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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2018年02月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

響き床 本格ライブ 三月十一日 ジャズの新たなジャンルが登場する

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 昨年二月か、日本屈指のベーシスト早川岳晴と、トランペットの雄、渡辺隆雄さんさんのデュオライブという、ジャズ系本格ライブが始まって、約一年。

 その後渡辺さん企画で、昨年9月に、そして早川さん企画で11月と、なんで当店の二階のような場末の貸しスタジオで?と思われるくらい恐縮するライブをやっていただきました。

 それがまた、人が人を呼び・・・、徐々にですが、ライブの箱としての認知度も上がってきているわけであります・・・、大変ありがたいことにでありますわ。

 ひとえに、渡辺さん、早川さんよりご贔屓にしていただいていることのお陰と、共々感謝しているわけであります。

 そして、また来月3月に、またまた、デカイ企画が持ち込まれたんであります。またも渡辺さんより、でございます。

 今度は、ジャズのトリオですね。といっても、楽器を見ると・・・。

 トランペット、ベース、そしてなんと・・・チェロ????のトリオ・・・。

 リズム楽器がない・・・と同時に、和音楽器もない・・・。すべて短音楽器・・・。これでトリオ?という編成です。

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 と先日、リハサールがあったので、覗きに行ってみましたが。

 聞いた印象では・・・、これはジャズなんだが、新しい分野のジャズといえるということがわかりました。

 店主名付けて・・・、ジャズ室内楽・・・というジャンルであります。

 ジャズって何だ?という定義、乱暴に店主なりの定義を申し上げますと。

 一定の約束事のもとで、各自が持ち寄ったものをあわせて発揮する一回性のパフォーマンス・・・とでも申しましょうか。

 俗に言われるところの、VSOPというやつですね。当時は、ベリースペシャルワンパターン・・・なんて、曲解されていましたが、本来は very special onetime performance なんですよ。

 そういう意味で、見事にジャズなんですが。チェロが入ることによって、クラシックの室内楽的な静けさや、平坦さがまた心地よい。

 もちろん弦の二者は、時になめらかなメロディーを、時に打楽器のごとき激しい展開もあって、見所聞き所は、お!そう来るか?と驚きの連続であります。

 そしてなによりも・・・。

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 今回ベースを担当されます吉野弘志さんというお方は・・・、店主にとって忘れられないプレーヤーなんでございます。

 今を去る、三十五年前・・・。店主が高校生だった頃の話です。

 今でも、ミジンコ学者、アルトサックス奏者として全く衰えを見せない、坂田明さんという方がおりまして・・・。タモリなんかも一番面白い頃でしたねえ、色々とつるんでおられた頃でもあります。

 その坂田さん、当時大爆発したんであります。いやいや、すごい!一人で変幻自在のコンボからオーケストラまで組んで、果ては劇団か?と思えるようなバンドまで組んで、もう大活躍を通り越した大ブレイクをした時があったんですね。

 その中でも白眉だったのが坂田トリオ。山下トリオから独立して、若手二人を引き連れて堂々と登場した坂田トリオというコンボがあったんですが・・・、今でもまあジャズ史上最高のトリオ(店主にとってだが)といっても過言ではないと思う・・・、当然、当時少年以上青年以下の店主はそのトリオに釘付けになったんであります。

 坂田明サックス・クラリネット 藤井信夫ドラム そしてベースがこの若き日の吉野弘志さんであったんです。

 当時高円寺のジロキチでやっていたライブはほとんど見ていたと思います。ある意味追っかけね・・・。金の続く限り・・・。

 そして、その坂田明さんが、当時の総力を挙げて、野音で大々的な坂田ライブフェスティバルをやったんであります。

 8月の熱い夏の日でありました。夕方前からそれは始まり、夜まで、すべて坂田さん関連のコンボとバンドとオーケストラ、その幅広い、奥深い才能は、めまいするほどの質量であったと記憶しています。

 その初っぱなでした、この坂田トリオが野音で座開きをやったんですね。




 ・・・・・・・、ぶっ飛びました。それまでは狭い箱で聞いていたんですが、はじめでデカイ会場で、目の前で聞いて・・・。

 たぶん世界最高のジャズトリオの一つ、と確信しましたね、今でもそう思っています。


 その吉野さんが、なんと当店の二階でベースを弾いてくれる・・・。

 リハの最中に、何度か弓も持たれましたが、すごい弓裁きです・・・。


 そして、チェロの四家さん。お聞きしたところ、日フィルでチェロを弾かれていた方。そのままいれば安泰だったものを、飛び出して、今はソロ活動に入られています、無類の自転車好き、ナルシマのメンバーさんだそうです。

 オーケストラと指揮者の関係など大変お話しも面白い。

 渡辺さんは言うに及ばずであります。

 ライブのはけた後は、例によっての交流会など、他のライブハウスではなかなか体験できない内容もありかもしれません。

 当日は鎮魂の日という事もありましょうが、もしご関心がおありでしたら、是非足をお運びください。

 お待ちしています!
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このタンナス野郎!確かにパンクレスはそうとうだ・・・



 手持ちのダホンの大改造。その肝になるのが、ホイールの入れ替え、同じ20インチでもHEから、WOへというアップサイズ化しています。確か、同じような依頼、最近あったよね。

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 このようになりました、20*11/8というタイヤでスリム化ですね、スピードアップもかねているようです。ホイールサイズの変更に伴うドミノとしては、ブレーキシューの位置が変わるということで、Vブレーキを例の脅威のズラし溝のあるものに交換。

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 この脅威の溝の長さを見よ!これは色々自分の車体について考える方々の発想の幅を広げてくれる、パーツであるに違いない。いいよね、こういうのってね。

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 そんでもって、こいつがまたギドネットで引けちゃうというのがうれしい。ギドネットは取り付けの角度によって、引きシロが稼げるという利点があるブレーキレバーでもある、覚えておこう!

 話をホイールに戻すと、このアップサイズさせたホイールのタイヤは、なんと・・・。
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 タンナスなんであります。暫くないと思うと、出てくるとオーダーが続くというのがタンナスの特徴?って感じですね。相変わらず、装着には往生します・・・、でもはめにくい分はズレないんだろうな・・・。

 このご依頼は先日の・・・、
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 この車体のお方。こいつにも・・・、

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 タンナスを履かせていたんですね。乗り心地は嫌いではなさそうですが、これは仕事用なんで理解できるが、小径にもね。ただしパンクしないというのは、大分助かるよね。店主も荷物車に使っていますが、もう5年以上、もちろんパンクなし・・・。乗ること自体に抵抗全くなしであります。

 そういう意味で、気づいた人からタンナス・・・という展開は今後大いにありそうだ。

 自転車で通勤・通学というパンクによる遅刻ができない方、ダイレクトメール配布業の方、介護先を自転車巡回される方、つまり仕事で自転車をお使いの方、などには、最適かと思います。通常のタイヤの約二倍ちょっとで、パンクレス・・・、これは考えるべき選択肢であーる!

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 あと今回のミッションでは、ご覧のサイズの車体用のリアキャリアを取り付けていたんでありますが、もちろん取り付けは可能なんだが、どうも位置が上になって見栄えが良くない・・・という事で、それを下げられれば、というご要望。

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 まともに取り付けると、このような落差が出てしまいますが。

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 構造を壊さないところで、ちょん切りなどを敢行し、なんとかご要望に添えました。

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 内装ギアで、シフターをこんな風に取り付けるなんていうのは、当店の仕事をよく見ていただいているようです。

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 持ち込みのシングルギア、持ち込みはいろいろと勉強になりますねえ、仕上げも色々だなあ・・・としみじみ・・・。

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 荷台の位置も下がり、希望放題を盛り込んだ、たぶんイメージ通りの小径車、一台完成!という事だわ。

 まあ、こんな指示を出せるだけでも、乗り手としては相当の知識と、自分の自転車にしたい!という意欲の高い方かと思いますが、できるだけ希望に添えるよう、こちらも日々精進なんであります。

できること 教えること  すべてにスライドできる名著かも



 自転車屋のブログなのに・・・、という事はけっこうある、本日は自転車外についての内容。

 最近、スッゲー名著に出会った。これはある意味すべてのジャンルに応用できるスタンスであろう・・・と、いうことだ。すべてのジャンル?というとジャズギターだけでなくサックスや、トランペットにもか?というと、イエイエ、そんな楽器を飛び越えるなんて程度のもんじゃありません。

 ではジャズだけでなく、クラシックにもフラメンコにも、タンゴやボサノバにも?と。いえいえ、そんな音楽のジャンルすべてなんてとこも、とっくに飛び越えている内容です。

 ていうことは?というと?

 はい、すべてのジャンルであります。楽器や音楽を越えた、すべてのジャンルについてスライドできる方法論を示している、とさえいえる名著なんじゃないか?と思います。

 でも、そのすべてのジャンルというのがあまりに抽象的すぎて、わからない?では言い換えるか・・・。

 すべてのジャンルについて、それを会得しようとする、会得させるための方法論として、本書は確立されているんじゃないか?と思われるんです。

 つまり平たくいうと、教育論・・・、教育方法論とでもいいましょうかね、何かを他者に対して指導していき、その他者が希望する方向へと導くための具体的な方法論をしっかり持っている、ということなんであります。

 本書が出る前から、この宇田さんという方を店主は知ってました。何でか?ユーチューブであります。

 ユーチューブでは、この手の音楽系、楽器系指導のものはゴマンと出ていまして、そのほとんどが、自分の学院、自分のレッスンへの呼び水としているというのは、よく知られていることであります。

 また、そこまで露骨でなくても、適当なテーマを絞って、楽器を持ちつつ、解説しつつという動画も多いですね・・・。中には面白いものも、ためになるものもありますが、大抵は、アッソ・・・、フーン・・・的なもののように思えます。

 確かに弾けるようだし、それをぶら下げて教育しているようでもあるが、その実テクニックのひけらかしがおもで、少なくとも教育的な動きなどにはほとんどなっていない・・・というのが大半だ。

 その中で、一段と光った動画を配信していたのがこの宇田さん。時に酔っ払いながら、時に楽器抱えながら、始まるその動画には、自分が辿ってきた内容てんこ盛り、なんであります。そこに嘘はなさそうなんだな。なんですべて公開できるんだ?と思う方もいるかと思うが、公開したっておいそれと真似できるような量や質ではないからなんだと思うな。

 そして、動画の中で言っていたのが「まともにジャズギターを弾けるようになるなんて、五年はかかる」ということ。こいつは本物だ!と、店主は直感したわけだ。

 「猿でも弾ける」「誰でも弾ける」なんて著作にだまされた人は数多い、店主もその一人。本を売るためには、そうした敷居を低くしたような書名が付けられがちだが・・・、本書は「3年後に確実にジャズギターが弾ける本」というタイトル。その内容に嘘はなさそうなところが、非常にいい。

 たぶん、宇田さんは「五年はかかりますよ・・・」と言ったと思うが、編集が「五年だとハードル高すぎで誰も手に取りませんよ、せめて三年・・・ってことでどうです?三年で形を作るとしたら・・・という内容でつめていきましょう」なんて会話が、本書成立の裏で、聞こえてきそうだな。

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 こんな目次になっていて、模範のCDなんかも付いて、二千円・・・安すぎ・・・。

 ギター狂の人は、この目次かぶりつきだろうが・・・、別のジャンルに人には全くもってなんなのこれ?って感じでしょう。それでいいんですが・・・。

 でもここに、すべてのジャンルに対する普遍的方法論が隠されている。つまり、ジャズギターというのは、練習曲で練習して、徐々に難解な曲を弾けるようになる、というクラシックの模倣訓練とは根本的に異なるんですね。

 基本技術と、いくつかのルールを体得して、本番では、セッションという形で応用に次ぐ応用を発揮させていく、という形式を取ります。応用ですから、譜面というきちんとした形式があるわけではなく、形式無き形式を回していくということを繰り返します。

 この基本から応用へ、というのは、他のほぼすべてのジャンルにある、発展過程のことでしょ?これを一体どうやったら、相手に体得させることができるか?というのは大変重要な教育学的・方法論的課題であると思うのであります。

 しかし、周りを見ると、そうした優れた指導書というのが実に少ない。相手を応用という本番で勝負できるように指導するものが実に希有であるように思えるんですが・・・。確かに難しいからね。

 そして、これは、実際にできていることと、それを他者に教育するということが全く異なることであることを物語っている。

 つまり日本語ができるからといって、日本語の教師にはすぐにはなれない、そこには指導法、教育法という別のテクニックが必要である、という事と同じなのね。

 大半のギタリストが、弾けることをもって、単に教えているつもりになっているが、実は的を外していることが多い、ユーチューブのものはそれが大半のように思えます。

 この宇田さんは別物だね。彼の形式は、すべての指導者へ、すべてのジャンルの指導者志望の方々へ送られる水準のものかと思う。

 では、弾けるが、実質教えられない、という事が何で起きるのか?

 弾ける人、しゃべれる人、できる人・・・・、は既にその物事を俯瞰できる位置にいる、いつの間にかそういう位置にいることに無自覚になっている・・・ということができると思います。

 一方、弾けない人、しゃべれない人、できない人・・・、つまり生徒に当たる人ですね、彼らは一体どこにいるか?という事です。単純にいうと、そのジャンルの中の広い迷路があるとすると、その人なりの迷路の位置の中を右往左往している人、ということができるでしょう。

 さて、指導者はどこにいるか?というと、その体得したなりの高い位置にいるようですね、つまり、一つ次元の高い所に鎮座しているとします。下には、複雑な迷路があって、自分はそれを克服してきたから、今その上から、その迷路のほぼ全体を俯瞰することができる。

 となれば、指導とは、迷路に迷う子羊たちを俯瞰的位置から、「右じゃない、左だろ!まっすぐ行けよ、何そこで立ち止まってんだよ、信じてまっすぐ行けよ!バカ!」と小言を言うことだと勘違いしている方も多いように思われますが、まあ、真逆でありましょう。

 指導者とは、なぜ今自分が相対的に俯瞰的な位置にいられるのか?という事を知っていること。そこまでの具体的な道順をどうやって体得してきたか?という事を自覚していること。

 そして、今俯瞰できずに、迷路の中にいる子羊の所まで降りていけること、そして(ここからが重要)、一見迷路に見えるその過程も、実は一定の秩序によって成り立っていることを予感させ、その秩序について、時間をかけてもどうしたら接近できるか?という策をその子羊に合わせて提示できること・・・、この辺が、教育という方法論を持っている人とそうでない人との、大きな差、というか質的な違いといってもいいだろうな。

 仮に店主が料理の本を書くとしたら、これに倣うだろう。料理のレシピを並べて、その種類を増やすことをもって、料理上手になる・・・というような路線は絶対に取らない。

 仮にレシピを並べるにしても、大事なことは、そこでとられている調理法、食材に対する考え方、そのバリエーションの具体的体得であり、決して個別のレシピに縛ることはない。そして、それらの体得から、その後のそれぞれの応用を開花させるためのより一階上の手段と発想を提示していくことになるだろう・・・、などといつになるかわからぬ料理本を夢想する。

 いい仕事というものは、ジャンルを超えていい影響を与えてくれる。であるからなのか?いい仕事の抽象度を上げていくと、実はジャンルを超えて通底しているものが見えてくるころがある。

 本書も、その域に行っている仕事ではないか?と僭越ながら考える。だからジャズギターを体得したいと思っている諸氏はもちろんのこと、ギターという楽器にたいしてより深く踏み込んでいきたい方にも、また、異なる楽器でソロやバッキングを考えている方にも、学べるためのヒントは多いのではないか?と思われるし・・・。

 それより何より、他者に指導する立場にある方々、これから指導的立場を志望する方には、必読の書でもあろう・・・。といっても、そこそこ音楽理論のイロハがわからないと、そもそも書かれていることのなんたるかすら理解できないかも知れないが・・・。

 そうか、だったら手っ取り早く、本書をジャズギターの指導書として、自らが実践することで、体得できるというやり方もあるね!

 そうすれば、各分野の指導にも応用が利き、指導力も上がり、ついでに3年後にはジャズギターも弾けるようになっている・・・とね、一石二鳥だわ。

 店主は弟子を取れるような水準の、行儀のいいものではないが・・・、もし万が一、らしき存在が接近してきたときには、この宇田式教育法でもって、応用への道を歩かせてやろう・・・・かな?

おしゃれ迷彩のはずが・・・以外とがち迷彩に

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 手前の黄色いKHSの車体ですが、これがおしゃれ迷彩に再塗装されたのは先日ご紹介した次第。

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 意外や意外、けっこう評判良かったんだが・・・。最初きれいめのふざけ迷彩ということだったんだが、途中ちょっと品が良すぎてしまい、高級焼き海苔の缶のようになってしまっていた。おしゃれすぎるし、迷彩のあのダーティーさ・・・が全くない。

 最後の茶系を入れるときに、ちょっとおしゃれ路線よりもマジ路線の手法をとりいれた。それまでは、デザインカッターでやっていた、マスキング処理していたのをやめた・・・訳ね。

 そうして、ようやく、まあ、迷彩かな、でも色使いなんかは金使っておしゃれ路線を残してる、なんとかこれで・・・と、お渡ししたんだが、それが完成車となって、戻ってきた。

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 このお方、その筋のマニアか何かなのか?フレーム以外も迷彩づくし・・・なんであります。

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 サドルまでも・・・徹底しているといえば、相当徹底している。こうした中にあのフレームが置かれるとだな・・・。

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 意外とガチな迷彩車体に見えてくるから、不思議なのだ。

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 一体絵は額縁から影響を受けるのだろうか?

 殊に平面の絵よりも彫刻系の立体に異様に反応する店主としては、実は絵画の大作といわれているものの展示において、実は絵よりも、鬼瓦のようにせり出してくる額縁の方に気を取られてしまうことが少なくない。

 絵を見に行って、額縁を見ているもの好きはあまりいないと思うが、額縁は額縁で実は目立たない、引き立て役なんだがろうが、その実額縁ファンというのは必ずいるはずで、そこにはそこで大変深い世界があるんじゃないか?と思っているんだが。

  一方掛け軸や、襖絵として描かれる水墨画等には、西洋絵画に見られるような絵自身を枠付けるような額縁は存在しない。絵として切り取って、外界と区別を付ける額縁と、風景をそのまま写して、それをまたそのままそうっと仕掛ける水墨画には、何か本質的な概念の違いがあるんじゃないか?なんて想像はさておき・・・。

 絵と額縁の視覚の割合というより、鑑賞意識の割合は9対1よりも少ないかも知れない。いや、額縁などは裏意識で見られるもの、消極的にしか評価されないもの、ないと気づかれるだけの、存在かも知れないね。

 でもないとそれはなんともふぬけたものになってしまう。

 それをそのままフレームとパーツ類との関係にはスライドできまい、パーツ類は少なくとも額縁よりは積極的評価されているであろう。その影響は、けっこうあるのかもしれない。

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 ヘッドパーツには、熱狂的なファンを多く抱える、某球団のマークはある。なるほど、それで、虎柄フレームを依頼してくれたというのは、こういうことか・・・。

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 円形からこう見ると、立派な迷彩車体にも見えてしまうというのが面白い。あの高級焼き海苔の缶風情は一体どこへいったやら・・・である。

 次の依頼は、砂漠系のガチな迷彩色。ガチな分つや消し塗装をするし、汚れと奥行きの、シャドウワークも仕掛けてやろうと思う。

 ちょっと期待して待っていて欲しいな。次のマスキングに、デザインカッターは存在しない、あるのは手のみ!

実は一番乗りやすい自転車・・・かも

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 まずは、こいつが来たんだな。

 特になんということのない車体であった。これをより走れるようにする。ちょっと前傾ポジションを取れるようにする、そして、エンジンの出力である脚とペダルの位置を最適にする。

 そうしてできたのが、これだった・・・。

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 ブルホーンで前傾、サドルをあげて足の位置決めして、あとはいらないものを外してできたのがこれであったのだ。そしたら、こいつが走る走る、西荻から浅草までなんてこと無く・・・走ってしまった。その人の持っていた自転車のイメージを、一気にこいつが覆した。

 すごいことが起きたもんだ。それまで近所の買い物、いっても駅二つ分くらいの足としてしか考えなかったものが、23区を横断する勢いで、かっとんでしまったんだから。

 これは自転車の持っている潜在力に気づいてしまった瞬間だろう。こうなると、いい意味で転げ落ちるのは速い。

 数ヶ月後・・・、

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 こいつへと変身を遂げてしまった。BSのNJSもののフレームをどこからか探してきた。そして、こいつが組み上がってしまった。

 その先のまたその先まで・・・。こうなることは時間の問題かとも思ったが、それにしても早すぎる。

 今やこいつを自分の足として、アチコチ走り回っているんだろう・・・・と思う。

 でも待てよ・・・、最初に彼に衝撃を与えたあの車体はどうなったのか?・・・というと、ハンドルをBSにとられ、出番を失ってしまっていたんだな。

 もう俺は用なしかよ・・・ってな感じで、後ろ姿がさみしそうだった・・・、擬人的には。それは見ておれんという事と、一体NJSなんて高級車を持ってしまうと、盗難だとかその他、心配で仕方ないという面も当然出てくるわけだ。

 そうなると・・・、ある程度走れつつ、かつ盗難の恐れのない自転車なんかがあると、実に使い勝手がいいんじゃないか?という車体というものへ発想は動いていくだろう。

 なれば、ドンピシャの車体とはどんなものか?こんなもんじゃない?

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 まず走りを知っている人に、走りを犠牲にしろとは絶対に言えない。その要になるのがサドルだな。人の足の長さによるが、まあ、平均的な身長なら、このくらいは最低ほしいだろう。

 ちなみに、通常売られている自転車のピラーは、全くもって短すぎ。長い足を短く使うように作られている。少し見直しなんかもあっていいんじゃないか?とも思うが、その兆しほとんど無し。

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 フラットになるなら、別にモロ前傾のブルホーンでなくてもいい。フラットハンドルで、ステムの突き出しがある程度あれば、それでも十分前傾可能である。

 むしろ目立たなくていい。ブルホーンだと、一瞬スポーツ車に分類されかねないので、誤解盗難・・・なんてこともないとは言えないね、盗んだ方はあとで相当がっかりするだろうが・・・。
 
 ピラーが適切で、ちょっこし前傾がとれたなら、あとは実用車的な利便性があるとまた、随分助かるものなのだ。

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 ハブダイナモは多少は重いが、この際無視、暗くなったら勝手にライトって、明るいし、電池切れの心配ないし、なかなか快適なんだな。

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 後ろブレーキをキャリパー型にして、チェーンステーブリッジの裏に付ける。こんなめんどくさいことをしている裏にはちゃんと真意がある。
 
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 15ミリのレンチでナットを外せば、そのまま車輪を外すことができる。ピスト並みの車輪の管理、つまりパンクやタイヤ交換すべて自前でできるという事である。

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 そして、チョイ止めに、こんな簡易な鍵を残しておくのも便利だよね。

 つまり、スポーツ自転車のポジションの考え方、無駄ものを極力排して、軽量に、そしてメンテナンス性をあげること。と同時に、ライトや、鍵など、日常走る際にあると痒いところに手の届くものは、しっかり利用する・・・・という両者のいいとこ取り・・・といってもいいかもな。

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 できあがったのがこれ。何のことはない、二度目の変身者のブルホーンをフラットハンドルにしたものなんだが・・・。

 しかし、こういう車体が、NJSものなんて、盗難の危険性のあるものを持ってしまった、しかし、快走を犠牲にしたくはない!という人にとって、最も乗りやすい自転車になるんじゃないか?と思うんですね。

 実は、一番乗り安いセカンドバイクっていうのは、こういう車体だろう?という提案でもあります。

 一台新車なりを手にすると、それまで乗っていた自転車をどうするか?という事が、次の楽しみになるという事がありますが、こんな奴も参考にしてみてね。頭を柔らかく、どうしてもカゴを付けないというのであれば、前、後ろ、または両方につければよい。

 雨でも果敢に走ると思うのなら、後ろに泥よけを付けてもいい・・・、それはそれで使い方にあわせて、最低限の装備をしてやればいいだけのこと、あくまでも参考にね、という事だ。

 潜在需要は相当なもんだろうと思う。春に向けて、そうした車体なんかも、デフォで作っていけたら・・・と思うんだな。

足回りを変える 劇的に・・・



 この車体は、キャノンデールのちょいと古めの車体なんであります、今まで何度かご紹介しました。二十年以上はしっかり経っている、といえます。ヘッドが1インチ、これだけでもふるいとわかりますが、キャノンデール特有のメガチューブにはなっている。

 店主もこれほどは古くはなかったものの、1インチの元気なキャノンデールのフレーム持っていました。若い子に貸して、帰ってこない、既にボロボロにされているんだろうな。思い出あるフレームなんで、戻してもらいたいんだが、これ読んでいたら、戻せよ、お前!

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 アルミのリムが付いています。こいつを走るホイールに交換したい。ちょっとぶっ飛んでますが、やっちゃいました!

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 なんと55ミリハイとのカーボンチューブラーホイールにであります。いきなり超特急・・・ですね。

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 当然リアもですよ。円高時代に仕入れた、リムですが、これより活躍。今回出荷に当たって、調整テンション上げなど、面倒見て、チューブラータイヤ取り付けて完成。

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 その際スプロケも、交換です。

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 最大28Tなんか取り付けて、ただし8速ですが。

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 旧式のSTIなんで、それは仕方ない。戻りが悪くなったりしていましたが、オイル打ちと調整で、まあなんとかまたつかえるように。


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 ホイールがカーボンになったことで、ブレーキシューをカーボン用に交換します。

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 あとは異音が出ていたというヘッドパーツ、こいつを交換です。

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 一見カンパ的に見えますが、実は丹下、箱にはNJSと書かれています。確かに精度はいいですね。


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 あとはスプロケも交換したんで、チェーンの洗浄もキチッとやって、いいオイルを染ませます。

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 一気に現役見戻ったような風情です。いや、ここまで来ると、あとは足があれば、現行レースにも出られるでしょう・・・、たぶん。

 鉄、クロモリフレームはクラシカルの名前をほしいままにしていますが、アルミとなると・・・、アランはそれに値するかも知れませんが、銅も鉄からカーボンへの移行期にすぎないような扱いなんだが・・・、ここまで来ると、こいつもクラシカルな仲間入りしてもいいかもなんて思いますが、足回りがしまると、老骨・・・というには失礼に見えてしまう。

 まだまだ走るし、足によっては勝つだろう・・・。現役バリバリではないながら、状況的なクラシカルにもかかってくるような、ちょっと不思議な一台かも知れない。

 そんな不思議な一台が、まだまだこれからも、走る気満々だ、これだから自転車屋は辞められない・・・。

さあ、中身をいじるぞー



 アルミのピスト車が来た。磨きの痕跡がある。
 
 前後の車輪のデカさが違う、26インチと700cでしょう。今回は両ホイールの中身をいじることに。地味だぞー!

 まずはなんちゃってバトンの前輪から。

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 ガタがあるというので、ベアリング交換か?しかし、かなり作り込まれているんで、シールド取り出すまでが大変だろう・・・。

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 案の定、ここまで取り出すまでが、非常に大変だった。立体パズル解きのような、入り組んだものを剥がしていく感じかな?戻せんのかよ、とも思ったり・・・。

 内径10ミリのありがちなシールドベアリングなら在庫しているが、こいつは内径15ミリときた。こうしたオリジナル系にはありがちな自前勝手な規格だわ。ないから取るしかない・・・。

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 二日もすれば、現物が届く。便利な世の中になったもんだ。こいつに打ち替えていくが、内径15ミリ用の専用工具はない、あるものを利用して、のがしつつ装着していくこととなる。

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 こういうのを曲げずに入れるのは慎重にやらないとね、無理矢理やろうもんなら、シャフトに傷が付いて、今度はシールドが垂直に、平行に入らなくなるからね。

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 ハブの中心システムに戻し返してやる。当然新品のシールドにガタはない。

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 こいつに、外リングをはめて、ゆっくり回していけば、前輪のベアリング交換は完了だ。

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 後輪はより面倒なことが発覚・・・。

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 後輪は、この前輪に輪をかけたくらい扱いにくい。スターメーの、キックシフトという、逆回転で内装ギアがチェンジするという、それでいてコースターという、不思議なハブだ。

 毎回いうが、スターメーのアイデア最高なんだが、作りが今一緩い・・・。アイデア無き日本企業にこういうもの作らせたら、もしかしたら、几帳面というか、カッチリしたもの作るかも知れないね・・・。

 イヤ、・・・待てよ。

 ちょっとこのところのこの国、日本、大丈夫か?と本気で思うところないか?店主は真剣に思うところあるんだが・・・。

 名だたる企業の不祥事・・・、検査のいい加減、手続きのいい加減さ・・・。大丈夫かよ?というよりもうダメなんじゃないか?とすら思えるね。

 それに加えるところの、官のクソいい加減さだ。昨今の労働に関する資料のでたらめさ・・・。一体この国を誰にどう指図されて、何を見て、どこに引っ張っていこうとする気なんだ?官庁よ、官僚達よ。

 政治がダメなのは色んな意味で、もう既にわかっている、それをマシな位置に保っていたのは、少なくとも今までの官僚制度のあり方だったはずではないのか?

 それを、どこに忖度したんだか、誰の指示のおびえたんだか知らないが、数年間でたらめな資料でもって、国民の労働に関する制度を完全に改悪に持っていく事に荷担している。

 税金の季節だが、そのトップには、逃げ回っている最も醜い、ゲスで野暮な国税庁長官が居座っているという。今年は白色で申告することにする。今後も白でいいかとも思う。大した収入にもならない中で、控除目当てに、細かい作業するのがばかばかしくなった。

 週空けには、税務署に領主書など廃棄した場合の罰則の有無を聞いてみることにする。罰則ないなら、即刻適切に廃棄させていただくことにする。

 ちょっとマジで怒っていいね。こんだけぶったるんだ政官なんぞ、ここ最近見たこと無いわ。最悪だな。

 元に戻ると、後輪のハブ、ガタ取りがあるが、コースターの完璧なガタ取りって難しい。コースターそもそもの構造が緩い・・・といえるんじゃないか?

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 玉押しはキレイだった。あとは親の敵のごとく、グリスを入れて、ゆっくり元に戻す。

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 さすがに新しいシールドだけに、隙なくしっかりしっとり回ってくれる。

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 このフォークは一体何用なんだろう、今は26インチが付いている。もとは700c用なのか?だとするとなんでショートリーチのアーチがちゃんと機能しているんだろう?謎だ、そもそもがマジで作られたファニーなのか?な?

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 多少の洗浄と、グリス入れの調整とで、動きはよりよくなったが、やはりコースターは緩い・・・。トラックレーサーのハブをいじっていると、じれったくてしょうが無い・・・。


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 元々ついていた30ミリのタイヤがいいという。そんなの聞いたことない、28ミリや32ミリなどはあるが・・・。


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 しかし、探してみるとあるもんだ、存在理由わからねど、入手可能な業者の中で持っていたというわけだ。そういう意味で多少の難題もいいもんだね、日頃の点検になるには違いない。
 
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 かつては、こんなのが行くとこ行けば、ゴッソリ走っていたっけね。最近この手のリーダーという会社が消えたと聞いた。層は残すが、入れ替わりは激しいもんだ。こだわることと、立ち止まることと同時に、流してみる、日和ってみるというのも、大事かも知れないね。

 大分店主も古くなってきたようだ、それが自覚できる内はまだいい・・・としておこう、それくらい自己を肯定できないとやってられないからな・・・。

  まあ、今回は地味ながらやりきった感はある・・・、しかし今時の官の者どもは、一体どんな指針で生きているんだろう?本当にそれでいいのだろうか?本当にそれでいいのか?お・ま・え・らの事だ。

ヘンテコ ディスクキット・・・の登場



 ピクニカ・・・ですね、さらにドロップ化しているなんぞ、自転車遊び人以外に、こんなことする人はいないだろうな。

 毎回に近いんだが、このお方、自転車遊びの自適の領域には行っておられる方で、見つけるもの、持ってくるもの、まあ、そのほとんどすべてが、ネジ外れています・・・。

 別ないい方すると、静かにぶっ飛んでいる。・・・どっから探してきたの?ってなもんばっか・・・。

 今回も腰抜け、変態、ヘンテコキットを持参してきた。

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 これだけ見て、ア!あれだ!とわかるあなたも大分ぶっ飛んでいる。六つの穴だろう?ねじ山が立っている・・・。これでわかるあたなも相当だ。

 実はこれ、バンドブレーキをディスクブレーキ仕様にするという、変態・ヘンテコキットなんであります。

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 向こう側に、バンドブレーキ付いていますよね、こいつをディスクに変える・・・と。まあ、理由聞いても仕方ないんで、聞きませんがね、そういう自転車に乗りたいから・・・以上でありましょう。

 ある意味自転車仙人、やりたいように乗って、霞のごとしで・・・。

 バンドブレーキ外すと、ハブにねじ山が切られていて、そこにはピストの小ギアなんかもしっかりはまるんですよ、なので、ボスフリーもね。さっきの六つ穴の、星形金具をそこに回して取り付けて、後はディスクをとめる。

 ここまではできるんだが、さて、キャリパー本体はどうすんの?

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 どうすんのも、こうすんのもあるか?という取り付け方。当然ポン付けなどできませんで、小径なんで、何でもタイトだね。幅がない、スペースがない、パイプも短い・・・。

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 外から金具足して、チェーンステーの太いところにようやくとめる、こうでもしないと、手前の平たいところ・・・幅が無駄にあって、固定力も弱くなりそうなんでね。後は、ブレーキがかかったとき、キャリパーが前に押されることを利用して、ピクニカの構造一部にも預けて・・・。

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 上から見ると、こんな感じね。大森社長の時間との格闘中で工夫の勝利であります。

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 前ブレーキは、こんなもんなんで、あまり効かない。まあ、スピードの出る車体でもないが・・・。

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 その分後ろが効き過ぎ・・・。小径なもんで、ホイールベースも短いところだと、後ろが鬼効きすると、前につんのめりそうになるという不思議な体験ができます。

 前ブレーキ効いて、ジャックナイフはよくある話だが、こいつは後ろが効いても、しっかりジャックナイフしてくれそうで面白い・・・というか気をつけてのらないとね。

 あまりの後ろの効きに、フレームがゆがむんじゃないか?下りでは徐々に効かせましょう。

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 最初は心配だったが、ギドネットでも、このディスクは引けたんだよね。

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 あとそうそう、ヘンテコキットついでに、この盛り上がりすぎの泥よけも修正。

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 まあ、こんなもんだろう?

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 ディスクピクニカの誕生、そんなに効かせてどうすんの?という副題が付きそうだ・・・。

 調べてみると、こんなヘンテコキットにチャレンジしている、奇特な方々も多いらしい。

 でもね、通常のバンドブレーキの自転車を、子のせ仕様にして、荷物載せて、ガンガン走らせようという目論見には、朗報かも知れないね。まあ、そんなに流行りそうなキットとは思わないが、そういう応用なら、ヘンテコ上等!しっかり役立ってもらおうじゃネーの!と、コッチは燃えるがね。

 どこが卸しているんだろう・・・・?ちょっと真剣に探したりして・・・・な。

自転車の貴婦人・・・と言えばミキストだねえ・・・



 ヘッドチューブからエンドまで対角線状に貫かれたパイプが特徴的なんだが、それより何より、品があるわ。好きな言葉ではないが、貴婦人的な気品・・・とでも言っておこう、わかりやすいからな。

 直線には違いない、変に女性性に媚びてないのがまたいいのかも知れない。

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 この斜め下まで伸びている、このパイプが特徴的だが。

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 上から見ると、実は一本ではなく、細い二本のパイプが、シートチューブを迂回して挟むように斜めに伸びていることがわかる。

 このフレームの歴史はそこそこあるよね、女性用のツーリング車としてそれなりの位置を占めてきた。こいつにドロップハンドル、ハンドレストを付けて、走るなんて光景、かつてはあったんだがね。

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 この手のクラシカルなフレームには、やはりそれなりのパーツが似合うもんだ。

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 これシマノのアルタスですぜ・・・。こんなパーツ類を復刻してくれたら、小躍りして喜ぶのは店主だけではあるまいな・・・。

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 いいクランク作っていたんだよねえ。金型まだあるんじゃね?

 まあ、エントリーモデルにも手抜きなしの、まじめシマノさんが、自転車というものにどのくらい貢献しているんだろうかと考えると、それはまあ、すごい!の一言だ。

 よくぞここまで!やってきたもんだ・・・。

 もちろんレースにおいても、最先端のものも作ってくださいよ。まあ、店主らはついてはいけないと思いますがね。

 ただ、そろそろだな、自転車の文化的、工芸的な、趣味的な側面にも目を向けてくれませんかね?シマノクラシコなんて別会社つくって、歴代の粋なパーツ類を、機能あげて復刻してくれないか?

 絶対に、マーケットはあると思うよ。むしろ、先端のもの作りがいかに、先走っていたか、気づくと思う。まあ、レースは速く、軽く、強く、高機能!なんだろうから、その原理に従えば、自ずとそうなるかも知れないが・・・。

  だからって、別に火星に行くんじゃネーよ、たかだか地球上のレースだろう?そこそこのものをそこそこのペースで、少しは歴史や文化意識して作ればいいんだよ!

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 どのパーツ見てもいいよねえ、なんかホッとするぜ。

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 今や高級タイヤの仲間入りとなった、ラリー・・・、かつては一本千円・・・近いレベルだったのに・・・ね。チューブラータイヤも似合う。まあ、別にこれでないとダメということはないが。

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 ウーン、こういう自転車が、選択肢として現行品で残っているということも、重要だと思うんだがね。

 まあ、大手頼みは甘いかな?小回り小回り・・・・、小回りできる店だからこそ、やれることは、たぶんあるだろうなあ・・・。

 一月くらい自転車もって台湾うろつきたいわん!

22インチなさ過ぎ!



 施工前の車体を撮り忘れていたんだが、こいつの後輪は22インチのHEだったんだが、その内のスポークが四本折れていて、もうヨレヨレの状態できていたわけだ。

 リム自体が曲がっているんで、もうそれをスポークで矯正することはできない。例え振れ取り台の上で、真円ができたとしても、触ってみればわかるが、スポークのテンションがばらついているので、そこに人が乗って一踏みすれば、テンションの高いところへリムは動きそれを緩いテンションが助ける形で、一気にゆがんでしまうだろうな。

 四本折れるまで気づかない・・・なんて、よくお母さんにはある話。これだけあるから、一本くらい折れたって・・・。そもそも折れていること自体にまったく気づかない・・・。気づいててもなんとなく・・・。直さなきゃ、直さなきゃと思いつついつの間にか複数本まで発展。折れたスポークが邪魔して、カンカンカン!と他に干渉する音を聞いて慌てて・・・。

 まあよくあるパターンですが、既に遅すぎ・・・。リムにまで被害が及んでしまっています。

 そういう時は組み直しなんですが・・・。

 こいつ、前が20インチの、後ろが22インチのファニー系の子のせ号なんですね。前が24インチ、後ろが26インチなんていうのは聞きますが、大体22インチなんてね・・・。

 それから、リム探し、完組探しをしてみたんですが、それがない・・・、ないないない!

 タイヤはごく少数ですが、まだあるんですが、リム単体がない。ないものがなぜ完成車に?と思えば、完成車の工場直送って事で、コチラ小売りには回ってこない?

 イヤー・・・困った。実に困った。

 当店の在庫を見ると・・・、一本あった!これで一件落着か?と思いきや・・・。ホール数が28なもんで、こいつではダメ・・・。

 アチコチ探したが・・・やはりない。

 そこで仕方なく、20インチのHEと22インチのちょうど中間に来る、20インチのWO、エトルトで451で組むことに・・・。それ以外の解決法が思いつかない・・・。

 そんでもって取り付けたのが、こいつ。

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 スタンドも20インチのものに交換、これはまあ、それまでのスタンドの位置が高かったらしい。ドスン!と落とされる感じがいやだったそうだ、母子共々。

 これも探してみると、22インチ専用というのがまたないのだ・・・。あっても24インチ兼用というわけで、実質24インチ用という事になる。つまり高い位置からドスン!というのは正しい感覚だったというわけだ。

 持ち帰って家人に見せたらしいが、どうもこのタイヤでは細すぎると心配の声が上がったとか。

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 前輪と後輪明らかにファニーしていますね、同じ20インチといっても、HEとWOとではこれくらい違うんですが、タイヤの太さのバリエーションからいったら、HEに軍配が上がります。

 確かに前輪から比べれば、後輪は華奢に見えますね、心配するのも無理はない・・・。

 確認してみると、20*13/8のタイヤの幅は、約35ミリなんですね。レーサーなどのタイヤから比べると、かなり太いんでありますが・・・。

 でも同じ径のラインナップに20*13/4というものがあります、径が同じなので互換性ありなんですが、こいつの太さはざっと45ミリと、前者に比べれば10ミリほど太いという事がわかります。早速在庫を決意!

 上のタイヤで、空気圧管理をしっかりして、すり減ってダメになったら、その一回り太いのに交換してもよし、という事になりますね。

 当然、ホイールがダウンサイズした事によるハンガー下がりの件などもしっかり説明し、店主自身こいつで近所のアチコチを蛇行したり、コーナーリングしたり、縁石近くに接近したりと、色々実験しましたが、通常の走行でペダルが地面をこするようなことは起こりませんでした。

 今回は一端これで、お返しして、空気入れや、タイヤの状態、日頃のあれこれなどを話にチョクチョク当店によっていただくことにしました。

 二人の子供を乗せて走るお母さんの自転車ですから、慎重に今後見ていこうと思います。

 しかし、メンテをするのはエンドユーザーに接する小売り店なわけで、そこには、たとえ少量であっても、リムや完組を流す形式は確保しておいてもらいたいでやんす!

 そうで無いと、さすがにあれこれやるといっても、ブツがないと、手も足も出ない・・・というのが現状なんだよな。

 まさか、製造メーカーが・・・、使い捨てを前提にしている・・・なんて訳・・・・、あるかも・・・・な。

バラクーダ 立ちゴケ災難

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 今は無き、懐かしの車体バラクーダであります。アルミの名車になるところだったが、もう作られていません、残念ですが。

 こいつが、立ちゴケでちょっと痛んだというので入院。

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 元々ついていた、アナトミックハンドルが内側に曲がるほどの立ちゴケ、一瞬でも力がかかると、こういうことも起きるのね。

 という事で、今度はアナトミックではなくマースバー、つまりは丸ハンを付けてみたいというご希望だ。

 店主は深曲がり系のアナトミックが好みなんだが・・・、握りをハンドルの方から指定してこない、どこを握ってもいいような丸ハンが好きだという人も多い。どうもハンドルのアールと手の間に隙間ができるのが好みでない、店主はね。

 しかし圧倒的に丸ハンも減ったね。深曲がりなんか、もうギャグが?と思うのがたまに来るくらいで、どいつもこいつもリーチの短い半端アナトミックだらけで面白くない。

 そんな中でのマースバー。

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 外々420といういい幅のマースバー。まあ深曲がりでは無いな・・・。

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 この丸ハンのいいところは、クランプが31.8という、同じサイズものということ。シムもあるが、この方がスマートでよろしい。

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 立ちゴケのもう一つの災難が前輪に振れが出ているという。どのくらいのコケかというと実は20キロ以下で走っていたと、完璧な立ちゴケではない・・・。

 何らかの衝撃が外から加わっての変形だとすれば、それはスポークの調整では直せない。でも、一見しては、さしたる劇的な狂いはない。

 バテットスポークが使われている、完組ホイール。

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 外でのニップル、これは調整はしやすいか?

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 ホシなどのプレースポークよりもコンマ2ミリほどデカイが、持っている工具で対応できるのがありがたい。ただ、16本という少なすぎるスポーク数だと、直したいところが、二点のスポークの間だったりすると、少ないスポークな分、距離が空いているので、細かな調整はできないようになっている。やはり調整を考えるなら、スポーク数は28本以上だろう。

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 ほんの少し縦振れは出ているが、まあ、こんな感じだろう。

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 表面のクリアか何かが、ヒビがあるようだ。

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 ちょいと痛々しくもある。同じ車種で、自分で定期的に磨いている大森研魔の社長のバラクーダには、一点の曇りもない、未だに日本刀のようなシャープさともったり感が両立していて、それは見事なものだ。

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 一端落として、再度磨いて、再塗装したくもあるが・・・、今回の依頼はそこまで深くはないので。ここでグッとこらえて、やめることとする。

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 まずは、マースバーになってからの今後の活躍も期待しているぞ!こけないようにな!


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※これが最後の当店にあるバラクーダ540であります。マジで最後のだよ!

650c ロードをつめる 短クランクの危機


 
 これもアチコチ寄せ集めで、とりあえず乗ってみよう!という勢いで組まれた650cの自転車。その割にはよくできているかもしれない。

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 リアディレーラーにシマノソラを使い、なんとシフターにはだ・・・

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 今はもうとっくに無き、カンパキセノン(ゼノン)の9速を当てて、見事にシンクロさせている。

 ただし、ここは・・・というと、

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 ありものクランクが付いている、長さが170ミリ。たまたま持っていたクランクを取り付ける、というよくあるパターンだが、乗り手が148センチという方にとっては、ちょいとというか、大分長いだろうと推測する。

 ホイールが650cというのは大変いいし、シマニョーロもいいシンクロさせているんだから、ここをつめれば、よりよき、ある意味最高な一台になったに違いない。

 そこで、ここを短くしよう!

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 ミケの子供用?に想定されたであろう、クランクその名もヤングというそうだ155ミリ・・・、もう少し短くてもいいかもしれないが、もとが170ミリなんで、まずはこの辺で、ということ。

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 こいつはBB持ついているので、かなり使いやすい。今まで何度も使ってきていたんだが、どうもこいつが在庫の最後らしい。

 折に触れて使うこともあろうと、調べてみると、今やもう取り扱いはない・・・。さて、困ったもんだ・・・。そうだ!国内のスギノがかつては152ミリなんていうのを作っており、かなり重宝したんだが、そいつも探してみるに・・・、在庫として確保している業者が見つからない・・・。

マイティーシリーズにファイブアームにて140ミリから作ってくれているものを発見。現物は見ていないがマイティーなら、見た目も高級感りあで、値段もそれなりだろう・・・、エントリーシリーズでは既になさそうだ・・・。

 あとはサンエスさんのラクランク・・・って洋なしみたいな名前のクランクがあったが・・・、あれもすごいは、130ミリから170ミリまでそろえられた、気合いのシリーズなんだが・・・、こちらも値段はもっといいはずだ・・・。それは仕方ないと思う。こんなぶっ飛んだ長さのものを製品化できるところが、サンエスさんのすごいところだな・・・。

 応援という意味では使いたい逸品ではあるが・・・ね。

 とりあえず、本当かどうかは知らないが、カタログレベルでは現行品としてはありそうなので、ちょっと安心・・・。エントリーモデルも欲しいんだが・・・・ね。

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 洗浄して調整、ワイヤー、チェーン交換など、神経系を整える。

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 このエルゴは、内部的にはまだ固い。注油を繰り返し、馴染みを出そうとするが、年寄りの柔軟体操のようなもんか?時間はかかりそうだが、本体はもってほしいね。

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 シューはけっこう選んでいるなと思われるが、このアーチとシューの形式だと、トーイン派できないので、別方法にて。

 こうすることで、引きの固いブレーキが、シューの範囲内で柔軟性を取り戻してくれるので、あとはワイヤー調整との組み合わせで理想に近くすることは可能かも知れない。

 まあ、いいブレーキアーチに交換すれば一発なんだが・・・。

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 この乗り手の方は、小柄の成熟された女性。こいつがはじめてだったらしく、ある意味じゃじゃ馬系を最初から乗りこなしていたようなんだが、ちょっと調教師がなだめて、人ならしした感じにしたので、多分だが、高い確率でその違いをわかってくれると思う。

 この年齢の女性が、お仕着せでなく、それまでの人生で積み上げてきた自分のスタイルのようなものをそれぞれが乗せて走るようになると、自転車文化はより成熟していくはずだ。

 結局自転車屋のできる事なんて大したことじゃない、常にそれを意識しながら、フィッティングを重視して、文化水準の高い方々に対して開いて、その環境整備ができさえすれば、あとは自ずから勝手に成熟化していくことでありましょう・・・。

 遺伝子操作して、いかにいい種を作ることができるか?そんなことばかりに奔走していてはダメだ、大事なのはまずは土壌なんだろう。それそのものではなく、それを育てる環境が重要だ、例え時間がかかろうと。

ルックを組むぞ!



 クランク回りが、ビーチクルーザーのような特殊なパーツでありましたね。アダプターを使用することで、一般規格のものに変えられる、というのは朗報です。

 ルックは基本フレームメーカーですんで、あのクランクは・・・他社に一定のロット数で発注したに違いない、たぶん。とすれば、それがはけたとき、まったく同じものを以後使い続けるか?というとその保証はありませんし、またはけた後、アフターのために作り続けるか?といえば、その確率は、ほぼないでしょう。

 そんなこんなで、物持ちがいい人が12年後に、このクランクがダメになったとき・・・、一般部品の互換性があるとすれば、それは大変ハッピーなわけであります。そのためにも、物持ちのいい方はアダプターは確保しておいた方がいいかもね。あとエンド金具とかもね。

 そんなわけで、特殊パーツがあるものには、色んな意味で、注意が必要だ。選手は支給されるから、後は乗り倒せばいい、乗りつぶしてもかまわない、結果的に。が、アマチュアは、自前なもんで何か起こらない限り乗り続けられるのがいいに決まっている。そのための工夫はできることはやっておいた方がいいね。

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 件のクランク、まあこんな感じで付いている。からくりはわかったよ。

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 乗り手はかなり本気だね。いや、本気になるよ、この自転車だったらな。

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 今や定番の台座。こいつもちょいと考え物だ。もし、バンド式のものとどちらかで悩んでいたら、少なくともフロントディレーラーのセッティングのためには、バンド式をお薦めします。でもなかなか無いかな?

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 この辺も特殊パーツといえば、そうかな?今回も10ミリほど、理想には届いていない。まあ乗りながら考えるか。

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 この辺も特殊なんで、癖ありと言えば、癖はある。一般のアヘッドステムで対応できれば、長短に関することや、角度に関することなども、自在にできるんだが・・・。

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 そして、お薦め製品一つ、ご紹介。先日の合同パーツ展示で、あの奇跡のチェーンオイル、ムオン・ケイテンでおなじみのヴィプロスさんの所をたずねると、またまた驚きの新製品が出た!という事で、ご紹介を受けました。

 名付けて、ブルーノ。埃知らずのケイテンと、悪天候でも残るムオン、この両者のいいとこ取りをした製品ともいえる、いわゆるケイテン越え、ともいえる製品らしい。

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 実験もかねて、やってみる。カーボンフレームだの、コンポだのにこだわる人って、次はトレーニング法だったりへ、流れていくんだが、ケミカルを大事にする人って、意外と少ないよね。

 いいケミカルは自転車の持っているポテンシャルを大分引き出すんだよー。考えてみよう!自転車はパーツの集まりで、それぞれのパーツが互いに連動しながら、一定の方向への動きをもって集中する道具であるんだな。その連動の仲介に入るのがケミカルなんで、ここをおろそかにすると、各々はいいパーツであったとしても、いい連動が起こらない、つまりはパーツの力量を発揮しているとは言い難い、ということなんだな。
 
 なもんで、車体の次にはケミカルに関心を持とう!という選択肢も大いにあるよ、とおぼえておいていただきたいなあ。

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 さて、どこ行くんだろう?たぶん高いところだろう、登りは速そうだあ、春より始動開始、でしょう。

クランク物語 あまり突出したもの作るとねえ・・・



 ルックのカーボンフレームと、載せ替え用のコンポがやって来た。
 
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 こういうのらしい、ライトと書いてあるがごとく、実に軽い、登り用かな?まずこの手が来ると、付いているものはすべて外す、外して、処置して、内容を確認してから、再度組み付ける。

 面倒なようだが、この過程で発見できるものは今まで少なくなかったのだ。

 特に、ボリュームゾーン・・・、それ以下にある車種なんざ、まあ外して確認しておくに超したことがない、ヘッド回りなんかは、重なる重層パーツであるヘッドパーツ、こいつの向きや順序が間違っているようなことも多々あったもんだ。

 なんか動きが・・・という場合、大抵はその辺が原因だった、何か噛んでいたり、締めすぎたり・・・というのもあったなあ。

 あとは、外したあと、フレームに関して、ほぼ無処理なんてものもある。グリスぐらいケチンなよ・・・とか、タッピングしていない・・・、どうりで外しにくかったはずだ、なんてこともね。

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 このフレームには、クランクが付いていた。それも、ルック独自のクランクらしいんだな。ルック、タイムはそういうことやりがちだ、いや、アメリカのフレームメーカーも・・・その傾向ありか?ただ後者は、パーツメーカーなんかとつるんで、もう少し規模でかくして新規格なんかを作っているようにも見える。

 これをどう外すのか?特殊工具とかいるとすれば・・・、面倒なことこの上ない・・・。

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 反対を見るとこうなっている。これくらいなら六角レンチで外せるわ。

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 この外っ側の輪っかはとれたが、その次がわからない・・・。でも、待てよ、ルックだろう?なんかやったことあるなあ・・・、明治のトライアスロン部。確かあれはビーチクルーザーのような一体型だったような・・・。

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 ほーら見ろ・・・、引いてもダメなら押してみよ。

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 こうして逆に出していく、特殊工具はいらないが、コツはいるなあ。

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 そう、こんな感じの一体成形型のクランクだった。ちなみに、このフレームにはアダプターがいくつかあるらしく、通常の規格もののいくつかも適応できるそうだ、それりゃそうだよね、餅は餅屋で、特殊規格のパーツは気をつけるに越したことはない、いつなくなるか、ポシャルかわからないからな。その分一般に作られているものが流用できるということは、当たり前だが、安心なんだわ。

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 逆に取り付けにはこいつを使うことになる。

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 取り付けは当たり前だが、外し行程の逆をやって、この特殊金具を溝に挟んで、回しては、ガタを取る。ガタがとれたら

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 六角レンチで締め込んで、クランク自体を固定すればいい、という形式。

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 その他でいうと、このフレームにはこのステムが必需のようであります。

 あまり特殊パーツが多いフレームには、選ぶ前であれば、気をつけるに越したことはない。ちゃんとそのショップに、スペアのパーツ類が在庫しているか?または即発注可能であるか?そしてその値段(大抵はかなり高額だが)などをチェックしておくといいかもね。ものによって、消耗傾向の強いものであったら、スペアを確保しておくべきかもな。

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 このクランクにはペダルとの部分にも工夫があるようだ。

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 このエキセントリック構造によって5ミリの幅でクランク長を選ぶことができそうなのだ。それだけ特殊構造の、そんじょそこらには売っていない、スペシャルなパーツということらしい。

 まあフレームの構造部にまで影響を与えるヘタリを出さない程度で、アダプターを使っての一般規格クランクにする方が、無難かも知れないね。

 このルックの完成車への道は続く!
 

カード機更新 電子マネーも・・・????



 ヘエ、狸サイクルでも、クレジットカードなんて扱っていたの?ってか?

 もう旧店舗の頃からなんで、かれこれ十年くらいなるんじゃない?かな?年間数例に満たないんですが、でもクレジットカード対応店なんですよ、これでも。

 このカード端末も、随分使い込まれて?埃を被っていましたが、この度更新という事になりました。

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 新しい端末はこれ。これまで二台に別れていたのが、この度この一台の統一されました。かなり洗練されていますね。

 そして驚くのが・・・、今までは電話回線の間に挟むようにして設置していたのが・・・、

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 この新機種に至っては、なんとLANケーブルに接続という事が可能になったんですね。

 新機種の別端末に至っては、この欄ケーブルが無線というのがあって、なんとスマホと連動というのすらあるようですぞ。

 この度、紹介もあって、当世カード業界事情なんてもんを聞いたんですが、スマホ導入でもって、Wi-Fi環境、3g、4g環境のもとでカードが扱えるようになったと聞いて、大変驚いたんであります。

 という事は、今後は外の屋台なんかでもカード決済ができるようになる、わけであります。

 外回りの行商、寅さんじゃないが、ライブで自分のCDを売りたい、なんかのフェスやフリマで出展したいなんていう人でも、クレジットカード決済ができるようになる・・・という事なんであります。

 もちろん、カード会社、信販会社は信用で成り立っているので、基本実店舗があることを条件にしているようですが、では実店舗って何か?というのだって、今は色んなパターンも考えられるんであります。

 ネット商売している方は、自宅がある意味店舗みないなもんだな、玄関に看板掲げて、そこでは実際の接客を通じた商売はしなくとも、通販での商売をやっている人なんて今やゴマンといるわけだ。

 そういう形式で仕事している人たちが、ひとたび売り場をフェスだフリマだと、外に移動したとしたら・・・。カード決済ができるとすれば、便利だし、上記をもって実店舗という認め方も今後大いに変わる可能性もあるだろう。

 かつてのように、死ぬ気で働けば、なんとか開業資金が稼げて、それでもって実店舗借りて、権利購入して電話引いて、アドレスとって、活版印刷で名刺作って商売始めるなんていう人の方が絶滅種になっている今、開業のあり方、実店舗のあり方が完全に変化しつつある中で、かつての信用形式だけにしがみついていて、果たして今後はあるんだろうか?と考える方がまともである。

 そういう意味で、どんどん開かれていく方向になると思うぞ。その実験じゃないが、当店二階の響き床にも、無線の端末を申し込んで審査してもらったんだが、その際050の番号をネットのアプリから取得して、それを基に申請してみたんだが・・・。

 見事に合格したぞ!

 なわけなんで、新たな形式でカード決済を組み込んでまじめに行商してみようという方、申請、審査のチャレンジはすべきかと思う、ダメ元でやってみよう!

 さて、この新たな端末なんだが、カードの種類や、支払い方法の幅がグーンと広がった。

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 これがスタート画面、これは前とほぼ同じ。

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 ここからが新しい。まずは左上のクレジット、これは従来通りのもの。右上、これは銀聯(ぎんれん)というのだが、こいつが新しい。つまり中国大陸系のカードといえんのかな?爆買いの波は、まだ西東京には来ていないが、それが来た際にはこいつでキャッチも可能・・・というわけだ。

 そして、驚いたのが、右下の電子マネー・・・。なんだこりゃ?という人が大半かと思いつつも、いつも使っているであろう、スイカなんていうのはあれ電子マネーなんだとさ。

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 この6種類がつかえるとのこと。ちなみにスイカやパスモは「交通系」というのに属するらしい。

 実験してみる。

 支払金額を打ち込んで、電子マネー、交通系を指定して、カードをこの上に掲げると、

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 なんか読み込んでいる・・・、

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 打ち込んだ金額よりかチャージが少ないので、あとは現金でやれ・・・式の文言が出てきた。

 カードの電子マネーが読まれている・・・。ちゃんと機能しているということらしい。確かにそのように依頼したから、そうできるのは当然なんだが・・・。ちょっと驚くね。

 今回は紹介によるご縁だったんだが、断ることもできた。なんで依頼したか?というと、これからの時代にどこまで対応していけるか?というのが、ある意味、自分の老化をはかるいいスケールになるんじゃないか?という事もある。

 日本では、まだ現金主義が一番だが、あと5年後、一体どこまで現金決済が残っているのだろうか?その頃になると、半分近くが日常のパンク修理なんかも電子マネー決済なんて、時代が当たり前になっていないとも限らない。

 クレジットカードのような、手数料の発生しない別形式のマネーレス社会に移行していかないとも限らない・・・。既に月一の業者とのやりとりだって、現金を動かしてはいない。パソコン上の銀行の数値を動かしているに過ぎない。

 どちらかというと、スマホもやめた口だし、携帯も持ちたくはない方なんだが・・・、反面時代のながれや動きには、少し離れたところから、ちょっと敏感でもありたいという、アンビバレントな自分もいる。

  といっても、まだまだ現金主義が基本なんだと思いつつも、ハイテク機器も用意して、攻めの経営・・・ってとこかな?

パンク無縁のタンナスざんす!



 営業用の自転車に見えますね。後ろの箱には何入れて走るんだろう?でもよく見るとドロップハンドルなんだが・・・、変な自転車には違いないが、意外と走りいい・・・、なんだこりゃ?と思いながらも、絶対にあっていいはず・・・と思ってしまうね。

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 こいつのタイヤを、パンクに無縁となる、タンナスに履き替えて欲しいというご要望が一つ。

 もちろんやりますよ!

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 こういうタイヤね。チューブもないし、空気も入れないんで、パンクしない。通常の乗り心地は悪くはないが、段差などには、ゴツンとくる感じはある。これが700cの23ミリなんていうものだから特にそうなんだが、これが太くなれば、多少は緩和されるだろう。

 それより何より、数年間減って交換までパンクの心配から解放されるという意味では、ある意味最高だよね。通勤、通学のようなパンクによる遅刻が理由にならない場合、商売で自転車を使うという場合などには最適・・・ともいえる。

 ちなみに当店が8年以上前に作った、運搬用荷物自転車なんだが、前輪はこいつが付いている。随分減ってはいるが、まだつかえそうだ・・・、時たま、水を噛んでか原因わからないがキュルクニュというような音を連続で出すこともあるが、いつの間にか止まったり、また出てきたりと謎な面もあるんだが・・・、そういう意味でも最強だな・・・。

 空気のタイヤよりも固いということで段差などの影響によりスポーク折れの報告もなくはないらしいが、かつてははめ殺しと言われたタンナスであったが、今では一定の処置により、再装着も可能な指導も出ているので、スポーク折れの修復なども可能となっている。

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 このようなチップをタンナスの下側に横差しにする。

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 こんな具合にね。そして、こいつを通常のWOのリムに装着していくんだが・・・、これが一大事なのだ・・・。逆にこうまでして入れたものなんで、外れにくい!という事の証左でもあるんだが、まあ、大変なこと大変なこと。ショップに任せないと、まず、素人では無理・・・なんじゃない?かと思いますね。

 まあ、あてがった瞬間、これは無理だと・・・思うはず、そのくらいのハードルを乗り越えての装着ということなんで、安全が確保されているわけだ。はめたら最後暫くはいじらないだろうから、これでもいいが・・・。

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 こうして、装着前後完了!まさにパンクフリーなのだ。

 タイヤ交換の大変な通常の実用車などのリアだけでも、こいつにしておきたいもんだ・・・な。

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 そしてもう一つ、リアの小ギアをデカくして、ギア比を下げたいということだ。

 エエ?シングルなのにギアの日の変更できんの?って思う方はもう古い。できます。

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 こうして外せるんだよね、リングを外せば。

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 そんでもって、単体で売っているギア板と取り替えて、チェーン張り替えればよし、っていうこと。

 当初ついていたのが14T、そいつを18Tのものに変更、16T、とか20T、それ以上のものもあるでよ!

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 そもそも内装三段なわけで、もとになるギア板の比が変わるので、内装もそれにあわせて変わることになる、当たり前か・・・。

 なので、子供を乗せるようになって、もっとペダルが軽くならないかな?とか、その逆のご要望があれば、そんなの簡単にできるんで、ご相談ください、というわけだ。

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 一見外見は変わらねど、大分走りの内容は変わったな。

 また働きに出てください。

 という事で、パンクをしないことをもって、第一条件にしたいという方は、タンナスの装着はお薦めいたします。はめるの大変だけど・・・、後輪だけとかいうのも大いにありだと思います!

有言実行の男 ニシキのアキラ! 実行だけに数年以内 自転車屋開業!



 こういうお土産をもって,店内に侵入してきた人影あり・・・、

 よく見ると別府毎日マラソン・・・?

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 ひっくり返すと、群馬の水上で作られているらしい・・・。ちょっとずっこける・・・。

 んん?何やつ?

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 この怪しい人影は?車体を見ると・・・、

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 ニシキ・・・、という事は、また現れた!ニシキのアキラだ!!!!

 この謎の人物、本業は産業スパイとか・・・、なにやら機密情報をやりとりするお堅い仕事らしい・・・、故に、人相は明かせない。万が一ばれるとすれば、当店にニシキで来店してるとき・・・くらいか?

 この人物と別府マラソンとどう関係するのか?

 ちなみに、この男、四十代半ばということまではわかっているが、詳細はまったく不明だが、自転車の他、マラソンに相当入れ込んでいるとは聞いていた。

 そして、今回なんと、別府くんだりまでフルマラソンに参加してきたという・・・。実は、そこまでは聞いていた。そして、目標タイムもなんと三時間一桁台・・・。

 まあ、いうだけただだと思っていたんだが、どうも練習方など尋ねてみると、すべて正鵠を射貫いている。ちなみに繰り返すが、いい歳した中年のフルタイム労働者である。

 そして、今回のタイムだが、なんと公式記録三時間6分台という快挙を成し遂げていた!

 十二月頃目標タイムを聞いたとき、勝手に言ってろ!とは思いつつ、練習方の効率の良さに、驚いたんだが・・・。まさかその通りに調整したとは、お見事なもんだ!

 本人二十歳の頃の記録を抜いているという、人生最高記録を四十半ばで達成。それだけではない・・・。

 まだ伸びしろを隠し持っている。つまり一キロ減量につき3分短縮というデータを自分に突きつけている、という。て事は、一年から二年以内に、二キロ減量し、大会前の酒を断つ(本当に酒好きだね、飲むために走っているようなもんというが、このタイムなんだから、まあ化け物だろう)、そして、年齢と疲労を計算した経験に基づくトレーニングを積めば、たぶん大変高い確率で、数年以内に、三時間は切るだろう。


 そして、まだまだ目標はその先にある。

 サブスリーを獲得した暁には、自転車屋開業と行く!これは店主との約束だ!こいつならいける!絶対にやっていける!技量などサポートしてやれば、すごい規模の自転車店が実現する。

 その真意は・・・。

 彼は、自転車との練習で築き上げた独特の練習方で、サブスリーを獲得する、したとするんだから、その営業力、宣伝力、影響力はすべてのランナーにまで届きうる内容を持っていると言うことだ。

 つまり、彼は少ない自転車愛好者、なんて所にルアーを投げて、価格競争なり、身を削ることなんてまったくする必要が最初から無いんだな。

 彼は、彼だけは、唯一!国内にわんさかいるであろう、マラソン、ジョギング愛好家という大海に向かって、唯一、ルアーを投げることがゆるされる人物なのだ!

 潜在的な顧客数のデカさに、気が遠くなりそうだ・・・。

 だから言ったでしょ?単に自転車組めるからって自転車屋をやり続けることはできないって・・・、どこの誰に向かって、どう自転車を提示できるか?というところにほぼすべてがかかっていると言っても過言ではない。何なら、店主らがこぞって、この新生マラソンランナーサイクルをサポートしたっていい。

 彼の目に叶った者を集めて、全国展開することだって可能かも知れない、そのくらいマラソン愛好家の数は無尽蔵なのだ!

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 この野郎、不適な後ろ姿を見せながら帰って行ったが、実に大したやつだわな。詰め将棋のように、ジワジワと目標をつめていく。その先の、その先の、またその先を見つつ、着実にだ・・・。

 あと2年後くらいか?サブスリーを達成して、さして当店から遠くないところに、マラソンランナーサイクルが誕生するだろう。彼の好きな往年の鉄フレームに、チョイ古コンポなんかを並べて、趣味性が高い、といってしっかり走れて、マラソントレーニングの土台になるような自転車並べてね。

 そうなったら、奥さんに隠れもせず、堂々と、好きな自転車に囲まれて生きていくこともできる!

 それはそうだ、フルタイムで働いた金曜日床に入ったかと思えば、三時過ぎに床を抜け出し、目標点まで走って、朝風呂使って、ちょっとビールでも引っかけて、ただいまー!と朝八時に帰宅、家族はちょうど起きた頃だそうだ、そんな人の寝ている時間にチョコマカやっているやつには気をつけろ!

 でもそんな地道な努力を続けられるからこそ、そのあとに夢の実現がファイルのように詰まっているんだ、大したやつだった、ニシキのアキラ!

 当店にニシキ車体が止まっていたら、要注意!店内をよく観察せよ、スパイダーマンのように、影でひっそりと、ニシキのアキラが息を潜めているかも知れない・・・、それも大抵ビールくさいんだが・・・・、まあいいか、サブスリー目前ていうことで、夢目前ということなんでな。

屋根直し 開発者もびっくり!たぶん・・・

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こいつに屋根がつきまして、

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 こうなったのは、十月のことでありました。屋根キッドが持ち込まれて、それを取り付けたんだが・・・、マニュアル通りね・・・。でもまあ、付けてはみたものの、長持ちはしねーな・・・とは思っていた。

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 ハンドリングでもまれて、風圧も受けるであろう、この屋根を前面で支える形式がこれなんだよね。カゴに挟んでボルトでとめる。

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 これじゃあ、カゴの強度に依存しすぎ・・・。こんな網のようなカゴなんで、まあ、長持ちはしないだろう・・・と送り出したんだが。

 ちょいと車より後ろから引っかけられたこともあり、やはりというか、まあ時間の問題でもあったんじゃないかな?という事で、こんなになって、戻って来たわけだ。

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 だかーらー言ったじゃないの・・・。想定通りなんであります。

 こういう各種あるような既存自転車に取り付けるように、普遍性を意識してものを作るのは、非常に大変なことだということは、わかります。各所に工夫のご苦労が忍ばれますね。

 ただし、そのエネルギーは持続するのが難しいんでしょうな、前面止めに関しては、これは改良が必要です!そのヒントとなるような施工を当店では大森さん筆頭に考えましたので、あくまでもご参考まで!

 まずは、カゴの強度に依存するような形式は一切やめることにする。そしてできれば、自転車一般の形式に沿わせた形での取り付けができるように考えました。

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 カゴに依存しないように注目したのは、前輪ハブへの共締め形式。こいつのない自転車ないでしょう・・・。

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 ここから鉄棒を上に伸ばして、そこにパイプを差すんだが・・・。このパイプは内径13ミリの塩ビ管であることが判明。さすがありもの利用で、屋根作ったわけだ。そこで、屋根構造全体の強度を上げるためにも、ホームセンターで購入した塩ビ管とジョイント(チーズというらしい)を使って、横渡をやってみた。

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 塩ビ用の接着剤も協力なんだが、かつてその大半を寒天状態にさせてしまった苦い経験から、今回はビスどめ。

 この横渡で、パキッと締まるようになる。店主はこれでもう十分かと思っていたんだが・・・、大森さんは一歩進んでいた。ハンドルを切るときに、どうしても屋根がばたつく感じ合ったのか?補強を入れる。

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 この自転車のハンドルとの渡し金具を作成、実はこれフラットハンドルに端に取り付けるバーエンドの先に、金具を取り付けて補足する。あくまで補足、しっかり止めない、というのもこの屋根自体が、ハンドルによるステアリングの影響を受けるもの、つまりもまれるものなので、各所を固定しない方がいい、緩くジョイントされいてるのが理想ということだ、ベビーカーのように・・・かな。

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 開発時よりもより完成度を上げて完成、としておこう。

 まあ、あくまでも一般車を想定して作る場合には、色々考えた結果、カゴ止めという結論に至ったんだろう、と思いますが、やはり施工完了まで面倒見ないと、この手の後付け品を単体で販売して完成度を上げるというのは、大変難しい、中途半端にならざるを得ない、んじゃないかな?なんて思います。

 多くの方々が思っている以上に、実用自転車の種類というかパターンというものは、多様性にあふれているんであります。

 開発の方々さぞや大変だったと思いますが、こんな施工例が何か参考にでもなれば・・・ね。

すぐ済むはずが・・・旧車とはこういうもの・・・だ



 数年前、当店より出て行きました、旧車であります。トーエイのフレームにプロムナードハンドル付けてね、まあ、ありがちなアレンジであります。

 やること自体は、そんなに難しくはない依頼だったはずなんだが・・・。

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 まずタイヤ交換ということ、何のことはない。

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 スキンサイドということで、チャレンジのタイヤに交換。こいつクリンチャーなんだが、別の呼び方がある。

 なんと、オープンチューブラーと言うんだな。自称だけど。つまり開いたチューブラー、チューブ内蔵していない、チューブラーという意味か?一瞬何のことか?と思いがちなんだが・・・、実際に使ってみると、納得する。

 つまり、チューブラータイヤのようなサイドの柔らかさがある。確かに・・・そうなんだな。柔らかいんです。それがいやかというと、いいんだな・・・。

 チャレンジは面白いタイヤ・・・でありますね。

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 それともう一つ、これよく数えると3段ギアなんです。ボスフリーで3段なんて、遺物中の遺物なんでありますが、どこかで探してきて、装着していたんですが・・・。

 どうも減りがすごくて、チェーンとの相性も合わなくなってきたんです、そこで、交換なんですが・・・。

 遺物なもんで、あるのかな?と思ったところ、どこから探してきたのか?持ち込んできたんであります。

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 よくどこで探してきたんだか・・・。右がシマノで、左がサンツアー。それで着脱工具の関係でサンツアーを付けようとしたんでありますが、なんとボスフリーの径が合わない・・・。そんなこともあるんですねえ。

 なもんで、右のシマノもの、着脱工具は今は無い・・・、外すとき作るしかない・・・、そいつを今回使うことにしたんだが・・・。

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 この3段自体が大変分厚いもんで、取り付けてみると、シャフトのエンドナットがボスフリーから飛び出ない。これでは、取り付けても、回転しません・・・。

 まあ旧車、旧パーツというのはこんなもんだよね。なもんで、2段、3段、4段と回避の選択肢を持つべし、考えるべし、という事になる。

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 幸い、反対側ではこれだけスペースがあるんで・・・。シャフト抜いてんだな・・・色々やると、

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 こうなったわけだ。これなら装着可!となるんだが・・・。

 シャフトをいじると大抵はセンターが狂う。ホイールがフレームの真ん中に来ないなんていう状態になる。

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 ホイール全体を右寄せする・・・。ドミノだよな・・・、ボスフリー交換だけなら、チョチョイでできるんだが・・・。

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 なんとか付いたぜ!

 ただ、こいつの3年後以降が心配だ。なんせ、外せないからね。今の手持ち工具では、こいつには対応できない、作れば話は別だ・・・、その基体になるものもあるんでな・・・、まあ、その時が来たら、その時だ。

 ちなみに、当店では、現行品で3段、4段、5段、自由に作ることが可能である!

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 今は無いパーツを探すのは面白いと同時に、見つからないと大変だよね、そういう時のために、こうした選択肢も用意していますよ。
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 こんな昨日今日では醸し出せない自転車、つまり旧車の雰囲気のいいものを走らせるには、それなりの知見と技がいる。

 その分手間がかかり、銭も時間もかかっている、だからコソの旧車なんだよね。大分いいんじゃない?毎日が刺激的だわ、お陰様で。パンク修理一日五回とかだけだったら、自転車屋やめたくなるだろうな、仕事を面白くするなら、この手の旧車を相手にする、老化防止にももってこいなり!

二月十二日 ヤギサワバルにて 狸サイクルコラボ 夕方六時より!



 ご近所でお世話様の、ヤギサワバルさん。ヤギサワバルさん、当店よりご近所です、詳細はこちら。

 ここでもって、第二回のヤギサワバル(クラフトビール)と当店、狸サイクルとのコラボを行います。二月十二日月曜日です。午後六時よりですよ。

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 前回、昨年9月頃だったか?昼から夜までやるという、大展開でありましたが、今回は夜のみの営業ということです。

 狸サイクルがなんと、料理提供。

 ざっと考えているものは、今回は味噌・・・かな?三種の味噌付けのブタ肉。白身魚の白味噌付け。牛肉の八丁味噌煮込み・・・。かなり当てますね。そのくらい、いい意味で癖のあるビールなんであります。

 食事系は、柑橘きかせたヨーグルトチキンカレー。これ一口すると、またビールを頼みたくなる・・・というイメージで行きます。

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 濃いめの黒ビールから、酒粕を使ってちっとも酒臭くはないサケカスエール、あとはもう一つ・・・。

 このシャン種に当てた、食を提供いたしますんで、是非また、おいでください!

 前日より仕込み等でがんばります!お待ちしています!

おしゃれ迷彩・・・



 フレーム三本持ち込んで、変わり塗りのご依頼をいただきました。

 その内の一本が迷彩で、という事だったんですが、ちょっとしゃれっ気もあっていいという事で、思いっきりはねたつもりのが以下なんですが。

 最初は高級海苔の缶のように見えましたが、茶系を入れて、ようやく疑似迷彩、おしゃれ迷彩てな具合になったような、気がします。

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 KHSというメーカーのフレームで、なぜかフォークがアルミというものでした。迷彩というと、やはり軍事からきたもんで、そのままではなんとも殺伐たる感じか?という事で、金は一色使います!という許可はいただいていたんですが・・・。

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 濃いめの青、薄めの青に、金の三色の時は、本当贈答海苔の缶のような感じでした。そこに赤系の茶をさして、差し方も、ちょいとひねりましてね。

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 少し迷彩らしき雰囲気も出すという事でした。

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 色を四色重ね、クリア二回、吹いて研ぐとなると、なんか体力いります。

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 間にマスキングテープをカットして、貼って吹いて、また剥がして、ズラして、新たに貼って、また吹いて・・・。

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 工程自体は単純ながら手間がかかる。あとは、事前にどこまで想定できるか?というのは完全に慣れの世界だな、数をこなさないと、狙った効果が逆になる、つまり地と図が逆になってしまう、マスキングの順番間違えたりするとね・・・。

 いい勉強になりましたわ。と同時に、色んなヒラメキが来たんであります。

 次は、マジ迷彩で・・・というご依頼。砂漠系の茶とグレーなどを基調にしたもの、もちろんマジなもんですから、つや消しで、しかもアイシャドウで立体かつエイジング効果も・・・という展開になるでしょう。

 決してラミネート加工のようにならないよう、手の跡を残したい・・・、どんな物になるか?近日中公表予定・・・。

 そのまたあとは・・・、なんとジャガーだそうだ・・・イモじゃないよ・・・。

ピアノ襲撃 自転車屋は手も足も出ない・・・木製ハンマーだし・・・



 かつて、店主の姉が使っていたピアノが実家の移転に伴って、響き床に入ってくることになった。ピアノはそう簡単に動かせないところからいうと、これはもう設備としての意味を持つ。

 響き床は、ピアノという設備を持つ貸しスタジオとして、これからなり立つになる。それもどうも店主の想像力を大分越えていることらしい。

 まず、ダンスの生徒で、ピアノはプロ級の人がその話を聞いたとき、またピアノが人を呼ぶのよ・・・と。

 響き床で演奏経験のあるミュージシャンは、「エエ!」と驚いたあと、あいつも、またあいつも・・・とピアノで共演できる相手の顔を思い浮かべていた。

 当店に最高の企画を持ってきてくれる人も、ピアノ?!といって、イヤー、そんなことしたら企画の幅がメチャクチャに広がりますよ・・・ときた。

 そうか・・・、やはりピアノは持ち運びができないために、あるのと無いのとでは、雲泥の差という事になるんだ・・・と、深く納得。

 では、姉のピアノを受け継ごうと、その手の運送屋さんを依頼したら、こんなユニックつきのトラックできた。

 当然階段を二人で担ぐと思いきや・・・、そのために自家製の手すりでも外しておくか?と思っていたんだが、プロの世界はとうの昔に、ずっと先に行っていたようだ。

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 入れ子状態の継ぎ手を持つこのクレーン。どうもマンションなら五階までこいつで上げられると言っていた。

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 階段からではなく、窓を外して、外から入れる・・・。そのための準備、養生されていますね。しかし来たのが二人・・・。クレーンで持ち上げて操作するのに一人車に残るとして、一人で受け取るのか?ヘエ・・・プロはすごいね、お手並み拝見・・・。

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 養生されたピアノが出てきました。久しぶりだな・・・、実家の隅にいたよね・・・、ようこそ、また活躍してもらうぜ!

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 さすが重機だよね、250キロなんてひょいと持ち上げる・・・。ちなみに、見えにくいが、既に受け止め窓には、二人がスタンバイしている・・・、あれ三人できたんだっけ?

 イエ、違いました。二人だけです。その内の一人の手にはリモコンが握られていたんですね。ですんで、受け取り窓から、ピアノを見ながら、リモコンでユニックを操作して、徐々に徐々にピアノを窓に近づけて来ます。

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 重いもんなので、ゆっくり動かします、ブラーンとクレーンで暴れて壁にでもぶつかれば、壁は確実に割れるでしょうからね。

 丁寧に、静かにピアノが振り子状態にならないように、窓に近づけます。片手にリモコンで。

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 片手で、ピアノの底を窓側にたぐり寄せて、ヘリに乗せると、今度はワイヤーを緩めてちょうどピアノが横になるような状態にして、引っ張り込んでいきます。絶妙なワイヤーコントロールでしょうね、ゆるめすぎると今度はピアノの頭が下になり、外にずり下がる、という最悪の事態になります。

 といって、ワイヤーを緩めないと、今度はピアノを引っ張り込めません。静かに、一定の速さでやっていましたが、すごい技術でしょうな。

 自転車屋、まったく手も足も出ません・・・。

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 お見事!ピアノが響き床の床に、着地しました。もちろん養生されている上にです。

 そこから、所定の位置まで部屋の対角線を移動しますが、ピアノの前後にベルトを掛けると・・・、

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 エッホ!エッホ!とばかり、床から浮かせて、しかるべき所までいとも簡単に持っていきます。ピアノの下には小さい車がついていますが、それを頼ると床がゴリゴリになってしまうから・・・だそうです。

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 こんな感じでよろしいでしょうか?後ろと脇を少し開けて、空気の流れ、湿気がたまらないようにというところを配慮して、設置完了。

 髙麗内装さんに作っていただいた、土台の上にピッタリ!

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 このような感じで、無事収まりました!これからこいつは居場所を確保したところで、どんな働きをしてくれるんでしょうか?クラシック・ジャズ・ポピュラーなど、または酔いどれ弾き語り・・・なんて言うのもあるんだろうなあ・・・。

 このピアノが呼んできてくれる人との邂逅も、また楽しからずや。

 どうも長年弾かれていなかったこともあって、手入れは必要なようです。湿気もため込んだのか?ハンマーの戻りが悪いものありましてね。

 興味もあったんで、外せる板すべて外して、今乾かしています。ちょうど東京はこの季節、乾期ですからね。

 そうすると、鈍かったハンマーの動きも戻ってくるものもありましてね・・・、なるほど・・・という事なんですが。

 中には、二本ほど、戻りの悪いものがある。懐中電灯で中当ててみますが、まだ機能がわかるようになるまではちょっと観察が必要だな。一つだけハンマーを押し上げる鍵盤直の棒に、押し下げるためのヒモが付いていて、それが鉄のピンで固定されていたんですね。そのピンを少し下に下げる方向でヒモにテンションをかけてやると戻りは多少良くなる。

 ただ木製ハンマーのバランス上、鍵盤を離せば戻るようにできているんだが、その戻りが悪いという事になると、根元か留め具に摩擦があるんだろうなあ・・・。金属だったら、極上のスプレーオイル一発で直りそうなもんだが、木製となると、逆にふやけて、戻りが悪くなる可能性もありだなあ・・・などと考えつつ。

 調律は、ここを調整することで可能だ、というペグを見つけ、四角レンチでやるんだろう?今、スマホにも調弦アプリがあるから、そんなんで、もしかして、できないかな?なんて考えたり、色々面白いですね。

 明日、調律師さんが来るそうなので、後ろから作業見ていようかしら?

 しかし、見事なまでに、自転車屋の手も足も出ない作業であった・・・、あっぱれ餅屋、やっぱり餅は餅屋だわ!

子猫二匹とサイクリング



 ルイガノの、おしとやか系クロスバイクといいましょうか。買い物などを中心に使っていたこの自転車を、近いうちにやってくる子猫二匹とサイクリングできる様にしたいということで、持ってこられました。

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 この付いているカゴがもすでにヨレヨレ。新しい猫たちを迎えることだし・・・、いっそのこと交換・・・ということらしいです。
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 もちろんこのカゴに直接に置きを入れるのではないらしい。直接は、なんか底のある袋のようなものを持っていて、そこに二匹を入れて、上を軽く閉じて、その袋自体が不足なく載せられるカゴがほしいということでした。

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 ただ、台座にかごを取り付けているという、典型的なスポーツタイプのやり方ですね。これだと、止めている箇所が近いので、強度という面では、ちょいと劣るところはある。

 今は子猫だが、あいつらは半年もすると大人になっちまうんで、餌の状況によってブタ猫にでもなろうもんなら、二匹といえば、決して軽くないわけで、仮にブタ猫になっても、ちゃんと安全に乗せるためには、ちょいと取り付けの形式を変えてもいいなあ、なんて考えた。

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 カゴは、事前に底付きネコ袋を当ててちょうどいい大きさのものを選んでいたわけだ。

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 イメージ映像の様なもんだが、こんな感じでカゴに袋を乗せ、その中に子猫が二匹座る・・・ということになるんだが。

 強度を出すために、

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 このクイックレバーではない、ナット止めと共締めして、下から支えるという形式でやることにした。

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 暗くて見えにくいが、ハブナットの中心から上に一本棒が、正確には左右二本棒が上に突き出て、カゴを下から支える形式を取った。

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 そうなると、カゴはしばらく二匹の猫たち専用になるだろう。そうなると他の荷物はどうしよう?ということで、この荷台を少し大ぶりのものに交換・・・・・じゃないんだな。

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 こんな感じの延長というか、アダプターで従来の荷台の面積の約三倍近くを確保。

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 相当広くなるでしょ?これは元々はバイクのパーツだったものを自転車に転用したもの。これで荷台を拡大することで、より面積のあるものを楽に運べる様になります、何より後から取り付けというのがいい。

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 そんなわけで、ネコとサイクリング仕様の自転車の完成です。いつまでおとなしく奴らが乗るかはわかりませんが、ちょっとの間は、袋からキョトンとした顔出して、町中を走るんじゃないかしら?

 そういえば、この猫たちは、どこかのNPOからもらうとかいってましたね。なにもペットショップから購入するだけが、動物たちのとの出会いであるわけではない。

 むしろ・・・、保健所などに収容されている子たちから優先的に、次の飼手に引き渡されるなんていう制度ってないのかね?

 ペットショップにガラス越しにいる子猫や子犬たち、あれみてかわいいか?まあ、かわいくもあろうが。店主などは、小さいうちから、親と引き離されて、ちょっとかわいそう・・・という風にまずは見えてしまうんだな。

 先進国の中では、法律で生まれて数ヶ月は親と離してはいけない、という規定のあるところもあるときく。至極まっとうだ、なぜってワシらはほ乳類なんだぜ・・・、それが答えのすべてだな。

 でも、小さくないと売れない・・・という事情で、この国では小さい内より、親から引き離されて一匹でガラス箱にディスプレイされるんだろうか?今もそうなのかな?多少は変わったかな?よくなったのか?

 それより何より、故あって保健所に保護されている子たちを、処分の前に、新たな飼い主へ・・・という運動をやっているところもあるんだろう、殺処分ゼロの自治体もあるやにきく、そういう循環をもって活性化させることで、救われる命が増えることを祈るしかない。

 ペットと自転車・・・、老ペットの散歩と自転車の関わりなど、彼らに対して、自転車屋でもできることはあるんだろう、と思うと、そこにまたジャンルができるんだろうな、なんて考える。飼い主も年寄り、犬も老犬・・・。お互い散歩も大変だ。

 なら、公園まで自転車に乗せてやろうか?これからよくある風景なんじゃないかな?

 ちょうど当店の前には東伏見の公園に散歩に行く犬たちがよく通るところだな・・・、まずは犬たちから習うこと多そうだ。

 そうそうネコどもからもな・・・。

またオメーか?よく折るなあ・・・



 当店近くには早稲田の体育寮がある。スポーツ施設も充実しているね、乗馬クラブもあるのか、馬も飼っているよ。

 あまたある部活の中で、どうも準硬式の野球部の子達が多く来てくれるんだよね。

 準硬式というのは、確かB級という野球のボールの形式なんであります。ちなみに専門学校で野球大会をやっていたときの公式球は健康ボールA級でありました。

 このB級は見た目は軟式なんだが、壁に当てたりするとその音は硬式のようなゴツン!という音がします。なので準硬式っていうんだろうね。

 ちゃんとこのボールでの大学リーグもあるそうですよ。硬式の六大学からすると、スッゲーマイナーな競技という事にもなる。

 でも、彼らは野球が好きなんだね、さわやかにやっているよ、顔でわかる。多分だが、どんなにそのリーグでうまくとも、そこから実業団・社会人野球、ましてやプロに行く事なんて、ほぼ諦めているんだろう、と思う。

 でも野球・・・好きなんだろうなあ。

 その部の誰かが、うちに出入りし始めると、自転車で何かあったら、あそこに・・・という回路ができたんだろうな。まあ、野球も装備スポーツなんだろうが、自転車の扱いはひどいもんだ。

 乗れればいい・・・ってーのばっか・・・。自転車でクロストレーニングなんて事、微塵にも考えそうにない。まあ、当店の店主の不徳のいたすところ・・・なんだろうな、どうせ。

 そんなわけで、パンク、タイヤ交換、ワイヤー調整、たまにチェーン交換とそんなのばっかりだわ。

 一人くらいは、自転車で基礎体力仕上げて、シーズンがんばりたい・・・なんていうのいないか?暫く無理だろう。

 そんでもって、持ってこられたのが、エンド金具の折れ。ジャイアントのエスケイプなんだが・・・、前にも折らなかったかい?

 はい、折りました、こちらに持ってきたら、直してもらいました。

 ・・・、金具あったのかな?

 はい、どこからか出してきて、それがうまく合って、直してもらいました。

 まあ、そういうことは、当店には大いにありだ・・・。なれば、今回も預かって、ラッキーならそれそのものがあるだろう・・・、無ければ、吉祥寺の購入した店で、取り寄せてもらえよ、できれば二本くらいは。

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 見事に折れてます。さて、外して、エンドの形を見ながら、一番近いものを探す・・・。

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 こいつが近いが、近いだけではダメなんで、加工してやらないといけません。

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 ベルトサンダーで、余分を削る。

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 元々の取り付けねじが、平ネジなもんで、そのためのすわりを良くしないといけません。

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 このように、ネジの頭の形状にあわせて、削るんですね。

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 そして、実際のねじを入れて、頭がでないか?確認。

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 ただ、純正ではないので、多少のずれが生じます。その辺アルミといえども金属なんで、コンマ1ミリでも修正しないと、通りません。

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 ヨーシ、付いたぞ!

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 クイックのナットとも変な干渉なし、なんで当分これでいけるでしょう。

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 今回調べたんだが、当店にはもう類似の形状の物がなくなっているんで、次はジャイアントからとるか?あとは、この星の数ほどあるエンド金具を専門に扱っているネット業者があるようだが、そういう所から取り寄せるしかない、確か海外だったような・・・。

 もう壊すなよ・・・といっても、またやりそうだなあ、あいつらは・・・。

 一見しての野球選手という体格だ。基礎体力はすごいもんだろう。でも、競技として硬式野球にはまったくかなわない、話題にすらならない、そんな中でも、一生懸命に、さわやかにやっている彼らに、情が移らないわけでもない。

 実際に奴らが出ているなら、大会観に行ってもいいか・・・と思うこともある。缶コーヒー一箱差し入れて・・・ね。

 今から、25年くらい前、店主が専門学校で野球の顧問しているとき 梨本さんという審判がいた。既に高齢で、でも夏の炎天下、大粒の汗をかいて、ストライク!と太い声を上げていた。

 試合前のグランド整備の仕方なんかも随分教わった。マウンドに水を撒く、泥を被ったプレートを素手でぬぐうと、真っ白いプレートが蛍光灯のように光った。じゃあ、そろそろプレーボールだな!

 とその一連の動きを見たときに、子供からプロ野球まで、その他すべての野球というものは、こうした陰の功労者によってすべてが支えられているんだ・・・と思うしか無かったな。

 そういう意味で、ほぼ絶対に日向に出ない準硬式の野球をそれでも真剣に取り組んでいる奴らだって、野球というものの真の功労者なんだろうと思う、・・・・やっぱり大会観に行こうか?

響き床 床を張り替える 髙麗内装・・・半端ない仕事



 こちらに越してきて、二年半になりますが、故あって、当店二階の響き床、床を張り替えることになりました。

 元の床はこれ。一見木製に見えますが、実は木目印刷のFCというやつ、ソフトカーペットというやつですね。これは、自分たちで張り付けたんでありますが、ダンサーらのまあ、色々ありまして、新しい仲間への補強をかねまして、張り替えることにしたんであります。

 施工依頼は、子狸の保育園友達の髙麗内装(こうまないそう)さんにお願いしました。事前相談で、実に丁寧に説明していただき、見本帳一体何冊だっただろう?膨大なサンプルから選ばしてくれるなど、まあ至れり尽くせりだったわけであります。

 今度は木製に見えるタイル・・・それがけっこう凝った作りになっています、おどろくね今のキッチュというか・・・。

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 防音とショック吸収もかねて、ソフトカーペットの上から張ることに、接着剤を伸ばしていきます。

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 それに水糸張って、まっすぐ貼っていくんですが、何がすごいって、デカイ体にそぐわない、髪の毛一本の隙の無い仕事ぶりなんであります。

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 ね、合わせたタイルの隙間・・・無いんです。当たり前じゃ無いのよ、建物は当初はまっすぐなようでも、経年とともに曲がってくる、ひしょげて来る、歪になるんであります。その上に、新品の工業規格のままのタイルを貼るというのは・・・どういうことか?どれほど難しいことか、考えればわかるよね。

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 こうした、部屋の元々の障害物は罫書きで加工されて回避するが、ここにも髪の毛一本の隙が無い。

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 真ん中はまだ貼れる、端になるほど、難しくなるが・・・、おみごとだわな。

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 幅木もマルっと一周付けてもらって、なんとも部屋らしくなったというわけであります。

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 ここにコンパネ一枚分の補強をしたわけです。そこも小口を見せないようにスロープを付けて、実に丁寧だ。この補強した上に何が来るか?

 今週、アップライトながらピアノがやってくることになります。

 催し会場の響き床にピアノが来る・・・。またパフォーマンスに幅が出てくると思います。今響き床では、月一で、自らいうのもなんですが、相当の練られたいい企画もののライブなどが、行われています。

 ようやっと確立されつつある、そうした流れにピアノが来ることで、どれほどの可能性が増すことやら・・・想像が付きません。

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 床に重厚感が出て、場としてのやる気も増してきています。なんかやリましょう!やってください!

 人の語らいの場として、響き床、よりいい響きを今後とも放っていく所存でございます!


 そして、最後に、この施工をここよく引き受けていただきまして、ハイ技術集団(ご夫婦)の髙麗内装さん、ありがとうございました!もし内装のことで、事前、事中、事後丁寧なお仕事を希望の方は、当店までご一報ください!ご紹介いたします!

塗装の富新さん以来かな?いずれもお薦めです、施工の相談からというのも、当店にご一報ください!

 新床、ピアノ、髙麗内装さんでありました!

ヤフオク メルカリ 何でもこいの巻



 この状態で持ち込まれました。地方の個人から購入したものらしいです。

 ヤフオクは、もうずいぶんな歴史がありますが、メルカリなんてもんは、最近?なんですか?ジモティとかいうのもあるそうで、適材を適所に配置するシステムとして、よくできているそうですね。

 そうした複数のシステムを使って、アチコチからパーツ類を集めては一台を作っていくなんていう動きは、当店回りでは既にあるようですね。

 面白いかも知れませんね、縛りはヤフオク、メルカリ等から集めてきたものだけで作る、ヤフカリ展なんてやったら。

 何人の出展者からパーツを集め、総額いくらで、どこをどう工夫して作ったか?苦労話・裏話つき、なんてやったら、結構面白い展示会になるかも知れませんね。ムフフフ

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 開いてみると、あるある・・・。

 通常こういうものを預かった場合、原則すべて解体してから、再度組み付けます、その際消耗品などにチェックを入れて、交換するものは交換し・・・というパターン。

 つまり、出所不明に近いものの施工責任を今後取っていきますよ、という意味でもある。

 逆のパターンなんかもあるんですよ、つまり人に売り出す、売り渡す際に、一度当店をくぐって、チェックを受けてから、というのもね。

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 ラレーの鉄フレームでしたね。

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 ヘッドバッチなんか凝っていますね。

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 白の胴抜きなんかもありましてね。

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 この辺が鉄でも今風でありますな。アヘッドステムね。フォークのコラムもオーバーサイズ、今風だわ。

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 105が基本載っています。サラッと見るに、まあ・・・仕方ねーか・・・とね。まあ、105なんかはシルバーと黒の二展開あって、鉄フレームにとっても使い方かな?とは思う。何でもかんでも駄目出しでは息が詰まる・・・。

 さらなる陰影1陰影2のシリーズなども画策中なのだ。

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 今回は拍子抜けするくらい普通。フレームも普通、コンポも普通。

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 実に堅実に集められたものによって、組み付けられていた。

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 それでも、当店を通過したことで、施工責任は当店持ちになりますんで、静かに気合いはこもっております。

 今が一番寒い時期とは言え、春もすぐ、蝋梅は既に咲いている。そろそろ目などもかゆくなってくるかな?極寒のように見えても薄皮一枚向こうには、春というやつが待っている・・・。

 多少の花粉は我慢しながら、春うららのサイクリングはもうすぐだ・・・、サーテ、この手の適所を待つ適材達もうごめき始めてくる・・・、二月は忙しくなりそうだ・・・。

柳さんの力作 変幻自在のまずはピスト車・・・



 カチッとまとまっているねえ、いい車体というのはそういうもんだ。

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 柳サイクルの新しいヘッドバッチ。柳の葉のイメージあり。

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 部品点数の少ないピストだけに、パーツの選択はしっかりしている。競輪用のハブです。

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 DTの450のリムで君で街道仕様のホイール。

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 ピスト最高級のクランクに、ちょっとズレものチェーンリンク、といってもいいリンクだよ。

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 リアだって、競輪用のハブ。

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 前後にはカンパのスケルトンブレーキを付けました。

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 ポテンザというよくコンセプトのわからないコンポですが、ブレーキだけは、まあつかえそう・・・かな?

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 ブレーキレバーが変わり種。一本で二方向から、引けるレバーです。元々はステムに近いところに据え付けるというのがその設計の主旨だったようですが、わざとここではハンドルチョイ手前に付けてます。

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 反対も同じく。本来の取り付けではないので、たぶん乗りながら少しずつ変更されていくんじゃないか?と思います。

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 全体で見るとやはりまだ、途上な感じですが、まあ、やってみるがいいわな。

 そして、このピストフレーム、やはり柳さんだけあって、伸びしろも考えられています。

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 ピストエンドの下にリアディレーラー台座がついています。という事は、そうこのピストエンドは130ミリの設定で、この台座があるということは、多段化可能なフレームとしてもあるということなんですね。

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 ここにアウター受けの台座も、Wレバーの片割れ付けてもいいかもしれませんね。

 前シングルはそのままらしいんですが、シングル・多段両方可能なこの車体、ビルダーさんに頼む楽しみとして、こういうのもありか・・・という事の見本のような仕事であります。

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 この車体を依頼された方も、実は昨日今日のおつきあいではありません。この方は、アチコチからもらってきたフレームを自分で手直ししては、丁寧に乗っていた方なんですね。でもすべてお古、仕事先の方からも、これ大丈夫かよ?なんていう古いものをもらってきては、真夏に麦わら帽しかぶって、二店舗前、旧店舗の隅で手入れしていましたっけね。

 それが、今回はフレームから、パーツ選びから、一から十まで新品もので、妥協することなく、自分のための一台を組み付けたということでありまして、店主としても感慨深い一台なんであります。

 ちなみに、この塗装は店主によるもの、お題はフラミンゴみたいなピンク・・・ということでした。もう少し凝れば、ピンクの濃淡なんかも、そして黄色さして部分的に・・・とも考えたんでありますが、そこまで凝らずに、通常のブタ系ピンクにアセロラレッドをかけるという二重の重ね塗りにて・・・。

 もし、漠然としていても、車体に関する全体的なイメージのようなものがあるのであれば、それをビルダーさんとまずは土台を形にしていく作業というのも、実に面白いダイナミズムがあると思いますし、できたフレームにどんなパーツで組付け完成させるか?に関しても一つ山を越える、。

 一台二山あって、完成しては、今度はどこをどう走るか?という第三の山がある。

 二人の子育ても一段落したんだろう?次のステージとして、どうこいつと過ごしていくのか?

 たかが自転車なのかも知れないが、一人の男の人生に食い込みそうな、貴重な一台として出発なのだ!

当店オリジナルフレームにシュパーブ載せてみた



 普段はよくもまあ、とあきれている方もいるとは思うが、文字数の多めな当ブログ。今日は言葉少なかな?

 写真がすべてを語る・・・といってもいいかもしれない。これ当店オリジナルの650c用のフレームなんでありますが、こいつに持ち込みのシュパーブのコンポを載せてみたんであります。

 これが全体、まあ、かつてはこんなのが普通に走っていたんだが。単なる懐古趣味ではない、何かを感じてもらいたいですねえ。その何かって、何のことだろう?

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 自転車の横の顔といえば、クランク。端正なできだわな。もう言うことないね。国内産でちゃんと作っていた頃の製品といってもいいだろうな。諏訪あたりに工場があったと聞いたぞ、このクランクはずいぶん店主も使い、踏み倒してきたが、まあ、いいクランクであった。

 今でも、私物箱にはこの165,170,175の三種がある・・・、宝とか持ち上げたくはないが、また組み付けたくなるパーツではあるな。

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 中にスプリングのない、リアディレーラーの名作といえば、こいつだろうな・・・。

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 シングルピポッドの名作でもある、これがそこそこ効く。

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 シューの柔らかさがなんともいい。たわみながら効くというか・・・ね?

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 持ってきたものは、すべて今は亡きサンツアーのシュパーブプロ。

 これが、俺カンパのスーレコ一式全部持っているんだぜ!という嫌みが全くない。時間をかけて、黙って、静かに集めたシュパーブを、これだ!と思ってくれた、当店オリジナルフレームに載せてくれた、ということだ。

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 ハブも前後シュパーブのものを持ち込まれた。

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 こいつらを元に、シルバーのリムで650c用のホイールを手組みした。

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 こんな感じ、どちらかというと、古めのクラシカルなイメージを載せたいようですね。

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 シルバーがパーツの貴重の様なので、ヘッドパーツはシルバーメッキもの。

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 ステムは大森社長の手の入ったクイル系のもの。腕が長いということで120ミリものを取り付けてみた、たぶん大丈夫だろう。

 バーテープはトンボの和柄もの、こんなのも似合うよね。

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 オット、忘れちゃいけない、ブレーキレバーもシュパーブものだったわ。

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 シフターはあまり今のご時世には合いませんが、Wレバー式というもの。

 この手の手元変速ものに対する考慮もこれから必要となりそうです。

 しかし、今をどうこう言いたくはないが、こいつは美しいコンポであるには違いない。しかし、ただあの頃はよかった・・・とばかり頭抱えてばかりいても仕方ない。

 確かにこうした名品と言われるものはあったんだな。進化は重要だが、一定の進化を得たものは、一定の完成形として後は微調整だけでもいい、という選択はこの国にはないのだろうか?

 ま、11sや電動その他の進化はまた重要なんだと思いますが、そうした競争から下ろして、外して、競争とは別原理の一定の完成形というのがあってもいいんじゃないか?なんて思います。

 徐々に盛り返しつつある、動きの中で、サンエクシードさんの動きには静かに注目していきたい。

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 こういうコンポを多用しつつ、オリジナル中のオリジナルなんかができていったら、また面白いだろうと思う。

 サンツアー亡き後の、サンエクシード・・・、常連にさせていただこうかしら?

 とにかく、選択肢を増やしていくこと・・・増やす様な動きをしていくこと・・・、たぶんこれでありましょう!

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プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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