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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2018年06月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target

一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

娘の自転車 地元映像作家の巻



 いつ見てもルイガノのフレームは最強なんじゃないか?と思う。特に子供に近い三角形の小さいものはね。

 アルミでも太いパイプ、溶接シロが太いし、しっかりロウが盛られている、弱いわけがない。

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 アチコチ汚れたり、錆びたりしている車体をお父さんがきっちり磨いてメンテします。

 なんで?娘さんのためだって・・・。

 誕生日に。

 クリームクレンザーをつかって、汚れを丹念に落とす。そこまでやるか?というくらいに。

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 そして消耗品を交換などして、娘さんに送るんだろうな。

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 お父さんはがんばった。丸一日かけてね。

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 通学用のために、鞄を置くための籠は必需。大きめのカゴを取り付けた。

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 別にそうしなければいけない必然性は全くなかったんだが、店主の口が滑って、このエンドならシングルもできますよ、といったのがきっかけかどうか知らないが、シングルになってしまった。

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 確かにスッキリ見えてしまう、このシンプル感に感応する人は必ずいる。

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 太いパイプに、溶接がしっかりしていて、三角が小さい。まさに最強の強度を誇るんじゃないか?と思う。

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 丸一日かけて、がんばったお父さんの最高のプレゼントになった自転車。

 実はこのお父さん、大変な曲者でありました。職業は動画作家。しかも富士町という完全な地元。ちょっと試しに当店のPVなどもみていただきご感想もいただきました。

 つまり、今後内外の活動に関わらず、動画の制作は最も重要な広報戦略と位置づけるとするならば、この手の技術屋さんは重要この上ない。

 既に、彼とのコラボ・・・、素人・玄人的発想含めて、色々出ているわけであります。北京的展開も、そして、何よりも地元的展開の色んなアイデアありでありあります。

 コチラが、このお方のhpでありますので、まだ作りかけ・・・とも聞きますが、まあ、映像のセンスは抜群だね。

 それと、英語の字幕を入れるのも得意という才の持ち主でもある。世界に向けての動画作りでは、地元という中で、尤も頼りになりそうな人物でもあるということです。

 映像は最強に近い。それを使ってなにかアピールを考えている方、まずは話だけでもきいてみないか?という。その話だけというのが、すごい、切り土半端ない、既に見せ場に関する手法のほぼすべてをもっておられるようである。大いに紹介しますぜ!

 という事で、今後当店の動画的展開も楽しみに!まあ、イメージから何から何まで、変わっていくぞー!

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海から鬼が狸山にやって来た・・・



 この冬でしたか、その道では相当の大家でおられる、鬼海 弘雄さんが、自転車メンテに当店においでになった。

 全く無知とは最強でありますな、ため口ききつつ、自転車メンテしてお渡ししたんだが・・・。

 その後何度も調子がいい!というお電話を直々にくださったりして、その内遊びに行くよ!がついに実現したんであります。

 とくいの当店二階の、飲食会合だったんであります。

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 各会の著名な方、著名に値する方々が集まって、鬼海さんを囲う会が始まった。

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 うれしかったのが、大分リラックスして、楽しんでいっていただけたようだ、本当に良かった。

 「写真は一瞬に永遠を閉じ込めること」動画や、報道との、様々な差異を縦横無尽に語れる、そう、語れる写真作家でもあられるお方なんですな。

 ちょっと、作品見てみます?

 大変失礼ながら、鬼海写真をそのままトレースしたものでござい。普段言葉の多い当ブログでありますが、しばし、沈黙しつつ、鬼海ワールドを堪能召され。

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 藤原新也なら「子供は黙って人権宣言」と一行記したかも知れない。

 この迫力は写真の写真では通じないだろうが、その気配らしきものは感じられたか?

 店主は写真集としては、藤原新也依頼の衝撃だ。

 実際のページは、あまりの泥臭さにむせるくらい。

 しかし、写真を写し取りながらフと感じたことがある。文章の上達は、名文の模写以外にはない。これ鉄則ね。もし筆で身を立てたいと思ったら、永井荷風全集全部原稿用紙に模写したら、なれるぜ。

 これと同じく、写真を技術的に・・・とはちょっと違った視点からうまくなるためには、名写真を撮影することなのではないか?と思ったんだが・・・、以外と当たっていないだろうか?今回ちょっと泉鏡花本などを模写しているときと似たような感覚があった・・・ぞ。

 全く無知とは最強で、恐ろしいものだ、これだけの才人を自宅に招き入れるなんて。

 その無知が、五十年の人生から習得した手法を、ちょっとまじかつ静かにつぎ込んでみたのがこれ。

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 当店に琉球イノシシ、西表島からのものだが、その肩ロースが皮付きのまま、三キロ送られてきた。売られたケンカは、静かにお返しする・・・。

 こいつは、革と三枚肉を切り離した、純肩ロースの低温冷菜。味は塩と内部から肉汁のジュレ。徹底した血抜きで、今までに食べたことはない、と言わせる・・・。

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 切り離された皮と油の短冊と、西東京産キュウリのラー油黒酢・リンゴ酢和え、青山椒振りかけ。北京の影響がモロ出た一品。

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 煮詰めた黒酢で皮ごとに込んだイノシシの肩ロースと、ゴボウ・ニンニクの芽炒め。

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 イノシシの三枚肉・肩ロースのラフテー風の煮込みとアシタバ炒め。
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 最後は、三枚肉のはすっぱと、にんじん、ゴボウと餅米でつくったおこわ、以上。

 写真の横綱からすれば、十両に満たないもてなしだったかも知れないが、同じ土俵で相撲が取れたこと自体がうれしからずや。

 出入りのある人が言ってくれたことがある、ここ世界一料理のうまい自転車屋と。本当か嘘かはわからないが、それを目指すのも面白い。どなたが見えてもいいように、この辺の研鑽も常にしておかないとね。

 皆様お出入りありがとうございます!

柳さんとの合わせ技 ピナレロ救出作戦!

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 ピナレロの轍フレームが来たんですよ。カンパミラージュがついている。イタリアコンビね。

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 でもね、こいつは・・・。



 これトップチューブとダウンチューブ、よく見ると、下側にしわが入っています。

 正面衝突の事故を起こしたみたいですね。クロモリ車体の事故では良くあるパターンですね。こうなったら通常なら、廃車にするという選択でしょうが、鉄フレームの良さは、ここから再生可能であるということです。

 あぶって、トップ、ダウンチューブを外して、新たなパイプに差し替えるという芸当が可能なんですね。

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 そして差し替えられたフレームに再塗装して、送り出します。

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 ちゃんとしっかり治っているでしょ?ただピンぼけ・・・すぎ。これは弘法も筆の誤り・・・なんです。というのは店主の撮影ではない。実は相当写真には造詣の深いお方によるものなんですが、慣れない機種での撮影ということで、この弘法さんは筆は少し選ぶようでありますね。

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 ちょっと前まで普通だったこんなクランクが妙に懐かしく感じられる。新しいコンポの形状を嘆いてばかりいてもしょうが無い、そいつらにはそいつらに合う車種っていうのが多分あるんでしょうから、それはそれでやればいい。だからこっちの形状も何らかの状態でのこり続けないか?現行品として、と思うのだ・・・。そろそろ実行の時期だなこりゃ・・・。忙しくなりそうだ。

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 すごいピンぼけ・・・。でもわかるよね、ロードコンポはこうじゃなきゃ・・・と。イヤ今風のマウンテンもどきコンポも使い方なんだと思うが・・・。

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 サドル、バーテープ、デカールと色を青に統一して、黄色とのツートーンというのはなかなかの組み合わせだと思う。

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 ぼけすぎて、ピナレロの新デカールも見えませんが、心眼にて見てください。色も赤の少ない切れのいい黄色で決めました。

 鉄フレームはこのように、トコトン再生が可能ということ、柳サイクルと狸サイクルは結託して、満身創痍の鉄フレームの生成をトコトン追究いたしますぞ!

 事故ったからって諦めんな!

柳さん ストライダーを始めたよ!



 スイッチは押してみないとわからない・・・。といって、むやみに押してもダメなのはわかるが、狙ったところのスイッチはやはり押してみないとわからない。

 そこで柳さんが押してみることに。そのスイッチの名前はストライダー。

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 このピンクの車体がそれ。クランクがない、そもそもクランクをはめるBBソケットすらない。ブレーキもないね。

 この車体に対する当店の対応は、どちらかというと、わざわざこんな車体作らなくとも、通常の子供自転車のBB外しておけばいいんじゃない?ブレーキもついているし、というものだった。どちらかと言えば、否定的な方だったかも知れない。

 このブレーキについては、下りになると、二輪は速いんで、大丈夫か?という心配も無くはないが。

 ところが、このような特殊な車体を作って、そしてソフトと同時に、大事なのはソフトと同時に売り出すことの圧倒的な意味というのは、やはり認めざるを得ない所も、確かにはある。その辺の仕組みは、すごいものなんだろう・・・ね。

 基本路線は違えど、まあ、イタズラもできなくはない・・・という事で、柳さんを中心にまず、こいつらを当店回りで見せていこうという事になった。

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 こんな子狸に店番させていればちょうどいい。脇で宿題やりながら、ちょこんと座っていれば、通お客はさぞや取っつきやすいだろう。

 では、試乗してみましょ!

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 五歳までが公式大会に出られるという事で、二歳上となると既に小さいね。

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 でも、自前の子供自転車のBBなし状態でも乗っていた子狸は、勘を取り戻したような感じだ。

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 コーナーリングをして、あっという間に一周して帰ってきた。

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 コースといえば、当店近くに坂のあるいい公園がある、車も来ないので、十分そこで遊ぶことができる。その手前に、U字のここも車の来ないコースがあるので、コーンポストなんかを置いたら、いい練習コースにもなるね。

 さて、まあ、何も手を加えない状態のストライダーを置くのも、まあいいんだが・・・その内どうせ当店なんだから、イタズラし始めるに違いない・・・。

 まずは塗装から・・・。こんな小さい車体は、まさに落書き帳のようなもんだ。

 その内ピラーも長くして、六歳以上のストライダーなんてやろうか?これ行けるかも知れないね。径が22.2なんで鋼材購入して、横穴開けてねじ通しができれば、もう小さくなったストライダを復活できる!そうすれば、OB、OG達の大会もローカルルールでできるかもしれない。

 その内、柳さんのことだから、大人用ストライダなんてもの拵えるかも知れませんな。コーチ用のもの・・・として。その内、大会の余興でお父さん達のストライダーなんてのもやり出すかも知れないね。

 いやいや、嘘から出た誠じゃないが、そんなのが近くの福祉会館でご老人用のストライダが実用として役に立つかも知れない。簡単な買い物荷物くらいを収納できルようにしておくと、より便利かも知れないね。

 元々こいつらはドライジーネといって、馬の代わり、自転車の原型から来ているんだよね。

 やはり温故知新、過去にこそ、未来への発想は詰まっている・・・。

 まあ、当店回りがやるんだ、当たり前の展開にだけは、ならないだろう・・・ね、絶対に。

ロード・・・ピスト化されて またロードに戻るの巻

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 この状態で来たのが約2年前。ロードエンドなもんで、これを再塗装して、ピスト化して練習したいということでした。

 ピスト、固定自転車の重要性は何度も言い続けていますが、それを真に受けていただけたんですね。そして実際強くなり、いきなりの宮古島古トライアスロン見事完走!店主のピスト理論が裏付けられました・・・なんちゃって・・・。

 そうして、こうなりました。

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 再塗装をネイビーでし直して、金リムでちょっと抑えめの派手さを演出、前2段の固定、小ギアも左右二枚の組み合わせの完全な練習機として作り出したんですが・・・。

 下のお子さんが大きくなって、お父さんのお兄ちゃんの乗っている自転車に、自分も乗りたくなってきた・・・という。といって、まだ成長期の子にレーサー買うのはねえ・・・。

 そうだ、あれがあった!という事で、こいつにまた白羽の矢が立った。できれば、元々ロードレーサーだったんで、こいつを戻して、子供に貸してやろうか?と。いいアイデア。

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 リアホイールは組み直しました。同じく金リム出です。

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 8速のありもの組。

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 この頃もののは、74デュラさえ気をつければ、なんとか寄せ集めでも動いてくれますね。

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 もう何世代前だろう?かなり前のガンメタ105。またありがたいことに、しぶとく動いてくれます。さすがシマノ。

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 クランクは元々付いていたバイオベースかよ!っていうのが戻ります、出戻りね。しかし、今またこの手のゆがみ系、楕円系クランクがはやって来つつある。時代が巡るね、ただし巧妙になってきていることは確か。脚質に合った楕円曲線が重要なんだろうが、そうした足の傾向を測るセンサーとか測定器とかあるのかね?

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 前輪はそのまま流用なんだが・・・。

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 ロード的長距離も乗るであろうから、クイックに交換。シャフトを中空にしてからクイックを入れる。

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 これにて、寄せ集めならがの新生ロードの完成です。元々のっぽさん一家なんで下の弟君もこのくらい乗りこなせるらしいですね。いいんじゃないかな?最初の一台が鉄で、こんな感じなのって。

 これで前に出せる踏み方覚えれば、何に乗っても強くなれるでしょう。最初はテッチンでよし、そして最後また鉄に戻るというのが、人類の逡巡なんじゃないか?なんて勝手に思っています。

 これにてのっぽの親子三人が、相模原辺りをサイクリングするんだね、きっといい絵でしょう、かっこいいだろうね。

 しかし、強トルクにはホイールが横ずれ起こす可能性は高いながら、ロード・ピスト、フリーと固定両方に対応できるロードエンドはやはり偉大だ。

 

300きろでやめときな!



大師匠クラスの作られたフレームがやって来たんだが・・・。

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 実は満身創痍。原因はブルベなんだそうですよ。

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 リアディレーラーにトラブルが発生。一度に600キロ走るブルベの途中で、段差を見誤って、引きゴケをして、自転車に覆い被さってしまった。

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 その結果、こんなことになった。コケてから、暫く走ったそうだ、が峠の途中でガラガラっと音がしてみると、リアディレーラーがへし折れていたという。

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 おお、デュラエースなのに?と思わず口をついて出たが、いや、コケてからへし折れるまで相当時間がかかったそうで、さすがデュラエースという評価だった。

 そこで、どうしたか?通常途中辞退だろうとおもうが、後続の人がチェーン切りを持っていたんで、つないで、シングルのままブルベを続行、なんと600キロ走りきってしまったという・・・、すごいのなんのって・・・。

 そういえば、かつて長岡駅について、タンデム組もうと思ったら、ディレーラー台座がへし折れて・・・、同じくチェーンカッターを購入しつなげたことがあったのを思い出す。

 デモまあ、過ぎたるは及ばざるがごとしというのは、本当で、店主の感覚からいって、ブルベは300キロでやめときな・・・と思っている。

 それ以上走るからブルベなんだ!というのはわかる。でも、ちょっとブルベに興味がある・・・という人はまあ上限300キロでやめておくことをお薦めしますね。それ以上だと、睡眠の管理が入るんで、ヤバイ話はグンと増えるような気がするよ。

 そこですべて外して、柳さんにフレームのゆがみを診てもらう。あった・・・、そして修正。

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 クランクまわりの音点検などかねて、再度組み直す。

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 新たに持ち込まれた78デュラ。この頃までがデュラエース・・・のような気がする、古い人間なんですね。

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 店主は使わなかったが、この頃までのデュラエースなら、使えたかも知れない、と思う。

 そういう感覚が、この自転車には表れている。

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 これは74デュラのハブ。クイックも鉄で、好きな作りである。

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 形もいいよね。そして本当にいいものって、いいんだな、と思う。だって、中のベアリング玉押し未だにスモールパーツとして、入手できますもん。ひょっとして半永久的なもんなんじゃない?と思えるくらい、何万キロ乗っても大丈夫・・・というのが、デュラエースの本領なんだろうと思うね。

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 そして、いいものは、時代を既に超えていたという、感覚をもたらしてくれる。未来のものそのものだったような気がするんだよね。
 
 あの天下の失敗作、カンパのデルタブレーキも、制動力は横置いて、あのアルミのプレートを持ったとき、あの時代にこんな軽くて固いアルミがこの地球上にあったとは思えない、オーパーツ、宇宙人によってもたらされたんじゃない?と思わせる力がある。

 今一番潜在的に求められているのは、そういうパーツなんじゃないか?とふと思う。いわゆる最先端、なんて言う「ブランド」なんかをヒョイと越えて、未来永劫改良の余地のないもの、大事に使っていけば、世代も越えていくかもしれぬもの。

 そういうパーツ類があってもいい。レースや、需要喚起という名目から全く自由な、ものがあってもいい。型落ちデュラエースなんてその典型かも知れないね。

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 そしてしっかりシマニョーロ。

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 それから、独特の試乗ポジションの原理をもっておられます。このサドルも端上がり、これも計算されつくしている。

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 これで大丈夫かな?大丈夫でしょう。

 しかし、人の数だけ自転車はある・・・、そんなことを痛感する一台です。パーツ選定にしろ、フレーム設計にしろ、ポジショニングにしろ・・・、色にしろ・・・ですね。

さすが大手だ!



 アルミレーサーが、群馬から送られてきた。

 けっこうやる気レーサーで、第一線ではなくても、これで負けたからといて、絶対車体のせいにはできない、そうした代物です。

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 ティアグラ10速がついている。改良点といえば、エイドブレーキを外してやった。まあ、色々乗って、自分のコースや用途を知った上で、再度ついているといいなあ・・・と思ったら、戻せばよし。最初からついている必然性はない、ロード乗るならそのデフォで乗ろう、という事で外す。

 まあ、ポテンシャルは相当ある乙女なのだ。というのも、既にこんな記録を持っている・・・。

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 先日行われたツールド宮古で、レースを始めツーリングイベントなども参加したことのない乙女が、なんと年代別順位で入賞!なんて快挙です!

 その練習方がまたすごい、自分の持っている27インチでひたすら走る・・・それだけ。まずは持っているもので、身近にあるもので、という原則をモロ実践してのこれですから、すごいよね。

宮古の歌姫さんなんで、向こうには知己が沢山いる、中にはもと競輪選手もいるようで、大変かわいがられているようだ、さすが乙女じゃ。

 その選手と背格好が似ているということで、ガンウェルのガチピストフレームまでもらっている・・・、今塗装待ち。

 そして、この大会で凱旋してくる西東京に、こいつ、上のレーサーが待っている、という事なんですねえ。

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 統一コンポとしての、過不足のないティアグラ10速。面白くもおかしくもないといえばそれまでだが・・・。

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 9速のソラとの違いはよくわからないまでも、10速パーツのために今はこいつ一人でがんばっている。
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 多分、このフロンディレーラーもある意味、設定しづらいという意味では、失敗作とは言わないまでも、実際改良されているんで、それがいつ、ここまで降りてくるか?

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 ちょっと前まで、これが標準ブレーキだったわけで、実際使えますね。

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 なるほど、ここが抜きどころですね。そうか、という事は、足回りを整えると、こいつは確実に化けるということだな。

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 アルミで、各所溶接しろもデカイし、三角も小さいので、固いよね。最初からこんなもんだと思って踏む人にはなんともないかも知れないが、要所が締まりすぎているので、疲れるかも知れないね。

 もう少し隙のある自転車に乗ったとき、緊張から解放される感覚を持てるんじゃないか?などと遠く鉄フレームへの誘いなんかをやってみる。

 しかし、お立ち会い!これが少なくとも同封されていた請求書によると両手いかない・・・、なにか訳ありなのか?型落ち?良くあるのがでか過ぎる車体と、小さすぎる車体は売れ残る・・・というものかな?

 その素性わからないが、大手のできることは値段に関してはすごいよね、という事はそこで競ってもダメということですわ。

 縮こまるつもりは毛頭ありませんが、小さい店だからこそできることを真剣に考えています。大手が手を出さない、出せないところにこそ、隙間は存在する、そこを深めること・・・。

 大手と違うところにいくことで、自転車全体が豊かにもなる・・・、小さいが故にできることはなにか?まずはそこだね、そこ。

最新 RE現状 プレオープン



 ここ数日で、ここまで仕上げたようです!北京のケリーセンターです。

 ここは自転車エリア、写真は小さいですが、背中を向けている田さん、彼の横にはパークツールの工具類がかかっている。

 この辺で作業をするところ、という事です。

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 下の衣類と、上の自転車。主にビンテージ系のものです。売ってはいますが、これを乗ることを前提に売るとなると、まだまだ、お伝えしないといけないことがイッパイありますね。

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 この辺の前面に出ているのが、先日店主が組んでいた、オリジナル系の車体となります。照明というものの威力を思い知りますね。かけてあるパーツ類なんかは、けっこう見慣れているものが多い。

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 このプロムナードハンドルの車体、トップチューブにかかっている鞄はREオリジナルのようですよ。タブレット、薄めのPCが入るようです。

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 ディスプレー用に、昨年作成した柳さんフレーム、狸サイクル塗装のコラボが飾られていました。

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 ここはサブナード並みの通路を挟んだ、向島に当たるブース。ここはその他にブロンプトンも置かれる予定だそうです。ある意味、まだプレオープンなものなので、アチコチ修正しては動かし、動かしては修正し、の繰り返しでしょうね、暫くは。

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 工具もそろいつつある中で、やはりお客も多く、注目されているここで、若いメカニックの彼らは活躍したいんじゃないかな?まあ、そうだよねえ・・・。

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 その他飲食もある、店内には広々とテーブルや椅子が点在している。この外も、REの管轄だそうで、陽気のいいときはここは最高でしょう。

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 天才バリスタ、ジュンジュンさんの持ち場のコーヒーエリア。ここでハンドドリップなどの技を目の前で見ながらコーヒーを楽しめる、ということだね。

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 このケースには、努力の天才パティシエ、バウさんの作るケーキ類が並ぶことになる。ヘトヘトになってサイクリングから帰ってきた際、アイスコーヒーと甘味はまさに命の糧となるでしょう。

 当初、この場に決めようか?という話し合いの際に、ちょっとものがデカすぎないか?という事で店主は反対した経緯があったんですわ。ただその際、「やはりやります、ボクには根拠のない自信があります」という返事が来たんですね。

 やはり、現代中国、その首都北京という所において、全く店主とは違い風と熱気を感じていたんだろうなあ・・・と今となっては思う。

 ただし、開店後祝儀ということが場あるように、売れても油断してはならないし、そしてその逆売れなくても過ぎる落胆ではなく、次やるべきことを冷静に考えることが重要になります、いずれにしろ・・・であります。

 やはり、店にはバックヤードが大事ですね、空間的なバックヤード、仕事連携のバックヤード、そして何よりも波状攻撃という意味でのアイデアのバックヤード・・・。

 少なくとも、自転車部門については、4手先ぐらいまでのバックヤードはある!

 なんて偉そうなこといってんなら、もっと狸サイクル盛り上げろよ!?いえいえ、同じ京でも、東と北は全く違うのよ。東は東のやり方がある、北とは全く異なったね・・・。

意外や意外のかっこよさ!24インチでござい!



 実用車改造にしてはデカイ歯が付いてます。

 というのも・・・、

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 小ギアもデカメな内装3段ギアだからであります。

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 丘陵地・・・レベル以下であるところなら、3段を効率よく使えば、意外と乗れるものであります。

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 ありものなんだが、この手には十分の制動力を示しますね。シューとその角度で、そこそこ効かせます。

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 リアが重要。こうしたワイヤーワーク、下引きなんかをして、スタッカート系のフレームに沿わせる工夫をすると、キレイに見えますね。そして、こうしたキャリパー化は車輪の着脱を楽にしますので、パンク修理、タイヤ交換など自分でできるようになりますよ。

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 女子の所に行きますので、やはりカゴはね、重要ですが、背の低いタイプのもので、バランスを取ります。

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 ハンドル形状の関係でカゴを前に出す必要がありますが・・・、こうしたH形状の金具が登場しているんですね、かつていくつ鉄板を加工してこんなものを作ってきたことか?

 既に専用金具が出ている、隔世の感があるなあ・・・、時代が当店に着いてきている・・・。

 という事で、今まで改造ママチャリとか、改造実用車なんて言ってきましたが、「意外」というシリーズにしようかなあ・・・。

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 どうよ!24インチのホイールで、これが意外にかっこいい!そして意外と走る!

 ママチャリ改造、実用車改造して、「シリーズ意外」と昇華する・・・。時間と手があったら、この辺は核になるべく存在だと思うが・・・、まあ人も集まりつつあることだし・・・、自転車だけでなく、人をも再生できるような仕組みを考えましょうかね。

 これには、7月より新たな世界にデビューする、とある女子が乗ることになります、きっといい足になることでありましょう!

驚異の突貫工事?



 今年の3月後半にお邪魔したとき・・・、イヤーまだまだだなあ・・・という印象を得ました、北京ケリーセンターであります。まあ、無理もないか?2月の春節終わって一月経ったか否かの時期だからなあ・・・と思っていたのでありましたが・・・。

 5月の後半に行ったとき、正直・・・、まだこの進み具合?あのー、3月の状態をあまり変わりないんですが・・・。確かに厨房施設は進んではいましたが、その他があまり変化がないように見えたんですねえ。

 さて、6月前半どう化けているか?

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 REの外敷地になるところはまだ、このような状態とはいえ・・・、あと少し・・・かな?生け垣系はちょっと枯れ始めたとか言われていたが・・・。

 中に入りますか?

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 オオ、コーヒーカウンターができている・・・、先日はまだまだったようだが・・・。若いバリスタ達が、なにやら様子を見たりしていますね。

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 店内には、お花部門があるようです。切り花には全く反応できない店主としては、その理由については理解はできていませんが、まああっても邪魔には全くならない、どころかやはり植物があると空気がすがすがしいですね。ディスプレイが一番進んでいたのが、このお花部門かしら?

 さて、我らが自転車部門はどうかな?と

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 何だよ、ちゃんと形になっているじゃないの・・・。数週間前とは全く違うね、まだレンガが見えていたよね、天井もなかったし。商品のストライダも搬入されている。

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 角度を変えてみると、こんな感じ。さすが母体は建築事務所だけに、見せるところは見せていますね。その辺は西東京の店主らとは真逆であります、反省・・・。しかし、さすがの突貫工事のできる国なんでありましょう。施工管理していた人が、この期間でこんだけできるんなら、もっと前からやってもおかしくはないんだが・・・と不思議がっている。

 そういえば、当初の完成予定は5月15日だったっけね。

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 ちょっと奥に入ったところ、会員制の自転車預かりの場ということになっているようですが、これも今後どうなるかわからない。意外と第二の作業場になるかも知れませんね、展開によっては・・・。

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 作業カウンターの奥。この左の暗いところなんだが、一条くらいの水作業ができるようになっているらしい、自転車等の洗浄にはここを使うとか、ちょっとした以上の作業ができる訳ね・・・、意外と使えるかもね。

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 そういうしている間に、どんどん荷物が搬入されてくる。ソロソロだよね、人の店ながら、こういう高揚感はいいものだ。

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 いくつかあるディスプレイの一つに、ズノウのレーサーを飾ってみる。改めて自転車は絵になる乗り物だな。その他、このケリーセンターの広い通路、サブナードのような所をイメージしてくれるとわかりやすいんだが、その通路の対岸にも離れ小島のように一房がある、そこにはブロンプトンが置かれるようだ。

 そしてその離れ小島の間の通路にまた浮島のようなディスプレイスタンドを置くらしい・・・。企画商品などを展示するということだ。

 そういえば、十年近く前に当店は伊勢丹に二枠のディスプレイをやったことがあった。あの辺の仕事はそれほど不得意ではないかもしれないね。

 そろそろプレオープンを経て、今月二十二日は本オープンを迎えるらしい。まずは打ち上げ、そして軌道にと、まだまだやることはありそうですね!
 

リベンジ中のリベンジ 完成前から7000キロ



 柳さんが火を入れてつくったフレームに、大森社長の磨きと青キャンディーで塗装したという、ある種総力によってできたフレームです。これが4月だったかな?名古屋港まで連れて行かれ、そこから数日かけて天津、北京へと入っていったようです。

 こいつの組付けに5月に北京入りしたんでありますが・・・。今となっては原因は何だろう?慣れない工房、人材前での緊張?左右の判断ができない店主の感覚的欠陥・・・。色んなことが重なりまして、凡ミスより、ちょっとした騒ぎにまで発展。
 
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 クランクを圧入してみると、なんとチェーンステーに干渉するという事態になっていた。アルテグラなどは大丈夫なのに、なんでベローチェはダメなんだ?もしかしてQファクターの違いが微妙だった?とか?

 ディスクを入れるので、リアエンドを135ミリにしたのが、影響したのか?何が原因かわからず、持っていた電子機器にて、柳さんに直接連絡を取ることに。

 どうもクランクが、チェーンステーに干渉するんだが、考えられることはある?

 日本海を挟んで、フレームについての見解のやりとりをすることに。多分一番焦ったのは、言うまでもなく作り手の柳さんだったと思う。

 つくったフレームに、デフォでクランクが入らない・・・これが本当だとしたら、設計ミスとかで、信用問題になりかねない・・・。

 ヴェローチェを外す工具も持っていかず、仕方ないので、再度パッキングをして東京から来た道を逆に、東京へ戻ることになった。

 そこで判明したのが、もう基本としての店主のミスだったことが判明・・・。なんとクランクを圧入する前に、BBキャップをするのをすっかり忘れていた・・・という事でありました。なので、そのキャップの分だけ中に入ったため、このような、フレームとの干渉が起きたという、まあお恥ずかしながらの、初歩中の初歩的なミスだったわけであります。

 これは、柳さんの名誉回復しないとね・・・。あらぬ疑いで、柳ブランドの信用が落ちてしまっては、面目ない・・・。という事で、一週間をおいて、再度北京に行くことになった、というのが真相なんであります。

 仕事もやりきれずに、失意のまま帰国、そしてフレーム設計かと思いきや、その原因が自分のケアレスミスだったわけです。どんなに慣れない場所であったとしても、これはまあ言い訳できない、初歩的なミス・・・、どうしようもない。

 自殺までは考えないながらも、似たような精神状態になり、折しも店主を抜いての外回り活性化計画が進んでおる中、執拗な駄目出しをくらい・・・、もうちょっと精神的にはどこかに飛び込んでもおかしくはなかった・・・といっても良かったかも知れません。

 でも、こうして、今ここで、包み隠さず書いていることからもおわかりの方はいるかと思いますが、ミスや不正は、しっかりと認め、謝罪などもしっかりやった方がいい、そして自腹であろうとなんであろうと、自分の開けたミスは自分で償うことしかない。

 そうして、自らのミスに正面から対応しようとする発想を持つことにより、泰然自若な心境になってきたような気がします。やってしまったことは仕方が無い、それを極力修正し、補い、償うことで、倍返しくらいの気持ちを持つことで、精神の平衡は保たれるし、実際そこから徐々に立ち直ってきたような気がします。

 なので、余談だが、財務省だか、財務局だが、元秘書だか、学園関係者だか知らないが、嘘なら嘘、不正なら不正としっかり認め、それによる責任はしっかり取る、という事を通じてしか、心の平安は保たれませんぜ。以後裏黒い人生を歩みたいなら、そうおしなさい、しかしもったいない、あの手の地の優れた人たちなら、もっと人様の役に大いに立てたはずなのに・・・。

 卑しい精神と接近しそれに馴染んでしまうことで、壊滅的な打撃を受けるあることに気づかないとしたら、それはまた無明なり。

 持っていくべきものを一つ一つリストアップし、一週間かけてものを集め、再度北京入り、というのが今回なのでありました。

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 1.5インチ用の下玉押しを工具ごと持っていき、圧入成功。スペーサーにあわせてコラムカットし、カーボンコラム用アンカーを仕掛けて、ヘッドまわりを整える。

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 今は無き、10速のベローチェ。革のバーテープを施す。理由は・・・、

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 この革サドルと合わせるためにであります。

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 コンポは、シルバー基調の貴重なカンパベローチェ。やっぱり黒全盛の今だからこそか?シルバーパーツは美しいねえ。もちろん全く問題なく、クランクは付くのでありました!本当ヤナギさんごめん!

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 これもTRPの最短油圧キャリパー、ワイヤー引きでありながら、要は油圧。引きの感じは油圧に属するね、小指で十分に引ける。140ミリのローターも、こぢんまりして、ロードには向くねえ、こちらの方が。

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 前後ともに、50ミリを超えるカーボンリムを手組みしたもの。24ホールなので、ディスク化に際してはなんと六本取りで(通常なら四本取りだろうな)、スポークの間を増やすことで、三角形をできるだけ、デカくして、強度を保つように配慮。

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 こういう繊細なラインが、車体をカーボンのハイブリッドか?と錯覚させる。軽さもあり、最新の鉄パイプはまだまだすごいね。これで毎年新しいパイプが作られているんだから、自転車の鉄フレームファンの層の厚さは、相当なもんだろうね。

 十年後に走っている車体に、絶対に鉄はあるだろう。ある意味鉄は永遠・・・でしょうな。

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 これにて正真正銘、組み付け完了なんであります。ペダルを付けて、既に試乗開始。なかなかの曲者レーサーの誕生、といえるでしょうね。しかし、組み上がる前から、東京北京感を数往復・・・、既に7000キロもの移動をしていることになる。

 とにかく、預かったフレームを完成車にすることができて、ほっと一息なんであります。今回の訪中の目的の7割は、ヤナギサイクルの車体を不足なくしあげること、名誉回復すること・・・なのでありますから。

 これが北京市内を通勤自転車として、ソロソロ走り出しているかな?

 なんとか最強のミッションが果たせたため、今回帰ってくることができた・・・。イヤー、マジで一時は本当どうなるか・と思ったが、なんとか目鼻は付いたようだ。

 その他まだレポートすべきものはいくつかあれど・・・、これにてまずは安心して、帰国ができた、というわけだ。

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 帰ってくると、看板上に改造待ち自転車が複数台置かれていたんであります・・・、ハハーン鬼の居ぬ間に洗濯したな・・・、いいぞ、大いに鬼抜きでやってくれ・・・、ここをより楽しい場所にしてくれるなら、何でもいい。

 北京でも、東京でも、なにかが始まろうとしている・・・、そういう状況時代は、大変だが、なんともいいもんだ!

十年後どんな車体に乗っていますか?



 これも前回訪中の際、リベンジものの最たるものでありましたが、なんとかめどがついたなあ。

 この写真では、まだ1.5インチの下玉押し工具がなかったので手は入っていないながら、今回の滞在中に日本から持ってきてもらったので、後日完成した訳なのであります。

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 柳さんのカーボン車か?と思えるくらいのユニークな形状と軽さの鉄フレーム。それにアルテで組み付ける。しかし何度も言うが太いクランクだ・・・。

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 もはやマウンテンディレーラーと化したリア、そしてその対岸のTRPのワイヤー引き油圧ディスク。キャリパー内が油圧部分なので引きが軽い、と同時にレバーからキャリパーまでの間はワイヤーなので、引きの調整ができるという代物、ということで両者のいいとこ取り、ともいえるブレーキなんであります。

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 フロントも同じ形式のもの、フォーク部分はカーボンで、ローターが最小の140ミリのもの。

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 1番の難関はチューブ内を通るワイヤーワーク・・・、これには時間取られましたな。ワイヤー交換の時には、インナー、アウター同時に引き抜かないこと。どちらかを残して、それをガイドにしてやらないと、いたずらに時間ばかりがかかってしまう事になりますね。

 今主流のカーボン車体にはこうした仕掛けがアチコチにあると思いますので、交換の際には十分にお気を付けなさいませ。

 と、こんな施工をやっているうちに、北京の自転車乗りの諸君らが来店してきた。

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 車体を見ると、手前がエディーメルクス。アルテを載せて、カーボンホイールかな?その向こう側輪コルナゴのノンブレピスト、フラットバーバージョン。

 こんなタイプの違う自転車同士で走っているという雑多な感じ、それほど車種やスタイルによる違いを意識しないのかな?

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 手前も、向こうもサーベロもん。デュラースを載せて、ジップや、エネのカーボンホイールを履いている・・・。ツールなんかに出ても不思議ではない、スペック・・・ね。

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 今流行のローターの楕円系のクランクが付いている、色々調整がききそうだ、これだって、相当の高額なはずだ。

 彼ら一様に、英語をしゃべるので、それなりの家の子なんじゃないか?という事だった。

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 ガチで乗っていそうな人は一人、あとは趣味として楽しんでいるようだ。写真には写っていないが、ノンブレピストを乗る若者は、翌日大阪に行くという、簡単な挨拶くらいは日本語でやっていた。

 超ハイスペックな車体に乗っている人達も、大分自転車は好きなようだ、そして成金的な傲慢さが全くない。店内にある、自転車関連、レース関連の文献などを次から次へと、興味深そうに読んでいる、たまに店主が下手な英語で補足などすると、実に熱心に聞き耳を立ててくる。

 まだ日本ブランドらしきものが健在なのか?彼らが未だに純な存在なのか?それはわからないが、自転車は好きだね、この人たちは。一通り話して、読んで、食べて、飲んで、楽しんで帰って行った。

 今開店準備中の、一等地に建つRE二号店?開けてみないとわからないことだらけだが、こうした人たちが、気軽に出入りしてくれるとありがたいね。それに光明が見えてくる気もした。

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 日本のピストブームの置き土産のような車体。向こうはまだブレーキなしの規制がないらしい。

 そしてフと考える。この人達の十年後は、一体どんな車体を乗っているのだろうか?と。

 これについては、向こうの若いメカニックの李さんにも同じ質問をしてみた。瞬間、ちょっとハッとしていた、そんなこと考えたことすらないというように。

 十年後、彼らの中には、十年後の最高スペックのレーサーに乗り続けているものがいるんだろうか?13速カンパレコードか?オール電動化?空力ゼロのカーボンホイール?横風対応のハイテクディスクホイール?

 さて、どうなっているでしょうか?

 レーサーの進化形などはある意味単純なもので、その原則は早く軽くでありましょうな。その路線に沿っての、改良なりが行われる、大体点線ながらその展開は予測できないものではない。

 果たして十年後彼らは、そうしたわかりやすい、ハイスペックものの自転車をまだ喜んで乗っているんだろうか?答えはわからないが、十年後の彼らが、若いときはスピード系の高級車に随分と乗ったが、今はもう、「こんなのが」いいんだよねえ・・・、という「こんな車体」って、一体何だろう?と考えてみることは、いい思考実験になるだろう。

 既に、大手のアメリカ系台湾系メーカーは、目抜き通りにフラッグショップは出している。ハイスペックものは、コチラが頼まなくたって、そっちがやるだろう。

 いや、REで一種類くらい、例えばコルナゴ、ルック、タイムレベルのハイスペックものをやっても悪くはない。ただ、それだけでは底は浅くなってしまう。

 十年後一体どんな自転車がこの街に走っているんだろうか?そんなことをこの地で自転車文化が一部に根付き、それがどのような成熟化を辿っていくのか?実にテーマとしては面白い・・・とも思ったんだが・・・。

 そんなことを考えているうちに、コチラがハッとした・・・。

 十年後、一体この東京にはどんな自転車が走っているのだろうか?と自問してみる・・・・。多分だが、モロレーサー志向とそうで無いスポーツ車との二極化を軸とした、多極化状態になっているかも知れない・・・。

 こんなざっとしたことはわかったつもりではいるが、では実際具体的にどんな車体が走っているのか?という事については、ちょっと想像が付いていない。

 もちろん十年後トレックが、キャノンデールが、スペシャライズドがどんな車体を発表しているか?なんてことではない。その他に、どんな自転車がこの街の街道を走っているか?という事のビジョンが把握できていない・・・、全く。

 そしてそれ以前に、もやはこの国で、物を売るという行為が成立しているのか?という疑念さえ湧いてきているといっていい。

 よその国については、いくつかの情報と、現状分析など交え、何か外からわかったような判断ができそうなんだが、困ったことに自分の国となると、それがほとんど効かなくなる、というこの不思議。

 自国についてほど、無明なんだろう、という事は、しっかり押さえておいた方がいいかもしれない。ただ、今後どの分野も、この国で生き抜いていくには、やはり海外との関係というのは外せないのではないか?という事を真剣に考え始めている。

 台湾しかり、沖縄しかりと、昔から小さい国は、まさに世界との架け橋という意味での「万国津梁」というあり方を目指してきた。日本も再度、自覚的にそうした動きを取り入れていかないと・・・とも思うようになってきた。

 そのためには、英語教育!とすぐに考えるのは短絡過ぎる。それも無用とは言わないが、その前に、もっと重要な要素があるだろう、それは骨太の教養を身につけること、それに尽きるという事だ!

 同じアジアで、地理的には近いところにありながら、状況から条件から、ここまで違う国というのも珍しい。そういう意味で、初歩的な把握すらできていないだろう・・・、しかし、比較から見えてきそうなものは少なくはない、とも思うが。
 
  

リベンジ半ば・・・ボテッキア



 前回の大陸メンテにおいて、こいつボテッキアですね、これがメンテ不発に終わったという事がありました。

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 このフィキシングボルトがなんと7ミリなんていう、多分ISO規格にもないんじゃないかな?際物ネジで、当然こじ開けるレンチもなく、泣く泣く断念だったわけであります。

 その際に、大陸にて、この7ミリレンチものが取れるか?という事でチャレンジしてもらったんだが、どうもこの短期間では無理だったようだ。
 
 その代わり、前回帰国してからの一週間の間にこちらではミスミより取り寄せができたんで一本持ってい行ったわけだ。

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 例によっての若いメカニック、肖さん7ミリレンチにて、取り外し決行!なんだが、これが等のフィキシングボルトと、そのまわりの蟹目ナットとの関係ですんなりとれない。

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 もう一人のメカニック李さんと協力して、なんとかボルトナット系は外す・・・。その過程を見ていて・・・アリャリャ・・・もしかして・・・と、いやな予感・・・。

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 次はコッタレス抜きで、抜こうと、工具を正ネジで回そうとするが、入っていかない・・・。どうもいやな予感は当たったようだ・・・。

 そう、カンパの一時気まぐれ規格なんだろうね、クランクの中心に刻まれているねじ山が逆ねじになっている形式のやつ・・・、かつて二度くらいあったな、一方は海外から工具を探して外してみた、もう一つは自転車所有者が持参してきたかな?確か・・・。

 そいつに当たってしまったらしい・・・。

 そこで、若い彼らに質問。

 手持ちの工具で外せない=メンテ不可の旧車は売るべきか?それとも店に所持しておくべきか?

 売ってもいいが、買い手には乗るよりは展示車として利用するようお願いする。

 日本国内、イーベイなどをつかって逆ねじコッタレスを見つけ出してから、売る。

 このまま店の展示車にする・・・。

 更に質問、適切な工具が見つからない中、すごい熱心な買い手が現れたとする、その人は当然乗りたがる、どうします?

 やはり乗るというなら売らないほうがいい。本車体のメンテに関する店としての不可対応部分を正直に話して、それでも乗りたいか?否か?について相手に再検討させる・・・。

 なかなか、思考的フローチャートのできている二人であります、旧車を売るということは、その後のメンテ含めての、新車には起こらない困難についての責任ということも伴う、そういうことを肝に銘じて欲しい、というこちらの願いであります。

 ただ、ひょいと思いついた・・・。

 この旧車、もし工具が見つからなかった場合(実はイーベイには存在するが高い・・・)でも、乗ることを前提にしたお客に対して、売ることのできる選択肢を一つ思いついた・・・。

 クランクのねじ山を正ネジに切り直すというやり方であります。当店でも五回くらいは試したことのあるやり方ね。施工例としては、こちらに紹介されていますので、覚えておられる方もいるかも知れません。

 もちろんこういうやり方で開けた場合は、一回りデカイ特殊コッタレスを今後使い続けることになりますし、7ミリのフィキシングボルトは使えますが、まわりの蟹目ナットは使用できなくなります。

 そういう意味で、ビンテージとしての価値は下がるかも知れませんが、旧車を乗りこなしたいという方には、こういう施工もお薦めできるというのが、ショップの提案力ともなるので、そういう鍛え方もあるという話。

 北京のREにはその他様々な種類のビンテージものがあるので、それらすべてメンテ可能にするのは大変かも知れないが、それができるようになったら、最強だろうし・・・、逆にそれらを教材として、自転車メンテ学校なんて形で開校できるんじゃない?とも思ったりしてな。

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 というわけで、今回は7ミリという珍しい工具でボルト外しまではできたが、逆ねじコッタレスがないという理由で、ボテッキアへの接近はここまでと・・・残念だが、ビンテージには良くあること、という事にも慣れて欲しいね。

 昼休みをとる・・・。このREの工房は、カフェと併設されているので、休みにうまいカフェラテが出てきたり、この手の軽食も出てきたりと、働きやすい・・・。このパンも同じ建物の三階で焼かれているもの。担当者は、ウーさんといいます。もと、科学者からパン職人に転向された方で、これもまあ、奇跡的にうまいパンを焼かれます。上のサンドイッチは、中身もさることながら、パンのテクスチュアにほとんどすべて持って行かれますわ、すごいパンだよ。

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 途中でこんなことやって遊んだり、通訳さんを入れて話したりと、かなり色々わかるようになってきた。二人のうち、一人は辛いものダメ。もう一人は、生魚はやはり苦手、どうしても火を通したくなる、寄生虫なんか大丈夫?と聞いてくる。

 何か百年以上前の話を思い出した、来日した中国人に、いい刺身を出したら、喜んで、鍋にしゃぶしゃぶして食べていたという、供した日本人はがっかりしたそうだ。ある種、食文化というのはそのくらい保守的な側面がある。銀座の寿司屋に座って、最初から最後まで大トロを注文するという中国人はやはり主流ではなさそうだ。

 あと、この質問は驚いた・・・、「日本人て、魚の味で川魚か海の魚かわかるんですか?」。確かに、ある意味非常に高い確率でわかるよね・・・。それを彼らは心底驚いていたようだ。

 もしかして、モンゴル人は肉の味で、その羊が雄か雌かわかるとか・・・いう類いの驚きかも知れないね。

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 そんなことやっているうちに、外からお客が来たりもするようになっている。自転車ショップとしても、徐々に認知されつつあるのかな?という実感。

 この赤いトレックの所有者は、ハムストリングが異様に発達していた、もう少しサドル後ろに下げれば、いいのになあ・・・、なんて内心思ったりもした。もちろん、客のまで、彼らに恥をかかせるような指摘はしない。

 翌日、乗り手の体型、志向などによって、自転車自身のメンテと同時に、乗り手・ライダーと自転車とのフィッティングに関する提案というのも重要なポイントかと思う、という提案はしておいた。

 そんな指摘をしながら、やはり教えることって、最大学ぶことだなあ・・・と実感・・・。

 やはり自転車の世界は、も?深いもんだ。店主も先生興しにされているようだが、まだまだだね。
 

ハンドルあれこれ スペックあれこれ



 今回の北京出張は、ハカドッタといっていいでしょう。というか、前回がひどすぎましたので、リベンジはほぼ成功ということで。

 このオリジナルフレームのWレバー、ドロップ仕様。

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 基本コンポをサンエクシードにし。

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 ホイールもラージフランジで手組、シルバーにこだわる。

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 これはドロップ丸ハンという、伝統仕様ともいえますね。

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 ほぼ同じ内容でありながら・・・、

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 サンエクシードであわせています。

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 ハンドルはプロムナードに。一見大人しいですが、下はレーサーそのものですから、走る走る・・・。こいつが外見とのギャップが、乗り手を夢中にさせるんじゃないか?とね。

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 革サドルを付けている。一見シックに見えるが・・・。

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 革サドルといえば、こいつも革だが茶色。フレームの色は見にくいがブリティッシュ系のグリーン。

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 こいつもサンエクシード組だが・・・、

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 セミドロップにしてみる。カジュアルレーサー、これで荷台を付けて脇に鞄をくくりつけると、かっこいい通勤自転車になる。

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 次ははちょっとこの中では変わり組かも知れない。

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 置いてあったとき、1番注目を集めたのがこいつ、この白黒仕様。

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 これは黒のオールソラ仕様。そしてハンドルが・・・。

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 ブルホーンバーにSTI。今回の中では突出しての変わり組だが、このちょっとやんちゃな雰囲気が受けていたように思う。

 同じレーサーのフレームに、四色施し、ハンドル形状とスペックもこのくらいバラしてみることにした。

 さて、蓋を開けてみると、一体何が人気で不人気なのか?何どう受け、無視されるのか?本当やってみないとわからない。

もうまな板の上の鯉状態であります。いずれにしろ、始まってしまったら、売れても大変・・・、売れなければ、別の意味でもっと大変ということで、覚悟しなくてはいけません。

 少なくとも、最初売れても、開店ご祝儀という事で浮かれてはなりません。売れなければ、売れないなりにその理由を突き止めて、口の打つ手を考えないとね。

 開店後少し余裕ができたら、今度は企画展の内容も提案していかないといけませんね・・・・と。

  まあ、乗りかかった船、軌道に乗るまで、目鼻が付くまで、できることはしていかないとね・・・。

ボチボチ ボチボチ



 今回も日航機でした。ただそれだけ・・・。それも成田からなんだが・・・。全く日本の都市計画ってやつは、どうなっているんだろうと思うね。都心から一体何分かかるんだ?遊びで行くならまだいいが、仕事で行くのにこの距離はない。

 羽田を広くして、できないのか?と思うが、そもそもなんで、ここに空港を作ったのか?何を根拠にここに空港を作ったのか?ちゃんと応えられる人いるのか?というくらい、不便だよねえ。

 ちょっといい話・・・。なんか知らんが、エコノミーで予約したはずが、当日行くとビジネスクラスに格上げになっていた!

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 ハイテクシートです。シートとシートの間がまた空いている。

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 足を伸ばしても、支障が無い・・・。北京まで3時間だから、この恩恵はさほどでないにしても、これが8時間以上続くフライトだったら、この差はでかい・・・。

 あと、おしぼりが来たり、食事が選べて、しかもうまい・・・、赤ワイン二本とかいただいたりと、至れり尽くせりであります。

 そして、なんと帰りもビジネスクラスへの格上げの扱いを受けて、今回の出張はホクホクでしたわ。

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 さて、今回の北京行きは、一言で言えば、リベンジ!

 前回、思いの外、できずじまいとミスの連続で、メタメタなわけだったんであります。血の通った仕事をするには、このままではいけません。もちろん、向こうの若い二人に頼めば、なんとか形になったかも知れませんが、示しを付けないと、今後の関係も何もあったものじゃない・・・、これは動き、働きで見せないといけない、という決意から行ってきたんであります。

 金フレームに柳さんオリジナルステム。

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 柳さんの溶接に、大森さんのみが気を入れて、ボテッと感を出すために、厚めにクリア塗装。柳印のバッチ付き。

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 長さも角度も変幻自在の柳ステム、もちろんオーダー受け付けますよ!という事で。

 さて、これらの工芸色の強いフレームですが、その分すごいスペックで行きます。

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 磨きにはデュラエースが取り付けられることに。

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 何度見ても太いクランクです。

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 もう何も言いません、リアディレーラー・・・。ロードコンポにはもう見えませんね。ただ朗報があるとすれば、一箇所!エンド台座とディレーラーの取り付け角度を調整するテンションボルトというのがあるんですが、このシリーズから、改良が施されたようですね。その結果、非常に調整しやすくなっています!これは、すごい!これだけはすごい!

 もう一つの金フレームはアルテを基本載せ、双方共に、ホイールがすごいことになります・・・。

 まだ細かい部品や、規格変更などがありますので、これは本番が6月22日なので、その一日前に完成させ、搬入という事になります。今回はここでおしまい。次回、こうご期待です。

 北京のケリーセンターという一等地に出店する、REというお店。開けてみない限りだれもどうなるか、予想すら付かないことへのチャレンジです、人の店とはいえ、関わっている分、それなりに緊張しますが、できることをつめてやるしか、もうないですね。9日にプレオープンを迎えます!
 

どう活かす?実に創造的な・・・



 どこからどう入ってきたやら、こういう自転車が迷い込んできました。こいつをどうしたいか、イメージは決まっていたようですね、それにどう拍車をかけて、面白くしていくか?その辺が、店の関わるところの意味ともいえるかもね。

 まず・・・、

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 このチューブラーホイールをどうするか?クリンチャーでしょ!でもどういう?

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 こんなブルーのハブをつかって・・・、

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 ブルーリムなんてどうでしょう?というご希望、意外といいぞ!

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 やはりこれはチューブラーかクリンチャーか以前ですね、多少フレームが古くても、ホイールまわりをしっかりしてやると意外と走るというもんなんですね、銭と気のかけどころ・・・といえますな。

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 後ろも組み直し、基本ピストハブ・・・。多段も残したかったようだが・・・。

 この古いリアハブを使うという選択肢もあったんですが・・・、スポーク本数が、かつての主流の36本、その数のブルーリムはありません。大体このスポーク問題が、流用をできにくくしている・・・と思いますね。

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 このヨレヨレのドロップ・・・、ここにも強い要望が・・・。

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 白系のフラットハンドル。白に赤に青・・・、床屋さんかな?

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 元々付いていた、今風のフロントブレーキに対して、レトロ系リアブレーキ。こいつは揃えようと、

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 多少曖昧さも残しつつのご希望は、多段にもできる、シングルフリー・・・というもの。ボスフリーハブで組むという手はあれが、今主流から外れいてるタメ、選択肢はほぼない・・・といっていい。

 通常のフリーハブで、シングル残し・・・というのもできなくはないが。多段フリーを一枚で回すことのリスクはそれなりにある。フリーボディーのセレーションを壊してしまい、前後移動可能な完全フリー状態になってしまう可能性は高い。

 既に、ピストハブを使ってしまっている・・・。

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 付いているクランクは、ダブル・・・。なるほどねえ・・・。

 前二枚の、後ろ一枚の・・・・多段?という手はなくもない。

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 前をキレイに磨いて、BBの手入れして、ダブルのまま使います。

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 ディレーラーをテンショナーとしてつかって・・・。

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 Wレバーで引く・・・。まあこれは具体化させた提案として、判断を仰ぐしかないね。できることとできないこと、がんばったらできること、できないことなどを考えて、古い車体をどのようにして、次の持ち主よりに近づけるか?

 まあ、こんなことが間に入る面白さ、でもあるましょうな。もしこれで良ければ、これで良し。ダメなら、また話し合って、提案しあって、落としどころを探すしかない・・・。再生も大変だし、だから面白いのだ。

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 とりあえずとはいえ、できた車体がこれですぜ!どこにも走っていないよ、こんな粋なじいさんのような車体・・・ないよね。

 こういうのが面白いんだよねえ・・・・。仮に、これを土台に際組付けがあったとしても・・・、この自転車の勢いのようなもの、再生するぜ!という中からの意志のようなものの持っている力はすごいよね・・・。

 だから改造、再生自転車はやめられない!

 眠っている自転車を、あなたなりのやり方で起こしましょう、お手伝いします!

※本日これから、ちょこっとまた大陸に行って参ります!今月下旬に向けての開店準備のお手伝い・・・というか、北京観光だ値!留守は大森社長がしっかりやってくれますので、こちらもよろしくです!

特定色についての色弱・・・ってありでしょう・・・



 柳さんのフレームに、コラボにて、三色塗り分けの塗装をしたんでありますね。

 地は、薄いベージュ系、それに、黄緑と、青の横ラインが入るという奴なんですが・・・。いつもいっているように、平面でのそれだったら、まあ、やり方は一般のマスキングでできる・・・。

 ところが、自転車となるとパイプなもんで、しかも間が空いているもんで、それがなきがごとく、横一本のラインを狙おうとなると、これがまた大変なんでありますね。

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 このように、パイプに対して、横ラインに見せようとしても、横一本素直にラインが引けるわけがない・・・。

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 あたかもラインのように見せているだけであって・・・、これもある一点から見ると本当に直線に見えるように引いているんでありますが・・・。

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 角度を変えると、こうも見えるわけであります。こうしたマスキングができるようにするまで、仕掛け台には、まさに仕掛けをした。これだけでなく、今後、ラインによるランダムな線引きを模様としてやるとするなら、こうした仕掛けはしっかりと確立しておかないといけません・・・。

 でできたはずだったんだが・・・、黄緑には合格が出たが、その下の青は違うということで・・・、戻しとなってやって来た。

 さて、この手の青は・・・、まず店主は苦手・・・。青に関する好き嫌いはひどい店主・・・。この手は苦手だー・・・。

 函館を走っている電車のカラーだということなんだが・・・、どちらかというと気合いの入らない色なんで、さて、ではどう作るか?と色々やったんだが・・・。

 わかったことが二つ・・・。まず同じ黄色でも、製造メーカーによって、多分ケミカル的な成分が異なるんだろう・・・、そうしたことは混ぜるとわかる・・・、なので、そのメーカーの成分に慣れないと、まあ、色合わせは難しい・・・。

 特定のメーカーでいうと、店主はロックペイントというメーカーのものを使っているが、ここの黄色が曲者だ。薄めると青が強く出てくるという特徴がある・・・。おいおい、三原色っていうだろう?黄色だろう?なんで原色のくせに青が入っているんだよ。

 確かに黄色によっては青は入ります・・・でも原色っていってんだろう?だからこいつとメタリックを基体にいわゆる金メタリックと作ろうとしても、一筋縄ではいかないのだ・・・。赤の力を借りるが・・・、ロックペイントの赤は、ある意味黒よりも最強に近い影響力を他色に対して持つという特徴もある。癖のある黄色と、赤とメタリックで作る黄金は、スリリングではあるんだが・・・。

 そしてもう一つ・・・。その人それぞれに、ある種のタイプの色にたいしての色弱的な反応・・・があるんじゃないか?つまり得意な色と、不得意な色っていうのがあるんじゃないのか?という事ね。

 店主の不得意は、あまり好まないタイプの青系・・・なんじゃないか?とこの度痛感した。

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 この調色のためのとっちらかしを見よ!これいい大人が、遊びでなくて、あの一本のラインの修正のために、使いつくした、調色のあとなんだよ、情けないよね・・・。

 どうやっても、思いの色にたどり着けない・・・。バイオレット・・・つまり赤方面から近ずくんだが、なんでそこまでくすむんだ?と、何度も頓挫した。

 結局頓挫したまま・・・、1番要求の色に近いものを当てることにせざるを得ない。

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 ライン一本直すだけなので、鬼のマスキングをする・・・。そして付いた色が・・・。

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 これかよ・・・という色。薄めのブルーだろう?といわれりゃそうだが、この色を作り出すために、一体何CCのペイントと時間を費やしたことか・・・。

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 これだけ見ていると、なんで苦労すんの?こんなの簡単じゃ・・・ていわれそうだ。

 多分この範囲の色に関しては、店主は色弱・・・なんだろうと思いますね・・・。

 とにかく色作りに疲弊してしまい・・・、やった!というできまで持って行けなかったような消化不良感がある塗装でありました。

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 デカールにも変更があったっけね・・・。

 という事で、また色々わかってしまった、再塗装のお仕事であった・・・。こういうのって、暫く、落ち込むんだよねえ・・・。盛り返さないといかんな・・・。

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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