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10年目にして出動!FUJI SST |
![]() 調べてみると約十年前に、やって来た決戦用フレーム、二本の内の一本なのでありました。記事はこちら、2010年4月のものです。 このときの衝撃というのはなかったな・・・、大丈夫かよという軽さ。BBソケットまですべてオールカーボン製。86.5なる規格があることも始めて知った。 そして、この時、カーボンフレームのどん詰まり、詰まるところ、開発の終わりなのではないか?ということを感じたもんだ。まあ多少の変化はあれ、よほどの素材の変化が無い限り、カーボンではこれが行き着くところなのではないか?と。 実際、この頃にはディスクロードなど出ていないし、電動ものだって、今日のものとは違う。そういう細かい違いはあれど、このフレームの完成度の高さは向こう十年は変わらないだろうと思ったもんだが、まあそんなところのようだ。 当店まわりで一番東京五輪に近い男、古潤。こいつが落車して、スペシャから、かつてのウィリエールに乗り換えた経緯は何度か触れてきた。 そのウィリエールもどうもトップ長が長いようで、なんとかならないか?というのが今回の発端。 なら、落ちたスペシャに戻すか?落ちてんだぜ、一回・・・。 そういえば、十年近く前に購入しておいたFUJIsstは、まあ、走るやつに貸与ということは決めていた。そうなると・・・。 トップ長に悩んでいたというより、いつもにないほどに不安を感じている古潤。珍しいねえ、いい意味でもっと適当だったんだが。そういう時期もあるんだろうな。ホームページで、各フレームのトップ長を調べるなど、彼なりの安定剤を求めたいたようだ。 それはそれで、やるべきことはやっておく方がいい。ただし、実際の走り、コースでの走りにもっと集中できるようになれば、そんなもの杞憂に終わることもある。杞憂に終わるにしても、重要な過程でもあるので、そこは通っておいた方がいい。 こちらは、あまり巻き込まれることなく、淡々と事実と、把握している限りの過去の傾向などを吹き込んでいくことぐらいだろう。 そんなこんなで、FUJIに決まった。 そして載せ替える。 ![]() ウィリエールに付いていたパーツ類を、戻すように。 ![]() 付いていたものを整備して取り付けて再度連動を見る。 ![]() たっての希望で、少し長めだった、スペシャのステムを外して取り付ける。当初心配して短め、110ミリのステムで組み付けたが120のステムを自ら選択。一晩で心因性のもの、回復傾向か、やはりいい意味で適当でよろしい。 ![]() そしてSSTには唯一こういう欠点があった。ポジション出しに、フレームを切り取るという・・・、支給ものならいざ知らず・・・、これはないだろうというもんなんだが、あの頃ちょこっとこうした傾向が流行ったもんだ。店主も仏壇号、で痛い思いをした。 これ短く切りすぎた時のこと・・・考えているのか? ![]() 30ミリほど切り取った。そして大切なことは、この切り取ったあとのもの、 ![]() こいつなんだが、これは取っておくこと。万が一切りすぎた時、こいつを輪切りにして、切りすぎた分を切り出してスペーサーとして使わないといけないからね。もちろんそれにだって、限界はあるだろうが。 ![]() 気になっていた、トップ長だが、なんとかこれで走ってみるという積極的な気分にまで持って行けたようだ。 ![]() 何度か試乗も繰り返す。 ![]() まあ、店主ごときだが、試乗してみて、一グラムもこちらの力を無駄にしない、貯めない、固いフレームということがいえるでしょうね。 試乗している最後のほうで疲れ始める。五十キロくらいのクリテリウムなんかに最適かもね。 ![]() 十年近く当店に暖められていた、フレームがついに日の目を見始めるか・・・。まあ理想的な展開かもしれない。 ![]() もう固いフレームであることは、どうしようもない、出来れば、ホイールで逃すか、補強するか?調整するか・・・かもしれないね。 長距離の練習にはロープロファイルのリムに、ネジリで組むのもいいかもね。短い距離のレースには激固リムで組んだもの・・・、まあ色々出来そうだ。 まずは九月七日が群馬が、最短の本番、久々にプロツアーと走るらしい。そこまでの間で、細かい設定、できるだけやっていこうか・・・。 ということで、相変わらず、古潤、内輪で最もオリンピックに近い青年、応援よろしくね! |
Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。
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