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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り |2020年01月 tp://cnt.affiliate.fc2.com/cgi-bin/click.cgi?aff_userid=45871&aff_siteid=43545&aff_shopid=63" target
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一癖創作自転車家 狸サイクル 西東京 青梅街道 新青梅街道 伏見通り

ロード・ピスト系自転車に興味のある人。買い方乗り方が分からないという人。持っている自転車を改造してみたいという人。自転車のイベントに参加したいと思っている人。ご来店お待ちしています!

地球三周目だったかな?総メンテ



 乗り始めて・・・、二十年くらいになりますかねえ、そして地球三周目に入った頃でしょうか。フルタイムで働きながら・・・というか、一社の代表やりながら、この自転車輪行しながら東奔西走の毎日を送るお方が、店主と同年におりまして、一年半・・・か二年ぶりに総メンテということで持ってきた。

 イヤイヤ大変良く乗っておられますこと、満身創痍の愛車を見るとわかります。

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 主にアウターをよく使っていることが一目でわかりますね、きれいに銀が出ています。歯も削れて低くなっているので、チェーンリンクの交換ですね。

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 クランク本体は変えなかったので、ペダリングで剥けた跡はそのまんまです。

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 疲れているリアディレラーに、チェーン・ワイヤー類、この辺も交換ですね。


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 プーリーという小さい歯車2つ、チェーン、ワイヤー類の交換。エンドの曲がりなどがありました、輪行するのでエンド周りは傷みますね。

 鉄といえどもエンド周り、ハンガーはデリケートなもんで、丁寧に戻す、またはワイヤーテンションでベストを出せるようにします。

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 バーテープは消耗品中の消耗品なので、こうなることはよくあることであります。自分でバーテープ交換を覚えると、ちょっと楽しみが増えるかもしれませんね。

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 別に黒でなくてもいいんですが、まあ、なんとなく黒にしました。

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 ブラケットカバーも破けるときには破けます、こうしたものの細かいスモールパーツがすぐ引っ張ってこられるのが、シマノの強みでありますね。

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 すっかりもとに戻ります、いや、新しいカバーのほうがグリップがいいかもしれませんね。

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 走ればブレーキも消耗します。シュー交換でも良かったんですが、あまりに薄いシューを使いすぎるとそれを支える船にも影響が来るので、今回は船ごと交換です。


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 はい、ここまで徹底してやると、新車に戻りますね。

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 ホイールのフレなんかもしっかり取ります。でもまあ頑丈に組んだものなので、まだまだ走れますね。


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 微調整や、小メンテは半年か少なくとも一年に一回はあるといいですね、でもまあ、こいつ片手に輪行で全国飛び回っているわけなので、それもまた難しいでしょう。

 でもこれでまたしばらくは快適に、走っていくはずです。

 地球三周目・・・、まだまだ二十年は自転車寿命は続くでしょう。できるところまでお付き合いお願いします!
 
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憧れの自転車店を開こう!



 一年前ぐらいのブログを観ると、自転車屋になりたい旨を、この店主独白していたようですね・・・。

 そして、徐々に、じっくりとといえば聞こえがいいが、ダラダラとその方向に向かって動き出しつつあるという、状況でしょうか?ってハッキリしろ!

 そんな調子で、泥舟のようにゆっくりと、水に溶けちゃならねーとばかり、ゆっくり航行中ながら、新たな兆候も。

 この風景、古いお客さんには懐かしい光景かもしれませんな。

 この店舗に来る前の二店舗前、旧店舗で、こういう光景がありました。

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 店の並びの駐車場の塀に、こうして自転車をかける。

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 この長さが十メートル以上はあったんじゃないかな?

 斜めにかけて十台以上展示できたんですね。そして、ホロの店内では、

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 こんな感じだったんですねえ。懐かしや、ある意味当店の原点のような風景です。この一つ前は、広い芝生の団地の庭借り放題で、あれもまた原風景かもしれないねえ。

 これをまた!というわけであります。

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 こんな値札とポップもはってあります。

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 改造系の自転車の展示とポップ、結構足を止めてみていく人がいますね。

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 そして、改造していない、どこでも売っている自転車ですが、そんなのも展示してみています。

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 もちろん整備済みのやつね。さてどうなるやら・・・・。

そして、

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 ビンテージというほどではないんだが・・・、改造車、非改造車とは別のものなんかもおいてみる・・・。

 そして、ゆくゆく、店内にも導線を伸ばして、という展開になると思いますね。

 前から値札つけて売っちゃえば?とよくアドバイス受けますが、まあ、ようやくそのへんのところにまでたどり着き始めてきた、というところでしょう。

 この分だと・・・、来年も自転車屋になりたい・・・なんてほざいていないか・・・、イエ!この春には新装開店目指して、しっかりやっていきます!!!たぶん・・・。

お着物自転車第二弾 まだまだ発展の余地あり



 先日お殿様に乗っていただいた、お着物自転車なんですが、なかなか好評であります。

 それに乗じて、再度第二弾。

 一番のポイントがここ。

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 このクランクね。一見普通のクランクにしか見えない?

 はい、普通のクランクです。別にアシスト機能などついていません、ただのクランクです。

 でもなんで、一般のクランクがポイントになるのか?それは単純に言って、長さ・・・のことなのだ。

 長さが短い、大変短いんです。127ミリ・・・。


 通常のスポーツ自転車のクランクが170ミリなので、その短さがわかるでしょ?

 でなんで短いクランクがポイントかというと、ズボンのようにサイドに分かれていない着物では、足の可動域が少なければ少ないほど着崩れなどが起きにくい、という理屈なのであります。


 それは、殿と姫の走行にて実証済み。


 そして、

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 そしてこのえぐれタイプのフレームね。こいつなら自転車またぐのが楽。またぐのが楽で、足の可動域が少なければ、着物のような衣類には都合が良いということなのね。

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 そして短いクランクでも対応できる一定のギア、ここでは内装三段ね、しかも小ギアが鍵。短いクランクだと踏み下ろしのテコが少ないので、トルクはかけにくい。

 と同時に、可動域が狭いので、トルクがかけやすいという、一体どっちなんだ!という状況を生み出すんだな。

 ということは、クランクの長さ(テコ)と足回りのが出せる最大の可動域とのぴったりポイントというものがあるはずだ。今まで身長の十分の一が、クランクの基本と言われていたが、足の長さと一言で言っても、大腿骨の長さと、ヒザ下の長さ、そしてペダリングを考慮すると、足のデカさの比というものが関係してくるはずね(もっと正確にはクリートの位置なんだが・・・)。

 そのへんを綿密に調査すると、その人にあった、適正クランク長というのは、単純に身長の十分の一なんてものでは測れないんだと思いますね。

 実際、170ちょっとしかなかった、フランスの英雄ベルナール・イノーは、コースやレースの質によって175のクランクをブンブン回していたという。これも欧州人特有の大腿骨とヒザ下との比の違いなどがかなり影響してくるんじゃないか?と、かつては漠然と思ったんだが、そろそろそのへんを本気で探求するというのもありなんだろうね。

 東京サンエスさんではラクランクという、クランクのシリーズがあって、なんと140ミリ、130ミリなんて超人的短さのもののラインナップがあるんです!!!

 これとても大事なポイントだと思います!!!でも発想が地味・・・。でもそれを営業ベースで実現してしまう東京サンエスさんは、非常に偉大です!!!

 その他チョー地味な、オフセット三種類のフォークだとか、レール幅の狭いサドルだとか・・・、もっと本質的な話題となってもいいと思われるものを沢山、営業ベースで出しています。

 当店も資金があれば、大応援したいです、こういう業者さんを!!!

 なわけで、お着物自転車だけでなく、クランク長はもっと話題をとってもいい内容かと思いますので、折りに触れて展開していこうかと思いますわね。

 そして、今回もう少し踏み込んだ発展のためのヒントを得たんであります。

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 これね。足の可動域というとどうしても、足回りの上下だけに関心が行きがちなんだが、足のポジションはそれだけじゃあないだろうというね。大事なヒントなんであります。

 それを試すためにはちょいと銭がかかりますんで、次回にします!ここを抑えたら、お着物自転車ではまあ頭が取れるね・・・ってまだ誰も開発してねーから、当たり前か・・・。

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 ハイ、内容が整うようになったら、今度は外見を検討していくってことになりますな。まあ、あまり好きではないが、古都のマイコさんとかいうのが、乗れるようになったら、それはそれは見た目も凝ったものにしないと・・・なんて思わなくもありませんがね。

 こちらのお着物号は、小平の変わった着物屋さん、トウキョウジョウさんとタイアップして、ジャンジャン深めていこうと思います!

 電動の改造だってやっちゃうよ!いずれ・・・。

手抜き工事で凌ぐ



 せっかく数カ月かけて、屋根張ったんだが、一定以上の雨が降ると・・・、

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 このように屋根下に、川ができてしまう。直接降ってこないのはいいが、これでは屋根をかけた価値は半減だよね・・・。そこで、原因はと見ると、

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 この店庭の奥にあるこのマンホールが原因であることがわかった。しかし、この中を調べるためには、ここを土台にしている、裏棚を外して単管を外さなければならない。もうかなり荷物がある裏の棚、それをどかして、別の補強して、外さないといけない。

 一度やったことがある人はわかると思うが、この手の単管作業出来上がったところから、一本でも外すなんてことはかなり面倒な手間がかかるもんだ。それに、場合によっては崩れるような危険性も出てくるんだよね。

 しかし、ここを開けて、中を見ないことには、本来の原因のなんたるかがわからない、なので開けないわけには行かない。ウー・・・、面倒この上なし。


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 まあ、なんとかかんとかやって、パイプをずらして、蓋を開けることができた。結構深い・・・。さて何が詰まっているやら・・・。

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 六十センチは深いかな?その底がこの状態。通常コンクリが売ってあって、溝か何かがあって、それが下水に通じていると勝手に想像していたところからすると・・・、これって堆積した泥によって、下水溝が見えなくなっているの?とちょっと暗澹たる気分になった。

 スコップで中を掘って、コンクリの底を探したんだが、何も見当たらないぞ。かなり深く突き刺しても、下は泥しかない・・・。

 エエ?もしかして?ここって床が泥だけ?

 ちょうど反対側にも、同じような位置にマンホールがあったので、外して中を見ると水が溜まっていた。そこにも下水等につながるような溝がない。

 ということは・・・・?ここってただの穴だけ?そこに水をためては、自然と土に浸透するのを待つだけなの?確かに地下水にはいいと思うが、もしそうだとすると、より深く掘ってタンクの容量を増やすだけしかたいさくはない?

 ただし、狭いだいぶ深い、崩した泥を何かに入れて持ち上げなければならない。これってちょっと無理だね・・・。

 しかし、そもそもこの穴になんで水が貯まるのか?

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 からくりをいうと、このマンホールの脇に緑のトヨが見える。


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 これね、ここに屋根から集められた水が通って、先の穴に貯められる。そしてその容量を超えると、店庭に川を作るくらいの水を溢れさせる。

 このトヨを辿ってみると

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 一階の屋根のトヨと接続されている。

 その上を見ると

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 このように、さらに上の二階の屋根からの水が流れ込むようになっている。屋根の広さを考えると、これは雨によっては相当の水が溜まってもおかしくはない。

 さて・・・、ここで考えよう。穴をいじって深くしても、それを上回る雨量によって洪水は起こる。イタチごっこだよね。しかも、かなり大変な作業となる。専用の道具も必要になりそうだし、狭いし深いので、まあ、ほとんど何もできないであろう。

 さすれば・・・。

 このトヨを使わなければ、そもそもこの地下タンクに水はたまらないわけだ・・・。そうか、それにしよう・・・。それが一番手抜きで簡単にできる、治水対策だろう、しかも雨量がいくら降ってもクリアできそうだ。

 そして、手抜き工事を行う。

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 まず二階から水を送ってくるトヨの方向を変えて、一階のトヨから外し、直接波板に流すようにした。これで半分は防げる。

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 角度を変えて撮ると、このようにね。そして一階のトヨの水どめを外す。

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 そして一階のこのトヨ、ここを止めないと一階の水が下のタンクに行ってしまう。そこで

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 下に落ちる部分の穴をアルミテープで6重にはって水どめをする。そうするとここに落ちることのできない水が、先のトヨの脇から直接波板の方に落ちていくようになり、下のタンクに水が行くことはない。

 まあ、これで少なくとも、下からの水侵入は防げるんじゃないのか?ということなのであります。最も手を抜いた形で治水対策したということだ。

 さて、あとは一定以上の大雨を待つのみ。下からの対策ができていれば、もう川にまでなることはないだろう。あとはまた細部の治水対策でなんとかなるんじゃ・・・ないのかな?


 あとは、今回やった施工の影響がまた新たにどう出るか?を見ていかないといけない。


 でも・・・、ちょっと雨が楽しみになってきたぞ、これで終わりますように・・・。

治水のやり直し?まさか・・・



 昨年の九月の終わり頃から手を付け始めた屋根屋根大作戦。あっちにブレ、こっちにブレ・・・、台風に邪魔され、まあ色々あって、完成してきたんであります。

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 20枚のポリカを張り、

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 5枚のシートを張って、上からの水の浸入をかなりしのいできたつもりになっていた。

 大方が出来てから、雨の時など細かくパトロールを繰り返し、詳細に水の浸入を防いできた。思った以上に水の浸入はしつこかったが、なんとかやっている内に、功を奏したかに見え、雨が降っても屋根の下は濡れることもなく、ほぼ完成か?というところまで漕ぎ着けたはずだったんだが・・・。

ところがここ数日の長雨になった際、

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 止まっていた水がまた侵入をし始めるようになった。ここは鉄箱、最初はこの程度だったが、途中のコーキングでほとんど水は入ってこなくなってきたはずだったんだが、またこんな調子に逆戻り。

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 それだけでなく、店庭の奥の方の床にも、また水の流れが出来てきている。

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 いや、今回のこの水の流れには、正直参った。それまでも、多少の漏れは観測できたんだな。それは物置の裏側など処置しきれないところから、来ているんだろうな、とは思っていた。そういった所も、ちょっとした工夫で塞いできたつもりであったが、今回のこれはないだろう?完全な流れになっている・・・。

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 かつてしつこく漏れていた、上部をもう一度凝視。かつてここにはこれでもか?!というくらいのコーキング剤を充填して、見事に水の漏れは無くなったはずなんだが・・・。

 待てよ、どんなに漏れたとしても、ポタポタレベルだろう?それがどうしてこんな流れになるんだ?

 もう一度よーく観察しないといけない、もしかして、やり直し?まさか・・・。

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 一番水の漏れているところはここ、塗装部屋の脇、その天井はコーキングの嵐なんで、こんなに漏れるはずはない・・・。ということは、上から出なく、下から来ているということか?

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 どうも一番怪しいのが、ここ敷地内のこのマンホールということに・・・。

 このマンホール脇には、二階の屋根の半分の水を担当するトヨが埋め込まれている、相当量の水が落ちてくるはずだ、その雨水がたまって、何らかの原因で排水されなくなると、どうもこのマンホールの蓋の脇から漏れて湧いてくるようなのだ。

 雨水が多くなればなるほど、このコンクリの蓋の脇から、わき出るように水が敷地内に侵入してくる・・・、これがどうも店庭を流れる流れの原因なのではないか?ということに見当が付く。

 であれば、このマンホールの蓋をはぐって、排水を阻害している原因を取り除けば、問題は解決か?きっと落ち葉か何かが詰まっているんじゃないのか?と。

 ところが、このマンホールの上には、裏棚の単管パイプがドッシリと乗っかっている。こいつを外すとか、ずらさないといけません。すでに大量の荷物が収納されている。

 いや、結構面倒な作業になりそうだが・・・。しかし、大雨の日も、店庭の屋根のかかっているところは濡れて欲しくはない、たとえ上からの漏れがなくとも床が濡れているというのは気分が悪い。

 これはまた、ドカタ仕事になりそうだ・・・。これが最終章となってくれ・・・。ヤルしかねーな・・・。

自転車教習の革命だった・・・



 少し前まで、柳サイクルさんでもやっていたストライダ。こいつは車両というよりも玩具に近いものなんだが、こいつは自転車を習得しようとするガキンチョ達にとっては、ある意味革命的な玩具であるといっても過言ではないかもしれない。

 店主の子供の頃と言えば、まずは三輪車に乗る。自立するので、まずは三輪車。その次が問題なんだな。大抵は補助付き自転車に乗ることになる。この補助付きがダメだ。重心を左右に預けながら乗るなんて癖が付いてしまう。そして、ある日補助を外す・・・。この違いの段差が激しいわけだ。

 今まで重心を左右に預けることをおぼえている体に、今度は重心を中心に持っていく癖を付けるわけだから、これは体にとっては真逆で、迷惑千万なんだろうね。

 人によっては、片方の補助輪外しをしてからなんてやっていたもんだから、重心を脇に持っていく癖はこれでも直らないどころか、余計強化されてしまう。

 それに対して、このストライダは、まずは跨がって、両足でヒョコヒョコ歩くことから始まる。その内、サドルに座って、左右の足を動かして移動し始める。そのスピードがドンドン上がっていく。その内、両足が地面から離れ始める様になる、そして、そのはなれる時間が坂道などで非常印長くなってきたら、もう自転車に乗るための基礎ができあがっているということになる。

 つまり、最初から、重心を中心に持っていくように作られた玩具なのだ。それで遊んでいるだけで、もう自転車の基礎を二三歳児に結果的に教え込んでいることになるという、まあ優れた玩具であり、自転車習得のための革命ってまでいっていいんでない?というほどのものかと思う。

 今回そいつが入院してきたんだな。

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 一代でこんなになることは無いと思う、何人か代々遊んできたために、こうなったんでしょうね、回転周りがもうボロボロ。

 そこで、当店にあった、子供自転車を取り出す!

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 これ大人用サドルなんだが、一番引く設定。

 そして!

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 なんとペダルを外してしまったのだ!って、ただそれだけなんだがね。こいつを今までと同じように、ストライダー的に遊ぶ、それだけ。

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 ただ、一つだけアドバンテージがあるとすると、こいつにはブレーキが付いているということ。つまり走るだけでなく、制動もここで覚えることになるのだ。かねがね、ストライダーにもブレーキはあるべき・・・という派なのね、店主は。

 これは代理店にも言ったことがあって、平行線なんだが、前後二輪の効率は三輪車などに比べて断然いいので、ちょっとした傾斜などで、子供が蹴り出すと、大人の瞬発力でも抑えきれないことが発生するという危険のためね。

 そうした際には子供の靴では止められない、早い内からブレーキを覚えさせる方がいいんじゃないか?という。同じノーブレーキでも三輪と二輪では全然違うということを、もう少し検討してくれないかな?なんてね。

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 しっかり後ろブレーキ、もちろん前ブレーキも付いていますよ。これでブレーキングを学んでください。

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 こいつでフラフラ遊んでいる内に、ちょっと重いし、ハンドル位置も違うので、なれるのに少し時間がかかるかもしれないが、こいつで足蹴りを覚え、ブレーキを覚え。下りに両足が浮いている時間が長くなったら、その機を逃さず、ペダルを付けてやれ。

 そうすりゃ、早い子は30分で自転車乗れるようになるよ、きっと。

 そして、ストライダで鍛えた子供のライディングはやはりかっこいい・・・。

 世界大会もあるストライダ、いろんな意味でも革命的なんだが、六歳以降がない・・・、ある意味ビジネスチャンスかもしれないね。

 小学生時代にこれに類似した自転車遊びがあれば、その後の自転車競技への点線として架け橋にならないかな?なんて思ったりもする・・・。

 いや、どうかな・・・、自転車系列だけからよりも、他の競技から来る方が、ハングリーかもしれない・・・。

 とまあ、ストライダーというか、ストライダー的なものはいくらでも応用可能なので、自転車に早々に乗せたいという親御さんは、この手はありかと思います、ご検討ください。

 

手組の暖かみ



 年代物のXTRの箱がやって来た。この頃のマウンテンコンポはむしろロードに近かったのかもしれませんな。

 そう今でこそねじくれたようになっていますが、元々スポーツ自転車のパーツのはロードがメインだったんですよね、これ重要。ズーッとロードパーツだった、そこについ最近になって、アメリカ辺りでビーチクルーザーを改造してできたのマウンテンバイクのもとで、そこにはロード系のパーツが付いていたんでしょうな、当然のこと。

 だから、最初のマウンテンバイクのパーツはロードパーツを参考に作られたに違いないですな。考えてみれば、当たり前ですがね。

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 この持ち込まれた年代物のXTRでもって、ホイールを組んで欲しい・・・というご依頼。当店ではよくある話なんですが、完組が主流となっている現代、その内ホイールというものがリムハブスポークからできてる構成物だという事すら分からない人たちが出てくるのかもしれないですね、いや、すでにいるのかもなあ。

 だから、ホイールを組んで欲しい、という要望すら出てこなくなる、ホイールはもう完成してあるものと頭からきめこんでいるわけだから。

 それをそうじゃなくて、三つのパーツから組み方まで含めて自分で思いの通り組めるんだよ、ということの火を絶やさないようにしないとね。まさに風前の灯火だよね。

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 しかし、この頃のハブはたとえマウンテンのものであっても、なんか光っているように見える。もう店主が年寄りだからかな?そして、今は黒パーツがあふれかえっている、作る方は黒しか売れないからというだろうが、買う方からしてみると、黒しかないからとしか言い様がないんじゃないか?まあ、その辺鶏卵論争になるのかもしれないが。

 懐かしのXTRのハブがやって来て、さて隠し持っていたリムを持ってきたのがこれ。

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 アラヤものだわ。ロゴも凝っている、札に使われている、偽造できにくいあれのようだ。そして、リム幅も結構あるねえ。

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 アラヤにしては、ジョイントが雑に見えるが、これもまた初期ものをどこからか持ってきたのかな?こうしたものをどこからか集めて持ってくるのは、あのニシキのアキラさんなのだ。知らない人は、検索してみると多分当店のブログでヒットするだろうな。当ブログ内では地味な有名人。あと少しでサブスリーに届くランナーなんだが、フルタイムの堅い仕事をしている。

 将来絶対に自転車屋にしてやろうと店主が狙っている、人物でもある。しかし、よくまあ、どこからか、年代物の面白いものをいつも探してくるよね・・・。

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 スポークはDTものをあちらからご指定。少量で発注できるようになったのは、マルイさんのおかげ。星なら在庫できるが、DTは高いのと百本単位でなんともやりにくかったんだが・・・。

 そしてもう一つご指定が、八本取りという指定。八本というと交差するスポークの裾野が広がるので、長くなる分重くはなるが、頑丈になるという組み方。

 競輪用のホイールは、八本取りということでレギュレーションとして決められているほどだ。

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 内がけのスポークがハブのフランジを抱えるようにして、捉えている。これ数年使って、ハブだけを摘出しようとすると、フランジの穴にそうように、スポークによってもまれた溝のようなものができるんだが・・・。

 これすなわち、ハブの穴つまり、スポークの首だけで支えているのではなく、フランジ全体でつまりスポークの首下10ミリくらいでもって、強度を支えているということの証左なのだ・・・と昔聞いたことがる。

 スポークの組み方は色々あって、それらの説それぞれにそれなりの理屈があると思うが。店主は進行方向に内がけをするいわゆる井上組というのを試みている。その理論的信念というのがまさによじれる方向に対して、スポーク一点、フランジホール一点で支えないように、という理屈からなんだがね。

 ただ、じゃあ、逆に組んだからといって何か支障があるのか?というと、師匠クラスで店主とは逆に組んで、かつてはすべて手組ホイールでロードのチームを支えていたかたがいるんだが、その実績から言っても、そこに決定的な間違いなどは無い、とおもいますな。

 大体世界中で一体何億本の自転車のホイールが1日回って走っているのか知らないが、そのほとんどがトラブルっていないということを考えると、手組ホイールの理論的主張の緩さというものがまた、多少手前勝手で面白い。

 完組からすれば、手組は緩いのだ、それぞれがそれぞれの理屈に酔いながら、なんとか作って走らせているわけだから。

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 リムの色もいいね、胴のような色をしている。しぶいなあ。こいつに今風の太いタイヤを履かせるという。年代的にチグハグになるのかな?それをまた喜ぶ、まさにニシキのさんらしい展開だ。

 手組ホイールは、当店が閉めるまで続けるでしょう。その内、左官業のように珍しい技術として細々でも生き続けるのかもしれないね。そこに連なる流れをそれこそ細々ながら作っていこうと思います。

TRPならぬシマノブレーキのブリーディング 応用編



 もうこうした一般の方々が普通に乗る自転車にも油圧ブレーキが浸透してきているようです。

 もちろん十万を大分下回るクロスバイクにも、油圧の波が来ている・・・。下手すると高校生の通学用に乗る自転車がもう普通に油圧になっていることもあります。各ショップはこうした傾向に、油圧ブレーキ対策出来ているのかな?とちょっと心配になりますね。

 ワイヤー引き一筋できたショップが、当店のように多少の高齢者で、油圧のすごい波がやって来たとします・・・。そう、今年は新デュラエースの発表でしょ?もしも、デュラエースのラインナップからリムブレーキキャリパーが外されたとしたら、よほど自分が支流というか、傍流(暴流?)にならない限り、油圧の大波に押しつぶされてしまうでしょう。

 もうできるでいないとか、好きとか嫌いとかいっていられない・・・、やらなければ、プロショップとして、成り立たなくなってしまうことだって起こり得ます。

 もう油圧の流れを機にショップを閉じるなんていう動きだって出てこないとも限らない・・・。そういう問題が目の前にあって、何らかの対策を取っていらっしゃるのかしら?と人の店の心配などしている余裕のない店主出さえも、フトそんなことを考えてしまいますな。

 そういう流れの中で、2年以上前か、TRPからサポート店を命ぜられ、それを機にオイル圧送機などを使い始めた今となっては、まあ、二本の注射器で押し問答はないわ・・・、カップを設置して、上からチョボチョボ、途中でホースをカンカンカン・・・もないわね、圧送機を使って、ホイホイとやれる身分になっています。

 とはいえ、TRP、テクトロ系ではちゃんとしたアダプターをつけて、しっかりボルト状のモノを絞めて、圧送と空気抜きをしていくわけですが、シマノではちょっと様相が違って参ります。

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 今回のケースは、ハンドル形状の関係で、自転車が倒れると一番最初にブレーキればとホースのあたりを直撃する、というところから折れてオイル漏れという現象が起きてきたようですね。そこで、レバーとはホースを交換して、ブレーディングし直すという事になります。

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 レバーはシマノもので交換します。

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 ホースに、オリーブ等を装着して、

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 レバーにねじ込んでいきます。この過程でつぶれるところがつぶれて、ホースとレバーとの間に隙間がなくなるという過程を経ます。

 そして、オイルを入れていく。

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 シマノのキャリパーはオイルの入り口がちょっとしたゴムのキャップで止まっているだけ、それを外すと、簡素な入り口だけが見えます。

 通常TRPものですと、タップの切られた入り口が出てきて、圧送機のアダプターをそこにねじ込んで、接続するので、その結合は強化されるのですが、ここは単なる入り口だけ、そこに・・・

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 そこに市販のホースを差し込みます、ただ差し込むだけ、ネジ類等による固定はなし・・・。空気を抜く際にレバーを握りますが、その際当然圧力がかかります、その圧力で抜けてしまうと・・・、

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 このように地べたがミネラルオイルまみれになるので、気をつけましょう。圧をかける祭には、ホースは手でしっかりと押さえておくことですね。

 後は、基本同じ。

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 オイルを回しながら、時々レーバーを握って、タンク内に空気が残っていないかを確認する、それを5分ほど続けることで、エアはほとんど抜けていきますね。

 ドコをどう握ろうが叩こうが、一切気泡が出てこなくなったら、ホースの近くの弁を閉めて、ホースを外して、レバー方面のアダプターも外し、その穴に少しオイルが盛り上がるくらい垂らしてから、オイルを溢れさせながら蓋を閉めれば完了です。

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 左右日本のレバーと、ホース交換、ブレーディング完了ということでした。

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 キャリパー側にももちろんホースとつなぎますよ。

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 ハンドルの角度や、ブレーキレバーの一などは前と同じなので、また同じような倒し方から、ホースオイル漏れという事を起こさないとも限らないので、倒れても大丈夫なように、ブレーキレバータンクのまわりにプロテクターとかがあればなあ・・・という話だったが。どうするかねえ・・・。

 とにもかくにも、オイルブレーキの波は既に来ているわけで、ショップを継続のためには、このブリーディングという施工は避けて通れません。

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こちらの圧送機の方も販売しています、大変使いやすいですね、お問い合わせください!

自分のギア比は自分で決める



 コリャまたいいクランクが付いていた。インゴットからの削り出し、見た目も質感も硬さ機能もほぼ一級なんじゃない?と思えるような逸品ですね。

 これに付いている、チェーンリンクを交換したいということなのね。

 pcd130なので、最小が38T。

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 で、リンクの交換したいという理由が、自分の走り方、脚力等を考慮して、無駄なギア比を出したくはないということらしいんだな。

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 今のバカデカスプロケからすると、まだまだおとなしく見えるスプロケットだが、こいつを効率よくすべて使えるようにするには、今付いているチェーンリンクでは大きすぎるということらしい、そこでトライアルで、38Tを付けてみて試してみたいとい。今付いているチェーンは高額の物なので、並のチェーンでやってみたということだった。

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 交換してみたが、大分小さくなってしまった。チェーンガードがスキスキで向こうが見えてしまう。ガードを取ることも提案してみたが、必要らしい。それより、リンクが小さくなることで変速によってガードに干渉しないかどうかを気にしていた。

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 幅の隙もそこそこあるので、トップからローまでチェーンがガードに干渉することはない。

 そしてもう一つ、こいつは折りたたみ自転車なのであります。折りたたんだとき、どうなるのか?というのも気にしている。

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 ギアはトップにしれて、折りたたむことが、チェーンのへの負担が一番小さいと判明、これでいいんじゃないかな?

 ところでこいつ・・・、

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 この行灯フォークを見ればおわかりの通り、あのBD1という、小径の名車・・・迷車?なのであります。このフォーク、下りのコーナーでの評価は分かれるところであるらしい。

 こいつを見ると思い出すのが・・・。

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 事故で曲がってしまったBD1の行灯フォークを捨てて・・・、

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 700Cのディスク仕様のフォークに交換してしまった、大改造を思い出すね。

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 できあがった、この姿があまりに自然で、はじめからあった車体のようだったので、仕掛けた店主が一番驚いてしまった。そして乗った方々の感想は、下りのコーナーが怖くなくなった・・・ということであったなあ。

 懐かしい大改造であった。詳細はこちらにあるので、興味のある方は読んでみてください。

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 先のクランクもそうだったが、随所に名パーツが組み込まれている。軽量化のため・・・と、まあかわいがられているんだろう。

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 今年はロードでも、新デュラエースでござい!とばかり12速になっていくんだろうね、メーカーがそう作るんだから、もう長い目で見るとそうしたものを使いざるを得なくなっていくんでしょうな。しかし、本当に12速って必要なのだろうか?と、本気で問い返してみないか?

 ギア比もいろんな組み合わせのスプロケが出てきてる。遠くから見ると電動車?と思えるくらい、電導ユニットかと思うくらいでかいスプロケットだってある・・・。でそのギア比必要ですか?って問い、そろそろ考え直してみていいんじゃない?

 自分の行くコース、日常使いのコース、そして自分の好みの回転数、自分の脚力・・・、そうしたものを総合して、本当に自分に合った、ギア比って何だろう?ということを考えてみるのもいいかもしれないね。

 スラムではダウンヒルバイクに7速を投入しているという、手前どものTRPもそれに倣って7速のスプロケ変速システムを発表している。

 そう、ダウンヒルという競技で12速が本当に必要だろうか?というところから出てきた答えなんじゃないか?と思う。

 ロードレースだって、同じだ。本当に12速なのか?メカニックは煩雑になるので、毎回コースによってスプロケ枚数を変えるなんてことは現実的にできないだろう。

 でも、クリテリウムのような限定コースのような所では、8枚、イヤ5枚ぐらいでも十分用を果たす場合だってあるんじゃないのか?

 それでも現実的に、スプロケをバラして枚数減らして、ディレーラーのインデックス調整をし直して、STIに制限するようなことは現実的には出来ないだろうが・・・。

 今年、東京では世界から選手を呼んで運動会をするらしい。その合い言葉の方に流布しているのが、アスリートファーストということなんだが・・・。

 自転車もどうなんだろうね、メーカーファーストから、本当のアスリートファーストって展開にならないかな?とちょっと思う。

 一体、今のレース機材で、選手の要望から出てきたものを体現してきたものってどのくらいあるんだろう?どのロード選手がディスクブレーキを望んだのだろうか?誰が一体12速のスプロケをありがたがるのであろうか?

 まあ、機材の宣伝・販売もふくめての広報としてのレースだとすれば、その実はメーカーファーストであることなんだろうな。

 だとすれば、こうした個人から、自分のコースと、足と、好みの中で、自由奔放に自分の使うギア比を決めていく、という流れはこれから大いにあっていい。そして、枚数に関しても、もっと好きな主張をしてもいいんじゃないか?

 自転車は車検がない、安全であればなにをしてもいい、自由なんだ。折角自由な自転車を乗っているなら、使い手も、乗り手ももっと自由であっていいはずなんだが・・・。

 もっと自由に!出来ることをやっていきます!!!

 

かつての最新兵器はどう居場所をとるか?



 イタリア語?アルミフレームの自転車のメンテ依頼が飛び込んできました。

 このペイントだと、どうしてもロード系と思われるかもしれませんね、ところが

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 サスペンション、結構本格的なんじゃない?いわゆるなんちゃって系サスとは違ってね、ちゃんと使えるサスがついているということは、こいつはマウンテンなんでありますな。

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 今でもこのグレードはトップものですが、これはかつてのなん世代前か?調べもしませんが、隔世の感のあるコンポがついています。

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 これも当時の一級品のVブレーキがついています。使ってみると効きますよ!だいぶ効きますが、それでも昨今の油圧ディスの小指でも引けるあの制動力を知ってしまうと、これまた隔世の感のあるブレーキと感じられてしまいます。

 確か十年以上前だったかな?マウンテン乗りたちがVは効かねえからなあ・・・という話を聞いて唖然としたことがあったんです。ロード系からするとVは効き過ぎって感じでしたから。

 その頃からマウンテンの人たちのメインはディスクだったんですねえ・・・、いやいや。

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 ワイヤー系の全とっかえ。

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 今見るとこれって、ロードコンポだろう!いいよね、この時代のコンポ類集めて、今のロードに取り付けるなんてことができたらなあ。皮肉でなくて・・・。

 今年は新デュラエース発表の年になるでありましょう。ここで今まで垂れ流してきた、店主の予想を復讐しておきましょうか。

 9000系デュラエースが格が上がります。10000系になるでしょう、しかもデュラエースとXTRの統合コンポとして登場すると思います。最近のシマノのロードコンポは完全マウンテンよりでしょう。

 今のロードコンポと、上の時代のマウンテンコンポ、見た目を比べるとわかるよね、どっちがマウンテンコンポなんだ?というくらいのロードコンポの変容ぶり。

 大は小を兼ねる。ダートを走れるようにしておけば、オンロードは走れるが、その逆は成り立たない。まあ、そんな屁理屈かな?

 左のロードコンポ、中央あたりにグラベル?そして最右翼にマウンテンコンポ。この境のパーテーションを外して、グラデーションにしてしまうという発想かな?

 まあ、ロードのSTIで、マウンテンディレーラーが引けたら、また別の意味では面白いんだが・・・。

 この予想、当たるかな?でも実態は遠からずになるんじゃないか?と変に無根拠に自信ありなのだ。

 話を戻すか。

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 これがマウンテンコンポのトップだったんだから、いい時代だったんだよね。ねえ、もろロードじゃない?シルバーでシンプルで、いいよね。

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 今は知らないが、かつて軽量パーツで有名だったな、カーボンピラーがついています。

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 マビックの当時の決戦用のホイールなんでしょうか?硬いですね・・・。

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 これが全貌ね、このアルミフレームはイタリアのロードフレームみたいだよね。でもスペック見ると何十年か前のマウンテンの戦闘機だったわけだ。

 でも、今このスペックで大会に出るひとはほとんどいないでしょうね、いろんな現実的条件からして無理なんだと思いますがね。でも強い人が乗れば、それなりに勝てるのかな?

 ロードでいうと、74デュラの時代かしら?もちろん強いやつが乗れば、それなりに勝負にはなるかもしれませんが、制動力等が違うことを考えると、難しいのかな?

 こうしたかつての戦闘機、時代が過ぎてしまうと一体どうなってしまうのでしょうか?という課題を考えるのは結構面白いのかもしれませんね。

 少なくとも六十年代の鉄フレームのロードレーサーなどは、現役も引退したところからもっとカジュアルな乗り方に合わせることは可能でしょう。むしろ、その歴史を含めてかっこよくもできると思います。

 マウンテンはどうかな?店主はカラッキシなのでわかりませんが、鉄のマウンテンフレームなんて、何かのモードとして持っていくこともできるかもしれませんね。

 年代が経って、もう古典の領域に入ったものはそれなりの活かし方が確立しているのかもしれませんが、問題なのは、古典の域まで入っていない、ちょいと中途半端な時期にある車体をどういう形で、意味上の再生をしてやることができるか?ということは、面白い課題じゃないか?と思います。

 上の車体も、通勤自転車として実用的には相当走っているようですし役には立っているようですが、もう一味、枠としてのジャンルというか、モードのようなものを帯びると、それにつられて惹かれてくる人たちも出てくるんではないか?なんて勝手に思います。

 そういう意味で、自転車は走ればいいってだけではない、と店主は強く思うのであります、考えないとね。

合同展示会 浅草



 今回で四回目くらいですかね、合同展示会に浅草まで行って参りました。

 特に何かに期待していくというより、知った顔があったときの今年の挨拶かねてという感じですか。

 結論から言うと、大して期待していないということが大方当たった感じで、こうした状況を前提に当店の方向性を決めたりする切っ掛けになるかも知れませんね。正直、大方は面白くはありませんでした。

 どこもかしこも同じようなものばかりでね。

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 意味不明のものがありましたね。内容を聞こうとしても、現場に人がいなかった。エクストラホイールというのだそうですよ。完成車に、もう一本ホイールが付いている、ある意味ホイールのトレーラーという感じね。その両サイドにパニアバッグが付けられている。

 別にそこに付けなくても、後輪に付ければいいのにね。

 実用のフィルムを見ると、この状態で、浅い川やがれきの上を走っていた。荷物を本気で運ぶなら、平行に二輪をおいたトレーラーがいいと思うんだが、ダートのひどいところになると、二輪よりも一輪ということなのかもしれない。そういう意味で、機動力を重視したもの?なのかな?と想像するが、実際の所は分からない。

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 車バイク系の塗装が、自転車に乗り出すのだそうだ。車のカスタム文化を自転車にというのなら、大いに遊んで欲しいもんだ。こうした技法を通じて、技術そのものだけでなく、もっと頭の固い自転車乗りに、遊び心というものを花開かせて欲しいですね。不自由な状況はあちこちにあるように思えますから・・・輪界は。

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 たまたま、店主の感覚からマイナーヒットしたのが、カゴ屋さん達。三軒くらいあったかな?そこではそれなりに、工夫しているように感じられました。

 ちょっくら話が弾んだなあ。

 特にショーワさん。

 クロスバイクが徐々に学生の自転車になりつつありますが、問題はこうしたカゴ。Vブレーキに台座を設けて、その上にカゴを取り付けるというのが専らなんだが。

 どうもそれだけでは学生鞄などを取り付けるには十分じゃない、というところから、

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 そこから、カゴ屋さん自身が、キャリア一体型のものなんかを作り始めている。なるほどねえ・・・という。

 その他、枠の低い荷台など、地味ながら大変工夫して世に問うてる姿勢が好感持てますね。今ウーバーのためのリアキャリアなども考案しているらしいです。これからをにらんだ商品開発。世の中の貧困化と自転車の復権など、かなりいい視線をお持ちのようで感心しました。

 カゴ・キャリアのショーワさん、今後地味ながら大注目のメーカーさんです。

 そして、意外だったのが・・・

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 なんと店主に断ることなく、勝手に?TRPが出店していた・・・。これってあり?チッポケでもテクニカルサポートやってんだぜ、一言ないのかよ!!!!

 なんてことはどうでもいいですが。

 こちらから、テクニカルサポートやってます・・・と名刺渡したんですが、アーそうですかハイハイという感じ。アサヒさんが取り扱ってんのかな?まあ自分たちでやりますから・・・という感じでしたね。ならどうぞ、本当に困ったときは何でも相談してください。

 多分当店方面からのTRPへの踏み込みはそこそこありますから・・・。

 と、まあこんな感じか?と思った矢先、ひときわ光る出店が一見ありました。

 ライトサイクルさん、小岩にあるお店です。表は通常の自転車店ですが、裏の顔?は商品開発の鬼だった・・・ということですね。

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 目に飛び込んできたのが、このスーパーラージフランジもの。ちょっとぶっ飛びもんですよね。

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 これをディープリムで組むと、スポークがえらく短くなりますね。この幅から6本取りまで。どうせ作るならこのくらいやれ・・・。

 いいよね、ちょっと組んでみたくなるハブです。

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 これもライトサイクルさんのもの、スプロケですが、こいつすべて削り出し!

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 裏見ると削り出しであることが分かる、技ありですなあ・・・。

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 これはアルミの削り出しなんで、大分軽い。ヒルクライムの大会などで使われるようですね。

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 CNCなんだろうが、ある意味現代の故宮博物館ものだな、スゴイ作りだよ。もちろん安くはないが、どうせ作るなら、ここまでやれ!という意気込みが伝わってくる。

 そしてこれは、単なる素材と技巧と軽さだけではなかった。

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 横から見るとこれ、気がつきますか?この形状、一般のスプロケとはちょっと変わって形状していませんか?

 そう、ローの方なんですが、一般のものはローに行くとその裾野の形状がえぐれてくるものが圧倒的に多いんですね。

 ところがこいつはえぐれるどころかちょっとした膨らみが見て取れますね。

 これどういうことか?というと、ローのギア比のばらつきが少ない、ということを意味しているんです。つまり、ヒルクライム等できつい坂の中で、歯飛びをしないようシフトができる、クロスレシオにして、ケーデンスを維持できるようにするための工夫ということなんですね。

 クライマーの方々の意見を取り入れた、ということでした。

 どうせ作るならこのくらいやれ・・・、そんな励ましがこだまするようなものづくり、ライトサイクルさんお見事です。

 というわけで、いった甲斐はあったんですが、またまた、今後の方向性については、ちょっとマジでもう一度考え直さないとなあ、と思ったわけであります。

 なんたって、どうせ作るならこのくらいやれ!ってなわけなんですから・・・。

 このくらいね・・・このくらいやらないとね・・・。

重くて熱い思いをのせて その二



 それにしても130キロか・・・。

 前の鳴門君も大体そうだった、そしてピストフレームね。これはやはりまずホイール問だな。

 これについては前例がある。

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 考えられる限り頑丈な700cといえばcx30でしょうね。こいつを

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 13の星の鉄スポークで組むという、これね。星さんに尋ねると、まあスポークの強度については、色々あるようです。

 星さんが作っている最強はこの一回り太い12のスポークなんだそうですが・・・。これはハブを選んでくるというので、やはり通常自転車のハブといえば、最太は13ということに。

 更に表面加工して、これよりももっと強度のあるスポークもあるようですね。いずれそんなものも取り寄せてみたいです。

 13のスポークで八本どりしたホイール、鳴門君第一号での損傷報告は受けてないというところを見ると、これで行けるかもね。

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 リアも同じく。

 そしてもう一つ、前傾問題をどうにかしないといけません。130キロとなると、当然お腹周りもそうとう・・・でしょうね。そのまんま前傾持っていくと、自重で窒息・・・なんてまさかね、でもまあ辛いだろうことは十分に推測できます。

 ということで、持ち込みのピストハンドルは、少なくとも二桁の体重になるまでおあずけ,ということで、

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 プロムナードハンドルにて当面乗ってもらうことにいたしました。

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 ちょっと形も気にして、洒落たレバーをつけましたよ。

 あとは、思いを載せた持ち込みこだわりパーツと行きましょう。

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 スラムのシングルクランク、形式はホローテック。

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 こんな感じで取り付いています。

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 チェーンもピーナッツ形状?決して安いもんじゃないんじゃないかしら?

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 かつて自転車もかなり乗っていたということで、それもあっての今回の依頼だったんだが、リアの固定化についてはきっぱりと、固定で行きます!ということだった。

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 フロントブレーキの台座も凝っていますね。

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 フロントだけじゃあない、リアもちゃんと加工された形状をしている、若干肉抜きも多く大丈夫か?と思わなくもないが、大丈夫なんだろうね。


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 色という色はここだけだった。ピラーのアルマイト。そしてこの肉厚サドルはいい選択になるんじゃないか?と思いますね。退場で潰される股間周り、様子見ながら走りましょう。

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 この季節メッキが氷のように冷たく見えるが、シャープな一台として、仕上がりましたね。

 人間気づいたときに遅すぎることはないというが、一流のラグビーの試合を見て、覚醒が起きた。このままじゃあいけない、今ならまだ間に合うかもしれない!かつてのアスリートとしての自覚が今回の自転車組に火をつけたのかもしれない。

 昔のように、自在に自転車に乗りたい・・・。と言っても五十代無理しちゃいけません、ひと月一キロずつの減量、そして二年過ぎてからの、念願のドロップ化。

 先は長いか短いか?とにかく組み上がった、あとは乗るだけ!

重くて熱い思いを乗せて その一



 あのピストバイク組んでもらえますか?と、控えめな電話でありました。

 もちろん、ハイ、なんですが。

 色々部品集めたんで、それ持ち込んでいいですか?

 エエ、持ち込みは大丈夫ですよ。

 あ、あの・・・、足りない部品はどうにかなりますでしょうか?

 はい、多分なんとかなると思いますよ。

 では、明日持ち込んでよろしいでしょうか。

 はい、お待ちしています。

 とても、控えめな感じで、でもその言葉の裏に重い思いをお持ちのようなことは感じられました。

 で、持ってこられたパーツ類。まあ細かい・・・。よくここまで集めましたなあ。

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 しかも控えめながらちゃんと凝っている。こんなスラムのホローテック系のシングルクランクなんて見たことない・・・、忘れただけ?

 そして、

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 このチェーン・・・。そんじょそこらの拘りじゃありませんな。ピーナッツのようなチェーン・・・。相当パーツ選びに拘っていることが分かります。

 そして、フレームは・・・。

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  ボンバープロという、ガチの競輪フレームじゃありませんか・・・。

 そして持ってこられた方は、かつては随分自転車に乗っていた50代男性。元ラグビーをやっていたといいます。

 ということは、昨年のワールドカップはご覧になりましたか?

 ええ、よくみましたよ。

 どうも、そうしたワールドカップを観戦して、かつての精悍な自分のイメージと、現実の我が身を比較して、ちょっとした危機感を持って、このままじゃいけない!最後のチャンスだ!また自転車に乗って、元通りとは言わないが、でもかつてのように自転車で快走したい!と強く思ったんでありましょうな。

 そこで、パーツを集めて、足りないパーツの補充と組み付け当を依頼に、一大決心のものと当店にやって来たということだった。

 最初店主は自分より遙か年上の方かと思ったんだが・・・・。なんと四つ下。それはどうでもいいが・・・。

 冒頭の一枚目の写真をもう一度みると、競輪用のドロップハンドルが箱の中に入っていました。

 マジか?このピストハンドルで、組み付けていいのか?本当に・・・?いや、もし言われる通り、ピストハンドル付けてしまうと、ちょっと苦しすぎるんじゃないだろうか?と直感的に思ったわけですね。

 あのー、ぶしつけなことをお聞きします、大変恐縮ですが、体重は・・・何キロでありましょうか?

 130キロ・・・・。

 まあ見た目から少し推測いたしましたが、そこまでありましたか・・・。

 会社までの往復二〇キロを走りたい・・・、そうですか、月に一キロずつ痩せたら、一年で十二キロ・・・、二桁に戻すためには二年半あれば可能ですね。

 しかし、そのためには課題はまず二つ。

 まず、ピストハンドルなんてもんで前傾姿勢が取れるのだろうか?イヤ取れまい。無理に取ろうとすると自分の腹で呼吸等が苦しくなるんじゃないか?そうなると乗らなくなってしまう。もう少し楽な姿勢で乗れるようにしないといけない。

 なれば・・・、ハンドルをピストハンドル以外にしないといけませんね。

 そして、あとホイールだ。鳴門計画、鳴門部屋に所属していた元力士のために組んだホイールがあった・・・あれをまた再現しないといけなくなりそうだ。

 パーツが凝っているだけ、それなりの見た目も確保したい・・・。乗りたくなる自転車、乗り続けたくなる自転車にしないと意味は無い。

 あちらも相当の覚悟で当店に持ち込んできているわけだ、こちらもそれ以上に応えられるようにしないといけない。ちょっと緊張しますなあ・・・。

 いかようにいたしましょうか?

 つづく

 

短クランク ブレイク予感 着物だけではなかった・・・



 この車体自体、解析不明かと思いますので、そこは流してくださいませ。

 当店にとっての技術的ご意見番、現マッドサイエンティストの登場です。最近当店で出しました、着物用自転車ですが、あの短いクランクがなんかこれからどうも・・・、ブレイクするんじゃないのか?という展開ですね。

 まず、公表してから即このご意見番が反応してくれました。一定の年齢による、股関節等の硬化、身長その他身体的条件を勘案すると、短いクランクが有利ではないか?とどうも思っていらしたようですね。

 まあ、あてがわれたモノを唯々諾々と口開いて使う・・・というのとは真逆の、積極的改良(時に結果的に改悪?)、とにかく試行錯誤を通じてよりよきモノを求める探究心とその高い意欲でもって、感度の高いアンテナを張っておられるところから、ピンと来られたんじゃないか?と。そして来るところはしっかり自分で確かめなければいられない・・・ではないか?と思います。

 早速着物自転車の試乗されて、即これは言い!という結論に達したらしいです。それは早かった、求めていたイメージと身体感覚がピタリとくると結論早いですね。

 何と翌日、この電動系改造自転車を持ってきて、あの120ミリ台のクランクが付かないか?という展開、本当早い。

 ただし、詳細は省きますが、電動クランクって実はクランクとチェーンリンクが独立していることが多く、着物号に付いていたクランクそのものが付くことはほとんど無いんです・・・、困ったね。

 でも大丈夫・・・。自転車カタログ、実用車から子供自転車、はたまた三輪車までじっくり見ていると、アイデアを補強してもらうモノってあるんですねえ・・・。

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 これが元々ついていた152㎜のクランク。これでもかなり短い方ですが・・・、それよりももっともっと!短いクランクをご所望です。

 で、電動クランクというのは、実はこの棒状のものが2本左右に付いているだけなんです、通常の自転車のクランクは左はこのように棒状の文鎮が付いていますが、右はチェーンリンクが付いています。

 ところがですね、自転車の車種によって、電動以外でも同じ形式のものがあるんですねえ・・・。

 それは!

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 これなんです、左右共に無垢の棒状で、ペダルのねじ切りは通常クランクと同じしかも、127㎜ってやつがあるんです!

 何のことはない一輪車のクランクです。なるほどでしょ?一輪車にチェーンリンクはいりませんから、あの子ども達がくるくる回しているクランクは左右共にこのような文鎮無垢棒なのであります。

 コイツを利用して、電動自転車のクランクを短くします。

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 付いた・・・。当たり前だが、工夫もいります。テーパー角の問題?

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 持って短し、見て短し、そして乗ってもも当然短しと。

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 これハンドルです、いかにいじくっているか分かるでしょ?マッドサイエンス号。

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 700Cのマビックオープンプロに、内装11段で組んだホイールをつけています・・・マッド!

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 そしてサドルにも仕掛け。

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 ススーっと伸びるダウンヒル用ピラーを使用しています。ある種こうした発想の先駆的なところを走っていますね。

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 一方で、軽量化にも少し熱心で、黄色いテープで偽装していますが、マニアからすれば噴飯物の、タイムカーボンフォークを使ってます。まあバレないでしょうが、見つかったらこれだけでも引っこ抜かれる価値はあるものですねえ。

 そして、後日の感想、踏み出しが圧倒的に軽くなったので、ストップアンドゴーに不安がなくなり、安全の確保もできるようになったと絶賛です。多分これから、この短いクランクについての思考を深めて独自の自転車理論なんかも構築しそうですね。

 元々は、バトミントンの選手。その後ゴルフに独自の理論を持ち込んで栄耀栄華を極めたようですね、今度は短いクランク理論で一本建てそうであります。

 着物号から、思わぬ展開になりそうな、短いクランク、もしかしたら、今までのスポーツ自転車の常識が崩されることも起きるかもよ、欧州の自転車文化から、アジア系の真の自転車文化の成熟化・・・なんてとこにいかないとも限らない。

 短いクランク!ちょっと当分キーワードになるかもね。

着物号 殿・姫による試乗

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 先日公表した着物に適した自転車の話、跨がりやすく回しやすいということを考えると、この形になった。

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 元々前後に子供を乗せて走る自転車をりよう。ダウンチューブ一本で、しかも下を通してあるので、跨がりやすい。

 そして一番の売りはここ!

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 超短いクランク!というところ。その長さ127ミリ。まあ子供用の、しかも幼児用の自転車に付けてあるような短いクランクを移植してつくったものね。あとは体を起こして乗れるようにチョッパー型にしてみた。

 まあ、多分乗りやすいだろうね、ということで作ってみたんだが、店主の試乗はあくまでも普段着。特に足回りはズボンということで、本当にこの車体が着物向きかどうかは分からない・・・。

 そこで、店主らの着物の師匠格に当たる、小平のトウキョウジョウの城主とその姫君に来ていただき、実際の乗り心地ということのご意見をいただくことと相成った。

 まずは殿!

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 なんとも月代が板に付いてきたとのだが、寒くはないか?まずは持った感じ、なんかいいんじゃないか?という1発目のご感想。

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 そして、鉄馬に跨がる。うむ、跨がりやすい・・・、そりゃ低いからね。

 そして、遠くを見るような目で以て、一気に手綱を引いて、ヒヒーン!とばかり鉄馬を蹴った!!!!

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 スルーッと当店前の緩斜面と滑るように走り出すと、短いクランクを回し始めた、と同時に!オオ!これいい!すごくいい!と絶賛の嵐!

 もう少し四の五のあるかと思いきや、拍子抜けするくらいの一発合格的賛頌・・・。そ、そんなに?

 まあ、狙っていたところが思った以上に正鵠とついていたんでしょう、良かった!良かった!

 と、ところが殿の足回りを見ると袴であった・・・、元々女物などをうまく羽織る殿だけに、着物も短かろう・・・、短い着物に袴とくれば、もしかして一般のいわゆる着物から比べると、乗りやすいんじゃないか?という疑問が湧いてきた。

 もっと乗りにくい、いわゆる着物!ってやつで試してもらわないと、その真価の評価としては緩くなってしまうんじゃないか?と思った矢先・・・、目の前に姫君もおはしたわけだ・・・。

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 オ!これはある意味試乗としては理想的な、典型的着物じゃなりませんか!いかにも乗りぬくそうだ・・・。

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 ネ、前から見ても、両足を束ねんばかりの不自由を絵に描いたような、着物じゃありませんか。これは相手にとって不足無し!というところ、では姫君、是非試乗をそしてできるなら辛辣なご批判でも浴びましょうか・・・。

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 ところがどっこい、スルッとペダルに足を掛けてのサドルに腰掛けるや、短いクランクを殿同様にクルクルと回し始めましたよ。

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 アア、これならいいわ・・・・と

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 中の襦袢は多少の見え隠れはするものの、みっともなくもなく、さして乱れた感じもなく、そして何よりも姫君本人がやはり乗りやすい!ということで、気に入っていただいたようなのであります。

 ホッとしました。

 それまでは推測として、あくまでも自転車屋として、多分乗りやすいだろうという程度でありましたが、殿姫ご両人のお墨付きをいただいたということで、今後の励みにもなります。

 トウキョウジョウは同じ小平市内に、藩邸(店)を設けそこの営業準備中ということで、そうした店の前などにこいつを試乗車として置いておけば、着物愛好者の方々の目にもとまり、試乗もしていただくこともできる、という展開になりますな。

 当店だけに置いておくよりも、その方がずっと作成目的に即していると思われますね。

 まさに着物と自転車のコラボの第一歩ということになりそうです。

 もちろん、貴重なアドバイスもいただきましたので、そんなことも織り込みながら、よりよき改造車を作っていこうというてんかいになります。

 今年のキーワードはコラボ、共存共栄って事になりますかね。互いに店として付いていただいているお客さんを回して、いい流れを作っていくということ、いつまで経っても道半ばというクソノミクスなど横置いて、下流で出来ることをやっていきたいですな。

 上流から下水を流してくるバカどもがいる、下流はわきに流れなど掘りつつ、アマゾンのような独自のネットワークを作っていくなんてことも可能かもしれない。

 死活をかけたコラボ、本気だぜ!

この小径 いけるかもなあ・・・



 相当愛着があるようで、再生に意欲満々・・・。よく見ると小径ということは分かるが、前後のホイールのでかさが違う、これでもファニーバイクなんですね。

 さて、

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 ブリジストンのプロドライブという小径、しかも折りたたみときている。

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 トップチューブガッツリおれるのタイプの小径、結構太くて、ガッツリ組み込むタイプらしく、ここがたわむことはないようだな。

 そして気に入ったのが・・・。

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  ごめんなさい、不慣れなLinuxのために画面が横になってる。もう少しお待ちください・・・。

 で、ここはハンドル回り、ヘッドチューブから伸びる、ステムにハンドルの所なんだが、こいつは取り外しを工具に頼らず出来るように、レバー状態になっているところ以外は、すべて通常自転車の形式と同じということなのね。

 つまり、ブレーキかけても、そこそこの剛性があるので、グラグラしません。ブロンプトンは小径の名車だと思いますが、店主は唯一、ハンドル周りのあのたわみがなんともダメ、不安なんだよね、ブレーキごとにグラッときているところから来る、金属疲労というのもあるだろう・・・ということね。

 その点こいつは全くたわみ無し。乗ってみると意外と、大分快適な小径車ということがいえそうですね。今作っているのかな?まあ、過去を探ると無名の名車なんてのも出てくるんだろうな?それとも店主が知らなかっただけなのかもしれないが。

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 トップチューブ一本の剛性を上げるための工夫もこうしてしてある。

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 前後上下で、こうした補強があります、あるんだから効いているんだろうね。

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 リアディレーラーを磨いて、チェーン交換、スプロケ交換してやりました。

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 BB交換も。全面的な総メンテということだったが、優先順位の高いところからやっていく。自分じゃ出来ないところからかな。

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 ワイヤー類もすべて交換。

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 何なら再塗装も、ということすら視野にあったらしいが、まずは今回この辺で・・・。

 しかし、この小径なら乗ってもいいかもなあ・・・、もう少しチェンリンクデカくしてもいいかも・・・、当然ドロップ化も面白いだろうねえ・・・。旅ゆけば、ドロップ小径付いてくる・・・というのもありだろうなあ・・・。

超々超!軽量ホイール組みあがったよ! 早いもの勝ち



 ちょいと軽量のリムが手に入ったので、組み上げてみたんですね。それも軽量をだいぶ意識して、なので、これご希望の方全てに送るというわけには行きません。

 限定六十キロ台の方のみ、ということにしておきます。

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 リムハイト21ミリのカーボンです。

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 ブレーキシューの接触部分以外は、ツアやりのクリアが塗ってあります。

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 ハブは前後ともにTNI、前が二十本、後ろが二十四本のスポークです。はい、ここから軽量にすでに入っていますね。スポーク本数が少ないとそれだけ軽くなるからね。

 かつてホイールは、リム、ハブ、スポークという三点部品の一つ一つを選んで組み合わせて組んでいた、しかも、組み方も色々あって、一本のホイールが組み上がるには上記4つの要素が絡み合ってできていた、ということだったんですね。

 なので、21ミリのカーボンリム、ハブはTNIの軽量ハブ、そして、スポークと組み方は・・・と進みます。

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 スポークはDTのバテッド、中央部分が薄くなっている分軽量化と、強度を両立させているとも言えるでしょう。

 そして、前輪ですが、最短のスポークを使うために、交差のないラジアル組にいたします。ハブを中心に放射線状にスポークを組むやり方です。もちろん裏表ともにね。

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 そして、リアはまずフリー側。スポークは同じDTのもの、そしてこちらはフリーを使って自転車を推進させる力のかかる側なので、四本取りにいたしました。

 このハブは二十四ホールなので、ホール一つ一つの穴の間隔が広いんで、四本取りでも、通常三十二ホールの六本取りに匹敵するでしょう。

 交差する端と端は広いほうが、スポークは長くなって重くなる分、強度が上がる、と言われています。チェーンによって力のかかる部分ですから、こちらは交差させることに。

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 そしてフリー側ほど力のかからないとされている方は上のように放射線状に、つまりラジアルで組むことに。この交差ありと交差なしでは、スポーク長はかなり異なってきてしまいます。十ミリ、二十ミリ違うことだってありえますね。

 ステンレススポークの二センチはかなり重い、それがスポーク本数部あるんですから、ちょっとズッシリとなります。

 スポークの組み方が、強度や重さに影響する・・・、完組しかオーダーしたことのない方々には、ほとんど思いつかない話なんじゃないか?と思います.

さて、超超超!軽量といった限りはどのくらい、軽量なのか?量ってみましょうか?

 まずはフロント、

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 ハブスポーク入れて、なんと五百グラム切り!ウッソーって軽さです!

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 そして、リアがフリーの機構が入って、なんと六百グラム強の重さですから、やっぱり驚異的に軽いでしょ?超が三つつくだけのことはあるでしょうな。

 オット、そうそう忘れていた、このホイールの最大の特徴の一つが・・・、

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 チューブラー対応ということです。流石WOの返しがない分軽いですね、驚異的に・・・。

 こいつに軽量チューブラーをリムテープ等で履かせたら、管理は比較的楽かと。あと、こいつを常用するというよりも、イベントやここぞ!という上りのときに使うという限定もんにするとなると、チューブラーでも決して悪くはないと思いますね。

 そして、今や一部以外は絶滅種に近いチューブラーですが、この領域ですがいいタイヤがあるんですよ・・・。奇跡的にいいタイヤがあります、何よこれ!と思わず瞠目してしまうようなね。

 そうしたタイヤを知らずして、スポーツ自転車!!!もネーだろうという気もしなくはない。知っときましょう、これを機にワンペアチューブラーにしてみませんか?とね。

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 クイックなしで、このまま渡しで税抜きたったの62000円ポッキリ、限定ワンペアのみ!

 売れるまで当店にありますんで、手にとって見るもよし、回してみるのもよしと言うことで、見学お待ちしています。

 六十キロ台限定、早いもんがちだよ、正月は終わったが、お年玉セールということで!

 ※チューブラーのタイヤ貼り指南や、定期的なフレ取りなどは無料ということです・・・。

さいなら!ウィンドウズ!



 今月半ばで、ウィンドウズ7のサポートが切れてしまった。本日、阪神・淡路大震災の二十五周年に当たるというが、店主がウィンドウズを使ったのがまさに95年からであった。

 その前のウィンドウズ3.1なんてもんは、msdosに無理やり画面をくっつけたようなもんで、その時はまだマッキントッシュのほうが一歩進んでいたような気がします。

 もっと言えば、そこで国産OSのトロン計画が本格採用ができていたら、今のパソコン事情は大いに変わっていたんでしょうね。当時より大変優れていた、オープンソースのOSだったかな?とか聞いています。その後携帯電話などに転用されたと聞きますが、どうなったんでしょうね。

 この辺の話を探ると、日本のアメリカに対する売国的政策が見え隠れするとも聞いたことがある。

 開発者の方は、開発当時からOSはもう社会インフラに相当するものだから、だからこそオープンで無料!という方針だったように聞きますね。ビル・ゲイツなどとは格が違うよね。

 ともあれ、どうもマッキントッシュは好きになれず、dosからの流れでウィンドウズ95をつい始めたんだが・・・。

 その後ウィンドウズ2000,こいつは安定していてよかった・・・、そしてxpやミレニヤムは迂回して、ビスタ、そしてウィンドウズ7とやってきたんですね。

 そしてその流れで、ウィンドウズ10にすればいいんだが、なんか合鍵をマイクロソフトが持っているということなので、ここの使用はやめにすることに。

 もともと興味を持ちながら、手が出せなかったリナックスへ横滑りすることになりました。こちらもオープンソースで無料、利益追求型の企業によってではなく、共感者・協力者によってネットワークを使って成り立っているというところが、今後の産業等の理想的あり方を示しているように見えますね。

 本の数名で人類の殆どの富を独占させるようアメリカ型のシステムなんて正しいわけがない!人類のあり方の新たなヒントになっているような気もしますなあ・・・。

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 もともとウィンドウズ10が入っているパソコンに、リナックスのプログラムを入れて、前者を削除して、リナックス専門へ・・・。

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 いいんですか?本当に削除して・・・・・・、はい、いいですリナックスで行きますから・・・。

 
 バイバイ、三十年近くマイクロソフトにはお世話になりましたわ!

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 オ!入ってきた、君がリナックス・・・、ウブンツだな。

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 おお、予想よりもずっと早く立ち上がった・・・。まずは手持ちのソフトをいじってみながら、もう少しちゃんと勉強もしないとね・・・という。

 実は、今1つ前のブログから、ウブンツパソコンで書いています。画像処理なんかもちょっと戸惑ったり、日本語入力がちょっと今までと使い勝手が違うので、少し手も焼きましたが、まあ、最初からこの程度なら、まあなんとか使っていけそうですね。

 リナックスのatokとかあるのかな?秀丸エディタとか、スポーク計算表なんかも使えるといいんだけどなあ。

 なんかリナックス内にウィンドウズを立ち上げられるソフトもあるようなんで、その勉強して、移動できるもんもは継続できればなあ、と思う。

 あとは、いままでみられたサイトなど、形式が変わって見られなくなっているものも多数あるので、この辺も勉強だな。

 そして、二台平行して使えるようにしていかないとね。

 こっちの方も頑張らないとなあ。

チューブ 外周を舐めてはいけないね



 レースなんてもんから二十年近く離れていると、色々と疎くなることが多く、かつてはこだわっていたことが嘘のように感じられることがある。

 今回のチューブもすっかり忘れていたことを思い出した一件だ。というのは・・・、

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 店主自らが試している、カーボンクリンチャーホイール、これがなかなか悪くない。こいつの持っている性能を引き出してやるためには?つまり軽量ということを手助けしてやるためには?と考えたとき、外周を軽くする方法としてのチューブの軽量化なんてことを思い出した.

 当時はラテックス系の軽量チューブを使っていたこともあった。最初その軽さと、回転の反応の良さに驚いたりもした。空気抜けの速さには閉口もしたが・・・。中には、少々値ははるが、奇跡の履き心地のチューブもあったねえ。一瞬チューブラー?と勘違いしてしまうほどの柔らかいものもあった。

 そんな時代が過ぎて走れればいい、トラブルフリーでパンクしにくいものがいいとなってからもう久しい。

 こんな軽量ホイールが来るなんてね、またあのへんに関する周辺情報をちょっと集めてみようか?と思ってみたんだな。

 マルイさんがいいもの持っていた、これなら提供も楽だよね、というのが先の四種類比較。

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 画面が横ですみません、色々不慣れなもので・・・。

 こいつは通常何気なく使っているものです。85.5グラムですね。

 そこで少し軽量を意識して選んでみたのが、同じタイオガで、

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 こっちは縦に処理できていますね・・・。同メーカーで20g減・・・。この20グラム舐めちゃいけない重さですね。因みにホイールバランスで5グラムほうってくなんていうのは考えられない重さですね。車ですらね・・・。

 なので、自転車のホイール回転系で20グラムの違いは見逃せないでしょう、はっきり走りにも影響が出ると思います。特に軽量ホイールだと、そんな違いがビシビシ伝わってきますよ。


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 別メーカーのマキシスのウルトラライト、三グラム重いですね、タイオガに比べて。重さだけの比較だとタイオガ、もちろんチューブの良し悪しは重さだけではありませんが・・・。

 そして、同じマキシムで、こんなものがありました。

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 フライウェイト・・・、脅威の軽さだわ、なんと先のタイオガ軽量よりも10グラム以上軽い・・・。これは軽すぎと言ってもいいものでしょうね。でも、実験は極端なものでしてみるのも面白い。

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 すごいね薄さ0.45ミリだって・・・。

 まあ軽けりゃいいってものでないのは、いろんな状態の街道を走るものとしては気をつけなければならない点であると思います。

 練習だったり、距離を走りたいなら、冒頭のスタンダード版タイオガで十分でしょう。

 ただ、軽量にこだわるなら、この辺の魅力はなくもない。ので、やめろとは言いませんが、注意を一つだけしておこうかと思います。

 推測はついていると思いますが、薄いんでね、とにかく薄いんで、デリケートな奴らでありましょう。なので、

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 リムテームや、内部の状況にはひときは気を使ってやることであります。さて上の状態、どう思われますか?通常のチューブならも全く問題はないじょうたいだとおもいますが、極薄チューブだと、注意が必要です。

 まずリムテープの穴がでかすぎ、ホイールのバルブ口とに段差がついています。こういうのいけません。気をつけたほうがいい。

 そして穴の上部に、ちょうどこのリムテープを輪にするための結節しているところがあります、その文厚くなっていますね。こうした段差が高圧をかける極薄チューブには致命傷になることもあるんです。

 お前、こんな段差で穴アクの?ひ弱すぎない?と思わず天を仰いだ経験のあるひとは少なくないはずです。

 そりゃそうだよ、極薄なんだから・・・。

 なので、そういうときには、襟巻作戦なのだ。

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 別の廃チューブなどから一部を切り取って、背中を割いて一箇所穴開けたものを取り付けるチューブのバルブ穴に通して、ちょうど床屋でかけられるシート状にして、バルブの首周りを守ってやるという仕掛けです。

 これは別に極薄者だけでなく、通常のチューブにもやってやると耐久性が上がる可能性のある方法だと思います。ツーリングの方も、ブルベの方も、通常使いの方もぜひ真似してみてください。かなり効果があると思います。

 ということで、店主実験台の軽量カーボンホイール、プラス極薄チューブの実験でどんな結論が飛び出るか?ということです。

 実は、こいつに極秘で、パッチで治す、パンク修理の実験も並行しています・・・。

 経過をいうと、今のところ悪くはない・・・と申し上げておきましょう。

 さて、チューブ、意外と影響の出るパーツなのであります、というオチでありました!

月に一度の改造 目指す道は・・・



 この車体を持ち込む前に、泥よけを塗装できないか?というご相談をいただいた。

 正直店主は泥よけ嫌いなもんで、できるがそれが何か?的対応。ところが段々話を聞く内に、どうも自転車にある種の美学を持っているらしいことが分かってくる、なれば持ち込んでくださいということに。

 そういうかなで、来たのがこの一台。ホホー・・・・、なるほど・・・。

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 この黒い泥よけを銀系に出来ないか?当然そういう展開になるでしょうね、ここまでやって来たなら。

 もちろん、メタリック系シルバーなら塗装できますが・・・。そういえば、台湾から引っ張ってきた泥よけのサンプルがいくつかあったぞ。そいつはホンジョほどではないが、亀甲が入っていた。ステンレスで輝いている。

 そいつを見せてみようか?

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 一気に気に入ってみたようで、取り付けることに。

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 ここも同じく・・・

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 こうなってしまった・・・。美意識の届くところは分かる。それは泥よけ好き嫌いとは関係はない。店主は泥よけつきは乗らないが、乗りたい人の気持ちは分かるし、年に数度なら、細めのフェンダーを700Cに取り付けたりすることはしてもいいとは思っている。

 この自転車をどこに持っていきたいか?ということは話しながらも伝わってきたからだ。

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 このサドルはご自分で取り替えた。なるほど、でしょ?

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 このグリップや、ミラーなんかもなんとなく拘りが分かりますね。

 この写真から見られる、浅めのカゴも、わざわざこの形状を選んでタイラップで止めている。拘っているわけだ、大分。

 どうも、購入してから一月に一度の割に、パーツの交換をしていたようだ。ドンドン理想に近づけていきたいと。なるほど、では課題というか、宿題を出してみようか?

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 まずこのシフターはないよな・・・。

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 こういうシフターは、この自転車だから、という以前にちょっとかっこわるすぎ、もう少しどうにかならないの?という形状だと思うなあ、誰か自分の自転車にこいつを取り付けたいと本気で思う人いる?まあ自転車に全く関心の無い、乗るだけの人にならいいかもしれないが・・・。

 この辺はWレバーのフラットバー台座なんかにするかな?

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 このディレーラーも・・・、機能を取るかもう少し形状を取るか?シルバー少ねーなあ・・・。

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 このペダルとトークリップからも、この持ち主さんの拘りと、大々的に展開できないもどかしさと、美意識が現れている、ように思えるね。

 このクランクは三枚で、カシメ・・・。これはない・・・。

 サンエクシードまでとはいわないが、もう少しなんとかできないか?と店主は台湾を徘徊する・・・・。

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 というわけで、課題と宿題を残しつつ、今回はここまで。されに変化していくでしょうね。

 そして、その先の一台なんかも想像してしまうなあ・・・。ゆっくりでいい半生かけて、理想の一台似鳥つくというのだって、大いにありだ、そういう境地にいける依頼者でありました。

2月11日 稲城クロス 開催 ボランティア募集!

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 稲城市といえば、一見身近ではないようながら、西東京市の隣、武蔵野市の隣、三鷹市の隣、調布市の隣、その隣が稲城市ということになっています。間に三つの市がありますが、自転車で行くと多摩川渡ったら、もう稲城であります。なので、まあ隣接地域だな、自転車のセンスからしても。

 そこで、稲城クロスというイベントがあるんですねえ。

 詳細は・・・・、こちらのホームページに掲載されている内容であります。

 詳細はそちらにゆだねますが、2月11日の祭日に、この稲城の河川敷で稲城クロスという自転車レースのイベントがあるんですね。

 遠くはないところでレースがある。それもホームページ上の動画を見るとかなり本格的な内容です、驚きますよ。

 そんなレベルの高いレースが近くで行われるというのは、なんかお役に立てないか?と思うんであります。

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 結構本格的なレースですね、通常河川敷ですので、このイベントの時にだけレース会場に変身するということらしいです。

 そんなわけで、ボランティアの募集というものがかかっています。

 【2月8日(土) 9:00-16:00 草刈りボランティア】
 【2/10日(月) 9:00-16:00 前日設営のボランティア】
 【2/11日(祝火) 大会当日ボランティア】

 この三日間のボランティア募集ということですので、関心のある方は、是非関わっていってください。

 問い合わせ先   
Champion System内 稲城クロス実行委員会事務局
042-401-6326

 ということであります。店主及び当店も、そしてもしかしたら、柳サイクルさんも参加するかもしれませんね。多分サポートをするとすれば大会当日ボランティアだと思いますが、裏方をやってみるというのもいいでしょう。

 とくに、ロードレースなんかをやっている人は、どうやってこうしたイベントが開かれていくのか?ということのイロハや裏方の苦労なんかも知っておくといいと思うよ。普段、普通に参加して、展開がどうの、調子がどうの、勝ったの負けたのということしか関心持てないかもしれないが、こうしたイベントの裏方をやってみると、色々と分かることが多いと思う、いい機会だと思うよ。

 今回は無理でも、こうした地元色の強い、手作りイベントに協力していくことで、その内TRPなどのブースも持てるようになるかもしれませんね。

 まずは一端の大会サポーターになれるよう頑張るかな?

 ということで、掲載ホームページをよく読んで、競技参加、またはボランティア参加を検討してみてください。

 なんと言ってもレース会場というのは面白いものだよ!

お着物自転車完成!



 元々は前後に子のせをするための自転車が入ってきましたが、コイツには別利用の特徴がある、と前からにらんでいた。

 そこは・・・

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 すごい跨がりやすい。ダウンチューブが一本で、しかも、相当下を通っているのでね。そうすると、股関節の硬い方々、高齢者にも向いていますね、そして、裾のある着物の人にも、向いているんじゃないか?と思っていたんですね。

 そう、着物の人が、跨がりやすく、漕ぎやすい自転車というのを実は前から考えていた。これでもって、第一関門はクリア、そして第二関門、漕ぎやすいというのどう実現するか?

 試行錯誤ということで、今回はこれでやってみました。

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 これです!って、ただのクランクじゃないですか・・・。

 でも、コイツには特徴があるんですね、長さがなんと127㎜という超短いクランクなんであります。通常の実用車が160㎜が多いので、それから比べると相当短い。

 そして、短いということは何を意味するか?というと、ギッコンバッタンにならない。ほんの少しの範囲をチョコチョコ回すようになる。着物の裾まわりがあまり暴れない・・・。

 跨がりやすく漕ぎやすいというのは、こうしたダウンチューブの低さと、クランクの短さによって実現されるんじゃないか?という事なんですね。

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 内装段々ですが、短いクランクではトルクが掛けられないので、小ギヤを少し大きめに。そうするとクルクルと回せます、スピードは度返しですね、それは仕方ない。着物着てスピードを求めるというのは無理すぎるので、この辺は乗りやすさの方を優先。

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 この短いクランクの種明かし・・・ではないが、子供用自転車のクランクなんですね、なのでギアの歯も少ない。こんな使い方もあるんですね。

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 まあカゴね・・・。着物で乗る人が手ぶらのはずもなし、ちょっとしたバッグというか、風呂敷物・・・、山本海苔とか持っていそうですねなので、カゴつけました。

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 ハンドルをチョッパーにして、上半身を起こして走る、まあ振り袖で乗る人はいるかどうかは知らないが、長磯でも後輪に入らないようにカバーも取らずにあります・・・。

 さて、試乗希望者募集で、早い者勝ちになりそうですぞー、小平のトウキョウジョウに集う方々・・・さあ、争奪戦だ!
 

実は台湾で黙考中だったりして・・・



 新年早々ですが、なぜか台湾に来ています、モロ自転車に関わったこと・・・というよりも、考えにきている、といった方がいいか?

 でも一体何を?

 この日本という国の行く末を考えにきている・・・というところでしょうか。

 一介の自転車屋が何を大仰なと思われるでしょうな。確かに、自転車屋は自転車及びその周辺、もっと言えば店のことなどを考えていればいいわけで、日本国全体のことなど考えるなんて、そんな甲斐性のあるわけが無し・・・。

とはいえ、では一体誰が考えるのか?というと・・・、まさかこの後に及んで日本が世界の真ん中で輝くとかほざいているような連中が、本当の意味で、国家百年の計なんてものを考えられる器で無いことは、この数年分かるわな。

 せいぜいテメエの保身と、次の当選、利権確保、我田引水、身内周りの優先・・・。

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 偶然も重なって、この時期台湾は選挙運動が激しかった。言った先で、このような選挙活動が行われていた。

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 言葉は分からないが、テレビを見ても、選挙関連の多いこと、街を歩いても、各店舗の店主が仕事の合間に、口を開けて上方のテレビ番組を見ている。

 投票率70%以上、海外組もこの選挙の時にわざわざ帰国するという。

 常に大陸との間で、強かに自らの存在を考え、自分たちの未来を自分たちで考えていこうとする台湾の人から見ると、投票率が半分を行かないような国など考えられないだろうな。

 そういう意味で、日本人の広い意味での民度の低さにおいては、民主主義は向いていない。

 そもそもが内発的に不自由な国民だもんな、日本人は。自主規制の名人、自分から自由など簡単に放棄してしまう民度。そもそも自由のために血を流したことがない、棚ぼた民主主義。

 自由であることでかえって不安になってしまう、何かに縛られたい、逸脱恐怖症を常に抱えている。自分は自分!という気概が全くない、それを称して自ら「慎み深い」などと自画自賛、挙げ句の果てには日本はスゴイんだそうだ、イヤー、この辺まで来ると哀れを通り越して滑稽にすら思えてくる。

 大丈夫か?ダメだろう・・・。でも、これで済むなら世話はない。

 済まないから困る、なぜなら、みっともなかろうと、情けなかろうと、なにがどうであろうが、日本は自分の国だからだ。

 手垢が付きまくっていて使いたくもない言葉だが、まさに憂国なのだ。

 そんな店主だが、台湾から学ぶことは多い、非常に多い、と思う。詳細は徐々にだな・・・。

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 ところで、大寒も近づく日本から比べると、春節前の暮れに当たる今の台湾は非常に暖かい。

 この写真で見るに、日本のというか、東京の四月後半から五月の気候なのだ。条件によってはまだ蚊がいるようだな。

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 ちょいと別用もあったりして・・・。

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 色々あります台湾紀行、台中から台北へ。この移動は多分、大阪から東京に移動した感じでしょうね。両者の良さはそれぞれ。ローカルのジットリした良さは台中、都市のあっけらかんは台北。

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 暮れに当たるので、縁起物の赤いもの提灯や飾りがアチコチにあって、宝くじのようなものも盛ん、アメ横のような賑わいがあちこちにありますね。

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 といっても、夜市は普通に開催されている。この夜市・・・、当店まわりの柳沢当たりで出来ないかな?なんて思うんだがなあ・・・。もう少し形を変えてもね。

 台湾は南国で、南国特有の夜型文化があるんだろうなあ、昼間は暑くて、昼寝・・・に夜行性。なので、そのままスライドは出来ませんがね。

 実に示唆的な台湾。もう少し沈潜しようかと・・・。

フォーク戻し・・・しかし近いな



 この車体、かつて当ブログのこの記事の中で紹介したピスト車でありました。

 あれから数ヶ月ですが、入院です。その理由は・・・

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 ここ!ダウンチューブとフロントホイールの接触です・・・。元々このフレームベルギーからのものらしいんですが、この辺が非常にというか、異常にタイトに出来ていました。

 ピストフレームは色々と見慣れている方かと思いますが、まあ、各所色々拘って作られているものが多いことは、大分目の当たりにしてきましたが、こいつもまあ相当の変態系・・・かと思いましたね。

 そもそもなんでベルギーで?というのが不思議。競技用?日曜競技用?ベルギー当たりの冬のレクリエーションとして、この手のピストでベロドローム当たりで走るイベントとかあるのかな?と考えてしまう。

 競技があるとしたら、鉄フレーム縛り?日本の競輪のように・・・?

 それともノンブレーキピストの公道走りはベルギーは問題ないのかな?

 なんかよくその用途というか、背景も含めてよく分からない車体ではありますな。

 と、こんな車体が来て、公道仕様として乗れる様になったんだが・・・。一度自分で落車したということだった。正面から何かに当たったのかな?

 それからまたしばらく走っていたある日。走り出そうとして、踏み込んだら、突然前転してしまった、ということだ。何が起きたか分からずに、再度踏み込むと、また・・・・。

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 見るとフロントホイールがダウンチューブにかみ込んで回転しなくなるという状態だったと。

 数ヶ月前のこの車体完成ブログにもあるように、元々ほんの数ミリの隙間しかない、珍しい車体だった。それが正面衝突をして、多分内側にフォークのコラムが曲がってしまったんだろうな。

 問題は、その時に起きたということではなくて、しばらくしてからこうした現象になったということ・・・。つまり、最初の衝撃で曲がった角度から、少しずつ金属疲労とはいかないまでも、曲がっていったんだろう・・・ということ。

 それがある瞬間、グイッと行ってしまったのか?スピードが出ていなかったから良かったものの、ちょっと考えると怖い事故になった可能性もなくはない、ヘルメットは必需だね。

 この手はもう柳さん仕事ということで、外してお渡しして、見解を待つ。

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 元に戻った・・・。曲げ戻しというやつらしい。体感はしていたが、ピストのフォークオフセットが25ミリから30ミリという数値に今回改めて驚いたね。ロードで34ミリぐらい・・・からすると本当ピストというのは、詰まったホイールベースで力逃がさず、突き進む車体なんでありますな。

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 ほんの少しだが、トップチューブのヘッドよりにほんの少し、衝突?によるしわのようなものが、ほんの少し丸みとなった観測される。

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 しかし、改めてみると、この車体、何を目指して作られたのか分からない、究極のホイール詰め詰めピストだということが分かる。今後の対策は、乗り降りするたびに、この隙間間隔の確認でありましょうな、少しでもせまくなったら、今度は即フォーク交換となるでしょう、放っておいたら、またそんなに遠くないうちに、同じような事故に発展する可能性が極めて高いから。

 まあ、乗り手の体が大きいので、海外のオークションサイトから引っ張ってきたというのがそもそもなのかもしれない。組み付ける前にもしかして、何かあったとも考えられなくもない・・・。その辺のリスクをしっかり自己管理しての、オークション利用ということだろうと思う。

 今後も油断せず、乗り降り前後の観察は怠らぬこと・・・ですね。

ウーバー諸氏に 告ぐ



 ちょっと前まで、都心では相当盛んになっているという配食サービスのウーバー・・・。それがなんと、というかそろそろというか、この西東京界隈でも散見するようになってきましたね。

 自宅に配達、出前、かつてはこれに御用聞きなんていうのもあって、先方の方から仕掛けてくる形の商売はかなりあったのが、いったん潮を引くように、少なくなったのが、こういう形で復活というか、再生されてきたようでありますな。

 高齢社会はドンドン進んでいく中で、この手の配食、配物サービスは盛んになることはあれど、滅びることはまずないだろうね。
 
 自転車でのこの手の仕事は、今やかなり減ったメッセンジャー以来ということになるか?あいつらは何らかのスタイルを持ってきたが、ウーバーはまだそうした芽生えのようなものは感じられない。ただのバイト・・・で終わってしまうのかな?

 まあ、今後の展開でそんな状況も色々変わってくるのかもしれない、ちょっとぐらいは期待しておきたいもんだ。

 そんなこんなの状況下、先日当店に一人のウーバー車が入ってきた。チェーントラブルのため、今配達中だが、それを中止して、修理をしてもらいたいということだった。

 背中の箱に、温かい食べ物を預かっていたようだが、本部と連絡して、トラブルのため別の人に再度作り直したものをバトンタッチするということだった。

 このウーバーの方々は、ほとんどが個人事業主という形を取るらしい。そうなると一人一人が社長なもんで、そこには残業や仕事提供側が通常なら考慮しなければならない、保証や諸制度からは外れてしまうことになる。

 では、そうしたリスクを取る分、それなりの高収入か?というと、その辺はすこぶる現代企業の典型を行っているようだ。

 当のチェーントラブル等は、そんなに複雑ではなく、ちょっとの時間で終わったんだが、そのために一つ仕事を逃したことになってしまった

 そこで、ウーバー及びその周辺で以て、自転車で仕事をしようと思っている諸氏に向けて、いらぬ助言のいくつかをしておこうかと思う。

 まずはその一、自転車で仕事をするなら、最低でももう一台スペアの自転車を用いすべし。ほんのちょっとしたことで、自転車は走らなくなる、ということを想定して、仕事するなら、少なくとも小荷物を載せて動けるような自転車を一台くらい余分に用意すべきだと思われます。

 その二、今回のようなちょっとしたメカトラブルに対応でする準備はしておこう。そう、少し自転車の何たるか?というものに足を踏み込んでおくことだろう。メカの知識とトラブルに対するちょっとした技術的な対策は打てるようにしておくこと。

 具体的に、対処できるトラブルに関する工具を積んで、使えるようにしておくこと。そして、そうした調整の再、特にチェーン周りは大変手を汚すことになってしまう。その汚れた手で食品を届けるわけにはいかない。真っ黒い汚れた手で、料理を手渡す?まずは考えられない。

 そのためには、最低でも軍手を常に持参しておくこと。最良なのは、その下に手術用のゴム手のようなものも用意し、完全に汚れ油から手を守り、食品を守らねばならないはず。

 その三、自転車で回る際に事故の想定は忘れてはいけない。しかし、これは単なる損害保険ではカバーされないと思う。自転車で仕事をしていることを明言しつつ、それでもカバーされる損害保険のようなものに、自分から入っておくことだ。まずは、今自分の入っている損害保険が、仕事中の事故にも発動されるのか?ということは確認しておいた方がいい。

 一と二、にかかわることだが、メカトラブルは時間勝負の配達には致命的な展開になることもある。そのメカトラの一番と思われるのが、パンクということなのだ。

 一度パンクが発生すると、距離にも寄るが、代わりの人に頼むしか手は亡くなってしまう、つまり高い確率で仕事の継続は出来ないという状況に陥ってしまうだろう。

 となれば・・・、秘策はあれだ・・・、

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 アーマーである。こいつを入れ込んでおくことで、起こりうるパンクをどのくらい押さえることが出来るのか?それは相当のものかと思う。

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 タイヤにこのアーマーを入れ込んで、そのアーマーの中にチューブを入れ込んでおく。多少固くはなるが、空気を含んだチューブが入るため、ショック吸収性は上がる。

 このアーマーでパンクが起こるという事があるとすれば、相当運が悪いとしか言い様がないだろうね。

 こうした装備をして、パンクを起こさないようにし、チェーントラブルが起きないように、日頃から手入れをして、仮に起きたときのために、完全に油汚れから手を守る装備、軍手やゴム手袋を携帯しておく・・・。

 まあ、こんな具合に対処しておくことで、プロとしての配食サービスの個人事業主になる、というわけだ。

 あとは、個人の保証をしておくのと同時に、事業主同士の連携というものも、作っておくことかと思うわね。

 この頃のグローバル企業はがめついからなあ、共助をしながら、対会社への労働争議なんていうのもあっていいんじゃないか?とは思うが。

 まあ、今回はメカ中心の助言ということでとめておくか・・・。検討あれ、健闘あれ!

ここまでやったが お後お願い!



 BMXにしてはちょっと大きいかな?その形を模したなんちゃって系?

 とにもかくにも、この状態で持ち込まれてきたんであります。

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 ヘッドにガタあり、しかも調整ではダメそうなぐらいの・・・。

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 ブレーキは片ぎぎのパコパコ状態。

 そして・・・、

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 前三枚のクランクに・・・、

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 リア一枚テンショナー付き・・・。ここまで頑張ってやりました!という感じが伝わってきます。色々考えて、センスを磨いて、理想に近づけてきたものの、改造道半ば!てなもんでしょうな。どなたかの破綻した経済政策の後に付ける決まり文句「道半ば」てなもんです。

 いえいえ、こちらの方がずっと「真摯」で「謙虚」で「丁寧」で、ちゃんと熱意がこもっていますわ。

 どうもここまで自分でやってみたんだが、この車体は人に譲るらしいので、完璧な形にして欲しいということ、まじめです!謙虚です!実に丁寧で真摯な発想です!

 最近この手の言葉が、ゴロツキどもに中抜きされ、そ誤用がきわめて深刻ですが、本来はこのように使用するのであります。

 なわけで、細部の調整をしていきます。

 この車体でクランクの三枚はいらないでしょう、ということで、
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 センターとインナーの二枚を外して、一枚にしました。

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 チェーンリンクをインナーに持ってくることで、チェーンラインを修正します。

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 テンショナーの関係でスプロケ側を外に出すよりも、前のチェーンリンクを奥に入れる方が手っ取り早いということで・・・。

 まあ、常々考えるのが、チェーンは出来れば車体に近い方にセッティングする方が、力が逃げないだろうと推測できますね。車体から離れれば離れるほど、クランクというか長いBBのテコによってチェーンは外にたわんでしまいます、つまり力が逃げる。

 な・の・で!本来スプロケは、内側をトップにした方がいいんじゃないか?というのが勝手な店主の持論です。つまり今のスプロケ、ローが内側でトップが外側という形式を全く逆にしてしまうという発想です。最も力のかかるゴールスプリントのような場面で、チェーンが車体に近い状態にする方が、力が逃げないんじゃないか?

 最も前のチェーンリンクも大小逆にしないといけませんが・・・。シマノさーんきいてますかー・・・・、いや、こういうのはスラムさんの方が機敏に反応するかしら?

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 ブレーキの片ぎぎも直して・・・、そうあともう一つミッションがあった。それは、日常使いには欠かせないもの。といっても、この手のセンスを乗せた自転車に無造作にやってはぶち壊しになってしまう・・・というもの。

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 こいつであります。んん?わかりにくい?延長金具が付いていますが・・・。

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 カゴでありますね。こいつはビーチクルーザーなどに使われる、広いが浅いカゴ。目が粗いので、ものによっては下にすり抜けてしまうが、こうした車体にはうってつけだわな。

 ということで、要所を締めて、カゴ付けて、これで安心して他人様の手にお渡しすることが出来るようになりました!

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 完成!まさしく謙虚で、真摯で、丁寧というのはこうした姿勢、展開をいうのであるよ!

目的はあとから付いてくる



 このところ、この手の自転車が出来つつあるところから、その一台か?と思いきやなんだがな。

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 このようなスタッカートのフレーム、実用車のフレームを利用して

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 ドロップハンドルで組んでしまう。通常ドロップハンドルは前三角のしっかりしたものだ。それを逆張りで以てやってしまう、新進気鋭の自転車作家、清水さんのセンスにまかせたものだが、これが単に奇をてらってばかりではないらしいことが分かってきた。
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 リアをシングルにしているのだ。ということは・・・シングルピストのスタッカート版を想定したのか?と思えてくるんだがね。

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 確かに、フロントシングルなもんで、まあ、これで決まりかな?こいつは跨がりやすいピストとして、こうさくされた?のか?

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 ところが、リアに荷台がしっかり付いている。

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 リアどころかフロントにも荷台が付いている。ということは・・・、こいつは時に寝袋等を積んで走るツーリング車を想定して作られたのかな?とも思えてくる。

 しかし、ツーリング車として作るのなら、前後ともシングルというのは、ちょっとあり得ないんじゃない?多少の荷物に、山国の日本を移動するのに、シングルだとコースが限定されてしまうだろうねえ・・・。

 一体どんな状況を想定して作られた自転車なんだ?

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 サドル高はしっかり出るので、それなりに走るんだが・・・。

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 一体君は何者なんだ?ピスト系なのか?ツーリング系なのか?

 なこと考えながら、試乗していると・・・。これってルーティーンのように、行くコースが決まっているところで、限定された荷物を積んで走って行くのには向いている・・・というより、そういう走り方、使い方しか、思い浮かばないんだけど。

 でもまあいい、ものはもうこのように組み上げられて具現がされているんだ。もちろんしっかり過不足なく走る。

 そう、走りながら後ろを振り向くと、なんと目的があとから付いてきそうな車体なのだ。通常は、目的を追いかけて、手段として走るというのが圧倒的に多いはずなのに、こいつはあとから目的が付いてくるというやつ、という訳か。

 まあ、そうであれば、そうとして面白い。

 目的や、理由なんてあとから付いてくる、それよりも目の前にあるパーツ群に呼ばれながら、嬉々として組み付けていく清水さんという気鋭の作家がいる、ということかもしれない。

 目的や、理由を跡づけて考えてくれる方、お待ちしていますわよ!

年四回の狸祭 二月にやります!寒いなりの秘策あり

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 毎度好評いただいています、狸祭ですが、昨年十一月半ばに行い、あっという間の三ヶ月・・・というか二月の二十三日に、次回の狸祭が決定となりましたので、告知いたします。

 もちろん遊びに来てください!は当たり前ながら、出展者の方々も募集いたします。すでに飲食系は決まりつつありますが、物販や、マッサージなどの技系の募集はドシドシ行っている次第ですね。

 狸祭、つまりは自転車屋の軒先で開催というので、自転車パーツの販売なんていうのも大いにありですね。古物市・・・、おもちゃから、衣類、靴、日用品などもいいかもしれません。

 あとやっぱりマッサージ系が受けがいいです、毎回。手だけ、足だけ、頭だけ、お灸や、オイルを使用しての色々あるようですね。

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 手作りの物なんていう出展もいいですわ。

 そうそう、開催が二月の寒い時期ということで、薪ストーブ、七輪なども各所に用意していこうと思いますよ。

 そして、マッサージ系の店は、外ではなく、二回の響床で、暖房して、絨毯や布団などを敷いて、行っていこうか?なんてことも考えています。

 寒い時期なら、それなり楽しまないとね。

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 飲食は結構おなじみさん、寒い中、七輪の前で飲むビールもまた最高!もちろん温かいコーヒーも、甘酒なんかも出展しますよ。そして食べ物、この分野も鉄板化してきています、今後は飲食の出展者で事前打ち合わせをして、よりいい提供をなんて考えています。
 
 変更するかもしれませんが、今のところ、店主は久々の黒カレーなんかもいいかもしれない、と思っています。前回だるまさんの作った牛すじカレーも受けてましたんで、ダブルカレーで以てやるのもいいかも、そして麻婆豆腐も多分鉄板でしょう。

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 昼前の10時頃から始まって、5時ぐらいまでかな?寒い中、対策含めて、寒さならではの展開でやっていこうと思います!

 まだまだ出展希望者募集です!もちろん当日遊びに来られる方もね!!!

初ポダリング



 ショップなんだから、もっとやればいいのに、というご助言もいただきますね、走行会というやつ。
 
 ガッツリ走るというよりも、飲食からめてのんびり武蔵野を走る、ってんでいいんじゃない?とも思いますが。実際にやるとなると、何かと大変で、どうも腰が重くなってしまうのは良くないことですね。

 そういう怠けをキッチリと直す、という意味で走ってきました。

 といっても、サイクリング以下のポダリングですが。

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 途中、まだ病み上がりだった子狸が、父ちゃんのスピードが速い!とブー垂れられて、少し反省。こいつと行くときにレーサーはダメですね。もっと重くて鈍重な走りをする車体でないと、どうしても差が出来てしまう。

 確かフェイスブックとかの四年前の初ポダリングでは、レーサーの後ろに子載せを付けて、やつを乗せて走っていたんだが、ある意味デカくはなった。そして5年ごとなると、父ちゃんおせーよ!と来るかな?付いてきたらの話だが。

 途中コンビニで休んだりして、機嫌を直した子狸と目指したのが・・・、

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 なぜか大國霊神社なのでありました。府中にあるデカイ神社ですね、当店近くの東伏見稲荷とこの辺では二分する?くらい人が多い、確かに四列ぐらいになって、参道は人であふれかえっていました。

 少し前はこの手の参拝というのも重要かという気持ちもありましたが、どうも神様にも深度があるようで・・・、今ちょっと店主はこの手は控えている・・・という状況ですね。この手の話はまた別の機会に・・・・。昨年は天皇が変わっただの、新元号だのと大騒ぎだったらしく、テレビ等のマスコミというものから距離を置く身としては、我関せず、全く関せずできておりまして。

 明治以降、国家神道として舗装されてしまった、その下に一体何があったのか?その虚実についてもう少し深められたらいいのかも、とも思うようになってもおりますな。

 そもそも平等であるはずの人間に対して格差としての上下を設け、その根拠と「正統性」を神話にさかのぼって裏付けんとする浅薄は発想と、それを利用し「平民」の分際ながら平民に対して居丈高に振る舞おうとする軽薄なものどもとは、距離を取りつつ、神なり、信仰なり、祈りなりをどう捉えるか?というデカイ問題について、少しうろつく必要はあろうか、と思っています。

 ひょっとして聖人としての動きをしていたかの如き中村哲さんは、アフガンの地で命を奪われた。そこに神はおはすのであろうか?と問うた人は多くいたかもしれない。

 しかし、もしそのような聖人を加護するのが「神」であるならば、そもそも「神」は、そうのような聖人を必要とする世の中をつくるはずはないはずなのに、と一人の愚者は思わざるを得ない。

 どうもその手の次元のところに神はいないようだと、してみよう。ではどの次元に神はおはすのか?

 次元が分からないにもかかわらず、神を信じざるを得ないという信仰とは何なのか?

 思わず手を合わさざるを得ない祈りとは何なのか?

 にもかかわらず、クリスチャンでもあった中村氏は一体何を信仰されていたのだろうか?

 仏教者である店主は悩むのである。仏教者である店主は深い意味での無神論者であろうと自覚した。そんじょそこらに神はいない、目の付くところどこを探しても神などあろうはずもない、と。ひょっとして・・・

 新年早々もっと考えねばね。

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 ところでなぜ大國霊神社なのか?ということで、それは・・・、

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 いつも何かとお世話になっている、同級生のお方が、この期間そこで、串焼き屋として出展しているからなのだ。大晦日から五日間ほど張り付いての大仕事、最初の数日は車の中で寝るそうだ。

 そんなこんなで、串焼き食べにということでお邪魔したところ、系列の仲間連中からあれやこれやと供出してもらって、手に余るほどの「買い食いセット」の山となった!

 なるほど、普通の方々を狙った商品っていうのは分厚くて、こういう所に手の届くものなのね、と大変勉強になりましたわ。狸祭で応用編だわな。

 いや、もう串焼きから、たこ焼き、チーズドッグ、チーズ揚げ、じゃがバター・・・・と、遠回りして帰らないと、と思うくらいの大盤振る舞いを受けました、ありがと!

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 途中、府中市民公園によって、休憩兼子狸のお遊びをして、

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 大森さん、清水さん、そして店主と今年にまつわる最高経営会議を行い、丸っと一回りして、帰って参りました。

 清水さんはあのミケ号で走りまして、今回のサイクリングで、ウェアがいかに大切かということを知ったようですね、もうヒートテックは着ません!といってましたね。

 そして、今年は長野の地元のヒルクライム出たいと、体重計を買って、人車ともに発展していく展開になりそうです。

 また、大森さんとは、廃業か存続かをかけて、今年をどう乗り切るか?ということで足をそろえていくことに。

 本当マジやらないと・・・、このままではほぼ確実に廃業となるでありましょう。縮小ではありません・・・。縮小して存続させる体力すら無い・・・ということなんでね。

 なので、マジで踏ん張らないといけませんわ。

 やりまっせー!!!!

試乗車完成 データ取るぞー



 店主自分の自転車ながら、やっぱり自画自賛じゃないが、いいねえ、この無愛想な出所不明感が。

 多分当店作のものに反応してくださる方々は、出所不明、仕様不明・・・というところではないか?なんて勝手に思っているんですね。

 ブランドの好きな方はそれはそれで。そのメーカーのデカールが付いているから(宣伝している)といって、決して安くなるわけではないが、そのブランドに乗りたくなるように、選択をしてもらうようにする、というのがまさにブランドが引いた線路のようなもんですな。

 ブランドはモノ+線路が付いている、だから売るのが比較的楽・・・といっても線路から色々指示が来たりと大変なこともあるようですがね。

 一方真の無印、出所不明、仕様不明車体は、線路のようなものは一切付いていないんです、だから単独でたどり着いて、単独で乗りつつ温めていかないといけない、その人なりの温め方というのが、やっぱりできてくるといい訳で、まあ何というかその人なりの味といいますか?そういう所を応援していきたいなあ、などとも思うわけであります。

 なもんで、コイツもそんな車体の典型のようなヤツですね。

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 もう25年以上乗っているかな?チタンフレームです。多分パイプは住金ものかと。

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 この状態で酸化しているのでこれ以上は錆びません。無愛想だが塗装もないので、輪行などで傷が付くなんていう心配もありません。

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 古い時代のレコード、10速が付いています、このエルゴ好きなんですわ、使い勝手もぜんぜん落ちませんね。いい時代のカンパの象徴するようなパーツだわ。

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 昔は男ギアが付いていたんですが、年寄りになってから、コンパクトに。その頃からシルバーが袖にされていたんで、最後のアテナだったかな?駆け込み状態。

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 そして予想は付くと思いますが、この辺がまたメチャクチャなシマノ77デュラのリアディレーラーなもんで、コイツは9速。いわゆる典型的なシマニョーロってやつですね。

 もうこの仕様で・・・、10年以上乗っていると思う。

 で、コイツに気合いを入れたのが、自分を人体実験ということで、前段ご紹介したカーボンリムでもって組んでみたやつを履かせてみたわけです。

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 軽量ながら、WOです、コイツの兄弟のチューブラーはもっと軽量・・・。

 リムハイト21㎜、最近やたら厚いリムが流行っているんで(88㎜とかもある)、わざと逆張りをして、21㎜に。

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 前輪二本取り、一ねじり。

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 後輪フリー側四本取り一ねじり、反フリー側は二本取り一ねじりという仕様です、ハブはTNIの軽量系、面白くないくらい回転もいい。多分出所はノバッテックでしょうね、そっくりだし。

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 手頃でスキンサイドといえば、かつてはチャレンジもんだったんですが、カワシマさんがやめてしまったらしく、大変困っていたところ、ヴェロフレックスさんでもって、手頃なスキンサイドを出してきた。

 捨てる神あれば拾う神あるだね。そして、このタイヤがまたいい、サイドが柔らかいしね、グリップいいし、軽量だし・・・。これが五千円台で購入出来るというのはありがたい!

 ほんでもって短い距離だが乗ってみた感じは、やはり登りはいいね。体重減らせばもっといいだろうということは分かるが、今の体重でも、神社脇などの劇坂なんて事無くスイスイといけます。

 そして、組んでいたときに感じていたことだが、完組カーボンの嫌らしい固さがない。今回の件で分かったこと、店主はスポークのテンションのある程度高いいわゆる「固い」ホイールは好きなんだが、リムの固いホイールは嫌いであることが判明。走っていて、芯のある円がイメージされる、たまにある完璧に近い完組ホイールは、ダメだね、あれは勘違いしてしまう。

 リム自体は多少柔らかくとも、それをスポークテンションを高めに取るというのがいいですね。あの狂いまくったDTの585だって、恐ろしい完組のリムの固さからすれば、かわいいもんだという事も再確認だな。

 あのくらいのリムなら、どんなにスポークテンション上げても、好みの範囲は変わらない・・・。そういうことだったのね。

 ただ、後輪から踏み回すと音がすることが判明、これはクランクの回転には関係なく起こるので、コイツを乗りながら解明していくというのが、この手組ホイールの試乗の意味となりそうだ。

 薄々、ここかな?という見当はつき始めているので、今後そいつを追い込んで、、見つけては、対策を取りましょうということね。

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 うん、なかなかよしということに、いたしましょう!

プロフィール

狸サイクル 店主 遠山健

Author:狸サイクル 店主 遠山健
狸サイクルと書きまして、リサイクルと読みます。
中古フレームは化かしますが、お客は化かしません。自転車提供を始めて17年。
今までは口コミ中心でしたが、今後はこうしたメディアを利用しながら、求められるところを彷徨していきます。

 店の所在
〒202-0014
東京都西東京市富士町6-6-13
TEL・fax042-445-0487
携帯070-5083-6962
アドレス to.ke@mx1.ttcn.ne.jp

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