名が到着、お疲れさん!

 炊きたての白いご飯と、炭焼き肉、取り立てトマト、取り立てキュウリをたらふく胃の中へ!

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 自己紹介兼ねての、顔合わせ。若い彼らが入ってくると、一定以上の年齢の人たちは、元気をもらう!といって喜びますな。

 電機大学OBの山本さんも、忙しい中毎回参加してくれます。OBからの助言というのもデカいよね。まあ彼がサイクリング部を立ち上げたようなもんだよね。
 
 そして、一年生の頃から、当店がらみのイベントに参加してくれている、現四年生の諸君達。本当にお世話になっています。

 最初は、なんかちょっと楽しそうだから、おいしいから・・・というので気軽に参加したのかもしれない・・・、しかしねえ、こういうのってあとから効いてくるんだぜ・・・。生き方の根幹に、結構関わってくる・・・のかもしれないよ、楽しみに。

 今回実質的には三年生が、取り仕切ってくれて、事故無くロードレースのサポートと、部員の行き来の全員無事を確保してくれました、これだって当たり前のことではない、大変なことなんだよね。

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 例の修君、朝食にも駆けつけていただきました。と同時に、今回はまた上越から小田さんがデリバリーご飯もいただきまして、何とも豪華なものに、小田さんもありがとう!

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 レーサーの正装をしてゴール付近で待機します、上下揃いの部のジャージが完成。上級生達は慣れたもので、おなじみのゴールスプリントごっこなどをしていました、写真が撮れていなかった・・・。

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 ちょっと緊張しているかな?一年生たち・・・。大丈夫、すぐ慣れますよ。そう、今年のサイクリング部はOBも含めてなんと十二名の参加!あとは明治OBのHG君と、店主、全十四名でのサポートになりました。

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 先導組と中間走路監視組とに分けて、先導組を先頭にもって来ます。

 後で、ちびっ子っ達の50メートル走があって、それが終わると、号砲が鳴り響きます。

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 招待選手のランナーもいるので、想像以上の早さで先頭集団は動きます、各自クリートをはめると、早々に走り出します。

 先導は、目の前チョロチョロ走ってもダメ、といって離れすぎでもダメ、ということで意外と神経使います。途中劇坂もあるので、招待選手を引っ張る子達は、それなりの経験と足がないと・・・いけません。

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 先頭のランナーさん達、中には50メートルだけのトップランナーさんもいるようですが、常人の100メートル走か?と思うくらいのスピードです。黒ゼッケンの方は15キロコース。

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 ゾクゾクと出てくる選手の皆さん、緑ゼッケンは8キロコース。

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 そして、ピンクゼッケンは3キロコースと、まあ湧いて出てくるような人数です。

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 子供達の参加も多いねえ、総勢420名のランナーさんだそうです。

 3キロコースを走る大量の子供達が、橋を曲がってゴールに戻りますと、橋を回らずまっすぐに走る8キロ、15キロのコースが続きます。まあ、そこからが本番・・・のようなものですね。

 そのコースが、またすばらしい・・・、カッコウとウグイスが鳴く、浄土のような山道が続き、ランナーさん達が良い感じにばらけてきます。

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 蛇行する道に、散らばるランナーさん。雨もなく、晴れすぎず、絶好のマラソン日和です。

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 15キロ、最後尾の方を捉えました。このしんがりが店主の持ち場であります。往復のコースなので、速い選手は引き返してきて・・・、

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 こうしてすれ違います。ランナーさんといい距離を保っている先導・・・、うまくなったなあ・・・。

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 奥に行けば行くほど、道も狭くなります、すれ違うとき自転車同士が正面衝突しないように、左側通行を徹底します。ランナーさん達は苦しさにつられて最短距離を取りたがるので、下りではどうしても右に触れてしまいますが、そういうところも気をつけながら・・・。

 先頭を引いた選手達は、再度15キロコースに戻って、サポートを続けます。店主が最後尾にいるので、それを確認してから、再度引き返して、遅れ気味のランナーさんの近くに寄りそう。これは昨年の主将の清水君の提案で、店主も今年から大採用しました。

 最後の十四名のランナーさんには、サポートライダーが一人ずつ付く・・・というのが理想です。

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 深くなる山道を一人走るランナーさん、それを陰のようにあまり意識させないような距離を取って、追跡する店主。

 カッコウ、ウグイスの声が聞こえ、下には相川川がささやくよう流れ、草のニオイを含んだなまぬるい田麦山の風を感じます。

 菩薩よ、我は呼ばれてあるのか?なれば、至福なり。

 みんなありがとう!

今年も行ってきます!田麦山ロードレース30周年!

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 今年で30周年を迎える、田麦山ロードレース。

 自転車でサポートさせていただいて、もう何年経つかしら?

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 今年も東京電機大学サイクリング部の学生さんのサポートも受けます、毎年ありがとう!

 この大会を起こして継続してきた、田麦山の巨人、店主の師匠中の師匠であられるお方は、今病に伏せっております。

 もし、この大会を一目見せることができたら・・・。

 万感の思いを込めていって参ります。

 13日、14日店主は不在です。大森社長ができる時間で対応いたしますので・・・。

 では!

本番前セッティング!

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 これも見るからに戦闘機!というかんじであります。DHバーが付いている・・・そう、トライアスリートのモノ・・・です。

 カーボン・・・興味深い素材でありますが。

 数少ない同業の方曰く・・・「カーボンは生ものだ!素人にトルク管理をさせるものなど、売ってはいけない。」一理も二里もある名言かと思います。購入の際には、それなりの自覚を象徴するものとして、低トルクレンチの購入も同時にする必要があるでしょう。そのくらいのものだと思って購入すべきかと思います。でなければ、任せるか・・・。

 これは広島で行われる、エリートフルトライアスロンに出場するための最終調整にやってきました。

 忘れがちなのは、最終調整ですから、「最終」のスペックで、出場するためのモロスペックで調整しないと意味ありません。

 普段は上の状態で乗っていますが・・・、本番ではこれで出ます。

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 これはまた、一気に戦闘機状が上がりますねえ・・・。

 このホイールで調整しないといけません。

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 大抵大丈夫なんでありますが・・・、常用ホイールと決戦用ホイールのスプロケの位置が微妙にずれることがある・・・ということを、申し上げておきます。

 完組の決戦用ホイールは、すべてがオリジナル設計されているものが多いですね。逆にそれがすべてと言って良いかもしれません。特殊リムに、特殊ハブ、特殊スポークがある設計思想のもとにまとめられているといっていい。

 スペーサーなどの関係から微妙なインデックス調整を必要とすることがある、ということは覚えておいていいかと思います。大抵は大丈夫なんですよ、でもたまにトップに一瞬かかりにくい場合などもあるので、念のため・・・ということです。

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 あと、アルミホイールから、カーボンホイールに交換する際に忘れがちなこと。ブレーキシューの交換です。カーボンにはカーボン用のシューに交換する、これね。

 もちろん交換しないととまらなくなるわけではありません。かつて実験したことはありますが・・・、やたら焦げ臭かったです、ゴムの焼けるニオイというのが、後のライダーにも気づかれるようでした。まあ、両者にとってよくないことはわかります。この辺もきをつけましょう。

 チェーン洗浄終えて、ワイヤー調整、ブレーキ調整が終わって、完成か?というときに・・・。

 クランク回りから、なんか異音が・・・。

 出たよ・・・難題、これから決戦に挑む選手からすれば、こうしたことに目はつぶれない・・・。開けるか・・・。

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 まあ、ルックやってくれるよね、特殊設計クランクだよ。こんな感じ。

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 反対側はこんなもんだよ。つまり一体型クランクだね、BMXとかによくある・・・ビーチクルーザーにもあるような・・・。

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 こういう形で、外せるんですね。

 詳しく調べていないので何とも言えませんが、このBBソケットに市販のBBのどれかが対応できるのかな?できたらしめたモノなんですが、そうでないとすると・・・やっかいだよね。

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 とりあえず、シールドの内部を徹底洗浄して、これでもかグリスを詰め込んで戻す・・・。

 試乗では、音は消えたということです。

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 ここも特殊なステムですね。

 メーカーから提供されるというのであれば、なんでも乗りこなすべきでしょう。ただし、個人アスリートとして車体管理をするのであれば、こうしたフレームメーカーの特殊部品に依存しないタイプのフレームを選ぶべきかと思いますね。

 パーツの入手に時間がかかる、メーカーが製造中止したら以後管理が難しくなる、という不確定要素はないに越したことはない。

 ないならないで、買い換えるか?というほどの安価なものでもない・・・ということもありますしね。

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 ということでこれにて参戦!新幹線の移動には注意して、参戦!行って来い!

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 この選手、殺気を消していますが、フルマラソンで三時間切ります・・・、ものが違います、三十代が楽しみな選手ですね!

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※アルミの入門レーサーだよ!

より速く?より軽く?快適に?



 スポーツ車、レーサーだけでなく、ほぼすべての自転車に求められ得ることは、快走・・・ということではないか?と思います。

 常にそれを意識されているか否かは別としても、同じ目的で作られた自転車で、快走できる自転車とそうでない自転車とどちらを選ぶか?といわれたら、よほどのへそ曲がりでない限り、快走できる方を選ぶでしょう。

 上の子育て号であっても、これをより快適にできるか?ということも、問題になり得るんです。

 ここまで重たい自転車ですらも、快走への望みがある、ということなんであります。

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 例えば、もう使わないこうしたものは外す。

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 この手のハンドルをより遠く少し低くして、前傾にしつつ、上半身の力を使いやすくする・・・。

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 フラットハンドルにしてみます。ハンドル幅は、今回は切りすぎないで、まずはこれに慣れていただきます。

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 横から見ると。

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 これで少し上半身を動員できるようになる・・・はず。

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 あと、進行方向に開いてある、泥よけ・・・、こいつも空気抵抗になり得る・・・、重さは大したことは無いが。

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 外して見ました。

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 リアの泥よけは、そのまま。子のせを外した場合の泥ハネの問題を考慮して、今回はこのままに。

 あとはチェーン交換して、そこそこのオイルをさします。

 それから前後ハブのグリスアップ・・・。目立ちませんが、こういうところも快走に影響を与えるはず、であります。

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 試乗してもらったところ、ハンドルの角度には慣れが必要な様子でしたが、全体としては確実に快走化したと・・・ということでありました。

 第三世界に関わるお仕事をされている方、自転車でできることはまだまだありそうですね。将来はNGOか?まあ、店主一代では何ともでかすぎる話かもしれませんが、将来を見据えたら、当然そういう視点も出てくるのかもしれませんね。

 しかも!貧しい国へ自転車周辺での援助・・・的なものでは全くなく、全く違った視点と立場から、自転車を使ってできることを考える、理念でよければ店主には見えるような気がします。

 それは一つのネットワークのようなモノ、世界の各地にそもそもある、下に根付いているものとのネットワークになるかと。そもそもあったものに、新たな意味づけと再定義の中で、その活動が再生されながら、相互にネットワークを作っていくような活動になるかと思います。

 見える、確実に見えるんだがね!

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※これも快走の極地かもね、電動のレーサーです。レバーというより、スイッチだね!


 

やはりシングル固定には エキセントリックかな?


 
 大分素っ頓狂系の自転車なんであります。FUJIのアブソリュートフレームだったと思いますが、これをシングル固定に・・・ということで載せ替えをしたんであります。

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 ストドロエンドなので、ホイール自身を後ろに引くことができない・・・、ということは微妙なチェーンのたるみがとれないということで、これをテンショナーなしで、ピタッと合わせるのはかなり根気のいる仕事なんですね。

 ピタッと決まっても、走っている内にチェーンは伸びるものです、するとこうなります。

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 固定ギヤ派でも、ゆるめチェーン好きというのがいますので、許容範囲であればいいんでありますがそれを越えると、脱線の可能性が出てくるので、そうなる前に交換しないといけないわけであります。

 ただ、ホイ!と渡して、そうしたちょっと厳密系な管理ができる人ばかりではない、ということを考えると、やはりここは使うべきものを使った方が良いか?と思うんであります。

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 通常の固定のハブでやっていたものを使うべきものを使う・・・ってなんでしょうか?

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 これなんであります。ホワイトインダストリー作のエキセントリックハブ・・・、こいつを使えば、チェーンのたるみを取ることは、ストドロエンドであっても可能となるんであります。

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 これが本体となります。豚の鼻のように二つ穴がありますね。その中心ではない方のねじ穴でホイールを固定するので、ホイール自身は楕円軌道を描くわけですが、この楕円軌道のどこかでちょっとしたチェーンのたるみがとれる、という優れた仕組みなんであります。

 と、コイツは130ミリエンド用のハブなんですが、フレームが135ミリだとしたら・・・。ホワイトインダストリーには135ミリ版のエキセントリックハブも用意されていますが、それが運悪く欠品だった場合・・・、こういう裏技があります。

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 これね・・・、まあスペーサーとして使うかな?

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 このようにシールドの動きを絶対に妨げないスペーサーを用意して締め込むと・・・、

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 このように幅を稼げるという、ある意味当たり前の技なんですが・・・、まあ技というほどでもないか・・・。

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 そんなこんなを経て、こうして付いたわけであります。固定ギアの高額なホワイトインダストリー製を使わなくても、通常の固定コグで十分、それに丈夫なロックリングでWナット状態にしてやれば、緩みません・・・。

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 チェーンのたるみも少し引き締まりました。

 フリーのコグなら多少の緩みもまだ緩和されますが、固定となると常に回っているので、緩みすぎは危険ですね。それを察知してその前にチェーン交換していただきたいのですが、なかなか気づきにくいこともあるでしょうな。

 となれば今後は、ストドロエンドの固定化には、このエキセントリックハブの登場ということになるかな?うん、そういう方向で参りましょうね、好きなギア比も選べることだし・・・ね!

 それにこのエキセントリックで組んだホイールを一本持っていると、今乗っているロードレーサーをそのまま固定車としても変身させることができるのよねえ・・・。この意味するところはすごいんだが・・・、気づく人は気づいてね!

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※だったら最初からピストフレームにすれば!なんてね、街道練習用の固定ギア車だよ!これ乗ってわからなければ、まあ良いわ!わかる人にはビシビシわかるんだよね!

6月10日は何の日か? ロードの日です!



 当店オリジナルフレームをこのような形で組んでみました。

 クロモリストレート、クロモリベント、カーボンフォークの三本から選べる、当店のオリジナルフレーム。

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 1インチのカーボンストレートフォークを今回は選択してみました。

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 リアが前に詰まっています。それも恐ろしく・・・。ちなみにこの肉厚クランプだと少々削り加工入れないと、23ミリのタイヤを履いたホイールと干渉する。

 後から追い立てられるようなフレーム。しかも前はクイック、忙しないじゃじゃ馬系フレームでもあります。

 これをどうならして乗りこなすか?ある意味馬と同じかもしれませんね。

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 どの自転車もそうかもしれませんが、ホイールとの組み合わせは大切であります。今回はカンパのユーラスという選択。当店から出る割には珍しく完組でいきました。

 堅めのホイールとの相性は・・・、まあ、当店発のあのDT585には及ばないと思いますが(本当か?)、決して悪くはない・・・とおもいますね。

 手組の堅いホイールといっても完組のそちら専門の堅いホイールから比べれば、かわいいモノかもしれませんしね。

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 二世代前ですがデュラクランク・・・、といってもすでに今と同じ形式のホローテックⅡですから。

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 出たての頃のこのブレーキの評判もよかった・・・。ある意味申し分の無い組み合わせですね。

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 STIだけはアルテ。でもまあ、この鉄オリジナルフレームからすれば十分すぎるスペックかもしれませんね。あとは乗るだけ!

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 本気になれば、それなりに答えてくれる、それなりの鉄フレームであります。ホイールとの組み合わせでも、色々と楽しめるかも・・・しれません。

 細々ではありますが、オリジナルフレーム・・・やっております。

 そう、本日は6月10日、ロードの日だそうですね。そういう意味でもこんなのを組んで、ご覧いただきました。どういうスペックで組んで、どうのるか?電卓片手で楽しく悩む、まあ完成車ではあり得ない、楽しみでもありますね。

 楽しく悩め!

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※最後のバラクーダ。これを固いという人がいるらしいが・・・そんじょそこらでは語り尽くせないアルミの名車・・・であるには違いない!



八十年代のジャイアントだそうです。鉄フレーム・・・ですね。

 これがこんな状態で持ち込まれました。今までいろんな症状の自転車を見てきてますので、大抵のものでは驚きませんが。

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 なんだこりゃ?どうなってんの?

 リアディレーラーがめくり上がっている・・・。

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 経緯は不明ですが、どうもチェーンから引っ張られてディレーラーごとエンド金具を直角に曲げてしまったらしいのです。

 エンド曲がりの修正は、通常ではメカニックの仕事なのですが、直角に曲がっているとなると・・・まず修正工具が入りません。

 別方法で修正もできなくはありませんが、もうねじ穴が歪になって仮に元に戻ったとしてもディレーラーをしっかりキャッチすることは不可能でしょう。

 こうなると・・・、仕事はビルダーさんの仕事にうつって参ります。

 台座なりなんなりをカットして、別のものに取り替えるということになります。

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 チャン!もとにもどっています。

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 まっすぐになっています。

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 角度を変えると、台座がきれいに溶接で取り付けられています・・・、さすが・・・。

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 元々が満身創痍・・・、これらもせっかくすべ取り外したのでありますから、ちゃんと組み直して上げましょう。

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 どんどん生まれかかってきますよ!

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 ワイヤー類もピーンと新しいものに張り替えられています。

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 この辺もシャキッとしてもらいましょう。

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 もう普通に走る、普通のレーサーに戻りましたよ!

 ビルダーとメカニックの合わせ力で、また街道へ戻ります!

 よかったねえ・・・、一台の自転車を大切に乗り続けたい方がいる・・・、なれば・・・、それを実現できる技と思いがあってもいい。

 やはり両者は、近くにいた方が良いね!

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※同じ鉄フレームのオリジナルモノ。これそのものは売れましたが、今後もこいつらはどんどん生まれて参ります!鉄の復権というよりも、鉄は永遠なのだ!

年増の厚化粧 偽装ゲイカップル誕生!?



 一見黒だが、実は濃い紺に、しかもソリッドのべたな再塗装でお願いします・・・とのご依頼。

 載せ替えで、できあがってみると、これがまたかっこよく見える。流石にメール等で何度もやりとりしただけのことはある。

 再塗装、年増の厚化粧ながら、その威力は絶大なりであります。

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 今回の目玉の一つがこれ。華麗なる大森ラインによって水平を保った、荷台なんでありますが、このステンレスのシンプル感がちょっとしたブームを呼ぶんじゃないか?という予感。

 しかも共締めしているのが・・・。

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 デュラエースだぜ!ってこれや失礼だろう?!というところが、また新しい。

 ただ、結論からいうと、共締めは失敗でありました。どうもホイールが動く・・・、締めが弱いんでしょうな、どんなにしめてもダメ。

 なわけで、こんな工夫を・・・。

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 要は別止めというところ。つまりホイールはそれ専門のナットで締めて、残りのネジしろのところに荷台を入れて、別の幅細ナットで止めるというやり方、これで問題は解決・・・。

 しかし、納車のその日に、こうしたことがわかって、かつ時間内に立て直す・・・、スリリングであります、お待たせしました。

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 ストレートフォークの佇まいはいいのですが、ここで問題発覚。

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 持ち込まれたフロントホイールの精度が悪すぎ・・・。センター出てなく、縦ブレがスゴイ。見るにスポーク長もバラバラで、どうしようもない。調整では直せないくらいのひどさ。とりあえず、その日は帰らなければならないので、これでお返ししつつ、後日前輪の組み直し検討へ、ということで。

 どうもオークションでつかまされた感ありですね。気をつけましょうね、オークションは・・・。

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 ハンドルも、長めのステムもこだわりから来ています。ブルックスのバーテープも何台目?というくらい巻いては外し、巻いては外し、を繰り返した年季モノ。

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 かなり慣れた革サドル・・・、これはまあ良い感じであります。

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 先の荷台には、流木で組んだ木箱が乗ります。これもまたセンスありですね、リノさんの影響だそうです。焼き印押したいなあ・・・、と。

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 本当によく化けたよねえ、君は・・・というくらいのデキだそうです・・・、細かいところさておいて・・・ね。

 と、横を見ると、似たような雰囲気の自転車が・・・。

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 サドルがめくれるなあ・・・、では直して進ぜよう・・・。

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 長めのボルトナット入れて、とりあえず、めくれ防止でいきます。締め込んでいくと、革がもう百年も前のモノだということで、魚のエイの様に、クネてしまいます。

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 奥の自転車なんですが、ビバロで大変同じ雰囲気を出しているんですねえ。

 「お前、オレのまねしすぎ!オレのこと好きなんだろう?」「何いってんだよ、お前がオレのまねしすぎ!オレのこと愛してんだろう?」と、偽装ゲイカップルの誕生となりました。

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 サングラスや、髪型まで同じで・・・本当に偽装かい?って、まあ人の嗜好はそれぞれということで。

 しかしハイセンスねえ・・・、この荷台はちょっとした旋風になるかもね・・・、素人が一番怖いというのは、こういうとき感じますなあ・・・。

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※こいつも磨きのハイセンスが光る・・・、セミドロップもマイナーブームにしてやろう!

じっとタイヤを見る たまにはどうです?



 普段全体物としての自転車を乗っていると、まあ走ればよいわけで・・・、胃が悪くならない限り、人は自分の胃を意識しないように、どこか不具合がでない限り、別段それとして意識せずに乗り続けてしまう。

 たまには、じっと手を見る・・・ではないが、一つのパーツをじっくり見ることも大切なことなのかもしれません。

 若い選手クラスの子達には、できるだけ自分で自分の自転車を洗浄するようにいいます。中には随分と洗浄の腕を上げて、それで小遣い稼ぎをしていた坊主もいたくらい・・・で。

 その際何が大事か?ということは、洗浄するということは、普段目にしない、気にもかけない各パーツ類を凝視する珍しい機会にもなる、ということなんですね。

 年に一度くらい、すべてのパーツを外して、灯油か何かにつけて、きれいにしてやりなさい!

 そんなこというと、結構夢中になって磨く子達も居るんですねえ。そんなとき、はじめてこうなっていたのか?なんてことに気づくこともよくあることで、そうした気づきがまた、選手としてのシフティングやブレーキングなどに、ちょこっとくらいはいい影響を与えるのではないか?なんて思うのね。
 
 それ以外でも、自分を勝たせてくれる機材、長距離運んでくれる機材にたいして、よーく関心を向けるという意味でも大切なことかと思うわけであります。

 で、今回はじーっとタイヤを見てみましょうという、もの。

 タイヤは外に出ているので、見やすい、特に外す必要も無いので、凝視するにはいいパーツかと思いますね。

 なんでタイヤなのか?たまたまであります。珍しく先日パンクしたんであります、店主の黒塗りピストがね。でもって、チューブを外して見ると、上の写真のようになっていたわけであります。

 これでわかります?パンクの原因・・・。まずバルブのすぐ横ということから、この位置は外からの異物によるパンクではない、ということがわかりますね。

 パンクには、店主はおよそ3種類あるんじゃないか?と見当つけているわけであります。

 外部からのパンク、外から釘やガラスなどの異物の侵入によるパンク、ある意味典型的なパンクなのであります。

 あとロードなどの細めのタイヤで起こるのがリム打ちパンク。空気の少なめの状態で、角のある縁石などに高速で突っ込むと起こる現象、堅い角などがタイヤを押しつける際、リムの両サイドとその角がチューブを一瞬でもつぶす形を取ります。リムは両サイドに走っていますので、穴は二つ空きます。スネークバイト、蛇に噛まれたような二つの穴の跡が典型的なリム打ちパンクになります。

 そして内部によるパンク。これはリムテープなどのズレや損傷によって、チューブが高圧の空気により内側のリムの穴に逃げていき、餅が焼けるときのように一部がふくれ、そこがバーストするというタイプ。

 バーストの穴を検証すると、上の写真のようにチューブの内側にあります。

 ということは、このパンクは内部のリムテープのズレによるモノか?点検の結果、それはなし。ということは?単なるチューブの劣化だったということかと思います。

 最後にもうひとつ、自爆パンク。自分でパンク修理をしながらチューブに損傷を与えてしまうタイプ。これは苦笑している方も結構いるかと思いますが、こうした経験を通じてうまくなっていくので、決して卑下するものではありません!堂々と自爆を続けては克服を目指してください、自転車屋としても儲かりますから・・・。

 そんなこんなで、今回のパンクはチューブの劣化によるものということで、単に交換すればいいわけですが・・・。

 これがもし外部によるものであるとするならば、その原因まで遡及しないと、チューブ交換したそばから、残留ガラスなどで、またパンクが起きることになります。

 今回は必要ありませんが、日頃お世話になっているタイヤ君の表面をちょっと観察してみましょうか?ついでに。

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 細かいヒビが入っていますね・・・。中央にはやはり傷があります。

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 ワオ!浅いですが長い傷・・・。

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 普段見ないところでありますが、改めてみると満身創痍なんでありますな。気づかず済まんかったねえ、タイヤ君。美は細部に宿るといいますが、細部に宿るのは美だけではなさそうだ、こりゃ・・・。

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 その内、こんなのが・・・。これはパンク誘発一歩手前状態でありますね。タイヤの傷に石ころが詰まっていた。

 ちなみに最近はあまりしてませんでしたが、レースに出る前など、こうしたタイヤ点検は必須ですぞ!

 レースにはまた、いいタイヤを履かせるべきです!そうしたいいタイヤが万が一のパンクを起こさないよう、最低限こうした異物の点検と撤去は絶対に必要・・・。まあ、長距離前にもね・・・。

 そうそう、長距離といえばブルベ、パンクでリタイヤされた山屋さん・・・、これ忘れないでね!

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 無事撤去!

 他のタイヤも点検してみたら・・・。

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 オオ、出るわ出るわの大騒ぎ!たまたまパンクまで行かなかったのねってのばっか・・・でした。

 コイツなんて、陰湿ですぞ。大きいのを撤去したあとに、その下にまだ潜っていたんであります・・・小さい破片がね。

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 ハラハラしながら、先のとんがった目打ちでほじりだしたんでありますが、その破片横に飛んでますでしょ?ガラスの破片が見えますね。結構デカかった・・・。

 こんなものが奥に入ったままで、体重をかけて転がしていく、路面も堅く、タイヤのヒビや穴には、様々異物が侵入してくる。あらたに侵入してきた異物に押されて、奥のガラスがタイヤを突き破ると、その裏のチューブを今度は刺激し始める。ガラスの破片が、一層一層、ゴムチューブを剥がすように侵入していくと、ある点で高圧の空気の突き上げによって、パシュー・・・・となる。

 突然の釘などによるパンクだけではなく、積年の異物の刺激によって、ある日突然のように起こるパンク、でも実はじっくりと歳月をかけて周到な準備によるパンクなのであった・・・なんてね。

 時間のあるとき、こうしたじっくりした観察によっても推測できるトラブルの原因がつかめたならば・・・、対策は取っておくといいでしょう。ちょっとした丁寧さを重ねていくと、目立たないが、悪いことが起きにくくなる・・・。長距離を乗る方々はこうしたことにも、ちょいと気を使ってもいいでしょう。

 たまにパーツをジッーと見る・・・、そんなこともしてみましょう・・・、走ってばっかいないでね。

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※エクストラサイクル付きのドロップマウンテンだよ!こういの引っ越しの際など役に立つだろうなあ・・・。

なかなかない あってもたどりつけないのかも・・・



 六月に入ったと思ったらもう五日も過ぎてしまった。

 六月といえば、自転車に対する法規制が厳しくなったということらしい。

 ただ、本日雨の中を走った際に、傘差しは少なくとも二人発見。その内、一人に六月からの厳罰化の立ち話をしました。全くご存じなかったようであります。

 逆走も相変わらず、多い。今日だけで五人ほど・・・。まあ、最初のうちは教育的配慮もかねて、細々と注意をしていきながら、その後はピンポイントで、象徴的な事案をまたマスコミにリークして、というパターンが続くんでありましょうな。

 しかしイヤホンなども規制対象のような言われ方されていますが、耳がふさがってダメというのであれば、聾唖の方々はそもそも走行禁止なのでしょうか?

 以前、長岡で聾唖のカッコいいライダーの方と出会いましてね、ピナレロをたしなんでおられましたが、そういうことができなくなるのか?

 冬の耳かぶせ?寒い時期にヘッドホンのような耳防寒がありますが、アレもダメなんでしょうか?

 この手の規制内容が浸透して、または練られて解釈が確定していくまでには、多少時間がかかるでしょう。

 いやいや、時間の流れが速い・・・ということを申し上げようとしていたはずが・・・。

 そうなんですね、現店舗の撤退日が決まっているので、それまでにスマートに移動ができたら?なんて考えているわけでありますが、なかなか現実は厳しい。

 何十億と人がいる人も関わらず、知り合えるのはほんの一握り・・・・。

 これだけ建物や土地があふれて余っているのに、そこに宿れるのはほんの数件のみ。

 その数件をめぐっての血眼の捜索を展開中なのであります。

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 これだけ敷地があったらなあ・・・。車五台は行けそうです。

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 こんなコンクリの土間なんかがあったら、最高だよなあ・・・。

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 体育館というか、道場のようなフローリング・・・。こんな店舗部分があったら最高だよねえ。

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 そして、そこそこ広い会合のできる場所もあれば・・・、また最高なり。

 ここで、イベントや、宴会、ワークショップや、読書会、会合ができれば良いなあ・・・。

 理想的な場所が見つかったとしても・・・、その場所が遠かったり・・・、メチャメチャ不便だったり・・・なんてこともあるかもしれない。

 それに、理想的な場所が、それほど遠くないところに見つかったとして・・・、どんなにこちらが望んでも貸し主の方から、拒否されたりしたら・・・もう露ときえてしまいます。

 なかなか、うまくいかない・・・。

 毎回渾身なんだが、思うようには行かない・・・。

 もしかして、呼ばれている方向が違うのか?

 店をデカく広げ過ぎたのかもしれない。団地の一室で、一人で静かにやっていた時期があった。まさかあれには戻れまい・・・。あの時だったら、出家もなにもできたであろうに。まあどうせ出家しても、出家の出家を目指してしまうだろうから、無駄な妄想はやめにして、さらなる渾身の投機へと、いそしむしかないのだろうか?

 便所と床屋に代理はできないというが、今の店主の代理をできるものはいない、だからやはり踏ん張るしかない。

 こちらの立場も気も知らないで、みんな勝手なことばかりいいおって・・・。

 またも、こちらよりも目をキラキラさせて、物件探しを手助けしてくださる不動産屋さんと、明日もまた走ります。

 しかし、第三者的にも物件探しは楽しいものです。これは言える!店主にも向いてなくはないかもなあ・・・、かなり独特な物件を扱う不動産屋にでも将来は転職しようかしら?宅建でもとってね。

 裏不動さんなんかやりたいねえ・・・。不動産の裏管理業。

 「どんな物件お持ちなんですか・・・?」

 「まあ、大抵の物件なら」

 「大抵の?」
 
 「はい、大抵の・・・。」

 「まさか・・・。例えばですね、今日ここに来る前にあった、梅田という表札のある家がありましてね」

「あの煉瓦造り風の家で、門の脇に松の木のある梅田さん?」

 「なんでわかるんですか?ボクはたまたまここに来るときの通りかかった家で、たまたま叔母が「梅田」というので覚えていただけなんですが」

 「北の方からとおっしゃったでしょ?北からここに来られるときの梅田さんといえば、一軒だけですから・・・。で、そこにお住みになりたいとでも?」

 「エエ、まあ、例えばですよ。でも空き家でもないし、人も住んでいるはず、それを貸し物件にはまさかできないでしょ?」

 「あなたが本気でお住みになりたいというのであれば、空き物件にして差し上げますが・・・。」

 「でも、どうやって?まさか地上げ屋みたいな手段で?」

 「この私が?・・・まさか・・・」
 この余裕をかましたような笑みを見ると、全く別の思いも寄らないような手段でこの人はあの家を貸し物件として、僕の前に提示してくれそうな気になってきた、この人ならきっと・・・やってくれるかも、と。


 現実の物件探しと妄想の交差・・・、最近つとにひどい。ただ、家を見ていると、不思議と物語が浮かんでくるような。子供の頃、特に南荻窪の家々を見ながら自転車に乗るのが好きだった。勝手に、家を見ては浮かんでくる物語に酔っていた。五十を過ぎても、成長なし、の店主であった。

泣いた青鬼くん



 もう絶好調を維持していた、当店自慢のピスト車の一台、青鬼君なのであります。

 コイツは走るぜー・・・・。

 この青鬼君、なんと事故に遭遇・・・。車道を走っていたところ、歩道から急に実用自転車が飛び出してきて衝突・・・したそうであります。

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 サドルが傷物に・・・。

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 ペイントにも傷が入りましてね。

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 こうした外回りのことは、当店内でどうにでもなりますが、内側のフレーム自身の損傷ということになると・・・もう手が出ません。

 そうしたときは?

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 こうして、専用の定盤の上で、計測しては・・・、

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 修正し・・・、

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 計測しては・・・

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 修正を繰り返すことになります。

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 ある意味鉄フレームならではだと思いますな。アルミ等ではこうはいかない。いわんや炭(カーボン)などと来たものには、手の施しようがない・・・。一部にカーボン繊維を貼り重ねて、処置をするというこうともできなくはないらしいが・・・。

 こうした事故に遭った際、場合によっては補償の対象になることも少なくはありません。まずはこちらと相手の身体を第一に、第二に関して車体の処置をどうやって扱っていくか?ある意味自転車屋の出番ということになります。

 自転車を直すだけではなくて、相手の保険会社との周旋をやって行かねばなりません。

 鉄フレームの処置というのであれば、やはりビルダーさんのところにこうして外注するしかありませんが、この様に処置した内容の記録もしっかり取って置いていただきます。もちろん所見も書いてもらって、それらとその他の処置などの見積もりを作って、相手方の保険屋さんに提出したりもします。

 保険屋さんにも色々いらっしゃいますね。「五年も経てば自転車はもう償却しているでしょ?」なんてご挨拶な方もいると思えば、「誠意をもってできる限りの補償をさせていただきたい・・・」などという方まで。タクシー系はぞんざいな方が多かったような気がしますね、もう昔のことで、今は違うのかしら?

 ライダーさんにも色々、保険屋さんにも色々いらっしゃるので、杓子定規の査定などということにはなかなか来ません、アッチとコッチの話を十分に聞きながら、両者にとっていい落としどころを探って行くようなこともあります。

 てな感じで、泣いていた青鬼君をなだめては、ならしていき、そしてまた街道へ戻れるようにしてやる。

 ちなみに、付いている足回り、DTですが、衝撃にあったにもかかわらず、ほんの少しの修正にて事が済みました。

 まあ、素人レースに出るなら、やっぱりDTじゃない?

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 そして、ようやく走る気を取り戻した、青鬼君なのでありました。めでたし、めでたし!

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※この車体は青鬼と兄弟関係にあるピスト。しかも内装三段と来ている・・・。これで山を含めて150キロの練習をしたら、一体どうなることやら・・・なのであります。

650cはトウキョウバイク以外でも もっとあっていいと思うんだ



 実はこの手の小さい三角に、高いピラーで乗ったりするのが大好きな店主としては、こういう車体を見ると、しばらく見入ってしまいますなあ。

 フレームも小さいですが、なにが小さいって、車輪ですね、650cであります。

 700cが完全に主流になっている昨今でありますが、かつてはもっと650cでの選択肢があったと思いますね。ほぼ完全に近い形でなくなっている、というのは非常に残念なことかと思います。

 トライアスロンでショートが出てきて、それがオリンピックディスタンスなんて呼ばれ方をしてから、何かそちらが主流になってきているようで、確かに短い分、練習量などからも、そちらの方が一般的には入りやすいんだと思いますが。

 かつてのロングトライアスロンバイクといえば、650c主だったように思いますね。 他の選手の後ろについて、空気抵抗を軽減しながら走るのはロードレースの定番で、それとは全く違って、自力のみで高速域を維持する競技携帯は、車体に対して、できるだけ空力に配慮した、いわゆるエアロを追求する方向に発達していったわけであります。

 ロードレースほど車体のレギュレーションにうるさくなかったのが幸いしたのか?新参のトライアスロンバイクには、いろいろな細工や工夫が施されていて、まあぶっ飛んでいたといっても過言では無かったように思います。自由は発想が作り出す、楽しい意味での混乱期だったんじゃないか?

 それが本家のロードレース、特にタイムトライアルという自力走行を競い合う形式にも、大いに影響を与えたんだと思います。かつては通常マスドスタートのロードレースも、タイムトライアルも車体自身の区別は無かったはずです。奇跡のペダリングを誇ったジャック・アンティクルの時代などは同じ車体でしたよね。

 群雄割拠のトライアスロンバイクの時代から、徐々にレギュレーション縛りがきつくなってきて、今日の形に落ち着いてくる・・・という流れだったと思います。
 
 そのエアロが追及されていた時代のトライアスロンバイクには650cは主流といってもよかったんじゃないか?と。

 長くなりましたが、上の自転車はそんな時代を象徴する一台のように思えます。この持ち主は元トライアスリート。

 あとはあ、650cの自転車はもっと定着していいと思いたいですね、特に小柄な方も多くおられるこの国に関してはね・・・。

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 今でこそ、普通にWOをはく時代でありますが、この当時は、やっぱり決戦系はチューブラーという人がまだ多かった。WOのサイドの技術が今ほど高くなかったんでしょうね、良い具合につぶれてくれない、というかしなりがない・・・。

 に、対してチューブラーはあれだけの高気圧を入れても、コーナーリングなどはしっとりといいグリップをしてくれる・・・、今でも店主はそう思いますが・・・、当時はその差が激しかったんでしょう。

 その内、インナーチューブなどの工夫や、WOタイヤ自体の進化もあって、徐々に見劣りがなくなってくる。

 となると、一回のパンクでタイヤ一本が損傷してしまうチューブラーと、チューブ一本で済むWOとで、どちらが経済的か?なんていう展開の中で、チューブラーが決戦用タイヤとしてトラック競技以外ではどんどん撤退していったわけであります。

 3人の子育てが、まあ一段落した奥様の一台として、再生して欲しい、ついてはホイールをWOにできないか?というミッションと、あとメンテのご依頼、とうてんとしては、二つ返事ですね。

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 なかなか味ある、外見をしていますが、こいつをWOに組み替えます。

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 一気に今風になるところが面白い。

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 当然前輪もなんでありますが・・・、その前にコイツ!タイムのカーボンフォークですぜ!!!!

 それも1インチ・・・、しかも、650c用のもの・・・もう絶滅種であります!これに何かあったら、ほぼ廃車に近い扱いを受けると思います!なもんで、気をつけてねー!イヤー、しかしこの頃のタイムのフォークは名作だったよなあ・・・。

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 やはり、今風になります・・・。

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 アレクシアの650cのリムを使っていますが、選択肢といえば・・・、アレクシアでもう少し高いリムが一種類・・・、あとはマビックで・・・1種類在ったかな?というくらいのリムの少なさ・・・、そしてタイヤの種類も少ないねえ・・・。もちろんなくはないので、これでしばらく踏ん張れますが。

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 あとブレーキのメンテもね。

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 この辺もワイヤー交換や線上、チェーン交換も。

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やっぱり生き返りますねえ、もちろん調整も入っているんで、見た目だけでなく機能的にも生き返ります。

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 フト目が合うと・・・。

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 これもかつてのセライタの定番でありましたな。コイツにピラータ(海賊)の刺繍を下サドルに、あの故マルコ・パンターにが座っていましたっけ?

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 バーテープもきれいに巻き替えましょう。

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 ヨッシャ!

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 足回りを中心に、すっかりと生き返りました、かつての競技車体。これからお母さんライダーのお供をすることになります。ちょいと子育てや、家事などからお母さんを解放して、リフレッシュのお手伝いをしてあげる・・・、イヤイヤ、もっとそそのかして、ママさんトライアスリートにならない?なんて車体がささやいてきたりと・・・。

 レーサーはその持っている走行スピードや直進安定性なんかで、人を誘ってきます、時に騙しにも来ますよ、お気を付けて!

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※本当に子育てが一段落したお母さんはこれで、二三日のツーリングなんてどうです?

行けるとこまで仕事します!



 もう、多方面の方々より、励ましと、多くのご提案をいただいている当店ではありますが・・・。この7月いっぱいをもちまして閉店させていただくことにいたしました。

 といいましても、現店舗、成田東にある店舗の閉店ということであります。7月31日をもちまして、建物自体を引き渡しますので、以後は、見つかれば別店舗にて、新生狸サイクル開店という運びになります。

 現店舗は、一般住宅にも関わらず、そこを作業所・店舗として貸していただいた大家さんには感謝しても仕切れませんな、その「ご縁」に報いるためにも、元の状態にしてお返ししないとなりません。

 今まで勝手気ままに構築してきた、塗装部屋、吹き抜けの鉄骨やぐら、前面の胆管やぐらなどすべて撤去し、傷等の修復をしてお返しする・・・。3週間あればできるかしら?ということですから、逆算して大体六月いっぱいまで、通常営業いたします!たぶん

 しかし、差し迫っておりながらものんきを装う店主、いろいろな方々よりありがたい提案をいただいております。

 「5年後に壊すけどよかったら、うちのアパート好きに使ってよ」
 「調布なんですが、オバの住んでいた家がまるまる空いているので、よろしければどうぞ」

 この時期に、お客様からのこのようなお言葉はもう涙、涙であります。

 一方、業者の方々も、必死の物件探しと、ご提案をいただいています。仕事とはいえ、なんでそこまでしていただけるんですか?というぐらいに。

 今回、本当に不動産業の方々にはお世話になっていますし、生意気ないいかたをすれば、大当たりの業者さんばかりであります。

 何なら、移転や、開業をお考えの方がいらっしゃいましたら、当店からご紹介しますよ!(自分の尻に火が付いているにもかかわらず・・・)

 さて、お仕事です!

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 フラットバーをブルホーンにして欲しいというご依頼、よくある内容でありますが・・・。

 ハンドルの形状を変える、というだけなんでありますが、フラットバーとブルホーン・ドロップハンドルとは基本的な径の違いがあるので、それだけでは収まりません。

 ハンドルに取り付けるブレーキレバーや、シフターのまでも含めて取り替えるというドミノ倒しが起こるのが通常であります。

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 通常フラットバーは22.2ミリ、ブルホーン・ドロップ系は24ミリが握り部分の主流で、ものによっては26ミリ、最近では部分的に31.8ミリなど巨大化が進行中なんでありますが・・・。

 時に、こんなポン載せ替えが可能なことも起きるんであります。

 ほれ!

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 付いているブレーキレバー・シフターは同じモノ。

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 裏から見ても同じモノ。

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 ということで、ハンドル交換にまつわるドミノは全く倒れなかった・・・という、まあ珍しい例となったわけであります。

 フラットハンドルをブルホーン化したい場合、22.2のブルホーンハンドルを手に入れれば・・・、かくも簡単にできてしまう、というあまり商売にならないお話なんでありますが。

 もしかして、探せば22.2のドロップハンドルもあるのかもしれませんね、そうすると、今までのドロップハンドルとはまた違った様相のドロップの誕生になるのかしら?この辺も隙間なのかもしれません、そもそもフラットがなんで22.2でその他がなんで24なのか?これ!っていう何か理由があるのかしら?なんだろうね?

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 そんなこんなで完成です!何かパイプや塗装の感じから、バッドボーイ風になったように見えますね。風は風なりに、徹底すればそれもよし・・・かな?

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※チネリとスラムの組み合わせ、もう二度と当店からは出ない組み合わせだろうな?しかして、このホイールがすんばらしい!競技者入門レーサーです!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて十年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp
  tohke@pdx.ne.jp

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