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異業種より学ぶ メガネいらんかね? |
![]() ここ数ヶ月・・・以上かな?メガネのレンズ、特に右レンズの曇りがとれないで、何ともさえない、視覚の感覚だったのでありました。 原因は塗装のミストが固まったものか?それをまたこそげ落とそうとしたことが、その曇りの原因になったのか?度数自体は、まあ悪くなかったのだが、そのとれない曇りがもう我慢の限界を超えてきた。 いっそのこと、こそげ落としの延長で、コンパウンドかけてみて、それでダメなら、交換といきましょうとやってみた。 結果は、ブー!!!。 見事に外れて、決意スッキリメガネレンズの交換へという事になったのだが。 では何処に行くか?いい店知りませんか?と今までどこでメガネを購入してきたかを思い出してみた。 思い出すに、ろくな店ではなかったような・・・。まあいわゆるところの安売り店だったかなあ・・・。 確か4000円で、一本できる、しかも30分で・・・ときいて、興奮のあまり二本作ってしまったことがあった。ところが、その後どうなったのか・・・、無残だったと記憶するが、記憶にもしっかり残らない程度のレベルで消えていったようだった。 すさまじいよね、1万円を切っている自転車を買うのと同じだ、こりゃ。後輪パンク一発で、廃棄!みたいなね。 それで、さすがにそれではいかんと、水道橋付近だったか?フレームはチタン製といわれているものを購入して、老眼も入っているので度を下げて、作ってもらったのが、今までかけていたものだったのだ。よしよし、思い出したぞ・・・。 て、ことはまた水道橋に行く?いやいや、チョコマカした中性的なお兄ちゃんがいて「お度数」とか言ってたな。今はもうないかもしれないし、さして気に入った店でもなし、わざわざ水道橋まで行く必要は無い! なれば何処へ行く? と近所をウロウロしていると、西武柳沢駅北口にこんな店があった。 ![]() マイスターメガネ??? チェーン店らしからぬ佇まい。となると変に高いもの薦められても困るなあ・・・と思い、一度素通りしてみる。 いや、メガネはもうないと、生活自体が危ない。もうほとんど見えないド近眼の店主。これから探すって、またネットで「激安」とかいれると、どうしようもないものができるだろうし、もうすぐにでも欲しいというと・・・、まずは地元の柳沢でやるしかないか・・・。 と再度、前を通ってみると、 ![]() こんな看板があった。 読んでみると、いくつか列挙されている激安店で購入したメガネの調整はできません・・・という断り書きであったんですね。以前激安ものを買って、懲り懲りの店主からすると、実にまともな感覚、ここなら大丈夫だ!と思えたんであります。 勇気を持って店に入っていって、どうなったか・・・。 実にすごい、いいお店であったんであります!イヤー、今まで何軒か眼鏡屋を回っていましたが、ここまで細かい、繊細な説明と、コチラの年齢と用途を考えて的確な提案をくれて、なおかつそれを裏付けるような実見を何度も、いやがらずに丁寧にやってくれた店はないですね。 タレントのオオキボンドさんのような気さくな店員さんが応対してくれたんですが、目のこと、視力、乱視、老眼、その後の経過のことなどはもちろんのこと、レンズやフレームに関する知見も非常に豊かで、かつ驚いたのが使う人の用途と仕様をほとんど先回りするくらい、先取りしての的確なアドバイス、まあどれをとっても今までのメガネ屋さんにはない、一級のものでありましたね。 コチラが自転車屋という身分を明かしますと、パラレルでお客のバイク屋さんの例を出して、細かい鉄粉などがレンズに付着するお仕事ですね?と来る、確かにそうだ。 鉄の粉ですからティッシュで強くこすってしまうと傷が付いてしまいます、そういう場合は水で一回流してから、よく水を拭き取るようにレンズを拭いてくださいな、と。 なるほど・・・、以来店主は無造作にふくのをやめました、まず水で流して、ちょっと洗剤を垂らして油っ気をとってから、ティッシュで拭くようにすると、もう作りたてと同じ明るさになります。 それとこれは自転車とも共通しているんですが、できたメガネのフィッティング。何度かかけて、奥に持って行って調整してから、再度渡されて、これを繰り返して、ポジション出しをする。 ピタリ!と決まるところがありますね。実にそれが心地良いんです、こんな体験今までメガネでしたことありません! コチラにこのお店のHPがありますが。 実に簡素な内容でありながら、メガネ愛というか、メガネを通じてやれること全てやっていこうとする、すごい姿勢が見えますね。 イヤー、業種は違えども学ぶところ、再確認すべきところが実に多いお店とお見受けいたします。ちょっと感動的な邂逅なのであります、マークしつつ見習うところ大なお店。 もしメガネに関するご相談や、新調、修理などのご用がありましたら、是非行く店の選択肢に加えてみてはいかがか?と強く思う次第であります! 感心しながら帰ってきますと、出入りの若い子がメガネを作りたいとか偶然言っていたんですが、是非行ってこい!と蹴り出したところ、やはり面白かったと、フレームに関する話を色々伺ったということでした。 フレーム持ち込みでもレンズを付けていただける、「自転車屋の遠山から紹介」された、と言ったところ一割引で税込み7200円だと!マジで? まあ、全てこううまくいくかは分かりませんが、このお店、メガネ屋さんとしては一推しです!当店にご来店の際など、是非伺ってみてください!なかなか無いよ、こんな店は!と思います。 当店も見習いつつ、精進いたします! |
要は足よ 足・・・ |
![]() ちょっとシャネルズ・・・、知っている方は古いと思われるかな?的な出で立ちでありますが、賞状をお持ちですね。 本日十五日行われた、市民大会自転車部門に出場された方が、なんと競輪場はじめてながら、銀メダルという快挙を成し遂げたと、わざわざご報告に来ていただいたんです。 確かに事前に作戦というか・・・、走り方の初歩的なポイントは耳打ちした程度だったんですが、それにしてもあのバンクを始めて走っての好成績には驚きました。 でもって、機材は? イヤー、まわりはそうそうたる車体に、ディスクホイールやディープリムをはいた方々が多かったんですがね。 と、車体なんだが・・・。 ![]() これ・・・なんですね。 もう少し近寄ってみると・・・、 ![]() な・・・・何?!もしかして・・・あれ? はい、あれ・・・なんです。 だって、ピストで出場されるはず・・・ではなかったんですか? それが、出場の機材を平均化させるということで、ロードでの参加・・・という事に一本化されたんです。 ロードでのねえ・・・、まわりはそうそうたるカーボンフレームのオンパレードの中で、コイツで参戦されて、銀メダル・・・なんですか? はい、ホイールは例のあれで・・・。 ![]() DT585・・・じゃあねえか・・・。だから言ったでしょ?機材じゃない、足だってさ。 この車体だって、元はこれだぜ! ![]() 後輪のシートチューブのあきを見なさい、指三本は入るよね、いわゆる実用車部門に近い車体じゃないのさ。 ![]() それがまあ、こうなって、やり過ぎ・・・かもしれないが、でもね、これで競争に出て、それなりの成績が出てしまう。 かなりローラー台などはストイックにやっておられるようだし、たまには実際の街道を走って、高額レーサーを抜いたりと、それなりに努力はされていたようですが、こういう形で表彰されるとは、これは今後の張り合いになるでしょうね。 でもそれより、なによりカッコいいよね。 レーサーかと思ってよく見たら、台座が外付けで、正真正銘のレーサーではない・・・、なんだどこの出所だ?という事になる。元は実用車なんだよね。 それでも、勝てちゃうっていうのがカッコいい。 お強いですねえ、ところでその車体はコルナゴ・・・ イヤ違いますよ、これマークローザっていうブリジストンの実用車のフレームなんですよ、お恥ずかしいんですが・・・。 やっぱりカッコいいよね、つまりは足ってことで。 店主としても誉れ高いわ。よくやっていただけました!一端を証明していただいたようで、何よりうれしい! そこで、今年の暮れから、年明けに始まるコチラのプロジェクト!パワーマックス道場の方にも、今から参加希望します!とやる気満々。 そう、パワーマックスで地足を鍛えて、あとはバンク走行になれてくれば、向かうところ敵少なし・・・となるでしょうね。 自転車屋なので、機材の大切さはもちろん認めますし、何より商売なんで、ガッポリ稼がないと!とも思う反面、エンジンである身体も同時に向上させないと、変なアンバランスになる・・・、カッコいいというのは機材と身体のバランスがとれていること、または身体の方が多少上であること・・・ですね。 反対は逆にみっともない、足もないのに機材だけ立派なんていうのは、持ち腐れ・・・ですわね。 そんなことで、身体から、中から強くなる、それに応じて外も合わせる・・・というのでどうかしら? 来年以降、トレーニングオヤジらのいい集会所にもなればね、また面白い展開であります。もちろん異種競技の選手なんかも出入りしてくれると、自転車のクロストレーニングにもつながりかねず、これもまた長年の夢・・・なのであります。 イヤー、来年からも楽しみですわね!お疲れ様! ※Nトレーナーによる、パワーマックスはこうした短距離系もさることながら・・・、ヒルクライムも強くなりたい、なんていうプログラムも考案して、ご指導していただけるよう、お頼みしている最中です。すごい道場になりそうでしょ? |
設置完了! |
![]() 鉄板がやってきた! この良い感じのサビを塗装で再現するのは大変だろうなあ・・・などと考えていたら、早速寸法通りに裁断された。 なにに使うか? ![]() ここに貼るのだ!ってなんのため? ![]() まあ、ご覧あれ・・・だ。 厚さ四ミリはあるな。コイツに直径11ミリの穴を開ける。 ポンチで叩いて、最初から11ミリのドリルを立てて、高トルク低回転、オイルを差しながら、気長に回す。 ゴロゴロゴロと鈍重に響くドリル音。 両手で支えつつ手の甲にあごを乗せて、体重をかける、心地よい振動で眠くもなるが・・・。 回すこと10分くらいか?切り子が粉状から帯状に変わった、深さが増したため、ドリルへの抵抗が増えていくのが分かる、そろそろだ。 ![]() やっと貫通。下の台が木なので、鉄の切り子に混ざっておがくずが出てくる。 その木の台の下に、また強敵が居た。 ![]() 補強金具である。こいつはステンレスか?えらく堅い・・・。こういうのはボール盤に限る。 しかし、ドリルを回していると、分かることあるねえ。特に堅いものを扱うと、ドリルの刃の組成が決定的だと分かる。 お前は火お越しか?と思われるほど、回転ばかりして、いっこうに入っていかないものがあると思えば、ついたその瞬間からゴリっと噛むのが分かるやつまでね・・・、当然後者の方がかわいいというものだ。 ![]() 穴開けした後、再度補強金具をビス留めしてから、ナットどめ。結果的に鉄板を噛ますことで強度は出る。 そんな作業を三つして。ようやく・・・ ![]() ここまで来ましたよ。 そう、先日のお騒がせの、あいつであります。 ![]() 可変式のものは弱いかな?と思いつつも、今までの経緯から、やっぱり当店のはそうでないと厳しい、であれば可変式から頑丈なものを選ぶ。 デカイほど頑丈であることも分かるが、フォークを挟むことを考えると、口金は125ミリ以上は使えない・・・。さーてどうするか?という中での選択。 ![]() しかし今回の回転どめは長くて、頑丈、気に入った。 ![]() この向きもとれないと、大変なんだよなあ・・・。 でも、これでいいでしょ。 ![]() ここまで詰まっていれば、ここがへし折れることはない、少なくとも当店の使用には耐えるでありましょう。 ちなみに・・・、 ![]() しつこいようですが、へし折れたヘタレ野郎は、このご様子、まあ折れるのも無理もない構造でした。 ![]() 初仕事! いやー、いいわ!久々にいい! 新店舗に引っ越してきて四ヶ月、今思えば、万力が付いた時、当店再開のスイッチが入ったと感じたんであります。万力あっての当店なんだとね。 それがへし折れたときは、ちょっと落ちましたわ。正直、筋抜かれたような感じ、何とも言えないトホホ感だったのよ。実はね。 それでね、色々探している内に、怪しいサイトがあったのよ。こういうとこなんだがね。 購入しようと、クレジット入金しようとしたが、なんの反応もない。大体会社概要とかあっても、電話番号がない。おかしいよね。色々調べてみると、こうした詐欺サイトがあちこちにあることが分かった。大体パターンがあるようですよ。 認知しているやらしていないやらで、コチラは急いでいるのに、なんだかな?という感じでありました。 皆さん引っかかりませんように、海外のサーバーだったり、他よりちょっと安かったり、連絡先が不透明だったり、電話番号が書いてあっても、そこにかけたら不通なんて事もあります、クレジットカード入金よりも銀行振り込みの方が安い、なんていう手口もあるようで、巧妙というか、人の心理を突いてきますな。 そんなこんなで紆余曲折しましたが、多分当店最後の万力となりそうな大物が来てくれました!それでよしとします! さあ、何でも来い!!!!だ!!!! |
ケミカルなモード |
![]() あの、後数枚ですが、サイクルモードのチケットありますので、残る8日一日分ですね、当店を通過して行かれる予定のある方は、お寄りください。 という事で、今年もノコノコと、モードへ行って参りました。 まあ、ことさら細かくいうことはないですね。まあ、ここ最近の状況として、あまり変化が無いという事、出し物も、コチラの感慨も含めての感想となりますか。 行けば分かりますが、建物の前半の方、などはほぼ素通りですね。現役選手の展示車などはポジション含めて、見たりしますが、それ以外には大して興味なし。 でも、人気のあるブースでは、人が大勢並んでいるところもありましてね、自転車ファンというのもいくつか分類できるんだろうなあ、という事を再度実感したわけです。 ![]() こんな車体を見ますとはやりホッとしますな。しっかりスレッドに戻っていますので、かつてのようなスレッド化もしなくて良くなりました。 ![]() クロームだそうです。ちょっと今年はデローザ、鉄は中心外した展示ですがそれなりのラインナップがあって良かったと思います。 ただ・・・、デローザのカーボン車なんて見ると、何か???なのが多いですね。あの美意識どうしちゃったの?デダにでも作らせておけば良いのに、というのすらあったなあ。ブッテー・・・ まあ、カーボン車体全体に言えるんですが、よほどでない限り、目は引きませんね、みんな同じように見えます・・・。 鉄だってそうだろう!みんな細いパイプで同じじゃんか!とカーボンファンから言われそうですが、まあ、確かにカーボン車体に対して、見る目、かけるべき視点を持っていない、というのが最大の原因で、コチラの問題なんでしょうね。 ![]() 京都から出展していた、こんなのは面白かったなあ。 ![]() チタンの削り出しに溶接痕をそのままにしたちょいとワイルド路線。 京都のこちらの方が作っているようで、実際にオーダーする際には、数ヶ月はかかるということという事でした。この辺の展開が増えると、面白い・・・ですね。 ![]() こういう塗装というか、絵ですね。こんなのもちょいと渋かったなあ。 ![]() 近くで凝視。 走る妖気を放つフレーム、と店主がいくつか思っている鉄フレームの中の雄、マキノさんのものです。この方の作るピストはすごかったなあ・・・。俺をバンクに連れて行け!と騒いでうるさかった・・・。 ![]() あとは、昨年もありました、働く自転車展。サイクルデザインの学生君たちが作っているものであります。これはなんでしょう? たわし回してなにするの? ![]() 靴磨きのための自転車だそうだ。前トランクに道具一式入れて、スタンドで自転車浮かして、たわし回して、磨きをかけるという仕組みらしい。もっと色んな展開があるそうだが、今回の展示ではこれ以上はできなかったようですね。 ![]() こんなのもあった。水を運ぶ専用自転車だそうだ。 せいぜいガンバッてポリタンク四つかよ・・・。店主が指導者だったら、構想の段階で却下だな。 例えば、今はどうか知らんが、かつての中国の自転車の使い方はすごかった。白菜の季節になると、一体何個積んでるの?と通常の実用車に、縄でもって、人をゆうに超える量の白菜の山をくくりつけていたのを見たことがある。普通の実用車にだぜ。 他にも色々あるよね、2メートル以上の出前を肩に担いで、自転車乗っているなんていう写真も、「ゆでたろう」水道橋店に飾ってあった。 通常の自転車だって、体力と技術と工夫次第でそれだけのことができるというのに、設計からして、火入れしながらフレーム組めるやつが、たった四つのポリタンク運んで喜んでんじゃねーよ!!!!ってな、指導になりそうだなあ。 それにポリタンク専用というのがいけない。そもそもが荷物車だろう?通常の自転車では運びきれない量のものを運ぶための運送車だろう?だったら、ポリタンクも運べます、という形式にしないとダメなんだ。 この自転車の発想は、多くの途上国では水を運ぶのが大変だから・・・というのが、その元らしいんだが、なればこそ、水だけじゃあない、応用次第によっては、「そんなものまで、その量載せられるのか?」というところまで踏み込んでいって欲しいもんだよね。 やっぱり若い技術屋達には、タンザニア・・・だな。まあ、他でもいいんだが、通常の想定を越えるような発想、もちろん中には危険なものもあるやもしれんが、ものや手段が限られているところで、人間ここまで工夫してできるんだ・・・という事をとことん身にしみる体験というのは重要だと思うぞ。 モンゴルの解体屋はあのプリウスだって直すという・・・、あれが無ければダメ、これが無ければダメ、というところを越えたところで身につくもの、そういうワイルドな思考、野生の思考とでも言い換えようか?そういう側面だって、新しい物を作っていく上で、非常に大切だと思うんだが、どうだろうか? 何熱くなってんだ?店主は・・・。 数年前から、出入りしていた学生君が、今年卒業だという・・・、良い道作れよ。 あとは・・・。 今回面白かったのが、ケミカルなんであります。 ![]() サンプルいただきました。これ試してみてー・・・。思われている以上に、ケミカルは大切よ、というのが、ちょっと持論。 ![]() 先日もメーカーさんとの中で話が出たんですが、精度の良いボールベアリング、中にはセラミック・・・なんていうのもさることながら、千回転にも満たない自転車パーツに、そんなに精度のいいものを使う必要があるのか?なんて話になりましてね。 なもんよりも、むしろケミカルだろう?という事に落ち着いたんであります。それはベアリングにしろ、チェーンにしろね。ある意味、もう奇跡的なくらいのケミカルってありますもんね、高度数千メートルを以上を飛ぶ戦闘機にも使えるような・・・・とかね。 ![]() ガラスコーティング・・・。 当店発の、大森研魔磨きフレームにこんなものをかけたら?なんてことにも思いが行きまして、早速手配を、ということに。 考えてみれば、後半はケミカルブースに入り浸り。それが面白かった。サイクルモード全体の印象は薄いまでも、まだまだ、関心開いて、目を見開いて周りを見れば、世界は答えてくれますね。 という事で、前半ガックリ、後半ガッツリのサイクルモード探検でありました。 ※ちなみに催しの方が盛り上がっているということらしいですが、そちらの方は全く無縁のため、コメントすらできません。もしかして、その辺で盛り上がっているのかもしれませんね。 チケット数枚ありますよ! |
k係長のためのスポルティーフ計画 |
![]() この自転車は今を去る8年以上前に、当店発で出て行ったやつなんであります。 記事を掘ってみたらこんなのが出てきました。 シコシコ製紙とか?シコル製紙?とかいう冗談のようなペーパーカンパニーで、当時は平社員で車営業しながら「ラジオ日本」ばかりを聞いて遊んでいたk君が、出世に出世を重ねてなんと係長にまで昇格!「たまらんねえ~」などと女子社員にセクハラの日々らしいですよ・・・。 しかし、○○課の長であるから課長、○○部の長であるから部長というのは分かるが、だいたい係長ってなんなんだよ?!課の下に係っていうのがあるのか?経理課コピー係とか???あと次長っていうのもわからんねえなあ・・・。店主は会社組織から大分離れているしなあ。 話を戻すと、当時は阿佐ヶ谷辺りで子持ちししゃもばかりを食べていた彼も、一足先に西東京市の住人になりすましていて、驚いたのなんのって・・・。 久しぶりですねえ・・・と尋ねてきた時は、貫禄が付いちゃって、上の自転車引っ張ってこなければ、暫く誰だか分からないほど、変わり果てた姿におなりになられておりました・・・。 まあ旧交を温めるというのもいいものですねえ、空白期間の話に花が咲きましてね、それはそれは盛り上がったんであります。 イヤーここだけの話さあ・・・ボーナスが出ちゃって出ちゃって使い切れないのよ・・・、自転車でなんかできない?なんて太っ腹なこと言ってくれるので、ではお任せを!とばかりに預かったんであります。 予算に上限はないんだよねえ・・・とガハハオヤジと化したk係長、一丁派手にやらせてもらいまっせ!とやる気満々。 まずは!目障りな奴から外す! ![]() 分割とは言え、車輪が外しにくいんだよ! ![]() 進行方向に向けて、広がってんじゃない! ![]() よーしスッキリ! ![]() もったいない・・・という声も聞こえていますよ、エエ、聞こえていますとも! 泥よけはね、自分だけのためじゃなくて、後を走る仲間のためにも付けるもんなんだ・・・。 そんなもん避ければ良いだろ!まあ・・・ねえ・・・。 ![]() 貫禄が付いてしまって、なかなか腹が邪魔でWレバーにまで手が届かなくなってきたんですね。 そこでこれを移植。 ![]() さてどこに持って行くか?ですが・・・。 ![]() この辺だったら、お腹にも邪魔にならないで、シフティングできるんじゃないでしょうか? ![]() ステムの首根っこなんで、操作はしやすくなりますね。 ![]() 前傾がきつくなってきたという事と、少年時代の思い入れも兼ねまして、ブレーキレバーの変更です。 ![]() こいつですね、こいつ。よくみると・・・。 ![]() このエイド付きブレーキが復刻されたんですよ、しつこいですが復刻。しかも、断然良くなっての復刻です。ヨシガイさんの応援のためにも、一つどうですか? こんなのをシンプルな固定ギヤの車体にとりつけて、同じくヨシガイさんの削り出しセンタープルブレーキなんかを引いてサイクリングなんかしたら、いいんじゃないでしょうかね?これはおすすめです!!! ![]() いや、随分いじっちゃったねえ、元の自転車の形が分からなくなるよね。 これにて大枚をはたいた改造は今回はひとまず終了。今度は、ホイールの700c化ということで、スポルティーフに変身!という事にすると、うるさいスポルティーフファンがなら泥よけ付けないと・・・なんて言い出すからなあ・・・。 まあ店主の頭の中には再塗装も含めて、コイツの行く先は見えているのであります。この不況のさなかでも、使い切れないほどのボーナスを出す会社の係長ですからねえ、元々の値段を上回るほどの改造にも首を縦に振ってくれると思います。 しかし、購入当初は、乗ってはいたが雨ざらし・・・、今回のような改造などふくめてより愛着が湧いてくれるようになれば、係長と自転車の関係も変わってくるでしょう。 「狭山湖なんかは行けるかなあ・・・」 「なんを言ってんだよ、このタコ社長!四歳の子狸が子供固定車ですでに多摩湖まで行っているのよ!」 「・・・・・」 意外と頑ななんだが、自転車少年でもあった彼、まあ車体が思い出させてくれるさね。 ズーッとつながっていたり、途中で切れていたのがまたつながったり、全く興味なかったのが怒濤のごとくにはまったりと、自転車と人との関係はまあ、本当色々あります、いずれにしろ気長におつきあいさせていただきますので、焦らずにどうぞ! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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