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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2017年10月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

当店という名の作業場を店舗にしてみる!



 かつては、1個が目の飛び出るような値段だったLEDでありますが、かなり購入しやすくなりました。6個で3千円しない・・・。

 これらを購入して、ライトの魔術師でもある大森社長に預けると、天井裏など這いつくばって配線等をやっていただきまして、こういうものが設置される。

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 今までライトのなかった箇所に、レールが敷かれ・・・、そこにLEDライトが設置されます。これはレールだけに、好きなところに横ズラしができる構造になっています。

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 早速点灯です。そのライトの照らす先は何でしょう?

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 店というよりも、作業場に近い当店ですが、ちょっと場違いにも見えますか?当店としては珍しくお店らしい場所、ガラスのケースなんかがあるんですねえ。

 これも今を去る約一年前かな?田無にある百年近く続いた履物屋さんが閉じるというので、このガラスケースをいただいたんであります。なんとか活かしたいんだが・・・と隅に置かれていたものでありますが、今回めでたくも、晴れてスポットライトに照らされる運びになりました。

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 ウワ~、なんかお店らしい。しかもちょっと重厚な什器だけに、高級物こそ置いて、映えるんじゃないか?なんてね。
 ここには、大森社長の磨きものなんかも展示されますし・・・、他には・・・。

 これは先日の台湾行きとの関連ですが。テクトロのラグジェアリーバージョンである、TRPなんていうものの展示なんかもされる予定・・・かもしれません。

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 これはイメージ・・・というよりもただ置いただけですが、この辺利用して、なんかディスプレイの工夫でもできたら、少しはお客さんにもわかりやすく提示できないかな?なんて考えたりしてね。

 なんで、それほど場所をさいてまで、テクトロさんにテコ入れしようとしているか?という事は、やはり、シマノに対してテクトロさんは、面白い位置にいるから、という事に尽きると思います。

 面白いものを面白い発想のもとで世に問うている、機能として完璧に近いものをそのまま使いたいという人なら、シマノでもう十分であります。もちろんテクトロさんもその手のラインナップはありそうですよ。

 でも、魅力はそれだけじゃあ無い。一台の自転車を時間と段階を設けて、徐々に競技シクロにしてきたいと言うときに、テクトロさんにはかなりの選択肢がある、という事だけ申し上げておきましょうか?

 いろんな選択肢の中から、専門車体への道がある、登坂ルートが沢山ある山のようなもんだ、だからその過程が楽しい、という走るだけではない深みをテクトロさんは提示している・・・と考えられるんですね。

 最短ルートで頂上へ行くなんていうのは、シマノさんに任しておけばいい、そうでない道もあるんですよ・・・という、もの作りをしているように店主には見えた、だから面白そう、なので場所をさいてもテクトロコーナーなんてところを作ってもいいかもと、思った次第なんだわな。

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 ニヒヒヒヒ、当店でオイルブレーキ?イメージ違うなあと思ったあなたは、もう古い!当店は変幻自在で十数年先にも行っている店なのでもあります、行ったり、戻ったり、拾ってきたり、捨てたりと、それりゃもうめまぐるしいのだ!

 このオイルポンプを飛行機の手荷物で持って帰ってきたんだぜ!重いよ・・・。しかも向こうの荷物検査でなんか言われるかなあ?と初期の中国語と、想定問答で英会話用意しておいたんだが・・・、見事にスルー・・・。何だよ!というくらい拍子抜け。これが2001頃のアメリカだったら、「爆弾だろう?」と没収されていただろうなあ。

 あとは、アダプターだの何だの小物から、その内大物まで続々入ってくるだろうなあ・・・とね。この辺に詳しい人は、もの見ればアアあれね・・・とわかるかも知れませんが、勝負はそれをどのように実車に取り付けて、どう見せるか?というところに行くんだと思います。

 柳さんのフレーム・フォーク加工と相まって、ちょっと今までに無い、変な展開になるかも知れませんぞ!

 まあ、段階を経ていくごとに、ボチボチとご紹介して参ります!やるぞテクトロ、TRP!
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あともうちょっと・・・行けるとこまでよろしく!



 リョービなんてもって現場行くと、ヨ!日曜大工さん!なんて茶化されると聴いたことありますが、本当のところはわからない。一定以上の値段の工具はやはりイイ。その値段域にどのくらいの種類を出しているか?という事が、メーカーのグレードという事になるのかな?

 安い価格帯にバリエーションをそろえていたら、やはりエントリー工具のメーカーとか思われるのかもね。実際のところリョービさんがどうだかはわかりませんが。

 こいつとのつきあいも長いです。10年以上・・・下手すりゃ20年の方が近いかな?というくらい。

二年半前のこの記事でも、同じような現象が起きていたんだが。今回また歯車がやられたみたいだ。

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 今回はもっと深刻なのが、この歯車を止めているねじが飛んだこと。変わりのねじとワッシャーで固定すればいい、と思ったがそれができない?なぜか?回転工具固定にありがちな逆ねじを利用していたわけなんで、同じ5ミリでもまったく違いものと言えますね。

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 幸いありがたいことに、リョービさんはスモールパーツを用意してくれているので、それを取り寄せる。

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 二年半前に取り替えたこの歯車だが、もう内部がやれている。確かにモーターからの力をベルト回転に持っていくという意味で、トルクはかかるんだろうが、二年半でやられる?

 そういえば、今回の事態になるまでに、逆ねじの不安定さがあったから、それが歯車を暴れさせて、内部損傷に至ったのかも知れない。そうなると完全管理上のミスだわな。

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 当店には、お客さんのご厚意で、本格的なベルトサンダーがもう一台あるんだが。やはり寝ているサンダーと立っているサンダーとでは利用状況が異なり、どっちも必要なんだなあ。

 なのでリョービ君も復帰させないといけない、もっといえば、イイ管理状況の下で、長生きしてもらわないといけない。

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 今回多めに取った、スモールパーツの中で、この4個を選び出した。でかい歯車は3個目、小さい方はまだ使えるようにも見えるが、多少の摩耗などがあるため、今回新しいものにこうかんする。そして、それらをとめる逆ねじ2個。

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 今回は管理上のスキルアップということで、大事な逆ねじが外れないように、ネジロックを使用。

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 よく容器を振って、ねじ穴、ねじ先端に少量塗って、しっかり取り付け。当たり前なんだが・・・。

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 動かなくなるまで、しっかりねじ込んで、ベルトを掛けて、回してみる。

 ウーン・・・、この数ヶ月ではなかったようなトルクが蘇っている。よほどパワーロスしていたことがわかった。御免よ、リョービ君。君がエントリー用かプロ用かという以前に、経年による店主の管理が甘くなっていたことが、今回の劣化の一大原因だったわけだ。

 大反省ですね。

 ものや人に対する評価というものは恐ろしい、リョービだから、日立だから、ボッシュだから、アメリカ人だから、中国人だから、男だから、女だから、子供だから・・・、そうした概念的大枠でしか見ないのではなく、同時に、そのもの!その人自身!というところにどうしたら届く視点というものを得ることができるのか?と考える。

 その大前提とすべきは、アチラではない、不完全でどうしようもない扱いしかできない、己自身というものの自覚、つまりまずはコチラの問題なんだろうねえ、反省反省。

 だからリョービ君ごめんな、君がエントリーモデルかプロ用モデルかという事はこの際関係ない、実際にこの十数年の働きがあって、店主の日々の管理上の問題があっただけなんだ。今回できること、気づいたことはやったんで、これからも工房の片隅で、しっかりその役割を締めてくれ、よろしく!

コマイ多段化 しかしやるなあ・・・



 この状態で、持ち込まれたんでありますよ。しかもわざわざ遠方より。

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 自家塗装らしいですね。隅から隅まで丁寧です。

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 この辺のクランクはまあ、当たり前かも知れませんが・・・。

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 なんでデオーレのVブレーキが付いているんだ?

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 フロントにも付いています。これは娘さんのためを通り越して、お父さんの改造目的の一台とも、大いに言えるような車体のようですね。奥様もあきれ顔だったのが、印象的です。

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 幼女用の自転車のブレーキなんて、大丈夫かな?と思うくらいの白いプラの華奢な作りが多いですが、なんと堂々としたテクトロレバーがつけられています。

 この自転車で峠でも下る気かな?

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 そして、シングルフリーの付いているこのホイールを、多段にできないか?というご相談。

 最初から新しいハブで組み直すんじゃだいぶかかる・・・、このハブ等を利用して、という事になる。

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 6速のボスフリーを入れるために、大分センターを寄せないといけません。そうするとフリー側はスポークを詰めねばならず、ハンフリー側はちょっと長めのスポークが必要になるという、込み入った手仕事になってきます。

 なんとか寄せて、6速入れて。

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 台座のついたディレーラーを挟んで共締めします。ディレーラーの下プーリーと地面との距離は近いですがね。

 この改造依頼の目的は、スピードアップ。ただこのボスフリーだと、軽くなって登坂にはいいものの、平地のスピードとなると・・・、前のクランクを交換しないとダメかもしれませんねえ・・・。短いクランクで、どこくらい歯を増やせるか?なんて。ことによっては、大人クランクの途中穴開け、ペダル穴タップ切なんてことも必要になるかなあ・・・なんて思ったりね。

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 これは将来、改造主であるお父さんが、子ども達が乗らなくなった後を引き継いで、なんとかして乗り継いでいくんじゃないか?と思いますね。小さくて頑丈そうなフレームなので、大丈夫じゃないかな?

 スリッパのように、チョコチョコ乗りにはいい自転車になりそうで、街角に自販機を設置する仕事、不動産の調査、ロケハン、タウンウォッチングなどのお仕事なんかにも、ちょうどいいスピードで転がせる、面白いジャンルの自転車になるでしょうね。

 何も目的地から目的地へ素早く移動するだけが、自転車じゃあない。その道の過程を楽しむという自転車があってもいいよね。

 という事で、まずはこの辺で、一区切りなんだが、まあ、この先、この自転車は二転三転するでしょうな・・・。わざわざ遠方から、当店選んできてくれたお方が、そう簡単に納得するはずはありません、静かでしぶとい変態さんに違いないはずですから・・・ね。


※ 先日公表いたしましたが、サイクルモードチケット残り一枚となりました!お急ぎください。

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※ともう一つ、この4日、狸サイクル上の響き床にて、恐れ多くも、日本屈指のベーシスト、早川岳晴さんのライブが行われます。今回は、ベースソロを基本軸にしつつ、近所のチェリスト、日舞フラメンコ、店主嫁ベリーダンサーという、柳沢在住の才女三人と、モダンダンサーと舞踏系の二人、計五人との絡みが展開します。

 日本を代表するベーシストと四人の娘+一人息子という、なんとも今まで無いような組み合わせでのパフォーマンス。これは是非ご観覧くださいませ!月に一度、いえ、今年一度の大イベントといっても過言ではない!是非是非、目撃にいらしてください!

グレードアップ 105からアルテへ



 アルミのロードレーサーがやってきた。もやは古典的といってもいい、典型的なアルミの乗り味である。

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 チネリ、一体君らはなんのメーカーなんだろうね。総合自転車メーカーというのか?フレームから、パーツから、アパレル系まですべて手がけているよね。だからチネリのフレームと聞いて、デザイン的には仕掛けているというイメージはあるんだが、乗り味として、これが典型的なチネリ・・・というようなものは、あまりないな。

 このアルミ、一定の距離内を乗るなら、潔いフレームといっていこうかな?ツーリング的長距離はあまり踏みたくないねえ。

 でも、こいつに惚れてネットで引っ張ってきたという事だ。かつてだったら、自転車を通信で購入なんて考えられないことだが、この十年、買い方の多くを占めるようになったといってもいいだろうね。

 それも新車はもちろん、中古車体もネット経由で、中には海外から・・・なんてことありますね。以前コネチカットの個人から、中古車対が送られてきたときには驚いた・・・。

 そんなわけで、ネットからやってきたこれなんだが、それ故にショップに持ち込みにくいというので、自分でリアディレーラーだけは交換したとのこと。

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 ただ、そのためか、どうもシフトの調子も悪く、乗るたびに気になってしょうがない、他に交換したいパーツもあるんだが・・・どうしようというところだったみたいだ。

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 フムフム、なるほど色々ありそうだね。という事で、あとを当店が請け負うことになった。

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 別に105が悪かったわけでも無いと思う。ただ、その上のグレードに変えてみたい、というね。よくあるご希望ですね。ただし、それは劇的に変わるものではないですよ、という事だけは言っておきました。

 ホイールが全く逆の性質を持つものに交換したときのような、あのギョエー!!!!というような驚きはないでしょう。

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 チェーンは交換してません、徹底洗浄して、いいオイルつけておきました。

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 これが洗浄前ですから、キッタネエ・・・・!

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 チェーンもキレイになって、よく回るようになります。そしてフロントメカも交換。しかし、ワイヤーのかかる腕が長くなってから、設置が面倒になってきた。どうも、イメージ通りのトリムなどが出にくくなったのが、玉に傷なんだがな。

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 ブレーキも交換すると。

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 作りは一見似ているようだが・・・、やはり違いはある。さすが一階上のコンポであるかな?とも思う。

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 この角度で見比べてみると・・・。

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 ちょっとズレているが・・・、明らかに、アルテの方がごっつく作られている、剛性が上がっているんじゃないか?と同時に、実測はしていないが、重さも軽く作られているんだろう。

 まあ、そんなこった!

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 コンポがアルテになったからって、オオスゲー!!!というようなことは、どこまで感じられるか?わからないが、そのままネットで購入してたものをその状態で乗り続けるよりも、なんか自分が車体に関与したい!と言うとき、ごく普通に思うのは、よりいいパーツに取り替えてやろう!という発想が来るのも結構当然かと思います。

 ある意味初期に起こる発想ということだろうと思いますが、それが乗り込んで、練れてくると、またそれぞれとんでもない方向に行くことにもつながってくる。

 いろんなパーツを外して、入れ替え、なんかやっていると、また外したパーツ類が目にとまって、これなんとかならないか?なんて一人関戸橋が始まる。夜オークションなんか一人で見ちゃいけないよ!変に盛り上がって、なんか落としてきてしまう・・・、落としたからには使ってやらないと・・・、筋からいうと無理っぽいものをなんとかなんねえかな?と妄想が膨らんで・・・。

 四、五年もしないうちにそんなことにならないとも限らない、そうなると、コンポのグレード上げるなんていう以上の、変な自転車に目覚めてくる・・・、回りのパーツ類や、フレーム達が放っておかなくなる、よし!いっちょ!やったるか・・・とね。

 自転車に揺り起こされて、走りに目覚める人もいる、自分の体の変化に目覚める人もいる、自転車自身の持っているメカニカルな構造にはまっていく人も・・・、まあそれぞれだ。

 この方も、そのどれになっていくのか?また独自の路線を引っ張っていくのか?まあ、焦ることはありません、自転車の世界は奥深く、深くなるほど魑魅魍魎共が跳梁跋扈しておりますんで、ゆっくりコチラの世界に・・・・おいでなさい!

 地獄の底までおつきあいいたしますよ・・・イヒヒヒヒヒ!!!!

雨よけ 日よけ自転車 場合によっては・・・



 前後子のせの電動自転車がやってきたんですが、こいつに取り付けてもらいたいものがある・・・という事だ。

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無駄にでかくて重い前子のせを外して、代わりにカゴとつける・・・。まあ、こんなことはなんてこと無いのね。

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 こんな調子ですよ。取り付けてもらいたいものは、こんなんじゃない。もっと手の込んだもの。大がかりで目立つ、ことによっては、ブレイクするかも知れないな・・・、とすら思えるもの。

 実は、旧店舗時代に、近所のマッドサイエンティストが作って持ってきた経緯がある。それとは直接関係の無いところで、製品化されたみたいだ。

 ただ、カゴの取り付け話でもしているように、実用車と一言言っても、フレーム形状からパーツから、実に千差万別、それらに一律、ピッタリくっつけられるものなど、まあ、むりでしょうね。なので、当店のような店の介在がどうしても必要になる。

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 これなんですよー。

 なんかこの十月って、雨ばっかり・・・という印象が強いですね。晴れれば絶好のサイクリングシーズンなのにね。

 さて、取り付けるか・・・。

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 つけたてのメッシュカゴの脇にまずは一本・・・。

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 対岸の脇にもう一本取り付けます、ボルトナットですね。ただ土台がメッシュなんで・・・、この辺はもう少し平面を大きく使った取り付けの工夫なんかも必要になってくるかもですね。

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 そして、荷台の後ろに金具を取り付け、そこの左右に一本ずつポールを取り付けます。この段階で、ア!わかった!という人もいるだろうな。

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 そう、こんな感じかな?塩ビのパイプがアーチ状になって二本前後にかかっているという状態。

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 これですね、前はビニールで前面が見えるようになっている。天井は防水布で直射日光の日よけになっています。

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 凝る人はここにワイパーを設置した人もいたなあ、例のマッドサイエンティスト・・・。ちょっと幅が狭い感じませいませんか?

 横から雨が吹き込んできそうな感じもしますでしょ?雨の中試走しましたが、走っている最中は豪雨に近くても、雨水が吹き込んでくることはありませんね。止まったら、それはまあ・・・多少はね。

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塩ビ管のようなものを利用して、わざとグニュグニュに作られています。前ハンドルを切るときに、よじれてステアリングができるようになっているというわけですね。ちょっとベビーカーに似ています。きっちり作るよりグニャグニャ作って、ショック吸収させるような。

 ただ、この施工例もこれがほぼはじめてのため、今後は使いながら経過を見つつ、より実用性の高い方向へ持って行けたらなあと思っています。金具の工夫なんかも重要だろうな。

 あとは、ビニール部分なんかの交換には、テーブルクロス材が利用できそうだし、全面のプラバンは、ペットと言われる、ペットボトルから作られた透明板を加工すれば交換できるでしょう、天井のクロスは・・・?この手の消耗パーツなんていうのも、このメーカーさんは扱うのかな?構造自体は難しくないので、今後これをまねて自作する人も増えるかも知れませんね。

 駅やマンションへの駐輪時にまたちょっとした不具合なんかもあるかもしれませんね・・・。

 一人乗りなら、もっと簡素なものでもいいかもしれない、ちょうど頭の上あたりまでで・・・。弓なりのパイプ二本ですむかも・・・。

 シートに広告印刷したら、スポンサー料でただで設置できるようにするなんてどうかな?

 などと、この手から派生して、どういうもの、どういうことができうるか?なんてこと考えるのも老化防止にいいね・・・。

 もしかして、条件が許される人から、ちょっとしたブレイクになるかもしれないね、確かにあまり風の無い雨の日や、夏の炎天下には、快適かも知れないからなあ・・・。塩ビ管で試作するか?

BB外し 次への可能性



 やはり、当方のブログで掲載いたしますと、それに関する施工依頼が続く傾向はあるようですね。BB回りの施工に関する記述、工程なんかをやっていると、アア、また来たか・・・というね、偶然かも知れませんがね。

 もし偶然でないようなら、新車売れた!また新車売れちゃいました!!!と嘘記事書けば、新車が売れるのかな?まあ、嘘記事とそうでないものを読み分ける、読力は当ブログの読者層の方々は相当のものをお持ちのようなので、ばれて、相手にされなくなるでしょうな。

 このシクロ系の自転車もBB入れたはいいが、外れない・・・という事でやってきました。

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 テーパータイプのものが一見普通に付いているようですが・・・、焼き付きかな?と聞いてみると、どうもねじ山を少しズラして、力尽くで入れてしまい・・・イザ、外そうと思ってみたら、まったく動かなかった・・・という。

 ウーン、わからなくもない展開です。ズレたねじ山でここまでねじ込むことは珍しいですが、あれ?なんか固いなあ・・・と思いながら半分くらい力でという事、初期にはだいぶあったように記憶しています。

 なので、この辺に関しては、しっかりタッピングしたものは、大半は手で回して入る、という原則を自分に課して守っていますね。そうだと多少のズレはすぐに気づきます。ズレると工具を使わないではすぐに回らなくなりますからね。

 工具の選定・・・します。

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 上のものと下のもの、一見同じですが・・・。BBからの距離が違いますね。上は距離があります。なので下を利用することにします。上はそのまま取っ手があって使えますが、今回の件では延長棒かましても、難しい。

 下のものもできるだけBB近くに設置して、かつそれを外せない状態に固定して、そこにモンキーをかまして、まわす。

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 少しずつ力をかけて回していくと、やはり、ソケットに垂直に入っていないことがわかりますね。これはだいぶ無理をしている。と同時に、反対側、つまり左ワンに何も入れていないというのが、相当影響している。左を最初に入れておくと、それがガイドになって曲がらないんだが、色々あるねえ。

 時間をかけて外しまして、ねじ山が荒れていますんで・・・。

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 曲がった道を修正します・・・、しかしこのホーザンの修正工具もつきあい長いね。もちろん左のタップを入れてから、それをガイドに、右ねじ山を修正していきます。

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 次は、こいつを入れたいようです。今回の装着はコチラにおませください!

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 グリスをしっかり入れて装着完了。

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 この形でお渡しすることになります。今後そこを中心にこの車体は再生されるんでしょうな。

 しかし、組付けは自転車を成立させるには、もちろん欠くことはできません、が。

 野球は投手が投げないと始まらない・・・・、確かにね。でもその前に、捕手がミットを構えないと投げられない。みたいなもんで、再生自転車に関してはまずは外さないと始まらない、という大原則があります。

 外せない限り一歩も前に進まない・・・、だから外すことをもって第一スタートとなすというような。

 「ちゃんとした」自転車屋さんに就職して、「ちゃんとした」研修を受けた方なら、無垢フレームにパーツ類を組み付けるなんて行儀のいい修行から入るんでありましょうが。

 店主のような、作り直し、改造等から自転車に接近した人間は、組むより前に、外しの行程をどうしても避けることはできないという宿命にあったわけであります。

 外せた!という事は再生可能を意味します。外せない・・・、はそこでの死を意味します。

 だから蘇生・再生のために、必死で外さねばならない!絶対条件は外すこと!外せたら、なんとかなる!外せなかったら、もう終わり!

 今思うと、ある意味極限状況だよね・・・。外せなければ諦めねばならないんだから。一台を生かせるか、鉄ゴミにするしかないか?自転車好きにとっては天国か地獄の選択になるわけで、それはもう、どうしたら外せるか?それに一意専心していくことになりますわな。

 そんなこんなの執念が、外す技、外し専用工具、頑丈な万力とその設置・・・なんてとこに発展していったんでしょうな。

 まあ、子供の遊びの延長なので、苦労したとか苦心したとか言うほどではないんだが、今思うと、そういう背景があったことはあったなあ、と思いますね。

 そんなわけなんで、とりあえず、再生前の外しでお困りの方は、重症にならない前で、できれば当店にお持ち込みください!

カゴの先延ばし 金具を越えて



 ハイディービーという、電動ではかなり流通している車種ではないでしょうか?当店では、子のせ、ママ狸ん系の加工でよく会うような気がします。

 今回もまた、そうでした。今カゴが付いていますが。

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 そのカゴは、一般の自転車に比べると、ハンドルから少し離れた、前方に取り付けられています。

 ところが、

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 イェップの前子のせを取り付けるとなると、問題が生じます。

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 二本の足を真下に持っていくタイプとは違い、イェップは前方斜め前に足を突き出すようになっています、つまりカゴが近いと、カゴとの干渉のため、取り付けができない、という結論になるんですが。

 なんとか、カゴをより前に出せば、イェップ取り付けは可能になります、でもどうやって前に出す?

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 例えばですが、先程の金具からカゴを外して、前に子のせの足と干渉しないところまで、カゴを持っていくとなるとこのくらい離れることになります。

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 相当離れていますね。これを埋めるものってあるんでしょうか?実はあるんです!

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 ほらね、当狸サイクルなどで、延長のために作っていた金具が、このように市販される時代になったんであります。だからいったでしょ?当店は数年進んでいるんです!

 しかし、このさしもの市販の金具も今回の離れ具合では、一つでは届きそうにありません。何なら二つつなげます?そうだと遠くなりすぎなんだよな。

 帯に短したすきに長し・・・。なれば作るしかない。

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 イェップを最大伸ばした状態で、これだけ前に足が突き出るということです。イェップが他と比べて、特別といえるでしょうね。

 そういう意味で、取り付けには鍛えられました。

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 これが自作金具となります、やはりでかいし、距離も半端ないですね。
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 あとは普通にカゴ止め金具で取り付けします。重さは下に行きますから極度な強さはいりません。

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 カゴを取り付けるのはクリエイティブ、何度も申し上げていますが。そのために各種金具も相当種類用意していますが、こうして加工できるための無垢に近い棒状のもの板状のものも、なんかいっぱいありますね。

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 とりあえず、これにて完了です。

 しかしママ狸んを始めてから、この手の加工一体どのくらいやったのかな?金具作りも含めて。そうした当店の成果とかとは別なところからも含めて、似たような金具が市販されるようになったというのは、ちょっと感慨深いものがありますが。

 しかし、それがそのまま使えるほど甘くもない・・・ということでもあるので、時に市販ものも試すことあると思いますが、基本は現物合わせ、ちょっとの手間かければ、その車体ドンピシャの金具は作れますんでね、この路線があくまでも基本なんであります!

もしかして・・・今年が最後かも・・・

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 本当夏が終わると、つるべ落としのように時が過ぎるのが早い。もう年賀状・・・でしょ?

 今年もサイクルモードのお知らせが十月に来たかと思ったら、既に下旬・・・。無駄にしないように広報しないとね、毎年同じですが。

 という事で、サイクルモードおこし希望の方に五枚チケットありますんで、先着順にて差し上げます。

 当方は、業者専用でもって参りますので、この五枚キレイにお配りできればいいですね。

 毎年縮小気味のサイクルモード、もう10年以上になっているかな?自転車ブームも手伝ってか、さらに試乗できるというのが画期的だったからか、当初は大盛況でありましたがね。

 アチラが抜けて、コチラが抜けて、エエ、あそこも?というのがもう数年前から始まりましたね。大丈夫なのかしら?と思うほどであります。ちなみに出店企業は以下の通りです。

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 読めるかなあ・・・。あとね・・・、

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 こんなところのようであります。

 実は、一月前になって、まだ出展者が足りないということで、開催側の営業が駆け回っていたなんて話をアチコチで聞きましたね。という事は・・・、もしかしたら、サイクルモードという形で開催されるのは、今回が最後になるかもしれません・・・、まったく確証はありませんが。

 出店料が高いというのは、昔から言われたことでしたが、それでも出ていたのは集客力があったからでしょうか、お客が減ったからか、出展者が減ったからか、また両方からか知りませんが、どうも尻つぼみ傾向にあるなんてこと聞きますね。

 そんなこんなでも、業者デビューする方なんかは、名刺を配るいいチャンスですので、是非おいでください。とりあえずは、トレンド押さえておくか、という方は、こちらより五枚のただ券がありますので、どうぞご利用ください。
 
 店主は、先週の台中バイクウィークから比べれば、子供の遊びに見えて仕方が無い・・・。どうせ製品集めた第三者が、未だ施工例もないようなものについて、時にオドオド対応するんだろうな、なんておもうと・・・。

 あとまあ、そうだなあ・・・店主の替わりに行って書類なんか持ってきてくれる、なんて方もいらっしゃいましたら、ご一報ください。

 すべて先着順なんで、これよりスタート!と参りましょう!

テクトロ物語 



 あまりにデカすぎて、すべて入らないくらいでかいのが台湾のテクトロさんなのであります。

 かなり一般的な自転車乗りさん達も、その名はご存じかと思います、ブレーキのテクトロ。

 今回の台湾行きの目的の一つが、テクトロ工場の見学、それだったんですね。

 イヤー、デカかったです。すべて見たわけではありませんが、要所を押さえて三時間上お邪魔したかな?

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 体育館のような粗い仕事をするためのところから入ると、入り口には金型・・・、フフーン・・・。そしてその金型打ち抜かれるべき無垢の母材などがドカーンと置かれています。

 その母材を一回プレスされたものらしいですね。ディスクブレーキのキャリパーのようですが。余分な金属が、餃子の羽のように回りにあふれつぶされています。

 この羽をたたき落とすのがこれ。

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 大きなコンテナから、一つずつ人が手で羽落としのプレスマシーンにのせては、ガッチャン!でもって、できるのがこれ。

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 これならディスクキャリパーという事がわかりますね。当たり前ですが、行程が後ろになればなるほど、そのものが何物なのかがわかる。

 こういう、いわゆる町工場的な場所も多々あれど・・・。

 これは撮影許可が下りなかったので、写真はありませんが、広いフロアに、工作機器とベルトコンベアーとロボットアームの置かれてるところがあって、大変広いにもかかわらず、人二人のみで管理されているところもありました。機械は不平も言わず、疲れず、昇給も言ってこない・・・だからでしょうか?

 それよりも、ここまで機械化できるんだ・・・と目を見張るものが多い。一つ一つの機械に目的があって、振動や遠心力、エアの力などが細かに設定されて、指先ほどの先にOリングなどを入れるそんな微細な作業まですべて自動化できています。

 そういう使い勝手の絞られた機械自体は、なんとも手作り感満載でこれまた意外でしたね。アルミの板を旋盤・フライスで削って穴開けして、ネジ止めされているプレートが回りながら・・・というようなね。

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 人が監視している、カーボンのブレーキアームの削り出し。持っていないかと思うほどの驚異的な軽さです。

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 中ではどのくらいの人たちが働いているんだろう?二〇〇人とかではきかないな、という印象。タイやインドネシアからの出稼ぎらしき若い子達も大勢いましたね。

 この子らなんかは、組み立て担当だったかな?だから、単にプレス機に板設置するというような、超単純作業ではなく、一人で複数の工作機械を操る、ちょっと職人芸のような技術がいる箇所もありましたね。

 台湾は今の日本の初任給よりも半額近く安いらしいです。なので、共働き以外考えられないそうだ。確かに、台湾の女性は非常によく働く・・・というより、あの女性達抜きで台湾の自転車パーツもフレームも絶対に成立しないでしょうね。

 しかも各所最前線で客と向き合っている。ほとんど英語はパーフェクト、実に生き生き働いている姿はとても印象深かった。口先だけで「女性活躍」などと言っておきながら、その実ミソジニスト満々というような、どこぞの国などとは、その辺まったく違う次元で動いているようだ。

 この女性が生き生き働いていることと、同時に、日本の初任給よりも半額近い台湾で、さらに東南アジアの若い子達が出稼ぎに来ているという、現実。

 量産することで元を取り、さらに利潤を得る、かける経費はできるだけ抑えられるに越したことはない・・・、資本主義の大原則というのをまざまざと見せつけられます。

 こういう状況をすべて抜くことはできないながらも、ちょこっとぐらいズラすことはできないかね?なんて思うことあります。人生のある時期単純労働にいることはあっても、それがすべてでないような、生きる選択肢というものを「個人の転職」などというレベルでなく、もっと構造的な何かによるケアというものはないか?なんて考えるんです。夢想ですね。でも・・・、

 人間の組織はよくピラミッドに例えられます。底辺の裾野が広く上に行くほど狭くなり、さらに頂点はまさに立錐先の先というようなね。そして広い裾野がその上をガッチリ支える構造であります。まさに、1パーセントの富裕層に中間あって下層があるという社会のイメージであります。

 それを一転して、球体をイメージするなんてどうでしょう?それが存在する以上、必ず底辺は最小限は存在する、しかし、それは最小限であり、かつ、転がることで恒常化することはない・・・。夢想中の夢想か?

 でもね・・・なんて食い下がると、どこぞのイマジンになりそうなので、ここでやめますが、現に球体というものが存在する以上、そういうイメージは決してないがしろにしない方がいい、完全球体は無理だとしても、各所・随所でそれに近い状況をイメージし、設計し、実践してみることだって、大切なんじゃないか?なんてね。

 ものを作るには、いろんな段階やいろんな作業を経る必要がある。一人でそれをやる人もいるが、複数で分業体制ですることもある。いずれも最終的に「俺たちがものを作っているんだぜ!」と誇りを持てる労働になっていけたら・・・よい。

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 作った後の製品の消耗テストをする場も実に豊かに用いされていた。20万回たたいて、シャフトの強度を見るとか、まあ、ブレーキだけにそこまでやる・・・んだろうなあ、と。

 まだ書けないような内容も実はあって、そもそもなんで、店主がテクトロさんのところに行って、今後どうなるのか?なんて話の続きはまた後日に譲るとしてだ。

 OEMでもって、各メーカーのブレーキを生産しているテクトロさん、下から上まで、いろんなものを作っている。ライバル・・・というより、番手を追うのは世界のシマノ・・・。まだ差があったり総合力などは別としても、ことブレーキに関しては、なんとか!!!!という意気込みが強い。

 これは話の端々に出てきた、実に小気味よい。店主も別にシマノ嫌いではないし、スモールパーツなどでは大変感謝もしているわけだが、何でも一強というのは、物事つまらなくしてしまう。楽しくて我が世の春を謳歌しているのは当の一強と、腰巾着のお友達のみ、というのはどこぞの政界見てもおわかりの通り。

 なれば、風穴を開けてやろうじゃないか!しかも相手を利用して強かに・・・ね。という意気込み、大変買える!

 当店のような小さい店でも、うまく連動できれば、実に面白い小回りもでき、かつシマノをくすぐることができるというね。

 まさに何を言っているかわからないと思いますが、店主も今後どうなるかわからない。わかったところから、当ブログにて発信して参りますので、ちょっとこの展開は楽しみにしておいていただいて、いいかと思いますよ!

 ということで!

やっぱり旧車は旧車を呼んでくる?



 仕事の種類が整うと続いてくることがあります。あれ?これって・・・と、暫く頭の中が停止して、前回やったよな、待てよ・・・、これって前回と思っている今回だっけ?と、記憶と手応えが前後してしまうこともある。ある種の老化かな?

 ある仕事が、次の仕事を呼んでくることは大いにあるが、やることがほとんど一緒だと、本当時が前後してしまうんだな。

こいつもそうだった。激古の旧車ではないが、全体が落ち着いているので店主の中では旧車に落ち着きます。そこそこパーツ類を外して、劣化パーツは交換、その他はグリスなどのメンテをしっかりして戻してやると、普通の顔して走れるようになる。

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 この旧105のブレーキがもうガタガタ、バラして治すのもよいが・・・こういう旧車タイプに似合うブレーキもある・・・、そこで、

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 こんなものをつけてみることに。旧車にも合う現行ブレーキといえば、カンパスケルトン、もちろんシルバーものじゃないかな?

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 リアブレーキも、同じくカンパものに。

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 シングルではないが、まあいいか。見た目もさして古めのものと反目するものではなく、そこそこ効くといえば、こいつでしょうな。写真じゃわかりにくいんですが、三枚ある内の、真ん中の板がシルバー塗装なんですね、メッキにしてくれればいいものを。ただ、その辺は大森社長がいるんで、当店のものはいかようにもなるが・・・。

 これでブレーキが安定しますと、後は各所しっかりメンテと行きます。

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 いいハブ使っています。多少の重さはあれど、大事に使えば、下手すりゃ一生もんかも知れないね。

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 形もいいよね、なくなってしまうと、どうしてよりいいように見えてしまうんだろうな。しっかりベアリングを洗浄して、グリスを入れ替える。仮にベアリングと玉押しがダメでも、スモールパーツ交換で、マジで元に戻ります。今でもスモールパーツを取り寄せることができるシマノさん、ありがたし。

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 BBもしっかり外して、洗浄グリス。

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 ヘッドパーツも今回は交換せずにメンテで対応できました。前後ハブ、BB、ヘッドパーツとグリス4点セットをしっかりやるだけで、旧車はほぼ生き返る・・・といっていいですね。

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 ランドナー型の開いたハンドルに、ギドネットレバー、ハンドレフトとこの辺も現行品で旧車風にすることができます。ヨシガイさん偉大です。

 決した焦らず、のんびり、そこそこ高速ツーリングとかに大変向いた、特徴のある一台ですね。

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 新旧合わさった、まあこのままの状態ではどこにも売っていない自転車、どこにもですよ・・・。自分の好みとセンスと、何かの縁で集まってきたパーツ類で組まれた、どこにも売られていない自転車。

 そういう自転車に乗ってみたい、という方も決して少なくないはずだと思います。メーカーサイドより、○○年モデルとご提供いただけるのとは一味も二味も違う、こうしたなんとも言えない自転車・・・。

 こいつらが、また似たもの同士を連れてきてくれるんだろうなあ・・・。いつでもいいよ!

カタログを遙かにしのぐ 現物迫力



 コントロールテックって、聞いたことある方も随分おられると思います。ヨシガイさん経由で、日本に入ってきていましたから。

 そのヨシガイさんとの契約が切れたという事で、今度はコントロールテックさん自身が日本に入ってくる、既に神戸に事務所を構えたという事で、日本語ベラベラの担当者から、イロイロ説明を受けました。

 その時に感じたことは、どんなに優れたカタログであっても、これほどのことは伝わってこないと思いましたね。もちろんカタログも手段としては大切で欠くべからざるものだと思いますが、実際に施工するものが、実際に作っているメーカーさんと直に向かい合えるという機会は、本当に重要だと思いましたね、今回の台湾で・・・。

 そういえば、代理店との対応でエエ?そんなもんなのかねえ・・・と思ったことはよくありましたし、実際に扱っているこちらの方が代理店よりその良さも悪さもわかっているなあ、と思ったことも何度もありましたよね。

 特に技術上の質問になると、アア、これは向こうに伝わっていないなあ・・・ということもしばしばあります。

 でも今回は違いましたね、開発秘話のようなものから、その製品のドンピシャのポイント、こちらの質問に対する的確な返事や、こちらの指摘に対する反応の良さなど、まあ、何から何まで違っていた、といっていいでしょうね。

 やっぱり現場対現場・・・ということでしょうね、いい加減な伝言ゲームはいいから、直で!と思うが・・・、もう少し英語と中国語を鍛えないと・・・これまた難しい。がんばらないとねえ。

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 こちらのメーカーさんのカタログもちゃんとしていますが、それだけをサラッと見た感じでは、まあ、プロファイルの焼き直し?と思えなくもない。ユーザーさんならよほどのこだわりを持っていない限り、そう見るんじゃないか?

 ある種カタログなんてもんは、そんなもん・・・と思っていい。

 やはり現物を手に取ってみること、現物を作った人の話を聞くこと、そして実際に使い続けてみることを越えるものは、当然ないでしょうね。

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 これなどは、ワイヤー類をすべてここに集めて、ステムからコラム、フレーム、そして各所に送るための形式だそうです。こうなると、実際施工する側としては黙っちゃーいない・・・なんてね。

 特にオイル引きのものなんて、アウターワイヤーでなく、ホース一本なんで、内蔵式にする際にはガイドはどうするの?ワイヤーの配線についてどこまで考えていますか?なんていう質問なんかはかなり耳が痛いかも知れない。

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 すごい肉抜き、攻めてます。

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 これなんでしょう?

 実は、ピラーなんですが・・・。こういう形をしていますが・・・

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 ピラーのやぐらをとめる部分が動いている。そう、六角形のこのパーツが、回転するという仕組み。つまりピラーのオフセットと、位置をがこれだけ動かせる、という工夫あり。パテントを取っているということでした。随所でがんばっている。

 そして、このコントロールテックさんの大金星を紹介しよう。

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 これです!

 何だ、リアハブじゃんか・・・と思われるかな?そう、リアハブなんですが、こいつが画期的!

 どこが画期的かというと、一切遊びのないハブということです。全くない。

 通常フリーのハブは左回転いたします、右回転は当然いたしません、その回転しないところが、自転車の推進力につながっていくんですが。

 このフリーの部分をほんの少し左に回して、それが次のラチェット(爪)にかかる前の段階なら、再度右に戻し返すことができるんです。その戻しは各フリーによって異なりますが、ものによっては2ミリくらいずらしても元のラチェットに戻るものもあります。

 これを遊び、という事にしますと、上に上げたこのハブにはそれが一切無い、全くないんです。左に回して止めて、次に右に回そうとすると、一切遊びがなくそこからラチェットがかかる、つまり推進する方向へ動くということなんです。

 当然、ホテルの廊下で試乗してみろ!とすごい薦めてくるんで、店主も乗ってみたんですが、エエー!!!という具合に驚きます。こんな感じ乗ったことがない、体験したことのない乗り味です。

 ヒルクライムで時計を求める人には非常にいい、スプリンターにも最高だろうな・・・。

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 中身はこうなっています、いわゆるラチェットがないですね。磁石・・・が使われているようです・・・。

 ただ、乗ってみてそれほど驚いたことに、また驚いたのが、ラチェットの遊びがいかに走り心地に影響を与えていたのか?という事。普段はほとんど意識していない遊びなんだが、一切なくなると、これは脅威に感じるくらい前に出る要素が勢揃いする感覚だ。

 ある意味、疲れるハブかも知れない、ツーリングには向かないかも・・・。

 ピストのチェーンの張りってありますよね。パーシューター(個人追い抜き)の張りと、スプリンターの張りとでは異なることは理解できます。前者は距離が長いので回し続ける中でもちょっとのたるみによる遊びの中で足を休めるわけです。後者は競技時間や距離の関係で、そんな悠長なことはいっていられない、そのコンマいくつのズレで負けてしまうからであります。

 上のハブも、その遊びのなさを吉とするものにはドンピシャのホイールになりますし、凶と出るものにはすすめない。そのくらい癖のあるハブなんであります。

 横一列には並ばない・・・、成熟してくるとこうしたものへの渇望が出てくる、という傾向もあるでしょうね。

 このハブだけ単体では出す予定はない、とキッパリ言われたんですが、もう少し粘ってこいつだけを持ってくるなんてことが実現したら、軽量リムでヒルクライム専用、ディープ系リムで平地のタイムトライアル用なんていうホイールも手組で作ることができる・・・という事ですね。粘るぞー・・・。

 というわけで、自転車業界、まだまだディープなところがある・・・というか、よりディープになって行くような予感であります。

よく遊びよく作れ



 台湾台中のショーで、こういう自転車?を見た。

 といっても、ペダルがない・・・、サドルもない、ハンドルはあって、その後ろに立ち位置はあるので、そこに立ちながら、足で地面を蹴るのか?と単純に考えてしまう。

 ところがそれが違った・・・。カギは前輪にある、前輪の仕組みによって、アッと驚く推進方法があったのだ!!!!!

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 ごらんのように車軸が車輪の中心に来ていない(その度合いも四段階のセッティングができるんだと)。ということは、エキセントリックな動きをこの車輪はすることになる。

 どんな感じか乗ってみた。立ち位置に立って、足で地面を蹴って前に進むと、平地を走っているのに、前輪が上下するので、あたかもある周期の波に乗っているような気分になる。

 波の山に行こうとする時ちょっとスピードは落ちるが、そのピークを過ぎると下りはその勢いでゴロンという具合に前に出る。

 そう乗っていると、NO!NO!と注意が飛ぶ。そうじゃなくて、足で蹴らなくてもいいので、その代わりに波の山に来たら、下りに合わせてハンドルを押し下げろ!という。

 やってみる、波の下りになるところで思いっきりハンドルを押し下げると、ゴローンと勢いが付いて、すぐに次の波の山を越えて、また波の下りに入る、そのタイミングでまた押し下げると、またまたゴローーーンと前に出る。

 このいいタイミングどころがわかると、これが馬鹿にならないスピードになって来るという代物だったのだ。船漕いでいるのと似たような感覚ともいえるな。

 つまり、自転車から派生して、脚力をほとんど使わない、エキセントリック車輪回しで、推進する乗り物ができたというのだ。

 しかもそうやって勢いが付いてくると、実はその推進の際に蓄電がされており、一定のスピードに乗った際に、スイッチを入れると、今度は自動で走り出すというおまけまで付いていたという落ち。

 このでモンストレーションをしてくれたお兄ちゃんが、まあ、楽しそうにこの自転車の説明を身振り手振りで教えてくれる。会場内は室内だが、かまわないから乗ってみろ!とその熱意がまたすごい。

 そして、乗ってみて、理屈がわかって心身ともに面白い!というと、なんともうれしそうな顔していた。まるで、工作を褒められた少年のようだった。

 こいつは遊んでいる・・・。知らず知らずに境地としての遊びの領域で仕事と戯れている・・・と思った。

 さぞや工場の一角の開発室では、素っ頓狂なアイデアのブレインストーミングと、製作へのプロセス、目を輝かせた試作と、その改良、真剣な議論と膝たたきと爆笑の絶えない職場となっていることだろうと、感じられる。

 実際こんな自転車作ってどうなんの?なんて野暮な質問はやめにしよう。

 足でペダルを回す従来の自転車じゃなく、といって足ペダルの代わりを腕でやるハンドサイクリングでもない、意外と単純な構造でしっかり走れそうな車両がまずはできたことを最大級喜ぼうじゃないか!!!!と素直に思う。

 こういう基礎開発から、さて、これをどういう形で改良しつつ、どこに向かってアピールしていこうか?ということが次の段階でくることだろう。それは、あるタイプの障害のある人に、大変役立つ車両となるかもしれないし、とある競技を成立させてしまうかもしれない、より遊び色のこい領域に行くかもしれない。

 いずれにせよ、ものを作っていく動機の根底には、それが実用としてどのように役立つか?などということとは別次元で働く、作ることそのものへの根本的な意欲がなければ、決して面白い画期的なものなど生まれてきやしないだろう。

 そのためには、ソフト・ハード、創作するもの達はもっと遊ばないとダメ!それを統括するものはより若い子達をもっと遊ばせないとダメだと思うよ。

 下らん残業などさせんなよ。早々に仕事を切り上げさせて、あとは工場やその他で自由に遊ぶ時間を作ってやろう。寝る間も惜しんで遊び始めたら・・・それは本格的だ。

 これは物作りだけじゃあない、研究の分野だって、すぐに実用、応用に行くものだけしか予算が割かれないようになってきたようだが、もっと何に役立つかわからない基礎研究にこそ時間と予算を割くべきなんだ。このままでは、2、30年後、この国からノーベル賞受賞者なんていなくなるだろう。

 全く低脳がトップをやり、その忖度官僚が青写真を書くと、実用、即戦力などという五年もたったら見向きもされなくなる可能性のあるものに固執する目先教育だけがはびこってしまう。そして人類にとって最も重要な文学、その文学部・文系を減らしていくなどという愚策・・・。

 教えてやろう、文学あっての人類だ、その逆じゃないんだぞ!

 このエキセントリック車両もなんと文学的なことか?!洒脱な遊び心ある開発なことか!

 この国が一階上の物作り大国になろうとするなら、もっと遊ばないといけない、もっと文学的にならないとダメダロ?と思う。

物作りに戻れるか?



機内食も水も出ない、出ないなら出ないで潔い。そういう格安チケットというのがあるとは聞いていたが、今回利用したのははじめてだ。

 しかし、成田空港ってどうにかならないのかい?仕事で使う空港じゃないね、あくまで都心基準だが、実に不便な空港だな。ただでさえ、出発前の二時間近く前に着いてなければならず、搭乗手続き、出国手続きなどがあるのに、たどり着くまで一体どのくらいかかるんだ?ってね。

 で、どこへ飛んだかというと、沖縄の先、台湾なのであります。
 
 本日台中市の気温は三十度・・・、日差しは真夏のそれではないので、秋のすごい残暑という感じでした。

 で何をしにか?

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 自転車見にやってきたんであります。台中バイシクルトゥデイという展示会。

 展示会というと、サイクルモードのように広い体育館のようなところでやるイメージなんだが、台中市にはそういう展示会場がない。

 そこでどうやるか?というと四つのホテルの数階を貸し切ってやるという、やり方。

 なので、結婚式会場のようなところでは、サイクルモード的なんだが、場所によっては、レストランの一部を借りてやっていたり、廊下を区切ってやっていたり、ホテルなんで各部屋を借り切って、やっていたりと形式は色々なんであります。

 主な開催目的を聞いて驚いた。各国の自転車メーカーから、再来年のモデルのスペックを決める展示会・・・といっていいようだ。なので、素人さんも参加できるサイクルモードなどよりも、より緊張感がある。個室での展示会なんて、メーカー同士のシークレットな契約をするところでもあるので、予約を入れないとは入れない・・・。

 ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、そしてもちろん中国語の飛び交うマジなやりとりをアチコチで見たな。

 そんなところになんで、店主のような小者がうろつけるか?ということの正式な理由は時がたってから解題いたします。

 しかし、察しは付くと思うが、台湾は物作りの国だね。

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 まあ、この辺なんかは遊びだよね。

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 彫金かな?でもこのブースはこの手の小細工をするところではなさそうだ。これらは完全に人寄せもののようだな。

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 しっかり店主も寄せられましたが・・・。

 それより何より、日本で直に世話になっているメーカー各社が実際そこにブースにいるというのがなんとも新鮮なんだよね。多くは日本での展示会は、ディーラーだったり商社だったりの代理がいるだけで、メーカーさん達はその後ろで、実際に交流することはない。

 でも、今回は実際にものを作っているメーカーさんとの対峙なんで、迫力が違う!

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 バイクのマフラーか?と思えるようなアルミフレームの材料なんかも展示されている。

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 クロモリパイプを製造する会社も来ている、それも複数。

展示するものはパイプだけなので・・・、

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 ブース内に製作ビデオなんてあって、それを見ているだけでも、面白い。

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 各種パイプの形をご覧あれ!こんなの柳さんが見たら、暫く動けないだろうなあ・・・。

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この手の小物なんかもネジから何から何まである。そういう専門業者がいるんですね。

 あとカーボン車体を作っている会社、カーボンリムを作っている会社も飽きるほどいました。なんか飽和状態にも見えますね、もっとチタンとかあってもいいんじゃないか?って思ったくらいです。

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 全体としては黒基調ですね、シルバーは暫く出てこないかな?

 台湾最大手のブレーキメーカーとも差しで対峙したが、実際に作っている人たちの迫力と自信というものはすさまじいものがあるね。間接的じゃあない、直接作ってきている誇りのようなもんだろう。

 だから、こちらもそれを受けて、メカニックとして、店主も相当燃えたぞ!こちらも直接ものを取り付けている現場の人間として、これではシマノは超えられないよ・・・なーんちゃってなまいきなことも言ったりして。

 でも、まともなメーカーさんは、エンドユーザーの声、または店主らのような実際に取り扱っている側の話をちゃんと聞きたがっているように思う。

 お客とメーカーさんがあって、その間にメカニックがいる。この関係を整えるコーディネーターがいれば、流通の革命は起きるかもしれない。いろんな考え方があることは理解の上で、今後この手の動きがあることも予感できる。

 そして、何よりも、台湾では、ものを作っている人たちが元気である!大変元気である。これはうらやましい。やはり人件費がまだ日本より安いということがあるのかないのか知らんが、そんなことでは説明の付かない、物作りへの情熱があるように思う。
 
 そもそも比較にならないかもしれないが、九州と同じくらいの面積でありながら、その生産高を九州と比べたら・・・。

九州も道州制にして、独立させれば、何か変かかるのかな?

 小さいながらも、世界に食いついて、生きていこうとする熱意の中に、そうした物作りへの情熱が織り込まれているのかもしれない。
 同じく小国の日本が元気を取り戻すとすれば、その一つには物作りへの気概を取り戻すことなのではないか?と思う。

 単に量産するだけではない、クリエイティブな物作り・・・であります。ちょっと台湾!だいぶうらやましいぞ!

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 翻って、ご当地の自転車事情は、日本と比べて比較にならないほどバイク社会である。ほとんど自転車を見ない・・・。

 やせても枯れても、一億が自転車に乗っている日本は、まだ、その辺での可能性もあるだろうな?と。条件はいいはずなんだが・・・、数としての自転車の普及はそれでいい、あとは乗ること、作ること、作り替えることなどを含めてさらに上の成熟化、というところへどう持って行けるか?

 ちょいと考えさせる、台湾見学の旅なのであります。

 続くかも・・・。

旧車のメンテ



こういう自転車がおいてあると、めざとい人は、いいねえ、これ・・・とすぐに言ってくる。

 確かに、レーサーの典型といえば、この手の細い鉄フレームだよね、と話がすぐにまとまるのは、もう高齢者だからなのかな?ともおもうが・・・どうかな?

 落としたか譲られたものらしい。そりゃそうだ、自分で乗り続けていない限り、この手のものは他から来るしかない。

 なので、基本メンテをやってほしいという依頼。いいね、こういう依頼というのは、なんか店として見込まれているように感じられるところがなんともいい。

 では・・・。

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 飾り気ないが、いいクランクだ。なんでこういうクランクが普通に手に入りにくいんだろう?よーく考えてみよう。

 このクランクにはガタがあった、なので、これはBBの問題ということで、グリス入れだな。

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 BB外しは基本固いといっていいだろう、開けるのは簡単ではない、といっておきましょう。トルクが必要なんだが、その割に引っかけ部分が薄いので、市販の工具だと外れやすい。トルクがかかって外れやすいというのは、非常に危ない。

 ということで、外して中を点検。

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 そして床を整えます。数年後も当店にメンテで帰ってきた時、扱いやすいように、ねじ山を整えます。トルクのかかるねじ山は、常に修正しておくといいかもね。

 そして・・・、

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 そしてフェイシングもやっておきます。これだけやって万単位かかるところもあるそうだ・・・。確かにこの手の工具は高いからなあ・・・。

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 そして、洗浄と新鮮グリスを入れ込んで、元に戻してやります。もちろんガタをとりながら、しっかりはめていくんであります。

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 あとこのカッコイイ旧型のヘッドパーツもへたっていて、どう調整してもダメ・・・、この佇まいを壊さずに、なんかできないものか?

 それができるんです!

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 この刻印といいなんともクラシカルで、雰囲気壊していないでしょ?これが現行品というのだから、丹下さんには感謝だね。それも驚くほどは高くない・・・。鉄フレーム持っていて、なんともヘッド周りがしっくりこないという場合には、この手に交換する意味は大いにありです。ちなみに、JISとITA両方あり!

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 あとこのマファックのアーチワイヤーね、この手も現行品を取り寄せて交換して、使い続けることができます。

 前ブレーキは、音なりがしていたんで、ちょっと優しく荒療治?・・・にて解消。

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 アーチワイヤーがこんな状態だから切れそう・・・というのではないが、こういうことでもない限り、変えないというのであれば、いい機会じゃないですか?

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一回り太いワイヤーの交換となりました。

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 あとこの泥よけは、700c*23のタイヤには太すぎる。ランドナータイプなんだろうなあ。700cだとスポルティーフってやつだろうから
泥よけはもっとスマートでないとね。マニアはほとんどタイヤの太さと変わらないような、柳の葉っぱのような細い泥よけをタイヤのRにあわせて取り付け喜んでいる人たちがいます。

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 そういうマニアから見れば、発狂もんのR狂いだろうなあ・・・。まあ泥よけがそんなに必要なら、ちょいと苦労と工夫して頑張りましょう、どうしてもっていう時にはご相談に乗ります。

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 もはやレースには出ないようなかつてのレーサー。これだって、足のある人が乗れば、相当のスピードが出ます。うそだと思ったら八十年代のツールドフランスのフィルムなんか見てください。この手の車体で、レレレ?というくらいにスピードが出ている、いや今でも見ていて、今のレースと遜色ないよ!

 とまあ、そうとはいえ、すでにレースから引退した車体。またはそれに泥よけなんかを付けて走る車体。

 これにはこれの、生きる道は必ずある・・・というか、こいつらが典型なんで、ないはずがない。

 ということで、この辺を軸にしたカジュアルレーサー構想なんていうものを服飾の方々と組んでやっていったら、一つのジャンルができるね、と思います。

 当店内にもすでに動いている方あり!

 ものだけに反応する人は実はいない。ものを巡る物語に反応する人しかいないんだな。そんなにもの売りたいなら、まずは物語を作らないとね。

 ちなみにブランドというものは、圧縮された物語といえるんでしょうな、その後にかっこつけて「空虚な」と入れたいんだがね。

ドッペルを少しでも軽くドロップ化?それがなんと・・・



 ドッペルゲンガーの車体。重いですねえ。折りたたみになっています。だから通常のパイプじゃない、そんなところも重さの一因かも知れませんが、とにかく重い。

 こいつをドロップ化・・・して欲しいと。もちろんやりますが、軽くもできれば・・・という事で。

 ドロップ化は可能だが、どのくらい軽くできるか?はまあ、多少・・・という程度だと思いますよ、と最初に断っておく。

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 このフラットバーをドロップにね。毎度同じだが、ハンドルの形状が変わるだけではない。それに伴って変わるところも多数ある、それを称してドミノ倒しという。

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 はい、ステムからハンドルから変わってドロップ化完了です。

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 これが意外と似合うんだよね、この車体に。ハンドルもステムもアルミにしてます、軽量化。後は手元変則、7速のSTIこれが不足無し。さすがシマノ。

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 引きシロが変わりますから、まずリアのVブレーキはショートに変えないとね。

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 これがまたよく効くこと。ソラV最高だわ。

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 前はディスクなんだが、これも引きソロが違うので、ロード系のキャリパーへ変更。効くのは圧倒的にリア、というアンバランスになったが・・・。

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 なんか最近、同じようなことはやったな。大体、ある改造が公表されると、俺も俺もという、続きが出て来るという傾向は大いにある。

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 後フロントが二枚になったので、こいつじゃまずい・・・、重いしね。

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 フロントメカもSTI仕様にして、

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 前クランクをターニーの二枚へ。これが見た目そんなに悪くないでしょ?あまり近づかないことを条件に・・・。

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 リアは主な変更はないものの・・・。

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 ワイヤーと変な鉄柵は外しておいた。

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 この荷台と、荷台の付いているサドルとピラーも重そうだ、外して交換!

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 ちょっとスッキリするねえ・・・。驚くほどは軽くはならないものの、チッター軽くはなったかな?という感じ。

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 でできたのがこれなんだが・・・決して見た目悪くないでしょ?

 むしろ変にかっこいい・・・。

 そして、驚いたことに、乗り味も悪くねーんだよね・・・。ある種重さがいい、登りはしたくはないが、平地で踏むにはいい、小さいフレームが好みだからかな?

 理由はわからないが、こいつは改造して良かったわね。同じ値段のクロスバイクには絶対にない、独特な自転車ができあがったといってもいいだろうな。

 ドッペルといえば、メチャメチャ評判のいい自転車とは言い難い、むしろ・・・。なんだが、この改造は大成功だと思う。多分だが、相当・・・はまるよ、きっとね。

 この手の改造は一体何台やったか知らんが、まだまだ、実はわからないことだらけだよね。奥深い・・・、自分たちでやっていながら、そう思う・・・。

ブル兵衛さん達へ



 ホイールの組み替えのご依頼です。よくあるご依頼なんだが、今回は出所が違う。

 なんと、ブルベ参加者、通称ブル兵衛による依頼なのであります。

 まあ、いろんな考え方があると思いますが、よくやるよ・・・の一言であります。店主は参加経験ありませんが、どうも300キロ前後で、その様相はガラリと変わるのではないか?と思います。

 それは睡眠時間との関わり・・・ではないか?なんて思います。300キロまでは勢いでなんとかいけても、それ以上になると、どうしても睡眠管理の問題が出てくるでしょ?

 自転車で居眠り運転がある・・・というのも、ブル兵衛達の証言でありますな。

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 彼らにとっての優先順位は何か?というと、軽さ・・・ではない、耐久性しかり、強度しかり・・・つまりはトラブルフリーであることだと思いますね。まず頑丈で長持ち、これが一番なのでは無いかな?

 ということで、そんなブル兵衛達の要望にどう答えられるか?なんてトライアルも、手組屋としてやりがいはありますな。例えば、これは六本取りという組み方がされています。

 あるスポークを取って、そのスポークの6本目と交叉させるというやり方です。裾野が開くために直でリムに取り付けられる、ラジアル組よりも強度は上がるでしょう。

なれば・・・、ここを変えて組めば6本取りよりも、強度が上がる組み方もあるんじゃないのか?それすなわち、8本取りというやつね。

 こいつは8本目と交叉するので、より裾野が広がります、その分スポークは長くなるので、重量は増しますが、先の定義からして、重量よりも強度と耐久性ということを考えたら、こちらの方が向いているんじゃないか?なんて思いますね。

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 ハブだけ摘出します。ハブダイナモでやんの・・・。ハブダイナモは通常のハブよりも回転に抵抗があるため、振れ取りには向かない・・・。自然回転になろうとするとピタリと止まってしまう・・・、ある意味やっかいなんだが・・・。

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 さて、耐久性のあるホイールを組む、トラブルフリーのホイールにする工夫として考えたのが、こいつ。二種類のニップルがあります。

 左は通常のニップル、右はロングニップルと言われるものです。

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 通常ニップルは測ると12ミリ。

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 一方ロングニップルは16ミリある。4ミリロングニップルの方が長い。

 内部構造は、通常ニップルは約7ミリのねじ山、ロングは10ミリと3ミリほど長いことが判明・・・という事は?この長さを利用して、トラブルフリーにつなげることはできないか?と考えるわけであります。

 7ミリでスポークを固定するのと10ミリで固定するのでは、強度は後者が上がるはず。そのために?

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 スポークのねじ山を長く設定する、というのはありだよね。これはスポークカッターなんだが、ここでねじ山の長さを調整できるんですね。

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 このスポーク。このロング部分を、できればしっかりニップルに潜り込ませたいわけであります。

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 ロングニップルになると外周は重くなりますが、先の定義上、重さよりも強度、耐久性、そしてトラブルフリーなんであります。

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 組み終わった後上からのぞくと、しっかりニップルよりスポークの頭が飛び出ています。つまりねじ山部分ほぼすべてニップルに収まっているというわけで、これが強度と耐久性に結びつくんじゃないのか?と思いますね。

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 それと組み方も8本取り、ある一本のスポークから、8本目と交叉している、よーく見るとわかります。ほぼ、ハブの真西と真東で交叉されていますね。

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 長い交叉をなじみを出しながら組んだので、交差点の黒スポーク部分がはげています。走る前から、鍛えられています。

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 回転に抵抗があるので、ケッパなら取るような極小の振れは取り切れませんが、レースの精度よりも耐久性!という事ではこれでいいのではないか?などと思いますね。

 後は実戦投入で、どのような結果をもたらすか?であります。今までの経験上これなら、丈夫でトラブルは起きにくいであろう、という推測で作っているので、試されるのは、これからであります。

 本番が10月の終わりというので、それまで試走して、振れなどを見ながら、本番へという事になるでありましょう。いい緊張感ですねえ・・・、こういうことを通じて、ブル兵衛達から、信任を得られるよう、努力しないと・・・ね。

クランク交換 工具作りから・・・



 この自転車のクランク、BBの交換の依頼が来たんですが。

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 ラバネロですか・・・、柳さんと店主の共通の師匠にあたる方の作ですね。ちょいと緊張・・・。

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 このアルテグラクランク、BBはの形式。まあ外して交換して・・・という段取りのはずだったのだが。

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 さて、このBBを外しましょうと、工具をはめると、これが動かない・・・。こんなことはよくあることですね。

 そういう場合は、別のセレーションにある鍛造工具を突っ込んで、モンキーレンチを引っかけてこじ開ける・・・というのが定番ですが。

 このBBのどこを見ても、これ以外の工具が使える引っかけ部分がない・・・、ということは。この工具で外すしかないという事なんであります。

 実は、正確にはあったんですが、上のように複数爪を一度に引っかけるのではなく、その中の1つの爪にかける形式のものしか無かったんであります。そんな1つ爪のところに過大なトルクをかけたりしたら、その引っかけ部分だけが崩れたり割れたりと破損することは目に見えていますので、それはやりません。

 であれば、延長かまして・・・という手もあるが・・・。

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 つまりこのような延長棒をこの工具にはめて、テコを利用して外すというやり方なんだが、どう見てもいつも使うこの延長棒に、この工具を適応することはできない・・・。他の手を考えないと・・・。

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 当店のアチコチに置いてある、単管パイプの一部をつぶします。あれ建材だけに強いし固いよねえ・・・。それでもめげずに、万力でつぶしていいきます。

 万力自体は頑丈だが、それを締めていく鉄棒が弱いので、既に緩いS字状態になってしまっています。

 このようにできる限りつぶして、先の工具を当ててみると、やはり入らない・・・残念。ここが入れば、これを延長として使えるんだが・・・。

 でも元元この32ミリのレンチ部分はヘッドパーツを固定するための専用工具なんであります。同じ径のレンチを上下に仕掛けてダブルナット形式でエイヤ、と締める、そのためだけの工具なんであります。

 ということは?

 そう、あまりトルクのかからない、工具、レンチということも言えるんであります、という事は?

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 出っ張り部分の少々を削っても、今後の施工にはほとんど問題が無い!ということでしょう!なれば、削りましょう!

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 イエーイ!できたぜ!これだけでもいいんだが、このBB回りのようなトルクのかかる施工に関しては、多少力に余裕が合った方が、着脱しやすいんだよね。ちょっとの力をテコで数倍化して、それを微妙に行使する・・・というイメージかな?

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 とまあ、こんないつもの延長棒も接続できる、という事ね。それで早速外しにかかったんですが・・・。

 本当少量の力で、しかも静かにスーッルと回ってくれました、イメージ通り!

 スクエアテーパーものは昔から、今でもありまして、時代は変わって今の主流はホローテックⅡ。こいつも登場してもうかなり長い時間が経ちましたが、その間にあったオクタリンクものは77デュラ時代のみで、装着期間が大変短く、従って、施工例も少ないので、こうしたエマージェンシーの際の特殊工具なんていうのは今まで作る必要が無かったんですね。なんとか着脱できていたんであります。

 でも内心、もし外せないときには・・・と思っていたのが、今回のこれで、ついであったとしても、体制は整ったので、ちょっとうれしいねえ、というかだいぶうれしい・・・。

 店としては、できれば何でも来なさい!というところにいたいよね、現状ではまだまだなんだが・・・。

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 外れた後をタッピングします。これはもう儀式のようなものね。次の施工を楽にするために保険のようなもんだ。

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 次のものがホローテックⅡなので、フェイシングしておこう。

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 フィルウッズという、高級パーツメーカーといっていいだろうね、そこでもこのタイプのBB作っているのね。やっぱり持った感じなどもいいしっとり感というかズッシリ感といいますかね、素材が違うわ・・・と思います。

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 そいつをつけて、後に78デュラのとりつけ完了となったわけであります。この頃まではアルミの地金が良かったよね、その後から何というか、ミラーマンやシルバー仮面の戦隊もののイメージがデュラには付いているように感じますね、そして今もそれが続いている。

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 一見何が変わったの?という見立てだが・・・、そうあまり大したことはしていない。

 ただし、それまで確立していなかった対策に対して、対処法ができたという意味では、ショップとしてはデカイ仕事だ、という事は言えますね・・・、これでもなんだがな。

小技・・・だな でも誇っていいかも・・・



 文鎮のような左クランク、アルテグラね。でもこいつが軽い・・・。自転車の高級パーツというのはまあ、奇跡的だよな、と思います。

 軽いのに耐久性がある・・・。軽いのに固い・・・。頑丈なものは耐久性があり、頑丈だけに重い・・・という事は通常でありましょう。

 また重くても柔らかい鉛のようなものはあれど、一定の固さにはそれなりの重量が必要のように思われるが、その予想を遙かに超えて軽い・・・。各社、上位クラスのものはすごいもん作っているなあ・・・と思いますね。

 そんな左クランクだけの持ち込みということは?

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 ペダルのねじ山が崩れている。聞いてみると、ちゃんとメダルをはめ込んでない状態で、長いこと使っていたという事だった。

 さしものアルテのネジ土手も人の体重がかかってこじられた日には、ひとたまりも無かったということだろう。ある意味よくあるはなしだ。ちなみに七千円くらい出せば、即左クランクのみの購入もできるところが、シマノの偉大なところ。

※他のメーカーも多分可能かと思うが、「即」できるか?ショップとして発注しやすいかどうか?という点シマノは抜きんでている、と思われる。

 まあ、それで一件落着なんだが、他に修理する方法はあるのか?というと、あるんで、あります!

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 修正用のタップがこの世にあるんですから、うれしいねえ。もちろんマイナー中のマイナー工具なんだが・・・。クランクをしっかり固定して、こいつを使って、まずはねじ山を平らにするところから始めます。

 これが時間かかる。さすがアルテアルミだから、固いんだろうと思うがね。これが安いアルミクランクだと、スルスル・・・と回る分、立ったネジ山にエッジのない、二三回ねじ込めば、すぐにボロボロ状態になってしまうだろうな。

 そういう点では安心なんだが、背中に汗がにじみ出るほど、上から圧をかけながらの回し作業が続く。

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 先端のリーマーによって、ねじ山の崩れたラインが粉となって、内部をツルツルの無垢の状態にしていくようだ。ようやくそれが終わると、リーマーの後に待機しているタップがゆっくりと回り込んでいく。

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 筋状の切り子が見えていると思うが、いい素材にタップを切るというのは実にいい気分なのだ、シュルといういい抵抗感、よく研いだ包丁でリンゴの皮がスルスルむけていく感じかな?リーマーで辛抱した甲斐があるというもんだ。

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 ヨーシ!キレイに切れたぞ!

 っと・・・まてよ。元のペダルのネジ山を更地にして、その上から再度ネジ山切ったとすると、ネジの径が一回りデカくなっているはず・・・。そうなのだ!これではもう一般規格のペダルは装着できなくなる・・・というわけだ。確かにね。

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 そこでこういうものを使う。リコイルというやつだ。先程切った一回り大きなねじ山は、このリコイルと入れるためのねじ山だったのだよ。

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 このように回し入れていくと・・・。

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 これが次のねじ山となって、ペダルを迎え入れることとなる。

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 これが裏ね。ペダルを入れるときには、後ろから指で固定しながらゆっくり回していけば、まったく問題なくついた。もちろんガタもない、これでまた普通に使えるようになる。

 片側クランクを買い換えるより半値以下で治すことができる、というわけだ!

 こんな小技も、愛着のあるパーツに対しては、非常に重要な再生技術といえるだろうね、ちょいと珍しい工具と、根気・体力があれば可能である、という事はいえますがね。

 と、こんな作業を工房でしている脇に、こんなものが・・・

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 ジャポニカ学習帳!懐かしい・・・。店主がガキの頃からあった。ちょっと高いが、作りが頑丈で糸がほつれて、紙がバラバラになったことがない、これと当時一本百円もした三菱鉛筆のユニとハイユニというのがあったが、子供でもその使い勝手の良さがわかったもんだ。でもなんでこんなもんが工房にあるの?

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 その脇に宿題をする子狸がいた。母、祖母が外で働いていたりすると、二階に人がいない。さみしいんだか、怖いんだかで、下に降りてきては、アチコチで宿題をやっている。

 店主は心の底で、密かにいいぞ子狸!と思っている。

 机がないから、自分の部屋がないから勉強しない、なんていうのはそれ以前の問題でそうなっているに過ぎない。だから後から机を与えても、自分の部屋を与えても、当然勉強などしないのだ。勉強をしない=親のいやがることわざとする、この構図がわからない親は、さらに勉強しろ!塾に行け!と小言と無駄な投資をすることになる。

 問題なのはなぜ、子供がわざと親のいやがることをするのか?その理由のはずなのにね。

 親としてやらねばならぬことをしっかりやりぬくこと、そして、親として絶対にしてはならないことを絶対にやらないこと、これが二大鉄則なのだと思う。この2つの鉄則の間には、親としてやってもいいし、やらなくてもいいことが無数にあるようだが。

 だから、この2つの鉄則を守っていれば、子供はいつどこでだって、どんな条件だって勉学するはずだ。そして勉学自身の論理を身につけた奴らから、自ら率先して学問していくだろう・・・と思う。

 反転するに、お前こそ、その二大鉄則とやらをしっかりまもってくれよ!とこの小さい背中は語っているように、見える。

 緊張するぜ、父ちゃんもどうしようもない大人の一人なんだがな・・・。
 
 「子供は黙って人権宣言」藤原新也

すさまじい伸びしろ・・・かもしれない・・・



 用件は、自落してしまい(自分でこけること、人を巻き込まない、最も健全な落車でもある)、フロントホイールを曲げてしまった、どうにかならないか?という事だったんだが。

 聞いてみると、とにかく中古値段と折り合いが付いたんで、購入。走るのも実に楽しい、そして装備に関する仕事の関係上、自転車自体に対しても、大変関心があるようだった。

 乗ることといじることの両立、つまり両方好きというのは、ロード乗りにはかつては珍しくなかったが、今はどうか知らない。

 ホホー・・・来たか。

 まずは、ホイール治さないと走ることもできない。

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 ボントレガーの変則組ホイールだったんだが、ハブは使えそうなので、摘出。それをもとに組み付けるが、なんとホール数が20という、手組にはなかなかありそうにないリムなんだが、しっかりそういうものも確保しております!

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 TNIが出しているホイールに20hなんていうのがある。それで組み直すが、その際・・・、

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 強度のことを考えて、ラジアル組にするのはやめた。4本取り(交叉)で組み直す。ただ、元々変則組用の専用ハブなので、ホールの位置が均等間隔に無いことが発覚・・・、まあ結局調整でなんとか行けたが、世話のかかる完組用ハブだよね。

 後は、これでも街道に戻せるんだが・・・。

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 きたねーぞ・・・。装備に関心があるだけに注油などはしているようだが、洗浄の仕方がわからないらしく、オイルが埃を呼び、さらにかけたオイルがさらにさらに埃を呼び既にグリス化しているではないか・・・。まあよくある話なんだが。

 装備好きなら、この辺徹底洗浄して、洗浄前後の乗り味の違いなんかをしっかり体感してもらおうじゃない・・・という事で、洗浄開始!

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 これでも風呂上がりに見えるから、それはそれはひどかった・・・。

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 このスプロケはスラム製だったな、バラけが緩い、毛足の長いブラシが必要だわな。

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 クランクからリアディレーラーのプーリーまで・・・、自分の自転車だってやらねえぞ!というくらい、大変洗い甲斐のあるはパーツ類なのであった。

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 新車とまでは行かないが、それに準ずるきれいさだぞ!

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 お互いキレイもの同士になって、食いつきもいい。ちょっといいチェーンオイルを垂らすと、回りがまるっきり違う、ギア二枚は軽くなる。

 とまあ、通常なら、これでお返しするが・・・。少しポジションをいじる。

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 なんじゃこのサドル位置は?もしマジでこうせざるを得ないなら、フレームを二回り小さいのにしないとダメじゃない?

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 まずはこの位置で、ドッシリと乗ってみよう!

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 まあ、これでハンドル位置は高いくはないが、まあ男の子だし、ちょっとこの辺もトライしてみよう!

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 大体、購入してから、そのまま乗っていただけなら、つまりギリギリ行くまでのポジションを試していないのだとすれば、このくらいの変化はもしかして、何のことはないかもしれない。今まだ大半がそうだった。多くは、アア、この方が乗りやすい・・・という展開だね。

 なので、ポジションをいじったが、ちょいとこれで試してみてくれ。

 と、普通なら、ここで返して終わりなんだが・・・。

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 2つ宿題を出しておこうか?マジで踏んでみると、このブレーキの制動ではたぶん足りないんじゃないか?と思う。見通しのいい下りで60キロは出して、ブレーキングしてみてくれ・・・。

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 あと、この型のSTI、ツーリングにならなんの不自由もないが、ひとたびレースを意識するような走りをするなら、使い続けてはいけません。

 こいつの最大の欠点を言いましょう。下ハンドル握ってからの、シフトアップができない、という致命的欠陥があります。まあ、新しい型には入っていないので、これからの人は心配することはありませんが、旧型のこれを使っている方、そういう欠陥のあるSTIですので、競技系に入るときには交換すべきか?と思います。

 という事で、この2点、検討してみてください。

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 天下のトレックのアルミですんで、組付けによってはかなりいける。なので、イロイロ調べて勉強してみてください。

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 この自転車も、乗る人も、まだまだ伸びしろがある。今後の展開は楽しみであります。どう変化していくんだろうね?元柔道選手、強靱な上半身を使った走り・・・なんて言うのもありだろうなあ・・・、ウンウン・・・。

今月15日 やぎさわマーケットです!出店しますんで来てね!



 四月の半ばにやりました第二回のやぎさわマーケットですが、半年経ちまして、この10月の15日、日曜日に開催されます!

 前回は、当店回りの関係の方も、自転車で大勢寄っていただきましたが、今回もまた、お待ちしていますよ!

 柳沢の商店街をより身近に、より発展させようと、地元の中小企業診断士の方々が中心になって始まったイベントで、当店も実行委委員会の初っぱなから、ああだ、こうだの言いたい放題でもって、参画させていただきました。

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 大きな音は苦情の関係で今回は静かにやりますが、やることはやります!各種ステージも用いされているので、これは楽しい!

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 もちろんやぎさわの名店、クラフトビールのヤギサワバルさんも参加します!サンマの塩焼きも出る・・・そうだ。

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 当店は、例のドーナツ作戦にて参加。きなこドーナツ、チーズドーナツ、フランクフルトドーナツ、そしてカレー風味の唐揚げドーナツなど出す予定。その横では、高い腰を曲げて、柳サイクルさんが風味豊かなチャイを入れてくれます!

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 これは当店とは直接関係ありませんが、自転車のシミュレーターが出るようですね。

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 柳沢駅の南口出て右手に交番がありますので、その角を右に曲がって、すぐ左に行きますと、公団住宅に囲まれた公園があります、せせらぎ公園といいますが、そこでやっていますので、是非おいでください!

 ※店は店で昼過ぎから夕方前頃の間で、開いてますので、そちらもあわせてお待ちしています!

郵便自転車のカゴ移動 奥が深いカゴ対策



 前々から申し上げているように、カゴ付けって、かなりクリエイティブな仕事の部類に入ると思います。

 なんで?と思われるかも知れませんがね。

 自転車に自転車カゴつけるなんて、どこが難しいの?想像的なの?てね。

 そう思う人は、自転車屋というよりも、自転車の集積場に行って、一台一台よーく見てみるといい。

 当店出入りのデザイナー出身者の目で見ても、実用車といわれている自転車類のデザインの豊富なところに改めて驚く、ということがあった。

 普段、自分の脇を通り過ぎていく自転車のバリエーションになど、ほとんど気にもかけない方が大半だと思うが、マジで一台一台見比べる目をもって見ると、その多種多様さには確かに驚くといっていいだろうね。

 そういう意味で、星の数ほどある自転車に、これまたカゴも奥が深い・・・。自転車のカゴだけ見てもその種類は相当のものと断ずるね。意外とカゴは見ているこの店主が言うんだから、間違いない。

 そこにだ、自転車以外の一般のカゴ形状のものも含めるとなると、こちらも星の数ほど・・・といってもいいんじゃないか?と思うね。

 そうなると!だ、星の数ほどあるフレーム・自転車に、星の数ほどあるカゴを取り付ける仕事がクリエイティブにならないはずがない!

 もちろん仕事を限定している、例えば、ある車種の自転車には、あるタイプのカゴがポン付けできる・・・というそれしかやらないというのでれば話は別。

 話は、星の数ほどのもの同士を組み合わせるためには、金具からして、その加工からして実に奥の深い克服点が潜んでいるんであります。

 今回のご依頼は、後ろかご、本物の太めの籐で編まれたカゴ・・・というよりバスケットだね、こいつを前に移動させられないか?という内容なのであります。

 ちなみに上の写真の前の部分をよーくご覧になっていただきたい。板状のキャリアが既に設置されていますね。ここにはたぶん郵便屋さんのあのデカイがま口のようなバッグが置かれていたんだと思います。なので進行方向に落ちないように、台自体が前上がりになっています、この角度で仮にカゴがついたとして・・・、あまりかっこよくありませんな。

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 見た目の重厚さからすれば、それほど重くはありませんが、本格的なカゴであるには違いありません。これを・・・

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 先の前キャリアのここに載せること・・・なんですがね。この写真では平らに見えますが、前上がりであることには変わりない。

 では、このキャリア自身の角度を変えることができるか?と各所を見ると・・・。

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ボルト止めと溶接ですね・・・。

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 どこかを緩めて上下にずらしたりできれば、例の板の平行は出せるかも知れませんが、この取り付け状態でからは無理と判断。 

 なれば、この既存のキャリアと取っ払って、別の金具類で籐バスケットを固定する・・・という手もなくはない。実際かなり前だが相当でかいカゴをつけた施工例もあったよね。あ、そう、これこれ!確か、小さい子持ちのお母さん達四人が、春でしたね、外で自分の自転車をそれぞれペイントしていた・・・。あの3.11の日もそうでした・・・。

 ただ、この既設の前キャリア・・・雰囲気が実にいい。やはりこいつを生かせないか?

 キャリアの角度を変えるには、唯一可変なのが、先程のボルト部分。このボルト部分を外して、もう少し前にキャリアを倒せば、前上がりのキャリアが地面に対して平行になる・・・ウムウム。

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 このように別金具で前出ししてやると・・・。

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 ほら、平行になった・・・、であればカゴをのせて、各所を固定する・・・といういつものパターン。

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 キャリアの腕を抱き込んでの上面の固定。

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 こちらが正面になりますね。長い金具で、力を分散。

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 ただ、置くだけで外れる可能性もありますから、下のキャリアに穴を開けて、下面も固定しておきます。丈夫なキャリアに載せているので、ここは動かない程度の固定でいいかと思います。

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 キャリアに付いていた、ライトですが・・・。

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 真正面の中央に持っていきました。

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 これにて移動完了!

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 当然リアはもぬけの空になります。展開によっては、この荷台外してもいいかもしれませんね。

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 こういう自転車を置いておくと、当店に来られるお客さん達の受けがいい。この自転車の前で一話が始まります。

 ヤフオクから落としてこられたそうで、コッタードクランクなどはご自分で交換されている猛者でもあります。もちろんタイヤもご自分で交換してあります。

 このタイヤも俗に言うベロ付きのタイヤで、今入手するのもちょいと手間がかかります。装着もまた癖ありなんですが・・・。

 ブルックスのサドルもしかり自転車と調和している。このてのサドルで見た目バランスの取れる車体はまあ、少ないね。

 こういう、素性のわからない、しかもいくつかポイント持っている自転車が街を走る、イヤ、視点を変えるとこうした自転車の走る街は既に絵になっていると言える・・・。

 個々バラバラのようであっても、それぞれのもの達は、街の顔、時代の顔を作っているんですね、そういうことを意識するだけでも、仕事の意義は変わってくる・・・。そして街というのは、そういう我々の生きる場であるのだ・・・。

 ※我々の生きる場とは自治の場でもある、自治を遵守し、その精神を託せる人をしっかり選ぼう!
 ※主義・事情無き棄権者の来店厳禁!(選挙後二週間)

あるのはある大きさの体と用途のみ・・・子供用自転車というカテゴリー越え



 色もピンクで、子供、特に女の子向けの子供自転車・・・・、として作られたんでしょうね。

 しかし、子供自転車なんてあるのか?というと、子供を想定して作られた自転車のこと以上以下でもない。そこに大人が乗れない、乗ってはいけないなどという決まりなど本来はないのだ。

 なれば、子供自転車と大人自転車という線引きパーテーションを取っ払うとどうなるか?

 残るは、ある体のサイズに対応した自転車がある、という事になる。そして、そこにはその人がどういう用途で乗りたいか?という要望に合わせた装備が付けばいいだけのことなのだ。

 年齢は七十を超えて、もう自転車には十数年乗っていない、150センチ台の女性が来た。

 やはり、自転車がないと不便なんだが、暫く乗っていないから、怖い・・・という。

 そこで、あるものをご紹介した。

先日、本ブログでもご紹介した、大人用の補助輪ね。作りもいいし、機能も悪くは無い、それでおすすめしてみたんだが。

 どうも、補助輪は子供のイメージらしく、恥ずかしいということだった。わからないことはない。

 ではという事で、小さい体で暫く乗っていなかった自転車をどう制御できるか?というちょっと仰々しいイメージを抱いていたようなので、例えば、と子供自転車にふざけてまたがって乗っているイメージはどうでしょう?というと、それまで恐怖心と隣り合わせであったような顔が、ちょっと晴れやかになって、それなら乗れそう・・・という事になった。

 一定の年齢の大人に、子ども用に組まれた自転車でそれなりに組みなおしたらどうなるか?

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 大人が使うには、小さいかご、という事で、もう少しデカイカゴに変えてみる。

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 1つで足りますか?と聞くと、はやり主婦、・・・できればもう一つ、ときた。

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 リアが丸あきなんで、ここにカゴを取り付けることに。

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 イヤー、立派なカゴだねえ、さすが主婦。

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 これだけカゴが立派になったんだったら、一本足スタンドでは、足りないという事で、両足スタンドに交換。

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 いかにもお嬢さん用サドル・・・、小さい穴も開いているし、この際交換。

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 こんなのに交換するだけでも、なんか貫禄が出てきます。上のこの写真だけ見たら、自転車の子供、大人の判別なんかつきませんね。

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 22インチのタイヤですが、この辺は交換しましょう。

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 あとは、そうねえ・・・、

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 これから、大人の距離を乗るとなると、この辺も変えておきましょう。

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 チェーンもキレイになりました。

 こんな感じで、全体を起こしてみると・・・。

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 こうなります。チェーンカバーにまだ子供自転車の面影が残っていますが、ピンクという色が藤色にも見えてきて、なんかちょうど体の小さい高齢者にもフィットして見える体裁になってきたように感じますね。

 後は、乗ることで恐怖心を払拭して、愛着の域まで持って行ってくれれば、こちらの狙い通りなんですがね。

 そんなわけで、子供を意識して作られた自転車はあれど、モロそのものの子供自転車などない、といっていいでしょうな。あるのは、ある体型に対応し、ある用途に合わせて作られる自転車のみなのであります。

 体が小さくとも、大人だからといって、大人の平均値に合わせて作られた自転車に無理矢理乗る必要など無いんです。であれば子供用に作られた自転車を利用して作り直せばいい。

 そのように、観念上のパーテーション、カテゴリーというものを取っ払ってみると、また別の色々な景色が見えてくるんじゃないか?と思いますね。

 観念上の区分けであるパーテーションをずらしてみたり、ある2つの観念の間の隙間をこじ開けて見たり、ある観念を別の観念の隣接分野ということで関連づけたりと、既にあるものを使って、その諸関係を変えることでまた生き生きすることってありますな。

 既存を越えて、まったく新しい価値へ!!!!なんていうのは一見かっこいいですが・・・。年を取ってから温故知新が身にしみるようになりました。

 なんと言っても、人類という単位が既に試みた中で残ってきている形式、これを伝統というとして、それを学ぶだけでも大変なのに、それを越えた、まったく新しい何か?なんてまあ、無理だろうなあ・・・なんて、この店主に関しては思います。

 自分も随分保守的になったなあ・・・と思います。若い頃は、何かといえば、古典を読めと言ってきた老教授を「頭固い」と思って軽んじてましたが、三十後半から、やっぱりそうだ、何が近道って、古典ほどの近道はないんだ・・・と思うようになりましてね。

 いつの間にか伝統だなんて、かつては口が裂けても言わなかったものまでこうして書き連ねている・・・。

 それは、かつては自分が人類初を仕掛けてやるぜ!と息巻いていたその我が身の小ささを思い知った・・・という事でありましょうな。よく練られた伝統の一部を習得するのも大変な自分が、何が人類初だ?とね。

 卒業時のある高名な先生の言葉を思い出す。「君らの書いたもので、もしそれが価値のあるものだとすれば、それは既に誰かによって問題化され議論しつくされているだろう。仮に、もし新しい側面があったとしたら、それらはすべて間違っているはずだ。しかし、若い者には失敗を犯す権利がある、これから励みなさい・・・」

 そういうことだったんだ、と三十後半になってわかったような気がしました。

 新しいものなど、古典の土台からしか産まれない・・・。既にあるもののとらえ方を変えるだけでも大変だ、頭を柔らかく、常に柔軟に考えられるようにしておくこと・・・、難しいけどなあ・・・。

こんどはなんだ?ダラブッカ?君は誰だ?



 こんな奴がやってきた。椅子かな?と、

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 ひっくり返すとこうなっていた。重い・・・。どうもアルミの鋳物だね。

 こいつの正体は、太鼓。ダラブッカという中東あたりで活躍する太鼓らしい。店主の上さんがベリーダンスをやっているので、どうしてもこの手の楽器がやってきやすいらしい。

 しかし、君は太鼓だろう?家は自転車屋なんだが・・・。

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 この自転車でもよく使う、5ミリ0.8ピッチの六角ボルトでもって、このダラブッカの皮のテンションを決めるんだそうだ。これが7点あるんだが、その内の3つのボルトが嘗めて、理想的なテンションには行かない・・・ということらしい。

 外してみると、なんと鋳物の太鼓のエッジに直に穴を開けて、そこにねじ山を立てていた・・・。それじゃあ嘗めるよ・・・。

 大体鋳物っていうのは、同じものの量産ができるという最大のメリットがあるんだが、基本ドロドロの金属を型に流し込んだだけなので、弱いのだ。割れたところを溶接でつけようとしても溶ける・・・。落とすと割れる・・・なんてこともある。

 自転車にはあまり使われないんじゃないかな?ラグ、ステムの一部、安いクランク・・・とかかな?とはいえ、なくもないので、たまに加工なんかしたことがあるんだが、数少ない経験からいっても、弱い。

 タップを立てても、ひどいものは切り子が粉々で、エッジが立たないものもあった。

 なので、鋳物に直に穴開けてタップ立て、それをステンレスのボルトで締めるなんてやったら、まあ時間の問題だよね、という気はする。そして、実際にそうなったようだ。

 ではどうするか?もし土台がある程度頑丈なものなら、ミリアップという手がある。5ミリのネジをやめて、6ミリのネジを使う加工をそれぞれにしてやる。

 ボルトを通す穴を1ミリ大きくする、ボルトの頭を入れる穴も大きくし、ネジ穴も6ミリのもので立て直すというね。これであれば七本の6ミリネジがあれば、後は加工だけで済むんだが・・・。

 しかし、相手は鋳物であります。それもまた時間が経てば、グズグズになりかねませんね。そうすると今度は7ミリに?ということになる。

 どうもここで止めたいよね。そこで・・・、ねじ穴は別物に開けて、それを本体に取り付ける加工をすることにした。

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 こういう市販されている、長ナットというのをホームセンターで見つてけてきた。

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 こいつをボール盤に固定して、回す・・・そこにヤスリなんかを当てると、均等に角が落ちてきますね。これを称して、ボール盤の旋盤化といいます。

 そして角が取れた長ナットを万力に固定して・・・、

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 ダイスを立てるんですね・・・。そうすると、

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 こういう埋め込みナットを自作します。7つ作るのね。

 そして、

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 元々開いていた5ミリのねじ穴に6.5ミリの穴を開けて、8ミリ1.0ピッチのタップを立てます。しかし柔らかい、すぐに穴は開き、タップはスルスル立つ。

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 そこに、先程自作した埋め込みナットをネジ止めします、しっかりと・・・。これを7箇所やります。

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 これに皮をかけて、枠で閉じます。

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 そこですぐにボルト締めをと思うでしょ?それではうまくいきません。エッジの平面が出ていない。作ったネジも手作りなんで歪なところもある。穴だってボール盤使えないと垂直が厳密には出ていない。

 そういう現物合わせの際には、最後におまじないのタップを再度かけることにします。

 これを7箇所やって、再度ボルトを七本通して、対角線締めをしていく・・・。

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 すべてのボルトに嘗めている点がなく、均等に皮がしまっていったんであります。

 たたくと、太鼓の音がします。なるほど上さんが練習に流している曲なんかに頻繁に登場している、聞き慣れた音であります。

 ドンタラランタ ドッタン ドタララララン!カンッ!

 うまい人が扱うと、一体の太鼓から、10種類以上の音が出る・・・というのが、すごいね。一方で数に物言わせたドラムセットがあると同時に、一方では一体でドラムセットのごときアンサンブルを叩き出す・・・、人類はやっぱり面白い。

 今回のやったことは、自転車の加工でもやることなので、真新しいことはないながら・・・、すべてが整ったとき、楽器の音として一気に成り立つのが、面白いところだね。

 とはいえ・・・、自転車の、すべてがベストに整ったときのあの走り・・・とどこか似ているかも知れないなあ・・・。

 今回も、自転車屋の沽券に描けて、ダラブッカを蘇らせる!とりあえず、第一幕終了!


 

続々出そうなドロップ化



 エントリーモデルなんだろうが、各所手が込んでいるかも知れない、ジャイアントマウンテン。

 決しておもちゃのなんちゃって系ではないというのがすごい。でも、お手頃価格なんだろうなあ、きっと、大手中の大手はすごいよね、皮肉でなくすごいと思いますよ。

 なので、安売り路線等では絶対に張り合わない、ライオンに対してネコになっても絶対に勝てない、ならノミになる、ライオンに寄生し生き血をもらいつつ、その爪や牙では、まさに歯牙にもかけられず、適当な独自路線で生きていけますからね。

 だから勝負なんかしたらダメよ!身軽さと小回りと自由な発想で立ち回るしかないんでありますよ。

 そんなジャイアントが持ち込まれ、

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 このフラットハンドルをドロップ化して欲しいというご依頼をいただきました。

 ドロップ化する野で、ハンドルの形状が変わるだけ・・・じゃない、いろんなドミノが起きますね。

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 このように、ハンドル形状が変わりますが、もちろんのこと、このハンドルに付いている、ブレーキやシフトの形式も変わってしまいますので、そこにドミノ倒しが起きてくると言うわけであります。

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 7速のSTIをつけました、ターニーというシリーズで作りも悪くはありません。

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 ハンドルステムもフレームの色に合わせて紅白にね。

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 さて、ここからだ。リアのディレーラーに関してはこのままの使用が許されます。

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 せっかくなんでチェーンは変えておきましょう。

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 はい、リアはそのまんまなんですが、フロントがね、これが一大大変わりなんです。

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 マウンテンなんで、フレームのワイヤー取り回しが上引きになっている。これを下引きにしないといけないんですね。

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 なのでこうして滑車を取り付けて、下引きにするわけです。

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 そして、STIの引きシロで引くフロントディレーラーに交換します。

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 前三枚なんですが、これのセンターとアウター二枚使うことにします。インナーは外せないカシメ形式なんで、そのまんま、フロントディレーラーの可動範囲で制限をつけます。

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 それと、ブレーキ。マウンテン用途は違うロード用のメカニカルディスクに交換します。

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 もちろん前後ともにね・・・。

 こんな感じのドミノがバタバタと来るのが、このてのドロップ化なんでありますね。

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 ちょっと勝負できそうなシクロ車に変身した感じですね。

 お兄ちゃんの代わりに試乗した、お父さん曰く・・・、ドロップハンドル握ると、どうしても何か引き締まる、戦闘モードになる、またドロップハンドル握りたくなってくる・・・というようなご感想のようでした。

 このお兄ちゃんは漕艇の選手・・・、漕艇といえば、付いている筋肉は自転車選手に似ているんだよね・・・、トレーニングだって共通しているところがある・・・。

 日本人でボートの世界選手権で優勝した選手がいるですよ!野人の武田選手というんだそうですが、その選手はボート選手でありながら、トレーニングに自転車を使っていたというね・・・、いい情報だなあ・・・。

 ただ飛び抜けている人がやることって、後が続かないことがありますよね、あれだけホームランを量産した一本足打法、ほとんど受け継がれていない・・・、所詮天才だけのものなのか?

 でもねえ、自転車自体は誰でも乗れるんで、その辺はまたもっと共有できるところもあるんじゃないか?と思いますがね。未だに現役で国体に出ているという武田選手。

 コーチングに回って、自転車とのコラボができたら、おもしろいだろうなあ・・・。もっと自転車の方も、ボートの方もフットワーク軽くポンポン交流すればいいのにね、きっといいことだらけだろうなあ・・・。

アームストロングの再来か?懐かしのチンバ自転車 



 自転車の神様がついているであろう、お方・・・。中心からちょっとズレたような車種がすき、というね、もう何度もこのブログに登場してくれている方なんでありますがね。

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 Wレバー仕様で組んだこの自転車なんだが・・・。

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 ご覧のようなクロスレシオなんで、実はシフティングを頻繁に行いたいんだが・・・、やはりWレバーではきつい・・・という事ですね。

 昔はみんなこれでありましたが・・・というのは本当昔の話。かつて、店主の下駄履き鉄レーサーはしっかりWレバーでありました。さして不便ではなかったんだが、子狸をのせて、保育園まで10キロ走っていたときには、さすがに手元変則が欲しくなり、交換したこともありましたね。

 子供の体重が加わるのでシフティングをもっと頻繁にやりたくなったのがきっかけでね、それとハンドルから片手を離したくなかったというのもありましてね。そして、交換したら、快適快適!そして安全でね、それ以来Wレバーは使っていません。元に戻れない・・・といってもいいかも。

 この神様付きの方も、同じ思いらしい。そこで、手元変則にしていこう・・・というのだが、もちろん普通通りには行かない訳なのであります。

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 この通常のブレーキレバー。

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 このブレーキレバーを片方残したい・・・。んんん?どういうこと?

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 こういうことだそうです。

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 なるほど、右だけSTIにして、左はそのままってことね・・・。これどこかで見たことあるよね?

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 そうそうこれね、つまりフロントはWレバー仕様で残して、右だけSTI・・・。

 覚えているかな?これって、ツールなどの山岳ステージ用の軽量自転車に使われていた仕様なのね。

 オリジナルは誰かわからないが、店主が初めて見たのが、メルカトーネに所属していたリアルクライマーのパンターニの車体。

 ビアンキアルミに、カンパレコードで組み付けられていたんだが、フロントはこのようにWレバーで、リアだけエルゴパワーで引いていた。

 ところが、さすがカンパといっていいよね、片方が単なるブレーキレバーで、もう片方がエルゴパワーなんだが、一見見た目がそろっているのだ。というのは、左レバーは、エルゴの中身を抜いた、ブレーキレバーのシェルだけのものだったんで、外見はほとんど同じ見えるわけであります。

 この形式をシマノでやった男がいます、ランス・アームストロング、一人濡れ衣着せられていル男であります。

 彼が一人が薬物で失格になったのなら、あの7連覇の記録はもちろん剥奪で、順位はすべて繰り上がりにするべきなんだがね。なぜか空位になっている。なんでだろう?繰り上げにしたら、じゃあ、こいつは薬物やっていないわけね、という事になる・・・、それには答えられないから?

 アメリカ人だからという理由で、一人濡れ衣だとすれば、くされヨーロッパだよね。

 なわけで、以来、ツールなど、プロレスと思ってみることにしている、あんなもの真剣勝負でやったら、死者出るわ。

 話は戻すが、ランスがやったのはシマノでなんだが、STIの内部抜きというのはやりにくい。なので、デュラエースに属するがエアロブレーキを左に取り付けた、そして右は正規のSTI。

 左右形状違うだろ!ダンシングするにしても握りがまったく違うんだが、本人の地の強さと薬物のお陰で、そんなところをまったく見せずに、本当に奇跡的なランス走りをやってのけた・・・。

ただやっぱりカンパから比べると喜劇的なくらいかっこわるい、当時はそう見えたね。その内、シマノはSTIに似せた、エアロブレーキ、ランススペシャルでも作るかな?と思ったが、それはなかったね。

 その内、軽量戦争も終わってい、通常コンポをフルにのせても6.8キロ以上にならないので、この形式は廃れていった。

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 さすが自転車の神様、今回の改造で、あの期間限定車体を蘇らせたというわけだ、今回もまたやってくれた。

 まあ、今見るとこのチンバも味に見えてくるのが不思議だね。短かったとはいえ、チャンピオン仕様だったわけだからかな?

 しかし、自転車レースもボディービルの大会と同じく、薬の大会とナチュラルの大会に分ければいいのにね、と皮肉の一つも言ってやりたくなる、何はともあれ、あれはアームストロング一人の問題では絶対になかったはず、やつはそれまでの他のすべての薬物選手の濡れ衣一切をすべて一人で引き受けたとしたら・・・、まるでキリストだよな、アーメン。

電動化がだめならギア対応で・・・



 これ電動化?できますか?と質問が来ました。高齢の方です、米寿の方と聞いて、驚きました。いろんな意味でね。

 この年になっても、自転車で外に出たいという意欲。高齢者にとっても、とってこそかもしれないが、自転車が不可欠であるということでありますね。身が引き締まります。

 ただ、電動に関しては、サンスターキッドの件もありまして、あのとき色々事情を聞きましたが、どうも後付けでの電動化は、法的にダメらしい。フレームの強度検査をしないとという事なんだが、その検体に数十万かかる・・・というね、通産省の天下り団体だろうなあ、どうせ・・・。

というのも、車体が重いので、電動アシストが欲しいということなのです、高齢の方ならそれも納得ですね。

 購入する際に、この辺では大して坂がないからこれで十分と思ったら、やはり十分ではなかったと、後からわかった。アア、あのとき電動三輪買っておけば良かった・・・と。

 ギアの調整でなんとかなるかも・・・と、アチコチ見ると・・・。

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 シマノの内装三段が使われている・・・となると、ギヤ板を交換すれば、アシストつけなくても、ギア比で対応できる!今までの経験上そうだったしね。

 何度お年寄りの、重いから買い換えたい!というご要望を、ギア比対応でいなしたことか・・・。

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 ひっくり返して、観察・・・。どこをどうすれば、外れるか?

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 既存の内装三段ギアに後付けでシャフトを作って、後輪につなげるね・・・フムフム。

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 外してみると、なんと14tが付いていた。これじゃあ重いよね。

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 この内装用のギア板は、実はいろんな歯数がスモールパーツとして、売られているんですね、シマノさん奥深し!

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 18Tを選んでこいつに交換だ!

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 このコグをはめてリングで止めるんだが、その専用工具がこれ・・・これがなかなか面白い。今までの苦労がなんだったの?というくらいね。

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 小さいカップ状の工具を取り付けてそこに固定用リングをはめて、その上から一回りデカイカップを被せて、静かに締め込んでいくと・・・、バチン!とコグの固定となってくれる。

 やっぱり専門工具は偉大である・・・。

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 歯が四枚デカくなったので、さすがにテンショナーではかばいきれない、チェーンを数駒足すことに。

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 完成です、乗ってみたが、だいぶ・・・だいぶ・・・軽くなっている、これなら気に入ってもらえるかもねえ。

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 後方確認用のミラー、これもあるとつい見ちゃうし、これに慣れると、ヤバイ・・・、欲しくなるねえ、困ったもんだ・・・。

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 このての自転車に、ダイナモライトはないだろう・・・と思うね。負荷になるから、それを嫌うとギリギリになるまでライトをつけなくなってしまうんでね。次回ご縁があったら、別物に交換かな?

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 三輪だから、絶対安心ていうことはありません!自立するからといって、油断してコーナーリングをすると、バッタンと倒れることもあります。三輪には三輪に慣れなければいけない乗り方がありますので、決して油断してはいけません、ヘルメット着用もね。

 納車の時、ことのほか、喜んでいただいて、こちらもうれしくなった。ポジショニングも大変大事、若い子はまだ車体に体を合わせることはできるかもしれないが、一定以上の年になると、自転車の方をあわさないと、無理ですね。

 そういう意味で、セッティングは高齢になればなるほど、大切でしょう、そういう知見て、一体どこまで進んでいるんだろう?皆さん意識してやっているのでしょうか?

 当店近くにある、福祉会館、ここには毎日多くのお年寄りが来られますが、半分以上は自転車でいらっしゃっています。これが現実というもので、この傾向はより進んでいくんでありましょうな。

 高齢者にとって自転車が欠かせない、半分悲しい現実なのかも知れませんが、イヤ、これを相互自立と共助の要としていかないといけませんな、自転車屋ができることはまだまだあるはずであります!

サーリーはいらんかねー



 今、当店で売り出し中の車体をご紹介いたします。

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 車体はサーリー。鉄フレームですね。マウンテン系の車体ですね。

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 結構いいハブ使っていますね。そしてシングル仕様にしてありますが、

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 今たまたまそうしているだけで、実際は多段化可能であります。

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 ディレーラーハンガーが付いているので、ここにリアディレーラーを装着することも可能です。正づめでもあるので、エンド幅を調整した正真正銘のシングルハブのホイールもはけますね。

 拡張性を好む方には、もってこいかな?と思います。

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 前シングルで使用していますが、これも二枚、三枚も可能でしょう、シートチューブにディレーラーを噛ませることも普通にできます。

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 ディスクブレーキです、ローターがしゃれていますね。各種パーツ類も結構詳細にこだわっているように見えます。

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 リアのローターも同じくしゃれています!

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 街乗り、ちょっとしたツーリング仕様にしてたようです、ステムも日東の削り出し、こういうところにもこだわりありますね。

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 サドルは・・・、まあ柄物という事で、それ以上ではありませんが、それ以外のパーツが随所で光っているという車体ですね。

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 乗り方、スタイル、メカ的な改造も含めて、大変伸びしろある一台ということも言えると思います。

 どう改造して、どう乗るか?はあなた次第、というような変幻自在な一台でしょうな。

 29インチ、税抜き12万でいきます!試乗歓迎!日々二人ぐらいいるかな?という事で、よろしくご検討ください。

事故からの生還・・・匠のソウルレッド?



 青の鉄レーサーが持ち込まれています。

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 パナソニックの鉄レーサー。ブリジストンにしろパナソニックにしろ、華はないながら実直な自転車を作っていると思います。面白くもおかしくも、色気もないが、ひたすら実直な自転車・・・といっていいかな?

 だから好きな人は地味に好き・・・という自転車です。

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 それにまた105が付いている。実直なフレームに実直なコンポが付いている、面白くもおかしくもないが、ひたすら乗るには十分すぎるスペックです・・・。これ褒めているんですけどね・・・。

 こいつがちょっとした事故に遭った。本当ちょっとしたね。フレームの構造そのものには影響与えなかったが・・・。

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 ペイントに少し傷が入り、板金的に直せないか?と、自動車屋に駆け込んだらしい。それが同級生の青山自動車工業所。そこから、自転車のことはそっちで!という紹介からこうなった。杉二小学校連携・・・だね。

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 そんなわけできたんだが、板金は難しい。元色再現というのは、まあこの車体は新しいからなんとかできないこともないが、古く塗装が焼けているものとなると、まあ、難しいね。

 どうせやるなら、全塗装した方がいい、というのも、調色で神経すり減らすよりも、ドーンとやり直す方が、ずっと精神衛生上いいからなのだ。どうしても!!!という以外には、そちらをおすすめしている。

 そんなわけで、全塗装になった。どうせやるなら正反対の好きな色ということで、マツダの匠、ソウルレッドにしてくれない・・・と来たんだが。まあ大変なわけだ。

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 やはり、赤系統が嫌いでないので、調色には気合いが入る・・・。

 ただ、ネットで色見ても、各種写真の光の違いで、あてにはならない。そこから総合的に判断するしかない。

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 こんな感じかな?と、できるだけ自然光に近いであろう写真の中から判断する。

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 ただ、車は面が広くて、へこみは影で色濃く見える、その濃淡をうまく利用しているように見える。同じ色に塗っても形状による光の影響をデザイナーは狙っているに違いない・・・と思う。

なればあの手を使うか・・・、アイシャドウ・・・ね。

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 この手前のフォークの対岸のフォーク、同じ色か?という問いに、確実に答えられることは不可能かと思う。だって、見た目の色は違っているもんね。でも同じ色が場所と光によって異なって見えるなんていう経験は、日常茶飯事。あくまでもここから見るとそう見える・・・という以上以下でもない。

 アイシャドウとはそういう人の色認識と光の関係を逆手に取ったやり方といっていいね。

 正解は、見た目の色は違うと同時に、実は地の色も違います。対岸にはシャドウを入れているんです。

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 そうそうパナソニックのロゴは入れてくれと言うご要望でしたね・・・。

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 これが完成ですが、この写真でどこにシャドウがかかっているのか?を明確に指摘することができないでしょ?実質の色のむらと、光の濃淡が重なっているので、それはわかりにくい。と同時に、アイシャドウした女性の顔がのっぺらではなく、彫りの深い顔に顔に見えるように、この自転車もより彫りが深く見えるというようになっています。

 気に入ってくれるといいなあ・・・。

 再塗装は、新車を購入したような気分転換を味わえる。しかも下は慣れ親しんだフレームとなると、新車よりもうれしい、という方がほとんどだ。そして、色の力は実に強い・・・というのが実感だ。

 好きな車体でも、嫌いな色だったら乗りたくはない、あのネオコットだって、ピンクにされたら一瞥もくれたくもない・・・、この店主はね。絶対に塗り替える・・・。

 という事で、新車は欲しいが、難しいという場合、再塗装はいけます!おすすめです!

少年よ!軽くしようぞ!



 車から降ろそうとした、瞬間、重い~・・・とおもはず口から飛び出たんであります。子供用なんちゃってマウンテンといっていいんだが、なんでそんなに重い・・・。

 まさかそんなはずはなかろうと思って、再度持ち上げてみると、やはり重い・・・。なんでだ?パイプの中に砂でも詰めてんのか?と思うくらい重い。

 まあこのパイプ・・・、こいつで歩道の手すりを作ってもいいくらいの生鉄のパイプなんだろうか?むしろガードレールのパイプで作った・・・じゃない?と思えるくらい重い。

 実はかつて、ヒルクライムの練習用激重自転車を考えたことがあった。何のことはないチューブに砂を詰めて、自転車のパイプにまく・・・。後は、ホイールに細工する(詳細は特許申請時の際もめないように、今は極秘にしてますが・・・)、もう一つは今の看板自転車のごとくホイールにフィン加工して風力(というか風圧ね)を利用するというやり方ね。金かけないで、強くなるには金かけないで自転車を重くして、丘陵地をのぼる・・・なんてこと考えてましたな。

 話を戻して、これを軽くして、より遠くへより速く・・・とおとうさんは思うのだが・・・、その思いをくみつつ、少しでも軽くするためには・・・、やはり一つ覚え、いらんもの外しを徹底することかな?となる。

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 カゴ使うかい?という問いに、その少年は使わない!と。自分で言ったか、店主・親父連合の外してもいいよな!という無言圧力を忖度したか・・・?まあ、なら外すか・・・。

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 スッキリじゃ!

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 後はペライが、こいつも取っておくか・・・。

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 あとこのごっついタイヤ。ブロック・・・の必然性はない。重さだけではなく、走りの軽さも求めないと、土台が重たいんでね。
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 26*1.25なんて、ほぼこの手では一番細い、かつスリックで転がり抵抗を減らす・・・、これで走りの軽さは実感できるんじゃないか?とね。
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 実際走ってみると、やはり走りの軽さはかなり実感できる!

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 あと、これもまたほんの微々たるもんだが、プラのギアカバーも外した・・・。重さ対策というより、スポーツ自転車入門だな、少年よ、自転車をより遠くへより速く走らせるなら、自転車臨む姿勢も変えてもらわないといかん。ギアは電ノコの刃と同じ、ズボンの裾は靴下に入れるかとめるかだ。

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 これもちょっとしたもんだが、鉄ハンドルをアルミの安ハンドルに替えておいた、多少違うだろうな・・・。

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 あと、そうこのダイナモもね。電池式のものにすれば軽いよね、それに点灯とペダルの重さの相関関係もなくなる。

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 最初のいかにもガキ用なんちゃってマウンテンバイクが、中学生用のクロスバイクもどきには化けただろう?

 実測はしていないが、持った感じはなんか軽くも感じるぜ・・・。暫くこれでいけ!

 同じ車体でも、変えようと思えば、これだけ変えられるんだ、という実感をもってもらえれば、今回は大正解。あとは君が乗って、より遠くへ早く行けるようになること。自転車は単体では走らない、君という限られたエンジンの力をどう効率よく、距離とスピードに乗せるか?というこれから新生自転車との関係が始まるんだ!

 今の年齢で、そういう体験しておくと、この後どんな自転車が来ても、この体験を越えるものはないかもしれない・・・、だからあとは乗って乗って、乗りまくれ!親にはいえないようなところまで・・・行っておいで!

 父ちゃん達も、今だから言うが、実は親に言えないところまで行っていたんだぜ!

アローズ 元祖おしゃれ自転車かな?



 このチェーンカバーの形状見て、わかる人はちょいと通・・・かもしれない。

 カバーというよりもフレームに溶接されているこれは、西荻のアローズさんの特徴といってもいいでしょうな。

 店主も、もう随分前、自転車というものに目が行くようになってからと言うもの、まず引っかかったのが、このアローズさんのものだったと記憶しています。

 もう一つの特徴は・・・、

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 これ、ブレーキが一つしか無いこと・・・では無くて・・・。

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 リアのブレーキがコースターというタイプになっている、これもアローズさんの特徴といえると思いますね。

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 リアハブの内部にブレーキの構造を持っています。ペダルを逆回転させると、リアブレーキがかかるという仕組み。これが慣れるとなかなかいいんです。足の回りもあるので、強くかかるところとそうで無いところなどブレーキングにムラはありますが、急ブレーキでない限り、いちいちブレーキレバーを握らなくてもいいというのは、それなりのアドバンテージといえるでしょう。

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 アローズさんの話をかつて聞いたところでは、青梅かどこかにオリジナルフレーム工場があるとか。そこで作られて塗装されて店にまでやってくる。

 そこから、いくつかの選択肢からパーツを集めて自転車を組んでいく、という今考えると大変先駆的な売り方をされていたと思いました。

 こういうシンプルで、他にない自転車なら乗ってもいいなあ、と考えたことが一瞬あったと思います。

 それから、どう紆余曲折したことやら、自分でピストフレームなんかを引っ張っては、シンプル系の自転車を自分で組むようになって、とある日、アローズさんを訪れたら・・・。

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 なんでー・・・、ママチャリの数百円のハブ使ってたのか?なんて生意気なことを思ったりもしてね。

 あの値段出すくらいなら、こちらはピストフレームでもっと丈夫で高級でその割に安い自転車なんかいくらでも組める、と思ってましたね、ピストブームの来る随分前のことだったんで、それこそ110エンドのピストフレームなんて、ただみたいな値段で出ていた時代でしたからね・・・。

 ただ、オリジナルのフレームを考案して、それを作る工場建てて、それをもとに自転車を組んで売る・・・という事の大変さを微塵にも感じていなかった、ただの世間知らずでありました。

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 アローズさんの車体を見ると、フトそういうことを思い出し、恥ずかしくなることもあります。今回持ち込まれた車体は、この辺のBBが緩んでいましたんで、洗浄とグリスを入れて、調整しておきます。

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 フレームにBB取り付けて、その両サイドにクランクペダルをつける。前後車輪をはめて、後輪にチェーンかけて、あとはブレーキ前後取り付けワイヤー結べば、シンプルな自転車はそれでできてしまう。

 今思うと、当店の改造ママチャリなんていうのも、アローズさんの極限までそぎ落とした一つの美学のようなものから派生していたんだ、と思いますわね。

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 足としての自転車なので、タイヤ前後交換して。

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 革サドルが使われている、この持ち主の方は、革職人さんなんで、この辺はお任せときましょう。

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 改めてみても、なんかあるなあ・・・先駆的な何かが・・・と思います。あの白髪を束ねた、尾崎紀世彦のような店長さんは元氣なのかな?

 仕事を形にするというのはこういうことなんでしょうな・・・。これも形、さて店主はどんな形を描いているんだろう?自分のことは無明なり・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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