tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
手組の完組ホイール その救世主はTNI! |
![]() 当店発の手組完組をお出しします! まずはホール数! ![]() フロントがなんと20H!通常の工場発の完組ならば、ある意味当然かと思いますが、これは当店発の手組で20Hなんですから、ちょっと珍しいでしょ?通常の手組用のリムなんていうのは、36H、ある意味これも貴重なホール数となりつつありますが、通常なら32Hが主流で、他にあっても28Hぐらいです。 20Hなんていう奇抜な数のリムがあっても、今度はハブがない、と来る昨今ですから、20Hの手組用のリムがあること自体が、現代では奇跡に近い快挙なんですね。 ![]() そんでもって、リアが24H・・・、完組ならある組み合わせですが、繰り返しますよ!手組で20Hと24Hの組み合わせ・・・、やっぱり快挙でしょ? で、性能というか、反応は悪くはありません!逆にスポーク数が少ないと、空気抵抗も少ないなあ・・・と実感できるレベルのものであります。草レースや調整レースではもってこいだと思います。 ![]() このTNIのリムのホール数ラインナップですが、20、24、28、32となっていますので、実に助かるわけであります。ちなみに同じTNIが出しているハブはもっと気合いが入っていて、なんと最小は16Hから18Hが加わっての、恐れ入谷の鬼子母神ラインナップなんですね。 こういうメーカーがいてくれるんで、手組屋の当店としては、実に有難い!!!のであります。 ![]() こんな形で、リム単体でぶら下がっているTNI、頼もしい。 依頼としてもよくあるのは、完組のハブがあるんだが、これが利用できないか?というお問い合わせ。スポークの形状が特殊なものを要求されないのであれば、結構対応できるんですねえ、過去に例はあり! ということで、色んな意味での救世主、主流が完組に流れて、手組は確かにバリエーションがなくなっているこの頃ではありますが、まだまだ大丈夫!ですよね! ![]() そうそう、当店発の釉薬カーボン車のホイールが、ほとんどこのスペックと同じでした。走りは保証済みということで! |
ドロップ化の逆のフラット化・・・ |
![]() 雪の上にあると、シクロ車にも見えますが、まあそう遠くはない、そういう使用してもいい自転車かもしれませんね。 ![]() このドロップを、なななんと!フラット化にして欲しい!!!!などというご依頼なんであります!!!! まあ、そんなに驚くことはないんですが、今までに施工例もありますし、技的にどうという事も特にありませんしね。 でも全日本自転車ドロップ化推進強化協力店のトップを行く当店としては、エエ?フラット化?わざわざ銭かけて、不便にして乗りたいんですか?なんて疑問もでないでもない。 ウーン、分からん!人は得てして進化していくものなのに、なんでドロップからフラット化へなどと「退化」を自ら選択するのやら・・・・、全く理解できない!!! なんて、力むこともないんですがね・・・・。例えばいただいたドロップ車なんだが、最初からドロップっていうのはなんかハードルが高いなあ・・・なんていうこともありでしょうしね。また、新しいドロップ車が来たんで、こいつはフラットの方が気軽に乗れるかな?なんて思いまして・・・ということもあるでしょう。 本当うるさい自転車屋でごめんなさいな、客から言われたことをヘイヘイやっていれば良いんでしょうが、何か背負っていると勘違いしているんでしょうね、きっと、そうなんです、自転車文化の成熟化!などとの賜っていても、そんなものすべて勘違いなんでありましょう、その辺は自覚しておかないとなあ。 要は、演じきることであります、何事も。その根底にはユーモアと冷静さ客観への意志を常に持ちつつ、演じきることなんでありましょうな。 と、舌の根が乾かないうちに、ヘイ!フラット化ですね、やりますよ、やりますともさ! ![]() ハイ!別に難しいものでないので、やりますよ!また気が変わったら戻せば良いだけのこと・・・。 ![]() ギアの歯数も変えず、強いていえば、 ![]() フロントのシフターを ![]() ドロップ用からフラットシフター用に交換したことかな?もちろんそれに伴うチェーン交換やワイヤー交換もしましたよ。 ![]() ブレーキシューなんかも全体のメンテの一部として、交換します。依頼の際に、他も診ておきます、と一言告げてありますんでね。 で、今回はフラット化のどうたらこうたらよりも、ちょっとやっぱり注意が必要なのかな?というちょっとした事故ですねえ、それが発生したんであります。 ![]() 施工の最中に、フロントフォークがスッポリと抜ける、というある意味前代未聞のことが起きましてね。 ![]() こんな具合にです。見ると、実は曰く付きフロントフォークだったようですね。訴訟騒ぎになった、一般のニュース等にも出たんじゃないかな?それのようであります。 実際に走っているときには、車体とライダーの重さがかかるので、そんなに簡単に抜けるものではないでしょうが、グリスなどが抜けて、抵抗が少なくなったとき、ちょっとしたジャンプ系のコースに入ったりすれば、抜け落ちることもないとはいえないでしょう。 で、今回おっかないなあ、と思ったのは、もし今回こうした事態にならずに、そのままフラット化して納車をし、数年後に同じような事故が起きたら・・・という事であります。 フラット化ということで、当店が施工し、お客さんとしてはプロの目を通ってきた車体だったのに・・・ということをお考えになる方もいると思います。 確かにねえ、確かにそうです。ただ・・・、点検というのは起こりうることを想定してその点に関してするものであって、すべてに対して、無制限にできるものではありません。 サスペンションは通常簡単に抜けるものであるという、例えばクイックで止められているロードのホイールのようなものであれば、抜けないようなクイックの締めの調整は技術上の義務といえると思いますが、サスは簡単には抜けないでしょう・・・。 そのように想定されているものを、上を固定して、抜けるか抜けないかということで、下に強力に引っ張るような点検は通常ではしないといってもいいでしょうね。 それをしなかったから、抜けて大きな事故になったのだ、といわれたらどうなるんでしょうね。 東電と同じように、想定外、ということでことが済むのか、済まないのか?こういうことって考えるとゾーッとすることが在りますな。 ![]() 別のSRサンツアーのフォークを取り付けて、今回は終了! ![]() アレー、写真が普段と逆だろう!!!と思いますが、これが今回の施工依頼の内容、その具現化なんであります。まあ、チャキチャキと走りそうですね。 そういえば、かつてこのブログで公開した、ロードレーサーのママチャリ化なんてこともやったことありますね。もしかしたら、ロードブームとかで街にあふれたロードが、こういう形での再生というのも、仕方ないか?もしかして、マイナーブーム・・・なんていうのもあるかな?とも思ったこともありますが。 それから比べると、フラット化なんて、甘いですね、そんなもん、いつでもやります!やりますともさ! しかし、何か軽いノリだなあ・・・、もう少し演じきらないとな・・・。 |
連携?ご招待?引き継ぎ?有難いこと・・・ |
![]() 西東京のこの地に新店舗を移してから、約半年が過ぎました。店作りをしながらの、営業、多くの方々からの手をお借りしてなんとかここまでたどり着けました、とはいってもまだ軌道に乗ったとは言い難い状況であります。 まあ、店といっても通常の店舗とは違うテンポを持つ当店。一体なにが軌道なのだかもハッキリしませんが、まあ、家賃や人件費などといったものが経費として普通に支払えるようになること・・・かな?まずはね。 正直、なんだもう月末か諸経費が動くなあ・・・というため息状態ではダメですね。キッパリ、ハッキリ、スッキリとお疲れ様!と支払えるようにならないと、協力してくれている人達にも失礼であります。 つーことで、がんばらねーとなあ。 でも、予兆は来ている・・・んです、実は。 当店水面下では、例のパワー系トレーニングの具体化に向けて動きつつあります。 そんな折、サイクリングインストラクターその他、各種競技、パーソナルトレーナーなどを手広くやっておられる方と、つながることもできまして、今後ソフトの面でも共存できたら面白い展開になりそうなんであります。 そして・・・、 ![]() もう一つ。柳沢の老舗の自転車屋さんからお声をかけていただくという、僥倖にも恵まれましてね。 そのキッカケが、昨年柳沢のメガネの名店でご紹介した、あのマイスターメガネさんだったんですねえ。ありがたい! ![]() まだ行ったことない方で、メガネにお困りの方は是非一度行ってみてください。まあ、そんじょそこらにはない、本当の名店、名店の中の名店だと、断言できます!!! ご近所に迎え入れていただいたことで、紹介していただいたわけですが。 ![]() 六十年以上続いている、柳沢の老舗の自転車屋さんとお知り合いになることができましてね、今後の展開がまた楽しからずや、という展開なんであります。 こうした外堀の方から、波が来て徐々にでもできつつあるという事で、コチラとしては本丸の確立に向けて、しっかりと気合いを入れていかないと、いけませんな。 50年間生まれ育った杉並では全くといっていいほどみられなかった展開といって良いでしょう、たかだか半年ばかりの店主らにあたたかい応援の声をかけていただいて、本当に有難いことであります。 ますます、根付いて・・・やっていかないとね。 よっしゃ! |
たまには店外 そして魔物達 |
![]() 珍しく西東京の店舗を出て、とある日店主は西麻布のギリシア大使館前の現場にて、自転車外の仕事をお手伝いすることになった。 かつてこんな仕事を手伝ったことがあった、八王子の方だったかな、あの時は設置した印象のかんけいで、再度掛け直しに行ったっけね、向こうの学校サイドの人間関係がうすら見えたようで、それはそれで面白かった。 今回も冒頭からきましたよ、建設業者からのお雇い警備の方が、車の置き方、自転車の置き方について、実に細かい・・・。どうしたって、材料道具類を下ろさなければならない、その短い時間ですら、駐車禁止と言ってくる・・・他の業者さん達は一体どうしているんだろう? 一枚40キロ近くの材料数枚あるもんで、離れたところからは運べない。その旨伝えても、なら組に掛け合ってくれ・・・、あのねえ、杭打ちの基幹部分に関する話をしているんじゃないの、荷物の搬入のほんの少しの間の話でしょ?そんなのは現場サイドでっていう話なんじゃないのかな? まわりの職人さん達も、始まったよ・・・とばかりの薄ら笑いを浮かべている、およそ毎回のことなんだろうなあ。確かに大使館通りの狭い道の管理を請け負っている重責は理解できないわけではないんだがね。 ![]() 設置するアルミのオブジェをまずは仮置きしてみる。何か枯山水を意識したデザインなんだそうですよ。 ![]() それをコチラの分厚いコンパネの板に打ち付けていくんでありますが、やはりいましたね、現場に潜む魔物がね。 ![]() ちょいとばかり寸法が合わない・・・、仕方ない、現場で削るか・・・と例のデュラルソウが大活躍。どんな場でも、なにが起きても対応できる準備と技術がいる、現場仕事。常に工房を背負って、やっている店主としては、見習うこと多し。 そしてもう一匹居た、魔物君。それは最上部に潜んでいた。 ![]() オブジェは、太いビスで留めていくんだが、オブジェの最上部分にとめようとすると、ライトと天井部分が干渉してしまい、工具が入らない・・・。手締めもできない・・・。 ある意味最も重要な最上部分をとめないなんていうのは、設置上の安全にも響いてきうるわけで、これは放っては置けません。 それでもって、上から30センチ下ろしたところに、サイド穴開けと面取りを施して、打ち直し。 ![]() こうしてなんとか、仮止め完了・・・。でもここからがまた色々と手直しと微調整が大変なのであります。 ![]() 各プレートの間隔を調整しては再度とめて、離れてみて、サイドまた微調整、そして本止めという工程ですね。 大胆で、力仕事の大まかな技術もさることながら、こうした繊細な微調整と修正の技術というのも、こうした設置・・・だけではないね、ほとんどすべての仕事に共通することかもしれないね。 ビス留めした箇所。 ![]() これなんかもパテ修正しますと、 ![]() こうなります。 あとはプレートの隙間にもマスキングして、パテを流し込んでは、馴染みだしして色彩を合わせていく・・・。 ![]() とりあえず、1日の仕事が終了!ということなんだが・・・。 ここの管轄の建築士だか、アートもの担当者だかが、来て色々注文をつけていきましたよ。 店主ら三人としては、アチコチのムラや薄汚れ感が、立体感を際立たせていいんでないのというところ。店主などはもっとぼかしの黒などを差して、場所によっては実線の黒でもいいかと思うくらいに陰をつけて、より立体感を増したいところだったんだが・・・。 普通の人が見て、ウワー、きれい!って感じにしてもらいたい、ムラ無くして、でも金属のエッジは立てて・・・と。 エッジを立てることはいいとして、ムラ無くしたら、単なる壁になってしまう・・・。 と思っても、それに合わせて作るのが、請負の仕事なんでしょうな。どうやったらムラが消えるか?なんていう実験もして、その日は解散。 翌日、店主は自分の仕事に戻るが、本業の二人は神経戦を強いられる現場に戻るんでありましょう、やっぱり現場で人は鍛えられるんですな。がんばれよー しかし、何とも西麻布・・・。店主がいうのもなんですが、あちこちに無用な自意識のとげがチクチク出ている、何とも生意気な街でありますな、粋じゃあないんだよね、うまい!これはやられた!がない。 底の浅い感性やらイメージとやらを振り回しては、盛り込んで屹立している自己満足的ブツの集まり。そそくさと西に戻って参りました。 普段では味わえない環境という意味で、面白かった、たまにはイイネ助っ人仕事もさ。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp