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たまには板金・・・ |
![]() 通常部分塗装はあまりやらない方で、部分するなら全体した方が結果的にはいい場合が多いので、そちらの方をおすすめしているんだが。 こういう場合もある。ヘッドチューブを極大の物に入れ替えた柳サイクルさんからの依頼。施工内容の詳細については、こちらの方を参考にしてください。 この状態で、できればフレームのロゴはそのままでというので、やはり部分塗装しかない。 ![]() まずは中塗りの色合わせをしていきます。塗料部屋を8往復くらいしましたかね。黄色に、赤に、白に、黒。この四色が見えたんで デカイ色[量]から作り始めて、徐々にくすましていくイメージですね。 白と黒を別々に使いますが、実はこうした調色では五段階くらいのグレーがあるといいなあ・・・といつも思いながら、頭の中でグレーを作るつもりで、白と黒を使います。 あくまで店主のイメージですが、色の濃淡は白から黒へのグレーグラデーション。彩度というのか、重さというのか、その辺が大事ですね。色の重さを同一にする、それは重さであって、色そのものではない・・・、なんとも表現しにくいイメージですが。 ![]() 下色はこれで完成。 ![]() 下色としては上出来、ただ若いですがね。 ![]() 塗り立てのクリアが、本当にクリアに出ています。以下のも新しい塗り立ての状態。これにエイジングを施します。ある意味汚します。 2000番台のペーパーをかけていきます。そして、荒めのコンパウンドをつかって、他の箇所と同じテカリを出してきます。 ![]() これにて完成! なんだ、この三枚の写真は同じじゃないか?と思われる方がいてもおかしくはない、写真下手ですし。でもよく見ると、それぞれちょいとずつ変化しているんですね。 店主が聞いてもわからない話、レコーディングの際に、アチコチから取ってきた音を合わせて一曲にしていく、これをミックスというのだそうで、これは意味分かる。 そのあと、マスタリングというのをするのだそうです。それはミックスとは違うテクニックらしいんですが、何をどうするのかがイマイチピンと来ていないんですね。 でも、こうした色について、多面性があって、それぞれについて、知らない人にうまく表すのは大変なように、音にもそういう多面性があって、それぞれ分野にはそれぞれの専門家がいるということなんでありましょう。 同じ色なんだけど、それぞれ使う道具や、薬品が全く違う・・・のと同じなのかもしれないね。 基本、全塗装をおすすめしますが、たまにはこうした板金のような、部分塗装とエイジングなんかもやらないこともない・・・という事でありました。 |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
店の所在
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