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エピキュリアン達 その後 |
![]() 一般の子供用の自転車をこのようにした・・・。 それをまた・・・、 ![]() 固定ギアのまま、深曲がり系のドロップハンドルになって、下ハンを握って走るようになった。この段階ですでに、はまりすぎ・・・。今まで、いくつかトレンドがあった中で、今回のトレンドは体から何からすくわれているので、より重傷のようであります。 ええもちろん、先日、ご紹介したエピクロスさん達です、ハイ。 これで落ち着くと思いきや・・・、ドンドン変態度が増していく・・・。 ![]() なんと前輪がカンパピスタ、700c化してしまったということです。欠けて見えるクランクもメッセンジャー変わっている。本気モードって言うのかしら? ![]() 剛性のあるブレーキが付きました。 ![]() リアも700c、どうも最近ヤフオクなんぞにてを出しているらしい・・・危険信号だよね。しかし、面白いように、皆さん同じ道(=変態への道)を辿ってきますなあ・・・。 ![]() 板付きキャリパー化、まあ定番ですな。 ![]() ハンドルもピスト系のハンドルに・・・。どうも競輪にも手を出しているらしい・・・。人生の破綻か?!自分で走って、自分で頭悩ませて外れ車券を買う、しかもヤフオクなんかにまで手を出して中古パーツなんかに手を出し始めている・・・。ガチの意味でのエピキュリアンになってきたぞ! ![]() こんなになっちゃったー!実はこれで、先日のゼルコバツアー参加、何度か先頭を取ったりもしていました。 いやいや、どうなるの?これから・・・? 実は、ある打診は受けていますが・・・、それがまた、そこまでやるか?っていうところ・・・。 翻って、相方の奥様。旦那の暴走を結構温かい目で見守っています。そう、今アアだ、コウだいっても、聞かないのは分かっているんでしょう。自然に冷めるのを待つか、流れていく先をゆっくり付いていくか?という所なんですが・・・。 ![]() 元々奥様が乗っていたのが、コイツ。FIRA・・・か何かの実用車。これを・・・ ![]() ここまでやって、この夏ご自分の実家の群馬まで、コイツで帰ろうという計画中。まあ、旦那さんが極端に暴走中なんで、奥様の目立ちませんが、考えてみれば、この旦那さんがいないとしたら、一人のご婦人が、実用車を改造して、それ乗り回して、しまいには群馬まで帰る!というのであれば、これも立派な中毒状態なんであります・・・。 で、旦那さんがそこまでするなら・・・、外した旦那のドロップを付けて欲しいと、パーツ回し、このパーツ回しもいつか来た道・・・なんであります。大抵、誰でもやります。大体先輩筋からもらったり、押しつけられたりしたものを回します。 ![]() ホイ!ドロップね。補助レバーがついているので、どこからでもブレーキがかけられる。ブルホーンからドロップに変わったのだから、ハンドルは自由に使えるように・・・。 ![]() ステムの上に小鳥のように取り付けました。 ![]() と、こうなりましたわ。 もちろん奥様も、これにて、ゼルコバツアー参加で、すんなりと完走されましたとさ。 もうこれで、完成形?なんてことにはならないと思いますよ、さて、この夏の群馬行きにはどうなっているのでしょうか?エピキュリアン達の夏は暑くなりそうであります! スポンサーサイト
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次はチタン 誰が頭をとるか? |
![]() この持ち込みの自転車の案件は、メンテでありました。よくいただくご依頼ですがね。 ただ、この自転車というかフレーム、むくの金属にこれだけの陰影があるというのは・・・、やはり地金としてはチタンくらいしかないかな?とも思います。 メンテ内容は・・・、 ![]() ブレーキアーチの分解掃除と、調整。これで結構タッチが変わりますね、工場出荷の段階では8割の効き・・・とかいってね。やるべき事はありますな。 ![]() ワイヤー交換、これもまあ、定番ですね。その際もちろんシフティングの調整も入りますので、単なる交換とは全く意味が違います。 ![]() チェーンも今回交換で、定番中の定番なんですが。 あとそうか、リアディレーラーのプーリーも交換しましたね。まあ、そんなことはともかくも・・・。 ![]() チタンですわ、チタン。 こだわりますが、陰影。かつて鉄フレームで磨きと塗装とのコラボでの陰影フレームを作成したことはありました、その際にはマットブラックに消し炭をつぶした粉を混ぜて吹いたんですが・・・、そしてできあがりにはそれなりの濃淡だけによる、ねらい通り・・・だったんですが。 金属の地金だけで、これだけ見せ所がある・・・というのが、このチタン野郎のちょっとにくいところなんであります。 ![]() 金属好き・・・という人種には、結構たまらない質感なんじゃないか?なんてね、思うわけであります。 ![]() しかもこれがすでに酸化膜に被われている、つまりはこれがさびている状態というのだから、以後の劣化が非常に少ない、安定している、というのでしょうか? 工芸自転車という部門があるとすれば、それは主流からいって、レーサーの典型であるクロモリであることは、多くの方々の賛同を得られると思います。 ではアルミは?当店所属の大森社長レベルの磨きとその維持・・・、実は今大森社長もアルミでアッと言わせる磨きフレームを構想中なんでありますが・・・、大森社長の磨き、ポリッシュ・・・くらいしかちょっとイメージが付かない・・・。 なかなかメーカーさんで、ガチでアルミを作っているところがなくて、どれもカーボンの補足、おまけ程度にしか考えていないんじゃないか?せいぜい今となっては、ロックバイクス・・・ぐらいなんじゃないかしら? ガチなフレームが少なくなると、気合い入れての工芸仕上げ・・・というところには行きにくくなる。 カーボンは?まあ、塗装で試しものが1本あるなあ・・・、でもまあ十年先は行っているので、あれは置いておこう・・・。ちなみにこれの製作過程については、記録といって良い物がこちらにありますね。 ウーン・・・クロモリの次は・・・? 何度もこの場を使って行っておりますが、クロモリの次は、チタン・・・なのではないか?というのが持論なんであります。 パッソーニですか?あれ見たとき、先越された!と一瞬思ったんですが・・・、第二弾、第三弾くらいか?なんだそこで止まったか・・・と思っている内に、今でもあるのか?状態でしょ? どちらかで扱っていますか?数年前タキザワさんから立派なカタログが数冊送られてきましたが・・・。 あの時、やっぱり同じ事考えている人は居るんだな・・・と思ったわけです。 レース第一線での本格導入されたことはほぼ無く、そしてこれからもない・・・でしょう。とすれば残る道は・・・、店主らにとっては、いや、店主らにはすでに無理でしょう、せいぜいバッタもん作るくらいでしょうなクロモリで・・・、残る道は、工芸路線・・・、しかも目指すは渋さ路線でしょう、渋さであります。 イタリアンな伊達ではなく、渋さだよ、渋さ。 あの、どの金属にもない質感・・・あれを土台にしたね。 若いビルダー諸君!クロモリで、スケルトンを吸収して、次に目指すはチタンフレームだぞ!まずはチタンでオーダー取れるくらいの実力を付けてだ・・・、大抵ここまではできる人はできる、問題はそこからだよ!そこまでだったら、店主の愛車二十年近く前だが、チタンで良いのがあるぞ!でもそこで止まっちゃーあ、いけねーんだよ! その先だよ、その先!店主には見える、息をのむような、工芸チタン自転車がね。 濃淡だけで表された、水墨画の龍のような、工芸チタン車が見えるんだよ・・・。 バッタもんはいずれ作っておくから、それをチタンで再現してみな、年間6本作れば、食えるようになるんじゃね? もちろんこんな与太話は、ふかしもふかし、大ふかし!そんなもんあるわけがない・・・。そんじょそこらにころがっているようなもんじゃない!単なるしつこい思いつき、思い込みに過ぎないかも知れないんだな。 ただな、そこには夢があるんだよね、夢が。そして、そんな夢はそのものとして実現なんかできなくてもいいんだよ、そんなことじゃあない、なにが大切かっていうのはな、とにかくどこにたどり着くかは知らねえが、そんな夢を真剣に追いかけていくこと自体が、邁進しているって事なんだ、動いているってことなんだよ、何処に行くかは知らないが、どこかへ向かって進んでいるってことなんだよ! 商売なんかうまくはいかないし、作ったものがパッパカ売れるわけもない、世の中ってもんは本当に思うようには行かないもんだよ、全くなあ・・・、何のかんのって本当色々大変なんだよ。 でもなんで、そんな中でも続けていられるかっていうと、痩せても枯れても、何かの役には立っているという実感と、上でいった大いに勘違いであっても、実体なんか無くてもだ、何かを追いかけているいられるからなんだと思うんだな。 起業するやも知れぬ、若い子達へ、目指す方向に確信が持てるなら、飛び降りてみることだ。思い切って、飛び降りてみよ。 そこには、君と同じく数十年前に飛び降りた親父達、連中らによる、緩やかながらの連携が見て取れるかも知れないよ。オオ来たか?お前も飛び降りてきたのか?バカだなあ・・・ってな具合にな。 まだまだ、作られるべくしてそれを待っている自転車は、多いと思うんだがな・・・。隙間の奥のそのまた奥に、君が作るべき一台がある!それが君の居場所だということだ。チタンだって、もちろんそうだ、すごい一台が、奥のそのまた奥に、鎮座している、店主には見える、確実に見えるが、そこには絶対に手は届かない・・・。 店主は別の方向へちょっくら行くわいな。 |
侮れぬトウキョウバイク ドロップ化の巻 |
![]() こいつはトウキョウバイクでございます。 先日、売れましたニンジン号ですが、コイツの前身がトウキョウバイクだったわけであります。 ![]() こいつはなんで?と思うほどに前に出ていく自転車でありました。試乗してもらうと、即答で欲しい!と来ていただけあって、早々に嫁入りが決まったというわけであります。 そんでもって、やって来たトウキョウバイク、今度はキャッホー!なドロップ化のご依頼ということです。 ![]() コヤツは、26インチバージョンのもの、650cだけじゃないんだね。今後どうなるんだろう?2種類で行くのか?それとも26インチ路線に変わっていくのか? ![]() フラットハンドルなんですが、コイツをドロップ化していきます。 ![]() やっぱりメジャー受けはこうしたフラット系なのかしら?まあ、どうでも良いが。 ![]() ホイ!茶系のバーテープを巻いて完成だ。 ![]() 手元変速のSTIしかも、一枚上げて9速に変身です。 ![]() スプロケだけは変えましょう。 ![]() これにて9速。そして前ギアは? ![]() 元々はシングルだったんですね。でも後が八枚あれば、通常ならそれでもいいか、ということですが。 ドロップは本気モードに人をするものですから。 ここは二枚にしないとね。 ![]() パイプの径も特殊ではないので,クランプものでフロントディレーラーが付きます。この辺変形モデルにされると,困るんであります。最悪、リベッターで直づけ台座を付けてやる・・・しかないかな?あまりやりたくはないですが。 ![]() ホイールが小さいので、男ギアでも結構行けます。 ![]() ブレーキアーチも整備して,長距離に備えます。 さて、本気モードになった,トウキョウバイクは何処まで行くんでしょうかね? ![]() ダボもあちこちにあるし,キャリアも付けられるので,ちょっとしたツーリング車にも化けてくれます。今ランドナーを単体で買うと、そこそこするところから,こうした改造でグレードを上げるというのも一つの手だと思いますね。 まあ、過不足無く、しっかり走りますよ! いいねえ、世の中の自転車すべてドロップ化するまで,当店はがんばります!(ウソ) そろそろサイクリングシーズンが来るよー,新車を購入する前に,楽しく色々と悩んでください! |
仮組み塗装ブースなんとか・・・ |
![]() 仮組みながら、塗装ブースが一端完成ということに、なりました。 まだ細かいところが気に入りませんが・・・、これを軸により良くしていくつもりであります。 ![]() 観音開きのコンテナの扉一枚を固定。 ![]() その裏に加圧器を設置。直径にあわせて穴開けないとね。 ![]() まあ、ここまでは良いんだが、ここにピッタリと加圧器をどうしたら固定できるか?というのが実は旧店舗からの悩みの種なんであります。やっていたのは、できるだけ穴に近づけて、ガムテープでとめるという何とも冴えないやり方だったんです。 ![]() コイツなんでありますが、直径30センチ、ピッタリの何かはないものか・・・。それがあったんです。 ![]() これです・・・。この写真だけで分かった人はすごいなあ・・・。実は工事の時など、道に設置する三角錐、コーンというやつがありますね、あいつが風などで倒れないように下にはめる重しのゴム板なんです、コイツがなんと直径30センチピッタリなんであります。 はめてみると、ピッタシ! ![]() こうやって丸窓に近づけて、 ![]() 外にもこの枠を置きまして、 ![]() フィルター挟んで、四隅を全ネジでとめる!これで空気も漏れずに、ピッタリと設置完了!三度目の正直とはこのことで、ようやっと落ち着いた感じであります、やった! ![]() 吸気ができたら今度は排気であります。これには、水道系の塩ビ管を使いましたよ!かつてこのブログでで謎解きやったっけね。 ![]() 100ミリパイの排気チューブを四つに分けて、あちこちに散らします。循環しないようにしないとなあ。 ![]() 隣のコンプレッサーから、ホースを通して、ドレンを通してスプレーガンの土台が完成。 ![]() かなり自在に動く、釣りシステム。前後左右、360度回転可能、できるだけ、ストレス無く作業できるように、工夫しないとね。 ![]() それでは、仮吹きに、失礼! 細かいところはまだ研究が必要です、特に入り口を圧着させるための方法、パッキンの調整なんかかな?あとは、その周辺の仕掛けですね。 本格稼働・・・、ほぼ再開かな?! 色々とお待たせいたしました! |
なにができるか?最終章に近づく・・・ |
![]() まだまだ、第二の引っ越しからごった返している当店でありますが、なにやら三メートル級のパイプ類が立っていますな。 ![]() これで一体なにが?できるのか?なんてね。 荷物がごった返しているなら、それをどうにか収納していかなければならないわけで・・・、どうせその辺のものでしょう?と簡単に推測が付くのでありましょう、たしかにね。 ![]() こんなものが仮組ですができましたわけであります。この高さだけでも三メートルありますので、上の空間をうまく使えば・・・。 ![]() こうしたものなどは、かなりスッキリするんじゃないか?と思われますがね。 と、それだけでは実はない。 今回のやぐら作りは、さして遠くはない、狸サイクル敷地内全面屋根かけ作戦の一環でもあるわけであります。いくつかある荷物や車体などを収納するだけでは無く、このやぐらから、今作成中の鉄箱や柳箱に向けてパイプ類や垂木の類いが伸びていきます、そしてそこにポリカの波板が付いていく、というとになるんであります。 そうなるとググッと狸サイクル改造・改築の最終章に近づくというわけであります! 敷地全面で屋根がかかるとなると、雨風関係なく、そこでの作業も可能になります。今のような一番寒い時期は別として、他のシーズンではほとんど仕事が外でできるようになります、そうすると通りがかりの方々も声をかけやすくなると思いますし、展示車なども雨を気にせずに置くこともできるようになります。 そして夜、屋根がかかるとその下に電気を吊して明かりをともすことができるようになります。そうなると敷地全体が明るくなりますので、営業しているというのが遠くからでもわかるようになります。 店全体が活気を帯びて見えてくるようになると思いますな。 そういう意味で、屋根は最終章と言えるくらい、店の完成にとっては大事なファクターなんでありますね。 そう、電気といえば外電源ですね、これもまた別系統から引っ張ってくるか?今ある系統を発展的に使用していくか?これまた専門の皆さんのご意見や技をお借りしなければならないかもしれません、フムフム・・・。 ところで、この4月から電力自由化になる、ということはご存じかと思いますが・・・。3.11から5年目となる今年、たまに伝わってくる原発事故のその後の情報や、汚染土壌の積み上げの写真など、どれをとっても「アンダーコントロール」とはほとんど言い難い状況下と思います。 原発に事故が起きたら、場当たり的な対処しかできない、ということがこれほど如実に分かっているにもかかわらず、現政権は再稼働へとひた走る始末、キチガイですね。 免震塔がなくても、避難計画ができていなくとも、廃棄物の処理方法も確立されて無くとも、書類上の審査で再稼働?だからといって、100%安全だとは言っていないと規制委員会は非常線を張る。 原発乞食の自治体は国の責任で再稼働を許すといい、国は国で事業者の責任でという。あんなデカイ事故が起きても逮捕者が一人も出ない無責任の体系のようなこの国では、責任のたらい回しなどはお手のものとくれば、なんの不思議ではない。 遅いといえばそれまでだが、これでなんとか自分たちで小電力の選択肢ができたというのであれば、自由に選ばせてもらおうじゃないの!!! 原発がそんなに安いんなら、電力会社だけの資金でしっかり回してせいぜい稼いでもらおうか?その代わりゴミの処分費から、被害者への賠償その他もすべて、電力会社の資金でやってくれよ、コストが安いんならできるだろう? さーて、こんな電力価格のシュミレーションのできるサイトがあるらしいので、こんなのを参考に今月中に自分のスタイルに合った、電力を自分で選んで決めてみるなんていうのも良いかもね。こういう所からゆっくりと、潮目が変わってくるというものだ、相変わらずな方とそうでない方の裂け目も見えてくる。 決して悪いことではない。 明日は、また別の最終章に向けての動きをご紹介します。片腕が帰って参ります! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp