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どこへいこうか?どこかへは行く・・・んだろう・・・ |
![]() 自転車屋の一角に、こんな楽器が横たわっています。 入ってきたときには、ちゃんと音が鳴りましたが、今はちょいと休憩中ということです。 ![]() 古いですね、過度の乾燥のためにラッカーが割れています。これをカッコいいという人もいますし、何とも貧乏くさいという人もいるでありましょう。 とにもかくにも縁あって、なぜか自転車の一角にいるんですね。 で、最初は正直、これほどヒドイとは・・・と思いましたが、なれば・・・、ちゃんと手を入れてコイツをいい音の発信源にしてやろう・・・と思うようになったんであります。しかしどうすれば?ソリッドボディーのギターならなんとでもなりそうながら、箱形のアコースティックだろう?でもできる所からやっていくしかない・・・。 まずは破れていてはダメよね、ということで補修をしてやる。 ![]() といっても、自転車屋兼塗り屋なわけで、当然できることからするしかない。やったのはパテうめと磨きね。塗装前の荒れた自転車修復と同じだわ。 ![]() 乾燥でかなんでかはわからないが割れ止めが縮んで、板から浮いていたので、割れ止め自体を切ってハッツケようか?どうしようかと考えた末、パテ埋めにしたわけです。 ![]() 接着部の段差はいけません・・・こういうのも埋めて、磨きます。 ![]() ヘッドの部分です、ペグ類は別物に取り替えてやることに。こんなもの普通の工作以下だな。 ![]() 弦高を下げるために、サドルというコマの部分を削らないといけないんですが、これ細く削ったとなんだが、どうも下のブリッジとの接地面が荒れているようで、ここを平らどうしにして、しっかりミッチャクさせないと、いい音の響きにはならないそうで、平らにするための型木を作って、ヤスリを挟んでひたすら削ったりね・・・。 そういえば一年前の木工オヤジの時に体験したことがどんどん出てくる・・・ぞ。 ![]() 表面番の膨らみも削って、キャンディーで補修塗装してやろうと。アイロン使って戻す技は最近知った・・・、遅かった・・・。 ![]() ネックなんだが、フレットも随分削れているね。 ![]() いっそのこと、フレットの打ち替えも自分でやってしまおう・・・、大概の工具は共有できる。時間はかかりそうだが、何をどうすれば良いかは分かるんで、なんとかなるだろう。ちなみにプロに頼むと四万とかするらしい・・・。 ![]() これは木工オヤジの時に大活躍のアサリという開きのない薄いノコギリなのね。ダボを切ったりするときに板目を傷つけないんだが・・・、この薄さがなんとフレット回りに役に立つ。 ![]() しっかり入るし、ゴミさらいもできる、ということはむくのネックにヤスリがけも可能、ひっくり返せば、足りない溝を切ることも、相当使えるじゃん・・・。 とまあ、最近こんな事も始めているんですね、もちろん仕事外で。どうもなんだが、店主が中学生・高校生の時に置いてきてしまったものが、今先回りして、待っているようなんであります。 この手の楽器いじり・・・、自作スピーカー・・・、音楽理論・・・とまあ、様々ね。 困ったことにそれぞれに、手応えがある・・・。自転車仕事の内容や、かじった木工などが、グングン生きている。もちろんその道のプロからすると、ちゃんちゃらおかしい内容なんだろうが・・・、まず楽しい、そしてそれがなんか形になるような気がするんだよね。 実は当ブログが始まったのが2006年9月なんであります。つまり10年目を迎えています、記事数も三千越え、よくまあ続いて来たなあ、とも思うんですが、それも「いつもブログ読んでます」・・・という励ましのお言葉によって支えられている、と思います、有難いことであります。 10年前・・・、その前から自転車はいじってましたが、ブログを書くことによって、初めて公開されたような感じで、それまでは有縁の紹介しかなかったものが、見ず知らずの方からの依頼がどっと来るようになり、それまでは副業に過ぎなかった自転車屋が本業になっていった、キッカケでもあったんです。 団地の一室で、公開が始まった狸サイクル。空き家だらけの団地の一室で、看板も何もなくガムテープに、「狸サイ」とだけ貼っていた狸サイクルが、十年経って・・・西東京でこんなことになっている・・・なんて、想像も付かなかった・・・。 そして今また中高生時に置いてきたはずのものが先回りして店主を待っている・・・、そしてそれぞれにそれなりの手応えがあるんですねえ、困ったことに・・・。なんとまあ、狸サイクルを始めた手探りのあの時期になんかにている・・・。 たとえば、こちらの映像を見たんであります。ギターのことを調べているときに偶然知った方なんでありますが、沖縄の松田さん。 もちろん開発力のレベルでは店主など足下にも及ばない貴人の部類に入る方かと思いますが、この工房にカメラが入ったとき、なんか店主はデジャブ・・・のような感覚になり、画面の中をのぞき込むように見入ったものでした。 多くの施工を待つギター達が薄くらい工房の片隅に多数ぶら下がっている・・・。 10年後の狸サイクル?ってもしかして・・・。 一昔といいますが、本当、十年先のことなど分からない・・・、でもその兆候になるようなことが今来ている、ちょうど10年前店主が体験したときのあの何とも言えない、静かな高揚感のようなものが、ジンワリとあるんですね。 まあ、どうなることやら・・・ですが、このひび割れギターの再生ができたら、公開しようかな?なんかしっかり練習したくなるギターになるといい・・・、そして今度は、一曲一曲をおぼえて弾くような練習ではなくて、音楽理論にまずは基づきつつある、音楽のなんたるかを奏でられるような、方向にも行くかも知れないね・・・。 10年後の響き床では、手打ちのパーカッション、ピアノ、店主の5弦ベースのコンボが毎週土曜やっているかも・・・ね。 エ?!5弦のベース?6弦のギターでなくて・・・? そう、それが10年後という予想もつかない月日の流れなんでありましょう・・・。 さて、どうなることやら・・・です。 |
総力戦だった・・・といえますね この一台の再生 |
![]() 去年の十一月頃ですが、初めて来たのがこの状態で、ピラーが抜けない・・・ということでやって来たんでありますが。 まだかここまで一大再生となるとはその時には思っていませんでした。が、使用したいと言っていたクランクが、夭折した友人からのクランクだということを聞いて・・・、これはもしかして・・・という予感がなかったわけではありませんでした。 でこの春に、改めてご依頼をいただいたんでありますが・・・、その依頼書がすごい・・・。 ![]() この量の写真とその説明が詳しい・・・。 ![]() イラストに細かい指示が色分けされてかかれてあります・・・、すごい厳密・・・。恐る恐る尋ねてみると、やはり・・・、建築系の方でありました。 そういえば近所に世話になっている建築家の方が居ますが、「今役所に700ページの書類出してきたところ・・・」とヘトヘトの顔して話していたことを思いだした・・・、多分、公共工事も含めて、書類書類書類、間違いがあってはならない箇所は厳密の上にも厳密を重ねた詳細な書類などが大量に用意されるんでありましょうな・・・、多分。 もちろんこの依頼の内容は、店主一人でできるないようではありません、フレーム自身の加工もありますので、柳サイクルさんの力を借りないとダメ。 それに・・・、 ![]() 内部からの錆が散見できますが、コイツを剥離して、塗装できる下地を作るには、大森社長の力も必要です。 ![]() この車体のメインのパーツになる、形見ともいえるこのクランクなんでありますが・・・、 ![]() 旧式のコッタードクランクという規格のものを扱いますが、この手の古物を観察しながら再現する天才といえば、ポキさんの力を借りないといけません、ということで、まあこの車体の再生には当店周りの総力を結集しないといけない、ということになりました。 ![]() 大森研魔の剥離を受けて、店主が再塗装、黄金ですね・・・、ちょっと仕掛けはしてあります。少しながら濃淡を付ける、するとのっぺらな顔に彫りができるかの如く、フレームに奥行きが見えてくるんであります・・・。 ![]() 少し、強めくらいに濃淡でまだらにしても良いくらい・・・、そのくらいの気持ちでやっていくと・・・どうもいいらしい・・です。 実際に調色している色と、母材に塗られている色とは違いますから、大丈夫かなあ・・・、みたらし団子みたいだなあ・・・くらい濃くても、良かったり、悪かったりなんでありますね。 ![]() こういうシートステーブリッジや、泥よけ止めのボルト付けのような細かい所は、柳さんの仕事。 ![]() このテールランプの台座付けも柳さん、 ![]() チューブ内にワイヤーを通して、このように出す、もちろんこの車体は折りたたみなので、たたんでもワイヤーが伸びきらない程度に余裕を持たせる。 ![]() フレーム形状にあわせてのブレーキワイヤー逆転付け。アウターワイヤーに無理をかけないので、引きが重くなりません。 ![]() 5速時代のデュラエースリアハブに74デュラ。シフターの調整も癖はなくはない、どころか癖の塊を治めて、なんとか再生までこぎつけましたよ。 ![]() ハンドルはこれ、右のバーエンドにはライトが入るのかな? ![]() このボンボリ系のダイナモライトも、いい光をしていて、これ付けて夜走るとこれがまた、雰囲気がある。 ![]() まるで新車の高級系小径車に再生いたしました!当店周りの総力を上げて・・・ということです。お時間は掛かりましたが。 これで試乗すると・・・、何ともいいです。考えつくされた車体だけに、すべてが痒い所に手の届く仕様となっています。お見事です! 自転車で移動・・・というより、自転車でする散歩のことをポダリングというとすると、乗って走ることが第一目的で、それでどこへ行くか?ということは二の次なんでありますね。目的地への移動が重要ではないので、走っている過程そのものが重要となってきます。 ついでに、街の観察などして、普段気付かないものに気付いたり、発見したりと、なかなか面白いんであります。 そういうための自転車には、まあ、持ってこいの自転車でありますね。今までの小径車に対する店主の冷徹さ・・・は、この際この車体に免じて捨てますわ。 それくらい流し乗りにいい・・・。ずっーっと乗っていたくなる車体ですね。よくぞ、このような車体を考案しつつ、実現のための作戦を練られ、厳密な指示書を作られましたね・・・と思います。 まあ、真のアーキテクチャーというのは、異なる分野に関しても、そうなんでありましょう。 建築だけでなく、自転車だって、歌だって、芝居だって、踊りだって、落語だって、壮大な仕事は考えてみれば、構築なんでありますから・・・。 まあ、この程度ではございますが・・・、われら総力挙げての巻、これにて完了、お後もよろしいようで・・・。 ※フレーム加工に関する詳細は、柳サイクルさんのブログにてご確認ください。 |
第五弾 子狸の夏休み |
![]() 九月に入ってしまいましたが、好例の子狸の夏休みシリーズ、今年も行って参りました。 昨年は、サイクリングロードまでは自転車を運んでいき、そこから10キロ、多摩湖まで自走してしまった子狸でありました。 あれから一年、自転車には乗りまくっている子狸、多少の持久力も付いたであろうということで、完全自走で多摩湖まで往復・・・としようか?ということで、出発。 写真見ると去年と同じTシャツ着ているね。では、9時過ぎに出発! ![]() 細かいとこにも注意を受けながらも、すんなりサイクリングロードに到着。公道もかなり乗り慣れてきたようだ。店主も固定ギア車で行ったので、軽い。これより、多摩湖へ向けてひたすら走るぞ!ちょっと気合いが入りますが・・・。 ![]() 暑いので補給は十分にします・・・と同時に、休憩という名のお遊び・・・。 ![]() まあ、この辺は去年と変わりばえしないんだが、やはり自転車のペースが違います。といっても前後でベラベラ話しながら走りますので、追い込んではいない。基礎的な持久力が随分とあがった感じがしましたね、この一年で。 とその時一言飛んできた・・・「お腹すいた・・・」・・・。 出る前、茶碗大盛りいっぱい食ってきたはずなのに、1時間半でガス欠かよ・・・。時計を見ると11時前、昼飯には早いが、でも確かにこの体で通常よりペースもよく8キロ弱は来たんで、そういうこともありかもなあ・・・ということで、周りを見渡すと・・・。うどん屋が一軒。恐る恐る聞いてみると、すでに開店だということだ。 ![]() 冷やしうどんと、カシワの天ぷらをいただきました・・・。店主はまだ空腹にはほど遠いかったんですが、まあ、うまかったであります。 そして、また走り出す。 ![]() 鼻歌交じりで、完全楽勝ムード。店主もも昨年の荷物車とは違い、軽い固定車で踏んでいるので、随所、随所で「え?もうココ通過か?」というくらい、ペースが速い。 ![]() 昨年は足ついて諦めた、多摩湖への急坂も今年はなんとかクリアで、本当何の感慨もなく、多摩湖に到着・・・。実にあっけない・・・、全然感動的でもない・・・。 もちろん本人も、のほほん、こんなの楽勝・・・、後100キロは踏めると豪語まで飛び出すします。まだ昼前だしなあ、さっきのうどんもまだ効いているし・・・小休止だわ。 ![]() アイスクリームと、アイスコーヒーで次のコースのミーティング・・・。さてどうする?多摩湖一周、周回するか?これは予定になかったんだが、このまま周回せずに戻ってしまったとしたら夕方前に、確実に家に着いてしまう・・・、それではただのサイクリング以下。 ちょいと思い出深い子狸の夏休みにはほど遠い・・・。よし!周回するぞ! と、アイスクリームパワーで充電した子狸を周回コースに引っ張り出した。 ![]() この周回コースは、木も多くて涼しい・・・、実に走りやすいので、かなりご機嫌。半周までは、登り基調なんだが、チョロチョロ走っていたよね。途中で西武球場の脇まで来た。なんかプロ野球以外の試合やっていたようだったよね。 そして、半周過ぎると、今度は下り基調になるので、楽勝!楽勝! ![]() かかとが下がっていない・・・、よしよし・・・。後サドルはもっと小さいやつで・・・、Qファクターも来年は考えておいてやらないとな。途中で、当店のお客さん漫研の石井さんに抜かれるが、ペースは大事だよね。 一周もそろそろ終わりに近づいたとき、「腹減った・・・」と。それはもう無理はない、これだけ集中的に走れば、そうなるだろうよ・・・。 ということで、去年はモスバーガーだったが、今年は少しおごってやろうと・・・、鳥山という多摩湖畔にある、離れのあるバーベキュー屋によることに。 ![]() 各部屋に囲炉裏があります。そこで ![]() このように自分で焼くことに。火入れにはうるさい店主・・・、何度も確認して、肉を押しながら、最適の火を入れていきます・・・。 ![]() あとは麦とろ定食をいただきました・・・。小鉢が多くてね、たった二人の客のために炭までもって来て、個室借り切って、この値段でよくやってくれるねえ・・・という感じです。 ![]() 大好きなつくねを食べました。 ![]() 鶏手羽もごちそうさまでした! ![]() 完食!なんか今回は食べてばっかりいますね・・・。でもトータルで40キロは走ったかもなあ・・・。 ![]() 帰りには、昨年も寄った、小平の古民家園に行きまして、またイロハがるたをやりました。今年は「聞いて極楽見て地獄」が二枚あったかな。 ということで、途中で休んで食って、遊んで、8時間、五時に無事帰宅したんであります。 今回食費がだいぶかかったといっても、別に沖縄に連れて行ったわけでもなく・・・、このサイクリング遊びはそれなりに充実しますな。 さて、今回予想を上回る子狸の基礎的持久力の向上で、別段達成感もなく、よって感動的シーンもない・・・というオチだったんでありますが・・・。大変なのは来年以降だよね。もう多摩湖付近をウロウロでは済まされんぞ・・・。本命の奥多摩湖まで?いくか? そこまで行かなくとも、それなりの質量のあるサイクリングを企画しないと、なめられるなあ・・・と、早くもプレッシャーの店主なのでありました。 子狸の成長に引きづられずに、逆にぴっぱれるような企画・・・マジで考えないといけません。子狸の成長と、店主の老化・・・その接点は意外と遠くはないかも・・・知れません・・・な。 |
塗装でコラボ 柳サイクル |
![]() この春から当店内で合流している柳サイクルさんですが、面白い自転車作るねえ・・・。つまりは面白いお客さんが付いているということでしょう。 ただのパイプから、自転車のフレームを作る・・・、単純に言ってそれだけなんだが、その間には実は実走に関する実に細かい、規定というか企画を忍ばせることができるんであります。まあ、一言で言うと乗り味・・・ということなんですがね・・・。 そうした、自分の自転車の使い方や自分の走りに、どれだけ細かい視点と嗜好を盛り込ませて、フレームを作ることができるか?ということがまた、自転車の深い所で、量産品のカーボンだの、アルミだのには味わうことのできない、境地のようなものがある・・・のかな? 自転車に嵌まったら、一台はフレームからビルダーさんと話し合って、じっくり作るべき・・・かと思います。まあ、吊しのスーツと、テーラーのオーダースーツの違いはある・・・と思います。 で、今回のこの自転車もいわゆるコミューターというやつだと思いますが、自転車自身の細かいことにつきましては、後日触れられるであろう、こちらの柳サイクルブログでご確認ください。 今回は当店がコラボした塗装に関してのみ。 ![]() お客さんが、あるユーチューブの動画を示して、これからイメージできる色で塗装して欲しい・・・という注文なんであります。イヤー、参ったねえ・・・、直に請け負った柳さんが、本当困っていた。 七十年代のパンクバンドのフィルム・・・、さて何色だろう? コチラは好きなこというが・・・、柳さんはさぞや大変だっただろう? で決まった一つの色が、この黄土色。ただ一色だけでは・・・ということで二色に。 ![]() もう一色は、黄土のさらに暗く濃くした色。色見本で指定してきたものを作って、それに多少のコントラストを出して、こちらが調色。柳さんに見せて、塗り分け、ぼかしのミーティングの後、吹いたということです。 ヤナギのカッティングシートもなんとか切り出して貼る。 クリアは、つや消しを選択。つや消しにも実は程度があるんだが、最強のつや消しでということ。「粉が吹いたようになりますよ」というと、それで良しと。 ![]() 二色境界はボカシです、二丁拳銃でガン捌き・・・。 ![]() 通常は、シートステーブリッジのブレーキ穴に、治具を入れて吊して塗装するんですが、このようにブレーキ穴のないフレームではそれができない・・・、そういうフレームのために(例えばガチのピストフレームとかね)、ちょっと別治具考えないとなあ・・・と、独り言。 ![]() 色自体は、カーキ系だったり、きつめのつや消しなどは軍用自転車のイメージが強いようにも見えますが、実際にはちょっと垢抜けて見えましたね、個人的には。 なのでガチ軍事系の場合には・・・もっと思い切ってやらないと・・・、実は思案中なんであります、その路線もね。 ![]() まあ、詳細は柳さんのブログにゆだねますが、実に面白い自転車だ・・・。負けないように、自分の仕事の精度を上げていかないとね。 今回、完成車の塗装を初めっからやるというので、正直緊張したんであります。いい緊張感でした。塗装の失敗は、狸サイクルの失敗ではなく、柳サイクルの失敗ですから、柳サイクルの顔に泥を塗るわけにはいかない・・・、そういう緊張感かな? 作業環境を良くして、仕事の精度上げていく、またそれに答えるように良い状態のものができたりもする。より良い薬剤や、情報を集めたりする。1年前の塗装とは違っているはずであります。 そういう意味で、良い環境なんであります。 なんか最近では、なんでもかんでも民間へ!という発想が強いですね、その裏には競争があるから良いということなんでありましょうが。競争万能主義っていうの? イヤー、果たして競争なるものが、本当にいいものやら?大いに疑問ありなんですね。 少なくとも店主にとっては、競争ではない、と思います。そんなものじゃあない。そんなものでこちらは動いてはいない。 では何で動くか? それはね・・・、なれ合いのない、助け合い、励まし合い、敬意の掛け合いなんだと思いますよ、そう、マジで。 他に負けたくないからやるんじゃない、他に勝ちたいからやるんでもない、競争などクソ食らえ。なぜっかって? だってそっちは勝てばいいんだろう?勝てば終わりなんだろう?それとも勝ち続けるための無間地獄にいるとでも? こっちは終わらないんだよ、そもそも助け合わねば生きていけないんだからね。 てなわけで、今後またコラボがありましたら、全力にて! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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