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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2019年12月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

来年は 閉店か?継続か?



 通常年末年始になると、曜日という感覚がぬけて、日にち換算になるが、今年はまだしっかり曜日の感覚が残っている。

 行事に関する実感が本当に抜け落ちてきている。すべてがわざとらしく見えてくる。

 今日は大晦日か・・・。

 しかし、今年の後半は、ほとんど地上にいないで、中空をパイプ担いでぶら下がっていた。

 9月の後半から着工し、11月の半ばに一段落。とにかく9月が最悪でありました、それを振り払うように着工ということだった。

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 そこから、微調整という名の大修正に入っていった。もっと広く・・・、拡張と接続を繰り返してきたねえ。10月の消費税前に材料等はすべて買い付けたはずが、全く足りない、一体どこのくらい買い足したことか、税率10%になってから。

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 一つできると、できていないところが目立ってくる、そこで修正という名の再構築、その繰り返しだった。そして治水。水漏れを押さえていくと、どんどん小さいところへと目が細かくなってくる、ちょっとした水漏れも気になってくる、大分押さえたよ。

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 そんなことで、一月以上微調整が続き、ようやく今本当の一段落が付いた感じ。後はそこに、収納するものを決める、そしてまだ実は店内には手つかずの所もある、それは年を完全に越す。

 新装開店は来年になること確実、念願の自転車屋は来年へと持ち越し。

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 そして、自転車屋になった暁には・・・。それこそ死ぬ気でやらないとダメかもしれない。

 来年以降のこうした覚悟を一言で言うと「閉店か継続か?」ということになるでありましょう。

 半年を目処に、今後の経営成り立ち状況を鑑みて、持ちそうになければ、もう店を閉じるしかない。もし生き残れるなら、より上を目指していかないとね。

 これは冗談でなく、閉店か存続かの賭けになる年になると思う。

 この大荷物を片付けて引っ越しなど、もうまっぴら!なれば、やるしかないのだ!

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 より入りやすい店を目指して、来年も店作りから入って、その完成を早いところ実現したいですね。

 誠に月並みながら、今年もお世話になりました。来年もよろしゅうに!


 狸サイクル 遠山健
 
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バラ組こそ醍醐味



 持ち合わせのパーツをドーンと持ち込んで、これで倅の自転車組んでください・・・。その言葉の裏には、息子の後には自分が乗ってやる・・・という下心が隠れていない。

 往年のパーツを大分お持ちで、それを大事に出しては使う。パーツマニアというのではない、ちゃんと自転車にして乗ることを考える。

 フレームも完全剥離して、メッキかけて、黒塗装に。

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 この凝ったラグ、厚みもあるので、マスキングに骨が折れました。厚みのあるもののマスキングは側面もやらないといけないので・・・、何かと大変です。

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 ストロングライトのクランク、こうしたクランクがもっと普通に流通していたら・・・と思いますがね、お持ちなんですよ、こういうの確保しているんでしょう。

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 寄せ合わせ、というのでしょうね、今の統一コンポの車体とは真逆にある。組むのは大変だが、そこそこよく組めた時には、今のコンポの比ではない喜びがある。まさにメカニックここにありとね、思うわ。

 それから比べると、レースの精度を出すとか以前の段階なら、今の統一コンポを組み付けるのは大分簡単になっている、中学生でも五組でもやれば、けっこう出来るんじゃないか?なんて思ったりね。

 こいつにかんしては、ここのボスフリーが6速。

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 そして、持ち込まれたシフターが10速・・・。しかもISIS形式なんで、とりあえずシフター内にあるカチカチという関節に付き合わないといけない、できんのかな?

 なんとかね・・・やりました、もちろん癖はありますんで、それに慣れてね、という感じで。

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 ブレーキは現行ものを使いました、見た目はちょいとレトロ。このワイヤーも構造上アウター受けがつけにくいので、

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 ステム自身をアウター受けとして使いました。穴開け加工、下のライト金具とのクリアランスをしっかり守らないと、穴の意味が台無しになってしまいかねません。

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 この地味に凝っているテールランプも息子を思う親父の気持ちが出ているのが、後で自分が乗ってやるという強い意志表明なのか?
 
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 外見は砲弾、中はLEDのもの。

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 ブルックスの革サドル、定番です。

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 納車までに、少々時間があるので、もう少しの微調整をしていこうと思うのであります。でも、こうした持ち寄りの不統一のパーツで組み付けるのは、大変だが、やはり面白い、一々、何かが発生する感じ。それが克服されて、実際に走れるようになると、それぞれのパーツ類の連動というものを感じる、いきているな・・・、と。

 不統一に一つの秩序を出していく・・・、たまらん仕事ではある、統一コンポの組付けが退屈に感じるほどね。

自戒を込めての 隣家人権宣言



 この広い空き地は何でしょう?空も広いですねえ・・・。杉並区内の建物を自転車屋として転々としていたとき、空の広さを感じたことはほとんど無かったねえ。

 しかし、ここに越してきて四年半、空は広い、風も時も強いということを実感してきている。

 この広い空き地は、実は当店の隣のことなんです。かつてはここに一軒家が建っていました。その家を取り壊し、こうして更地にしたんですね。

 昨年の夏から秋にかけてのことでした。

 それから約半年の間に、なんと

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 このような立派な建物が建ったんですね。上下で16棟の長屋なんであります。アパートじゃなくて?そう長屋というらしいですね。土地広さと建坪率の関係で、長屋形式にした方が、部屋が広く取れるとか?詳細は知りませんが。

 とにもかくにも、集合住宅ができたのが今年の三月、年度替わりに建築も終わって、新年度前に募集といいスケジュールなこと、一体どんな人たちが来るんでしょう?と思っていたんだが、居てもたっても誰も住みに来ない。

 貼り紙を見ると、この建物自体を分譲しているということらしい、土地付きで2億?とかだったかな?

 まあ、利益を生む建物だとしても、そうですか、とおいそれと買える人もそうは多くはあるまい。夏までは?イヤ、夏が過ぎたら?秋?一体どうなってんの?という状態が続いていたんだが・・・、

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 どうやら居住が始まりそうなんだな、引っ越し屋さんが来ていたわ。

 と、この数日前のこと、近くの住宅関連の会社の方が当店にやって来た。そして名刺を渡すと、隣の建物を当社が社宅として使いますので、これから社員が入ってきます、つきましてはよろしくという、挨拶であった。

 ズーッと空いていたんで一体どうなることやら・・・と思っていたんですよーなんて世間話をしていたその流れの中で、そこに入る方々はどうもフィリピンから連れてきて、大工系の研修をする人たちである、という事が分かった。

 オー!これはラッキー!

 そういう展開になると当店には大変心強い仲間が居る。

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 メガネに白の混じったヒゲ、髪を束ねていたときには、店主と見分けが付かなかった、アレックスさんである。

 もう何度も当店のブログには登場しているので、おなじみの人ではあるが、フィリピンのルソン島出身のアレックスさんと、その奥さんが日本人のアユミさんというコンビ、これは最強だろうな。

 日本での生活の先輩として、来るであろうフィリピンの研修生のいい相談相手になってくれるんじゃないか?なんて期待もできる。

 そして、こういう話になると、情報が自然と集まってくるもんだね、柳沢に何とフィリピンバーがあるということを知った、結構近いところだ。同胞が近くに居るということは心強いんじゃないか?なんて勝手に思うんだがね。

 とにかく地域社会のものとしては、この展開は面白く利用させてもらいたいと思ってんだな。

 そこで、もらった名刺から、会社を突き止めそこの店長さんへ、ご挨拶メールを送っておいた。

 ほぼ全く同じ内容のものを以下に掲載いたします、


「○○ホーム御中
○○店長様

始めまして、メールにて大変失礼いたします。

私、狸サイクルという自転車屋を営みます遠山健と申します、西東京市富士町6-6-13にて開業しております。

御社が社宅として利用する予定の建物の隣家となっています。

先日、御社の経営管理部総務課の○○様より、ご丁寧な挨拶をいただきました、ありがとうございます。

フィリピンからの研修生の皆さんがご利用になると聞きました、南国のフィリピンから、真冬の東京にいきなり来られて、慣れない国で不安な生活を送られるのではないか?と思われますが、地域の者として少しでもそういうことが緩和出来るよう努めて参ります。

ちょうどいいことに、当店出入りに、在日フィリピン人(奥さん日本人)の方もいるので、日本での生活の先輩としての助言などもできるかと思います。

言葉が通じないことや、習慣の違いによるすれ違いなど、最初は何かとあるかと思いますが、そのようなことは、少し時間を掛ければ地域の者同士として、解決していけるだろうと達観もしておる次第であります。

そういう中で、一つだけ危惧していることがあります。

よくご存じと思われますが、ここ数年、この国では、海外からの実習生という名目で多くの外国人を入国させて、研修・実習とは名ばかりの低賃金労働者として酷使するなどという実態が明らかにされているようです。

セクハラ、パワハラ、中には労務管理上考えられませんが多くの怪我人、死者まで出しているとも聞き、当方大変心を痛めているところであります。

まさかと思いますが、○○ホームさんではそのようなことは絶対にないことを強く信じたいと思います。

ひどい労働環境や差別などによって、もし彼らの人心が荒れてしまったら、これは取り返しの付かないことであります。そういうことが治安の悪化などにつながっていく、彼ら自身がそもそも性悪なのではありません、彼らを取り巻く様々な環境がそういう状態に追い込んでいく、その可能性が大変高いと考えています。

彼らを人格として一人一人を尊重していく姿勢というものが重要だと思います。

地域のことにつきましては、私どもは共生協働していくよう動きますので、その他労働環境等につきましては、僭越ながら、法的倫理的瑕疵の無きよう、御社にお願い申し上げる次第であります。

彼らの中から、一人でも「日本に来て本当に良かった」と心から思ってもらえるようになることを、願ってやみません。


取り急ぎ

狸サイクル 遠山健

〒202-0014
西東京市富士町6-6-13
042-445-0487」


 まあ、きれい事言い、きれい事このように書いている店主自身に対する自戒を込めての公開という事にいたしましょう。「お前ブログであんな偉そうなこと書いておいて、実際にフィリピンの人たち大してそんな対応してんのか?」と指摘糾弾されないようにするための戒めとしてのものであります。

 頭では分かっていても、日本近代一五〇年に渡る染みついた差別意識など、全く払拭できてはいないであろう、どうしようもない自分に対する戒めであります。

 近い将来、当店庭で彼らとフィリピン祭りでもできればなあ・・・なんて楽しいことを考えつつ、修行を続けましょう。

 30年後、インドネシアは中国インドに続く、アジアでの第三の経済大国になっているそうですな。その頃日本は八位ぐらいだそうだ。
そうなると、若い同胞達は近隣のアジア諸国へ出稼ぎに行っている面々もいることだろう。行った先でかれらは一体どのように扱われるんだろう?と、コンビニで中国人の店員を怒鳴りつけているバカ共には想像も付かないのかもしれないな。

一人でも日本に来て本当に良かった、と思えるような研修生を送り返すことが、人任せの「治安悪化だ」なんだを心配するよりも、ずっと優先させるべきことだと思う。

 さて、来年中にフィリピンフェスなんか出来ないかな?どんな人たちが来るんだろう?
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リアホイールにロットブレーキをつける



 この辺の実用車に詳しい人がこの車体を見た。前後にブレーキがなくて、固定ギア。

 多分・・・、工場とかそういう閉鎖されたなかで、何かを引いて走っていたんじゃないか?という事でありました。

 閉鎖された中で、そこそこの荷物の牽引・・・だとすれば、固定ギアだけでブレーキなくてもいいのかな?と思えなくもない。

 まあ、全体的に謎であるには違いない。

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 コイツにロットブレーキを取り付けた、という話は前回。いや、もっと前に付いていたんだが、ワイヤーとロットを結びつけるという課題に大分悩まされた。

 形はできたが、強く引くとワイヤーが抜ける・・・それはまずいよね、という事だった。

 そしてその問題は別金具と加工でどうにかなったわけだ。

 問題は、リアホイールにロットブレーキをつけること。調べりゃ色々あるのかもしれないが、まあ通常そんな車体にはなかなかお目にかからないだろうね、なので材料などを集めつつ、車体の特徴などを見極めて、なんとかやっていくしかない。

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 結論からすると、このように付いた、というわけだ。もちろん強くはないが制動はする、当たり前か。

 通常のリムブレーキを、チェーンステー裏に取り付けるのはもう何百回もやっている。そういう意味では見慣れた光景なのだが、まあ通常のリムブレーキとこれとでは、性質は全く異なるのだ。

 まず、ロットブレーキというのは浮いている。

 ワイヤーのような弱い素材ではなく、ロットという鉄棒でできているので、一部をとめると、それだけで自立というか装着ができてしまう、あとは一部からつるされている状態のものが、あちこち行かないよう、数部でゆるめに止めないといけない。

 そして、金具にブレーキシューが付いているだけなので、キャリパーのような挟む構造を全く持たない。なので、外部にオン・オフの機構をもたないといけない・・・。というまあ似て全く非なるブレーキなのであります。

 一々説明しているのも大変なので、写真で判断していただくか?

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 ワイヤーブレーキレバー、ここからワイヤーを伸ばし、

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 たまたま付いていた、ダウンチューブにあったアウター受け?のようなところに別口のアウター受けを取り付ける、ここから一直線でインナーを下に引っ張っていく、そしてロットブレーキとつなげる。

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 これ自転車をひっくり返して、裏から見たところです。BBソケットの裏まで、ワイヤーを引っ張り、三点止めで浮かしたロットブレーキと接続する。

 これだけだと、引くことはできるが、ロットブレーキ内部に戻すバネ機構が無いので、それを外部に求めないといけなくなる。

 そこで
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 まず1箇所、たまたまあった、BB裏のインナー受けを加工して、バネを挟み入れ、その中にワイヤーを通して、ロットブレーキと取り付ける。

 するとインナー受けとロットの先端にバネ力が発生して、ロットブレーキを常に後ろに引っ張る(解除状態)にするように取り付ける訳ね。そうすると、レバーを離したときにブレーキが解除される。

 ただ、それだけじゃあ、ちょっと弱かった、正直・・・。そこで、このバネ機構をより強くする方法はないか?と観察。

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 ロットを浮かせるために途中に設けた金具とロット本体との間に、またバネ一つ、計二つのバネでもって、ブレーキ全体を常に解除所帯にできるようにする。そうすれば、ブレーキレバーを引いたときだけ、ブレーキがかかるという当たり前の状態にすることができた。

 ゆっくり走っていれば、この後ろブレーキだけで止まることも可能です。

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 はい、前後ブレーキが付いたので、公道での走行が可能となります。ただ、仕事として使うという意味で、まだ荷台やスタンドが必要になりますね、リアに荷台をつけるのは問題ありませんが、どうもフロントにつけたいようでありますな。

 そうすると、いったん設置したフロントロットブレーキを一事撤去して、再度・・・という事も起こるかもなあ。

 まあ、乗りかけた船ということで、トコトンやりますか。他は絶対やりそうにもないんでね。

 という事で、まだ続きそうです・・・。

いつもながらの緊急決定 忘年会やります



 気づいたら、今年もあと三日を切っていますね。とにかくいうのもなんだが、なでもかんでも時の流れが速すぎる。

 年内・・・年内・・・と言っていたことがもう、年内も終わりだよね。やり残したことだらけ・・・です。

 そんな中ですが、緊急でもって、明日三十日、当狸サイクルないで忘年会でもやろうか?という事になりました。お忙しい中ですが、お時間などある方、我こそは内輪なり!と自称する方、是非ともご参加ください。

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 多分、事務的な事柄や大掃除などやっていると思いますので、その辺から手伝ってもいいヨ、という方なんかも募集してしまおうかな?

 縛りはほとんど無く、一品持ちより・・・かな?特にこちらから特別なものを作って・・・というような大仰なことはなく、こぢんまりながらもど派手に?やっていこうかと思います。

 スタートは八時頃からかな?手伝いは昼過ぎからやっていますので、それ以降、いつでも。

 いつもながらの緊急告知ですが、色々お待ちしています!

吉祥寺 ピワンの車 ロットブレーキとワイヤーのハイブリッド その一



 これ最初に紹介したのが、今年の二月ということですから、大分経ってしまっていた。この実用車、ブレーキが前後付いていない。

 リアホイールにはバンドブレーキをつける溝もきられていない。リムはロットブレーキ用に作られているため、今日のようにリムサイドを圧迫して止まるブレーキでは役に立たない。

 リムサイドでなくリムの内側を引き上げるようにして圧迫するタイプでないとブレーキとして機能しない。

 されば、いっそのこと、ホイールを現行のものに組み替えるという選択もあった。そうすれば通常の形式のブレーキが付くことになり、施工の選択肢は大分広くなってくる。

 しかし、リムからホイールからが変わってしまっては、この現在持っている車体の雰囲気というものは壊れてしまう・・・。台無し・・・。

 さてどうしよう?ということであったんだな。

 そして、とりあえずは前輪については半分ロットブレーキ、半分ワイヤーレバー方式というのを実現して、それなりの成果を得ていました、というのが前回まででありました。といっても十ヶ月前・・・。

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 これでありまして、まあ、この写真でなるほど、と納得できる方は、当ブログの読者さんでもごく少数でありましょうな。

 何がなんだか分からない、といったところでしょう。

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 ブレーキレバーはワイヤー式。なんで最初からロット式のブレーキにしないの?と疑問もつ方はいるでしょう。そう、当然ですね。何も使い慣れているからって、発端をワイヤー式にしなくてもいいじゃない。

 いえいえ、違います!ロットブレーキは気むずかし屋なんだわ。

 というのは、ロット式ブレーキというのは、ロット式にハンドル自身が整っていないと、全く使えなくなっているの。ワイヤーのようにハンドルに沿わせて張って・・・というような融通が全く効かないんです。それ専用ハンドルが必要なんです。

 というのも、ロットはまさにロット(鉄の棒)で引くものなので、ハンドル内にそうした鉄棒を伝達する仕組みがすでに出来ていないと全く使えない、という大変悲しい結論に結びついてしまう運命なのです。

 なので、意地でも何でも無く、この持ち込まれた車体ではこうしたワイヤー式でまずは引くしかない、ということになります。

 このワイヤーをどうやってロット式ブレーキとどこで接合させるか?というところ、こんな実験ほとんどされたこと無いんじゃ無い?

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 こうやってとめている、というわけです。

 ナットを締め込んでワイヤーを取り付ける。簡単なようですが、それ専用に作られていないパーツ類をそれなり加工して、合わせて取り付けるというのは本当に大変です。

 試乗した際に、思いっきり握ると、ワイヤーが外れてしまうなんてことも何度も起きました。ブレーキだけにそうしたことは絶対にゆるされないので、この辺の大枠とは異なる最終調整に大変時間がかかってしまう。

 最終的には実績のある、バンドブレーキの穴あきボルトナットをつかって、ロットの先を加工して貫通させ、そこをネジ止めするというやり方を採用いたしました。五十回以上のストップアンドゴーを繰り返しましたが、以後、ワイヤーが外れてしまうという危険性、予兆のようなものは一切ありませんでした。

 ハイここまでが半分なのであります。

 そしてもう半分が、リアホイールのブレーキなんであります・・・。バンドブレーキを装着する溝がホイールにはない。ホイール自体を現行品にかえる選択肢は基本とらないようにする。

 されば、ロットブレーキの応用編ということになるが、これは上でやって来たフロントブレーキの取り付けのようには、全くいかない。

 通常変則的とはいえ、フロントに関しては、大体通常の位置から取り付け、それをロットではなく、ワイヤーで引き上げるという、改革は行ったが、ロットブレーキのそもそもの使い方としては、これは適応範囲ではあると思う。

 それに対して、問題は後輪だ。

 リアホイールなんて、ロットブレーキが付いているものなんて見たこともない。大体、一抱えもあるように見えるデカイバンドブレーキが付いているんだが、そいつがつかないとなると・・・、どうすりゃいいんだ?

 ということになる。では仕方なし、ロットブレーキを後輪につけるとなると、前輪のように、これまで施工例がほとんど無い、そしてそもそもがロットブレーキというものは後輪に取り付ける形式を持ってはいない・・・。

 さてどうするか・・・・。

 と、こんな感じで約十ヶ月悩んでいたわけだ・・・、というか十ヶ月この件に関してはサナギになっていた・・・といった方がいいかもしれない。
 
 そして、サナギが成虫になる時期がそろそろ来たのである・・・

 続く・・・。ケケケ

名車なのでありますから ちゃんとしましょ



 カーボンのデローザ、学生さんがお持ちです。

 ちょっくら自分で弄ることもあるそうで、乗りながら弄っている、という感じですね。

 で、弄る本人がなぜが当店に持ってきた。なんかちょっと違和感があるということだった。

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 まずこの前輪、フルクラムものなんだが、なんかガタがあるようだと。左右に揺すってみると、若干だがガタがあった。これは放っておいてはいけません。フルクラムのほとんどはシールドベアリングなんだろうから、マジガタがとれなくなったら、調整できません、ベアリング交換しないとね。

 なので、空けてみます。

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 ハブの脇に六角のボルトがある、こいつを緩めるとキャップが回って外れるんだろう。

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 その前に、外側のクイックシャフト受けが外れた。こんな所も、スルーアクスルとの兼用を狙っているんだろうか?メーカーによっては顕著にそのような発想のところがある。クイック受けは今やキャップ状態だわ。

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 この銀のシャフトも・・・、

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 六角を緩めて回しながら外すと、シャフトも外れ、シールドベアリングが出てきた。やはりシールドだね。

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 幸いなことにシールドベアリング自身にまでガタは及んでいなかったので、このシールドの内外とシャフトにグリスを付けて、元に戻してやる。先のガタは、締め付けによるものだった、そこが緩むことによって発生する、もちろん放っておいてはいけない。

 そしてもう一つ、厄介があった。フロントディレーラーだ。

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 カンパポテンザの腕長フロントディレーラー。こいつの調整がなんともうまく決まらないというj事だった。自分で弄ったらしい、よくあることだ。

 ここで怒ってはいけない、所詮弄らないと何も覚えないからだ。弄って失敗して憶える、この繰り返ししか、メンテの上達はあり得ない。だから、自分で弄ってしまって整備不良にしてしまったことを怒っちゃいけない、黙って直してやることだ。

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 カーボン車によくある直づけ台座式のフロントディレーラー。いやいや、実はバンド式が好きな店主、微妙な調整がやりにくいという欠点があるように思うし、ものによってなんだが、この台座自身に剛性が足りないんじゃないか?と思うこともあるんだな。

 最近のフロントメカの剛性はそこそこあるものの、台座に剛性が足りない場合は元の木阿弥である。

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 案の定、締め込んでフロントメカを固定したところが、チェーンリンクとの平行が出ていない・・・。こういう所がやり直さないと、この手の調整は堂々巡りということになる。

 かなりの素人の調整にありがちなのは、この堂々巡りの妥協もの、それでもシフティングがなんとかできてしまうので、それで乗り続けて、こんなもんかと思っている、そういう状況が往々にしてあるように思いますね。

 この場合も、インナーローはあまり使わないから・・・といって、アチコチユルユル状態。

 でもね、レースに出なくてもレーサーだから、意地でも合わせないといけないところが二箇所ある。

 それは、インナーローと、アウタートップ。この両極はレーサーであれば絶対にしっかりと調整し出さないといけないところ。どちらかを犠牲にして、合わせたつもりというのは一番よくありません。

 なので、意地でもこの両極の調整はキッチリやりましょう。逆に言えば、この両極が出来ていれば、あとはその間なわけで、ワイヤー調整を厳密にやればどうにかなる、それでもどうにもならないときは、エンドやハンガーの曲がりを検討する。

 シフトとメカによって多少の癖はあるが、そんなもんはご愛敬、レースならコースも念頭に入れての調整もありだが、ほとんどはライダーの癖や好みに従えばよし、というもんだ。

 しかし鉄などを弄り慣れている身からすれば、インナーむき出しがあることが大変微妙な調整には必要なんだが、この手のカーボン系は、オールアウターだったり、フレーム内にワイヤーを通したりと、インナーを直接引っ張ったり、テンションを見たりすることが出来ないのが、ちょっとやりにくい。

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 とまあ、できたぞ。折角のデローザなんで、ちゃんとした状態で乗ろうぜ!そんじょそこらの車体じゃないんだから。

 でも自分から弄って調整しようという気は持ち続けること、なんかあったら、尻ぬぐいはしてやるから、自分の車体はいずれ自分ですべてちゃんと面倒見えるようにする、それがレーサーを乗るものの心意気と心得よ!若者よ!

手組最軽量のホイールを組んでみる その助走

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 カーボンリムを取ってみた。ハイトは21ミリ、軽量ものを組もうとしている。

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 今まで何本かカーボンリムは組んできたが、今回初めて、クリンチャーリムを組んでみたのだ。チューブラーと違って返しがある、その分重くはなるんだが、これだけでも十分軽い。

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 ハブはTNIのこれまた軽量ハブ、それをスポーク20本でフロントを組んだ。二本取り、ラジアルよりも少し長くなるが10ミリくらいか?それに強度を出すために、今回またも一ネジリ。

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 リアもTNIの軽量ハブで駆動輪だけに24本、フリー側は4本取りの一ネジリ、反フリー側は少し強度を落としても軽量化を狙って二本取り。少し凝っているが、こうした組数で遊んでみるのも手組の面白いところ。

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 フロントが600グラム強に

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 リアが800グラム切り。両者合わせて1.4キロチョイ・・・。重さだけ見たらシャマルよりも軽く、ボーラになみ・・・。

 スポークはDTのバテッドを使用しています。

 ちょいとこいつは、試乗用にして・・・次の策を練る。

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 これよりもより軽いホイールの隠し球あり。制限体重60キロ台なんて限定したりしてね。

 完成すれば、こんな手組ホイールをなんと六万円台でワンペア提供できればいいなあ、なんて考える・・・。

 年明け早々に、一発かまします、お年玉セールとかいってね!

音がする どこだ?



 柳さん作のツーリング車であります。かなりマニアックなお客さんの乗る車体。頑丈、耐久性重視、大雨の中でもツーリングにでかける温泉自転車ハンターでもある。

 クランク回すと音がするんですよー・・・・。

 出たよ・・・。この音なりは前にも何度か書きましたが、もう雨乞いのような祈る思いで、疑わしきところをつぶしていく・・・しかない。

 今回はクランク・・・とすると、BB周りかもしれないね。イヤ・・・待てよ・・・。

 こいつは実はそんなに前ではなく、確かフィルウッズのBBを交換したばかりだぞ。フィルウッズと言えば、アメリカ的耐久性の権化みたいな奴、とすれば、BB以外で音なりするところを探すべし・・・となる。

 正しくランクを回しているときに出る音なので、クランク周り・・・、及び足を回している関連の箇所から音が出ているということね。決してスポークがセンサー等に干渉して出でるような種類の音ではない・・・ということか。

 すると、

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 まずはフィキシングボルトだな。テーパータイプの圧入ものなんで、ここが緩むと音なりの原因にはなり得る。ハイ、締めてみましょう。確かにネジしろはあった・・・。

 しかし結果は白、ここを閉めても音は消えず。

 されば・・・、

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 ペダル類。まずはペダルとクランクの締め込み、問題なし。

 あとはペダル自身の緩みやガタ。若干右ペダルに緩みを発見!やった原因はここだ!と外してみるに。なんとシールドベアリングと来ていた。

 シールドはボールベアリングと違って調整以前の問題なんで、ガタが出たらそのものを交換しなくてはならない。なんとか叩いて外して、サイズ調べて取り寄せて・・・という行程になるかな?

 ただし、この緩みが原因なのか?別ペダルにて実験。

 結果は、なんと白。別ペダルをやっても音なりは消えず。

 さあ、困った・・・、これだから音なり案件はイヤなんだわ。ドンドン疑わしき場所がなくなってくることの心細さと言ったら。

 今までの経験からペダリングと音なりの関連というと・・・。

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 思い出した!ここだ!サドル!サドル!

 踏み込むごとに、サドルには何らかの力がかかる、そのかかった力の影響でサドル自身がきしむことがある。かつてそんな案件があって、サドル周りを締め込んで解決したことがあった。

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 特にこの二本ボルトの無段階のやつ。手前のボルトは締めやすいが、中心に近いボルトは締めにくいこともあって、緩みがち。

 そこで六角を入れてみると、やはり予想通り、中心部分の締め込みが甘い、やった!ここだ!

 しっかり締め込んでおいて、

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 ついでにピラーのここも増し締めして、はい、試乗してみてください!と送り出す。

 すっかり、音なりが消えてスッキリ帰ってくるかと思いきや・・・。

 なんか音は小さくなりましたが、でもまだ音がします・・・。レレレ、がっくり。

 これだから音なり案件はイヤなんだよ・・・。そして入院、基本中の基本で、最後この前交換したはずの、ほとんど疑うことも出来ないフィルウッズBBを確かめるしかない、ここがダメなら、もうお手上げでしょう。

 すると、

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 なんだ?シーリングの材料がすでにボロボロ状態。これフィルウッズでしょ?とはいっても、金属部分ではないので、そういうこともあり?

 そして、BB止めに多少の緩みを発見・・・、やった、これか?イヤイヤ油断大敵だ。

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 うん、相変わらずズッシリとして、ものはいい。さてと、

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 エエ?もうここまで錆びているの?ちょっと前だったか交換したばかりなのに、大雨でも乗るからかな?

 しかし!やっぱり値段だけのことはあるフィルウッズ。この状態でも回転にゴリが全く出ていない。ヌルヌルと高級BB特有の重くて安定した回転がまだまだ生きている。

 さてどうするか?交換することも考えたが、この回転ならまだなんとか持ちそうだし、実際固定部分に緩みがあったんで、まず錆を落として、十分なグリスを中に積めて、グリスに浮かせるくらいカードさせて、緩みを取れば、音なりは消えるかもしれない・・・。

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 BBソケット中ににも錆が、これらを再度タッピングしてフェイシングして、洗浄したフィルウッズを戻し、締め込みをしっかりやって、試乗してみた。

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 今回は・・・、今んところ音は出ないようになった。

 イヤー、めでたし、めでたし。安堵安堵!良かったわー。ショップとしても面目躍如なり。

でもって今回確認できたこと、フィルウッズのもの自体の良さは、証明されています、そしていかにメンテが大事かということ・・・ですかね。いいものを使っていても、緩み等があったら、元も子もないということですね。

 ちょうど大掃除の季節です、愛車の大メンテなんてこともやってみること、おすすめします!

ミケ猫 モグ号



 ピスト系にも強いメーカーでミケという名前の会社があります。そのまんまロゴをパクったようですねえ。

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 その名もネコそのものの会社もあります、台湾のメーカーね。これもそこからパクりましたな、ここはヘッドパーツなんかでよくお目にかかりますが、実は総合的なメーカーです。

 ミケにネコ完全に遊んでいますが、作りには気合いが入っているんですね。

 このネコロゴ入りのトップチューブですが、後付けで、清水さん自身が柳さんの指導の下ロウ付けを敢行、自分で手を下したんですねえ。

 そして、このロゴ作りから、ミケ猫塗装も、すべて清水さん作。

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 そして実用車のフレームに、どこで探してきたんだか、一インチのカーボンフォークを入れています。

 そして、凝り性は続くよ。

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 ハブまで、ミケのものを使って、手組ホイールにしています。

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 リアもです。清水さんが当店に出入りして約半年・・・、今ではこんな所まですべて自分で作れるようになってきています。すごいねえ・・・。

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 パーツ選びも面白い。この手元変速・・・

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 なんと9速シフトの、マイクロシフトのもの。今までディレーラー系統は使っていたが、これはシフターは初めて見るね。

 使ってみると、使える印象、ちょっと固いが、長く使えるんじゃない?と思えるような丈夫な造りにも感じられる。

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 リアディレーラーは、同じく同族のもの。ワイヤーの取り回しなど勉強になるんですねえ・・・。

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 フロントは・・・、まだ決めかねているようですね。

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 サドルの位置は重要ですぞ、それなりの25.4のピラーを使っています。

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 アヘッドで、これからポジションを出していく、という様子がうかがえます。

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 ホイールベースは長いが、でもスッキリとシャンとしているよね。走りもシャンとしているよ。まだまだこれから、整えるところもあるが、ほぼ一人で、自力で組んでしまった清水さん・・・。遊び心もセンスもある、面白い作家になっていくだろうなあ、と思いますね。

 しばらく、こいつで通ってくるだろうから、当店にほぼいつもあることになる・・・。試乗してみたい人、清水さんに頼んでみたら?なんとも面白い一台・・・だよね。口説けば売ってもくれるかも・・・ヨ。

マウンテンバイクの街乗り企画


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 いつの頃からのマウンテンバイクでしょうか?よく分かりません、鉄フレームです。それなりに雰囲気は持っている。こいつを町乗り自転車として整備してほしい、ということで持ってこられた。

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 随分存在感のある鉄フレームですね。再塗装するのももったいないほどの貫禄であります。

 町乗りにねえ・・・。

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 このフラットハンドルは肝かな?操作性はいいフラットバーだが、どうも中途半端な前傾がいけないのかもしれない。あと、店主にとっては横棒をつかむより、どうも縦棒つかむ方がいいようだね。ドロップしかり、プロムナードしかり。

 じゃあ、いっそのことここをプロムナード系にしてしまう・・・なんていうのはどうだろう?

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 こんな感じで・・・。

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 この辺はほぼ移植可能。ワイヤーなどは交換したが・・・。

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 あと、ボロかったカンチブレーキを今風の調整しやすいカンチブレーキに交換。

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 見た目はクラシカルながら、効きはカンチにしては上出来ね。ちょっと難があるとしたら、かかとを落として走ると、場合によってはこの幅広カンチに足の踵と干渉する可能性もあるということかな。

 まあ、ペダリングは踵を落とさないようにいい癖つければ、そうした干渉は一切なくなります、訓練して同時にいいペダリングも身につく。

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 ボスフリー、チェーン等の交換と洗浄してやると、この辺は機嫌良くなってきた。

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 今回クランクは弄らず。出来ればシングルにしたいところだが、カシメクランクのため、もしセンターだけを残すとなるとグラインダー等で切り離さないといけない。もっと様子のいいものに付け替える・・・という手は大いにありだが、それは次回に回すことに。

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 ゴッツイ系のマウンテンバイクが、おしゃれでフットワークの軽いコミューターに変身?てなもんか?

 そして、乗ってみると乗りやすい。リアブレーキと足との干渉さえ気をつければ、町のりにはいい自転車だということは分かる。しばらくこの自転車の余生をプロムナードで走り回るのも大分いいかもしれないね。

マウンテン街乗り企画


四年ぶりのバックヤード



 当初はシートだけと鉄骨格子だけで囲っていたバックヤードでしたが、子狸らのよじ登り、ぶら下がり攻撃を受け、各所もうズタズタになっていたバックヤードなんでありました。

 そうなると雨漏りも始まって、雨の日には近づけなくなる。荒れてきますね。ならどうって事ないものとりあえずは突っ込んでおく、というますます使い勝手も見た目も悪くなってくる。

 横10メートル、縦3メートル、幅80センチと、使い方によってはとてつもない収納力のあるところなんですが、ちっとも使い切れていなかった。

 そこで、ここもちゃんと使い切りましょうということになった。なれば、雨漏り等一切起きないよう、根本から作り直さないといけません。

 そこで、囲っていたシートをすべてまず剥がすことに。久々にここら空を見上げたわ。

 さて、この直行クランプで線分状に取り付けた単管、これが思った以上の力を発揮してくれなかったな。

 なので、貫通式のものにしないとね。

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 このように一直線の単管を据え付ける、といっても入手可能で一番長いのが4メートルですから、10メートル貫通には、この一本の中には二個のジョイントが含まれます。このジョイントのところが曲がる、癖が出るんですねえ、仕方ないが。

 で屋根張りですが、波板を最短で使うと水はけ効率はいいが、一気に隣の敷地に雨水が行ってしまうことになります。それに、波板は幅が約70センチそれを10メートル並べるとなると、3メートル近い波板を四枚に切らないといけない・・・相当の手間になる。

 ちょっと効率悪くても、そのまま切らずに横並べすれば、少々の雨では隣の敷地に雨は行かずいいかな?ということで、波板は切らないで並べることに。

 そのためには・・・

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 横一本に貫いて設置した単管を傾けて少し斜辺にしていかないといけません。各所に水準器を付けて、多少のでこぼこはあれど、徐々にでも横隅から水が落ちるように、セッティング。

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 多少のでこぼこはあれど・・・、何度か水実験をしながら、これでいいわということに。そして本番の雨の時には、そこでまた微調整をということで。

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裏から見たところです、今まではシートだったんで、凹んだところに水がたまって大変でしたが、まあこれでその件は解消です。

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 波板を留めた垂木に、横シートを張ります。この隙はキッチリとしないと脇から水が入ってくる。最近治水というと大袈裟ですが、水対策、ちょっと気合い入っています。どうせやるなら・・・。

 しかし、タイラップがとても役立っていますね。今回の施工で百本以上は使いましたよ。

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 シートは新しいものは使わずに、旧シートを使う。破れたところなどは二重三重に貼り付けて、なんとかね。

 鉄格子もこの裏側に張っているので、防犯上まずまずでしょう。

 ということで、ここが最後かな・・・?バックヤードの大棚が出来たので、ここの上と下を置き場に、中央のいい所は収納場所として、かなり片づく・・・はずかと思います。

 あとは秒読み・・・・かな?

 ここからが長かったりして・・・。

 新装開店まで道半ば この道しかない !ケ・・・

 

エチオピア報告会 第一回終了



 二十一日土曜日、岡田講師によるエチオピア帰国報告会が、大盛況の内、どの第一回が終了いたしました。

 ご参加くださいました方々、ありがとうございました。

 もう一人の佐野さんという方と二人で、という当初の予定が、急遽佐野さんの 出張が入ったために今回岡田さん一人となりました。それでも、講演内容は大変濃いものとなりました。

 大評判といってもいいですね。パソコンをプロジェクターにつなげて、写真やデータを見せながら、話を進めていく。途中関連の質問などが飛び交い、それに適切に答えていく。

 しかし成長したわ。

 店主は事前に岡田さん、佐野さん両者の話を聞いているので、一人でも大好評だった話に、また佐野さんなどが加わったら、これは大変な展開になるだろう・・・と確信できるね。

 そんなわけで、今回一回で終わらせるのはもったいないということで、第二回を再度佐野さん交えて、敢行しよう!ということにいたします。
 
 とにかく二年間にも渡る、エチオピア生活なので、一時間やそこらでは、まとまりようがない。今回はそもそもエチオピアという国は、というイントロ部分から入りましてね、まあ、アフリカの中でも独特な地位を占めるだけあって、大変興味深い国であります。

 大体、この国の人口が一億以上いる・・・ということで、まず会場がおったまげるほど驚いた。

 ちょっと前まで、皇帝がいて、植民地化されていないだけあって、自然遺産より文化遺産の方が多い。公用語に欧州語画はいっていない、伝統的な書記言語のアムハラ語を公用語に、七十から八十の少数民族を抱える国。

 そして欧州の陰湿な植民地主義の結果と思うが、一見アラビア海に面しているように見えて、海を持っていない国。ジブチという自衛隊も駐屯している国によって、海から妨げられている。イラクの突先にクエートという国を作ったように・・・か。

 宗教や、民族、文化の話が写真とともに展開していく。それだけで盛りだくさんで、なかなか、彼自身の自転車指導の話にはたどり着かない中で、一時間半があっという間に過ぎた。

 一人で話し続けても、疲れるだろうと、以後は飲食を交えて、緩い質疑応答という形を取った。
 
 そこからがまた面白い・・・・

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 そして、会費をいただいた店主が、次から次へと料理を作っては提供。こいつは、水口鶏といい、別名ヨダレ鶏ともいいます。

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 蒸し鶏の紹興酒八角ソースがけ。アッサリといただけます。

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 低温ゆで豚の薄切り 花山椒塩。これもあっさり系で延々食べられます。

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 ありもの野菜の八宝菜、本当に八宝あります。

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 青菜炒め、スープのとろみがけ。地元の青菜炒めですね。葉物は、新鮮が一番、西東京で食べるには西東京産がいい。

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 黒酢猪足、猪は中国語で豚の意味で、日本でいう猪は中国語では野猪というそうだ。そういう意味で今年は中国では豚年だったわけで、そろそろネズミに変わりますな。

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 最後は鍋物、水煮猪肉という料理で閉めました。

 ご飯を炊かなかったんで、これだけですべて満腹に!ということで満足していただいたかと思います。

 次回、日程はまだ決まっていませんが、決まり次第広報します、また同じ形式でやると思いますので、ご期待の上、ご都合が合うようでしたら、是非参加してください。

チネリからチネリへ載せ替えの巻



 アルミのレーサーがやって来た。

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 チネリね。チネリというと、フレームもさることながら、衣類も含んだ周辺パーツのイメージ強いですね。フレームは名だたるものもなくはないんですが、定番以外はついでに作っているという感じがします。

  まあ、ガチでフレームで勝負するメーカーと比べてですが。

 とはいうものの、10年ほど前に載せ替え施工した、鉄のチネリは走ったなあ・・・。パイプもちょっと独特だった。あの走りは実直で、こういう自転車が増えるといいなあと思ったものだったが。

 ということで、こいつからパーツ類を外して、持ち込みパーツ合わせて、再度新フレームに移植、という施工を承る。

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 次もまたチネリなんだが、素材がアルミからカーボンにかわっている。

 その前に、

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 このフレームにはディレーラーハンガーがこれ一個しか付いていなかった。特にカーボンフレームの場合、ここがわざとだと思うが華奢に作られている。本体を守るために、わざと壊れるように・・・と思われるほどね。

 なので、極端な話、風で倒れただけで、このハンガーがまがっってしまうことだってある。

 ということなので、このハンガー自体は二個以上は持っておかないと、心配ですよ。ここが折れただけで、このフレームは使えなくなる・・・、そういうことなんであります。

 正規ルートで取れればいいんですが、海外サイトからや、ヤフオクなど個人から引き継いだものには、この辺は自己責任ということなので、しっかりと自分で確保しなければいけません。

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 元々付いていたクランクの移植だったんだが、新フレームのBB規格が異なっていたので、取り直し。86.5というソケットが必要だった。

 このBB規格と、ヘッドの規格はちゃんとメモしておくとかして、しっかり把握しておかないといけません。いろんな形式があるので、それに合わせてちゃんと対応しないとダメなんですね。面倒で、ショップの店主ですら、一瞬分からなくなることがあるくらい。

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 腕上げフロントメカ、一世代前の形式ですね。この角度にばらつきを設けてセッティングするなんて、やりにくいことこの上ない。そんなわけでか、早々に今の形式に変更されてしまった。

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 一昔前なら、ワイドレシオ・・・・と思っただろうが、今日のワイドレシをの目で見ると、まだまだおとなしいわね。

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 STIをちょっと内向きにする、この辺は前の車体からのものをできるだけ踏襲することです。

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 この辺のスペーサーの数や、フレームサイズの異なったフレームへの移植となれば、実質的な量の割合などで、ざっと合わしていく。

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 シートスレーブリッジが、妙に反っている。形もチネリの狙い通りなのかな?

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 トップチューブの流線型とでもいいましょうか?

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 BB付近のこうした膨らみ等は、走るための効率を考慮してなのか?それとも、見た目重視なのか?イタリアもんはこの辺がよく読めない。

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  そう言い忘れたが、色はまさにチネリ!というカラーをしている。

 そう念願のカーボンにしたいということだった。確かに、このフレームは走りますね。スイスイと走ります、それなりに快適ですが・・・、なんか鉄のような粘りというか、ねじ込んで伸びていくようなスピード感とはちがいますが・・・。

 乗られる方にしてみたら、カーボンにして良かった・・・と思えるだろうなあ、きっと。

前転小僧菊之助号 生還



 当店の御常連さん・・・というか、良き理解者・・・というか、支援者・・・まあ色々形容の仕方はあるんですが、まあお世話になっているお方がおられまして、そのご子息さんの自転車が緊急入院ということになりました。

 どうも前輪に枝か何かが入って、車体ごと前転してしまった、という。前転小僧か・・・。

 そしてそのあと走ってみると、なんかまっすぐ走らない、よくあることですが、落車のあと、手放し運転すると、まっすぐ走らないという現象、きっとフレーム等のセンターが出ていないんじゃないか?という疑いがあります。

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 メリダのアルミときている。運悪いわ。仮にフレームが曲がったとしたら、クロモリだったらかなり高い確率で元に戻すことがで来ますが。アルミでしょ?アルミは一発曲げまでは出来ますが、二発目以降割れるなんてことがあります。そして全体として固いので、曲がったものを直すことはほぼ不可能、といってもいいでしょうね。

 仮に不幸中の幸いで、フォークだけが曲がったことが原因だとしたら、そいつは交換すればよし。さてどう出るか?

 フレーム単体にして、柳さんにお渡しします。

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 フレームには異常なし・・・、目視でフォークにもしかして損傷があるかも、ということでありました。確かに言われてみると左右対称じゃない・・・。

 ただディスクブレーキがあるんでね・・・、そして計測の結果、左右非対称に見えても、フレームのセンターにホイールが行っているので、、問題なし!という判定が出ました。

 ならなんで走りに不均一が出たのか?

 どうも、前輪の触れ・・・が原因かな?これは店主自身が修正したんで、あり得るだろうと推測できる。ホイールに枝が挟まっての前前転小僧状態だと、スポーク等に折れなどが出ていてもおかしくはない、または一部に極端な「く」の字になっていてもね。

 幸い目視で確認できるような損傷はなかった、その代わり、立て振れのスゴイのが出ていましたな。ある意味たんこぶのような感じね。

 ただこれはスポークの宥めでなんとかなりそうという感じで、本当に緩めることを主体に、ホイール全体を宥めるように調整していく。出っ張りばかりをスポーク引きで取ることはしないで、他を緩めて、全体を膨らませるイメージで、一度ボワッとざっとふやけさせたあとから、また宥めるように少しずつテンションをかけていく。

 ホイール全体の緊張が取れて、ボーッとしている状態から徐々に目を覚ましていくような感じかな?完全ではないが、走りながら、立て振れが気になるような感覚は全く消えた。

 急がば回れとはよくいったもので、この手のホイールの修正は緩めて膨らませてからまた締める、その際に外的な力による変形などに注意しながら閉めていく、局所的に締めて直す手術的方法より、漢方のように全体のバランスの中でそれを吸収していきながら患部をならしていく感じでしょうかね。

 もちろん限界はありますが、今回はそれにてほぼ再生。

 さて、組み付けだ。

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 ウオー!今流行!デカイスプロケに、その向こうにディスク。ほぼ完璧じゃない。

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 前シングル・・・。これって単純でいいと言えばいいよね。いずれ店主もこういう形式にするのかな?いやいや、レーサー擬きは、やはり前二枚だろうなあ・・・。でもいさぎいい感じはするね。この手が好きな人の気持ちも分かるな。

 しかし、捨てるこの大切さ、あれもこれもじゃなくて、あれかこれか・・・、重要だよね。

 どうせ来年デュラエースが12速になるんだろう?誰が喜ぶの?ダウンヒルではスラムやTRPが7速を出している。コースによってはそれでいいということだろう。

 だったら、ロードだって、そうした選択肢もあっていいはずだ。これをして、メーカーファーストではなく、本当のアスリートファーストだ。アスリートの脚質や、コースによって、枚数が変わったていいんじゃないか?まあ、メカニックは煩雑になるが。

 少なくともレギュレーションも日々メンテの煩雑さも関係の無い自転車愛好者は、この辺もっと自分本位、乗り方本位、コース本位に拘ってもいいと思うがね。

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 前シングルなので、右のダブルタッチだけにシフト機能があって、左は単なるブレーキレバー。このダブルタップ。

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 ちょっと慣れがいる、店主だけかもしれないが、エルゴ好きからすると、どうしても親指のシフトアップを探してしまう癖がある。

 ただし、これはあのオランダ修行坊主の郷くんから指摘を受けたんだが、

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 この状態、つまりシフトレバーを手前に引いた状態から、シフトができるというアドバンテージがある。もちろんダブルタップなんで、この状態からシフトアップもダウンも両方できるということだ。

 これって、ちょっとしたメリットだと思うんだが・・・、ことにヒルクライムの時など、ちょっと有利な気がするんだが・・・。

 まあ、残念なことに、大変残念なことに、日本ではスラムコンポを選択するのは非常に難しい、値段的にも、入手方法にしても、その辺もう少しなんとかならないのかな?と思いますなあ。

 そもそもスラム自体が日本の市場を相手にしていない?のかな?

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 とりあえず、前転小僧菊之助君は、最低コストで、再生したわけで、店主らが組み付けを再度したことが、よりよき方向に向かってくれればいいと思うなあ。

 しかし、なんで前転なんてことになったんだ?その辺の検証もしないとね。

 まずはシメシメ!
 

エチオピア報告会 告知とちょっとした変更



 チュニジアのバザールで、シーシャをくゆらすのは?

 そうそう、今月二十一日土曜日、当店二階の響床にて、エチオピア報告会をする岡田君ではありませんか。ラリってないか?

 この七月に帰国してから、就職をして、今や第三世界への投資をする怪しい会社だそうで、その仕事の中で、チュニジア出張ということだった。中学生で来たのが今から10年ほど前か、大分出世したね。

 エチオピア報告会は、予定通りこの二十一日の土曜日、七時からかな?当店二階響床にて行いますので、ご興味ある方は是非おいでください。

 ちょっと変更が・・・。

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 この岡田君の手前にいる佐野さんという方、岡田君と同じ時期、エチオピアで卓球の講師として同行していた方なんだが、当初彼も響床のエチオピア報告会で、一席しゃべってもらうことになっていた。

 彼の全般的な知識の広さと深さ、そして岡田君のいい突っ込みのコンビが素晴らしく、これは面白い会になりそうだ、ということでしたが。

 この佐野さんもジャイカ青年として、東奔西走のようで、その当日出張命令が下ってしまった・・・。まあ仕方ないよね。

 ということで、予定はちょっと変更、今回は岡田君一人の報告会となります!が彼も彼なりに、しっかりしゃべりますし、話もかなり面白いので、一人でも絶対にいけまると思いますよ。

 話は基本、エチオピアでの自転車競技の指導ということになると思います。自分の立ち位置、向こうでの人間関係、指導内容、装備の管理、大会レポートなど、恋愛話なんかも、乗せ方によってはあるかも、ということで盛りだくさんとなるでしょう。

 大体スライドなど合わせて一時間程度話してもらい、あとは店主の気合い入りコースで飲み食いしながら、興に任せて展開していくと思います。

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 彼は向こうでは、こうした野生人の風貌だったようですね。こんな写真見ても、エチオピアってどんなところ?と自然や気候風土について聞きたくなるでしょ?そうしたら、歴史や文化の人為の方にも当然話は流れていくでしょう。

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 向こうの学生さん達。岡田君だって決して小さい子じゃないんだが、なんかデカイ人いますねえ・・・。どんなところに派遣されていたんでしょう?

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 実際あった国内レースの参加風景。装備バラバラですね・・・。でも動画で見ましたが、スゴイスピードで迫力満点でしたよ。

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 メンテの指導でもしているのかな?特に機材の話を聞いたときなど、店主は工具一式持っていきたかったなあ・・・。ものだけあってもダメみたいです・・・。

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 練習行くのか帰ってきたのか?レース会場に行くのか?まあ、この乗り方、日本ではアリエンですが・・・。まあ、あり得ないこと、起こりえないことなども随分体験してきたみたいなんで、話は盛り上がるでしょう。

 店主はざっとの筋は守ろうと思いますが、あとは、参加した方々の興味深い質問等でのやり取りだけでも、結構面白いと思います。
 
 ということで、まだ数名の余裕はあります、今月二十一日、土曜日七時より、岡田君のエチオピア報告会です。

 参加費は、二千五百円!かなり気合いの入った店主のコース料理が出ます!飲み物は持ち込みしてください!自分のはもちろんのこと、他にも飲んでもらいたいものなども持ち込み大歓迎であります!

 メール、電話等にて、参加者募集します。料理の準備もあるので、事前予約お願いします。

 メニューは、前菜、冷菜(よだれ鶏など)、青菜系、八宝系、キクラゲ系、水煮系、・・・その他。

 お待ちしていますぜ!

当店裏事情・・・

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 店はバックヤードと心得たり・・・。まあ、店だけじゃあないね、あらゆることが裏で何をやっているか?という事と連動するわけであります。表が綺麗でも、裏は汚い、裏も表も汚い、表は汚いが裏が綺麗、そしてどっちも綺麗・・・。

 当店はどちらも汚い・・・といっていいかもしれませんね、それを少なくとも表はきれいにしてきたい・・・、しかし本当にそれを継続するには、どちらも綺麗でなければなりません・・・と肝に銘じますわ。

 あと別の見方ですが、どんな人が集まっているか?というのもその店およびその他すべてのものについての判断に、関係することかと思います。

 例の自民党は人材の「ほう庫」だそうで、確かに頭目筆頭に人材に関しては「阿呆庫」だわな。最長の内閣だそうだ、皆さんどうです制度的に豊かになっていますか?消費税でいうと5%上がっていますが、税率では100%上がったにもかかわらず、何か楽になりましたか?ゆとりが出ましたか?桜を見る会にお呼ばれしましたか?信用出来ますか?今の行政。

 少なくとも当店を支えていてくださる皆様はまさに宝庫であります・・・、ありがたや・・・。

 この当店裏には約10メートル、幅85センチ、高さ3メートルの空間があるんですね。もちろんそんなとこ放っておく訳がない。

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 そう、毎度おなじみに単管工作でもって、仕掛けを作っていますよ。

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 二本の単管を重ねることの場の無駄は、大目に見るとして、相当の重量のものが載せられます。

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 こんな感じで、棚に板しいて物置にしていたんですね。ただ、当店裏というのは、裏のアパートからすれば表のようなものなので、そこから手を伸ばせば、荷にとどいてしまいます。
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 鉄骨の網をしっかり貼って、その上からシートを被せるという工作をしたんであります。そして早四年・・・。

 ここは十分に活用しているか?というと・・・、

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 風雨やガキ共のいたずらに晒され、既にボロボロ。中に入っているものは、もう手つかずのもの・・・。完全に塩漬け状態になっているわけです。

 ようやく外二階ができ、そこに収納場所ができたわけで、それでお終い・・・となったら、ここは永遠に塩漬け状態になるに決まっている。

 それに・・・、よくよく考えると、外二階と違って、ハシゴも脚立もなく行ける裏をこのように無駄に放置しておくのはやはりもったいない・・・ということになった。

 なので、奥の奥には暫く使えない塩漬けというのはある意味仕方ないとして、・・・というよりか、意図的塩漬けにしておいて、その手前のいい高さのところには、普段使いの物を置く、そうすることによって、この店裏にも出入りしつつ目配せができるようになる。

 目配せができれば、次の管理へとつながっていく・・・。裏をしっかり回していかないとなあ・・・。

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 ここをしっかり整えて、置き場と使い場をしっかり分けて活用していけば、表はより綺麗になるでありましょう。

 つぎはここだ、ポリカの屋根をつけて、鉄格子を取り付け直して、シートをかけ直す。そして、置き場を決めて使い分ける。最後の施工はここに決まり!

 本日より、施工開始!

 新装開店まで道半ば!




タンクローリーを作る



 何の変哲も無い、実用自転車なんだが、ご近所の高齢方より切実な依頼が飛び込んできたのでありました。

 今や冬至手前の冬の最中となりました、暖房の確保は大切で、その中でも石油ストーブは何かと最強・・・でしょうかね。

 特にアラジン系の灯油ストーブは、囲むように立てば多くの人が暖を取れます。そしてその上には薬缶や鍋類など調理等にも使えます。灯油は炭などから比べると扱いやすい燃料ですので、この手のストーブを日常生活に織り込んでおくと、災害対策にもなる。そういう意味でも最強の暖房器具ともいえるでしょう。

 ところが、その石油、つまり灯油というものは蛇口をひねって出てくるものではありません。コンセントからひくことも出来ません。そこが唯一の難点とも言えるんだと思いますよ。

 つまりは、配達をしてくれるところに頼むか、自分で買いに行くかのいずれなんですが、最近前者がなかなか無い。かつては御用聞きがありましたがね。

 そうなると大変なのが、重さということになります。最低20リットルは買いたいんじゃないか?となると重さは約二十キロ。そんな重い買い物、昨今あまりない。車だったまだしも、それがなかったら、暖房器具の変更を考えないといけないくらい、かなり重い問題ともなる。

 そこで、こいつを自転車に取り付けられないか?という必死のご依頼がやって来たんだな。

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 いわゆるカートというやつなんだが、これに灯油タンクを載せて、自転車で引っ張れないか?というご依頼。

 ちょいと自分で試したようなんだが、逆にガッチリと自転車の荷台に留めてしまったために、コーナーの際に柔軟に動かなくなってなんとも調子が悪いということだった。

 そういえば・・・。店主は自転車の後ろに、リアカーを取り付けては自分や上さんの引っ越しをやっていたくらい。牽引についてのちょっとした内容は了解している。

 通常は自転車のピラーにアヘッドステムをかましてリアカーの横棒と接続してやると、難なく引っ張ることができる。

 この手の牽引は接続面は小さく、左右はもちろんのこと路面の凹凸を考えると、多少上下に動くくらいの適当な接触の方がむいているのだ。

 あとカートの着脱が比較的簡単にできることだね。自転車からカートごと切りはなして、ストーブまで運べないと、やはり不便に違いない。ということで、以上の条件を満たす形式を考えることに。

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 新聞カゴを取り付けるありもの金具を使おうか?10ミリの太さのボルトナットを通せるように、穴をでかく空ける。

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 10ミリのボルトを写真のように突き上げナットで締める、もう片方を6ミリのボルトで挟んで固定して、これで自転車側の取り付け柱は完成だ。

 そしてこの柱に、今度はカートの方に雌穴を取り付ける工夫をしてやらないといけない。

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 あまり記憶にはないが、多分塩ビ管か何かを留めるクランプが出てきたんで、こいつを使う。合わせのところの穴を13ミリのデカ穴を空ける。この穴に先の10ミリのボルトに引っかける。なぜ10ミリちょっきりの穴にせず、3ミリもデカイ穴を空けるのか?

 これはさっきの、この手の接続は前の自転車と後ろのカートが、接触面を少なく、しかも左右上下ともに緩く動いてくれるぐらいの方が都合がいいからなのだ。

 そしてその対角に4ミリの穴を空ける、ここに同じく4ミリのボルトナットを入れて、二枚の金具を平行に固定するために。

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 そしてできあがった金具を、カートのとってのところに巻くようにして取り付ける。ほぼこれで完了。

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 ハイ自転車側の雄ねじと、カート側の雌穴が完成したんで、貫通させましょうか?その前に、

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 貫通後にすぐに外れないよう、このような喋ねじでこれまた緩く固定してやればいいんだが、如何せん喋ねじは小さいので、このままだったら、すぐに無くすな・・・と漠然と思ったわけであった。

 そこでネジの耳に穴を空けて、水糸を通して、それでもってカートの方に結びつけたわけだ。

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 すると、こうして上に突き立てた雄ねじに、カートの雌穴を上から被せ、先の喋ねじで軽めに閉めておけば、普通に自転車のスピードでほぼ不自由なく走ることが出来ますね。8の字走行も可能でした。

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 実際20リットルくらい入れて近所を走行実験したが、何のトラブルもない、どころか、むしろこっちの方がいいんじゃない?荷台などに積み込むよりもね。

 というのは荷台に積み込んでしまうと、その荷物の重量とのバランスを取らねばならないのがとても大変なのだ。重いものほど、グラグラして運転の安全も確保しにくくなる。

 ところがこうした牽引だと、引くのは重いが、その荷の重さまでの重心を取らなくてもいいので、運転自体は実に楽に安全にできる、ということなんだな。

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 ということで、着脱をより簡単にした形でのこの手の牽引カートは、今しばらく続く高齢社会での自転車の利用を長引かせるに、一つの鍵になるかもしれない・・・と思ったね。

 ということは、ビジネスチャンス?

 まずはご近所の高齢者の自転車すべてに、この手の着脱式カートを取り付けて、その利便性のアピール・・・と行こうかな?

 しっかし、どこにチャンスが落ちているか?わかんねーね。
 
 

とりあえずの鉄箱とサーカス



 この鉄箱のアイデアにつきましては、色々と助言などをいただきまして、ありがとうございました。

 そして、暫定的結論として、当面外メンテの場として利用しよう、という事になりました。なので、その路線で片付けなどをして参ります。

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 アチコチ雑然としていますが、徐々に徐々にゆっくりながら整えて参ります。

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 メンテ場とすると、この角当たりが工具類の収納場所になるかな?なんて当たりをつけつつ・・・。

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 暫く使っていなかったキャスター付き工具。コイツは旧店舗に移動した際に購入したもの。再登場で、活躍してもらいましょう。

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 雑然としていた角が少し片付く。

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 これもすぐに乗れるようにメンテしておかないとね。小径タンデム、できるだけ平面にして、壁に掛ける、絵になる自転車だよね。

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  そしてその手前がスタンド立てての、メンテ場となる。上のライトも明るくて、作業環境はいい。陽気が良くなると、大変活躍する場となるだろうな。

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 遠景による全体像はこんな感じ。まあこれからもう少し手は入ると思うが、当面メンテ場として活用していくことになる。

 そして、ここが何と

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 成り行き上だが、サーカス小屋にもなることに。見方によると大きめの野師の屋台のようにも見えるが・・・。

 この点と、実は工夫の末、開閉をすごく簡単にできるようにしてあるのだ。

 開けてみようか?

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 ホラ!畳み方などをもっと研究すると見栄えは良くなるでしょう、確実に。

 寒い日には、コイツを下ろして、薪ストーブを焚くと暖かい。布一枚でこれだけ違うか?と思うほど。作業場となったら、基礎的な作業環境は整えないとという事で、コンプレッサーのホースなどを延長して設置したり、電気のコンセントを増やしたりと。

 その内、まだまだ色んな企画やアイデアも出てくるでしょうから、それに合わせて、柔軟性を持って対応していこうと思いますね。

 再度物置、裏物置などを整えて、いよいよ、店内の改装へと行くんでありましょう。

 さあ、どうなる新装開店!年明けかな?

用途に合わせて アコーディオン



 まあ、当店名物ということでいいな。改造実用車というやつだ。

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 フレームはグンニャリとした、よくある実用車なのだが・・・。

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 前後に700Cのホイールを履いている。この利点はすごいんだが、なかなか普通の人=普通自転車を買いに来た人には通じない。

 タイヤの種類が豊富なこと、ホイールの種類が豊富なことの意味を知る機会があれば、いいんだが・・・。

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 日常使いにも多段はいいね。最近じゃないと何かと大変だ。ただ、まだ店主も軽いギヤはそこそこ回せるので、そこだけは満足しているんだが・・・。

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 一般人を想定したフラット系ハンドル。まあ入門としてはいいかもね。

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 そして、かなり立派なキャリパーブレーキが付いている。実はこの快走車、かなり踏めばスピードに乗るんだな・・・。このくらいブレーキが付いているとありがたいのだ。

 そして、もう一つありがたいのがリアブレーキ。

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 台座を付けてのキャリパーブレーキ。こいつの利点を知るにも、それなりの時間が必要になるかもね。今回は女性の乗り手に引き取られるんだが、どうもまだまだ自転車を自分で直すとかいうところまでには、全くいっていない。

 パンクくらいは自分で直したい、というようになってきたら、このキャリパーブレーキのおかげで、いかにホイールの着脱が楽になるか?ということを体感するだろうね。いつになることやら・・・なんだが。

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 そして、これはオプションのカゴ・・・というか、台座というか・・・。

 実はこれ結構店主は推しています。こいつは深いカゴのように、その形に載せるものを依存させないという最大の利点がある。特にこの引き取り手は、なんとアコーディオンの名手ときている。

 あとの七キロものかなりの容量のある楽器を完璧に収納できるカゴなんて・・・あるのか?だったら、こうした低い枠のものがいい。チューブなどでしっかり縛ってやれば、この手の方がほぼ万能に近いといってもいいでしょうな。

 最近はレジ袋有料というところが増えてくる、その代わりに搬入時に使われた段ボールを袋代わりに使っていい所が増えてきている。あの段ボールの大きさのも実にマチマチで、カゴを選んでくるものが多い。その点、この枠的な台座だと多少はみ出ようと、しっかりとめておけば、ほぼ万能ということがいえる。

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 そして、面白いのが、こいつは今は縦についているが、もちろん横に付けるのもあり・・・という、その辺の自由度もいいね。ということで、こいつはおすすめなのだ。

 部活の荷物なんかも、この手の方が大分いいんでないかい?と思うんだがね。

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 原型は、走ることに特化した考え方で貫かれているが、実際にはオプションとして、こうして付けたり外したりも出来るということでもある。

 この形、今後発展的に、伸ばしていきたいわな・・・。

 新装開店まで、道半ば・・・。



アイコン自転車をアイコンプラスで



 こいつはかつて、新宿伊勢丹のディスプレイに使われた、車体だったのだ!

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 ちょうど10年前だったかな?こんな写真が探したら、出てきた。
 
 コンセプトは、前がモロ男性性を発揮し、後ろは女性性に特化する、両性具有という意味でのアンドロジナス号という出展だったよね。

 今見ると、スゲー作品だったよね・・・。以後この手の仕事ドンドン来るかと思いきや・・・、プッツリ。その業界にはその業界らしいおばちゃん達がしっかりと既得権益を守っていた印象だった。足突っ込んでも長くいられるところじゃない、とは思っていたが。

 とにかく、あちらの基本コンセプトからこちらが全部指定して背景を作らせて、車体をここまで作り込んで3週間貸しだして、手間賃ゼロという、いい商売だよね、ディスプレイ担当事務所は・・・という感じ。

 それも同時に二枠やってやったんだが・・・。

 さすがに申し訳ないと思ったのか、その事務所と乗り入れ事務所だかなんだかから商品券かなにかをもらった記憶はあるが、まあ楽しかったと言えばそうだったんで、これも経験ということで、この後打ち上げでは、羊のもも肉のご飯作った思い出がある。

 そんなこんなのこのアイコン自転車、もちろん乗れるし、その後も様々なタンデムイベントで活躍してもらったわけであるが・・・。

 ここ数年は、ゴメンネ・・・という扱いだった。そこで、アイコンならアイコンにふさわしい位置に付けるよう、今回は移動することに。

 しかし、一体どこに?

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 ここにしようかな?ビニールシートが何重にもなっているその下に・・・

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 店の正面・・・ともいえるかな。

 課題は前回と同じ。収納しやすく、かつ戻しやすいということ。この逆、収納しにくく戻しにくいとなると、もう納めっぱなしで、使えないということになってしまう。単なるお飾りならそれでも良いが、ちゃんと乗れるし乗るために使う自転車なのだから、すぐに戻して乗れるように出来なければならない、そのための機構を考える。

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 カラビナをハンドルに引っかける。そして虎ロープを結ぶ。

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 そしてもう片方、シートステーにカラビナをかまして虎ロープ。さてこの二本のロープをどうするか?

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 上に前回のクランプの金具を設置して、そこにロープを通して、下から二本を同時に引っ張ると、タンデムは同時にスルスルと上に上がっていくのであります。

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 こんな感じにね。

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 そして引っ張ったロープをその横の柱にグルグルと固定すれば、はい終わり。

 これが何がいいかというと、下ろしたいときには、脚立など使わずに、その横のロープを解いてやると、それ持ってゆっくり緩めてやれば、自転車は今度はゆっくり床に向かって降りてくるというすんぽう。

 つまり乗せるのも下ろすのも簡単にできるという機構はこのことね。ただ、若干ロープは長く必要なんだが、その分百メートルで千円ちょっとの虎ロープであれば、まあ結びにくいが、使えなくもないということ。

 色々と工夫してやると、もっと店自身が見栄え良くなっていくでありましょう・・・な。

 新装開店に向けて、道半ば・・・、まだまだやるぜ!

限定付きメンテ 多少流行る



 十月から消費税が上がり・・・それなりの影響は出ていますでしょうか?当店はというと・・・、税金上がっても、パンクは減りません・・・くらいでしょうね。実入り云々もさることながら、業者への支払いの低さに驚く。

 ほとんど仕入れていないじゃない・・・。確かに台風があったり、長雨があったりしたがねえ。仕入れが少ないのは、施工依頼等が下がっているからともえいるわけで、業者からすればこちらは消費側なんで、向こうからすると最近各ショップのひもが固い・・・という印象なんでしょうね。

 そういえば、わざわざ京都から営業の人たちが挨拶にも来てくれた。この数年、基本いい傾向と思うが輸送業のあり方の改善に伴い、搬出搬入の時間が短くなったり、送料の値上げもすすんだりしてきた。

 それまで年末のこの時期は泣きながらやっている黒猫さんや飛脚がいたが、その辺は多少なりとも良くなってきたと思うんだが。

 送料の値上げが、こちらの業界にも影響が来て、送料無料の値段が引き上げられた。例えば、それまで一万円以上購入すれば送料が無料だったのが、二万になり、三万に・・・というような値上がりをし始めてきたのだ。

 かつてはスポーツ系のパーツ類の送料無料水準は三万が基本だった、20年以上前ね。それが色々あって、値が下がってきたのが主流だったはずが、ここ近年の改革で、逆に値上がりの流れが来ていたわけだ。

 それによって、また売り上げが下がったらしい。この暮れの攻勢に向けて、この送料値段をぐんと下げてきている業者もあるくらいだ。

 みんな必死だ。上記問題から、店主も別の小分け売りをしてくれるところを探したり何なりと、まあ大変なんだが・・・。

 まあ今やっている新装開店狙いも、座して死を待つよりも、やれる範囲でやってみて、ダメなら他を考えようとする一つの試みといってもいいのだ、簡単に閉められないために、なんとかもがく・・・、やれるだけやってみる、というわけだ。

 という世相も反映してか、最近のお客さんのメンテには、いくら以内でメンテしてください、という条件依頼が多くなってきている。もちろん昔は青天井だったとは言わないまでも、その値段の厳密性が上がってきたといってもいいかもしれないな。

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 白のジオスがやってきた。街乗りなんで、まあ適度にという、限定メンテもの。そうなると優先順位の高いところからということになるが、

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 今回は、クランク回してみて微妙な周りだったこちら、最初は交換予定に入っていないとこだったが、一段と交換の必要が上がり、

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 交換しようと思ったスプロケは、洗浄にし、当のBBを交換することにした。ある意味番狂わせね。予算あわせとも言えるかも。

 あとはチェーンや、

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 ワイヤー交換は当たり前。何度も言うが、途中のワイヤー交換で、その両端、シフターとディレーラーを見たいことはない。つまりワイヤー交換は変速周り、制動周りのすべての転換を意味するわけで、非常に重要なメンテなのでありますよ。

 この二つをしっかりやるだけで、かなりの自転車は生き返りますよ。

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 クランク自身は洗浄でなんとかなり、BBが機嫌が良くなったので、大分乗り味は良くなった。

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 この車体のフロントフォークがなんとサスペンション。

 試乗してみると、なんか嫌みの無いサスペンションだったね。街乗りサス?っていうのかな?段差に飛び込んでも、吸収していくれる、ただし後輪で目が覚めるような突き上げがあるが・・・。まあそのくらい前側は吸収していると言ってもいんだろうね、そんなにグニャグニャしないところは好感が持てる・・・。

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 こいつドロップ化して、グラベル系のコンポ乗せたら、そこそこ狭山湖当たりでとても楽しい自転車に変身するんじゃないか?と思ったよ。

 前三枚というと、シフターが徐々に問題になるが、なら前二枚にっていのもありだよね。

 なんて話を興に乗ってすると、かつてはそれなりのノリっているものがあったんだが・・・、昨今皆さんそれぞれ必死らしい。

 でもこれでもガラリと変わる乗り味で、もしかしたら、いろんな検討に入ってくれるのかもしれない。もっと自転車の持っている力そのものに期待したいし、自転車がその持ち味をしっかり活かすべく、こちらの仕事していかないとね・・・と、思い直すのである。

隙間を埋めていく



 大枠ができてくると、細かいとこが気になってきます。同時並行で、今店内外のライトの整備をしている所なんですが、暗いところが明るくなると、それまで普通に思えたところが逆に薄暗く感じられ、そこにまたライトを足して・・・という事が起きています。

 まあ、こんな感じでいいか?とざっと作ってみると、今度の細かいところに空間を見つけてはそこをどう活かそうか?という事を考えるようになる。

 こんなスノコを作ってみたんだが・・・。

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 古いコンパネに、ありもののツーバイフォーを補強して作る。

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 場所はここ、完全に雨のかからないところで、途中まで棚を作ったんだが、元々の計画でいうと展示スペースのはずが、予定が狂い、ずっと空いていたのが約一畳分、これはもったいないということで、ここに先のスノコをひいて、物置の場にするということに。

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 ドーン!と。なかなか味のある木目をしているが・・・。この広さ、大人一人が根っころがるにちょうどいい。

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 こんなかんじでね。なかなか居心地のいいところが困ったことだ。物置より、休憩場にしたくなるくらい・・・。

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 放っておくと、こういうのが集まってくる・・・。

 農協向きコンテナが、重ねて、並べて12個ぐらい置けるすごい収納スペースだね。

 他にないかな・・・。

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 あった!先日かけた屋根の下、意外とスペースあるし、もう雨もかからない・・・さて何隠すか?

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 単管クランプにこういうものがある。

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 一部に穴が空いている、ここを利用できるんだな。

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 そして、こういう別金具をかって、少し加工しておく。

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 そうすると、格安で、こうしたロープ系を固定出来る単管クランプができるわけだ。既存の作られたものはあるが、そいつは高いんだな・・・。

 これを利用して・・・、

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 縄とカラビナを利用して、自転車をつるす。

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 まだまだ、工夫必要なんだな。こういうのは掛けやすく、外しやすくなければいけない。そうで無いと掛けっぱなしになってしまう。掛けっぱなしになっては困るものは掛けられなくなるので、それは使わない・・・という事になってしまう。

 さっと掛けられやすく、さっと下ろせるにはどういう機構がいいか?もう少し考える必要があるが・・・。

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 うまくいったら、ここに三台はかけられるかな?精進精進。

そして、ここにも隙間があったので、埋めてみた。

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 こんなのです・・・?なーんだ?

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 鉄箱の外から見ると、こんな感じです。

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 外を通る人向けに、こうした映像を上映出来るモニターがつきました。その内容は、イロイロ出来るでしょうね、動画もよし、写真をスライドのように見せるのもよし。

 なんかショップみたいでしょ?

 色々ご意見いただきましたが、まずは鉄箱の使い方、徐々に固まりつつあります、近いうちに公開します。

 さて、今年中・・・、いや、年明けになるかも知れませんが、新装開店に向けて、カタツムリがもがいています!

競技系?日常自転車へ



 24インチのBMX・・・なんだそうです。トライアルとかにも使うのかな?

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 リアブレーキは付いています。その導線を見ると・・・、

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 ヘッドパーツと連動したジャイロという機構をしているんですね。これがあると、

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 こうしてハンドルをひっくり返しても、ブレーキのワイヤー類がこんがらがらない、つまり、走りながらハンドルを一回転させることができる・・・、なんでそんな機構が必要なの?といわれても困るが、そうした技をおりこんで楽しむ競技というか遊び自転車のようなんだな。

 もっと小径のタイプがBMXの本流かと思ったが、24インチなんていうのがあるのね・・・、傍流?

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 そういう技を効かせて競技したり、遊んだりする自転車だからか、前輪のブレーキが付いていない。日常の自転車として使うには前ブレーキがないといけません。

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 レバー付けないとね・・・。

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 車体の雰囲気に合った、中古ブレーキレバーがちょうどあったので、付けてみた。で、ブレーキはというと・・・、

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 ちょうど、BMX用の黒ブレーキアーチがあった。ロングアーチでないと、絶対にリムには届かない。丁度いいんだが・・・、長い分効きはソコソコですね。もちろんポン付けは出来ないので、埋め込みナットを入れたり、ブレーキシューにトーインをかけたりと、まあそれなりの仕掛けは必要なんだが。

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 真剣に止まるためのブレーキとは言い難いが、こうしてトーインをかけておくと、スピードの調整ができるようになる、引きに余裕が出来るというのはいい、緩やかな二段階・・・のような感触かな。

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 チェーンなんかも金色なんかにすれば、チャーミングかな?その内、生活の足なもんで、カゴ付けたいなんてこともあるかもしれない。かつてBMXに子載せを付けてた当店からすれば、お安いご用だ。

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 遊び自転車から、実用車へ。BMXだって、変身します。



古い実用自転車のディスク化



 これは実用自転車のフレームに27.5のホイール前後を履かせ、依頼者のイメージに併せて作ったわけであります。

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 この独特なハンドルにしたのも、かなりの拘りからでありましょう。ギドネットレバーを逆につけています。

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 フロントブレーキはセンタープル、見た目レトロを狙いました。が、リアの効きを考慮してディスク化出来ないか?という施行依頼です。

 後付けディスク・・・というと、実は変なアダプターがある。競技系やツーリング系でカッチリした形でディスク化したい場合は、柳さんの溶接技をつかう必要がありますが、今回はアダプターでもって対応していこうということに。

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 ハブをディスク対応のものにして、ホイールを組み直します。

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 メカニカルディスクですね、コイツを取り付けました。

 そのアダプターとは?

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 このアダプターについては、以前一回紹介したと思います。

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 後付の金具がありまして、それをフレームとハブ軸に噛ませて固定して、そこにディスクのキャリパーを固定するという形式。このアダプターを各フレームのチューブに合わせて加工して、グラつかないように固定しますと、これが効くんであります。

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 これをギドネットに引くわけですが、ちゃんと引けます。そこそこ効きますね、音もしませんし、これなら気に入ってもらえるかも知れませんな。

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 店主が子供の頃のデコチャリには既にディスクが使われていたりして、古いバイク等のイメージも相まって、古めのレトロ調の自転車とディスクブレーキの相性は意外と自然であるなあ・・・と思われますね。それなりに効くという事になると、見た目も機能も一挙両得だよね。

 溶接するほどのことはない、と思われるものもアダプターで対応ができる、という事でもしディスク化にご興味があればご一考を!

狂気を載せる改造車

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 いやいや、なんともという状態で入ってきた自転車だったが、愛着があるんで・・・ということで店主なりに、その持ち主をイメージしてというか、ただ乗るだけのための自転車を作ってみたんだな。

 元々の状態をかなり残している。

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 本当どうって事の無いフレームだろうと、愛着もって乗っている人がいるなら、文句はない、よりよくして乗せるだけだろうね。

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  これは元々黒かったというよりもすでに赤さびが浮いていた状態だった。

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 その赤さびに黒さび転化済なんてもんを塗ってみたら、意外と重厚でいいね。これは使える・・・、黒さびは安定しているので、表面処理としてもいいかもしれない・・・うんうん。

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 バンドブレーキもなんとも渋く。ある意味ラットバイクといってもいいかもしれないな。

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 タイヤやチェーンは新しくして、泥よけは早速取り外した。

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 前輪も泥よけを外す、空気抵抗が軽減される感じが分かるね。あとダイナモライトはそのまんまに、ちょいとこのどんくささを残しておいた。

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 ラットバイクなんで、見た目とは裏腹に、機能はしっかりしておく、しっかり使い分けられた油を入れて、回転はよくし、ブレーキの効きも調整してな。問題なし。

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 完成したこいつ、実に軽快に快走してくれる。もしかして最も近くに置いておきたい自転車って、こんなのかもしれないなあ、と思った。

 さて、この改造依頼だが・・・このお方・・・。

 

 こちらでピアノを弾いておられる、石田さんというジャズピアニスト・・・であります。ちょっと演奏見てみてくださいな。

 どうです?この方狂気を背負って演奏している感じ伝わってきましたか?まさに憑依、ピアノと一体、ピアノに乗り移られている?とでもいえそうな演奏でしょ?

 通常、穏やかな青年なんであります。実に礼儀正しくて、おとなしい方なんですが、こうしたアップテンポのフォービートの前では狂気と化す。

 このドラマーの藤井さんという方は、店主が高校生の時に追っかけやっていた、坂田明トリオのドラマーをしていた方。そしてベースは当店響き床でもおなじみの吉野弘志さんでしたな。

 時を超えて、そうしたつながりのある方々の周辺で仕事が出来るなんて、なんとも面白いですな。

 この狂気を背負うピアニストに、この走って止まるだけの自転車を渡したら、きっとピアノに、演奏に影響があるんじゃないか?と店主は本気で思っているわけです。きっと、影響があるだろう、走るだけの、走りにのみ特化した自転車。

 色々考えてこれにした、きっと受けて立ってくれるだろう。分野は違えど、セッションなり!

輪泡 余ったホイールの使い方



 相当なんだが余ったホイールがイッパイ出てきた。今新装開店に向けて店作りをしているところだが、その分使わないもの、ゴミ系統のものも出てくることは大分ある。

 その中でも嵩張るのがこのホイール群。収納にも場所を取ります、リム単体ならいいんだが、ホイールはマジかよこんなに?と思うほど、場所を取られてしまいます。

 なので、使わないであろうホイールは廃棄しかない・・・のでしょうか?

 ちょっくらイタズラで、細工してみました。

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 長めのタイラップを用意しましてね、

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 こんなことしてみるとどうなるか?なんてね。

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 単管パイプにタイラップで止めて重ねては止めて、ホイールどうしをまた結束し・・・。

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 やっていく内に、なんかこんな感じになっていった。

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 なんかワッパであるホイールが泡のように見えてくる、名付けて輪泡とでもいいましょうか?

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 なんかブクブクっとでも聞こえてきそうですな。

 もう少し見た目の工夫はいるかも知れませんが、単に横につなげるだけでなく、重ねたり、下に敷いたりをすることで、躍動感が出てくるようですね、さながら彫刻だ、嫌いではないなあ・・・。

 そして日が暮れると、

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 こんな風に見える様になる・・・。

 捨てる予定だったホイールはほぼこの辺に収まった。捜せば、この輪泡を吹かせるところは、当店敷地内にもまだまだ多くありそうだ、今後この手のゴミが出てきても問題なく、オブジェとして再生出来そうだ。

 新装開店に向けて、一歩一歩のろいが確実に。

マークローザ 静かに続く ケンタウロ



 実用自転車改造の因縁車体といえば、こいつでありましょうな。

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 フレーム自身がしっかり作られていて、フォークをのぞけば、弄り甲斐のあるフレームだよね。今まで当店の中では、因縁の車体といえるくらい、この所有者が思い思いにカスタムしていったわけだ。

 マジカスタムしがいのある車体・・・、なんてうたっていると、また全国からジワジワ、改造の虫がうずいてくるようだ。ブレイク!という起爆力はないものの、まるで綿に火が移ったように、ジワジワ燃え続けるという感じですかね。

 そして何かをキッカケに、ボッと火が付く様なもんかな?今回も火が付いたようだ。

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 今回、ドカッと大変身!という道は取らず、後輪まわりのみの改造ということで承った。後輪まわりが鋭くなって走る、前輪はそのまま、そのアンバランスは、まるで足回りが馬で上半身が人間の神話のケンタウロのようだ。

 リアホイールは、700Cにして、いらないものを外していく。思った以上のアンバランスにびっくりしたわい。

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 タイヤを23cに変えたのもスッキリ見える原因かも知れませんが、締まって固い、端くれとはいえレーサーのパーツはやはりすごい。

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 そこそこのハブを使って8速のスプロケをいれてます。もう二十数年前のレーサー仕様だよ。しかし、来年は12速になるの?なんだかねえ・・・。

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 下位グレードにも手抜きのないシマノ、しっかり使えますね。なんかデザインも垢抜けてきたよ、生産地はマレーシアだったり、インドネシアにも広がっているそうだ。

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 8速用のフラットシフターをつける。

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 実用ハブのローラーブレーキがなくなった分、キャリパーブレーキをとりつけた。これで、ホイールの着脱がかなり楽になる、そう来なくっちゃと思うくらい、あの実用車の非効率というか、メンテのことを一切考えていないようなあの設計、特に電動の重い実用自転車、ありゃ一体何考えて、あんな非効率の塊のようなものになっているんだ?

 最近荷台を共締めから外しているものがあるが、あれはよい。そうでないと重い荷台手で支えながら、スタンドを外すなんて不安定で危険な状況は発生するからね。

 いずれスタンドも共締めから外して欲しいよね、そうなるとスタンドをたてたままホイールが外せる機構ができるはずだ。それにはフレームから荷台からの根本的な設計を変えないといけないから大変かな?

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 今回この辺はそのまま、シートチューブから前は手つかずということで、これがまさに半身が人間、半身が馬という事の由来、まあ新旧の混在ということだね。

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 うわー・・・重々しい・・・、そして実際に重い。

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 見た目でも分かると同時に、サドルを持つと、自転車弥次郎兵衛は前輪にドーンと傾きます。ハブダイナモもあるので回転も重い。

 今回はこれで乗ってもらって、次回以降は前輪に、こうして過程を踏むことで、進化の過程を体感出来るというのもいいアイデアかも知れないね。

 乗ると、後ろから軽く押されて居るかんじながら、前がその軽快さについて行けず、滞った力がサドル付近で渋滞が起こっている感じ、鈍重でそのアンバランス感は気持ち悪いを通り越して、面白い、ところにまで行く。ヘエ、そうなのか・・・と乗り始めの人にも分かると思うなあ。

 改造することの意味なんかもしっかり捉えてもらって、進みたければ進めばよし。

 こういう施工例が出てくると、また全国のマークローザファンがどよめき始めるようだ。綿の火は消えていない、全国アチコチでぼやが起これば、それはそれ・・・。

 火の用心だ・・・。

見た目は店も自転車も



 普段使いの自転車を建てる屋根かけをして、実はポリカの長さの関係上、単管むき出し状態になったんだが、それを隠すためにとよを付けたりして、完成した自転車置き場。

 幅が120センチしかないので、自転車を立てることに。そうすると前がスッキリ空きますね。思い通りの展開・・・。店の見た目はきれいにしないとね。

 ということなんだが・・・、どうしても吊せない長い自転車がある、吊せないということは、通常の横置きをするしかないが・・・、長年の使用により大分荒れてきてしまっている。

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こいつですね。新聞屋さんのフレームに、エクストラサイクルをつなげた、超長い買い物号。こいつで、自販機の飲料の仕入れには大変役立ってくれたものだったが・・・。そもそも後ろの板自体が重いなど、操作性に徐々に問題が出てこなくもなかった。

 それに、

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 経年劣化で、板がこのような状態に・・・。見た目も悪いし、機能上も気軽には使えなくなってきている・・・、そして悪いことの、堕落の象徴のような車なるものが当店に入ってきたため、とんとこいつが使われなくなってきてしまっている。

 自転車屋にて、自転車を使わなくなるなんて、これは立派な堕落である・・・。まずいよね・・・。

 しかれば、より使いやすく、そして新装開店を目指すべく動いている当店としては、見た目に少し気を遣っていきたいということになった。
 
 では、まずこの板状のものは交換、そして邪魔なものは取り外すことに。

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 リアのエクストラサイクルにサイドより飛び出ている枠がある。この枠にもちろん荷物は載せられるんだが、今までここを有効に使ったことがない。というのは、ここに収納するとなると、回転するホイールとの干渉を絶対に避けなければならないが、その機構が付いていないので、使いづらい。

 そもそも上にドッカリ荷物が載って、それでもう重量はオーバー気味なので、改めてこのサイドに物を置く必要がほとんど無い、というのが現状だ。

 そして、コーナーリングについて、も結構邪魔なところもある、いっそのこと外してもかまわないだろう、ということになった。

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 両サイド外して、ばらけた上板を外したところ。さて、どうしよう?ここに荷台枠のようなものを乗っけようか?とも考えたが、折角の長さをそれでは活かすことは出来ない。通常の実用車の荷台と変わらなくなってしまう。

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 色々考えた末、ダウンサイズにした板を付けることにした。今まで幅60センチだったのを30センチにして取り付けることに。

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 板の裏に、金具(純正ではない)とビスで枠を取り付ける。

 そして、今度は簡単に腐らせまいと、
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 この防水剤をしっかり板にしませることに。これは一度や二度ではない、何度もちゃんとしみこんでいくまで、数週間掛けて、すり込んでいこうと思う。

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 そして、前についていた板から、ボルトナットは外し、新しい板に移植。単なる平面の板なので、ものを載せる際にはチューブ類でしっかりこていしないといけません。なので、そうしたチューブ類の引っかけ棒として、8本板に埋め込みます。

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大分スリムになりましたね、これならスッキリ見えるかな?

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 今までの成り行きから、大体の荷物量なんてもんは分かるので、幅はこれくらいでも長さがこれだけあれば、十分だということは分かる、よし使えそうだ!

 やはり軽くなったことと、横枠も取れて操作性も上がったようだ。

 あとは、少し気分を変えるためにもハンドル周りを変えてもいいが、こうやってちゃんと乗るようにしていかないと、車依存になって堕落してしまうね、気をつけないと・・・。

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 こいつはさすがに長いので、吊せませんから、このように当然横置きになるでしょう。どうでしょう?少しは見た目良くなりましたかね?細身ながら、働く気は満々に見えますよね・・・どう?
 


プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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