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三年半経って 戻ってきた! |
![]() 確か三年半前の仮店舗の前の旧店舗時代にやってきた子供車でありました。こいつが印象深かったのがここ。 ![]() 右手の握力が十分でないということなので、左側にすべてを移したという、ちょっと珍しい加工なんでありました。 ![]() このヨシガイさんのフラットバー用のブレーキは、レバー一本でワイヤー二本が一度に引けるというもの。その上にシフターがあるので左手は忙しいが、右手の握力が何らかの事情で回復しないということになると、左手に頑張ってもらうしかない。 このブレーキレバーは、例えば重い荷物を運ぶ働く自転車などに、前に二個、後ろに一個ブレーキをつけたいなんていうとき大活躍するんだが、今回は手に障害のある子供向けに使ってみたということ。 こういう施工例が出ると、またどこからか、質問や要望が飛び込んできたりします、九州や大阪からなんてこともよくあります。また実際に施工依頼に来られる方も。 何らかの事情によって、使えていた身体の一部が使えなくなるなんてことだって、誰にも起こりうること。そういう際にも、現状をよく分析して、どうしたら自転車を人間の方にあわすことができるか?なんてことを考えて施工していくというのも、プロショップの役割なんじゃないか?なんて思いますな。 その子が、三年半に経って、少年になって帰ってきた。二回りはデカくなったかな?足が長いのも現代っ子・・・だね。 ![]() 大人用のピラーとサドルに取り替えよう。決して悪いもんじゃないので、大事に使えば、大人になってスポーツ自転車に乗り換えたとき移植できるよ。 ![]() ステムも前に出して、たたんでいた腕を前に出します。 ![]() サッカー部なので、ボールその他を運ぶためのカゴは外せないということなので、ハンドルを前に出した分だけ、金具を前に伸ばしてカゴを移動します。 ![]() こんな感じですかね。 ![]() 少年の姿はなくとも、この自転車を見るだけでその成長がわかるってもんだ。 しかし、三年半経って、よく忘れずに、二店舗も移転した当店に来てくれたもんだ。うれしいねえ。 まあ、これから片腕に障害を持ちつつ、生きていくことになるかもしれないが、君の自転車部門に関しては、できる限り寄り添っていこうと思うよ! また! [Read More...] |
自分でできるとこまで・・・ |
![]() できれば自分で、改造ママチャリやりたいんだが・・・と頑張って外したんであります。泥よけを外すというのは結構大変なんだが、短時間でよくやったよね。 あとは・・・、アチコチ変えないといけませんし、ブレーキ周りもかなりいじらないと駄目なんで、この辺はこちらがやった方がいいということで・・・、バーターをお願いした・・・。 ![]() 先日フェスで使った大量の鍋類のすす落とし、コゲ落としを店主に代わってやってね、ということで成立! ![]() しかし、すごいサドル・・・、まあ食い散らかしたカステラ状態だよね・・・。これは交換だな。 ![]() いろいろ選んだ中でなぜか白になった。 ![]() 新しいブレーキシューに左右ともに交換。アームからして曲げを入れて強引にトーイン調整。なんかフォークが曲がっているのか、ホイールのセンターがピタリとは出ないんだよね。でもまあ、このくらいならいいか・・・。 ![]() チェーンを金に!成金にならない程度の金の使用、えび茶のフレームの色に免じて、ここまでならOK!ということで。 ![]() 後ろブレーキもワイヤーが切れてしばらく使っていなかったとか。前ブレーキだけ、しかもシューがほとんど減っていた車体、高校生並みの整備不良車に乗っていたわけだ・・・。ブレーキレバーも交換してまともな自転車になりました・・・ということだ。 ![]() すっきりして、意外とおしゃれな自転車になったぞ!前後ブレーキもきいて、油を含んだチェーンはスルッと回ってくれる。乗り心地もだいぶよくなったもんだ。だから自転車っていうのはいじり甲斐があるんだよね。 こうなるとこれからの移動もかなりこいつを頼りにできるようになる。足は大事だよね。軽量化なのにカゴを残したのには理由あり。 ここにエフェクターを入れて乗るのだそうだ・・・ということは? ![]() いかにも何かしでかしそうな人物の登場です。そう彼はギタリスト! アイレジアスというバンドで頑張っているギタリストなんであります。ホームページはこちらなんですよ。 アコースティックバージョンが、生ギターに、ウッドベース、ドラムなんだが各所いろんなパーカッションを駆使したもの、そのトリオなんですね。歌もそこそこ、店主としてはこの三人にはインストで踏ん張ってもらいたいなあ、と勝手に思っているんですよ。 楽器の選定が面白い、どこまで伸びるか?なんていうのも楽しみだよね。土曜日が練習日らしいので、このアコースティックバージョンなら、是非とも響き床を使って練習会やってもらいたいね。 上でウッドベースが鳴っている、低音派の店主としては、なんとも至福だよね、天井からボタつくような低音を聞きながら、自転車いじり・・・最高だわ。 まあ、この多摩地区あたりで、この自転車で、この風貌で、ギターを背負って、カゴにエフェクター入れて踏んでいたら、間違いなくこの子たちだよ! 見かけたら声かけてやって、「音楽続けろ!」って。 |
江東区にオープン!シクロクロン 同系統 三上さん立ち上げ! |
![]() 今月八日、江東区大島に、シクロクロンという自転車店がオープンとなりました! 実におしゃれでしょ? ![]() 東京の東部というと人口が増えている地域でありまして、子育て自転車も盛んになりそうですね。品揃えもそうしたものも意識しているとのことです。 ![]() この店作り一人でやってしまったのが、三上さん。今を去ること八年くらい前でしょうか?マニアックな質問に、マニアックなパーツを発注してくるので、自転車屋にでもなりたいの?なんて聞いたところから始まった。 職業としては、コンピューターの技術者なんだが、行く行くは自転車屋に・・・ということでしたね。 なれば、いつでも出入りして、仕事覚えていけば?という感じでのおつきあい。週に三日ぐらいか?夕方から来て頑張っていましたね。 最初、DTのホイールを組んだときも、慎重だわなあ・・・この人は・・・と思ったわ。何を悩んでいるのか?と。そういう場合は、考えさせておくに限ります。 それと、特殊なかごを特殊な車体に取り付けてみてと頼んで、三日間、それにつきっきり。ああやって見て、こうやって見て、しばらく考えては、また金具を加工して・・・。 その過程が面白かったので、ずっと遠くから見ていたんだが、三日目の取り付けは見事でありました。車体はジャズ、パパチャリを作るためのかご付けという一角だったんですね。 まあ、そんなのを見ながら、時間はかかるが、それはすべて身につくタイプ、これはものになるな・・・、清水から飛び降りる勇気さえあれば・・・と思っていました。 しかし、一人でやった店作り、センスあるねえ、これでは内装屋さんにもなれそうだよね。いや、後でわかるがそれ以上だわ。 ![]() 子育て自転車だけでなく、この手のロードなんかもしっかりやります!工具もかなりそろえましたねえ・・・。 しかし、店の作り方は、こちらの方が習わないとなあ・・・センスの格が違いすぎる。 ただねえ、こういう側面だけではない、裏の側面も持つのが、このシクロクロンの強みなんであります。 このハイセンスな店の裏には・・・なんと・・・、 ![]() このような町工場が控えているんです・・・。これは力強いよね。元々が、ご実家で鉄工所をお父様がやっておられている、その一角で自転車店を開いたという訳なんですよ。 ![]() ですから、この建物の主流は実はこちらなんですね。ということは・・・、そう、こうした典型的町工場の一角をコンクリ打ち直して、あのハイセンスな店にしたわけなんで、内装や以上だというのは、そこなんでありますよ、二重に驚くんであります。ほんとよくやったよねえ。 捨てた鉄靴が数十トンはくだらないというから、本当脱帽だよ。 ![]() こんな旋盤まであります。無敵だよね、これらを総動員したら、一体何ができるのやら・・・。たぶんそのうち工房貸しや、ビルダーの卵たちが集まるような拠点に発展するかもしれませんね。 イヤーものすごい可能性を秘めた、店が江東区に誕生だ! 正確には、東京都 江東区大島1-33-17であります。電話は050-5275-4569。 フェイスブック内ではこちらから入れますので、是非「いいね」してみてください。 で、こちらがホームページとなっています。 もちろん三上さん独自のお店なので、今後独自の展開をしていくと思いますが、毛色は当店と共有していることもだいぶあるので、お近くの方で、わざわざ西東京までは遠いいなあ・・・という方は、まずは相談だけでもしに行ってみてください。 一緒に立場を共有しながら慎重に考えてくれると思います、「うちはやらない!」とむげに断るタイプとは真逆の方なんでね。 まあ、当店は分類すれば自転車屋なんでありましょうが、あまり他の自転車店を同業者・・・とは思っていないんであります。 同業といえるのは、仙台に一軒、大阪に二軒・・・、そしてビーンズがなくなってから、ようやくに東京に一軒、シクロクロンさんができた!ということであります。 みんなで、それぞれながら自転車文化・・・、いや文化自体の底上げ成熟化へともっていきましょう! なんともめでたい! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp