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プレイボール!ピッチャー・・・キャッチャーどっちだ? |
![]() 主審がプレイボール!と宣言すると、ピッチャーが一球を投げ込むことによって、ゲームは始まる・・・、と一般的には思われているようでありますが・・・。 ピッチャーの言い分からすれば、まさしく俺が能動的に投げなければ、ゲームは始まらない・・・と。 でも、その前にキャッチャーがミットを構えないと、ピッチャーは投げ込むことができない・・・。実はゲームの始まりには、目立たないがキャッチャーの構えがないと始まらない、という意味でキャッチャーという受動があっての、ピッチャーの能動ということはいえないか? 能動、受動というと、どうしても能動の方が、積極的で脚光を浴びがちなんだが、実はその裏に、下地としての受動がある・・・というのも忘れてはならない。 なんだって?キャッチャーが構える前に、バッターが打席に入らないと、キャッチャーは構えることもできないという意味では、バッターの受動の方が先だって?まあ、ねえ・・・、そこまで拡大していくと、球場管理のおじさんがライトを付けないと・・・とか、グランドキーパーが水をまかないと・・・などと無限後退しそうなんで、適度のところで止めましょう。 要は能動受動という言葉の反転の例としてね・・・。 で、なんだがこれを自転車の組み付けにスライドさせると、新車のみを扱っているところは抜きにして、そうではない自転車を扱うとなると、組付けの前に、外すことの方が重要で、外すことができれば何とかなるところなんだが、これが外せないとなると、その先には進まない・・・、能動的な組み付け前には、キャッチャーの構えの如く、受動的な外し作業が先立たないと、組付けは成立しないということが、言いたかったわけで、この「外す」という受動の技にもう少し脚光を浴びせてもいいかも、なんて思った次第なのである。 上のホイールは、これを使って、次のステップに進みたいという、多少マニアックな方のご依頼であります。 ![]() このローターを外して、ハブを摘出したい・・・んだが、どうもねじ穴がつぶれて回らない、というご依頼なんであります。 確かに努力の跡がありましたね、ネジザウルスなどのつかみのあととかあって、さぞや奮闘されたんでありましょう。こういうお客は、色んな意味で良いと思います、色んな意味で。 なれば外しましょう、という事になりますが、さてどうするか?先日の、くノ一フィキシングのクラッキングでやるか?とも考えたが、あれではネジの頭が飛ぶだけで、本体はねじ穴に残ってしまう、これではダメだ。 どうしても頭をとって、回し出さないといけない、では頭をつかめる形にすべし。そのために、どんな工具が適正か? ![]() ルーターにどちらの刃をつけるか?試してみると、砥石系の方がこのネジには強い、それにて決行! ![]() 三本ある内の一本、ネジの頭をラインのように切り落として、それを挟んで回してとる。やっと一本外れた・・・。 ![]() 緩みどめがしっかり入っている。これは是か非かどちらかか?ローターはいわばブレーキシューと同じなので、交換可能を優先に、この手の緩み止め剤は使わない・・・。か、または、ローターのガタつきは制動に影響するので、しっかり止めるべき、といういう意味で使う・・・。 乗り手がそれなりのメンテの目を持っているなら前者、全く持っていないなら、後者・・・ともいえるかな? コチラがわメカとしては断然前者、なのであります。難しいですね、車種や価格帯によって、どのような方が乗るのか?ということが大方決まってくるとして、そこから来る配慮ともいえなくもない。 ピストブームの時には、猫も杓子もスキッドといって、車輪をロックさせて止まる技が流行っていたが、そのため瞬時に力のかかるコグが飛んでしまうことが頻発したらしい、それをしてFUJI病とか言われていたらしいが、メーカー側としては迷惑な話、ちゃんと前後ブレーキ付けてんだから、スキッドする必要ないのにねえ。 でも、実際の使用に合わせて、その内固定コグに緩み止め剤を入れたことがあった。そうなるとまともな使い方、ギア比を変えるとき、コグを変えるときに異常な力がいることになる・・・、普通では取れなくなってしまいました。 まあ、どこをとるか?ということなんでしょうがね。多分安全第一を考えると、一番低レベルの使用に合わせざるを得なくなる、ということなんでしょうな。 ![]() このように、二本、三本となんとか抜けまして・・・、 ![]() ローターの移動が完了! ![]() これでまっさら、これからコイツがどのような変遷を辿るのか?それは、依頼者のみぞ知る、という奴です。どうなるのかな? 新店舗の外側に屋根ができる、そうなればより広く使えることになりますので、自転車の組み付け講習なんていうのもやってもいいかな?とも考えているんだが・・・、その前に、キャッチャーの構えをおぼえないとプレイボールすらできないかもしれないね。 そういう意味で、自転車組み付け講習の前に、自転車解体講習の方が先、なのかもしれませんね。 世には、ものの始めの不可解さを称して、鶏卵論争といいますな、つまり鶏が先か?卵が先か?ってやつですがね。 子供が典型ですが、最初からものを作れる奴なんているわけがない、最初は壊すこと、分解すること、解体することから始まってくる・・・、これは誰しもが認めることなんでありましょうな。壊さないで、解体しないで、分解しないで、今物を作っている奴などどこにも居ないはずなんであります。 解体は発明の母なんでありますが・・・、そこでハテ?と不可解さが頭を持ち上げてくるわけです。人類最初のクリエイターは一体何を解体して学んできたのだろうか?解体の前に、創造が無ければ解体することはできない・・・?しかれど解体なくして創造はないとすれば・・・?うーん・・・・、鶏卵論争から、神学論争にスライドする気配・・・、今回はこの辺にて、お後がよろしいようで・・・。 |
風のホイール 再び また何しでかすの? |
![]() 風のホイールの完成です。 なにに使うのか? それはまだ極秘なのであります! ![]() コイツが裏面です。梵字のように見えますが、単なる模様です、何の意味もありません。 これはある広報系のものとしての作成なんでありますが、応用効きそうです。 名付けて、反エアロホイール。 エアロホイールというのは聞いたことあるでしょう、当然ね。ディープリムにして、外周のスポークの空気抵抗を減らすというやつですが、反エアロホイールとは、こうした空力抵抗を逆に増やして、トレーニング効果を高めようというやつです。 フィンの付け方にも色々パターンはあると思いますが、最も乱気流を生む形式でやってやると、スピードが増すにつれて、重くなるという地獄のホイールです。 平地のスピードを鍛えたいなんていう人にはうってつけでしょうな。 で、このフィンの加工ですが、当然企業秘密!ただ今特許申請中・・・。狸サイクルの前副店長が便利屋さんなので、モトイ!弁理士さんなので、その辺は、エヘヘヘという展開。近い内にコイツで一山上げて、狸サイクル御殿が建つかもですわ・・・。 なので、これ以上近づいて写真を撮れないという、産業スパイを警戒しての撮影となりました。 さて、こいつら自身が今後どうなるか?という事は近い内に、ご来店いただきましたお客様から分かって行かれると思います。 実は先行製作しているんであります、ご記憶のある方もいらっしゃるかもな。 そうそう、こういう変わりホイールの製作をしていると、色々といらんアイデアが浮かびますね。その内大リーグボール養成ホイールというようなものも作れそうです。 お近くに山のない方、短い坂しかない方などの登坂訓練にご利用していただけると、必ずや成果の出るようなホイール・・・をつくってやろうかな? タイヤ引き、というトレーニング法もありますが、一体どこでやるんだ?というのが大問題。音もうるさいし、公道では邪魔できない、公園でやったら、散歩の犬に吠えられる・・・、そういう方にも朗報になると思います。 これからも隙間を見つけて、そこに産業を築いていくようなことをしていかないといけません!・・・といっても隙間じゃ、どうもないようにも感じますな、何かと何かの間・・・というより、片方の何かがない状態、ある意味物事の先頭にいるか、またはビリッケツにいるような状態かもしれませんね、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、間にすらなっていない。 でもこれもまた大事な概念かもしれません、あまりにも馬鹿馬鹿しすぎて、あまりにも斬新しすぎて、既存と既存の間ですらないようなもの・・・、これいただきかもなあ。 よくまあ、本ブログでも店主は、発案したものが受けないと八つ当たりよろしく、「当店は十数年先に行ってんだろう・・・」などともほざいていましたが、その正体は、これだったのかもなあ・・・、馬鹿馬鹿しいもの、斬新なものに、間はなし! まあ、それはそれでよし!として、さて、こいつらを使っての、極秘のプロジェクトを進めていかないとな! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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